JP2015014142A - 電子錠 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を削減し、主要部品をユニット化することで容易に組み込みを行うことができ、駆動部が駆動不可能な状態にあっても、手動操作等によって容易に開錠又は施錠を行うことができ、ギヤ相互の摩耗を著しく軽減し、長期に亘り円滑に使用することができる電子錠を提供する。【解決手段】駆動部と、駆動部の動力を伝達する伝達ギヤと、伝達ギヤとともに回動するカム板と、カム板の当接片が突部と当接することで直線運動するラック板と、手動操作により回動するか又はラック板のラックギヤにより回動するハブと、ハブの回動をデッドボルトの開錠状態と施錠状態との間におけるスライド方向の力に変換するスライド変換機構とを備え、少なくとも開錠状態と施錠状態において、当接片が突部の可動領域から外れる位置となるようカム板が回動し、手動操作により回動されるハブの回転力をカム板へ伝達することなく遮断することを特徴とする電子錠。【選択図】 図1

Description

本発明は、扉等に設置される電子錠に係るものであって、特に駆動部が駆動不可能な状態にあっても、手動操作等によって開錠又は施錠を行うことができる電子錠に関するものである。
従来より、駆動部が駆動不可能な状態にあっても、手動操作等によって開錠又は施錠を行うことができる電子錠が公知である。例えば、スイングアームの揺動により遊星歯車と施錠用受け歯車或いは開錠用受け歯車との断続を行うようにして施錠中歯車列と駆動部とを機械的に切離し、一方、歯車群の一つに噛み合い係合をするラック板と、外部操作部材に連結された開錠板とを通常の施開錠動作においては相互に干渉しないように係合させ、施錠の為ラック板が一杯に前進したときには開錠板の第2係合部がラック板の第1係合部に前方から係合できるようにしたので、施錠中は無条件で外部操作部材及び開錠板を介してラック板を後方に移動させて開錠することができる電子錠が公知である(特許文献1参照)。
特開平8−303077号公報
しかしながら、特許文献1の構造では、施錠用受け歯車、開錠用受け歯車、施錠用従動歯車列を構成する歯車、開錠用従動歯車列を構成する歯車が必要となる為、部品点数が多く、構造が複雑なものとなり、容易に組み込みを行うことができない虞がある。これにより、製造コストが増大してしまう他、メンテナンス作業を容易に行うことができない虞がある。また、部品点数が多く、構造が複雑なことから、ギヤ相互の摩耗においても懸念されるものである。
更に、駆動部が駆動不可能な状態にあっては、カバーを外す、或いは表面板を破壊して、内部の非常解錠杆を押動させることにより、開錠レバー等を作動させて開錠するものである。しかしながら、非常時において、開錠させる際には通常と異なる作動方法が必要となる為、開錠する者等がパニックになることも想定され、迅速に作業を行うことができない虞もある。
そこで、本発明はこのような問題点を解決するものであって、部品点数を削減し、主要部品をユニット化することで容易に組み込みを行うことができるとともに、駆動部が駆動不可能な状態にあっても、手動操作等によって容易に開錠又は施錠を行うことができ、且つ、ギヤ相互の摩耗を著しく軽減し、長期に亘り円滑に使用することができる電子錠を提供することを課題とする。
前記問題点を解決するために、本発明の請求項1に記載の電子錠は、駆動部と、前記駆動部の動力を伝達する伝達ギヤと、前記伝達ギヤとともに回動するカム板と、前記カム板の回動により、前記カム板の当接片が突部と当接することで直線運動するラック板と、扉の外面に備えた施開錠操作部による手動操作により回動するか又は前記ラック板に設けられるラックギヤにより回動するハブと、前記ハブの回動をデッドボルトの開錠状態と施錠状態との間におけるスライド方向の力に変換するスライド変換機構とを備え、少なくとも前記開錠状態及び前記施錠状態において、前記当接片が前記ラック板における突部の可動領域から外れる位置となるよう前記カム板が回動し、前記手動操作により回動される前記ハブの回転力を前記カム板へ伝達することなく遮断することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載の電子錠は、請求項1に記載の電子錠において、前記伝達ギヤと前記