JP2015009103A - マッサージ機 - Google Patents
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Abstract
【課題】施療子機構のモーターの数を削減することが可能なマッサージ機を提供する。
【解決手段】施療子機構20は、叩き駆動用モーター23、叩き駆動部50、上下駆動部60、および、施療子25を有する。叩き駆動部50は、叩き駆動用減速ユニット51、叩き駆動軸52、および、叩き動作機構53を有する。叩き駆動用モーター23は、回転力を出力する。叩き駆動用減速ユニット51は、叩き駆動用モーター23の回転を減速して出力する。叩き駆動軸52は、叩き駆動用減速ユニット51の出力に基づいて回転する。叩き動作機構53は、叩き駆動軸52の回転に基づいて施療子25を叩き動作させる。上下駆動力減速ユニット61は、叩き駆動用モーター23の回転を減速して出力する。上下駆動軸62は、上下駆動力減速ユニット61の出力に基づいて回転する。上下駆動部60は、ピニオン63を回転させて施療子25の高さ方向における位置を変更する。
【選択図】図2
【解決手段】施療子機構20は、叩き駆動用モーター23、叩き駆動部50、上下駆動部60、および、施療子25を有する。叩き駆動部50は、叩き駆動用減速ユニット51、叩き駆動軸52、および、叩き動作機構53を有する。叩き駆動用モーター23は、回転力を出力する。叩き駆動用減速ユニット51は、叩き駆動用モーター23の回転を減速して出力する。叩き駆動軸52は、叩き駆動用減速ユニット51の出力に基づいて回転する。叩き動作機構53は、叩き駆動軸52の回転に基づいて施療子25を叩き動作させる。上下駆動力減速ユニット61は、叩き駆動用モーター23の回転を減速して出力する。上下駆動軸62は、上下駆動力減速ユニット61の出力に基づいて回転する。上下駆動部60は、ピニオン63を回転させて施療子25の高さ方向における位置を変更する。
【選択図】図2
Description
本発明は、使用者の身体をマッサージするマッサージ機に関する。
特許文献1は、従来のマッサージ機の一例を開示している。図15は、特許文献1のマッサージ機の機構ユニットである施療子機構300のブロック構成を示している。施療子機構300は、揉み駆動用モーター301、揉み駆動機構302、叩き駆動用モーター303、叩き駆動機構304、強弱駆動用モーター305、強弱駆動機構306、上下駆動用モーター307、上下駆動機構308、および、施療子309を有する。
上下駆動機構308は、ピニオン310を有する。ピニオン310は、ギア構造を有する。ピニオン310は、マッサージ機が有するレール311と結合されている。レール311は、高さ方向に複数のラック歯が形成されたラック機構を備えている。ピニオン310の歯部は、レール311のラック歯に噛み合わせられている。
マッサージ機は、使用者に対して揉みマッサージおよび叩きマッサージを行なう。マッサージ機は、施療子309を偏心動作させることにより揉みマッサージを行なう。マッサージ機は、施療子309を往復動作させることにより叩きマッサージを行なう。マッサージ機は、施療子309の高さ方向の位置を変更することにより使用者に対するマッサージ位置を変更する。マッサージ機は、揉みマッサージおよび叩きマッサージにおいて、施療子309を使用者に押し付ける力を変更してマッサージの強さを変更する。
揉み駆動用モーター301は、回転力を出力する。揉み駆動機構302は、揉み駆動用モーター301が出力する回転力に基づいて、施療子309を揉み動作させる。
叩き駆動用モーター303は、回転力を出力する。叩き駆動機構304は、叩き駆動用モーター303が出力する回転力に基づいて、施療子309を叩き動作させる。
叩き駆動用モーター303は、回転力を出力する。叩き駆動機構304は、叩き駆動用モーター303が出力する回転力に基づいて、施療子309を叩き動作させる。
強弱駆動用モーター305は、回転力を出力する。強弱駆動機構306は、強弱駆動用モーター305が出力する回転力に基づいて、施療子309が使用者を押す力を変更することによりマッサージの強さを変更する。
上下駆動用モーター307は、回転力を出力する。上下駆動機構308は、上下駆動用モーター307が出力する回転力に基づいて、ピニオン310を回転させる。ピニオン310の歯部とレール311に形成されたラック歯の噛み合う位置が変化することにより、上下駆動機構308は、レール311に沿って、マッサージ機における施療子機構300の高さ方向の位置を変化させる。施療子機構300の高さ方向の位置が変化することにより、施療子309の高さ方向の位置が変化する。
従来の施療子機構300は、マッサージのためのモーターとして揉み駆動用モーター301、叩き駆動用モーター303、強弱駆動用モーター305、および、上下駆動用モーター307を有する。このため、マッサージ機は、重量が大きくなっている。
本発明は、以上の背景をもとに創作されたものであり、施療子機構のモーターの数を削減することが可能なマッサージ機を提供することを目的とする。
[1]本マッサージ機の独立した一形態は、次の事項を有する。マッサージ機は、施療子機構を有し、前記施療子機構は、叩き駆動用モーター、叩き駆動部、施療子、および、上下駆動部を有し、前記叩き駆動用モーターは、回転力を出力し、前記施療子は、前記叩き駆動部と結合し、前記叩き駆動部は、前記叩き駆動用モーターと結合し、前記叩き駆動用モーターが出力する回転力に基づいて前記施療子を叩き動作させ、前記上下駆動部は、前記叩き駆動用モーターが出力する回転力に基づいて前記マッサージ機における前記施療子機構の高さ方向の位置を変更する。
本マッサージ機の施療子機構は、叩き駆動用モーターが出力する回転力を用いて施療子による叩きマッサージおよび施療子の高さ方向の位置の変更を行なう。このため、本マッサージ機は、モーターの数を削減することができる。
[2]本マッサージ機の独立した一形態は、次の事項を有する。マッサージ機は、施療子機構を有し、前記施療子機構は、叩き駆動用モーター、叩き駆動部、施療子、および、揉み駆動部を有し、前記施療子は、前記叩き駆動部および前記揉み駆動部と結合し、前記叩き駆動用モーターは、回転力を出力し、前記叩き駆動部は、前記叩き駆動用モーターと結合し、前記叩き駆動用モーターが出力する回転力に基づいて前記施療子を叩き動作させ、前記揉み駆動部は、前記叩き駆動用モーターが出力する回転力に基づいて前記施療子を揉み動作させる。
本マッサージ機の施療子機構は、叩き駆動用モーターが出力する回転力を用いて施療子による叩きマッサージおよび施療子による揉みマッサージを行なう。このため、本マッサージ機は、モーターの数を削減することができる。
本マッサージ機は、施療子機構のモーターの数を削減することに貢献する。
[a]本マッサージ機の独立した一形態に属する一形態は、次の事項を有する。前記叩き駆動部は、叩き駆動用減速ユニット、叩き駆動軸、および、叩き動作機構を有し、前記上下駆動部は、上下駆動力減速ユニット、上下駆動軸、および、上下動作機構を有し、前記叩き駆動用減速ユニットは、前記叩き駆動用モーターおよび前記叩き駆動軸と結合し、前記叩き駆動用モーターの回転を減速して前記叩き駆動軸に伝達し、前記叩き動作機構は、前記叩き駆動軸および前記施療子と結合し、前記叩き駆動軸の回転に基づいて前記施療子を叩き動作させ、前記上下駆動力減速ユニットは、前記叩き駆動用モーターおよび前記上下駆動軸と結合して前記叩き駆動用モーターの回転を減速して前記上下駆動軸に伝達し、または、前記叩き駆動軸および前記上下駆動軸と結合して前記叩き駆動用減速ユニットが出力する前記叩き駆動用モーターの回転を減速して前記上下駆動軸に伝達し、前記上下動作機構は、前記上下駆動軸の回転に基づいて前記施療子機構の前記マッサージ機における高さ方向の位置を変更する。
[b]本マッサージ機の独立した一形態に属する一形態は、次の事項を有する。前記叩き駆動部および前記上下駆動部の少なくとも一方は、クラッチ、ワンウェイクラッチ、または、トルクリミッタを有し、前記クラッチ、ワンウェイクラッチ、および、トルクリミッタは、前記叩き駆動用モーターが出力する回転力または前記叩き駆動用減速ユニットが出力する回転力の伝達を遮断する。
