JP2015016161A - 治療装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】透視用の放射線による被曝量をより低減することができる治療装置及び方法を提供する。【解決手段】実施形態の治療装置は、複数の第1照射部と、複数の検出部と、判定部と、制御部と、を備える。複数の第1照射部は、被検体に対して、それぞれが放射線を照射する。複数の検出部は、前記被検体を透過した放射線を検出し、検出した放射線に基づいてそれぞれが画像を生成する。判定部は、複数の前記画像のうちのいずれかである所定画像を用いて、前記被検体の体内のオブジェクトが第1領域に含まれているか否かを判定する。制御部は、前記オブジェクトが前記第1領域に含まれていない場合、前記オブジェクトが前記第1領域に含まれている場合よりも前記複数の放射線の単位時間当たりの照射量が少なくなるように前記複数の第1照射部を制御する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、治療装置及び方法に関する。
呼吸、心拍、及び腸の動きなどによって被検体の患部が移動する場合の放射線治療法として、ゲーティング照射法が知られている。ゲーティング照射法では、所定の時間間隔で被検体の体内を2方向からX線で透視することで、患部や当該患部付近に留置したマーカの3次元位置を測定、追跡し、当該患部やマーカが所定の領域に含まれる場合に治療ビームを患部に照射する。
ここで、透視用のX線による被検体の被曝を軽減する方法として、体内での患部の移動速度が低速であることが既知である場合に透視のフレームレートを下げる方式や、過去に測定した患部の位置から現在の患部の位置を推定し、推定した患部の位置と実際の患部の位置との誤差が小さければ、次回の透視用のX線の照射を省略する方式などが知られている。
特許第3053389号公報 特許第4505639号公報
しかしながら、上述したような従来技術では、体内での患部の移動速度が低速でなければ、透視用の放射線による被曝量を低減できず、また、現在の患部の位置を推定するためには、複数方向からの透視用の放射線の照射が必要であるため、依然として被曝量が多い。
本発明が解決しようとする課題は、透視用の放射線による被曝量をより低減することができる治療装置及び方法を提供することである。
実施形態の治療装置は、複数の第1照射部と、複数の検出部と、判定部と、制御部と、を備える。複数の第1照射部は、被検体に対して、それぞれが放射線を照射する。複数の検出部は、前記被検体を透過した放射線を検出し、検出した放射線に基づいてそれぞれが画像を生成する。判定部は、複数の前記画像のうちのいずれかである所定画像を用いて、前記被検体の体内のオブジェクトが第1領域に含まれているか否かを判定する。制御部は、前記オブジェクトが前記第1領域に含まれていない場合、前記オブジェクトが前記第1領域に含まれている場合よりも前記複数の放射線の単位時間当たりの照射量が少なくなるように前記複数の第1照射部を制御する。
本実施形態の治療装置の例を示す摸式図。 本実施形態の治療装置の例を示す構成図。 本実施形態の被検体の体内状況の例の説明図。 本実施形態の検出器が生成する画像の例を示す図。 本実施形態の検出器が生成する画像の例を示す図。 本実施形態の治療装置の処理例を示すフローチャート図。 本実施形態の制御を行った場合の照射タイミングの例を示す図。 本実施形態の制御を行わなかった場合の照射タイミングの例を示す図。 変形例1の検出器が生成する画像の例を示す図。 変形例1の検出器が生成する画像の例を示す図。 変形例2の検出器が生成する画像の例を示す図。 変形例2の検出器が生成する画像の例を示す図。 本実施形態及び各変形例の治療装置のハードウェア構成例を示す図。
以下、添付図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態の治療装置100の一例を示す摸式図であり、図2は、本実施形態の治療装置100の一例を示す構成図である。図1及び図2に示すように、治療装置100は、第1照射部101、102と、第2照射部103と、寝台104と、検出器110、120と、制御装置200とを、備える。
本実施形態の治療装置100は、寝台104に寝ている被検体130をゲーティング照射法で放射線治療することを想定しているが、治療装置100による治療方式はこれに限定されるものではない。また放射線治療には、X線、γ線、電子線、陽子線、中性子線、及び、重粒子線による治療などが含まれるものとする。
