JP2015001805A - 店舗交流装置、店舗交流プログラム、及び店舗交流方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子商取引を行う店舗同士が交流するための店舗交流装置であって、他店舗の販売促進活動等の情報を提供し、各店舗の売上拡大を促すことのできる店舗交流装置、等を提供する。【解決手段】電子商取引を行う店舗の開設者用端末とネットワークを介して接続される店舗交流装置が、前記電子商取引に関して前記開設者用端末を介して行われた活動の情報であるアクティビティー情報を取得して記憶する情報取得部と、前記開設者用端末からの要求に応答して、前記アクティビティー情報を提供し合う交流店舗を決定し、当該交流店舗の前記記憶されたアクティビティー情報を前記要求元の開設者用端末へ表示させる情報提供部と、を有する。【選択図】 図1
Description
本発明は、電子商取引を行う店舗同士が交流するための店舗交流装置等に関し、特に、他店舗の販売促進活動等の情報を提供し、各店舗の売上拡大を促すことのできる店舗交流装置等に関する。
近年、インターネット等を介したいわゆる電子商取引が普及している。かかる電子商取引では、各店舗主がインターネット上の店舗を容易に開設できるように、店舗開設サービスを提供するASP(アプリケーションサービスプロバイダー)が存在する。このサービスでは、通常、ASPが提供するサイトにASPのサポートによって各店舗が開設され、ユーザー(顧客)は、インターネットを介してそれらの電子店舗のサイトにアクセスし、商品購入などの商取引を行う。
また、このようなASPが介在した電子商取引では、登録されている各店舗の売上を増加させるために、ASPが売上高等に応じて各店舗の活動をポイント化し、競争意識を向上させる試みなどが行われている。
また、下記非特許文献1及び2には、ネットビジネスでの目標達成率を競うサイトの内容が示されている。
「福井VS石川VS富山」ネットで県別対抗戦、[online]、[平成25年2月1日検索]、インターネット<URL:http://kurikaragassen.com/>
ネットビジネスの自己目標達成をチームで競うネット対決、[online]、[平成25年2月1日検索]、インターネット<URL:http://www.tohdamikio.com/2009/05/2009-21fc.html>
しかしながら、電子商取引において、各店舗が売り上げを伸ばすために他店舗が行っている販売促進活動等の内容を参考にしようとした場合、それらの情報を効率的に得るための手段はなかった。また、ネット上の店舗は、実店舗と異なり、店舗同士の交流があまり行われていない。
そこで、本発明の目的は、電子商取引を行う店舗同士が交流するための店舗交流装置であって、他店舗の販売促進活動等の情報を提供し、各店舗の売上拡大を促すことのできる店舗交流装置、等を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の一つの側面は、電子商取引を行う店舗の開設者用端末とネットワークを介して接続される店舗交流装置が、前記電子商取引に関して前記開設者用端末を介して行われた活動の情報であるアクティビティー情報を取得して記憶する情報取得部と、前記開設者用端末からの要求に応答して、前記アクティビティー情報を提供し合う交流店舗を決定し、当該交流店舗の前記記憶されたアクティビティー情報を前記要求元の開設者用端末へ表示させる情報提供部と、を有する、ことである。
上記の発明において、その好ましい態様は、前記店舗交流装置は、ソーシャルネットワーキングサービスを提供するサーバー装置と前記ネットワークを介して接続され、前記情報取得部は、前記取得したアクティビティー情報を前記サーバー装置へ投稿情報として送信し、前記情報提供部は、前記サーバー装置から前記ソーシャルネットワーキングサービスにおける友達関係の情報を取得し、当該情報に基づいて前記交流店舗の決定を行う、ことを特徴とする。
上記の発明において、好ましい態様は、前記情報取得部は、前記開設者用端末から所定の店舗と前記交流店舗の関係になりたい旨の要求を受けた際に、前記サーバー装置へ当該所定の店舗と前記友達関係を結びたい旨の要求を出す、ことを特徴とする。