カム板との間にクラッチ機構を設けてなり、前記クラッチ機構は、前記伝達ギヤとともに回動する駆動クラッチ板と、前記カム板が係合されるとともに、前記駆動クラッチ板に形成される凸部及び凹部にそれぞれ対応して係合することで共に回動する従動クラッチ板と、前記伝達ギヤに設置され、前記駆動クラッチ板と前記従動クラッチ板との係合状態を維持するよう付勢する弾性部材とを備え、前記開錠状態と前記施錠状態との間であって、前記当接片が前記ラック板における突部の可動領域内に位置する状態において、前記手動操作により回動される前記ハブの回転力を前記従動クラッチ板に伝達して回動させることで、前記凸部に形成される傾斜面を介して乗り上がるように誘導し、前記弾性部材の付勢力に抗して前記駆動クラッチ板を前記弾性部材側へ可動させて、前記駆動クラッチ板と前記従動クラッチ板との係合状態を解除するものである。
また、本発明の請求項3に記載の電子錠は、請求項2に記載の電子錠において、少なくとも、前記駆動部と前記伝達ギヤと前記クラッチ機構とを収容ケースに収容してケース蓋にて閉蓋するとともに、前記カム板を係合させる前記従動クラッチ板の段部を前記ケース蓋から突出させた状態で前記収容ケースを電子錠の錠ケースに収容するものである。
また、本発明の請求項4に記載の電子錠は、請求項2又は請求項3に記載の電子錠において、前記クラッチ機構は、前記デッドボルトの進退する平面に対して垂直となる平面上に積重されるように設置されるものである。
また、本発明の請求項5に記載の電子錠は、請求項3又は請求項4に記載の電子錠において、前記カム板は、前記ケース蓋から突出する前記段部に固着される押さえ板と前記従動クラッチ板の間に挟持されるものである。
また、本発明の請求項6に記載の電子錠は、請求項5に記載の電子錠において、前記ラック板には、前記ケース蓋と前記押さえ板の間に前記突部側から支持片が延設されるものである。
本発明の電子錠では、少なくとも開錠状態及び施錠状態において、カム機構によりハブから駆動部へ伝達される回転力を遮断可能にするとともに、カム機構での遮断が不可能な場合であっても、クラッチ機構によりハブから駆動部へ伝達される回転力を確実に遮断し、手動操作により開錠又は施錠を行うことができる。これにより、従来における電子錠と比較して、軽い操作力となるので幼児又は高齢者であっても容易に開錠又は施錠を行うことができるとともに、ギヤ相互の摩耗を著しく軽減し、長期に亘り円滑に使用することができる。
また、従来品と比較して部品点数を削減し、駆動部、伝達ギヤ、クラッチ機構等の主要部品を収容ケースに収容してユニット化することで、容易に組み込みを行うことができるので、製造コストを削減することができる。
更には、クラッチ機構においては、デッドボルトの進退する平面に対して、垂直となる平面上に設置されることから、収容ケースのコンパクト化をも実現している。
本発明の実施例における電子錠の施錠状態の一部破断側面図である。 本発明の実施例における電子錠の開錠途中状態の一部破断側面図である。 本発明の実施例における電子錠の開錠状態の一部破断側面図である。 本発明の実施例における電子錠のスライド変換機構の拡大側面図である。 本発明の実施例における電子錠のクラッチ機構を含む要部の分解斜視図である。 本発明の実施例における電子錠のクラッチ機構を含む要部の施錠状態説明図である。 本発明の実施例における電子錠のクラッチ機構を含む要部の開錠途中状態説明図である。 本発明の実施例における電子錠のクラッチ機構を含む要部の開錠状態説明図である。 本発明の実施例における電子錠のクラッチ機構の分離状態説明図である。 本発明の別実施例における電子錠の施錠状態の一部破断側面図である。
以下、本発明の実施の形態における電子錠を図面に基づいて説明する。電子錠10は、図1に示すように、扉Dにおける開放端部側の内部に埋設されてなる。当該電子錠10は、駆動部51が駆動可能な通常時には、駆動部51による電気的動力により開錠又は施錠を行うことができるのは従来と同様である。
更に、駆動部51が駆動不可能な非常時には、カム機構によりハブ38から駆動部51へ伝達される回転力を遮断可能にするとともに、カム機構での遮断が不可能な場合であっても、クラッチ機構によりハブ38から駆動部51へ伝達される回転力を確実に遮断し、手動操作により開錠又は施錠を行うことができるものである。
