JP2015016425A - 触媒支持装置取付治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 管板に対する反応管の取付作業を容易にする。【解決手段】 触媒支持装置取付治具1は、軸方向一端側の周壁にスリット状の係止溝3を備えた、筒状部材2の軸心部に、回転軸4を回転自在に保持させ、回転軸4の先端側の突出端部には、クレビス状の係合用突起7を設け、回転軸4の基端側の突出端部には、ハンドル8を取り付けた構成とする。係止溝3に触媒支持部材の捩じり力付与部を係止させた状態で、触媒支持装置のコイル巻き部を筒状部材2の先端部に被せた後、ハンドル8を回転させて係合用突起7を係止させた触媒支持装置の先端側の触媒受け部を、コイル巻き部の巻きを増加させる方向へ回して、コイル巻き部を縮径させる。この状態で、触媒支持装置と一緒に筒状部材2の先端部を反応管に差し込んだ後、ハンドル8の拘束を解くことで、触媒支持装置のコイル巻き部を反応管の内側で拡径させて、その位置に触媒支持装置を保持させる。【選択図】図1

Description

本発明は、多管式反応器の反応管の内面に密着させるためのコイル巻き部と、該コイル巻き部の軸方向の一端側に設けた触媒受け部とを備える形式の触媒支持装置を、反応管の下寄り端部に挿入して取り付けるために用いる触媒支持装置取付治具に関するものである。
触媒を用いて原料から反応生成物を連続的に製造するプロセスでは、発熱反応や吸熱反応である生成反応の進行に伴う温度変化を防止するために、生成反応の実施時に、熱媒との間接的な熱交換を並行して行わせることにより、反応温度条件を一定に維持することが行われている。
この種の熱媒と原料及び反応生成物との熱交換を用いて反応温度条件をコントロールしながら、生成反応を効率よく実施させるための装置としては、たとえば、アクリル酸、酸化エチレン、メタクリル酸メチル、その他の各種化学物質の製造プロセスで広く用いられている多管式反応器(チューブラーリアクター)がある。
前記多管式反応器には、大別して管内触媒形式と、管外触媒形式のものがある。
このうち、管内触媒形式の多管式反応器は、一般に、反応容器の一端部に、管板によって仕切られた原料の分配室が設けてあると共に、前記反応容器の他端部に、別の管板によって仕切られた反応生成物の集合室が設けてある。且つ前記各管板同士の間には、平行な複数の反応管による管群が配置してあり、各反応管の両端部は、前記各管板に穿設してある貫通孔にそれぞれ取り付けて、前記分配室と集合室に連通させるようにしてある。更に、前記各反応管の内部は、触媒を充填した構成とされている。
ところで、前記のように各反応管の内部に触媒を充填する場合は、各反応管の両端部のうち、少なくとも重力作用方向側(下寄り)に配置されている端部(以下、下端部と称す)に、触媒の粒子(触媒自体の粒子、又は、触媒を担持させた担体粒子)は通過させないが、原料又は反応生成物の流体は通過させることができるようにした開口を備える触媒支持手段を設けて、各反応管内に充填される触媒が脱落しないように支持させる必要がある。
前記触媒支持手段の1つとしては、前記多管式反応器における各反応管の下端部が取り付けられている管板の下側に、前記触媒の粒子のサイズよりも細かい目の金網を配置し、更に、該金網の下側に、前記各反応管の内部に充填される触媒の重量を、前記金網ごと下方から支持するための多孔板(金網支持板)を設けた構成が、広く一般的に採用されている。
又、触媒支持手段の別の形式のものとしては、たとえば、略円錐形状のコイルスプリング形式のものが従来提案されている(たとえば、特許文献1(第5頁、図7)参照)。
この種のコイルスプリング形式の触媒支持手段を反応管に取り付ける場合は、作業者が、該触媒支持手段の一部を、略円錐形状の底部側よりペンチ等の工具で把持し、管板に取付けられている各反応管内に、下方より捩じるようにしながら挿入して、該コイルスプリングの下端部を、該管板の下側に配置されている金網支持板の開口部に備えた突起(ストッパ)に係止させるようにしてある。
