JP2015002727A - おにぎり成形器 - Google Patents

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貴彦 山本
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Abstract

【課題】おにぎりの厚み方向の略中心に具材を包含させることができ、また、成形時に具材周囲の飯材が具材により潰れてしまう不具合が発生せず、さらに、成形したおにぎりを収納する容器を閉状態で保持したまま持ち運びできるおにぎり成形器を提供する。【解決手段】おにぎり成形器1は、成形型5と、具材穴形成具50とを有し、成形型5は、第1型部10と、第2型部20と、ヒンジ部30とを有し、第1型部10のフランジ部16における突出部40には軸体部42が設けられ、軸体部42の軸線L1がヒンジ部30の軸線の延長線上にある。具材穴形成具50は、穴部52aを有する柄部50と、柄部52の一方の端部に設けられた計量容器部54と、を有し、軸体部42を穴部52aに挿通した状態で、具材穴形成具50が軸体部42を中心に回動自在となっている。成形型5には、閉状態を維持するための係合穴部18に係合突部28が設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、おにぎり成形器に関するものである。
従来より、おにぎりを成形するための道具として、特許文献1に記載のおにぎり製造治具が存在する。このおにぎり製造治具は、それぞれ飯を収容する第1収容凹部及び第2収容凹部と、前記第1収容凹部と第2収容凹部との間に設けられ、折り曲げ自在な第1連結部と、前記第2収容凹部に収容された飯内に圧入され、飯塊に穴を形成する圧入部と、前記圧入部と、前記第2収容凹部との間に設けられ、折り曲げ自在な第2連結部とを有し、前記第1連結部を折り曲げることにより、前記第1収容凹部と前記第2収容凹部の開口部を重ね合わせられ、前記第2連結部を折り曲げることにより、前記圧入部が前記第2収容凹部の内部に挿入されることを特徴とする。
特開2008−283928号公報
しかし、上記おにぎり製造治具においては、圧入部が第2収容凹部の内部に挿入されるものであることから、飯塊に穴形成がなされるのは、第2収容凹部側だけであり、この穴に具材を詰めるに当たり、具材が穴からはみ出さないようにすると、具材位置がおにぎりの厚み方向の中心部から外れて、第2収容凹部側に偏在することとなり、また、具材を穴から盛り上げ、はみ出させるようにしても、具材は第1収容凹部側の飯塊に押し返され、第1収容凹部側に十分に押し込まれず、やはり偏在し、そればかりか、第1収容凹部側において、幾分押し込まれた具材により、具材周囲の飯が潰れてしまう等の問題がある。
また、第1収容凹部の開口部の周縁には、係合段部が形成され、第2収容凹部の開口部の周縁には、係合凸部が形成されており、これらをはめ合わせることにより、相対する開口部の位置ズレ防止を図ることはできるとしても、第1収容凹部と第2収容凹部の閉合状態を固持すること(外力を受けても閉合状態を容易に解除しないこと)はできない。
さらに、圧入部は着脱自在のものではなく、圧入部と第2収容凹部とが、第2連結部により連結された一体のものであるため、この治具により製造したおにぎりを治具から取り出さずにそのまま治具ごと持ち運ぼうとしても、圧入部が持ち運びの邪魔になる。
つまり、このおにぎり製造治具は、おにぎり製造に使用することはできても、弁当箱のように、おにぎりを持ち運ぶ際の容器として使用することには対応できない。
そこで、本発明は、おにぎりの厚み方向の略中心に具材を包含させることができ、また、成形時に具材周囲の飯材が具材により潰れてしまうという不具合を発生させることなく、さらに、成形したおにぎりを収納する容器を閉状態で保持したまま持ち運びすることができるおにぎり成形器を提供することを目的とする。
本発明は上記問題点を解決するために創作されたものであって、第1には、おにぎり成形器であって、第1型部(10)と、第2型部(20)と、第1型部と第2型部の間に設けられたヒンジ部(30)とを有し、弾性変形性を有する素材により形成された成形型で、第1型部が、飯材を収納するための容器状を呈する第1容器状部(11)と、第1容器状部の上端である開口端の周囲に設けられた第1フランジ部で、ヒンジ部側に直線状の辺部を有するとともに、第2型部を第1型部に対して開いた状態における成形型の平面視において(「第1型部の平面視において」としてもよい)、ヒンジ部の軸線の延長線を跨いだ状態で形成された突出部(40)を有する第1フランジ部(16)と、突出部の上面から上方に立設し、成形型の開状態における平面視において、ヒンジ部の軸線の延長線上に設けられた(「軸体部の軸線がヒンジ部の軸線の延長線上にある」としてもよい)軸体部(42)と、を有し、第2型部が、飯材を収納するための容器状を呈する第2容器状部(21)と、第2容器状部の上端である開口端の周囲に設けられた第2フランジ部で、ヒンジ部側に直線状の辺部を有する第2フランジ部(26)と、を有し、ヒンジ部が、第1フランジ部の該直線状の辺部と第2フランジ部の該直線状の辺部間に設けられ、ヒンジ部を折り曲げ第1フランジ部と第2フランジ部とを重ねて成形型を閉じた状態とすることにより第1容器状部の開口端と第2容器状部の開口端とが重ね合わされ、成形型が閉じた状態を保持するための閉状態保持手段(18、28)を有する成形型(5)と、成形型における軸体部に着脱自在な具材穴形成具で、軸体部と着脱自在でかつ軸体部に対して回動可能な柄部で、軸体部を挿脱自在に取り付ける取付部(52a)を有する柄部(52)と、柄部の一方の端部側に設けられた穴形成部で、軸体部を取付部に取り付けた場合に飯材の上面に凹部を形成するために下方に突出する形状を有する穴形成部(54)と、を有する具材穴形成具(50)と、を有し、軸体部を取付部に取り付けた状態で、具材穴形成具が軸体部を中心に回動自在であり、第1型部を第2型部に対して開いた状態とするとともに、第1容器状部と第2容器状部に飯材を収納した状態で、かつ、軸体部を取付部に取り付けた状態で、具材穴形成具を第1容器状部側に回動させて具材穴形成具を第1容器状部内の飯材側に押すことにより穴形成部により飯材に凹部が形成され、具材穴形成具を第2容器状部側に回動させて具材穴形成具を第2容器状部内の飯材側に押すことにより穴形成部により飯材に凹部が形成されることを特徴とする。
上記第1の構成のおにぎり成形器によれば、第1型部側の飯材と第2型部側の飯材の両方に具材穴部を形成することができるので、一方の飯材の具材穴部Hに具材を盛り上げて入れても、具材により他方の飯材が潰れることがなく、重ねられた2つの飯材の厚み方向の略中心位置に具材を配置することができる。また、第1型部側の飯材と第2型部側の飯材の両方に具材穴部を形成することができるので、一方の具材穴部に具材を盛り上げない場合でも、重ねられた2つの飯材の厚み方向の略中心位置に具材を配置することができる。
