JP2015013462A - 携帯作業機 - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯作業機において、カバー部材を作業機本体に対して固定するナット部材の紛失を防止する。【解決手段】チェンソーは、チェンソー本体10に立設されたボルト部材12と、チェンソー本体10に取り付けられるチェーンカバー30と、ボルト部材12にねじ結合されてチェーンカバー30を固定するナット部材40と、を含む。チェーンカバー30の外面32には複数の爪状突起33が形成されている。複数の爪状突33は、ボルト部材12にねじ結合されていない状態のナット部材40を、フランジ部42がチェーンカバー30の外面32から離れる第1の方向及びチェーンカバー30の外面32に近づく第2の方向に移動可能に保持し、ナット部材40が前記第1の方向に所定量移動したときにその爪部34の係止面34aがフランジ部42の縁部に当接してナット部材40のそれ以上に移動を規制する。【選択図】図2
Description
本発明は、作業機本体に対して着脱可能なカバー部材を有する携帯作業機に関する。
携帯作業機の一つであるチェンソーは、原動機(エンジンや電動モータ等)によって駆動されるソーチェーンと、このソーチェーンをガイドするガイドバーとを有する。前記ソーチェーン及び前記ガイドバーは、チェンソー本体に対して着脱可能(交換可能)に構成されており、一般には、次のようにして前記チェンソー本体に取り付け固定されている。
すなわち、まず前記ガイドバーを、当該ガイドバーに形成された貫通孔又は切欠きに、前記チェンソー本体に立設されたボルト(スタッドボルト等)を挿通させて前記チェンソー本体に取り付ける。次に、前記ソーチェーンを前記ガイドバーの周縁部に取り付け、その後、サイドカバー(例えば、チェーンカバー)を、当該サイドカバーに形成された貫通孔に前記ボルトを挿通させて前記チェンソー本体に取り付ける。そして、前記ボルトにナットをねじ結合させ、当該ナットを締め付けることにより、前記ガイドバー及び前記サイドカバーを前記チェンソー本体に対して固定する。
ところで、前記チェンソーにおいて、前記ソーチェーンや前記ガイドバーの点検や交換などを行う場合には、前記ナットを緩めて前記サイドカバーを取り外す必要がある。このとき、前記ボルトとのねじ結合が解除された前記ナットは、前記サイドカバーから分離された状態となるため、前記ナットが脱落してしまうおそれがある。このため、作業性がよいとは言えず、この点での改善が求められていた。また、チェンソーのような携帯作業機では、上述のような点検や交換などが山中などの現場で行われる場合があり、このような場合に前記ナットが脱落してしまうと当該ナットを紛失するおそれもある。
なお、このような課題は、チェンソーに限るものではなく、作業機本体に対して着脱可能なカバー部材を有する携帯作業機、特にカバー部材を取り外して部品の点検や交換などを行う携帯作業機などにも共通するものであると言える。
なお、このような課題は、チェンソーに限るものではなく、作業機本体に対して着脱可能なカバー部材を有する携帯作業機、特にカバー部材を取り外して部品の点検や交換などを行う携帯作業機などにも共通するものであると言える。
前記課題に対して、本発明が提案する携帯作業機は、その一態様として、作業機本体に立設されたボルト部材と、貫通孔が形成され、当該貫通孔に前記ボルト部材を挿通させて前記作業機本体に取り付けられる着脱可能なカバー部材と、前記ボルト部材にねじ結合されて前記カバー部材を前記作業機本体に固定するナット部材であって、前記カバー部材を前記作業機本体に固定する際に前記カバー部材の外面に当接するフランジ部を有するナット部材と、前記ボルト部材にねじ結合されていない状態の前記ナット部材を、前記フランジ部が前記カバー部材の外面から離れる第1の方向及び前記カバー部材の外面に近づく第2の方向に移動可能に保持すると共に、前記ナット部材が前記第1の方向に所定量移動したときに前記フランジ部の前記カバー部材への当接面とは反対側の面に当接して前記ナット部材のそれ以上の移動を規制する保持部と、を含む。