[c]本マッサージ機の独立した一形態に属する一形態は、次の事項を有する。前記叩き駆動部は、叩き駆動用減速ユニット、叩き駆動軸、および、叩き動作機構を有し、前記揉み駆動部は、揉み駆動力減速ユニット、揉み駆動軸、および、揉み動作機構を有し、前記叩き駆動用減速ユニットは、前記叩き駆動用モーターおよび前記叩き駆動軸と結合し、前記叩き駆動用モーターの回転を減速して前記叩き駆動軸に伝達し、前記叩き動作機構は、前記叩き駆動軸および前記施療子と結合し、前記叩き駆動軸の回転に基づいて前記施療子を叩き動作させ、前記揉み駆動力減速ユニットは、前記叩き駆動用モーターおよび前記揉み駆動軸と結合して前記叩き駆動用モーターの回転を減速して前記揉み駆動軸に伝達し、または、前記叩き駆動軸および前記揉み駆動軸と結合して前記叩き駆動用減速ユニットが出力する前記叩き駆動用モーターの回転を減速して前記揉み駆動軸に伝達し、前記揉み動作機構は、前記揉み駆動軸の回転に基づいて前記施療子を揉み動作させる。
[d]本マッサージ機の独立した一形態に属する一形態は、次の事項を有する。前記叩き駆動部および前記揉み駆動部の少なくとも一方は、クラッチ、ワンウェイクラッチ、または、トルクリミッタを有し、前記クラッチ、ワンウェイクラッチ、および、トルクリミッタは、前記叩き駆動用モーターが出力する回転力または前記叩き駆動用減速ユニットが出力する回転力の伝達を遮断する。
(第1実施形態)
図1を参照して、マッサージ機1の構成について説明する。
マッサージ機1は、椅子型本体部10および操作部200を有する。マッサージ機1は、椅子型本体部10の内部に施療子機構20、レール15、および、制御部210を収容している。施療子機構20は、施療子25を有する。
図1を参照して、マッサージ機1の構成について説明する。
マッサージ機1は、椅子型本体部10および操作部200を有する。マッサージ機1は、椅子型本体部10の内部に施療子機構20、レール15、および、制御部210を収容している。施療子機構20は、施療子25を有する。
椅子型本体部10は、座部11、背もたれ部12、脚載部13、および、肘掛14を有する。
座部11は、使用者の臀部を支持する。背もたれ部12は、使用者の背中を支持する。脚載部13は、使用者の下腿を支持する。肘掛14は、使用者の肘を支持する。
座部11は、使用者の臀部を支持する。背もたれ部12は、使用者の背中を支持する。脚載部13は、使用者の下腿を支持する。肘掛14は、使用者の肘を支持する。
以下、図1における背もたれ部12に沿って延びる方向を高さ方向とする。また、背もたれ部12の下端部から座部11が延びる方向を奥行方向における前方とする。また、高さ方向および奥行方向と直交する方向を幅方向とする。
レール15は、背もたれ部12の内部において、高さ方向に延びる構成を有する。レール15は、高さ方向に複数のラック歯が形成されたラック機構を備えている。
施療子機構20は、背もたれ部12の内部に収容されている。施療子機構20は、レール15と結合されている。施療子機構20は、背もたれ部12の内部において、レール15に沿って高さ方向に移動する構成を有する。
施療子機構20は、背もたれ部12の内部に収容されている。施療子機構20は、レール15と結合されている。施療子機構20は、背もたれ部12の内部において、レール15に沿って高さ方向に移動する構成を有する。
操作部200は、使用者がマッサージ動作を選択するための構成を有する。操作部200は、制御部210と電気的に接続されている。
制御部210は、予め記憶されたマッサージ動作の動作プログラムを有しており、複数のマッサージ動作を制御する。
制御部210は、予め記憶されたマッサージ動作の動作プログラムを有しており、複数のマッサージ動作を制御する。
マッサージ機1の動作について説明する。
使用者は、操作部200を操作して所望のマッサージ動作を選択する。操作部200は、使用者の操作に応じた指令信号を制御部210に出力する。
使用者は、操作部200を操作して所望のマッサージ動作を選択する。操作部200は、使用者の操作に応じた指令信号を制御部210に出力する。
制御部210は、選択されたマッサージ動作に基づいた各種の制御信号を施療子機構20に出力する。施療子機構20は、制御部210から与えられる制御信号に基づいて、使用者の身体の腰、背中、肩、および、首等をマッサージする。
図2を参照して、施療子機構20のブロック構成について説明する。
施療子機構20は、揉み駆動用モーター21、揉み駆動部30、強弱駆動用モーター22、強弱駆動部40、叩き駆動用モーター23、叩き駆動部50、上下駆動部60、および、施療子25を有する。
施療子機構20は、揉み駆動用モーター21、揉み駆動部30、強弱駆動用モーター22、強弱駆動部40、叩き駆動用モーター23、叩き駆動部50、上下駆動部60、および、施療子25を有する。
揉み駆動部30は、揉み駆動用減速ユニット31、揉み駆動軸32、および、揉み動作機構33を有する。
強弱駆動部40は、強弱駆動用減速ユニット41、強弱駆動軸42、および、強弱変更機構43を有する。
強弱駆動部40は、強弱駆動用減速ユニット41、強弱駆動軸42、および、強弱変更機構43を有する。
叩き駆動部50は、叩き駆動用減速ユニット51、叩き駆動軸52、および、叩き動作機構53を有する。
上下駆動部60は、上下駆動力減速ユニット61、上下駆動軸62、および、上下動作機構としてのピニオン63を有する。ピニオン63は、ギア構造を有する。ピニオン63は、椅子型本体部10の背もたれ部12の内部に設けられたレール15のラック機構と噛み合わせられている。
上下駆動部60は、上下駆動力減速ユニット61、上下駆動軸62、および、上下動作機構としてのピニオン63を有する。ピニオン63は、ギア構造を有する。ピニオン63は、椅子型本体部10の背もたれ部12の内部に設けられたレール15のラック機構と噛み合わせられている。
施療子機構20の各ブロックの動作について説明する。
揉み駆動用モーター21、強弱駆動用モーター22、および、叩き駆動用モーター23は、マッサージ機1が使用者に対するマッサージ動作を行なうとき、施療子25を駆動するための回転力を発生する。
揉み駆動用モーター21、強弱駆動用モーター22、および、叩き駆動用モーター23は、マッサージ機1が使用者に対するマッサージ動作を行なうとき、施療子25を駆動するための回転力を発生する。
揉み駆動用減速ユニット31は、揉み駆動用モーター21が出力する回転力の回転速度を減速して揉み駆動軸32を回転させる。つまり、揉み駆動用減速ユニット31は、揉み駆動用モーター21の回転を減速して揉み駆動軸32に伝達する。揉み動作機構33は、揉み駆動軸32の回転力を用いて施療子25を揉み動作させる。
叩き駆動用減速ユニット51は、叩き駆動用モーター23が出力する回転力の回転速度を減速して叩き駆動軸52を回転させる。つまり、叩き駆動用減速ユニット51は、叩き駆動用モーター23の回転を減速して叩き駆動軸52に伝達する。叩き動作機構53は、叩き駆動軸52の回転力を用いて施療子25を叩き動作させる。
上下駆動力減速ユニット61は、叩き駆動用モーター23が出力する回転力の回転速度を減速して上下駆動軸62を回転させる。つまり、上下駆動力減速ユニット61は、叩き駆動用モーター23の回転を減速して上下駆動軸62に伝達する。ピニオン63は、上下駆動軸62に結合されている。ピニオン63は、上下駆動軸62の回転に基づいて回転する。ピニオン63の歯部とレール15に形成されたラック歯の噛み合う位置が変化することにより、施療子機構20は、レール15に沿って高さ方向の位置が変化する。
強弱駆動用減速ユニット41は、強弱駆動用モーター22が出力する回転力の回転速度を減速して強弱駆動軸42を回転させる。つまり、強弱駆動用減速ユニット41は、強弱駆動用モーター22の回転を減速して強弱駆動軸42に伝達する。強弱変更機構43は、強弱駆動軸42の回転力を用いて施療子25が使用者を押す力を変更する。