また、閉状態保持手段により成形型を閉じた状態に保持することができるので、成形したおにぎりを収納する容器として持ち運びに活用することができる。
また、具材穴形成具は成形型に対して着脱自在に形成されているので、具材穴形成具を成形型から取り外せば、弁当容器として持ち運ぶ際には、具材穴形成具が邪魔にならず、使用後の洗浄時には、洗浄し易くなり、不使用時には、保管しやすくすることができる。
なお、上記第1の構成において、軸体部42の軸線が、ヒンジ部の軸線と直角の上下方向であるとしてもよい。
また、第2には、上記第1の構成において、上記柄部が平板状を呈し、上記取付部が円形の開口部により形成されていることを特徴とする。
また、第3には、上記第2の構成において、軸体部が、突出部側である基端側から先端側にいくに従い径が大きくなる周面を有し、軸体部の下端側の径は、取付部をなす円形の開口部の径よりも小さく形成され、軸体部を取付部をなす円形の開口部に挿通して具材穴形成具を軸体部に取り付けた状態で、柄部が、軸体部の軸線に対する直角方向に対して傾斜可能である(「柄部が、軸体部の軸線に対する直角方向の軸線を中心に回動可能である」としてもよい)ことを特徴とする。よって、飯材に穴形成部により凹部を形成する際に飯材側に具材穴形成具を押す場合や、凹部を形成した後に、穴形成部を持ち上げる場合や、具材穴形成具を回動させる際に、ヒンジ部の上方を通過する場合に、具材穴形成具を上下方向に回動させることが可能となる。
また、第4には、上記第1から第3までのいずれかの構成において、軸体部と取付部には、穴形成部が第1容器状部内の飯材の略中央位置に凹部を形成できる回動角度と、穴形成部が第2容器状部内の飯材の略中央位置に凹部を形成できる回動角度に具材穴形成具を位置決めするための位置決め手段が設けられていることを特徴とする。よって、飯材の平面視においける略中央位置に容易に凹部を形成することができる。
また、第5には、おにぎり成形器であって、
第1型部(10)と、第2型部(20)と、第1型部と第2型部の間に設けられたヒンジ部(30)とを有し、弾性変形性を有する素材により形成された成形型で、第1型部が、飯材を収納するための容器状を呈する第1容器状部(11)と、第1容器状部の上端である開口端の周囲に設けられた第1フランジ部で、ヒンジ部側に直線状の辺部を有するとともに、第2型部を第1型部に対して開いた状態における成形型の平面視において(「第1型部の平面視において」としてもよい)、ヒンジ部の軸線の延長線を跨いだ状態で形成された突出部(40)を有する第1フランジ部(16)と、突出部に形成された円形の開口部で、成形型の開状態における平面視において、ヒンジ部の軸線の延長線上に設けられた(「その中心がヒンジ部の軸線の延長線上にある」としてもよい)開口部(40b)と、を有し、第2型部が、飯材を収納するための容器状を呈する第2容器状部(21)と、第2容器状部の上端である開口端の周囲に設けられた第2フランジ部で、ヒンジ部側に直線状の辺部を有する第2フランジ部(26)と、を有し、ヒンジ部が、第1フランジ部の該直線状の辺部と第2フランジ部の該直線状の辺部間に設けられ、ヒンジ部を折り曲げ第1フランジ部と第2フランジ部とを重ねて成形型を閉じた状態とすることにより第1容器状部の開口端と第2容器状部の開口端とが重ね合わされ、成形型が閉じた状態を保持するための閉状態保持手段(18、28)を有する成形型(5)と、成形型における開口部に着脱自在な具材穴形成具で、開口部と着脱自在でかつ開口部に対して回動可能な柄部で、上記開口部に挿脱自在な軸部(53)を有する柄部(52)と、柄部の一方の端部側に設けられた穴形成部で、軸部を開口部に挿入した場合に、飯材の上面に凹部を形成するために下方に突出した形状を有する穴形成部(54)と、を有する具材穴形成具(50)と、を有し、軸部を開口部に取り付けた状態で、具材穴形成具が開口部を中心に回動自在であり、第1型部を第2型部に対して開いた状態とするとともに、第1容器状部と第2容器状部に飯材を収納した状態で、かつ、軸部を開口部に取り付けた状態で、具材穴形成具を第1容器状部側に回動させて具材穴形成具を第1容器状部内の飯材側に押すことにより穴形成部により飯材に凹部が形成され、具材穴形成具を第2容器状部側に回動させて具材穴形成具を第2容器状部内の飯材側に押すことにより穴形成部により飯材に凹部が形成されることを特徴とする。
上記第5の構成のおにぎり成形器によれは、第1型部側の飯材と第2型部側の飯材の両方に具材穴部を形成することができるので、一方の飯材の具材穴部Hに具材を盛り上げて入れても、具材により他方の飯材が潰れることがなく、重ねられた2つの飯材の厚み方向の略中心位置に具材を配置することができる。また、第1型部側の飯材と第2型部側の飯材の両方に具材穴部を形成することができるので、一方の具材穴部に具材を盛り上げない場合でも、重ねられた2つの飯材の厚み方向の略中心位置に具材を配置することができる。
また、閉状態保持手段により成形型を閉じた状態に保持することができるので、成形したおにぎりを収納する容器として持ち運びに活用することができる。
また、具材穴形成具は成形型に対して着脱自在に形成されているので、具材穴形成具を成形型から取り外せば、弁当容器として持ち運ぶ際には、具材穴形成具が邪魔にならず、使用後の洗浄時には、洗浄し易くなり、不使用時には、保管しやすくすることができる。
また、第6には、上記第5の構成において、開口部と軸部には、穴形成部が第1容器状部内の飯材の略中央位置に凹部を形成できる回動角度と、穴形成部が第2容器状部内の飯材の略中央位置に凹部を形成できる回動角度に具材穴形成具を位置決めするための位置決め手段が設けられていることを特徴とする。よって、飯材の平面視においける略中央位置に容易に凹部を形成することができる。
また、第7には、上記第1から第6までのいずれかの構成において、穴形成部が、略半球状の容器状を呈することを特徴とする。よって、穴形成部により形成される凹部の容積と穴形成部の内側の容積とを略同一とできるので、穴形成部内に具材を入れて凹部内に入れることにより、凹部内に凹部の容積に相当する具材を入れることができる。
なお、上記各構成において、柄部における穴形成部が突出した側である下方とは反対側の面には、具材穴形成具の回動操作を行なうためのツマミ部が形成されているものとするのが好ましい。
また、第8には、上記第1から第7までのいずれかの構成において、閉状態保持手段が、第1フランジ部と第2フランジ部の一方におけるヒンジ部側とは反対側の端部に形成された係合穴部(18)と、第1フランジ部と第2フランジ部の他方におけるヒンジ部側とは反対側の端部に形成され、該係合穴部に係合する係合突部(28)とを有することを特徴とする。
また、第9には、上記第1から第8までのいずれかの構成において、第2型部を第1型部に対して開いた状態における平面視において、第1容器状部と第2容器状部とがヒンジ部を介して対称に形成され、柄部が、第1容器状部内の飯材における平面視略中央位置に凹部を形成することができる長さに形成されていることを特徴とする。
