JP2015011144A - 鍵盤楽器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スピーカの音を効率良く、かつ良好に放音できる鍵盤楽器を提供する。
【解決手段】 鍵盤部10が配置された楽器ケース1と、この楽器ケース1内でかつ鍵盤部10の後方に配置されたスピーカ23と、楽器ケース1の上部に開閉可能に取り付けられ、開状態においてスピーカ23で発生した音を放音するための第2放音孔25を開放する放音蓋26と、この放音蓋26から楽器ケース1の前側に向けて突出する位置に移動可能に設けられた補助放音蓋28と、を備えている。従って、放音蓋26を開いて第2放音孔25を開放させた際に、スピーカ23で発生した音を第2放音孔25から良好に放音できると共に、この状態で補助放音蓋28を楽器ケース1の前側に向けて突出させることができるので、第2放音孔25から放音された音を楽器ケース1の前側に向けて指向性をもって良好に放音できる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、電子ピアノや電子オルガンなどの鍵盤楽器に関する。
例えば、電子ピアノなどの電子鍵盤楽器においては、特許文献1に記載されているように、前部側が上方に開放された楽器ケース内に鍵盤部を設けると共に、この鍵盤部を覆う鍵盤蓋を開閉可能に設け、この楽器ケースにスピーカを取り付け、このスピーカで発生した音を楽器ケース内から楽器ケースの前側に向けて放音するように構成されたものが知られている。
特開2011−28034号公報
この電子鍵盤楽器における鍵盤部は、楽器ケース内に配置された鍵盤シャーシと、この鍵盤シャーシ上に上下方向に回転可能な状態で並列に配列された複数の鍵とを備え、これら複数の鍵の各隙間を通してスピーカの音が楽器ケースの前側に向けて放音されるように構成されている。
また、鍵盤蓋は、前蓋と後蓋とが蝶番で折り曲げ可能に連結され、蓋ガイド部によってガイドされるように構成されている。この場合、蓋ガイド部は、鍵盤蓋が鍵盤部を上側に開放した際に、前蓋と後蓋とを蝶番で折り曲げて、後蓋を鍵盤部の後部に接近させた状態で配置させるように構成されている。
これにより、この電子鍵盤楽器では、鍵盤蓋が鍵盤部を上側に開放した際に、前蓋が楽器ケースの上部に僅かな隙間をもって接近すると共に、後蓋が楽器ケースの後部に僅かな隙間をもって接近し、これらの隙間を通してスピーカの音が楽器ケースの前側に向けて放音されるように構成されている。
しかしながら、このような電子鍵盤楽器では、スピーカで発生した音が楽器ケースの内部を通して楽器ケースの前側に向けて放音される際に、鍵盤部における複数の鍵の各隙間、および後蓋と楽器ケースの後部との隙間、並びに前蓋と楽器ケースの上部との隙間を通して、スピーカの音が楽器ケースの前側に向けて放音される構成であるから、スピーカの音を効率良く、かつ良好に放音させることができないという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、スピーカの音を効率良く、かつ良好に放音させることができる鍵盤楽器を提供することである。
この発明は、鍵盤部が配置された楽器ケースと、この楽器ケース内でかつ前記鍵盤部の後方に配置されたスピーカと、前記楽器ケースの上部に開閉可能に取り付けられ、開状態において前記スピーカで発生した音を放音するための放音孔を開放する放音蓋と、この放音蓋から前記楽器ケースの前側に向けて突出する位置に移動可能に設けられた補助放音蓋と、を備えていることを特徴とする鍵盤楽器である。
この発明によれば、放音蓋を開いて放音孔を開放させた際に、スピーカで発生した音を放音孔から良好に放音することができると共に、この状態で補助放音蓋を楽器ケースの前側に向けて突出させることができるので、放音孔から放音された音を楽器ケースの前側に向けて指向性をもって放音することができる。これにより、スピーカの音を効率良く、かつ良好に放音させることができる。