第1照射部101、102(複数の第1照射部の一例)は、被検体130に対して、それぞれが放射線を照射する。図1に示す例では、第1照射部101が被検体130に対して放射線111を照射し、第1照射部102が被検体130に対して放射線122を照射している。放射線111、122は、被検体130の体内の透視用に用いられるものであり、例えば、X線とすることができるが、これに限定されるものではない。なお本実施形態では、第1照射部の台数を2台としているが、これに限定されず、2台以上であれば何台であってもよい。
図3は、本実施形態の被検体130の体内状況の一例の説明図である。図3に示す例では、被検体130の呼吸、心拍、及び腸の動きなどが原因で、被検体130の体内のオブジェクト301が3次元的に軌跡302を描いて移動している。オブジェクト301は、被検体130の患部であってもよいし、患部付近に留置されたマーカであってもよい。マーカは、放射線111、122を透過させづらい材質(例えば、金)でできていればよい。また図3に示す例では、放射線111、122が被検体130の体内を透過している。なお、放射線111、122の照射方向は、互いに異なる方向であればよく、図3に示すように直交している必要はない。また図3に示す例では、オブジェクト301が治療ビーム照射領域303(第2領域の一例)に含まれる間、第2照射部103が治療ビーム133を被検体130の患部に照射し、当該患部を治療する。治療ビーム照射領域303は、医師等により治療前の計画時に決定される3次元領域である。
検出器110、120(複数の検出部の一例)は、被検体を透過した放射線を検出し、検出した放射線に基づいてそれぞれが画像を生成する。図1に示す例では、検出器110が、第1照射部101により照射された放射線111を検出し、検出した放射線111で被検体130の体内のオブジェクトを透視した画像を生成し、検出器120が、第1照射部102により照射された放射線122を検出し、検出した放射線122で被検体130の体内のオブジェクトを透視した画像を生成する。なお本実施形態では、検出器の台数を2台としているが、これに限定されず、第1照射部の台数と同一台数であれば何台であってもよい。
図4は、本実施形態の検出器110が生成する画像510の一例を示す図である。画像510には、オブジェクト301(図3参照)が放射線111の照射方向に沿って検出器110の検出面に投影されたオブジェクト像511が写っている。なお、投影軌跡512は、軌跡302(図3参照)が画像510に投影されたものであり、投影領域513は、治療ビーム照射領域303(図3参照)が画像510に投影されたものである。図4に示す例では、参考のため、投影軌跡512及び投影領域513も画像510上に表示しているが、実際には、画像510上に表示してもよいし、表示しなくてもよい。
図5は、本実施形態の検出器120が生成する画像520の一例を示す図である。画像520には、オブジェクト301(図3参照)が放射線122の照射方向に沿って検出器120の検出面に投影されたオブジェクト像521が写っている。なお、投影軌跡522は、軌跡302(図3参照)が画像520に投影されたものであり、投影領域523は、治療ビーム照射領域303(図3参照)が画像520に投影されたものである。図5に示す例では、参考のため、投影軌跡522及び投影領域523も画像520上に表示しているが、実際には、画像520上に表示してもよいし、表示しなくてもよい。
制御装置200は、治療装置100の各部を制御するものであり、判定部210と、制御部220とを、含む。
判定部210は、複数の画像のうちのいずれかである所定画像を用いて、被検体の体内のオブジェクトが第1領域に含まれているか否かを判定する。ここで、所定画像は、検出器110、120のうち、複数の放射線の中の所定方向から照射された放射線を検出した検出器により生成された画像である。なお本実施形態では、所定方向は、固定されていることを想定しているが、変動してもよい。例えば、第1時刻では、放射線111の照射方向を所定方向とし、第2時刻では、放射線122の照射方向を所定方向としてもよい。
また本実施形態では、第1領域が、第2領域を所定画像に投影した領域である場合を想定しているが、これに限定されるものではない。
例えば、第2領域が治療ビーム照射領域303(図3参照)であり、画像510、520(図4、図5参照)のうち画像510が所定画像(つまり、放射線111の照射方向が所定方向)であるとする。この場合、第1領域は投影領域513が該当するので、判定部210は、画像510上で、オブジェクト像511が投影領域513に含まれていれば、オブジェクト301(図3参照)が第1領域に含まれていると判定し、画像510上で、オブジェクト像511が投影領域513に含まれていなければ、オブジェクト301(図3参照)が第1領域に含まれていないと判定する。