この第9の構成において、第1型部を第2型部に対して開いた状態における平面視において、第1容器状部と第2容器状部とがヒンジ部を介して対称に形成されているので、柄部が、第1容器状部内の飯材における平面視略中央位置に凹部を形成することができる長さに形成されていれば、第2容器状部内の飯材における平面視略中央位置に凹部を形成することができるといえる。
なお、第9の構成を「第2型部を第1型部に対して開いた状態における平面視において、第1容器状部と第2容器状部とがヒンジ部を介して対称に形成され、柄部が、第1容器状部内の飯材における平面視略中央位置に凹部を形成するとともに、第2容器状部内の飯材における平面視略中央位置に凹部を形成することができる長さに形成されていることを特徴とする。」としてもよい。
本発明に基づくおにぎり成形器によれば、第1型部側の飯材と第2型部側の飯材の両方に具材穴部を形成することができるので、一方の飯材の具材穴部Hに具材を盛り上げて入れても、具材により他方の飯材が潰れることがなく、重ねられた2つの飯材の厚み方向の略中心位置に具材を配置することができる。また、第1型部側の飯材と第2型部側の飯材の両方に具材穴部を形成することができるので、一方の具材穴部に具材を盛り上げない場合でも、重ねられた2つの飯材の厚み方向の略中心位置に具材を配置することができる。
また、閉状態保持手段により成形型を閉じた状態に保持することができるので、成形したおにぎりを収納する容器として持ち運びに活用することができる。
また、具材穴形成具は成形型に対して着脱自在に形成されているので、具材穴形成具を成形型から取り外せば、弁当容器として持ち運ぶ際には、具材穴形成具が邪魔にならず、使用後の洗浄時には、洗浄し易くなり、不使用時には、保管しやすくすることができる。
おにぎり成形器の斜視図である。 おにぎり成形器の分解斜視図である。 成形型を示す図であり、(a)は成形型の平面図であり、(b)は成形型の正面図であり、(c)はA−A断面図である。 成形型の底面図である。 具材穴形成具を示す図であり(a)は平面図であり、(b)は底面図であり、(c)は正面図であり、(d)はB−B断面図であり、(e)は左側面図であり、(f)は右側面図である。 具材穴形成具の計量容器部側を上方に持ち上げた状態を示す説明図である。 不使用時のおにぎり成形器の平面図であり、具材穴形成具を取り付けた状態で成形型を閉状態とした状態を示す平面図である。 第1型部の容器状部と第2型部の容器状部に飯材を充填した状態を示す図である。 具材穴形成具により、第1型部内の飯材に具材穴部を形成する状態を示す平面図である。 具材穴形成具により、第2型部内の飯材に具材穴部を形成する状態を示す平面図である。 第1型部の飯材と第2型部の飯材とに具材穴部が形成された状態を示す平面図である。 図11におけるC−C断面図である。 第1型部の飯材の具材穴部に具材を詰めた状態を示す平面図である。 図13におけるD−D断面図である。 閉状態の成形型示す平面図である。 図15におけるE−E断面図である。 おにぎり成形器の変形例を示す図であり、(a)は具材穴形成具の柄部の要部断面図であり、(b)は軸体部の断面図である。 おにぎり成形器の変形例の使用状態を示す図であり、(a)は具材穴形成具が第1配置位置に位置決めされた状態を示す要部平面図であり、(b)は具材穴形成具が第2配置位置に位置決めされた状態を示す要部平面図である。 おにぎり成形器の変形例の分解斜視図である。 具材穴形成具の変形例を示す図であり(a)は平面図であり、(b)は底面図であり、(c)は正面図であり、(d)はF−F断面図である。
本発明においては、おにぎりの厚み方向の略中心に具材を包含させることができ、また、成形時に具材周囲の飯材が具材により潰れてしまうという不具合を発生させることなく、さらに、成形したおにぎりを収納する容器を閉状態で保持したまま持ち運びすることができるおにぎり成形器を提供するという目的を以下のようにして実現した。
本実施例のおにぎり成形器1は、図1〜図5に示すように、飯材(米、麦、その他の五穀類等を炊いた飯)が充填される成形型5と、成形型5に着脱自在に取り付けられた具材穴形成具50で、成形型5に飯材を充填することにより成形された半成形体Gに具材穴部(凹部)Hを形成するのに用いられる具材穴形成具50と、を有している。
成形型5は、弾性変形性(荷重を受けることにより変形し、荷重が取り除かれることにより元の形状に復元する性質)を有するシリコーンゴムにより、一体成形され、図1〜図3に示すように、一対の2つの型部10、20を有し、一方の型部である第1型部10と、他方の型部である第2型部20とは、両型部10、20の間に介在しているヒンジ部30により連結されている。
第1型部10は、平面視略三角形状に形成された底面部12と、底面部12の周縁部から立設された略三角筒状の側面部14と、側面部14の上端部で、第1型部10の開口端側である上端部に周設されたフランジ部16と、軸体部42とを有している。
ここで、底面部12は、平板状を呈し、側面部14は、底面部12と略同一の厚みで底面部12から連続して形成されている。なお、側面部14の下端部は、湾曲して形成され、これにより、底面部12の内側の面と側面部14の内側の面とが連続するとともに、底面部12の外側の面と側面部14の外側の面とが連続している。つまり、側面部14の下端にはアール部が形成されている。底面部12と側面部14とで、容器状部11が構成される。
また、フランジ部16は、略三角枠状の略平板状を呈し、底面部12と平行に形成されている。このフランジ部16は、内側が外側より薄肉に形成されていて、側面部14の端部(底面部12とは反対側の端部)から連設された薄肉部16bと、薄肉部16bの外側から連設された厚肉部16aとを有している。薄肉部16bの上面と厚肉部16aの上面とは、面一に形成され、薄肉部16bの下面と厚肉部16aの下面とは、段状に形成されている。
また、フランジ部16は、ヒンジ部30の延長線(厳密には、ヒンジ部30の軸線30aの延長線)上の領域にまで突出して形成された突出部40を有している。すなわち、突出部40は、フランジ部16におけるヒンジ部30の一方の端部近くの辺部から突出して形成され、平板状を呈し、その厚みは、厚肉部16aと同一であり、突出部40の上面とフランジ部16の厚肉部16aの上面とは面一であり、突出部40の下面とフランジ部16の圧肉部16aの下面とは面一となっている。つまり、図3のフランジ部16における一点鎖線よりも外側の領域が突出部40となり、この突出部40は、ヒンジ部30の延長線上の位置に軸体部42を支持することができるように、ヒンジ部30の軸線30aの延長線上の領域にまで突出して形成されている。つまり、突出部40は、図3に示すように、成形型5の開状態における平面視において(つまり、第2型部20を第1型部10に対して開いた状態(つまり、第1型部10に対して第2型部20が開いた状態で容器状部11と容器状部21とが同一載置平面上に載置された状態)における成形型5の平面視において)、ヒンジ部30の軸線30aの延長線を跨いだ状態で形成されている。
また、フランジ部16におけるヒンジ部30側とは反対側(つまり、第1型部10の回動先端部側)には、係合穴部18がフランジ部16の厚み方向に貫設されている。