また、上記の発明において、好ましい態様は、前記情報取得部は、前記開設者用端末から送信される前記店舗の前記ソーシャルネットワーキングサービスにおけるID情報を取得して記録し、当該ID情報を用いて前記サーバー装置から当該店舗のプロフィール情報を取得して記憶し、前記情報提供部は、前記アクティビティー情報を前記開設者用端末に表示させる際に、当該プロフィール情報も合わせて表示させる、ことを特徴とする。
さらに、上記の発明において、その好ましい態様は、前記アクティビティー情報は、少なくとも販売促進活動に関する情報を含む、ことを特徴とする。
上記の発明において、好ましい態様は、前記店舗交流装置は、前記電子商取引のサービスを提供するサーバー装置である、ことを特徴とする。
上記の目的を達成するために、本発明の別の側面は、電子商取引を行う店舗の開設者用端末とネットワークを介して接続されるコンピューターに店舗交流のための処理を実行させる店舗交流プログラムが、前記電子商取引に関して前記開設者用端末を介して行われた活動の情報であるアクティビティー情報を取得して記憶する情報取得工程と、前記開設者用端末からの要求に応答して、前記アクティビティー情報を提供し合う交流店舗を決定し、当該交流店舗の前記記憶されたアクティビティー情報を前記要求元の開設者用端末へ表示させる情報提供工程と、を前記コンピューターに実行させる、ことである。
上記の目的を達成するために、本発明の更に別の側面は、電子商取引を行う店舗の開設者用端末とネットワークを介して接続されるコンピューターにおける店舗交流方法が、前記コンピューターが、前記電子商取引に関して前記開設者用端末を介して行われた活動の情報であるアクティビティー情報を取得して記憶する情報取得工程と、前記コンピューターが、前記開設者用端末からの要求に応答して、前記アクティビティー情報を提供し合う交流店舗を決定し、当該交流店舗の前記記憶されたアクティビティー情報を前記要求元の開設者用端末へ表示させる情報提供工程と、を有する、ことである。
以下、図面にしたがって本発明の実施の形態について説明する。ただし、本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
図1は、本発明を適用した店舗交流装置の実施の形態例に係る機能構成図である。図1に示すASPサーバー1が本発明を適用した店舗交流装置であり、店舗開設サービスを提供するユーザー(店舗開設者)に他店舗との交流を行えるサービスを提供する。本ASPサーバー1は、既存のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の機能を利用して、店舗間の友達関係を構築し、ASPサーバー1を介して行われた各店舗の販売活動の情報(アクティビティー情報)をその友達関係にある店舗間でシェア(共有)できる環境を提供する。また、それらのアクティビティー情報をSNSへも送信して、SNSのユーザーに対して販売促進活動を行う。これら本ASPサーバー1の機能により、電子商取引を行うネットワーク上の店舗が他の店舗の情報を容易に得ることができるようになって、それらを参考にして売上を伸ばすことができる。また、SNSの情報拡散機能によって更なる拡販が期待できる。さらに、店舗交流の機能実現に既存のSNSの機能を利用するのでASPサーバー1側の機能構築は比較的容易に行うことができる。
本ASPサーバー1を含むネットワークシステムは、図1に示されるように、ASPサーバー1のほか、複数の店舗端末2、SNSサーバー3、及び、複数の顧客端末4を含む。これらの装置はインターネット5を介して通信可能に接続される。
ASPサーバー1は、上述の通り、電子商取引の店舗開設サービスを提供するASP(アプリケーションサービスプロバイダー)のサーバーシステムであり、店舗交流のための機能を有している。
店舗端末2(2A、2B・・・)(開設者用端末)は、それぞれASPサーバー1のサービスを利用して店舗を開設する店舗開設者用の端末装置であり、パーソナルコンピューターや携帯情報端末などで構成される。当該店舗端末2には、少なくとも、ASPサーバー1、SNSサーバー3にアクセスすることが可能なブラウザーやアプリケーションが備えられている。店舗開設者は、当該店舗端末2を用いて、ASPサーバー1が提供するサイトに開設された店舗に関する作業、すなわち、店舗画面の生成・編集、商品登録、取引処理、顧客への情報配信等、を行う。また、他店舗との交流についても情報収集や情報提供等を、当該店舗端末2を用いて行う。
