JP2015003327A - レーザ加工装置、基板の加工方法及び基板の製造方法 - Google Patents

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【課題】加工形状がアスペクト比の大きな深穴の場合でも穴の先端部の位置を正確に検出し、精度の良い加工を実現する。【解決手段】本発明の基板の加工方法は、基板上のアライメントマークの位置を測定する工程、基板上のアライメントマークの位置から一定距離離れた位置に、レーザで非貫通の深孔を作成する工程、深穴に照明光を集光し、深孔を基板の裏面から深孔の先端部の位置を測定する工程、測定したアライメントマークの位置と測定した深孔の先端部の位置との距離と、一定距離との差を算出し、この差に基づいて設計上の距離を補正する工程、及び補正した距離に基づいてレーザを照射することにより基板を加工する工程、からなることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、レーザ光を用いて被加工物を加工するためのレーザ加工装置、基板の加工方法、及び、基板の製造方法に関する。
穴あけ、切断、溶接などのレーザ光を利用した加工が機械、電子、半導体など多方面の分野で利用されている。これらの加工を行うレーザ加工装置として、レーザ発振器から出力されたレーザ光をガルバノスキャナやFθレンズを用いて基板表面に集光し、加工を行う技術が提案されている(特許文献1)。
特許文献1に記載された技術の場合、レーザ源から出力されたレーザをガルバノミラーにより位置決めしてFθレンズに入射させ、XYテーブル上の基板に穴をあける。次に基板に設けられた位置決め用マークの近傍にテスト用の穴をあけ、位置決め用マークとテスト用の穴とを撮像装置によって撮像する。これによりXYテーブル上に戴置された基板の位置とテスト用の穴の中心座標の目標座標に対するずれを検出し、撮像装置の位置の設計上の位置に対するずれを検出する。以上により、撮像装置の位置の設計上の位置に対するずれに基づいて基板にあけられるべき穴の加工データを補正し、基板に穴をあけることが可能となる。
特許第4392388号公報
加工形状がアスペクト比の大きな深穴の場合、集光条件により深さ方向に傾きを生じるため、深穴の先端部の位置と基板表面の穴の中心位置との間にはズレが生じる。上述の特許文献1に記載された技術の場合、前記テスト用の穴の中心位置は、レーザ入射方向と同じ方向から撮像装置によって検出されている。本手法では、基板表面の穴の輪郭を検出することができるが、アスペクト比の大きな深穴では、基板表面から深穴の先端部の位置を正確に検出することができず、加工精度が低下することがある。
本発明は、このような事情に鑑み、基板の加工形状がアスペクト比の大きな深穴の場合でも穴の先端部の位置を正確に検出し、精度の良い加工を実現するためになされたものである。
本発明の一態様は、基板上のアライメントマークの位置から設計上の距離離れた位置に、基板の表面から基板の裏面に向かってレーザで非貫通の深孔加工を行う基板の加工方法であって、前記基板上のアライメントマークの位置を測定する工程、前記基板上のアライメントマークの位置から一定距離離れた位置に、レーザで非貫通の深孔を作成する工程、前記深穴に照明光を集光し、前記深孔を前記基板の裏面から前記深孔の先端部の位置を測定する工程、前記測定したアライメントマークの位置と前記測定した深孔の先端部の位置との距離と、前記一定距離との差を算出し、前記差に基づいて前記設計上の距離を補正する工程、及び前記補正した距離に基づいてレーザを照射することにより前記基板を加工する工程、からなることを特徴とする。
また、本発明の別の態様は、基板上のアライメントマークの位置から設計上の距離離れた位置に、基板の表面から基板の裏面に向かってレーザで非貫通の深孔加工を行うためのレーザ加工装置であって、レーザ発振源、照明装置、及び撮像装置からなり、基板上のアライメントマークの位置を前記撮像装置で検出し、前記アライメントマークの位置から一定距離離れた位置に、レーザ発振源から出射されたレーザで非貫通の深孔を作成し、前記深穴に前記照明装置からの光を集光し、前記深孔を前記基板の裏面から前記深孔の先端部の位置を前記撮像装置で測定し、前記測定したアライメントマークの位置と前記測定した深孔の先端部の位置との距離と、前記一定距離との差を算出し、前記差に基づいて前記設計上の距離を補正し、及び前記補正した距離に基づいて前記レーザを照射することにより前記基板を加工することを特徴とする。
