JP2015016674A - 組合せ定規 - Google Patents

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Abstract

【課題】短尺の定規を簡単に複数継ぎ合わせて、確実に真直な長尺の定規とすることができる組合せ定規を提供する。
【解決手段】形状と寸法が同一の複数の単位定規からなる組合せ定規であって、単位定規10は、対向する2辺が平行で持ち運び容易な短尺の長手状部材11の中心線C上の両端部付近にそれぞれ内歯車状凹部16と外歯車状突部18とを設け、かつ両者の歯数と大きさを同じにして各単位定規間で互いに着脱可能に嵌り合うようにし、しかも 内歯車状凹部16と外歯車状突部18の歯数が偶数のときには前記長手状部材11の中心線C上における内歯車状凹部16と外歯車状突部18の歯形はそれぞれ歯底部と歯先部、もしくは歯先部と歯底部とし、各単位定規10の内歯車状凹部16と外歯車状突部18とを嵌り合わせて同方向に継ぎ合わせたとき真直な長尺の定規となるように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、定規に関するものであり、特に持ち運び容易な短尺の定規を、複数継ぎ合わせて長尺の定規として使用できるようにした組合せ定規に関するものである。
従来より製図等において長い線を引く場合には、長尺の定規等を使用して行うのが通常である。しかし、長尺の定規はかばん等に入れて持ち運ぶことが困難であるという問題点がある。そこで、持ち運び可能な短尺の定規を使用時継ぎ合わせて長尺の定規とすることが考えられる。しかし、このような定規は複数の定規を精度よく真直状態に継ぎ合わせることが難しく、また継ぎ合わせ作業が煩わしい等のためか、従来より提案されていない。
そこで、特開2009−196268号公報の図4に示すように、短尺のサイズの異なる複数の箱形筒状部材を順次内側に納めるようにして、使用時には引き出して長尺とし、運搬時には元のように納めて短尺とする構造の伸縮自在の定規が考えられる。
しかし、このような構造の定規では、使用時長尺として使用する場合には、箱形筒状部材の継ぎ目に、その筒状部材の板厚分の段差を生じ,真の真直状態にはならないので、真っ直ぐな線が引けないという問題点があった。
特開2009−196268号公報
解決しようとする問題点は、短尺の部材の複数を着脱可能に継ぎ足して長尺の定規とすると真直の線が引き難い点であり、短尺の部材の継ぎ足しが煩わしく、手間が掛かる点である。
そこで,本願発明者は種々研究を続けているうちに、本願の実施例記載のように継ぎ足すべき短尺の部材の両端部にそれぞれ内歯車状凹部と外歯車状突部とを設け、短尺の部材の一端部の内歯車状凹部に、隣接する他の短尺の部材の外歯車状突部が着脱可能に嵌合され,同短尺の部材の他端部の内歯車状凹部に、さらに他の短尺の部材の外歯車状突部が同様に嵌合され、以下同様にして複数の短尺の部材を継ぎ足すことにより、継ぎ足しが簡単容易で、真直な線を引くことができる長尺の定規が得られることが分かり、本願発明を想到するに至ったものである。
本発明はこのような事情を背景としてなされたものであり、本発明は複数の短尺の定規を着脱可能に継ぎ足して長尺の定規としても真直の線を引くことができ、かつ短尺の定規の継ぎ足しが容易で、手間が掛からない組合せ定規の提供を目的とするものであり、次のように構成される。
A 形状と寸法が同一の複数の短尺の単位定規からなる組合せ定規であって、単位定規は対向する2辺が平行な所定幅で所定の厚さと、短尺の所定長さを有する長手状部材の一端部側には長手状部材自体の厚さの1/2の下半分が切り欠かれた形状の下方切欠突出部が形成されると共に他端部側には長手状部材自体の厚さの1/2の上半分が切り欠かれた形状の上方切欠突出部が形成され、さらに下方切欠突出部には長手状部材の幅の中心線上に内歯車状凹部自身の中心が位置する状態に内歯車状凹部が形成されると共に上方切欠突出部には長手状部材の幅の中心線上に外歯車状突部自体の中心が位置する状態に外歯車状突部が上向きに突設され、かつ内歯車状凹部と外歯車状突部は歯数と大きさが同じで、かつ各単位定規間でそれぞれ互いに脱着自在に互いに嵌合可能なサイズとされ、しかも歯数が偶数のときには前記長手状部材の幅の中心線上における内歯車状凹部の一端側と他端側では歯底部が、外歯車状突部の一端側と他端側では歯先部が位置し,あるいは内歯車状凹部の一端側と他端側では歯先部が、外歯車状突部の一端側と他端側では歯底部が位置してなるようにした組合せ定規。