図3および図4を参照して、施療子機構20の構造について説明する。
強弱駆動用モーター22および叩き駆動用モーター23は、フレーム27に固定されている。揉み駆動用モーター21は、後述する背面視における左側のギアプレート45に固定されている。叩き駆動用モーター23は、両軸モーターの構成を有する。叩き駆動用モーター23は、両端部から回転力を取り出すことができる出力軸を有する。
強弱駆動用モーター22および叩き駆動用モーター23は、フレーム27に固定されている。揉み駆動用モーター21は、後述する背面視における左側のギアプレート45に固定されている。叩き駆動用モーター23は、両軸モーターの構成を有する。叩き駆動用モーター23は、両端部から回転力を取り出すことができる出力軸を有する。
施療子機構20は、左右一対の支持アーム26、および、左右一対の施療子25を有する。
揉み駆動用減速ユニット31は、ウォーム34およびウォームホイール(図示略)を有する。ウォーム34は、揉み駆動用モーター21の回転軸およびウォームホイールと結合されている。ウォームホイールは、揉み駆動軸32と結合されている。揉み動作機構33は、揉み駆動軸32に固定された傾斜リング35を有する。
揉み駆動用減速ユニット31は、ウォーム34およびウォームホイール(図示略)を有する。ウォーム34は、揉み駆動用モーター21の回転軸およびウォームホイールと結合されている。ウォームホイールは、揉み駆動軸32と結合されている。揉み動作機構33は、揉み駆動軸32に固定された傾斜リング35を有する。
強弱駆動用減速ユニット41は、複数のギアを用いて構成されている。強弱駆動用減速ユニット41は、強弱駆動用モーター22の出力軸および強弱駆動軸42と結合されている。
左右1対の強弱変更機構43は、各々が強弱軸歯車44およびギアプレート45を有する。強弱軸歯車44は、ギアプレート45の外周部に形成されたギアプレート歯部46と噛み合わせられている。左右一対のギアプレート45は、両端がフレーム27の幅方向の側壁部に支持された叩き駆動軸52が貫通している。左右一対のギアプレート45は、叩き駆動軸52に回動可能に取付けられている。揉み駆動軸32は、左右一対のギアプレート45の間に架設されている。
叩き駆動用減速ユニット51は、叩き回転軸プーリー54、叩き減速プーリー55、および、叩き減速ベルト56を有する。叩き回転軸プーリー54は、叩き駆動用モーター23の出力軸の一方の端部に結合されている。叩き減速プーリー55は、叩き駆動軸52に結合されている。叩き減速ベルト56は、叩き回転軸プーリー54および叩き減速プーリー55に巻き掛けられている。
上下駆動力減速ユニット61は、叩き上下回転軸プーリー64、上下減速プーリー65および、上下減速ベルト66を有する。叩き上下回転軸プーリー64は、叩き駆動用モーター23の出力軸の他方の端部に結合されている。上下減速プーリー65は、上下駆動軸62に結合されている。上下減速ベルト66は、叩き上下回転軸プーリー64および上下減速プーリー65に巻き掛けられている。上下駆動軸62は、ピニオン63が結合されている。ピニオン63は、図1に示される背もたれ部12の内部に設けられたレール15のラック機構と噛み合わせられている。
施療子機構20の動作について説明する。
制御部210は、施療子25による揉みマッサージの実行を指示するための指令信号を操作部200から受信したとき、揉み駆動用モーター21を駆動する制御を行なう。揉み駆動用モーター21は、回転して回転力を出力する。
制御部210は、施療子25による揉みマッサージの実行を指示するための指令信号を操作部200から受信したとき、揉み駆動用モーター21を駆動する制御を行なう。揉み駆動用モーター21は、回転して回転力を出力する。
揉み駆動用モーター21が出力する回転力は、揉み駆動用減速ユニット31のウォーム34およびウォームホイールにより減速される。揉み駆動用減速ユニット31により減速された揉み駆動用モーター21の回転は、ウォームホイールに結合された揉み駆動軸32に伝達される。揉み駆動軸32は、揉み駆動用モーター21の回転が減速された回転速度で回転する。
傾斜リング35は、揉み駆動軸32とともに回転して、支持アーム26に偏心成分および傾斜成分を付与する。揉み駆動部30は、支持アーム26が傾斜リング35からの偏心成分および傾斜成分を受けて、施療子25を偏心動作させて使用者に対する揉みマッサージを行なう。
制御部210は、施療子25を用いた使用者に対するマッサージの強さの変更を指示するための指令信号を操作部200から受信したとき、強弱駆動用モーター22を駆動する制御を行なう。強弱駆動用モーター22は、回転して回転力を出力する。
強弱駆動用減速ユニット41は、強弱駆動用モーター22の回転を減速する。強弱駆動軸42は、強弱駆動用モーター22の回転が減速された回転速度で回転する。
強弱軸歯車44は、強弱駆動軸42の回転にともなって回転する。ギアプレート45は、ギアプレート歯部46が強弱軸歯車44の回転にともなって回転することにより、叩き駆動軸52を支点として回動する。
強弱軸歯車44は、強弱駆動軸42の回転にともなって回転する。ギアプレート45は、ギアプレート歯部46が強弱軸歯車44の回転にともなって回転することにより、叩き駆動軸52を支点として回動する。
ギアプレート45が回動するとき、支持アーム26および施療子25は、奥行方向の位置が変更される。このため、強弱駆動軸42を回転させることにより、強弱駆動部40は、施療子25を使用者に押し付ける力を変更してマッサージの強さを変更する。
制御部210は、施療子25による叩きマッサージの実行を指示するための指令信号を操作部200から受信したとき、叩き駆動用モーター23を駆動する制御を行なう。叩き駆動用モーター23は、回転して回転力を出力する。
叩き駆動用減速ユニット51は、叩き回転軸プーリー54、叩き減速ベルト56、および、叩き減速プーリー55を介して、叩き駆動用モーター23の回転を叩き駆動軸52に伝達する。
叩き減速プーリー55の径は、叩き回転軸プーリー54の径よりも大きい。このため、叩き駆動用減速ユニット51は、叩き駆動用モーター23の回転を減速して叩き駆動軸52に伝達する。
叩き駆動軸52は、左右のギアプレート45の間にクランク機構部57を有している。叩き駆動軸52のクランク機構部57は、叩き駆動軸52の回転運動を往復直線運動に変える。
叩き動作機構53は、叩き駆動軸52のクランク機構部57の往復直線運動を支持アーム26に伝達する。叩き動作機構53は、揉み駆動軸32を支点として支持アーム26を正回転方向および逆回転方向に繰り返し回動させる。施療子機構20は、支持アーム26が正回転および逆回転を繰返すことにより、施療子25を往復動作させて使用者に対する叩きマッサージを行なう。叩き駆動部50は、叩きマッサージを行なうとき、支持アーム26の正回転および逆回転を150回/分〜300回/分の速度で繰返す。
制御部210は、施療子25の高さ方向における位置の変更を指示するための指令信号を操作部200から受信したとき、叩き駆動用モーター23を駆動する制御を行なう。叩き駆動用モーター23は、回転して回転力を発生する。叩き駆動用モーター23が出力する回転力は、上下駆動軸62を回転させる回転力を兼ねている。
叩き駆動用モーター23は、叩きマッサージ用として、150回/分〜300回/分の速度で支持アーム26を往復動作させる回転力を出力する。使用者が施療子25の高さ方向の位置を変更する速度は、叩きマッサージにおける施療子25の叩き動作速度よりも遅い。このため、施療子機構20は、ゆっくりとした動きである施療子25の高さ方向における位置の変更を行なうための駆動力として、叩き駆動用モーター23が出力する叩きマッサージ動作用の回転力を用いることができる。
上下駆動力減速ユニット61は、叩き上下回転軸プーリー64、上下減速ベルト66、および、上下減速プーリー65を介して、叩き駆動用モーター23が出力する回転力を上下駆動軸62に伝達する。