SNSサーバー3は、いわゆるSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の提供者のサーバーシステムであり、サーバーコンピューター等で構成されている。機能構成としては、図1に示すように、情報格納部31とサービス提供部32に大別される。サービス提供部32は、登録会員間の情報交換に係る一般的な各種機能を提供する。例えば、会員の登録、会員のプロフィール情報の保存・提供、会員から投稿された情報の保存・提供、会員間の友達関係の締結、友達関係にある会員の情報提供等の機能を有し、これらに係る処理を実行する。なお、サービス提供部32は、これら処理を実行させるプログラム、当該プログラムに従って処理を実行するCPU、メモリ等で構成される。
また、情報格納部31は、サービス提供部32が保存・提供する情報、サービス提供部32の処理に必要な情報等を格納するデータ記憶部であり、HDD等で構成される。従って、当該SNSの会員情報は、例えば、ログインするためのID情報(ID、パスワードなど)及びプロフィール情報(名前、性別、住所、写真(ポートレート等)など)は、ここに記憶されている。
顧客端末4(4a、4b・・・)は、それぞれSNSサーバー3によるサービスを利用する者(SNS会員)用の端末装置であり、パーソナルコンピューターや携帯情報端末などで構成される。当該顧客端末4には、少なくとも、ASPサーバー1、SNSサーバー3にアクセスすることが可能なブラウザーやアプリケーションが備えられている。当該顧客端末4を用いるSNS会員は、上記店舗開設者による店舗の顧客となり得る。SNS会員は、当該顧客端末4を用いてSNSサーバー3が提供するサービスを受けて、他会員との情報交換等を行う。また、顧客端末4を用いてASPサーバー1による店舗にアクセスし、商品の購入などを行う。
次に、ASPサーバー1は、図1に示すような機能構成を有しており、いわゆるサーバーコンピューター等で構成される。情報格納部11は、ASPサーバー1が行う処理に必要な情報を格納するデータ記憶部である。格納される情報は、開設された各店舗による各商取引に関わる商取引情報112と店舗交流に関わる交流情報111に大別される。
商取引情報112には、各店舗及び各店舗開設者に関する登録情報(店舗名、氏名、連絡先、カテゴリー、ID情報など)、各商取引に関する情報(商品情報、販売状況に関する情報など)、及び各店舗の現況情報(店舗のレイアウト情報、店舗で公開されている情報など)等がある。
また、交流情報111には、店舗交流機能を利用している各店舗及び各店舗開設者に関する情報(SNSサーバー3が提供するSNSの上記ID情報及び上記プロフィール情報など)、及び、店舗交流機能を利用している各店舗で行われた各活動に関する情報(アクティビティー情報と呼ぶ)等がある。
アクティビティー情報には、少なくとも、各店舗開設者が各店舗端末2を介して各店舗で行った販売促進活動に関する情報が含まれ、例えば、店舗レイアウトの変更(履歴)情報、新たな商品の登録情報、顧客(顧客端末4)への情報配信情報(メールマガジンの配信情報など)、売上などの目標達成度に関する情報、目標達成に対して付与されるポイントに関する情報等がある。これらの情報は、店舗別に、発生タイミングに応じて、また、情報の内容に応じて、取り出し可能に記憶されている。
なお、情報格納部11は、HDD等で構成される。
次に、ASPサーバー1の処理部は、商取引部13と店舗交流部12に大別される。商取引部13は、ASPサーバー1が提供する店舗開設サービスの全般に係る処理を実行する部分であり、開設時の登録処理、店舗画面の生成・編集処理、商品登録処理、取引処理、顧客への情報配信処理等、を行う。当該商取引部13の処理によって発生した情報は、上記商取引情報112として情報格納部11に記憶されると共に、その一部は上記アクティビティー情報として、すなわち交流情報111として記憶される。