前記携帯作業機によると、前記ボルト部材にねじ結合されていない状態の前記ナット部材は、前記保持部によって、前記第1の方向及び前記第2の方向に移動可能に、且つ、前記カバー部材から脱落しないように保持される。これにより、前記カバー部材の取り外し時に前記ナット部材を紛失してしまうおそれを大幅に低減することができ、また、前記カバー部材の着脱時における作業性も向上する。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
なお、ここでは、本発明をチェンソーに適用した例について説明するが、本発明はチェンソー以外の携帯作業機についても適用できることはもちろんである。
なお、ここでは、本発明をチェンソーに適用した例について説明するが、本発明はチェンソー以外の携帯作業機についても適用できることはもちろんである。
まず、図1を参照してチェンソーの基本的な構成を簡単に説明する。
チェンソー1は、公知のように、エンジンや電動モータ等の原動機及びこの原動機によって回転駆動されるスプロケット(いずれも図示省略)を含むチェンソー本体2と、このチェンソー本体2から前方に延伸するガイドバー3と、前記スプロケット及びガイドバー3に巻き掛けられたソーチェーン4と、ガイドバー3の後部側及び前記スプロケットを覆うように設けられたチェーンカバー5と、を有する。
チェンソー1は、公知のように、エンジンや電動モータ等の原動機及びこの原動機によって回転駆動されるスプロケット(いずれも図示省略)を含むチェンソー本体2と、このチェンソー本体2から前方に延伸するガイドバー3と、前記スプロケット及びガイドバー3に巻き掛けられたソーチェーン4と、ガイドバー3の後部側及び前記スプロケットを覆うように設けられたチェーンカバー5と、を有する。
チェーンカバー5は、チェンソー本体2に、ボルト及びナットなどの締結部材6によって着脱可能に取り付け固定される。また、ガイドバー3は、チェーンカバー5をチェンソー本体2に取り付け固定する際に、チェンソー本体2とチェーンカバー5との間で締め付け固定される。ガイドバー3の周縁部にはガイド溝が形成されており、ソーチェーン4は、前記プロケットの回転に伴って、ガイドバー3の前記ガイド溝に沿って走行する。これにより、チェンソー1は、木などの対象物を切ることができる。
次に、本発明が適用されたチェンソーにおけるチェーンカバーの取付構造について詳細に説明する。
次に、本発明が適用されたチェンソーにおけるチェーンカバーの取付構造について詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図2〜5は、本発明の第1実施形態を示している。図2は、本発明が適用されたチェンソーの要部構成を示す図であり、図3は、図2のA視拡大図である。また、図4は、本発明が適用されたチェンソーのチェンソー本体の要部を示す図であり、図5は、本発明が適用されたチェンソーのチェーンカバーの要部を示す図である。
図2〜5は、本発明の第1実施形態を示している。図2は、本発明が適用されたチェンソーの要部構成を示す図であり、図3は、図2のA視拡大図である。また、図4は、本発明が適用されたチェンソーのチェンソー本体の要部を示す図であり、図5は、本発明が適用されたチェンソーのチェーンカバーの要部を示す図である。
チェンソー本体10には、ガイドバー20を取り付けるガイドバー取付面11が形成されており、このガイドバー取付面11にはボルト部材12が立設されている(図2,4参照)。ボルト部材12は、一方がガイドバー取付面11に埋め込まれて固定されており、他方がガイドバー取付面11からガイドバー取付面11に対して略垂直に突出している。このようなボルト部材12としては、例えば、スタッドボルト、アンカーボルト、又は抜け止め付きボルトを利用することができる。なお、図示省略しているが、上述のように、チェンソー本体10は、原動機及びこの原動機によって回転駆動されるスプロケットを含んでいる。また、ボルト部材12の個数は、任意に設定することができる。
ガイドバー20は、その一方の面がチェンソー本体10のガイドバー取付面11aに当接している。ガイドバー20には、チェンソー本体10に立設されたボルト部材12と同数の取付孔(切欠きを含む)21が形成されている(図2参照)。この取付孔21は、ボルト部材12が挿通可能に形成されている。