この発明を電子鍵盤楽器に適用した一実施形態において、鍵盤蓋を閉じて鍵盤部を覆い、かつ放音蓋を閉じて放音孔を塞いだ状態を示した断面図である。 図1に示された電子鍵盤楽器において、鍵盤蓋を開いて鍵盤部を露呈させ、かつ放音蓋を開いて補助放音蓋を前側に向けて引き出した状態を示した断面図である。 図2に示された電子鍵盤楽器の放音蓋および補助放音蓋を示した要部の拡大斜視図である。 図1に示された電子鍵盤楽器の放音蓋および補助放音蓋を示し、(a)はその要部を示した拡大断面図、(b)は(a)のA−A矢視における要部の拡大断面図である。 図3に示された補助放音蓋におけるストッパ部のフック部を示した要部の拡大斜視図である。 図3に示された放音蓋および補助放音蓋のB−B矢視における断面を示し、(a)はストッパ部のフック部がガイド部材のガイド溝の係止凹部に係止された状態を示した要部の拡大断面図、(b)はストッパ部のフック部がガイド部材のガイド溝の係止凹部から離脱して、補助放音蓋がスライドする状態を示した要部の拡大断面図である。
以下、図1〜図6を参照して、この発明を電子鍵盤楽器に適用した一実施形態について説明する。
この電子鍵盤楽器は、図1および図2に示すように、楽器ケース1を備えている。この楽器ケース1は、前側上部(図1では左側上部)が開放された横長のほぼ箱形状に形成されている。
すなわち、この楽器ケース1は、図1および図2に示すように、底板2と、この底板2の前端部(図1では左端部)に起立して設けられた前板3と、底板2の後端部(図1では右端部)に起立して設けられた後板4と、底板2の左右両側部(図1では紙面の表裏面の両側部)に起立して設けられた一対の側板5と、この一対の側板および後板4の上部に配置された天板6とを備えている。
この場合、前板3は、図1および図2に示すように、後板4の高さのほぼ半分程度の高さで形成されている。また、一対の側板5は、その前端部が前板3よりも少し高く形成され、前後方向(図1では左右方向)におけるほぼ中間部から後部側が後板4と同じ高さで形成され、前端部から中間部に向けて後部上がりに傾斜する傾斜部5aに形成されている。
天板6は、図1および図2に示すように、前天板7と後天板8とを備えている。この場合、前天板7は、一対の側板5の後部における前側上部に配置されている。後天板8は、一対の側板5の後部における後側上部と後板4の上部とに前天板7よりも一段低い位置に配置されている。これにより、楽器ケース1は、一対の側板5の各傾斜部5aに対応する前部側が上方に開放された横長のほぼ箱形状に形成されている。
この楽器ケース1内には、図1および図2に示すように、鍵盤部10が設けられている。この鍵盤部10は、楽器ケース1の底板2上に配置された鍵盤シャーシ11と、この鍵盤シャーシ11上に上下方向に回転可能な状態で並列に配列された複数の鍵12とを備えている。この鍵盤部10は、複数の鍵12が楽器ケース1の前部側から上方に露呈した状態で、押鍵操作されるように構成されている。
また、この楽器ケース1内には、図1および図2に示すように、コンソール部9が鍵盤部10の後部に位置する上側から天板6の前部の下側に向けて傾斜して設けられている。また、この楽器ケース1内には、鍵盤部10の上側を覆う鍵盤蓋13が蓋ガイド部14によって開閉可能に設けられている。この鍵盤蓋13は、前蓋15と後蓋16とを有し、この前蓋15と後蓋16とが蝶番17によって折り曲げ可能に連結された構成になっている。
この場合、前蓋15の前端部には、図1および図2に示すように、ガイド軸15aが一対の側板5の内面に向けて突出して設けられている。また、後蓋16の前端部には、ガイド軸16aが一対の側板5の内面に向けて突出して設けられている。この後蓋16の後端部には、軸取付板16bが取り付けられており、この軸取付板16bには、連結軸16cが取り付けられている。
