JP2015001703A - 現像スリーブ、現像ロール、現像装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の一実施形態である画像形成装置の概略構成図である。
この画像形成装置は、4色のトナーを用いてカラー画像を形成するものであり、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を出力する電子写真方式の画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kと、これらと対向する中間転写ベルト11とを備えている。
中間転写ベルト11は、無端状となっており、回転駆動される対向ロール15と、中間転写ベルト11の幅方向への偏りを調整する調整ロール16と、二つの支持ロール17、18とに張架されている。そして、対向ロールが駆動されることによって図中に示す矢印Xの方向に周面が周回駆動されるものである。
この二次転写ロール12が中間転写ベルト11と対向する二次転写位置13には記録シート収容部8から搬送路9を経て、記録媒体である記録シートが送り込まれる。記録シートの搬送経路における二次転写位置13の下流側には、トナー像を加熱及び加圧して記録シート上に圧着する定着装置7が設けられている。
さらに下流側にはトナー像が定着された記録シートを重ねて保持する排紙保持部14が設けられている。
この現像装置20は、二成分現像剤を収容する現像剤収容室26,27を備えたハウジング21と、上記感光体ドラム1と近接対向するように配置された現像ロール22と、上記現像剤収容室26,27内で二成分現像剤を攪拌するとともに搬送する第1のオーガ23及び第2のオーガ24と、上記現像ロール22上に吸着した二成分現像剤の量を規制する層厚規制部材25と、を備えている。
この図に示すように現像スリーブ22bの周面には、多数の凹部30が形成されている。この凹部30は、像保持体上の潜像と対向する範囲の全域に分布するように形成されており、それぞれの凹部30は現像スリーブ22bの軸線方向に長辺を有する長方形の4隅を丸くした形状となっている。このような隅を丸くしたほぼ長方形状の凹部30が、図4に示すように、現像スリーブ22bの軸線方向に予め定められた間隔aで配列されるとともに周方向に予め定められた間隔bで凹部列が形成されている。そして、隣り合う列間では凹部30の位置が予め定められた量cだけ軸線方向にずれるようにそれぞれの凹部列が形成され、全周にわたって順次軸線方向に各々の凹部30がずれている。
なお、このような凹部30は、例えばエッチング等の方法によって形成することができる。
[現像スリーブ上の単位面積あたりに保持される現像剤量](g/m2)×0.5
< L(μm) <
[現像スリーブ上の単位面積あたりに保持される現像剤量](g/m2)×1.5
上記「現像スリーブ上の単位面積あたりに保持される現像剤量」は、感光体ドラム1上の静電潜像を現像するときに現像スリーブ上に保持されている現像剤量であって、上記層厚規制部材25の先端と現像スリーブ22bの周面との間隔、層厚規制部材25の位置と磁石ロールに設けられた磁極の位置との関係等によって調整されるものである。そして、この現像剤量の値は、感光体ドラム1の駆動速度、現像スリーブ22bの駆動速度及び駆動方向、現像スリーブ22bの周面と感光体ドラム1の周面との間隔等に応じて設定されるものである。
MOS = 200(g/m2)のとき、100(μm)< L < 300(μm)
MOS = 300(g/m2)のとき、150(μm)< L < 450(μm)
MOS = 400(g/m2)のとき、200(μm)< L < 600(μm)
MOS = 500(g/m2)のとき、250(μm)< L < 750(μm)
MOS = 600(g/m2)のとき、300(μm)< L < 900(μm)
MOS = 700(g/m2)のとき、350(μm)< L < 1050(μm)
凹部30の深さは、例えば75μm程度とすることができ、25μm〜200μm程度が望ましい。
現像スリーブの軸線方向における凹部の中心位置の間隔は、凹部30の軸線方向の寸法Lの1.5倍〜3.0倍程度とするのが望ましく、周方向における凹部30の中心位置の間隔も凹部30の周方向の寸法の1.5倍〜3.0倍程度とするのが望ましい。
感光体ドラム1の周面と現像スリーブ22bの周面とが対向位置で同方向へ移動するように回転駆動される場合には、一般的に現像スリーブ22bの表面の周速度が感光体ドラム1の表面の周速度より大きく設定される。このように駆動される感光体ドラム1上の点Aが、図6(a)に示すように現像領域の入口に到達したときに、現像スリーブ22b上の点Bが対向していると、図6(b)に示すように感光体ドラム1上の点Aが現像領域の出口に到達したときには、現像スリーブ22bが回転して点Cが感光体ドラム1上の点Aと対向する。したがって、現像スリーブ22b上の点Bから周方向に点Cまでの範囲が点Aと対向することになる。
一方、感光体ドラム1の周面と現像スリーブ22bの周面とが対向位置で逆方向へ移動するように回転駆動される場合には、図7(a)に示すように感光体ドラム1上の任意の点Aが現像領域の入口に到達したときに、現像スリーブ22b上の点Bが対向していると、図7(b)に示すように像保持体上の点Aが現像領域の出口に到達したときに、現像スリーブ22bが回転して点Cが像保持体上の点Aと対向する。したがって現像スリーブ22b上の点Bから周方向に点Cまでの範囲が点Aと対向することになる。
