JP2015007904A - 情報制御装置、受信装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

情報制御装置、受信装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】危険又は緊急である送信元の情報を適切に伝達することが可能な情報制御装置、受信装置及びプログラムを提供する。【解決手段】情報制御装置は、受信部と、送信部と、判定部と、制御部とを備える。判定部は、受信部が受信した周辺情報を解析し、危険情報又は緊急情報であるかを判定する。制御部は、判定部が危険又は緊急であると判定した周辺情報の送信元からの情報を受信するタイミングに基づき、送信部を制御する。【選択図】図4

Description

本発明は、情報を授受する技術に関する。
従来から、車車間通信に関する技術が提案されている。例えば特許文献1には、車車間通信において、同じ交差点に同じ方向から向かっている車がいるときには、代表車両のみ送信周期を短くし、他の車両の送信間隔を長くする技術が開示されている。その他、本発明に関連する技術が特許文献2に開示されている。
特開2009−188527号公報 特開2004−185428号公報
車車間通信などでは、緊急性又は危険性が高い車両については、当該車両が送信する情報を優先させて確実に他の車両に伝達させたい場合がある。この場合、優先車両でない他の車両が送信する情報が、優先車両が送信する情報と重複したタイミングで送信されると、優先車両が送信する情報が適切に他の車両に伝達されない可能性がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、危険又は緊急である送信元の情報を適切に伝達することが可能な情報制御装置及び受信装置を提供することを主な目的とする。
請求項1に記載の発明は、周辺情報を受信する受信部及び自情報を送信する送信部を含む情報制御装置であって、前記受信部が受信した前記周辺情報を解析し、危険情報又は緊急情報であるかを判定する判定部と、前記判定部が危険又は緊急であると判定した周辺情報の送信元からの情報を受信するタイミングに基づき、前記送信部を制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、周辺情報を受信する受信部及び自情報を送信する送信部を含む情報制御装置が実行する制御方法であって、前記受信部が受信した前記周辺情報を解析し、危険情報又は緊急情報であるかを判定する判定工程と、前記判定工程が危険又は緊急であると判定した周辺情報の送信元からの情報を受信するタイミングに基づき、前記送信部を制御する制御工程と、を有することを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、周辺情報を受信する受信部及び自情報を送信する送信部を含む情報制御装置が実行するプログラムであって、前記受信部が受信した前記周辺情報を解析し、危険情報又は緊急情報であるかを判定する判定部と、前記判定部が危険又は緊急であると判定した周辺情報の送信元からの情報を受信するタイミングに基づき、前記送信部を制御する制御部として前記情報制御装置を機能させることを特徴とする。
実施例に係る車車間通信装置の概略構成図である。 車両情報のデータ構造を示す。 受信時刻記録処理の手順を示すフローチャートである。 車両情報送信処理の手順を示すフローチャートである。 現時刻と優先車両情報の受信時刻が近い場合の自車両情報の送信タイミングと、優先車両情報の受信タイミングとをそれぞれ示すグラフである。 送信タイミングが優先車両情報の予想受信タイミングである場合の自車両情報の送信タイミングと、優先車両情報の受信タイミングとをそれぞれ示すグラフである。 第2及び第3の例を実行した場合の自車両情報の送信タイミングと、優先車両情報の受信タイミングとをそれぞれ示すグラフである。 優先車両であることを通知する処理のフローチャートの一例である。 優先車両であることを自己申告する処理のフローチャートの一例である。 優先車両でなくなったことを自己申告する処理のフローチャートの一例である。
本発明の1つの好適な実施形態では、周辺情報を受信する受信部及び自情報を送信する送信部を含む情報制御装置であって、前記受信部が受信した前記周辺情報を解析し、危険情報又は緊急情報であるかを判定する判定部と、前記判定部が危険又は緊急であると判定した周辺情報の送信元からの情報を受信するタイミングに基づき、前記送信部を制御する制御部と、を備える。
上記の情報制御装置は、受信部と、送信部と、判定部と、制御部とを備える。判定部は、受信部が受信した周辺情報を解析し、危険情報又は緊急情報であるかを判定する。制御部は、判定部が危険又は緊急であると判定した周辺情報の送信元からの情報を受信するタイミングに基づき、送信部を制御する。この態様により、情報制御装置は、危険又は緊急であると判断される送信元からの情報がより確実に伝達されるように好適に送信制御を行うことができる。
