JP2015016301A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
しかし、近年、第1大入賞口と、内部に確変口が設けられた第2大入賞口を備え、大当り遊技中、第2大入賞口の開放時に確変口に遊技球が入球すると確変機能が作動する弾球遊技機が知られている(例えば、特許文献1)。
そして、仮に、第2始動口への入球により生じた第2保留記憶の優先消化がなされるとした場合には、第2段階、更には第3段階となった後も第1保留記憶が残ったままとなる可能性がある。このとき、第2,第3段階の遊技の途中で該第1保留記憶が消化され、大当りになってしまうと、開放延長状態や確変状態が終了してしまい、第2,第3段階の遊技が中途半端な形で終了してしまう。
そこで、請求項5に記載の弾球遊技機では、当否判定手段は、サブ制御装置に対し、第1保留記憶と第2保留記憶の発生を通知するコマンドを送信すると共に、当否判定の結果を通知するコマンドを送信し、開放設定手段は、遊技状態を開放延長状態に設定すると、サブ制御装置に対し、該遊技状態を通知するコマンドを送信し、確変設定手段は、遊技状態を確変状態に設定すると、サブ制御装置に対し、該遊技状態を通知するコマンドを送信し、サブ制御装置は、主制御装置からのコマンドに基づき、遊技状態が、確変状態か否かを判定する判定手段と、判定手段により肯定判定がなされた場合に、主制御装置からのコマンドに基づき、第1保留記憶についての当否判定がなされるか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には、該当否判定で当りとなった場合には、確変状態が終了する旨を警告する警告演出手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項6に記載されているように、主制御装置は、特別図柄の変動表示を行うことで、当否判定の結果を報知する変動表示手段をさらに備え、当否判定手段は、第2始動口への入球により抽出した乱数を第2保留記憶として保存すると共に、第2保留記憶が存在する場合には、第2保留記憶に係る乱数により当否判定を行うことで、第2保留記憶を消化し、第1始動口への入球により抽出した乱数については保留記憶として保存すること無く、第2保留記憶が存在せず、且つ、特別図柄の変動表示、及び、大当り遊技が行われていない場合には、第1始動口への入球により抽出した乱数により当否判定を行っても良い。
このため、例えば、第1始動口への入球により大当りが発生した場合には、通常状態中は必ずショートパターンの大当り遊技が付与されるが、開放延長状態中や確変状態中はロングパターンの大当り遊技が付与されるようにすることができる。
これにより、開放延長状態中や確変状態中に第1始動口に入球し、大当りが発生したとしても、開放延長状態や確変状態が終了してしまうということが無くなり、遊技者を救済することができると共に、開放延長状態中や確変状態中、第2始動口の狙い打ちを徹底する必要が無くなり、遊技の自由度を高めることができる。
(1)全体の構成について
図1に示すように、本実施形態のパチンコ機50は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠51にて各構成を保持する構造を有している。外枠51の左側上下にはヒンジ53が設けられており、ヒンジ53により、板ガラス61が嵌め込まれた前枠(ガラス枠)52及び後述の内枠が、外枠51に対し開閉可能に保持される。また、前枠52の板ガラス61の奥には、内枠に保持された遊技盤1(図2)が設けられている。
なお、第1始動口11を右打ち領域に配置すると共に、第2始動口12を左打ち領域に配置しても良い。
また、センターケース5の下方においては、第1始動口11の下側に、大当り抽選で当ると行われる大当り遊技の際に開放される特別電動役物からなる第1大入賞口20が設けられており、第1始動口11の右側に、該特別電動役物からなる第2大入賞口21が設けられている。
なお、遊技盤1の遊技領域3には多数の遊技釘が植設されており、盤面最下部にはアウト口が設けられている。
図3に記載されているように、確変決定装置13は、第2大入賞口21に入球した遊技球が排出される排出口13aと、確変状態への移行を決定するための確変口15と、確変口15を閉鎖或いは開放するシャッター14を備える。
次に、パチンコ機50の電気的構成について説明する。このパチンコ機50は、図5のブロック図に示すとおり、主制御装置80を中心にして構成されている。なお、このブロック図には、単に信号を中継するいわゆる中継基板や電源基板等は記載されていない。また、詳細な図示は省略するが、主制御装置80,払出制御装置81,演出図柄制御装置82,サブ統合制御装置83のいずれもCPU,ROM,RAM,入力ポート,出力ポート等を備えている。また、発射制御装置84,電源基板にはCPU,ROM,RAMは設けられていないが、これに限るわけではなく、発射制御装置84等にCPU,ROM,RAM等を設けてもよい。