蓋ガイド部14は、図1および図2に示すように、鍵盤蓋13が鍵盤部10の上側を覆った際に、前蓋15と後蓋16とを前下がりに傾斜するほぼ平板状に配置し、かつ鍵盤蓋13が鍵盤部10を上側に開放した際に、前蓋15と後蓋16とを蝶番17で折り曲げて鍵盤部10の後部に接近させた状態で配置させるように構成されている。この場合、蓋ガイド部14は、ガイドレール部18とガイド部材19とを有している。
ガイドレール部18は、図1および図2に示すように、一対の側板5の内面に前板3の上側からコンソール部9の上側を経て後板4に向けて斜め上方に傾斜して設けられ、鍵盤蓋13の前蓋15のガイド軸15aと後蓋16のガイド軸16aとをそれぞれガイドするように構成されている。これにより、ガイドレール部18は、図1に示すように、前蓋15と後蓋16とが鍵盤部10の上側を覆った際に、前蓋15と後蓋16とを前下りに傾斜させた状態で平板状に配置するように構成されている。
ガイド部材19は、図1および図2に示すように、鍵盤部10の後端部の上部付近に位置する箇所の側板5の内面に設けられた支持軸20と、この支持軸20に回転自在に取り付けられたアーム部21と備えている。また、このガイド部材19は、アーム部21の先端が後蓋16の後端部に設けられた軸取付板16bの連結軸16cに回転可能に取り付けられるように構成されている。
これにより、蓋ガイド部14は、図1に示すように、鍵盤蓋13の前蓋15と後蓋16とが鍵盤部10の上側を覆って閉じた際に、前蓋15のガイド軸15aがガイドレール部18の前端部に位置し、後蓋16のガイド軸16aがガイドレール部18の中間部に位置し、この状態でガイド部材19のアーム部21が支持軸20を中心に反時計回りに回転して起立し、後蓋16の後端部に位置する連結軸16cがガイドレール部18に対応する位置に押し上げられることにより、前蓋15と後蓋16とを前下がりに傾斜させた状態で平板状に配置するように構成されている。
また、この蓋ガイド部14は、図2に示すように、鍵盤蓋13が開いて鍵盤部10を上側に開放した際に、前蓋15のガイド軸15aが鍵盤部10の後部上方に位置するガイドレール部18の箇所に位置し、後蓋16のガイド軸16aがガイドレール部18の後端部に位置し、ガイド部材19のアーム部21が支持軸20を中心に時計回りに回転して垂下して、後蓋16の後端部に位置する連結軸16cが鍵盤部10の下部後方に位置することにより、前蓋15と後蓋16とを蝶番17で折り曲げて、後蓋16を鍵盤部10の後部に接近させた状態で垂下させるように構成されている。
ところで、楽器ケース1内には、図1および図2に示すように、スピーカ23が鍵盤部10の後方に位置した状態で下向きに配置されている。このスピーカ23は、鍵盤蓋13の後蓋16が前蓋15に対し折り曲げられて鍵盤部10の後部に接近した状態で垂下された際に、この後蓋16の後方に位置する箇所における鍵12の配列方向の両側に配置されている。
楽器ケース1の底板2には、図1および図2に示すように、スピーカ23の音を楽器ケース1の下側に向けて放音する第1放音孔24が、スピーカ23に対応して設けられている。また、この楽器ケース1の天板6における後天板8には、スピーカ23の音を楽器ケース1の上側に向けて放音する第2放音孔25が設けられている。
この場合、前天板7は、図1および図2に示すように、鍵盤部10の後部の上方に位置して後天板8よりも高い位置に配置され、鍵盤蓋13が鍵盤部10を上側に開放した際に、前蓋15の上面が接近するように構成されている。また、後天板8は、スピーカ23の上方に位置し、その上面が前天板7の下面とほぼ同じ高さで、一対の側板5と後板4との各上部に亘って設けられている。
