JP2015012003A - 光電変換素子及びその製造方法、並びに該光電変換素子を有する太陽電池 - Google Patents
光電変換素子及びその製造方法、並びに該光電変換素子を有する太陽電池 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015012003A JP2015012003A JP2013133726A JP2013133726A JP2015012003A JP 2015012003 A JP2015012003 A JP 2015012003A JP 2013133726 A JP2013133726 A JP 2013133726A JP 2013133726 A JP2013133726 A JP 2013133726A JP 2015012003 A JP2015012003 A JP 2015012003A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- photoelectric conversion
- conversion element
- layer
- buffer layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/549—Organic PV cells
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
Description
[1]基材上に、少なくとも、下部電極と、活性層と、上部バッファ層と、上部電極とを、この順に有する光電変換素子の製造方法であって、前記上部バッファ層をロール・ツー・ロール方式で成膜し、前記活性層と前記上部バッファ層の膜厚の和が、300nm以上、2500nm以下となるように成膜することを特徴とする光電変換素子の製造方法。
[2]前記上部バッファ層の膜厚が、前記活性層の膜厚よりも大きいことを特徴とする[
1]に記載の光電変換素子の製造方法。
[3]前記上部バッファ層の導電率が1×10-2S/m以上であることを特徴とする[
1]又は[2]に記載の光電変換素子の製造方法。
[4][1]〜[3]のいずれかに記載の製造方法により得られる光電変換素子。
[5][4]に記載の光電変換素子を有する太陽電池。
本発明において、少なくとも上部バッファ層はロール・ツー・ロール方式により成膜される。ロール・ツー・ロール方式とは、ロール状に巻かれたフレキシブルな基材を繰り出して、間欠的、或いは連続的に搬送しながら、巻き取りロールにより巻き取られるまでの間に加工を行う方式である。kmオーダの長尺基板を一括処理することが可能であるため、簡易に量産が可能である。
基材106は、光電変換素子を支持するための母材である。本発明においては、少なくとも上部バッファ層104をロール・ツー・ロール方式で成膜するために、基材106もロール・ツー・ロール方式に耐えうるように、ある程度の柔軟性が要求される。好ましくは、フィルム状の基材やシート状の基材を使用することができる。基材106に使用できる材料としては、ロール・ツー・ロール方式に耐えうる材料であれば、特段の制限はないが、具体的には、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエーテルスルホン、ポリイミド、ナイロン、ポリスチレン、ポリビニルアルコール、エチレンビニルアルコール共重合体、フッ素樹脂フィルム、塩化ビニル、ポリエチレン等のポリオレフィン;セルロース、ポリ塩化ビニリデン、アラミド、ポリフェニレンスルフィド、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリノルボルネン、エポキシ樹脂等の有機材料;紙、合成紙等の紙材料等;ステンレス、チタン、アルミニウム等の金属に、絶縁性を付与するために表面をコート又はラミネートした複合材料等が挙げられる。これらの材料でも、耐熱性の観点から、ポリエチレンナフタレート、ポリエーテルスルホン、ポリイミド、フッ素樹脂フィルム、ポリフェニレンスルフィド、ポリアリレート、又は、ステンレス、チタン、アルミニウム等の金属に、絶縁性を付与するために表面をコート又はラミネートした複合材料等が特に好ましい。
μm以上であることは、光電変換素子の強度が不足する可能性が低くなるために好ましい。基材106の膜厚が20mm以下であることは、コストが抑えられ、かつ質量が重くならないために好ましい。
また、基材106は単層であっても、積層であってもよい。また、基材106は遮光性の高いものでもよいし、低いもの(いわゆる透け感のあるもの)でも良い。
最初に、基材106上に下部電極101を形成する。なお、本発明において、下部電極101とは、上部電極105よりも、基材106に近い位置に配置されている電極を意味し、上部電極105とは、基材106から下部電極101よりも遠い位置に配置された電極を意味する。