本発明の実施例に係る電子錠10は、図1から図4に示すように、扁平状の錠ケース11に駆動部51、伝達ギヤ52、デッドボルト20を進退可能とするスライド機構等を収容可能としてなる。当該錠ケース11は、上端壁12、下端壁13が上下に延設されて一対のフランジ壁14を形成してなり、後端壁15と対向する位置にて、フロント板16をネジ等の固着手段によりフランジ壁14に固着して構成される。また、錠ケース11は、錠ケース蓋(図示しない)により閉蓋される。
また、錠ケース11の上端には、駆動部51、開錠スイッチ93等の配線を錠ケース11の外部へと案内する案内筒17が設けられる。フロント板16には、デッドボルト20を挿通させる為の開口孔18が設けられる。
デッドボルト20は、錠ケース11の下端に開口孔18を介して進退可能に設けられる。当該デッドボルト20は、頭部21、作動部22及びストッパー係合片23とから構成される。頭部21は、開口孔18に挿通されるものであり、例えば略長方形状に形成されており、後端部から水平状態に延設される作動部22及びストッパー係合片23とが分岐してそれぞれ設けられる。作動部22とストッパー係合片23との間は、後述する回動軸44を収容する為の軸収容空間24とされる。
また、作動部22の上端には、第1係合部25及び第2係合部26が突出するよう設けられており、第1係合部25及び第2係合部26には、後述するハブ38の作動アーム40が交互に当接する第1受け面27、第2受け面28が設けられる。また、作動部22には、作動アーム40及び押下げロッド43が当接することなく可動可能となるよう溝部29が設けられる。
更に、ストッパー係合片23の下端には、デッドボルト20が施錠方向に前進した際にストッパー31が係合される切欠部が後端部に至るまで設けられる。当該切欠部の前端は、ストッパー31の先端部が当接する係合段部30とされる。当該ストッパー31は固定軸32に設けられており、ストッパー31をデッドボルト20側へ常時付勢する付勢バネ33が設けられる。
また、頭部21又は作動部22の上端には、第1膨出部34及び第2膨出部35が突出するよう設けられる。第1膨出部34及び第2膨出部35は、デッドボルト20の進退の伴い、開錠操作ロッド95又は施錠操作ロッド96を押し上げるよう、それぞれ傾斜面を有してなる。また、デッドボルト20には、円滑に進退可能となるよう、適宜箇所にローラ36が設けられる。
デッドボルト20の上方には、錠ケース11に嵌着される受座37に対してハブ38が回動自在に設けられる。当該ハブ38は、扉Dの外面に備えた施開錠操作部となるキー又はサムターンの手動操作等によって回動し、作動部22と連動することで、デッドボルト20の開錠状態と施錠状態との間でスライド方向の力に変換するスライド変換機構を構成する。
ハブ38は、外周壁の一部にラック板85を直線運動させるセクターギヤ39が設けられてなり、その他の外周壁から外径方向に突出する作動アーム40が設けられる。また、ハブ38の略中央部には、ハブ軸用の軸孔41が設けられる。更に、作動アーム40の先端には、押下げロッド43の一端部に軸支される枢支軸42が設けられる。
また、作動部22とストッパー係合片23との間における軸収容空間24には、錠ケース11に対して回動軸44が回動自在に立設される。当該回動軸44には、押下げロッド43の他端部を挿通可能とするよう挿通孔45が形成され、押下げロッド43にはバネ46が巻装されている。
このように構成されるハブ38については、作動部22における第1係合部25、第2係合部26の間に作動アーム40が収容されるとともに、溝部29内に押下げロッド43が収容される。また、作動部22及びストッパー係合片23と錠ケース11との間には、平板状のストッパー作動板47が摺動可能に設けられる。
当該ストッパー作動板47は、一端部にストッパー31の先端側に当接する押下げ部48が形成されるとともに、他端部を折曲して作動アーム40の先端部に当接する折曲部49が形成される。デッドボルト20の進退については後述するが、このように構成されることで、ハブ38の回動により、作動アーム40を介してストッパー作動板47を押し下げ、ストッパー31を付勢バネ33の付勢力に抗して押し下げることができる。これにより、ストッパー31と係合段部30との係合が解除されるので、デッドボルト20は錠ケース11内へと後退することができる。
