JP2015010840A - 電子部品モジュールの検査方法及び検査装置並びに電子部品モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】電子部品モジュールの検査時に基板の反りを防止し、半導体ICの特性の変化や電子部品の実装不良の発生を防止する。【解決手段】電子部品モジュール1は、半導体ICチップ10が内蔵された基板11と、基板11の上面11aに実装された複数の電子部品12と、基板11の下面に設けられた複数のパッド14と、天板部13aと複数の側板部13bとを有し電子部品12を覆うように基板11の上面に設けられたシールドケース13とを備えている。複数の電子部品12のうち最も背が高い第1電子部品12aが基板11の上面11aの中央部に位置し、天板部13aの下面と第1電子部品との間に隙間が設けられている。電子部品モジュール1の検査では、天板部13aのサイズよりも一回り小さな当接面を有する押さえ部材21を天板部13aに当接させた状態で、パッド14にソケットピン22を押し当てて検査を実施する。【選択図】図4

Description

本発明は、電子部品モジュールの検査方法及び検査装置並びに電子部品モジュールに関し、特に、シールドケース構造を有する電子部品モジュールの検査方法及び検査装置に関する。
スマートフォンやタブレットの普及に伴い、電源モジュールなどの電子部品モジュールには小型・薄型で高機能であることはもちろん、ノイズ対策のためのシールド構造や基板の反りが小さいことなど、構造上の様々な性能向上が求められている。例えば、特許文献1に記載のモジュール部品は、基板上の半導体部品を被覆する封止樹脂の表面に積層された金属プレートと、基板上のランド・配線パターンと金属プレートとを封止趣旨の側面にて接続する導電性ペーストとを備え、金属プレートと導電性ペーストとによりシールド構造を実現している。
電子部品モジュールはその製品出荷前や装置への組み込み前に検査されるが、高機能なモジュールには多数の入出力パッドが設けられており、これらのパッドに信号線を確実に接続して効率よく検査を行うためには、多数のソケットピンを備えた専用の検査治具(検査装置)が用いられる(例えば、特許文献2参照)。
特開2012−182274号公報 特開2005−249448号公報
図6は、従来の電子部品モジュールの検査方法の一例を示す略断面図である。
図6(a)に示すように、従来の検査方法は、いわゆるキャンタイプのシールドケース13を有し、基板11の内部に半導体ICチップ10が埋め込まれた電子部品モジュール30を検査対象とし、この電子部品モジュール30の基板11の下面に設けられた多数のパッド14の各々に対してソケットピン32を接触させて信号の入出力状態を検査する。対応するパッド14にソケットピン32を確実に接触させるために、シールドケース13の天板部13aを押さえる押さえ部材31が配置される。押さえ部31は天板部13aの全面に当接して均等に押圧している。
近年の薄型・低背化の要求に応えるべく、電子部品モジュール30には例えば400μm程度の非常に薄い基板11が用いられる。このように薄い基板は、ソケットピン32の接触時にかかる応力によって反りが発生しやすい。すなわち、基板11の下面11bに設けられた多数のパッド14の各々にソケットピン32を押し当てて各種検査を行おうとすると、図6(b)に示すように、基板11の下面11bの全体はソケットピン32のバネ圧を受けて上方に押されるが、シールドケース13の側板部13bが基板11を下方に押し返すので、基板11の中央部だけが上方に押され、その結果、基板11が上方に反ってしまう。一個一個のソケットピン32のバネ圧は弱いが、例えば20ピンも集まると非常に強い圧力になり、基板11を反らせる要因となる。
このような基板11の反りが生じると、基板11に内蔵されている半導体ICチップ10にも応力がかかり、その特性が変化してしまうという問題がある。また、基板11の上面11aに実装された電子部品12の破損や半田剥がれが発生するおそれもある。さらに、ソケットピン32の先端のストローク量が基板11の反りに追従できず、パッド14との電気的接続が不十分となり、正確な測定ができないおそれもある。