チェーンカバー30は、その内面の一部がガイドバー20の他方の面に当接している。チェーンカバー30には、チェンソー本体10に立設されたボルト部材12と同数の貫通孔31が形成されている。この貫通孔31は、ボルト部材12が挿通可能に形成されている。また、チェーンカバー30の外面32には、当該外面32から離れる方向に(略垂直に)延伸する複数の爪状突起33が設けられている(図2,5参照)。
複数の爪状突起33は、貫通孔31を囲むように互いに所定の間隔をあけて配置されている。好ましくは、複数の爪状突起33は、貫通孔31の周囲に等間隔で配置される。本実施形態においては、チェーンカバー30に一体に形成された三つの爪状突起33が貫通孔31の周囲に等間隔で配置されている(図3参照)。但し、これに限るものではなく、爪状突起33を有する部材をチェーンカバー30(の貫通孔31の近傍に)取り付けるようにしてもよい。また、爪状突起33の個数は任意に設定することができる。
各爪状突起33は、貫通孔31の径方向に弾性変形(撓み変形)可能に形成され、各爪状突起33の先端側には、貫通孔31(の中心)に向かって突出する爪部34が形成されている。爪部34は、チェーンカバー30の外面32に略平行な係止面34aと、チェーンカバー30の外面32から離れるほど貫通孔31の中心から離れるように傾斜した傾斜面34bと、を有している。
チェーンカバー30の外面において、複数の爪状突起33の内側にはナット部材40が配置されている(図2,3,5参照)。
ナット部材40は、ナット頭部41と、ナット頭部41の一端に形成されたフランジ部42と、フランジ部42からナット部材40(ナット頭部41)の回転軸線に沿って延伸する円筒状のスリーブ部43と、を有している。
ナット部材40は、ナット頭部41と、ナット頭部41の一端に形成されたフランジ部42と、フランジ部42からナット部材40(ナット頭部41)の回転軸線に沿って延伸する円筒状のスリーブ部43と、を有している。
ナット頭部41には、ボルト部材12のおねじに対応するめねじ(内ねじ)が形成されている。
フランジ部42は、その外径が各爪状突起33の根元部分の内接円C1の径以下で且つ各爪部34の内接円C2の径よりも大きく形成されている。本実施形態において、フランジ部42の外径は、前記内接円C1の径とほぼ等しく形成されている(図3参照)。
スリーブ部43は、その外径がチェーンカバー30に形成された貫通孔31よりも小さく且つその内径がボルト部材12の外径よりも大きく形成されている。すなわち、スリーブ部43は、チェーンカバー30の貫通孔31に挿通可能であると共に、その内側にボルト部材12を収容することができる。また、スリーブ部43は、その長さLが貫通孔31の深さD以下に形成されている(図5参照)。
フランジ部42は、その外径が各爪状突起33の根元部分の内接円C1の径以下で且つ各爪部34の内接円C2の径よりも大きく形成されている。本実施形態において、フランジ部42の外径は、前記内接円C1の径とほぼ等しく形成されている(図3参照)。
スリーブ部43は、その外径がチェーンカバー30に形成された貫通孔31よりも小さく且つその内径がボルト部材12の外径よりも大きく形成されている。すなわち、スリーブ部43は、チェーンカバー30の貫通孔31に挿通可能であると共に、その内側にボルト部材12を収容することができる。また、スリーブ部43は、その長さLが貫通孔31の深さD以下に形成されている(図5参照)。
ナット部材40は、そのスリーブ部43側をチェーンカバー30に向けた状態で複数の爪状突起33の上方から押し込まれることによって当該複数の爪状突起33の内側に配置される。各爪状突起33は、押し込まれたナット部材40のフランジ部42が爪部34を通過するときに外側(貫通孔31から離れる方向)に弾性変形し(撓んで)、ナット部材40のフランジ部42が爪部34を通過すると元の状態に復帰する。これにより、ナット部材40を複数の爪状突起33の内側に容易に配置できる共に、配置されたナット部材40が内側から抜け出ないようになっている。すなわち、ナット部材40は、チェーンカバー30に取り付けられて一体化している。
