JP2015007877A - 図形処理装置、図形処理方法および図形処理プログラム - Google Patents

図形処理装置、図形処理方法および図形処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】高品質の図面を迅速に作成することができる図形処理装置、図形処理方法および図形処理プログラムを提供する。
【解決手段】複数の図形要素を含む図形データを処理し、かつ、図形指定手段51と、属性付与手段52と、図形登録手段53とを備える。図形指定手段51は、図形データに含まれる図形要素から構成される図形シンボルを指定する。属性付与手段52は、図形指定手段51によって指定された図形シンボルに属性を付与する。図形登録手段53は、属性付与手段52によって属性が付与された図形シンボルを登録する。属性付与手段52は、接続点に関する情報を、属性として図形シンボルに付与する。接続点は、図形指定手段51によって指定された図形シンボル上の点であって、図形データに含まれる他の図形要素と接続される点である。
【選択図】図2

Description

本発明は、図形処理装置、図形処理方法および図形処理プログラムに関する。
従来、設計および製図等をコンピュータで行うためのCADシステムにおいて、複数の図形要素から構成される図形シンボルを事前にデータベースに登録しておき、登録された図形シンボルを読み出すことで、作成中の図面に所望の図形シンボルを迅速に配置する方法が知られている。
また、特許文献1(特開2007−328427号公報)に開示される作図装置のように、作成中の図面に含まれる図形シンボルから、事前にデータベースに登録された図形シンボルと同じ図形シンボルを検索して、検索された図面中の図形シンボルを登録された図形シンボルに自動的に変換するCADシステムが知られている。
しかし、汎用CADシステムを用いて一般作図図形で描かれた図形シンボルを、専用CADシステムで処理するためには、例えば、照明器具等の電気設備を表す図形シンボルを、電気設備の属性が付与された図形シンボルに変換する必要がある。属性は、専用CADシステムでの処理の用に供するため、図形シンボルに付与される情報である。一般作図図形で描かれた図形シンボルは属性を有さないため、従来、専用CADシステムの利用者は、電気設備を表す図形シンボルを一個ずつ選択して、選択された図形シンボルに電気設備の属性を付与し、または、電気設備を表す図形シンボルを一個ずつ選択して、事前に登録された電気設備を表す図形シンボルに置換していた。また、電気設備を表す図形シンボルに、電源ケーブル等の配線用のコネクタを表す接続点に関する情報を属性として付与するため、従来、専用CADシステムの利用者は、電気設備を表す図形シンボルを一個ずつ選択して、選択された図形シンボルに接続点に関する情報を属性として付与していた。
本発明の目的は、属性が付与されていない図形シンボルを、属性が付与された図形シンボルに効率的に置換することで、高品質の図面を迅速に作成することができる図形処理装置、図形処理方法および図形処理プログラムを提供することである。
本発明の第1観点に係る図形処理装置は、複数の図形要素を含む図形データを処理し、かつ、図形指定手段と、属性付与手段と、図形登録手段とを備える。図形指定手段は、図形データに含まれる図形要素から構成される図形シンボルを指定する。属性付与手段は、図形指定手段によって指定された図形シンボルに属性を付与する。図形登録手段は、属性付与手段によって属性が付与された図形シンボルを登録する。属性付与手段は、接続点に関する情報を、属性として図形シンボルに付与する。接続点は、図形指定手段によって指定された図形シンボル上の点であって、図形データに含まれる他の図形要素と接続される点である。
この図形処理装置は、作成中の図形データに含まれる図形シンボルに、接続点に関する情報を属性として付与することができる。接続点は、例えば、図形シンボルが電気設備を表す場合において、他の電気設備と電気的に接続される部分を表す。より具体的には、図形シンボルが照明器具を表す場合において、図形シンボルの接続点は、電源ケーブル等の配線の端子が挿入される、照明器具のコネクタを表す。この図形処理装置は、利用者によって指定され、属性が付与されていない図形シンボルを、接続点に関する属性が付与された属性付き図形シンボルに効率的に置換することができる。また、この図形処理装置は、属性付き図形シンボルを登録することができる。この図形処理装置の利用者は、登録された属性付き図形シンボルを読み出して、作成中の図形データに追加することで、図面を迅速に作成することができる。従って、この図形処理装置は、属性が付与されていない図形シンボルを、属性が付与された図形シンボルに効率的に置換することで、高品質の図面を迅速に作成することができる。
本発明の第2観点に係る図形処理装置は、第1観点に係る図形処理装置であって、図形検索手段をさらに備える。図形検索手段は、図形指定手段によって指定された図形シンボル、または、図形登録手段によって登録された図形シンボルと同じ形状を有し、かつ、図形データに含まれる図形要素から構成される図形シンボルを、図形データの少なくとも一部から検索する。属性付与手段は、図形検索手段によって検索された図形シンボルに、属性を付与する。
この図形処理装置は、作成中の図形データから、利用者によって指定された図形シンボルと同じ形状を有する図形シンボルを検索することができる。また、この図形処理装置は、作成中の図形データから、事前に登録された属性付き図形シンボルと同じ形状を有する図形シンボルを検索することができる。この図形処理装置は、作成中の図形データから検索された全ての図形シンボルに、属性を一括して付与することができる。例えば、この図形処理装置は、作成中の図形データから検索された全ての図形シンボルを、事前に登録された属性付き図形シンボルに一括して置換することができる。従って、この図形処理装置は、属性が付与されていない図形シンボルに、属性を付与することができる。
本発明の第3観点に係る図形処理装置は、第2観点に係る図形処理装置であって、図形登録手段は、図形検索手段によって検索された図形シンボルを登録する。
この図形処理装置は、作成中の図形データから検索された全ての図形シンボルに、属性を一括して付与し、さらに、属性が付与された図形シンボルを登録することができる。従って、この図形処理装置は、属性が付与されていない図形シンボルに、属性を付与して登録することができる。
本発明の第4観点に係る図形処理装置は、第1観点乃至第3観点のいずれか1つに係る図形処理装置であって、隠線判定手段をさらに備える。隠線判定手段は、図形データに含まれる図形要素が隠線であるか否かを判定する。属性付与手段は、図形指定手段によって指定された図形シンボルが、隠線判定手段によって隠線と判定された図形要素を含む場合に、隠線と判定された図形要素に関する情報を、属性として図形シンボルに付与する。
この図形処理装置は、作成中の図形データに含まれる図形要素が、隠線として処理されるべきか否かを判定することができる。隠線として処理されるべき図形要素は、例えば、電気設備を表す図形シンボルと重なって表示され、かつ、その図形シンボルとは電気的に接続されない配線を表す図形要素である。この図形処理装置は、図形シンボルに、隠線に関する情報を属性として付与することができる。
