JP7303934B1 - 容器に缶詰の内容物を移し替える方法 - Google Patents

容器に缶詰の内容物を移し替える方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7303934B1
JP7303934B1 JP2022175019A JP2022175019A JP7303934B1 JP 7303934 B1 JP7303934 B1 JP 7303934B1 JP 2022175019 A JP2022175019 A JP 2022175019A JP 2022175019 A JP2022175019 A JP 2022175019A JP 7303934 B1 JP7303934 B1 JP 7303934B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
lid
opening
elastic body
side wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022175019A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2024065919A (ja
Inventor
昌生 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2022175019A priority Critical patent/JP7303934B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7303934B1 publication Critical patent/JP7303934B1/ja
Publication of JP2024065919A publication Critical patent/JP2024065919A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Abstract

【課題】缶詰の販売現場である店舗等において開けた缶詰の内容物を容易に容器に移すことができ、よってより簡単に持ち運ぶことを可能にする構成を提供する。【解決手段】一実施形態に係る容器10は、開口部16を有する入物部12と、前記開口部16を閉じるように前記入物部12に着脱自在に取り付けられる蓋14と、前記入物部12の底部18と前記底部18につながる側壁部20とのうちの少なくとも一部において前記入物部の内側に露出するように設けられる弾性体EBである環状部材34とを備える。【選択図】図4

