JP2015004366A - シール扉及びシール扉用ガスケット - Google Patents

シール扉及びシール扉用ガスケット Download PDF

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Abstract

【課題】大きな流体圧(水圧,気圧)に対してもシール性の劣化が生じにくいシール扉及びそのシール扉に用いるガスケットを提供する。【解決手段】片側から反対側より高い流体圧を受ける隔壁1の開口2をその周囲壁1aに当接する扉体3によって塞ぎ,扉体3又は周囲壁1aの何れかの当接部位に開口2を囲むように環状に扉体3と壁1aとの隙間を密封する断面中空ガスケット10を取り付け,密封時に高圧側に臨むガスケット10の外表面に中空部11と連通する流体取入孔12を穿設する。好ましくは,ガスケット10の流体取入孔12をガスケット10の長さ方向に沿って不連続に設け,更に好ましくは,ガスケット10を平板状に押し潰したときの厚さT0を密封時における扉体3と壁1aとの隙間G0の幅より大きくする。【選択図】 図1

Description

本発明はシール扉及びシール扉用ガスケットに関し,とくに片側から反対側より高い流体圧を受ける隔壁の開口を閉鎖するためのシール扉及びそのシール扉に用いるガスケットに関する。
例えば船舶等の海上構造物,津波避難ビルや原子力発電所の建屋等の海岸構造物,都市の地下街や地下鉄等の地下構造物,地下室等有する地上建築物等において,不慮の水害,津波,高潮,台風やゲリラ豪雨,河川の氾濫等(以下,これらをまとめて浸水という)から重要部分(例えば重要な設備等を設けた構造物の一部分)を保護するため,その重要部分を防水隔壁で取り囲むと共に出入り開口に水密扉(防潮扉又は防水扉と呼ばれることもある)を設けて水密構造とすることがある。水密扉は,想定される浸水深さの水圧に耐える強度と,その圧力の加わった環境下で液体(水)を漏洩させないシール性(水密性)を有することが必要であり,一般的に開口の周囲壁(戸当たりを含む,以下同じ)に扉体を押し付け又は嵌合させて密着させることによりシール性を確保している。開口の周囲壁に扉体を押し付け又は嵌合させる方式として,スライド式(特許文献1参照),昇降式(特許文献2参照),起伏式(特許文献3参照),ヒンジ式(片開き式,特許文献4参照)等が提案されている。
図7は,特許文献1の開示するスライド式の水密扉を示す。図示例の水密扉は,隔壁1に設けた開口2の周囲に固定した枠体52と,その枠体52に当接して開口2を塞ぐ扉体3と,その扉体3が当接する枠体52の垂直面に開口2を囲むように環状に取り付けたパッキン(以下,ガスケットという)19とを有している。図示例の扉体3は,昇降フレーム(スライド手段)56によって吊り下げ支持されており,枠体52のガスケット取り付け面と平行に昇降スライドさせる。隔壁1の開口2を塞ぐときは,フレーム56により扉体3を枠体52と対向する位置(閉鎖位置)に移動させ,閉鎖位置の扉体3を枠体52側に押し付け,フレーム56上の複数の締込みボルト(締込み手段)57により扉体3の周縁部を枠体52に圧着する。その圧着時に,枠体52上のガスケット19が押し潰されて(圧縮されて)扉体3と枠体52との隙間を密封することにより,開口2を水密に塞ぐことができる。ガスケット19は,枠体52に代えて扉体3側に取り付けてもよい。また,扉体3のスライド手段及び枠体52への締込み手段は,図示例のようなフレーム56及びボルト57に限らず,例えば油圧式又は電気式のものとしてもよい。
図7のようにガスケット19でシール性を確保する方法は,開口2の周囲(又は扉体3)にガスケット19(例えばゴム製)を取り付け,締込み手段によって扉体3(又は開口2の周囲)の当たり面にガスケット19を押し付ける比較的簡単な構造で高いシール性が得られる利点及び経済性を有しており,取り付け・取り外しも容易であることから,スライド式だけでなく昇降式,起伏式,ヒンジ式の水密扉においても広く採用されている。また,ガスケット19でシール性を確保する方法は,水密扉だけでなく,例えば医薬品等を製造するクリーンルーム施設,細菌やウィルスを扱うバイオセイフティー施設,放射性物質を扱うラディエーションハザード施設等の気密扉においても利用されている。すなわち,これらの施設では汚染物質や危険物質を含んだ気体(空気等)の流出入を防ぐために内部の圧力(気圧)を周囲より高く又は低くして気流の方向を制御しており,そのような圧力の加わった環境下で気体を流出入させないために,図7のようなガスケット19を用いた気密扉を開口に設置してシール性(気密性)を確保している。以下の説明では,隔壁の開口にシール性(水密性,気密性)を与える水密扉及び気密扉をまとめてシール扉と呼ぶ。