ハブ38の上方には、駆動部51、伝達ギヤ52等を収容可能とする収容ケース50が設けられる。具体的には、収容ケース50は、略長方形状に形成され、錠ケース11の略中央部より上方に設置される。駆動部51は、錠ケース11内における収容ケース50の外側に設けられるプリント基板(図示しない)に電気的に接続され、収容ケース50内の上方に配設される。駆動部51には、例えば、マイクロモータ等の電動機が用いられる。
伝達ギヤ52は、駆動部51側のウォームギヤ53、第1伝達ギヤ54及び第2伝達ギヤ55とから構成される。これにより、駆動部51の駆動力をウォームギヤ53及び第1伝達ギヤ54を介して第2伝達ギヤ55へと伝達する。
当該第2伝達ギヤ55は収容ケース50内の略中央部に配設され、収容ケース50における左右方向の側壁には、第2伝達ギヤ55の回転による磁界を検出し、開錠又は施錠を検知する為の磁器センサが設けられる。本実施例においては、磁器センサにホール素子が用いられ、図6に示すように、収容ケース50における左右方向の側壁にホール素子用基板HBが設けられる。
第2伝達ギヤ55には、図5に示すようにして、略中央部から回転軸方向に突出するようにして筒状部56が設けられる。筒状部56は、第2伝達ギヤ55とともに回転可能であればよく、一体に形成されるものであっても、別体でもよい趣旨である。
また、筒状部56は、突出する側の端面が少なくとも開口するよう形成されており、当該開口は開口孔57とされる。更に、筒状部56の周壁には、駆動クラッチ板60を係合する為の係合溝58が適宜箇所に設けられる。そして、弾性部材59が筒状部56に挿通され、第2伝達ギヤ55の平面上に載置される。弾性部材59には、例えば、バネが用いられるが、これに限られるものではなく、ウェーブワッシャ、弾性ゴム、弾性を有する合成樹脂等を用いることもできる。
駆動クラッチ板60は、弾性部材59及び従動クラッチ板67とともにクラッチ機構として作用するものである。当該クラッチ機構は、駆動部51が駆動不可能な状態において、ハブ38を介して従動クラッチ板67から駆動クラッチ板60へと伝達される回転力を遮断し、両者の結合を分離することで、従動クラッチ板67のみに回転力が付加されるよう構成するものである。
具体的には、伝達ギヤ52とともに回動する駆動クラッチ板60と、駆動クラッチ板60に形成される凸部及び凹部にそれぞれ対応して係合することで共に回動する従動クラッチ板67との係合が維持されるよう、伝達ギヤ52に設置される弾性部材59にて常時付勢する。そして、ハブ38の回転力を従動クラッチ板67に伝達して回動させることで、凸部に形成される傾斜面を介して乗り上がるように誘導し、弾性部材59の付勢力に抗して駆動クラッチ板60を弾性部材59側へ可動させて、駆動クラッチ板60と従動クラッチ板67との係合状態を解除するものである。
より詳細には、クラッチ機構は以下のように構成されてなる。図5に示すように、駆動クラッチ板60は、円盤状の平板から形成される駆動側基盤61の略中央部に駆動側係合孔62が設けられるとともに、当該駆動側係合孔62の縁部から中心方向に向かって、係合溝58に係合する駆動側係合片63が突出してなる。これにより、駆動クラッチ板60は第2伝達ギヤ55とともに回転可能となる。
また、駆動側基盤61の周縁部には、回転軸方向に突出するようにして2つの駆動側凸部64が180度間隔で対向する位置に設けられる。当該駆動側凸部64の上端面は平滑面状に形成されるとともに、その両端部に駆動側傾斜面65を備えてなる。また、両駆動側凸部64の間は、駆動側凹部66とされる。駆動側凸部64においては、周縁部に限られるものではないし、その個数も特に制限されるものではない。
一方、従動クラッチ板67は、駆動側基盤61と略同等の外形の従動側基盤68を備えてなる。従動側基盤68における下端面の周縁部には、回転軸方向に突出するようにして、駆動側凹部66に対応する従動側凸部69が設けられる。当該従動側凸部69の下端面は、駆動側凸部64に対して摺動可能となるよう平滑面状に形成されるとともに、その両端部には駆動側傾斜面65に対応する従動側傾斜面70を備えてなる。また、両従動側凸部69の間は、従動側凹部71とされる。また、両従動側凸部69においては、周縁部に限られるものではないし、その個数も特に制限されるものではない。