上記情報制御装置の一態様では、前記制御部は、前記判定部が危険又は緊急であると判定した周辺情報の送信元からの情報を受信するタイミングと、前記送信部が前記自情報を送信するタイミングとが重複しないように前記送信部を制御する。この態様により、情報制御装置は、危険又は緊急であると判断される送信元からの情報がより確実に伝達されるように好適に情報を送信することができる。
上記情報制御装置の他の一態様では、前記制御部は、前記判定部が危険又は緊急であると判定した場合、前記自情報を送信しないように制御する。この態様によっても、情報制御装置は、危険又は緊急であると判断される送信元からの情報がより確実に伝達させることができる。
上記情報制御装置の他の一態様では、前記制御部は、前記判定部が危険又は緊急であると判定した場合、前記判定部が危険又は緊急であると判定した周辺情報の送信元からの情報を受信してから所定時間経過した時に、前記自情報を送信する。この態様により、情報制御装置は、危険又は緊急であると判断される送信元からの情報と送信タイミングが重複しないように好適に情報を送信することができる。
上記情報制御装置の他の一態様では、前記制御部は、前記判定部が危険又は緊急であると判定した場合、前記判定部が危険又は緊急であると判定した周辺情報の送信元からの情報が送信される間隔を算出し、算出した間隔により前記自情報を送信する。この態様によっても、情報制御装置は、危険又は緊急であると判断される送信元からの情報と送信タイミングが重複しないように好適に情報を送信することができる。
上記情報制御装置の他の一態様では、前記制御部は、前記判定部が危険又は緊急であると判定した通信体が危険又は緊急であることを示す情報を前記自情報に付加する。この態様により、危険又は緊急であると判断される通信体に、当該通信体が危険又は緊急であることを好適に通知することができる。
上記情報制御装置の他の一態様では、前記制御部は、前記情報制御装置又は前記情報制御装置が搭載される被搭載物が危険又は緊急である旨の情報が、前記受信部が受信した前記周辺情報に含まれていた場合、前記自情報に前記情報制御装置又は前記被搭載物が危険又は緊急である旨の情報を付す。この態様により、情報制御装置は、危険又は緊急であることを他の通信体に好適に自己申告することができる。
上記情報制御装置の他の一態様では、前記制御部は、前記情報制御装置又は前記情報制御装置が搭載される被搭載物が危険又は緊急である旨の情報が、前記受信部が受信した周辺情報に含まれていた場合、前記自情報の送信処理の優先度を上げる。この態様により、情報制御装置は、自情報をできる限り定期的に送信し、送信タイミングを変更せざるを得ない場合にもその変更幅が少なくなるようにすることが可能となる。
本発明に係る他の実施形態では、上記記載の情報制御装置と通信を行う受信装置であって、前記情報制御装置が送信した自情報を受信する受信部を備える。この態様により、受信装置は、危険又は緊急であると判定される送信元からの情報を、危険性又は緊急性がない送信元からの情報と受信タイミングが重なることなく、適切に受信することができる。
本発明に係るさらに別の実施形態では、周辺情報を受信する受信部及び自情報を送信する送信部を含む情報制御装置が実行する制御方法であって、前記受信部が受信した前記周辺情報を解析し、危険情報又は緊急情報であるかを判定する判定工程と、前記判定工程が危険又は緊急であると判定した周辺情報の送信元からの情報を受信するタイミングに基づき、前記送信部を制御する制御工程と、を有する。情報制御装置は、この制御方法を使用することで、危険又は緊急であると判断される送信元からの情報がより確実に伝達されるように好適に送信制御を行うことができる。
本発明に係るさらに別の実施形態では、周辺情報を受信する受信部及び自情報を送信する送信部を含む情報制御装置が実行するプログラムであって、前記受信部が受信した前記周辺情報を解析し、危険情報又は緊急情報であるかを判定する判定部と、前記判定部が危険又は緊急であると判定した周辺情報の送信元からの情報を受信するタイミングに基づき、前記送信部を制御する制御部として前記情報制御装置を機能させる。情報制御装置は、このプログラムを実行することで、危険又は緊急であると判断される送信元からの情報がより確実に伝達されるように好適に送信制御を行うことができる。好適には、上記プログラムは、記憶媒体に記憶される。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。以後では、「車両と通信を行う」とは、当該車両自体と通信を行う場合の他、当該車両に搭載された通信機と通信を行う場合も含むものとする。
[車車間通信装置の構成]
図1は、本実施例に係る車車間通信装置1の概略構成図である。車車間通信装置1は、車両に搭載され、車両に関する情報又は当該車両が走行中の道路情報(「車両情報」とも呼ぶ。)の授受を他の車両と行う。車車間通信装置1は、主に、制御部10と、通信部11と、表示部12と、記憶部13と、タイマー14と、GPS受信機15と、自立測位装置16とを有する。