また、軸体部42は、突出部40の上面(成形型5を閉じた際に、フランジ部26と相対する側の面から連続する面)に立設して設けられ、軸状を呈し、具体的には、基端側(突出部40側)から先端側にいくほど径が大きくなる略逆円錐台形状の周面を有し、その上端は、上方に膨出した湾曲面(例えば、球面の一部をなす面)を呈している。この軸体部42は、図3に示すように、平面視において、ヒンジ部30の軸線(中心線としてもよい)30aの延長線上に存在する。つまり、成形型5の開状態における平面視において、軸線30aは、軸体部42を通るように構成されている。つまり、具材穴形成具50は、軸体部42を中心に回動(旋回としてもよい)するが、具材穴形成具50の回動中心は、ヒンジ部30の中心線30aの延長線上又はその近傍に存在する。これにより、第1型部10内の半成形体と第2型部20内の半成形体において、ヒンジ部30を中心とした略対称位置に穴部を形成することが可能となる。
また、軸体部42の中心位置42aを通る軸線L1は、ヒンジ部30の軸線30aと直角の上下方向であり、また、成形型5の開状態における平面視において、軸体部42は、ヒンジ部30の軸線30aの延長線上に設けられているので、軸体部42の軸線L1は、ヒンジ部30の軸線30aの延長線上又はその近傍にある。図3(a)の例では、軸体部42の中心42aは、ほぼ軸線30aの延長線上にあるといえるが、厳密には、軸線30aの延長線に対して第1型部10側に若干ずれている。なお、成形型5の開状態における平面視において、軸体部42の軸線L1がヒンジ部30の軸線30aの延長線上にあるようにするのが好ましい。
また、第2型部20は、平面視略三角形状に形成された底面部22と、底面部22の周縁部から立設された略三角筒状の側面部24と、側面部24の上端部で、第2型部20の開口端側である上端部に周設されたフランジ部26と、を有している。
ここで、底面部22は、平板状を呈し、側面部24は、底面部22と略同一の厚みで底面部22から連続して形成されている。なお、側面部24の下端部は、湾曲して形成され、これにより、底面部22の内側の面と側面部24の内側の面とが連続するとともに、底面部22の外側の面と側面部24の外側の面とが連続している。つまり、側面部24の下端にはアール部が形成されている。底面部22と側面部24とで、容器状部21が構成される。容器状部21は、成形型5を開状態で載置した状態(第1型部10を第2型部20に対して開いて、底面部12と底面部22とを同一の平面上に載置した状態、例えば、図1〜図3の状態)において、容器状部11と対称(ヒンジ部30の中心を通る平面を介した面対称)に形成されている。
また、フランジ部26は、略三角枠状の略平板状を呈し、底面部22と平行に形成されている。このフランジ部26は、内側が外側より薄肉に形成されていて、側面部24の端部(底面部22とは反対側の端部)から連設された薄肉部26bと、薄肉部26bの外側から連設された厚肉部26aとを有している。薄肉部26bの上面と厚肉部26aの上面とは、面一に形成され、薄肉部26bの下面と厚肉部26aの下面とは、段状に形成されている。厚肉部26aの厚みは、厚肉部16aの厚みと同一であり、薄肉部26bの厚みは、薄肉部16bの厚みと同一となっている。
この厚肉部26aの両側の端部は、図4に示すように、ヒンジ部30の位置で厚肉部16aの両側の端部と接続しており、これにより、成形型5の開状態における底面視においては、フランジ部16、26の外周部が肉厚に形成されていて、これにより、成形型5の強度維持が図られている。また、成形型5の開状態における底面視においては、薄肉部16bと薄肉部26bとヒンジ部30の底面とは、面一に形成され、同一平面上に設けられている。
また、フランジ部26におけるヒンジ部30側とは反対側(つまり、第2型部20の回動先端部側)には、フランジ部26の上側の面部で、型閉合時にフランジ部16と相対する側である面部から突出する係合突部28が形成されている。この係合突部28は略円柱形状で、その先端部側での外径は係合穴部18の内径より大径とされ、基端部側には、その周面部に係合溝部28aが周設されている(図3参照)。係合突部28は、係合穴部18とともに「成形型が閉じた状態を保持するための閉状態保持手段」を構成する。
以上のように、第1型部10と第2型部20とは、第1型部10は、係合突部28の代わりに係合穴部18が設けられ、さらに、突出部40と、軸体部42が設けられている点を除き第2型部20と対称に形成され、第2型部20は、係合穴部18の代わりに係合突部28が設けられ、さらに、突出部40や軸体部42が設けられていない点を除き第1型部10と対称に形成されているといえる。
また、ヒンジ部30は、フランジ部16とフランジ部26間に略帯板状に形成され、ヒンジ部30の長手方向の両端においては、厚肉部16a、26aと接続し、ヒンジ部30の長手方向の両端以外の領域においては、薄肉部16b、26bと接続している。ヒンジ部30の上面は、フランジ部16、26の上面から連続しているが、ヒンジ部30の上面には、断面略円弧状で直線状の溝部30bが設けられている。また、ヒンジ部30の下面においては、長手方向の両端は、厚肉部16a、26aの下面と連続しており、長手方向の両端以外の領域では、薄肉部16b、26bの下面と連続している。以上のようにして、ヒンジ部30は、長手方向の両端以外の領域では、薄肉部16b、26bの厚みよりも薄く形成され、これにより、ヒンジ部30の部分で折曲しやすく形成されている。
ヒンジ部30の軸線30a(開状態とした成形型5(第2型部20を第1型部10に対して開いた状態における成形型5)の平面視におけるヒンジ部30の長手方向に沿った中心線)は、開状態の成形型5を水平面に載置した際に、水平方向となる。
このように、第1型部10と第2型部20とは、ヒンジ部30を介して接続しており、成形型5をヒンジ部30の回動軸にて折り曲げ、第1型部10と第2型部20とをそれぞれ相手方の開口端側へ回動させることにより、図7に示すように、第1型部10の開口端と第2型部20の開口端とは閉じ合わされて、成形型5が閉状態となる。
また、成形型5を閉状態でロックする(つまり、成形型5の閉状態を維持する)には、係合穴部18に係合突部28を挿通し、係合溝部28aに係合穴部18の周囲を嵌合させることにより、係合穴部18と係合突部28とを係合させる。
つまり、係合穴部18及び係合突部28が、弾性変形性を有する素材で形成されていることから、係合穴部18に係合突部28を挿入すると、係合穴部18は、係合突部28により押し拡げられて変形し、係合突部28の先端部分が通過した後、係合穴部18は収縮して元の形に復元し、係合溝部28aに係合穴部18の周囲が嵌合するとともに、フランジ部16の下側の面部(フランジ部26と相対する側とは反対側の面部)に、係合突部28の先端側と係合溝部28aとの境界である段差面(係合突部28の長手方向に対し略直交する面)が係止される。このように、係合穴部18と係合突部28とが係合されることにより、係合突部28は係合穴部18から容易に抜け出ず、成形型5の閉状態は解除されずに固持される。よって、例えば、成形器1により成形されたおにぎりを成形型5内に収納し、弁当容器として使用しても、持ち運びの際、第1型部10と第2型部20との閉状態が確実に維持され、また、係合を解除したい場合は、両型部10、20を相反方向に強く引けば、係合突部28が係合穴部18を押し拡げつつ抜け出し、係合が解除される。