また、従動側基盤68の上端面には、上端に向かうにつれて小径となるよう複数の段部が回転軸方向に突出するように形成される。具体的には、収容ケース蓋79を載置する第1段部72と、カム板80を載置する第2段部73と、カム板80を係合する為の第3段部74とから構成される。カム板80の回動によって、カム板80と収容ケース蓋79とが摺接しないよう、第2段部73の高さは収容ケース蓋79の厚みより大きくなるよう設定することが望ましい。
また、第3段部74の外周壁には、例えば十字状に従動側係合溝75が形成されており、略中央部には従動側基盤68の下端までネジ孔76が形成される。更に、従動側基盤68の外周壁には、外径方向へ突出するようにしてホール素子用磁石HMを嵌着する為の嵌着部77が設けられる。本実施例においては、嵌着部77は、従動側凸部69側の従動側基盤68に設けられる。
これらクラッチ機構は、第2伝達ギヤ55に対して積重されるように設置されるものである。すなわち、デッドボルト20の進退する平面に対して、垂直となる平面上に設置される。これにより、収容ケース50のコンパクト化を実現している。
具体的には、図5、図6から図8に示すようにして、第2伝達ギヤ55の平面上に設置される弾性部材59上に、係合溝58と駆動側係合片63を係合させた状態で駆動クラッチ板60を載置するとともに、駆動側凹部66に従動側凸部69を係合させた状態で従動クラッチ板67を載置する。このとき、同様にして、従動側凹部71に駆動側凸部64が係合するものである。これにより、第2伝達ギヤ55の回転とともに、駆動クラッチ板60及び従動クラッチ板67が回転可能となる。クラッチ機構の作用については、後述する。
このようにしてクラッチ機構は構成され、従動クラッチ板67における第2段部73の外形と略同等の貫通孔78を備えるケース蓋79により、収容ケース50は閉蓋される。このとき、第3段部74がケース蓋79の上端面より突出した状態となり、ケース蓋79の上端からカム板80を係合させることができる。これにより、駆動部51、伝達ギヤ52、クラッチ機構等が収容ケース50に収容され、これらをユニット化することができる。
また、ケース蓋79によって閉蓋されることで、弾性部材59の付勢力により、駆動クラッチ板60及び従動クラッチ板67の係合状態が維持される。弾性部材59については、駆動部51による動力により、カム板80を介してラック板85を可動させた際に、当該係合状態が解除されないように付勢力を設定することが望ましい。すなわち、デッドボルト20の進退に関するバネ46の付勢力より少なくとも大きく設定することが望ましい。
カム板80は、ケース蓋79の上端から従動クラッチ板67に係合され、従動クラッチ板67とともに回動し、その回動によりラック板85を直線運動させるものである。カム板80は、図5に示すように、円盤状の平板から形成され、略中央部にカム側係合孔81が設けられるとともに、当該カム側係合孔81の縁部から中心方向に向かって、十字状の従動側係合溝75に係合するカム側係合片82が突出してなる。これにより、カム板80は従動クラッチ板67とともに回転可能となる。
また、カム板80の外周壁には、ラック板85に当接させる為の当接片83が外径方向に突出してなる。当該当接片83は1箇所以上に設けられ、その個数は特に制限されるものではないが、少なくともデッドボルト20の開錠状態及び施錠状態において、ラック板85の突部と当接することなく、且つ、当該突部の可動領域から外れる位置にて設けられる。
そして、カム板80には上端から押さえ板84が載置され、当該押さえ板84は、ネジ孔76を介してネジ等の固着手段によって従動クラッチ板67に固着される。これにより、カム板80は、図6に示すようにして、従動クラッチ板67に係合した状態で、従動クラッチ板67と押さえ板84に挟持されることとなり、上下方向への可動が規制された状態となる。
また、図1から図3に示すように、錠ケース11内には、上下方向に可動可能なラック板85が設けられる。当該ラック板85は、ハブ38のセクターギヤ39と歯合されるラックギヤ86を備えてなり、上下方向に開口する案内孔87、88と、錠ケース11内に設置される案内ピン19、ケース蓋79に設置される案内ピン89との係合により、上下方向に可動可能に案内される。
