JP4246616B2 - 物品包装容器 - Google Patents

物品包装容器 Download PDF

Info

Publication number
JP4246616B2
JP4246616B2 JP2003415156A JP2003415156A JP4246616B2 JP 4246616 B2 JP4246616 B2 JP 4246616B2 JP 2003415156 A JP2003415156 A JP 2003415156A JP 2003415156 A JP2003415156 A JP 2003415156A JP 4246616 B2 JP4246616 B2 JP 4246616B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
article
container body
lid
small
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003415156A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005170478A (ja
Inventor
武志 山口
昇 福岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2003415156A priority Critical patent/JP4246616B2/ja
Publication of JP2005170478A publication Critical patent/JP2005170478A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4246616B2 publication Critical patent/JP4246616B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

本発明は、高さ寸法が異なる複数の物品を安定させた状態で収容するのに好適に用いられる物品包装容器に関する。
一般に、化粧品等が充填された容器、食品、玩具等の複数の物品を輸送する場合には、これら各物品を安定した状態で収容する物品包装容器が用いられる。そして、この種の物品包装容器として、高さ寸法が異なる複数の物品を収容するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3070495号公報
この従来技術による物品包装容器は、高さ寸法が異なる複数の物品(鶏卵)を収容する容器本体と、該容器本体を施蓋する蓋とにより大略構成され、容器本体の底部側には各物品の下端側を保持する凹陥状の物品保持部が設けられている。そして、この物品包装容器は、容器本体の物品保持部によって各物品の下端側を容器本体の底部から離間させた状態で安定して保持することができ、容器本体の底部からの衝撃が物品に伝わるのを抑えることができる構成となっている。
ここで、上述した従来技術による物品包装容器は、容器本体に収容された各物品のうち高さ寸法が大きい大形物品については、下端側が物品保持部によって保持されると共に上端側が蓋体に当接することにより、上,下方向の移動(がたつき)を規制することができる。
しかし、各物品のうち高さ寸法が小さい小形物品については、その上端側と蓋体との間に隙間が形成されるため、輸送時における振動等によって各小形物品が位置ずれやがたつきを生じてしまう。
このように、従来技術では、高さ寸法が異なる複数の物品を、単一の物品包装容器内に安定した状態で収容しておくことが難しく、輸送時等において各物品が物品包装容器内で位置ずれ、がたつき等を生じることにより、各物品が損傷してしまうという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、高さ寸法が異なる複数の物品を単一の容器本体内に安定した状態で収容することができ、輸送時における各物品の損傷を防止できるようにした物品包装容器を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため本発明は、一側が開口し他側が底面となった有底形状に形成され、底面側に高さ寸法が異なる複数の物品を保持する複数の物品保持部が設けられた容器本体と、該容器本体の開口を施蓋する外蓋とを備えてなる物品包装容器に適用される。
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、容器本体と外蓋との間には容器本体内に着脱可能に挿嵌される中蓋を設け、該中蓋には、各物品のうち最も高さ寸法が大きい大形物品の一側を押える大形物品押えと、該大形物品押えを囲んで他側に向け拡径して延びる拡径筒部と、該拡径筒部の先端側から前記容器本体の内壁面に向けて延びる張出し部と、該張出し部と前記拡径筒部との境界部に形成され前記大形物品よりも高さ寸法が小さい小形物品の一側を押える小形物品押えとを設け、前記中蓋の大型物品押えと小形物品押えとは、前記高さ寸法が異なる複数の物品を各物品保持部との間で個別に押える構成としたことにある。