Description

本発明は、容器に缶詰の内容物を移し替える方法に関する。
従来、水分の多い食品を金属製缶に詰めて、保存処理を施して密封した缶詰が販売されている。缶詰には、フルオープンエンド式のもの、スパイラル式のものなど種々の種類の缶詰がある。これらの缶詰を開けるための缶切り、オープナーなどが種々提案されている(例えば特許文献1、特許文献2)。
特開2016-94237号公報 実用新案登録第3065146号 実用新案登録第3096724号
ところで、缶詰は、次のようなメリットを持つ、優れた食品流通形態である。
1つ目は、長期保存が可能であることである。
2つ目は、食品保存に添加物等が不要で健康意識の高まりに適合していることである。
3つ目は、缶詰加工は大規模な設備や高度な技術を要せず実現できるため、生産現場に近い場所で比較的容易に加工できることである。
4つ目は、それにより嵩張り重たい素材段階での輸送が少なくコスト安となり、かつ新鮮な状態で加工できることである。
5つ目は、冷蔵・冷凍が不要であり、梱包しやすく振動などに強いので、運搬が容易であり、良い品質の製品を安く消費者に届けることが可能であることである。
6つ目は、店舗でも長期保存が可能なため食品ロスの低減につながることである。
7つ目は、空き缶は資源としての再利用上有利であり、環境対策上も優位性が高いということである。
しかし、家庭で缶を開ける危険、手間や、空き缶の保管や処分が面倒なことにより、その優位性に比べれば普及又は利用範囲は十分とは言い難い。またコンビニエンスストアなどの店舗等で惣菜や弁当を購入して出先で食べる需要は大きいが、缶詰はそうした需要に十分に応えることができていない。
一方で、缶詰の販売現場である店舗等において、缶詰を開けてその内容物を容器に移し替えて家に持ち帰ることが考えられる。しかし、開けた缶詰の内容物を、食料品等を保管する容器(例えば特許文献3参照)に移し替えるとき、その内容物はこぼれやすい。つまり、従来の容器は、缶詰の内容物を容易に移し替えることに向けられていない。
本発明は、缶詰の販売現場である店舗等において開けた缶詰の内容物を容易に容器に移すことができ、よってより簡単に持ち運ぶことを可能にする構成を提供することを目的とする。ひいては、本発明は、店舗等で缶詰を開けることで、空き缶を店舗等が引き取ることを容易にし、缶詰による食料消費を拡大し、環境負荷の少ない食品流通を実現することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明の一態様は、
開口部を有する入物部と、
前記開口部を閉じるように前記入物部に着脱自在に取り付けられる蓋と、
前記入物部の底部と前記底部につながる側壁部とのうちの少なくとも一部において前記入物部の内側に露出するように設けられる弾性体と
を備え容器に、缶詰の内容物を移し替える方法であって、
上下逆さにした前記蓋の上に、開けた前記缶詰の開口部を上側にしたまま、前記缶詰を置く第1工程と、
前記蓋の上に前記缶詰を載置した状態で、前記入物部を逆さにして、前記入物部を前記蓋に対して相対的に進め、前記缶詰の前記開口部を密閉するように前記缶詰の前記開口部の全周に亘って前記缶詰の前記開口部が前記弾性体に接する状態にする第2工程と、
前記缶詰の前記開口部が前記弾性体に接した状態で前記容器をひっくり返す第3工程と
を含む方法
を提供する。
好ましくは、前記弾性体は、前記入物部の前記開口部を区画形成する前記側壁部の材料よりも柔らかい材料製である。
好ましくは、前記弾性体は、前記底部及び前記側壁部の少なくともいずれか一方において、前記入物部の軸線の周りに無端形状を有して延在している。例えば、前記弾性体は、前記底部及び前記側壁部の少なくともいずれか一方の内側において、前記入物部の軸線の周りに無端形状を有して延在することができる。また、前記弾性体は、前記入物部の前記開口部から離して設けられるとよい。
好ましくは、前記弾性体は、前記側壁部の内側に延在し、前記入物部の軸線に対して傾いている面を有する。
好ましくは、前記側壁部の少なくとも一部は前記底部に向けて狭まる形状を有し、前記弾性体は、前記側壁部の前記内面に沿って設けられている。
好ましくは、前記弾性体は、前記底部の内面に延在し、前記入物部の軸線に対して傾いている面を有する。
好ましくは、前記弾性体は該弾性体の内面に環状の溝又は突起を有している。
好ましくは、前記蓋は、前記入物部の前記側壁部の雄ねじと螺合する雌ねじを有し、前記雄ねじは、前記入物部の軸線方向において、前記側壁部の前記開口部側から前記側壁部の1/4の箇所まで少なくとも形成されている。
好ましくは、前記蓋は、前記入物部の前記側壁部の雄ねじと螺合する雌ねじを有し、前記雌ねじは、前記入物部の軸線方向において、前記側壁部の全長の1/4の長さ以上の長さを有している。
本発明の上記一態様によれば、上記構成を備えるので、缶詰の販売現場である店舗等において開けた缶詰の内容物を容易に上記容器に移すことができ、よってより簡単に持ち運ぶことが可能になる。
第1実施形態に係る容器の入物部を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は(a)のIB-IB線に沿った断面図である。 第1実施形態に係る容器の蓋を示す図であり、(a)は(b)のIIA-IIA線に沿った断面図であり、(b)は底面図である。 図2の蓋を逆さにしてその上に缶詰を載置し、図1の入物部を蓋に向けて進めるところを示す説明図である。 図2の蓋を逆さにしてその上に缶詰を載置し、図1の入物部を蓋に螺合させた状態を示す説明図である。 図4の缶詰を内部に入れた容器をひっくり返したところを示す説明図である。 第1実施形態に係る容器に別の缶詰を適用したところを示す説明図であり、図5に対応する図である。 第2実施形態に係る容器を示す図であり、(a)は蓋の断面図であり、(b)は入物部の断面図である。 図7の容器に、缶詰を適用したところを示す説明図である。 第3実施形態に係る容器を示す図であり、そこに缶詰を適用したところを示す図である。 第4実施形態に係る容器を示す図であり、(a)は蓋の断面図であり、(b)は入物部の断面図である。 第5実施形態に係る容器を示す図であり、(a)は蓋の断面図であり、(b)は入物部の断面図である。 