JP2015002226A - 多層配線基板及びその製造方法 - Google Patents

多層配線基板及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015002226A
JP2015002226A JP2013125266A JP2013125266A JP2015002226A JP 2015002226 A JP2015002226 A JP 2015002226A JP 2013125266 A JP2013125266 A JP 2013125266A JP 2013125266 A JP2013125266 A JP 2013125266A JP 2015002226 A JP2015002226 A JP 2015002226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
wiring board
main surface
wiring
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013125266A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6324669B2 (ja
Inventor
宗之 岩田
Muneyuki Iwata
宗之 岩田
卓 宮本
Taku Miyamoto
卓 宮本
善明 長屋
Yoshiaki Nagaya
善明 長屋
豊 今西
Yutaka Imanishi
豊 今西
平野 聡
Satoshi Hirano
平野  聡
奈緒子 森
Naoko Mori
奈緒子 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
Priority to JP2013125266A priority Critical patent/JP6324669B2/ja
Publication of JP2015002226A publication Critical patent/JP2015002226A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6324669B2 publication Critical patent/JP6324669B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

【課題】セラミック配線基板上に配線構造体を位置精度よく積層し、信頼性の高い多層配線基板を提供すること。
【解決手段】多層配線基板10は、基板主面41及び基板裏面42を有するセラミック配線基板40と、セラミック配線基板40の基板主面41上に積層される配線構造体20,21とを備える。配線構造体20,21は、樹脂絶縁層22,23、配線層24,25及びビア導体26を備える。樹脂絶縁層22,23は、熱硬化性樹脂からなる第1樹脂層31と、第1樹脂層31の両面に積層され、熱可塑性樹脂からなる第2樹脂層32とにより構成されている。セラミック配線基板40の基板主面41には、基板中央部54を高所としかつ基板外周部55を低所とする高低差が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板主面及び基板裏面を有するセラミック配線基板と、セラミック配線基板の基板主面上に積層され、樹脂絶縁層、配線層及びビア導体を有する配線構造体とを備えた多層配線基板及びその製造方法に関するものである。
コンピュータのマイクロプロセッサ等として使用される半導体集積回路素子(ICチップ)は、近年ますます高速化、高機能化しており、これに付随して端子数が増え、端子間ピッチも狭くなる傾向にある。一般的にICチップの底面には多数の端子が密集してアレイ状に配置されている。このICチップなどの電子部品を検査するために、電子部品検査用の多層配線基板が使用されている。
電子部品検査用の多層配線基板として、複数のセラミック絶縁層を積層してなるセラミック配線基板の上層側に、複数の樹脂絶縁層及び複数の配線層からなる配線構造体を積層した多層配線基板が実用化されている。この多層配線基板において、各樹脂絶縁層及び各セラミック絶縁層には、それら絶縁層を貫通するビア導体が設けられ、ビア導体によって層間の電気的接続が図られている。
上記多層配線基板を製造する際には、セラミック配線基板上に複数の樹脂絶縁層を配置した状態で加熱加圧することにより、セラミック配線基板に各樹脂絶縁層からなる配線構造体を圧着している。この圧着時において、樹脂絶縁層は、加熱による粘度低下に伴って移動し、配線層の変形や位置ズレが生じ易くなる。この問題を回避する目的で、樹脂絶縁層に非貫通ビア導体(ダミービア導体)を形成した多層配線基板が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この多層配線基板では、複数の非貫通ビア導体によって樹脂絶縁層の平面方向の移動が抑制されることで配線層の変形や位置ズレが防止されるため、断線等の問題が回避される。
特開2012−93103号公報
ところで、特許文献1に開示されている従来の多層配線基板では、各樹脂絶縁層の位置ズレを防止するために複数の非貫通ビア導体を樹脂絶縁層に形成する必要がある。この多層配線基板において、各非貫通ビア導体の配置スペースを確保すると、配線層を高密度で配置することができなくなる。さらに、非貫通ビア導体を設けると、電気ノイズを拾い易くなる場合があり、多層配線基板の電気特性が低下してしまうといった問題が懸念される。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、セラミック配線基板上に配線構造体を位置精度よく積層し、信頼性の高い多層配線基板を提供することにある。また別の目的は、上記多層配線基板を製造するのに好適な多層配線基板の製造方法を提供することにある。