請求項の発明は、容器本体の底面側には板状の弾性体を設け、該弾性体には、各物品のうち最も高さ寸法が大きい大形物品の他側を保持する大形物品保持部と、該大形物品保持部を囲んで配置され大形物品よりも高さ寸法が小さい小形物品の他側を保持する小形物品保持部とを設ける構成としたことにある。
請求項の発明は、外蓋には、容器本体の開口を施蓋した状態で該容器本体内に突出し、各物品のうち最も高さ寸法が大きい大形物品の一側を中蓋を挟んで位置決めする位置決め部を設ける構成としたことにある。
請求項の発明は、容器本体はその開口が楕円形状をなす有底筒状体として形成し、外蓋は、容器本体の開口を覆う楕円形状の蓋板部と、該蓋板部の外周側に一体形成され容器本体の開口側に嵌合する周壁部と、蓋板部に一体形成され該周壁部との間で容器本体の開口側を挟持する挟持部とにより構成したことにある。
請求項の発明は、容器本体と中蓋とは、透明な樹脂材料を用いて形成したことにある。
請求項1の発明によれば、高さ寸法が異なる複数の物品を容器本体内に収容し、該各物品を容器本体の底面側に設けられた各物品保持部によってそれぞれ保持した状態で、容器本体内に中蓋を挿嵌することにより、中蓋に形成された大形物品押え、小型物品押えと容器本体の物品保持部との間で、高さ寸法が異なる各物品を個別に保持することができる。これにより、各物品を、高さ寸法の違いに関わらず容器本体の物品保持部と中蓋の大形物品押え、小型物品押えとの間で安定して保持することができ、各物品を収容した物品包装容器の輸送時等において、各物品が物品包装容器内で位置ずれ、がたつき等を生じるのを抑えることができ、各物品の損傷を確実に防止することができる。しかも、中蓋は容器本体に対して着脱可能となっているので、例えば各物品が整然と収容された物品包装容器を、中蓋を取外した状態で小売店等に陳列することにより、顧客に対する外観の審美性を高めることができる。
この場合前記中蓋を、各物品のうち大形物品の一側を押える大形物品押えと、該大形物品押えを囲んで一側から他側へと拡径して延びる拡径筒部と、該拡径筒部の先端側から容器本体の内壁面に向けて延びる張出し部と、小形物品の一側を押える小形物品押えとにより構成している。このため、容器本体内に収容された大形物品の一側を中蓋の大形物品押えによって押込んだ状態で、これと同時に小形物品の一側を小形物品押えによって押込むことができ、これら大形物品と小形物品とが容器本体内で上,下方向、水平方向にがたつくのを確実に抑えることができる。
また、中蓋には容器本体の内周面に向けて延びる張出し部を設けたので、容器本体が外部からの荷重によって内側に凹むように変形したときに、張出し部が容器本体の内壁面に当接して該容器本体の変形を抑えることができ、容器本体の強度を高めることができる。さらに、大形物品押えと張出し部との間に拡径筒部を設けることにより、容器本体が外部からの荷重を受けて変形したときに中蓋に対してクッション性を与えることができ、中蓋の形状を安定させることができる。
請求項の発明によれば、容器本体の底面側に設けた弾性体に、大形物品の他側を保持する大形物品保持部と、小形物品の他側を保持する小形物品保持部とを設けたので、大形物品保持部によって大形物品の他側を弾性的に保持すると共に、小形物品保持部によって小形物品の他側を弾性的に保持することができる。これにより、大形物品の他側と小形物品の他側とを確実に保持することができ、かつ、輸送時等において容器本体から各物品に伝わる振動を緩衝することができる。また、大形物品保持部に対する大形物品の着脱と、小形物品保持部に対する着脱とを容易に行なうことができる。
請求項の発明によれば、容器本体内に各物品を収容すると共に中蓋を挿嵌した状態で、容器本体の開口を外蓋によって施蓋すると、外蓋に設けた位置決め部が容器本体内に突出し、この位置決め部が中蓋を挟んで大形物品の一側を容器本体内で位置決めする。これにより、物品包装容器の輸送時等において、中蓋の大形物品押えによって押えられた大形物品の位置ずれを抑えることができ、中蓋の小形物品押えによって押えられた小形物品の位置ずれを抑えることができる。
請求項の発明によれば、容器本体を楕円形状をなす有底筒状体として形成することにより、物品包装容器の外観に丸みを与えてその美観を高めることができ、各物品を含めた物品包装容器全体の意匠的な効果を高めることができる。また、外蓋の周壁部が容器本体の開口側に嵌合することにより、容器本体の開口を外蓋によって確実に施蓋しておくことができる。さらに、容器本体の開口側を外蓋によって施蓋したときに、外蓋の周壁部と挟持部との間で容器本体の開口側を挟持することにより、楕円形状をなす容器本体の開口に対して外蓋が回転するのを抑え、この外蓋が不用意に容器本体から離脱してしまうのを防止することができる。
請求項の発明によれば、容器本体と中蓋とを透明な樹脂材料を用いて形成している。これにより、容器本体内に整然と並んで配置された各物品を外部から目視することができ、顧客に与える外観の審美性を高めることができる。また、各物品のうちいずれかを容器本体内に収容し忘れた場合でも、この欠品を容器本体の外部から容易に判別することができ、容器本体内に所定の物品を確実に収容することができる。