具材穴形成具50は、ポリプロピレンにより一体成形された小さじ形状のもので、図5に示すように、短冊板形状の柄部52と、柄部52の一方の端部に形成された半球形状の容器状を呈し、柄部52と略直交する方向に突出する計量容器部(穴形成部)54と、を有し、柄部52の他方の端部においては、その厚み方向に穴部(軸体部を着脱自在に取り付ける取付部)52aが貫設されている。
この穴部52aは、円形の開口部であり、軸体部42が嵌脱可能な大きさに形成されている。この穴部52aの内径は、軸体部42の最大径(軸体部42の上端側の径)よりも小さく形成されるとともに、軸体部42の最小径(軸体部42の下端側の径)よりも大きく形成されている。これにより、穴部52aに軸体部42を挿通することにより、穴部52aの内径が軸体部42の最大径よりも小さいので、柄部52が容易には軸体部42から脱落せず、また、穴部52aの内径が軸体部42の最小径よりも大きいので、軸体部42が穴部52aに挿通した状態で具材穴形成具50が軸体部42に対して上下方向に回動することが可能となる(つまり、穴部52aと軸体部42の間に具材穴形成具50が軸体部42に対して上下方向に回動することが可能となるだけの隙間がある)。つまり、柄部52が軸体部42の軸線に対する直角方向に対して傾斜可能となっている。これにより、飯材に計量容器部54により具材穴部を形成する際に飯材側に具材穴形成具50を押す場合や、具材穴部を形成した後に、計量容器部54側を持ち上げる場合や、具材穴形成具50を回動させる際に、ヒンジ部30の上方を通過する場合に、具材穴形成具50を上下方向を回動させることが可能となる。つまり、具材穴形成具50は、軸体部42の軸線L1と直角方向の回動軸L2を中心に軸体部42に対して回動するといえる。
さらに、成形型5は弾性変形性を有する素材により形成されているので、具材穴形成具50の計量容器部54側を上方に持ち上げることにより、具材穴形成具50が軸体部42に対して傾斜する限界に達した場合(つまり、穴部52aにおける相対する縁部が軸体部42の相対する側面部に当接した場合)には、図6に示すように、フランジ部16が湾曲して、具材穴形成具50をさらに上方に持ち上げて水平方向に対して傾斜させることができる。つまり、具材穴形成具50は、軸体部42の軸線L1と直角方向の回動軸L3を中心に成形型5(厳密には、成形型5における湾曲する部分(すなわち、突出部40)以外の部分)に対して回動するといえる。すなわち、穴部52aと軸体部42の間に具材穴形成具50が軸体部42に対して上下方向に回動することが可能となるだけの隙間が形成されていなくても、具材穴形成具50を上下方向に回動させることが可能である。
以上のようにして、具材穴形成具50は、軸体部42の軸線(上下方向の軸線)L1を中心に横方向に回動するともに、軸体部42の軸線L1と直角方向の回動軸を中心に回動するといえる。
なお、穴部52aと軸体部42の間に具材穴形成具50が軸体部42に対して上下方向に回動することが可能となるだけの隙間が形成されていなくても(つまり、具材穴形成具50が軸体部42に取り付けられた状態では具材穴形成具50は軸体部42に対して上下方向に回動しない場合でも)、成形型5は弾性変形性を有する素材により形成されているので、フランジ部16が湾曲することにより、具材穴形成具50を水平方向に対して傾斜させることができる。
なお、具材穴形成具50を軸体部42から取り外す場合には、具材穴形成具50を軸体部42に対して上方に引っ張ることにより、穴部52aに押されて軸体部42の上端部分の外径が小さくなり、具材穴形成具50を軸体部42に対して取り外すことができる。
また、計量容器部54は、半球状の容器状を呈し、外側の面と内側の面とが半球状を呈し、全体にわたって同一の厚みに形成されている。これにより、計量容器部54の内側には、半球状の収納空間が設けられている。なお、軸体部42を穴部52aに挿通して具材穴形成具50を成形型5に取り付けた状態では、計量容器部54は飯材の上面に凹部を形成するために下方に突出する形状を有しているといえる。
また、柄部52の上面部(計量容器部54の突出側とは反対側の面部)には、柄部52と計量容器部54との境界付近にツマミ部58が突設され、また、下面部の両側部には、計量容器部54から連設され、柄部52の長手方向に延びるリブ部60a、60bが、剛性確保のために設けられている。
このように、具材穴形成具50は、軸体部42に着脱自在に構成され、また、具材穴形成具50を軸体部42に取り付けた状態で、軸体部42を中心に回動可能となっている。
また、柄部52の長手方向の長さは、第1容器状部11内の半成形体における平面視略中央位置に具材穴部Hを形成するとともに、第2容器状部21内の半成形体における平面視略中央位置に具材穴部Hを形成することができる長さに形成されている。なお、第1型部10を第2型部20に対して開いた状態における平面視において、第1容器状部11と第2容器状部21とがヒンジ部30を介して対称に形成されているので、柄部52の長手方向の長さが第1容器状部11内の半成形体(つまり、飯材)における平面視略中央位置に具材穴部Hを形成することができる長さに形成されていれば、第2容器状部21内の半成形体における平面視略中央位置に具材穴部Hを形成することができるといえる。
次に、おにぎり成形器1の使用状態について説明する。おにぎり成形器1を使用しない場合には、図7に示すように、成形型5を閉状態にロックしておく(つまり、係合穴部18と係合突部28とを係合させておく)。その際、図7に示すように、具材穴形成具50における穴部52aに軸体部42を挿通して、具材穴形成具50を軸体部42に軸支した状態で、成形型5を閉状態とするのに邪魔とならないように、具材穴形成具50を外側に回動させた状態とすることにより、成形型5を閉状態とするとともに、具材穴形成具50を成形型5に取り付けた状態とでき、コンパクトにすることができるので、図7に示す状態でおにぎり成形器1を収納しておけばよい。
次に、おにぎり成形器1によりおにぎりを成形する場合の工程について説明する。図8に示すように、先ず、開状態の成形型5の第1型部10及び第2型部20に飯材を充填し、各型部10、20内に半成形体Gを成形する。なお、第1型部10と第2型部20とが閉合された際、各型部10、20内の半成形体Gが相互に圧着され、おにぎり全体が具合よく加圧されるように、飯材が各型部10、20の開口部から少しだけ上方にはみ出る程度まで盛り付けるとよい。なお、図8においては、飯材を充填しやすくするために、成形型5から具材穴形成具50を取り外しているが、具材穴形成具50を成形型5の軸体部42に取り付けた状態で飯材を充填してもよい。その場合には、飯材を充填する際の邪魔とならないように、図7に示すように、具材穴形成具50は外側に回動した状態としておく。