以後では、車車間通信装置1が搭載される車両を「自車両Vs」、車車間通信装置1と車両情報の授受を行うための通信機能又は通信機を有する車両を「他車両Vo」とも呼ぶ。
通信部11は、制御部10の制御に基づき、不特定多数の他車両Voに対して車両情報をブロードキャスト送信したり、他車両Voからブロードキャスト送信された車両情報(「他車両情報Io」とも呼ぶ。)を受信したりする。後述するように、車両情報には、緊急車両であるか否かを示す緊急フラグが付されている。通信手段11は、本発明における「受信部」及び「送信部」の一例である。また、他車両情報Ioは、本発明における「周辺情報」の一例である。
表示部12は、制御部10の制御に基づき、各種表示データを表示する。例えば、表示部12は、記憶部13に記憶された地図データに基づき現在位置周辺の地図を表示すると共に、通信部11が受信した車両情報が示す他車両Voの位置を自車両Vsの位置と共に表示する。
記憶部13は、地図データや施設データなどの表示部12に出力させる表示データの生成に用いられる各種データを記憶する。また、記憶部13は、制御部10が各処理を実行するのに必要なプログラムを記憶する。さらに、記憶部13は、タイミング記憶部130を有する。タイミング記憶部130は、通信部11が受信した車両情報が示す車両が、車両情報を報知する優先度が高い車両(「優先車両Vtag」とも呼ぶ。)である場合に、当該優先車両Vtagの車両情報を受信した時刻を、当該車両情報に含まれる車両IDと共に記憶する。優先車両Vtagは、例えば、緊急車両、事故車両、及び危険運転をする車両などの緊急性又は危険性が認められる車両が該当する。
タイマー14は、現在時刻に相当する時刻情報(タイムスタンプ)を生成する。GPS受信機15は、複数のGPS衛星から、測位用データを含む下り回線データを搬送する電波を受信する。測位用データは、緯度及び経度情報等から車両の絶対的な位置を検出するために用いられる。自立測位装置16は、加速度センサ、角速度センサ及び距離センサなどを備える。加速度センサは、例えば圧電素子からなり、車両の加速度を検出し、加速度データを出力する。角速度センサは、例えば振動ジャイロからなり、車両の方向変換時における車両の角速度を検出し、角速度データ及び相対方位データを出力する。距離センサは、車両の車輪の回転に伴って発生されているパルス信号からなる車速パルスを計測する。
制御部10は、CPU、ROM及びRAMを含んでおり、車車間通信装置1全体の制御を行う。制御部10は、優先車両判定部101と、送信制御部102とを有する。
優先車両判定部101は、受信した他車両情報Ioが示す車両が、優先車両Vtagであるか否か判定する。そして、優先車両判定部101は、優先車両Vtagであると判定した車両の他車両情報Ioの受信時刻などを、タイミング記録部130に記憶する。優先車両判定部101は、本発明における「判定部」の一例である。
送信制御部102は、GPS受信機43及び自立測位装置44から受信した出力信号や、CAN(Controller Area Network)やOBD2等により自車両Vsから取得した情報などに基づき、自車両Vsに関する車両情報(「自車両情報Is」とも呼ぶ。)を生成する。このとき、送信制御部102は、他車両情報Ioが示す車両が優先車両Vtagである場合、当該優先車両Vtagに対応する車両情報(「優先車両情報Itag」とも呼ぶ。)と送信タイミングが重複しないように、自車両情報Isの送信タイミングを制御する。送信制御部102は、本発明における「制御部」の一例である。また、自車両情報Isは、本発明における「自情報」の一例である。
図2は、制御部10が生成する自車両情報Isのデータ構造の一例を示す。なお、通信部11が受信する他車両情報Ioについても、図2に示す自車両情報Isと同様のデータ構造を有する。図2の例では、自車両情報Isは、自車両Vsの識別情報(ID)である車両IDと、自車両Vsの位置を示す緯度経度情報と、自車両Vsの走行速度を示す車速情報と、自車両Vsの進行方向を示す進行方向情報と、自車両Vsが走行中の道路の道路番号を示す走行道路情報と、自車両Vsが緊急車両であるか否かを示す緊急フラグとを含む。
ここで、図2に示す自車両情報Isの生成方法について例示する。図2(A)の例では、制御部10は、記憶部13に記憶された自車両Vsの車両IDを読み出すことで、車両ID「452」を設定している。また、制御部10は、GPS受信機43の出力信号に基づき、緯度経度情報を「東経139度42分 北緯35度32分」に設定すると共に、自立測位装置10の出力信号に基づき、車両情報を「55km/h」に設定している。さらに、制御部10は、自立測位装置10の出力信号に基づき、自車両Vsが西に進行していることを認識し、進行方向情報を「西」に設定している。また、制御部10は、地図データ及びGPS受信機43の出力信号に基づき、自車両Vsが走行中の道路を示す道路番号(例えば地図データにおけるリンクID)を認識し、走行道路情報を「道路番号ABCD」に設定している。さらに、制御部10は、記憶部13に記憶された設定情報等に基づき、緊急フラグを、自車両Vsが緊急車両でないことを示す「OFF」に設定している。