以下、本発明に係る物品包装容器の実施の形態を、高さ寸法が異なる複数の化粧品用の容器を包装(収容)する場合を例に挙げ、図1ないし図7を参照しつつ詳細に説明する。
図中、1は本実施の形態による物品包装容器を示し、該物品包装容器1は、後述する大形容器21と複数の小形容器22とを一緒に収容するもので、後述の容器本体2と、外蓋9と、中蓋14とにより大略構成されている。
2は物品包装容器1の本体部を構成する容器本体で、該容器本体2は、その内部に高さ寸法が異なる大形容器21と各小形容器22とを一緒に収容するものである。
ここで、容器本体2は、一側(上側)が開口3Aとなって上,下方向に延びる筒状の側面部3と、該側面部3の他側(下側)に固着して設けられた楕円形状をなす平板状の底面部4とにより、全体として楕円形状をなす有底筒状体として形成されている。また、側面部3の下側には楕円形状をなす枠体5が外側から嵌合して設けられ、該枠体5は、容器本体2の下端側を補強すると共に、物品包装容器1内に収容された物品の商品名等を表示するものである。
ここで、容器本体2の側面部3は、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリスチレン等の透明な合成樹脂材料等からなる弾性シート材を用いて形成され、容器本体2内に収容された大形容器21、各小形容器22等を外部から目視できるようになっている。また、容器本体2の底面部4から開口3Aまでの高さ寸法は、大形容器21の高さ寸法とほぼ等しいか、若干大きく設定されている。さらに、容器本体2を楕円形状をなす有底筒状体として形成することにより、物品包装容器1の外観に丸みを与え、その美観を高めることができる構成となっている。
6は容器本体2の底面部4側に設けられた容器保持部材で、該容器保持部材6は、図3及び図4等に示すように、例えば発泡樹脂材料等の可撓性を有する弾性体を用いて、容器本体2の底面部4とほぼ等しい楕円形状を有する板状体として形成されている。
ここで、容器保持部材6には、その中央部に配置され大形容器21の下端側が弾性的に嵌合する大形物品保持部としての大形物品嵌合凹部7と、該大形物品嵌合凹部7を取囲んで放射状に配置され、小形容器22の下端側が弾性的に嵌合する複数(例えば、7個)の小形物品保持部としての小形物品嵌合凹部8,8,…とが形成されている。そして、容器保持部材6は、容器本体2の底面部4側に固定して設けられ、大形物品嵌合凹部7によって大形容器21の下端側を弾性的に保持すると共に、各小形物品嵌合凹部8によって小形容器22の下端側をそれぞれ弾性的に保持する。
9は容器本体2の開口3Aを施蓋する外蓋で、該外蓋9は、図3等に示すように、容器本体2の開口3Aを覆う楕円形状の蓋板部10と、該蓋板部10の外周側に設けられた周壁部11と、後述の位置決め部12と、各挟持部13とにより大略構成されている。そして、外蓋9は、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリスチレン等の合成樹脂材料を着色剤で着色し、半透明に成形加工したものである。
ここで、外蓋9の周壁部11は、蓋板部10の外周側から全周に亘って下向きに折曲げられ、側面部3の開口3A側に外側から嵌合するものである。従って、外蓋9の蓋板部10によって容器本体2の開口3Aを覆った状態で、周壁部11が側面部3の開口3A側に嵌合することにより、外蓋9が容器本体2から外れるのを防止し、容器本体2の開口3Aを閉塞状態に保つことができる。
12は蓋板部10の中央部に設けられたほぼコ字状の位置決め部で、該位置決め部12は、蓋板部10の中央部をその上面側から下向きにコ字状に凹ませることにより該蓋板部10に一体形成され、容器保持部材6の中央部に設けた大形物品嵌合凹部3Aと上,下方向で対向している。ここで、位置決め部12は、外蓋9の周壁部11に沿って左,右方向に延びる長手部12Aと、該長手部12Aの両端側から直角に折曲げられ左,右方向で対向する左,右の折曲部12B,12Bとからコ字状に形成され、外蓋9によって容器本体2の開口3Aを施蓋したときに、蓋板部10の下面10Aから容器本体2内に突出するものである。
そして、位置決め部12の長手部12Aと各折曲部12Bとは、容器保持部材6の大形物品嵌合凹部7に下端側を保持された大形容器21の上端側を、後述する中蓋14の大形物品押え15を挟んで取囲む。これにより、容器本体2内に収容された大形容器21の上端側を、位置決め部12によって容器本体2内で位置決めし、この大形容器21の上端側が、輸送時における振動等によって容器本体2内で上,下方向、水平方向にがたつくのを抑える構成となっている。
13,13は位置決め部12を挟んで外蓋9の幅方向の両側に設けられた一対の挟持部で、これら各挟持部13は、楕円形状をなす蓋板部10の短軸に対してほぼ直交するように延びている。ここで、各挟持部13は、蓋板部10の幅方向の両側をその上面側から下向きに凹ませることにより形成され、図7に示すように、外蓋9によって容器本体2の開口3Aを施蓋したときに、蓋板部10の下面10Aから容器本体2内に突出し、周壁部11と僅かな隙間をもって対向するものである。