また、ラック板85の上端には、カム板80の当接片83と当接する突部がカム板80側へ突出するようにして設けられる。本実施例においては、突部は、第1突部90と第2突部91とが間隙92を有するようにして形成され、カム板80の回動により、当接片83が間隙92に入り込み、第1突部90又は第2突部91に当接し得るように構成される。
一方、錠ケース11の上端であって収容ケース50の上方には、開錠スイッチ93、施錠スイッチ94が設けられており、これらとデッドボルト20との間には、デッドボルト20の進退の伴って開錠スイッチ93、施錠スイッチ94を押圧する開錠操作ロッド95、施錠操作ロッド96とが設置される。
このようにして構成される電子錠10において、まず、駆動部51が駆動可能な通常時の動作について以下に説明する。図1に示すように、施錠状態におては、ハブ38の作動アーム40と作動部22の第1係合部25との係合を介して、デッドボルト20が前進した状態となる。そして、付勢バネ33の付勢力により、ストッパー31はデッドボルト20の係合段部30に係合した状態となる。
このとき、デッドボルト20の第2膨出部35が施錠操作ロッド96を押し上げることにより、施錠スイッチ94が押圧されて、制御部(図示しない)により施錠状態を検知するとともに、図6に示すように、ホール素子用基板HBがホール素子用磁石HMの回動位置を検知する。
また、カム板80とラック板85との関係においては、図1に示すように、ハブ38の回動によりラック板85が上方位置へと可動した状態となり、カム板80の当接片83も上方側へ可動した状態となる。すなわち、施錠状態においては、当接片83とラック板85の突部とが当接することのない位置関係となる。換言すると、当接片83がラック板85の突部の可動領域から外れる位置となるようカム板80が回動した状態となる。よって、当該状態でハブ38が回動した際であっても、その回動運動はラック板85及びカム板80を介して伝達ギヤ52に伝達されることなく遮断され、両者は分離された状態となる。
次に、駆動部51の電気的動力により開錠を行う場合について、図2及び図3に基づいて説明する。施錠状態から開錠状態にかけては、駆動部51の駆動により、伝達ギヤ52を介してカム板80が反時計回りに回動することで、当接片83がラック板85の第1突部90と当接し、ラック板85が下方へ押し下げられる。これにより、ハブ38が反時計回りに回動し、これに追動して、押下げロッド43が回動軸44に挿通されるとともに、バネ46が収縮する。
このとき、ハブ38の回動により、作動アーム40を介してストッパー作動板47を押し下げることで、ストッパー31が付勢バネ33の付勢力に抗して押し下げられるので、ストッパー31と係合段部30との係合が解除され、デッドボルト20は錠ケース11内へと後退することができる。
また、図2に示すように、回動軸44は、作動アーム40における可動領域の略中間領域であって、且つ、バネ46の付勢力が最大限に蓄積された最大収縮位置にて立設されるので、開錠状態にかけては、蓄積された付勢力が作用して円滑に作動させることができる。
そして、図3に示す開錠状態においては、ハブ38の作動アーム40と作動部22の第2係合部26との係合を介して、デッドボルト20が後退した状態となる。
このとき、デッドボルト20の第1膨出部34が開錠操作ロッド95を押し上げることにより、開錠スイッチ93が押圧されて、制御部(図示しない)により開錠状態を検知するとともに、図8に示すように、ホール素子用基板HBがホール素子用磁石HMの回動位置を検知する。
また、カム板80とラック板85との関係においては、図3に示すように、ハブ38の回動によりラック板85が下方位置へと可動した状態となり、カム板80の当接片83も下方側へ可動した状態となる。すなわち、開錠状態においては、当接片83とラック板85の突部とが当接することのない位置関係となる。よって、施錠状態と同様にして、カム板80とラック板85は分離された状態となる。
これにより、駆動部51が駆動可能な通常時においては、ハブ38が回動した際であっても、その回動運動はラック板85及びカム板80を介して伝達ギヤ52に伝達されることなく、カム板80とラック板85とが分離された状態となるので、サムターン等の手動操作、駆動部51による電気的動力により、電子錠10の開錠又は施錠を行うことができる。