店舗交流部12は、図1に示されるように、情報取得部121、情報提供部122、及び情報交換部123等を備える。情報取得部121は、上述した交流情報111を取得する部分である。また、情報取得部121は、上記アクティビティー情報をSNSサーバー3に送信する処理も行う。
情報提供部122は、店舗交流機能を利用する店舗開設者に他の店舗のアクティビティー情報等を提供する部分である。具体的な処理内容は後述するが、店舗端末2からの要求に応じて、上記SNSにおいて友達関係にある店舗(交流店舗と呼ぶ)のアクティビティー情報等を表示するWeb画面(店舗交流画面と呼ぶ)を生成して上記店舗端末2に送信する。
また、情報交換部123は、いわゆる掲示板機能を提供する部分であり、予めメンバーとして登録された店舗で構成されるサークル毎に、各メンバーから投稿されたメッセージをメンバー間で閲覧可能にする処理を行う。
なお、商取引部13及び店舗交流部12は、上述した各処理を指示するプログラムと、当該プログラムによって処理を実行するCPU等で構成される。
以上説明したような構成を有する本ASPサーバー1では、各場面において、以下のように処理が行われる。
まず、ASPサーバー1のサービスを利用して店舗を開設しようと場合には、店舗端末2からその旨の要求を受けて、登録のための手続きを行う。具体的には、店舗開設者の各種情報の入力を促してそれら情報を取得する処理、当該サービスにログインするためのID情報の決定処理、取得した情報及びID情報の情報格納部11への格納処理等を行う。これらの処理は、商取引部13により、各種Web画面を用いて行われる。
次に、顧客に示す店舗画面の生成処理等、販売などの商取引を開始するための準備処理を行う。これらの処理も、店舗端末2から送信される店舗開設者の要求に基づいて、商取引部13により各種Web画面を用いて行われる。
店舗が開設されて、商取引が開始された後は、商取引部13は、店舗端末2から送信される商品登録要求、顧客端末4などから送信される購買要求などに基づいて、各種商取引処理を実行する。また、商取引部13は、店舗端末2から店舗画面の更新やメールマガジンの配信などの要求があった際には、それら要求に基づいた各処理を実行する。
なお、上記各処理で発生した情報は、上述した商取引情報112として、適宜、情報格納部11に記憶される。
次に、本ASPサーバー1の特徴である店舗交流機能についてその処理内容を説明する。まず、店舗開設者が当該機能の利用を開始する際の処理について説明する。図2は、店舗交流機能の登録処理の手順を例示したフローチャートである。店舗交流機能の利用を開始する際、店舗開設者は、店舗端末2からASPサーバー1が提供する所定のWeb画面に対してその旨の要求を行う。当該要求は、店舗交流部12の情報取得部121によって受信され(図2のステップS1)、それに応答して、情報取得部121は、SNSサーバー3が提供するSNSにおける当該店舗開設者のID情報を取得する処理を行う(図2のステップS2)。具体的には、当該ID情報、例えば、ID及びパスワードの情報の入力を促すWeb画面を当該店舗開設者の店舗端末2に表示し、その画面に対して入力される情報を取得する。
次に、情報取得部121は、取得した上記ID情報を用いて、SNSサーバー3に当該店舗開設者としてログインし、SNSサーバー3の情報格納部31に登録されている当該店舗開設者の上述したプロフィール情報を取得する(図2のステップS3)。その後、情報取得部121は、取得した上記ID情報と上記プロフィール情報を、当該店舗(店舗開設者)の交流情報111として情報格納部11に記憶する(図2のステップS4)。
以上の処理で登録が終了し、当該店舗開設者は、店舗交流機能を利用できるようになる。そして、利用の際には、上記記憶されたID情報とプロフィール情報が用いられる。
次に、店舗交流機能に登録された店舗(店舗開設者)についてのアクティビティー情報の処理について説明する。図3は、アクティビティー情報の取得及び配信の処理の手順を例示したフローチャートである。情報取得部121は、店舗交流機能について登録処理が済んだ店舗(店舗開設者)について、商取引部13による処理を監視し、アクティビティー情報が発生した場合には、それを取得して情報格納部11にその店舗(店舗開設者)の交流情報111として記憶する(図3のステップS11及びS12)。