そして、各挟持部13は、外蓋9によって容器本体2の開口3Aを施蓋した状態で、周壁部11との間で容器本体2の開口3A側を挟持する。これにより、外蓋9の周壁部11と各挟持部13とが、楕円形状をなす容器本体2の開口3Aに対して外蓋9が回転してしまうのを抑え、この外蓋9が不用意に容器本体2から離脱してしまうのを防止する構成となっている。
14は容器本体2と外蓋9との間に位置して容器本体2内に着脱可能に挿嵌される中蓋で、該中蓋14は、例えば物品包装容器1の輸送時等において容器本体2内に配置されることにより、大形容器21と各小形容器22とを容器本体2内で安定した収容状態に保持するものである。また、中蓋14は、輸送された物品包装容器1を小売店等に陳列するときには、容器本体2から取外しても構わない。
ここで、中蓋14は、図3及び図5等に示すように、後述の大形物品押え15、拡径筒部16、張出し部17、各小形物品押え18とにより大略構成されている。そして、中蓋14は、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリスチレン等の透明な合成樹脂材料を用いて一体形成され、容器本体2内に収容された大形容器21、各小形容器22を中蓋14を通じて外部から目視できるようになっている。
15は中蓋14の上端側に設けられた大形物品押えで、該大形物品押え15は、後述する大形容器21に設けられたキャップ21Bの上面に当接する蓋部15Aと、該蓋部15Aから下向きに延びキャップ21Bの外周面に外側から嵌合する側面部15Bとにより有蓋筒状に形成されている。
そして、大形物品押え15は、容器本体2内に収容された大形容器21のキャップ21Bに上方から嵌合することにより、大形容器21を容器保持部材6の大形物品嵌合凹部7との間で押えるものである。また、図6及び図7に示すように、大形物品押え15は、容器本体2の開口3Aを外蓋9によって施蓋した状態で、外蓋9の位置決め部12によって外周側から取囲まれる構成となっている。
16は大形物品押え15を囲んで下方に向け傘状に延びる拡径筒部で、該拡径筒部16は、その上端側が大形物品押え15の側面部15Bに接続され、下端側が容器本体2の上,下方向の途中部位まで延びている。ここで、拡径筒部16は、上端側から下端側に向けて徐々に拡径する拡径筒状に形成されている。そして、全体として傘状をなした拡径筒部16は、容器本体2が外部からの荷重を受けて変形したときに中蓋14に対してクッション性を与え、中蓋14の形状を安定させるものである。
17は拡径筒部16の下端側(先端側)から容器本体2を構成する側面部3の内壁面3Bに向けて延びる張出し部で、該張出し部17は、容器本体2の開口3Aよりも一回り小さい楕円形状をなし、側面部3の内壁面3Bに向けてほぼ水平方向に延びている。そして、張出し部17の外周側には、全周に亘って下向きに折曲げられた折曲片17Aが形成され、該折曲片17Aは側面部3の内壁面3Bに僅かな隙間をもって対面している。そして、張出し部17は、容器本体2の側面部3が外部からの荷重によって内側に凹むように変形したときに、この側面部3の内壁面3Bに折曲片17Aを当接させることにより、容器本体2の変形を抑え、該容器本体2を内側から補強するものである。
18,18,…は張出し部17と拡径筒部16との境界部に設けられた複数の小形物品押えで、これら各小形物品押え18は、大形物品押え15を取囲んで放射状に配置されている。ここで、各小形物品押え18は、後述する小形容器22に設けられたキャップ22Bの上面を上方から覆う蓋部18Aと、該蓋部18Aから下向きに延びキャップ22Bの外周面に外側から嵌合する側面部18Bとにより有蓋筒状に形成されている。
そして、各小形物品押え18は、容器本体2内に収容された小形容器22のキャップ22Bに上方から嵌合することにより、各小形容器22を容器保持部材6の各小形物品嵌合凹部8との間で個別に押えるものである。
21は物品包装容器1内に収容される物品のうち高さ寸法が最も大きい大形物品としての大形容器で、該大形容器21は、内部に美容液等の液体(図示せず)が充填されたほぼ円筒状のボトル21Aと、ボトル21Aの上端側を施蓋する円筒状のキャップ21Bとにより大略構成されている。
22,22,…は物品包装容器1内に収容される物品のうち高さ寸法が小さい小形物品としての複数の小形容器で、これら各小形容器22は、内部に化粧水等の液体(図示せず)が充填された楕円筒状のボトル22Aと、ボトル22Aの上端側を施蓋する円筒状のキャップ22Bとにより大略構成されている。
この場合、各小形容器22内に充填された化粧水は、大形容器21内に充填された美容液を使用する前段階において、予め肌等に塗布するためのものである。従って、これら大形容器21と各小形容器22とは、単一の物品包装容器1内に一緒に収容された状態で、小売店等に陳列されるようになっている。
そして、図1に示すように、大形容器21と各小形容器22とを容器本体2内に収容すると共に該容器本体2内に中蓋14を挿嵌し、容器本体2の開口3Aを外蓋9によって施蓋した状態において、大形容器21は、容器保持部材6の大形物品嵌合凹部7と中蓋14の大形物品押え15との間で安定した状態に保持され、各小形容器22は、容器保持部材6の小形物品嵌合凹部8と中蓋14の小形物品押え18との間で個別に安定した状態に保持されるものである。