また例えば、第2領域が治療ビーム照射領域303(図3参照)であり、画像510、520(図4、図5参照)のうち画像520が所定画像(つまり、放射線122の照射方向が所定方向)であるとする。この場合、第1領域は投影領域523が該当するので、判定部210は、画像520上で、オブジェクト像521が投影領域523に含まれていれば、オブジェクト301(図3参照)が第1領域に含まれていると判定し、画像520上で、オブジェクト像521が投影領域523に含まれていなければ、オブジェクト301(図3参照)が第1領域に含まれていないと判定する。
また判定部210は、オブジェクトが第1領域に含まれている場合、複数の画像を用いて、オブジェクトが第2領域に含まれているか否かを更に判定する。例えば、第2領域が治療ビーム照射領域303(図3参照)であり、オブジェクト301(図3参照)が第1領域に含まれているとする。この場合、判定部210は、画像510、520(図4、図5参照)を用いて、オブジェクト301の3次元位置を求め、求めた3次元位置が治療ビーム照射領域303に含まれているか否かを判定する。
制御部220は、判定部210によりオブジェクトが第1領域に含まれていないと判定された場合、オブジェクトが第1領域に含まれている場合よりも複数の放射線の単位時間当たりの照射量が少なくなるように第1照射部101、102を制御する。
例えば、制御部220は、オブジェクトが第1領域に含まれていない場合、オブジェクトが第1領域に含まれている場合よりも、第1照射部101、102のうち所定画像の生成に用いられた放射線を照射する第1照射部以外の第1照射部からの放射線の照射回数を少なくするように制御したり、第1照射部101、102のうち所定画像の生成に用いられた放射線を照射する第1照射部以外の第1照射部に供給される電流が小さくなるように制御したりする。
また制御部220は、判定部210によりオブジェクトが第2領域に含まれていると判定された場合、第2照射部103からオブジェクトに対して治療ビームを照射させるように第2照射部103を制御する。
第2照射部103は、オブジェクトが第2領域に含まれている場合、被検体130の体内のオブジェクトに対して治療ビーム133(図1参照)を照射する。本実施形態では、治療ビーム133が、重粒子線である例について述べる。治療ビーム133は、重粒子線に限定されず、X線、γ線、電子線、陽子線、及び中性子線などであってもよい。
なお第2照射部103は、固定式であっても可動式であってもよい。第2照射部103が固定式であっても、寝台104が可動式であれば、第2照射部103は、被検体130の体内のオブジェクトに治療ビーム133を照射できる。
図6は、本実施形態の治療装置100の処理の一例を示すフローチャート図である。
まず、制御部220は、第1照射部101、102のうち放射線の照射方向が所定方向となる第1照射部の照射タイミングになると、当該第1照射部に放射線の照射を指示し、当該第1照射部は、被検体に対して所定方向から放射線を照射する(ステップS101)。
なお、放射線の照射方向が所定方向となる第1照射部は、第1照射部101、102のいずれであってもよい。また本実施形態では、前述したとおり、放射線の照射方向が所定方向となる第1照射部は、時刻によらず同一であることを想定しているが、時刻によって異なってもよい。
続いて、放射線の照射方向が所定方向となる第1照射部が第1照射部101である場合、検出器110が、第1照射部101により照射された放射線111を検出し、検出した放射線111で被検体130の体内のオブジェクトを透視した画像を生成する。一方、放射線の照射方向が所定方向となる第1照射部が第1照射部102である場合、検出器120が、第1照射部102により照射された放射線122を検出し、検出した放射線122で被検体130の体内のオブジェクトを透視した画像を生成する(ステップS103)。
なお、ステップS103で生成される画像は、所定画像である。
続いて、判定部210は、所定画像を用いて、オブジェクトが第1領域に含まれているか否かを判定する(ステップS105)。オブジェクトが第1領域に含まれていない場合(ステップS105でNo)、ステップS101へ戻る。