上記アクティビティー情報の取得及び保存が随時行われている一方、情報取得部121は、情報格納部11に記憶されているアクティビティー情報からの情報の選択処理と当該選択したアクティビティー情報のSNSサーバー3への送信処理を実行する(図3のステップS13及びS14)。
上記選択処理では、SNSサーバー3によるSNSにおける配信情報として相応しいアクティビティー情報を選択する。例えば、その店舗で新商品が登録された情報などが選択される。また、上記送信処理の際には、選択された情報は、SNSでの投稿情報として相応しい形式に編集され、登録時に記憶された上記SNSのID情報を用いて、その店舗開設者の投稿として送信される。
当該送信を受けたSNSサーバー3では、送信されたアクティビティー情報を投稿情報として処理し、サービス提供部32の機能により、当該投稿情報が当該店舗開設者と友達関係にある会員(の顧客端末4)に対して配信されることになる。
次に、交流店舗を作る場合の処理について説明する。図4は、交流店舗を作る際の処理手順を例示したフローチャートである。店舗交流機能を利用している店舗(店舗開設者)が、新たに交流店舗を作ろうとする場合には、後で詳述する店舗交流画面等からその旨の要求を行う。その際には、交流店舗となって欲しい店舗が指示される。当該交流要求は、情報取得部121によって受信される(図4のステップS21)。
その後、情報取得部121は、要求を出した店舗と、上記指示された交流店舗となって欲しい店舗の、SNSにおけるID情報を情報格納部11から取得する(図4のステップS22)。次に、情報取得部121は、SNSサーバー3にいわゆる友人(友達)リクエストを送信する(図4のステップS23)。具体的には、情報取得部121は、SNSサーバー3にアクセスし、上記取得した要求元の店舗のID情報を用いて、当該要求元の店舗としてSNSにログインし、上記取得した交流店舗となって欲しい店舗のID情報を用いて、交流店舗となって欲しい店舗への友人(友達)リクエストを出す要求を行う。
当該要求を受けて、SNSサーバー3のサービス提供部32は、指示された店舗(会員)への友人(友達)リクエストを出す処理を実行し、それに対する了承の処理を受けて、友達関係を締結する。当該友達関係の情報は情報格納部31に記憶される。
このようにして、交流店舗は、既存のSNSの機能を利用して作られ、その情報はSNSサーバー3に記憶される。
次に、アクティビティー情報の表示処理について説明する。図5は、アクティビティー情報の表示処理の手順を例示したフローチャートである。店舗交流機能を利用する店舗(店舗開設者)が、交流店舗の情報を閲覧したい場合には、店舗端末2からASPサーバー1が提供する所定のWeb画面によりその旨の要求を行う。
当該要求は、店舗交流部12の情報提供部122によって受信される(図5のステップS31)。当該要求を受信した情報提供部122は、要求元の店舗の交流店舗の情報、すなわち、交流店舗がどれであるかの情報を取得する(図5のステップS32)。具体的には、まず、要求元の店舗のSNSにおけるID情報を情報格納部11から取得し、当該ID情報を用いてSNSサーバー3のSNSにログインして、要求元の店舗と友達関係にある会員のID情報を取得する。次に、取得したID情報と、ASPサーバー1の情報格納部11に登録(記録)されている各店舗のSNSのID情報とを比較し、それらが一致した店舗を当該要求元店舗の交流店舗と判断する。
次に、情報提供部122は、上記判明した交流店舗のプロフィール情報及びアクティビティー情報を情報格納部11から取得する(図5のステップS33)。この場合、アクティビティー情報の取得は、交流情報111として記憶されている全ての情報を取得してもよいし、予め定めたルールに基づいて取捨選択して取得してもよい。取捨選択する場合には、例えば、情報の新しい順に所定数を取得する、あるいは、情報の種類によって選択する、といったことができる。また、記憶されている全ての情報を取得する場合には、交流情報111として記憶されている情報を、情報取得部121が、適宜、古い順に削除しておくようにしてもよい。