本実施の形態による物品包装容器1は上述の如き構成を有するもので、次に、物品包装容器1内に、大形容器21と各小形容器22とを収容する作業について説明する。
まず、容器本体2の底面部4に容器保持部材6を固定した状態で、容器本体2の開口3Aを通じて該容器本体2内に大形容器21を挿入する。そして、大形容器21のボトル21Aの下端側を、容器保持部材6の大形物品嵌合凹部7に嵌合させる。
また、容器本体2の開口3Aを通じて該容器本体2内に各小形容器22を挿入し、各小形容器22のボトル22Aの下端側を、容器保持部材6の各小形物品嵌合凹部8にそれぞれ嵌合させる。これにより、容器本体2内には、その中央部に大形容器21が直立した状態で収容されると共に、大形容器21を取囲んで複数の小形容器22が直立した状態で整然と収容される。
この場合、容器保持部材6は発泡樹脂材料等の弾性体を用いて形成されているので、大形容器21の下端側を大形物品嵌合凹部7内に隙間なく嵌合させることにより該大形容器21を弾性的に保持することができる。また、各小形容器22の下端側を小形物品嵌合凹部8内に隙間なく嵌合させることにより該各小形容器22を弾性的に保持することができる。
これにより、大形容器21と各小形容器22とを、容器保持部材6によって直立させた状態で確実に保持することができ、また、輸送時等における外部からの振動が大形容器21、各小形容器22に伝わるのを容器保持部材6の弾性によって緩衝することができる。さらに、大形容器21を容器保持部材6の大形物品嵌合凹部7に対して抜き差しする作業と、各小形容器22を容器保持部材6の小形物品嵌合凹部8に対して抜き差しする作業とを容易に行なうことができる。
次に、容器本体2内に大形容器21と各小形容器22とを収容した状態で、容器本体2内に中蓋14を挿嵌する。そして、図6及び図7に示すように、中蓋14の大形物品押え15を、大形容器21のキャップ21Bに上方から嵌合させ、大形物品押え15の蓋部15Aをキャップ21Bの上面に当接させる。これにより、中蓋14の各小形物品押え18は、各小形容器22のキャップ22Bに上方から嵌合する。
このとき、中蓋14を構成する張出し部17の外周側に設けた折曲片17Aは、容器本体2を構成する側面部3の内壁面3Bに僅かな隙間をもって対面する。これにより、例えば容器本体2の側面部3が外部からの荷重によって内側に凹むように変形したとしても、この側面部3の内壁面3Bが張出し部17の折曲片17Aに当接することにより、容器本体2が大きく変形するのを抑えることができる。従って、容器本体2の変形によって中蓋14が容器本体2内で位置ずれするのを抑え、中蓋14の大形物品押え15によって大形容器21の上端側を確実に押えると共に、中蓋14の小形物品押え18によって各小形容器22の上端側を確実に押えることができる。
このように、大形容器21を、容器保持部材6の大形物品嵌合凹部7と中蓋14の大形物品押え15との間で保持すると共に、複数の小形容器22を、容器保持部材6の各小形物品嵌合凹部8と中蓋14の各小形物品押え18との間で個別に保持することにより、大形容器21と各小形容器22とを、容器本体2内に安定して収容することができる。
また、例えば容器本体2の側面部3が外部からの荷重によって内側に凹むように変形したとしても、張出し部17の折曲片17Aが容器本体2の側面部3に内接することにより、容器本体2を内側から補強することができ、容器本体2の変形を最小限に抑えることができる。しかも、中蓋14の大形物品押え15と張出し部17との間には傘状をなした拡径筒部16が設けられているので、容器本体2が外部からの荷重を受けて変形したときに、拡径筒部16によって中蓋14に対してクッション性を与えることにより、中蓋14の形状を安定させることができ、容器本体2全体の強度を一層高めることができる。
次に、容器本体2内に中蓋14を挿嵌した状態で、容器本体2の開口3Aを外蓋9によって施蓋する。このとき、図6及び図7に示すように、外蓋9の蓋板部10に設けた位置決め部12が、蓋板部10の下面10Aから容器本体2内に突出し、この位置決め部12の長手部12Aと各折曲部12Bとが、大形容器21のキャップ21Bの上端側を、中蓋14の大形物品押え15を介して取囲む。
これにより、大形容器21の上端側を、位置決め部12によって容器本体2のほぼ中央部に位置決めすることができ、この大形容器21の上端側が、輸送時における振動等によって容器本体2内で上,下方向、水平方向にがたつくのを抑えることができる。
一方、外蓋9によって容器本体2の開口3Aを施蓋した状態で、外蓋9の蓋板部10に設けた各挟持部13は、蓋板部10の下面10Aから容器本体2内に突出し、周壁部11との間で容器本体2の側面部3の上端側を挟持する。これにより、外蓋9の周壁部11と各挟持部13とによって、外蓋9が楕円形状をなす容器本体2の開口3Aに対して回転するのを抑えることができ、この外蓋9が不用意に容器本体2から離脱してしまうのを防止することができる。
このようにして、大形容器21と各小形容器22とを容器本体2内に収容すると共に該容器本体2内に中蓋14を挿嵌し、容器本体2の開口3Aを外蓋9によって施蓋することにより、大形容器21を、容器保持部材6の大形物品嵌合凹部7と中蓋14の大形物品押え15との間で安定して保持することができると共に、各小形容器22を、容器保持部材6の小形物品嵌合凹部8と中蓋14の小形物品押え18との間で個別に安定して保持することができる。