本発明の第5観点に係る図形処理装置は、第1観点乃至第4観点のいずれか1つに係る図形処理装置であって、属性付与手段は、図形指定手段によって指定された図形シンボルが、円の形状を有する図形要素である円要素を含み、かつ、円要素の数が1である場合に、円要素の中心が接続点であるという情報を、属性として図形シンボルに付与する。また、属性付与手段は、図形指定手段によって指定された図形シンボルが、複数の円要素を含み、かつ、最大の径を有する円要素である最大円要素を含み、かつ、最大円要素の数が1である場合に、最大円要素の中心が接続点であるという情報を、属性として図形シンボルに付与する。また、属性付与手段は、図形指定手段によって指定された図形シンボルが、円要素を含まない場合、または、複数の最大円要素を含む場合に、図形シンボルを含むことができる最小の矩形領域の中心が接続点であるという情報を、属性として図形シンボルに付与する。
この図形処理装置は、図形シンボルに含まれている図形要素の形状および数に基づいて、接続点に関する情報を属性として図形シンボルに付与することができる。例えば、電気設備を表す図形シンボルが、半径が互いに異なる2つの円から構成されている場合において、この図形処理装置は、半径が大きい方の円の中心が接続点であるという情報を、属性として図形シンボルに付与する。この図形処理装置は、属性が付与されていない図形シンボルに、接続点に関する情報を属性として適切に付与することができる。
本発明の第6観点に係る図形処理方法は、複数の図形要素を含む図形データを処理し、かつ、図形指定ステップと、属性付与ステップと、図形登録ステップとを備える。図形指定ステップは、図形データに含まれる図形要素から構成される図形シンボルを指定する。属性付与ステップは、図形指定ステップで指定された図形シンボルに属性を付与する。図形登録ステップは、属性付与ステップで属性が付与された図形シンボルを登録する。属性付与ステップは、接続点に関する情報を、属性として図形シンボルに付与する。接続点は、図形指定ステップで指定された図形シンボル上の点であって、図形データに含まれる他の図形要素と接続される点である。
本発明の第7観点に係る図形処理プログラムは、複数の図形要素を含む図形データを処理し、かつ、図形指定ステップと、属性付与ステップと、図形登録ステップとを備える。図形指定ステップは、図形データに含まれる図形要素から構成される図形シンボルを指定する。属性付与ステップは、図形指定ステップで指定された図形シンボルに属性を付与する。図形登録ステップは、属性付与ステップで属性が付与された図形シンボルを登録する。属性付与ステップは、接続点に関する情報を、属性として図形シンボルに付与する。接続点は、図形指定ステップで指定された図形シンボル上の点であって、図形データに含まれる他の図形要素と接続される点である。
第1観点に係る図形処理装置は、属性が付与されていない図形シンボルを、属性が付与された図形シンボルに効率的に置換することで、高品質の図面を迅速に作成することができる。
第2観点に係る図形処理装置は、属性が付与されていない図形シンボルに、属性を付与することができる。
第3観点に係る図形処理装置は、属性が付与されていない図形シンボルに、属性を付与して登録することができる。
第4観点に係る図形処理装置は、図形シンボルに、隠線に関する情報を属性として付与することができる。
第5観点に係る図形処理装置は、属性が付与されていない図形シンボルに、接続点に関する情報を属性として適切に付与することができる。
第6観点に係る図形処理方法は、属性が付与されていない図形シンボルを、属性が付与された図形シンボルに効率的に置換することで、高品質の図面を迅速に作成することができる。
第7観点に係る図形処理プログラムは、属性が付与されていない図形シンボルを、属性が付与された図形シンボルに効率的に置換することで、高品質の図面を迅速に作成することができる。
実施形態に係る図形処理装置の構成を示すブロック図である。 記憶部の構成を示すブロック図である。 図形シンボルデータベースの構成を表すテーブルである。 照明器具の図形シンボルを表す図である。 壁付けコンセントの図形シンボルを表す図である。 図形シンボルを処理する工程全体のフローチャートである。 図6の「図形シンボル置換」サブルーチンのフローチャートである。 図形データの一例を表す図である。 変形例Aにおいて例示される図形シンボルを表す図である。 変形例Aにおいて例示される図形シンボルを表す図である。 変形例Aにおいて例示される図形シンボルを表す図である。 変形例Bに係る、隠線される図形要素を表す図である。 変形例Bに係る、隠線される図形要素を表す図である。
(1)構成
本発明の実施形態に係る図形処理装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る図形処理装置100の構成を示すブロック図である。図形処理装置100は、設計および製図等をコンピュータで行うためのCADシステムである。図形処理装置100の利用者は、図形処理装置100を用いて、図面等の図形データを作成することができる。図形処理装置100は、主として、入力部10、処理部20、表示部30、通信部40および記憶部50から構成される。
入力部10は、例えば、マウスおよびペン入力タブレット等のポインティングデバイス、および、キーボード等の文字入力デバイスである。入力部10は、利用者によって入力されるデータであって、座標および文字列等の種種のデータを受け取る。利用者は、入力部10を操作して、図形データの作成、検索、保存、削除および印刷等のファイル処理や、線分、円および円弧等の図形要素を入力して図形データを作成する作図処理や、図形要素の移動、配置、変更およびシンボル化等の編集処理等を行うことができる。図形要素のシンボル化は、1つまたは複数の図形要素を1つのグループとして登録し、登録された図形要素をグループごとに一括して再利用するための処理である。
処理部20は、例えば、専用のソフトウェアが組み込まれている汎用のパーソナルコンピュータである。処理部20は、主として、CPU21、ROM22、RAM23、バス24および入出力インタフェース25から構成される。処理部20では、ROM22に記憶されているプログラム、および、記憶部50からRAM23にロードされたプログラムに基づいて、CPU21が種種の処理を実行する。RAM23には、CPU21が処理を実行するために必要なデータも記憶されている。CPU21、ROM22およびRAM23は、バス24を介して相互に接続されている。入出力インタフェース25は、バス24に接続されている。入出力インタフェース25は、入力部10、表示部30、通信部40および記憶部50とのインタフェース機能を有する。処理部20の基本的な動作は、利用者が入力部10を用いて入力したデータを処理して、処理結果を表示部30に表示することである。
表示部30は、例えば、液晶ディスプレイ装置である。表示部30は、マウスポインタ、カーソル、文字、図形要素等を画面上に表示する。表示部30は、利用者によって作成された図形データを画面上に表示する。
通信部40は、例えば、モデムおよびLANカードである。通信部40は、インターネットおよびLAN等のネットワークを介する通信処理を行う。通信部40は、ネットワークを介して接続されている他のコンピュータおよび記憶メディア等と、データおよびプログラムの送受信を行うことができる。
記憶部50は、例えば、種種のデータおよびプログラムを記憶するハードディスクである。しかし、記憶部50は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクおよび半導体メモリ等のリムーバブルメディアであってもよい。図2は、記憶部50に記憶されているデータおよびプログラムを表すブロック図である。記憶部50は、データとして、図形要素データベース41、図形シンボルデータベース42および図面データベース43等を記憶する。記憶部50は、プログラムとして、図形指定手段51、属性付与手段52、図形登録手段53および図形検索手段54等を記憶する。
