JP2015007547A - 粒子径分布測定装置 - Google Patents

粒子径分布測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015007547A
JP2015007547A JP2013132141A JP2013132141A JP2015007547A JP 2015007547 A JP2015007547 A JP 2015007547A JP 2013132141 A JP2013132141 A JP 2013132141A JP 2013132141 A JP2013132141 A JP 2013132141A JP 2015007547 A JP2015007547 A JP 2015007547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vector
coefficient matrix
value
particle
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013132141A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6218453B2 (ja
Inventor
央昌 菅澤
Hisamasa Sugasawa
央昌 菅澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Horiba Ltd
Original Assignee
Horiba Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=52110674&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2015007547(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Horiba Ltd filed Critical Horiba Ltd
Priority to JP2013132141A priority Critical patent/JP6218453B2/ja
Priority to GB1411129.8A priority patent/GB2517566B/en
Priority to US14/311,877 priority patent/US9243989B2/en
Publication of JP2015007547A publication Critical patent/JP2015007547A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6218453B2 publication Critical patent/JP6218453B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N15/00Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
    • G01N15/02Investigating particle size or size distribution
    • G01N15/0205Investigating particle size or size distribution by optical means
    • G01N15/0211Investigating a scatter or diffraction pattern

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

【課題】係数行列Kの算出時間を短くすることによって、粒子径分布の算出時間を短縮する。【解決手段】光検出器24から出力された光強度信号を受信し、ベクトルsがベクトルqと係数行列Kとの積を含む所定式で表されることに基づいて粒子の粒子径分布を算出する演算部3とを具備し、演算部3が、係数行列Kの要素のうち1つの要素を算出するために用いられる前記粒子の粒子径に依存する複数の第1パラメータ及び前記回折/散乱光の拡がり角に依存する複数の第2パラメータの値を算出するとともに、これらの値のうち少なくとも1つを記憶して、前記係数行列Kの別の要素を算出するために用いるようにした。【選択図】図4

