JP2015011928A - 発光装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】色が異なる複数の発光素子を有していて、これら複数の発光素子の発光条件を制御することにより色温度が可変である発光装置において、これらの発光素子の交換タイミングを判断できるようにする。【解決手段】第1発光領域110は、互いに異なる色を発光する複数の第1発光素子112、114、116を有しており、発光装置10の外部に光を放射する。制御部200は、第1発光領域110が有する複数の第1発光素子それぞれの発光条件を制御することにより、第1発光領域110が放出する光の色温度を制御する。判断部210は、制御部200が制御した後の発光条件に基づいて、第1発光領域110の交換タイミングを判断する。【選択図】図1
Description
本発明は、発光装置に関する。
近年は、新たな発光素子として有機EL(Organic Electroluminescence)素子が注目されている。有機EL素子は、ディスプレイや照明装置として利用されている。一方、有機EL素子は、発光時間が長くなるにつれて、同一の発光条件では輝度が低下してしまう。
これに対して特許文献1には、有機ELパネルの寿命を判定する回路を組み込むことが記載されている。この回路は、分割回路とツェナーダイオードによって構成されている。
自発光型の発光素子を発光装置の光源として使用する場合、所望の色の光を発光させるために、互いに色が異なる複数の発光素子を、所定の発光強度比で同時に発光させることがある。このような制御を行う場合、発光素子の発光条件は様々に変化する。このような使用条件の場合、特許文献1に記載の回路では、これら発光素子の寿命、すなわち交換タイミングを判断することができない。
本発明が解決しようとする課題としては、色が異なる複数の発光素子を有していて、これら複数の発光素子の発光条件を制御することにより色温度が可変である発光装置において、これらの発光素子の交換タイミングを判断する技術を提供することが一例として挙げられる。
請求項1に記載の発明は、発光装置であって、
互いに異なる色を発光する複数の第1発光素子を有し、前記発光装置の外部に光を放射する第1発光領域と、
前記複数の第1発光素子それぞれの発光条件を制御することにより、前記第1発光領域が放出する光の色温度を制御する制御部と、
前記発光条件に基づいて、前記第1発光領域の交換タイミングを判断する判断部と、
を備える発光装置である。
互いに異なる色を発光する複数の第1発光素子を有し、前記発光装置の外部に光を放射する第1発光領域と、
前記複数の第1発光素子それぞれの発光条件を制御することにより、前記第1発光領域が放出する光の色温度を制御する制御部と、
前記発光条件に基づいて、前記第1発光領域の交換タイミングを判断する判断部と、
を備える発光装置である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
なお、以下に示す説明において、制御部200及び判断部210は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。制御部200及び判断部210は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされたプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶メディア、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置には様々な変形例がある。
図1は、実施形態に係る発光装置10の構成を示す図である。発光装置10は、第1発光領域110、制御部200、及び判断部210を備えている。第1発光領域110は、互いに異なる色を発光する複数の第1発光素子を有しており、発光装置10の外部に光を放射する。制御部200は、第1発光領域110が有する複数の第1発光素子それぞれの発光条件を制御することにより、第1発光領域110が放出する光の色温度を制御する。判断部210は、制御部200が制御した後の発光条件に基づいて、第1発光領域110の交換タイミングを判断する。以下、詳細に説明する。
第1発光領域110は、複数の第1発光素子を有している。本図に示す例において、第1発光領域110は、第1発光素子112,114,116を有している。これら第1発光素子112,114,116は、例えば有機EL素子である。第1発光素子112が発光する光の色は、例えば青色であり、第1発光素子114が発光する光の色は、例えば緑色であり、第1発光素子116が発光する光の色は、例えば赤色である。ただし、第1発光素子112,114,116が発光する光の色は、これに限定されない。第1発光素子112,114,116は、第1発光領域110に、複数繰り返し配置されていてもよい。また、第1発光領域110は、4種類以上の第1発光素子を有していても良い。以下、第1発光領域110が第1発光素子112,114,116を有するものとして、説明を行う。