図形要素データベース41は、図面等の図形データを作成するために利用者が使用することができる種種の図形要素が記憶されているデータベースである。図形要素は、例えば、線分、長方形、円、円弧、ベジェ曲線、他の一般作図図形、および、予め登録されている図形シンボルである。図形シンボルは、1つまたは複数の図形要素から構成される図形データである。図形シンボルは、例えば、電気設備等の具体的な物品を表す。
図形シンボルデータベース42は、後述するように利用者によって登録された図形シンボル、および、予め登録されている図形シンボルが記憶されているデータベースである。図形シンボルデータベース42に登録されている図形シンボルは、属性等の情報が付与されている。図形シンボルデータベース42の詳細については、後述する。
図面データベース43は、利用者によって作成された図形データ、および、図形処理装置100を用いて利用者が作成している図形データが、図面として記憶されているデータベースである。図面データベース43は、各図形データに含まれている全ての図形要素および全ての図形シンボルに関するデータ等を記憶している。
図形指定手段51は、利用者が図形シンボルを指定するためのプログラムである。図形シンボルは、図形データに含まれている1つまたは複数の図形要素から構成される。図形シンボルに含まれている全ての図形要素は、処理部20によって一括して処理される対象である。具体的には、電気設備の配線図を表す図形データにおいて、図形シンボルは、照明器具、壁付きコンセントおよび配線等を表す。利用者は、入力部10を用いて、所望の図形シンボルを構成する全ての図形要素を一括して選択することで、図形シンボルを指定することができる。
属性付与手段52は、図形指定手段51を用いて利用者が指定した図形シンボルに、属性を付与するためのプログラムである。属性付与手段52は、指定された図形シンボルに、予め設定されている属性、および、利用者によって設定される属性を付与する。属性は、各図形シンボルに関連付けられた種種の情報である。例えば、電気設備の配線図を表す図形データに含まれる図形シンボルには、照明器具および壁付きコンセント等の機器の種別を表す情報に関する属性、および、電源ケーブル等の配線を表す情報に関する属性等が付与される。また、属性付与手段52は、予め設定されている属性として、図形シンボルの接続点に関する属性を、指定された図形シンボルに自動的に付与する。接続点は、図形シンボル上の点であって、他の図形要素または他の図形シンボルと接続される点である。例えば、図形シンボルが照明器具を表す場合、図形シンボルの接続点は、電源ケーブルの端子が挿入される、照明器具のコネクタを表す点であり、図形シンボルが電源ケーブルを表す場合、図形シンボルの接続点は、照明器具のコネクタ等に挿入される端子を表す点である。
図形登録手段53は、図形指定手段51によって指定され、属性付与手段52によって属性が付与された図形シンボルを登録するためのプログラムである。図形登録手段53は、属性が付与された図形シンボルを自動的に登録してもよいし、利用者の指示に基づいて登録してもよい。図形登録手段53は、図形シンボルデータベース42に図形シンボルを保存することにより、図形シンボルを登録する。なお、図形登録手段53は、図形シンボルの登録時に、図形シンボルの属性以外の種種の情報を、図形シンボルデータベース42に保存してもよい。例えば、図形登録手段53は、図形データに含まれている登録されている図形シンボルの数を、図形シンボルデータベース42に保存してもよい。
図形検索手段54は、図形指定手段51によって指定された図形シンボル、または、図形登録手段53によって登録された図形シンボルと同じ形状を有し、かつ、図形データに含まれている図形要素から構成される図形シンボルを検索する。利用者は、図形検索手段54による検索の対象となる領域を任意に指定することができる。例えば、図形検索手段54は、図形データを表す図面全体から図形シンボルを検索してもよいし、図形データを表す図面の一部の領域から図形シンボルを検索してもよい。図形検索手段54は、後述するように、検索した図形シンボルが図形登録手段53に登録されていない場合に、検索した図形シンボルを、図形登録手段53によって登録された図形シンボルに置換する機能を有する。
次に、図形シンボルデータベース42の詳細について説明する。図形シンボルデータベース42に記憶されている図形シンボルは、図形登録手段53によって登録された図形シンボル、および、予め登録されている図形シンボルである。図3は、図形シンボルデータベース42の構成の一例を表すテーブルである。図3に示されるように、図形シンボルデータベース42は、主として、図形シンボルID42a、図形要素情報42bおよび属性情報42cを保持している。なお、図4および図5は、図形シンボルの具体例を表す。図4は、照明器具の図形シンボル91を表し、図5は、壁付けコンセントの図形シンボル96を表す。図3に示される図形シンボルデータベース42には、照明器具の図形シンボル91、および、壁付けコンセントの図形シンボル96が登録されている。
図形シンボルID42aは、各図形シンボルを一意に識別するための文字列である。図形シンボルID42aは、図形シンボルデータベース42に登録されている各図形シンボルに付与されている。図形登録手段53によって新しい図形シンボルが図形シンボルデータベース42に登録される度に、登録された図形シンボルに新しい図形シンボルID42aが自動的に付与される。図3に示される図形シンボルデータベース42には、図4に示される照明器具を表す図形シンボル91に、図形シンボルID「E001」が付与され、図5に示される壁付けコンセントを表す図形シンボル96に、図形シンボルID「E002」が付与されている。
図形要素情報42bは、図形シンボルを構成する各図形要素に関する情報である。図形要素情報42bは、図形シンボルを構成する各図形要素の種類、および、各図形要素の形状を特定するための座標、寸法および配置角度等である。図4に示される照明器具を表す図形シンボル91は、4つの線分要素92a〜92dと、1つの円要素93とから構成される。4つの線分要素92a〜92dは、1つの長方形を構成する。線分要素92a,92cは、長方形の長辺に相当する。円要素93は、線分要素92a〜92dに囲まれている。図形シンボル91の図形要素情報42bは、例えば、各線分要素92a〜92dの両端点の座標、および、円要素93の中心の座標および半径である。同様に、図5に示される壁付けコンセントを表す図形シンボル96は、1つの円要素97と、5つの線分要素98a〜98eとから構成される。線分要素98a〜98eは、円要素97の内部に配置されている。図形シンボル96の図形要素情報42bは、例えば、円要素97の中心の座標および半径、および、各線分要素98a〜98eの両端点の座標である。なお、図形要素情報42bのフォーマットは、特に限定されない。例えば、線分の図形要素情報42bは、線分の一方の端点の座標、線分の長さ、および、基準線からの線分の角度によって表されてもよい。また、図形要素情報42bは、各図形要素に関する種種の情報を含んでいてもよい。例えば、線分の図形要素情報42bは、実線、点線および鎖線等の線の種類に関する情報、および、線分の端点に接続される矢印記号に関する情報を含んでいてもよい。
属性情報42cは、図形シンボルに付与された属性に関する情報である。属性情報42cは、例えば、図形シンボルが表す物品の種類を表す文字列を含む。例えば、図4に示される照明器具の図形シンボル91の属性情報42cは、「照明器具」の文字列を含み、図5に示される壁付けコンセントの図形シンボル96の属性情報42cは、「壁付けコンセント」の文字列を含む。また、属性情報42cは、図形シンボルの接続点に関する情報を含む。接続点は、上述したように、図形シンボル上の点であって、他の図形要素または他の図形シンボルと接続される点である。