このようにして複数の爪状突起33の内側に配置されたナット部材40は、爪状突起33の延伸方向の所定範囲で移動可能である。具体的には、ナット部材40は、そのスリーブ部43がチェーンカバー30の貫通孔31内に進入してフランジ部42の一方の面がチェーンカバー30の外面32に当接する第1の状態(図2参照)から、フランジ部42の他方の面の縁部が爪状突起33の爪部34の係止面34aに当接する第2の状態(図5参照)までの間で移動可能である。そして、ナット部材40は、そのフランジ部42の前記他方の面の縁部が爪状突起33の爪部34の係止面34aに当接することによって、複数の爪状突起33の内側から抜け出でないように(すなわち、チェーンカバー30から脱落しないように)なっている。
換言すれば、複数の爪状突起33は、ナット部材40を、そのフランジ部42がチェーンカバー30の外面32から離れる第1の方向及びチェーンカバー30の外面32に近づく第2の方向に移動可能に保持している。また、複数の爪状突起33は、ナット部材40が前記第1の方向に所定量移動したときに、その爪部34の係止面34aがフランジ部42の前記他方の面の縁部に当接してナット部材40のそれ以上の移動を規制し、これによって、チェーンカバー30から脱落しないようにナット部材40を保持している。
ここで、本実施形態においては、前記第1の状態(図2)から前記第2の状態(図5)までのナット部材40の移動距離Mよりもスリーブ部43の長さLの方が大きくなっており、複数の爪状突起33の内側に配置されたナット部材40のスリーブ部43は、その一部が常に貫通孔31内に位置するようになっている(図5参照)。
また、複数の爪状突起33は、ナット部材40のナット頭部41に装着して当該ナット部材40を締め付ける又は緩めるための工具(例えばレンチ)をその内側に受け入れ可能に配置されている。具体的には、各爪部34の内接円C2の径は、前記工具の外径よりも大きくなっている。
また、複数の爪状突起33は、ナット部材40のナット頭部41に装着して当該ナット部材40を締め付ける又は緩めるための工具(例えばレンチ)をその内側に受け入れ可能に配置されている。具体的には、各爪部34の内接円C2の径は、前記工具の外径よりも大きくなっている。
本実施形態において、チェーンカバー30(及びガイドバー20)のチェンソー本体10に対する取り付け及び固定は、次のようにして行われる。なお、チェーンカバー30には、上述のように、あらかじめナット部材40が取り付けられている(複数の爪状突起33の内側にナット部材40が配置されている)。
まず、ガイドバー20を、これに形成された取付孔21にボルト部材12を挿通させてチェンソー本体10のガイドバー取付面11に取り付ける(載置する)。そして、図示省略したソーチェーンを前記スプロケット及びガイドバー20に巻き掛ける。
次に、チェーンカバー30を、これに形成された貫通孔31にボルト部材12を挿通させてチェンソー本体10に取り付ける。上述のように、貫通孔31内にはナット部材40のスリーブ部43の一部が位置しており、貫通孔12のボルト部材12を挿通させることによって、ナット部材40のスリーブ部43の内側にもボルト部材12が挿通される。これにより、ガイドバー20は、チェンソー本体10(のガイドバー取付面11)とチェーンカバー30とによって挟まれる。
そして、ナット部材40(のナット頭部41)をボルト部材12にねじ結合させて、ナット部材40を締め付ける。上述のように、複数の爪状突起33は、その内側にレンチなどの工具を受け入れ可能であり、当該工具をナット頭部41に装着してナット部材40を締め付けることができる。これにより、チェーンカバー30は、チェンソー本体10に固定される。このとき、ナット部材40のフランジ部42の前記一方の面は、チェーンカバー20の外面22に当接する。また、チェーンカバー30がチェンソー本体10に固定されることにより、ガイドバー20もチェンソー本体10とチェーンカバー30との間で締め付け固定される。
なお、上述の動作と逆の動作を行うことにより、ガイドバー20及びチェーンカバー30をチェンソー本体10からの取り外すことができる。すなわち、前記工具をナット頭部41に装着してナット部材40を緩め、ナット部材40とボルト部材12とのねじ結合を解除させる。これにより、チェーンカバー30をチェンソー本体10から取り外すことが可能となり、チェーンカバー30を取り外すことにより、ガイドバー20をチェンソー本体10から取り外すことができる。
本実施形態において、チェンソー本体10が本発明の「作業機本体」に相当し、チェーンカバー30が本発明の「カバー部材」に相当する。また、ガイドバー20が本発明の「機能部品」に相当する。