特開2006−142299号公報
ところが、前記のようにコイルスプリング形式の触媒支持手段をペンチ等の工具を用いて捩じりながら反応管に挿入して取り付ける手法では、各反応管に触媒支持装置を取り付ける作業を行うごとに、触媒支持装置を捩じる量が変化する。しかも、前記工具の片手での操作によって触媒支持手段に付与した捩じり量が、該触媒支持手段を反応管に取り付ける際に必要とされる捩じり量に不足した場合は、該触媒支持手段を把持した状態の前記工具を持ち替える必要が生じる。そのため、該触媒支持手段の取付手法では、作業が煩雑になると共に、手間と時間が嵩んでしまう。
ところで、多管式反応器では、各反応管に触媒を充填する場合、反応管の下端側における少なくとも管板の厚みに対応する部分には触媒が充填されることがないようにして、前記各反応管内での触媒を介した生成反応の反応熱が、前記管板に過剰に作用しないようにしてある。
そのために、たとえば、前記管板の厚み寸法が大きい場合には、反応管内に配置させる触媒支持手段の上端部の位置が、前記管板の上面と同じ高さ位置か、それよりも上方に配置されるように、該触媒支持手段を反応管に下方より挿入するときの挿入量を大きくする必要があるが、前記触媒支持手段の取付手法では、挿入量を均一に管理することが難しい。
そこで、本発明は、多管式反応器の反応管の内面に密着させるコイル巻き部と、該コイル巻き部の軸方向の一端側に設けた触媒受け部とを備えた構成としてある触媒支持装置を、反応管の下寄り端部に挿入して取り付けることができると共に、取付作業を容易なものとすることができ、更に、前記コイル巻き部を備えた触媒支持装置の反応管内への取り付け時の挿入量を均一に管理することができる触媒支持装置取付治具を提供しようとするものである。
本発明は、前記課題を解決するために、請求項1に対応して、弾性を有する線材をコイル形状に巻いたコイル巻き部と、前記コイル巻き部の軸方向の一端側に設けた触媒受け部と、前記触媒受け部にコイル巻き部の巻きを増加させるように回転させる方向の力を付与するための係止部と、前記コイル巻き部の軸方向の他端側に設けた捩じり力付与部とを備えてなる構成としてある触媒支持装置を反応管へ挿入して取付けるために使用する治具であって、前記触媒支持装置のコイル巻き部の内径よりも小さい外径寸法で且つ前記触媒支持装置の全長よりも長い軸方向寸法を有する筒状部材と、前記筒状部材の軸心部に貫通するように配置して該筒状部材に回転自在に支持させた回転軸を備え、前記回転軸は、前記筒状部材の軸心方向の一端部より突出する長手方向一端側の端部に、前記触媒支持装置の触媒受け部の係止部に係止させるための係合用突起を備えると共に、前記筒状部材の軸心方向の他端部より突出する長手方向他端側の端部に、該回転軸を回転させるためのハンドルを備え、前記筒状部材は、周壁に、前記触媒支持装置の捩じり力付与部を挿入して該捩じり力付与部の周方向の相対変位を拘束するよう係止させるための係止溝を、該周壁の軸方向の一端面より軸心方向に前記触媒支持装置の全長と対応する長さ寸法でスリット状に設けてなる構成を有する触媒支持装置取付治具とする。
又、請求項2に対応して、前記請求項1に対応する構成において、回転軸を、触媒支持装置の触媒受け部の係止部に係止させるための係合用突起を備えた先端側回転軸部材と、基端側回転軸部材との間にクラッチ手段を備えてなる構成とする。
更に、請求項3に対応して、前記請求項1又は2に対応する構成において、回転軸を、筒状部材の軸心方向の他端部より突出する長手方向他端側の端部に、該回転軸を回転させるためのハンドルを備えた構成に代えて、該長手方向他端側の端部を、ドリルチャックに装着可能な棒状とした構成とする。
本発明によれば、以下のような優れた効果を発揮する。
