JP2015006251A - 机 - Google Patents

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周平 森谷
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Abstract

【課題】外観を損なうことなく、天板の高さ位置を調整可能に構成した机を提供する。
【解決手段】机10は、天板12及びその左右端より垂下する側板14を有する本体16と、側板14に対して高さ位置を変更可能に取り付けられる脚体18とを備え、脚体18に対する側板14の高さ位置を変更することで天板12の高さ位置を調整可能に構成されている。机10では、側板14に脚体18を取り付けるための脚取付部24a,24bを有し、脚体18に脚取付部24a,24bに取り付けるために上下方向に沿って複数形成された昇降孔34a〜34iを有し、脚体18を側板14の内側へと配置し、所定の昇降孔34a〜34iを脚取付部24a,24bに取り付けることで、天板12の高さ位置を調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、天板の高さ位置を調整可能に構成した机に関する。
児童用の学習机では、使用する子供の成長に合わせて天板の高さ位置を調整できる構成が採用されることがあり、このような天板の昇降機能はオフィス用や会議用の机等に設けられることもある。
例えば、特許文献1には、左右の側板に天板を取り付けるための取付孔を形成すると共に、この取付孔を側板の上下方向に沿って複数設けておくことにより、天板を左右の側板間で所望の高さ位置に調整可能とした机が開示されている。
特許文献2には、天板の左右端に側板を固定しておき、側板の外側に脚板を取り付ける構成の机が開示されている。この構成では、側板に上下方向に沿って複数設けられた取付孔のうち、所望の取付孔を用いて脚板を取り付けることにより、天板の高さ位置を調整することができる。
特開2006−212106号公報 特開2013−22128号公報
上記特許文献1の構成では、左右の側板に天板の昇降用取付部となる取付孔が複数形成されているため、これら複数の取付孔が机の側面に常時露出し、その外観を損ねている。また、左右の側板間で天板を昇降させる構成のため、天板を低い位置に取り付けた場合には、左右の側板が天板よりも上方に大きく立脚した状態となり、外観品質を低下させるだけでなく、机自体の使い勝手を低下させる可能性もある。
一方、上記特許文献2の構成では、天板の昇降用取付部となる取付孔を天板の左右端から垂下させた側板に設け、その外側に脚板を配置している。このため、天板を低い位置に設定した場合には、側板の大部分が脚板によって覆われ、取付孔が目立ち難い構造と言える。ところが、天板を高い位置に取り付けた場合には、脚板に形成した取付孔が机の上部で露出し、外観上目立つことになる。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、外観を損なうことなく、天板の高さ位置を調整可能に構成した机を提供することを目的とする。
本発明に係る机は、天板、及び該天板の左右端より垂下する側板を有する本体と、前記側板に対して高さ位置を変更可能に取り付けられる脚体とを備え、前記脚体に対する前記側板の高さ位置を変更することで天板の高さ位置を調整可能な机であって、前記側板は、前記脚体を取り付けるための脚取付部を有し、前記脚体は、前記脚取付部に取り付けるための昇降用取付部を上下方向に沿って複数有し、前記脚体を前記側板の内側へと配置し、所定の昇降用取付部を前記脚取付部に取り付けることで、前記天板の高さ位置を調整可能としたことを特徴とする。
このような構成によれば、側板に脚取付部を設ける一方、この側板の内側に取り付けられる脚体に天板の高さ位置を変更するための調整部となる昇降用取付部を設けている。これにより、脚体に上下方向に沿って複数設けられる昇降用取付部が側板の内側に配置され、外部への露出が最小限となると共に、その露出が机の下部に限定される。このため、机の外観を損なうことなく、天板の高さ位置を調整することができるようになる。しかも、天板を昇降させた場合にも、側板の意匠は常に一定であるため、天板の高さ位置に関わらず机の外観品質が保持される。
前記側板の前面には、該側板の内側に配置された前記脚体の前方へと延びて該脚体の前面を覆う前面カバー部材が設けられてもよい。そうすると、机の正面側で脚体が目立つことが防止され、机の外観品質を一層向上させることができる。また、この前面カバー部材は、脚体の位置合わせ時のガイドとしても利用できる。