上下減速プーリー65の径は、叩き上下回転軸プーリー64の径よりも大きい。このため、上下駆動力減速ユニット61は、叩き駆動用モーター23の回転を減速して上下駆動軸62に伝達する。上下駆動力減速ユニット61の減速比は、上下減速プーリー65の径に対する叩き上下回転軸プーリー64の径の比に基づいた値となる。
ピニオン63は、上下駆動軸62の回転にともなって回転する。ピニオン63が回転することにより、施療子機構20は、レール15に沿って移動して、背もたれ部12における高さ方向の位置が変更される。
マッサージ機1は、以下の作用を有する。
本願発明者は、使用者がマッサージ機1の叩きマッサージ動作から受ける心地良さを確認する試験を実施し、試験の結果から次の知見を得た。使用者は、マッサージ機1が施療子25の高さ方向の位置を変更しながら叩きマッサージを行なうとき、施療子25が叩きマッサージのみを行なう動作と同様に心地良さを感じる。その理由は、次のように考えられる。
本願発明者は、使用者がマッサージ機1の叩きマッサージ動作から受ける心地良さを確認する試験を実施し、試験の結果から次の知見を得た。使用者は、マッサージ機1が施療子25の高さ方向の位置を変更しながら叩きマッサージを行なうとき、施療子25が叩きマッサージのみを行なう動作と同様に心地良さを感じる。その理由は、次のように考えられる。
使用者が叩きマッサージを行なうとき、使用者は、身体の同一部位を長時間連続してマッサージすることなく、場所を変更しながらマッサージする傾向が見受けられる。このため、使用者は、叩きマッサージを施療子25の高さ方向の位置の変更と合わせて実施する場合においても心地よさを感じると考えられる。
マッサージ機1は、以上の事項を踏まえて、叩き駆動用モーター23が出力する回転力を用いて施療子25の叩きマッサージ動作および施療子25の高さ方向の位置の変更を行なう。
本実施形態のマッサージ機1は、以下の効果を奏する。
(1)マッサージ機1は、叩き駆動用モーター23が出力する回転力を用いて施療子25による叩きマッサージおよび施療子25の高さ方向の位置の変更を行なう。このため、マッサージ機1は、モーターの数を削減することに貢献する。
(1)マッサージ機1は、叩き駆動用モーター23が出力する回転力を用いて施療子25による叩きマッサージおよび施療子25の高さ方向の位置の変更を行なう。このため、マッサージ機1は、モーターの数を削減することに貢献する。
(2)マッサージ機1は、上下駆動力減速ユニット61が叩き駆動用モーター23の回転を減速して上下駆動軸62を回転させる。このため、マッサージ機1は、叩き駆動用モーター23が出力する回転力を用いて、簡単な構成で容易に施療子25の高さ方向の位置を変更することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態のマッサージ機1は、第1実施形態のマッサージ機1と比較して以下の部分において異なる構成を有し、その他の部分において同一の構成を有する。なお、第1実施形態のマッサージ機1と共通する構成については同一の符号を付して、その説明の一部または全部を省略する。
第2実施形態のマッサージ機1は、第1実施形態のマッサージ機1と比較して以下の部分において異なる構成を有し、その他の部分において同一の構成を有する。なお、第1実施形態のマッサージ機1と共通する構成については同一の符号を付して、その説明の一部または全部を省略する。
第1実施形態のマッサージ機1は、施療子機構20の上下駆動力減速ユニット61が、叩き駆動用モーター23の回転を減速して上下駆動軸62を回転させる。一方、第2実施形態のマッサージ機1は、施療子機構70の上下駆動力減速ユニット81が、叩き駆動用減速ユニット51により減速された叩き駆動用モーター23の回転を減速して上下駆動軸62を回転させる。
図5を参照して、施療子機構70のブロック構成について説明する。
施療子機構70は、上下駆動部80を有する。上下駆動部80は、上下駆動力減速ユニット81を有する。上下駆動力減速ユニット81は、叩き駆動用減速ユニット51が叩き駆動軸52を回転させる叩き駆動用モーター23の回転を減速して上下駆動軸62を回転させる。
施療子機構70は、上下駆動部80を有する。上下駆動部80は、上下駆動力減速ユニット81を有する。上下駆動力減速ユニット81は、叩き駆動用減速ユニット51が叩き駆動軸52を回転させる叩き駆動用モーター23の回転を減速して上下駆動軸62を回転させる。
図6および図7を参照して、施療子機構70の構造について説明する。
上下駆動力減速ユニット81は、叩き駆動軸プーリー82、上下駆動軸プーリー83、および、上下駆動力伝達ベルト84を有する。叩き駆動軸プーリー82は、叩き駆動軸52に結合されている。上下駆動軸プーリー83は、上下駆動軸62に結合されている。上下駆動力伝達ベルト84は、叩き駆動軸プーリー82および上下駆動軸プーリー83に巻き掛けられている。
上下駆動力減速ユニット81は、叩き駆動軸プーリー82、上下駆動軸プーリー83、および、上下駆動力伝達ベルト84を有する。叩き駆動軸プーリー82は、叩き駆動軸52に結合されている。上下駆動軸プーリー83は、上下駆動軸62に結合されている。上下駆動力伝達ベルト84は、叩き駆動軸プーリー82および上下駆動軸プーリー83に巻き掛けられている。
施療子機構70の動作について説明する。
施療子機構70は、施療子25の高さ方向の位置を変更するための駆動力として、叩き駆動用減速ユニット51により減速された叩き駆動用モーター23が出力する叩きマッサージ動作用の回転力を用いる。
施療子機構70は、施療子25の高さ方向の位置を変更するための駆動力として、叩き駆動用減速ユニット51により減速された叩き駆動用モーター23が出力する叩きマッサージ動作用の回転力を用いる。
叩き駆動用減速ユニット51は、叩き駆動用モーター23の回転を減速して叩き駆動軸52を回転させる。上下駆動力減速ユニット81は、叩き駆動軸プーリー82、上下駆動力伝達ベルト84、および、上下駆動軸プーリー83を介して、叩き駆動軸52の回転を上下駆動軸62に伝達する。
上下駆動軸プーリー83の径は、叩き駆動軸プーリー82の径よりも大きい。このため、上下駆動力減速ユニット81は、叩き駆動軸52の回転を減速して上下駆動軸62に伝達する。上下駆動力減速ユニット81の減速比は、上下駆動軸プーリー83の径に対する叩き駆動軸プーリー82の径の比に基づいた値となる。
上下駆動力減速ユニット81の減速比は、第1実施形態における上下駆動力減速ユニット61の減速比よりも小さい。
本実施形態のマッサージ機1は、第1実施形態のマッサージ機1が奏する(1)および(2)と同様の効果を奏する。すなわち、マッサージ機1がモーターの数を削減することに貢献する旨の効果、叩き駆動用モーター23が出力する回転力を用いて簡単な構成で容易に施療子25の高さ方向の位置の変更を行なうことができる旨の効果を奏する。また、本実施形態のマッサージ機1は、以下の効果を奏する。
本実施形態のマッサージ機1は、第1実施形態のマッサージ機1が奏する(1)および(2)と同様の効果を奏する。すなわち、マッサージ機1がモーターの数を削減することに貢献する旨の効果、叩き駆動用モーター23が出力する回転力を用いて簡単な構成で容易に施療子25の高さ方向の位置の変更を行なうことができる旨の効果を奏する。また、本実施形態のマッサージ機1は、以下の効果を奏する。
(3)マッサージ機1は、叩き駆動用減速ユニット51が減速する叩き駆動用モーター23の回転を用いて施療子25の高さ方向における位置を変更する。このため、マッサージ機1は、上下駆動力減速ユニット81の減速比を小さな値とすることができる。このため、マッサージ機1は、上下駆動力減速ユニット81を簡単な構成とすることができる。
(第3実施形態)
第3実施形態のマッサージ機1は、第1実施形態のマッサージ機1と比較して以下の部分において異なる構成を有し、その他の部分において同一の構成を有する。なお、第1実施形態のマッサージ機1と共通する構成については同一の符号を付して、その説明の一部または全部を省略する。