(1)請求項1に示した構成を有する触媒支持装置取付治具を使用すれば、触媒支持装置を反応管に挿入して取り付けることができると共に、前記触媒支持装置の取付作業の際に必要とされる該触媒支持装置のコイル巻き部の巻きを増加させる方向へ捩じる作業を容易に実施することができる。
(2)したがって、本発明の触媒支持装置取付治具は、前記触媒支持装置の反応管への取付作業を容易なものとすることができる。
(3)更に、前記触媒支持装置の反応管内への挿入量を、該触媒支持装置の全長に対応した寸法に均一に管理することができる。
本発明の触媒支持装置取付治具の実施の一形態を示すもので、(a)は概略側面図、(b)は(a)のA−A方向矢視図である。 図1の触媒支持装置取付治具の使用状態を示す概略側面図である。 図1の触媒支持装置取付治具の適用対象となる触媒支持装置を示すもので、(a)は概略側面図、(b)は(a)のB−B方向矢視図、(c)は(a)のC−C方向矢視図である。 本発明の実施の他の形態を示す概略切断側面図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面を参照して説明する。
図1(a)(b)及び図2は本発明の触媒支持装置取付治具1の実施の一形態を示すものである。
ここで、先ず、本発明の触媒支持装置取付治具1を用いて取付作業を行う対象となる図3に示す触媒支持装置100の構成について説明する。
前記触媒支持装置100は、図3に示すように、弾性を有する線材101を、多管式反応器(図示せず)の反応管tの内径寸法y(図2参照)よりも大きな外径寸法x(図3(a)参照)を有するコイル状(弦巻状)に巻いたコイル巻き部102を有する。前記コイル巻き部102の軸方向の一端側には、触媒受け部103が設けられている。前記コイル巻き部102の軸方向の他端側には、捩じり力付与部104を備えた挿入量調整部105が設けられた構成としてある。
ところで、前記多管式反応器(図示せず)では、常温から、各反応管tにて生成反応を進行させる使用時の温度条件までの温度範囲内での温度変化に伴われて、該各反応管tが膨張や収縮を生じるために、該各反応管tの内径寸法yは変化する。
この点に鑑みて、前記コイル巻き部102は、その外径寸法xが、前記各反応管tが温度変化する温度範囲の全域に亘り、該コイル巻き部102と同じ温度の反応管tの内径寸法yよりも常に大きくなるように設定してある。これにより、前記触媒支持装置100は、後述するように前記コイル巻き部102を縮径させて反応管tの内側に挿入して装着させた状態では、前記温度範囲の全域で、該コイル巻き部102の外周部を、前記反応管tの内周面に全周に亘り密着させることができるようにしてある。
更に、前記温度範囲内の全域で、反応管t内に原料や反応生成物の流体が存在する状況であっても、前記したように触媒支持装置100のコイル巻き部102を反応管t内に装着させた状態では、該コイル巻き部102の外周部と、前記反応管tの内周面との密着部分に生じる摩擦力により、該触媒支持装置100は、上方より作用する反応管t内の触媒(図示せず)の重量を支持することができるように、前記コイル巻き部102を形成する線材101の太さや断面形状や弾性の設定、及び、該コイル巻き部102の外径寸法xや巻き数が設定されているものとする。
前記コイル巻き部102のピッチは、コイル形状に巻かれた状態で軸方向に並んで配列される各周回の線材101同士が、互いに接するように設定してある。これにより、前記コイル巻き部102は、反応管t(図2参照)の内部に充填される触媒(図示せず)の重量が前記触媒受け部103を介して軸方向の一端側から作用するときに、該触媒の重量が増減しても、該コイル巻き部102の軸方向の寸法が、収縮したり伸長したりすることなく一定に保持されるようにしてある。したがって、前記触媒支持装置100では、前記反応管t内に充填される触媒の下端側の位置を、該触媒の重量の影響を受けることなく、前記触媒受け部103の位置で規定することができるようにしてある。