主制御装置80からの出力信号は試験信号端子にも出力されるほか、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子板78に出力されてホールコンピュータ87に送られる。
払出制御装置81は、主制御装置80から送られてくるコマンドに応じて払出モータ30を稼働させて賞球を払い出させる。本実施例においては、賞球として払い出される遊技球を計数するための払出SW31の検出信号は払出制御装置81に入力され、払出制御装置81で賞球の計数が行われる構成を用いる。この他にも主制御装置80と払出制御装置81に払出SW31の検出信号が入力され、主制御装置80と払出制御装置81の双方で賞球の計数を行う構成を用いることも考えられる。
発射制御装置84は、発射モータ40を制御して、遊技領域3に遊技球を発射させる。
サブ統合制御装置83と演出図柄制御装置82とは双方向通信が可能である。
[第1実施形態]
(1)概要について
次に、第1実施形態におけるパチンコ機50の動作について説明する。
遊技開始時点では、開放延長機能は作動しておらず、また、普通図柄抽選で当選しない限り第2始動口12には入球しないため、遊技者は左打ちを行い、第1始動口11を狙い打つことになる。第1特図による大当りでは確変機能は作動しないため、まずは開放延長機能を作動させることが目標となる。
(2)メインルーチンについて
まず、パチンコ機50の主制御装置80におけるメインルーチンについて、図7に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、このメインルーチンは、2ms周期のタイマ割り込み処理として起動される。
一方、S10で肯定判定が得られた場合には、主制御装置80は、初期値乱数の更新(S20),大当り決定用乱数の更新(S25),大当り図柄決定用乱数の更新(S30),当り決定用乱数の更新(S35),リーチ判定用乱数の更新(S40),変動パターン決定用乱数の更新(S45)を行う。
また、S70では、主制御装置80は、次のタイマ割込みが発生してメインルーチンが起動されるまで、初期値乱数の更新を繰り返し行う。
次に、第1,第2始動口11,12への入賞を検出し、該入賞に応じて保留記憶等を行う始動口入賞確認処理について、図8に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、メインルーチンから実行される入賞確認処理からコールされるサブルーチンとして構成されている。
S115では、主制御装置80は、第2始動口SW12aの検出信号に基づき、第2始動口12への遊技球の入賞が発生したかを判定する。そして、肯定判定の場合は(S115:Yes)、S120に処理を移行し、否定判定の場合は(S115:No)、本処理を終了する。
(4)当否判定処理について
次に、保留記憶に係る大当り決定用乱数により大当り抽選を行う当否判定処理について、図9〜12のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、メインルーチンから実行される。また、本処理の終了後は、大当り遊技を行うための大当り遊技処理が実行される。
S300では、主制御装置80は、確定表示されていた特図が大当り時のものであるかを判定し、肯定判定の場合には(S300:Yes)、S305に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S300:No)、S335に処理を移行する。
次に、大当り遊技を行う大当り遊技処理について、図13〜16のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、当否判定処理に続いて実行される。
S555では、主制御装置80は、第2大入賞口21に入賞した遊技球の数が10個となったか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S555:Yes)、S565に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S555:No)、S560に処理を移行する。
S570では、主制御装置80は、大当り遊技の各ラウンドのインターバルを設定する大当りインターバル処理を実行し、本処理を終了する。
S590では、主制御装置80は、大当り遊技の各ラウンドのインターバルを設定する大当りインターバル処理を実行し、本処理を終了する。
一方、S620では、主制御装置80は、開放カウンタに基づき、現在のラウンド数が14ラウンド以下か否かを判定し、肯定判定の場合には(S620:Yes)、S625に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S620:No)、S635に処理を移行する。