図4に示される図形シンボル91は、1つの接続点94を有している。接続点94は、例えば、図形シンボル91によって表される照明器具の電源コネクタを表す。接続点94は、円要素93の中心である。この場合、図形シンボル91の属性情報42cは、接続点に関する情報として、接続点94の座標、すなわち、円要素93の中心座標を含んでいる。
図5に示される図形シンボル96は、1つの接続点99を有している。接続点99は、例えば、図形シンボル96によって表される壁付けコンセントの差込口を表す。接続点99は、円要素97の中心である。この場合、図形シンボル96の属性情報42cは、接続点に関する情報として、接続点99の座標、すなわち、円要素97の中心座標を含んでいる。
属性付与手段52は、図形指定手段51によって指定された図形シンボルが、円の形状を有する図形要素である円要素を含み、かつ、円要素の数が1である場合において、円要素の中心が、図形シンボルの接続点であると判定する。そして、属性付与手段52は、図形シンボルの接続点に関する情報を、属性として図形シンボルに付与する。接続点に関する情報は、接続点の座標、すなわち、図形シンボルに含まれている唯一の円要素の中心座標である。処理部20は、属性付与手段52を実行して、図形シンボルの接続点に関する情報を、属性として図形シンボルに自動的に付与することができる。
図3に示される図形シンボルデータベース42には、例として、図4に示される照明器具の図形シンボル91、および、図5に示される壁付けコンセントの図形シンボル96が登録されている。例えば、照明器具の図形シンボル91に関して、図形シンボルIDは「E001」であり、図形要素情報42bは、4つの線分要素92a〜92dの両端点の座標、および、1つの円要素93の中心の座標と半径であり、属性情報42cは、図形シンボル91の物品の種類を表す「照明器具」の文字列、および、接続点94の座標である。同様に、壁付けコンセントの図形シンボル96に関して、図形シンボルIDは「E002」であり、図形要素情報42bは、1つの円要素97の中心の座標と半径、および、5つの線分要素98a〜98eの両端点の座標であり、属性情報42cは、図形シンボル96の物品の種類を表す「壁付けコンセント」の文字列、および、接続点99の座標である。図3において、例えば、図形要素情報42bの「線分要素92a:(x1,y1)−(x2,y2)」は、線分要素92aの両端点の二次元平面上の座標が(x1,y1)および(x2,y2)であることを表し、図形要素情報42bの「円要素93:中心(x9,y9);半径r1」は、円要素93の中心の座標が(x9,y9)であり、円要素93の半径がr1であることを表している。図3において、x1〜x22、y1〜y22、r1およびr2は、整数が代入される変数を表している。なお、図形要素の座標は、任意の点を基準として表される。
なお、図3に示される図形シンボルデータベース42の構成は、一例であって、これに限定されるものではない。図形シンボルデータベース42は、必要に応じて、種種の情報を有していてもよい。例えば、図形シンボルデータベース42は、図形データに含まれる登録された各図形シンボルの数、および、図形シンボルに含まれる各図形要素間の位置関係に関する情報を有していてもよい。
(2)動作
次に、図形処理装置100が、図形データに含まれている図形シンボルを、図形シンボルデータベース42に登録する工程、および、図形データに含まれている図形シンボルを、図形シンボルデータベース42に登録されている図形シンボルに置換する工程について説明する。図6は、利用者によって指定された図形シンボルを必要に応じて登録して、さらに、図形データに含まれている図形シンボルを、同じ形状を有する登録された図形シンボルに置換する工程を表すフローチャートである。図7は、図6のフローチャートに含まれている「図形シンボル置換」サブルーチンのフローチャートである。図8は、図6および図7のフローチャートで示される処理の対象となる図形データ90の一例を表す。図形データ90は、表示部30の画面に表示される、電気設備の配線図である。図形データ90は、主として、照明器具を表す図形シンボル91、壁付けコンセントを表す図形シンボル96、および、電源ケーブル等の配線を表す図形要素89を含んでいる。なお、図8に示される図形データ90に含まれている図形シンボル91,96は、図形シンボルデータベース42に未だ登録されていないと仮定する。
図6に示されるフローチャートは、ステップS11〜S16を含む。ステップS11では、図形処理装置100の利用者が、図8に示されるような図形データ90を作成する。利用者は、図形要素データベース41に登録されている種種の図形要素および図形シンボルを用いて図形データ90を作成する。具体的には、利用者は、表示部30に表示される図形データ90を確認しながら入力部10を操作して、図形データ90に図形要素を追加し、また、図形データ90から図形要素を削除すること等によって、図形データ90を作成する。利用者は、作成した図形データ90を、図面データベース43に登録して保存することができる。
ステップS12では、利用者は、図形指定手段51によって、複数の図形要素から構成される図形シンボルを指定する。利用者は、例えば、入力部10であるマウスを用いて、任意の図形シンボルを指定することができる。具体的には、利用者は、マウスを用いて表示部30に表示されるマウスポインタを操作して、図8に示されるように任意の矩形領域61を選択する。矩形領域61は、選択開始頂点61aと、選択終了頂点61bとを有する。選択開始頂点61aと選択終了頂点61bとを結ぶ線分は、矩形領域61の対角線である。利用者は、最初に、選択開始頂点61aにマウスポインタを移動させ、次に、マウスのボタンをクリックし、マウスのボタンを押した状態で選択終了頂点61bにマウスポインタを移動させ、次に、マウスのボタンを離すことで、矩形領域61を選択する。図形指定手段51は、利用者によって選択された矩形領域61の内部に完全に配置されている全ての図形要素を、指定される対象の図形シンボルと判断する。図8において、図形指定手段51は、矩形領域61の内部に完全に配置される照明器具の図形シンボル91を指定する。図形シンボル91は、図4に示されるように、4つの線分要素92a〜92dと、1つの円要素93とから構成される。なお、図8において、矩形領域61の内部に配置されている図形シンボル91に接続され、かつ、電源ケーブル等の配線を表す図形要素89は、矩形領域61の外部に配置される部分を有している。そのため、図形指定手段51は、矩形領域61によって図形要素89を指定しない。
ステップS13では、利用者がステップS12で指定した図形シンボル91が、図形シンボルデータベース42に既に登録されているか否かが判定される。具体的には、処理部20は、図形シンボルデータベース42に登録されている全ての図形シンボルを1つずつチェックして、ステップS12で指定された図形シンボル91が、登録されている図形シンボルと同じ形状を有しているか否かを判定する。ここで、2つの図形シンボルが「同じ形状」を有することは、図形シンボルを構成する全ての図形要素の形状、および、図形要素間の位置関係が、2つの図形シンボルの間で等しいことを意味する。すなわち、2つの図形シンボルの配置角度が異なっている場合でも、2つの図形シンボルを構成する図形要素の形状、および、図形要素間の位置関係が同じであれば、処理部20は、2つの図形シンボルは同じ形状を有していると判断する。ステップS13において、ステップS12で指定された図形シンボル91が、図形シンボルデータベース42に未だ登録されていないと判定された場合には、ステップS14に進み、既に登録されていると判定された場合には、ステップS16に進む。