従って、高さ寸法が異なる大形容器21と各小形容器22とを、単一の物品包装容器1内に一緒に収容し、この物品包装容器1を小売店等に輸送する場合でも、輸送時の振動等によって大形容器21、各小形容器22が位置ずれ、がたつき等を生じて損傷するのを確実に防止することができ、これら大形容器21と各小形容器22とを、物品包装容器1内に安定して収容しておくことができる。
そして、物品包装容器1を小売店等に輸送した後には、容器本体2から中蓋14を取外すことにより、大形容器21と各小形容器22とが整然と並んで配置された物品包装容器1を小売店に陳列することができる。この場合、容器本体2の側面部3は、透明な合成樹脂材料を用いて形成されているので、物品包装容器1内に整然と並んで配置された大形容器21、各小形容器22を外部から目視することができ、顧客に与える外観の審美性を高めることができる。
また、容器本体2は楕円形状をなす有底筒状体として形成されているので、物品包装容器1全体の外観に丸みを与えることができ、大形容器21、各小形容器22を含めた物品包装容器1全体の意匠的な効果を高めることができる。
一方、中蓋14も透明な合成樹脂材料を用いて形成されているので、容器本体2内に収容された大形容器21、各小形容器22を、容器本体2の側面部3、中蓋14を通じて外部から目視することができる。これにより、例えば大形容器21、各小形容器22のうちいずれかを容器本体2内に収容し忘れた場合でも、この欠品を外部から容易に判別することができ、物品包装容器1内に所定の大形容器21、各小形容器22を確実に収容することができる。
なお、上述した実施の形態では、容器本体2を、筒状の側面部3と、該側面部3の下側に固着された楕円形状の底面部4とによって構成した場合を例示している。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば側面部3と底面部4とを一体形成してもよい。
また、上述した実施の形態では、容器本体2の底面部4に弾性体からなる容器保持部材6を固定して設けた場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば容器保持部材6を側面部3の下端側に固定することにより、容器保持部材6が容器本体2の底面部を兼用する構成としてもよい。
また、上述した実施の形態では、中蓋14の張出し部17を、容器本体2の開口3Aよりも一回り小さい楕円形状に形成し、該張出し部17の外周側に設けた折曲片17Aが容器本体2の側面部3と僅かな隙間をもって対面する構成としている。しかし、本発明はこれに限らず、例えば張出し部17を容器本体2の開口3Aとほぼ等しい楕円形状に形成し、該張出し部17の外周側に設けた折曲片17Aを、容器本体2を構成する側面部3の内壁面3Bに常時当接させる構成としてもよい。
また、上述した実施の形態では、物品包装容器1内に、高さ寸法が異なる大形容器21と小形容器22との2種類の物品を収容する場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば互いに高さ寸法が異なる3種類以上の物品を収容する構成としてもよい。
また、上述した実施の形態では、容器本体2の側面部3、中蓋14を形成する素材として透明な合成樹脂材料を用いた場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば不透明な材料、あるいは着色剤等で着色した半透明な材料を用いてもよい。また、これとは逆に、外蓋9を透明な合成樹脂材料を用いて形成してもよい。
さらに、上述した実施の形態では、物品包装容器1内に収容する物品として大形容器21、小形容器22を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば薬品、食品、玩具等の高さ寸法が異なる複数の物品を一緒に収容する場合に広く適用することができる。
本発明の実施の形態による物品包装容器、大形容器、小形容器を示す一部破断の正面図である。 物品包装容器を上方からみた平面図である。 容器本体、容器保持部材、中蓋、外蓋等を分解して示す物品包装容器の分解斜視図である。 容器保持部材を大形容器、小形容器と共に示す斜視図である。 中蓋を大形容器、小形容器と共に示す斜視図である。 容器本体、容器保持部材、中蓋、外蓋、大形容器、小形容器を図2中の矢示VI−VI方向からみた縦断面図である。 容器本体、容器保持部材、中蓋、外蓋、大形容器、小形容器を図2中の矢示VII−VII方向からみた縦断面図である。
符号の説明
1 物品包装容器
2 容器本体
3 側面部
3A 開口
3B 内壁面
4 底面部
6 容器保持部材
7 大形物品嵌合凹部(大形物品保持部)
8 小形物品嵌合凹部(小形物品保持部)
9 外蓋
10 蓋板部
11 周壁部
12 位置決め部
13 挟持部
14 中蓋
15 大形物品押え(物品押え)
16 拡径筒部
17 張出し部
18 小形物品押え(物品押え)
21 大形容器(大形物品)
22 小形容器(小形物品)