S660では、主制御装置80は、大当り遊技中に、確変決定装置13に設けられた確変口15への入球が生じたことを示す確変口入球フラグがセットされているか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S660:Yes)、S665に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S660:No)、S680に処理を移行する。
S695,S700では、主制御装置80は、サブ統合制御装置83に対し、大当り遊技に関する演出を終了させる大当り終了コマンドと、大当り遊技終了後の遊技状態を通知する状態指定コマンドとを送信し、本処理を終了する。
第1実施形態では、パチンコ機50のサブ統合制御装置83は、主制御装置80から受信した変動開始コマンド等に基づき図柄演出を行い、当否判定の結果を報知する。また、保留数コマンドを受信すると、図17(c)に記載されているように、演出画面920に第1,第2保留記憶に対応する第1,第2保留図柄921,922を表示する。
このため、大当り遊技終了時に第1保留記憶が生じている場合、これらが全て消化されるまでは、開放延長機能等の作動の有無に関らず、演出図柄表示装置6に演出画面900が表示され、開放延長機能等が作動するかどうかの期待感を煽る開始待ち演出がなされる(図17(a))。なお、演出画面900には、熊の達吉という動物キャラクタが表示される。
次に、開始待ち演出を実行する開始待ち演出実行処理について、図18のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、サブ統合制御装置83にて周期的に実行される。
一方、S1020では、サブ統合制御装置83は、大当り終了コマンドと共に受信した状態通知コマンドに基づき、開放延長機能や確変機能が作動したか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S1020:Yes)、S1025に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S1020:No)、本処理を終了する。
(8)開始演出実行処理について
次に、開始演出を実行する開始演出実行処理について、図19のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、サブ統合制御装置83にて周期的に実行される。
一方、S1070では、サブ統合制御装置83は、例えば、図柄演出の進行具合や、主制御装置80から受信した保留数コマンドや、変動開始コマンド等に基づき、大当り遊技の終了時に生じていた第1保留記憶が全て消化されたか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S1070:Yes)、S1075に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S1070:No)、本処理を終了する。
S1080では、サブ統合制御装置83は、演出図柄制御装置82を制御して開始演出の実行を開始し、本処理を終了する。
次に、警告演出を実行する警告演出実行処理について、図20のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、サブ統合制御装置83にて周期的に実行される。
S1120では、サブ統合制御装置83は、演出図柄制御装置82を制御して図柄演出を開始し、本処理を終了する。
(1)概要について
次に、第2実施形態におけるパチンコ機50の動作について説明する。
また、第2実施形態における主制御装置80では、第1実施形態と同様のメインルーチン,大当り遊技処理を行うが、始動口入賞確認処理,当否判定処理が一部相違している。以下では、始動口入賞確認処理,当否判定処理について、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
第2実施形態の始動口入賞確認処理は、S105において第1実施形態と相違している。
(3)当否判定処理について
第2実施形態の当否判定処理は、S215,S220において第1実施形態と相違している。
第2実施形態においても、第1実施形態と同様にして図柄演出が行われると共に、第2保留記憶についての保留図柄が表示される。
(5)推奨演出実行処理について
サブ統合制御装置83は、状態通知コマンドに基づき、確変状態中、或いは、時短状態中であることが判明すると、演出図柄制御装置82を制御して、演出図柄表示装置6を介して、第2始動口12の狙い打ち(右打ち)を推奨する推奨演出を行う(推奨演出実行処理)。
(6)警告演出実行処理について
第2実施形態においても、サブ統合制御装置83は、第1実施形態と同様の警告演出実行処理を行い、確変状態中に第1始動口11への入球が生じると、演出図柄表示装置6に演出画面930を表示し(図21)、該入球により大当りになると確変状態が終了する旨を報知する警告演出を行う。第2実施形態の警告演出実行処理は、S1110の処理において第1実施形態と相違している。