オブジェクトが第1領域に含まれている場合(ステップS105でYes)、制御部220は、第1照射部101、102のうち放射線の照射方向が所定方向ではない他の方向となる第1照射部の照射タイミングになると、当該第1照射部に放射線の照射を指示し、当該第1照射部は、被検体に対して他の方向から放射線を照射する(ステップS107)。
続いて、放射線の照射方向が他の方向となる第1照射部が第1照射部102である場合、検出器120が、第1照射部102により照射された放射線122を検出し、検出した放射線122で被検体130の体内のオブジェクトを透視した画像を生成する。一方、放射線の照射方向が他の方向となる第1照射部が第1照射部101である場合、検出器110が、第1照射部101により照射された放射線111を検出し、検出した放射線111で被検体130の体内のオブジェクトを透視した画像を生成する(ステップS109)。
続いて、判定部210は、ステップS103で生成された画像(所定画像)及びステップS109で生成された画像を用いて、オブジェクトが第2領域に含まれているか否かを判定する(ステップS111)。オブジェクトが第2領域に含まれていない場合(ステップS111でNo)、ステップS101へ戻る。
オブジェクトが第2領域に含まれている場合(ステップS111でYes)、制御部220は、第2照射部103からオブジェクトに対する一定量の治療ビーム133の照射を第2照射部103に指示し、第2照射部103は、オブジェクトに対して一定量の治療ビーム133を照射する(ステップS113)。
続いて、制御部220は、オブジェクトに対して照射した治療ビーム133の量が所定量に到達したか否かを判定する(ステップS115)。所定量は、治療前の計画時に医師等が決定する。所定量の治療ビーム133を照射していない場合(ステップS115でNo)、ステップS101へ戻り、所定量の治療ビーム133を照射している場合(ステップS115でYes)、処理は終了となる。
図7は、本実施形態の制御を行った場合の放射線及び治療ビームの照射タイミングの一例を示す図であり、図8は、本実施形態の制御を行わなかった場合の放射線及び治療ビームの照射タイミングの一例を示す図である。なお、図7及び図8に示す例では、放射線の照射方向が所定方向となる第1照射部が第1照射部101であり、放射線の照射方向が所定方向ではない他の方向となる第1照射部が第1照射部102であるものとする。
また、図7及び図8に示す例では、グラフの横軸が時刻を表し、グラフの縦軸がオブジェクト301(図3参照)と治療ビーム照射領域303(図3参照)との距離を表している。ここでは、オブジェクト301と治療ビーム照射領域303との距離は3次元空間上での距離であり、当該距離が0の場合、オブジェクト301が治療ビーム照射領域303に含まれるものとする。
つまり、オブジェクト301と治療ビーム照射領域303との距離が0の期間601が、治療ビーム133を照射可能なゲーティングがONとなる期間であり、オブジェクト301と治療ビーム照射領域303との距離が0よりも大きい期間602、603は、治療ビーム133を照射不可能なゲーティングがOFFとなる期間である。
図7に示す本実施形態の制御604、図8に示す従来の制御605において、1が当該時刻での照射を表し、0が当該時刻での非照射を表す。なお、図7及び図8に示す例では、放射線111の散乱線で画像510(図4参照)がノイジーになったり、放射線122の散乱線で画像520(図5参照)がノイジーになったりするのを防ぐために、第1照射部101、102からの放射線111、122の照射タイミングをずらしている。
本実施形態の制御604を行った図7に示す例の場合、期間602、603では、オブジェクト301が第1領域である投影領域513(図4参照)に含まれないため、従来の制御605を行った図8に示す例に比べ、第1照射部102からの放射線の照射回数が少なくなっている。
また本実施形態の制御604を行った図7に示す例と従来の制御605を行った図8に示す例とでは、第2照射部103から治療ビーム133が照射されるタイミングは同じである。
以上のように本実施形態によれば、治療ビームの照射を変化させずに、放射線の照射回数を減らせることができるため、透視用の放射線による被検体130の被曝量をより低減することができる。
また本実施形態では、所定方向を固定しており、放射線の照射方向が所定方向となる第1照射部は、時刻によらず同一となるため、オブジェクトの追跡時の探索範囲を狭くでき、追跡のための計算リソースを低減することができる。