したがって、本発明の目的は、基板の反りの発生を防止することが可能な電子部品モジュールの検査方法及び検査装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、検査時にその特性が変化したり電子部品の実装不良が発生したりすることがない信頼性の高い電子部品モジュールを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明による電子部品モジュールの検査方法は、半導体ICチップが内蔵された基板と、前記基板の上面に実装された複数の電子部品と、前記基板の下面に設けられ前記半導体ICチップ又は前記複数の電子部品と電気的に接続された複数のパッドと、前記基板の上面と対向する天板部及び前記基板の上面に固定された複数の側板部を有し前記電子部品を覆うシールドケースとを備えた電子部品モジュールを検査対象とするものであって、前記天板部の上面のうち前記側板部と平面視にて重なる周辺領域に当接することなく、前記側板部と平面視にて重ならない中央領域に押さえ部材を当接させた状態で、前記複数のパッドの各々にソケットピンを押し当ててモジュール動作の検査を実施することを特徴とする。
本発明によれば、押さえ部材のサイズがシールドケースよりも一回り小さいので、ソケットピンをパッドに押し当てる際にシールドケースの側板部が支持体となって基板を押し返すことがなく、基板の反りを抑制することができる。したがって、基板に内蔵されている半導体ICチップの特性の変化を防止することができ、また基板上に実装されている電子部品の損傷や半田剥がれを防止することができる。
本発明においては、前記複数の電子部品のうち最も背が高い第1電子部品が前記基板の前記上面の中央部に設けられており、前記ソケットピンを押し当てる前においては前記天板部の下面と前記第1電子部品との間に隙間があり、前記ソケットピンを押し当てたときには前記天板部の下面が前記第1電子部品の上面に接触することが好ましい。この構成によれば、シールドケースの天板部が適度に反ってソケットピンからの押圧力を吸収するので、基板の反りを確実に抑制することができる。
本発明においては、前記押さえ部材は前記中央領域に当接する当接面を有し、前記当接面の外周部に平面又は曲面のテーパー部が設けられていることが好ましい。このようにテーパー部を設けた場合には、シールドケースの天板部を押さえ部材で押さえたときに天板部に折り目傷が付くことを防止することができる。
本発明において、厚さが500μm以下の基板はモジュールの薄型化に寄与する反面、非常に反りやすく、本発明による効果が顕著である。また、前記パッドに接触する前記ソケットピンの数は20ピン以上であり、前記パッドの数が前記ソケットピンの数以上であることが好ましい。電子部品モジュールがこのような構成を有する場合、基板の反りが大きくなるが、本発明の構成によれば、このような反りの問題を解決することができる。
また、本発明による電子部品モジュールの検査装置は、半導体ICチップが内蔵された基板と、前記基板の上面に実装された複数の電子部品と、前記基板の下面に設けられ前記半導体ICチップ又は前記複数の電子部品と電気的に接続された複数のパッドと、前記基板の上面と対向する天板部及び前記基板の上面に固定された複数の側板部を有し前記電子部品を覆うシールドケースとを備えた電子部品モジュールを検査対象とするものであって、前記天板部の上面のうち前記側板部と平面視にて重なる周辺領域に当接することなく、前記側板部と平面視にて重ならない中央領域に当接する当接面を有する押さえ部材と、前記複数のパッドに接触させる複数のソケットピンとを備えることを特徴とする。
さらにまた、本発明による電子部品モジュールは、半導体ICチップが内蔵された基板と、前記基板の上面に実装された複数の電子部品と、前記基板の下面に設けられ前記半導体ICチップ又は前記複数の電子部品と電気的に接続された複数のパッドと、前記基板の上面と対向する天板部と前記基板の上面に固定された複数の側板部とを有し前記電子部品を覆うシールドケースとを備え、前記複数の電子部品のうち最も背が高い第1電子部品が前記基板の前記上面の中央部に設けられており、前記基板の厚さが500μm以下であることを特徴とする。
本発明によれば、従来の製造工程を大きく変更することなく、薄型の基板を用いた電子部品モジュールの検査時において基板の反りを抑制し、半導体ICチップにかかるストレスを緩和することができ、その特性変化を防止することができる。また、基板上に実装されている電子部品の電極剥離等を防止することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態による電子部品モジュールの検査方法を示す略断面図である。 図2は、基板の上面に実装される電子部品のレイアウトの一例を示す略平面図である。 図3は、電子部品モジュールの検査装置の構成を説明するための模式図である。 図4は、電子部品モジュールの検査方法を説明するための模式図である。 図5(a)及び(b)は、押さえ部材の形状の変形例を示す略側面図である。 図6(a)及び(b)は、従来の電子部品モジュールの検査方法の一例を示す略断面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態による電子部品モジュールの構成を示す略断面図である。
