JP2016221095A - 放射線透視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 マーカまたは特定部位の移動軌跡を示す3次元画像の方向と被検者の方向との関係を容易に理解することが可能な放射線透視装置を提供する。【解決手段】 画像処理部31は、第1撮影系、第2撮影系、第3撮影系、第4撮影系のうちの2個の撮影系を使用してマーカを検出するためのマーカ検出部32を備える。このマーカ検出部32は、例えば、第1撮影系、第2撮影系、第3撮影系、第4撮影系により撮影した被検者の体内に留置されたマーカを含む画像と、予め設定されたテンプレート画像とを比較するテンプレートマッチングにより、マーカの3次元の位置情報を演算する。また、画像処理部31は、マーカの移動軌跡を3次元の画像として表示する移動軌跡表示部33と、被検者の方向を表す画像を移動軌跡の3次元画像とともに表示する被検者画像表示部34と、移動軌跡の3次元画像と被検者の方向を表す画像とを同期して回転させる画像回転部35とを備える。【選択図】 図2

Description

この発明は、被検者の体内に留置されたマーカを含む画像または被検者の特定部位を含む画像を、互いに異なる二方向から取得することにより、被検者の体動に伴って移動するマーカまたは特定部位の位置を検出するX線透視装置等の放射線透視装置に関する。
治療ビームを照射するヘッドと、このヘッドを被検者を中心として回動させるガントリーとを備え、腫瘍などの患部に対してX線や電子線等の治療ビームを照射することにより放射線治療を行う放射線治療装置においては、放射線を患部に正確に照射する必要がある。しかしながら、被検者が体を動かしてしまう場合があるばかりではなく、患部自体に動きが生ずる場合がある。例えば、肺の近くの腫瘍は呼吸に基づき大きく移動する。このため、特許文献1においては、腫瘍のそばに金製のマーカを配置し、このマーカの位置をX線透視装置により検出して、治療放射線の照射を制御する構成を有する放射線治療装置が提案されている。
このような放射線治療装置として、特許文献2には、被検者の体内に留置されたマーカを含む画像を透視することにより、マーカの位置を特定するためのX線透視装置が開示されている。この特許文献2に記載のX線透視装置においては、床面側からX線を照射する第1X線管と天井側から被検者を通過したX線を検出する第1X線検出器からなる第1撮影系と、床面側からX線を照射する第2X線管と天井側から被検者と通過したX線を検出する第2X線検出器からなる第2撮影系とを使用して、テンプレートマッチング等により体内に埋め込まれたマーカを検出する。そして、第1撮影系により撮影した二次元の透視画像と第2撮影系により撮影した二次元の透視画像を利用して3次元の位置情報を得る。このような動作を連続して実行して、リアルタイムでマーカの3次元の位置情報を演算することにより、移動を伴う部位のマーカを高精度で検出する。そして、このマーカの位置情報に基づいて治療放射線の照射を制御することで、腫瘍の動きに応じた高精度の放射線照射を実行することが可能となる。
このとき、被検者の患部の位置等に応じて、治療ビームを様々な方向から患部に向けて照射する必要があることから、上述したように、治療ビームを照射するヘッドは、被検者を中心として回動可能となっている。このため、特許文献2に記載のX線透視装置においては、第1撮影系および第2撮影系は、ヘッドによりX線が遮られない位置から透視を実行する必要がある。これを可能とするため、特許文献2に記載のX線透視装置においては、第1X線管および第1X線検出器と、第2X線管および第2X線検出器とをレールに沿って移動可能に構成することで、予め設定された3箇所の位置からX線透視を実行することを可能としている。
特開2000−167072号公報 特開2014−128412号公報
このようなX線透視装置においては、被検者の体動に伴うマーカまたは特定部位の移動軌跡を参照することにより、マーカまたは特定部位の移動範囲等を特定する構成が採用されている。この場合においては、マーカまたは特定部位の移動軌跡を読み込み、保存されている3次元座標を抽出することにより、マーカまたは特定部位の移動軌跡を擬似的な3次元(3D)画像としてグラフィカルに表示する構成が採用される。
図6は、このようなマーカの移動軌跡を示す擬似的な3次元画像を示す模式図である。