特開2000−233793号公報 特開2000−229599号公報 特開2008−063799号公報 特開2013−064233号公報 特開2008−303532号公報
国土技術政策総合研究所資料「津波避難ビル等の構造上の要件の解説」国土交通省国土技術政策総合研究所,2012年3月発行,インターネット<http://www.nilim.go.jp/lab/bcg/siryou/tnn/tnn0673.htm>
しかし,ガスケットによりシール性(水密性,気密性)を確保する方法は,シール扉に加わる水圧又は気圧(以下,両者をまとめて流体圧という)が大きくなるとシール扉の設計・製作のコストダウンが難しくなり,更に流体圧が大きくなるとシール性が劣化しうる問題点がある。この問題点を,図6を参照して説明する。図6は,ガスケット19によりシール性を確保したヒンジ式のシール扉の一例を示しており,同図(A)は扉体3を閉鎖する方向に流体圧(図示例では浸水圧)を受けるシール扉(以下,正圧シール扉ということがある)を表し,同図(B)は扉体3を開放する方向に流体圧(図示例では浸水圧)を受けるシール扉(以下,負圧シール扉ということがある)を表す。図中の符号20は,ヒンジ装置21と締込み装置22とを含む扉開閉機構を示し,符号5は,扉体3の周縁部に開口2を囲むように環状に設けたガスケット19の受け金具を示す。
例えば図6(A)のような正圧シール扉は,流体圧が大きくなると扉体3上のガスケット19が開口周囲の当り面に強く押し付けられるので,そのような押し付けによっても割れない硬いガスケット19を選定しなければならず,流体圧が低いときにも硬いガスケット19を押し潰すことができる強力な締込み装置22が必要となるので,ガスケット19及び締込み装置22の設計に手間とコストがかかる。また,扉体3及び開口周囲の当たり面に歪み・ガタ等があるとガスケット19が割れる原因となるので,扉体3及び当たり面に高い製作精度が要求される。
他方,図6(B)のような負圧シール扉は,流体圧が大きくなると扉体3上のガスケット19が当り面から押し戻される方向に力が働くので,そのような流体圧に耐えてガスケット19を当たり面に押圧できる強力な締込み装置22を選定しなければならず,やはり締込み装置22及びガスケット19の設計に手間とコストがかかる。また,大きな流体圧を受ける締込み装置22や扉体3,当たり面に歪み・ガタ型があるとシール性が低下する原因となるので,締込み装置22や扉体3,当たり面に高い製作精度が要求される。更に流体圧が大きくなると,締込みにも拘らずガスケット19が流体圧によって当たり面から引き剥がされてシール性が劣化するおそれがある。
本発明者らは,従来のガスケット(標準ガスケット)で負圧シール扉のシール性を維持できる流体圧を確認するため,図5に示す水密性試験装置40を用いて実験を行った。図示例の試験装置40は,円形開口42a及び注水口41bを有する中空の試験缶体41と,その缶体41の開口42aの周りに固定してガスケット19を装着する試験枠体42と,その枠体42の表面に当接させて開口42aを塞ぐ透明扉板43とにより構成されている。缶体41は支持部材41aによって開口42aが水平向きとなるように支持し,枠体42は固定具(ボルト等)42bにより缶体41と水密に固定した。また図5(C)に示すように,枠体42の表面に開口42aを囲むように環状のガスケット受け金具5を固定し,その受け金具5の嵌合溝6に中実断面形状の標準ガスケット19を装着し,そのガスケット19に扉板43を押し付けて固定具(ボルト等)43bで締め付けることにより枠体42と扉板43との隙間Gを密封した。