図1に示すように、電子部品モジュール1は、半導体ICチップ10が内蔵された基板11と、基板11の上面11aに実装された複数の電子部品12と、電子部品12を覆うように基板11の上面11aに設けられたシールドケース13とを備えている。電子部品モジュール1としては、例えば電源モジュールを挙げることができる。
半導体ICチップ10は基板11の内部に埋め込まれており、その厚さは非常に薄く、例えば100μm程度である。半導体ICチップ10としては例えばDCDCコンバータIC等を挙げることができる。半導体ICチップ10は主にシリコン材料で構成されているので、可撓性が低く、応力によって回路又は素子の特性が変化するおそれがある。そのため、半導体ICチップ10が撓んでしまうほどの強い応力が基板11に加わることを防止する必要がある。
基板11はモジュールを構成するために必要な回路基板であると共に、半導体ICチップ10の収容体でもある。モジュールの薄型化の要求に応えるため、基板11の厚さは500μm以下であることが好ましい。厚さが500μm以下の基板はモジュールの薄型化に寄与する反面、非常に反りやすく、本発明による効果が顕著だからである。基板11の材料は安価で絶縁性及び加工性に優れたものであることが好ましく、伸縮性を有することがより好ましい。具体的には、ポリイミド樹脂やエポキシ樹脂を用いることができる。基板11の上面11a及び内層には回路を構成するために必要な配線パターンが形成されており、基板11の下面11bには多数のパッド14が二次元的に配列されている。電子部品モジュール1は、パッド14を介してマザーボード上の電子回路と電気的に接続される。
基板11としては、例えばコア基板の両面にビルドアップ層が1層ずつ形成され、絶縁層間に導体層が設けられた4層の多層基板を挙げることができる。コア基板は、ガラスクロス、ガラス不織布、あるいはアラミド不織布等の補強材にエポキシ樹脂、BT(ビスマレイミドトリアジン)樹脂、あるいはポリイミド樹脂等を含浸させてなる絶縁基板である。特に限定されないが、コア基板の厚さは例えば150μm〜200μmである。半導体ICチップ10はコア基板を貫通する空洞内に収容され、ビルドアップ層で封止される。異なる導体層間はスルーホール導体を介して電気的に接続される。
電子部品12は表面実装型のチップ部品である。電子部品12の種類は特に限定されず、半導体ICなどの集積回路、トランジスタやダイオードなどのディスクリート半導体デバイス、キャパシタやインダクタなどの受動素子などを用いることができる。また、電子部品の数についても特に限定されるものではない。これらの電子部品12は基板11の上面11aにリフロー半田付けにより実装されており、半導体ICチップ10及び基板11上の配線パターンとともに所定の電子回路を構成している。
シールドケース13はいわゆるキャンケースであり、天板部13aと複数(通常は4つ)の側板部13bとを有している。シールドケース13は金属からなり、したがって天板部13aは上下方向の圧力に対してバネ性を有している。シールドケース13の板厚は80μm〜200μmであることが好ましく、100μm〜150μmであることがより好ましい。シールドケース13の側板部13bの下端は基板11の上面11aに半田付けされている。シールドケース13の半田付けは、複数の電子部品12と一緒にリフロー工程により行うことができる。
図2は、基板11の上面11aに実装される電子部品12のレイアウトの一例を示す略平面図である。なお、図1は、図2のX−X'線に沿った側面断面図である。
図1及び図2に示すように、複数の電子部品12の高さにはばらつきがあるが、このうち最も背が高い電子部品(以下、第1電子部品と呼ぶ)12aは基板11の上面11aの中央部11oに設けられている。ここで、第1電子部品12aは基板11の中央部11oとの重なりを有するように配置されていればよく、第1電子部品12aの中央部が基板11の中央部11oと完全に一致している必要はない。
シールドケース13の天板部13aは基板11の上面11aと対向しており、天板部13aの下面と第1電子部品12aの上面との間には60〜150μm程度の隙間13c(クリアランス)が設けられている。シールドケース13と第1電子部品12aとの間に隙間13cがない場合にはリフロー工程中にシールドケース13が第1電子部品12aを下方に押圧し、これにより第1電子部品12aの実装不良が生じるおそれがあるが、隙間13cを設けた場合にはそのような実装不良を防止することができる。しかしながら、この隙間13cの間隔が基板の最大反り量にほぼ近似するので、シールドケース厚より小さい事が望ましい。