これにより、第2放音孔25は、図1および図2に示すように、スピーカ23の上方に位置する後天板8に、そのほぼ全域に亘って設けられている。この後天板8の上面には、第2放音孔25を塞ぐための放音蓋26が開閉可能に設けられている。この放音蓋26は、その大きさが後天板8とほぼ同じ大きさで、かつその厚みが前天板7とほぼ同じ厚みに形成された四角形の平板状に形成されている。この放音蓋26は、その後端部(図2では右端部)が後天板8の後端部に蝶番27によって上下方向に回転可能に取り付けられている。
この放音蓋26には、図1〜図3に示すように、補助放音蓋28がスライド可能に取り付けられている。この補助放音蓋28は、放音蓋26から楽器ケース1の前側(図2では左側)に向けて突出する位置と、放音蓋26に設けられた蓋収納部29内に収納される位置とに、移動するように構成されている。この場合、蓋収納部29は、放音蓋26のほぼ全域に設けられた凹部であり、放音蓋26の前部側と下部側とに開放されている。
補助放音蓋28は、図1〜図3に示すように、放音蓋26の蓋収納部29とほぼ同じ大きさの平板状に形成され、放音蓋ガイド部30によって放音蓋26の前後方向、つまり楽器ケース1の前後方向にスライド可能にガイドされるように構成されている。この放音蓋ガイド部30は、補助放音蓋28の両側部に設けられたガイド突起部31と、放音蓋26の蓋収納部29内における両側部に設けられたガイド部材32と、を備えている。
この場合、ガイド突起部31は、図1〜図4に示すように、補助放音蓋28の両側部にその前部から後部に亘って連続して形成されている。ガイド部材32は、放音蓋26の蓋収納部29内における両側部にその前部から後部に亘って連続して配置されている。また、放音蓋26の蓋収納部29内に露出するガイド部材26の内面には、ガイド突起部31がスライド可能に挿入するガイド溝32aがガイド部材26の前部から後部に亘って連続して形成されている。
これにより、放音蓋ガイド部30は、図3および図4に示すように、補助放音蓋28のガイド突起部31が蓋収納部29内に設けられたガイド部材32のガイド溝32a内に挿入した状態で、補助放音蓋28のガイド突起部31がガイド部材32のガイド溝32a内を補助放音蓋28のスライド動作に応じて移動することにより、補助放音蓋28をガイドするように構成されている。
また、補助放音蓋28は、図5および図6に示すように、放音蓋26から楽器ケース1の前方に向けてスライドして最も突出した際に、ストッパ部33によって放音蓋26の蓋収納部29内から抜け出さないように構成されている。このストッパ部33は、補助放音蓋28のガイド突起部31における後端部に設けられたフック部34と、ガイド部材32のガイド溝32aにおける前端部に設けられた係止凹部35とを備えている。
ガイド突起部31のフック部34は、図5および図6に示すように、ガイド突起部31の後端部(図5では右側)から後方に向けて突出し、この突出した端部に係止突起部34aがガイド溝32a内に向けて突出して形成されている。この係止突起部34aは、補助放音蓋28の後部側に位置する部分が前側に向けて突出する傾斜面に形成され、補助放音蓋28の前部側に位置する部分が補助放音蓋28のスライド方向に対して直交する係合面に形成されている。
このフック部34は、図5および図6に示すように、その全体がガイド部材32のガイド溝32aの内面に対して接離方向に弾性変形するように構成されている。これにより、フック部34は、その係止突起部34aがガイド部材32のガイド溝32a内に押し付けられる方向に付勢されてガイド溝32aの内面に弾接した状態で、スライドするように構成されている。
また、ガイド部材32のガイド溝32a内に設けられた係止凹部35は、図6(a)および図6(b)に示すように、ガイド部材32のガイド溝32aの前部に向けて前下がりに傾斜する傾斜部35aと、この傾斜部35aの前端に位置してガイド溝32aと直交する当接部35bとを有し、傾斜部35aに沿ってフック部34の係止突起部34aの先端が摺動し、当接部35bにフック部34の係止突起部34aの係合面が当接するように構成されている。
