JP2015013712A - 画像形成装置 - Google Patents

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Keiko Fujita
啓子 藤田
耕平 越田
Kohei Koshida
越田  耕平
信人 神山
Nobuhito Kamiyama
信人 神山
斉藤 洋
Hiroshi Saito
洋 斉藤
有也 大塚
Ariya Otsuka
有也 大塚
加藤 大二郎
Daijiro Kato
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Abstract

【課題】シート手差し時の操作性を向上させると共に、画像形成に使用可能な最大長さのシートを用いる場合であっても、シートの安定な保持状態を可能にしながら設置上の省スペース化を可能とする画像形成装置を提供する。【解決手段】プリンタ1は、画像形成部と、画像形成部を収容する装置本体2と、装置本体2の側面に設けられ、手差しされたシートPを収容して画像形成部に給送する手差し給送部23Aとを備えている。手差し給送部23Aは、上方から手差しされたシートPの下流端部を突き当てる突当て板66と、画像形成に使用可能な最大長さのシートが手差しされた場合に、下流端部を突当て板66に突き当てた状態で最大長さのシートの上流側が垂れ下がるように折り返して、下流端部を上流端部よりも下方に位置させる形で保持する保持部82とを有している。【選択図】図3

Description

本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に係り、詳しくは、手差しされたシートを画像形成手段に給送する構成を有する画像形成装置に関する。
一般に、複写機、プリンタ、ファクス、及びそれらの機能を有する複合機などの画像形成装置には、印刷用紙などのシートを収容する給紙カセットが設けられており、この給紙カセットからシートが画像形成部に供給される。
ところで、シートには様々なサイズがあり、前記給紙カセットには、それぞれのサイズごとにシート束が収容される。画像形成装置には複数の給紙カセットが設けられているが、画像形成装置が取り扱うことが可能な全てのサイズの数の給紙カセットを設けることができないため、給紙カセットから全てのサイズのシートを画像形成装置に供給することはできない。また、異なるサイズのシートを給送する度に給紙カセット内のシートを交換するとすれば、その交換作業が煩わしいものとなる。そのため、ユーザーにとって使用頻度の高いサイズのシートを給紙カセットに収容する一方で、使用頻度の少ないサイズのシートについては、手差し給送部から画像形成部に給送するようにしている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載の手差し給送部では、画像形成装置の装置本体の側面に手差し給送口を設けると共に、装置本体の側面に開閉自在に手差しトレイを設けている。そして、ユーザーが手差しトレイにシートを載置し、手差し給送口から手差しトレイに載置されたシートを画像形成部に自動的に給送するように構成されている。
特開平10−268585号公報
しかし、従来の画像形成装置では、手差し給送口と手差しトレイが装置本体の側面に設けられ、ユーザーは手差しトレイを装置本体から開いてシートをセットしなければならず、手差しシートのセット性を更に容易にできるようにすることが望まれている。
さらに、シートを載置するために手差しトレイを開くと、手差しトレイが画像形成装置の装置本体の側面から突出する状態となるため、画像形成装置を設置する際には、手差しトレイを開くことができるだけのスペースを確保する必要がある。即ち、画像形成装置の設置の際に、画像形成装置を置くスペースのみならず、手差しトレイを開くスペースを含めたスペースが必要となる。
その場合、特に、その機種で使用できる最大長さのシートを適正に使用可能な状態にするためには、手差しトレイをより長く構成しなければならなくなり、画像形成装置の設置に要するスペースを一層大きくしてしまう。この際、手差しトレイをシート給送方向で短縮するように構成すると、シート給送方向での長さが長い最大長さのシートを手差しトレイに安定して保持することが困難になってしまう。