Claims (5)

  1. 一側が開口し他側が底面となった有底形状に形成され、底面側に高さ寸法が異なる複数の物品を保持する複数の物品保持部が設けられた容器本体と、該容器本体の開口を施蓋する外蓋とを備えてなる物品包装容器において、
    前記容器本体と外蓋との間には前記容器本体内に着脱可能に挿嵌される中蓋を設け、
    該中蓋には、前記各物品のうち最も高さ寸法が大きい大形物品の一側を押える大形物品押えと、該大形物品押えを囲んで他側に向け拡径して延びる拡径筒部と、該拡径筒部の先端側から前記容器本体の内壁面に向けて延びる張出し部と、該張出し部と前記拡径筒部との境界部に形成され前記大形物品よりも高さ寸法が小さい小形物品の一側を押える小形物品押えとを設け、
    前記中蓋の大型物品押えと小形物品押えとは、前記高さ寸法が異なる複数の物品を前記各物品保持部との間で個別に押える構成としたことを特徴とする物品包装容器。
  2. 前記容器本体の底面側には板状の弾性体を設け、該弾性体には、前記各物品のうち最も高さ寸法が大きい大形物品の他側を保持する大形物品保持部と、該大形物品保持部を囲んで配置され前記大形物品よりも高さ寸法が小さい小形物品の他側を保持する小形物品保持部とを設ける構成としてなる請求項1に記載の物品包装容器。
  3. 前記外蓋には、前記容器本体の開口を施蓋した状態で該容器本体内に突出し、前記各物品のうち最も高さ寸法が大きい大形物品の一側を前記中蓋を挟んで位置決めする位置決め部を設ける構成としてなる請求項1または2に記載の物品包装容器。
  4. 前記容器本体はその開口が楕円形状をなす有底筒状体として形成し、前記外蓋は、前記容器本体の開口を覆う楕円形状の蓋板部と、該蓋板部の外周側に一体形成され前記容器本体の開口側に嵌合する周壁部と、前記蓋板部に一体形成され該周壁部との間で前記容器本体の開口側を挟持する挟持部とにより構成してなる請求項1,2または3に記載の物品包装容器。
  5. 前記容器本体と前記中蓋とは、透明な樹脂材料を用いて形成してなる請求項1,2,3または4に記載の物品包装容器。
JP2003415156A 2003-12-12 2003-12-12 物品包装容器 Expired - Fee Related JP4246616B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003415156A JP4246616B2 (ja) 2003-12-12 2003-12-12 物品包装容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003415156A JP4246616B2 (ja) 2003-12-12 2003-12-12 物品包装容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005170478A JP2005170478A (ja) 2005-06-30
JP4246616B2 true JP4246616B2 (ja) 2009-04-02