前記側板の後面には、該側板の内側に配置された前記脚体の後方へと延びて該脚体の後面を覆う後面カバー部材が設けられ、前記側板と前記前面カバー部材と前記後面カバー部材とによって前記脚体を昇降方向にガイドする構成としてもよい。そうすると、天板の高さ位置を変更する際、脚体を側板の内面と前面カバー部材の後面と後面カバー部材の前面とによって3方からガイドしつつ、上下方向に容易に移動させることができる。このため、天板の高さ位置の調整作業が一層容易となる。
本発明によれば、脚体に上下方向に沿って複数設けられる昇降用取付部が側板の内側に配置され、外部への露出が最小限となると共に、その露出が机の下部に限定される。このため、机の外観を損なうことなく、天板の高さ位置を調整することができるようになる。
図1は、本発明の一実施形態に係る机の構成図であり、図1(A)は、正面図であり、図1(B)は、右側面図である。 図2は、天板を図1に示す位置から4段下降させた位置とした右側面図である。 図3は、天板を図1に示す位置から6段下降させて最も低い位置とした右側面図である。 図4は、図1(A)中のIV−IV線に沿って机の一部を断面表示した右側面図である。 図5は、脚体を側板の内面に当接させる外面側から見た斜視図である。 図6は、天板の高さ位置を上から1段目とした状態を示す一部断面正面図である。 図7は、天板の高さ位置を上から4段目とした状態を示す一部断面正面図である。 図8は、天板の高さ位置を上から6段目とした状態を示す一部断面正面図である。
以下、本発明に係る机について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る机10の構成図であって、天板12の高さ位置を最も高い位置(上から1段目。最上段)とした状態を示しており、図1(A)は、正面図であり、図1(B)は、右側面図である。図2は、天板12を図1に示す位置から4段下降させた位置(上から4段目)とした右側面図であり、図3は、天板12を図1に示す位置から6段下降させて最も低い位置(上から6段目。最下段)とした右側面図である。
図1〜図3に示すように、机10は、天板12を所定の高さ位置(本実施形態では6段の高さ位置)に昇降可能な天板昇降式机である。本実施形態では、机10として、例えば、使用する子供の成長に応じて天板12の高さ位置を調整することができる学習机を例示する。本発明は、学習机以外のもの、例えば、オフィス用の事務机や長机等、各種用途の机に対して適用可能であることは勿論である。
図1に示すように、机10は、天板12の左右端の下面から左右一対の側板14,14を垂下させた本体16と、床面上に立脚され、側板14,14を上下方向の複数位置で固定可能な左右一対の脚体18,18とを備える。以下、図示しない椅子を用いて机10に着席した利用者から見た方向で、手前側を前方、奥側を後方、横方向をそれぞれ左右方向と規定して各要素の構成及び位置関係を説明する。
本体16は、天板12の下面の左右端に矩形板状の側板14を鉛直方向に沿って一体的に固定しており、正面視門形の構成となっている。天板12は、所定の板厚を有する矩形の板状部材である。側板(側面パネル)14は、天板12の下面に対して図示しないボルト等を用いて固定され、図1(A)及び図1(B)から明らかなように、平面視で天板12の内側に完全に隠れる位置に設けられている。左右の側板14,14間の上部には、2個の引出し19,20が収納可能且つ引出可能に設けられている。本体16の背面側には、左右の側板14,14間に渡る背板22が取り付けられている。背板22には、机10の背面側から天板12の上方へと延設される本棚等の拡張具23(図1(B)中の2点鎖線参照)を取り付けるための拡張具取付孔22aが複数形成されている(図1(A)参照)。天板12、側板14及び背板22等は、例えば、木製や金属製の板材によって構成される。
各側板14は、その内面側の所定位置に脚体18が連結固定される。図1(B)、図2及び図3に示すように、各側板14には、上下方向に沿って2個の脚取付部24a,24bが前後方向で一対設けられている。本実施形態の場合、脚取付部(本体側取付部)24a,24bは、側板14を板厚方向(左右方向)に貫通する貫通孔である。脚取付部24a,24bは、側板14にその内面側から螺入・埋設されることで、その内周面に形成された雌ねじを該側板14の内面側に露出させたナット部材、いわゆる鬼目ナットで構成してもよい。脚取付部24a,24bを鬼目ナットで構成した場合には、該鬼目ナットに対し、脚体18の内側から後述するボルト38を締結する構造とすればよい(図6も参照)。