アノードの材料を挙げると、例えば、酸化ニッケル、酸化スズ、酸化インジウム、酸化インジウムスズ(ITO)、インジウム−ジルコニウム酸化物(IZO)、酸化チタン、酸化インジウム、酸化亜鉛等の導電性金属酸化物;金、白金、銀、クロム、コバルト等の金属又はその合金が挙げられる。これらの物質は高い仕事関数を有するため、好ましく、さらに、ポリチオフェン誘導体にポリスチレンスルホン酸をドーピングしたPEDOT:PSSで代表されるような導電性高分子材料を積層することができるため、好ましい。このような導電性高分子を積層する場合には、この導電性高分子材料の仕事関数が高いことから、上記のような高い仕事関数の材料でなくとも、AlやMg等のカソードに適した金属も広く用いることが可能である。ポリチオフェン誘導体にポリスチレンスルホン酸をドーピングしたPEDOT:PSSや、ポリピロール又はポリアニリン等にヨウ素等をドーピングした導電性高分子材料を、アノードの材料として使用することもできる。アノードが透明電極である場合には、ITO、酸化亜鉛、酸化スズ等の透光性がある導電性金属酸化物を用いることが好ましく、特にITOが好ましい。
アノードの形成方法としては、蒸着法若しくはスパッタ法等の真空成膜方法、又はナノ
粒子や前駆体を含有するインクを塗布して成膜する湿式塗布法が挙げられる。
カソードの形成方法としては、蒸着法、スパッタ法等の真空成膜方法、又はナノ粒子や前駆体を含有するインクを塗布して成膜する湿式塗布法等がある。
次に、下部電極101上に下部バッファ層102を形成する。下部バッファ層102とは、光電変換素子107において、下部電極101と活性層103との間に形成される層であり、正孔取り出し層又は電子取り出し層である。通常、下部電極101がアノードの場合は、下部バッファ層102は正孔取り出し層であり、下部電極101がカソードの場合は、下部バッファ層102は電子取り出し層である。下部バッファ層102が電子取り出し層である場合と、正孔取り出し層である場合とでは、使用できる材料等は異なるが具体的には、以下の材料や方法により下部バッファ層102を形成することができる。
電子取り出し層の材料のLUMOエネルギー準位及びHOMOエネルギー準位の算出方法としては、サイクリックボルタモグラム測定法が挙げられる。例えば、公知文献(国際公開第2011/016430号)に記載の方法を参考にして実施することができる。
また、電子取り出し層の材料は、DSC法によるガラス転移温度が30℃以上55℃未満に観測されないものであることが好ましい。
文献(国際公開第2011/016430号)に記載の方法により、測定を実施することができる。
塗布法により電子取り出し層を形成する場合は、塗布液にさらに界面活性剤を含有させてもよい。界面活性剤の使用により、微小な泡若しくは異物等の付着による凹み及び/又は乾燥工程での塗布むら等の発生が抑制される。界面活性剤としては、公知の界面活性剤(カチオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤)を用いることができる。なかでも、ケイ素系界面活性剤、アセチレンジオール系界面活性剤又はフッ素系界面活性剤が好ましい。なお、界面活性剤としては1種のみを用いてもよく、2種以上を任意の組み合わせ及び比率で併用してもよい。
一方、n型半導体の金属酸化物については、例えば、酸化亜鉛ZnOを電子取り出し層の材料として用いる場合には、スパッタ法等の真空成膜方法を用いることもできるが、塗布法を用いて電子取り出し層を成膜することが望ましい。例えば、Sol−Gel Science、C.J.Brinker,G.W.Scherer著、Academic Press(1990)に記載のゾルゲル法に従って、酸化亜鉛で構成される電子取り出し層を形成できる。
る。正孔取り出し層に半導体材料を用いる場合は、後述の有機活性層の低分子有機半導体化合物と同様に、前駆体を用いて層を形成した後に前駆体を半導体化合物に変換してもよい。
次に、下部バッファ層102上に活性層103を形成する。なお、下部バッファ層102を設けない場合は、下部電極101上に活性層103を形成する。
活性層103は光電変換が行われる層を指し、通常、p型半導体化合物とn型半導体化合物とを含む。p型半導体化合物とは、p型半導体材料として働く化合物であり、n型半導体化合物とは、n型半導体材料として働く化合物である。具体的には、光電変換素子が光を受けると、光が活性層103に吸収され、p型半導体化合物とn型半導体化合物との界面で電気が発生し、発生した電気を電極から取り出すことにより光電変換素子として機能する。なお、通常、活性層103は有機化合物、又は無機化合物が挙げられるが、本発明においては、上部バッファ層104がロール・ツーロール方式により成膜されるために、活性層103は有機化合物により形成されることが好ましい。以下では、活性層103が有機活性層であるものとして説明する。
することにより形成することができる。
p型半導体化合物とn型半導体化合物としては、それぞれ、1種の化合物を用いてもよいし、2種以上の化合物を任意の比率で併用してもよい。
活性層103が含有するp型半導体化合物に、特に限定はないが、低分子有機半導体化合物と高分子有機半導体化合物とが挙げられる。
低分子有機半導体化合物の分子量は、上限、下限ともに特に制限されないが、通常5000以下、好ましくは2000以下であり、一方、通常100以上、好ましくは200以上である。
