JP2014533899A - 多地点協調送信および受信のためのsrs最適化 - Google Patents

多地点協調送信および受信のためのsrs最適化 Download PDF

Info

Publication number
JP2014533899A
JP2014533899A JP2014532493A JP2014532493A JP2014533899A JP 2014533899 A JP2014533899 A JP 2014533899A JP 2014532493 A JP2014532493 A JP 2014532493A JP 2014532493 A JP2014532493 A JP 2014532493A JP 2014533899 A JP2014533899 A JP 2014533899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
srs
power control
transmit
cell identifier
base stations
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014532493A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6076987B2 (ja
Inventor
シュ、ハオ
モントジョ、ジュアン
ルオ、タオ
ガール、ピーター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US13/633,667 external-priority patent/US9900849B2/en
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2014533899A publication Critical patent/JP2014533899A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6076987B2 publication Critical patent/JP6076987B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC

Abstract

本開示のいくつかの態様は、異種ネットワーク(HetNet)における多地点協調(CoMP)送信および受信のための電力制御およびSRS多重化のための技法に関する。複数のSRSプロセスが、異なる物理セルIDおよび/または仮想セルIDによってサポートされる。異なる電力制御オフセットおよびプロセスが、異なるSRSプロセスに関連付けられる。【選択図】 図11