Description

本発明は、測定対象である粒子に光を照射し、その照射により生じる回折光や散乱光(以下、回折/散乱光とも言う)の光強度分布に基づいて粒子の粒子径分布を算出する粒子径分布測定装置に関するものである。
この種の粒子径分布測定装置は、特許文献1に示されるように、回折/散乱光を複数の光検出器で検出し、各光検出器から出力された光強度信号の値により得られる光強度分布ベクトルを用いて、下記の式(1)に基づき粒子径分布を算出するようにしている。
ここで、sは、各光検出器から出力された光強度信号の値から得られる回折/散乱光の拡がり角度毎の光強度分布を示すベクトル、qは、測定対象である粒子の粒子径分布を示すベクトル、Kは、粒子径分布ベクトルを光強度分布ベクトルに変換するための係数行列である。
特開2008−164539号公報
ところで、係数行列Kは、粒子の屈折率等の物性や粒子径や光検出器の配置位置によって定まるものであるところ、上記の式(1)に基づき粒子径分布を算出するためには、まず係数行列Kを算出しておく必要がある。
しかしながら、従来は、係数行列Kの各要素を順に、MIE散乱理論等に基づいて1つずつ求めているので、係数行列Kの算出にはかなりの時間を要する。
そこで本発明は、かかる課題を鑑みてなされたものであって、係数行列Kの算出時間を短くすることによって、粒子径分布の算出時間を短縮することをその主たる目的とするものである。
すなわち、本発明に係る粒子径分布測定装置は、測定対象である粒子に光を照射する光源と、前記光の照射により生じる回折/散乱光の光強度を検出する複数の光検出器と、前記各光検出器から出力された光強度信号を受信し、ベクトルsがベクトルqと係数行列Kとの積を含む所定式で表されることに基づいて前記粒子の粒子径分布を算出する演算部とを具備し、前記演算部が、係数行列Kの要素のうち1つの要素を算出するために用いられる前記粒子の粒子径に依存する複数の第1パラメータ及び前記回折/散乱光の拡がり角に依存する複数の第2パラメータの値を算出するとともに、これらの値のうち少なくとも1つを記憶して、前記係数行列Kの別の要素を算出するために用いることを特徴とするものである。
ここで、ベクトルsは、各光検出器から出力された光強度信号の値から得られる回折/散乱光の拡がり角度毎の光強度分布を示すベクトル、ベクトルqは、測定対象である粒子の粒子径分布を示すベクトル、係数行列Kは、ベクトルqをベクトルsに変換するための行列である。
なお、所定式としては、例えば上述した式(1)や、この式に例えばノイズ等を表す項を加えた式が挙げられる。
このようなものであれば、ある要素を算出する際に記憶した第1パラメータの値及び第2パラメータの値を用いて別の要素を算出するので、従来のように各要素を1つずつ複雑な計算により求める場合に比べ、係数行列Kの算出時間を大幅に短くすることができ、粒子径分布を算出するまでの測定時間を短縮することができる。
ここで、係数行列Kは、下記の式(2)に表されるように、
である。なお、xは、光検出器の数、yは、測定対象となる粒子径範囲の分割数である。
この係数行列Kのうち、同一行に属する要素を算出する際には、前記第2パラメータを共通して用いることができ、同一列に属する要素を算出する際には、前記第1パラメータを共通して用いることができる。
演算部の具体的な実施態様としては、前記係数行列Kの要素のうちある行に含まれる要素を算出する際に記憶した前記第2パラメータの値と、ある列に含まれる要素を算出する際に記憶した前記第1パラメータの値とを用いて、これらの行及び列が交わる位置の要素を下記の式(3)に基づいて算出するものが挙げられる。
ここで、kは、係数行列Kの要素の値、mは、測定対象である粒子の屈折率、αは、測定対象である粒子の粒子径に関連する値、θは、回折/散乱光の拡がり角、a及びbは、粒子の屈折率及び粒子径に依存する第1パラメータ、π及びτは、回折/散乱光の拡がり角に依存する第2パラメータ、Nは、演算部がシグマ記号で表される和を演算する際の最終項を示す値である。
このように構成した本発明によれば、係数行列Kの算出時間を従来に比べて大幅に短くすることが可能となり、ひいては測定全体にかかる時間を短縮することができる。
本発明の一実施形態における粒子径分布測定装置を示す概略図。 同実施形態における演算部の機能構成を示す機能ブロック図。 同実施形態における係数行列算出部の機能構成を示す機能ブロック図。 同実施形態における係数行列算出部の算出手順を示す図。 同実施形態における要素算出部が要素を算出する手順を示すフローチャート。 同実施形態における粒子径分布測定装置の効果を説明する図。 その他の実施形態における係数行列算出部の算出手順を示す図。
以下に本発明に係る粒子径分布測定装置1の一実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る粒子径分布測定装置1は、粒子に光を照射した際に生じる回折/散乱光の拡がり角に応じる光強度分布が、MIE散乱理論から粒子径によって定まることを利用し、前記回折/散乱光を検出することによって粒子径分布を測定するようにしたものである。
粒子径分布測定装置1は、図1に模式的に示すように、装置本体2と演算部3とを備えている。
装置本体2は、粒子を分散させたサンプルを収容するセル21と、そのセル21内の粒子にレンズ22を介してレーザ光を照射する光源23たるレーザ装置と、レーザ光の照射により生じる回折/散乱光の光強度を拡がり角に応じて検出する複数の光検出器24(A)、24(B)とを備えたものである。