[第3実施形態]
第3実施形態のパチンコ機50では、第1実施形態と同様の処理が行われる共に、同一の当り図柄(特図1_図柄1〜図柄5,特図2_図柄1〜図柄4)が設けられており、各当り図柄への振分率も同一となっている。
すなわち、通常状態(時短状態、或いは、確変状態で無い状態)においては、第1特図に対応する各当り図柄の特典は、第1実施形態と同様となっている。一方、確変状態中や時短状態中は、当り図柄が特図1_図柄1,図柄3,図柄4の場合、ロングパターンの大当り遊技が行われると共に、いずれの当り図柄となっても開放延長機能が作動する構成となっており、通常状態に比べてより大きな特典が付与される。
このため、第3実施形態では、主制御装置80は、第1実施形態と同様のメインルーチン,始動口入賞確認処理,当否判定処理等を行うが、当否判定処理のS245〜S255において、第1実施形態と相違している。
[効果]
第1〜第3実施形態のパチンコ機50によれば、遊技者は、遊技開始直後等のように、遊技状態が通常状態の段階(第1段階)では、第1始動口11を狙い打ちして大当りを目指すことになる。
(1)第1〜第3実施形態のパチンコ機では、第1始動口11の大当りに対応する特図1_図柄1〜図柄5と、第2始動口12の大当りに対応する特図2_図柄1〜図柄4の当り図柄が設けられている。そして、図6,22の表に従い、各当り図柄に応じて、開放延長機能の作動の有無や、大当り遊技の開放パターンといった特典内容が決定されるが、特典内容は、図6,22の表が示す内容に限定されることは無い。
(2)また、第3実施形態のパチンコ機50においては、確変状態中に第1特図で大当りになっても、第2特図と同じ振分率で確変状態に移行する構成となっているため、第3実施形態においては、第1実施形態のように、確変状態中に第2始動口12の狙い打ちをする必要が無い。
[特許請求の範囲との対応]
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲の記載に用いた用語との対応を示す。
また、当否判定処理のS215,S220,S230,S235,S270が当否判定手段の一例に、S255が大当り設定手段,開放設定手段の一例に、S270,S285が変動表示手段の一例に相当する。
Claims (7)
- 常時入球可能な第1始動口と、遊技状態が開放延長状態でない場合には入球が不可能或いは困難だが、前記開放延長状態の場合には入球容易となる第2始動口と、遊技の進行を制御する主制御装置と、前記主制御装置からのコマンドに応じて演出を行うサブ制御装置とを備える弾球遊技機において、
前記主制御装置は、
前記第1,第2始動口への入球により乱数を抽出し、当否判定を行う当否判定手段と、
前記当否判定で当りになると、予め定められた開放パターンに従い第1大入賞口と第2大入賞口とを開放する大当り遊技を行う大当り遊技手段と、
前記第1始動口への入球に起因する前記大当り遊技の前記開放パターンを、前記第2大入賞口が短時間しか開放されないショートパターンに設定すると共に、前記第2始動口への入球に起因する前記大当り遊技の前記開放パターンを、該入球により抽出された乱数に応じて、前記ショートパターンと、前記第2大入賞口が長時間開放されるロングパターンとのうちのいずれかに設定する大当り設定手段と、
前記第1始動口への入球に起因する前記大当り遊技の終了後には、該入球により抽出された乱数に応じて前記遊技状態を前記開放延長状態に設定すると共に、前記第2始動口への入球に起因する前記大当り遊技の終了後には、該大当り遊技の前記開放パターンが前記ロングパターンの場合には、前記遊技状態を前記開放延長状態に設定する開放設定手段と、
前記大当り遊技中に前記第2大入賞口に設けられた確変口への入球が生じると、当該大当り遊技終了後の前記遊技状態を、前記当否判定で当る確率が上昇する確変状態に設定する確変設定手段と、
を備えることを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項1に記載の弾球遊技機において、
右打ちされた遊技球が主に流下する領域を右打ち領域と、左打ちされた遊技球が主に流下する領域を左打ち領域とが形成された遊技領域をさらに備え、
前記第1始動口は前記左打ち領域に、前記第2始動口は前記右打ち領域にそれぞれ配置されているか、或いは、前記第1始動口は前記右打ち領域に、前記第2始動口は前記左打ち領域にそれぞれ配置されていること、
を特徴とする弾球遊技機。 - 請求項1または請求項2に記載の弾球遊技機において、
前記当否判定手段は、
前記第1始動口への入球により抽出した乱数を第1保留記憶として保存すると共に、前記第2始動口への入球により抽出した乱数を第2保留記憶として保存し、前記第1,第2保留記憶に係る乱数による前記当否判定を行うことで、該保留記憶を消化し、