そして上記課題を解決するための手段(手段1)としては、一対の主面を有しかつ前記主面間を貫通するビア孔が形成された樹脂絶縁層、前記樹脂絶縁層の少なくとも一方の前記主面上に配置された配線層、及び前記ビア孔内に設けられ前記配線層と電気的に接続するビア導体を有する配線構造体と、基板主面及び基板裏面を有し、前記基板主面及び前記基板裏面間を導通させる貫通導体部が設けられ、前記基板主面上に前記配線構造体が積層されるセラミック配線基板とを備えた多層配線基板であって、前記樹脂絶縁層は、熱硬化性樹脂からなる第1樹脂層と、前記第1樹脂層に積層されて少なくとも一方の前記主面をなす熱可塑性樹脂からなる第2樹脂層とにより構成され、前記基板主面には、基板中央部を高所としかつ基板外周部を低所とする高低差が設けられていることを特徴とする多層配線基板がある。
従って、手段1に記載の発明によると、基板主面には、基板中央部を高所としかつ基板外周部を低所とする高低差が設けられているので、セラミック配線基板の基板主面上に配線構造体を加熱加圧して積層する際には、樹脂絶縁層にテンション(配線構造体の平面方向に遠心的な張力)が加わった状態となる。このため、加熱による樹脂絶縁層の粘度低下に伴う平面方向の移動を防止することができる。従って、セラミック配線基板上に配線構造体を位置精度よく積層することができ、配線が断線するといった問題を回避することができる。また、本発明の多層配線基板では、従来技術のように非貫通ビア導体(ダミービア導体)を設ける必要がないため、電気特性を良好な状態に維持しつつ、配線の高密度化を図ることができる。
基板主面における高所と低所との境界には段差部が存在していてもよい。この場合、段差部のエッジによって樹脂絶縁層の平面方向のズレを確実に防止することができる。また、セラミック配線基板と樹脂絶縁層との接触面積が段差部の高低差の分だけ増加するため、セラミック配線基板と配線構造体との接続強度を高めることができる。
基板主面における段差部は、配線層及びビア導体が形成されている領域よりも外周部側に配置されていてもよい。このようにすると、多層配線基板の電気特性に影響を与えることなく、段差部を確実に形成することができ、多層配線基板の信頼性を確保することができる。
基板主面における高低差は、第2樹脂層の厚さよりも大きくかつ樹脂絶縁層の厚さよりも小さくなるように設定されていてもよい。ここで、高低差が第2樹脂層よりも小さいと、加熱時に軟化する第2樹脂層によって高低差が吸収されてしまうため、高低差による積層ズレの効果が十分に得られなくなる。また、高低差が樹脂絶縁層よりも大きいと、多層配線基板の表面において要求される平坦度を確保できなくなる場合がある。従って、基板主面において、第2樹脂層の厚さよりも大きくかつ樹脂絶縁層の厚さよりも小さくなるように高低差を設定すると、積層時における樹脂絶縁層のズレを確実に防止することができ、信頼性の高い多層配線基板を得ることができる。
基板主面における高所は、セラミック配線基板の厚み方向に垂直な平坦面であり、かつその上には貫通導体部に接続する基板側配線層が形成されている。この場合、均一な厚さの基板側配線層を位置精度よく形成することができ、セラミック配線基板と配線構造体との間における断線を確実に防止することができる。
多層配線基板は、IC検査装置用基板であってもよい。この場合、IC検査装置用基板における配線層を精度良く形成できるため、多数の端子が密集してアレイ状に配置されているICチップを確実に検査することができる。
樹脂絶縁層(第1樹脂層及び第2樹脂層)としては、通常ポリイミド系の樹脂材料が用いられるが、ポリイミド系の樹脂以外の樹脂を用いて形成されるものでもよく、絶縁性、耐熱性、耐湿性等を考慮して適宜選択することができる。また、樹脂絶縁層の第1樹脂層として、樹脂とガラス繊維(ガラス織布やガラス不織布)やポリアミド繊維等の有機繊維との複合材料、あるいは、連続多孔質PTFE等の三次元網目状フッ素系樹脂基材に熱硬化性樹脂を含浸させた樹脂−樹脂複合材料等を使用してもよい。
配線層は、主として銅からなり、サブトラクティブ法、セミアディティブ法、フルアディティブ法などといった公知の手法によって形成される。具体的に言うと、例えば、銅箔のエッチング、無電解銅めっきあるいは電解銅めっきなどの手法が適用される。なお、スパッタやCVD等の手法により薄膜を形成した後にエッチングを行うことで配線層を形成したり、導電性ペースト等の印刷により配線層を形成したりすることも可能である。
また、上記課題を解決するための別の手段(手段2)としては、手段1に記載の多層配線基板を製造する方法であって、前記配線層及び前記ビア導体が形成された樹脂絶縁層を有する配線構造体を準備する配線構造体準備工程と、前記貫通導体部が設けられたセラミック配線基板を準備するセラミック配線基板準備工程と、前記セラミック配線基板の前記基板主面に前記高低差を設ける高低差付与工程と、前記高低差の存在する前記基板主面上に前記配線構造体を配置した状態で加熱加圧を行うことにより、前記基板主面に前記配線構造体を圧着させる積層工程とを含むことを特徴とする多層配線基板の製造方法がある。