図11(a)の蓋の変形例を示す断面図である。 図11(b)の入物部の変形例を示す断面図であり、(a)から(e)はそれぞれ別の変形例である。 第6実施形態に係る容器を示す図であり、(a)は蓋の断面図であり、(b)は入物部の断面図であり、(c)は(b)の入物部の変形例を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態を添付図に基づいて説明する。同一の部品(又は構成)には同一の符号を付してあり、それらの名称及び機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1から図6に、第1実施形態に係る容器10を開示する。容器10は、入物部12と、蓋14とを備える。入物部12は、開口部16を有する器であり、底部18と、底部18につながる側壁部20とを備える。蓋14は、開口部16を閉じるように入物部12に着脱自在に取り付けられる。入物部12はその側壁部20の外面に雄ねじ22を有する。これに対して、蓋14はその雄ねじ22に螺合することができる雌ねじ24を有する。入物部12の雄ねじ22に蓋14の雌ねじ24を螺合させることで、入物部12の開口部16は閉じられ、容器10内は実質的に密閉される。
容器10は、軸線10Aを有する。入物部12に蓋14が取り付けられているとき、軸線10Aは、入物部12の底部18の略中心を通り側壁部20の内側を通るように延び、蓋14と交差する、ここでは略直交する。容器10では、底部18は円形であり、側壁部20は略筒状であり、入物部12は軸線10A周りに概ね回転対称に形成されている。以下では、説明を容易にするため、軸線10Aの方向において、容器10、入物部12又は蓋14のそれぞれにおいて、入物部12に蓋14が取り付けられた容器10を蓋14を上側にしてテーブル等の上に載置したときの姿勢を基準にして、容器10の底部18側を「下」又は「下側」といい、容器10の蓋14側を「上」又は「上側」という。
側壁部20は、底部18に向けて狭まる形状を有する基端部26と、基端部26につながり前述の開口部16を区画形成する先端部28とを備える。基端部26は、底部18にまで延び、逆切頭円錐形状を有する。先端部28は、略円筒形状であり、雄ねじ22が形成されている。
蓋14は、入物部12に蓋14が取り付けられるとき、開口部16に面する蓋本体部30と、蓋本体部30と直交するように延びる蓋筒状部32とを有する。蓋筒状部32は雌ねじ24が形成されている。なお、蓋本体部30は円形である。
入物部12は、合成樹脂製であり、ここではポリプロピレン(PP、polypropylene)製である。しかし、入物部12は、種々の材料で作製され得、例えばポリプロピレン以外の合成樹脂製であってもよく、あるいは、金属製であってもよい。蓋14も、合成樹脂製であり、ここではポリプロピレンで作製されている。しかし、蓋14も、種々の材料で作製され得、例えばポリプロピレン以外の合成樹脂製であってもよく、あるいは、金属製であってもよい。なお、入物部12と蓋14は異なる材料で作製されてもよい。入物部12及び蓋14の材料についてのこれらの説明は、以下の他の実施形態のそれらの材料においても同じである。
入物部12の内側には、弾性体EBとして環状部材34が設けられている。環状部材34は、シリコーン製であり、入物部12及び蓋14の材料よりも柔らかい材料でできている。したがって、弾性体EBとしての環状部材34は入物部12の開口部16を区画形成する側壁部20よりも柔らかい。なお、本明細書において、弾性体EBはシリコーンからなるが、シリコーン以外の材料製であってもよく、例えば種々の樹脂材料又は天然ゴムなどで構成されていてもよい。これは以下の他の実施形態における弾性体EBにおいても同様である。
環状部材34は、入物部12の底部18と側壁部20とにおいて入物部12の内側に露出するように設けられている。特にここでは、環状部材34は底部18と側壁部20との連続部から側壁部20の途中にまで至るようにそれらの内面に沿って取り付けられ、よって、入物部12の開口部16から離れて配置され、かつ、底部18及び側壁部20の内側に延在している。そして、環状部材34は、略一定の厚さを有し、側壁部20の内面20iに沿う形状に形作られていて、底部18側に向けて先細る形状を有している。このように、環状部材34は、底部18及び側壁部20の内側において、入物部12の軸線つまり容器10の軸線10Aの周りに無端形状を有して延在している。また、環状部材34は、底部18側に向けて先細る形状を有しているので、入物部12の軸線つまり容器10の軸線10Aに対して傾いている内面34iを有する。
更に、入物部12の雄ねじ22は、開口部16を区画形成する先端部28の全体に亘って形成されている。入物部12の軸線つまり容器10の軸線10Aの方向(軸線方向)において、先端部28は、入物部12の1/4から1/3の長さを有している。したがって、雄ねじ22は、容器10の軸線10Aの方向において、側壁部20の開口部16側から側壁部20の1/4の箇所までの範囲には少なくとも形成されている。そして、蓋14の蓋筒状部32は、軸線10Aの方向(軸線方向)において入物部12の雄ねじ22と概ね同じ長さつまり、側壁部20の全長の1/4の長さ以上の長さを有し、その概ね全体に亘って雌ねじ24が形成されている。なお、軸線10Aの方向において、雄ねじ22の長さと、雌ねじ24の長さは、概ね同じであることに限定されず、大きく異なってもよい。例えば、入物部12の雄ねじ22の長さは上記長さの半分以下にされてもよい。この場合であっても、雌ねじ24が相対的に長いことで、雄ねじ22に対する雌ねじ24の螺合位置を柔軟に調整することができ、よって後述するように種々のサイズの缶詰に容器10は対応することが可能になる。
また、蓋14の蓋本体部30の内側には、突起36、38が設けられている。突起36、38は、それぞれ環状の突起であり、直径が異なり、蓋14の軸線つまり容器10の軸線10Aを中心として同心円状に配置されている。突起36、38は、一定の高さを有するように形成されている。ここでは突起36、38は、5mm程度の高さを有するが、その高さはこれに限定されない。しかし、高さは、容器10が用いられる缶詰の底部の凹部の深さを超えないとよい。突起36、38の幅は3mm程度であるが、その幅はこれに限定されない。なお、突起36、38の数は2つ以外であってもよく、1つ又は3つ以上であってもよく、ゼロであってもよい。ただし、ここでの突起36、38はそれぞれ対応する大きさの缶詰の底の凹部のサイズに応じた位置に形成されている。