次に、情報提供部122は、取得した情報を掲載したWeb画面である店舗交流画面を生成して、表示要求元の店舗(店舗開設者)の店舗端末2に送信し、アクティビティー情報等を表示させる(図5のステップS34)。
図6は、店舗交流画面の一例を示した図である。図6には、店舗端末2に表示される「店舗交流」画面の一部が示されており、Tで指し示す領域に上記取得された「アクティビティー情報」が表示される。各アクティビティー情報には、その内容(記事)のほか、店舗の名前、写真(ポートレート等)、発生日時の情報等が示される。なお、アクティビティー情報の内容(記事)は、情報提供部122により、表示用に適宜編集される。
また、当該「店舗交流」画面には、図6に示されるように、表示要求元の店舗(店舗開設者)の「プロフィール」情報の表示、交流店舗である「友達店舗」の表示、後述する「サークル」情報の表示等がなされてもよい。
このようにして交流店舗の情報が提供されて、各店舗はそれらの情報を参考にすることができる。
ASPサーバー1では、以上説明したような処理によって、既存のSNSを利用した店舗交流の基本機能が実行されるが、以下のような追加機能を備えるようにしてもよい。
まず、店舗間で意見交換を行う、いわゆる掲示板の機能を備えるようにしてもよい。当該機能は、店舗交流部12の情報交換部123によって実現される。情報交換部123では、予めメンバーとして登録された店舗で構成されるサークル毎に、各メンバーから投稿されたメッセージをメンバー間で閲覧可能にする処理を行う。図6では、二つの「サークル」情報が示され、各サークルの名称を指示することで、そのサークル内の掲示板にアクセスすることができるようになっている。
また、各店舗を評価してランキングを生成し、その情報を各店舗に表示する機能を備えてもよい。各店舗の評価は、売上高、顧客の評価等に基づいて行うことができ、評価結果はポイント数で表現することができる。また、ランキングは、店舗が属するカテゴリ(商取引の種類、分野)毎に行うことができる。図6の画面では、表示要求元の店舗について、その評価ポイント数とカテゴリ内のランキングが「プロフィール」情報の「ポイント数」、「カテゴリ」に示されている。
なお、上述の説明では、店舗交流の機能がASPサーバー1に備えられ、電子商取引の機能と統合された装置として具現化されていたが、それらの機能を通信可能な異なる装置として構成してもよい。
また、上述の説明では、ASPサーバー1とSNSサーバー3が別装置であったが、これらを同一のサーバーに統合してもよく、また、その場合に、両サービスの提供者が同一であってもよい。
以上説明したように、本実施の形態例に係るASPサーバー1では、各店舗の販売促進活動等の情報が記録され、そのアクティビティー情報が交流店舗に対して提供される。従って、電子商取引の店舗が他店舗の活動を容易に参照でき、各店舗のモチベーションが向上できると共に、売上の増加が期待できる。
また、アクティビティー情報がSNSに送信されて、投稿情報として友達関係にあるSNSの会員に配信されるので、さらに拡販が期待できる。
さらに、交流店舗の関係構築が、既存のSNSの友達関係締結機能を用いて行われるので、当該機能についてシステム構築を容易に行うことができる。
また、各店舗のプロフィール情報が既存のSNSに登録されている内容を取得して構築されるので、当該情報の登録処理を容易に行うことができる。
また、各店舗に提供されるアクティビティー情報には、店舗レイアウトの変更履歴、顧客への情報配信などの情報が含まれ、販売促進を行う上で参考になり大変有意義である。
また、上述した掲示板の機能を用いることにより、店舗間の交流をさらに深めることができ、サークルを結成することで、より効率的かつより有意義な交流を行うことができる。
1 ASPサーバー、 2(2A、2B) 店舗端末、 3 SNSサーバー、 4(4a、4b) 顧客端末、 5 インターネット、 11 情報格納部、 12 店舗交流部、13 商取引部、 31 情報格納部、 32 サービス提供部、 111 交流情報、 112 商取引情報、 121 情報取得部、 122 情報提供部、 123 情報交換部
Claims (8)