前記触媒受け部103は、前記コイル巻き部102を形成している線材101の一端側を、前記コイル巻き部102の軸方向に直交する面内で、渦巻き形状に巻いた構成としてある。且つ前記触媒受け部103における前記渦巻き形状に巻いた線材101の各周回の線材101同士の間には、触媒(図示せず)の粒子の粒径よりも小さい幅寸法で螺旋方向に延びる開口106が形成されている。これにより、前記触媒受け部103は、前記開口106では触媒の粒子の脱落を防止する一方、原料や反応生成物といった流体は流通させることができるようにしてある。
更に、前記触媒受け部103は、その中央部に、前記線材101を前記コイル巻き部102の直径方向に沿わせて配置させた係止部107が設けてある。
前記捩じり力付与部104は、前記コイル巻き部102を形成している線材101の他端部を、該コイル巻き部102の直径に沿う配置で該コイル巻き部102の径方向内向きに突出させた構成としてある。
前記コイル巻き部102の他端側(反触媒受け部103側)と、前記捩じり力付与部104との間には、前記線材101を前記コイル巻き部102の軸方向と平行に直線状に延ばした挿入量調整部105が設けてある。
前記挿入量調整部105の長さ寸法は、図2に示すように、前記触媒支持装置100を、対応する反応管tの下端部より挿入して、前記捩じり力付与部104が、前記反応管tの下端部近傍となる位置に配置されるときに、前記触媒受け部103を、該反応管tが取り付けてある管板pよりも反応容器内側となる位置に設定される触媒充填領域の下端位置に配置させることができるように設定してある。
以上の構成としてある触媒支持装置100の反応管tへの取り付けに使用する本発明の触媒支持装置取付治具1は、図1(a)(b)及び図2に示すように、前記触媒支持装置100のコイル巻き部102の内径寸法よりも小さい外径寸法を有し、且つコイル巻き部102の軸方向寸法と、挿入量調整部105の長さ寸法との和となる前記触媒支持装置100の全長よりも或る寸法分、長い軸方向寸法を有する筒状部材2を備える。
なお、以下においては、前記筒状部材2の軸方向の一端側を先端側、軸方向の他端側を基端側と云うものとする。
前記筒状部材2の先端寄りの周壁には、周方向の1個所に、該筒状部材2の先端面から基端側へ向けて軸方向に沿って伸びるスリット状の係止溝3が設けられている。該係止溝3の長さ寸法は、前記触媒支持装置100の全長に対応した長さ寸法としてある。又、該係止溝3の幅寸法は、前記触媒支持装置100の捩じり力付与部104の太さよりも幅広に設定してある。これにより、前記筒状部材2は、係止溝3に前記触媒支持装置100の捩じり力付与部104を受け入れた状態で、該筒状部材2の先端部を、前記触媒支持装置100のコイル巻き部102の内側に、触媒受け部103とは逆側から該触媒受け部103に突き当たる位置まで差し込むことができるようにしてある。
前記筒状部材2の内側には、回転軸4が軸心位置に沿って該筒状部材2を貫通するように配置されている。該回転軸4は、長手方向の基端寄りの部分が、前記筒状部材2における前記係止溝3と干渉しない基端寄りの領域に或る間隔を隔てて配置された複数の軸受部材5を介して、該筒状部材2に回転自在に支持されている。なお、図1(a)では、2つの軸受部材5が、前記筒状部材2における基端部と、前記係止溝3の基端側端部よりもわずかに基端寄りとなる位置の2個所に配設した構成が示してある。なお、前記各軸受部材5は、中央部に前記回転軸4の外径よりもやや大きな内径の軸挿通孔を備えた構成としてあればよい。又、前記回転軸4の回転を円滑に行わせるという観点から考えて、前記軸受部材5における中央部の前記回転軸4の挿通個所に、ベアリングを設ける構成としたり、あるいは、該軸受部材5自体をベアリングとしてもよい。