Family

ID=34734746

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003415156A Expired - Fee Related JP4246616B2 (ja) 2003-12-12 2003-12-12 物品包装容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4246616B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110254907B (zh) * 2019-04-25 2020-09-04 南京溧水高新创业投资管理有限公司 一种分装瓶存储设备
JP7303934B1 (ja) 2022-10-31 2023-07-05 昌生 中山 容器に缶詰の内容物を移し替える方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005170478A (ja) 2005-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7070055B2 (en) Packaging for two or more items
JP4246616B2 (ja) 物品包装容器
KR20120066334A (ko) 와인병 포장 케이스
JP5795558B2 (ja) ケース組み立て用シート、包装ケース及び包装体
JP6718170B2 (ja) 鏡餅容器
WO2020235244A1 (ja) つけまつげ保持器
KR200479553Y1 (ko) 포장체 정위치 고정용 분할패널을 구비한 포장상자
KR20070121160A (ko) 포장 용기
JP4080988B2 (ja) 物品包装体
JP3742185B2 (ja) 物品保持構造
JP3179593U (ja) 包装体
JP2015093674A (ja) ブリスター包装容器
JP7151968B2 (ja) 包装体
JP6249595B2 (ja) 樹脂製容器
JP2007326589A (ja) 化粧兼用輸送箱
JP2004189255A (ja) 容器
JP4218868B2 (ja) 包装用容器
JP7200707B2 (ja) 瓶型容器保持部材および収納箱
JP4457483B2 (ja) 包装容器
JP2024027645A (ja) 筆記具用収容箱
KR200235833Y1 (ko) 포장용 상자
JP3179773U (ja) 仕切板を備えた容器
JP2006160331A (ja) トレー付き製品収容ケース
KR20240017587A (ko) 리필용 화장품용기
KR200339897Y1 (ko) 병제품 취부용 수납케이스

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060117

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20060328

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060331

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080930

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20081010

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090108

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140116

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees