JP2015002685A - 定量供給装置及び定量供給方法 - Google Patents

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知典 橋立
弘美 伊藤
Hiromi Ito
弘美 伊藤
雄二 高山
Yuji Takayama
雄二 高山
明信 桝田
Akinobu Masuda
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Abstract

【課題】本発明は、流動性を有する高粘度の食品原料であっても、定量性に優れ、省スペースでメンテナンスも容易な定量供給装置及び定量供給方法を提供する。
【解決手段】
本発明に係る定量供給装置10は、流動性を有する高粘度の食品原料Gを、歯車ポンプ3を間欠回転させて吐出口54a,54bへ所定量ずつ送り出すことを特徴とする。吐出口54a,54bで食品原料Gに圧縮エアを吹き付けて食品原料を切断する切断器6をさらに有する。歯車ポンプ3へ食品原料Gを供給する供給経路に、所定量以上の食品原料Gを収容可能な容積を有する蓄圧器2をさらに有する。食品原料Gは、竹輪の原料であることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、流動性を有するが高粘度の素材、特に食品原料の定量供給装置及び定量供給方法に関する。
流動性を有する高粘度の食品原料としては、例えば、練り製品の原料である魚肉類や畜肉類などの練り肉、パン、クッキーなど小麦粉練り製品の生地などがあり、これら原料を用いた製品は機械式で量産が行われている。
このような流動性を有するが高粘度の食品原料を用いて所定形状の食品に加工する場合には、所定量に精度よく分配する定量供給装置が必要とされている。
例えば、魚肉の練り製品である竹輪の製造装置として、1組の押込みローラを用いて素材充填部に充填して所定量ずつ竹輪成形ドラムに供給する供給装置(例えば特許文献1参照。)や、連続的に押し出し穴から押し出される原料を切断ワイヤによって所定間隔で切断する定寸切断装置(例えば特許文献2参照。)などが提案されている。
特許文献1の供給装置は、製品の量に合わせて設定された所定量ずつ素材充填部に充填する方式であるが、生産性を考慮して素材充填部を多数設けると装置が複雑化し、装置の清掃やメンテナスも容易ではない。
特許文献2の定寸切断装置は、常時連続して原料を押し出す構造のため、柔らかい原料になると一定の形状及び一定の量で押し出すことができず、切断する前に原料がのびる、あるいは切れて落下するなどの不具合があり、実用的ではなかった。
実開平06−023490号公報 実開昭63−116088号公報
本発明は、流動性を有する高粘度の食品原料の定量供給装置を提供することを課題とする。特に流動性を有する高粘度の食品原料であっても、定量性に優れ、省スペースでメンテナンスも容易な定量供給装置及び定量供給方法を提供することを課題とする。
本発明は、以下の(1)〜(5)の定量供給装置及び(6)〜(10)の定量供給方法を要旨とする。
(1)流動性を有する高粘度の食品原料を、歯車ポンプを間欠回転させて吐出口へ所定量ずつ送り出すことを特徴とする、定量供給装置。
(2)前記(1)において、
前記吐出口で食品原料に圧縮エアを吹き付けて食品原料を切断する切断器をさらに有することを特徴とする、定量供給装置。
(3)前記(1)または前記(2)において、
前記歯車ポンプへ食品原料を供給する供給経路に、前記所定量以上の食品原料を収容可能な容積を有する蓄圧器をさらに有することを特徴とする、定量供給装置。
(4)前記(1)乃至前記(3)のいずれか1項において
前記吐出口は、第1吐出口と第2吐出口とを有し、
前記歯車ポンプから食品原料が送られてくる第1流路と、前記第1吐出口へ食品原料を送り出す第2流路と、前記第2吐出口へ食品原料を送り出す第3流路と、該第1流路から送られてくる食品原料を該第2流路と該第3流路に分配する弁と、を有する分流器をさらに有し、
前記分流器は、前記弁の位置を変更することで前記第2流路に送る食品原料と前記第3流路とに送る食品原料とに分配することを特徴とする、定量供給装置。
(5)前記(1)乃至前記(4)のいずれか1項において、
前記食品原料は、練り製品の原料であることを特徴とする、定量供給装置。
(6)流動性を有する高粘度の食品原料を、歯車ポンプを間欠回転させて吐出口へ所定量ずつ送り出すことを特徴とする、定量供給方法。
(7)前記(6)において、