図5(A)の試験装置40の缶体41の中空部に注入口41bから所定圧力で水を注入し,5分毎に水頭圧(流体圧)を徐々に高くしながら枠体42と透明扉板43との間のガスケット19からの漏水量を計測した。併せて,図5(B)に示すように透明扉板43を介してガスケット19の状況を目視により観察した。実験結果を表1に示す。表1は,水頭圧3.6m(流体圧0.035MPa)のときは十分なシール性を維持できたが,水頭圧8.4m(流体圧0.083MPa)になると漏水量が想定以上に多くなったため計測を中断せざるを得なかったことを示している。また水頭圧8.4mのときのガスケット19の状況を目視観察したところ,図5(D)に示すように,流体圧によって扉板43が押し戻されて隙間Gが拡大し,本来はその隙間の拡大(ΔG)にガスケット19が追従して密封するように締め付けられているところ,ガスケット19が流体圧により変形して(押し負けて)隙間の拡大に追従できないことがシール性の劣化の原因であると推測された。
Figure 2015004366
上述したように流体圧が大きくなるとガスケット19が変形してシール性が劣化しうることから,例えば水頭圧10m以上の流体圧を受ける従来の負圧シール扉は,ガスケット以外の大掛かりな機構を用いてシール性を確保しているのが実情である。上述したようにガスケットを用いてシール性を確保する方法は様々な利点及び経済性を有しており,流体圧が大きくてもシール性が劣化しにくいガスケットを開発できれば,シール扉(とくに負圧シール扉)の設計・製作のコストダウンを図ることができる。また,東北大震災以降の日本周辺の地震域・地震規模の見直しの結果,例えば南海トラフの巨大地震の発生時には20mを越えるような巨大津波の発生も想定されており,しかも津波の波圧は浸水深さの3倍程度の水圧を考慮しなければならない場合もあるので(非特許文献1参照),海岸付近の原子力発電所の建屋や津波避難ビル等において水頭圧20〜30m程度の津波に対してもシール性が維持できるシール扉に対する要望が生じている。流体圧が大きくてもシール性が劣化しにくいガスケットを開発すれば,このような要望にも効率的・経済的に対応することができる。
そこで本発明の目的は,大きな流体圧(水圧,気圧)に対してもシール性の劣化が生じにくいシール扉及びそのシール扉に用いるガスケットを提供することにある。
図1の実施例を参照するに,本発明によるシール扉は,片側から反対側より高い流体圧を受ける隔壁1の開口2をその周囲壁1aに当接して塞ぐ扉体3,扉体3又は周囲壁1aの何れかの当接部位に開口2を囲むように環状に取り付けて扉体3と壁1aとの隙間G0(図1(E)参照)を密封する断面中空ガスケット10,及び密封時に高圧側に臨むガスケット10の外表面に穿った中空部11と連通する流体取入孔12(図1(C)及び(D)参照)を備えてなるものである。
また,図1及び図2を参照するに,本発明によるシール扉用ガスケットは,片側から反対側より高い流体圧を受ける隔壁1の開口2の周囲壁1aとその周囲壁1aに当接して開口2を塞ぐ扉体3との何れかの当接部位に開口2を囲むように環状に取り付けて扉体3と周囲壁1aとの隙間G0を密封するガスケットにおいて,断面を中空とし且つ密封時に高圧側に臨む外表面に中空部11と連通する流体取入孔12(図2(A)及び(D)参照)が穿たれたものである。
好ましい実施例では,図2(A)に示すように,ガスケット10の流体取入孔12をガスケット10の長さ方向に沿って不連続に設け,或いは図2(E)及び図2(F)に示すように,ガスケット10の流体取入孔12の中空部側に逆止弁体14を設ける。望ましくは,図2(C)に示すように,ガスケット10を平板状に押し潰したときの厚さT0を,密封時における扉体3と壁1aとの隙間G0より大きくする(T0>G0,図3(D)参照)。
好ましい他の実施例では,図1(D)に示すように,扉体3又は周囲壁1aの何れかの当接部位にガスケット10を一部突出させて嵌合させる溝6付き受け金具5を設け,その受け金具5の高圧側に臨む部位にガスケット10の流体取入孔12と連通する貫通孔8を設ける。望ましくは,図3(D)に示すように,その受け金具5の嵌合溝6の堤体7の幅W0を,ガスケット10の突出部の流体圧による変形量R0より大きくする。
本発明のシール扉は,片側から反対側より高い流体圧(水圧,気圧)を受ける隔壁1の開口2の周囲壁1aとその周囲壁1aに当接して開口2を塞ぐ扉体3との何れかの当接部位に,開口2を囲むように環状に断面中空ガスケット10を取り付けて扉体3と周囲壁1aとの隙間G0を密封すると共に,その密封時に高圧側に臨むガスケット10の外表面に中空部11と連通する流体取入孔12を穿つので,次の有利な効果を奏する。