従って、手段2に記載の発明によると、高低差付与工程においてセラミック配線基板の基板主面に高低差が設けられた後、積層工程が実施される。この積層工程では、高低差の存在する基板主面上に配線構造体を配置した状態で加熱加圧が行われ、配線構造体が基板主面に圧着される。このとき、配線構造体の樹脂絶縁層にテンションが加わった状態となるため、樹脂絶縁層の粘度低下に伴う平面方向の移動が防止され、セラミック配線基板上に配線構造体を精度よく積層することができる。
積層工程では、高低差の存在する基板主面上に配線構造体を複数重ねて配置した状態で加熱加圧を行うことにより、基板主面に配線構造体を一括して圧着させてもよい。このようにすると、複数の配線構造体を1つずつ圧着させる場合と比較して、製造工程を簡素化することができ、多層配線基板を短時間で製造することができる。なお、高低差の存在する基板主面上に複数の配線構造体を1つずつ圧着させるようにしてもよい。この場合、多層配線基板の工期は長くなるが、積層時における樹脂絶縁層のズレを確実に防止することができる。
高低差付与工程では、焼成工程を経たセラミック配線基板の基板主面において、基板外周部のセラミック材料を除去することにより、高低差を設けてもよい。このようにすると、セラミック配線基板の基板主面において、所定寸法の高低差を正確にかつ容易に形成することができる。具体的には、基板外周部のセラミック材料を除去して段差部を形成する場合、エッジのある段差部を正確に形成することができるため、積層時における樹脂絶縁層の位置ズレを確実に防止することができる。
高低差付与工程では、焼成工程を経たセラミック配線基板の基板主面をあらかじめ表面研磨した後、その表面研磨された基板主面において、基板外周部のセラミック材料を除去することにより、高低差を設けてもよい。このようにすると、基板主面における高低差を正確に設けることができる。また、表面研磨された基板主面が平坦面となるので、その基板主面上に貫通導体部に接続する基板側配線層を均一な厚さで位置精度よく形成することができる。さらに、基板主面における低所は高所よりも表面粗さが大きくなるため、低所となる基板外周部によって積層時における樹脂絶縁層のズレを確実に防止することができる。
高低差付与工程では、レーザトリミング、エッチングまたは研磨により基板外周部のセラミック材料を除去する。つまり、本発明では、セラミック材料の種類やセラミック配線基板の形状、サイズ等に応じて、レーザトリミング、エッチング及び研磨の中から最適な手法を選択し、その手法によって基板外周部のセラミック材料を除去する。このように、最適な手法で基板外周部のセラミック材料を除去することにより、基板主面における高低差を確実に設けることが可能となる。
本実施の形態における多層配線基板の概略構成を示す断面図。 多層配線基板の製造方法における配線構造体準備工程を示す説明図。 多層配線基板の製造方法における配線構造体準備工程を示す説明図。 多層配線基板の製造方法における配線構造体準備工程を示す説明図。 多層配線基板の製造方法におけるセラミック配線基板準備工程を示す説明図。 多層配線基板の製造方法におけるセラミック配線基板準備工程を示す説明図。 多層配線基板の製造方法におけるセラミック配線基板準備工程を示す説明図。 多層配線基板の製造方法におけるセラミック配線基板準備工程を示す説明図。 多層配線基板の製造方法における高低差付与工程を示す説明図。 基板主面に段差部を設けない別の実施の形態のセラミック配線基板を示す説明図。
以下、本発明を多層配線基板に具体化した一実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は、本実施の形態の多層配線基板の概略構成を示す断面図である。
図1に示される多層配線基板10は、ICチップの電気検査を行うためのIC検査装置用基板である。多層配線基板10は、厚さ方向に積層される複数(本実施の形態では2つ)の配線構造体20,21と、配線構造体21の下層側に設けられるセラミック配線基板40とを備える。多層配線基板10は、縦横の長さが10cm程度、厚さが4mm程度の基板であり、使用時において多層配線基板10の主面11(図1では上面)が検査対象であるICチップに向けて配置される。
上側の配線構造体20は、樹脂絶縁層22、配線層24及びビア導体26を有し、下側の配線構造体21は、樹脂絶縁層23、配線層25及びビア導体26を有する。各樹脂絶縁層22,23は、一対の主面27,28を有し、それら主面27,28間を貫通するビア孔29が形成されている。配線層24は、樹脂絶縁層22の主面27(本実施の形態では上面)上に配置されている。配線層25は、樹脂絶縁層23の主面27上に配置されている。ビア導体26は、ビア孔29内に設けられ、配線層24,25と電気的に接続されている。
樹脂絶縁層22,23は、例えばポリイミド系樹脂からなる絶縁層である。具体的には、樹脂絶縁層22,23は、第1樹脂層31と、第1樹脂層31の両面に積層され、樹脂絶縁層22,23の主面27,28をなす第2樹脂層32とにより構成されている。本実施の形態において、樹脂絶縁層22,23を構成する第1樹脂層31は、ポリイミド系の熱硬化性樹脂からなり、厚みは20μm程度である。第2樹脂層32は、ポリイミド系の熱可塑性樹脂からなり、厚みは2.5μm程度である。つまり、樹脂絶縁層22,23は25μm程度である。また、配線層24,25は、例えば銅からなる導体層であり、その厚みは5μm程度である。配線構造体20,21のビア孔29及びビア導体26は断面円形状をなし、ビア孔29の内径及びビア導体26の外径は、50μm程度である。