ステップS14では、属性付与手段52によって、利用者がステップS12で指定した図形シンボル91に属性が付与される。具体的には、属性付与手段52は、図形シンボル91に、接続点に関する情報、および、その他の情報を属性として付与する。接続点は、図形シンボル91を構成する図形要素上の点であって、図8に示される配線を表す図形要素89等、他の図形要素および図形シンボルが接続され得る点である。例えば、照明器具の図形シンボル91は、図4に示されるように、接続点94を有している。利用者は、例えば、図形データ90の作成時において、図形シンボル91の接続点94に、配線を表す図形要素89の端点を近づける操作を行うことで、図形シンボル91と図形要素89とを容易に接続することができる。この場合、処理部20は、例えば、図形シンボル91の接続点94に、図形要素89の端点を自動的に吸着させて、図形シンボル91と図形要素89とを接続する処理を行う。なお、図形シンボル91の接続点94は、属性付与手段52によって自動的に図形シンボル91に設定されてもよく、利用者による入力部10の操作によって任意に図形シンボル91に設定されてもよい。
ステップS15では、ステップS14で属性が付与された図形シンボル91が、図形登録手段53によって図形シンボルデータベース42に登録される。図形シンボルデータベース42には、ステップS12で指定された図形シンボル91が、そのままの形状で登録される。すなわち、ステップS12で指定された図形シンボル91を構成する4つの線分要素92a〜92dが、表示部30の二次元座標軸に対して傾斜している線分である場合であっても、線分要素92a〜92dの両端点の座標等は、数値的に変換されることなく、図形シンボルデータベース42に保存される。
ステップS16では、図形検索手段54によって、図形シンボルデータベース42に登録されている属性付き図形シンボルと同じ形状を有し、かつ、属性が付与されていない図形シンボルを図形データ90から検索して、さらに、検索された図形シンボルを、登録されている属性付き図形シンボルに置換する。ステップS16は、図7に示される「図形シンボル置換」サブルーチンに相当する。図6に示されるように、「図形シンボル置換」サブルーチンは、利用者によって図形シンボルが指定され、指定された図形シンボルに属性が付与され、属性が付与された図形シンボルが図形シンボルデータベース42に登録された後に行われる。しかし、「図形シンボル置換」サブルーチンは、利用者が図形データ90を作成するステップS11が行われる間において、いつでも実行されてもよい。なお、図6において、「図形シンボル置換」サブルーチンが行われた後は、ステップS11に戻って、利用者による図形データ90の作成が続行されてもよい。次に、「図形シンボル置換」サブルーチンについて説明する。
図7に示される「図形シンボル置換」サブルーチンは、ステップS21〜S26を含む。ステップS21〜S25は、図形シンボルデータベース42に登録されている各図形シンボルに対して行われる。図形シンボルデータベース42に登録されている図形シンボルは、ステップS15で登録された直後の図形シンボルであってもよく、既に登録されている図形シンボルであってもよい。
ステップS21では、図形シンボルデータベース42に登録されている全ての図形シンボルから、任意の一の図形シンボルが選択される。「図形シンボル置換」サブルーチンにおいて、ステップS21で既に一度選択された図形シンボルは、ステップS21で再び選択されない。
ステップS22では、ステップS21で選択された図形シンボルを構成する全ての図形要素が抽出される。例えば、ステップS21で選択された図形シンボルが、図3に示される図形シンボルデータベース42に登録され、かつ、図形シンボルID42aが「E001」である照明器具の図形シンボル91である場合、抽出される図形要素は、図3および図4に示されるように、4つの線分要素92a〜92d、および、1つの円要素93である。
ステップS23では、ステップS22で抽出された図形要素と同じ形状を有する図形要素が、図形データ90に含まれている全ての図形要素から検索される。配置角度のみが互いに異なる2つの図形要素は、同じ形状を有すると判断される。例えば、2つの線分要素は、長さが互いに等しければ、同じ形状を有すると判断される。なお、ステップS23では、図形シンボルデータベース42に登録されている図形シンボルに既に置換されている図形シンボルを構成する図形要素は、検索の対象ではない。ステップS23は、ステップS22で抽出された全ての図形要素のそれぞれに対して行われる。
ステップS24では、ステップS23で検索された図形要素のみから構成され、かつ、ステップS22で図形要素が抽出された図形シンボルと同じ形状を有する図形シンボルが存在するか否かが判定される。すなわち、ステップS21〜S24の一連の処理において、図形シンボルデータベース42に登録された図形シンボルと同じ形状を有する図形シンボルが、図形データ90から検索される。具体的に説明すると、図8に示される図形データ90には、矩形領域61によって指定され図形シンボルデータベース42に登録された照明器具の図形シンボル91と同じ形状を有する5つの図形シンボル91a〜91eが含まれている。これらの図形シンボル91a〜91eは、図形シンボル91bを除き、登録された図形シンボル91と配置角度のみが異なっている図形シンボルである。しかし、6つの図形シンボル91,91a〜91eのそれぞれに関して、4つの線分要素92a〜92dの長さ、1つの円要素93の半径、および、線分要素92a〜92dと円要素93との間の位置関係は、全て同じである。この場合、ステップS24では、登録された図形シンボル91と同じ形状を有する5つの図形シンボル91a〜91eが図形データ90に存在すると判定される。ステップS24において、登録された図形シンボルと同じ形状を有する図形シンボルが存在すると判定された場合には、ステップS25に進み、判定されなかった場合には、ステップS26に進む。
ステップS25では、ステップS24において、登録された図形シンボルと同じ形状を有すると判定された図形シンボルが、登録された図形シンボルに置換される。例えば、図8に示される図形データ90において、矩形領域61によって指定され図形シンボルデータベース42に登録された図形シンボル91と同じ形状を有する5つの図形シンボル91a〜91eは、図形シンボルデータベース42に登録されている属性付き図形シンボル91に置換される。これにより、図形データ90に含まれている照明器具の図形シンボル91a〜91eは、図形シンボル91が有する属性と同じ属性を有する。
なお、ステップS25において、図形データ90に含まれている5つの図形シンボル91a〜91eを、登録された図形シンボル91に置換する際には、置換される対象である図形シンボル91a〜91eのそれぞれの配置角度と、登録された図形シンボル91の配置角度との差が、予め算出されてもよい。この場合、処理部20は、最初に、置換される対象である図形シンボル91a〜91eを図形データ90から削除して、次に、登録された図形シンボル91を予め算出された配置角度の差だけ回転させた図形シンボルを、削除された図形シンボル91a〜91eと同じ位置に追加する。これにより、図形データ90に含まれている5つの図形シンボル91a〜91eが、登録された属性付き図形シンボル91に置換される。