前記第1保留記憶と前記第2保留記憶のうち、先に生じたものから順に消化するか、或いは、前記第1保留記憶から順に消化すること、
を特徴とする弾球遊技機。 - 請求項3に記載の弾球遊技機において、
前記当否判定手段は、前記サブ制御装置に対し、前記第1保留記憶と前記第2保留記憶の発生を通知するコマンドを送信すると共に、前記当否判定の結果を通知するコマンドを送信し、
前記大当り遊技手段は、前記サブ制御装置に対し、前記大当り遊技の終了を通知するコマンドを送信し、
前記開放設定手段は、前記遊技状態を前記開放延長状態に設定すると、前記サブ制御装置に対し、該遊技状態を通知するコマンドを送信し、
前記サブ制御装置は、
前記主制御装置からのコマンドに基づき、前記当否判定の結果を報知するための図柄演出を行う図柄演出手段と、
前記主制御装置からのコマンドに基づき、前記大当り遊技終了後に前記遊技状態が前記開放延長状態となる場合における、該大当り遊技終了時に生じている前記第1保留記憶を特定する特定手段と、
前記主制御装置からのコマンドに基づき、前記特定手段により特定された前記第1保留記憶についての前記図柄演出が全て終了し、且つ、該第1保留記憶の前記当否判定が全て外れとなるか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には、前記開放延長状態への移行を報知する演出を行う開放演出手段と、
を備えることを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項3または請求項4に記載の弾球遊技機において、
前記当否判定手段は、前記サブ制御装置に対し、前記第1保留記憶と前記第2保留記憶の発生を通知するコマンドを送信すると共に、前記当否判定の結果を通知するコマンドを送信し、
前記開放設定手段は、前記遊技状態を前記開放延長状態に設定すると、前記サブ制御装置に対し、該遊技状態を通知するコマンドを送信し、
前記確変設定手段は、前記遊技状態を前記確変状態に設定すると、前記サブ制御装置に対し、該遊技状態を通知するコマンドを送信し、
前記サブ制御装置は、
前記主制御装置からのコマンドに基づき、前記遊技状態が、前記確変状態か否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により肯定判定がなされた場合に、前記主制御装置からのコマンドに基づき、前記第1保留記憶についての前記当否判定がなされるか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には、該当否判定で当りとなった場合には、前記確変状態が終了する旨を警告する警告演出手段と、
を備えることを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項1または請求項2に記載の弾球遊技機において、
前記主制御装置は、特別図柄の変動表示を行うことで、前記当否判定の結果を報知する変動表示手段をさらに備え、
前記当否判定手段は、
前記第2始動口への入球により抽出した乱数を第2保留記憶として保存すると共に、前記第2保留記憶が存在する場合には、前記第2保留記憶に係る乱数により前記当否判定を行うことで、前記第2保留記憶を消化し、
前記第1始動口への入球により抽出した乱数については保留記憶として保存すること無く、前記第2保留記憶が存在せず、且つ、前記特別図柄の変動表示、及び、前記大当り遊技が行われていない場合には、前記第1始動口への入球により抽出した乱数により前記当否判定を行うこと、
を特徴とする弾球遊技機。 - 請求項6に記載の弾球遊技機において、
前記当否判定手段は、前記サブ制御装置に対し、前記第2保留記憶の発生を通知するコマンドを送信すると共に、前記第1始動口への入球により抽出した乱数による前記当否判定の結果と、前記第2保留記憶に係る乱数に基づく前記当否判定の結果とを通知するコマンドを送信し、
前記開放設定手段は、前記遊技状態を前記開放延長状態に設定すると、前記サブ制御装置に対し、該遊技状態を通知するコマンドを送信し、
前記サブ制御装置は、
前記主制御装置からのコマンドに基づき、前記当否判定の結果を報知するための図柄演出を行う図柄演出手段と、
前記主制御装置からのコマンドに基づき、前記遊技状態が前記確変状態か否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により肯定判定がなされた場合に、前記第2始動口に向けての遊技球の発射を推奨する演出を行う推奨演出手段と、
前記判定手段により肯定判定がなされた場合において、前記第1始動口への入球による前記当否判定の結果を示す前記図柄演出が行われる場合には、該当否判定で当りとなった場合には前記確変状態が終了する旨を警告する演出を行う警告演出手段と、
を備えることを特徴とする弾球遊技機。
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