B A項記載の組合せ定規において、各単位定規の内歯車状凹部は長手状部材の下方切欠突出部を貫通すると共に内歯車状凹部に嵌合した外歯車状突部の端面は長手状部材上面と同じかあるいは低くなるようにされている組合せ定規。
C A項またはB項記載の組合せ定規において、下方切欠突出部の切欠きを該下方切欠突出部の厚さ方向に所定寸法深くあるいは浅くしたときには、上方切欠き突出部の切欠きを該突出部の厚さ方向に所定寸法浅くしあるいは深くするようにした組合せ定規。
D A項〜C項ののいずれか1項に記載の組合せ定規において、内歯車状凹部と外歯車状突部の歯形は三角歯、台形歯その他脱着可能に嵌り合い得る種々の歯形を含むものである組合せ定規。
E A項〜D項のいずれか1項に記載の組合せ定規において、単位定規の内歯車状凹部と外歯車状突部とは歯数が同数で、かつ歯数は12または24である合せ定規。
F A項〜E項のいずれか1項に記載の組合せ定規において、単位定規の内歯車状凹部と外歯車状突部の偶数の歯数に代えて奇数の歯数とし、かつ内歯車状凹部と外歯車状突部の中心を通る中心線上における内歯車状凹部の歯部は内歯車状凹部自体の一端側では歯底部、他端側では歯先部であり、外歯車状突部の歯部は外歯車状突部自体の一端側では歯先部、他端側では歯底部となり、あるいは内歯車状凹部の歯部は内歯車状凹部自体の一端側では歯先部、他端側では歯底部となり、外歯車状突部の歯部は外歯車状突部自体の一端側では歯底部、他端側では歯先部となるようにした組合せ定規。
G A項〜F項のいずれか1項に記載の組合せ定規において、単位定規の長手状部材は幅方向の一面側は平面であり、内歯車状凹部と外歯車状突部は、長手状部材の一面側の平面から所定寸法離れた平行線上に位置するが、長手状部材の幅方向の他面側は必ずしも平面ではなく、また他面側が平面てあったとしても一面側と平行とは限らないものである組合せ定規。
H A項〜G項のいずれか1項に記載の組合せ定規において、各単位定規の長手状部材の長さは必ずしも同一とは限らないものである組合せ定規。
本発明は、以上のように構成されているので、次のような効果を奏する。
複数の短尺の定規(単位定規)を継ぎ足して長尺の定規とする場合において、
(1)継ぎ足しが簡単容易で手間が掛からない。
本発明の複数の短尺の定規(単位定規)は、各部の寸法が同一で、かつその一端部側と他端部側にそれぞれ設けられた内歯車状凹部と外歯車状突部とは、歯数と大きさが同じで着脱自在に互いに嵌合可能なサイズとされているので、各短尺の定規同士間の接合は、それぞれ隣接する短尺の定規(単位定規)の内歯車状凹部と外歯車状突部とを嵌め込むだけでよいので、継ぎ足しが簡単容易で手間が掛からない。
(2)真直の状態に継ぎ足すことが容易である。
短尺の定規を構成する長手状部材は、対向する2辺が平行な所定幅と所定の厚さと所定長さを有し、その幅の中心線上において、その一端部側と他端部側には、それぞれ歯数と大きさが同じで、かつ歯数が偶数である外歯車状突部と内歯車状凹部が設けられ、かつ本発明の組合わせ定規を構成する複数の短尺の定規(単位定規)間では両者は互いに着脱可能に嵌合できる大きさに構成され、しかも、歯数が偶数で前記長手状部材の幅の中心線上に、それぞれ内歯車状凹部の中心に対して対称な2個所の歯底部と、外歯車状突部の中心に対して対称な2個所の歯先部が位置(図1(ハ)参照)し,あるは内歯車状凹部の中心に対して対称な2個所の歯先部と、外歯車状突部の中心に対して対称な2個所の歯底部が位置するように構成されたのである。従って、最初の短尺の定規(単位定規)と継ぎ足すべき短尺の定規(単位定規)の中心線を合わせ、次いで最初の短尺の定規(単位定規)の内歯車状凹部を、継ぎ足すべき短尺の定規(単位定規)の外歯車状突部に嵌合させれば、両短尺の定規(単位定規)は真直に継ぎ合わせされることになる。また、逆に最初の短尺の定規(単位定規)の外歯車状突部を、継ぎ足すべき短尺の定規(単位定規)の内歯車状凹部に嵌合させても同様である。
(3)継ぎ足しが確実で長尺としても狂いが生じ難い利点がある。