この擬似的な3次元画像は、X線透視装置における表示部25に表示される。この擬似的な3次元画像においては、3個のマーカの軌跡T1、T2、T3からなる軌跡表示Tが、X軸、Y軸、Z軸とともに表示される。なお、X軸、Y軸、Z軸上の黒丸は、距離(間隔)を表している。オペレータは、X線透視装置に付設されたマウス等を利用してこの擬似的な3次元画像を回転、拡大、縮小、平行移動することにより、様々な視点・角度から、マーカの移動軌跡を参照することが可能となる。
しかしながら、このような擬似的な3次元画像を回転および平行移動させた場合には、オペレータは、実際の被検者の方向と擬似的な3次元画像におけるX軸、Y軸、Z軸との関係を容易に理解することが困難となるという問題が生ずる。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、マーカまたは特定部位の移動軌跡を示す3次元画像の方向と被検者の方向との関係を容易に理解することが可能な放射線透視装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、被検者の体内に留置されたマーカを含む画像または前記被検者の特定部位を含む画像を互いに異なる二方向から取得することにより、前記被検者の体動に伴って移動する前記マーカまたは前記被検者の特定部位の位置を検出する放射線透視装置であって、前記マーカまたは前記被検者の特定部位の移動軌跡を表示装置に表示させる移動軌跡表示部と、前記被検者の方向を表す画像を、前記移動軌跡と方向を関連付けて前記表示装置に表示させる被検者画像表示部と、を備えたことを特徴とする。
第2の発明は、方向の関連付けを維持した状態で、前記表示装置に表示されている前記移動軌跡と前記被検者の方向を表す画像とを回転させる画像回転部をさらに備える。
第3の発明は、前記被検者画像表示部は、治療計画装置から取得した治療計画に基づいて、前記被検者の方向を表す人体模型画像を前記移動軌跡の3次元画像とともに前記表示装置に表示させる。
第4の発明は、前記被検者画像表示部は、CT撮影装置から取得した前記被検者の解剖学的構造に基づいて、前記被検者の3次元CT画像を前記移動軌跡の3次元画像とともに前記表示装置に表示させる。
第1から第4の発明によれば、マーカまたは特定部位の移動軌跡と被検者の方向を表す画像とを同時に表示し、また、同期して回転させることにより、オペレータがマーカまたは特定部位の移動軌跡を示す3次元画像の方向と被検者の方向との関係を容易に理解することが可能となる。
この発明に係る放射線透視装置としてのX線透視装置の概要図である。 この発明に係るX線透視装置の制御系を示すブロック図である。 第1実施形態に係るマーカの移動軌跡を示す擬似的な3次元画像を示す模式図である。 第1実施形態に係るマーカの移動軌跡を示す擬似的な3次元画像を示す模式図である。 第2実施形態に係るマーカの移動軌跡を示す擬似的な3次元画像を示す模式図である。 マーカの移動軌跡を示す擬似的な3次元画像を示す模式図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、この発明に係る放射線透視装置としてのX線透視装置の概要図である。また、図2は、この発明に係るX線透視装置の制御系を示すブロック図である。
この放射線透視装置としてのX線透視装置は、テーブル19上の被検者10の患部に対してX線や電子線等の放射線を照射して放射線治療を行うための放射線治療装置とともに使用されるものである。このような放射線治療時においては、放射線を被検者10の体動に伴って移動する患部に正確に照射する必要がある。このため、被検者10の患部付近には、マーカが設置される。そして、X線透視により被検者10の体内に埋め込まれたマーカを連続的に透視して、マーカの3次元の位置情報を演算することで、マーカを高精度で検出する、所謂、動体追跡を行う構成となっている。なお、被検者10における患部付近にマーカを設置する代わりに、被検者10における腫瘍等の特定部位の画像をマーカの代わりに使用するマーカレストラッキングが採用される場合もある。