[処理フロー]
次に、制御部10が実行する処理手順について、図3及び図4を参照して説明する。
(1)受信時刻記録処理
図3は、優先車両情報Itagの受信時刻をタイミング記憶部130に記録する処理(受信時刻記録処理)のフローチャートを示す。制御部10の優先車両判定部101は、図3に示すフローチャートの処理を繰り返し実行する。
まず、優先車両判定部101は、優先車両情報Itagを受信したか否か判定する(ステップS101)。具体的には、優先車両判定部101は、通信部11が受信した他車両情報Ioが優先車両情報Itagに該当するか否か判定する。例えば、優先車両判定部101は、他車両情報Ioに含まれる緊急フラグがONの場合、当該他車両情報Ioの送信元の車両は緊急性が高い優先車両Vtagであると認識する。他の例では、優先車両判定部101は、同一の車両から連続して取得される他車両情報Ioに含まれる車速情報が示す速度変化が所定の閾値以上の場合、当該他車両情報Ioの送信元の車両は危険性が高い優先車両Vtagであると認識する。
そして、優先車両情報Itagを受信した場合(ステップS101;Yes)、優先車両判定部101は、当該優先車両情報Itagの受信時刻(タイムスタンプ)を、車両IDと共にタイミング記憶部130に記録する(ステップS102)。一方、優先車両情報Itagを受信しない場合(ステップS101;No)、優先車両判定部101は、フローチャートの処理を終了する。
(2)車両情報送信処理
図4は、制御部10の送信制御部102が実行する自車両情報Isの送信処理である車両情報送信処理の手順を示すフローチャートである。送信制御部102は、図4に示すフローチャートの処理を、所定の周期に従い繰り返し実行する。
まず、送信制御部102は、自車両情報Isの送信タイミングであるか否か判定する(ステップS201)。具体的には、送信制御部102は、予め定められた最低送出間隔以上の所定間隔により自車両情報Isを送信するため、前回の自車両情報Isの送信から上述の所定間隔が経過したか否か判定する。そして、自車両情報Isの送信タイミングでない場合(ステップS201;No)、送信制御部102は、ステップS201で自車両情報Isの送信タイミングになるか否かを継続して判定する。
自車両情報Isの送信タイミングである場合(ステップS201;Yes)、送信制御部102は、優先車両情報Itagの受信時刻がタイミング記憶部130に記憶されているか否か判定する(ステップS202)。そして、送信制御部102は、優先車両情報Itagの受信時刻がタイミング記憶部130に記憶されている場合(ステップS202;Yes)、ステップS203へ処理を進める。一方、優先車両情報Itagの受信時刻がタイミング記憶部130に記憶されていない場合(ステップS202;No)、送信制御部102は、自車両情報Isを送信する(ステップS206)。即ち、この場合、送信制御部102は、最低送出間隔などに基づく予定通りの送信タイミングにより、自車両情報Isを送信する。
次に、ステップS203では、送信制御部102は、送信予定時刻である現時刻とタイミング記憶部130に記憶されたいずれかの受信時刻が近いか否か判定する(ステップS203)。具体的には、送信制御部102は、タイミング記憶部130に記憶された優先車両情報Itagの各受信時刻のうち、現時刻と所定時間差以内の受信時刻があるか否か判定する。上述の所定時間差は、優先車両情報Itagが送信されるタイミングと、自車両情報Isの送信タイミングとが重複する可能性の有無を勘案し、予め設定される。そして、送信制御部102は、現時刻とタイミング記憶部130に記憶されたいずれかの受信時刻とが近いと判断した場合(ステップS203;Yes)、送信タイミングをずらして自車両情報Isを送信する(ステップS204)。送信タイミングをずらす具体的な方法については、後述の[送信タイミングの決定方法]のセクションで説明する。
一方、現時刻とタイミング記憶部130に記憶されたいずれの受信時刻も近くない場合(ステップS203;No)、送信制御部102は、現時刻が優先車両情報Itagの受信が予想されるタイミングであるか否か判定する(ステップS205)。この具体的な判定方法についても、後述の[送信タイミングの決定方法]のセクションで説明する。そして、現時刻が優先車両情報Itagの受信が予想されるタイミングである場合(ステップS205;Yes)、送信制御部102は、送信タイミングをずらして自車両情報Isを送信する(ステップS204)。一方、現時刻が優先車両情報Itagの受信が予想されるタイミングでない場合(ステップS205;No)、送信制御部102は、送信タイミングをずらすことなく自車両情報Isを送信する(ステップS206)。
[送信タイミングの決定方法]