これにより、ストッパ部33は、図5および図6に示すように、補助放音蓋28が放音蓋26の蓋収納部29内から引き出される方向にスライドし、フック部34の係止突起部34aがガイド溝32aの係止凹部35に到達すると、フック部34の係止突起部34aが係止凹部35の傾斜部35aに沿って弾性変形しながら移動して係止凹部35の当接部35bに当接し、これにより補助放音蓋28が放音蓋26の蓋収納部29内から抜け出さないように構成されている。
また、このストッパ部33は、図5および図6に示すように、補助放音蓋28が放音蓋26の蓋収納部29内に向けて押し込まれると、フック部34の係止突起部34aがガイド溝32aの係止凹部35の当接部35bから離れる方向に移動し、フック部34の係止突起部34aが係止凹部35の傾斜部35aに沿って弾性変形しながら移動してガイド溝32aの係止凹部35から離脱し、この状態で補助放音蓋28が移動しながら放音蓋26の蓋収納部29内に収納されるように構成されている。
この場合、ストッパ部33は、図6(b)に示すように、補助放音蓋28がガイド溝32aから離脱して、フック部34の係止突起部34aがガイド部材32のガイド溝32aの内面に弾力的に押し付けられながら移動することにより、補助放音蓋28を放音蓋26の前後方向における任意の位置に保持するように構成されている。
次に、この電子鍵盤楽器の作用について説明する。
この電子鍵盤楽器で演奏をする場合には、まず、図2に示すように、鍵盤蓋13を開いて鍵盤部10を上側に開放させる。このときには、前蓋15の前端部を持ち上げて後方に向けて移動させる。
すると、前蓋15のガイド軸15aと後蓋16のガイド軸16aがガイドレール部18に沿って移動し、ガイド部材19のアーム部21が支持軸20を中心に時計回りに回転し、このアーム部21の回転に伴って後蓋16の後端部に位置する連結軸22が下側に回転移動する。これにより、前蓋15と後蓋16とが蝶番17によって徐々に折れ曲がりながら楽器ケース1内の後側に向けて移動する。
そして、図2に示すように、前蓋15のガイド軸15aが鍵盤部10の後部上方に位置するガイドレール部18の箇所に位置し、後蓋16のガイド軸16aがガイドレール部18の後端部に位置し、ガイド部材19のアーム部21が支持軸20を中心に時計回りに回転して垂下され、後蓋16の後端部に位置する連結軸16cが鍵盤部10の下部後方に位置すると、後蓋16が前蓋15に対し折れ曲がって鍵盤部10の後部に接近した状態で楽器ケース1内に垂下される。
このときには、図2に示すように、後蓋16が鍵盤部10の後部とスピーカ23との間に垂下されて配置されるので、鍵盤部10とスピーカ23との両方の空間が仕切られる。この後蓋16によって楽器ケース1内にスピーカ23の音響空間が形成される。この状態では、鍵盤部10が上方に開放されて複数の鍵12が上側に露呈するので、演奏が可能な状態になる。
この状態で、演奏する前には、まず、天板6上の放音蓋26を開いて第2放音孔25を開放する。このときは、放音蓋26の前端部を引き上げて、図2に示すように、蝶番27を中心に放音蓋26を所定角度、例えば30度前後の角度で前上りに傾斜させて開き、後天板8の第2放音孔25を開放する。
そして、演奏者が鍵盤部10を押鍵操作して演奏すると、スピーカ23から楽音が発生される。このときには、スピーカ23からの音が第1放音孔24から楽器ケース1の下側に放音されると共に、第2放音孔25から楽器ケース1の上方に放音され、この上方に放音された音が放音蓋26によって楽器ケース1の前側に向けて反射される。
また、この状態で、図2に示すように、放音蓋26の補助放音蓋28を放音蓋26の蓋収納部29内から放音蓋26の前側に向けて引き出す。このときには、補助放音蓋28のガイド突起部31が蓋収納部29内に設けられたガイド部材32のガイド溝32a内を補助放音蓋28のスライド動作に応じて移動する。