また、多層配線基板10の主面11(配線構造体20の上面)における中央部分には、配線層24を構成する複数の主面側端子35がアレイ状に形成されている。主面側端子35は、断面円形状をなし、その直径は例えば60μm程度に設定されている。
セラミック配線基板40は、基板主面41及び基板裏面42を有し、基板主面41上に各配線構造体20,21が積層されている。セラミック配線基板40には、複数のセラミック絶縁層43,44,45と複数の導体層46とが積層されている。セラミック絶縁層43〜45は、例えばアルミナの焼結体であり、導体層46は、例えばタングステン、モリブデン、又はこれらの合金のメタライズ層である。セラミック配線基板40において、各セラミック絶縁層43〜45には厚さ方向に貫通する貫通孔48が形成されており、その貫通孔48内には導体層46に接続されるビア導体49が形成されている。各貫通孔48は断面円形状をなしており、それらの内径は60μm程度である。各ビア導体49も断面円形状をなしており、それらの外径は60μm程度である。ビア導体49は、導体層46と同様にタングステン、モリブデン、又はこれらの合金のメタライズ層からなる。各導体層46及び各ビア導体49は、基板主面41及び基板裏面42間を導通させる貫通導体部として機能する。
セラミック配線基板40の基板裏面42(多層配線基板10の裏面12)には、複数の裏面側端子50がほぼ全域にわたってアレイ状に形成されている。各裏面側端子50は断面円形状をなし、裏面側端子50の直径は、1.0mm程度に設定されている。また、基板主面41の中央部分には、薄膜状の導体層51が形成されている。導体層51は、チタン及び/又は銅等からなる基板側配線層である。
セラミック配線基板40の各裏面側端子50は、ビア導体49や導体層46,51を介して配線構造体21のビア導体26に接続され、さらに配線構造体21の配線層25及び配線構造体20のビア導体26を介して主面側端子35に接続される。
また、セラミック配線基板40において、基板主面41には、基板中央部54を高所としかつ基板外周部55を低所とする高低差が設けられている。より詳しくは、セラミック配線基板40の基板主面41において、高所となる基板中央部54と低所となる基板外周部55との境界に段差部56が形成されている。段差部56は、配線構造体21の配線層25及びビア導体26が形成されている領域よりも外周部側に配置されている。また、段差部56の高低差は、10μm程度であり、樹脂絶縁層22,23の第2樹脂層32の厚さよりも大きくかつ樹脂絶縁層22,23の厚さよりも小さくなるよう設定されている。さらに、基板主面41における高所は、セラミック配線基板40の厚み方向に垂直な平坦面であり、かつその上にはビア導体26に接続される導体層51(基板側配線層)が形成されている。
多層配線基板10において、セラミック配線基板40の基板主面41における高低差は、配線構造体20,21の樹脂絶縁層22,23で吸収され、主面11上における中央部と外周部との高低差は、基板主面41における高低差よりも小さくなっている。つまり、各配線構造体20,21の上面における高低差は、上層側に行くに従って小さくなっている。
次に、本実施の形態における多層配線基板10の製造方法を説明する。
先ず、配線構造体準備工程を行う。具体的には、図2に示されるように、樹脂絶縁層22,23となる樹脂絶縁材61の片側の主面27(図2では上面)に、配線層24,25となる銅箔63が形成された銅箔付き樹脂フィルム64を準備し、所定寸法に切断する。なお、樹脂絶縁材61は、ポリイミド系の熱硬化性樹脂からなる第1樹脂層31と、第1樹脂層31の両面に配設されポリイミド系の熱可塑性樹脂からなる第2樹脂層32とから構成される。そして、樹脂絶縁材61の上面27側に、厚さが5μmである銅箔63が貼り付けられている。
次に、レーザ加工により、銅箔付き樹脂フィルム64の樹脂絶縁材61及び銅箔63を貫通するビア孔29を形成する。そして、ペースト印刷充填装置(図示略)を用い、図3に示されるように、樹脂フィルム64のビア孔29内に銅粉末を主成分とする導電性ペースト(銅ペースト)を充填し、ビア導体26を形成する。その後150℃で1時間加熱する。
そして、樹脂フィルム64の上面27に形成された銅箔63の上に感光性のドライフィルムを貼り付ける。さらに、そのドライフィルムの上に、配線層24(主面側端子35)の配線パターンが予め形成された露光用マスクを配置する。次いで、露光用マスクを介してドライフィルムの露光を行った後に現像を行い、銅箔63をエッチングするためのエッチングレジストをパターン形成する。また、樹脂フィルム64の主面28(図3では下面)側にも、感光性のドライフィルムを貼り付け、上記の露光及び現像によって下面28全体を覆うようにエッチングレジストを形成する。
その後、銅箔63においてエッチングレジストのレジストパターンから露出する部分をエッチングにより除去し、配線層24としての主面側端子35を形成する。その後、剥離液に接触させることにより、主面側端子35上に残存するエッチングレジストを除去するとともに、下面28側のエッチングレジストを除去する。
この結果、図4に示されるように、樹脂絶縁層22、配線層24(主面側端子35)、及びビア導体26を有する配線構造体20が形成される。また、上述した工程を同様に行うことで、樹脂絶縁層23、配線層25及びビア導体26を有する配線構造体21が形成される。
次に、セラミック配線基板準備工程を行う。具体的には、アルミナ粉末を主成分とするセラミック材料を用いてグリーンシートを複数枚形成する。そして、図5に示されるように、複数枚のグリーンシート71に対し、レーザ加工を行って、所定の位置に複数の貫通孔48を形成する。なお、貫通孔48の形成は、パンチング加工、ドリル加工等によって行ってもよい。
