JP2015006897A - 包装袋 - Google Patents

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JP2015006897A
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菜見子 吉田
Namiko YOSHIDA
菜見子 吉田
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Abstract

【課題】内容物を破損させることなく、確実に仕切部を剥離することにより連通させることができる包装袋を提供することを課題とする。
【解決手段】複数の収容室に仕切部によって仕切られ、前記仕切部を剥離することにより前記収容室が連通される包装袋であって、前記袋の表面側及び裏面側にはそれぞれ袋の外方に突出するように折り曲げられた摘み部を有し、前記摘み部と前記仕切部とは略平行方向に形成され、前記表面側及び裏面側の摘み部を相対的に離れる方向に引っ張ることにより前記仕切部が剥離される包装袋。
【選択図】図1

Description

本発明は複数に仕切られた収容室に内容物を別々に収容し、仕切部を剥離することにより複数の収容室を連通させ、内容物を混合させることができる包装袋に関する。
この種の包装袋としては、一対のプラスチック製のシートの周縁をシールして包装袋を形成させ、さらに収容室を弱シール部などの仕切部によって複数の収容室に仕切ることにより形成されているものが開示されている。包装袋の外部から包装袋を掴むなどして、包装袋を押圧することにより、収容室内圧の上昇によって、仕切部が剥離され、複数の収容室を連通させることができる。(例えば、下記特許文献1参照)。
しかしながら、仕切部の剥離をスムーズに行うには、外部からの圧力が仕切部に十分に伝わりやすいように内容物が流体に限定されてしまっていた。また、包装袋の内圧を上昇させる場合、仕切部以外のシール部分が破袋するなど包装袋の不用意な破袋が生じやすく、使用者に不安感を与えることとなっていた。
また、図7に示すように、袋の表裏に仕切部4に直交して袋体シートが合掌接着された背貼部6を設けた包装袋1が開示されている。これによれば、背貼部6を引っ張ることにより仕切部4を剥離して、複数の収容室3を連通させることができる。(例えば、下記特許文献2参照)
しかしながら、背貼部6の長手方向の中央付近を把持して引っ張って仕切部4を剥離させる際に、図7のX-X線部分断面の形状が、図8の破線で表わされる剥離前の状態から実線で表される形状に変化していく。把持部付近は表面シートと裏面シートとの間隔が大きくなる方向に作用することに伴い、その両側は表面シートと裏面シートとの間隔が狭くなり接近する方向に作用する。収容室3内の内容物は表面シートと裏面シートとによって押圧されることにより、例えば、菓子など潰れやすいような形態のものであれば、潰れてしまうという問題があった。
また、背貼部6が仕切部4と直交しているため、背貼部6が収容室3の中央付近を横断するように形成される。背貼部6は収容室3の表面シートと裏面シートとの間隔の広がり(袋の厚さ)を制限するように働くため、包装袋としての厚みを大きくすることができず、大容量を収容するには包装袋の高さと幅とを大きくせざるを得ないという問題があった。また、背貼部6から距離が近い領域の仕切部4は容易に剥離可能であるが、距離が離れるにつれて剥離が困難になる。仕切部4の長手方向の長さが背貼部6の長手方向の長さよりも長い形状の包装袋では仕切部4を両端まで剥離させることができず、内容物の混合が不十分になることがあった。
特開平10−175645号公報 実開昭57−3666号公報
本発明はこのような従来技術の実情に鑑みてなされたものであり、内容物を破損させることなく、確実に仕切部を剥離することにより連通させることができる包装袋を提供することを課題とする。
本発明者は上記課題を解決すべく、鋭意研究を重ねた結果、請求項1に係る発明は、複数の収容室に仕切部によって仕切られ、前記仕切部を剥離することにより前記収容室が連通される包装袋であって、前記袋の表面側及び裏面側にはそれぞれ袋から外方に突出するように折り曲げられた摘み部を有し、前記摘み部と前記仕切部とは略平行方向に形成され、前記表面側及び裏面側の摘み部を相対的に離れる方向に引っ張ることにより前記仕切部が剥離される包装袋を提供するものである。
