JP2015002368A5 - - Google Patents

Claims (14)

1. 入力された画像をブロック単位に符号化する符号化手段と、
   前記ブロックに対応したブロック評価値を算出するブロック評価値算出手段と、
   前記ブロックをＮ個（Ｎは２以上の自然数）のサブブロックに分割し、前記サブブロックに対応したサブブロック評価値を算出するサブブロック評価値算出手段と、
   前記ブロック評価値と前記サブブロック評価値とに基づいて、前記ブロックの量子化パラメータを決定する決定手段と、
   を有することを特徴とする画像符号化装置。
2. 前記ブロック評価値算出手段により算出されたブロック評価値から、処理対象のブロックの画質を判別するブロック判別情報を生成するブロック判別手段を更に有し、
   前記決定手段は、前記ブロック判別情報と前記サブブロック評価値とに基づいて、前記ブロックの量子化パラメータを決定する
   ことを特徴とする請求項１に記載の画像符号化装置。
3. 前記決定手段は、前記ブロック判別情報が、前記処理対象のブロックの画質の劣化が目立ちづらいことを示す情報であった場合に、前記サブブロック評価値に基づいて前記ブロックの量子化パラメータを決定する
   ことを特徴とする請求項２に記載の画像符号化装置。
4. 前記決定手段は、前記ブロック判別情報が、前記処理対象のブロックの画質の劣化が目立ちやすいことを示す情報であった場合に、前記ブロック判別情報に基づいて前記ブロックの量子化パラメータを決定する
   ことを特徴とする請求項２又は請求項３に記載の画像符号化装置。
5. 前記ブロック評価値は、当該ブロックに属する各画素の輝度の平均値と輝度の複雑度とからなる
   ことを特徴とする請求項１に記載の画像符号化装置。
6. 前記決定手段は、前記平均値が第１の閾値以上であり、かつ前記複雑度が第２の閾値以上である場合に、前記サブブロック評価値に基づいて前記ブロックの量子化パラメータを決定する
   ことを特徴とする請求項５に記載の画像符号化装置。
7. 前記ブロック評価値算出手段は、前記ブロックをＭ個（ＭはＮ以下の自然数）のサブブロックに分割し、各サブブロックに対応したサブブロック評価値を算出し、当該サブブロック評価値に基づいて前記ブロックの評価値を算出する
   ことを特徴とする請求項１に記載の画像符号化装置。
8. 前記ブロック評価値算出手段および前記サブブロック評価値算出手段は、前記サブブロックの分割数を入力画像のサイズに合わせて変更する
   ことを特徴とする請求項１〜７のいずれか１項に記載の画像符号化装置。
9. 前記決定手段は、前記複数のサブブロックにおける複数の評価値の内の複雑度合いが最も低いことを示す評価値に基づいて、前記ブロックの量子化パラメータを決定する
   ことを特徴とする請求項１〜８のいずれか１項に記載の画像符号化装置。
10. 前記ブロック評価値は、輝度の明るさを示す評価値である
    ことを特徴とする請求項１〜９のいずれか１項に記載の画像符号化装置。
11. 前記サブブロック評価値は、複雑さを示す評価値である
    ことを特徴とする請求項１〜１０のいずれか１項に記載の画像符号化装置。
12. 前記決定手段は、前記サブブロック評価値が、所定の閾値よりも複雑であることを示している場合、前記サブブロック評価値が、所定の閾値よりも複雑であることを示していない場合よりも、低画質となるように、前記量子化パラメータを決定する
    ことを特徴とする請求項１〜１１のいずれか１項に記載の画像符号化装置。
13. 入力された画像をブロック単位に符号化する符号化工程と、
    前記ブロックに対応したブロック評価値を算出するブロック評価値算出工程と、
    前記ブロックをＮ個（Ｎは２以上の自然数）のサブブロックに分割し、各サブブロックに対応したサブブロック評価値を算出するサブブロック評価値算出工程と、
    前記ブロック評価値と前記サブブロック評価値とに基づいて、前記ブロックの量子化パラメータを決定する決定工程と、
    を有することを特徴とする画像符号化装置の画像符号化方法。
14. コンピュータを、請求項１〜１２のいずれか１項に記載の画像符号化装置の各手段として機能させることを特徴とするプログラム。