そして、ストッパ部33のフック部34の係止突起部34aがガイド溝32aの係止凹部35に到達すると、フック部34の係止突起部34aが係止凹部35の傾斜部35aに沿って弾接しながら移動して、係止突起部34aの係合面が係止凹部35の当接部35bに当接する。これにより、係止突起部34aが放音蓋26の蓋収納部29内から抜け出すことがなく、放音蓋26に対する補助放音蓋28の移動が停止される。
このときには、フック部34の係止突起部34aがガイド溝32aに弾力的に押し付けられた状態で、ガイド溝32aに沿って移動することにより、放音蓋26に対する係止突起部34aの移動を停止させると、補助放音蓋28が放音蓋26の前後方向における任意の位置に保持される。このため、補助放音蓋28の引き出し長さを自由に調整して設定することができる。
この状態で、演奏者が鍵盤部10を押鍵操作してスピーカ23から楽音が発生され、このスピーカ23からの音が第2放音孔25から楽器ケース1の上方に放音されると、この上方に放音された音が、放音蓋26によって楽器ケース1の前側に向けて反射されると共に、この放音蓋26から引き出された補助放音蓋28によっても楽器ケース1の前側に向けて反射される。
このときには、第2放音孔25から楽器ケース1の上方に放音された楽音が、放音蓋26および補助放音蓋28によって楽器ケース1の前側に向けて反射されることにより、第2放音孔25から放音された楽音が、放音蓋26および補助放音蓋28の後方に回り込むことがなく、楽器ケース1の前側に向けて指向性をもって放音される。このため、音響性能が向上する。
また、このときには、放音蓋26と補助放音蓋28とによって反射面積が大きくなるため、ダイナミックな音響変化が創出され、音響性能が高められる。このため、演奏者がスピーカ23から放音された演奏音を良好に聞くことができ、この放音された演奏音を聞きながら良好に演奏することができる。
このように、この電子鍵盤楽器によれば、内部に鍵盤部10が配置された楽器ケース1と、この楽器ケース1における鍵盤部10の後方に配置されたスピーカ23と、楽器ケース1の上部に開閉可能に取り付けられ、開状態においてスピーカ23で発生した音を放音するための第2放音孔25を開放する放音蓋26と、この放音蓋26に移動可能に設けられ、放音蓋26から楽器ケース1の前側に向けて突出する位置、および放音蓋26に収納される位置に移動する補助放音蓋28と、を備えているので、スピーカ23の音を効率良く、かつ良好に放音させることができる。
すなわち、この電子鍵盤楽器では、放音蓋26を開いて第2放音孔25を開放させた際に、スピーカ23で発生して第2放音孔25から放音された音を、放音蓋26によって楽器ケース1の前側に向けて良好に反射させて放音させることができると共に、この状態で補助放音蓋28を放音蓋26から楽器ケースの前側に向けて突出させることができるので、この補助放音蓋28によっても第2放音孔25から放音された音を楽器ケース1の前方に向けて指向性をもたせて良好に反射させて放音させることができる。
これにより、第2放音孔25から楽器ケース1の上方に放音された音が、放音蓋26および補助放音蓋28によって楽器ケース1の前側に向けて反射されるので、第2放音孔25から放音された音が放音蓋26および補助放音蓋28の後方に回り込むことがなく、第2放音孔25から放音された音を楽器ケース1の前側に向けて反射させて、指向性をもって放音させることができる。
また、放音蓋26と補助放音蓋28とによって反射面積が大きくなるため、ダイナミックな音響変化を創出することができ、音響性能を向上させることができるので、演奏者がスピーカ23から放音された演奏音を良好に聞くことができ、この放音された演奏音を聞きながら良好に演奏することができる。