本明細書において結晶性とは、分子間相互作用等によって配向の揃った3次元周期配列をとる化合物の性質のことを指す。結晶性の測定方法としては、X線回折法(XRD)又は電界効果移動度測定等が挙げられる。特に電界効果移動度測定において、正孔移動度が1.0×10−5cm2/Vs以上である結晶性化合物が好ましく、1.0×10−4cm2/Vs以上である結晶性化合物がより好ましい。一方、正孔移動度が通常1.0×104cm2/Vs以下である結晶性化合物が好ましく、1.0×103cm2/Vs以下である結晶性化合物がより好ましく、1.0×102cm2/Vs以下である結晶性化合物がさらに好ましい。
R11〜R14はそれぞれ独立に、水素原子又は炭素数1以上24以下のアルキル基である。炭素数1以上24以下のアルキル基とは、炭素数が1以上24以下の飽和若しくは不飽和の鎖状炭化水素基又は炭素数が3以上24以下の飽和若しくは不飽和の環式炭化水素である。その中でも好ましくは炭素数1以上12以下の飽和若しくは不飽和の鎖状炭化水素基又は炭素数が3以上12以下の飽和若しくは不飽和の環式炭化水素である。
高分子有機半導体化合物として、特に限定はなく、ポリチオフェン、ポリフルオレン、ポリフェニレンビニレン、ポリチエニレンビニレン、ポリアセチレン又はポリアニリン等の共役ポリマー半導体;アルキル基やその他の置換基で置換されたオリゴチオフェン等のポリマー半導体;等が挙げられる。また、二種以上のモノマー単位を共重合させた半導体ポリマーも挙げられる。共役ポリマーとしては、例えば、Handbook of Conducting Polymers,3rd Ed.(全2巻),2007、Materials Science and Engineering,2001,32,1−40、Pure Appl.Chem.2002,74,2031−3044、Handbook of THIOPHENE−BASED MATERIALS(全2巻),2009等の文献に記載されたポリマーやその誘導体、及び記載されているモノマーの組み合わせによって合成し得るポリマーを用いることができる。
p型半導体化合物のHOMOエネルギー準位は、特に限定は無いが、後述のn型半導体化合物の種類によって選択することができるが、特にフラーレン化合物をn型半導体化合物として用いる場合、p型半導体化合物のHOMOエネルギー準位は、通常−5.7eV以上、より好ましくは−5.5eV以上であり、一方、通常−4.6eV以下、より好ましくは−4.8eV以下である。p型半導体化合物のHOMOエネルギー準位が−5.7eV以上であることによりp型半導体としての特性が向上し、p型半導体のHOMOエネルギー準位が−4.6eV以下であることによりp型半導体化合物の安定性が向上するとともに、開放電圧(Voc)が向上しうる。
こりやすくなり、短絡電流密度(Jsc)が向上しうる。
n型半導体化合物としては、特段の制限はないが、具体的にはフラーレン化合物;8−ヒドロキシキノリンアルミニウムに代表されるキノリノール誘導体金属錯体;ナフタレンテトラカルボン酸ジイミド又はペリレンテトラカルボン酸ジイミド等の縮合環テトラカルボン酸ジイミド類;ペリレンジイミド誘導体、ターピリジン金属錯体、トロポロン金属錯体、フラボノール金属錯体、ペリノン誘導体、ベンズイミダゾール誘導体、ベンズオキサゾール誘導体、チアゾール誘導体、ベンズチアゾール誘導体、ベンゾチアジアゾール誘導体、オキサジアゾール誘導体、チアジアゾール誘導体、トリアゾール誘導体、アルダジン誘導体、ビススチリル誘導体、ピラジン誘導体、フェナントロリン誘導体、キノキサリン誘導体、ベンゾキノリン誘導体、ビピリジン誘導体、ボラン誘導体、アントラセン、ピレン、ナフタセン又はペンタセン等の縮合多環芳香族炭化水素の全フッ化物;単層カーボンナノチューブ等が挙げられる。
より所定のエネルギーだけ大きいことが好ましい。開放電圧(Voc)はp型半導体化合物のHOMOエネルギー準位とn型半導体化合物のLUMOエネルギー準位との差に依存するため、n型半導体化合物のLUMOエネルギー準位を高くすると、開放電圧(Voc)が高くなる傾向がある。
n型半導体化合物のHOMOエネルギー準位は、特に限定は無いが、通常−5.0eV以下、好ましくは−5.5eV以下である。一方、通常−7.0eV以上、好ましくは−6.6eV以上である。n型半導体化合物のHOMOエネルギー準位が−7.0eV以上であることは、n型半導体化合物による光吸収も発電に利用しうる点で好ましい。n型半導体化合物のHOMOエネルギー準位が−5.0eV以下であることには、正孔の逆移動を阻止しうる点で好ましい。
n型半導体化合物の25℃でのトルエンに対する溶解度は、通常0.5質量%以上であり、0.6質量%以上が好ましく、0.7質量%以上がより好ましい。一方、通常90質量%以下が好ましく、80質量%以下がより好ましく、70質量%以下がさらに好ましい。n型半導体化合物の溶解度が0.5質量%以上であることは、n型半導体化合物を含有する溶液において、n型半導体材料の分散安定性が向上し、凝集、沈降、分離等を起こしにくくなるため、湿式成膜法による成膜が容易となる点で好ましい。
[5.2.1 フラーレン化合物]
フラーレン化合物としては、一般式(n1)、(n2)、(n3)及び(n4)で表される部分構造を有するものが好ましい。