前記吐出口で食品原料に圧縮エアを吹き付けて食品原料を切断する切断器をさらに有することを特徴とする、定量供給方法。
(8)前記(6)または前記(7)において、
前記歯車ポンプへ食品原料を供給する供給経路に、前記所定量以上の食品原料を収容可能な容積を有する蓄圧器をさらに有することを特徴とする、定量供給方法。
(9)前記(6)乃至前記(8)のいずれか1項において
前記吐出口は、第1吐出口と第2吐出口とを有し、
前記歯車ポンプから食品原料が送られてくる第1流路と、前記第1吐出口へ食品原料を送り出す第2流路と、前記第2吐出口へ食品原料を送り出す第3流路と、該第1流路から送られてくる食品原料を該第2流路と該第3流路に分配する弁と、を有する分流器をさらに有し、
前記分流器は、前記弁の位置を変更することで前記第2流路に送る食品原料と前記第3流路とに送る食品原料とに分配することを特徴とする、定量供給方法。
(10)前記(6)乃至前記(9)のいずれか1項において、
前記食品原料は、練り製品の原料であることを特徴とする、定量供給方法。
本発明によれば、流動性を有する高粘度の食品原料を所定量ずつ、また、一定の定型性をもって供給することができ、省スペースでメンテナンスも容易な定量供給装置及び定量供給方法を提供することができる。
定量供給装置を用いた竹輪成形装置の側面図である。 定量供給装置を斜め上から見た斜視図である。 定量供給装置のブロック図である。 定量供給装置の正面から見た縦断面図である。 定量供給装置のノズル及び切断器の斜視図である。 定量供給装置のノズル及び切断器の縦断面図である。 定量供給装置のノズル及び切断器の正面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の一実施の形態に係る定量供給装置及び定量供給方法は、流動性を有する高粘度の食品原料を、歯車ポンプを間欠回転させて吐出口へ所定量ずつ送り出すことを特徴とする。
本発明の流動性を有する高粘度の食品原料としては、例えば、練り製品の原料である魚肉類や畜肉類などの練り肉、パンやクッキー、麺類などの小麦粉練り製品の生地などを挙げることができる。特に定量性だけでなく、一定の形状のノズルから押出して、一定の形状であることが必要な食品に適する。ノズルの出口の形状は細長く板状の形状で押出すものに適している。
魚肉類の練り製品としては、例えば、竹輪、さつま揚げ、ごぼう巻、カニかまぼこ、魚肉ハム、魚肉ソーセージ、はんぺん、かまぼこなどを挙げることができる。
畜肉類の練り製品としては、例えば、畜肉ソーセージ、畜肉ハム、ミートボール、ハンバーグ、ミートローフなどを挙げることができる。
本発明の定量供給装置の一態様について、竹輪成形装置1の図面を用いて詳細に説明する。
図1は、定量供給装置10を用いた竹輪成形装置1の側面図である。図2は、定量供給装置10を斜め上から見た斜視図である。図3は、定量供給装置10のブロック図である。図4は、定量供給装置10の正面から見た縦断図である。
図1に示すように、竹輪成形装置1は、図の右側から圧送装置15、串収容装置16、定量供給装置10、串供給装置18、成型ドラム11、串回転用ベルト装置13、及び串送り装置12を備えている。
竹輪の原料Gは、流動性を有する高粘度の食品原料である。原料Gは、圧送装置15に投入すると、圧送装置15内のポンプによってパイプ17内を所定の圧力(例えば、0.1MPa程度)で移送される。パイプ17は定量供給装置10に接続され、原料Gはパイプ17から定量供給装置10に供給される。定量供給装置10のノズル部5から押し出された原料Gは、回転する金属製の串14に巻き付き、串14と共に成型ドラム11上を転がりながら所定の形状に成形される。
串14は、串収容装置16から串供給装置18に送られ、串供給装置18から成型ドラム11の周囲を移動する串移送用係止爪に移し替えられて成型ドラム11の外周に沿って回転しながら移動する。串移動係止爪は、串送り装置12によって成型ドラム11の周速よりも少し遅い周速で移動する。また、串14は、成型ドラム11の外周を移動する際に、串回転用ベルト装置13によって成型ドラム11の回転方向とは逆方向に回転する。
図2に示すように、定量供給装置10は、蓄圧器2、歯車ポンプ3、分流器4、ノズル部5、及び切断器6を備える。定量供給装置10を動作させることによって、本実施の形態の定量供給方法を実施することができる。なお、図2において、成型ドラム11はその一部を簡略化して示し、串14、串回転用ベルト装置13、定量供給装置10の架台など
は省略している。