本実施形態において、ボルト部材12にねじ結合されていない状態のナット部材40は、チェーンカバー30の外面32に形成された複数の爪状突起33によって、フランジ部42がチェーンカバー30の外面32から離れる第1の方向及びチェーンカバー30の外面に近づく第2の方向に移動可能に、且つ、チェーンカバー30から脱落しないように保持されている。具体的には、複数の爪状突起33は、その内側にてナット部材40を前記第1の方向及び前記第2の方向に移動可能に保持すると共に、ナット部材40が前記第1の方向に所定量移動したときに、その爪部34の係止面34aがナット部材40のフランジ部42の縁部に当接してナット部材40のそれ以上に移動を規制し、これにより、ナット部材40をチェーンカバー30から脱落しないように保持する。このため、チェーンカバー30の取り外し時、例えば、作業現場においてソーチェーンの交換や点検を行う場合に、ナット部材40を紛失してしまうおそれを大幅に低減することができる。また、その際、ナット部材40に特別の注意を払う必要がないので、チェーンカバー30の着脱時における作業性も向上する。
ここで、各爪状突起33は、貫通孔31の径方向に弾性変形(撓み変形)可能に形成されている。このため、各爪部34の内接円C2よりも大きい径のフランジ部42を有するナット部材40を複数の爪状突起33の内側に容易に配置することができ、配置後はナット部材40が複数の爪状突起33の内側から外側に抜け出てしまうことが防止される。
また、複数の爪状突起33は、その内側にナット部材40を締め付けたり、緩めたりするための工具を受け入れ可能に形成されており、当該工具を用いてナット部材40を容易に締め付け又は緩めることができる。
また、ナット部材40のスリーブ部43の長さLは、ナット部材40が複数の爪状突起33の内側で移動可能な距離Dよりも大きくなっており、スリーブ部43の一部が常に貫通孔31内に位置している。このため、チェーンカバー30をチェンソー本体10に取り付けると、ボルト部材12の先端部分がスリーブ部43に収容されることとなり、ナット部材40のボルト部材12へのねじ結合が容易に行える。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
第1実施形態との主な相違点は、第1実施形態ではチェーンカバー30の外面32に形成された複数の爪状突起33によってナット部材40を保持しているのに対し、第2実施形態では、チェーンカバー30の外面32に取り付けられたストッパプレートによってナット部材40を保持している点である。なお、以下の説明において、第1実施形態と共通する要素については同一の符号を付し、その機能等も同様であるものとする。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
第1実施形態との主な相違点は、第1実施形態ではチェーンカバー30の外面32に形成された複数の爪状突起33によってナット部材40を保持しているのに対し、第2実施形態では、チェーンカバー30の外面32に取り付けられたストッパプレートによってナット部材40を保持している点である。なお、以下の説明において、第1実施形態と共通する要素については同一の符号を付し、その機能等も同様であるものとする。
図6,7は、本発明の第2実施形態を示している。図6は、第2実施形態におけるチェンソーのチェーンカバーの要部を示す図であり、図7は、図6のB視拡大図である。チェンソー本体については第1実施形態と同様である(図4参照)。
本実施形態において、チェーンカバー30の外面32には、ストッパプレート50が取り付けられている。ストッパプレート50は、例えば、図示省略したねじ等によってチェーンカバー30の外面32に固定される。ストッパプレート50は、チェーンカバー30の外面32に所定の間隔をあけて対向する対向部51を有している。対向部51には、貫通孔52が形成されている。貫通孔52は、チェーンカバー30の貫通孔31に対応する位置に形成されており、ナット部材40のナット頭部41の外径よりも大きく且つフランジ部42の外径よりも小さい径を有している。