このX線透視装置は、第1X線管11、第2X線管12、第3X線管13、第4X線管14と、第1フラットパネルディテクタ21、第2フラットパネルディテクタ22、第3フラットパネルディテクタ23、第4フラットパネルディテクタ24とを備える。第1X線管11から照射された放射線としてのX線は、テーブル19上の被検者10を透過した後、第1フラットパネルディテクタ21により検出される。第1X線管11と第1フラットパネルディテクタ21とは、第1撮影系を構成する。第2X線管12から照射されたX線は、テーブル19上の被検者10を透過した後、第2フラットパネルディテクタ22により検出される。第2X線管12と第2フラットパネルディテクタ22とは、第2撮影系を構成する。第3X線管13から照射されたX線は、テーブル19上の被検者10を透過した後、第3フラットパネルディテクタ23により検出される。第3X線管13と第3フラットパネルディテクタ23とは、第3撮影系を構成する。第4X線管14から照射されたX線は、テーブル19上の被検者10を透過した後、第4フラットパネルディテクタ24により検出される。第4X線管14と第4フラットパネルディテクタ24とは、第4撮影系を構成する。
また、このX線透視装置は、第1電力供給部28および第2電力供給部29を備える。これらの第1電力供給部28および第2電力供給部29は、高電圧装置とも呼称されるものである。第1電力供給部28は、X線を照射するために必要な管電圧及び管電流を、第1X線管11または第2X線管12に対して選択的に供給する。また、第2電力供給部29は、X線を照射するために必要な管電圧及び管電流を、第3X線管13または第4X線管14に対して選択的に供給する。
このため、第1X線管11と第2X線管12とは、同時にはX線を照射することができず、第3X線管13と第4X線管14とは、同時にはX線を照射することはできない。従って、上述した第1撮影系と第2撮影系とを同時に使用することはできず、第3撮影系と第4撮影系とを同時に使用することはできない。一方、上述した動体追跡時において、マーカまたは特定部位(以下、これらを総称して「マーカ」という)の3次元の位置情報を演算するためには、マーカを二方向から透視する必要がある。このため、このX線透視装置においては、第1撮影系と第3撮影系とを使用した第1ポジションでのX線透視と、第1撮影系と第4撮影系とを使用した第2ポジションでのX線透視と、第2撮影系と第3撮影系とを使用した第3ポジョンでのX線透視と、第2撮影系と第4撮影系とを使用した第4ポジションでのX線透視との、4つのパターンでのX線透視を実行することが可能となる。
さらに、このX線透視装置は、論理演算を実行するCPU、装置の制御に必要な動作プログラムが格納されたROM、制御時にデータ等が一時的にストアされるRAM等を備え、装置全体を制御する制御部30を備える。この制御部30は、上述した第1フラットパネルディテクタ21、第2フラットパネルディテクタ22、第3フラットパネルディテクタ23および第4フラットパネルディテクタ24と接続されている。また、この制御部30は、上述した第1電力供給部28および第2電力供給部29と接続されている。
この制御部30は、画像処理を実行する画像処理部31と、後述するマーカの移動軌跡等を記憶する記憶部36とを備える。
画像処理部31は、第1撮影系、第2撮影系、第3撮影系、第4撮影系のうちの2個の撮影系を使用してマーカを検出するためのマーカ検出部32を備える。このマーカ検出部32は、例えば、第1撮影系、第2撮影系、第3撮影系、第4撮影系により撮影した被検者10の体内に留置されたマーカを含む画像と、予め設定されたテンプレート画像とを比較するテンプレートマッチングにより、マーカの3次元の位置情報を演算する。
また、画像処理部31は、後述するように、マーカの移動軌跡を3次元の画像として表示する移動軌跡表示部33と、被検者10の方向を表す画像を移動軌跡の3次元画像とともに表示する被検者画像表示部34と、移動軌跡の3次元画像と被検者10の方向を表す画像とを同期して回転させる画像回転部35とを備える。
制御部30は、X線透視画像やマーカの移動軌跡等の画像を表示するための液晶表示パネル等からなる表示部25と、キーボードやマウスを備え、各種の入力を実行するための操作部26とに接続されている。また、制御部30は、病院内の被検者管理システムの院内通信である院内ネットワーク100を介して、被検者10をCT撮影するCT撮影装置37と、被検者10に対する治療計画を作成する治療計画装置38と、被検者10についての各種のデータを記憶する患者データ記憶部39と接続されている。ここで、治療計画装置38は、CT撮影装置37により撮影した被検者10のCT画像等に基づいて、腫瘍に対してどの程度のエネルギーの放射線をどの方向からどの程度の回数照射するのかをスケジューリングすることにより、被検者10に対する治療計画を作成する。