図3に示すように、制御部7は、串供給装置18から原料Gが串14に巻き付くまでの間の所定位置に設けられた串位置センサ70から串14が所定位置に移動したことを検知する信号を受けて、操作部71であらかじめ設定されたタイミングでモータ30が所定量回転する指令を出力し、モータ30の回転終了の信号を受けて切断器5から圧縮エアを吹出す指令を出力する。
図4に示すように、蓄圧器2は、パイプ17から送られる原料Gを収容可能な密閉容器である。蓄圧器2は、供給口20(図1、図2参照)、圧力計21(図1、図2参照)、及び本体22を有する。供給口20にはパイプ17が接続され、原料Gが本体22内に供給される。圧力計21は、本体22内の圧力を計測している。従来と異なり、原料Gは歯車ポンプ3で間欠的に、しかも素早く送り出されるため、圧送装置15の圧力だけでは原料Gの歯車ポンプ3への供給が一定の圧力にならず脈打つような供給になるおそれがあるが、蓄圧器2を設けることによって歯車ポンプ3へ原料Gを安定に供給することができる。圧送装置15の流量が十分に大きい場合は、必ずしも蓄圧器2は必要ではないが、蓄圧器2を備えることにより、歯車ポンプ3による原料Gの送り出し速度をいろいろに変化させても常に安定供給することができる。
蓄圧器2の本体22の内容量は、少なくとも歯車ポンプ3が原料Gを送り出す1回分(本実施の形態では竹輪2本分)の量よりも多く収容することができる容量が好ましい。原料Gの量が変動しても、蓄圧器2内部の空気を閉じ込めておくことができる状態にしておくことが必要である。原料Gはパイプ17から本体22内に送り込まれると本体22内の空気を押し上げて圧縮し、歯車ポンプ3が回転すると本体22内で圧縮されていた空気圧によって押圧しながらパイプ23へと原料Gを確実に送り出すことができる。したがって、蓄圧器2は、歯車ポンプ3の間欠回転によって生じる原料Gを送る圧力の脈動を抑えることができる。
歯車ポンプ3は、モータ30(図1、図2参照)、駆動歯車31、被動歯車32、吸込口33、ポンプ吐出口34、及びケーシング35を有する。ケーシング35には蓄圧器2のパイプ23に接続された原料Gの入口である吸込口33と、吸込口33に対向する側に原料Gの出口であるポンプ吐出口34と、吸込口33とポンプ吐出口34との間に駆動歯車31及び被動歯車32が配置されている。駆動歯車31は、モータ30によって回転することができる。
制御部7の指令を受けると、モータ30が駆動すると、駆動歯車31が回転し、噛み合いによって被動歯車32も回転し、吸込口33から原料Gをケーシング35内に引き込み、そしてポンプ吐出口34から押し出す。モータ30が駆動している間、歯車ポンプ3は原料Gを連続的に押し出す。そして、制御部7の指令による1動作分の所定量の回転が終了するとモータ30が停止して原料Gの押し出しも停止する。モータ30の1動作、すなわち歯車ポンプ3の1回の動作によって送り出される原料Gは、ノズル部5から串14に巻き付く1回分の量であり、本実施の形態においては成型ドラム11が2列あり、1回で串14に2ヶ所で巻き付くため、竹輪2本分が正確に押し出される。
串14が間隔をあけて成型ドラム11の周囲を移動するので、歯車ポンプ3は串14が成型ドラム11の所定位置に達するたびに間欠的に動作する。したがって、従来のように連続してノズルから押し出す場合に比べて、高速で原料Gを吐出するため、例えば原料Gが柔らかい場合であっても途中でのびたり、切れたりすることなく、竹輪1本分の原料Gを吐出することができる。
モータ30は、ステッピングモータまたはサーボモータを採用することができ、より正確な原料Gの定量制御のためにサーボモータが好ましい。
駆動歯車31と被動歯車32は、平行の回転軸を有し、平歯車、はすば歯車、やまば歯車などを用いることができ、特に、高粘度の流体を定量的に輸送するためにはやまば歯車を用いることが好ましい。
分流器4は、本実施の形態のように1回で串14に対して複数本(例えば2本)の原料Gをノズル部5から吐出させる場合に有用である。分流器4は、第1パイプ40、第2パイプ41、第3パイプ42、弁43、第1流路44、第2流路45、第3流路46、及び分流室47を有する。
歯車ポンプ3のポンプ吐出口34に接続された第1パイプ40は原料Gを第1流路44に導き、第1流路44に挑んで配置された弁43は原料Gを第2流路45と第3流路46に正確に同じ量で分配する。弁43は、第1流路44、第2流路45及び第3流路46に対して開口する分流室47内に配置され、第2流路45側または第3流路46側に傾けることで各流路に流れる量を適宜調節することができる。