内歯車状凹部の歯部全体と外歯車状突部の歯部全体とが、嵌り合い、噛み合って接合されるので、その継ぎ足しは確実で,長尺としても強固で、狂いが生じ難い。
(4)長尺の定規を短尺の定規(単位定規)に分解することも容易である。
単体の短尺の定規(単位定規)同士の内歯車状凹部と外歯車状突部との嵌合を外せば、容易に単体の短尺に分解できる。
(5)短尺の定規(単位定規)同士を継ぎ合わせる際所要の角度位置を選べば、簡単に所望の角度定規となる。
例えば、歯数を12とすれば1歯当たりの角度は360度/12=30度であるから、
短尺の定規(単位定規)同士を継ぎ合わせを、真直状態から1歯宛ずらせば、30度、60度、90度の角度定規となる。また、歯数を24とすれば、ずらす歯数を適宜選ぶことにより、30度、45度、60度、90度等の角度定規とすることができる。
(イ)は本発明の組合せ定規を構成する短尺の定規(単位定規)の実施例を示す、一部断面を含む平面図、(ロ)は同実施例の正面図、(ハ)は同実施例で内歯車状凹部と外歯車状突部の歯数が偶数である場合における、歯部の位相的位置関係の一例を示す説明図である。 (イ)は複数の同実施例を継ぎ合わせた状態を示す平面図、(ロ)はその状態における正面図、(ハ)は複数の前記実施例を継ぎ合わせる場合の準備段階を示す説明図である。 前記実施例で内歯車状凹部と外歯車状突部の歯数が奇数である場合における、歯部の位相的位置関係の一例をを示す説明図である。 (イ)〜(ニ)は前記実施例を角度定規として使用するときの説明図である。 (イ)は前記実施例の単位定規の変形例を示す平面図、(ロ)はその状態における正面図、(ハ)は複数の前記変形例を継ぎ合わせる場合の準備段階を示す説明図である。
本発明の組合せ定規は、形状と寸法が同一の複数の短尺の定規(単位定規)により構成されるが、単位定規は断面が4角形で対向する2辺が平行で所定幅、所定厚さの、短尺の長手状部材の両端部側には、それぞれ長手状部材の厚さの下半分が切り欠かれた下方切欠突出部と厚さの上半分が切り欠かれた上方切欠突出部が形成され、さらに下方切欠突出部には長手状部材の幅の中心線上に内歯車状凹部が形成されると共に上方切欠突出部には前記中心線上に外歯車状突部が上向きに突設され、かつ内歯車状凹部と外歯車状突部は歯の数、形状、大きさを同一にし、単位定規間では互いに脱着自在で嵌合可能に、かつ両歯部の位相関係は特定されてなり(図1(ハ)、図3参照)、かかる複数の単位定規により組合せ定規が構成される。
図1において、10は本発明の実施例に使用する短尺の定規(単位定規)であり、この
短尺の定規(単位定規)は、断面が四角形であり対向する2辺が平行な所定幅で所定の厚さと短尺の所定長さを有する長手状部材11の一端部側には長手状部材自体の厚さの1/2の下半分が切り欠かれた形状の下方切欠突出部12が形成されると共に他端部側には長手状部材自体の厚さの1/2の上半分が切り欠かれた形状の上方切欠突出部14が形成され、さらに下方切欠突出部12には長手状部材11の幅の中心線C上に内歯車状凹部自体の中心が位置する状態に内歯車状凹部16が形成されると共に上方切欠突出部14には前記中心線C上に外歯車状突部自身の中心が位置する状態に外歯車状突部18が上向きに突設され、かつ内歯車状凹部16と外歯車状突部18は歯数と大きさが同じで、かつ各短尺の定規(単位定規)10間でそれぞれ互いに脱着自在に互いに嵌合可能なサイズとされている。なお、外歯車状突部18の設置は、図示は省略しているが、別個に作った外歯車状突部をその下面側に形成されたやや小径の突出部を上方切欠突出部の所定位置に形成された円孔等に圧入し、あるいは接着等により取り付けるようにしてもよい。
短尺の定規(単位定規)10は、内歯車状凹部16と外歯車状突部18の歯数が偶数のときには、図1(ハ)に示すように前記中心線C上にそれぞれ内歯車状凹部16の歯底部17、17と外歯車状突部18の歯先部19、19が、(あるは内歯車状凹部の歯先部と外歯車状突部の歯底部が)位置してなるようにされている。
図2(イ)、(ロ)は、形状と寸法が同一の複数の短尺の定規(単位定規)10を継ぎ合わせて長尺の真直な定規とした状態を示す。同図では便宜上短尺の定規(単位定規)を端から10a,10b、10c、…で示している。その継ぎ合わせは、図2(ハ)に示すように互いに隣接する短尺の定規(単位定規)10aと10bの外歯車状突部18と内歯車状凹部16とを嵌め合わせて行う。その際、各長手状部材11の中心線Cを真直な状態に継ぎ合わすと容易に真直な長尺の定規となる。このように複数の短尺の定規(単位定規)10a、10b、10c、…を継ぎ合わせることが簡単で、かつ真直に継ぎ合わせることが容易である。