その後、従来周知のペースト印刷装置(図示略)を用い、各グリーンシート71の貫通孔48に導電性ペースト(例えばタングステンペースト)を充填し、未焼成のビア導体49を形成する。さらに、従来周知のペースト印刷装置を用いて、導電性ペーストを印刷して未焼成の導体層46や裏面側端子50を形成する(図6参照)。なお、導電性ペーストの充填及び印刷の順序は逆にしてもよい。
そして、導電性ペーストの乾燥後、それら複数枚のグリーンシート71を積み重ねて配置し、シート積層方向に押圧力を付与することにより、各グリーンシート71を圧着、一体化してセラミック積層体73を形成する(図7参照)。次に、セラミック積層体73を脱脂し、さらに所定温度で所定時間焼成を行う(焼成工程)。その結果、グリーンシート71のアルミナ及びペースト中のタングステンが同時焼結し、セラミック配線基板40が形成される。
そして、焼結工程を経たセラミック配線基板40の基板主面41を表面研磨する。次に、チタン及び銅のスパッタリングを行い、基板主面41に薄膜を形成した後、露光及び現像を行うことで、基板主面41の基板中央部54においてビア導体49に接続される薄膜状の導体層51(基板側配線層)を形成する(図8参照)。
さらに、図9に示されるように、基板主面41において、レーザトリミングにより基板外周部55のセラミック材料を除去することで段差部56を形成し、高低差を設ける(高低差付与工程)。この結果、セラミック配線基板40の基板主面41において、基板外周部55に沿って枠状(四角枠状)に低所が形成される。以上の工程を行うことで、セラミック配線基板40を準備する。なお、基板主面41において低所となる基板外周部55の表面はレーザトリミングによって微細な凹凸が形成されるため、基板主面41の低所(基板外周部55)は高所(基板中央部54)よりも表面粗さが大きくなっている。
その後、高低差の存在するセラミック配線基板40の基板主面41の上に、図4に示す配線構造体20,21を複数重ねて配置した状態で、350℃程度の温度に加熱しつつ75kgf/cm程度の圧力で加圧する(積層工程)。なおここでは、基板主面41上の基板外周部55に段差部56が設けられているため、配線構造体20,21の平面方向に遠心的な張力(テンション)が作用し、その状態で各配線構造体20,21が加熱加圧される。この加熱加圧を行うことで、樹脂絶縁層22,23の第2樹脂層32が軟化することで接着層として機能し、セラミック配線基板40上に各配線構造体20,21が一括して圧着される。この結果、各配線構造体20,21とセラミック配線基板40とが一体化した多層配線基板10が製造される。
従って、本実施の形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1)本実施の形態の多層配線基板10において、セラミック配線基板40の基板主面41には、基板中央部54を高所としかつ基板外周部55を低所とする高低差が設けられている。この場合、基板主面41上に配線構造体20,21を加熱加圧して積層する際には、配線構造体20,21(樹脂絶縁層22,23)の平面方向に遠心的な張力(テンション)が加わった状態となる。このため、加熱による樹脂絶縁層22,23の粘度低下に伴う平面方向の移動を防止することができる。従って、セラミック配線基板40上に配線構造体20,21を位置精度よく積層することができ、配線が断線するといった問題を回避することができる。また、本発明の多層配線基板10では、従来技術のように非貫通ビア導体(ダミービア導体)を設ける必要がないため、電気特性を良好な状態に維持しつつ、配線の高密度化を実現することができる。
(2)本実施の形態の多層配線基板10において、セラミック配線基板40の基板主面41には、基板中央部54と基板外周部55との境界に段差部56が存在している。この場合、段差部56のエッジによって樹脂絶縁層23の平面方向のズレを確実に防止することができる。また、セラミック配線基板40と樹脂絶縁層23との接触面積が段差部56の高低差の分だけ増加するため、セラミック配線基板40と配線構造体21との接続強度を高めることができる。
(3)本実施の形態の多層配線基板10において、基板主面41の段差部56は、配線層24,25及びビア導体26が形成されている領域よりも外周部側に配置されている。このようにすると、多層配線基板10の電気特性に影響を与えることなく、段差部56を確実に形成することができ、多層配線基板10の信頼性を確保することができる。
(4)本実施の形態の多層配線基板10において、基板主面41の高低差は、第2樹脂層32の厚さよりも大きくかつ樹脂絶縁層22,23の厚さよりも小さくなるように設定されている。ここで、高低差が第2樹脂層31よりも小さいと、加熱時に軟化する第2樹脂層31によって高低差が吸収されてしまうため、高低差による積層ズレの効果が十分に得られなくなる。また、高低差が樹脂絶縁層22,23よりも大きいと、多層配線基板10の主面11において要求される平坦度を確保できなくなる場合がある。従って、上記のような高低差を設定すると、積層時における樹脂絶縁層22,23のズレを確実に防止することができ、信頼性の高い多層配線基板10を得ることができる。
(5)本実施の形態の多層配線基板10では、基板主面41における高所は、セラミック配線基板40の厚み方向に垂直な平坦面であり、かつその上にはビア導体49に接続する導体層51が形成されている。この場合、均一な厚さの導体層51を位置精度よく形成することができるので、セラミック配線基板40と配線構造体21との間における断線を確実に防止することができる。