Description

[0001]本開示のいくつかの態様は、一般に、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、異種ネットワーク(HetNet)における多地点協調(CoMP)送信および受信のための電力制御およびユーザ多重化のための技法に関する。
[0002]ワイヤレス通信ネットワークは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることが可能な多元接続ネットワークとすることができる。そのような多元接続ネットワークの例には、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークがある。
[0003]ワイヤレス通信ネットワークは、いくつかのユーザ機器(UE)の通信をサポートすることができるいくつかの基地局(BS)を含むことができる。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局と通信し得る。ダウンリンク(または順方向リンク)は基地局からUEへの通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)はUEから基地局への通信リンクを指す。
[0004]基地局は、UEにダウンリンク上でデータおよび制御情報を送信し得、および/またはUEからアップリンク上でデータおよび制御情報を受信し得る。ダウンリンク上では、基地局からの送信では、隣接基地局からの送信により干渉を認める可能性がある。アップリンク上では、UEからの送信は、隣接基地局と通信する他のUEからの送信に対して干渉を引き起こす可能性がある。干渉は、ダウンリンクとアップリンクで共に性能を劣化させるおそれがある。
[0005]本開示のいくつかの態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、一般に、現在UEにサービスしており、第1のセル識別子に関連付けられた第1の1つまたは複数の基地局を対象とする第1のサウンディング(sounding)基準信号(SRS)を送信することと、第2のセル識別子に関連付けられた第2の1つまたは複数の基地局を対象とする第2のSRSを送信することと、別個の電力制御方式を用いて第1および第2のSRSの送信電力を調整することとを備える。
[0006]本開示のいくつかの態様は、基地局(BS)によるワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、一般に、現在UEにサービスしており、第1のセル識別子に関連付けられた第1の1つまたは複数の基地局を対象とする第1のサウンディング基準信号(SRS)を送信するようにユーザ機器(UE)を構成することと、第2のセル識別子に関連付けられた第2の1つまたは複数の基地局を対象とする第2のSRSを送信するようにUEを構成することと、別個の電力制御方式を用いて第1および第2のSRSの送信電力を調整するためにUEに対して1つまたは複数の送信電力制御(TPC)コマンドを送ることとを含む。
[0007]本開示のいくつかの態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、一般に、現在UEにサービスしており、第1のセル識別子に関連付けられた第1の1つまたは複数の基地局を対象とする第1のサウンディング基準信号(SRS)を送信し、第2のセル識別子に関連付けられた第2の1つまたは複数の基地局を対象とする第2のSRSを送信し、別個の電力制御方式を用いて第1および第2のSRSの送信電力を調整するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含む。
[0008]本開示のいくつかの態様は、第1の基地局によるワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、一般に、現在UEにサービスしており、第1のセル識別子に関連付けられた第1の1つまたは複数の基地局を対象とする第1のサウンディング基準信号(SRS)を送信するようにユーザ機器(UE)を構成し、第2のセル識別子に関連付けられた第2の1つまたは複数の基地局を対象とする第2のSRSを送信するようにUEを構成し、別個の電力制御方式を用いて第1および第2のSRSの送信電力を調整するためにUEに対して1つまたは複数の送信電力制御(TPC)コマンドを送るように構成された少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含む。
[0009]本開示のいくつかの態様は、命令が記憶されているコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品を提供する。命令は、一般に、現在UEにサービスしており、第1のセル識別子に関連付けられた第1の1つまたは複数の基地局を対象とする第1のサウンディング基準信号(SRS)を送信することと、第2のセル識別子に関連付けられた第2の1つまたは複数の基地局を対象とする第2のSRSを送信することと、別個の電力制御方式を用いて第1および第2のSRSの送信電力を調整することとのために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である。
[0010]本開示のいくつかの態様は、命令が記憶されているコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品を提供する。命令は、一般に、現在UEにサービスしており、第1のセル識別子に関連付けられた第1の1つまたは複数の基地局を対象とする第1のサウンディング基準信号(SRS)を送信するようにユーザ機器(UE)を構成することと、第2のセル識別子に関連付けられた第2の1つまたは複数の基地局を対象とする第2のSRSを送信するようにUEを構成することと、別個の電力制御方式を用いて第1および第2のSRSの送信電力を調整するためにUEに対して1つまたは複数の送信電力制御(TPC)コマンドを送ることとのために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である。
[0011]本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークの一例を概念的に示すブロック図。 [0012]本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおけるフレーム構造の一例を概念的に示すブロック図。 [0013]本開示のいくつかの態様による、Long Term Evolution(LTE)におけるアップリンクのための例示的なフォーマットを示す図。 [0014]本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワーク内のユーザ機器デバイス(UE)と通信するノードBの一例を概念的に示すブロック図。 [0015]本開示のいくつかの態様による、例示的な異種ネットワーク(HetNet)を示す図。 [0016]本開示のいくつかの態様による、異種ネットワークにおける例示的なリソース区分を示す図。 [0017]本開示のいくつかの態様による、異種ネットワークにおけるサブフレームの例示的な協働区分を示す図。 [0018]異種ネットワーク中の、レンジ拡張されたセルラー領域を示す図。 [0019]本開示のいくつかの態様による、マクロeNBとリモートラジオヘッド(RRH)とを有するネットワークを示す図。 [0020]本開示の態様による、例示的なサウンディング基準信号(SRS)拡張を示す図。 [0021]本開示の態様による、別の例示的なサウンディング基準信号(SRS)拡張を示す図。 [0022]本開示のいくつかの態様による、ユーザ機器(UE)において実行される例示的な動作1100を示す図。 [0023]本開示のいくつかの態様による、基地局(たとえば、およびeNB)において実行される例示的な動作1200を示す図。
[0024]本開示の態様は、多地点協調(CoMP)システム内で使用するためにサウンディング(sounding)基準信号(SRS)プロシージャを拡張(enhance)し得る技法を提供する。以下でより詳細に説明するように、CoMP動作に関わるUEは、SRS信号の2つの異なるセットを送るように構成され得る。たとえば、SRSの第1のセットは、サービングセルだけを対象とし得、一方で、SRSの第2のセットは、複数のセルの合成受信(joint reception)を対象とし得る。
[0025]本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のネットワークなど、様々なワイヤレス通信ネットワークに使用できる。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAネットワークは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実施することができる。UTRAは、Wideband CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形態を含む。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実施することができる。OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E−UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、Flash−OFDM(登録商標)などといった無線技術を実施することができる。UTRAおよびE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)およびLTE−Advanced(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上記のワイヤレスネットワークおよび無線技術、ならびに他のワイヤレスネットワークおよび無線技術に使用できる。明確にするために、本技法のいくつかの態様について以下ではLTEに関して説明し、以下の説明の大部分でLTE用語を使用する。
例示的なワイヤレスネットワーク
[0026]図1に、ワイヤレス通信ネットワーク100を示し、これはLTEネットワークであり得る。ワイヤレスネットワーク100は、いくつかの発展型ノードB(eNB)110と他のネットワークエンティティとを含み得る。eNBは、ユーザ機器デバイス(UE)と通信する局であり得、基地局、ノードB、アクセスポイントなどと呼ばれることもある。各eNB 110は、特定の地理的エリアに対して通信カバレージを提供することができる。3GPPでは、「セル」という用語は、この用語が使用される状況に応じて、eNBのカバレージエリアおよび/またはこのカバレージエリアにサービスしているeNBサブシステムを指すことがある。
[0027]eNBは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレージを提供し得る。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にする。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーし、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にする。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーし得、フェムトセルとの関連を有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG:Closed Subscriber Group)中のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による限定アクセスを可能にし得る。マクロセルのためのeNBをマクロeNBと称することができる(すなわちマクロセル基地局)。ピコセルのためのeNBをピコeNBと称することができる(すなわちピコ基地局)。フェムトセルのためのeNBをフェムトeNB(すなわちフェムト基地局)またはホームeNBと呼ぶ。図1に示す例では、eNB 110a、110b、および110cは、それぞれマクロセル102a、102b、および102cのためのマクロeNBであり得る。eNB 110xは、ピコセル102xのためのピコeNBであり得る。eNB 110yおよび110zは、それぞれフェムトセル102yおよび102zのためのフェムトeNBであり得る。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、3つの)セルをサポートすることができる。
[0028]ワイヤレスネットワーク100はまた、中継局を含み得る。中継局は、上流局(たとえば、eNBまたはUE)からデータおよび/または他の情報の送信を受信し、そのデータおよび/または他の情報の送信を下流局(たとえば、UEまたはeNB)に送信する局である。中継局はまた、他のUEに対する送信を中継するUEとすることができる。図1に示す例では、中継局110rは、eNB 110aとUE 120rとの間の通信を容易にするために、eNB 110aおよびUE 120rと通信し得る。中継局は、リレーeNB、リレーなどと呼ばれることもある。