次に、図9に示すように、具材穴形成具50の穴部52aに軸体部42を挿通して、具材穴形成具50を成形型5に取り付けた状態で、第1型部10内の半成形体G(つまり、飯材)に具材穴部Hを形成する。その際、具材穴形成具50は計量容器部54の外側の面(半球状に突出した側の面)を第1型部10内の半成形体G側として、計量容器部54を第1型部10内の半成形体Gの上方に配置し(具体的には、半成形体Gの平面視における略中央位置(第1配置位置)に配置し、具材穴形成具50は、計量容器部54側が上方となるように傾斜させておく)、その後、計量容器部54を半成形体Gに押しつけて半球形状の凹部である具材穴部Hを形成する。
その後、計量容器部54が半成形体Gに押しつけられた状態から計量容器部54を上方に引き上げ(その際、具材穴形成具50の柄部52は水平方向に対して傾斜することになる)、その後、具材穴形成具50が軸体部42に軸支された状態で、具材穴形成具50を第2型部20側に回動させる。具材穴形成具50は、上記のように、軸体部42に取り付けた状態で計量容器部54側を上方に傾斜させる(つまり、計量容器部54側を上方に回動させる)ことができるので、計量容器部54を半成形体Gに押しつけられた状態から上方に引き上げて具材穴形成具50を傾斜させることができ、また、計量容器部54がヒンジ部30の上方を通過して第2型部20内の半成形体Gの上方に配置することができる。
図10に示すように、計量容器部54が第2型部20内の半成形体Gの上方に配置されたら、第2型部20内の半成形体Gに具材穴部Hを形成する。つまり、計量容器部54を半成形体Gに押しつけて半球形状の凹穴である具材穴部Hを形成する。その際、第2型部20内の半成形体Gの平面視における略中央位置(第2配置位置)に計量容器部54を配置して具材穴部Hを形成することにより、成形型5を閉状態として2つの半成形体Gが一体になった際に、第1型部10における半成形体Gの具材穴部Hと第2型部20における半成形体Gの具材穴部Hとが1つの空間を形成するようにする。つまり、2つの半成形体Gの平面視における略中央位置に具材穴部Hを形成することにより、第1型部10内の半成形体Gに具材穴部Hを形成する場合の具材穴形成具50の柄部52の長手方向(軸線方向)とヒンジ部30の長手方向とがなす角度α1と、第2型部20内の半成形体Gに具材穴部Hを形成する場合の具材穴形成具50の柄部52の長手方向(軸線方向)とヒンジ部30の長手方向とがなす角度α2とは同一(略同一としてもよい)となる。
なお、具材穴部Hを形成する位置は半成形体Gの平面視における略中央位置でなくてもよいが、2つの具材穴部Hが1つの空間を形成するために、上記角度α1と角度α2とが同一(略同一としてもよい)となるように具材穴部Hを形成する。
以上のようにして、2つの半成形体Gのそれぞれに具材穴部Hを形成したら、図11に示すように、具材穴形成具50を軸体部42から取り外す。この状態では、各半成形体Gには、略半球状の具材穴部Hが形成されている。
その後、計量容器部54で具材Fを計り取り、一方の半成形体Gに形成された具材穴部H内に適量の具材Fを入れる。図13、図14の例では、第1型部10の半成形体Gの具材穴部Hのみに具材Fが入れられている。この場合には、一方の具材穴部Hのみに具材が入れられるので、具材Fを第2型部20の半成形体Gの具材穴部H分の具材についても第1型部10の半成形体Gの具材穴部H内に盛り上げた状態で入れるようにする。つまり、一方の具材穴部Hに計量容器部54の2杯分の具材を入れる。なお、各半成形体Gの具材穴部Hに計量容器部54で一杯分の具材Fを詰めるようにしてもよい。
具材穴部Hは半成形体Gに計量容器部54を圧入することにより形成された凹穴であるから、具材穴部Hの容積と、穴形成部54の容積とは略等しい。よって、穴形成部54で計り取った具材は、過不足なく具材穴部H内に具合良く収まることになり、計量容器部54における1杯分の具材を具材穴部Hに入れ、さらに、計量容器部54における1杯分の具材を具材穴部Hの中の具材の上にさらに盛りつけることにより、丁度2つの具材穴部Hの容積分の具材が投入されることになる。
その後、図15、図16に示すように、ヒンジ部30を介して成形型5を折り曲げ、第1型部10の開口部と、第2型部20の開口部とを閉じ合わせ、さらに、各型部10、20の全体に概ね均等に圧を加えた後、各型部10、20を開放し、成形されたおにぎりを取り出し、好みにより海苔を巻き付ける。
また、成形器1の使用後は、洗浄乾燥し、閉状態の成形型5(図15に示す状態の成形型5)と、具材穴形成基50とを別途保管してもよいし、図7に示すように、具材穴形成具50を成形型5に取り付けた状態で保管してもよい。
なお、上記の説明では、第1型部10内の半成形体Gに具材穴部Hを形成した後に、具材穴形成具50を軸体部42に取り付けた状態で第1型部10側から第2型部20側に回動させるとしたが、第1型部10内の半成形体Gに具材穴部Hを形成した後に具材穴形成具50を軸体部42から取り外し、その後、計量容器部54を第2型部20内の半成形体Gの上方に配置した状態で具材穴形成具50を軸体部42に取り付けて、計量容器部54により第2型部20内の半成形体Gに具材穴部Hを形成してもよい。
また、以上の構成に、具材穴形成具50を第1配置位置に位置決めできるとともに、第2配置位置に位置決めできる位置決め手段を加えてもよく、具体的には、例えば、次のようにすればよい。
つまり、位置決め手段は、図17に示すように、柄部52において穴部52aの内側に突出して形成された位置決め突部70と、軸体部42の外周面に形成された位置決め凹部80a、80bから構成されている。
位置決め突部70は、柄部52の長手方向の中心線52b上に形成され、円形の穴部52aの中心に向かって尖った形状に形成されている。また、位置決め凹部80aは、具材穴形成具50が第1配置位置となる回動角度の場合に、位置決め突部70と係合する位置に形成され、位置決め凹部80bは、具材穴形成具50が第2配置位置となる回動角度の場合に、位置決め突部70と係合する位置に形成されている。つまり、位置決め凹部80aと、位置決め凹部80bは、ヒンジ部30の軸線30aの延長線を介して対称の位置に形成されている。
これにより、図18(a)に示すように、位置決め突部70が位置決め凹部80aに係合した状態の場合には、具材穴形成具50が第1配置位置となるので、その状態で具材穴形成具50を半成形体に対して押すことにより容器状部11内の半成形体の略中央に具材穴部を形成することができ、また、図18(b)に示すように、位置決め突部70が位置決め凹部80bに係合した状態の場合には、具材穴形成具50が第2配置位置となるので、その状態で具材穴形成具50を半成形体に対して押すことにより容器状部21内の半成形体の略中央に具材穴部Hを形成することができる。