(イ)ガスケット10の中空部11に流体取入孔12から流体(水,空気等)が進入し,ガスケット10の内側に外側の流体圧(水圧,気圧)と同じ圧力が作用するので,流体圧が大きくなってもガスケット10の変形(押し潰し)を防いでシール性が劣化しにくいシール扉とすることができる。
(ロ)中空部11に流体(水,空気等)が進入するとガスケット10の硬さ(中空部の圧力)が流体圧に応じて上昇するので,進入前は比較的柔らかい材質製のガスケット10を当り面に接触する程度に締め付けるだけでシール扉を構成することができ,シール扉の設計・製作のコストダウンを図ることができる。
(ハ)また,ガスケット10が流体圧により当り面から押し戻されて隙間G0が拡大しうる負圧シール扉においても,ガスケット10の中空部11に流体(水,空気等)が進入することでガスケット10が隙間G0の拡大ΔGを埋める方向に追従するので,例えば水頭圧10m以上の浸水圧に耐えうるシール性をガスケット10によって確保することができる。
(ニ)ガスケット10の流体取入孔12をガスケット10の長さ方向に沿って不連続に設け,又はガスケット10の流体取入孔12の中空部側に逆止弁体14を設けることにより,中空部11に一旦進入した流体(水,空気等)が外側へ放出されるのを防いでシール性の不所望な劣化を防止できる。
(ホ)また,中空部11に流体(水,空気等)が進入すると,その圧力によって流体圧と反対側の隙間G0にガスケット10が抜け出す可能性もあるが,ガスケット10を平板状に押し潰したときの厚さT0を隙間G0の幅より大きくすることにより,抜け出したガスケット10が隙間Gに詰まることでシール性の劣化を防止できる。
(ヘ)扉体3又は周囲壁1aの当接部位にガスケット10を嵌合させる溝6付き受け金具5を設け,その受け金具5の高圧側に臨む部位にガスケット10の流体取入孔12と連通する貫通孔8を設けることにより,ガスケット10の取り付け・取り外しが容易なシール扉とすることができる。
以下,添付図面を参照して本発明を実施するための形態及び実施例を説明する。
本発明によるシール扉の一実施例の説明図である。 本発明によるシール扉用ガスケットの一実施例の説明図である。 本発明のシール扉用ガスケットの作用を示す説明図である。 本発明のシール扉のシール性(水密性)を確認する試験装置の説明図である。 ガスケットのシール性(水密性)を確認する試験装置の説明図である。 正圧シール扉及び負圧シール扉の説明である。 従来のガスケットを用いたシール扉の一例の説明図である。
図1は,津波避難ビルや原子力発電所の建屋等の海岸構造物のシール扉(水密扉)に本発明を適用した実施例を示す。図示例のシール扉は,片側から高い流体圧(図示例では浸水圧)を受ける構造物の隔壁1の開口2をその周囲壁1aに当接して塞ぐ扉体3と,その扉体3の当接部位に開口2を囲むように環状に取り付けた断面中空ガスケット10と,片開き式の扉開閉機構20とにより構成されている。以下,図1の実施例を参照して本発明を説明するが,本発明のシール扉は水密扉に限らず,例えばクリーンルーム施設,バイオセイフティー施設,ラディエーションハザード施設等において,片側から反対側より高い流体圧(気圧)を受ける気密扉に適用することも可能であり,以下の説明は水密扉及び気密扉の両者を想定したものである。
図示例のシール扉は,図1(C)に示すように,扉体3上の当接部位に開口2を囲むようにガスケット受け金具5を固定し,その受け金具5の嵌合溝6にガスケット10を一部突出させて嵌め込むことにより取り付けている。必要に応じて,図1(A)に示すように,ガスケット10の当り面となる開口2の周囲壁1aに,開口2を囲むように環状の枠体16を取り付けてもよい。また,扉体3側に代えて,周囲壁1aの当接部位(又は枠体16)の表面にガスケット受け金具5を固定してガスケット10を取り付けてもよい。ただし,ガスケット受け金具5は本発明に必須のものではなく,扉体3又は周囲壁1aの当接部位(又は枠体16)の表面にガスケット嵌合溝6を直接穿設することも可能である。