[0029]ワイヤレスネットワーク100は、様々なタイプのeNB、たとえば、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレーなどを含む異種ネットワーク(HetNet)であり得る。これらの様々なタイプのeNBは、様々な送信電力レベル、様々なカバレージエリア、およびワイヤレスネットワーク100中の干渉に対する様々な影響を有し得る。たとえば、マクロeNBは、高い送信電力レベル(たとえば、20ワット)を有し得るが、ピコeNB、フェムトeNB、およびリレーは、より低い送信電力レベル(たとえば、1ワット)を有し得る。
[0030]ワイヤレスネットワーク100は、同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、eNBは同様のフレームタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は近似的に時間的に整合され得る。非同期動作の場合、eNBは異なるフレームタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は時間的に整合されないことがある。本明細書で説明する技法は、同期動作と非同期動作の両方のために使用され得る。
[0031]ネットワークコントローラ130は、eNBのセットに結合し、これらのeNBの協調および制御を行い得る。ネットワークコントローラ130は、バックホール(backhaul)を介してeNB 110と通信し得る。eNB 110はまた、たとえば、ワイヤレスバックホールまたはワイヤラインバックホールを介して直接または間接的に互いに通信し得る。
[0032]UE 120は、ワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散され得、各UEは、固定でも移動でもよい。UEはまた、端末、移動局、加入者装置、ステーションなどと称することもできる。UEは、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、タブレットなどであり得る。UEは、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレーなどと通信することが可能であり得る。図1において、両矢印付きの実線は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上での、UEと、そのUEをサービスするように指定されたeNBであるサービングeNBとの間の所望の送信を示す。両矢印付きの破線は、UEとeNBとの間の干渉送信を示す。いくつかの態様に対して、UEはLTE Release 10 UEを含むことができる。
[0033]LTEは、ダウンリンク上では直交周波数分割多重化(OFDM:orthogonal frequency division multiplexing)を利用し、アップリンク上ではシングルキャリア周波数分割多重化(SC−FDM:single-carrier frequency division multiplexing)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を、一般にトーン、ビンなどとも呼ばれる複数(K)個の直交サブキャリアに区分する。各サブキャリアはデータで変調され得る。一般に、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMでは時間領域で送られる。隣接するサブキャリア間の間隔は固定とすることができ得、サブキャリアの総数(K)はシステム帯域幅に依存することができる。たとえば、Kは、1.25、2.5、5、10、または20メガヘルツ(MHz)のシステム帯域幅に対してそれぞれ128、256、512、1024、または2048に等しくなり得る。システム帯域幅をサブバンドに区分することもできる。たとえば、サブバンドは1.08MHzをカバーし得、1.25、2.5、5、10、または20MHzのシステム帯域幅に対してそれぞれ1つ、2つ、4つ、8つ、または16個のサブバンドがあり得る。
[0034]図2に、LTEにおいて使用されるフレーム構造を示す。ダウンリンクの送信タイムラインは、無線フレームの単位に区分できる。各無線フレームは、所定の持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を有してよく、0から9のインデックスをもつ10個のサブフレームに区分できる。各サブフレームは、2個のスロットを含み得る。したがって、各無線フレームは、0から19のインデックスをもつ20個のスロットを含み得る。各スロットは、L個のシンボル期間、たとえば、(図2に示すように)通常の巡回プレフィックスの場合はL=7個のシンボル期間、または拡張された巡回プレフィックスの場合はL=6個のシンボル期間を含むことができる。各サブフレーム中の2L個のシンボル期間には0〜2L−1のインデックスが割り当てられ得る。利用可能な時間周波数リソースはリソースブロックに区分できる。各リソースブロックは、1つのスロット中でN個のサブキャリア(たとえば、12個のサブキャリア)をカバーし得る。
[0035]LTEでは、eNBは、eNB中の各セルに関する1次同期信号(PSS)と2次同期信号(SSS)とを送り得る。1次同期信号および2次同期信号は、図2に示すように、それぞれ、通常のサイクリックプレフィックスをもつ各無線フレームのサブフレーム0および5の各々中のシンボル期間6および5中で送られ得る。同期信号は、セル検出および捕捉のためにUEによって使用され得る。eNBは、サブフレーム0のスロット1中のシンボル期間0〜3中で物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を送り得る。PBCHはあるシステム情報を搬送し得る。
[0036]eNBは、図2に示すように、各サブフレームの第1のシンボル期間中に物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH:Physical Control Format Indicator Channel)を送り得る。PCFICHは、制御チャネルのために使用されるシンボル期間の数(M)を搬送し得、Mは、1、2、または3に等しくなり得、サブフレームごとに変化し得る。Mはまた、たとえば、リソースブロックが10個未満である、小さいシステム帯域幅では、4に等しくてもよい。eNBは、各サブフレームの最初のM個のシンボル期間中に物理HARQインジケータチャネル(PHICH:Physical HARQ Indicator Channel)と物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)とを送り得る(図2に図示せず)。PHICHは、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:hybrid automatic repeat request)をサポートするための情報を搬送し得る。PDCCHは、UEのためのリソース割振りに関する情報と、ダウンリンクチャネルのための制御情報とを搬送し得る。eNBは、各サブフレームの残りのシンボル期間中に物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)を送り得る。PDSCHは、ダウンリンク上でのデータ送信のためにスケジュールされたUEのためのデータを搬送し得る。LTEにおける様々な信号およびチャネルは、公開されている「Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E−UTRA);Physical Channels and Modulation」と題する3GPP TS 36.211に記載されている。
[0037]eNBは、eNBによって使用されるシステム帯域幅の中心1.08MHzにおいてPSS、SSS、およびPBCHを送り得る。eNBは、これらのチャネルが送られる各シンボル期間中のシステム帯域幅全体にわたってPCFICHおよびPHICHを送り得る。eNBは、システム帯域幅のいくつかの部分においてUEのグループにPDCCHを送り得る。eNBは、システム帯域幅の特定の部分において特定のUEにPDSCHを送り得る。eNBは、すべてのUEにブロードキャスト方式でPSS、SSS、PBCH、PCFICHおよびPHICHを送り得、特定のUEにユニキャスト方法でPDCCHを送り得、また特定のUEにユニキャスト方法でPDSCHを送り得る。
[0038]各シンボル期間においていくつかのリソース要素が利用可能であり得る。各リソース要素は、1つのシンボル期間中の1つのサブキャリアをカバーし得、実数値または複素数値であり得る1つの変調シンボルを送るために使用され得る。各シンボル期間中で基準信号のために使用されないリソース要素は、リソース要素グループ(REG:resource element group)中に配置され得る。各REGは、1つのシンボル期間中に4つのリソース要素を含み得る。PCFICHは、シンボル期間0において、周波数全体にわたってほぼ等しく離間され得る、4つのREGを占有し得る。PHICHは、1つまたは複数の構成可能なシンボル期間において、周波数全体にわたって拡散され得る、3つのREGを占有し得る。たとえば、PHICHのための3つのREGは、すべてシンボル期間0に属し得るか、またはシンボル期間0、1、および2に拡散され得る。PDCCHは、最初のM個のシンボル期間中に利用可能なREGから選択され得る、9個、18個、32個、または64個のREGを占有し得る。REGのいくつかの組合せのみがPDCCHに対して可能にされ得る。
[0039]UEは、PHICHおよびPCFICHのために使用される特定のREGを知り得る。UEは、PDCCHのためのREGの様々な組合せを探索し得る。探索する組合せの数は、一般に、PDCCHに対して可能にされた組合せの数よりも少ない。eNBは、UEが探索することになる組合せのいずれかにおいてUEにPDCCHを送り得る。
[0040]図2Aに、LTEにおけるアップリンクのための例示的なフォーマット200Aを示す。アップリンクのための使用可能なリソースブロックは、データセクションと制御セクションに区分することができる。制御セクションは、システム帯域幅の2つのエッジにおいて形成され得、構成可能なサイズを有し得る。制御セクション内のリソースブロックは、制御情報を送信するためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクション中に含まれないすべてのリソースブロックを含み得る。図2Aの設計は、データセクション中の連続するサブキャリアのすべてを単一のUEに割り当てることを可能にし得る連続サブキャリアを含むデータセクションを生じる。
[0041]制御情報をeNBに送信するために、UEを制御セクション内のリソースブロックに割り振ることができる。UEには、eNBにデータを送信するためにデータセクション中のリソースブロックも割り当てられ得る。UEは、制御セクション内の割り振られたリソースブロックで物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)210a、210bにより制御情報を送信することができる。UEは、データセクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)220a、220b中でデータのみまたはデータと制御情報の両方を送信し得る。アップリンク送信は、サブフレームの両方のスロットにわたり得、図2Aに示すように周波数全体にわたってホッピングし得る。
[0042]UEは、複数のeNBのカバレージ内にあり得る。そのUEをサービスするために、これらのeNBのうちの1つが選択され得る。サービングeNBは、受信電力、経路損失、信号対雑音比(SNR)など、様々な基準に基づいて選択され得る。
[0043]UEは、UEが1つまたは複数の干渉eNBからの大きな干渉を認め得る、支配的干渉シナリオにおいて動作し得る。支配的干渉シナリオは、制限された関連付けにより発生し得る。たとえば、図1では、UE 120yは、フェムトeNB 110yに近接し得、eNB 110yについて高い受信電力を有し得る。しかしながら、UE 120yは、制限された関連付けによりフェムトeNB 110yにアクセスすることができないことがあり、次いで、(図1に示すように)より低い受信電力をもつマクロeNB 110cまたはやはりより低い受信電力をもつフェムトeNB 110z(図1に図示せず)に接続し得る。その場合、UE 120yは、ダウンリンク上でフェムトeNB 110yからの高い干渉を認め得、また、アップリンク上でeNB 110yに高い干渉を引き起こし得る。
[0044]支配的干渉シナリオはまた、範囲拡張により発生し得、これは、UEが、UEによって検出されたすべてのeNBのうち、より低い経路損失とより低いSNRとをもつeNBに接続するシナリオである。たとえば、図1では、UE 120xは、マクロeNB 110bとピコeNB 110xとを検出し得、eNB 110xについて、eNB 110bよりも低い受信電力を有し得る。とはいえ、eNB 110xの経路損失がマクロeNB 110bの経路損失よりも低い場合、UE 120xはピコeNB 110xに接続することが望ましいことがある。これにより、UE 120xの所与のデータレートに対してワイヤレスネットワークへの干渉が少なくなり得る。