磁石ロール22aの磁気吸引力よって現像スリーブ22b上に立ち上げられる穂状の凝集体31は、底面が広く上方に向かって徐々に断面が縮小される錐体のような形状となり、底面の形状は、軸線方向に長軸を有する楕円状、又は円を軸線方向に引き延ばした長円に近い形となる。そして、その軸線方向の寸法は現像スリーブ22b上に保持されている現像剤量によって変動するものであり、軸線方向の寸法と現像スリーブ22b上における単位面積あたりの現像剤量との関係を調査した結果は図9に示すようになる。
この結果に示されるように現像スリーブ22b上に形成される穂状の凝集体31の軸線方向の寸法の平均値(μm)は、現像剤量が増加するのにともなって増加し、「現像スリーブ上の単位面積あたりに保持される現像剤量(g/m2)」の値のほぼ1.0倍となる。
また、凹部が現像スリーブの軸線方向に連続する溝状に形成されたているものや、凹部が形成されていないもの、凹部の軸線方向の寸法が小さいものでは、軸線方向に凝集体が立ち上げられる位置が不規則になったり、立ち上げられる凝集体の寸法が不揃いとなったりして形成される画像の粒状感は良好ではなくなる。
図11に示す凹部34の配列は、配列した凹部34の軸線方向の位置が、周方向に形成されている各列において同じ位置となっている。つまり周方向に凹部34が整列しており、感光体ドラム1は軸線方向の位置によって各列の凹部34と対向する位置と全く凹部34と対向しない位置とが生じてしまう。
10:画像形成ユニット、 11:中間転写ベルト、 12:二次転写ロール、 13:二次転写位置、 14:排紙保持部、 15:対向ロール、 16:調整ロール、 17,18:支持ロール、
20:現像装置、 21:ハウジング、 22:現像ロール、 22a:磁石ロール、 22b:現像スリーブ、 23:第1のオーガ、 24:第2のオーガ、 25:層厚規制部材、 26,27:現像剤収容室、 28:隔壁、
30,32,34,35:現像スリーブの周面に形成された凹部
Claims (7)
- 静電潜像が形成される像保持体と対向して周方向に回転駆動されるとともに、内側には周方向に複数の磁極が配列された磁石ロールが配置される円筒状の部材を有し、
該円筒状部材の外周面には、軸線方向及び周方向に配列された複数の凹部が形成され、
前記凹部は、前記磁極によって前記円筒状部材の外周面上に吸着された磁性キャリアを含む現像剤が、該凹部のそれぞれについて単一の穂状の凝集体となって立ち上げられるように、軸線方向の寸法が決定されていることを特徴とする現像スリーブ。 - 前記凹部の軸線方向の寸法[μm]は、前記円筒状部材の外周面上に保持される現像剤量[g/m2]の値に0.5から1.5までの値を乗じた値の範囲とすることを特徴とする請求項1に記載の現像スリーブ。
- 前記凹部は、軸線方向に予め定められた間隔で配列され、
周方向に隣り合う2つの列の凹部は、軸線方向に位置をずらして形成され、
周方向に隣り合う2つの列のそれぞれの凹部は、互いに単一の凹部と軸線方向の位置が重なり合っていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像スリーブ。 - 請求項1、請求項2又は請求項3に記載の現像スリーブと、
該現像スリーブの内側に固定支持され、周方向に配列された複数の磁極を有する磁石ロールと、を有することを特徴とする現像ロール。 - 請求項4に記載の現像ロールと、
前記現像ロールが有する現像スリーブの表面に、現像剤を供給する現像剤供給手段と、
前記現像スリーブ上に吸着された現像剤量を規制する規制手段と、を有することを特徴とする現像装置。 - 回転する前記像保持体の周面上における静電潜像が形成される範囲のいずれの位置についても、前記現像スリーブと対向して現像剤中のトナーが転移される現像領域を通過する間に、該現像スリーブ上に形成された前記凹部の少なくとも2つと対向するように該凹部の配列が設定されていることを特徴とする請求項5に記載の現像装置。
- 無端状の周面に静電潜像が形成される像保持体と、
前記静電潜像にトナーを転移して現像する、請求項5又は請求項6に記載の現像装置と、
前記像保持体上における現像で形成されたトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
前記記録媒体上に転写されたトナー像を該記録媒体に定着する定着手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
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JP2013127466A JP2015001703A (ja) | 2013-06-18 | 2013-06-18 | 現像スリーブ、現像ロール、現像装置及び画像形成装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015222338A (ja) * | 2014-05-23 | 2015-12-10 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007093705A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Fuji Xerox Co Ltd | 現像装置 |
JP2009080447A (ja) * | 2007-09-04 | 2009-04-16 | Ricoh Co Ltd | 現像ローラ、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
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2013
- 2013-06-18 JP JP2013127466A patent/JP2015001703A/ja active Pending
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