図示例の扉開閉機構20は,ヒンジ装置21と締込み装置22とで構成されている。開口2を開放するときは,締込み装置22による扉体3と周囲壁1aとの間の締込みを解除して扉体3をヒンジ装置21により片側へ開く。逆に開口2を閉鎖するときは,ヒンジ装置21により扉体3を閉鎖位置に移動して囲壁1aと対向させ,締込み装置22により扉体3を周囲壁1aに押し付けて圧着し,ガスケット10を圧縮する(押し潰す)ことにより扉体3と周囲壁1aとの隙間G0を密封する(図1(E)参照)。図中の符号23は,締込み装置22を操作するための締込みハンドルを示す。
ヒンジ装置21の好ましい一例は,開口2の周囲壁1a(又は枠体16)上に設けた固定枢軸と扉体2上に設けた可動枢軸とを有し,複数の回転軸によって閉鎖時に扉体3を周囲壁1aに対してほぼ平行に押し付けることができる複軸型ヒンジである(特許文献5参照,セミクレーンヒンジ等と呼ばれることもある)。複軸型ヒンジ装置21は,図6(A)のように扉体3を閉鎖する方向に流体圧を受けた場合に,扉体3と平行な周囲壁1a(又は枠体16)全体で流体圧を受け止める(吸収する)ことができ,ヒンジ装置21自体に大きな流体圧が加わることを避ける利点も有している。締込み装置22は従来技術に属する任意ものを採用できるが,例えば閂式の締込み装置22としてもよい。締込み装置22の受け部材(図示せず,閂式の場合は閂受け)は周囲壁1a(又は枠体16)上に適宜設置することができる。
図2(A)は中空ガスケット10の一例を示し,図2(D)はその断面図を示す。図示例のように本発明で用いるガスケット10は,中空の断面を有すると共に,圧縮時に流体圧の高い片側(高圧側)に臨む外表面に中空部11と連通する流体取入孔12が穿設されたものである。例えば図1(C)に示すように,受け金具5の嵌合溝6から突出するガスケット10の外表面の高さに流体取入孔12を設ける。或いは図1(D)に示すように,受け金具5の嵌合溝6内に流体取入孔12が埋め込まれてしまう場合は,受け金具5の高圧側に臨む部位にガスケット10の流体取入孔12と連通する貫通孔8を設けてもよい。図1(E)に示すように,扉体3と周囲壁1aとの隙間G0を密封する状態においてガスケット10の流体取入孔12(及び貫通孔8)を高圧側に臨ませ,流体取入孔12(及び貫通孔8)からガスケット10の中空部11に流体(図示例では浸水)が進入するようにする。
図3(A)は,図1(E)と同様に扉体3上のガスケット10を周囲壁1aに押し付けて隙間G0を密封した初期状態を示し,図3(B)は,そのガスケット10の中空部11に流体取入孔12から流体が進入した状態を示す。図3(B)に示すように,中空部11に流体が進入すると,ガスケット10の内側が外側と同じ流体圧に上昇し,流体圧に比例してガスケット10の反発力(硬さ)も大きくなるので,図5(D)を参照して上述した従来のガスケット19のように,ガスケット10が流体圧に押し負けて流体が乗り越えることはない。また,大きな流体圧によって扉体3が押し戻されて周囲壁1aとの隙間G0が拡大する場合も,ガスケット10が隙間の拡大(ΔG)に追従して膨張することができるので,ガスケット10によるシール性能が失われることもない。
図3(B)の一点鎖線円は,中空部11に流体が進入した状態のガスケット10に変形圧力が加わる部分を表している。ガスケット10の中空部11に流体が進入した状態において,ガスケット10の高圧側の隙間G0は中空部11と同じ圧力であるのに対し,ガスケット10の反対側の隙間G0は低圧(図示例では浸水前の大気圧)であるから,その低圧の隙間G0と接する部分に全ての流体圧が加わる。換言すると,全ての流体圧は,低圧側の隙間G0にガスケット10を押し出す(抜け出す)ように作用することになる。本発明においてガスケット10は,図3(C)に示すように,隔壁の片側の高い流体圧(図示例では浸水圧)と反対側の低い流体圧(図示例では大気圧)とが接する隙間G0を塞ぐ弁のような作用によってシール性を維持していると考えることもできる。
中空ガスケット10の流体取入孔12は,図2(B)に示すようにガスケット10の長さ方向に沿って連続的なものとしてもよいが,本発明者の予備的実験によると,連続的な流体取入孔12を設けたガスケット10は流体圧を受けたときに部分的な反り返り(めくり上がり)を生じる可能性があり,その反り返り部分が嵌合溝6から抜け出してシール性を劣化させる原因となりうる。従って,図2(A)のようにガスケット10の長さ方向に沿って不連続に流体取入孔12を設けることにより,ガスケット10の部分的な反り返り(めくり上がり)の発生を防止し,嵌合溝6からのガスケット10の抜け出しの可能性を低下させることが望ましい。