これによれば、表面側及び裏面側の摘み部を相対的に離れる方向に引っ張り、仕切部を剥離させて、収容室を連通させる際、摘み部と仕切部とが略平行方向に形成されているため、収容室の表面シートと裏面シートとの間隔が狭められることがなく、内容物の破損を防止することができる。さらに、収容室の厚み方向への自由度が大きいため、収容袋の厚みを持たせることができ、コンパクトな形状で内容量を大きく設計することができる。また、摘み部と仕切部が略平行方向に形成されているため、袋の高さ方向、幅方向の大きさに関わらず、仕切部を長手方向の両端まで確実に剥離させることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る包装袋の発明において、前記表面側及び裏面側のそれぞれの摘み部が、対面する位置に配置されていることを特徴とする。
これによれば、表面側及び裏面側のそれぞれの摘み部が、対面する位置に配置されているため、表面側の摘み部と裏面側の摘み部とを結ぶ線が、包装袋の仕切部と略直交するため、摘み部を引っ張る力が効率よく仕切部に係り、小さな力で仕切部を剥離することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に係る包装袋の発明において、前記摘み部の左右両側に仕切部が形成されていることを特徴とする。
これによれば、摘み部の左右両側に仕切部が形成されているため、摘み部を引っ張る力が効率よく仕切部に係り、小さな力で仕切部をさらに確実に剥離することができる。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし請求項3に係る包装袋の発明において、前記摘み部が合掌シールからなることを特徴とする。
これによれば、製造工程が煩雑にならず、製造コストを抑えることができる。
本発明によれば、表面側及び裏面側の摘み部を相対的に離れる方向に引っ張り、仕切部を剥離させて、収容室を連通させる際、内容物の破損を防止し、かつ、確実に剥離することができる。さらに、収容室の厚み方向への自由度が大きいため、コンパクトな形状で内容量を大きく設計することができる。
第1の実施形態の包装袋の正面図である。 図1のA−A線断面図である。 第1の実施形態の包装袋の製造方法を説明するための図である。 第1の実施形態の包装袋の使用方法を説明するための図である。 第2の実施形態の包装袋の正面図である。 図5の実施形態の包装袋のB−B線断面図である。 従来の包装袋の斜視図である。 図7のX−X線の部分断面図である。
以下、本発明をその好ましい実施形態について図面を参照して説明する。包装袋に関する以下の説明において、「上下」「左右」は図1、図5のそれらを言い、「表」はこれらの図に向かって手前を言い、「裏」はこれらの図に向かって奥を言うものとする。また、図1、図5の上下方向を袋の高さ方向、左右方向を包装袋の幅方向、及び、表裏方向を包装袋の厚み方向とする。なお、シートとは、一般にフィルムと呼ばれているものが含まれるものとする。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態について図1、図2を参照しつつ説明する。
第1の実施形態における包装袋1は、内容物が収容可能な偏平状の袋本体2と、袋本体2を複数の収容室31、32に仕切る連通可能な仕切部41とを備えている。袋本体2は、可撓性のシート部材51、52からなり、シート部材51、52は少なくとも最内面にシーラント層を有したものである。可撓性シートは特に限定されるものではなく、内容物における要求特性及びその要求レベルに合わせて適宜設計可能である。例えば、第1シート部材51は外層側からPET樹脂(厚み12μm)、ナイロン樹脂(厚み15μm)、ポリエチレン樹脂(厚み80μm)の順にドライラミネート法により積層させたシートである。
袋本体2には、2枚のシート部材51、52のそれぞれのシーラント層側を重ね合わせ、幅方向の両側縁どうしをシールした合掌シールからなる摘み部61、62が2ヶ所形成されている。摘み部61、62は袋本体2の表面及び裏面から外方に突出するように折り曲げられ、袋本体2の表面側と裏面側とにそれぞれ分かれて配置されるように、シート部材51、52が所定の位置で折り曲げられている。袋本体2の上縁部及び下縁部は、内容物の充填前後に適宜シールされる。
表面側及び裏面側の摘み部61、62はその内縁6a、6bどうしがほぼ対面する位置に設けられている。袋本体2は、仕切部41として、少なくとも一部に弱シール部が形成された仕切シール部材を表面シートと裏面シートの間に挿入し、シールすることにより2つの収容室31、32に仕切られている。仕切部41と摘み部61、62とは略平行方向に形成されている。