[0045]一態様では、支配的干渉シナリオにおける通信は、異なるeNBを異なる周波数帯域上で動作させることによってサポートされ得る。周波数帯域は、通信のために使用され得る周波数範囲であり、(i)中心周波数および帯域幅、または(ii)より低い周波数およびより高い周波数によって与えられ得る。周波数帯域は、帯域、周波数チャネルなどと呼ばれることもある。異なるeNBのための周波数帯域は、強いeNBがそれのUEと通信することを可能にしながら、UEが支配的干渉シナリオにおいてより弱いeNBと通信することができるように選択され得る。eNBは、UEにおいて受信されるeNBからの信号の受信電力に基づいて(eNBの送信電力レベルには基づかずに)「弱い」eNBまたは「強い」eNBとして分類され得る。
[0046]図3は、図1の基地局/eNBのうちの1つであり得る基地局またはeNB 110および図1のUEのうちの1つであり得るUE 120の設計のブロック図である。制限付き関連付けシナリオの場合、eNB 110は図1のマクロeNB 110cであり得、UE 120はUE 120yであり得る。eNB 110はまた、何らかの他のタイプの基地局であり得る。eNB 110は、T個のアンテナ334a〜334tを装備し得、UE 120は、R個のアンテナ352a〜352rを装備し得、概して、T≧1およびR≧1である。
[0047]eNB 110において、送信プロセッサ320は、データソース312からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ340から制御情報を受信し得る。制御情報は、PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCHなどのためのものであり得る。データは、PDSCHなどのためのものであり得る。送信プロセッサ320は、データと制御情報とを処理(たとえば、符号化およびシンボルマッピング)し、データシンボルと制御シンボルとをそれぞれ取得することができる。送信プロセッサ320は、たとえば、PSS、SSS、およびセル特有の基準信号に対する基準シンボルを生成することもできる。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ330は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行し得、T個の出力シンボルストリームをT個の変調器(MOD)332a〜332tに供給し得る。各変調器332は、(たとえば、OFDMなどの)それぞれの出力シンボルストリームを処理して出力サンプルストリームを取得し得る。各変調器332はさらに、ダウンリンク信号を取得するために、出力サンプルストリームを処理(たとえば、アナログへの変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)することができる。変調器332a〜332tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれT個のアンテナ334a〜334tを介して送信され得る。
[0048]UE 120において、アンテナ352a〜352rは、eNB 110からダウンリンク信号を受信し得、受信信号をそれぞれ復調器(DEMOD)354a〜354rに供給し得る。各復調器354は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを得ることができる。各復調器354はさらに、(たとえば、OFDMなどの)入力サンプルを処理して受信シンボルを取得し得る。MIMO検出器356は、R個の復調器354a〜354rのすべてから受信シンボルを取得し、適用可能な場合は受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを供給し得る。受信プロセッサ358は、検出されたシンボルを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)し、UE 120の復号されたデータをデータシンク360に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ380に与え得る。
[0049]アップリンク上では、UE 120において、送信プロセッサ364は、データソース362から(たとえば、PUSCHのための)データを受信し、処理し得、コントローラ/プロセッサ380から(たとえば、PUCCHのための)制御情報を受信し、処理し得る。送信プロセッサ364はまた、基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ364からのシンボルは、適用可能な場合はTX MIMOプロセッサ366によってプリコードされ、さらに(たとえば、SC−FDMなどのために)変調器354a〜354rによって処理され、eNB 110に送信され得る。eNB 110において、UE 120からのアップリンク信号は、アンテナ334によって受信され、復調器332によって処理され、適用可能な場合はMIMO検出器336によって検出され、さらに受信プロセッサ338によって処理されて、UE 120によって送られた復号されたデータおよび制御情報が取得され得る。受信プロセッサ338は、復号されたデータをデータシンク339に供給し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ340に供給し得る。
[0050]コントローラ/プロセッサ340および380は、それぞれeNB 110における動作およびUE 120における動作を指示し得る。eNB 110におけるコントローラ/プロセッサ340、受信プロセッサ338および/または他のプロセッサとモジュールとは、本明細書で説明する技法に対する動作および/または処理を実行するかまたは指示することができる。メモリ342および382は、それぞれeNB 110およびUE 120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。スケジューラ344は、ダウンリンク上および/またはアップリンク上でのデータ送信のためにUEをスケジュールし得る。
例示的なリソース区分
[0051]本開示のいくつかの態様によれば、ネットワークが拡張セル間干渉協調(eICIC:enhanced inter-cell interference coordination)をサポートするとき、基地局は、干渉セルがそれのリソースの一部を断念することによって干渉を低減または解消するために、リソースを協調するために互いにネゴシエートし得る。この干渉協調によれば、UEは、干渉セルによってもたらされるリソースを使用することによる厳しい干渉があってもサービングセルにアクセスすることが可能であり得る。
[0052]たとえば、オープンマクロセルのカバレージエリア中の、限定アクセスモードにあるフェムトセル(すなわち、メンバーフェムトUEだけがこのセルにアクセスすることができる)は、リソースをもたらすことおよび干渉を効果的に除去することによって、マクロセルのための「カバレージホール」(フェムトセルのカバレージエリア内に)を生成することが可能であり得る。フェムトセルがリソースをもたらすことについてネゴシエートすることによって、フェムトセルカバレージエリアの下のマクロUEは、これらのもたらされるリソースを使用してUEのサービングマクロセルにアクセスすることが依然として可能であり得る。
[0053]Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network(E−UTRAN)など、OFDMを使用する無線アクセスシステムでは、もたらされるリソースは、時間ベース、周波数ベース、または両方の組合せであり得る。協調リソース区分が時間ベースであるとき、干渉セルは、時間領域においてサブフレームの一部を単に使用しないことがある。協調リソース区分が周波数ベースであるとき、干渉セルは、周波数領域においてサブキャリアをもたらし得る。周波数と時間の両方の組合せによって、干渉セルは、周波数リソースおよび時間リソースをもたらし得る。
[0054]図4に、eICICは、実線の無線リンク402によって示されるように、マクロUE 120yがフェムトセルyから厳しい干渉を受けているときでも、eICICをサポートするマクロUE 120y(たとえば、図4に示すようなRel−10マクロUE)がマクロセル110cにアクセスすることを可能にし得る例示的なシナリオを示す。破線の無線リンク404によって示されるように、レガシーマクロUE 120u(たとえば、図4に示すようなRel−8マクロUE)は、フェムトセル110yからの厳しい干渉下でマクロセル110cにアクセスすることができないことがある。フェムトUE 120v(たとえば、図4に示すようなRel−8フェムトUE)は、マクロセル110cからのいかなる干渉問題もなしにフェムトセル110yにアクセスし得る。
[0055]いくつかの態様によれば、ネットワークはeICICをサポートし得、区分情報の様々なセットがあり得る。これらのセットのうちの第1のものを、半静的リソース区分情報(SRPI:Semi-Static Resource Partitioning information)と呼ぶことがある。これらのセットのうちの第2のものを、適応型リソース区分情報(ARPI:Adaptive Resource Partitioning information)と呼ぶことがある。文字通り、SRPIは、一般に、頻繁に変化せず、SRPIはUEに送られ得、したがって、UEは、UE自体の動作のためにリソース区分情報を使用することができる。
[0056]一例として、リソース区分は、8msの周期性(8つのサブフレーム)または40msの周期性(40個のサブフレーム)で実施され得る。いくつかの態様によれば、周波数リソースも区分され得るように周波数分割複信(FDD)も適用され得ると仮定され得る。(たとえば、セルノードBからUEへの)ダウンリンクを介した通信の場合、区分パターンは、知られているサブフレーム(たとえば、4などの整数Nの倍数であるシステムフレーム番号(SFN:system frame number)値を有する各無線フレームの第1のサブフレーム)にマッピングされ得る。そのようなマッピングは、特定のサブフレームのリソース区分情報(RPI)を判断するために適用され得る。一例として、ダウンリンクについての(たとえば、干渉セルによってもたらされる)協調リソース区分の対象となるサブフレームは、次のインデックスによって識別され得る。
Figure 2014533899
[0058]アップリンクについては、SRPIマッピングは、たとえば、4msだけシフトされ得る。したがって、アップリンクについての例には、以下があり得る。
Figure 2014533899
[0060]SRPIは、各エントリ対して以下の3つの値を使用し得る。
[0061]・ U(使用):この値は、サブフレームが、このセルによって使用されるべき支配的干渉からクリーンアップされていること(すなわち、主要な干渉セルがこのサブフレームを使用しないこと)を示す。
[0062]・ N(使用しない):この値は、サブフレームが使用されないことを示す。
[0063]・ X(未知):この値は、サブフレームが静的に区分されないことを示す。基地局間のリソース使用量ネゴシエーションの詳細はUEには知られない。
[0064]SRPIの別の可能なパラメータのセットには、以下があり得る。
[0065]・ U(使用):この値は、サブフレームが、このセルによって使用されるべき支配的干渉からクリーンアップされていること(すなわち、主要な干渉セルがこのサブフレームを使用しないこと)を示す。
[0066]・ N(使用しない):この値は、サブフレームが使用されないことを示す。
[0067]・ X(未知):この値は、サブフレームが静的に区分されないことを示す(基地局間のリソース使用量ネゴシエーションの詳細はUEには知られない)。
[0068]・ C(共通):この値は、すべてのセルがリソース区分なしにこのサブフレームを使用し得ることを示し得る。このサブフレームは干渉を受け得、したがって、基地局は、厳しい干渉を受けていないUEのためにのみこのサブフレームを使用することを選択し得る。
[0069]サービングセルのSRPIは、無線でブロードキャストされ得る。E−UTRANでは、サービングセルのSRPIは、マスタ情報ブロック(MIB:master information block)中でまたはシステム情報ブロック(SIB:system information block)のうちの1つ中で送られ得る。事前定義されるSRPIは、セル、たとえば、マクロセル、ピコセル(オープンアクセスの場合)、およびフェムトセル(限定アクセスの場合)の特性に基づいて定義され得る。そのような場合、システムオーバヘッドメッセージにおけるSRPIの符号化の結果として、無線でのブロードキャストがより効率的に行われ得る。
[0070]基地局はまた、SIBのうちの1つにおいてネイバーセルのSRPIをブロードキャストし得る。この場合、SRPIは、それの対応する範囲の物理セル識別子(PCI:physical cell identifier)を用いて送られ得る。
[0071]ARPIは、SRPI中の「X」サブフレームについての詳細情報をもつさらなるリソース区分情報を表し得る。上記のように、「X」サブフレームについての詳細情報は、一般に、基地局のみに知られ、UEはそれを知らない。
[0072]図5および図6に、マクロセルおよびフェムトセルを用いたシナリオにおけるSRPI割当ての例を示す。U、N、XまたはCサブフレームは、U、N、XまたはC SRPI割当てに対応するサブフレームである。