なお、位置決め突部70が位置決め凹部80a(80b)に係合した状態で、具材穴形成具50を回動させることにより、位置決め部80a(80b)が弾性変形することによろい、係合状態が解除される。
また、図示しないが、次のようにしてもよい。つまり、位置決め手段は、第1位置決め部として、具材穴形成具50の柄部52の下側(計量容器部54の突出側)の面部に形成された位置決め突部と、第2位置決め部として、第1型部10のフランジ部16に貫設された位置決め穴部と、第3位置決め部として、第2型部20のフランジ部26に貫設された位置決め穴部とから構成される。フランジ部16側の位置決め穴部は、具材穴形成具50が第1配置位置に配置された状態で位置決め突部と相対する位置に形成され、フランジ部26側の位置決め穴部は、具材穴形成具50が第2配置位置に配置された状態で位置決め突部と相対する位置に形成されている。
よって、軸体部42を穴部52aに挿通して具材穴形成具50を成形型5に取り付け、フランジ部16側の位置決め穴部に位置決め突部を係合させることにより、具材穴形成具50が第1配置位置に位置決めされ、また、フランジ部26側の位置決め穴部に位置決め突部を係合させることにより、具材穴形成具50が第2配置位置に位置決めされる。
以上のように、位置決め手段を設けることにより、半成形体の略中央位置に容易に具材穴部を形成することができる。
以上のように、本実施例のおにぎり成形器1においては、穴形成部50が、その配置位置を変更することができ、第1配置位置では、計量容器部54が、その突出先端部側を第1型部10の底面部12側に向けた状態にて、第1型部10の上端開口部内に配置され、第2配置位置では、計量容器部54が、その突出先端部側を第2型部20の底面部22側に向けた状態にて第2型部20の上端開口部内に配置されるので、第1型部10内の半成形体Gと、第2型部20内の半成形体Gとの両方に具材穴部Hを形成することができる。よって、第1型部10側の半成形体と第2型部20側の半成形体の両方に具材穴部Hを形成することができるので、一方の半成形体の具材穴部Hに具材Fを盛り上げて入れても、具材により他方の半成形体が潰れることがなく、重ねられた2つの半成形体の厚み方向の略中心位置に具材Fを配置することができる。なお、一方の具材穴部Hに具材Fを盛り上げずに入れた場合には、2つの具材穴部Hの空間よりも少ない具材となるが、その場合でも、2つの具材穴部Hの空間に均等に具材Fが配されるので、おにぎりの厚み方向の略中心位置に具材を配置することができ、また、この場合には、2つの具材穴部Hの空間よりも具材Fが少ないのであるから、飯材が潰れることがない。つまり、第1型部10側の半成形体と第2型部20側の半成形体の両方に具材穴部Hを形成することができるので、重ねられた2つの半成形体の厚み方向の略中心位置に具材Fを配置することができる。
また、係合穴部18と係合突部28により成形型5を閉じた状態に保持することができるので、成形したおにぎりを収納する容器として持ち運びに活用することができる。
また、具材穴形成具50は成形型5に対して着脱自在に形成されているので、具材穴形成具50を成形型5から取り外せば、弁当容器として持ち運ぶ際には、具材穴形成具50が邪魔にならず、使用後の洗浄時には、洗浄し易くなり、不使用時には、食器棚の引き出し内等に収まりよく片付けておくことができ、保管しやすくすることができる。
なお、上記の構成において、フランジ部16に係合突部28を設け、フランジ部26に係合穴部18を設けてもよい。また、穴部52aは、開口部でなくても、一部が柄部52の端部まで連通した切欠き状であってもよい。
また、上記の説明においては、成形型5に軸体部42が設けられ、具材穴形成具50に軸体部42を挿通する穴部52aが設けられるとしたが、逆の構成としてもよい。すなわち、図19に示すように、フランジ部16の突出部40に開口部40bを設け、具材穴形成具50の柄部52に軸部53を設ける。つまり、成形型5の開状態における平面視において、開口部40bは、ヒンジ部30の軸線30aの延長線上に設けられている。つまり、成形型5の開状態における平面視において、軸線30aは、開口部40bを通るように構成されている。なお、成形型5の開状態における平面視において、開口部40bの中心がヒンジ部30の軸線30aの延長線上にあるようにするのが好ましい。また、軸部53は、軸状を呈し、柄部52の端部領域から下方に突出して形成され、円筒状部53aと、円筒状部53aの下端を閉塞する板状の閉塞部53bを有している。柄部52における軸部53の取付け位置は、円形に開口している。
そして、軸部53を開口部40bに挿通することにより、具材穴形成具50を成形型5に取り付けて、具材穴形成具50を成形型5に対して回動させることにより、第1型部10内の半成形体と第2型部20内の半成形体に具材穴部Hを形成することができる。
また、開口部40bと軸部53に図18に示すような位置決め手段を設けることにより、半成形体の略中央位置に具材穴部Hを形成しやすくしてもよい。例えば、開口部40bには、ヒンジ部30の軸線30aを介して対称な位置に凹部を形成し、軸部53の外周面には、柄部52の長手方向の中心線の位置に各凹部に係合する突部を設け、具材穴形成具50の第1配置位置では、軸部53の突部と開口部40bにおける一方の凹部とが係合し、具材穴形成具50の第2配置位置では、軸部53の突部と開口部40bにおける他方の凹部とが係合するのである。なお、開口部40b側に凹部の代わりに突部を設け、軸部53に突部の代わりに凹部を設けるようにしてもよい。
1 おにぎり成形器
5 成形型
10 型部(第1型部)
20 型部(第2型部)
11 容器状部(第1容器状部)
12、22 底面部
14、24 側面部
16 フランジ部(第1フランジ部)
16a、26a 厚肉部
16b、26b 薄肉部
18 係合穴部
21 容器状部(第2容器状部)
26 フランジ部(第2フランジ部)
28 係合突部
28a 係合溝部
30 ヒンジ部
30a 軸線
30b 溝部
40 突出部
42 軸体部
50 具材穴形成具
52 柄部
52a 穴部(取付部)
54 計量容器部(穴形成部)
58 ツマミ部
60a、60b リブ部
70 位置決め突部
80a、80b 位置決め凹部
G 半成形体
H 具材穴部(凹部)
F 具材

Claims (9)

  1. おにぎり成形器であって、
    第1型部(10)と、第2型部(20)と、第1型部と第2型部の間に設けられたヒンジ部(30)とを有し、弾性変形性を有する素材により形成された成形型で、
    第1型部が、飯材を収納するための容器状を呈する第1容器状部(11)と、第1容器状部の上端である開口端の周囲に設けられた第1フランジ部で、ヒンジ部側に直線状の辺部を有するとともに、第2型部を第1型部に対して開いた状態である成形型の開状態における平面視において、ヒンジ部の軸線の延長線を跨いだ状態で形成された突出部(40)を有する第1フランジ部(16)と、突出部の上面から上方に立設し、成形型の開状態における平面視において、ヒンジ部の軸線の延長線上に設けられた軸体部(42)と、を有し、
