JP2014533436A5 - - Google Patents

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図1の誘導電力供給システムは、例として示されていることが理解されるべきである。その他の実施形態では、システム100は、様々なやり方でプラズマ125を発生させるように定めることができる。例えば、一実施形態では、システム100は、容量結合チャンバとして定められ、該チャンバ内では、電力(直流(DC)、RF、又はそれらの組み合わせのいずれか)が、1つ以上の電源に電気的に接続された1対の電極の間から基板処理領域102を経て伝送されて、プロセスガス源119から供給されたプロセスガスをプラズマ125に変換するように、基板処理領域102が、上記1対の相隔たれた電極に曝される。更に別の一実施形態では、システム100は、マイクロ波駆動式チャンバとして定められ、該チャンバ内では、マイクロ波電源が、プロセスガス源119から供給されたプロセスガスをプラズマ125に変換するために使用される。プラズマ125を発生させるためにシステム100内に実装される特定の電力供給実施形態にかかわらず、システム100の動作中、プロセスガス源119によって供給されたプロセスガスは、静電チャック103上に配された基板109にプラズマ125の反応性成分が曝されるようにプラズマ125に変換されることが、理解されるべきである。
誘導結合プラズマリアクタの場合は、プラズマ電位Vは、ゼロに近い、すなわち、RF電源217からベース板109を通じて伝送されるピーク間電圧Vppと比較して通常小さい正の値である。プラズマ電位Vは、正であるので、式5は、ベース板109を基板電圧Vよりも常に低い電圧に設定する。平均基板電圧<V>は、式4によって与えられる。次いで、2つのクランプ電極201、203にかかるクランプ電圧V、Vの平均が基板電圧Vに設定されるべきであることを、式3から呼び起こすと、誘導結合プラズマリアクタでは、平均クランプ電極電圧VCT(センタタップ電圧VCTとも呼ばれる)を、式5に示されるように、RF電源217からベース板109を通じて伝送される平均ピーク間RF電圧<Vpp>の2分の1の電圧の符号をマイナスにした電圧に設定することができる。したがって、式5は、誘導結合プラズマリアクタのようにプラズマ電位が基本的にゼロであるプラズマ処理システムにおけるバイアス補償のための要件を表している。この場合は、平均ピーク間RF電圧<Vpp>は、適切な期間にわたるVppの平均である。実際は、平均ピーク間RF電圧<Vpp>として、ローパスフィルタリングを経た値Vppを使用することができる。
式4 〈V〉≒−〈Vpp〉/2
式5 VCT =−〈Vpp〉/2
静電チャック動作に関係するもう1つのリスクは、ベース板109と基板109との間、又はベース板109とチャンバ101内の近接部品との間における電気アークである。この現象は、「ベース板アーク」と呼ばれる。ベース板アークは、RF電源217によって通電される金属性ベース板209がプラズマ125に対して瞬間的に正に帯電されたときに発生する可能性があることが、理解されるべきである。ベース板アークは、静電チャック103の稼働寿命を制限するとともに基板109を汚染する可能性がある粒子を発生させる有害な放電を引き起こす。ベース板アークを阻止するために、ベース板209電位(Vbp)、すなわちベース板電圧Vbpは、電源システム213内の高電圧電源を使用して、式6に示されるように設定される。式6において、関数max(Vpp)は、適切な時間尺度を通して最大のVppを言う。したがって、式6にしたがうと、ベース板電圧Vbpは、RF電源217からベース板209を通じて伝送される供給RF電力の最大ピーク間電圧の2分の1の電圧の符号をマイナスにした電圧に実質的に等しいように制御される。言い換えると、ベース板電圧Vbpは、ベース板109に印加されたRF電圧のプラスの最大値に実質的に等しいように制御される。なお、ベース板電圧Vbpは、ベース板209にかかるピークRF電圧がプラズマ電位に等しく又はプラズマ電位未満に維持されるように設定されることが、理解されるべきである。
式6 Vbp=−max(Vpp/2)