上記構成を有する容器10の使用方法について図3から図5に基づいて説明する。
図3に示すように、まず、店舗等での店員等である作業者は、蓋14を、略水平に置かれたテーブル40の上に上下逆さにしてつまり蓋本体部30がテーブル40に直接接するように置く。この状態で、必要に応じて缶切り等を用いて開けた缶詰C1を、その開口部COを上側にしたまま、蓋14の蓋本体部30の上に置く。このとき、この缶詰C1の底部の凹部CRの内側に外側の突起38は大きな遊びなく嵌まるように形成されているので、缶詰C1を蓋14の略中央に配置することができる。このように蓋14の上に缶詰C1を載置した状態で、入物部12を逆さにして、入物部12を蓋14に対して進める(図3の矢印参照)。
缶詰C1のサイズに対して、容器10は、缶詰C1が環状部材34の内側を通過できないサイズを有するように、かつ、蓋14の上に缶詰C1を配置して入物部12と蓋14とを螺合させるように入物部12を蓋14に向けて進めたときに缶詰C1を入物部12と蓋14との間にしっかりと挟むことができるように、形成されている。したがって、図3に示すように入物部12を蓋14に対して進めることで、図4に示すように、蓋14の雌ねじ24に入物部12の雄ねじ22の一部は螺合することになり、缶詰C1の開口部COは、環状部材34に接し、環状部材34が弾性変形することで入物部12の環状部材34でしっかりと密閉されるような状態になる。ここでは、環状部材34は、底部18及び側壁部20において、特にそれらの内側において、入物部12の軸線つまり容器10の軸線10Aの周りに無端形状を有して延在している。したがって、図4に示すように、缶詰C1の開口部COは、その全周に亘って、環状部材34にしっかりと接し、環状部材34が弾性変形することで入物部12の環状部材34でしっかりと密閉されるような状態になることができる。また、環状部材34は、入物部12の軸線つまり容器10の軸線10Aに対して傾いている内面34iを有する。したがって、図4に示すように、缶詰C1の開口部COは、その全周に亘って、環状部材34によりしっかりと接し、環状部材34が弾性変形することで入物部12の環状部材34でよりしっかりと密閉されるような状態になることができる。そして、図4に矢印で示すように、容器10をひっくり返すことで、図5に示すように、入物部12の底部18がテーブル40に接する状態になる。図5の状態で、蓋14を外して、缶詰C1を取り除くことで、容器10の入物部12内に缶詰C1の内容物を作業者は手を汚さずに移すことができる。
以上により、店舗等で、作業者又はその缶詰C1の購入者は、缶詰C1の内容物を容器10に容易に移すことができ、よってその購入者は缶詰C1の内容物を入れた容器10を容易に持ち運ぶ又は持ち帰ることができ、一方で作業者は販売した缶詰C1の空き缶を回収することができる。なお、近年では、缶詰の缶の巻き締めた部分の外側を切るタイプの缶切りが開発されたことにより、その缶詰の開口部がより綺麗な切り口を有する。したがって、そのように開けられた缶詰にこの容器10はより適合し易い。
なお、缶詰C1とは異なるサイズの缶詰C2を容器10内に配置した状態を図6に示す。図6では、缶詰C2の凹部CRの内側には、内側の突起36が嵌まっていて、缶詰C2の開口部COは、図5に示す缶詰C1の開口部COとは異なる箇所で弾性体EBである環状部材34に接する。このように、容器10では、環状部材34は入物部12の軸線つまり容器10の軸線10Aに対して傾いている内面34iを有するので、容器10は、複数のサイズのつまり複数の規格の缶詰の内容物の移し替えに用いられることができる。
加えて、雄ねじ22は、容器10の軸線10Aの方向において、側壁部20の開口部16側から側壁部20の1/4の箇所までの範囲には少なくとも形成されていて、軸線10Aの方向の長さが容器10のサイズに対して長い。また、雌ねじ24は、軸線10Aの方向において雄ねじ22と概ね同じ長さを有する。よって、図5及び図6に示すように、容器10は、異なるサイズの缶詰C1、C2に柔軟に対応することができる。
また、環状部材34は入物部12の内側に着脱自在に取り付けられるので、容器10を洗浄するとき、環状部材34は入物部12から取り外されて、洗われる。したがって、容器10は、より清潔に使用され得る。
なお、環状部材34は、入物部12の開口部16から離して入物部12に設けられる。したがって、入物部12と蓋14との間の密閉性を考慮することなしに、環状部材34を入物部12に容易に設けることが可能になる。
次に、第2実施形態に係る容器110を図7及び図8に基づいて説明する。図7に示すように、容器110は、容器10と比べて、蓋14の内側に更なる突起102を有すること、及び、入物部12の環状部材34の内側において底部18に接するように底敷き部材104が設けられていること、という特徴を有する。つまり、容器110は、容器10の全構成を実質的に備え、その上で、更に突起102及び底敷き部材104を備える。以下では、第2実施形態に係る容器110における、容器10とのこれらの相違点について主として説明し、既に説明した構成要素に相当する構成には同じ符号を用いてそれらの重複する説明を省略する。ただし、容器110は容器10とサイズについて種々の違いを有するが、これは、種々の缶詰により柔軟に対応するためである。
突起102は、蓋本体部30の内側の面において、上記突起36、38の径方向内側に設けられていて、環状であり、蓋14の軸線つまり容器110の軸線10Aを中心として延びるように構成されている。突起102は、突起36、38と、同心円状に設けられている。