n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基又はイソブチル基がより好ましく、メチル基又はエチル基がさらに好ましい。
アルキル基として好ましくは、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、n−ヘキシル基又はオクチル基であり、より好ましくはメチル基である。アルキル基が有していてもよい置換基としてはハロゲン原子が好ましい。ハロゲン原子としてはフッ素原子が好ましい。フッ素原子で置換されたアルキル基としては、パーフルオロオクチル基、パーフルオロヘキシル基又はパーフルオロブチル基が好ましい。
がさらに好ましい。芳香族基が有していてもよい置換基としては、特に限定は無いが、好ましくはフッ素原子、炭素数1以上14以下のアルキル基、又は炭素数1以上14以下のアルコキシ基である。アルキル基にはフッ素原子が置換されていてもよい。さらに好ましくは炭素数1以上14以下のアルコキシ基であり、さらに好ましくはメトキシ基である。置換基を有する場合、その数に限定は無いが、好ましくは1〜3であり、より好ましくは1である。置換基の種類は異なっていてもよいが、好ましくは同一である。
アルキレン基としては炭素数1以上2以下のものが好ましく、メチレン基又はエチレン器が挙げられる。アリーレン基としては炭素数5以上12以下のものが好ましく、例えばフェニレン基が挙げられる。アミノ基は、メチル基又はエチル基等の炭素数1以上6以下のアルキル基で置換されていてもよい。アルキレン基は、メトキシ基等の炭素数1以上6以下のアルコキシ基、炭素数1以上5以下の脂肪族炭化水素基、炭素数6以上20以下の芳香族炭化水素基又は炭素数2以上20以下の芳香族複素環基で置換されていてもよい。アリーレン基は、メトキシ基等の炭素数1以上6以下のアルコキシ基、炭素数1以上5以下の脂肪族炭化水素基、炭素数6以上20以下の芳香族炭化水素基又は炭素数2以上20以下の芳香族複素環基で置換されていてもよい。
ルコキシ基又は炭素数1以上12以下のフッ化アルコキシ基が好ましく、炭素数1以上12以下のアルコキシ基がより好ましく、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、イソブトキシ基、n−ヘキソキシ基、オクトキシ基、2−プロピルペントキシ基、2−エチルヘキソキシ基、シクロヘキシルメトキシ基又はベンジルオキシ基がさらに好ましく、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、イソブトキシ基又はn−ヘキソキシ基が特に好ましい。
フラーレン化合物の製造方法としては、特に制限はないが、例えば、部分構造(n1)を有するフラーレンの合成は、国際公開第2008/059771号又はJ.Am.Chem.Soc.,2008,130(46),15429−15436のような公知文献
の記載に従って、実施可能である。
部分構造(n3)を有するフラーレンの合成は、Angew.Chem.Int.Ed.Engl.1993,32,78−80、Tetrahedron Lett.1997,38,285−288、国際公開第2008/018931号又は国際公開第2009/086210号のような公知文献の記載に従って、実施可能である。
N−アルキル置換されたペリレンジイミド誘導体としては、特段の制限はないが、具体的には国際公開第2008/063609号、国際公開第2009/115553号、国際公開第2009/098250号、国際公開第2009/000756号及び国際公開第2009/091670号に記載されている化合物が挙げられる。これらの化合物は、電子移動度が高く、可視領域の光を吸収するため、電荷輸送と発電との両方に寄与しうる点から好ましい。
ナフタレンテトラカルボン酸ジイミドとしては、特段の制限はないが、具体的には国際公開第2008/063609号、国際公開第2007/146250号及び国際公開第2009/000756号に記載されている化合物が挙げられる。これらの化合物は、電子移動度が高く、溶解性が高く塗布性に優れている点から好ましい。
n型高分子半導体化合物としては、特段の制限はないが、ナフタレンテトラカルボン酸ジイミド若しくはペリレンテトラカルボン酸ジイミド等の縮合環テトラカルボン酸ジイミド類、ペリレンジイミド誘導体、ベンゾイミダゾール誘導体、ベンズオキサゾール誘導体、チアゾール誘導体、ベンゾチアゾール誘導体、ベンゾチアジアゾール誘導体、オキサジアゾール誘導体、チアジアゾール誘導体、トリアゾール誘導体、ピラジン誘導体、フェナントロリン誘導体、キノキサリン誘導体、ビピリジン誘導体及びボラン誘導体のうち少なくとも一つを構成ユニットとするn型高分子半導体化合物等が挙げられる。
第2009/098250号に記載されている化合物が挙げられる。これらの化合物は、可視領域の光を吸収するために発電に寄与しうる点、及び粘度が高く塗布性に優れている点から好ましい。
なお、本発明において、特に制限はないが、活性層103は、光電変換素子の生産性を向上させるために、ロール・ツー・ロール方式で形成することが好ましい。