次に、図4のステップS204における自車両情報Isの送信タイミングの決定方法について場合分けして説明する。
(1)現時刻と優先車両情報の受信時刻が近い場合
まず、図4のステップS203で現時刻と優先車両情報Itagの受信時刻が近いと判定した場合の送信タイミングの決定方法について、図5を参照して説明する。この場合、後述するように、送信制御部102は、現時刻と近いと判定した優先車両情報Itagの受信時刻から所定間隔空けて自車両情報Isを送信する。
図5(A)〜(D)は、自車両情報Isの送信タイミングと、優先車両情報Itagの受信タイミングとをそれぞれ示すグラフである。図5以降において、上向き矢印は、自車両情報Isの送信タイミングを示し、下向き矢印は、車両IDが「1473」である優先車両情報Itagの受信タイミングを示す。
まず、図5(A)では、各時刻Ts1〜Ts5において、自車両情報Isを最低送出間隔である100msで送信後、優先車両判定部101は、時刻Tr1において、優先車両情報Itagを受信したことを認識する。そして、優先車両判定部101は、優先車両情報Itagに含まれる車両ID「1473」と、優先車両情報Itagの受信時刻を示すms単位のタイムスタンプ「12148」とをタイミング記憶部130に記録する。
次に、図5(B)では、送信制御部102は、タイムスタンプ「12150」に相当する時刻「Tp」において、自車両情報Isの送信タイミングになったことから、現時刻Tpと受信時刻Tr1とが近いか否か判定する。そして、送信制御部102は、これらの時間差(即ち2ms)が所定の閾値よりも小さいことから、自車両情報Isの送信タイミングをずらすべきと判断する。
そして、図5(C)では、送信制御部102は、受信時刻Tr1から最低送出間隔の1/2である50msだけ経過した時刻Ts6において、自車両情報Isを送信している。即ち、この場合、送信制御部102は、以下の式(1)により算出した時間(48ms)だけ時刻Tpから待機した後、自車両情報Isを送信する。
50−(Tp−Tr1)=50−(12150−12148)=48 式(1)
次に、図5(D)では、送信制御部102は、図5(C)で決定した送信時刻Ts6以後では、再び最低送出間隔である100msごとに、自車両情報Isを送信する。図5(D)の例では、送信制御部102は、時刻Ts6から100ms後の時刻Ts7に自車両情報Isを送信し、当該時刻Ts7の100ms後の時刻Ts8に自車両情報Isを送信する。なお、図5の例では、優先車両情報Itagは、自車両情報Isと同様に最低送出間隔(即ち100ms)で送信されている。従って、送信制御部102は、上述の送信制御により、図5(D)に示すように、自車両情報Isを、優先車両情報Itagの受信タイミングと最大限の間隔(ここでは50ms)を空けて送信することができる。
(2)優先車両情報の受信が予測される場合
次に、図4のステップS205で優先車両情報Itagの受信が予想される場合の自車両情報Isの送信タイミングの決定方法について図6を参照して説明する。図6(A)〜(C)は、自車両情報Isの送信タイミングと、優先車両情報Itagの受信タイミングとをそれぞれ示すグラフである。
まず、図6(A)では、送信制御部102は、時刻Tr1で優先車両情報Itagの受信した次の自車両情報Isの送信予定時刻Tp(タイムスタンプ:12150)において、次の優先車両情報Itagの受信時刻Tr2を予測する。この例では、送信制御部102は、直前の受信時刻Tr1から最低送出間隔を付加した時刻(タイムスタンプ:12152)を、受信時刻Tr2であると予測する。そして、送信制御部102は、受信時刻Tr2と現時刻である送信予定時刻Tpとの時間差(2ms)が所定の閾値よりも小さいことから、自車両情報Isの送信タイミングをずらすべきと判断する。
次に、図6(B)では、送信制御部102は、優先車両情報Itagを受信するまで待機し、受信時刻Tr2で優先車両情報Itagを受信してから最低送出間隔の1/2である50ms経過後の時刻Ts6に、自車両情報Isを送信している。即ち、この場合、送信制御部102は、以下の式(2)により算出した時間(52ms)だけ時刻Tpから待機した後、自車両情報Isを送信する。
50−(Tp−Tr2)=50−(12150−12152)=52 式(2)
次に、図6(C)では、送信制御部102は、図6(B)で決定した送信時刻Ts6以後では、再び最低送出間隔である100msごとに、自車両情報Isを送信する。この例では、優先車両情報Itagが自車両情報Isと同様に最低送出間隔(100ms)で送信されるため、送信制御部102は、自車両情報Isの送信タイミングを、優先車両情報Itagの受信タイミングと最大限の間隔(ここでは50ms)を空けて送信することができる。
[変形例]
以下、上述の実施例に好適な変形例について説明する。以下の変形例は、任意に組み合わせて上述の実施例に適用してもよい。
(変形例1)