(6)本実施の形態の多層配線基板10では、主面側端子35が位置精度良く形成されているため、多数の端子が密集してアレイ状に配置されているICチップを確実に検査することができる。
(7)本実施の形態の場合、積層工程において、高低差の存在するセラミック配線基板40の基板主面41上に配線構造体20,21を複数重ねて配置した状態で加熱加圧を行うことにより、基板主面41に配線構造体20,21を一括して圧着させている。このようにすると、複数の配線構造体20,21を1つずつ基板主面41に圧着させる場合と比較して、製造工程を簡素化することができ、多層配線基板10を短時間で製造することができる。
(8)本実施の形態の場合、焼成工程を経たセラミック配線基板40の基板主面41において、基板外周部55のセラミック材料を除去することにより、高低差を設けている。このようにすると、セラミック配線基板40の基板主面41において、所定寸法の高低差を正確にかつ容易に形成することができる。具体的には、エッジのある段差部56を正確に形成することができるため、積層時における樹脂絶縁層23の位置ズレを確実に防止することができる。
(9)本実施の形態の場合、セラミック配線基板40の基板主面41を表面研磨した後に高低差付与工程が行われ、基板主面41に高低差が設けられている。このようにすると、基板主面41における高低差を正確に設けることができる。また、表面研磨された基板主面41が平坦面となるので、その基板主面41上にビア導体49に接続する導体層51を均一な厚さで位置精度よく形成することができる。さらに、基板主面41における低所は高所よりも表面粗さが大きくなるため、低所となる基板外周部55によって樹脂絶縁層23の位置ズレを確実に防止することができる。
なお、本発明の各実施の形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態の多層配線基板10では、セラミック配線基板40の基板主面41における基板中央部54と基板外周部55との境界に段差部56を形成することで高低差が設けられていたが、これに限定されるものではない。例えば、図10に示されるように、セラミック配線基板40Aの基板主面41において、基板中央部54から基板外周部55に向けて徐々に低くなるようにセラミック材料を除去することで高低差を設けてもよい。このように基板主面41に高低差を設けた場合でも、積層工程において、配線構造体20,21(樹脂絶縁層22,23)の平面方向にテンションが加わるため、樹脂絶縁層22,23の積層ズレを防止することができる。
・上記実施の形態の多層配線基板10では、セラミック配線基板40の基板主面41を表面研磨した後に高低差付与工程を行うものであったが、高低差付与工程後に、基板主面41の高所について表面研磨を行うようにしてもよい。
・上記実施の形態では、段差部56のある基板外周部55を残したまま多層配線基板10を製造していたが、上記積層工程の後に切断工程を行って、段差部56のある基板外周部55を切断除去して多層配線基板を製造してもよい。
・上記実施の形態の多層配線基板10は、セラミック配線基板40上に2つの配線構造体20,21を積層するものであったが、これ以外に1つの配線構造体を積層したものでもよいし、3つ以上の配線構造体を積層したものでもよい。
・上記実施の形態の多層配線基板10では、基板主面41において高低差を付ける段差部56は、矩形状に形成されていたが、円形状、楕円形状、多角形状などの他の形状となるよう段差部を形成してもよい。また、基板主面41において高低差を形成するために、段差部を複数を設けてもよいし、高さが異なる凹凸を設けてもよい。
・上記実施の形態の多層配線基板10では、セラミック絶縁層43〜45としてアルミナの焼結体を用いたが、これに限定されるものではない。アルミナ以外の、例えばガラス−セラミックでもよい。ガラス−セラミックを用いた場合、導体層46及びビア導体49は銀、銅、又はこれらの合金を用いる。
・上記実施の形態では、IC検査装置用の多層配線基板10に具体化したが、他の用途で使用される多層配線基板に本発明を具体化してもよい。
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施の形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1)手段1において、前記低所は前記高所よりも表面粗さが大きいことを特徴とする多層配線基板。
(2)手段2において、前記多層配線基板はIC検査装置用基板であることを特徴とする多層配線基板の製造方法。
(3)手段2において、前記高低差付与工程では、レーザトリミング、エッチングまたは研磨により前記基板外周部のセラミック材料を除去することを特徴とする多層配線基板の製造方法。
(4)手段2において、前記積層工程では、前記配線構造体の平面方向に遠心的な張力を付与した状態で加熱加圧を行うことを特徴とする多層配線基板の製造方法。
10…多層配線基板
20,21…配線構造体
22,23…樹脂絶縁層
24,25…配線層
26,49…ビア導体
27,28…主面
29…ビア孔
31…第1樹脂層
32…第2樹脂層
40,40A…セラミック配線基板
41…基板主面
42…基板裏面
46…貫通導体部としての導体層
51…基板側配線層としての導体層
54…基板中央部
55…基板外周部
56…段差部

Claims (9)