次に、上部バッファ層104を活性層103上に形成する。なお、上部バッファ層104は、光電変換素子107において、活性層103と上部電極105との間に形成される層であり、正孔取り出し層又は電子取り出し層を意味する。通常、上部電極105がアノードの場合は、上部バッファ層104は正孔取り出し層であり、上部電極105がカソードの場合は、上部バッファ層104は電子取り出し層である。なお、上部バッファ層104を正孔取り出し層とする場合と、電子取り出し層にする場合とで、使用できる材料等は異なるが、いずれの場合も、上述した<4.下部バッファ層102の形成工程>で挙げた材料や形成方法を用いて、上部バッファ層104を成膜し形成することができる。また、本発明において、上部バッファ層104は、ロール・ツー・ロール方式で成膜される。
ロール・ツー・ロール方式で基材上に光電変換素子の各構成部材を形成した場合、タッチロールと成膜表面の接触のために埃や異物等を起点にとして、或いは基材の巻き取り時に基材の裏面の易滑材や埃、異物等を起点として、形成した膜が剥がれてしまうという問題が発生しうる。特に、上部バッファ層104をロール・ツー・ロール方式で成膜する場合、成膜面とロールとの接触により、活性層103が剥離してしまう。活性層103が剥離すると、上下電極間が短絡してしまい、光電変換素子として機能しなくなる。そのため、上部バッファ層をロール・ツー・ロール方式で成膜しようとすると、製造歩留まりが低下する可能性がある。上記の問題を解決するためには、埃や塵を減らすことが1つの手段として考えられるが、追加工程が必要となり、生産性が低下してしまう。さらには、これらの追加工程によっても、埃や塵を完全に取り除くことは極めて困難である。また、膜の剥離を防ぐ目的でバインダー樹脂等を活性層に添加すると、光電変換効率が低下する傾向がある。一方、本発明においては、活性層103及び上部バッファ層104を特定の膜厚で成膜することにより、膜の硬度を適度に強くすることができる。そのため、上部バッファ層をロール・ツー・ロールで成膜して形成する際に、成膜表面とロール、又は成膜表面と基材裏面が接触しても、活性層が剥がれにくくなる。そのため、追加プロセスを必要とすることなく、特性の優れた光電変換素子を、歩留まり良く製造することができる。
が大きすぎると電荷輸送時の損失が増え、光電変換効率が大幅に低下してしまう。そのため、活性層103及び上部バッファ層104の膜厚の和は、2500nm以下であることが好ましく、2000nm以下であることが好ましく、1500nm以下であることが特に好ましい。特に、活性層103の膜厚が大きすぎると、上部バッファ層104の膜厚を大きくした場合と比較して、変換効率が低下する傾向にある。そのため、活性層103の膜厚は80nm以上であることが好ましく、120nm以上であることがさらに好ましく、160nm以上であることが特に好ましく、一方で、1000nm以下であることが好ましく、800nm以下であることがさらに好ましく、500nm以下であることが特に好ましい。
S/m以上であることが好ましく、1×102S/m以上であることがさらに好ましく、8×104S/m以上であることが特に好ましく、通常、1×107S/m以下である。このような導電率を有する上部バッファ層104を用いることで、変換効率を悪化させることなく、上部バッファ層104の膜厚を大きくすることができるために、変換効率の高い光電変換素子を生産性良く製造することができる。
次に、上部バッファ層104上に上部電極105を形成する。上部電極105は上述した通り、下部電極101よりも基材106から離れた場所に位置する電極であり、下部電極101がカソードの場合、上部電極105はアノードであり、下部電極101がアノードであれば、上部電極105はカソードである。なお、上部電極105がアノードである場合と、カソードである場合とでは、上部電極105に使用できる材料等は異なるが、上述した<3.下部電極101の形成工程>に記載した材料や形成方法を用いて上部電極105を形成することができる。
する各層間の密着性、例えば電子取り出し層とカソード、又は電子取り出し層と活性層との密着性が向上する効果が得られるため、好ましい。各層間の密着性が向上することにより、製造される光電変換素子の熱安定性や耐久性等が向上しうる。アニーリング処理工程の温度を300℃以下にすることは、活性層内の有機化合物が熱分解する可能性が低くなるため、好ましい。アニーリング処理工程においては、上記の温度範囲内で段階的な加熱を行ってもよい。
本発明に係る光電変換素子に、さらに他の構成部材を追加して、薄膜太陽電池としてもよい。図2は本発明の一実施形態として薄膜太陽電池14の構成を模式的に示す断面図である。図2に示すように、本実施形態の薄膜太陽電池14は、耐候性保護フィルム1と、紫外線カットフィルム2と、ガスバリアフィルム3と、ゲッター材フィルム4と、封止材5と、光電変換素子6と、封止材7と、ゲッター材フィルム8と、ガスバリアフィルム9と、バックシート10とをこの順に備える。そして、耐候性保護フィルム1が形成された側(図中下方)から光が照射されて、光電変換素子6が発電するようになっている。なお、後述するバックシート10としてアルミ箔の両面にフッ素系樹脂フィルムを接着したシートなどの防水性の高いシートを用いる場合は、用途によりゲッター材フィルム8及び/又はガスバリアフィルム9を用いなくてもよい。