前記回転軸4には、長手方向における前記各軸受部材5のうちの少なくとも1つの軸受部材5を挟む位置に、該回転軸4の前記筒状部材2の軸方向への相対変位を拘束するためのストッパ6が設けてある。
前記回転軸4の先端部は、前記筒状部材2の先端より突出するようにしてあり、且つ該先端側突出端部は、前記触媒支持装置100の触媒受け部103の中央部に設けてある係止部107を挟むようにして係合させるためのクレビス状(二股状)の係合用突起7が設けてある。
一方、前記回転軸4の基端部は、前記筒状部材2の基端より突出するようにしてあり、且つ該基端側突出端部には、該回転軸4に回転力を与えるためのクランク状のハンドル8が取り付けられている。
前記筒状部材2の軸方向における前記係止溝3の基端側端部と対応する個所の外周面には、該係止溝3と干渉する部分を切り欠いた形状で、径方向外向きに張り出す鍔状突起9が設けてある。該鍔状突起9の外径寸法は、図2に示すように、多管式反応器(図示せず)の反応管tの内径の寸法よりも大きくなるようにしてある。これにより、該筒状部材2の先端側を多管式反応器(図示せず)の反応管tへ挿入するときには、前記鍔状突起9が反応管tの管端に突き当たるように配置させることで、この状態のときの該筒状部材2の先端側の前記反応管tに対する挿入量が、前記触媒支持装置100の全長に対応する寸法で常に一定になるようにしてある。
以上の構成としてある本発明の触媒支持装置取付治具1を使用して多管式反応器(図示せず)の反応管tに対する触媒支持装置100の取り付けを行う場合は、図2に示すように、先ず、係止溝3に前記触媒支持装置100の捩じり力付与部104を差し込んだ状態で、筒状部材2の先端部に前記触媒支持装置100のコイル巻き部102を被せる。この際、前記触媒支持装置100の捩じり力付与部104における前記係止溝3を通して前記筒状部材2の内側に配置させる部分は、該触媒支持装置100を構成している線材101を撓ませることで、前記筒状部材2の軸心位置に存在している回転軸4を避けた位置に配置させるようにすればよい。
次に、前記筒状部材2の先端部を、前記触媒支持装置100のコイル巻き部102の内側で触媒受け部103に突き当たるまで差し込むようにし、この際、前記回転軸4の先端側に設けてある係合用突起7を、前記触媒支持装置100の触媒受け部103の中央部に設けてある係止部107に係合させるようにする。
前記のようにして筒状部材2の先端側の外周に前記触媒支持装置100を装着して保持させた後は、作業者が、前記筒状部材2における鍔状突起9よりも基端寄りの部分と、ハンドル8をそれぞれ把持して、筒状部材2を回転しないように保持した状態で、ハンドル8を、図2に矢印rで示す方向に回転させる。この際、前記筒状部材2の係止溝3に係止された前記触媒支持装置100の捩じり力付与部104により挿入量調整部105を介してコイル巻き部102の軸方向の他端側は、回転方向の変位が拘束されている。よって、前記ハンドル8は、前記矢印r方向、すなわち、回転軸4を介して係合用突起7が係合させてある前記触媒支持装置100の触媒受け部103と共に前記コイル巻き部102の軸方向の一端側を、該コイル巻き部102の巻きを増加させる方向へ回転させる。これにより、前記触媒支持装置100では、コイル巻き部102の巻きが増加されることにより、該コイル巻き部102の線材101が弾性変形させられて、該コイル巻き部102の外径寸法が縮径させられるようになる。
前記ハンドル8の回転操作により前記触媒支持装置100の縮径させられるコイル巻き部102の外径寸法が、図2に二点鎖線で示す如き多管式反応器(図示せず)の反応管tの内径寸法よりも小さくなると、その状態で前記筒状部材2とハンドル8を相対的に回転しないように拘束した状態で両者を保持する。