この場合、補助放音蓋28は、放音蓋26内に収納されるので、放音蓋26を閉じて第2放音孔25を塞いだ際に、補助放音蓋28が邪魔にならず、放音蓋26で第2放音孔25を確実にかつ良好に塞ぐことができる。すなわち、放音蓋26には、補助放音蓋28を収納する蓋収納部29が設けられていることにより、この蓋収納部29内に補助放音蓋28を確実にかつ良好に収納することができ、これにより鍵盤楽器全体の外観およびデザインが損なわれないようにすることができる。
また、第2放音孔25は、楽器ケース1の上部に位置する天板6にその上下に貫通して設けられており、放音蓋26は、天板6上に蝶番27によって上下方向に回転可能に取り付けられていることにより、放音蓋26を上下方向に回転させるだけで、簡単にかつ容易に第2放音孔25を開閉することができると共に、放音蓋26を所定角度で前上がりに傾斜させて開くことができるので、この放音蓋26によってスピーカ23で発生した音を第2放音孔25から楽器ケース1の前側に向けて良好に反射させて放音させることができる。
また、鍵盤蓋13は、前蓋15と後蓋16とを蝶番17によって折れ曲がり可能に連結した構成であるから、鍵盤部10を上側に開放した際に、前蓋15と後蓋16とを蝶番17で折り曲げ、この折り曲げられた後蓋16を鍵盤部10の後部に接近させた状態で配置させることができる。これにより、後蓋16が鍵盤部10の後部とスピーカ23との間に垂下されて配置されるので、その両方の空間を仕切ることができ、これにより楽器ケース1内にスピーカ23の音響空間を形成することができる。
また、この電子鍵盤楽器では、補助放音蓋28が放音蓋26に楽器ケース1の前後方向にスライド可能に取り付けられていることにより、補助放音蓋28を放音蓋26に対してスライドさせるだけで、容易にかつ良好に補助放音蓋28を放音蓋26から楽器ケースの前側に向けて突出させることができる。この場合、補助放音蓋28は、放音蓋26に対してスライドする際に、放音蓋ガイド部30によって放音蓋26の前後方向にガイドされていることにより、補助放音蓋28を放音蓋26に対して円滑にスライドさせることができる。
すなわち、放音蓋ガイド部30は、補助放音蓋28の両側部に設けられたガイド突起部31と、放音蓋26の蓋収納部29内における両側部に設けられたガイド部材32と、を備え、このガイド部材32にガイド突起部31がスライド可能に挿入するガイド溝32aが設けられた構成であるから、補助放音蓋28のガイド突起部31をガイド部材32のガイド溝32aによって補助放音蓋28のスライド動作に応じてガタツクことなく、滑らかに移動させることができる。
さらに、この電子鍵盤楽器では、補助放音蓋28が放音蓋26から楽器ケース1の前側に向けてスライドした際に、補助放音蓋28の移動を停止させるストッパ部33を備えているので、補助放音蓋28を放音蓋26から楽器ケース1の前側に向けてスライドさせて最も引き出した際に、ストッパ部33によって補助放音蓋28が放音蓋26の蓋収納部29内から抜け出すのを確実に防ぐことができる。
すなわち、ストッパ部33は、補助放音蓋28のガイド突起部31における後端部に設けられたフック部34と、放音蓋26内のガイド溝32aにおける前端部に設けられた係止凹部35とを備えているので、補助放音蓋28が放音蓋26の蓋収納部29内から引き出される方向にスライドし、フック部34がガイド溝32aの係止凹部35に到達すると、フック部34を係止凹部35によって係止することができる。これにより、補助放音蓋28の移動を確実に停止させて、補助放音蓋28が放音蓋26の蓋収納部29内から抜け出さないようにすることができる。
この場合、フック部34は、ガイド突起部31の後端部から後方に向けて突出し、この突出した端部に係止突起部34aがガイド部材32のガイド溝32aに向けて突出して形成され、この係止突起部34aがガイド部材32のガイド溝32aに弾力的に押し付けられる構成であるから、フック部34の係止突起部34aがガイド部材32のガイド溝32aに沿って移動する際に、フック部34の弾性力によって補助放音蓋28を放音蓋26の前後方向における任意の位置に保持することができ、これにより補助放音蓋28の引き出し長さを自由に調整して設定することができる。