図5、6の説明では、優先車両情報Itagは、最低送出間隔で送られていた。一方、優先車両情報Itagが最低送出間隔で送信されない場合も存在する。この場合、自車両情報Isの送信間隔と優先車両情報Itagの送信間隔とが異なるため、再び自車両情報Isの送信タイミングと、優先車両情報Itagの送信タイミングとが再び重なる可能性がある。
この場合、第1の例では、送信制御部102は、図4のフローチャートの処理に従い、適宜送信タイミングをずらして自車両情報Isを送信する。即ち、送信制御部102は、ステップS203で自車両情報Isの送信時刻と優先車両情報Itagの受信時刻が近い場合、又は、ステップS205で自車両情報Isの送信時刻に優先車両情報Itagの受信が予想される場合に、ステップS204で送信タイミングをずらして自車両情報Isを送信する。
第2の例では、送信制御部102は、ステップS203及びステップS205の判定に関わらず、常に、自車両情報Isの送信タイミングを、優先車両情報Itagの受信から所定時間後に設定する。図7(A)は、第2の例を実行した場合の自車両情報Isの送信タイミングと、車両IDが同一の優先車両情報Itagの受信タイミングとをそれぞれ示すグラフである。図7(A)に示す例では、送信制御部102は、優先車両情報Itagを受信した時刻Tr1以後では、各優先車両情報Itagの受信時刻Tr1〜Tr3からそれぞれ所定時間(図7(A)では50ms)経過後の時刻Ts6〜Ts8に自車両情報Isを送信する。これにより、送信制御部102は、優先車両情報Itagが最低送出間隔で送信されない場合であっても、自車両情報Isと優先車両情報Itagとの送信タイミングが重なるのを確実に防ぐことができる。
第3の例では、送信制御部102は、優先車両情報Itagの受信間隔を算出し、当該受信間隔に優先車両情報Itagの送信間隔を合わせて優先車両情報Itagを送信する。図7(B)は、第3の例を実行した場合の自車両情報Isの送信タイミングと、車両IDが同一の優先車両情報Itagの受信タイミングとをそれぞれ示すグラフである。図7(B)に示す例では、送信制御部102は、優先車両情報Itagの受信時刻Tr1、Tr2の時間間隔、及び優先車両情報Itagの受信時刻Tr2、Tr3の時間間隔が四捨五入した場合に120msで一致することを認識する。従って、この場合、送信制御部102は、優先車両情報Itagの送信間隔が120msであると認識し、受信時刻Tr3から所定間隔(ここでは50ms)空けて時刻Ts8で自車両情報Isを送信後、優先車両情報Itagの送信間隔と同一の送信間隔(即ち120ms)により自車両情報Isを送信する。この方法によっても、送信制御部102は、自車両情報Isと優先車両情報Itagとの送信タイミングが重なるのを確実に防ぐことができる。
(変形例2)
上述した実施形態の処理に加え、他車両情報Ioに基づき優先車両Vtagの認識後、送信制御部102は、当該優先車両Vtagの車両IDを自車両情報Isに付す。これにより、送信制御部102は、他車両情報Ioの送信元の車両が優先車両Vtagであることを他車両情報Ioの送信元の車両に認識させる。
図8は、優先車両Vtagであることを通知する処理のフローチャートの一例である。制御部10は、図8に示すフローチャートの処理を繰り返し実行する。
まず、送信制御部102は、通信部11より他車両情報Ioを受信する(ステップS301)。次に、優先車両判定部101は、図3のステップS101と同様に、他車両情報Ioの送信元の車両が優先車両Vtagであるか否か判定する(ステップS302)。そして、他車両情報Ioの送信元の車両が優先車両Vtagであると優先車両判定部101が判断した場合(ステップS302;Yes)、送信制御部102は、ステップS301で受信した他車両情報Ioに含まれる車両IDを、優先車両Vtagの車両IDとして、自車両情報Isに付加して送信する(ステップS303)。これにより、送信制御部102は、優先車両Vtagであると判断される車両に対し、優先車両Vtagであることを好適に認識させることができる。
一方、他車両情報Ioの送信元の車両が優先車両Vtagでないと優先車両判定部101が判断した場合(ステップS302;No)、送信制御部102は、自車両情報Isを通常通り送信する(ステップS304)。即ち、この場合、送信制御部102は、自車両情報Isに優先車両Vtagの車両IDを指定しない。
また、図8のステップS303で優先車両Vtagとして車両IDを自車両情報Isに含めた車両が優先車両Vtagでなくなったと優先車両判定部101が判断した場合、送信制御部102は、当該車両の車両IDを、優先車両Vtagでなくなった車両の車両IDとして自車両情報Isに含めるとよい。これにより、送信制御部102は、優先車両Vtagでなくなったと判断される車両に対し、優先車両Vtagではなくなったことを好適に認識させることができる。
(変形例3)
変形例2において、送信制御部102は、自車両Vsが優先車両Vtagである旨の他車両情報Ioを受信した場合、以後に送信する自車両情報Isの緊急フラグをONに設定することで、自車両Vsが優先車両Vtagであることを自己申告するとよい。