また,図2(E)に示すように,ガスケット10の流体取入孔12の中空部11側に逆止弁体14を設けることも有効である。図示例の中空ガスケット10は,中空部11内に流体が進入して圧力を高めることによりシール性の劣化を防止するが,何らかの原因で流体取入孔12から中空部11内の流体が放出されると内側の圧力が低下してしまう。流体取入孔12の中空部11側に逆止弁体14を設けることにより,中空部11内に進入した流体の放出を抑制し,内側の圧力の低下によってガスケット10のシール性が低下するおそれを低下させる。また,流体取入孔12に逆止弁体14を設ける場合は,図2(F)に示すように,ガスケット10の流体圧が加わる外表面だけでなく反対側の外表面にも流体取入孔12を設け,何れの側から流体圧が加わる場合にも対応可能なガスケット10とすることも考えられる。
更に,図2(C)に示すようにガスケット10を流体圧F等によって平板状に押し潰したときの厚さT0を,密封時における扉体3と壁1aとの隙間G0(図1(E)及び図3(A)参照)より大きくすることが望ましい。上述したように,本発明において全ての流体圧は,低圧側の隙間G0にガスケット10を押し出すように作用するので,流体圧Fが大きくなるとガスケット10が押し潰されてその隙間G0へ抜け出す可能性がある。この場合に,図3(E)に示すようにガスケット10を押し潰したときの厚さT1が隙間G0より小さいと(T1<G0),ガスケット10が隙間G0を介して溝6から抜け出してシール性が失われてしまう。これに対し,図3(D)のようにガスケット10を押し潰したときの厚さT0が隙間G0より大きければ(T0>G0),溝6から抜け出したガスケット10を隙間G0に詰まらせ又は留まらせてシール性を維持することができる。
また,ガスケット10を押し潰したときの厚さT0が隙間G0より大きい場合であっても,図3(F)に示すように,ガスケット受け金具5の嵌合溝6の堤体7(とくに嵌合溝6の低圧側の堤体7)の幅W0が小さいと,ガスケット10が隙間G0に留まることができずに流体圧で押し出されるおそれがある。従って,嵌合溝6の堤体7の幅W0は,図3(D)に示すように,嵌合溝6に嵌め込んだガスケット10の突出部の流体圧による変形量R0より大きくすることが望ましい。堤体7の幅W0がガスケット10の突出部の変形量R0より大きければ,抜け出したガスケット10を隙間G0に詰まらせ又は留まらせてシール性を維持することができる。
なお,本発明では,中空ガスケット10の硬さ(中空部の圧力)が流体圧に応じて上昇するので,比較的柔らかい材質製のガスケット10を当り面に接触する程度に締め付けるだけでシール扉を構成できる。例えばガスケット10をスポンジゴム(気泡を有するガム)製とし,締込み装置22は締込み力の小さい簡易なものとすることにより,シール扉の開閉機構及び開閉操作の容易化を図ることができる。ただし,実験例3において後述するように,スポンジゴム(気泡を有するガム)製のガスケット10は,例えば水頭20m程度の流体圧までシール性を維持できるものの,それ以上に大きな流体圧で押し潰されると隙間G0より薄い平板状に伸びてしまい,嵌合溝6から抜け出して隙間G0に留まることなく押し出されるおそれがある。これに対し,後述するようにガスケット10を硬質ゴム(気泡を有しないゴム)製とすることにより,水頭30m程度の流体圧までガスケット10の嵌合溝6からの抜け出しを防止してシール性を維持することができる。
また,本発明において扉開閉機構20の締込み装置22は,流体圧が大きくなってもガスケット10が当り面に接触さえしていればシール性を発揮できるので,流体圧に耐えることができる強度を有していれば足り,ガスケット10を大きな力で締付ける必要はない。従って,例えばヒンジ装置21に押圧バネ等を含めて扉体3を周囲壁1aに押圧することができれば,締込み装置22を省略することも可能である。すなわち,本発明では,ガスケット10及び締込み装置22の簡易化を図ることにより,シール扉の設計・製作のコストダウンを図ることができる。