各側板14の前面には、その内方へと延在し、脚体18の前面を覆う帯板状の前面カバー部材26が設けられている。同様に、各側板14の後面にも、側板14の内方へと延在し、脚体18の後面を覆う帯板状の後面カバー部材27が設けられている。これにより、側板14は、水平方向に切断した断面形状がコの字形状となり、このコの字の内側に脚体18が配設されることになる(図1(A)、図4及び図6も参照)。換言すれば、脚体18は、その前面と側面と後面とが、側板14と前面カバー部材26と後面カバー部材27とによって昇降方向にガイドされる。なお、図示はしないが、上記した背板22は、左右の後面カバー部材27,27の内面に取り付けられている。各側板14の外面上部には、フック28がビス止めされている。フック28は、図示しない袋やかばん等を引っ掛けるためのものである。
図4は、図1(A)中のIV−IV線に沿って机10の一部を断面表示した右側面図である。図5は、脚体18を側板14の内面に当接させる外面側から見た斜視図である。
脚体18は、その外面側を側板14の内面に当接させて固定されることにより、本体16を床面上から上下方向で所望の位置に支持するものである(図1〜図3参照)。
図4及び図5に示すように、脚体18は、木製や金属製の板材及び角材を組み合わせて矩形に構成されている。脚体18は、前後一対の角柱状の支柱30,30と、前後の支柱30,30の内面間の上端を連結する板状の上部連結板32と、前後の支柱30,30の下端面間を連結する帯板状の下部連結板33とを備える。脚体18では、これら支柱30、上部連結板32及び下部連結板33で囲まれる内側に矩形の開口が形成されている。脚体18は、側板14と同様に1枚の板状部材で形成してもよい。
図1(A)に示すように、各支柱30は、側板14の内面に当接配置された場合に、正面視で前面カバー部材26の背後に完全に隠れる板厚(左右方向厚み)で形成されている。本実施形態の場合、支柱30は、その内面が前面カバー部材26の内側端面と略面一となる形状に設定されている。
各支柱30には、上下方向に沿って複数(本実施形態では9個)の昇降孔34a,34b,34c,34d,34e,34f,34g,34h,34iが形成されている。本実施形態の場合、昇降孔(昇降用取付部、高さ位置調整孔)34a〜34iは、支柱30を板厚方向(左右方向)に貫通する貫通孔である。昇降孔34a〜34iは、支柱30にその外面側から螺入・埋設されることで、その内周面に形成された雌ねじを該支柱30の外面側に露出させたナット部材(鬼目ナット)で構成してもよい。昇降孔34a〜34iを鬼目ナットで構成した場合には、該鬼目ナットに対し、側板14の外側から後述するボルト38を締結する構造とすればよい(図6も参照)。
上部連結板32は、支柱30と同じ板厚(左右方向厚み)で構成され、その上端面が各支柱30の上端面と面一に設定されている。上部連結板32の下端面は、天板12を最上段となる位置に設定した場合に、側板14の下端面と面一又はやや上方となるように設定されている(図1及び図4参照)。つまり、上部連結板32は、天板12をその昇降範囲のいずれの高さ位置に設定しても、常に側板14の内側に隠れる形状及び取付位置に設定されている。
下部連結板33は、支柱30と同じ板厚(左右方向厚み)で構成され、その上面の前後端に各支柱30の下端面が固定されている。脚体18では、下部連結板33の下面が、実際に床面上に着地する面となる。
次に、本実施形態に係る机10における天板12の昇降方法について、主に図6〜図8を参照して説明する。
図6〜図8は、脚体18への側板14の取付構造を説明するための図である。図6は、天板12の高さ位置を上から1段目(最上段)とした状態を示す一部断面正面図であり、図7は、天板12の高さ位置を上から4段目とした状態を示す一部断面正面図であり、図8は、天板12の高さ位置を上から6段目(最下段)とした状態を示す一部断面正面図である。図6〜図8では、机10の左側の脚体18と側板14の取付構造のみを示しているが、右側の脚体18と側板14の取付構造についても左右対称である以外は左側のものと同様である。