本発明は、シート手差し時の操作性を向上させると共に、画像形成に使用可能な最大長さのシートを用いる場合であっても、シートの安定な保持状態を可能にしながら設置上の省スペース化を可能とする画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、画像形成装置において、画像形成手段と、前記画像形成手段を収容する装置本体と、前記装置本体の側面に設けられ、手差しされたシートを収容して前記画像形成手段に給送する手差し給送手段と、を備え、前記手差し給送手段は、上方から手差しされたシートの一端が突き当てられる突当て部と、前記画像形成手段による画像形成に使用可能な最大長さのシートが手差しされた場合に、前記一端を前記突当て部に突き当てられた状態で前記装置本体の側面に沿って前記最大長さのシートを支持し、さらに前記最大長さのシートが垂れ下がるように上端で折り返して保持する保持部と、前記保持部により保持されたシートを前記画像形成手段に給送するシート給送部と、を有することを特徴とする。
本発明は、画像形成装置において、画像形成手段と、前記画像形成手段を収容する装置本体と、前記装置本体の側面に設けられ、手差しされたシートを収容して前記画像形成手段に給送する手差し給送手段と、を備え、前記手差し給送手段は、上方から手差しされたシートの一端を突き当てられる突当て部と、前記突き当て部に一端が付き当てられるシートのシート幅方向において対向して配置され、それぞれ、前記突当て部に一端部が突き当てられるシートのシート給送方向と直交するシート幅方向を規制するシート幅規制部及びシートのシート面を、前記装置本体の側面に沿って規制するシート規制部を有する第1規制部材及び第2規制部材と、を備え、前記第1規制部材及び前記第2規制部材は、前記画像形成手段による画像形成に使用可能な最大長さのシートが手差しされた場合に、前記一端を前記突当て部に突き当てられた状態で前記最大長さのシートが垂れ下がるように折り返して保持することを特徴とする。
本発明によると、シートを上方側から手差しで挿入することにより、従来の手差しトレイを開くような操作を要することなくシートを手差し給送手段に円滑に手差しすることが可能になり、操作性を向上させることができる。また、手差しトレイを開かない構成が可能になるので、画像形成装置を設置するスペースの省スペース化を図ることができる。そして、使用可能な最大長さのシートを用いる場合であっても、このシートを折り返した状態で安定に保持することができる。
本発明の実施形態に係るデジタルカラー複合機の内部構造を示す断面図。 本発明の実施形態に係るデジタルカラー複合機の全体を示す斜視図。 本発明の実施形態に係る手差し給送手段の構造を示す断面図。 本発明の実施形態に係る手差し給送手段の構造を示す斜視図。 本発明の実施形態に係るデジタルカラー複合機の全体を示す斜視図。 本発明の実施形態に係る手差し給送手段の構造を示す断面図。
以下、本実施の形態に係る画像形成装置について図1に基づいて説明する。図1には、画像形成装置の一例であるデジタルカラー複合機1(以下、プリンタ1という)が示してある。プリンタ1は、画像形成部などを収容する筐体4を有する装置本体2と、装置本体2で形成する画像を読み取る画像読取部3と、この画像読取部3に原稿などのシートPを給送する原稿給送部5とを備えて構成されている。
図1に示すように、原稿給送部5には、原稿を載置するための載置トレイ6が設けられている。載置トレイ6の両端には載置された原稿のシート給送方向と直交するシート幅方向(以下、単にシート幅方向という)を規制する規制板7,7が設けられている。また、載置トレイ6の下方には、画像読取部3で画像が読み取られた原稿を排出するための排紙トレイ9が設けられている。
原稿給送部5の下方に配置された画像読取部3には、図1に示すように、シートPを載置するプラテンガラス11が設けられており、プラテンガラス11の下方には、スキャナユニット12が配置されている。このスキャナユニット12は、プラテンガラス11に載置された原稿を照らすためのランプ15,15、及び原稿からの光を反射するミラー16を有している。また、画像読取部3には、ミラー17,18と、ミラー16,17,18で反射された光を集光するレンズ20と、集光された光を電気信号に変換する受光素子(CCDやCMOSなど)からなるラインセンサ21とが設けられている。
画像形成部22は、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(Bk)のトナーを収容してトナー画像を形成する4つのプロセスカートリッジ25Y,25M,25C,25Bkを着脱自在に有している。
各プロセスカートリッジ25Y,25M,25C,25Bkには、感光体ドラム26が設けられており、この感光体ドラム26は、図示しない駆動機構によって回転させられる。各カートリッジ25Y〜25Bkは、感光体ドラム26以外にも、感光体ドラム26の表面を均一に帯電する帯電ローラ27、静電像をトナー像として現像する現像器29、及び、感光体ドラム26表面のトナーを除去する感光ドラムクリーナ30を有する。