例えば、所定方向が放射線111の照射方向に固定されている場合、放射線111に基づいて生成された画像510同士の時間間隔は、所定方向が放射線111の照射方向と放射線122の照射方向との間で交互に入れ替わる場合に比べ、1/2倍となる。時間間隔が1/2倍なら、その間のオブジェクト像511の移動距離は少なくなるため、オブジェクト像511の追跡のための探索範囲を狭くすることができ、追跡のための計算リソースを低減することができる。
(変形例1)
変形例1では、第1領域が、第2領域を所定画像に投影した領域を拡大した領域である場合について説明する。
図9は、変形例1の検出器110が生成する画像510の一例を示す図である。画像510には、オブジェクト301(図3参照)が放射線111の照射方向に沿って検出器110の検出面に投影されたオブジェクト像511が写っている。なお、投影軌跡512は、軌跡302(図3参照)が画像510に投影されたものであり、投影領域513は、治療ビーム照射領域303(図3参照)が画像510に投影されたものであり、拡大領域713は、投影領域513を拡大(膨張)した領域である。
図10は、変形例1の検出器120が生成する画像520の一例を示す図である。画像520には、オブジェクト301(図3参照)が放射線122の照射方向に沿って検出器120の検出面に投影されたオブジェクト像521が写っている。なお、投影軌跡522は、軌跡302(図3参照)が画像520に投影されたものであり、投影領域523は、治療ビーム照射領域303(図3参照)が画像520に投影されたものであり、拡大領域723は、投影領域523を拡大(膨張)した領域である。
この場合、画像510が所定画像(つまり、放射線111の照射方向が所定方向)であれば、第1領域は拡大領域713が該当し、画像520が所定画像(つまり、放射線122の照射方向が所定方向)であれば、第1領域は拡大領域723が該当する。
このようにすれば、オブジェクト301が治療ビーム照射領域303に入る少し前の時刻から、所定方向だけでなく、他の方向からの画像も生成されるようになるため、ゲーティングをONにするかどうかを、複数の方向からの画像を利用して判定できるようになる。変形例1は、ゲーティングOFFからONへの切り替えを判定したい場合に有用である。
(変形例2)
変形例2では、第1領域が、第2領域を所定画像に投影した投影領域を拡大した領域のうち、当該投影領域に含まれる領域を中抜きした領域である場合について説明する。
図11は、変形例2の検出器110が生成する画像510の一例を示す図である。画像510には、オブジェクト301(図3参照)が放射線111の照射方向に沿って検出器110の検出面に投影されたオブジェクト像511が写っている。なお、投影軌跡512は、軌跡302(図3参照)が画像510に投影されたものであり、投影領域513は、治療ビーム照射領域303(図3参照)が画像510に投影されたものであり、拡大領域713は、投影領域513を拡大(膨張)した領域であり、中抜き領域801は、投影領域513に含まれる領域である。
図12は、変形例2の検出器120が生成する画像520の一例を示す図である。画像520には、オブジェクト301(図3参照)が放射線122の照射方向に沿って検出器120の検出面に投影されたオブジェクト像521が写っている。なお、投影軌跡522は、軌跡302(図3参照)が画像520に投影されたものであり、投影領域523は、治療ビーム照射領域303(図3参照)が画像520に投影されたものであり、拡大領域723は、投影領域523を拡大(膨張)した領域であり、中抜き領域802は、投影領域523に含まれる領域である。
この場合、画像510が所定画像(つまり、放射線111の照射方向が所定方向)であれば、第1領域は拡大領域713から中抜き領域801を除外した領域が該当し、画像520が所定画像(つまり、放射線122の照射方向が所定方向)であれば、第1領域は拡大領域723から中抜き領域802を除外した領域が該当する。
このようにすれば、オブジェクト301が治療ビーム照射領域303に入る少し前の時刻、及びオブジェクト301が治療ビーム照射領域303から出る少し前の時刻から、所定方向だけでなく、他の方向からの画像も生成されるようになるため、ゲーティングをONにするかどうか及びゲーティングをOFFにするかどうかを、複数の方向からの画像を利用して判定できるようになる。変形例2は、ゲーティングOFFからONへの切り替え及びゲーティングONからOFFへの切り替えを判定したい場合に有用であり、透視用の放射線による被検体130の被曝量を更に低減することができる。
(変形例3)
変形例3では、変形例2において、所定画像上での時刻毎のオブジェクトの位置を推定することで、オブジェクトが第1領域に含まれているか否かを判定する例について説明する。