[実験例1]
図2のような流体取入孔12付き中空ガスケット10を使用した負圧シール扉のシール性を確認するため,図4に示すような試験装置30を試作して水密性の実験を行った。図示例の試験装置30は,一端が開放された箱型の試験缶体31と,その缶体31の開放端を塞ぐ開口32a付き試験枠体32とにより,図1のような隔壁1の開口2を模擬したものである。缶体31には,注水弁34a付き注水口34と,排水弁33a付き排水口33とが設けられている。また,枠体32の開口32aを塞ぐ扉体3の周縁部表面に開口32aを囲むように環状のガスケット受け金具5を固定し,その受け金具5の嵌合溝6に中空ガスケット10を装着すると共に,受け金具5の浸水側部位に貫通孔8を設けた(図1(D)参照)。
本実験では先ず,断面の幅D=12mm,高さH1=17mm(図2(D)参照)で硬質ゴム製(クロロプレンゴム製)の断面中空ガスケット10を受け金具5の嵌合溝6に装着した。ガスケット10の流体取入孔12は,受け金具5の貫通孔8に連通する高さH2=10mm程度(図2(D)参照)に設け,流体圧が加わる缶体31の内側に臨ませた(図1(D)参照)。更に,枠体32の表面側に図1と同様のヒンジ装置21及び締込み装置22を有する片開き式の扉体3を設け,締込み装置22により扉体3がガスケット10と接触する程度に締め込むことにより開口32aを閉鎖した。
図4の試験装置30の缶体31内に注水口34から所定圧力で水を注入し,5分毎に水頭(流体圧)を徐々に高くしながら枠体32と扉体3との間のガスケット10からの漏水量を計測した。実験結果を表2に示す。表2は,水頭30.0m(流体圧0.295MPa)まで流体圧を大きくしても1時間当たりの漏水量は最大0.0035m/h程度に抑えられていることを示しており,図2のような中空ガスケット10を用いることにより,浸水深さが30m程度に大きくなってもシール性が十分に維持できるシール扉が実現できることを確認することができた。
Figure 2015004366
[比較例1]
他方,比較のため,実験例1と同じ断面形状(幅D=12mm,高さH1=17mm)で流体取入孔12のない中空ガスケット10(硬質ゴム製)を用いて同様の実験を繰り返したところ,水頭3.6m(流体圧0.035MPa)においてガスケット10が流体圧により変形して(押し負けて)漏水量が計測できない程度に多くなった。この実験結果から,中空ガスケット10に流体取入孔12を設けて中空部11に流体(本実験では水)を進入させることが,ガスケット10のシール性にとって極めて有効であることを確認できた。従って,例えば図5(C)のような中実断面形状のガスケット19を用いた従来のシール扉において,図2のような流体取入孔12付き中空ガスケット10に交換することにより,或いは中空ガスケットを用いた従来のシール扉において図2のような流体取入孔12を穿設することにより,浸水深さが30m程度の流体圧までシール性が劣化しないシール扉とすることが可能となる。
[実験例2]
また,ガスケット10の断面形状によるシール性の相違を確認するため,嵌合溝6に装着する流体取入孔12付き硬質ゴム製ガスケット10を,断面の幅D=12mm,高さH1=13mmのものに交換して同様の実験を繰り返したところ,水頭30.0m(流体圧0.295MPa)まで表2とほぼ同様の漏水量に抑えることが確認できた。この実験結果から,本発明の中空ガスケット10は,断面の高さH1を小さくして圧縮力が小さくなっても漏水力を抑えることが可能であり,扉体3のガスケット10を開口周囲の当り面に接触させることができれば,浸水深さが30m程度までシール性が劣化しないことを確認することができた。
[実験例3]
更に,ガスケット10の材質によるシール性の相違を確認するため,嵌合溝6に装着するガスケット10をスポンジゴム(クロロプレンゴム製)のものに交換して同様の実験を繰り返したところ,水頭20.0m(流体圧0.197MPa)までは流体圧を大きくしても漏水量は表2とほぼ同様であったが,流体圧をそれ以上に大きくするとガスケット10が嵌合溝6から抜け出して漏水量が計測できない程度に多くなった。スポンジゴム製のガスケット10は,大きな流体圧で押し潰されると隙間G0より薄い平板状に伸びてしまうことから,隙間G0に留まることなく嵌合溝6から押し出されたことが漏水の原因であると推測された。この実験結果から,スポンジゴム製のガスケット10を用いた場合も水頭20m程度の流体圧までシール性を維持できるが,それ以上の流体圧でシール性を維持するためには,押し潰したときの厚さT0が比較的厚い硬質ゴム製のガスケット10を用いる必要があることを確認できた。