各プロセスカートリッジ25Y,25M,25C,25Bkの上方には、無端状の中間転写ベルト31が配置されている。この中間転写ベルト31は、二次転写対向ローラ32、駆動ローラ33、及び従動ローラ35に巻き掛けられており、感光体ドラム26に対向配置された一次転写ローラ36と感光体ドラム26とで挟持されている。
中間転写ベルト31が巻き掛けられた二次転写対向ローラ32に対向して二次転写ローラ38が設けられている。二次転写ローラ38は、中間転写ベルト31を介して二次転写対向ローラ32に圧接しており、この二次転写対向ローラ32と二次転写ローラ38とで形成されるニップで二次転写部37が構成されている。二次転写部37は、シートPを搬送するシート搬送路39上に設けられており、シート搬送路39上であって二次転写部37よりもシート搬送方向下流側には、シートP上に画像を定着させる定着装置40が設けられている。
各プロセスカートリッジ25Y,25M,25C,25Bkの下方には、露光装置42が設けられている。この露光装置42の下方には、画像を形成するシートPを収容する給紙カセット43がシート給送方向と直交する方向に引き出し可能に設けられている。
シート搬送路39は、給紙カセット43から画像形成部22の上方に設けられた排紙トレイ45まで延設されており、排紙トレイ45側には、搬送されたシートを排紙及び反転(スイッチバック)させる反転ローラ対46,46が設けられている。またシート搬送路39は、一面に画像が形成されて反転されたシートPを再び画像形成部22まで搬送する反転搬送路47とも繋がっている。この反転搬送路47は、筐体4の側面に沿って鉛直方向に延設されており、反転搬送路47上には、シートPを搬送する搬送ローラ対48,48が複数設けられている。なお、装置本体2の筐体4の側面は鉛直に配置された鉛直な面で形成されている。
次に、上述のように構成されたプリンタ1の画像形成動作について説明する。ユーザーが載置トレイ6に原稿を載置した後、画像形成開始の操作を行うと、載置トレイ6に載置された原稿は、画像読取部3に給送されて画像がスキャナユニット12で読み取られる。
画像読取部3で読み取られた画像データは、電気信号に変換されて露光装置42に伝達される。電気信号が伝達された露光装置42は、その信号に基づきレーザ光を感光体ドラム26の表面に照射する。この際、感光体ドラム26は、予め所定の電位に帯電されており、レーザ光の照射によりその表面が順次露光される。
現像器29は、負極性に帯電したトナーを感光体ドラム26上に部分に付着させて静電潜像を現像する。静電潜像は、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色トナーによって現像されて可視化されると共に、一次転写バイアス電源からトナーの帯電極性とは逆極性のバイアスが一次転写ローラ36に印加される。これにより、感光体ドラム26上のトナー像が中間転写ベルト31上に順次重ね合わせて転写される。
また、給紙カセット43に載置されたシート束の最上位のシートPは、ピックアップローラ28によってレジストレーションローラ対49,49に向かって給送される。給送されたシートPは、レジストレーションローラ対49,49で斜行が補正され、中間転写ベルト31上のトナー像と同期をとって二次転写部37に送られる。二次転写バイアス電源からトナーの帯電極性とは逆極性のバイアスが二次転写ローラ38に印加され、トナー像がシートP上に一括して転写される。
二次転写部37によってトナー像が転写されたシートPは、定着装置40でカラー画像が定着された後、反転ローラ対46,46によって排紙トレイ45に排出される。
次に、図2、図3、図4を用いて手差しでシートPを画像形成部に給送するための手差し給送部23Aについて説明する。なお、図4は、後で説明する折返し規制面80c,81cを図示しない状態の図である。手差し給送部23Aは、図2に示すように、装置本体2の筐体4の側面(鉛直な面)に設けられている。手差し給送部23Aには、シートPの幅方向の位置を規制するための、シート規制部材(第1規制部材)である右サイド規制板80と、シート規制部材(第2規制部材)である左サイド規制板81とが対向配置されている。この右サイド規制板80と左サイド規制板81とで、手差しされたシートPを筐体4の側面に沿わせて保持する保持部82が構成されている。