第3実施形態のマッサージ機1は、第1実施形態のマッサージ機1と比較して以下の部分において異なる構成を有し、その他の部分において同一の構成を有する。なお、第1実施形態のマッサージ機1と共通する構成については同一の符号を付して、その説明の一部または全部を省略する。
第1実施形態のマッサージ機1は、施療子機構20の上下駆動力減速ユニット61が叩き駆動用モーター23の回転を減速して上下駆動軸62を回転させる。一方、第3実施形態のマッサージ機1は、施療子機構90の揉み駆動力減速ユニット101が、叩き駆動用モーター23の回転を減速して揉み駆動軸32を回転させる。上下駆動部110の上下駆動用減速ユニット111は、上下駆動用モーター24が出力する回転力の回転速度を減速して上下駆動軸62を回転させる。
図8を参照して、施療子機構90のブロック構成について説明する。
施療子機構90は、上下駆動用モーター24、上下駆動部110、および、揉み駆動部100を有する。揉み駆動部100は、揉み駆動力減速ユニット101を有する。揉み駆動力減速ユニット101は、叩き駆動用モーター23の回転を減速して揉み駆動軸32を回転させる。
施療子機構90は、上下駆動用モーター24、上下駆動部110、および、揉み駆動部100を有する。揉み駆動部100は、揉み駆動力減速ユニット101を有する。揉み駆動力減速ユニット101は、叩き駆動用モーター23の回転を減速して揉み駆動軸32を回転させる。
上下駆動部110は、上下駆動用減速ユニット111を有する。上下駆動用減速ユニット111は、上下駆動用モーター24が出力する回転力の回転速度を減速して上下駆動軸62を回転させる。
図9および図10を参照して、施療子機構90の構造について説明する。
上下駆動用モーター24は、フレーム27に固定されている。上下駆動用減速ユニット111は、複数のギアを用いて構成されている。
上下駆動用モーター24は、フレーム27に固定されている。上下駆動用減速ユニット111は、複数のギアを用いて構成されている。
揉み駆動力減速ユニット101は、叩き揉み回転軸プーリー102、揉み減速プーリー103、および、揉み減速ベルト104を有する。叩き揉み回転軸プーリー102は、叩き駆動用モーター23の出力軸に結合されている。揉み減速プーリー103は、揉み駆動軸32に結合されている。揉み減速ベルト104は、叩き揉み回転軸プーリー102および揉み減速プーリー103に巻き掛けられている。
施療子機構90の動作について説明する。
制御部210は、施療子25による揉みマッサージの実行を指示するための指令信号を操作部200から受信したとき、叩き駆動用モーター23を駆動する制御を行なう。叩き駆動用モーター23は、回転して回転力を発生する。叩き駆動用モーター23が出力する回転力は、揉み駆動軸32を回転させる回転力を兼ねている。
制御部210は、施療子25による揉みマッサージの実行を指示するための指令信号を操作部200から受信したとき、叩き駆動用モーター23を駆動する制御を行なう。叩き駆動用モーター23は、回転して回転力を発生する。叩き駆動用モーター23が出力する回転力は、揉み駆動軸32を回転させる回転力を兼ねている。
施療子機構90は、叩きマッサージにおける施療子25の叩き動作速度よりもゆっくりした速度で施療子25を揉み動作させる。このため、施療子機構90は、叩き動作よりもゆっくりとした動きで施療子25を揉み動作させるための駆動力として、叩き駆動用モーター23が出力する叩きマッサージ動作用の回転力を用いることができる。
揉み駆動力減速ユニット101は、叩き揉み回転軸プーリー102、揉み減速ベルト104、および、揉み減速プーリー103を介して、叩き駆動用モーター23が出力する回転力を揉み駆動軸32に伝達する。
揉み減速プーリー103の径は、叩き揉み回転軸プーリー102の径よりも大きい。このため、揉み駆動力減速ユニット101は、叩き駆動用モーター23の回転を減速して揉み駆動軸32に伝達する。揉み駆動力減速ユニット101の減速比は、揉み減速プーリー103の径に対する叩き揉み回転軸プーリー102の径の比に基づいた値となる。
制御部210は、施療子25の高さ方向の位置の変更を指示するための指令信号を操作部200から受信したとき、上下駆動用モーター24を駆動する制御を行なう。上下駆動用モーター24は、回転して回転力を発生する。
上下駆動用減速ユニット111は、上下駆動用モーター24が出力する回転力を減速して上下駆動軸62を回転させる。
本実施形態のマッサージ機1は、以下の効果を奏する。
本実施形態のマッサージ機1は、以下の効果を奏する。
(4)マッサージ機1は、叩き駆動用モーター23が出力する回転力を用いて施療子25による叩きマッサージおよび施療子25による揉みマッサージ行なう。このため、マッサージ機1は、モーターの数を削減することに貢献する。
(5)マッサージ機1は、揉み駆動力減速ユニット101が、叩き駆動用モーター23の回転を減速して揉み駆動軸32を回転させる。このため、マッサージ機1は、叩き駆動用モーター23が出力する回転力を用いて、簡単な構成で容易に施療子25による揉みマッサージを行なうことができる。
(第4実施形態)
第4実施形態のマッサージ機1は、第3実施形態のマッサージ機1と比較して以下の部分において異なる構成を有し、その他の部分において同一の構成を有する。なお、第3実施形態のマッサージ機1と共通する構成については同一の符号を付して、その説明の一部または全部を省略する。
第4実施形態のマッサージ機1は、第3実施形態のマッサージ機1と比較して以下の部分において異なる構成を有し、その他の部分において同一の構成を有する。なお、第3実施形態のマッサージ機1と共通する構成については同一の符号を付して、その説明の一部または全部を省略する。
第3実施形態のマッサージ機1は、施療子機構90の揉み駆動力減速ユニット101が叩き駆動用モーター23の回転を減速して揉み駆動軸32を回転させる。一方、第4実施形態のマッサージ機1は、施療子機構120の揉み駆動力減速ユニット131が、叩き駆動用減速ユニット51により減速された叩き駆動用モーター23の回転を減速して揉み駆動軸32を回転させる。
図11を参照して、施療子機構120のブロック構成について説明する。
施療子機構120は、揉み駆動部130を有する。揉み駆動部130は、揉み駆動力減速ユニット131を有する。揉み駆動力減速ユニット131は、叩き駆動用減速ユニット51により減速された叩き駆動用モーター23の回転を減速して揉み駆動軸32を回転させる。
施療子機構120は、揉み駆動部130を有する。揉み駆動部130は、揉み駆動力減速ユニット131を有する。揉み駆動力減速ユニット131は、叩き駆動用減速ユニット51により減速された叩き駆動用モーター23の回転を減速して揉み駆動軸32を回転させる。
図12を参照して、揉み駆動部130の構造について説明する。
図12においては、揉み駆動力減速ユニット131の説明を容易とするために、強弱駆動用モーター22、強弱駆動用減速ユニット41、および、強弱駆動軸42の図示を省略している。なお、強弱駆動用モーター22、強弱駆動用減速ユニット41、および、強弱駆動軸42は、図10に示される構造と同一である。
図12においては、揉み駆動力減速ユニット131の説明を容易とするために、強弱駆動用モーター22、強弱駆動用減速ユニット41、および、強弱駆動軸42の図示を省略している。なお、強弱駆動用モーター22、強弱駆動用減速ユニット41、および、強弱駆動軸42は、図10に示される構造と同一である。
揉み駆動力減速ユニット131は、叩き揉み駆動軸プーリー132、揉み駆動軸プーリー133、および、揉み回転力伝達ベルト134を有する。叩き揉み駆動軸プーリー132は、叩き駆動軸52に結合されている。揉み駆動軸プーリー133は、揉み駆動軸32に結合されている。揉み回転力伝達ベルト134は、叩き揉み駆動軸プーリー132および揉み駆動軸プーリー133に巻き掛けられている。
施療子機構120の動作について説明する。
施療子機構120は、施療子25を揉み動作させるための駆動力として、叩き駆動用減速ユニット51により減速された叩き駆動用モーター23が出力する叩きマッサージ動作用の回転力を用いる。