ナット部材40は、チェーンカバー30の外面32とストッパプレート50の対向部51との間に配置されている。より具体的には、ナット部材40は、そのフランジ部42がチェーンカバー30の外面32とストッパプレート50の対向部51との間に位置するように配置されている。このような配置は、まずチェーンカバー30の貫通孔31にスリーブ部43を挿通させてナット部材40をチェーンカバー30の外面32に載置し、その後にストッパプレート50をチェーンカバー30の外面32に取り付けることによって、行われる。
このような構成により、ナット部材40は、そのスリーブ部43がチェーンカバー30の貫通孔31に進入してフランジ部42の一方の面がチェーンカバー30の外面に当接する第1の状態から、フランジ部42の他方の面(の縁部近傍)がストッパプレート50の貫通孔52の周辺部(対向部51のチェーンカバー30側の面)に当接する第2の状態までの間で移動可能である。換言すれば、ストッパプレート50は、フランジ部42をチェーンカバー30の外面と対向部51との間に位置させることにより、ナット部材40を、フランジ部42がチェーンカバー30の外面32から離れる第1の方向及びチェーンカバー30の外面32に近づく第2の方向に移動可能に保持している。また、ストッパプレート50は、ナット部材40が前記第1の方向に所定量移動したときに、貫通孔52の周辺部(対向部51のチェーンカバー30側の面)がフランジ部42の前記他方の面(の縁部近傍)に当接してナット部材40のそれ以上の移動を規制し、これによって、チェーンカバー30から脱落しないようにナット部材40を保持している。
なお、本実施形態においても、前記前記第1の状態から前記第2の状態まで距離Mよりもスリーブ部43の長さLの方が大きくなっており、チェーンカバー30とストッパプレート50の対向部51との間に配置されたナット部材40のスリーブ部43は、その一部が常にチェーンカバー30の貫通孔31内に位置するようになっている(図6参照)。
また、ストッパプレート50の貫通孔52の径は、ナット部材40のナット頭部41に装着してナット部材40を締め付ける又は緩めるための工具(例えばレンチ)の外径よりも大きく形成されている。
さらに、チェーンカバー30(及びガイドバー20)のチェンソー本体10に対する取り付け及び固定、並びに、取り外しは、第1実施形態と同様である。
本実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、ストッパプレート50の貫通孔52の径は、ナット部材40のナット頭部41に装着してナット部材40を締め付ける又は緩めるための工具(例えばレンチ)の外径よりも大きく形成されている。
さらに、チェーンカバー30(及びガイドバー20)のチェンソー本体10に対する取り付け及び固定、並びに、取り外しは、第1実施形態と同様である。
本実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形及び変更が可能であることはもちろんである。
例えば、上述の第1,2実施形態では、ナット頭部、フランジ部、及びスリーブ部が一体形成されてナット部材を構成しているが、フランジ部を別体で構成してもよい。具体的には、ナット頭部とスリーブ部を一体形成してナット部材本体とし、当該ナット部材本体のナット頭部又はスリーブ部に、当該ナット部材本体とは別体で構成されたフランジ部を圧入やかしめ等によって一体的に取り付けるようにしてもよい。この場合、スリーブ部は、ナット頭部からナット部材本体(ナット頭部)の回転軸線に沿って延伸しており、フランジ部としては、皿ばねやゴムワッシャなどを利用することができる。このようなナット部材も「フランジ部を有するナット部材」に含まれる。
また、ゴムワッシャのように可撓性若しくは弾性を有する材料でフランジ部を形成し、及び/又は、ストッパプレート50の対向部51(特に、貫通孔52の周縁部)を弾性構造とすれば、上述の第2実施形態において、ストッパプレート50をチェーンカバー30の外面32に取り付けた後に、ナット部材を装着することが可能となるので便宜である。