その後、本発明の触媒支持装置取付治具1は、コイル巻き部102を縮径させた状態の触媒支持装置100が装着してある筒状部材2の先端側を、前記多管式反応器(図示せず)の反応管tの下端部の内側へ挿入する。この際、前記筒状部材2の外側に設けてある前記鍔状突起9が、前記反応管tの下端部に突き当たる位置まで挿入する。これにより、前記触媒支持装置100は、前記捩じり力付与部104が前記反応管tの下端部付近に配置される位置まで反応管tに挿入されるようになる。
しかる後、本発明の触媒支持装置取付治具1では、前記ハンドル8を前記筒状部材2に対して相対的に回転しないようにしていた拘束を解く。これにより、前記ハンドル8が、図2における矢印r方向とは逆方向に回転できるようになることに伴い、前記縮径するように巻きが増加させられていた前記触媒支持装置100のコイル巻き部102が、線材101の弾性変形状態からの復元力により拡径する方向に変形して、該コイル巻き部102の外周が、前記反応管tの周壁の内面に全周に亘り密着するようになる。したがって、前記触媒支持装置100は、前記コイル巻き部102の外周と前記反応管tの周壁の内面との間に生じる摩擦力により、該反応管tの下端部に取り付けられた状態で保持されるようになる。
その後、本発明の触媒支持装置取付治具1は、前記反応管tへの取り付けが終了した触媒支持装置100より取り外して、反応管tの下方へと引き出すようにする。
その後は、多管式反応器(図示せず)のすべての反応管tに対し、順次新たな触媒支持装置100を、前記と同様の手順を順次繰り返して取り付けるようにする。
このように、本発明の触媒支持装置取付治具1によれば、前記触媒支持装置100を、多管式反応器(図示せず)の反応管tの下端部に挿入して取り付けることができる。
又、該取付作業の際に必要とされる前記触媒支持装置100のコイル巻き部102を、巻きを増加させる方向へ捩じる作業は、本発明の触媒支持装置取付治具1では、ハンドル8を回転させるという容易な操作により実施することができる。
したがって、本発明の触媒支持装置取付治具1は、前記触媒支持装置100の反応管tへの取付作業を容易なものとすることができる。更に、この際、前記触媒支持装置100の反応管t内への挿入量を、該触媒支持装置100の全長に対応した寸法として均一に管理することができる。
次に、図4は本発明の実施の他の形態を示すものである。
本実施の形態の触媒支持装置取付治具1Aは、図1(a)(b)及び図2に示したと同様の構成において、回転軸4を、筒状部材2の先端側から基端部まで一連に延びるものとした構成に代えて、筒状部材2の先端側と基端側で2分割された先端側回転軸部材10と基端側回転軸部材11との間に、該各回転軸部材10と11を接続、切離し自在とするためのクラッチ手段12を介装してなる構成の回転軸4aとしたものである。
前記先端側回転軸部材10は、筒状部材2の軸方向における係止溝3の基端側端部よりもわずかに基端寄りとなる位置と、該位置より基端側へ或る間隔を隔てた位置に配置された2つの軸受部材5aと5bを介して前記筒状部材2に回転自在に支持されている。又、該先端側回転軸部材10は、前記各軸受部材5aと5bのうちのいずれか一方(図では軸受部材5bの場合が示してある)を挟む位置にストッパ6を設けて、前記筒状部材2の軸方向への相対変位を拘束するようにしてある。
一方、前記基端側回転軸部材11は、前記筒状部材2における前記軸受部材5bより基端側へ或る間隔を隔てた位置と、該筒状部材2の基端部に配置された2つの軸受部材5cと5dを介して前記筒状部材2に回転自在に支持されている。更に、該基端側回転軸部材11は、前記各軸受部材5cと5dのうちのいずれか一方(図では5dの場合が示してある)を挟んで或る間隔を隔てた位置にストッパ6aが取り付けてある。これにより、該基端側回転軸部材11は、前記所定の軸受部材5dを挟む位置のストッパ6a同士の間隔に対応する寸法の範囲内で、筒状部材2の軸方向に変位できるようにしてある。