[0073]図7は、異種ネットワーク中の、レンジ拡張されたセルラー領域を示す図700である。RRH 710bなど、より低電力クラスのeNBは、RRH 710bとマクロeNB 710aとの間の拡張セル間干渉協調を通して、かつUE 720によって実行される干渉消去を通して、セルラー領域702から拡張された、レンジ拡張されたセルラー領域703を有し得る。拡張セル間干渉協調において、RRH 710bは、マクロeNB 710aからUE 720の干渉状態に関する情報を受信する。この情報により、RRH 710bは、レンジ拡張されたセルラー領域703中のUE 720をサービスし、UE 720がレンジ拡張されたセルラー領域703に入るとき、マクロeNB 710aからのUE 720のハンドオフを受け入れることができる。
[0074]図8は、本開示のいくつかの態様による、マクロノードといくつかのリモートラジオヘッド(RRH)とを含むネットワーク800を示す図である。マクロノード802は、光ファイバーを用いてRRH 804、806、808および810に接続される。いくつかの態様では、ネットワーク800は、同種ネットワークまたは異種ネットワークであってよく、RRH 804〜810は低電力または高電力のRRHであってよい。一態様では、マクロノード802は、それ自体およびRRHのために、セル内のすべてのスケジューリングを扱う。RRHは、マクロノード802と同じセル識別子(ID)によって、または異なるセルIDによって構成されてよい。RRHが同じセルIDによって構成される場合、マクロノード802およびRRHは、マクロノード802によって制御される本質的に1つのセルとして動作することができる。一方、RRHおよびマクロノード802が異なるセルIDによって構成される場合、マクロノード802およびRRHは、すべての制御およびスケジューリングは依然としてマクロノード802によって行われるままであるが、UEにとっては異なるセルであるように見える。マクロノード802およびRRH 804、806、808、810に対する処理は、必ずしもマクロノードに常駐する必要があるとは限らないことをさらに諒解されたい。その処理は、マクロおよびRRHと接続されている何らかの他のネットワークデバイスまたはエンティティにおいて集中的に実行されてもよい。
[0075]本明細書で使用される場合、送信点/受信点(「TxP」)という用語は、一般に、同じセルIDを有しても異なるセルIDを有してもよい少なくとも1つの中央エンティティ(たとえば、eNodeB)によって制御される地理的に離隔された送信ノード/受信ノードを指す。
[0076]いくつかの態様では、RRHのそれぞれがマクロノード802と同じセルIDを共有するとき、制御情報が、マクロノード802から、またはマクロノード802と全RRHの両方からCRSを使用して送信され得る。CRSは、一般的には同じリソース要素を使用して送信点のそれぞれから送信され、したがって信号は衝突する。送信点のそれぞれが同じセルIDを有するとき、送信点のそれぞれから送信されるCRSは識別されないことがある。いくつかの態様では、RRHが異なるセルIDを有するとき、同じリソース要素を使用してTxPのそれぞれから送信されるCRSは、衝突することもあり、しないこともある。RRHが異なるセルIDを有し、CRSが衝突する場合でさえ、高度UEは、干渉消去技法と高度受信機処理とを使用して、TxPのそれぞれから送信されるCRSを識別することができる。
[0077]いくつかの態様では、すべての送信点が同じセルIDで構成され、CRSがすべての送信点から送信されるとき、適切なアンテナ仮想化が、送信しているマクロノードおよび/またはRRHにおいて等しくない数の物理アンテナが存在する場合に必要となる。すなわち、CRSは、等しい数のCRSアンテナポートを用いて送信されるべきである。たとえば、ノード802およびRRH 804、806、808が、それぞれ4つの物理アンテナを有し、RRH 810が2つの物理アンテナを有する場合、RRH 810の第1のアンテナは、2つのCRSポートを使用して送信するように構成され得、RRH 810の第2のアンテナは、異なる2つのCRSポートを使用して送信するように構成され得る。代替として、同じ配備に対して、マクロ802およびRRH 804、806、808は、送信点あたり4つの送信アンテナのうちの選択された2つから、2つのCRSアンテナポートだけを送信することができる。これらの例に基づいて、アンテナポートの数は、物理アンテナの数に対して増加または減少されてよいことを諒解されたい。
[0078]上記で説明したように、すべての送信点が同じセルIDで構成されるとき、マクロノード802およびRRH 804〜810は、すべて、CRSを送信することができる。しかしながら、マクロノード802だけがCRSを送信する場合、自動利得制御(AGC)問題によってRRHの近くでアウテージ(outage)が発生する。そのようなシナリオにおいて、マクロ802からのCRSベースの送信は、低受信電力で受信される可能性がある一方で、すぐ近くのRRHから発信した他の送信は、はるかに大きい電力で受信される可能性がある。この電力の不均衡が、前述のAGC問題につながる可能性がある。
[0079]要約すれば、一般的には、同じセルIDセットアップと異なるセルIDセットアップとの間の差は、制御およびレガシー問題、ならびにCRSに依存する他の潜在的な動作に関連する。異なるセルIDを有するが衝突するCRS構成のシナリオは、同じセルIDセットアップとの類似点を有する可能性があり、当然ながら、衝突するCRSを有する。異なるセルIDと衝突するCRSとを有するシナリオは、一般的には、同じセルIDの場合に比較して、セルIDに依存するシステム特性/コンポーネント(たとえば、スクランブル系列など)がより容易に識別され得るという利点を有する。
[0080]例示的な構成が、同じかまたは異なるセルIDを有するマクロ/RRHセットアップに適用可能である。異なるセルIDの場合、CRSは衝突しているように構成され得、そのことは、同じセルIDの場合に類似するシナリオにつながる可能性があるが、セルIDに依存するシステム特性(たとえば、スクランブル系列など)が、UEによってより容易に識別され得るという利点を有する。
[0081]いくつかの態様では、例示的なマクロ/RRHエンティティが、このマクロ/RRHセットアップの送信点内で、制御/データ送信の分離をもたらすことができる。セルIDが各送信点に対して同じであるとき、PDCCHが、マクロノード802から、またはマクロノード802とRRH 804〜810の両方から、CRSとともに送信され得る一方で、PDSCHが、送信点のサブセットから、チャネル状態情報基準信号(CSI−RS)および復調基準信号(DM−RS)とともに送信され得る。セルIDがいくつかの送信点に対して異なるとき、PDCCHが、各セルID群の中でCRSとともに送信され得る。各セルID群から送信されるCRSは、衝突することもあり、しないこともある。UEは、同じセルIDを有する複数の送信点から送信されるCRSを識別し得ないが、異なるセルIDを有する複数の送信点から送信されるCRSを、(たとえば、干渉消去または類似の技法を使用して)識別することができる。
[0082]いくつかの態様では、すべての送信点が同じセルIDで構成される場合、制御/データ送信の分離によって、すべての送信点からのCRS送信に基づいて制御を送信しながら、UEに認識されない、UEをデータ送信のための少なくとも1つの送信点と関連付けることができる。このことで、制御チャネルを共通にしたままで、異なる送信点にわたってデータ送信のためのセル分割(cell splitting)が可能になる。上記の「関連付け」という用語は、データ送信のために特定のUEに対するアンテナポートを構成することを意味する。このことは、ハンドオーバの状況において実行される関連付けとは異なる。制御は、上記で説明したように、CRSに基づいて送信され得る。制御とデータとを分離することで、ハンドオーバ処理を経る必要があることと比較して、UEのデータ送信のために使用されるアンテナポートをより速やかに再構成することが可能になり得る。いくつかの態様では、送信点間フィードバックが、UEアンテナポートを異なる送信点の物理アンテナに対応するように構成することによって可能になり得る。
[0083]いくつかの態様では、UE固有基準信号によって、この動作が(たとえば、LTE−A、Rel−10以上の状況において)可能になる。CSI−RSおよびDM−RSは、LTE−Aの状況において使用される基準信号である。干渉推定が、CSI−RSミューティングに基づいて、またはCSI−RSミューティングによって容易にされて、遂行され得る。同じセルIDセットアップの場合、制御チャネルがすべての送信点に共通であるとき、PDCCH容量が制限される可能性があるので、制御容量の問題が存在する可能性がある。制御容量は、FDM制御チャネルを使用することによって拡大され得る。リレーPDCCH(R−PDCCH)、または拡張PDCCH(ePDCCH)など、それの拡張が、PDCCH制御チャネルを補足、増強、または置換するために使用され得る。
CoMPシナリオにおけるSRS問題
[0084]CoMP設計では、1つの困難な部分は、最小のオーバーヘッドでCoMP動作に(ULおよび/またはDL CoMPセットに)関与する送信点を識別してグループ分けすることである。SRSチャネルは、主にULチャネルサウンディングのために使用される。CoMPでは、SRSは、しばしば、UEに最も近いセルを識別するために使用される。リリース8〜10における現在のLTE SRSチャネルは、CoMP動作をあまり考慮しないで設計されている。その結果、既存のCoMP設計は、様々なCoMPシナリオに対して次元の制限または設計の複雑さのいずれかにつながることがある。
[0085]本開示の態様は、多地点協調(CoMP)システム内で使用するためにサウンディング基準信号(SRS)プロシージャを拡張し得る技法を提供する。以下でより詳細に説明するように、CoMP動作に関わるUEは、SRS信号の2つの異なるセットを送るように構成され得る。たとえば、SRSの第1のセットは、サービングセルだけを対象とし得、一方で、SRSの第2のセットは、複数のセルの合成受信(joint reception)を対象とし得る。
[0086]サウンディング基準信号(SRS)は、アップリンク上でUEによって送信され、異なる周波数におけるチャネルの品質を受信ノードが推定することを可能にする。CoMPシステムでは、SRSは、最も近い送信点を受信ノードが求めることを可能にし得、たとえば、アップリンクまたはダウンリンク上でUEにサービスする送信点を動的に切り替える。本明細書で提示される技法は、周期的SRS(たとえば、周期的に送信されるようにスケジュールされたSRS送信)と非周期的SRS(たとえば、ダウンリンク送信によってトリガされる単一のSRS送信)の両方に適用され得る。
[0087]SRSは、特定のUEに割り当てられたスパンの外側の広い帯域幅に対するアップリンクチャネルの品質を推定するために基地局によって使用される。復調基準信号(DRS)は、常に、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)と物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)とに関連付けられ、UEに割り振られた帯域幅に限定されるので、この測定値は、復調基準信号を用いて取得することはできない。物理アップリンク制御チャネルと共用チャネルとに関連付けられたDRSとは異なり、SRSは、必ずしも任意の物理チャネルと一緒に送信されるとは限らない。SRSが物理チャネルとともに送信される場合、SRSは、より広い周波数帯にわたって伸張し得る。推定値によって与えられる情報は、高品質のリソースブロック上でアップリンク送信をスケジュールするために使用される。
[0088]SRSは、一般的に、所与の送信点によって検出可能なセルID(たとえば、サービングセルのPCI)とともにUEから送信される。しかしながら、本明細書で説明するように、UEは、異なるセルIDを使用してSRSの2つのセットを送信し得る。
[0089]ピコeNBは、マクロeNBとのX2接続を有するそれ自体の物理セル識別(PCI)またはセルIDを有し得る。ピコeNBは、それ自体のスケジューラ動作を有し、複数のマクロeNBとリンクし得る。RRHは、マクロeNBと同じPCIを有しても有さなくてもよく、より良いバックホールを提供する、マクロeNBを有するファイバー接続を有する。RRHに対して、スケジューラ動作は、マクロeNB側だけで実行され得る。フェムトeNBは限定された関連を有し得、CoMP方式において十分に考慮されてこなかった。
[0090]本明細書で提示されるSRS技法は、いくつかの異なるダウンリンク(DL)CoMPシナリオに適用され得る。たとえば、第1のシナリオ(シナリオ1)では、サイト内CoMPを伴う同種の配備が存在し得る。第2のシナリオ(シナリオ2)では、ファイバーで接続された高電力RRHを伴う同種の配備が存在し得る。
[0091]第3のシナリオ(シナリオ3)では、マクロeNBおよびRRHおよび/またはピコeNBは、異なるPCIを有する。このシナリオでは、共通基準信号(CRS)、1次同期信号(PSS)、2次同期信号(SSS)、および物理ブロードキャストチャネル(PBCH)は、すべて、マクロeNBおよびピコeNBから送信される。このシナリオでは、セル分割利得は、異なるユーザを異なるRRHにスケジュールすることによって容易に達成され得るが、CSI−RSまたはCRSに基づくDL CoMP送信は、UEからの拡張されたフィードバックを必要とする。