パルスRF電力の実施形態では、補償電圧VbpとVCTは、大幅に異なるかもしれない。したがって、この実施形態では、電源システム213Aに関して上述されたような共通の電気ノードへの接続によってベース板バイアス電圧Vbpを平均クランプ電極電圧VCTに等しくすることは受け入れられない。したがって、RF電源217からベース板209にパルスRF電力が供給されるときは、ベース板バイアス電圧Vbpと平均クランプ電極電圧VCT(すなわち、電源307のセンタタップ電圧)とを独立に制御する必要がある。
式7 〈Vpp〉=aV
式8 max〈Vpp〉=V
一実施形態では、方法は、静電チャック103のベース板209にRF電力を供給するための動作を含む。一実施形態では、RF電力は、パルス方式でベース板209に供給される。別の一実施形態では、RF電力は、実質的に連続した方式でベース板209に供給される。方法は、また、ベース板電圧Vbpを、供給RF電力の最大ピーク間電圧Vppの2分の1の電圧の符号をマイナスにした電圧に実質的に等しいように制御するための動作も含むことができる。方法は、また、センタタップ電圧VCTを、供給RF電力の平均ピーク間電圧Vppの2分の1の電圧の符号をマイナスにした電圧に実質的に等しいように制御するための動作も含むことができる。該方法では、ベース板電圧Vbp及びセンタタップ電圧VCTは、互いに独立に生成されて制御される。
本発明は、幾つかの実施形態の見地から説明されてきたが、当業者ならば、以上の明細書を読むこと及び図面を検討することによって様々な代替、追加、置き換え、及び均等物を認識できることがわかる。本発明は、本発明の真の趣旨及び範囲に含まれるものとして、このようなあらゆる代替、追加、置き換え、及び均等物を含む。例えば以下の適用例として実施することができる。
[適用例1]
基板クランプシステムであって、
静電チャックと、
電源システムと、
を備え、
前記静電チャックは、ベース板と、前記ベース板上に配された基板支持部材とを含み、前記ベース板は、導電性材料で形成され、前記静電チャックは、前記基板支持部材内に配された第1組のクランプ電極と、前記基板支持部材内に配された第2組のクランプ電極とを含み、
前記電源システムは、クランプ電源と、センタタップ電源と、ベース板電源とを含み、前記クランプ電源は、正出力電圧と、負出力電圧とを生成するように定められ、前記正出力電圧及び前記負出力電圧は、センタタップ電圧から等距離であり、前記正出力電圧は、前記第1組のクランプ電極に電気的に接続され、前記負出力電圧は、前記第2組のクランプ電極に電気的に接続され、前記センタタップ電源は、前記クランプ電源の前記センタタップ電圧を制御するように定められ、前記ベース板電源は、前記センタタップ電圧とは独立にベース板出力電圧を生成するように定められ、前記ベース板出力電圧は、前記ベース板に電気的に接続される
基板クランプシステム。
[適用例2]
適用例1に記載の基板クランプシステムであって、
前記ベース板電源は、前記センタタップ電源とは別個に定められ、
前記ベース板電源は、前記センタタップ電源とは独立に動作するように定められる
基板クランプシステム。
[適用例3]
適用例1に記載の基板クランプシステムであって、
前記センタタップ電源は、前記センタタップ電源によって生成されて出力される前記センタタップ電圧が前記クランプ電源のセンタタップ位置に印加されるように前記クランプ電源の前記センタタップ位置に電気的に接続された出力を含む基板クランプシステム。
[適用例4]
適用例1に記載の基板クランプシステムであって、
前記センタタップ電源は、0ボルトから約−5000ボルトまでの範囲の前記センタタップ電圧を生成するように定められる基板クランプシステム。
[適用例5]
適用例1に記載の基板クランプシステムであって、
前記センタタップ電源は、負のセンタタップ電圧を生成して出力するように定められたユニポーラ電源として定められる基板クランプシステム。
[適用例6]
適用例5に記載の基板クランプシステムであって、更に、
前記クランプ電源の前記センタタップ位置と、前記センタタップ電源の前記出力との間にバイアス電流を誘導するために、前記負出力電圧が生成される前記クランプ電源の端子と、大地基準電位との間に電気的に接続された、バイアス抵抗器を備える
基板クランプシステム。
[適用例7]
適用例6に記載の基板クランプシステムであって、
前記バイアス抵抗器は、約10キロオームから約1000メガオームまでの範囲の電気抵抗を有する基板クランプシステム。