底敷き部材104は、円形の部材であり、入物部12の軸線つまり容器110の軸線10Aと交差するように底部18の内面18iに沿って延在するように設けられる。したがって、底敷き部材104は、入物部12の底部18において入物部12の内側に露出するように設けられている。また、底敷き部材104は、入物部12の軸線つまり軸線10Aの周りに無端形状を有して延在している。底敷き部材104は、厚さ一定ではなく、中心側つまり軸線10A側程厚くなるように、そして、その外側つまり側壁部20側程薄くなるように構成されている。したがって、底敷き部材104は、入物部12の軸線つまり軸線10Aに対して傾いている内面104iを有する。そして、底敷き部材104の外縁部で環状部材34と実質的に隙間なく接する。底敷き部材104も、環状部材34と同じく弾性体EBであり、環状部材34と同じ材料でできている。なお、入物部12内に底敷き部材104のみが設けられて、環状部材34は省略されてもよい。
なお、底敷き部材104は環状部材34とは別体で作製されて、入物部12の内側に環状部材34とともに取り外し可能に取り付けられる、具体的には嵌め込まれるが、底敷き部材104と環状部材34とは当初から一体の部材として作製されるとなおよい。底敷き部材104と環状部材34は一体成形の方が、強度的に、すなわち側面に延びる環状部材34に上から圧力がかかるときにその環状部材34が変形することへの強度をより良好に高めることができる。また、本開示の技術においては、底敷き部材104が厚さ一定で作製されることもできる。
上記構成を有する容器110は、図3から図6に基づいて説明したように容器10と同様に使用可能である。そして、更に、図8に示すように、容器110は使用され得る。
図8では、上記缶詰C1、C2よりも相対的に小さな直径を有する缶詰C3に容器110が用いられている。缶詰C3の底部の凹部CRには突起102が嵌まり、缶詰C3の開口部C3は環状部材34の内側で底敷き部材104に接している。このように、突起102及び底敷き部材104を有するので、容器110は、よりサイズの異なる様々な缶詰に用いられることができる。
次に、第3実施形態に係る容器210を図9に基づいて説明する。容器210における上記容器110との相違点についてのみ以下説明し、既に説明した構成要素に相当する構成には同じ符号を用いてそれらの重複する説明を省略する。
図9に示すように、容器210は、容器110と比べて、弾性体EBである環状部材34及び底敷き部材104はそれぞれその内面34i、104iに環状の凹部又は溝34r、104rを有している。環状部材34には複数の環状の溝34rがそれぞれ軸線10Aを実質的に中心として形成されている。底敷き部材104には、複数の環状の溝104rがそれぞれ軸線10Aを実質的に中心として形成されている。図9では、これらのうちの1つの溝34raに、缶詰C4の開口部COの縁が位置し、環状部材34に缶詰C4は安定して支持されている。このとき、溝34raは軸線10Aを実質的に中心として形成されているの円状の溝であるので、缶詰C4を軸線10Aを実質的に中心として容器210に配置することが可能になる。これは、缶詰C4の容器210内での好適な位置づけを可能にし、缶詰C4の内容物の容器210内への移し替えにより液漏れ等がする可能性をより確実に低減することができる。
なお、容器210は、入物部12の形状又は寸法、蓋14の形状又は寸法、環状部材34及び底敷き部材104の各形状又は寸法の点で、容器110と異なる点があるが、それらはそれぞれ同じであってもよい。
次に、第4実施形態に係る容器310を図10に基づいて説明する。容器310における上記容器110との相違点についてのみ以下説明し、既に説明した構成要素に相当する構成には同じ符号を用いてそれらの重複する説明を省略する。
容器310では、弾性体EBとして弾性部材312が、入物部12の底部18から側壁部20に亘ってその内側に延在するように設けられている。したがって、弾性部材312は、入物部12の底部18と側壁部20とにおいて入物部12の内側に露出するように設けられている。また、弾性部材312は、前述の環状部材34に対応する環状部314と、底部18にまで延びる略円状に延びる底敷き部316を有している。したがって、弾性部材312は、容器310の入物部12の底部18及び側壁部20の内側において、入物部12の軸線10Aの周りに無端形状を有して延在している。なお、弾性部材312は、環状部314に相当する部材と、底敷き部316に相当する部材とが個別に作られて、それらが容器310内に設けられることで一体的に統合されてもよい。または、環状部314に相当する部材と、底敷き部316に相当する部材とのいずれか一方のみが入物部12内に取り付けられることを、本開示は許容する。
また、底敷き部316は、上記底敷き部材104と同じく中心側ほど厚みを増すように構成されてもよいが、ここでは、中心側つまり軸線10A側程厚みが薄くなるように構成されている。弾性部材312は、その環状部314が側壁部20の内側に延在して、よって軸線10Aに対して傾いている面314iを有するだけでなく、弾性部材312の底敷き部316が底部18の内側に延在して、よって軸線10Aに対して傾いている面316iをも有する。面314iは、面316iの径方向外側において面316iに滑らかに連続する。
弾性部材312が面314i及び面316iを有することで、より多くのサイズの缶詰の開口部COを密閉するように弾性部材312は用いられることが可能になる。よって、容器310は、より多くのサイズの缶詰に用いられることが可能である。
なお、容器310は、前述の突起102を備えるが、この突起102についての更なる説明は省略する。
次に、第5実施形態に係る容器410及びその変形例を図11から図13に基づいて説明する。容器410における特徴的構成のみを説明し、上記容器10、110との相違点についてのみ以下説明し、既に説明した構成要素に相当する構成には同じ符号を用いてそれらの重複する説明を省略する。
容器410において、入物部12は、側壁部20が開口部16から底部18まで先細りになるように形成されている。側壁部20から軸線10Aを中心として径方向外側に延出するように雄ねじ22が形成されている。このような側壁部20の形状は、第1から第4実施形態の容器10、110、210、310においても採用され得る。