図9は、優先車両Vtagであることを自己申告する処理のフローチャートの一例である。制御部10は、図9に示すフローチャートの処理を繰り返し実行する。
まず、送信制御部102は、通信部11より他車両情報Ioを受信する(ステップS401)。そして、優先車両判定部101は、他車両情報Ioを参照し、自車両Vsの車両IDが優先車両Vtagとして他車両情報Io内で指定されているか否か判定する(ステップS402)。そして、優先車両判定部101は、自車両Vsの車両IDが優先車両Vtagとして他車両情報Io内で指定されている場合(ステップS402;Yes)、自車両Vsが優先車両Vtagであると認識する。そして、この場合、送信制御部102は、自車両情報Isの送信タスクの優先度を上げる(ステップS403)。これにより、送信制御部102は、優先車両情報Itagとなる自車両情報Isをできる限り定期的に送信し、送信タイミングを変更せざるを得ない場合にもその変更幅が少なくなるようにする。その結果、優先車両Vtag以外の車両は、車両情報の送信タイミングを、優先車両Vtagである自車両Vsの車両情報の送信タイミングとずらしやすくなる。そして、送信制御部102は、緊急フラグをONに設定して自車両情報Isをブロードキャスト送信する(ステップS404)。これにより、制御部10は、自車両Vsが優先車両Vtagであることを周辺の他車両Voに好適に認識させることができる。
また、優先車両判定部101は、自車両Vsの車両IDが優先車両Vtagでなくなった車両の車両IDとして他車両情報Ioに含まれていた場合、自車両Vsが優先車両Vtagでなくなったと判断し、自車両情報Isの緊急フラグをOFFに設定する。図10は、優先車両Vtagでなくなったことを自己申告する処理を示すフローチャートの一例である。制御部10は、図10のフローチャートの処理を、図9のステップS403及びステップS404の実行後に繰り返し実行する。
まず、送信制御部102は、通信部11より他車両情報Ioを受信する(ステップS501)。そして、優先車両判定部101は、自車両Vsの車両IDが優先車両Vtagではなくなった車両として他車両情報Io内で指定されているか否か判定する(ステップS502)。そして、優先車両判定部101は、自車両Vsの車両IDが優先車両Vtagではなくなった車両として他車両情報Io内で指定されていない場合(ステップS502;No)、フローチャートの処理を終了する。
一方、自車両Vsの車両IDが優先車両Vtagでなくなった車両として他車両情報Io内で指定されている場合(ステップS502;Yes)、優先車両判定部101は、自車両Vsが優先車両Vtagではなくなったと認識する。そして、この場合、送信制御部102は、自車両情報Isの送信タスクの優先度を図9のステップS403の実行前に戻す(ステップS503)。そして、送信制御部102は、緊急フラグをOFFにして自車両情報Isを通常通り送信する(ステップS504)。
なお、複数の他車両Voから送信された他車両情報Ioにより優先車両Vtagであると指定されていた場合のステップS502の判定方法について補足説明する。この場合、例えば、優先車両判定部101は、他車両情報Ioにより優先車両Vtagであると指定した全ての他車両Voの各々が、(1)自車両Vsが優先車両Vtagでなくなった旨を通知した他車両情報Ioの送信元である、又は、(2)通信圏外になること等に起因して他車両情報Ioが来なくなった他車両Voである、のいずれかに該当する場合、自車両Vsが優先車両Vtagでなくなったと判断する。
(変形例4)
送信制御部102は、周辺の他車両Voが多いことに起因して、車両情報送信処理により自車両情報Isの送信タイミングを調整すると結果的に車両情報の混信が発生すると判断した場合、車両情報送信処理を実行しなくともよい。
例えば、送信制御部102は、所定時間幅以内に受信した他車両情報Ioに含まれる車両IDに基づき、他車両情報Ioを送信している他車両Voの数を認識し、他車両Voの数が所定数以上の場合には、図4等に示す車両情報送信処理を実行しない。この場合、送信制御部102は、例えば、他車両Voの数が所定数以上である間、自車両情報Isの送信処理自体を中止する。他の例では、送信制御部102は、優先車両情報Itagの受信タイミングに関わらず自車両情報Isを通常の送信間隔(例えば最低送出間隔)により送信してもよい。
(変形例5)
優先車両判定部101は、自車両Vsに設置されたカメラやレーダの出力信号に基づき、他車両Voが優先車両Vtagであるか否かを判定してもよい。