このX線透視装置によりX線透視によりマーカの位置を検出する動体追跡を実行するときには、第1撮影系、第2撮影系、第3撮影系、第4撮影系のうちから、X線透視に使用する2個の撮影系が選択され、それらの撮影系を使用してX線透視による動体追跡が実行される。このときには、画像処理部31におけるマーカ検出部32によりマーカが検出される。これにより得られたマーカの移動軌跡は、制御部30における記憶部36に記憶される。
図3は、第1実施形態に係るマーカの移動軌跡を示す擬似的な3次元画像を示す模式図である。
画像処理部31におけるマーカ検出部32により検出され、記憶部36に記憶されたマーカの移動軌跡は、画像処理部31における移動軌跡表示部33の作用により、表示部25に表示される。図3においては、3個のマーカの軌跡T1、T2、T3からなる軌跡表示Tが、X軸、Y軸、Z軸とともに擬似的な3次元画像として表示される。なお、X軸、Y軸、Z軸上の黒丸は、距離(間隔)を表している。
また、このときには、画像処理部31における被検者画像表示部34の作用により、被検者10の方向を表す人体模型画像Mを、移動軌跡の3次元画像とともに、移動軌跡の3次元画像との方向を一致するように関連付けて表示する。このときには、被検者画像表示部34は、治療計画装置38が作成した治療計画を院内ネットワーク100を介して入手する。そして、被検者画像表示部34は、この治療計画に基づいて被検者10の体軸方向の情報を得て、この情報に基づいて、人体模型画像Mを被検者10の体軸と一致する方向を向く状態で表示する。この人体模型画像Mにより、3個のマーカの軌跡T1、T2、T3からなる軌跡表示Tの方向と、被検者10の方向との関係を、容易に理解することが可能となる。
オペレータは、マーカ軌跡をより詳細に確認するために、操作部26におけるマウスを利用することにより、擬似的な3次元画像を回転、拡大、縮小、平行移動する。これにより、様々な視点・角度から、マーカの移動軌跡を参照することが可能となる。このときには、画像処理部31における画像回転部35が、3個のマーカの軌跡T1、T2、T3からなる軌跡表示Tの3次元画像と被検者10の方向を表す人体模型画像Mとを同期して(すなわち、人体模型画像Mと移動軌跡の3次元画像との方向の関連付けを維持した状態で)回転させる。
図4は、このような状態におけるマーカの移動軌跡を示す擬似的な3次元画像を示す模式図である。
例えば、オペレータが、表示部25に表示された画像の一部を操作部26におけるマウスを利用してドラッグすることにより、3個のマーカの軌跡T1、T2、T3からなる軌跡表示Tの3次元画像を回転させた場合には、画像処理部31における画像回転部35の作用により、被検者10の方向を表す人体模型画像Mもこれに伴って回転する。このため、3個のマーカの軌跡T1、T2、T3からなる軌跡表示Tの3次元画像を回転させた場合においても、3個のマーカの軌跡T1、T2、T3からなる軌跡表示Tの方向と、被検者10の方向との関係を、容易に理解することが可能となる。
図5は、第2実施形態に係るマーカの移動軌跡を示す擬似的な3次元画像を示す模式図である。
図3および図4に示す実施形態においては、被検者10の方向を示す画像として、人体模型画像Mを使用していたのに対し、この図5に示す実施形態においては、被検者10の方向を表す画像として、被検者10の3次元CT画像Bを使用している。
この被検者10の3次元CT画像Bは、治療計画の作成時にCT撮影装置37により撮影された被検者10のCT画像が利用される。そして、CT撮影装置37から院内ネットワーク100を介して取得したCT画像に基づく被検者10の解剖学的構造に基づいて、被検者10の3次元CT画像Bが、3個のマーカの軌跡T1、T2、T3からなる軌跡表示Tの3次元画像とともに、表示部25に表示される。
そして、この実施形態においても、オペレータが表示部25に表示された画像を操作部26におけるマウスを利用してドラッグすることにより、3個のマーカの軌跡T1、T2、T3からなる軌跡表示Tの3次元画像を回転させた場合には、被検者10の方向を表す3次元CT画像Bもこれに伴って回転する。このため、3個のマーカの軌跡T1、T2、T3からなる軌跡表示Tの3次元画像を回転させた場合においても、3個のマーカの軌跡T1、T2、T3からなる軌跡表示Tの方向と、被検者10の方向との関係を、容易に理解することが可能となる。