[0092]第4のシナリオ(シナリオ4)では、マクロeNBおよびRRHは、同じPCIを有する。ある場合には、マクロeNBだけがCRS、PSS、SSS、およびPBCHを送信し、別の場合には、マクロeNBおよびRRHの両方が、CRS、PSS、SSS、およびPBCHを送信し得る。同じセルIDを有するRRHに対して、マクロeNBおよびRRHは、集中型スケジューリングを用いて「スーパーセル」を効果的に形成する。単一周波数ネットワーク(SFN)利得は達成され得るが、セル分割利得ではない。SRSチャネルは、最も近いRRHを識別するために使用され得、これに基づいて、SRSチャネルは、RRHによって閉じられたものだけからUEに送信することによって、セル分割を行い得る。
[0093]シナリオ3では、異なるPCIを有する各RRHを用いて、各RRHからのSRSチャネルは、異なる構成、シーケンスなどを有することになる。DL CoMPとアップリンク(UL)CoMPの両方に対して、各RRHは、他のRRHから送られたSRSを試行する必要がある。代替として、シナリオ4では、同じPCIを有するRRHを用いて、すべてのRRHが、同じUEのSRS送信を復号することを試みることになる。受信信号強度に応じて、DL CoMPおよびUL CoMPのセットが形成され得る。しかしながら、設計の困難さは、SRSチャネルの次元であり、すなわち、より多くのUEが、SRSチャネルの制限を押し付けることがある。
[0094]上述のように、本開示の態様は、多地点協調(CoMP)システム内で使用するためにサウンディング基準信号(SRS)プロシージャを拡張し得る技法を提供する。本明細書で提示される技法によれば、CoMP動作に関わるUEは、SRS信号の2つの異なるセットを送るように構成され得る。たとえば、SRSの第1のセットは、サービングセルだけを対象とし得、一方で、SRSの第2のセットは、複数のセルの合成受信を対象とし得る。
[0095]たとえば、シナリオ3に対する1つの可能な拡張は、1つのeNB(マクロeNB、RRH、ピコeNB、またはフェムトeNBなど)が、それ自体のものとは異なるPCIを有するSRS送信を割り振ることである。このPCIは、すべての関与するノードの間でファイバー接続またはX2接続を介してシグナリングされるかまたは交換される、仮想PCIまたはグループPCIであってよい。このSRSを受信し得るすべてのノードは、UEとともにDL CoMPまたはUL CoMPに関与し得る。非CoMP動作に対して、ノードのすべては、それ自体のPCIに属するSRSを受信し得る。加えて、DLまたはULのCoMP動作に対して、各ノードは、仮想PCIまたはグループPCIに属するSRSを受信し得る。
[0096]図9は、グループPCIを有するSRSを送信することの一例を示す。この例では、UEは、非CoMP動作に対してRRH2によってサービスされる。したがって、UEは、RRH2のPCIを有する第1のSRSを送る。しかしながら、UEはまた、RRH1、RRH2、RRH3およびマクロeNBからの可能なCoMP動作に対して、(グループPCIを指定された)別のPCIにマッピングされたSRSを送る。
[0097]図10は、グループPCIを有するSRSを送信することの別の一例を示す。この例は、UEが、1つのeNB(eNB0)によってサービスされているが、eNB0と別のマクロeNB(eNB1)との間の境界にある境界状況を示す。この例では、(たとえば、シナリオ4の場合のように、)RRH2がeNB0と同じPCIを有し、RRH3がeNB1と同じPCIを有する。この状況では、UEは、それ自体のPCI(PCI0)に加えて隣接ノードのPCI(PCI1)を送り得る。マクロeNB0は、PCI0ならびにPCI1に従ってSRSを送信するようにUEをスケジュールし得る。マクロeNB、eNB1およびeNB0は、UEに対して共同で送信または受信し得る。
別個の電力制御を用いて異なるSRSを多重化すること
[0098]UEが少なくとも2つのSRS構成に対して構成されるとき、異なるSRSは、異なる技法に従って多重化され得る。たとえば、UEは、2つのSRS構成間を切り替えるために、時分割多重(TDM)を利用するように構成され得る。このTDM手法は、平均比に対するピーク(peak to average ratio)にほとんどまたはまったく影響を及ぼさないので、好適な解法であり得る。代替として、UEは、異なる巡回シフト(cyclic shift)または異なるコーム(comb)を有する周波数分割多重(FDM)を介して2つのSRS構成を送信するように構成され得るが、この手法は、両SRS構成が同じサブフレーム内で送信される場合、平均比に対するピークを増加することがある。
[0099]TDM SRS送信機会に対して、1つのSRSが、サービングセルだけ(の送信点)を対象とすることがある。他のSRSは、複数のセル(の送信点)の合成受信を対象とすることがある。いくつかの態様によれば、2つの異なる電力制御方式が、異なるSRS構成に対して使用され得る。
[00100]たとえば、第1の電力制御方式は、電力制御方式A(PC_A)と呼ばれることがあり、複数の受信点(たとえば、図9に示されるような4つの送信点)または異なる受信点を目標とするSRSに対して使用され得る。第2の電力制御方式は、電力制御方式B(PC_B)と呼ばれることがあり、単一セル内の受信点を目標とするSRSに対して使用され得る。
[00101]PC_Aは、複数のセルを目標とするSRSが、サービング送信点だけを目標とするSRSに対して、より高い電力オフセットで送信されるという結果をもたらす。PC_Aはまた、アウターループ電力制御をイネーブルにし得、潜在的にPUSCHおよびPUCCHとは別個の送信電力制御(TPC)コマンドが使用され得る(SRSのための送信電力は、PUSCHおよびPUCCHに対する送信電力コマンドに直接結び付けられる必要がないことを意味する)。
[00102]1つまたは複数のサービング受信点(たとえば、図9に示される例におけるRRH2)を目標とするPC_B電力制御方式は、PC_A電力制御方式と異なる電力オフセットを利用し得る。この場合、SRSは異なる電力オフセットで送信され得、アウター電力制御ループはディセーブルにされ得、および/またはPC_BはPC_Aと異なるアウターループを使用し得、固定電力オフセットを有するPUSCHと同じTPCが使用され得る。
[00103]上記で説明した拡張のシグナリングインパクト(signaling impact)は、eNBがUEに、複数のSRS構成をシグナリングする必要があることである。関与するノードは、DL CoMPまたはUL CoMPを対象とする共通のSRS構成に対する情報を交換する必要がある。また、異なるSRS構成に対する複数の電力制御レベル、または代替として、異なるSRS構成の中のデルタオフセット(delta offset)をサポートするために追加のシグナリングが存在することがある。
[00104]UE送信へのインパクトは、UEが、異なる構成(時間、周波数、シフトおよびコーム)および場合によっては異なる電力オフセットを有する複数のSRS送信を有することになることである。eNB受信へのインパクトは、eNBが、同じUEから複数の構成を有するSRSを受信し得、eNBが、異なるSRSに対して複数の電力制御ループを実行し得ることである。
[00105]代替の実施形態では、3つ以上のSRS構成が、UEおよび/またはeNBおよびRRHによって使用され得る。
[00106]図11は、本開示の態様による、ユーザ機器(UE)によって実行される例示的な動作1100を示す。動作1100は1102で開始し、UEが、現在UEにサービスしており、第1のセル識別子に関連付けられた1つまたは複数の基地局を対象とする第1のサウンディング基準信号(SRS)を送信する。1104で、UEは、第2のセル識別子に関連付けられた1つまたは複数の基地局によって、合成受信を対象とする第2のSRSを送信する。1106で、UEは、別個の電力制御方式を用いて第1および第2のSRSの送信電力を調整する。
[00107]図12は、本開示の態様による、基地局(BS)によって実行される例示的な動作1200を示す。動作1200は1202で開始し、BSが、現在UEにサービスしており、第1のセル識別子に関連付けられた1つまたは複数の基地局を対象とする第1のサウンディング基準信号(SRS)を送信するようにユーザ機器(UE)を構成する。1204で、BSは、第2のセル識別子に関連付けられた、別のまたは複数の基地局を対象とする第2のSRSを送信するようにUEを構成する。1206で、BSは、別個の電力制御方式を用いて第1および第2のSRSの送信電力を調整するために、UEに対する1つまたは複数の送信電力制御(TPC)コマンドを送る。
[00108]情報および信号は様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表すことができることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[00109]さらに、本明細書の開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実施できることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実施するか、ソフトウェアとして実施するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実施することができるが、そのような実施の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
[00110]本明細書の開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタロジック、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書に記載の機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実施または実行できる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができるが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態マシンとすることができる。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実施することもできる。
[00111]本明細書の開示に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施するか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施するか、またはその2つの組合せで実施することができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐することができる。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、および/または記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化することができる。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐することができる。ASICは、ユーザ端末内に常駐することができる。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内に個別構成要素として常駐することもできる。一般に、図に示す動作がある場合、それらの動作は、同様の番号をもつ対応するカウンターパートのミーンズプラスファンクション構成要素を有し得る。
[00112]1つまたは複数の例示的な設計では、説明した機能を、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実施することができる。ソフトウェアで実施する場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶するか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信することができる。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体とすることができる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、または他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータまたは汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。さらに、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用される場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)(登録商標)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
[00113]本開示の前述の説明は、いかなる当業者でも本開示を作成または使用することができるように提供される。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用できる。したがって、本開示は、本明細書で説明する例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。