なお、セル21は、本実施形態では、バッチ式セルを用いているが、循環式セルを用いても構わない。
演算部3は、物理的に言えば、CPU、メモリ、入出力インターフェース等を備えた汎用乃至専用のコンピュータであり、各光検出器24(A)、24(B)から出力された光強度信号を受信して式(1)に基づき粒子径分布を算出するものである。
この演算部3は、前記メモリの所定領域に記憶させた所定プログラムにしたがって、CPUや周辺機器を協働させることにより、図2に示すように、係数行列Kを算出する係数行列算出部31、各光強度信号の値から求められる光強度分布ベクトルsと前記係数行列Kとを用いて式(1)に基づき粒子径分布を算出する粒子径分布算出部32としての機能を少なくとも発揮するようにしたものである。
本実施形態では、係数行列算出部31が特徴的であるので、以下に詳述する。
係数行列算出部31は、測定対象である粒子の物性、粒子径、及び光検出器24の配置位置に応じた係数行列Kを算出するものであり、本実施形態では、オペレータが入力した粒子の例えば屈折率の値を受け付けて、粒子径及び光検出器24の配置位置に応じた係数行列Kの各要素を算出するように構成されている。
より詳細には、この係数行列算出部31は、図3に示すように、式(3)に基づいて要素を算出する複数の要素算出部4と、前記メモリの所定領域に設定され、前記各要素算出部4の計算過程で算出される2種類の第1パラメータa、b及び2種類の第2パラメータπ、τの値を記憶する記憶部5としての機能を備えている。
なお、記憶部5は、本実施形態では、キャッシュメモリの所定領域に設定されたものである。
各要素算出部4は、図3に示すように、式(3)に基づく演算を実行する演算実行部41と、演算実行部41が演算に用いるパラメータを算出するパラメータ算出部42としての機能を具備している。
しかして、本実施形態では、係数行列算出部31が、上述した要素算出部4を係数行列Kの行の数(x)と同数有しており、図4に示すように、これらの要素算出部4が、1つの列に含まれる要素を並列して計算し、この並列計算を第1列から第y列まで順次進めていくことで全ての要素を算出するように構成されている。
なお、ここで言う並列計算とは、計算を開始するタイミングや終了するタイミング等が必ずしも一致している必要はなく、各要素算出部4が、多少のタイミングのずれを有して要素を算出している計算状態も含む。
また、これらの要素算出部4は、複数のパソコンにまたがらせて構成されていても良い。
続いて、要素算出部4が、例えばi行j列に位置する要素kijを算出する手順について、図3及び図5を参照しながら、要素算出部4における各部の動作説明を兼ねて詳述する。ただし、iは、1≦i≦xの整数とし、jは、1≦j≦yの整数とする。
なお、下記の説明では、オペレータにより係数行列算出部31に粒子の屈折率mが入力されているものとする。
ここで、要素kijは、測定対象である粒子径範囲を分割したうちj番目の範囲に属する単位粒子量の粒子によって生じる回折/散乱光が、複数の光検出器24のうちi番目の光検出器24に入射したときに検出される光強度を示している。したがって、この要素kijを求めるうえで、式(3)における粒子径に関連する値α及び回折/散乱光の拡がり角θは定数となり、要素算出部4は、nのみを変数とした下記の式(3)’に基づき要素kijを算出する。
ここで、説明の便宜上、
とおく。また、以下では、n=mの場合を例として説明する。
上述した式(3)’及び(4)において、本実施形態では、1種目の第1パラメータは、複数あり、それらは、それぞれa(1)、a(2)、・・・、a(N)である。2種目の第1パラメータも同様に複数あり、それらは、それぞれb(1)、b(2)、・・・、b(N)である。
上述した式(3)’及び(4)において、本実施形態では、1種目の第2パラメータは、複数あり、それらは、それぞれπ(1)、π(2)、・・・、π(N)である。2種目の第2パラメータも同様に複数あり、それらは、それぞれτ(1)、τ(2)、・・・、τ(N)である。
始めに、演算実行部41は、記憶部5にアクセスして(S1)、j列又はi行に含まれる別の要素を算出する要素算出部4がパラメータa(m)、π(m)、b(m)、τ(m)を既に算出しており、その値を記憶部5が記憶しているか確認する(S21〜24)。
S21〜24において、前述した別の要素を算出する要素算出部4が既に算出しているパラメータに関しては、演算実行部41がそのパラメータの値を記憶部5から取得する。
S21〜24において、前述した別の要素を算出する要素算出部4がいずれも算出していないパラメータに関しては、演算実行部41が、そのパラメータを算出するための算出信号をパラメータ算出部42へ送信する。
算出信号を受信したパラメータ算出部42は、その算出信号に対応するパラメータの値を算出して演算実行部41へ送信するとともに、その値を記憶部5にも送信する(S31〜34)。
演算実行部41は、記憶部5及びパラメータ算出部42から取得した各パラメータの値を用いてf(m)を算出し、その値をメモリの所定領域に記憶させる(S4)。
続いて、演算実行部41は、f(1)からf(m)までの値を取得するとともに、それらの値を足し合わせ(S5)、その総和が一定の値に収束しているかを判断する(S6)。
なお、収束しているかの判断は、例えば、f(m−1)までの総和とf(m)までの総和との比率が一定の値以下となるかによって判断する。