例えば、上述の第1,2実施形態では、ナット頭部、フランジ部、及びスリーブ部が一体形成されてナット部材を構成しているが、フランジ部を別体で構成してもよい。具体的には、ナット頭部とスリーブ部を一体形成してナット部材本体とし、当該ナット部材本体のナット頭部又はスリーブ部に、当該ナット部材本体とは別体で構成されたフランジ部を圧入やかしめ等によって一体的に取り付けるようにしてもよい。この場合、スリーブ部は、ナット頭部からナット部材本体(ナット頭部)の回転軸線に沿って延伸しており、フランジ部としては、皿ばねやゴムワッシャなどを利用することができる。このようなナット部材も「フランジ部を有するナット部材」に含まれる。
また、ゴムワッシャのように可撓性若しくは弾性を有する材料でフランジ部を形成し、及び/又は、ストッパプレート50の対向部51(特に、貫通孔52の周縁部)を弾性構造とすれば、上述の第2実施形態において、ストッパプレート50をチェーンカバー30の外面32に取り付けた後に、ナット部材を装着することが可能となるので便宜である。
また、上述の第2実施形態において、ストッパプレート50の対向部51を前記第1の方向に弾性変形可能に形成してもよい。このようにすると、例えば、チェーンカバー30をチェンソー本体10に取り付ける際にスリーブ部43がボルト部材12の先端に突き当たってフランジ部42が対向部51を外方に押圧するような場合であっても、それに応じて対向部51が変形できる。このため、ストッパプレート50の対向部51と、チェーンカバー30の外面32との間隔を小さくすることが可能となり、ストッパプレート50(及びナット部材40)を取り付けた状態のチェーンカバー30をコンパクト化できる。
さらに、図8に示すように、ストッパプレート50の対向部51のチェーンカバー30側の面、及び/又は、フランジ部42の前記他方の面に弾性部材53を設けて、フランジ部42の前記他方の面と、ストッパプレート50の貫通孔52の周辺部(チェーンカバー30側の面)とが、弾性部材53を介して当接するように構成してもよい。この場合、弾性部材53は、例えば円環状に形成される。但し、これに限るものではなく、複数の弾性部材53を貫通孔52の周辺部又はフランジ部42の縁部近傍に所定の間隔で配置してもよい。このようにしても、対向部51を前記第1の方向に弾性変形可能に形成した場合と同様の効果を得ることができる。また、弾性部材53が緩衝部材として機能するため、チェンソー本体1から取り外された状態のチェーンカバー30において、ストッパプレート50の対向部51(のチェーンカバー30側の面)と、ナット部材40のフランジ部42(の前記他方の面)との衝突音を抑制できる。
10…チェンソー本体(作業機本体)、11…ガイドバー取付面、12…ボルト部材、20…ガイドバー(機能部品)、30…チェーンカバー(カバー部材)、31…貫通孔、32…チェーンカバーの外面、33…爪状突起、34…爪部、40…ナット部材、41…ナット頭部、42…フランジ部、43…スリーブ部、50…ストッパプレート、51…対向部、52…貫通孔、53…弾性部材
Claims (10)
- 作業機本体に立設されたボルト部材と、
貫通孔が形成され、当該貫通孔に前記ボルト部材を挿通させて前記作業機本体に取り付けられる着脱可能なカバー部材と、
前記ボルト部材にねじ結合されて前記カバー部材を前記作業機本体に固定するナット部材であって、前記カバー部材を前記作業機本体に固定する際に前記カバー部材の外面に当接するフランジ部を有するナット部材と、
前記ボルト部材にねじ結合されていない状態の前記ナット部材を、前記フランジ部が前記カバー部材の外面から離れる第1の方向及び前記カバー部材の外面に近づく第2の方向に移動可能に保持し、前記ナット部材が前記第1の方向に所定量移動したときに前記フランジ部の前記カバー部材への当接面とは反対側の面に当接して前記ナット部材のそれ以上の移動を規制する保持部と、
を含む、携帯作業機。 - 前記保持部は、それぞれが前記カバー部材の外面から離れる方向に延伸すると共に前記貫通孔を囲むように配置された複数の爪状突起を有し、当該複数の爪状突起の内側にて前記ナット部材を保持する、請求項1に記載の携帯作業機。
- 前記複数の爪状突起は、前記貫通孔の径方向に弾性変形可能に形成されている、請求項2に記載の携帯作業機。
- 前記複数の爪状突起は、前記ナット部材を締め付ける又は緩めるための工具をその内側に受け入れ可能に形成されている、請求項2又は3に記載の携帯作業機。