この場合、判定部210は、所定画像上での時刻毎のオブジェクトの位置を推定し、推定した位置が第1領域に含まれる時刻では、オブジェクトが第1領域に含まれていると判定し、推定した位置が第1領域に含まれない時刻では、オブジェクトが第1領域に含まれていないと判定する。
なお、時刻毎のオブジェクトの位置の推定方法は任意の方法で良い。例えば、過去と現在の呼吸の周期や軌跡が同じと仮定すれば、現在の呼吸位相から、オブジェクトの位置が第1領域に含まれている時刻及びオブジェクトの位置が第1領域に含まれていない時刻を推定できる。
なお変形例2でも変形例3でも、制御部220は、オブジェクトが第1領域に含まれていない場合、オブジェクトが第1領域に含まれている場合よりも、第1照射部101、102のうち所定画像の生成に用いられた放射線を照射する第1照射部以外の第1照射部からの放射線の照射回数を少なくするように制御したり、第1照射部101、102のうち所定画像の生成に用いられた放射線を照射する第1照射部以外の第1照射部に供給される電流が小さくなるように制御したりして、オブジェクトが第1領域に含まれている場合よりも複数の放射線の単位時間当たりの照射量が少なくなるように第1照射部101、102を制御する。
この制御であれば、所定画像のフレームレートが低くなったり、所定画像の画質が劣化したりしても、ゲーティングをOFFからONに切り替える時刻及びゲーティングをONからOFFに切り替える時刻周辺でのオブジェクト301の位置の把握には悪影響を与えない。
変形例3は、ゲーティングOFFからONへの切り替え及びゲーティングONからOFFへの切り替えを判定したい場合に有用であり、透視用の放射線による被検体130の被曝量を更に低減することができる。
(変形例4)
変形例4では、所定方向が、複数の放射線のうちの他の放射線の照射方向よりもオブジェクトの移動軌跡が大きく見える方向である例について説明する。ここで、移動軌跡が大きく見える方向とは、写ったオブジェクト像の動きぼけの広がりが大きい画像を撮影した方向である。
例えば、図4に示す画像510と図5に示す画像520とを比べた場合、画像510の投影軌跡512の方が画像520の投影軌跡522よりも大きいため、オブジェクト301の軌跡は、画像510の方が大きく見え、所定方向は、放射線111の照射方向となる。
なお、所定方向を、複数の放射線のうちの他の放射線の照射方向よりもオブジェクトの移動軌跡が大きく見える方向に決定する制御は、例えば、制御部220が治療計画時又は過去の治療時に生成された画像を用いて行うことができる。ここで、画像は動画であっても静止画であってもよい。動画としては、例えば、4DCTや2つ以上の方向から撮影したX線動画などが該当する。なお、過去の治療時とは、以前の日の治療の時間や、同じ日の治療における過去の時間を含む。
これにより、オブジェクト301の3次元的な動きのうち、主要な2次元の動きをモニタリングしたり、追跡したりできる。また、オブジェクト像511が投影領域513に含まれる時間の方が、オブジェクト像522が投影領域523に含まれる時間よりも短い。従って、複数の放射線のうちの他の放射線の照射方向よりもオブジェクトの移動軌跡が大きく見える方向を所定方向に採用した方が、他の方向を所定方向に採用するよりも、透視用の放射線による被検体130の被曝量を低減することができる。
(変形例5)
変形例5では、制御部220が、第1照射部101、102のうちのいずれかから被検体への方向が所定方向となるように、第1照射部101、102の位置、検出部110、120の位置、及び被検体を寝かせる寝台104の位置の少なくともいずれかひとつを制御する例について説明する。
より詳細には、制御部220が、第1照射部101、102のうちのいずれかから被検体への方向が、複数の放射線のうちの他の放射線の照射方向よりもオブジェクトの移動軌跡が大きく見える方向となるように、第1照射部101、102の位置、検出部110、120の位置、及び被検体を寝かせる寝台104の位置の少なくともいずれかひとつを制御する。
変形例4で説明したように、複数の放射線のうちの他の放射線の照射方向よりもオブジェクトの移動軌跡が大きく見える方向は、例えば、制御部220が治療計画時又は過去の治療時に生成された画像を用いて決定できる。このため、制御部220は、第1照射部101、102のうちのいずれかから被検体への方向が決定した方向となるように、第1照射部101、102の位置、検出部110、120の位置、及び被検体を寝かせる寝台104の位置の少なくともいずれかひとつを制御すればよい。