[適用例8]
適用例6に記載の基板クランプシステムであって、
前記バイアス電流は、約10マイクロアンペアから約50マイクロアンペアまでの範囲である基板クランプシステム。
[適用例9]
適用例5に記載の基板クランプシステムであって、
前記負出力電圧が生成される前記クランプ電源の端子は、電圧とは実質的に独立した電流を提供する素子に電気的に接続される基板クランプシステム。
[適用例10]
適用例1に記載の基板クランプシステムであって、
前記ベース板電源は、0ボルトから約−5000ボルトまでの範囲の前記ベース板出力電圧を生成するように定められる基板クランプシステム。
[適用例11]
適用例1に記載の基板クランプシステムであって、
前記ベース板電源は、負のベース板電圧を生成して出力するように定められたユニポーラ電源として定められる基板クランプシステム。
[適用例12]
適用例1に記載の基板クランプシステムであって、
前記クランプ電源は、0ボルトから約10000ボルトまでの範囲のクランプ電圧を生成するように定められ、
前記クランプ電圧は、前記正出力電圧と前記負出力電圧との間の電圧差である
基板クランプシステム。
[適用例13]
適用例1に記載の基板クランプシステムであって、
前記クランプ電源は、前記クランプ電源によってクランプ電圧が生成されることを示すクランプ電圧入力制御信号を受信するように定められ、
前記クランプ電圧は、前記正出力電圧と前記負出力電圧との間の電圧差であり、
前記センタタップ電源は、前記センタタップ電源によって前記センタタップ電圧が生成されて出力されることを示すセンタタップ電圧入力制御信号を受信するように定められ、
前記ベース板電源は、前記ベース板電源によって前記ベース板出力電圧が生成されて出力されることを示すベース板電圧入力制御信号を受信するように定められる
基板クランプシステム。
[適用例14]
適用例13に記載の基板クランプシステムであって、
前記センタタップ電源は、センタタップ電流監視信号と、センタタップ電圧監視信号とを出力するように定められ、
前記ベース板電源は、ベース板電流監視信号と、ベース板電圧監視信号とを出力するように定められる
基板クランプシステム。
[適用例15]
適用例14に記載の基板クランプシステムであって、更に、
前記クランプ電圧入力制御信号、前記センタタップ電圧入力制御信号、及び前記ベース板電圧入力制御信号を含む入力信号を生成して伝送するように定められたコンピュータシステムであって、前記コンピュータシステムは、更に、前記センタタップ電流監視信号、前記センタタップ電圧監視信号、前記ベース板電流監視信号、及び前記ベース板電圧監視信号を含む監視信号を受信して処理するようにも定められ、前記コンピュータシステムは、前記監視信号に基づいて、前記入力信号を適切な設定値に維持するように定められる
コンピュータシステムを備える基板クランプシステム。
[適用例16]
適用例1に記載の基板クランプシステムであって、更に、
前記ベース板への高周波電力の供給を可能にするために整合回路構成を通じて前記ベース板に電気的に通じている高周波電源を備える基板クランプシステム。
[適用例17]
静電チャックのための電源システムであって、
正出力電圧と、負出力電圧とを生成するように定められたクランプ電源であって、前記正出力電圧及び前記負出力電圧は、センタタップ電圧から等距離であり、前記正出力電圧及び前記負出力電圧は、前記静電チャックの、交互配置された1対のクランプ電極のそれぞれに伝送される、クランプ電源と、
前記クランプ電源の前記センタタップ電圧を制御するように定められたセンタタップ電源と、
前記センタタップ電圧とは独立にベース板出力電圧を生成するように定められたベース板電源であって、前記ベース板出力電圧は、前記静電チャックのベース板に伝送される、ベース板電源と、
を備える電源システム。
[適用例18]
適用例17に記載の静電チャックのための電源システムであって、
前記ベース板電源は、前記センタタップ電源とは別個に定められ、
前記ベース板電源は、前記センタタップ電源とは独立に動作するように定められる
電源システム。
[適用例19]
適用例17に記載の静電チャックのための電源システムであって、