制御部200は、第1発光素子112,114,116の発光条件を制御することにより、第1発光領域110からの発光を、所望された色温度の範囲に入るように調光する。この色温度は、例えば白色となる色温度であるが、他の色となる色温度であってもよい。この所望された色温度の範囲は、予め設定されていても良いし、ユーザからの入力に従って設定されても良い。
また、自発光型の発光素子である第1発光素子112,114,116は、累積発光時間が長くなるにつれて、同一の発光条件における輝度が低下する。この輝度の低下速度は、第1発光素子112,114,116の間で異なる。そこで、制御部200は、第1発光領域110から所望の色温度の光を発光させ続けるために、第1発光素子112,114,116に入力する電力の比を補正する。
判断部210は、制御部200によって制御された後の第1発光素子112,114,116の発光条件に基づいて、第1発光領域110の交換タイミングを判断する。例えば判断部210は、制御部200によって制御された後の第1発光素子112,114,116の発光条件が、予め定められた基準範囲から外れたときに、第1発光領域110の交換タイミングと判断する。ここで基準範囲は、第1発光素子112,114,116のそれぞれに対して設定されているのが好ましい。この場合、制御部200は、第1発光素子112,114,116の発光条件のいずれかが基準範囲から外れたときに、第1発光領域110の交換タイミングと判断する。ここでの発光条件は、例えば、電流、電圧、及び単位時間当たりの発光時間の少なくとも一つが含まれる。
図2は、判断部210が行う判断の論理の一例を説明するための図である。本図において、制御部200は、第1発光素子112,114,116を、PWM(pulse width modulation)制御している。そして、長方形の短辺は、各第1発光素子の輝度を示しており、長方形の長辺は、各第1発光素子の単位時間当たりの発光時間を示している。そして、第1発光領域110からの発光の色温度は、各長方形の面積比で定まる。
上記したように、輝度の低下速度は、第1発光素子112,114,116の間で異なる。このため、第1発光素子112,114,116の見かけ上の輝度(すなわち図2の長方形の面積比)をそろえるために、制御部200は、第1発光素子112,114,116の単位時間当たりの発光時間を変更する。具体的には、第1発光素子112の輝度の低下速度は、第1発光素子114の輝度の低下速度、及び第1発光素子116の輝度の低下速度よりも大きい。このため、制御部200は、第1発光素子114,116の単位時間当たりの発光時間を、初期値と比較して短くする。
一方、第1発光素子114,116の単位時間当たりの発光時間を短くしすぎると、第1発光領域110全体の輝度が低下しすぎてしまう。このため、第1発光素子114,116の単位時間当たりの発光時間には、下限値(基準範囲)が設定されている。そして判断部210は、制御部200によって制御された後の単位時間当たりの発光時間が、この下限値を下回った場合に、第1発光領域110の交換タイミングが来たと判断する。
図3は、制御部200及び判断部210が行う制御の一例を示すフローチャートである。まず、制御部200は、第1発光領域110の第1発光素子112,114,116の発光条件を制御して、第1発光領域110からの発光の色温度を制御する(ステップS20)。すると判断部210は、制御部200によって制御された後の第1発光素子112,114,116の発光条件に基づいて、第1発光領域110の交換タイミングを判断する(ステップS40)。ここで第1発光領域110の交換タイミングになっていると判断したとき、判断部210は、警告処理を行う(ステップS60)。この警告処理は、例えば、制御部200に、第1発光素子112,114,116の発光条件を変更させる処理である。発光条件が変化すると、第1発光領域110の明るさ、色、および点灯間隔の少なくとも一つが変化するため、発光装置10のユーザは、第1発光領域110の交換タイミングが来たことを認識できる。
以上、実施形態によれば、制御部200は、第1発光領域110が有する複数の第1発光素子それぞれの発光条件を制御することにより、第1発光領域110が発光する光の色温度を制御する。そして判断部210は、制御部200が制御した後の発光条件に基づいて、第1発光領域110の交換タイミングを判断する。このため、高い精度で第1発光領域110の交換タイミングを判断することができる。