入物部12の底部18には、環状の突起412と、突起412の外周側に環状の段部414が形成され、それら突起412と段部414との間に環状部材416が嵌め込まれている。したがって、環状部材416は、入物部12の底部18において入物部12の内側に露出するように設けられている。弾性体EBである環状部材416はシリコーン製であり、入物部12の側壁部20及び底部18よりも柔らかい。
また、容器410の蓋14には、軸線10Aを中心として環状の突起418が設けられている。蓋14が入物部12に取り付けられたとき、環状の突起418は、段部414の真上に位置するように形成されている。特にここでは、突起418の内側縁部が段部414の内側縁部と軸線10Aからの距離が略一致するように、突起418及び段部414は設けられている。この突起418はその内側の直径(内径)D1が所定サイズの缶詰の外径とほぼ同じであるように形成されている。したがって、突起418の内側に、所定サイズの缶詰は嵌まることができる。
前述のように、蓋14が逆さまにされてテーブルに置かれているとき、缶詰はその底部が突起418内に嵌まるように蓋14に載置される。そして、入物部12が蓋に対して進められる。ここでは、容器410内に缶詰があるとき、入物部12の雄ねじ22と蓋14の雌ねじ24とが相互干渉しない範囲で、蓋14が閉まらないように蓋14及び入物部12は設計されている。したがって、缶詰の開口部が環状部材416に当接して更に環状部材416が変形するまで、作業者は入物部12を缶詰に押し付けることができる。この状態で、缶詰の開口部COは実質的に密閉されているので、この状態で容器410をひっくり返すことで、容器410の入物部12内において、缶詰の開口部COが下になるように缶詰が位置付けられる。そして、缶詰を取り除いて、蓋14を閉めることで、容器410内に缶詰の内容物を移し替えることができる。
なお、図12に示すように、容器410の蓋14の環状の突起418内に弾性部材420つまり押し付けられる缶詰のクッションとして機能する部材を配置してもよい。
また、容器410の入物部12の変形例を図13に示す。図13(a)に示すように、上記環状の突起412は省略され、環状の段部414の内側に平板状の弾性部材422が設けられてもよい。弾性部材422は、弾性体EBである。また、図13(b)に示すように、更に段部414も弾性部材423の一部として構成してもよい。弾性部材423は弾性部材422の周囲に段部414を一体的に設けた弾性体EBである。更に、図13(c)に示すように、図13(b)の入物部における入物部12の全体つまり側壁部20及び底部18の全体も弾性部材とされて、入物部12の全体が弾性部材424として構成されてもよい。また、図13(d)に示すように、図13(a)の入物部12における段部414が省略されて、入物部12の底部18にその全体に亘って略円形の平板状の弾性部材426が嵌め込まれてもよい。また、図13(e)に示すように、図13(d)の入物部12の全体も弾性部材とされて、入物部12の全体が弾性部材428として構成されてもよい。なお、弾性部材424、426、428のそれぞれも弾性体EBである。
次に、第6実施形態に係る容器510を図14に基づいて説明する。容器510における特徴的構成のみを説明し、上記容器410との相違点についてのみ以下説明し、既に説明した構成要素に相当する構成には同じ符号を用いてそれらの重複する説明を省略する。
図14(a)に示すように、容器510の蓋14は、環状の突起512を有する。突起512は、その内側の直径(内径)D2が第1の缶詰の外径に相当し、突起512の外形を超えた直径D3が第1の缶詰よりも径が大きい第2の缶詰の外径に相当するように形成されている。
図14(b)に示すように、容器510の入物部12は、その底部18に入物部12の軸線つまり軸線10Aを中心とする環状の突起514を有し、突起514の外側と側壁部20との間に環状の弾性部材516を嵌め込むように形成されている。弾性部材516は、弾性体EBであり、側壁部20の底部18との接続部から側壁部20の半分を超えた位置まで延びている。したがって、弾性部材516は、入物部12の底部18と側壁部20とにおいて入物部12の内側に露出するように設けられている。弾性部材516には2つの凹部518、520が設けられている。凹部518は第1の缶詰の開口部が嵌まるように形成されている。もう1つの凹部520は、凹部518よりも径が大きく、第1の缶詰よりも大径の第2の缶詰の開口部が嵌まるように形成されている。凹部520は、凹部518よりも浅い位置に設けられている。なお、容器510では、蓋14と入物部12との間に第1の缶詰又は第2の缶詰が挟まれたとき、蓋14が閉まらないように寸法付けされている。
なお、図14(c)に示すように、容器510の入物部12及び弾性部材516の全体が弾性部材522で構成されてもよい。この場合でも、弾性部材522の一部は、入物部12の底部18と側壁部20とにおいて入物部12の内側に露出する弾性体EBとして機能する。
以上、本発明に係る実施形態及びその変形例について説明したが、本発明はそれらに限定されない。本願の特許請求の範囲によって定義される本発明の精神及び範囲から逸脱しない限り、種々の置換、変更が可能である。本開示において説明した上記構成要素は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
例えば、環状の上記凹部又は溝34r、104r、518、520は、それぞれ環状の突起とされてもよく、例えばそれぞれ複数の突起等の組み合わせによりかえられてもよい。
なお、上記実施形態の容器10、110、210、310、410、510では、入物部12及び蓋14は、ポリプロピレン製であり、環状部材34などの弾性体EBは、シリコーン製であった。しかし、それらの材料はそれらに限定されず、例えば、弾性体EB及び入物部12は、弾性体EBが入物部12の開口部16を区画形成する側壁部20の材料よりも柔らかい材料で作られるように、種々の材料から作られ得る。
10、110、210、310、410、510 容器
12 入物部
14 蓋
16 開口部
18 底部
20 側壁部
34 環状部材
104 底敷き部材
34r、104r 溝(凹部)
312 弾性部材
422 弾性部材
516 弾性部材
EB 弾性体