施療子機構120は、施療子25を揉み動作させるための駆動力として、叩き駆動用減速ユニット51により減速された叩き駆動用モーター23が出力する叩きマッサージ動作用の回転力を用いる。
叩き駆動用減速ユニット51は、叩き駆動用モーター23の回転を減速して叩き駆動軸52を回転させる。揉み駆動力減速ユニット131は、叩き揉み駆動軸プーリー132、揉み回転力伝達ベルト134、および、揉み駆動軸プーリー133を介して、叩き駆動軸52の回転を揉み駆動軸32に伝達する。
揉み駆動軸プーリー133の径は、叩き揉み駆動軸プーリー132の径よりも大きい。このため、揉み駆動力減速ユニット131は、叩き駆動軸52の回転を減速して揉み駆動軸32に伝達する。叩き揉み駆動軸プーリー132の径に対する揉み駆動軸プーリー133の径の比は、第3実施形態における叩き揉み回転軸プーリー102の径に対する揉み減速プーリー103の径の比よりも小さい。つまり、揉み駆動力減速ユニット131の減速比は、第3実施形態の揉み駆動力減速ユニット101の減速比よりも小さい。
本実施形態のマッサージ機1は、第3実施形態のマッサージ機1が奏する(4)および(5)と同様の効果を奏する。すなわち、マッサージ機1がモーターの数を削減すること貢献する旨の効果、叩き駆動用モーター23が出力する回転力を用いて簡単な構成で容易に施療子25の揉みマッサージを行なうことができる旨の効果を奏する。また、本実施形態のマッサージ機1は、以下の効果を奏する。
(6)マッサージ機1は、叩き駆動用減速ユニット51の出力を用いて施療子25の揉みマッサージを行なう。このため、マッサージ機1は、揉み駆動力減速ユニット131の減速比を小さな値とすることができる。このため、マッサージ機1は、揉み駆動力減速ユニット131を簡単な構成とすることができる。
(第5実施形態)
第5実施形態のマッサージ機1は、第1実施形態のマッサージ機1と比較して以下の部分において異なる構成を有し、その他の部分において同一の構成を有する。なお、第1実施形態のマッサージ機1と共通する構成については同一の符号を付して、その説明の一部または全部を省略する。
第5実施形態のマッサージ機1は、第1実施形態のマッサージ機1と比較して以下の部分において異なる構成を有し、その他の部分において同一の構成を有する。なお、第1実施形態のマッサージ機1と共通する構成については同一の符号を付して、その説明の一部または全部を省略する。
第1実施形態のマッサージ機1は、施療子機構20の叩き駆動用モーター23が出力する回転力を叩き駆動用減速ユニット51および上下駆動力減速ユニット61に供給する。一方、第5実施形態のマッサージ機1は、施療子機構140の叩き駆動用モーター23が出力する回転力を、叩き動力遮断部151および上下動力遮断部161に供給する。
図13を参照して、施療子機構140のブロック構成について説明する。
施療子機構140は、叩き駆動部150および上下駆動部160を有する。叩き駆動部150は、叩き動力遮断部151を有する。叩き動力遮断部151は叩きクラッチ152を有する。上下駆動部160は、上下動力遮断部161を有する。上下動力遮断部161は、上下クラッチ162を有する。叩き動力遮断部151および上下動力遮断部161は、叩き駆動用モーター23が出力する回転力が供給される。
施療子機構140は、叩き駆動部150および上下駆動部160を有する。叩き駆動部150は、叩き動力遮断部151を有する。叩き動力遮断部151は叩きクラッチ152を有する。上下駆動部160は、上下動力遮断部161を有する。上下動力遮断部161は、上下クラッチ162を有する。叩き動力遮断部151および上下動力遮断部161は、叩き駆動用モーター23が出力する回転力が供給される。
マッサージ機1は、制御部210が動力伝達制御部211を有する。動力伝達制御部211は、叩き動力遮断部151および上下動力遮断部161と電気的に接続されている。
施療子機構140の動作について説明する。
施療子機構140の動作について説明する。
施療子機構140は、制御部210からの制御に基づいて叩き駆動用モーター23が回転駆動されるとき、叩き駆動用モーター23が回転力を出力する。
叩き動力遮断部151は、叩きクラッチ152を介して叩き駆動用モーター23が出力する回転力を叩き駆動用減速ユニット51に伝達する。叩きクラッチ152は、叩き駆動用モーター23が出力する回転力の伝達を遮断する機能を有する。
叩き動力遮断部151は、叩きクラッチ152を介して叩き駆動用モーター23が出力する回転力を叩き駆動用減速ユニット51に伝達する。叩きクラッチ152は、叩き駆動用モーター23が出力する回転力の伝達を遮断する機能を有する。
上下動力遮断部161は、上下クラッチ162を介して叩き駆動用モーター23が出力する回転力を上下駆動力減速ユニット61に伝達する。上下クラッチ162は、叩き駆動用モーター23が出力する回転力の伝達を遮断する機能を有する。
叩きクラッチ152および上下クラッチ162は、動作状態として伝達状態および遮断状態を有する。叩きクラッチ152および上下クラッチ162は、動力伝達制御部211からの制御に基づいて伝達状態および遮断状態が変更される。
叩きクラッチ152は、動作状態が伝達状態のとき、叩き駆動用モーター23が出力する回転力を叩き駆動用減速ユニット51に伝達する。叩き駆動用減速ユニット51は、叩き駆動用モーター23の回転を減速して叩き駆動軸52を回転させる。叩き駆動部150は、施療子25を叩きマッサージ動作させる。
叩きクラッチ152は、動作状態が遮断状態のとき、叩き駆動用モーター23が出力する回転力の叩き駆動用減速ユニット51への伝達を遮断する。施療子機構140は、叩きマッサージ動作を停止する。
上下クラッチ162は、動作状態が伝達状態のとき、叩き駆動用モーター23が出力する回転力を上下駆動力減速ユニット61に伝達する。上下駆動力減速ユニット61は、叩き駆動用モーター23の回転を減速して上下駆動軸62を回転させる。上下駆動部160は、施療子機構140の高さ方向の位置を変更する。施療子25は、施療子機構140とともに高さ方向の位置が変更される。
上下クラッチ162は、動作状態が遮断状態のとき、叩き駆動用モーター23が出力する回転力の上下駆動力減速ユニット61への伝達を遮断する。施療子機構140は、施療子25の高さ方向の移動を停止する。
制御部210は、叩きクラッチ152および上下クラッチ162の動作状態の制御を独立して行なうことができる。このため、マッサージ機1は、叩き駆動用モーター23が出力する回転力を用いる叩きマッサージの動作と停止および施療子25の高さ方向の移動の動作と停止を個別に制御することができる。
本実施形態のマッサージ機1は、第1実施形態のマッサージ機1が奏する(1)および(2)と同様の効果を奏する。また、本実施形態のマッサージ機1は、以下の効果を奏する。
(7)マッサージ機1は、叩き駆動部150および上下駆動部160における動力の伝達の制御を独立して行なう。このため、マッサージ機1は、施療子25の多様な動きを少ないモーターの数で実現することができる。
(第6実施形態)
第6実施形態のマッサージ機1は、第5実施形態のマッサージ機1と比較して以下の部分において異なる構成を有し、その他の部分において同一の構成を有する。なお、第5実施形態のマッサージ機1と共通する構成については同一の符号を付して、その説明の一部または全部を省略する。
第6実施形態のマッサージ機1は、第5実施形態のマッサージ機1と比較して以下の部分において異なる構成を有し、その他の部分において同一の構成を有する。なお、第5実施形態のマッサージ機1と共通する構成については同一の符号を付して、その説明の一部または全部を省略する。
第5実施形態のマッサージ機1は、施療子機構140の叩き駆動用モーター23が出力する回転力を叩き動力遮断部151および上下動力遮断部161に供給する。一方、第6実施形態のマッサージ機1は、施療子機構170の叩き駆動用モーター23が出力する回転力を、叩き動力遮断部151および揉み動力遮断部181に供給する。