また本実施形態では、判断部210は、制御部200によって制御された後の第1発光素子112,114,116の発光条件が、予め定められた基準範囲から外れたときに、第1発光領域110の交換タイミングと判断する。従って、判断部210の構成は簡単になる。
また、基準範囲が、第1発光素子112,114,116のそれぞれに対して設定されている場合、制御部200は、第1発光素子112,114,116の発光条件のいずれかが基準範囲から外れたときに、第1発光領域110の交換タイミングと判断する。このようにすると、ユーザが第1発光領域110の色温度の変化を感じる前に、ユーザに、第1発光領域110を交換させることができる。
また、図2に示した例では、制御部200は、第1発光素子112,114,116の発光条件を制御することにより、第1発光領域110からの発光を、所望された色温度の範囲に入るように調光する。このとき、上記した基準範囲を適切な値に設定することにより、ユーザが第1発光領域110の色温度の変化や輝度の低下を感じる前に、ユーザに、第1発光領域110を交換させることができる。
また、判断部210は、第1発光領域110の交換タイミングに成ったと判断した場合、制御部200に、第1発光素子112,114,116の発光条件を変更させる。このため、特別な報知手段を設けなくても、発光装置10のユーザに、第1発光領域110の交換タイミングが来たことを認識させることができる。
(実施例1)
図4は、実施例1に係る発光装置10の構成を示す断面図である。本実施例に係る発光装置10において、第1発光領域110は基板100の第1面上に形成されている。基板100は、第1発光領域110が発光する光に対して透光性を有している。基板100は、例えばガラスや樹脂材料で形成されているが、他の材料によって形成されていても良い。基板100は、可撓性を有していても良い。そして、基板100のうち第1面とは逆側の面は、光射出面となっている。
図4は、実施例1に係る発光装置10の構成を示す断面図である。本実施例に係る発光装置10において、第1発光領域110は基板100の第1面上に形成されている。基板100は、第1発光領域110が発光する光に対して透光性を有している。基板100は、例えばガラスや樹脂材料で形成されているが、他の材料によって形成されていても良い。基板100は、可撓性を有していても良い。そして、基板100のうち第1面とは逆側の面は、光射出面となっている。
基板100の第1面及び第1発光領域110は、封止部材130によって封止されている。封止部材130は、例えばガラスや樹脂材料によって形成されている。封止部材130は他の材料によって構成されていても良い。本図に示す例において、封止部材130は、縁の全周を基板100に向けて折り曲げた形状を有しており、この縁の端部が、固定層140(例えば粘着層又は接着層)を介して基板100の第1面に固定されている。
また、発光装置10は、検出部220を有している。検出部220は、光電変換素子を有しており、第1発光領域110が発光した光の光電変換することにより、第1発光素子112,114,116が発光した光の強度を示す信号を生成する。このとき、検出部220は、複数の色別に、第1発光領域110が発光した光を光電変換する。
また、検出部220は、第1発光素子112,114,116のそれぞれに対して設けられていてもよい。この場合、検出部220は、第1発光素子112,114,116が発光した光の一部を個別に光電変換することにより、第1発光素子112,114,116のそれぞれが発光した光の強度を示す信号を生成する。
なお、検出部220が生成した複数の信号は、判断部210に入力される。判断部210は、検出部220が生成した複数の信号に基づいて、第1発光領域110が発光した光の色温度を判断する。
なお、本図に示す例において、検出部220は、基板100の側面に対向している。そして検出部220によって検出される光は、基板100の中を、基板100の面方向に伝播する。ただし、検出部220の位置は本図に示す例に限定されない。
また、発光装置10は、記憶部215を有している。記憶部215は、判断部210が用いる基準範囲(例えば実施形態において図2に示した下限値)を記憶している。記憶部215は、書き換え可能であっても良いし、書き換え不可であっても良い。
図5は、第1発光領域110の配置の一例を示す平面図である。本図に示す例において、第1発光素子112,114,116は、ストライプ状になっている。そして第1発光素子112,114,116は、基板100の第1面の第1発光領域110に、繰り返し設けられている。
図6は、本実施例における制御部200、判断部210、及び検出部220が行う処理の一例を示すフローチャートである。まず、検出部220は、第1発光領域110が発光する光を光電変換して信号を生成する。判断部210は、検出部220が生成した信号を処理して、第1発光領域110が発光した光の色温度を算出する(ステップS10)。