図6に示すように、側板14に形成された脚取付部24a,24b間の間隔(上下方向のピッチ)をピッチP1と称すると、脚体18の支柱30に形成された昇降孔34a〜34iは、脚取付部24a,24b間と同一のピッチP1を上下方向で6段設定可能な配置となっている。具体的には、上から順に、昇降孔34a,34d間が1段目のピッチP1となり、昇降孔34b,34e間が2段目のピッチP1となり、昇降孔34c,34f間が3段目のピッチP1となり、昇降孔34d,34g間が4段目のピッチP1となり、昇降孔34f,34h間が5段目のピッチP1となり、昇降孔34g,34i間が6段目のピッチP1となる。
脚取付部24a,24bをピッチP1に設定された所望の昇降孔34a〜34iに対応させ、ボルト38を締結することにより、側板14を脚体18に対して所望の高さ位置で取り付け、これにより天板12(本体16)を所望の高さ位置に調整することができる。なお、図6〜図8では、ボルト38の頭部が側板14の外面に露出しているが、側板14の外面の脚取付部24a,24bに対応する位置に図示しない座繰り穴を形成し、この座繰り穴にボルト38の頭部を埋没させる構造としてもよい。
図1及び図6に示すように、例えば、天板12を上から1段目の最上段に設定する場合には、先ず、本体16を構成する側板14の内面であって、前面カバー部材26と後面カバー部材27の間となる位置に上部連結板32を上にして脚体18を配置する。続いて、側板14の脚取付部24a,24bをそれぞれ脚体18の昇降孔34a,34dと同軸上に設定する。そして、ボルト38を側板14の外側から脚取付部24a,24bを通して昇降孔34a,34dを通過させ、図示しないナット等を用いて締結することにより、天板12を最上段位置で固定することができる。
この状態では、図1(B)に示すように、側板14の下方に脚体18の一部が露出し、昇降孔34f〜34iが外部に露出している。しかしながら、例えば、床面上に立っている利用者が机10を見下ろした場合、目立ち易い机10の上方部分には側板14に形成された合計4個の脚取付部24a,24bが露出するのみであり、該側板14の内側下方の昇降孔34f〜34iは外観上目立ち難くなっている。また、この状態の脚体18では、上部連結板32が側板14の内側に隠れ、前後の支柱30,30と下部連結板33のみが外部に露出しており、机10の下方部分がスマートな外観となって見栄えがよく、その意匠性を高めている。
図2及び図7に示すように、天板12を上から4段目に設定する場合には、側板14の脚取付部24a,24bをそれぞれ脚体18の昇降孔34d,34gと同軸上に設定する。そして、ボルト38を側板14の外側から脚取付部24a,24bを通して昇降孔34d,34gを通過させてナット等で締結することにより、天板12を上から4段目の位置で固定することができる。
この状態では、図2に示すように、側板14の下方に脚体18の一部が露出し、昇降孔34h,34iが外部に露出しているが、上記した最上段位置の場合よりも昇降孔34h,34iが一層目立ち難くなっている。
図3及び図8に示すように、天板12を上から6段目の最下段に設定する場合には、側板14の脚取付部24a,24bをそれぞれ脚体18の昇降孔34g,34iと同軸上に設定する。そして、ボルト38を側板14の外側から脚取付部24a,24bを通して昇降孔34g,34iを通過させてナット等で締結することにより、天板12を最下段位置で固定することができる。
この状態では、図3に示すように、側板14の下方に脚体18が全く露出しないため、脚体18の各昇降孔34a〜34iが外部に全く露出せず、机10の外観品質を一層高めている。
なお、図示はしないが、天板12を上から2段目に設定する場合には、側板14の脚取付部24a,24bをそれぞれ脚体18の昇降孔34b,34eと同軸上に設定して固定すればよい。同様に、天板12を上から3段目に設定する場合には脚取付部24a,24bをそれぞれ昇降孔34c,34fと同軸上に設定して固定すればよく、天板12を上から5段目に設定する場合には脚取付部24a,24bをそれぞれ昇降孔34f,34hと同軸上に設定して固定すればよい。
以上のように、本実施形態に係る机10は、天板12及びその左右端より垂下する側板14を有する本体16と、側板14に対して高さ位置を変更可能に取り付けられる脚体18とを備え、脚体18に対する側板14の高さ位置、つまり本体16の高さ位置を変更することで天板12の高さ位置を調整可能に構成されている。具体的には、机10では、側板14は、脚体18を取り付けるための脚取付部24a,24bを有し、脚体18は、脚取付部24a,24bに取り付けるために上下方向に沿って複数形成された昇降孔34a〜34iを有し、脚体18を側板14の内側へと配置し、所定の昇降孔34a〜34iを脚取付部24a,24bに取り付けることで、天板12の高さ位置を調整する。