Claims (4)

  1. 開口部を有する入物部と、
    前記開口部を閉じるように前記入物部に着脱自在に取り付けられる蓋と、
    前記入物部の底部と前記底部につながる側壁部とのうちの少なくとも一部において前記入物部の内側に露出するように設けられる弾性体と
    を備え容器に、缶詰の内容物を移し替える方法であって、
    上下逆さにした前記蓋の上に、開けた前記缶詰の開口部を上側にしたまま、前記缶詰を置く第1工程と、
    前記蓋の上に前記缶詰を載置した状態で、前記入物部を逆さにして、前記入物部を前記蓋に対して相対的に進め、前記缶詰の前記開口部を密閉するように前記缶詰の前記開口部の全周に亘って前記缶詰の前記開口部が前記弾性体に接する状態にする第2工程と、
    前記缶詰の前記開口部が前記弾性体に接した状態で前記容器をひっくり返す第3工程と
    を含む方法。
  2. 前記弾性体は、前記底部及び前記側壁部の少なくともいずれか一方において、前記入物部の軸線の周りに無端形状を有して延在している、
    請求項1に記載の方法
  3. 前記弾性体は該弾性体の内面に環状の溝又は突起を有していて、
    前記第2工程は、前記溝又は前記突起に前記缶詰の前記開口部の縁が位置するように前記入物部を前記蓋に対して進めることを含む、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2工程は、前記入物部と前記蓋とを螺合させ、よって前記缶詰を前記入物部の前記弾性体と前記蓋との間に挟んで保持することを含む、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
JP2022175019A 2022-10-31 2022-10-31 容器に缶詰の内容物を移し替える方法 Active JP7303934B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022175019A JP7303934B1 (ja) 2022-10-31 2022-10-31 容器に缶詰の内容物を移し替える方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022175019A JP7303934B1 (ja) 2022-10-31 2022-10-31 容器に缶詰の内容物を移し替える方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP7303934B1 true JP7303934B1 (ja) 2023-07-05
JP2024065919A JP2024065919A (ja) 2024-05-15