以上の電子部品モジュール1は、その製品出荷前や装置への組み込み前においてモジュール動作を確認するための検査が実施される。検査ではモジュールに設けられた多数のパッド14に対して多数のソケットピン(コンタクトプローブともいう)を接触させてテスト信号を入力し、応答信号の状態を検査する。以下、電子部品モジュール1の検査装置及び検査方法について説明する。
図3は、電子部品モジュール1の検査装置の構成を説明するための模式図である。また、図4は、電子部品モジュールの検査方法を説明するための模式図である。
図3に示すように、電子部品モジュールの検査装置5は、電子部品モジュール1をシールドケース13側から支持する押さえ部材21と、多数のパッド14にそれぞれ接続される多数のソケットピン22と、電子部品モジュール1を所定の位置に固定するための位置決め部材23と、テスト信号を生成すると共に応答信号を処理及び解析する信号処理部24と、各部を制御する制御部25とを備えている。制御部25は、不図示の駆動機構を介して押さえ部材21やソケットピン22の進退動作を制御することが好ましい。
本実施形態において、ソケットピン22のピン数はパッド14の数と一致している必要はなく、検査が必要なパッド14の数だけソケットピン22を用意すれば足りる。したがって、例えば、パッドの数を300個とし、ソケットピンのピン数を100ピンとしてもよい。パッド14の数はいかなる場合もソケットピン22の数以上となり、ソケットピン22の数よりも少ないことはない。
ここで、パッド14に接触させるソケットピン22の数は20ピン以上であることが好ましく、50ピン以上であることがより好ましく、100ピン以上であることがさらに好ましい。パッド14に接触するソケットピン22の数が20ピン以上から基板の反り抑制の効果が得られ、ソケットピン22の数が50ピン以上で十分な効果が得られ、ソケットピン22の数が100ピン以上になるとさらなる顕著な効果が得られるからである。
上記検査装置5を用いた電子部品モジュール1の検査では、まずシールドケース13の天板部13aの上面に押さえ部材21を当接させた状態で、各々のパッド14にソケットピン22を接触させて検査を実施する。ここで、押さえ部材21の当接面のサイズは天板部13aのサイズよりも一回り小さく、側板部13bと平面視にて重なる周辺領域に当接することなく、側板部13bと平面視にて重ならない天板部13aの中央領域を押圧するように構成されている。電子部品モジュール1は位置決め部材23によって所定の位置に固定されており、これにより押さえ部材21を天板部13aの中央部に確実に位置合わせすることができる。
上記のように、電子部品モジュール1の基板11の上面11aの中央部には、複数の電子部品12の中で最も背が高い第1電子部品12aが実装されている。ソケットピン22を押し当てる前において、天板部13aの下面と第1電子部品12aとの間には隙間13cが設けられている(図1参照)。
そして図4に示すように、ソケットピン22を押し当てると、圧力により天板部13aが変形し、その下面の中央部が第1電子部品12aの上面に接触する。例えば300ピン以上のソケットピン22を対応するパッド14にそれぞれ接触させて所定の検査を行う場合、基板11の下面の広範囲にソケットピン22のバネ圧がかかる。ここで、シールドケース13の側板部13bは、ソケットピン22のバネ圧の方向とは逆に、基板11を下方に押し返そうとするので、側板部13bとの接触箇所が支点となり、基板11は上方に大きく反ろうとする。
しかし、本実施形態による検査方法は、押さえ部材21の面積をシールドケース13の天板部13aよりも小さくし、シールドケース13の天板部13aを反らせるので、ソケットピン22の圧力を吸収することができ、基板11の反りを抑制することができる。したがって、半導体ICチップ10の特性の変化や電子部品12の半田剥がれを防止することができる。また、パッドにソケットピン22を確実に接触させることができ、ソケットピン22の接触不足による検査エラーを防止することができる。なおシールドケース13の天板部13aは板バネ性を有するので、押圧力が無くなると元の形状に戻る。
図5は、押さえ部材21の形状の変形例を示す略側面図である。