なお、上述した実施形態においては、被検者10の方向を表す画像として、被検者10を表す人体模型画像Mまたは被検者10の3次元CT画像Bを使用しているが、被検者10の方向を表す画像として、これら以外のものを使用してもよい。例えば、被検者10の体軸方向と頭部の方向を表す矢印等を、被検者10の方向を表す画像として使用してもよい。
また、上述した実施形態においては3個のマーカの軌跡T1、T2、T3からなる軌跡表示Tの3次元画像を表示部25に表示しているが、マーカの軌跡の数は、これに限定されるものではない。また、単一のマーカの軌跡を表示部25に表示するようにしてもよい。
このとき、被検者10における患部付近にマーカを設置する代わりに、被検者10における腫瘍等の特定部位の画像をマーカの代わりに使用するマーカレストラッキングが採用される場合には、マーカの軌跡にかえて、単一あるいは複数の特定部位の軌跡が、表示部25に表示される。
また、上述した実施形態においては、第1X線管11と第1フラットパネルディテクタ21からなる第1撮影系、第2X線管12と第2フラットパネルディテクタ22からなる第2撮影系、第3X線管13と第3フラットパネルディテクタ23からなる第3撮影系および第4X線管14と第4フラットパネルディテクタ24とからなる第4撮影系という4個の撮影系を備えているが、これらの撮影系は少なくとも3個あればよい。すなわち、X線管とフラットパネルディテクタとを有する撮影系を3個以上備えるとともに、これらの3個以上の撮影系のうち、X線透視に使用する2個の撮影系を選択することができる構成であればよい。
さらに、上述した実施形態としては、この発明に係る放射線検出器として機能するX線検出器として、フラットパネルディテクタを使用しているが、イメージインテンシファイア(I.I.)等のX線検出器や、その他の放射線検出器を使用してもよい。
10 被検者
11 第1X線管
12 第2X線管
13 第3X線管
14 第4X線管
19 テーブル
21 第1フラットパネルディテクタ
22 第2フラットパネルディテクタ
23 第3フラットパネルディテクタ
24 第4フラットパネルディテクタ
25 表示部
26 操作部
28 第1電力供給部
29 第2電力供給部
30 制御部
31 マーカ検出部
32 画像処理部
33 移動軌跡表示部
34 被検者画像表示部
35 画像回転部
37 CT撮影装置
38 治療計画装置
39 患者データ記憶部
B 3次元CT画像
M 人体模型画像
T 軌跡表示
T1 軌跡
T2 軌跡
T3 軌跡

Claims (4)

  1. 被検者の体内に留置されたマーカを含む画像または前記被検者の特定部位を含む画像を互いに異なる二方向から取得することにより、前記被検者の体動に伴って移動する前記マーカまたは前記被検者の特定部位の位置を検出する放射線透視装置であって、
    前記マーカまたは前記被検者の特定部位の移動軌跡を表示装置に表示させる移動軌跡表示部と、
    前記被検者の方向を表す画像を、前記移動軌跡と方向を関連付けて前記表示装置に表示させる被検者画像表示部と、
    を備えたことを特徴とする放射線透視装置。
  2. 請求項1に記載の放射線透視装置において、
    方向の関連付けを維持した状態で、前記表示装置に表示されている前記移動軌跡と前記被検者の方向を表す画像とを回転させる画像回転部をさらに備える放射線透視装置。
  3. 請求項1または2に記載の放射線透視装置において、
    前記被検者画像表示部は、治療計画装置から取得した治療計画に基づいて、前記被検者の方向を表す人体模型画像を前記移動軌跡の3次元画像とともに前記表示装置に表示させる放射線透視装置。
  4. 請求項1または2に記載の放射線透視装置において、
    前記被検者画像表示部は、CT撮影装置から取得した前記被検者の解剖学的構造に基づいて、前記被検者の3次元CT画像を前記移動軌跡の3次元画像とともに前記表示装置に表示させる放射線透視装置。
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