Claims (38)

  1. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法であって、
    現在前記UEにサービスしており、第1のセル識別子に関連付けられた第1の1つまたは複数の基地局を対象とする第1のサウンディング基準信号(SRS)を送信することと、
    第2のセル識別子に関連付けられた第2の1つまたは複数の基地局を対象とする第2のSRSを送信することと、
    別個の電力制御方式を用いて第1および第2のSRSの送信電力を調整することとを備える、方法。
  2. 前記UEが、周期的に前記第1および前記第2のSRSの少なくとも一方を送信するように構成される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記UEが、非周期的に前記第1および前記第2のSRSの少なくとも一方を送信するように構成される、請求項1に記載の方法。
  4. 別個の電力制御方式を用いて第1および第2のSRSの前記送信電力を調整することが、
    第1の電力制御方式を用いて前記第1のSRSを調整することと、
    第2の電力制御方式を用いて前記第2のSRSを調整することとを備え、前記第1の電力制御方式が、前記第1のSRSが前記第1のSRSと異なる送信電力で送信される結果をもたらす、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1の電力制御方式が、基地局からの送信電力制御(TPC)コマンドを有するアウター電力制御ループを利用する、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第2の電力制御方式が、アウター電力制御ループを利用しない、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1の電力制御方式の前記TPCコマンドが、他の物理アップリンクチャネルに適用されるTPCコマンドと異なる、請求項5に記載の方法。
  8. 前記第2のセル識別子が、前記UEとの多地点協調(CoMP)動作に関与する複数の基地局に関連付けられた仮想セル識別子を備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第2のセル識別子が、隣接セルに関連付けられたセル識別子を備える、請求項1に記載の方法。
  10. 第1の基地局によるワイヤレス通信のための方法であって、
    現在前記UEにサービスしており、第1のセル識別子に関連付けられた第1の1つまたは複数の基地局を対象とする第1のサウンディング基準信号(SRS)を送信するようにユーザ機器(UE)を構成することと、
    第2のセル識別子に関連付けられた第2の1つまたは複数の基地局を対象とする第2のSRSを送信するように前記UEを構成することと、
    別個の電力制御方式を用いて第1および第2のSRSの前記送信電力を調整するために、前記UEに対する1つまたは複数の送信電力制御(TPC)コマンドを送ることとを備える、方法。
  11. 前記UEが、周期的に前記第1および前記第2のSRSの少なくとも一方を送信するように構成される、請求項10に記載の方法。
  12. 前記UEが、非周期的に前記第1および前記第2のSRSの少なくとも一方を送信するように構成される、請求項10に記載の方法。
  13. 前記1つまたは複数のTPCコマンドが、前記第1の電力制御方式のアウター電力制御ループ内で利用されるTPCコマンドを備える、請求項10に記載の方法。
  14. 前記1つまたは複数のTPCコマンドが、前記第2の電力制御方式のアウター電力制御ループ内で利用される別個のTPCコマンドをさらに備える、請求項13に記載の方法。
  15. 1つまたは複数の他の物理アップリンクチャネルの送信電力を調節するために前記UEによって適用されるTPCコマンドを送信することをさらに備える、請求項13に記載の方法。
  16. 前記第2のセル識別子が、前記UEとの多地点協調(CoMP)動作に関与する複数の基地局に関連付けられた仮想セル識別子を備える、請求項10に記載の方法。
  17. 前記第2のセル識別子が、隣接セルに関連付けられたセル識別子を備える、請求項10に記載の方法。
  18. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置であって、
    現在前記UEにサービスしており、第1のセル識別子に関連付けられた第1の1つまたは複数の基地局を対象とする第1のサウンディング基準信号(SRS)を送信するための手段と、
    第2のセル識別子に関連付けられた第2の1つまたは複数の基地局を対象とする第2のSRSを送信するための手段と、
    別個の電力制御方式を用いて第1および第2のSRSの送信電力を調整するための手段とを備える、装置。
  19. 前記UEが、周期的に前記第1および前記第2のSRSの少なくとも一方を送信するように構成される、請求項18に記載の装置。
  20. 前記UEが、非周期的に前記第1および前記第2のSRSの少なくとも一方を送信するように構成される、請求項18に記載の装置。
  21. 別個の電力制御方式を用いて第1および第2のSRSの前記送信電力を調整することが、
    第1の電力制御方式を用いて前記第1のSRSを調整することと、
    第2の電力制御方式を用いて前記第2のSRSを調整することとを備え、前記第1の電力制御方式が、前記第1のSRSが前記第1のSRSと異なる送信電力で送信される結果をもたらす、請求項18に記載の装置。
  22. 前記第1の電力制御方式が、基地局からの送信電力制御(TPC)コマンドを有するアウター電力制御ループを利用する、請求項21に記載の装置。
  23. 前記第2の電力制御方式が、アウター電力制御ループを利用しない、請求項22に記載の装置。
  24. 前記第1の電力制御方式の前記TPCコマンドが、他の物理アップリンクチャネルに適用されるTPCコマンドと異なる、請求項22に記載の装置。
  25. 前記第2のセル識別子が、前記UEとの多地点協調(CoMP)動作に関与する複数の基地局に関連付けられた仮想セル識別子を備える、請求項18に記載の装置。
  26. 前記第2のセル識別子が、隣接セルに関連付けられたセル識別子を備える、請求項18に記載の装置。
  27. 第1の基地局によるワイヤレス通信のための装置であって、
    現在前記UEにサービスしており、第1のセル識別子に関連付けられた第1の1つまたは複数の基地局を対象とする第1のサウンディング基準信号(SRS)を送信するようにユーザ機器(UE)を構成するための手段と、
    第2のセル識別子に関連付けられた第2の1つまたは複数の基地局を対象とする第2のSRSを送信するように前記UEを構成するための手段と、
    別個の電力制御方式を用いて第1および第2のSRSの送信電力を調整するために、前記UEに対する1つまたは複数の送信電力制御(TPC)コマンドを送るための手段とを備える、装置。
  28. 前記UEが、周期的に前記第1および前記第2のSRSの少なくとも一方を送信するように構成される、請求項27に記載の装置。
  29. 前記UEが、非周期的に前記第1および前記第2のSRSの少なくとも一方を送信するように構成される、請求項27に記載の装置。
  30. 前記1つまたは複数のTPCコマンドが、前記第1の電力制御方式のアウター電力制御ループ内で利用されるTPCコマンドを備える、請求項27に記載の装置。
  31. 前記1つまたは複数のTPCコマンドが、前記第2の電力制御方式のアウター電力制御ループ内で利用される別個のTPCコマンドをさらに備える、請求項30に記載の装置。
  32. 1つまたは複数の他の物理アップリンクチャネルの送信電力を調節するために前記UEによって適用されるTPCコマンドを送信するための手段をさらに備える、請求項30に記載の装置。
  33. 前記第2のセル識別子が、前記UEとの多地点協調(CoMP)動作に関与する複数の基地局に関連付けられた仮想セル識別子を備える、請求項27に記載の装置。
  34. 前記第2のセル識別子が、隣接セルに関連付けられたセル識別子を備える、請求項27に記載の装置。
  35. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置であって、
    現在前記UEにサービスしており、第1のセル識別子に関連付けられた第1の1つまたは複数の基地局を対象とする第1のサウンディング基準信号(SRS)を送信し、第2のセル識別子に関連付けられた第2の1つまたは複数の基地局を対象とする第2のSRSを送信し、別個の電力制御方式を用いて第1および第2のSRSの送信電力を調整するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備える、装置。
  36. 第1の基地局によるワイヤレス通信のための装置であって、
    現在UEにサービスしており、第1のセル識別子に関連付けられた第1の1つまたは複数の基地局を対象とする第1のサウンディング基準信号(SRS)を送信するようにユーザ機器(UE)を構成し、第2のセル識別子に関連付けられた第2の1つまたは複数の基地局を対象とする第2のSRSを送信するように前記UEを構成し、別個の電力制御方式を用いて第1および第2のSRSの送信電力を調整するために前記UEに対して1つまたは複数の送信電力制御(TPC)コマンドを送る、ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備える、装置。
  37. 命令が記憶されているコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記命令が、
    現在UEにサービスしており、第1のセル識別子に関連付けられた第1の1つまたは複数の基地局を対象とする第1のサウンディング基準信号(SRS)を送信することと、
    第2のセル識別子に関連付けられた第2の1つまたは複数の基地局を対象とする第2のSRSを送信することと、
    別個の電力制御方式を用いて第1および第2のSRSの送信電力を調整することとのために、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、コンピュータプログラム製品。
  38. 命令が記憶されているコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記命令が、
    現在前記UEにサービスしており、第1のセル識別子に関連付けられた第1の1つまたは複数の基地局を対象とする第1のサウンディング基準信号(SRS)を送信するようにユーザ機器(UE)を構成することと、
    第2のセル識別子に関連付けられた第2の1つまたは複数の基地局を対象とする第2のSRSを送信するように前記UEを構成することと、
    別個の電力制御方式を用いて第1および第2のSRSの送信電力を調整するために、前記UEに対する1つまたは複数の送信電力制御(TPC)コマンドを送ることとのために、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、コンピュータプログラム製品。
JP2014532493A 2012-10-02 2012-10-06 多地点協調送信および受信のためのsrs最適化 Active JP6076987B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/633,667 US9900849B2 (en) 2011-10-03 2012-10-02 SRS optimization for coordinated multi-point transmission and reception
US13/633,667 2012-10-02
PCT/IB2012/001991 WO2013050869A1 (en) 2011-10-03 2012-10-06 Srs optimization for coordinated multi-point transmission and reception