さらに本発明の別の態様は、基板上のアライメントマークの位置から設計上の距離離れた位置に、基板の表面から基板の裏面に向かってレーザで非貫通の深孔加工を行う基板の製造方法であって、前記基板上のアライメントマークの位置を測定する工程、前記基板上のアライメントマークの位置から一定距離離れた位置に、レーザで非貫通の深孔を作成する工程、前記深穴に照明光を集光し、前記深孔を前記基板の裏面から前記深孔の先端部の位置を測定する工程、前記測定したアライメントマークの位置と前記測定した深孔の先端部の位置との距離と、前記一定距離との差を算出し、前記差に基づいて前記設計上の距離を補正する工程、及び前記補正した距離に基づいてレーザを照射することにより前記基板を加工する工程からなることを特徴とする。
本発明によれば、加工形状がアスペクト比の大きな深穴の場合でも、穴の先端部の位置を正確に検出し、精度の良い加工を実現することができる。
本発明の第1の実施形態に係るレーザ加工装置を示す概略構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る基板の加工方法におけるレーザ加工工程のフローチャートである。 図2のフローチャートにおける工程S21の説明図である。 図2のフローチャートにおける工程S22の説明図である。 図2のフローチャートの工程S23の説明図である。 図2のフローチャートの工程S24の説明図である。 図2のフローチャートの工程S25の説明図である。 図2のフローチャートの工程S26の説明図である。 第1の実施形態に係る基準穴の概略構成図である。 第1の実施形態に係る画像処理を説明する概略図である。 インクジェットヘッドの一部を示す断面図である。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態について、図1を用いて説明する。本実施形態では、基板の素材となる被加工物にレーザ光を集光し、被加工物の一部に加工を行うレーザ加工装置及び基板の加工方法について説明する。
本実施形態のレーザ加工装置は、図1に示したように、レーザ発振器1、ビームエキスパンダ2、ガルバノスキャナ3、Fθレンズ4、被加工物5、被加工物固定テーブル6、移動ステージ7、架台8、照明装置9、カメラ10、レーザ制御部11、ガルバノスキャナ制御部12、カメラ・照明制御部13、ステージ制御部14、ホストコンピュータ15を有する。
レーザ発振器1は、YAGレーザ、CO2レーザ、エキシマレーザなどを用いる。レーザ発振器1より出射したレーザ光は、ビームエキスパンダ2によってビーム径が拡大された後、ガルバノスキャナ3に装着された反射ミラーによってFθレンズ4に入射し、被加工物5上に集光する。被加工物5は、被加工物固定テーブル6によって固定されており、移動ステージによって自在に移動させることができる。架台8は、前記レーザ発振器1、ビームエキスパンダ2、ガルバノスキャナ3、Fθレンズ4、被加工物5、被加工物固定テーブル6、移動ステージ7を載置固定する架台である。
レーザ制御部11は、前記レーザ発振器1を制御する。ガルバノスキャナ制御部12は、前記ガルバノスキャナ3を制御する。カメラ・照明制御部13は、前記照明装置9と前記カメラ10を制御する。ステージ制御部14は、移動ステージ7を制御する。ホストコンピュータ15は、ユーザインタフェース、加工データ記憶部を備え、前記それぞれの制御部を所定のタイミングで相互連動して制御することができる。
図2は、本実施形態のレーザ加工工程を示すフローチャートを示す。図3〜図8は、前記フローチャートの工程(S21〜S26)を、それぞれ抜粋した説明図である。図9は、図8のS26における拡大図である。図10は、図8のS26における画像処理を説明する図である。
以下、図2の各工程について、図1、図3、図4、図5、図6、図7及び図8を用いて順に説明する。
S21(図3)では、移動ステージ7を駆動し、基板上のアライメントマーク、即ち、被加工物5上の所定位置に形成された位置検出用のアライメントマーク352を、撮像装置であるカメラ10の視野内に移動させる。被加工物5を固定する被加工物固定テーブル6は、前記アライメントマークの直下に観察用の貫通穴361、362が開口している。カメラ10は、前記貫通穴を通じてアライメントマークの位置を測定することができる。