  1. 一対の主面を有しかつ前記主面間を貫通するビア孔が形成された樹脂絶縁層、前記樹脂絶縁層の少なくとも一方の前記主面上に配置された配線層、及び前記ビア孔内に設けられ前記配線層と電気的に接続するビア導体を有する配線構造体と、
    基板主面及び基板裏面を有し、前記基板主面及び前記基板裏面間を導通させる貫通導体部が設けられ、前記基板主面上に前記配線構造体が積層されるセラミック配線基板と
    を備えた多層配線基板であって、
    前記樹脂絶縁層は、熱硬化性樹脂からなる第1樹脂層と、前記第1樹脂層に積層されて少なくとも一方の前記主面をなす熱可塑性樹脂からなる第2樹脂層とにより構成され、
    前記基板主面には、基板中央部を高所としかつ基板外周部を低所とする高低差が設けられている
    ことを特徴とする多層配線基板。
  2. 前記高所と前記低所との境界には段差部が存在していることを特徴とする請求項1に記載の多層配線基板。
  3. 前記段差部は、前記配線層及び前記ビア導体が形成されている領域よりも外周部側に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の多層配線基板。
  4. 前記高低差は、前記第2樹脂層の厚さよりも大きくかつ前記樹脂絶縁層の厚さよりも小さくなるように設定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の多層配線基板。
  5. 前記基板主面における前記高所は、前記セラミック配線基板の厚み方向に垂直な平坦面であり、かつその上には前記貫通導体部に接続する基板側配線層が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の多層配線基板。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の多層配線基板を製造する方法であって、
    前記配線層及び前記ビア導体が形成された樹脂絶縁層を有する配線構造体を準備する配線構造体準備工程と、
    前記貫通導体部が設けられたセラミック配線基板を準備するセラミック配線基板準備工程と、
    前記セラミック配線基板の前記基板主面に前記高低差を設ける高低差付与工程と、
    前記高低差の存在する前記基板主面上に前記配線構造体を配置した状態で加熱加圧を行うことにより、前記基板主面に前記配線構造体を圧着させる積層工程と
    を含むことを特徴とする多層配線基板の製造方法。
  7. 前記積層工程では、前記高低差の存在する前記基板主面上に前記配線構造体を複数重ねて配置した状態で加熱加圧を行うことにより、前記基板主面に前記配線構造体を一括して圧着させることを特徴とする請求項6に記載の多層配線基板の製造方法。
  8. 前記高低差付与工程では、焼成工程を経た前記セラミック配線基板の前記基板主面において、前記基板外周部のセラミック材料を除去することにより、前記高低差を設けることを特徴とする請求項6または7に記載の多層配線基板の製造方法。
  9. 前記高低差付与工程では、焼成工程を経た前記セラミック配線基板の前記基板主面をあらかじめ表面研磨した後、その表面研磨された前記基板主面において、前記基板外周部のセラミック材料を除去することにより、前記高低差を設けることを特徴とする請求項6または7に記載の多層配線基板の製造方法。
JP2013125266A 2013-06-14 2013-06-14 多層配線基板及びその製造方法 Active JP6324669B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013125266A JP6324669B2 (ja) 2013-06-14 2013-06-14 多層配線基板及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013125266A JP6324669B2 (ja) 2013-06-14 2013-06-14 多層配線基板及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015002226A true JP2015002226A (ja) 2015-01-05
JP6324669B2 JP6324669B2 (ja) 2018-05-16

Family

ID=52296571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013125266A Active JP6324669B2 (ja) 2013-06-14 2013-06-14 多層配線基板及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6324669B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019121720A (ja) * 2018-01-10 2019-07-22 日本特殊陶業株式会社 複合配線基板およびその製造方法
US10690716B2 (en) 2016-06-17 2020-06-23 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Multilayer wiring board for inspection of electronic components