S6において、前記総和が収束していないと判断された場合は、n=m+1として(S7)、再びS1へ戻り、S6において収束されると判断されるまでステッ1からS5までを繰り返す。
S6において、前記総和が収束していると判断された場合は、演算実行部41は、その収束値を要素kijの値として粒子径算出部に出力する(S8)。
以上のように構成された本実施形態に係る粒子径分布測定装置1によれば、以下のような効果を得ることができる。
複数の要素算出部4が、ある列に含まれている全ての要素を並列計算して算出するとともに、ある要素算出部4が、計算過程で算出したパラメータの値を記憶部5に送信し、別の要素算出部4が、このパラメータの値を記憶部5から取得して要素を算出するために用いるので、従来のように1つずつ要素を算出する場合に比べて、係数行列Kの算出時間を大幅に短くすることができる。
以下にこの効果を詳述する。
複数の要素算出部4が、例えば第1列の要素を並列計算する場合、図6に示すように、2種類の第1パラメータa(n)及びb(n)は、各要素を算出するために共通して用いられるパラメータである。したがって、複数の要素算出部4のうちいずれか1つが第1パラメータa(n)又はb(n)を算出すれば、別の要素算出部4は、記憶部5からこの値を取得して要素の算出に用いることができる。
次に、複数の要素算出部4が、例えば第2列の要素を並列計算する場合、図6に示すように、各要素を算出するために用いられる2種類の第2パラメータπ(n)及びτ(n)は、第1列に含まれる要素を算出する過程で既に算出されている。したがって、各要素算出部4は、既に算出されている2種類の第2パラメータπ(n)及びτ(n)の値を記憶部5から取得し、各要素の算出に用いることができる。
このことは、第3列から第y列の要素を算出する場合においても同様である。
したがって、前述したように、本実施形態に係る粒子径分布測定装置1によれば、従来に比べて、各要素を算出する時間が短くなり、係数行列Kの算出時間を大幅に短くすることができ、粒子径分布の算出時間を短縮することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。
例えば、前記実施形態では、1つの列に含まれる複数の要素を並列計算するように構成されていたが、図7上段に示すように、1つの行に含まれる複数の要素を並列計算するように構成されていても良い。
また、図7下段に示すように、斜めに位置する複数の要素を並列計算するように構成されていても良い。この場合も、複数の要素を並列計算して算出されたパラメータの値を、別の要素の算出に用いることが可能である。
さらに、各列の計算順序は自由に選択することができ、第y列から第1列まで順次計算するように構成しても良く、このように構成することで、後方又は側方への回折/散乱光に対応する要素であって、S6における収束に比較的長い時間を要する要素を優先して計算することができる。
また、前記実施形態では、パラメータ算出部42が、a、π、b、τを順次算出するように構成されているが、これらのパラメータのうち少なくとも2種類のパラメータを並列計算して算出するように構成されていても良い。さらに、例えば1種目の第1パラメータa(1)及び1種目の第1パラメータa(2)のように、同じ種類のパラメータを並列計算して算出するように構成されていても良い。
このように構成することで、係数行列Kの算出時間をより短くすることができる。
さらに、前記実施形態では、パラメータ算出部42が、算出したパラメータの値を全て記憶部5に送信していたが、予め定めた項数(例えばn=100)までに算出した値を記憶部5に送信し、それ以降(例えばn=101以降)に算出した値は記憶部5に送信しないように構成しても良い。
粒子径分布算出部32は、前記実施形態では、式(1)に基づき粒子径分布を算出するものであったが、この式(1)に例えばノイズ等を表す項を加えた式に基づいて粒子径分布を算出するものであっても良い。
また、式(1)のベクトルsは、各光検出器24から出力された光強度信号の値から得られる回折/散乱光の光強度分布を示すベクトルであったが、ベクトルsを前記光強度信号の値そのものを要素とするベクトルとしても良い。
この場合、粒子径分布を示すベクトルqをベクトルsに変換すべく、係数行列Kの各要素が、式(2)から得られる値を、例えば各光検出器24からセル21までの距離等を用いてさらに変換した値であれば良い。
装置本体2に関して言えば、前記実施形態では、光源23としてレーザ装置を用いていたが、光源23として例えば無偏向な光を発するLED素子を用いても良い。
この場合、要素算出部4は、光強度の垂直な偏向成分と水平な偏向成分とを表している下記の2つの式(5)及び(6)により得られるk及びkの平均値に基づいて各要素を算出するように構成されていれば良い。
なお、この式(5)は式(2)と同一であり、光源23からの光が偏向を有する光であっても、無偏向な光であっても、この式は共通して利用することができる。
その他、本発明は前記各実施形態に限られないし、その各部分構成を組み合わせて
も良く、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
1 ・・・粒子径分布測定装置
2 ・・・装置本体
3 ・・・演算部
31 ・・・係数行列算出部
4 ・・・要素算出部
41 ・・・演算実行部
42 ・・・パラメータ算出部
5 ・・・記憶部