図14を参照して、施療子機構170のブロック構成について説明する。
施療子機構170は、叩き駆動部150および揉み駆動部180を有する。揉み駆動部180は、揉み動力遮断部181および揉み駆動力減速ユニット183を有する。揉み動力遮断部181は、揉みクラッチ182を有する。叩き動力遮断部151および揉み動力遮断部181は、叩き駆動用モーター23が出力する回転力が供給される。
施療子機構170は、叩き駆動部150および揉み駆動部180を有する。揉み駆動部180は、揉み動力遮断部181および揉み駆動力減速ユニット183を有する。揉み動力遮断部181は、揉みクラッチ182を有する。叩き動力遮断部151および揉み動力遮断部181は、叩き駆動用モーター23が出力する回転力が供給される。
動力伝達制御部211は、叩き動力遮断部151および揉み動力遮断部181と電気的に接続されている。
施療子機構170の動作について説明する。
施療子機構170の動作について説明する。
施療子機構170は、制御部210からの制御に基づいて叩き駆動用モーター23が回転駆動されるとき、叩き駆動用モーター23が回転力を発生する。
揉み動力遮断部181は、揉みクラッチ182を介して叩き駆動用モーター23が出力する回転力を揉み駆動力減速ユニット183に伝達する。揉みクラッチ182は、叩き駆動用モーター23が出力する回転力の伝達を遮断する機能を有する。
揉み動力遮断部181は、揉みクラッチ182を介して叩き駆動用モーター23が出力する回転力を揉み駆動力減速ユニット183に伝達する。揉みクラッチ182は、叩き駆動用モーター23が出力する回転力の伝達を遮断する機能を有する。
揉みクラッチ182は、動作状態として伝達状態および遮断状態を有する。揉みクラッチ182は、動力伝達制御部211からの制御に基づいて伝達状態および遮断状態が変更される。
揉みクラッチ182は、動作状態が伝達状態のとき、叩き駆動用モーター23が出力する回転力を揉み駆動力減速ユニット183に伝達する。揉み駆動力減速ユニット183は、叩き駆動用モーター23の回転を減速して揉み駆動軸32を回転させる。揉み駆動部180は、施療子25を揉みマッサージ動作させる。
揉みクラッチ182は、動作状態が遮断状態のとき、叩き駆動用モーター23が出力する回転力の揉み駆動力減速ユニット183への伝達を遮断する。施療子機構170は、揉みマッサージ動作を停止する。
制御部210は、叩きクラッチ152および揉みクラッチ182の動作状態の制御を独立して行なうことができる。このため、マッサージ機1は、叩き駆動用モーター23が出力する回転力を用いる叩きマッサージの動作と停止および揉みマッサージの動作と停止を個別に制御することができる。
本実施形態のマッサージ機1は、第3実施形態のマッサージ機1が奏する(4)および(5)および第5実施形態のマッサージ機1が奏する(7)と同様の効果を奏する。
(その他の実施形態)
本マッサージ機は、第1〜第6実施形態以外の実施形態を含む。以下、本マッサージ機のその他の実施形態としての第1〜第6実施形態の変形例を示す。なお、以下の各変形例は、技術的に矛盾しない範囲において互いに組み合わせることもできる。
(その他の実施形態)
本マッサージ機は、第1〜第6実施形態以外の実施形態を含む。以下、本マッサージ機のその他の実施形態としての第1〜第6実施形態の変形例を示す。なお、以下の各変形例は、技術的に矛盾しない範囲において互いに組み合わせることもできる。
・第1実施形態のマッサージ機1は、上下駆動力減速ユニット61が叩き上下回転軸プーリー64、上下減速プーリー65、および、上下減速ベルト66を有し、叩き駆動用モーター23の回転を減速して上下駆動軸62に伝達する。ただし、上下駆動力減速ユニットの構成は、第1実施形態に例示された内容に限定されない。変形例の上下駆動力減速ユニットは、複数の歯車を有し、叩き駆動用モーターの回転を減速して上下駆動軸に伝達する。変形例の上下駆動力減速ユニットは、一例として、以下の(a)、(b)、または、(c)の構成を有する。なお、第2実施形態の上下駆動力減速ユニット81、第3実施形態の揉み駆動力減速ユニット101、および、第4実施形態の揉み駆動力減速ユニット131においても同様の変形が成立する。
(a)変形例の上下駆動力減速ユニットは、叩き駆動用モーターの出力に結合された第1平歯車および上下駆動軸に結合され第1歯車と径が異なる第2平歯車を有する。上下駆動力減速ユニットは、第1歯車と第2歯車が噛み合わされており、叩き駆動用モーターの回転を減速して上下駆動軸に伝達する。
(b)変形例の上下駆動力減速ユニットは、叩き駆動用モーターの出力に結合されたウォームおよび上下駆動軸に結合されたウォームホイールを有する。上下駆動力減速ユニットは、ウォームとウォームホイールが噛み合わされており、叩き駆動用モーターの回転を減速して上下駆動軸に伝達する。
(c)変形例の上下駆動力減速ユニットは、叩き駆動用モーターの出力に結合された太陽歯車および上下駆動軸に結合された遊星歯車から成る遊星歯車機構を有する。上下駆動力減速ユニットは、遊星歯車機構を用いて叩き駆動用モーターの回転を減速して上下駆動軸に伝達する。
・第5実施形態の施療子機構140は、叩き駆動部150が叩き動力遮断部151を有し、上下駆動部160が上下動力遮断部161を有する。ただし、施療子機構の構成は第5実施形態に例示された内容に限られない。変形例の施療子機構は、一例として、以下の(d)または(e)の構成を有する。
(d)変形例の施療子機構は、叩き駆動部が叩き動力遮断部を有する。上下駆動部は、動力遮断機構を介さずに動力が伝達される構成を有する。
(e)変形例の施療子機構は上下駆動部が上下動力遮断部を有する。叩き駆動部は、動力遮断機構を介さずに動力が伝達される構成を有する。
(e)変形例の施療子機構は上下駆動部が上下動力遮断部を有する。叩き駆動部は、動力遮断機構を介さずに動力が伝達される構成を有する。
・第6実施形態の施療子機構170は、叩き駆動部150が叩き動力遮断部151を有し、揉み駆動部180が揉み動力遮断部181を有する。ただし、施療子機構の構成は第6実施形態に例示された内容に限られない。変形例の施療子機構は、一例として、以下の(f)または(g)の構成を有する。
(f)変形例の施療子機構は、叩き駆動部が叩き動力遮断部を有する。揉み駆動部は、動力遮断機構を介さずに動力が伝達される構成を有する。
(g)変形例の施療子機構は揉み駆動部が揉み動力遮断部を有する。叩き駆動部は、動力遮断機構を介さずに動力が伝達される構成を有する。
(g)変形例の施療子機構は揉み駆動部が揉み動力遮断部を有する。叩き駆動部は、動力遮断機構を介さずに動力が伝達される構成を有する。
・第5実施形態の施療子機構140および第6実施形態の施療子機構170は、叩き動力遮断部151、上下動力遮断部161、および、揉み動力遮断部181が回転力の伝達を遮断するクラッチを有する。ただし、施療子機構の構成は第5実施形態および第6実施形態に例示された内容に限られない。例えば、変形例の叩き動力遮断部、上下動力遮断部、および、揉み動力遮断部は、ワンウェイクラッチを有する。ワンウェイクラッチは、正回転方向または逆回転方向の回転力の伝達を遮断する。
・第5実施形態の施療子機構140および第6実施形態の施療子機構170は、叩き動力遮断部151、上下動力遮断部161、および、揉み動力遮断部181が回転力の伝達を遮断するクラッチを有する。ただし、施療子機構の構成は第5実施形態および第6実施形態に例示された内容に限られない。例えば、変形例の叩き動力遮断部、上下動力遮断部、および、揉み動力遮断部は、トルクリミッタを有する。トルクリミッタは、回転力に対する負荷が予め決められた大きさを超えるとき、回転力の伝達を遮断する。この変形例の施療子機構は、マッサージの強さが予め決められた大きさを超えるとき、施療子の動作を停止する。このため、施療子機構は、モーターが出力する回転力を用いて2つの駆動軸を回転させるとき、モーターに過剰な負荷がかかることを抑制することができる。