これにより、オブジェクト301の3次元的な動きのうち、主要な2次元の動きをモニタリングしたり、追跡したりできる。また、オブジェクト像511が投影領域513に含まれる時間の方が、オブジェクト像522が投影領域523に含まれる時間よりも短い。従って、複数の放射線のうちの他の放射線の照射方向よりもオブジェクトの移動軌跡が大きく見える方向を所定方向に採用した方が、他の方向を所定方向に採用するよりも、透視用の放射線による被検体130の被曝量を低減することができる。
(変形例6)
変形例6では、判定部210が、外部センサを用いて、オブジェクトが第2領域に含まれているか否かを更に判定し、制御部220が、オブジェクトが第2領域に含まれていない場合、複数の放射線を照射しないように第1照射部101、102を制御する例について説明する。外部センサによる検出結果を用いることで、体動、呼吸、心拍によるオブジェクトの動きを精度よく推定することが可能となる。外部センサとしては、距離センサ、脈拍センサ、圧力センサ、赤外線マーカ、赤外線カメラ、呼吸センサ、超音波センサ等を利用することができる。
例えば、患部が肺の付近にある場合、患部の移動の主な原因は呼吸である。呼吸は、腹部に設置した赤外線マーカと赤外線カメラや呼吸センサでモニタリングできる。患部の位置によらず、超音波画像でモニタリングすることができる場合も多い。同様に、体動、脈拍を前述のセンサによってモニタリングすることができる。
このため、判定部210は、オブジェクトの位置を推定するモデル式を生成しておき、当該モデル式とこれらの外部センサの情報とを用いて、オブジェクトの位置を推定する。そして、推定したオブジェクトの位置が第2領域に含まれる可能性が低い場合は、制御部220が、第1照射部101、102から放射線を照射しないように制御する。
これにより、透視用の放射線による被検体130の被曝量を更に低減することができる。
(ハードウェア構成)
図13は、本実施形態及び各変形例の治療装置100(制御装置200)のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図13に示すように、本実施形態及び各変形例の治療装置100は、専用のチップ、FPGA(Field Programmable Gate Array)、又はCPUなどの制御装置902と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶装置904と、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などの外部記憶装置906と、ディスプレイなどの表示装置908と、マウスやキーボードなどの入力装置910と、通信I/F912とを、備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成で実現できる。
本実施形態及び各変形例の治療装置100で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込んで提供される。また、本実施形態及び各変形例の治療装置100で実行されるプログラムを、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供するようにしてもよい。また、本実施形態及び各変形例の治療装置100で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。
本実施形態及び各変形例の治療装置100で実行されるプログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、例えば、制御装置902が外部記憶装置906からプログラムを記憶装置904上に読み出して実行することにより、上記各部がコンピュータ上で実現されるようになっている。
以上説明したとおり、本実施形態及び各変形例によれば、透視用の放射線による被曝量をより低減することができる。
なお本発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
例えば、上記実施形態のフローチャートにおける各ステップを、その性質に反しない限り、実行順序を変更し、複数同時に実施し、あるいは実施毎に異なった順序で実施してもよい。
100 治療装置
101、102 第1照射部
103 第2照射部
104 寝台
110、120 検出器
200 制御装置
210 判定部
220 制御部

Claims (16)

  1. 被検体に対して、それぞれが放射線を照射する複数の第1照射部と、