次いで制御部200は、判断部210が算出した色温度に基づいて、第1発光素子112,114,116の発光条件を補正し、補正後の発光条件に基づいて、第1発光領域110からの発光の色温度を制御する(ステップS20)。
そして判断部210は、制御部200から、補正した後の第1発光素子112,114,116の発光条件を取得し、これらの発行条件のいずれかが、記憶部215に記憶されている基準範囲の外になっているか否かを判断する(ステップS42)。基準範囲外になっている場合(ステップS42:Yes)、判断部210は、警告処理を行う(ステップS60)。
図7は、図6のステップS10の詳細例を示すフローチャートである。本図に示す処理の前に、発光装置10の第1発光領域110は、一定時間発光している。この一定時間は、1秒であっても良いし、1分であっても良いし、1時間であっても良いし、100時間であっても良い。
そして、前回補正を行ったときからの第1発光領域110の累積発光時間が基準時間に達すると、検出部220は、第1発光領域110の発光強度を示す信号を判断部210に出力する(ステップS12)。
次いで、制御部200は、第1発光領域110が発光していない状態にする。次いで検出部220は、光の強度を示す信号を判断部210に出力する。この信号は、外光に起因したノイズの大きさを示している(ステップS14)。
なお、ステップS14に示した処理に必要な時間は非常に短い。このため、発光装置10が使用されている間(例えば照明装置としての発光装置10が動作している間)に、ステップ14に示した処理が行われても、ユーザに発光装置10の発光が中断したことを気付かせなくて済む。
判断部210は、ステップS12で受信した信号からステップS14で受信した信号を減算することにより、ステップS10で受信した信号からノイズを除去する(ステップS16)。そして判断部210は、ノイズ除去後の各信号に基づいて、第1発光領域110が発光する光の色温度を算出する(ステップS18)。このようにすると、判断部210は、高い精度で第1発光領域110が発光する光の色温度を算出できる。
なお、上記した説明の他、発光装置10は、実施形態と同様の構成を有しており、また、実施形態と同様の動作を行う。
以上、本実施例によっても、制御部200は、第1発光領域110が有する複数の第1発光素子それぞれの発光条件を制御することにより、第1発光領域110が発光する光の色温度を制御する。そして判断部210は、制御部200が制御した後の発光条件に基づいて、第1発光領域110の交換タイミングを判断する。このため、高い精度で第1発光領域110の交換タイミングを判断することができる。
また、記憶部215は、判断部210が用いる基準範囲を記憶している。記憶部215が書き換え可能な場合、使用者の好みに応じてこの基準範囲を書き換えることができる。また記憶部215が書き換え不可な場合、発光装置10の設計者が最適と考えた基準範囲を使用者に使用させることができる。
(実施例2)
図8は、実施例2に係る発光装置10の構成を示す断面図である。本実施例に係る発光装置10は、以下の点を除いて、実施例1に係る発光装置10と同様の構成である。
図8は、実施例2に係る発光装置10の構成を示す断面図である。本実施例に係る発光装置10は、以下の点を除いて、実施例1に係る発光装置10と同様の構成である。
まず、基板100の上には第2発光領域120が設けられている。第2発光領域120は、複数の第2発光素子(例えば後述する第2発光素子122,124,126)を有している。複数の第2発光素子は、それぞれ複数の第1発光素子と同様の構成を有しており、複数の第1発光素子が発光しているときにこれら第1発光素子の発光時間の90%以上110%以下の長さで発光する。別の言い方をすれば、第2発光素子は、モニタ用の発光素子である。第2発光領域120は、発光装置10の発光面の縁に位置しているのが好ましい。このようにすると、第2発光領域120からの光が発光装置10の外部に漏れることを抑制できる。また、第2発光領域120の面積は、第1発光領域110の面積の20%以下であるのが好ましい。このようにすると、発光装置10の発光面に対して第1発光領域110が占める割合を増やすことができる。
そして検出部220は、基板100に垂直な方向で見た場合に、基板100の側面のうち第2発光領域120の近くに位置している領域に対向している。すなわち検出部220は、第2発光領域120からの光を光電変換した信号を、第1発光領域110の発光強度を示す信号として判断部210に出力する。
図9は、第1発光領域110及び第2発光領域120の構成を示す平面図である。本図に示す例において、第1発光素子112の延長上には第2発光素子122が設けられており、第1発光素子114の延長上には第2発光素子124が設けられており、第1発光素子116の延長上には第2発光素子126が設けられている。厚さ方向で見た場合、第2発光素子122は第1発光素子112と同一の構造を有しており、第2発光素子124は第1発光素子114と同一の構造を有しており、第2発光素子126は第1発光素子116と同一の構造を有している。ただし、第2発光素子122,124,126の配置は、本図に示した例に限定されない。