次に、駆動部51が駆動不可能な非常時の動作について以下に説明する。非常時の中でも、上述のように、ハブ38が回動した際であっても、その回動運動がラック板85及びカム板80を介して伝達ギヤ52に伝達されることなく、カム板80とラック板85とが分離された状態では、同様にして、サムターン等の手動操作により、電子錠10の開錠又は施錠を行うことができる。
一方で、非常時の中でも、カム板80とラック板85とが分離されていない状態、すなわち、図2に示すように、ハブ38の回動運動がラック板85を介して伝達ギヤ52へと伝達される状態にあっては、駆動部51が駆動不可能な為、伝達ギヤ52の回動抵抗が大きくなり、サムターン等の手動操作により、電子錠10の開錠又は施錠を行うことができなくなる。
このような場合であっても、本願発明のクラッチ機構により、カム板80を介して従動クラッチ板67から駆動クラッチ板60へと伝達される回転力を遮断し、両者の結合を分離することで、従動クラッチ板67のみに回転力を付加させ、サムターン等の手動操作により、電子錠10の開錠又は施錠を行うことができる。以下に、図9に示すように、駆動クラッチ板60と従動クラッチ板67の分離について詳述する。
カム板80とラック板85とが分離されていない状態において、サムターン等の手動操作により、ラック板85の突部を介してカム板80が回動することで、これに伴い、従動クラッチ板67が回動しようとする。
このとき、従動クラッチ板67は、図9(a)に示すように、ケース蓋79により上方への可動が規制されているので、同図(b)に示すように、弾性部材59の付勢力に抗して駆動クラッチ板60を下方へ押し下げ、両者の係合状態を解除し分離させる。
より具体的には、従動クラッチ板67の回動により、同図(a)に示すように、その従動側傾斜面70が駆動側クラッチ板60の駆動側傾斜面65に沿って摺動し、同図(b)に示すように、弾性部材59の付勢力に抗して、従動側傾斜面70の高さ分だけ駆動クラッチ板60を下方へ押し下げる。
これにより、従動側凸部69が駆動側凸部64に乗り上がり、従動クラッチ板67と駆動クラッチ板60の係合状態が解除される。よって、両者は分離されるとともに、従動側凸部69及び駆動側凸部64が摺動可能となるよう、平滑面状に形成されることから、従動クラッチ板67は、駆動クラッチ板60に対して独立して回動可能となる。
そして、従動クラッチ板67が独立して回動する際に、ハブ38を介してデッドボルト20が前進又は後退することで、施錠又は開錠される。結果として、サムターン等の手動操作により、伝達ギヤ52側へ回転力を伝達することなく、電子錠10の開錠又は施錠を行うことができる。
後に、従動クラッチ板67の従動側傾斜面70が駆動側クラッチ板60の駆動側傾斜面65に沿って摺動し、弾性部材59の付勢力によって、従動側傾斜面70の高さ分だけ駆動クラッチ板60が上方へ押し上げられ、両者が再度係合する。
以上、説明した本発明に係る電子錠10によれば、部品点数を削減し、駆動部51、伝達ギヤ52、クラッチ機構等の主要部品を収容ケース50に収容してユニット化することで、容易に組み込みを行うことができるので、製造コストを削減することができる。
また、クラッチ機構においては、デッドボルト20の進退する平面に対して、垂直となる平面上に設置されることから、収容ケース50のコンパクト化をも実現している。
更には、駆動部51が駆動不可能であって、且つ、ハブ38の回動運動がラック板85を介して伝達ギヤ52へと伝達されない状態においては、カム機構により、駆動部51の伝達ギヤ52から分離させることができる。これにより、従来における電子錠と比較して、軽い操作力となるので幼児又は高齢者であっても容易に開錠又は施錠を行うことができる。
また、駆動部51が駆動不可能であって、且つ、ハブ38の回動運動がラック板85を介して伝達ギヤ52へと伝達される状態であっても、クラッチ機構により、駆動部51の伝達ギヤ52から分離させることができる。
これらカム機構及びクラッチ機構により、駆動不可能な駆動部51へ伝達される回転力を確実に遮断することができるので、手動操作等によって確実に容易に開錠又は施錠を行うことができる。更には、当該回転力が確実に遮断されることから、ギヤ相互の摩耗を著しく軽減し、長期に亘り円滑に開錠又は施錠を行うことができる。