なお、ステップS25では、図形データ90に含まれ、かつ、登録された図形シンボルと同じ形状を有する図形シンボルが置換されるが、置換される対象である図形シンボルに関する条件がさらに設定されてもよい。例えば、ステップS25では、属性が付与されていない図形シンボルのみが置換されてもよく、また、属性が付与されていない図形シンボルに加えて、置換する図形シンボルの属性と異なる属性が付与されている図形シンボルが置換されてもよい。
ステップS26では、ステップS21〜S25の一連の処理が、図形シンボルデータベース42に登録されている全ての図形シンボルに対して実行されたか否かが判定される。ステップS26において、ステップS21〜S25が、図形シンボルデータベース42に登録されている全ての図形シンボルに対して実行されたと判定された場合には、「図形シンボル置換」サブルーチンが終了し、判定されなかった場合には、図形シンボルデータベース42に登録されている他の図形シンボルに対してステップS21〜S25が再度実行される。
(3)特徴
本実施形態に係る図形処理装置100は、利用者によって作成される図形データ90に含まれ、かつ、利用者によって指定された図形シンボルに、接続点に関する属性を付与して、図形シンボルデータベース42に登録することができる。また、図形処理装置100は、図形データ90に含まれ、かつ、図形シンボルデータベース42に登録されている属性付き図形シンボルと同じ形状を有する全ての図形シンボルを、登録された属性付き図形シンボルに一括して置換することで、図形データ90に含まれている図形シンボルに、接続点に関する属性を一括して付与することができる。
具体的には、図8において、図形処理装置100は、表示部30に表示されている図形データ90から、利用者によって指定された図形シンボル91と同じ形状を有する全ての図形シンボル91a〜91eを検索することができる。また、図形処理装置100は、表示部30に表示されている図形データ90から、図形シンボルデータベース42に既に登録されている属性付き図形シンボル91と同じ形状を有する全ての図形シンボル91a〜91eを検索することもできる。なお、図形処理装置100は、表示部30に表示されている図形データ90の一部の領域から、所望の図形シンボルを検索することもできる。
このように、図形処理装置100は、図形データ90に含まれている図形シンボルに、接続点に関する属性を一括して付与することができる。従って、図形処理装置100は、属性が付与されていない図形シンボルを、属性が付与された図形シンボルに効率的に置換することができ、高品質の図面を迅速に作成することができる。
また、図形処理装置100は、利用者によって指定された図形シンボルに、接続点に関する属性を付与して、図形シンボルデータベース42に登録することができる。図形シンボルデータベース42は、記憶部50に記憶されるので、他の図形データ90を作成する際にも利用可能である。従って、図形処理装置100は、利用者が新しい図形データ90を作成する際においても、新しい図形データ90に含まれている図形シンボルに、接続点に関する属性を一括して付与することができる。
また、図形処理装置100は、利用者によって作成される図形データ90に含まれている図形シンボルを、図形シンボルデータベース42に登録されている属性付き図形シンボルに一括して置換することができる。これにより、図形処理装置100は、属性が付与されるべき図形シンボルに所望の属性が付与されていない等の、利用者による図形データ90の作成の際の誤りを効率的に修正することができる。従って、図形処理装置100は、利用者の経験および知識に依存することなく、属性付き図形シンボルを含む図面を、適切に、かつ、効率的に作成することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る図形処理装置100は、利用者によって作成される図形データ90に含まれている図形シンボルを、利用者の経験および知識に依存することなく、属性付き図形シンボルに自動的に置換することができるので、高品質の図面を迅速に作成することができる。
本実施形態では、図4に示される照明器具の図形シンボル91に属性を付与するための処理について、図6および図7のフローチャートを用いて説明したが、図形シンボルで表される設備機器は、照明器具に限定されるものではなく、図5に示される壁付きコンセント、ネットワーク機器、LANケーブル等の通信線、サーキットブレーカ、分電盤等の電気設備にも適用可能であり、また、窓やドア等の建築設備、および、空調設備等にも適用可能である。
また、本実施形態では、図形シンボルに付与される属性は、配線を表す図形要素89等が接続される接続点に関する情報であるが、他の情報に関する属性が図形シンボルに付与されてもよい。例えば、電気ケーブルを表す図形シンボルの場合、電気ケーブルの径、長さおよび条数に関する情報が、属性として図形シンボルに付与されてもよい。
(4)変形例
本実施形態の具体的構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で変更可能である。以下、本実施形態に適用可能な変形例について説明する。
(4−1)変形例A
実施形態に係る図形処理装置100は、図形データ90に含まれている図形シンボルを、図形シンボルデータベース42に登録されている属性付き図形シンボルに、一括して置換することができる。属性付き図形シンボルは、属性付与手段52によって、他の図形シンボルと接続されるポイントである接続点に関する属性が付与されている。
実施形態において、図形シンボルが、円の形状を有する図形要素である円要素を含み、かつ、円要素の数が1である場合に、属性付与手段52は、図形シンボルに含まれている円要素の中心座標を、接続点に関する属性として、図形シンボルに付与する。例えば、図4に示される図形シンボル91の場合、属性付与手段52は、円要素93の中心が図形シンボル91の接続点であると判定し、図5に示される図形シンボル96の場合、属性付与手段52は、円要素97の中心が図形シンボル96の接続点であると判定する。このように、属性付与手段52は、図形シンボルに含まれている図形要素の形状および数に基づいて、接続点に関する属性を図形シンボルに自動的に付与する。そして、属性付与手段52は、他の規則に従って、接続点に関する属性を図形シンボルに自動的に付与してもよい。次に、図9〜11を参照しながら、接続点に関する属性を図形シンボルに付与する規則の例について説明する。
図9には、鳩目を表す図形シンボル191が示されている。図形シンボル191は、2つの円要素192a,192bから構成される。円要素192aの径は、円要素192bの径より大きい。図形シンボル191は、1つの接続点193を有している。接続点193は、円要素192aの中心である。図形シンボル191の属性情報42cは、接続点に関する情報として、接続点193の座標、すなわち、円要素192aの中心座標を含んでいる。このように、属性付与手段52は、図形指定手段51によって指定された図形シンボルが、複数の円要素を含み、かつ、最大の径を有する円要素である最大円要素を含み、かつ、最大円要素の数が1である場合に、最大円要素の中心が、図形シンボルの接続点であると判定してもよい。図形シンボル191の最大円要素は、円要素192aである。