上述した薄膜太陽電池14の用途に制限はなく任意である。例えば、図3に模式的に示すように、何らかの基材12上に薄膜太陽電池14を設けて、これを使用場所に設置して用いればよい。具定例を挙げると、基材12として建材用板材を使用した場合、この板材の表面に薄膜太陽電池14を設けて、太陽電池パネルを作製し、建物の外壁などに設置して使用してもよい。
太陽電池、宇宙機用太陽電池、家電用太陽電池、携帯電話用太陽電池又は玩具用太陽電池などに用いて好適である。
なお、コポリマーAの重量平均分子量Mw及びPDIを、以下の測定法に基づいて測定したところ、それぞれ、3.69×105及び9.4であった。
ポリスチレン換算の重量平均分子量(Mw)及び数平均分子量(Mn)は、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)により求めた。分子量分布(PDI)は、Mw/Mnを表す。
ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)測定は以下の条件で行った。
カラム:PolymerLaboratories GPC用カラム(PLgel MIXED−B 10μm,内径7.5mm,長さ30cm)を2本直列に接続して使用
ポンプ:LC−10AT(島津製作所社製)
オーブン:CTO−10A(島津製作所社製)
検出器:示差屈折率検出器(島津製作所社製,RID−10A)及びUV−vis検出器(島津製作所社製,SPD−10A)
サンプル:試料1mgをクロロホルム(200mg)に溶解させた液1μL
移動相:クロロホルム
流速:1.0mL/min
解析:LC−Solution(島津製作所社製)
p型半導体化合物として合成例1で得られたコポリマーA、及びn型半導体化合物としてフラーレン混合物(フロンティアカーボン社製 NS−E124)を、質量比が1:2.5となるように混合し、混合物が4.55質量%の濃度となるように窒素雰囲気中でオルトキシレンとテトラリンとの混合溶媒(質量比9:1)に溶解させた。この溶液をホットスターラー上で80℃の温度にて1時間攪拌混合した。攪拌混合後の溶液を孔径5μmのポリテトラフルオロエチレン(PTFE)フィルターで濾過することにより、活性層塗布液であるインク1を得た。
酸化インジウムスズ(ITO)透明導電膜(カソード)がパターニングされたガラス基板(ジオマテック社製)を、アセトンによる超音波洗浄、ついでイソプロピルアルコールによる超音波洗浄の後、窒素ブローで乾燥させた。
次に、洗浄後の基板を紫外線オゾン処理装置(フィルジェン社製)を用いて10分間紫外線オゾン処理した。その後、酢酸亜鉛(II)二水和物(和光純薬社製)を、濃度が105mg/mLとなるように2−メトキシエタノール(Aldrich社製)とエタノールアミン(Aldrich社製)との混合溶媒(体積比100:3)に溶解した溶液(約0.1mL)を、基板上に3000rpmにてスピンコートにより成膜し、200℃のオーブンで10分間加熱することで、下部バッファ層(電子取り出し層)を形成した。形成された下部バッファ層の膜厚は30nmであった。
また、サンプル1と同様の積層体を作製し、さらに、上部バッファ層上に、銀を真空蒸着法により、100nm蒸着して、上部電極を形成し、光電変換素子1を作製した。このようにして作製した光電変換素子の変換効率を以下に説明する方法により測定した。その結果を表1に示す。
以上のように作製したサンプル1に対して、連続加重式引掻強度試験機(新東科学社製)
を用いて耐傷性の試験を行った。750gの荷重を乗せた試験機に45°の角度で設置された鉛筆を約7mm引掻き、活性層の剥離の有無を観察した。三菱鉛筆製の鉛筆硬度Bから2Hまでを使用し、それぞれの硬度で5回試験を行った。鉛筆硬度Bから2Hの5段階の硬度にそれぞれ1点から5点を割当て、活性層の剥離が見られなかった場合に、その硬度を点数として割り当て、点数の合計を硬さスコアとして評価した。具体的に、鉛筆硬度Bの場合を1点、鉛筆硬度HBの場合を2点、鉛筆硬度Fの場合を3点、鉛筆硬度Hの場合を4点、鉛筆硬度2Hの場合を5点となるように点数を割り当てた。
光電変換素子に6mm角のメタルマスクを付け、照射光源としてエアマス(AM)1.5G、放射照度100mW/cm2のソーラシミュレータを用い、ソースメーター(ケイスレー社製,2400型)により、ITO電極とアルミニウム電極との間における電流−電圧特性を測定した。この測定結果から、開放電圧Voc(V)、短絡電流密度Jsc(mA/cm2)、形状因子FF、及び光電変換効率PCE(%)を算出した。
FF = Pmax/(Voc×Jsc)
また、光電変換効率PCEは、入射エネルギーをPinとすると次式で与えられる。
PCE = (Pmax/Pin)×100
= (Voc×Jsc×FF/Pin)×100
活性層の膜厚を190nm、上部バッファ層の膜厚を240nmに変更した以外は、実施例1と同様の方法により、サンプル2及び光電変換素子2を作製し、それぞれ実施例1と同様の方法で評価を行った。その結果を表1に示す。
活性層の膜厚を190nm、上部バッファ層の膜厚を50nmに変更した以外は、実施例1と同様の方法により、サンプル3及び光電変換素子3を作製し、それぞれ実施例1と同様の方法で評価を行った。その結果を表1に示す。