第2流路45と第3流路46に分配された原料Gは、第2パイプ41と第3パイプ42に流れてノズル部5へと導かれる。
ノズル部5は、第1ノズル50と第2ノズル51とを有する。第1ノズル50は、第2パイプ41に接続し、第1吐出口54aから成型ドラム11の表面に向かって原料Gを吐出する。第2ノズル51は、第3パイプ42に接続し、第2吐出口54bから成型ドラム11の表面に向かって原料Gを吐出する。
切断器6は、圧縮されたエアを吹出すことで原料Gを切断するいわゆるエアカッターであって、第1本体60aと第2本体60bとを有する。第1本体60aは、第1ノズル50の先端であって第1吐出口54aの上部に固定されている。第2本体60bは、第2ノズル51の先端であって第2吐出口54bの上部に固定されている。
次に、ノズル部5及び切断器6について、図5〜図7を用いてさらに詳細に説明する。
図5は、定量供給装置10のノズル部5及び切断器6の斜視図である。図6は、定量供給装置10のノズル部5及び切断器6の縦断面図である。図7は、定量供給装置10のノズル部5及び切断器6の正面図である。
図5〜図7には、ノズル部5の一方の第1ノズル50及び切断器6の一方の第1本体60aが示されているが、第2ノズル51及び第2本体60bも基本的な構成は同じであるので第2ノズル51及び第2本体60bについては説明を省略する。
図6に示すように、第1ノズル50は、ノズル本体52、接続口53、第1吐出口54a、及び流路55を有する。ノズル本体52は、第2パイプ41に接続される接続口53から第1吐出口54aへと貫通する管体である。第1吐出口54aは、吹出し口61よりも前方(図6の右側)に底壁と両側壁が突出し、吹出し口61から出た圧縮エアは矢印で示すように第1突出口54aの底壁及び両側壁に当たって前方へ流れながら原料を切断する。そのため、圧縮エアが当たることによる第1突出口54aにおける原料の飛び散りを防止するとともに、第1突出口54aに原料が付着することを防止する。
原料Gは、まず接続口53に第2パイプ41の太さで供給され、ノズル本体52の前方
へ移動するにしたがって薄く幅広に変形し、第1吐出口54aから串14に巻き付かせる際の幅と高さに整えられた薄板形状で吐出する。第1吐出口54aの幅は製品である竹輪の長さと略同じであり、第1吐出口54aの高さは竹輪の厚さと略同じである。
切断器6は、第1本体60a、吹出し口61、エア供給口62、第1部材63、第2部材64、及び溝65を有する。第1本体60aは、2枚の板材である第1部材63と第2部材64で構成されている。第1部材63の背面には2つのエア供給口62が開口している。第2部材64の第1部材63と対向する面には吹出し口61の幅で溝65が形成されている。溝65は、第1部材63と第2部材64とが3箇所のネジで接合した状態で、エア供給口62から吹出し口61まで連続するエア流路を形成する。吹出し口61は、第1吐出口54aの幅よりもわずかに広い幅を有するスリットである。
図5及び図7に示すように、2箇所のエア供給口62へ供給された圧縮エアは、溝65に導かれて吹出し口61から第1吐出口54aの原料Gに向かって勢いよく吹出す。2つのエア供給口62は、第1本体60aに幅方向に所定の間隔を隔てて設けられている。2つのエア供給口62は、例えば、第1吐出口54aの両端部付近の上方に配置されることができる。このように所定の間隔を隔てた2つのエア供給口62を設けることにより、第1吐出口54aの両端部付近に原料Gを残すことなく確実に切断することができる。
吹出し口61から圧縮エアを吹出すタイミングは、図3に示した操作部71で適宜設定することができ、例えば、モータ30の回転停止と同時にまたはわずかな遅延時間の後に切断器6をONにして圧縮エアを吹出すことができる。図3では単に切断器6として示したが、具体的にはエア供給口62に接続された圧縮エアのラインの途中に設けられた電磁弁を、制御部7の指令により一定時間開くように指令することで切断器6を動作させることができる。
例えば、吹出し口61から圧縮エアを吹出すことによって、歯車ポンプ3によって一定量(各ノズル部5に対して竹輪1本分の原料)が第1吐出口54aから吐出されると、その一定量の原料の終端がちょうど吹出し口61にあるため、一定量ずつ切断することができる。したがって、順次運ばれてくる串14に合わせて、各吹出し口61から竹輪1本分の原料Gを間欠的に吐出・切断することにより、竹輪の原料Gを串14に順次巻き付けることができる。