S22(図4)では、カメラ10からの信号を画像処理し、アライメントマーク352を検出し、位置情報を得る。被加工物5上には、少なくとも1点以上のアライメントマークがあるため、本実施形態では、同様にアライメントマーク351の位置情報を得る。これらの位置情報より、ステージ原点に対する被加工物5の位置と傾きを算出することができる。
S23(図5)では、移動ステージ7を駆動し、被加工物5を、基準穴となる非貫通の深孔をレーザ加工する位置、即ち、アライメントマークの位置から一定距離離れた位置に移動させる。
S24(図6)では、レーザ発振源であるレーザ発振器1を駆動し、被加工物5上に加工穴と同形状の非貫通の深穴を基準穴453として形成する。通常、被加工物5上に集光されたレーザ光の位置は、環境温度の変化や振動、ガルバノスキャナ3のドリフト等の影響により微細に変動し、加工位置に誤差を生じる。前記誤差を補正するためには、被加工物5上に前記特許文献1に示された様なテスト穴、もしくは基準マーク等を加工してその位置を検出し、設計位置とのズレ量を加工データに補正する手法が用いられる。
しかしながら、加工形状がアスペクト比の大きな深穴の場合、集光条件により深さ方向に傾き誤差を生じるため、深穴の先端部の位置と基板表面の穴の中心位置にはズレが生じる。このズレは、例えばFθレンズ4の設計・製造誤差や、Fθレンズ4に入射するレーザ光の組付け誤差、レーザ光に対する被加工物5の傾き誤差等によって発生する。
この様な場合、前記補正用の基準マークを基板表面に形成すると、基板表面の基準マークは深穴の先端部の位置を正確に反映することができず誤差が生じてしまう。よって加工形状がアスペクト比の大きな深穴の場合は、加工穴と同形状の深穴を基準穴453として形成する工程が必要となる。
S25(図7)では、移動ステージ7を駆動し、被加工物5上の所定位置に形成された基準穴553を、カメラ10の視野内に移動させる。
S26(図8)では、照明装置9を駆動して照明光を点灯し、カメラ10を用いて基準穴553を検出し位置情報を得る。
さらに、本工程を図9と図10を用いて詳細に説明する。図9中、被加工物5に形成された基準穴553内に、照明光68が集光されて入射する。照明光68は基準穴553内を大部分反射しながら伝播し、基準穴553の先端部に集光する。ここで照明光68が被加工物5の材質に対して透過性を有する波長である場合、照明光の一部は被加工物を透過して被加工物5の裏面に出射光69となる。出射光69は、被加工物固定テーブル6に形成された貫通穴663を経由してカメラ10に入射する。
前記透過性を有する波長とは、例えば被加工物がガラス材料の場合は、近紫外から近赤外領域の波長であり、被加工物が半導体材料の場合は、近赤外から赤外領域の波長である。
カメラ10で得られた信号は、図10で示す工程で位置情報に変換される。カメラ10で得られた信号は、例えば基準穴の先端部を中心にした強度分布71を示す。
次に、前記強度分布に対して画像処理1を行う。ここで言う画像処理1とは、例えば閾値処理、ノイズ処理、平均化処理、二値化処理、エッジ検出処理、明度・コントラスト処理などである。これにより前記強度分布信号71を基準穴の先端部の画像72に変換する。次に、前記画像72に対して画像処理2を行う。ここで言う画像処理とは、例えば重心化処理、中心化処理などである。これにより前記画像72より、前記基準穴の先端部の位置情報73を得ることができる。
S27では、前記S26によって得られた位置情報73と、前記S22によって得られた被加工物の位置と傾き、前記S25で行ったステージ移動量とを用いて、レーザ光の設計位置とのズレ量をホストコンピュータ15により算出する。また、ズレ量はホストコンピュータ15に記憶された加工データに補正値として与えられる。
S28では、前記S27で得られた補正後の加工データを用いて、アライメントマークの位置から設計上の距離離れた位置に、被加工物に対してレーザで非貫通の深孔加工が行われる。補正後の加工データを用いることにより、上記レーザ光のズレや深穴の先端部のズレの影響を受けず、精度の良い加工を実現することが可能となる。
S29では、前記S28による所定の加工が終了後、次の基板の有無を判定する。次の基板がある場合は、前記S21に戻って同様の加工工程を開始する。次の基板が無い場合は、加工を終了する。