・第1実施形態の施療子機構20および第3実施形態の施療子機構90は、出力軸の異なる2箇所から回転出力を取り出すことができる両軸モーターである叩き駆動用モーター23を有する。ただし、施療子機構の構成は第1実施形態および第3実施形態に例示された内容に限られない。例えば、変形例の施療子機構は、出力軸の1箇所から回転出力を取り出すことができる叩き駆動用モーターを有する。この変形例の施療子機構は、叩き駆動用モーターが出力する回転力を出力軸から複数のブロックに供給する。
・第1実施形態〜第6実施形態のマッサージ機1は、上下駆動部が上下駆動軸62に結合されたピニオン63を有し、ピニオン63を回転させることによりレール15に沿って施療子機構を高さ方向に移動する。ただし、マッサージ機の構成は、第1実施形態〜第6実施形態に例示された内容に限定されない。変形例のマッサージ機は、上下駆動軸に結合されたナットおよび背もたれ部に配置されたねじ軸から成るボールねじ機構を有する。マッサージ機は、ナットを回転させることにより、ねじ機構に沿って施療子機構を高さ方向に移動する。
1…マッサージ機、20…施療子機構、21…揉み駆動用モーター、23…叩き駆動用モーター、25…施療子、30…揉み駆動部、31…揉み駆動用減速ユニット、32…揉み駆動軸、33…揉み動作機構、50…叩き駆動部、51…叩き駆動用減速ユニット、52…叩き駆動軸、53…叩き動作機構、60…上下駆動部、61…上下駆動力減速ユニット、62…上下駆動軸、70…施療子機構、80…上下駆動部、81…上下駆動力減速ユニット、90…施療子機構、100…揉み駆動部、101…揉み駆動力減速ユニット、110…上下駆動部、120…施療子機構、130…揉み駆動部、131…揉み駆動力減速ユニット、140…施療子機構、150…叩き駆動部、152…叩きクラッチ、160…上下駆動部、162…上下クラッチ、170…施療子機構、180…揉み駆動部、182…揉みクラッチ、183…揉み駆動力減速ユニット。
Claims (6)
- 使用者の身体をマッサージするマッサージ機であって、
前記マッサージ機は、施療子機構を有し、
前記施療子機構は、叩き駆動用モーター、叩き駆動部、施療子、および、上下駆動部を有し、
前記叩き駆動用モーターは、回転力を出力し、
前記施療子は、前記叩き駆動部と結合し、
前記叩き駆動部は、前記叩き駆動用モーターと結合し、前記叩き駆動用モーターが出力する回転力に基づいて前記施療子を叩き動作させ、
前記上下駆動部は、前記叩き駆動用モーターが出力する回転力に基づいて前記マッサージ機における前記施療子機構の高さ方向の位置を変更する
マッサージ機。 - 前記叩き駆動部は、叩き駆動用減速ユニット、叩き駆動軸、および、叩き動作機構を有し、
前記上下駆動部は、上下駆動力減速ユニット、上下駆動軸、および、上下動作機構を有し、
前記叩き駆動用減速ユニットは、前記叩き駆動用モーターおよび前記叩き駆動軸と結合し、前記叩き駆動用モーターの回転を減速して前記叩き駆動軸に伝達し、
前記叩き動作機構は、前記叩き駆動軸および前記施療子と結合し、前記叩き駆動軸の回転に基づいて前記施療子を叩き動作させ、
前記上下駆動力減速ユニットは、前記叩き駆動用モーターおよび前記上下駆動軸と結合して前記叩き駆動用モーターの回転を減速して前記上下駆動軸に伝達し、または、前記叩き駆動軸および前記上下駆動軸と結合して前記叩き駆動用減速ユニットが出力する前記叩き駆動用モーターの回転を減速して前記上下駆動軸に伝達し、
前記上下動作機構は、前記上下駆動軸の回転に基づいて前記施療子機構の前記マッサージ機における高さ方向の位置を変更する
請求項1に記載のマッサージ機。 - 前記叩き駆動部および前記上下駆動部の少なくとも一方は、クラッチ、ワンウェイクラッチ、または、トルクリミッタを有し、
前記クラッチ、ワンウェイクラッチ、および、トルクリミッタは、前記叩き駆動用モーターが出力する回転力または前記叩き駆動用減速ユニットが出力する回転力の伝達を遮断する
請求項1または2に記載のマッサージ機。 - 使用者の身体をマッサージするマッサージ機であって、
前記マッサージ機は、施療子機構を有し、
前記施療子機構は、叩き駆動用モーター、叩き駆動部、施療子、および、揉み駆動部を有し、
前記施療子は、前記叩き駆動部および前記揉み駆動部と結合し、
前記叩き駆動用モーターは、回転力を出力し、
前記叩き駆動部は、前記叩き駆動用モーターと結合し、前記叩き駆動用モーターが出力する回転力に基づいて前記施療子を叩き動作させ、
前記揉み駆動部は、前記叩き駆動用モーターが出力する回転力に基づいて前記施療子を揉み動作させる
マッサージ機。 - 前記叩き駆動部は、叩き駆動用減速ユニット、叩き駆動軸、および、叩き動作機構を有し、
前記揉み駆動部は、揉み駆動力減速ユニット、揉み駆動軸、および、揉み動作機構を有し、
前記叩き駆動用減速ユニットは、前記叩き駆動用モーターおよび前記叩き駆動軸と結合し、前記叩き駆動用モーターの回転を減速して前記叩き駆動軸に伝達し、
前記叩き動作機構は、前記叩き駆動軸および前記施療子と結合し、前記叩き駆動軸の回転に基づいて前記施療子を叩き動作させ、
前記揉み駆動力減速ユニットは、前記叩き駆動用モーターおよび前記揉み駆動軸と結合して前記叩き駆動用モーターの回転を減速して前記揉み駆動軸に伝達し、または、前記叩き駆動軸および前記揉み駆動軸と結合して前記叩き駆動用減速ユニットが出力する前記叩き駆動用モーターの回転を減速して前記揉み駆動軸に伝達し、
前記揉み動作機構は、前記揉み駆動軸の回転に基づいて前記施療子を揉み動作させる
請求項4に記載のマッサージ機。 - 前記叩き駆動部および前記揉み駆動部の少なくとも一方は、クラッチ、ワンウェイクラッチ、または、トルクリミッタを有し、
前記クラッチ、ワンウェイクラッチ、および、トルクリミッタは、前記叩き駆動用モーターが出力する回転力または前記叩き駆動用減速ユニットが出力する回転力の伝達を遮断する
請求項4または5に記載のマッサージ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013138977A JP2015009103A (ja) | 2013-07-02 | 2013-07-02 | マッサージ機 |
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JP2015009103A true JP2015009103A (ja) | 2015-01-19 |
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ID=52302822
Family Applications (1)
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JP2013138977A Pending JP2015009103A (ja) | 2013-07-02 | 2013-07-02 | マッサージ機 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2015009103A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104856855A (zh) * | 2015-04-29 | 2015-08-26 | 厦门凯浦瑞电子科技有限公司 | 一种带有力度感适驱动机构的按摩装置 |
KR101555966B1 (ko) | 2015-07-08 | 2015-09-25 | 주식회사 휴테크산업 | 두드림 기능이 있는 안마기 |
WO2018003076A1 (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-04 | マクセルホールディングス株式会社 | マッサージ機の機械ユニット |
-
2013
- 2013-07-02 JP JP2013138977A patent/JP2015009103A/ja active Pending
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