Family

ID=86996641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022175019A Active JP7303934B1 (ja) 2022-10-31 2022-10-31 容器に缶詰の内容物を移し替える方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7303934B1 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001206352A (ja) 2000-01-28 2001-07-31 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 包装用容器
JP2003128073A (ja) 2001-10-18 2003-05-08 Yoshida Industry Co Ltd ボトルホルダ内蔵容器
JP2005170478A (ja) 2003-12-12 2005-06-30 Kanebo Cosmetics Inc 物品包装容器
JP2008007199A (ja) 2006-06-29 2008-01-17 Toshimitsu Yukimura リフィルチューブ容器
JP2009102032A (ja) 2007-10-23 2009-05-14 Ktk:Kk 販売用容器
JP2012066854A (ja) 2010-09-24 2012-04-05 Toshiba Digital Media Engineering Corp 機器保護ケース
JP1631779S (ja) 2018-07-26 2019-05-20

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0891383A (ja) * 1994-09-28 1996-04-09 Sigma Shigyo Kk 紙管容器の緩衝装置
IT201700017609A1 (it) * 2017-02-16 2018-08-16 Manuel Nardon Contenitore per oggetti

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001206352A (ja) 2000-01-28 2001-07-31 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 包装用容器
JP2003128073A (ja) 2001-10-18 2003-05-08 Yoshida Industry Co Ltd ボトルホルダ内蔵容器
JP2005170478A (ja) 2003-12-12 2005-06-30 Kanebo Cosmetics Inc 物品包装容器
JP2008007199A (ja) 2006-06-29 2008-01-17 Toshimitsu Yukimura リフィルチューブ容器
JP2009102032A (ja) 2007-10-23 2009-05-14 Ktk:Kk 販売用容器
JP2012066854A (ja) 2010-09-24 2012-04-05 Toshiba Digital Media Engineering Corp 機器保護ケース
JP1631779S (ja) 2018-07-26 2019-05-20

Also Published As

Publication number Publication date
JP2024065919A (ja) 2024-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10947018B2 (en) Cups and containers with a living hinge and sleeves
AU2016288808B2 (en) A reusable cup
CA2578918C (en) Consumables container with nested insert
US7216769B2 (en) Nestable containers
US7757885B2 (en) Disposable container with deformable brim
US2830722A (en) Closure for vacuum-insulated containers
KR20160054036A (ko) 병 뚜껑
US11254473B2 (en) Cups and containers with a living hinge and sleeves
JP7303934B1 (ja) 容器に缶詰の内容物を移し替える方法
US2838194A (en) Insulated container
CA2539528C (en) Disposable container with deformable brim and lid therefor
KR101944214B1 (ko) 음식물 저장용기의 누수방지구조
KR200417031Y1 (ko) 도시락
RU2361791C2 (ru) Банка для напитков
CN216970581U (zh) 容器盖及储物容器
CN104684837A (zh) 用于容器密封件的开启装置
CN220484087U (zh) 一种多功能可置换内胆的瓶盖
WO1996000178A1 (en) Container
CN217295346U (zh) 一种环保食物贮存盒
JP2022175703A (ja) 収容容器及び包装体
KR970002138Y1 (ko) 일회용 다용도 식품포장용기
NZ754306A (en) Cups and containers with a living hinge and sleeves
JP2017132491A (ja) 包装容器
KR0114243Y1 (ko) 밀폐용기
RU73316U1 (ru) Крышка резьбовая

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221031

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20221031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221227

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230623

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7303934

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150