上述の実施形態で説明した、レーザ加工装置や加工方法で使用する基板には、インクジェットヘッド用基板、半導体材料基板、ガラス基板、回路基板などが挙げられる。また、加工は深穴のような穴あけ加工に限らず、溝形状や切断、改質、接合などの加工を行うことも可能である。また具体的な適用先としてはインクジェットヘッドの先導孔加工に限らず、例えば回路基板の穴あけ加工や太陽電池基板のスクライビング、抵抗素子のトリミング、電池ケースの封止溶接などがある。
なお、前記基準穴は必ずしも1個である必要はなく、複数の基準穴を用いて補正することにより、より精度の良い加工を実現することができる。
また、レーザ加工による深穴加工時の傾きは、必ずしもFθレンズの設計・製造誤差や、Fθレンズに入射するレーザ光の組付け誤差、レーザ光に対する被加工物の傾き誤差等によって発生するものに限定されない。例えば被加工物に対して所定の角度を有する深穴加工を行う際にも、本発明により精度の良い加工を実現することが可能となる。
さらに、前記角度が加工条件やレーザ光走査条件等によって異なる場合、前記異なる条件毎に異なる複数の基準穴を形成し、それぞれを補正値として加工データに反映させても良い。
<第2の実施形態>
次に、第1の実施形態で説明したレーザ加工装置及び基板の加工方法を用いた、基板の製造方法について説明する。本実施形態では、製造する基板を、インクジェットヘッド用基板を例として説明する。
図11は、インクジェットプリンタのヘッド部分の断面を示したものである。図11において、80は半導体基板、81はインクの経路となる垂直形状の溝、破線で示す87はインク経路、88は微小なインク滴を示す。溝81が形成された半導体基板80の下面にはインクを吐出させるためのヒータ82、液室83、オリフィスプレート84が形成される。また、半導体基板80の上面には、インクを貯蔵するインクタンク86が取り付けられる。なお、ここでいうインクジェットヘッド用基板とは、半導体基板、液室及びオリフィスプレートを含めた概念である。
インクは、インクタンク86から溝81及び液室83を経て、ヒータ82に到達する。ヒータ82の瞬間的な加熱/冷却により形成された気泡がインクを押し、オリフィスプレート84中に形成された吐出孔85より微小なインク滴88となって吐出される。
このようなインクジェットヘッドの基板を製造するには、半導体基板80、液室83及びオリフィスプレート84を形成した後に、溝81を形成する場合があるが、インク経路87となる溝を高精度で形成するのは難易度が高い技術である。溝が正確に形成されないと、インクが正確に液室に供給できないからである。溝を正確に形成するために、第1の実施形態で説明したような、レーザー加工装置及び基板の加工方法を使用して、インクジェットヘッド用基板を作成することができる。
具体的には、本実施形態では、インクを供給する経路となる溝81を、上述の第1の実施形態で説明したような、S21〜S29を経たレーザ加工によって形成する。
即ち、被加工物として、液室83、ヒータ82及びオリフィスプレート84を有する、溝81を形成する前の半導体基板80を移動ステージに載置し、上記実施形態1で説明した深孔加工によって溝81を形成する。これにより、インクジェットヘッド用基板を製造することができる。
なお、レーザ加工によって作成された基板を、インクジェットヘッド用の基板としてそのまま用いてもよいが、アルカリ性エッチング液中で、例えば15分程度異方性エッチングすることにより、最終的な溝形状を形成しても良い。
即ち、異方性エッチングにより溝81を形成する場合、本発明の基板の加工方法によるレーザ加工により深穴を形成後、異方性エッチングにより所望の形状のインク経路87を形成する。この深穴を精度よく、かつ、微細に形成することにより、レーザ加工の後工程としての異方性エッチングの際に、エッチング液を進入させ、異方性エッチングの時間を短縮し、インク供給口の幅を精度よく、また、より小さくすることができる。
また、インクジェットヘッドの基板は、例えば、結晶面(100)シリコン製の素材(被非加工物)に加工を施して製造したものである。この被加工物にはヒータや電気配線、耐エッチング性を有するエッチングストップ層、エッチング保護膜など、インクを吐出するための機構やレーザ加工後のエッチング工程のための機構などが形成されている。また、被加工物の厚みは、例えば725μm程度である。