活性層の膜厚を190nm、上部バッファ層の膜厚を3700nmに変更した以外は、実施例1と同様の方法により、サンプル4及び光電変換素子4を作製し、それぞれ実施例1と同様の方法で評価を行った。その結果を表1に示す。
活性層の膜厚を190nm、上部バッファ層の形成にPEDOT:PSS水溶液にClevios P VP AI4083(ヘレウス社製、導電率2×10-2〜2×10-1S/m)にアセチレングリコール系界面活性剤であるオルフィンEXP.4200(日信化学社製,アセチレングリコール系化合物を75%含有)を2質量%加えた塗布液を使用し、上部バッファ層の膜厚を200nmに変更した以外は、実施例1と同様の方法により、サンプル4、及び光電変換素子4を作製し、それぞれ、実施例1と同様の方法で評価を行った。その結果を表2に示す。
活性層の膜厚を160nm、上部バッファ層の膜厚を110nmに変更した以外は、実施例3と同様の方法により、サンプル6及び光電変換素子6を作製し、それぞれ実施例1
と同様の方法で評価を行った。その結果を表2に示す。
活性層の膜厚を190nm、上部バッファ層の膜厚を3200nmに変更した以外は、実施例3と同様の方法により、サンプル7及び光電変換素子7を作製し、それぞれ実施例1と同様の方法で評価を行った。その結果を表2に示す。
すなわち、実施例3により作製したサンプルは膜硬度が高く、また、作製した光電変換素子の変換効率も高いことが確認できる。一方で、比較例3により作製した光電変換素子は高い変換効率を示したものの、サンプルの膜硬度は非常に低いために、ロール・ツー・ロールで上部バッファ層を形成する際は、活性層の剥離が起きやすくなるといえる。さらに、比較例4により作製されたサンプルは、膜硬度こそ高いものの、光電変換素子の変換効率は非常に低く、太陽電池として使用するには、不十分である。以上の点を考慮すると
、本発明のように、活性層及び上部バッファ層を、特定の膜厚で成膜することで、活性層の剥離が起きにくく、変換効率に優れた光電変換素子を歩留まり高く、製造することができる。
2 紫外線カットフィルム
3,9 ガスバリアフィルム
4,8 ゲッター材フィルム
5,7 封止材
6 光電変換素子
10 バックシート
12 基材
14 薄膜太陽電池
101 下部電極
102 下部バッファ層
103 活性層
104 上部バッファ層
105 上部電極
106 基材
107 光電変換素子
Claims (5)
- 基材上に、少なくとも、下部電極と、活性層と、上部バッファ層と、上部電極とを、この順に有する光電変換素子の製造方法であって、
前記上部バッファ層をロール・ツー・ロール方式で成膜し、
前記活性層と前記上部バッファ層の膜厚の和が、300nm以上、2500nm以下となるように成膜することを特徴とする光電変換素子の製造方法。 - 前記上部バッファ層の膜厚が、前記活性層の膜厚よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の光電変換素子の製造方法。
- 前記上部バッファ層の導電率が1×10-2S/m以上であることを特徴とする請求項
1又は2に記載の光電変換素子の製造方法。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の製造方法により得られる光電変換素子。
- 請求項4に記載の光電変換素子を有する太陽電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013133726A JP2015012003A (ja) | 2013-06-26 | 2013-06-26 | 光電変換素子及びその製造方法、並びに該光電変換素子を有する太陽電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013133726A JP2015012003A (ja) | 2013-06-26 | 2013-06-26 | 光電変換素子及びその製造方法、並びに該光電変換素子を有する太陽電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015012003A true JP2015012003A (ja) | 2015-01-19 |
Family
ID=52304952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013133726A Pending JP2015012003A (ja) | 2013-06-26 | 2013-06-26 | 光電変換素子及びその製造方法、並びに該光電変換素子を有する太陽電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015012003A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011159651A (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Fujifilm Corp | 光電変換素子の製造方法 |
JP2012023126A (ja) * | 2010-07-13 | 2012-02-02 | Konica Minolta Holdings Inc | 有機光電変換素子 |