上述した実施例において、クラッチ機構を構成する弾性部材59、駆動クラッチ板60及び従動クラッチ板67の形状、寸法、材質等を適宜変更して実施することが可能である。すなわち、クラッチ機構は、収容ケース50内において、駆動部51へと伝達される回転力を遮断し得る構成であれば、特に制限されるものではない。
また、ラック板85においては、図10に示すように、突部側から延設される支持片97を設けることもできる。当該支持片97は、ケース蓋79と押さえ板84の間に挟持されるようにして設けられる。これにより、少なくとも突部と支持片97とがケース蓋79と押さえ板84により上下方向への可動が規制されることから、ラック板85が直線運動する際、不用意に揺動することなく円滑に直線運動することができる。結果として、ハブ38、カム板80等への適正な伝達に繋がる。支持片97は、例えばカム板80に沿うような湾曲状に形成されるが、略L字状、その他屈曲された形状等、特に制限されるものではないし、一体に設けても、別体に設けてもよいものである。
また、上述した実施例において、一部構成を省略することができるし、一部抽出した構成とすることができるのは勿論である。
10 電子錠
11 錠ケース
20 デッドボルト
31 ストッパー
38 ハブ
43 押下げロッド
47 ストッパー作動板
50 収容ケース
51 駆動部
52 伝達ギヤ
60 駆動クラッチ板
67 従動クラッチ板
79 ケース蓋
80 カム板
83 当接片
85 ラック板
86 ラックギヤ


Claims (6)

  1. 駆動部と、
    前記駆動部の動力を伝達する伝達ギヤと、
    前記伝達ギヤとともに回動するカム板と、
    前記カム板の回動により、前記カム板の当接片が突部と当接することで直線運動するラック板と、
    扉の外面に備えた施開錠操作部による手動操作により回動するか又は前記ラック板に設けられるラックギヤにより回動するハブと、
    前記ハブの回動をデッドボルトの開錠状態と施錠状態との間におけるスライド方向の力に変換するスライド変換機構と、を備え、
    少なくとも前記開錠状態及び前記施錠状態において、前記当接片が前記ラック板における突部の可動領域から外れる位置となるよう前記カム板が回動し、前記手動操作により回動される前記ハブの回転力を前記カム板へ伝達することなく遮断することを特徴とする電子錠。
  2. 前記伝達ギヤと前記カム板との間にクラッチ機構を設けてなり、
    前記クラッチ機構は、
    前記伝達ギヤとともに回動する駆動クラッチ板と、
    前記カム板が係合されるとともに、前記駆動クラッチ板に形成される凸部及び凹部にそれぞれ対応して係合することで共に回動する従動クラッチ板と、
    前記伝達ギヤに設置され、前記駆動クラッチ板と前記従動クラッチ板との係合状態を維持するよう付勢する弾性部材と、を備え、
    前記開錠状態と前記施錠状態との間であって、前記当接片が前記ラック板における突部の可動領域内に位置する状態において、前記手動操作により回動される前記ハブの回転力を前記従動クラッチ板に伝達して回動させることで、前記凸部に形成される傾斜面を介して乗り上がるように誘導し、前記弾性部材の付勢力に抗して前記駆動クラッチ板を前記弾性部材側へ可動させて、前記駆動クラッチ板と前記従動クラッチ板との係合状態を解除する請求項1に記載の電子錠。
  3. 少なくとも、前記駆動部と前記伝達ギヤと前記クラッチ機構とを収容ケースに収容してケース蓋にて閉蓋するとともに、前記カム板を係合させる前記従動クラッチ板の段部を前記ケース蓋から突出させた状態で前記収容ケースを電子錠の錠ケースに収容する請求項2に記載の電子錠。
  4. 前記クラッチ機構は、前記デッドボルトの進退する平面に対して垂直となる平面上に積重されるように設置される請求項2又は請求項3に記載の電子錠。
  5. 前記カム板は、前記ケース蓋から突出する前記段部に固着される押さえ板と前記従動クラッチ板の間に挟持される請求項3又は請求項4に記載の電子錠。
  6. 前記ラック板には、前記ケース蓋と前記押さえ板の間に前記突部側から支持片が延設される請求項5に記載の電子錠。
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