図3は、内歯車状凹部26と外歯車状突部28の歯数が奇数の場合における各歯部の位相的位置関係を示す。中心線C上で内歯車状凹部26の歯底部20、歯先部21、外歯車状突部28の歯先部22、歯底部23の順に(あるいは内歯車状凹部26の歯先部、歯底部、外歯車状突部28の歯底部、歯先部の順に)位置している点で、歯数が偶数の場合と異なる。なお、効果におにいて、各短尺の定規(単位定規)の継ぎ合わせが簡単なこと、真直に継ぎ合わせることが容易なことは、偶数の場合と同様である。
図4は、角度定規として使用した一例を示す。内歯車状凹部と外歯車状突部との嵌め合いの角度位置を変えることにより容易に角度定規として利用できる利点がある。
同図は内歯車状凹部と外歯車状突部の歯数を24とした場合の一例であり、歯数を24とすれば、15度、30度、45度、60度、75度、90度等の角度定規となるが、同図(イ)〜(ニ)は。15°の2倍、3倍、4倍、6倍にした例を示す。
前記各実施例では、長手状部材は同じ長さのものを使用したが、異なるものを使用することも可能である。また、長手状部材は幅方向の両面が平行でなくても、幅の一面から一定寸法の平行線上に内歯車状凹部と外歯車状突部とを配置できる場合には使用可能である。
図5は、直線引き専用の単位定規30の実施例を示す。前記実施例の単位定規10の製造方法を若干変更した変形例である。単位定規30は所定幅で長さも厚さも同じ長手矩形状板材32,34を上下に重ねると共に所定寸法ずらした状態で接着し一体にしたものであり、その左端側と右端側が、それぞれ前記実施例の単位定規10の下方切欠突出部、上方切欠突出部に相当する。長手矩形状板材32の左端側にはその中心線C上に内歯車状凹部36が、 長手矩形状板材34の右端側にはその中心線C上に外歯車状突部38が設けられる。長手矩形状板材32,34としては種々の材質が考えられるが、例えば透明の合成樹脂板等でもよい。
外歯車状突部38の設置は長手矩形状板材32,34と類似の板材や別の板材を打ち抜いて作ったものを所定位置に接着するか、あるいはその下面側に形成されたやや小径の突出部を長手矩形状板材34に形成された円孔に嵌め込んだり、接着等により取りつけてもよい。
図5(イ)、(ロ)に示す長手矩形状板材32の左端部から内歯車状凹部36の中心までの距離Aと長手矩形状板材32の右端部から外歯車状突部38の中心までの距離Bを同じとし、または長手矩形状板材34の左端部から内歯車状凹部36の中心までの距離Eと長手矩形状板材34の右端部から外歯車状突部38の中心までの距離Fを同じにされている。
ところで、内歯車状凹部と外歯車状突部とを嵌合させるには、その両者の軸心同士を一致させると共に両者が互いに嵌り合うように歯形の位相を合わせなければならないので、通常の場合はある程度時間が掛かる。ところが、図5に示す単位定規30は前述のように構成されているので、複数の単位定規間の内歯車状凹部36と外歯車状突部38の嵌め合いが簡単に行えるので、複数の単位定規の継ぎ足しが、簡単迅速にできるという効果を奏する。
というのは、図5(ハ)に示すように単位定規30bの長手矩形状板材32の左端側の端面mと内歯車状凹部36の軸心までの距離(=A)と単位定規30aの板材32の右端側の端面nと外歯車状突部38の軸心までの距離(=B)とは同じにされているので、
単位定規30aの板材32のの端面nに単位定規30bの板材32の端面mを押し当てると端面m、nから内歯車状凹部36と外歯車状突部38の両軸心までの距離は一致し、端面mn間で摺接しても変わらない。また、内歯車状凹部36と外歯車状突部38の歯形は図1(ハ)、図3に示すように互いに嵌り合うように設定されており、端面mnを摺接させても変わらない。
従って、単位定規30aの端面nと単位定規30bの端面mとを軽く接触する状態に押圧しつつ、同時に内歯車状凹部36の下面側と外歯車状突部38外歯車状突部38の上面側とが軽く接触する状態に押圧しつつ、単位定規30aと30bとを相互に前後させると、極めて簡単に嵌合させることができる。すなわち、複数の単位定規30を簡単かつ迅速に継ぎ足し(接続)することができる。