なお、前記各軸受部材5a,5b,5c,5dは、前記実施の形態における軸受部材5と同様に、中央部に前記対応する各回転軸部材10,11の外径よりもやや大きな内径の軸挿通孔を備えた構成、あるいは、図4に示すように、前記対応する回転軸部材10,11の挿通個所に、ベアリング13を備えた構成としてもよい。
前記クラッチ手段12は、平行に配置された一対の円盤状のクラッチプレート14と15を備える。該各クラッチプレート14と15の互いの対向面には、相互に噛み合うことで回転力を伝達するための凹凸を備えた構成としてある。
該クラッチ手段12の一方のクラッチプレート14は、外側面の中央部が、前記先端側回転軸部材10の基端側端部に取り付けられている。又、他方のクラッチプレート15は、該側面の中央部が、前記基端側回転軸部材11の先端側端部に取り付けられている。
これにより、前記回転軸4aでは、前記基端側回転軸部材11を筒状部材2の先端寄りとなる方向に変位させて該基端側回転軸部材11に取り付けてあるクラッチプレート15を、前記先端側回転軸部材10に取り付けてあるクラッチプレート14に押し付けて凹凸同士を噛合させたクラッチ手段12を繋いだ状態では、該基端側回転軸部材11の基端側より入力される回転力を、該クラッチ手段12を介して、前記先端側回転軸部材10へ伝達することができるようにしてある。一方、前記回転軸4aは、前記基端側回転軸部材11を筒状部材2の基端寄りとなる方向に変位させて該基端側回転軸部材11に取り付けてあるクラッチプレート15を、前記先端側回転軸部材10に取り付けてあるクラッチプレート14より離脱させて前記クラッチ手段12を非連結状態にさせると、前記先端側回転軸部材10を自由に回転させることができるようにしてある。
前記回転軸4aにおける基端側回転軸部材11の基端部の筒状部材2より突出する部分は、丸棒状あるいは角棒状として、電動ドリル16のドリルチャック17に装着させるようにしてある。
その他の構成は図1(a)(b)及び図2に示したものと同様であり、同一のものには同一の符号が付してある。
以上の構成としてある本実施の形態の触媒支持装置取付治具1Aを使用して多管式反応器(図示せず)の反応管tに対する触媒支持装置100の取り付けを行う場合は、図2に示したと同様に、係止溝3に、触媒支持装置100の捩じり力付与部104を差し込み、筒状部材2の先端部に、該触媒支持装置100のコイル巻き部102を装着し、回転軸4aの先端側に設けてある係合用突起7を、該触媒支持装置100の触媒受け部103の係止部107に係合させる。
次に、作業者が、前記筒状部材2における鍔状突起9よりも基端寄りの部分と、前記電動ドリル16をそれぞれ把持して、該電動ドリル16を筒状部材2の先端の方向へ押し付けるように操作することで、前記回転軸4aに設けてあるクラッチ手段12を繋いだ状態とする。
次に、前記クラッチ手段12の繋いだ状態を保持したまま電動ドリル16を回転駆動させて、前記触媒支持装置100の前記触媒受け部103を、コイル巻き部102の巻きを増加させる方向へ回転させて、該コイル巻き部102の外径寸法を縮径させる。
次いで、本発明の触媒支持装置取付治具1Aは、コイル巻き部102を縮径させた状態の触媒支持装置100が装着してある筒状部材2の先端側を、多管式反応器(図示せず)の反応管tの下端部の内側へ挿入して、鍔状突起9が前記反応管tの下端部に突き当たるようにする。
その後、前記筒状部材2の位置を保持した状態で、前記電動ドリル16を、基端側回転軸部材11が先端側回転軸部材10より離反する方向へ移動させることにより、前記クラッチ手段12を非連結状態にさせる。これにより、前記先端側回転軸部材10が自由に回転できるようになるため、前記縮径するように巻きが増加させられていた前記触媒支持装置100のコイル巻き部102が、拡径する方向に変形して、該コイル巻き部102の外周が前記反応管tの周壁の内面に全周に亘り密着するようになる。したがって、前記実施の形態と同様に、前記触媒支持装置100が該反応管tの下端部に取り付けられた状態で保持されるようになる。