右サイド規制板80は、シートのシート面を規制するシート規制部であるシート規制面80a(図4に図示)、及びシートのシート幅方向の端部を規制するシート幅規制部であるシート幅規制面80b(図4に図示)を有し、上方視でL字状に形成されている。左サイド規制板81も同様に、シート規制面81a及びシート幅規制面81bを有しており、上方視でL字状に形成されている。右サイド規制板80及び左サイド規制板81は、筐体4の側面に沿って上下(略鉛直方向)に延設されており、シート幅規制面80b,81bが筐体4の側面に沿ってシート幅方向にスライド移動可能に設けられている。シート幅規制面80b,81bの端面80f,81fは、筐体4の側面に摺接していてもよく、所定の空隙量を持っていてもよい。
また、シート規制面80a,81aは、右サイド規制板80及び左サイド規制板81で本画像形成装置に使用可能な最小幅のシートPを規制した場合でも、左右のシート規制面80a,81aが離間するように、その幅が設定されている。
シート幅規制面80b,81bは、図4に示すように、その上端及び下端側のそれぞれが切り欠かれている。この切欠き部分80d,80e,81d,81eは、筐体4の側面の上方に設けられた突出部(以下、第1突出部という)55と、その下方に設けられた突出部(以下、第2突出部という)56とにそれぞれ嵌合している。
第1突出部55及び第2突出部56は、筐体4の側面からシート規制面80a,81aに向って所定の突出量だけ突出している(図3参照)。また、第1突出部55及び第2突出部56は、右サイド規制板80のシート幅規制面80bと左サイド規制板81のシート幅規制面81bとに跨るように、シート幅方向に亘って延設されている。第1及び第2突出部55,56の突出量は、シート規制部側の端部551,561(図6参照)が、右サイド規制板80及び左サイド規制板81のシート幅規制面の筐体4側の端面80f,81fとその突出方向にてオーバーラップするように設定されている。
より詳しくは、シートの挿入口部分に位置する第1突出部55は、シート規制面80a,51aに向かって突出量X1Aだけ突出しており、突出量がX1Bである下方側の第2突出部56よりも僅かに大きく突出している(X1A>X1B)。これにより、筐体4の側面とシート幅規制面80b,81bの端面80f,81fとの隙間にシートPが入り込むことを防ぐことができる。また、第1突出部55により筐体4の側面とシート規制面80a,81aとの間に手差しにより挿入して収容できるシート束の厚さ(最大枚数)である挿入幅X2を規制することができる(図3参照)。
手差ししたシートPを突当て板66に突き当てた際、少なくともシートPの第1突出部55及び第2突出部56周辺のシート幅方向の端部は、所定の突出量、突出する第1突出部55及び第2突出部56によってシート規制面80a,81a側に移動する。このため、シートPの第1突出部55及び第2突出部56の周辺のシート幅方向を左右のシート幅規制面80b,81bで確実に規制することができる。これにより、シートPを手差し給送部23Aに手差しした際、筐体4の側面とシート幅規制面80b,81bの端面80f,81fとの隙間にシートPが入り込むのを防ぐことができる。さらには、シートPの姿勢を適正に保つことができ、ジャムや斜行など給送不良やシートの折れや破れなどを抑えることができる。
また、第1突出部55で筐体4の側面と右サイド規制板80及び左サイド規制板81のシート規制面80a,81aとの間に手差しにより挿入できるシートPの挿入幅X2を規制した。これにより、シートPを挿入する際、シートPのシート給送方向下流側の端部を第2突出部56にシートPを引っ掛けることなく突当て板66に突き当てて、シートPを保持することができる。
また、右サイド規制板80及び左サイド規制板81のそれぞれ下端側には、プレート状のラックギヤ57,58がシート幅方向に向かって延設されており、ラックギヤ57,58は、矩形状に形成された手差しカバー60に覆われている。この手差しカバー60内には、ピニオンギヤ61が回転自在に設けられており、ピニオンギヤ61はラックギヤ57,58と噛合っている。
さらに、手差しカバー60内には、手差しされたシートPのシート給送方向下流側を給送ローラ24に押し付ける、押付け部材である中板62が設けられている。この中板62は、シート給送方向上流側の端部に設けられた回動支持部62a,62aが手差しカバー60に支持されて回動自在に設けられている。また、中板62と手差しカバー60との間には、付勢部材である中板加圧バネ63,63が配置されており、中板62は、前記中板加圧バネ63,63の付勢力によって、そのシート給送方向下流側が筐体4側に移動するように付勢されている。