なお、上述した実施形態では、楽器ケース1内にスピーカ23を下向きで設けた場合について述べたが、これに限らず、スピーカ23を上向き、または前向きに設けた構成であっても良い。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、鍵盤部が配置された楽器ケースと、この楽器ケース内でかつ前記鍵盤部の後方に配置されたスピーカと、前記楽器ケースの上部に開閉可能に取り付けられ、開状態において前記スピーカで発生した音を放音するための放音孔を開放する放音蓋と、この放音蓋から前記楽器ケースの前側に向けて突出する位置に移動可能に設けられた補助放音蓋と、を備えていることを特徴とする鍵盤楽器である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の鍵盤楽器において、前記放音孔は、前記楽器ケースの上部に位置する天板にその上下に貫通して設けられており、前記放音蓋は、前記天板上に上下方向に回転可能に取り付けられていることを特徴とする鍵盤楽器である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の鍵盤楽器において、前記補助放音蓋は、前記放音蓋に前記楽器ケースの前後方向に向けてスライド可能に取り付けられていることを特徴とする鍵盤楽器である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の鍵盤楽器において、前記放音蓋に対して前記補助放音蓋を前記楽器ケースの前後方向にガイドする放音蓋ガイド部を備えていることを特徴とする鍵盤楽器である。
請求項5に記載の発明は、請求項3または請求項4に記載の鍵盤楽器において、前記補助放音蓋が前記放音蓋から前記楽器ケースの前側に向けて移動した際に、前記補助放音蓋の移動を停止させるストッパ部を備えていることを特徴とする鍵盤楽器である。
1 楽器ケース
6 天板
7 前天板
8 後天板
10 鍵盤部
13 鍵盤蓋
14 蓋ガイド部
15 前蓋
16 後蓋
23 スピーカ
25 第2放音孔
26 放音蓋
27 蝶番
28 補助放音蓋
29 蓋収納部
30 放音蓋ガイド部
33 ストッパ部

Claims (5)

  1. 鍵盤部が配置された楽器ケースと、
    この楽器ケース内でかつ前記鍵盤部の後方に配置されたスピーカと、
    前記楽器ケースの上部に開閉可能に取り付けられ、開状態において前記スピーカで発生した音を放音するための放音孔を開放する放音蓋と、
    この放音蓋から前記楽器ケースの前側に向けて突出する位置に移動可能に設けられた補助放音蓋と、
    を備えていることを特徴とする鍵盤楽器。
  2. 請求項1に記載の鍵盤楽器において、前記放音孔は、前記楽器ケースの上部に位置する天板にその上下に貫通して設けられており、前記放音蓋は、前記天板上に上下方向に回転可能に取り付けられていることを特徴とする鍵盤楽器。
  3. 請求項1または請求項2に記載の鍵盤楽器において、前記補助放音蓋は、前記放音蓋に前記楽器ケースの前後方向に向けてスライド可能に取り付けられていることを特徴とする鍵盤楽器。
  4. 請求項3に記載の鍵盤楽器において、前記放音蓋に対して前記補助放音蓋を前記楽器ケースの前後方向にガイドする放音蓋ガイド部を備えていることを特徴とする鍵盤楽器。
  5. 請求項3または請求項4に記載の鍵盤楽器において、前記補助放音蓋が前記放音蓋から前記楽器ケースの前側に向けて移動した際に、前記補助放音蓋の移動を停止させるストッパ部を備えていることを特徴とする鍵盤楽器。


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