この場合、カメラは、自車両Vsに対して1台又は複数台設けられ、自車両から所定の方向を撮影した画像データを優先車両判定部101に供給する。同様に、レーダは、自車両に対して1台又は複数台設けられ、その出力信号を優先車両判定部101に供給する。そして、優先車両判定部101は、例えば、カメラ等から供給された出力信号から車両を検知した場合、当該カメラ等の向き及び位置などに基づき、検知した車両の位置を認識すると共に、時系列での車両の位置の変化に基づき車両の速度などを認識する。そして、優先車両判定部101は、検知した車両の速度変化などに基づき、検知した車両が優先車両Vtagであるか否か判定する。そして、優先車両判定部101は、検知した車両が優先車両Vtagであると判断した場合、検知した車両の位置と、緯度経度情報が示す位置とが一致する他車両情報Ioを認識し、当該他車両情報Ioの送信元を、優先車両Vtagであると認識する。
1 車車間通信装置
10 制御部
11 通信部
12 表示部
13 記憶部
14 タイマー
15 GPS受信機
101 優先車両判定部
102 送信制御部
130 タイミング記憶部

Claims (12)

  1. 周辺情報を受信する受信部及び自情報を送信する送信部を含む情報制御装置であって、
    前記受信部が受信した前記周辺情報を解析し、危険情報又は緊急情報であるかを判定する判定部と、
    前記判定部が危険又は緊急であると判定した周辺情報の送信元からの情報を受信するタイミングに基づき、前記送信部を制御する制御部と、
    を備える情報制御装置。
  2. 前記制御部は、前記判定部が危険又は緊急であると判定した周辺情報の送信元からの情報を受信するタイミングと、前記送信部が前記自情報を送信するタイミングとが重複しないように前記送信部を制御することを特徴とする請求項1に記載の情報制御装置。
  3. 前記制御部は、前記判定部が危険又は緊急であると判定した場合、前記自情報を送信しないように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の情報制御装置。
  4. 前記制御部は、前記判定部が危険又は緊急であると判定した場合、前記判定部が危険又は緊急であると判定した周辺情報の送信元からの情報を受信してから所定時間経過した時に、前記自情報を送信することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報制御装置。
  5. 前記制御部は、前記判定部が危険又は緊急であると判定した場合、前記判定部が危険又は緊急であると判定した周辺情報の送信元からの情報が送信される間隔を算出し、算出した間隔により前記自情報を送信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報制御装置。
  6. 前記制御部は、前記判定部が危険又は緊急であると判定した通信体が危険又は緊急であることを示す情報を前記自情報に付加することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報制御装置。
  7. 前記制御部は、前記情報制御装置又は前記情報制御装置が搭載される被搭載物が危険又は緊急である旨の情報が、前記受信部が受信した前記周辺情報に含まれていた場合、前記自情報に前記情報制御装置又は前記被搭載物が危険又は緊急である旨の情報を付すことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の情報制御装置。
  8. 前記制御部は、前記情報制御装置又は前記情報制御装置が搭載される被搭載物が危険又は緊急である旨の情報が、前記受信部が受信した周辺情報に含まれていた場合、前記自情報の送信処理の優先度を上げることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報制御装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報制御装置と通信を行う受信装置であって、
    前記情報制御装置が送信した自情報を受信する受信部を備えることを特徴とする受信装置。
  10. 周辺情報を受信する受信部及び自情報を送信する送信部を含む情報制御装置が実行する制御方法であって、
    前記受信部が受信した前記周辺情報を解析し、危険情報又は緊急情報であるかを判定する判定工程と、
    前記判定工程が危険又は緊急であると判定した周辺情報の送信元からの情報を受信するタイミングに基づき、前記送信部を制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  11. 周辺情報を受信する受信部及び自情報を送信する送信部を含む情報制御装置が実行するプログラムであって、
    前記受信部が受信した前記周辺情報を解析し、危険情報又は緊急情報であるかを判定する判定部と、
    前記判定部が危険又は緊急であると判定した周辺情報の送信元からの情報を受信するタイミングに基づき、前記送信部を制御する制御部
    として前記情報制御装置を機能させることを特徴とするプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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