中板62の左右両端側には、中板62と対向するように、偏心カム65,65が回転自在に設けられている。偏心カム65の下方には、手差しされたシートPのシート給送方向下流側の端部(一端部)が突き当る、突当て部である突当て板66が設けられている。
なお、筐体4内には、手差し給送部23Aに手差しされたシートPを画像形成部22に搬送する手差し給送路70が設けられており、手差し給送路70はシート搬送路39と合流している(図1参照)。また、手差し給送路70上には、図3に示すように、手差しされたシートPを給送する給送ローラ24及び給送ローラ24によって給送されたシートPを搬送する引抜きローラ対71,71が回転自在に設けられている。
また前記給送ローラ24には、分離パッド67が対向配置されている。この分離パッド67は、支持部材68に支持されており、支持部材68に設けられた加圧バネ69の加圧力によって、給送ローラ24に向かって加圧されている。そして分離パッド67が給送ローラ24に加圧されることで手差し給送部23Aに収容されているシート束からシートPを一枚ずつ分離するニップが形成されている。
プリンタ1では図2と図3に示すように、画像形成部22による画像形成に使用可能な最大長さのシートである長尺シートPのシート束が、右サイド規制板80及び左サイド規制板81におけるシート面を規制するシート規制面の上端で折返されてセットされる。そのため、保持部82のシート規制面80a,81aは、手差しされた最大長さのシートPのシート面を規制するシート規制部を構成する。さらに、突当て板66から最大長さのシートPの1/2以上の高さを有するように各上端部(シート規制面の上端)80g,81gが規定される。これについては後述する。
また、シート幅規制面80b,81bには、シートPのシート給送方向上流側が垂れ下がるように折返されて、シートPの折返し部Pfと垂れ下がるシートPのシート幅方向とを規制する折返し規制面80c,81cが設けられている。折返し規制面80c,81cは、シート幅規制面80b,81bと一体に形成されており、シート幅規制面80b,81bから外方(筐体4の側面から離れる方向)に向かって延設されている。これら折返し規制面80c,81cは、折り返しの部位であるシートPの折返し部Pfと、垂れ下がるシートPのシート幅方向とを規制する折返し規制部を構成する。
以上により、保持部82は、最大長さのシートPが手差しされた場合に、下流端部(一端)を突当て板66に突き当てられた状態で、右サイド規制板80と左サイド規制板81とによってシートPをそのシート面が筐体4の側面に沿うように支持する。さらに、保持部82は、最大長さのシートPのシート給送方向上流側が垂れ下がるように折り返して、下流端部を上流端部よりも下方に位置させて保持する。
ここで、画像形成部22に給送可能な最大長さのシートPのシート給送方向の長さをLaとする。図3に示すように、右のシート規制面80a及び左のシート規制面81aは、突当て板66から上端部(シート規制面の上端)80g,81gまでの高さLbがLa/2よりも長くなるように設けられている。即ち、手差し給送部23AにシートPを折返して手差しした際、シート給送方向下流側の端部が上流側の端部よりも下方に位置するように設けられている。これにより、セットされた長尺のシート束の重心は、筐体4の側面とシート面を規制するシート規制面80a,81aとの間に位置している。
次いで、プリンタ1の手差しにより手差し給送部23Aに収容されたシートの給送動作について説明する。シートPを手差し給送部23Aから給送するため、ユーザーは、上方側からシートPを筐体4の側面と右サイド規制板80及び左サイド規制板81との間に手差しにより挿入する。
この際、左右のシート幅規制面80b,81bの間隔を収容されるシートPの幅(サイズ)に合わせるため、右サイド規制板80及び左サイド規制板81をスライドさせる。そして右サイド規制板80又は左サイド規制板81の少なくとも一方をスライドさせると、ラックギヤ57,58が移動し、このラックギヤ57,58の移動に伴い、ピニオンギヤ61が回転する。ピニオンギヤ61の回転に伴い、ラックギヤ57,58が移動し、他方のサイド規制板が移動する。これにより、シートPを右サイド規制板80及び左サイド規制板81で規制した際に、シートPのシート幅方向の中心と画像形成部22による画像形成中心と一致させることができる。