図10には、分電盤を表す図形シンボル291が示されている。図形シンボル291は、5つの線分要素292a〜292d,293と、1つのハッチング領域294とから構成される。線分要素292a〜292dは、長方形を構成する。線分要素293は、その長方形の対角線である。ハッチング領域294は、図10に示されるように、線分要素292c,292d,293によって囲まれる領域である。図形シンボル291は、1つの接続点295を有している。接続点295は、線分要素292a〜292dから構成される長方形の中心、すなわち、線分要素293の中点である。図形シンボル291の属性情報42cは、接続点に関する情報として、接続点295の座標、すなわち、線分要素293の中点の座標を含んでいる。このように、属性付与手段52は、図形指定手段51によって指定された図形シンボルが、円要素を含まない場合に、図形シンボルを含むことができる最小の矩形領域の中心が、図形シンボルの接続点であると判定してもよい。図形シンボル291の最小の矩形領域は、線分要素292a〜292dから構成される長方形である。
図11には、二連の白熱灯を表す図形シンボル391が示されている。図形シンボル391は、2つの円要素392a,392bから構成される。円要素392aの径は、円要素392bの径と等しい。円要素392aは、円要素392bと外接している。図11には、図形シンボル391を含むことができる最小の矩形領域を構成する4つの線分要素393a〜393dが、点線で示されている。線分要素393a〜393dは、図形シンボル391には含まれない図形要素である。図形シンボル391は、1つの接続点394を有している。接続点394は、線分要素393a〜393dから構成される長方形の中心、すなわち、円要素392aと円要素392bとの接点である。図形シンボル391の属性情報42cは、接続点に関する情報として、接続点394の座標、すなわち、円要素392aと円要素392bとの接点の座標を含んでいる。このように、属性付与手段52は、図形指定手段51によって指定された図形シンボルが、2つ以上の最大円要素を含む場合に、図形シンボルを含むことができる最小の矩形領域の中心が、図形シンボルの接続点であると判定してもよい。図形シンボル391の最小の矩形領域は、線分要素393a〜393dから構成される長方形である。
このように、図形処理装置100は、図形データ90に含まれている図形シンボルが、複数の図形要素から構成されている場合に、図形シンボルに含まれる図形要素の形状および数に基づいて、接続点に関する情報を、属性として図形シンボルに付与する。従って、図形処理装置100は、所定の規則に従って、図形データ90に含まれている図形シンボルに、接続点に関する情報を属性として自動的に付与することができる。
(4−2)変形例B
実施形態に係る図形処理装置100は、図形データ90に含まれている図形シンボルを、図形シンボルデータベース42に登録されている属性付き図形シンボルに、一括して置換することができる。しかし、図形処理装置100は、CADシステムにとって有用な他の図形処理機能を有していてもよい。
例えば、図形処理装置100の記憶部50は、隠線判定手段をさらに備えてもよい。隠線判定手段は、図形データ90に含まれている図形要素が、隠線として処理されるべき図形要素であるか否かを判定することができる。隠線として処理されるべき図形要素は、例えば、電気設備を表す図形シンボルと重なって表示され、かつ、その電気設備とは電気的に接続されていない配線を表す図形要素である。
また、隠線判定手段は、電気設備を表す図形シンボルを重なって表示され、かつ、その電気設備と電気的に接続されている配線を表す図形要素の一部を隠線してもよい。具体的には、隠線判定手段は、図形シンボルの接続点を定める図形要素の内部の領域において、配線を表す図形要素の一部を隠線してもよい。例えば、図4に示される図形シンボル91の円要素93の内部の領域において、図形シンボル91と接続する配線を表す図形要素を隠線し、図5に示される図形シンボル96の円要素97の内部の領域において、図形シンボル96と接続する配線を表す図形要素を隠線してもよい。図8において、配線を表す図形要素89の一部は、図形シンボル91,91a〜91e,96の接続点を定める円要素の内部の領域において隠線されている。
図12は、照明器具を表す図形シンボル91と、壁付けコンセントを表す図形シンボル96とが、配線を表す図形要素89によって互いに接続されている図形データを示す図である。図12において、図形要素89の隠線されている部分は、点線で示されている。図形シンボル91の接続点94を定める図形要素は、円要素93であり、図形シンボル96の接続点99を定める図形要素は、円要素97である。図形要素89は、円要素93,97の内部の領域において隠線される。
図13は、変形例Aで例示された図形シンボル291,391が、配線を表す図形要素189によって互いに接続されている図形データを示す図である。図13において、図形要素189の隠線されている部分は、点線で示されている。図形シンボル291の接続点295を定める図形要素は、4つの線分要素292a〜292dである。線分要素292a〜292dは、図形シンボル291の一部である。この場合、図形要素189は、線分要素292a〜292dの内部の領域において隠線される。一方、図形シンボル391の接続点394を定める図形要素は、図11に示されるように、図形シンボル391を含むことができる最小の矩形領域を構成する4つの線分要素393a〜393dである。線分要素393a〜393dは、図形シンボル391の一部ではない。この場合、図形要素189は、線分要素393a〜393dに内接する2つの円要素392a,392bの内部の領域において隠線される。
本変形例では、属性付与手段52は、図形指定手段51によって指定された図形シンボルが、隠線判定手段によって隠線として処理されるべきと判定された図形要素を含む場合において、隠線に関する情報を、属性として図形シンボルに付与してもよい。これにより、図形処理装置100は、図形データ90に含まれている図形シンボルに、さらに、隠線に関する情報を属性として付与することができる。
(4−3)変形例C
実施形態に係る図形処理装置100は、図形データ90に含まれ、かつ、図形シンボルデータベース42に登録されている図形シンボルと同じ形状を有する図形シンボルを、登録された属性付き図形シンボルに置換する。実施形態において、2つの図形シンボルは、各図形シンボルを構成する全ての図形要素の形状、および、図形要素間の位置関係が等しい場合において、同じ形状を有すると判断される。すなわち、2つの図形シンボルの配置角度のみが異なっている場合であっても、2つの図形シンボルを構成する全ての図形要素の形状、および、図形要素間の位置関係が等しい場合には、2つの図形シンボルは同じ形状を有すると判断される。そのため、図形データ90に含まれ、かつ、属性が付与されていない図形シンボルの配置角度と、図形シンボルデータベース42に登録されている属性付き図形シンボルの配置角度とが異なっている場合であっても、属性が付与されていない図形シンボルは、同じ形状を有する登録された属性付き図形シンボルに置換される。
そして、図形処理装置100は、属性が付与されていない図形シンボルを、同じ形状を有する登録された属性付き図形シンボルに置換する際に、置換される対象である図形シンボルの配置角度と、登録された属性付き図形シンボルの配置角度との差を予め算出し、算出された配置角度の差を、記憶部50に保存してもよい。
例えば、図形処理装置100は、図形データ90に含まれている図形シンボルが、図形シンボルデータベース42に登録された属性付き図形シンボルを時計回りに60°回転させた図形シンボルである場合、時計回り方向を正として、置換された図形シンボルに、配置角度の差として「+60°」の値を割り当て、その値を記憶部50に保存してもよい。この場合、図形データ90に含まれ、かつ、互いに同じ形状を有する全ての図形シンボルは、図形シンボルデータベース42に登録された属性付き図形シンボル、および、登録された属性付き図形シンボルとの配置角度の差によって表すことができる。