Claims (3)

  1. 測定対象である粒子に光を照射する光源と、前記光の照射により生じる回折/散乱光の光強度を検出する複数の光検出器と、前記各光検出器から出力された光強度信号を受信し、ベクトルsがベクトルqと係数行列Kとの積を含む所定式で表されることに基づいて前記粒子の粒子径分布を算出する演算部とを具備し、
    前記演算部が、前記係数行列Kの要素のうち1つの要素を算出するために用いられる前記粒子の粒子径に依存する複数の第1パラメータ及び前記回折/散乱光の拡がり角に依存する複数の第2パラメータの値を算出するとともに、これらの値のうち少なくとも1つを記憶して、前記係数行列Kの別の要素を算出するために用いることを特徴とする粒子径分布測定装置。
    ここで、ベクトルsは、各光検出器から出力された光強度信号の値から得られる回折/散乱光の拡がり角度毎の光強度分布を示すベクトル、ベクトルqは、測定対象である粒子の粒子径分布を示すベクトル、係数行列Kは、ベクトルqをベクトルsに変換するための行列である。
  2. 前記演算部が、前記係数行列Kの要素のうちある行に含まれる要素を算出する際に記憶した前記第1パラメータの値と、ある列に含まれる要素を算出する際に記憶した前記第2パラメータの値とを用いて、これらの行及び列が交わる位置の要素を下記の式に基づいて算出することを特徴とする請求項1記載の粒子径分布測定装置。
    ここで、kは、係数行列Kの要素の値、mは、測定対象である粒子の屈折率、αは、測定対象である粒子の粒子径に関連する値、θは、回折/散乱光の拡がり角、a及びbは、粒子の屈折率及び粒子径に依存する第1パラメータ、π及びτは、回折/散乱光の拡がり角に依存する第2パラメータ、Nは、演算部がシグマ記号で表される和を演算する際の最終項を示す値である。
  3. 測定対象である粒子に光を照射する光源と、前記光の照射により生じる回折/散乱光の光強度を検出する複数の光検出器と、前記各光検出器から出力された光強度信号を受信し、ベクトルsがベクトルqと係数行列Kとの積を含む所定式で表されることに基づいて前記粒子の粒子径分布を算出する演算部とを具備する粒子径分布測定装置に搭載されるプログラムであって、
    前記演算部に、前記係数行列Kの要素のうち1つの要素を算出するために用いられる前記粒子の粒子径に依存する複数の第1パラメータ及び前記回折/散乱光の拡がり角に依存する複数の第2パラメータの値を算出するとともに、これらの値のうち少なくとも1つを記憶して、前記係数行列Kの別の要素を算出する機能を発揮させることを特徴とするプログラム。
    ここで、ベクトルsは、各光検出器から出力された光強度信号の値から得られる回折/散乱光の拡がり角度毎の光強度分布を示すベクトル、ベクトルqは、測定対象である粒子の粒子径分布を示すベクトル、係数行列Kは、ベクトルqをベクトルsに変換するための行列である。
JP2013132141A 2013-06-24 2013-06-24 粒子径分布測定装置 Active JP6218453B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013132141A JP6218453B2 (ja) 2013-06-24 2013-06-24 粒子径分布測定装置
GB1411129.8A GB2517566B (en) 2013-06-24 2014-06-23 Particle size distribution measuring apparatus
US14/311,877 US9243989B2 (en) 2013-06-24 2014-06-23 Particle size distribution measuring apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013132141A JP6218453B2 (ja) 2013-06-24 2013-06-24 粒子径分布測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015007547A true JP2015007547A (ja) 2015-01-15
JP6218453B2 JP6218453B2 (ja) 2017-10-25

Family

ID=52110674

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013132141A Active JP6218453B2 (ja) 2013-06-24 2013-06-24 粒子径分布測定装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9243989B2 (ja)
JP (1) JP6218453B2 (ja)
GB (1) GB2517566B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018031660A (ja) * 2016-08-24 2018-03-01 株式会社島津製作所 データ処理方法、データ処理装置及びデータ処理プログラム