前記センタタップ電源は、前記センタタップ電源によって生成されて出力される前記センタタップ電圧が前記クランプ電源のセンタタップ位置に印加されるように前記クランプ電源の前記センタタップ位置に電気的に接続された出力を含む
電源システム。
[適用例20]
適用例17に記載の静電チャックのための電源システムであって、
前記センタタップ電源は、負のセンタタップ電圧を生成して出力するように定められたユニポーラ電源として定められ、
前記ベース板電源は、負のベース板電圧を生成して出力するように定められたユニポーラ電源として定められる
電源システム。
[適用例21]
適用例20に記載の静電チャックのための電源システムであって、更に、
前記クランプ電源の前記センタタップ位置と、前記センタタップ電源の前記出力との間にバイアス電流を誘導するために、前記負出力電圧が生成される前記クランプ電源の端子と、大地基準電位との間に電気的に接続された
バイアス抵抗器を備える電源システム。
[適用例22]
基板クランプシステムを動作させるための方法であって、
静電チャック上に基板を置くことと、
センタタップ電圧を生成することと、
正クランプ電圧及び負クランプ電圧を、それぞれが前記センタタップ電圧から等距離であるように生成することと、
前記正クランプ電圧及び負クランプ電圧を、前記静電チャック内のそれぞれのクランプ電極に供給することと、
前記センタタップ電圧を生成することとは独立にベース板電圧を生成することと、
前記静電チャックのベース板に前記ベース板電圧を供給することと、
を備える方法。
[適用例23]
適用例22に記載の基板クランプシステムを動作させるための方法であって、
前記センタタップ電圧は、センタタップ電源によって生成され、
前記正クランプ電圧及び前記負クランプ電圧は、クランプ電源によって、前記クランプ電源の正出力端子及び負出力端子においてそれぞれ生成され、
前記方法は、更に、前記センタタップ電圧を前記センタタップ電源の出力から前記クランプ電源のセンタタップ位置に伝送する
ことを備える方法。
[適用例24]
適用例23に記載の基板クランプシステムを動作させるための方法であって、更に、
前記センタタップ電源の前記出力にバイアス電流を流れさせて、前記センタタップ電源が電流ソースになる必要性を防ぐために、前記クランプ電源の前記負出力端子に電流を誘導することを備える方法。
[適用例25]
適用例22に記載の基板クランプシステムを動作させるための方法であって、更に、
前記静電チャックの前記ベース板に高周波電力を供給することを備える方法。
[適用例26]
適用例25に記載の基板クランプシステムを動作させるための方法であって、更に、
前記ベース板電圧を、前記供給RF電力の最大ピーク間電圧の2分の1のマイナスに実質的に等しいように制御することと、
前記センタタップ電圧を、前記供給RF電力の平均ピーク間電圧の2分の1のマイナスに実質的に等しいように制御することと、
を備え、前記ベース板電圧及び前記センタタップ電圧は、互いに独立に生成される方法。

Claims (26)

  1. 基板クランプシステムであって、
    静電チャックと、
    電源システムと、
    を備え、
    前記静電チャックは、ベース板と、前記ベース板上に配された基板支持部材とを含み、前記ベース板は、導電性材料で形成され、前記静電チャックは、前記基板支持部材内に配された第1組のクランプ電極と、前記基板支持部材内に配された第2組のクランプ電極とを含み、
    前記電源システムは、クランプ電源と、センタタップ電源と、ベース板電源とを含み、前記クランプ電源は、正出力電圧と、負出力電圧とを生成するように定められ、前記正出力電圧及び前記負出力電圧は、センタタップ電圧から等距離であり、前記正出力電圧は、前記第1組のクランプ電極に電気的に接続され、前記負出力電圧は、前記第2組のクランプ電極に電気的に接続され、前記センタタップ電源は、前記クランプ電源の前記センタタップ電圧を制御するように定められ、前記ベース板電源は、前記センタタップ電圧とは独立にベース板出力電圧を生成するように定められ、前記ベース板出力電圧は、前記ベース板に電気的に接続され
    前記負出力電圧が生成される前記クランプ電源の端子と、大地基準電位との間に電気的に接続された、バイアス抵抗器を備える
    基板クランプシステム。
  2. 請求項1に記載の基板クランプシステムであって、