    第2型部が、飯材を収納するための容器状を呈する第2容器状部(21)と、第2容器状部の上端である開口端の周囲に設けられた第2フランジ部で、ヒンジ部側に直線状の辺部を有する第2フランジ部(26)と、を有し、
    ヒンジ部が、第1フランジ部の該直線状の辺部と第2フランジ部の該直線状の辺部間に設けられ、
    ヒンジ部を折り曲げ第1フランジ部と第2フランジ部とを重ねて成形型を閉じた状態とすることにより第1容器状部の開口端と第2容器状部の開口端とが重ね合わされ、成形型が閉じた状態を保持するための閉状態保持手段(18、28)を有する成形型(5)と、
    成形型における軸体部に着脱自在な具材穴形成具で、
    軸体部と着脱自在でかつ軸体部に対して回動可能な柄部で、軸体部を挿脱自在に取り付ける取付部(52a)を有する柄部(52)と、
    柄部の一方の端部側に設けられた穴形成部で、軸体部を取付部に取り付けた場合に飯材の上面に凹部を形成するために下方に突出する形状を有する穴形成部(54)と、
    を有する具材穴形成具(50)と、
    を有し、
    軸体部を取付部に取り付けた状態で、具材穴形成具が軸体部を中心に回動自在であり、第1型部を第2型部に対して開いた状態とするとともに、第1容器状部と第2容器状部に飯材を収納した状態で、かつ、軸体部を取付部に取り付けた状態で、具材穴形成具を第1容器状部側に回動させて具材穴形成具を第1容器状部内の飯材側に押すことにより穴形成部により飯材に凹部が形成され、具材穴形成具を第2容器状部側に回動させて具材穴形成具を第2容器状部内の飯材側に押すことにより穴形成部により飯材に凹部が形成されることを特徴とするおにぎり成形器。
  2. 上記柄部が平板状を呈し、上記取付部が円形の開口部により形成されていることを特徴とする請求項1に記載のおにぎり成形器。
  3. 軸体部が、突出部側である基端側から先端側にいくに従い径が大きくなる周面を有し、軸体部の下端側の径は、取付部をなす円形の開口部の径よりも小さく形成され、軸体部を取付部をなす円形の開口部に挿通して具材穴形成具を軸体部に取り付けた状態で、柄部が、軸体部の軸線に対する直角方向に対して傾斜可能であることを特徴とする請求項2に記載のおにぎり成形器。
  4. 軸体部と取付部には、穴形成部が第1容器状部内の飯材の略中央位置に凹部を形成できる回動角度と、穴形成部が第2容器状部内の飯材の略中央位置に凹部を形成できる回動角度に具材穴形成具を位置決めするための位置決め手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載のおにぎり成形器。
  5. おにぎり成形器であって、
    第1型部(10)と、第2型部(20)と、第1型部と第2型部の間に設けられたヒンジ部(30)とを有し、弾性変形性を有する素材により形成された成形型で、
    第1型部が、飯材を収納するための容器状を呈する第1容器状部(11)と、第1容器状部の上端である開口端の周囲に設けられた第1フランジ部で、ヒンジ部側に直線状の辺部を有するとともに、第2型部を第1型部に対して開いた状態である成形型の開状態における平面視において、ヒンジ部の軸線の延長線を跨いだ状態で形成された突出部(40)を有する第1フランジ部(16)と、突出部に形成された円形の開口部で、成形型の開状態における平面視において、ヒンジ部の軸線の延長線上に設けられた開口部(40b)と、を有し、
    第2型部が、飯材を収納するための容器状を呈する第2容器状部(21)と、第2容器状部の上端である開口端の周囲に設けられた第2フランジ部で、ヒンジ部側に直線状の辺部を有する第2フランジ部(26)と、を有し、
    ヒンジ部が、第1フランジ部の該直線状の辺部と第2フランジ部の該直線状の辺部間に設けられ、
    ヒンジ部を折り曲げ第1フランジ部と第2フランジ部とを重ねて成形型を閉じた状態とすることにより第1容器状部の開口端と第2容器状部の開口端とが重ね合わされ、成形型が閉じた状態を保持するための閉状態保持手段(18、28)を有する成形型(5)と、
    成形型における開口部に着脱自在な具材穴形成具で、
    開口部と着脱自在でかつ開口部に対して回動可能な柄部で、上記開口部に挿脱自在な軸部(53)を有する柄部(52)と、
    柄部の一方の端部側に設けられた穴形成部で、軸部を開口部に挿入した場合に、飯材の上面に凹部を形成するために下方に突出した形状を有する穴形成部(54)と、
    を有する具材穴形成具(50)と、
    を有し、
    軸部を開口部に取り付けた状態で、具材穴形成具が開口部を中心に回動自在であり、第1型部を第2型部に対して開いた状態とするとともに、第1容器状部と第2容器状部に飯材を収納した状態で、かつ、軸部を開口部に取り付けた状態で、具材穴形成具を第1容器状部側に回動させて具材穴形成具を第1容器状部内の飯材側に押すことにより穴形成部により飯材に凹部が形成され、具材穴形成具を第2容器状部側に回動させて具材穴形成具を第2容器状部内の飯材側に押すことにより穴形成部により飯材に凹部が形成されることを特徴とするおにぎり成形器。
  6. 開口部と軸部には、穴形成部が第1容器状部内の飯材の略中央位置に凹部を形成できる回動角度と、穴形成部が第2容器状部内の飯材の略中央位置に凹部を形成できる回動角度に具材穴形成具を位置決めするための位置決め手段が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のおにぎり成形器。
  7. 穴形成部が、略半球状の容器状を呈することを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6に記載のおにぎり成形器。
  8. 閉状態保持手段が、第1フランジ部と第2フランジ部の一方におけるヒンジ部側とは反対側の端部に形成された係合穴部(18)と、第1フランジ部と第2フランジ部の他方におけるヒンジ部側とは反対側の端部に形成され、該係合穴部に係合する係合突部(28)とを有することを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7に記載のおにぎり成形器。
  9. 第2型部を第1型部に対して開いた状態における平面視において、第1容器状部と第2容器状部とがヒンジ部を介して対称に形成され、柄部が、第1容器状部内の飯材における平面視略中央位置に凹部を形成することができる長さに形成されていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8に記載のおにぎり成形器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102021597B1 (ko) * 2018-07-26 2019-09-16 정희정 주먹밥케이스
JP7376918B2 (ja) 2020-02-04 2023-11-09 株式会社丸善 手毬寿司の成形器、及び手毬寿司の製造方法

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