よって、その後は、本実施の形態の触媒支持装置取付治具1Aを、前記触媒支持装置100より取り外して、反応管tの下方へと引き出すようにする。
このように、本実施の形態の触媒支持装置取付治具1Aによっても、図1(a)(b)及び図2の実施の形態と同様の効果を得ることができる。更に、前記触媒支持装置100のコイル巻き部102の巻きを増加させる方向に巻くときの労力を削減できるため、該触媒支持装置100の反応管tへの取付作業を更に容易なものとすることができる。
なお、本発明は、前記実施の形態にのみ限定されるものではなく、筒状部材2の外径や軸方向寸法、係止溝3の長さ寸法は、適用対象となる触媒支持装置100のコイル巻き部102の軸方向寸法や内径寸法、全長等に応じて適宜設定すればよい。
本発明の触媒支持装置取付治具1,1Aの適用対象となる触媒支持装置100は、コイル巻き部102の軸方向の一端側に、前記回転軸4,4aの先端部に設けてある係合用突起7を係合可能な係止部107を中央部に有する触媒受け部103を備えていれば、該触媒受け部103自体の構成は、図示した以外の任意の形式のものであってもよい。
図4の実施の形態において、回転軸4aの基端側回転軸部材11の基端部に、図1(a)(b)及び図2の実施の形態におけるハンドル8と同様のハンドル8を取り付けた構成としてもよい。
その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
1,1A 触媒支持装置取付治具、2 筒状部材、3 係止溝、4,4a 回転軸、7 係合用突起、8 ハンドル、10 先端側回転軸部材、11 基端側回転軸部材、12 クラッチ手段、17 ドリルチャック、100 触媒支持装置、101 線材、102 コイル巻き部、103 触媒受け部、104 捩じり力付与部、107 係止部、t 反応管

Claims (3)

  1. 弾性を有する線材をコイル形状に巻いたコイル巻き部と、前記コイル巻き部の軸方向の一端側に設けた触媒受け部と、前記触媒受け部にコイル巻き部の巻きを増加させるように回転させる方向の力を付与するための係止部と、前記コイル巻き部の軸方向の他端側に設けた捩じり力付与部とを備えてなる構成としてある触媒支持装置を反応管へ挿入して取付けるために使用する治具であって、
    前記触媒支持装置のコイル巻き部の内径よりも小さい外径寸法で且つ前記触媒支持装置の全長よりも長い軸方向寸法を有する筒状部材と、
    前記筒状部材の軸心部に貫通するように配置して該筒状部材に回転自在に支持させた回転軸を備え、
    前記回転軸は、前記筒状部材の軸心方向の一端部より突出する長手方向一端側の端部に、前記触媒支持装置の触媒受け部の係止部に係止させるための係合用突起を備えると共に、前記筒状部材の軸心方向の他端部より突出する長手方向他端側の端部に、該回転軸を回転させるためのハンドルを備え、
    前記筒状部材は、周壁に、前記触媒支持装置の捩じり力付与部を挿入して該捩じり力付与部の周方向の相対変位を拘束するよう係止させるための係止溝を、該周壁の軸方向の一端面より軸心方向に前記触媒支持装置の全長と対応する長さ寸法でスリット状に設けてなる構成
    を有することを特徴とする触媒支持装置取付治具。
  2. 回転軸を、触媒支持装置の触媒受け部の係止部に係止させるための係合用突起を備えた先端側回転軸部材と、基端側回転軸部材との間にクラッチ手段を備えてなる構成とした請求項1記載の触媒支持装置取付治具。
  3. 回転軸を、筒状部材の軸心方向の他端部より突出する長手方向他端側の端部に、該回転軸を回転させるためのハンドルを備えた構成に代えて、該長手方向他端側の端部を、ドリルチャックに装着可能な棒状とした請求項1又は2記載の触媒支持装置取付治具。
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