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014533899A true JP2014533899A (ja) 2014-12-15
JP6076987B2 JP6076987B2 (ja) 2017-02-08

Family

ID=51743244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014532493A Active JP6076987B2 (ja) 2012-10-02 2012-10-06 多地点協調送信および受信のためのsrs最適化

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6076987B2 (ja)
KR (1) KR20140091686A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018061246A (ja) * 2016-10-07 2018-04-12 華碩電腦股▲ふん▼有限公司 無線通信システムにおいて上り(ul)参照信号(rs)の送信電力を導出するための方法及び装置
CN114979695A (zh) * 2022-05-25 2022-08-30 广州市保伦电子有限公司 基于srs的多进程直播方法、装置、电子设备以及存储介质

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10200170B2 (en) * 2016-03-09 2019-02-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for a multi-cell full-dimension MIMO system
KR20230115837A (ko) 2022-01-27 2023-08-03 주식회사 케이티 셀에 SRS(Sounding Reference Signal) 시퀀스 식별자를 설정하는 네트워크 관리 장치, 방법 및 컴퓨터 프로그램

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010520711A (ja) * 2007-03-07 2010-06-10 インターデイジタル テクノロジー コーポレーション 移動局のアップリンク電力を制御するためのオープンループ/クローズドループを組み合わせた方法
WO2011041598A2 (en) * 2009-09-30 2011-04-07 Qualcomm Incorporated Scrambling sequence initialization for coordinated multi-point transmissions
US20110098054A1 (en) * 2009-04-23 2011-04-28 Qualcomm Incorporated Sounding reference signal for coordinated multi-point operation
WO2011083706A1 (ja) * 2010-01-08 2011-07-14 シャープ株式会社 無線通信システム、移動局装置、基地局装置、無線通信方法および集積回路
WO2012023885A1 (en) * 2010-08-16 2012-02-23 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method and apparatuses for power control using variable step size

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010520711A (ja) * 2007-03-07 2010-06-10 インターデイジタル テクノロジー コーポレーション 移動局のアップリンク電力を制御するためのオープンループ/クローズドループを組み合わせた方法
US20110098054A1 (en) * 2009-04-23 2011-04-28 Qualcomm Incorporated Sounding reference signal for coordinated multi-point operation
WO2011041598A2 (en) * 2009-09-30 2011-04-07 Qualcomm Incorporated Scrambling sequence initialization for coordinated multi-point transmissions
JP2013507064A (ja) * 2009-09-30 2013-02-28 クゥアルコム・インコーポレイテッド 協調マルチ・ポイント送信のためのスクランブリング・シーケンス初期化
WO2011083706A1 (ja) * 2010-01-08 2011-07-14 シャープ株式会社 無線通信システム、移動局装置、基地局装置、無線通信方法および集積回路
WO2012023885A1 (en) * 2010-08-16 2012-02-23 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method and apparatuses for power control using variable step size

Non-Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6015018434; NTT DOCOMO: 'CoMP with Lower Tx Power RRH in Heterogeneous Network' 3GPP TSG-RAN WG1 #64 R1-110867 , 20110215 *
JPN6015018435; ASUSTeK: 'SRS power control for CoMP' 3GPP TSG RAN WG1 Meeting #70 R1-123713 , 20120805 *
JPN6015018436; Fujitsu: 'Enhancement of Power Control for SRS and Uplink Channels' 3GPP TSG RAN WG1 Meeting #68bis R1-121506 , 20120320 *
JPN6015018437; Fujitsu: 'Discussion on SRS Power Control' 3GPP TSG RAN WG1 Meeting #70 R1-123302 , 20120805 *
JPN6015018438; Pantech: 'Consideration points for SRS power control' 3GPP TSG RAN1 #68bis R1-121363 , 20120320 *
JPN6015018439; Qualcomm Incorporated: 'SRS Power Control' 3GPP TSG-RAN WG1 #70 R1-123693 , 20120805 *
JPN6016008655; Alcatel-Lucent, Alcatel-Lucent Shanghai Bell: 'UL SRS enhancements to support CoMP and Transmit Diversity' 3GPP TSG-RAN WG1 #59bis R1-100434 , 20100112 *

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018061246A (ja) * 2016-10-07 2018-04-12 華碩電腦股▲ふん▼有限公司 無線通信システムにおいて上り(ul)参照信号(rs)の送信電力を導出するための方法及び装置
CN107920385A (zh) * 2016-10-07 2018-04-17 华硕电脑股份有限公司 无线通信系统中导出参考信号的传送功率的方法和设备
CN107920385B (zh) * 2016-10-07 2020-03-03 华硕电脑股份有限公司 无线通信系统中导出参考信号的传送功率的方法和设备
US11737030B2 (en) 2016-10-07 2023-08-22 Asustek Computer Inc. Method and apparatus for deriving transmit power of UL (uplink) RS (reference signal) in a wireless communication system
CN114979695A (zh) * 2022-05-25 2022-08-30 广州市保伦电子有限公司 基于srs的多进程直播方法、装置、电子设备以及存储介质
CN114979695B (zh) * 2022-05-25 2024-04-09 广东保伦电子股份有限公司 基于srs的多进程直播方法、装置、电子设备以及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP6076987B2 (ja) 2017-02-08
KR20140091686A (ko) 2014-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11076369B2 (en) Power control and user multiplexing for heterogeneous network coordinated multipoint operations
KR101975281B1 (ko) 협력형 멀티­포인트 전송 및 수신을 위한 srs 최적화
EP2678948B1 (en) Discovery reference signal design for coordinated multipoint operations in heterogeneous networks
JP6096218B2 (ja) Csi−rsベースのタイミングを使用するdm−rsベースの復号
KR101725291B1 (ko) Lte에서의 간섭 억제 및 간섭 소거를 위한 가상 셀 관리
EP2764743B1 (en) Uplink resource management of pucch under coordinated multipoint transmission comp
US20130195086A1 (en) Timing management in uplink (ul) coordinated multipoint (comp) transmission
US20140098754A1 (en) Methods and apparatus for improved resource management in lte
KR20130019424A (ko) 강화된 간섭 조정을 위한 자원 분할 정보
JP2015521392A (ja) アップリンク(ul)多地点協調(comp)送信における電力制御管理
JP2016538787A (ja) ブラインドcrs検出
JP6076987B2 (ja) 多地点協調送信および受信のためのsrs最適化

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150519

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150819

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160308

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170111

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6076987

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250