本実施の形態の定量供給装置10及び定量供給方法によれば、流動性を有する高粘度の食品原料Gを所定量ずつ供給することができる。また、本実施の形態の定量供給装置10及び定量供給方法によれば、従来の素材充填部を用いる供給装置に比べて省スペースであり、メンテナンスも容易である。
なお、上記のように本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項及び効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できよう。例えば、本実施の形態の定量供給装置は、竹輪成形装置に用いる態様について説明したが、上述した他の原料を用いる製造装置に適用することができる。
1 竹輪成形装置、2 蓄圧器、3 歯車ポンプ、4 分流器、5 ノズル部、6 切断器、7 制御部、10 定量供給装置、11 成型ドラム、12 串送り装置、13 串回転用ベルト装置、14 串、15 圧送装置、16 串収容装置、17 パイプ、18 串供給装置、20 供給口、21 圧力計、22 本体、23 パイプ、30 モータ、31 駆動歯車、32 被動歯車、33 吸込口、34 ポンプ吐出口、35 ケーシング、40 第1パイプ、41 第2パイプ、42 第3パイプ、43 弁、44 第
1流路、45 第2流路、46 第3流路、47 分流室、50 第1ノズル、51 第2ノズル、52 ノズル本体、53 接続口、54a 第1吐出口、54b 第2吐出口、55 流路、60a,60b 第1本体、第2本体、61 吹出し口、62 エア供給口、63 第1部材、64 第2部材、65 溝、70 串位置センサ、71 操作部、G 原料

Claims (10)

  1. 流動性を有する高粘度の食品原料を、歯車ポンプを間欠回転させて吐出口へ所定量ずつ送り出すことを特徴とする、定量供給装置。
  2. 請求項1において、
    前記吐出口で食品原料に圧縮エアを吹き付けて食品原料を切断する切断器をさらに有することを特徴とする、定量供給装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記歯車ポンプへ食品原料を供給する供給経路に、前記所定量以上の食品原料を収容可能な容積を有する蓄圧器をさらに有することを特徴とする、定量供給装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において
    前記吐出口は、第1吐出口と第2吐出口とを有し、
    前記歯車ポンプから食品原料が送られてくる第1流路と、前記第1吐出口へ食品原料を送り出す第2流路と、前記第2吐出口へ食品原料を送り出す第3流路と、該第1流路から送られてくる食品原料を該第2流路と該第3流路に分配する弁と、を有する分流器をさらに有し、
    前記分流器は、前記弁の位置を変更することで前記第2流路に送る食品原料と前記第3流路とに送る食品原料とに分配することを特徴とする、定量供給装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において、
    前記食品原料は、練り製品の原料であることを特徴とする、定量供給装置。
  6. 流動性を有する高粘度の食品原料を、歯車ポンプを間欠回転させて吐出口へ所定量ずつ送り出すことを特徴とする、定量供給方法。
  7. 請求項6において、
    前記吐出口で食品原料に圧縮エアを吹き付けて食品原料を切断する切断器をさらに有することを特徴とする、定量供給方法。
  8. 請求項6または7において、
    前記歯車ポンプへ食品原料を供給する供給経路に、前記所定量以上の食品原料を収容可能な容積を有する蓄圧器をさらに有することを特徴とする、定量供給方法。
  9. 請求項6乃至8のいずれか1項において
    前記吐出口は、第1吐出口と第2吐出口とを有し、
    前記歯車ポンプから食品原料が送られてくる第1流路と、前記第1吐出口へ食品原料を送り出す第2流路と、前記第2吐出口へ食品原料を送り出す第3流路と、該第1流路から送られてくる食品原料を該第2流路と該第3流路に分配する弁と、を有する分流器をさらに有し、
    前記分流器は、前記弁の位置を変更することで前記第2流路に送る食品原料と前記第3流路とに送る食品原料とに分配することを特徴とする、定量供給方法。
  10. 請求項6乃至9のいずれか1項において、
    前記食品原料は、練り製品の原料であることを特徴とする、定量供給方法。
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