なお、シートPを給送する給送ローラ24を装置本体2内(筐体4の側面の内側)に設けたので、シートPを突当て板66に突き当てた際、シートPのシート給送方向下流側の端部と給送ローラ24の表面とが引っ掛かるのを抑えることができる。これにより、シートPを挿入するときに、シートPのシート給送方向下流側の端部の捲れやシートPのセット不良などを防止することができる。
まず、シートが折り返されてセットされるサイズの場合について説明する。ユーザーは、シート(長尺シート)Pを筐体4の側面と右サイド規制板80及び左サイド規制板81との間に沿って挿入し、シートPのシート給送方向下流側の端部(一端)を突当て板66に突き当てる。シートが突き当った際、シートPのシート給送方向上流側は、右サイド規制板80及び左サイド規制板81から突出した状態となるため、この突出した部分を折返す。なお、シート規制面81aの高さLbは、Lb>La/2であるため、シートPを折返した際、シートPのシート給送方向下流側の端部は、折返されたシート給送方向上流側の端部よりも下方に位置する。長尺のシートPが折返された状態で手差し給送部23Aにセットされた状態を図2に示す。
その折返し部Pf及び折返されたシート給送方向上流側のシート幅方向を折返し規制面80c,81cで規制してシートPを保持する。保持されたシートPは、そのシート給送下流側が偏心カム65の回転に伴い(破線で示す位置に移動、図6参照)、中板加圧バネ63の付勢力により回動した中板62によって給送ローラ24に押し当てられる。給送ローラ24に押し当てられたシートPは、図示しない駆動機構によって回転する給送ローラ24及び分離パッド67によって、筐体4の側面に最も近接するシートPの一枚が分離されて、図示しない給送口から手差し給送路70へと給送される。
手差し給送路70に給送されたシートPのシート給送方向下流側の端部が手差し給送路70に配置された引抜きローラ対71,71に達すると、シートPは引抜きローラ対71,71によって画像形成部22へと搬送される。シートPを給送後、偏心カム65の回転に伴い、中板62のシート給送方向下流側の端部が筐体4の側面から離れる方向に移動して、手差し給送部23Aは給送を行う準備状態になる。
上述のように、シートPを折返して保持した際、シートPのシート給送方向下流側の端部(一端)がシート給送方向上流側の端部(他端)よりも下方に位置するので、シートPの自重によってシート給送方向下流側の端部が突当て板66に確実に突き当たる。これは、シートPの束の重心が筐体4の側面とシート規制面80a、81aの間に位置するためである。これにより、セット不良によるジャムや斜行などの発生を抑えることができると共に、シートPのシート給送方向上流側端部の落下によるシートPの折れや破れ、さらには、手差し給送部23Aからの落下によるシートPの折れや汚れなどを防ぐことができる。
また、折返し部Pf及び垂れ下がるシートPのシート給送方向上流側のシート幅方向を折返し規制面80c,81cで規制するので、給送されるシートが斜行するのを抑えることができ、シートPにおける形成される画像の位置の精度を向上させることができる。
なお、シートPの種類やその剛性、厚さ、サイズ、すき目方向、水分量、及び使用環境や、シートPのカール状態などを考慮して、画像形成部22に給送可能なシートPが折返されて手差された際の折返し部Pfにおける最大の屈曲半径をRとして想定する。そして、図3に示すように、折返し規制面80c,81cにおける、折返し部Pfのシート幅方向を規制する部分の高さをLcとし、折返し部Pfのシート幅方向を規制する部分の長さ(幅)をLdとする。このLc及びLdがそれぞれLc>R、Ld>2Rとなるように設定する。即ち、折返し規制面80c,81cを最大の屈曲半径Rが収まるだけのスペースを有するように設ける。このように設定することで手差しされたシートPを確実に保持することができ、斜行を抑えることができて好ましい。
続いて、折り返しをすることなくセットができるサイズのシートの給送動作について、図5及び図6を用いて説明する。
図5に示すように、シートPが、上方から挿入されると、シートPのシート給送方向下流側の端部が突当て板66に突き当たる。そして、図6に示すように、シートPのシート面はシート規制面80a,81aに、シート幅方向はシート幅規制面80b,81bにそれぞれ規制され、そのシート面が上下(略鉛直方向)に筐体4の側面に沿った状態で保持される。
なお、右サイド規制板80及び左サイド規制板81によってシートPが保持された際、シート規制面80a,81aは、離間した状態になる。即ち、図4に示すように、右サイド規制板80と左サイド規制板81とで最小幅サイズのシートPを保持した場合であってもシートPのシート面及びシート給方向上流側の一部が露出する空隙Y(シート幅規制部の幅方向の寸法)ができる。すなわち、ユーザーが手で空隙Yから幅サイズのシートPを掴んで上下に移動させることによってシートPの装着及び取出しを行うことができる。したがって、種々の異なるサイズのシートに容易にセット及び交換をすることができる。