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6240416B2 (ja) * 2013-06-24 2017-11-29 株式会社堀場製作所 粒子径分布測定装置
PT109563B (pt) * 2016-08-02 2020-09-23 Hovione Farmaciencia Sa Método para melhorar o desenvolvimento e validação de métodos analíticos e de preparação de amostras para medição precisa e reprodutível do tamanho de partículas
US10712251B2 (en) 2018-01-17 2020-07-14 En'urga, Inc. System for estimating planar drop sizes
CN118347903B (zh) * 2024-06-18 2024-08-30 杭州百尚智能装备有限公司 一种粉料配料粒度质量评估监测方法、系统及存储介质

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0224533A (ja) * 1988-07-13 1990-01-26 Shimadzu Corp 粒度分布測定装置
JPH02203247A (ja) * 1989-02-01 1990-08-13 Shimadzu Corp 粒度分布測定装置
JPH05324700A (ja) * 1992-05-19 1993-12-07 N T T Data Tsushin Kk 行列乗算装置
JPH11183357A (ja) * 1997-12-25 1999-07-09 Shimadzu Corp レーザ回折・散乱式粒度分布測定装置
JP2008164539A (ja) * 2006-12-29 2008-07-17 Horiba Ltd 粒子径分布測定装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2862077B2 (ja) 1996-08-28 1999-02-24 株式会社島津製作所 粒度分布測定装置
JP3633169B2 (ja) 1997-01-08 2005-03-30 株式会社島津製作所 回折/散乱光の光強度分布データの比較方法、および粒度分布測定装置
JP3412606B2 (ja) * 2000-08-04 2003-06-03 株式会社島津製作所 レーザ回折・散乱式粒度分布測定装置
JP5913787B2 (ja) 2010-02-26 2016-04-27 株式会社堀場製作所 粒度分布測定装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0224533A (ja) * 1988-07-13 1990-01-26 Shimadzu Corp 粒度分布測定装置
JPH02203247A (ja) * 1989-02-01 1990-08-13 Shimadzu Corp 粒度分布測定装置
JPH05324700A (ja) * 1992-05-19 1993-12-07 N T T Data Tsushin Kk 行列乗算装置
JPH11183357A (ja) * 1997-12-25 1999-07-09 Shimadzu Corp レーザ回折・散乱式粒度分布測定装置
JP2008164539A (ja) * 2006-12-29 2008-07-17 Horiba Ltd 粒子径分布測定装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018031660A (ja) * 2016-08-24 2018-03-01 株式会社島津製作所 データ処理方法、データ処理装置及びデータ処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6218453B2 (ja) 2017-10-25
GB2517566A (en) 2015-02-25
GB2517566B (en) 2019-08-07
US20140375992A1 (en) 2014-12-25
GB201411129D0 (en) 2014-08-06
US9243989B2 (en) 2016-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6240416B2 (ja) 粒子径分布測定装置
JP6218453B2 (ja) 粒子径分布測定装置
US20160238698A1 (en) Underwater sensing system
JP2014526805A5 (ja)
JP2015062817A5 (ja) 脳活動解析装置、脳活動解析方法、判別器生成装置、判別器生成方法、バイオマーカー装置およびプログラム、健康管理装置およびプログラム、ならびに判別器のプログラム
JP2015519649A5 (ja)
JP2012043156A5 (ja)
JP2013031784A5 (ja) X線撮像装置
JPWO2018092462A1 (ja) 粒子径分布測定装置及び粒子径分布測定装置用プログラム
JP2013176535A5 (ja)
JP2018036277A (ja) 粒子径分布測定装置
Carlsen et al. Evaluation of analytical performance based on partial order methodology
JP2018189516A (ja) 表面汚染密度分布算出装置、方法及びプログラム
JP2015001478A (ja) 粒子径分布測定装置
JP6555164B2 (ja) 粒子径分布測定装置、データ処理方法及びデータ処理プログラム
Gill et al. dna: An R package for differential network analysis
JP6112025B2 (ja) 粒度分布測定用データ処理装置及びこれを備えた粒度分布測定装置、並びに、粒度分布測定用データ処理方法及び粒度分布測定用データ処理プログラム
JP6579059B2 (ja) データ処理方法、データ処理装置及びデータ処理プログラム
JP2014038043A (ja) 分光測定方法
RU2014116228A (ru) Способ и система тестирования
Konieczka et al. Transformation of PET raw data into images for event classification using convolutional neural networks
RU2014132560A (ru) Способ анализа изменений геометрии облученного топлива
Epicoco et al. The roofline model for oceanic climate applications
JP6872557B2 (ja) 粒子径分布測定装置及び粒子径分布測定装置用プログラム
JP2014142933A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170328

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170907

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170926

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6218453

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250