このような被加工物に対して、上述の所望の深穴の形状になるまでレーザ光を照射する。この深穴は、後工程の異方性エッチングの際にエッチング液を進入させ、異方性エッチングの時間を短縮し、インク供給口の幅をより小さくするために、直径φ5〜100μmとすることが好ましい。また深さは被加工物として725μmの厚さのものを用いた場合、600〜710μmが好ましい。
1 レーザ発振器
2 ビームエキスパンダ
3 ガルバノスキャナ
4 Fθレンズ
5 被加工物
6 被加工物固定テーブル
7 移動ステージ
8 架台
9 照明装置
10 カメラ
11 レーザ制御部
12 ガルバノスキャナ制御部
13 カメラ・照明制御部
14 ステージ制御部
15 ホストコンピュータ
351 アライメントマーク
352 アライメントマーク
361 検出用貫通穴
362 検出用貫通穴
453 基準穴
68 照明光
69 透過照明光
663 検出用貫通穴
80 半導体基板
81 垂直形状の溝
82 ヒータ
83 液室
84 オリフィスプレート
85 吐出口
86 インクタンク
87 インク経路
88 微小インク滴

Claims (7)

  1. 基板上のアライメントマークの位置から設計上の距離離れた位置に、基板の表面から基板の裏面に向かってレーザで非貫通の深孔加工を行う基板の加工方法であって、
    前記基板上のアライメントマークの位置を測定する工程、
    前記基板上のアライメントマークの位置から一定距離離れた位置に、レーザで非貫通の深孔を作成する工程、
    前記深穴に照明光を集光し、前記深孔を前記基板の裏面から前記深孔の先端部の位置を測定する工程、
    前記測定したアライメントマークの位置と前記測定した深孔の先端部の位置との距離と、前記一定距離との差を算出し、前記差に基づいて前記設計上の距離を補正する工程、及び
    前記補正した距離に基づいてレーザを照射することにより前記基板を加工する工程、
    からなることを特徴とする、基板の加工方法。
  2. 前記照明光が前記基板に対して透過性であることを特徴とする、請求項1に記載の基板の加工方法。
  3. 基板上のアライメントマークの位置から設計上の距離離れた位置に、基板の表面から基板の裏面に向かってレーザで非貫通の深孔加工を行うためのレーザ加工装置であって、
    レーザ発振源、
    照明装置、及び
    撮像装置、
    からなり、
    基板上のアライメントマークの位置を前記撮像装置で検出し、
    前記アライメントマークの位置から一定距離離れた位置に、レーザ発振源から出射されたレーザで非貫通の深孔を作成し、
    前記深穴に前記照明装置からの光を集光し、前記深孔を前記基板の裏面から前記深孔の先端部の位置を前記撮像装置を用いて測定し、
    前記測定したアライメントマークの位置と前記測定した深孔の先端部の位置との距離と、前記一定距離との差を算出し、前記差に基づいて前記設計上の距離を補正し、及び
    前記補正した距離に基づいて前記レーザを照射することにより、前記基板に非貫通の深孔加工を行うことを特徴とする、レーザ加工装置。
  4. 前記照明装置は、前記基板に対して透過性である光を照射することを特徴とする、請求項3に記載のレーザー加工装置。
  5. 基板上のアライメントマークの位置から設計上の距離離れた位置に、基板の表面から基板の裏面に向かってレーザで非貫通の深孔加工を行う基板の製造方法であって、
    前記基板上のアライメントマークの位置を測定する工程、
    前記基板上のアライメントマークの位置から一定距離離れた位置に、レーザで非貫通の深孔を作成する工程、
    前記深穴に照明光を集光し、前記深孔を前記基板の裏面から前記深孔の先端部の位置を測定する工程、
    前記測定したアライメントマークの位置と前記測定した深孔の先端部の位置との距離と、前記一定距離との差を算出し、前記差に基づいて前記設計上の距離を補正する工程、及び
    前記補正した距離に基づいてレーザを照射することにより前記基板を加工する工程、
    からなることを特徴とする、基板の製造方法。
  6. 前記照明光が前記基板に対して透過性であることを特徴とする、請求項5に記載の基板の製造方法。
  7. 前記基板がインクジェットヘッド用基板であることを特徴とする、請求項5に記載の基板の製造方法。
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