シートPが手差しシート給送部23Aに保持された後の動作は、上記と同じであるため説明は省略する。
突当て板66をシートPの挿入方向の下流側である筐体4の側面の下方に設けたので、シートPをセットする途中で、ユーザーがシートPを放してしまってもシートPの下端が突当て板66に確実に突き当たりシートPを保持することができる。これにより、シートPのセット不良によるジャムや斜行による搬送不良を抑えることができる。
なお、本実施の形態では、筐体4の側面の外側に沿うようにシートPを保持する構成としたがこれに限らない。例えば、筐体4の側面の内側に右サイド規制板80及び左サイド規制板81を設け、シートPのシート面を筐体4の側面の内側に沿うように保持してもよい。
また、本実施の形態では、シート搬送路39の中央とシートPの中央とを一致させて給送する、いわゆる中央基準でシートPを給送するように構成したがこれに限らない。例えば、右サイド規制板80又は左サイド規制板81の何れか一方を固定し、他方をスライド可能にして、いわゆる片側基準でシートPを搬送するように構成してもよい。
また、本実施の形態では、中板62によってシートPのシート給送方向下流側を給送ローラ24に押し当てて、シートPを分離給送するように構成したがこれに限らない。例えば、ピックアップローラを設けこのピックアップローラで給送ローラ24に給送を行うと共に、分離パッド67、図示しないリタードローラ及び分離ローラなどの分離手段を給送ローラ24に圧接させてシートPの分離給送を行うように構成してもよい。
リタードローラは、給送ローラ24に圧接するローラであって、トルクリミッタを介してシートPを給送する方向とは逆方向に駆動が伝達される構成である。また、分離ローラは、給送ローラ24に圧接するローラであって、トルクリミッタと連結されており、設定したトルクを超えると空転するように構成されている。そして、取り出されたシートPが一枚の場合は、給送ローラ24と連れ回り、二枚以上の場合は、逆転または回転を停止してシートPの重ね送りを防ぐことができる。
右サイド規制板80及び左サイド規制板81が手差しされたシートPのシート面及びシート幅方向を規制するので、シートPのシート面を筐体4の側面に沿うよう保持することができる。これにより、シートPを手差しで給送する際、ユーザーが手差しトレイを開閉する操作が不要となり、シートPを筐体4側面の上方側から挿入できるので、立った姿勢でシートを手差しすることができ、プリンタ1の操作性を向上させることができる。また、立った姿勢でシートを手差して保持するので、手差しトレイを開くためのスペースを確保する必要もなくなり、プリンタ1の設置スペースの省スペース化を図ることがでる。
以上の本実施形態によれば、シートPを上方側から手差しで挿入することで、従来の手差しトレイを開くような操作を要することなくシートを手差し給送部23Aに円滑に手差しすることが可能になり、操作性を向上できるという効果が得られる。また、手差しトレイを開かない構成が可能になるので、プリンタ1を設置するスペースの省スペース化を図ることができる。そして、使用可能な最大長さのシートを用いる場合であっても、このシートを折り返した際に下流端部を上流端部よりも下方に位置させて重量バランスを下流端部側に偏らせた状態で、安定に保持することができる。
1…画像形成装置(プリンタ)、2…装置本体、22…画像形成手段(画像形成部)、23A…手差し給送手段(手差し給送部)、66…突当て部(突当て板)、80…シート規制部材,第1規制部材(右サイド規制板)、80a,81a…シート規制部(シート規制面)、80b,81b…シート幅規制部(シート幅規制面)、80c,81c…折返し規制部(折返し規制面)、80g,81g…上端、81…シート規制部材,第2規制部材(左サイド規制板)、82…保持部、P…シート、Pf…折り返しの部位(折返し部)

Claims (11)

  1. 画像形成手段と、
    前記画像形成手段を収容する装置本体と、
    前記装置本体の側面に設けられ、手差しされたシートを収容して前記画像形成手段に給送する手差し給送手段と、を備え、
    前記手差し給送手段は、
    上方から手差しされたシートの一端が突き当てられる突当て部と、