    前記被検体を透過した放射線を検出し、検出した放射線に基づいてそれぞれが画像を生成する複数の検出部と、
    複数の前記画像のうちのいずれかである所定画像を用いて、前記被検体の体内のオブジェクトが第1領域に含まれているか否かを判定する判定部と、
    前記オブジェクトが前記第1領域に含まれていない場合、前記オブジェクトが前記第1領域に含まれている場合よりも前記複数の放射線の単位時間当たりの照射量が少なくなるように前記複数の第1照射部を制御する制御部と、
    を備える治療装置。
  2. 前記判定部は、前記オブジェクトが前記第1領域に含まれている場合、前記複数の画像を用いて、前記オブジェクトが第2領域に含まれているか否かを更に判定し、
    前記オブジェクトが前記第2領域に含まれている場合、前記オブジェクトに対して治療ビームを照射する第2照射部を更に備える請求項1に記載の治療装置。
  3. 前記第1領域は、前記第2領域を前記所定画像に投影した領域である請求項1に記載の治療装置。
  4. 前記判定部は、前記所定画像上で前記オブジェクトが前記第1領域に含まれている場合、前記オブジェクトが第1領域に含まれていると判定し、前記所定画像上で前記オブジェクトが前記第1領域に含まれていない場合、前記オブジェクトが第1領域に含まれていないと判定する請求項3に記載の治療装置。
  5. 前記第1領域は、前記第2領域を前記所定画像に投影した領域を拡大した領域である請求項1に記載の治療装置。
  6. 前記第1領域は、前記第2領域を前記所定画像に投影した投影領域を拡大した領域のうち、当該投影領域に含まれる領域を中抜きした領域である請求項1に記載の治療装置。
  7. 前記判定部は、前記所定画像上での時刻毎の前記オブジェクトの位置を推定し、推定した位置が前記第1領域に含まれる時刻では、前記オブジェクトが第1領域に含まれていると判定し、推定した位置が前記第1領域に含まれない時刻では、前記オブジェクトが第1領域に含まれていないと判定する請求項6に記載の治療装置。
  8. 前記所定画像は、前記複数の検出部のうち、前記複数の放射線の中の所定方向から照射された放射線を検出した検出部により生成された画像である請求項1に記載の治療装置。
  9. 前記所定方向は、固定されている請求項8に記載の治療装置。
  10. 前記所定方向は、前記複数の放射線のうちの他の放射線の照射方向よりも前記オブジェクトの移動軌跡が大きく見える方向である請求項8に記載の治療装置。
  11. 前記制御部は、治療計画時又は過去の治療時に生成された画像から前記所定方向を決定する請求項10に記載の治療装置。
  12. 前記制御部は、前記複数の第1照射部のうちのいずれかから前記被検体への方向が前記所定方向となるように、少なくとも前記第1照射部の位置、前記検出部の位置、及び寝台の位置のいずれかひとつを制御する請求項8に記載の治療装置。
  13. 前記判定部は、外部センサを用いて、前記オブジェクトが前記第2領域に含まれているか否かを判定し、
    前記制御部は、前記オブジェクトが前記第2領域に含まれていない場合、前記複数の放射線を照射しないように前記複数の第1照射部を制御する請求項2に記載の治療装置。
  14. 前記制御部は、前記オブジェクトが前記第1領域に含まれていない場合、前記オブジェクトが前記第1領域に含まれている場合よりも、前記複数の第1照射部のうち前記所定画像の生成に用いられた放射線を照射する第1照射部以外の第1照射部からの放射線の照射回数を少なくする制御、又は当該第1照射部に供給される電流を少なくする制御を行う請求項1に記載の治療装置。
  15. 前記オブジェクトは、前記被検体の患部又は当該患部付近に留置されたマーカである請求項1に記載の治療装置。
  16. 治療装置で実行される治療方法であって、
    前記治療装置は、
    被検体に対して、それぞれが放射線を照射する複数の第1照射部と、
    前記被検体を透過した放射線を検出し、検出した放射線に基づいてそれぞれが画像を生成する複数の検出部と、を備え、
    複数の前記画像のうちのいずれかである所定画像を用いて、前記被検体の体内のオブジェクトが第1領域に含まれているか否かを判定する判定ステップと、
    前記オブジェクトが前記第1領域に含まれていない場合、前記オブジェクトが前記第1領域に含まれている場合よりも前記複数の放射線の単位時間当たりの照射量が少なくなるように前記複数の第1照射部を制御する制御ステップと、
    を含む治療方法。
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