こうして本発明の目的である「大きな流体圧(水圧,気圧)に対してもシール性の劣化が生じにくいシール扉及びそのシール扉に用いるガスケット」の提供が達成できる。
1…隔壁 1a…(開口の)周囲壁
2…開口 3…扉体
5…ガスケット受け金具 6…ガスケット嵌合溝
7…溝堤 8…貫通孔
10…断面中空ガスケット 11…中空部
12…流体取入孔 14…逆止弁体
16…枠体
19…従来型ガスケット(断面中実ガスケット)
20…扉開閉機構 21…ヒンジ装置
22…締込み装置 23…締込みハンドル
30…試験装置 31…試験缶体
32…試験枠体 32a…開口
33…排水口 33a…排水弁
34…注水口 34a…注水弁
35a,35b,35c,35d…押え材
40…水密性試験装置 41…試験缶体
41a…缶体支持部材 41b…注水口
41c…弁 42…試験枠体
42a…開口 42b…固定具
43…透明扉板 43b…固定具
52…枠体 53…扉体
54…ガスケット(パッキン) 56…昇降フレーム(スライド手段)
57…締込みボルト(締込み手段)
E…床 G…隙間
T…(押す潰したときの)厚さ W…溝堤幅

Claims (12)

  1. 片側から反対側より高い流体圧を受ける隔壁の開口をその周囲壁に当接して塞ぐ扉体,前記扉体又は周囲壁の何れかの当接部位に開口を囲むように環状に取り付けて扉体と壁との隙間を密封する断面中空ガスケット,及び密封時に高圧側に臨む前記ガスケットの外表面に穿った中空部と連通する流体取入孔を備えてなるシール扉。
  2. 請求項1のシール扉において,前記流体取入孔を前記ガスケットの長さ方向に沿って不連続に設けてなるシール扉。
  3. 請求項1又は2のシール扉において,前記ガスケットの流体取入孔の中空部側に逆止弁体を設けてなるシール扉。
  4. 請求項1から3の何れかのシール扉において,前記ガスケットを平板状に押し潰したときの厚さを前記密封時における扉体と周囲壁との隙間より大きくしてなるシール扉。
  5. 請求項1から4の何れかのシール扉において,前記扉体又は周囲壁の当接部位に前記ガスケットを一部突出させて嵌合させる溝付き受け金具を設け,その受け金具の高圧側に臨む部位に前記ガスケットの流体取入孔と連通する貫通孔を設けてなるシール扉。
  6. 請求項5のシール扉において,前記受け金具の嵌合溝の堤体幅を前記ガスケットの突出部の流体圧による変形量より大きくしてなるシール扉。
  7. 片側から反対側より高い流体圧を受ける隔壁の開口の周囲壁とその周囲壁に当接して開口を塞ぐ扉体との何れかの当接部位に開口を囲むように環状に取り付けて扉体と周囲壁との隙間を密封するガスケットにおいて,断面を中空とし且つ密封時に高圧側に臨む外表面に中空部と連通する流体取入孔が穿たれたシール扉用ガスケット。
  8. 請求項7のガスケットにおいて,前記流体取入孔を前記ガスケットの長さ方向に沿って不連続に設けてなるシール扉用ガスケット。
  9. 請求項7又は8のガスケットにおいて,前記ガスケットの流体取入孔の中空部側に逆止弁体を設けてなるシール扉用ガスケット。
  10. 請求項7から9の何れかのガスケットにおいて,前記ガスケットを平面的に押し潰したときの厚さを前記密封時における扉体と周囲壁との隙間より大きくしてなるシール扉用ガスケット。
  11. 請求項7から10の何れかのガスケットにおいて,前記扉体又は周囲壁の当接部位に前記ガスケットを一部突出させて嵌合させる溝付き受け金具を設け,その受け金具の高圧側に臨む部位に前記ガスケットの流体取入孔と連通する貫通孔を設けてなるシール扉用ガスケット。
  12. 請求項11のガスケットにおいて,前記受け金具の嵌合溝の堤体幅を前記ガスケットの突出部の流体圧による変形量より大きくしてなるシール扉用ガスケット。
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