このように、机10では、側板14に脚取付部24a,24bを設ける一方、この側板14の内側に取り付けられる脚体18に天板12の高さ位置を変更するための調整部(昇降用取付部)となる昇降孔34a〜34iを設けている。これにより、脚体18に上下方向に沿って複数形成される昇降孔34a〜34iが側板14の内側に配置され、外部への露出が最小限に抑えられ、その露出位置も机10の下部に限定される。このため、机10の外観を損なうことなく、天板12の高さ位置を調整することができるようになる。しかも、天板12を昇降させた場合にも、側板14(本体16)の意匠は常に一定であるため、天板12の高さ位置に関わらず机10の外観品質が保たれる。
なお、側板14の外面には脚取付部24a,24bが露出していることになるが、この脚取付部24a,24bは、側板14と脚体18とを固定するために必要な最小限の設置数でよいため、机10の外観品質に及ぼす影響は少ない。また、図1(B)及び図6に示すように、例えば、天板12を最上段位置に設定した場合には、脚体18の一部の昇降孔34f〜34iが外部に露出するが、外部に露出する昇降孔34f〜34iの数は最小限となり、さらに脚体18は側板14の内側且つ下方となる位置に配置されているため、これら昇降孔34f〜34iが外観上目立つことはほとんどない。
机10では、天板12と側板14とが固定されて本体16を構成しているため、天板12の高さ位置に関わらず天板12と側板14との位置関係が変化せず、机10の意匠性のみならず、その使い勝手が低下することもない。しかも、フック28及び拡張具23についても、天板12の昇降と一体的に昇降し、天板12との位置関係が保たれるため、その使い勝手が維持される。
机10では、側板14の前面に、該側板14の内側に配置される脚体18の前方へと延びて該脚体18の前面を覆う前面カバー部材26を設けている。これにより、図1(A)に示すように、机10の正面側で脚体18が目立つことが防止され、机10の外観品質を一層向上させることができる。この前面カバー部材26は、脚体18の位置合わせ時のガイドにもなる。
さらに、机10では、側板14の後面に、該側板14の内側に配置される脚体18の後方へと延びて該脚体18の後面を覆う後面カバー部材27が設けられ、側板14と前面カバー部材26と後面カバー部材27とによって脚体18を昇降方向にガイドすることができる。これにより、天板12の高さ位置を変更する際、脚体18を側板14の内面と前面カバー部材26の後面と後面カバー部材27の前面とによって3方からガイドしつつ、上下方向に容易に移動させることができる。このため、天板12の高さ位置の調整作業が一層容易となる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10 机
12 天板
14 側板
16 本体
18 脚体
22 背板
22a 拡張具取付孔
23 拡張具
24a,24b 脚取付部
26 前面カバー部材
27 後面カバー部材
28 フック
30 支柱
32 上部連結板
33 下部連結板
34a〜34i 昇降孔
38 ボルト

Claims (3)

  1. 天板、及び該天板の左右端より垂下する側板を有する本体と、
    前記側板に対して高さ位置を変更可能に取り付けられる脚体と、
    を備え、前記脚体に対する前記側板の高さ位置を変更することで天板の高さ位置を調整可能な机であって、
    前記側板は、前記脚体を取り付けるための脚取付部を有し、
    前記脚体は、前記脚取付部に取り付けるための昇降用取付部を上下方向に沿って複数有し、
    前記脚体を前記側板の内側へと配置し、所定の昇降用取付部を前記脚取付部に取り付けることで、前記天板の高さ位置を調整可能としたことを特徴とする机。
  2. 請求項1記載の机において、
    前記側板の前面には、該側板の内側に配置された前記脚体の前方へと延びて該脚体の前面を覆う前面カバー部材が設けられることを特徴とする机。
  3. 請求項2記載の机において、
    前記側板の後面には、該側板の内側に配置された前記脚体の後方へと延びて該脚体の後面を覆う後面カバー部材が設けられ、
    前記側板と前記前面カバー部材と前記後面カバー部材とによって前記脚体を昇降方向にガイドすることを特徴とする机。
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