- 前記保持部は、前記カバー部材の外面に間隔をあけて対向すると共に前記カバー部材の前記貫通孔に対応する位置に前記ナット部材の頭部の径よりも大きく且つ前記フランジ部の径よりも小さい径の貫通孔が形成された対向部を有し、当該対向部と前記カバー部材の外面との間に前記フランジ部を配置させて前記ナット部材を保持する、請求項1に記載の携帯作業機。
- 前記対向部に形成された前記貫通孔は、前記ナット部材を締め付ける又は緩めるための工具を挿通可能に形成されている、請求項5に記載の携帯作業機。
- 前記対向部は、少なくとも前記第1の方向に弾性変形可能に形成されている、請求項5又は6に記載の携帯作業機。
- 前記対向部の前記カバー部材側の面及び前記フランジ部の前記カバー部材への当接面とは反対側の面の少なくとも一方には弾性部材が設けられ、
前記対向部の前記カバー部材側の面と、前記フランジ部の前記カバー部材への当接面とは反対側の面とが前記弾性部材を介して当接する、請求項5又は6に記載の携帯作業機。 - 前記ナット部材は、その回転軸線に沿って延伸すると共にその内側に前記ボルト部材を収容可能な円筒状のスリーブ部を有し、
前記保持部は、前記スリーブ部の少なくとも一部が前記カバー部材の前記貫通孔内に位置するように前記ナット部材を保持する、
請求項1〜8のいずれか一つに記載の携帯作業機。 - 前記作業機本体と前記カバー部材との間に配置される機能部品をさらに含み、
前記ナット部材は、前記ボルト部材にねじ結合されて前記カバー部材及び前記機能部品を前記作業機本体に固定する、請求項1〜9のいずれか一つに記載の携帯作業機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013221892A JP2015013462A (ja) | 2013-06-07 | 2013-10-25 | 携帯作業機 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013121078 | 2013-06-07 | ||
JP2013121078 | 2013-06-07 | ||
JP2013221892A JP2015013462A (ja) | 2013-06-07 | 2013-10-25 | 携帯作業機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015013462A true JP2015013462A (ja) | 2015-01-22 |
Family
ID=52435612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013221892A Pending JP2015013462A (ja) | 2013-06-07 | 2013-10-25 | 携帯作業機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015013462A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019123104A (ja) * | 2018-01-12 | 2019-07-25 | 株式会社マキタ | チェーンソー |
EP4012204A1 (de) * | 2020-12-08 | 2022-06-15 | Volkswagen Ag | Befestigungsanordnung und verwendung einer befestigungsanordnung |
-
2013
- 2013-10-25 JP JP2013221892A patent/JP2015013462A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019123104A (ja) * | 2018-01-12 | 2019-07-25 | 株式会社マキタ | チェーンソー |
EP4012204A1 (de) * | 2020-12-08 | 2022-06-15 | Volkswagen Ag | Befestigungsanordnung und verwendung einer befestigungsanordnung |
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