(4−4)変形例D
実施形態に係る図形処理装置100は、図形データ90に含まれ、かつ、図形シンボルデータベース42に登録されている図形シンボルと同じ形状を有する図形シンボルを、登録された属性付き図形シンボルに置換する。しかし、図形処理装置100は、さらに、図形シンボルデータベース42に登録された属性付き図形シンボルと相似な図形シンボルを、登録された属性付き図形シンボルに置換してもよい。
この場合、図形処理装置100は、属性が付与されていない図形シンボルを、その図形シンボルと相似な、登録された属性付き図形シンボルに置換する際に、置換される対象である図形シンボルの寸法と、登録された属性付き図形シンボルの寸法との比率を算出し、算出された寸法の比率を、記憶部50に保存してもよい。
例えば、図形処理装置100は、図形データ90に含まれている図形シンボルが、図形シンボルデータベース42に登録された属性付き図形シンボルの全ての図形要素の寸法を2倍に拡大した図形要素から構成されている場合、置換された図形シンボルに、寸法の比率として「2x」の値を割り当て、その値を記憶部50に保存してもよい。この場合、図形データ90に含まれ、かつ、互いに相似な形状を有する全ての図形シンボルは、図形シンボルデータベース42に登録された属性付き図形シンボル、および、登録された属性付き図形シンボルとの寸法の比率によって表すことができる。
(4−5)変形例E
実施形態に係る図形処理装置100は、図6のフローチャートに示されるように、利用者によって指定された図形シンボルに、接続点に関する属性を付与して、図形シンボルデータベース42に登録する。しかし、図形処理装置100は、利用者によって指定された図形シンボルに、属性を付与することなく、図形シンボルデータベース42に登録してもよい。すなわち、図形シンボルデータベース42に登録されている図形シンボルは、属性情報42cを有していなくてもよい。
本変形例では、図形処理装置100は、接続点に関する属性を有さない図形シンボル、または、属性が付与される必要がない図形シンボル等を図形シンボルデータベース42に登録することができる。図形処理装置100は、図形データ90に含まれ、かつ、図形シンボルデータベース42に登録されている図形シンボルと同じ形状を有する図形シンボルを、属性を有さない登録された図形シンボルに置換することができる。
(4−6)変形例F
実施形態では、図形シンボル91,96は、それぞれ、1つの接続点94,99を有している。しかし、図形シンボルは、複数の接続点を有してもよい。
本発明に係る図形処理装置、図形処理方法および図形処理プログラムは、属性が付与されていない図形シンボルを、属性が付与された図形シンボルに効率的に置換することで、高品質の図面を迅速に作成することができる。
51 図形指定手段
52 属性付与手段
53 図形登録手段
54 図形検索手段
100 図形処理装置
特開2007−328427号公報

Claims (7)

  1. 複数の図形要素を含む図形データを処理する図形処理装置(100)であって、
    前記図形データに含まれる前記図形要素から構成される図形シンボルを指定する図形指定手段(51)と、
    前記図形指定手段によって指定された前記図形シンボルに属性を付与する属性付与手段(52)と、
    前記属性付与手段によって前記属性が付与された前記図形シンボルを登録する図形登録手段(53)と、
    を備え、
    前記属性付与手段は、前記図形指定手段によって指定された前記図形シンボル上の点であって、前記図形データに含まれる他の前記図形要素と接続される点である接続点に関する情報を、前記属性として前記図形シンボルに付与する、
    図形処理装置。
  2. 前記図形指定手段によって指定された前記図形シンボル、または、前記図形登録手段によって登録された前記図形シンボルと同じ形状を有し、かつ、前記図形データに含まれる前記図形要素から構成される前記図形シンボルを、前記図形データの少なくとも一部から検索する図形検索手段(54)をさらに備え、
    前記属性付与手段は、前記図形検索手段によって検索された前記図形シンボルに、前記属性を付与する、
    請求項1に記載の図形処理装置。
  3. 前記図形登録手段は、前記図形検索手段によって検索された前記図形シンボルを登録する、
    請求項2に記載の図形処理装置。
  4. 前記図形データに含まれる前記図形要素が隠線であるか否かを判定する隠線判定手段をさらに備え、
    前記属性付与手段は、前記図形指定手段によって指定された前記図形シンボルが、前記隠線判定手段によって隠線と判定された前記図形要素を含む場合に、隠線と判定された前記図形要素に関する情報を、前記属性として前記図形シンボルに付与する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の図形処理装置。
  5. 前記属性付与手段は、
    前記図形指定手段によって指定された前記図形シンボルが、円の形状を有する前記図形要素である円要素を含み、かつ、前記円要素の数が1である場合に、前記円要素の中心が前記接続点であるという情報を、前記属性として前記図形シンボルに付与し、
    前記図形指定手段によって指定された前記図形シンボルが、複数の前記円要素を含み、かつ、最大の径を有する前記円要素である最大円要素を含み、かつ、前記最大円要素の数が1である場合に、前記最大円要素の中心が前記接続点であるという情報を、前記属性として前記図形シンボルに付与し、
    前記図形指定手段によって指定された前記図形シンボルが、前記円要素を含まない場合、または、複数の前記最大円要素を含む場合に、前記図形シンボルを含むことができる最小の矩形領域の中心が前記接続点であるという情報を、前記属性として前記図形シンボルに付与する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の図形処理装置。
  6. 複数の図形要素を含む図形データを処理する図形処理方法であって、
    前記図形データに含まれる前記図形要素から構成される図形シンボルを指定する図形指定ステップと、
    前記図形指定ステップで指定された前記図形シンボルに属性を付与する属性付与ステップと、
    前記属性付与ステップで前記属性が付与された前記図形シンボルを登録する図形登録ステップと、
    を備え、
    前記属性付与ステップは、前記図形指定ステップで指定された前記図形シンボル上の点であって、前記図形データに含まれる他の前記図形要素と接続される点である接続点に関する情報を、前記属性として前記図形シンボルに付与する、
    図形処理方法。
  7. 複数の図形要素を含む図形データを処理する図形処理プログラムであって、
    前記図形データに含まれる前記図形要素から構成される図形シンボルを指定する図形指定ステップと、
    前記図形指定ステップで指定された前記図形シンボルに属性を付与する属性付与ステップと、
    前記属性付与ステップで前記属性が付与された前記図形シンボルを登録する図形登録ステップと、
    を備え、
    前記属性付与ステップは、前記図形指定ステップで指定された前記図形シンボル上の点であって、前記図形データに含まれる他の前記図形要素と接続される点である接続点に関する情報を、前記属性として前記図形シンボルに付与する、
    図形処理プログラム。
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