以上本発明の一実施例について説明したが、本発明の要旨を変更しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることはもちろんである。
10、30 短尺の定規(単位定規)
11 長手状部材
12 下方切欠突出部
14 上方切欠突出部
16、26、36 内歯車状凹部
17、20、23 歯底部
18、28,38 外歯車状突部
19、21,22 歯先部
32、34 長手矩形状板材

Claims (8)

  1. 形状と寸法が同一の複数の短尺の単位定規からなる組合せ定規であって、単位定規は対向する2辺が平行な所定幅で所定の厚さと、短尺の所定長さを有する長手状部材の一端部側には長手状部材自体の厚さの1/2の下半分が切り欠かれた形状の下方切欠突出部が形成されると共に他端部側には長手状部材自体の厚さの1/2の上半分が切り欠かれた形状の上方切欠突出部が形成され、さらに下方切欠突出部には長手状部材の幅の中心線上に内歯車状凹部自身の中心が位置する状態に内歯車状凹部が形成されると共に上方切欠突出部には長手状部材の幅の中心線上に外歯車状突部自体の中心が位置する状態に外歯車状突部が上向きに突設され、かつ内歯車状凹部と外歯車状突部は歯数と大きさが同じで、かつ各単位定規間でそれぞれ互いに脱着自在に互いに嵌合可能なサイズとされ、しかも歯数が偶数のときには前記長手状部材の幅の中心線上における内歯車状凹部の一端側と他端側では歯底部が、外歯車状突部の一端側と他端側では歯先部が位置し,あるいは内歯車状凹部の一端側と他端側では歯先部が、外歯車状突部の一端側と他端側では歯底部が位置してなるようにした組合せ定規。
  2. 請求項1記載の組合せ定規において、各単位定規の内歯車状凹部は長手状部材の下方切欠突出部を貫通すると共に内歯車状凹部に嵌合した外歯車状突部の端面は長手状部材上面と同じかあるいは低くなるようにされている組合せ定規。
  3. 請求項1または2記載の組合せ定規において、下方切欠突出部の切欠きを該下方切欠突出部自体の厚さ方向に所定寸法深くあるいは浅くしたときには、上方切欠突出部の切欠きを該上方切欠突出部自体の厚さ方向に所定寸法浅くしあるいは深くするようにした組合せ定規。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の組合せ定規において、内歯車状凹部と外歯車状突部の歯形は三角歯、台形歯その他脱着可能に嵌り合い得る種々の歯形を含むものである組合せ定規。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の組合せ定規において、単位定規の内歯車状凹部と外歯車状突部とは歯数が同数で、かつ歯数は12または24である合せ定規。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の組合せ定規において、単位定規の内歯車状凹部と外歯車状突部の偶数の歯数に代えて奇数の歯数とし、かつ内歯車状凹部と外歯車状突部の中心を通る中心線上における内歯車状凹部の歯部は内歯車状凹部自体の一端側では歯底部、他端側では歯先部であり、外歯車状突部の歯部は外歯車状突部自体の一端側では歯先部、他端側では歯底部となり、あるいは内歯車状凹部の歯部は内歯車状凹部自体の一端側では歯先部、他端側では歯底部となり、外歯車状突部の歯部は外歯車状突部自体の一端側では歯底部、他端側では歯先部となるようにした組合せ定規。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の組合せ定規において、単位定規の長手状部材は幅方向の一面側は平面であり、内歯車状凹部と外歯車状突部は、長手状部材の一面側の平面から所定寸法離れた平行線上に位置するが、長手状部材の幅方向の他面側は必ずしも平面ではなく、また他面側が平面てあったとしても一面側と平行とは限らないものである組合せ定規。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の組合せ定規において、各単位定規の長手状部材の長さは必ずしも同一とは限らないものである組合せ定規。
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