    前記画像形成手段による画像形成に使用可能な最大長さのシートが手差しされた場合に、前記一端を前記突当て部に突き当てられた状態で前記装置本体の側面に沿って前記最大長さのシートを支持し、さらに前記最大長さのシートが垂れ下がるように上端で折り返して保持する保持部と、
    前記保持部により保持されたシートを前記画像形成手段に給送するシート給送部と、を有する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記保持部は、前記装置本体の側面に沿って上下に延設され、前記突き当て部に一端が付き当てられるシートのシート面を規制すると共に、上端でシートを折り返すためのシート規制部材を有し、
    前記シート規制部材は、前記突当て部から前記上端までの高さが前記最大長さのシートの長さの1/2以上の高さを有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記シート規制部材は、前記突当て部に一端部が突き当てられるシートのシート給送方向と直交するシート幅方向を規制するシート幅規制部及びシートのシート面を保持するシート規制部を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記シート規制部材は、前記装置本体の側面に沿ったシートの部分のシート幅方向の位置を規制するシート規制面と、シートの折り返された部分のシート幅方向の位置を規制するための折り返し規制面と、を有する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記シート規制部材は、シートを略鉛直方向に沿って支持する、
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 画像形成手段と、
    前記画像形成手段を収容する装置本体と、
    前記装置本体の側面に設けられ、手差しされたシートを収容して前記画像形成手段に給送する手差し給送手段と、を備え、
    前記手差し給送手段は、
    上方から手差しされたシートの一端を突き当てられる突当て部と、
    前記突き当て部に一端が付き当てられるシートのシート幅方向において対向して配置され、それぞれ、前記突当て部に一端部が突き当てられるシートのシート給送方向と直交するシート幅方向を規制するシート幅規制部及びシートのシート面を、前記装置本体の側面に沿って規制するシート規制部を有する第1規制部材及び第2規制部材と、を備え、
    前記第1規制部材及び前記第2規制部材は、前記画像形成手段による画像形成に使用可能な最大長さのシートが手差しされた場合に、前記一端を前記突当て部に突き当てられた状態で前記最大長さのシートが垂れ下がるように折り返して保持する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記第1規制部材及び第2規制部材は、前記装置本体の側面に沿って配置され、前記最大長さのシートを保持したときにそれぞれの上端でシートを折り返すように構成され、
    前記突当て部から前記上端までの高さが前記最大長さのシートの1/2以上の高さを有する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1規制部材及び前記第2規制部材のそれぞれのシート幅規制部は、前記装置本体の側面に沿ったシートの部分のシート幅方向の位置を規制するシート規制面と、シートの折り返された部分のシート幅方向の位置を規制するための折り返し規制面とを有する、
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1規制部材及び前記第2規制部材は、前記画像形成手段による画像形成に使用可能な最小幅サイズのシートを規制したときに、シートのシート面の一部が露出するように前記シート幅規制部の幅方向の寸法が設定されている、
    ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記第1規制部材及び前記第2規制部材は、シートを略鉛直方向に沿って支持する、
    ことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記第1規制部材及び前記第2規制部材の少なくとも一方は、シートの幅方向の位置に応じて移動可能に設けられている、
    ことを特徴とする請求項6乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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