JP2012230992A (ja) * | 2011-04-26 | 2012-11-22 | Sumitomo Chemical Co Ltd | マルチ接合構造光電変換素子およびその製造方法 |
JP2013089807A (ja) * | 2011-10-19 | 2013-05-13 | Dainippon Printing Co Ltd | 有機薄膜太陽電池、有機薄膜太陽電池モジュール、および有機薄膜太陽電池の製造方法 |
-
2013
- 2013-06-26 JP JP2013133726A patent/JP2015012003A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011159651A (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Fujifilm Corp | 光電変換素子の製造方法 |
JP2012023126A (ja) * | 2010-07-13 | 2012-02-02 | Konica Minolta Holdings Inc | 有機光電変換素子 |
JP2012230992A (ja) * | 2011-04-26 | 2012-11-22 | Sumitomo Chemical Co Ltd | マルチ接合構造光電変換素子およびその製造方法 |
JP2013089807A (ja) * | 2011-10-19 | 2013-05-13 | Dainippon Printing Co Ltd | 有機薄膜太陽電池、有機薄膜太陽電池モジュール、および有機薄膜太陽電池の製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2012102390A1 (ja) | 光電変換素子、太陽電池及び太陽電池モジュール | |
JP5862189B2 (ja) | 有機光電変換素子およびこれを用いた太陽電池 | |
JP5444743B2 (ja) | 有機光電変換素子 | |
JP2013128001A (ja) | 光電変換素子、太陽電池及び太陽電池モジュール | |
JP2014064000A (ja) | 有機薄膜太陽電池素子 | |
JP6115885B2 (ja) | 光電変換素子、太陽電池、及び太陽電池モジュール | |
JP2014053383A (ja) | タンデム型の有機光電変換素子およびこれを用いた太陽電池 | |
JP2016113538A (ja) | 金属酸化物含有層形成用組成物、電子デバイス、及び電子デバイスの製造方法 | |
JP2014189666A (ja) | 半導体層形成用組成物及びそれを用いた太陽電池素子 | |
JP5298961B2 (ja) | 有機光電変換素子の製造方法 | |
JP5983190B2 (ja) | 有機薄膜太陽電池素子の製造方法 | |
JP5915969B2 (ja) | 光電変換素子及び太陽電池モジュール | |
JP2014027174A (ja) | 光電変換素子、太陽電池モジュール、及び光電変換素子の製造方法 | |
JP2016149505A (ja) | 組成物、光電変換素子、太陽電池及び太陽電池モジュール | |
JP6390773B2 (ja) | 有機薄膜太陽電池素子の製造方法 | |
JP2014027175A (ja) | 光電変換素子の製造方法、光電変換素子、太陽電池、及び太陽電池モジュール | |
JP2015191965A (ja) | 光電変換素子及びその製造方法、太陽電池、及び太陽電池モジュール | |
JP2015012003A (ja) | 光電変換素子及びその製造方法、並びに該光電変換素子を有する太陽電池 | |
JP6069959B2 (ja) | 有機薄膜太陽電池素子の製造方法 | |
JP6255746B2 (ja) | 有機薄膜太陽電池製造装置 | |
JP6167734B2 (ja) | 電界発光素子、光電変換素子、太陽電池、及び電子デバイス | |
JP6142485B2 (ja) | 有機薄膜太陽電池素子の製造方法 | |
JP2017183351A (ja) | 光電変換素子及びその製造方法、太陽電池、並びに太陽電池モジュール | |
JP2015191964A (ja) | 光電変換素子及びその製造方法、並びに太陽電池及び太陽電池モジュール | |
JP6733455B2 (ja) | 光電変換素子、太陽電池及び太陽電池モジュール |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160420 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170228 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20170327 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20170419 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170905 |