    前記ベース板電源は、前記センタタップ電源とは別個に定められ、
    前記ベース板電源は、前記センタタップ電源とは独立に動作するように定められる
    基板クランプシステム。
  3. 請求項1に記載の基板クランプシステムであって、
    前記センタタップ電源は、前記センタタップ電源によって生成されて出力される前記センタタップ電圧が前記クランプ電源のセンタタップ位置に印加されるように前記クランプ電源の前記センタタップ位置に電気的に接続された出力を含む基板クランプシステム。
  4. 請求項1に記載の基板クランプシステムであって、
    前記センタタップ電源は、0ボルトから約−5000ボルトまでの範囲の前記センタタップ電圧を生成するように定められる基板クランプシステム。
  5. 請求項1に記載の基板クランプシステムであって、
    前記センタタップ電源は、負のセンタタップ電圧を生成して出力するように定められたユニポーラ電源として定められる基板クランプシステム。
  6. 請求項5に記載の基板クランプシステムであって
    前記バイアス抵抗器は、前記クランプ電源の前記センタタップ位置と、前記センタタップ電源の前記出力との間にバイアス電流を誘導す
    基板クランプシステム。
  7. 請求項6に記載の基板クランプシステムであって、
    前記バイアス抵抗器は、約10キロオームから約1000メガオームまでの範囲の電気抵抗を有する基板クランプシステム。
  8. 請求項6に記載の基板クランプシステムであって、
    前記バイアス電流は、約10マイクロアンペアから約50マイクロアンペアまでの範囲である基板クランプシステム。
  9. 請求項5に記載の基板クランプシステムであって、
    前記負出力電圧が生成される前記クランプ電源の端子は、電圧とは実質的に独立した電流を提供する素子に電気的に接続される基板クランプシステム。
  10. 請求項1に記載の基板クランプシステムであって、
    前記ベース板電源は、0ボルトから約−5000ボルトまでの範囲の前記ベース板出力電圧を生成するように定められる基板クランプシステム。
  11. 請求項1に記載の基板クランプシステムであって、
    前記ベース板電源は、負のベース板電圧を生成して出力するように定められたユニポーラ電源として定められる基板クランプシステム。
  12. 請求項1に記載の基板クランプシステムであって、
    前記クランプ電源は、0ボルトから約10000ボルトまでの範囲のクランプ電圧を生成するように定められ、
    前記クランプ電圧は、前記正出力電圧と前記負出力電圧との間の電圧差である
    基板クランプシステム。
  13. 請求項1に記載の基板クランプシステムであって、
    前記クランプ電源は、前記クランプ電源によってクランプ電圧が生成されることを示すクランプ電圧入力制御信号を受信するように定められ、
    前記クランプ電圧は、前記正出力電圧と前記負出力電圧との間の電圧差であり、
    前記センタタップ電源は、前記センタタップ電源によって前記センタタップ電圧が生成されて出力されることを示すセンタタップ電圧入力制御信号を受信するように定められ、
    前記ベース板電源は、前記ベース板電源によって前記ベース板出力電圧が生成されて出力されることを示すベース板電圧入力制御信号を受信するように定められる
    基板クランプシステム。
  14. 請求項13に記載の基板クランプシステムであって、
    前記センタタップ電源は、センタタップ電流監視信号と、センタタップ電圧監視信号とを出力するように定められ、
    前記ベース板電源は、ベース板電流監視信号と、ベース板電圧監視信号とを出力するように定められる
    基板クランプシステム。
  15. 請求項14に記載の基板クランプシステムであって、更に、
    前記クランプ電圧入力制御信号、前記センタタップ電圧入力制御信号、及び前記ベース板電圧入力制御信号を含む入力信号を生成して伝送するように定められたコンピュータシステムであって、前記コンピュータシステムは、更に、前記センタタップ電流監視信号、前記センタタップ電圧監視信号、前記ベース板電流監視信号、及び前記ベース板電圧監視信号を含む監視信号を受信して処理するようにも定められ、前記コンピュータシステムは、前記監視信号に基づいて、前記入力信号を適切な設定値に維持するように定められる