CN111556671A (zh) * 2020-06-29 2020-08-18 四川海英电子科技有限公司 一种5g高频混压阶梯电路板的制作方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09199635A (ja) * 1996-01-19 1997-07-31 Shinko Electric Ind Co Ltd 回路基板形成用多層フィルム並びにこれを用いた多層回路基板および半導体装置用パッケージ
JP2010034270A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Kyocera Corp 多層配線基板の製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09199635A (ja) * 1996-01-19 1997-07-31 Shinko Electric Ind Co Ltd 回路基板形成用多層フィルム並びにこれを用いた多層回路基板および半導体装置用パッケージ
JP2010034270A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Kyocera Corp 多層配線基板の製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10690716B2 (en) 2016-06-17 2020-06-23 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Multilayer wiring board for inspection of electronic components
JP2019121720A (ja) * 2018-01-10 2019-07-22 日本特殊陶業株式会社 複合配線基板およびその製造方法
JP7008510B2 (ja) 2018-01-10 2022-01-25 日本特殊陶業株式会社 複合配線基板の製造方法
CN111556671A (zh) * 2020-06-29 2020-08-18 四川海英电子科技有限公司 一种5g高频混压阶梯电路板的制作方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6324669B2 (ja) 2018-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI466607B (zh) 具有內埋元件的電路板及其製作方法
JP5895635B2 (ja) 配線板の製造方法、配線板およびビアの構造
TWI466606B (zh) 具有內埋元件的電路板及其製作方法
JP2011014882A (ja) セラミックコンデンサ、配線基板
WO2017217138A1 (ja) 電子部品検査用の多層配線基板
JP5179856B2 (ja) 配線基板内蔵用部品及びその製造方法、配線基板
JP6324669B2 (ja) 多層配線基板及びその製造方法
JP6099902B2 (ja) 配線基板の製造方法
JP6058321B2 (ja) 配線基板の製造方法
TWI477214B (zh) 具有內埋元件的電路板及其製作方法
JP2007005815A (ja) 多層印刷回路基板およびその製造方法
KR100657410B1 (ko) 다층 인쇄회로기판 제조방법
JP2016111244A (ja) 配線基板及びその製造方法
JP2015002227A (ja) 多層配線基板及びその製造方法
JP2007149719A (ja) 配線基板内蔵用ビアアレイキャパシタ、ビアアレイキャパシタ内蔵配線基板及びその製造方法
JP2009289789A (ja) 部品内蔵プリント配線板及び部品内蔵プリント配線板の製造方法
JP6322066B2 (ja) 配線基板の製造方法
JP2014049701A (ja) 配線基板及びその製造方法
US20240188216A1 (en) Circuit board, method for manufacturing circuit board, and electronic device
JP6139856B2 (ja) 配線基板及びその製造方法
JP5330105B2 (ja) 配線基板内蔵用コンデンサ、配線基板
JP5607573B2 (ja) 多層配線基板、部品内蔵基板、および多層配線基板の製造方法
JP6017921B2 (ja) 多層配線基板の製造方法
JP2014154794A (ja) 多層配線基板製造用の支持基板、多層配線基板の製造方法
CN105657983A (zh) 线路板的制作方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170221

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20171003

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171226

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20180110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180411

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6324669

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250