図5(a)に示すように、この押さえ部材21の特徴は、底面(当接面)21aと側面21bとが交差するコーナー部に平面のテーパー部21cを有する点にある。テーパー角度θは45度以下であることが好ましい。また図5(b)に示すように、この押さえ部材21の特徴は、底面21aと側面21bとが交差するコーナー部に曲面(R面)のテーパー部21dを有する点にある。このようにテーパー部を設けた場合には、シールドケース13の天板部13aを押さえ部材21で押さえたときに天板部13aに折り目傷が付くことを防止することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、電子部品モジュールの一例として電源モジュールを挙げたが、本発明は天板部および側板部を有するキャンタイプのシールドケースを用いたシールド構造を有する種々の電子部品モジュールに適用することができる。
1 電子部品モジュール
5 検査装置
10 半導体ICチップ
11 基板
11a 基板の上面
11b 基板の下面
11o 基板の中央部
12 電子部品
12a 第1電子部品
13 シールドケース
13a シールドケースの天板部
13b シールドケースの側板部
13c 隙間
14 パッド
21 押さえ部材
21a 押さえ部材の底面(当接面)
21b 押さえ部材の側面
21c テーパー部(平面)
21d テーパー部(R面)
22 ソケットピン
23 位置決め部材
24 信号処理部
25 制御部

Claims (7)

  1. 半導体ICチップが内蔵された基板と、前記基板の上面に実装された複数の電子部品と、前記基板の下面に設けられ前記半導体ICチップ又は前記複数の電子部品と電気的に接続された複数のパッドと、前記基板の上面と対向する天板部及び前記基板の上面に固定された複数の側板部を有し前記電子部品を覆うシールドケースとを備えた電子部品モジュールの検査方法であって、
    前記天板部の上面のうち前記側板部と平面視にて重なる周辺領域に当接することなく、前記側板部と平面視にて重ならない中央領域に押さえ部材を当接させた状態で、前記複数のパッドの各々にソケットピンを押し当ててモジュール動作の検査を実施することを特徴とする電子部品モジュールの検査方法。
  2. 前記複数の電子部品のうち最も背が高い第1電子部品が前記基板の前記上面の中央部に設けられており、
    前記ソケットピンを押し当てる前においては前記天板部の下面と前記第1電子部品との間に隙間があり、
    前記ソケットピンを押し当てたときには前記天板部の下面が前記第1電子部品の上面に接触する、請求項1に記載の電子部品モジュールの検査方法。
  3. 前記押さえ部材は前記中央領域に当接する当接面を有し、前記当接面の外周部に平面又は曲面のテーパー部が設けられている、請求項1又は2に記載の電子部品モジュールの検査方法。
  4. 前記基板の厚さが500μm以下である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子部品モジュールの検査方法。
  5. 前記パッドに接触する前記ソケットピンの数が20ピン以上であり、前記パッドの数が前記ソケットピンの数以上である、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電子部品モジュールの検査方法。
  6. 半導体ICチップが内蔵された基板と、前記基板の上面に実装された複数の電子部品と、前記基板の下面に設けられ前記半導体ICチップ又は前記複数の電子部品と電気的に接続された複数のパッドと、前記基板の上面と対向する天板部及び前記基板の上面に固定された複数の側板部を有し前記電子部品を覆うシールドケースとを備えた電子部品モジュールの検査装置であって、
    前記天板部の上面のうち前記側板部と平面視にて重なる周辺領域に当接することなく、前記側板部と平面視にて重ならない中央領域に当接する当接面を有する押さえ部材と、
    前記複数のパッドに接触させる複数のソケットピンとを備えることを特徴とする電子部品モジュールの検査装置。
  7. 半導体ICチップが内蔵された基板と、
    前記基板の上面に実装された複数の電子部品と、
    前記基板の下面に設けられ前記半導体ICチップ又は前記複数の電子部品と電気的に接続された複数のパッドと、
    前記基板の上面と対向する天板部と前記基板の上面に固定された複数の側板部とを有し前記電子部品を覆うシールドケースとを備え、
    前記複数の電子部品のうち最も背が高い第1電子部品が前記基板の前記上面の中央部に設けられており、
    前記基板の厚さが500μm以下であることを特徴とする電子部品モジュール。
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