- 電子商取引を行う店舗の開設者用端末とネットワークを介して接続される店舗交流装置であって、
前記電子商取引に関して前記開設者用端末を介して行われた活動の情報であるアクティビティー情報を取得して記憶する情報取得部と、
前記開設者用端末からの要求に応答して、前記アクティビティー情報を提供し合う交流店舗を決定し、当該交流店舗の前記記憶されたアクティビティー情報を前記要求元の開設者用端末へ表示させる情報提供部と、を有する
ことを特徴とする店舗交流装置。 - 請求項1において、
前記店舗交流装置は、ソーシャルネットワーキングサービスを提供するサーバー装置と前記ネットワークを介して接続され、
前記情報取得部は、前記取得したアクティビティー情報を前記サーバー装置へ投稿情報として送信し、
前記情報提供部は、前記サーバー装置から前記ソーシャルネットワーキングサービスにおける友達関係の情報を取得し、当該情報に基づいて前記交流店舗の決定を行う
ことを特徴とする店舗交流装置。 - 請求項2において、
前記情報取得部は、前記開設者用端末から所定の店舗と前記交流店舗の関係になりたい旨の要求を受けた際に、前記サーバー装置へ当該所定の店舗と前記友達関係を結びたい旨の要求を出す
ことを特徴とする店舗交流装置。 - 請求項2あるいは3において、
前記情報取得部は、前記開設者用端末から送信される前記店舗の前記ソーシャルネットワーキングサービスにおけるID情報を取得して記録し、当該ID情報を用いて前記サーバー装置から当該店舗のプロフィール情報を取得して記憶し、
前記情報提供部は、前記アクティビティー情報を前記開設者用端末に表示させる際に、当該プロフィール情報も合わせて表示させる
ことを特徴とする店舗交流装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一項において、
前記アクティビティー情報は、少なくとも販売促進活動に関する情報を含む
ことを特徴とする店舗交流装置。 - 請求項1乃至5のいずれか一項において、
前記店舗交流装置は、前記電子商取引のサービスを提供するサーバー装置である
ことを特徴とする店舗交流装置。 - 電子商取引を行う店舗の開設者用端末とネットワークを介して接続されるコンピューターに店舗交流のための処理を実行させる店舗交流プログラムであって、
前記電子商取引に関して前記開設者用端末を介して行われた活動の情報であるアクティビティー情報を取得して記憶する情報取得工程と、
前記開設者用端末からの要求に応答して、前記アクティビティー情報を提供し合う交流店舗を決定し、当該交流店舗の前記記憶されたアクティビティー情報を前記要求元の開設者用端末へ表示させる情報提供工程と、を前記コンピューターに実行させる
ことを特徴とする店舗交流プログラム。 - 電子商取引を行う店舗の開設者用端末とネットワークを介して接続されるコンピューターにおける店舗交流方法であって、
前記コンピューターが、前記電子商取引に関して前記開設者用端末を介して行われた活動の情報であるアクティビティー情報を取得して記憶する情報取得工程と、
前記コンピューターが、前記開設者用端末からの要求に応答して、前記アクティビティー情報を提供し合う交流店舗を決定し、当該交流店舗の前記記憶されたアクティビティー情報を前記要求元の開設者用端末へ表示させる情報提供工程と、を有する
ことを特徴とする店舗交流方法。
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JP2013125526A JP2015001805A (ja) | 2013-06-14 | 2013-06-14 | 店舗交流装置、店舗交流プログラム、及び店舗交流方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021152972A (ja) * | 2018-12-25 | 2021-09-30 | Kddi株式会社 | 情報提供装置、情報提供方法及び通信端末 |
-
2013
- 2013-06-14 JP JP2013125526A patent/JP2015001805A/ja active Pending
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