なお、第2発光領域120は制御部200によって制御されている。そして制御部200は、判断部210が判断を行うとき、第1発光素子112,114,116の代わりに第2発光素子122,124,126のそれぞれを動作させる。これらの制御方法は、実施例1における第1発光素子112,114,116の制御方法と同様である。また、発光装置10を発光させているとき、第1発光素子112が発光している間は第2発光素子122も発光し、第1発光素子114が発光している間は第2発光素子124も発光し、第1発光素子116が発光している間は第2発光素子126も発光する。
図10は、図9に示した第1発光領域110及び第2発光領域120の等価回路図である。本図に示すように、第2発光素子122は第1発光素子112に並列に接続されており、第2発光素子124は第1発光素子114に並列に接続されており、第2発光素子126は第1発光素子116に並列に接続されている。
本実施例によっても、判断部210は、制御部200が制御した後の発光条件に基づいて、第1発光領域110の交換タイミングを判断する。このため、高い精度で第1発光領域110の交換タイミングを判断することができる。
また、発光装置10は第2発光領域120を有している。第2発光領域120はモニタ用の第2発光素子122,124,126を有している。第2発光素子122,124,126は、発光装置10の光源としては機能しないため、ユーザが認識しにくい場所に配置して構わない。そして、検出部220は、第1発光領域110の発光強度の代わりに第2発光領域120の発光強度を測定する。このため、検出部220を、ユーザが認識しにくい場所に配置することができる。
以上、図面を参照して実施形態及び実施例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 発光装置
100 基板
110 第1発光領域
112 第1発光素子
114 第1発光素子
116 第1発光素子
120 第2発光領域
122 第2発光素子
124 第2発光素子
126 第2発光素子
130 封止部材
140 固定層
200 制御部
210 判断部
215 記憶部
220 検出部
100 基板
110 第1発光領域
112 第1発光素子
114 第1発光素子
116 第1発光素子
120 第2発光領域
122 第2発光素子
124 第2発光素子
126 第2発光素子
130 封止部材
140 固定層
200 制御部
210 判断部
215 記憶部
220 検出部
Claims (7)
- 発光装置であって、
互いに異なる色を発光する複数の第1発光素子を有し、前記発光装置の外部に光を放射する第1発光領域と、
前記複数の第1発光素子それぞれの発光条件を制御することにより、前記第1発光領域が放出する光の色温度を制御する制御部と、
前記発光条件に基づいて、前記第1発光領域の交換タイミングを判断する判断部と、
を備える発光装置。 - 請求項1に記載の発光装置において、
前記判断部は、前記制御部によって制御された後の前記第1発光素子の発光条件が、予め定められた基準範囲から外れたときに、前記第1発光領域の交換タイミングと判断する発光装置。 - 請求項2に記載の発光装置において、
前記制御部は、前記第1発光領域が放出する光の色温度が予め定められた範囲に入るように制御する発光装置。 - 請求項3に記載の発光装置において、
前記複数の第1発光素子ごとに、前記基準範囲が設定されており、
前記判断部は、いずれかの前記第1発光素子の発光条件が前記基準範囲から外れたときに、前記第1発光領域の交換タイミングと判断する発光装置。 - 請求項4に記載の発光装置において、
前記基準範囲を記憶する記憶部をさらに備える発光装置。 - 請求項5に記載の発光装置において、
第2発光素子を有しており、前記第1発光素子が発光しているときに前記第1発光素子の発光時間の90%以上110%以下の長さで発光する第2発光領域と、
前記第2発光領域からの発光を検出する検出部と、
を備え、
前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいて、前記複数の第1発光素子の発光条件を制御する発光装置。 - 請求項6に記載の発光装置において、
前記制御部は、前記判断部が前記第1発光領域の交換タイミングが来たと判断したときに、前記複数の第1発光素子の発光条件を変更する発光装置。
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