次に第1の実施形態における包装袋1の製造方法について図3を参照しつつ説明する。まず、図3(a)に示すように、少なくとも最内面にシーラント層を有する2枚のシート部材51、52を準備する。図3(b)、(c)に示すように、シート部材のシーラント層を重ね合わせその幅方向の両側縁どうしをシールすることにより、摘み部61、62を2ケ所有する筒状体を形成させる。次に、図3(d)、(e)に示すように、各摘み部61、62が袋本体2の表面側と裏面側とに配置されるようにシート部材が摘み部と略平行方向に曲げられる。少なくとも一部に弱シール部が形成された仕切シール部材を表面シートと裏面シートの間に挿入し、シールすることにより2つの収容室31、32に仕切られる。さらに、上縁部、下縁部が適宜シールされる。
次に第1の実施形態における包装袋1の使用方法について図4を参照しつつ説明する。収容室31、32にはそれぞれ内容物が収容された状態である。表面側の摘み部61と裏面側の摘み部62を把持し、それぞれ外側方向に引っ張ることにより、弱シール部が剥離し、収容室31、32が連通され、被収納物が混合される。十分に撹拌させることができる。これによれば、包装袋の内圧を上昇させることにより仕切部を剥離させるものと比較して、包装袋の破袋が生じづらく、使用者に不安感を与えることがなく、確実に仕切部を剥離して、内容物を混合することができる。さらに、摘み部61、62と仕切部41とが略平行に形成されているため、直交に形成されているものと比較して、仕切部41を長手方向の両端まで剥離することができ、内容物を十分に混合することができる。さらに、潰れやすいような形態の内容物を収容した場合であっても、表面シートと裏面シートとの間隔が狭くなり接近することがないため、シートによって内容物が押し潰されることなく、混合させることができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明に係る包装袋1の第2の実施形態について図5から図6を参照しつつ説明する。以下の説明では、第1の実施形態と異なる構造について説明することとし、同一の構造については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図5、図6に示すように、表面側及び裏面側のそれぞれの摘み部61、62のその内縁6a、6bどうしがほぼ対面する位置に設けられている。さらに、摘み部の左右両側にそれぞれ摘み部と略平行に仕切部41が形成されている。摘み部61、62の内縁から左右の仕切部41までの間隔が等しいことが好ましい。摘み部を引っ張る力が効率よく仕切部41に伝わり、小さな力で仕切部41を確実に剥離することができるからである。また、仕切部41を左右に複数個ずつ形成させても構わない。
上記各実施形態において、シート部材を2枚用いて形成させた包装袋について説明したが、1枚のシート部材や3枚以上のシート部材を用いて包装袋を形成させてもよい。また、複数のシート部材を用いる際、異なる構成のシート部材を用いることもできるし、同一の構成のシート部材を用いることもできる。なお、異なる構成とは、単層シートにおいては、その組成、厚みが異なるシートのことを意味し、積層シートにおいては、組成、厚みに加え、積層させるシートの組合せ、積層させる順序、積層方法が異なるシートのことを意味する。
また、仕切部41として一部に弱シール部が形成される仕切シール部材を用いたものを説明したが、仕切部41は特に限定されるものではない。シール部材を用いなくても、シール条件を部分的に変えることでシール強度に差異を持たせたものであってもよい。
また、袋本体2にマチを形成させることができる。マチを形成させることにより袋本体2の幅方向の大きさを抑えながら内容量を大きく設計することができる。
1 包装袋
2 袋本体
31、32 収容室
41 仕切部
51、52 シート部材
61、62 摘み部
6a、6b 摘み部の内縁

Claims (4)

  1. 複数の収容室に仕切部によって仕切られ、前記仕切部を剥離することにより前記収容室が連通される包装袋であって、
    前記袋の表面側及び裏面側にはそれぞれ袋の外方に突出するように折り曲げられた摘み部を有し、
    前記摘み部と前記仕切部とは略平行方向に形成され、
    前記表面側及び裏面側の摘み部を相対的に離れる方向に引っ張ることにより前記仕切部が剥離される包装袋。
  2. 前記表面側及び裏面側のそれぞれの摘み部が、対面する位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
  3. 前記摘み部の左右両側に仕切部が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装袋。
  4. 前記摘み部が合掌シールからなることを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載の包装袋。
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