    コンピュータシステムを備える基板クランプシステム。
  16. 請求項1に記載の基板クランプシステムであって、更に、
    前記ベース板への高周波電力の供給を可能にするために整合回路構成を通じて前記ベース板に電気的に通じている高周波電源を備える基板クランプシステム。
  17. 静電チャックのための電源システムであって、
    正出力電圧と、負出力電圧とを生成するように定められたクランプ電源であって、前記正出力電圧及び前記負出力電圧は、センタタップ電圧から等距離であり、前記正出力電圧及び前記負出力電圧は、前記静電チャックの、交互配置された1対のクランプ電極のそれぞれに伝送される、クランプ電源と、
    前記クランプ電源の前記センタタップ電圧を制御するように定められたセンタタップ電源と、
    前記センタタップ電圧とは独立にベース板出力電圧を生成するように定められたベース板電源であって、前記ベース板出力電圧は、前記静電チャックのベース板に伝送される、ベース板電源と、
    を備える電源システム。
  18. 請求項17に記載の静電チャックのための電源システムであって、
    前記ベース板電源は、前記センタタップ電源とは別個に定められ、
    前記ベース板電源は、前記センタタップ電源とは独立に動作するように定められる
    電源システム。
  19. 請求項17に記載の静電チャックのための電源システムであって、
    前記センタタップ電源は、前記センタタップ電源によって生成されて出力される前記センタタップ電圧が前記クランプ電源のセンタタップ位置に印加されるように前記クランプ電源の前記センタタップ位置に電気的に接続された出力を含む
    電源システム。
  20. 請求項17に記載の静電チャックのための電源システムであって、
    前記センタタップ電源は、負のセンタタップ電圧を生成して出力するように定められたユニポーラ電源として定められ、
    前記ベース板電源は、負のベース板電圧を生成して出力するように定められたユニポーラ電源として定められる
    電源システム。
  21. 請求項20に記載の静電チャックのための電源システムであって、更に、
    前記クランプ電源の前記センタタップ位置と、前記センタタップ電源の前記出力との間にバイアス電流を誘導するために、前記負出力電圧が生成される前記クランプ電源の端子と、大地基準電位との間に電気的に接続された
    バイアス抵抗器を備える電源システム。
  22. 基板クランプシステムを動作させるための方法であって、
    静電チャック上に基板を置くことと、
    センタタップ電圧を生成することと、
    正クランプ電圧及び負クランプ電圧を、それぞれが前記センタタップ電圧から等距離であるように生成することと、
    前記正クランプ電圧及び負クランプ電圧を、前記静電チャック内のそれぞれのクランプ電極に供給することと、
    前記センタタップ電圧を生成することとは独立にベース板電圧を生成することと、
    前記静電チャックのベース板に前記ベース板電圧を供給することと、
    を備える方法。
  23. 請求項22に記載の基板クランプシステムを動作させるための方法であって、
    前記センタタップ電圧は、センタタップ電源によって生成され、
    前記正クランプ電圧及び前記負クランプ電圧は、クランプ電源によって、前記クランプ電源の正出力端子及び負出力端子においてそれぞれ生成され、
    前記方法は、更に、前記センタタップ電圧を前記センタタップ電源の出力から前記クランプ電源のセンタタップ位置に伝送する
    ことを備える方法。
  24. 請求項23に記載の基板クランプシステムを動作させるための方法であって、更に、
    前記センタタップ電源の前記出力にバイアス電流を流れさせて、前記センタタップ電源が電流ソースになる必要性を防ぐために、前記クランプ電源の前記負出力端子に電流を誘導することを備える方法。
  25. 請求項22に記載の基板クランプシステムを動作させるための方法であって、更に、
    前記静電チャックの前記ベース板に高周波電力を供給することを備える方法。
  26. 請求項25に記載の基板クランプシステムを動作させるための方法であって、更に、
    前記ベース板電圧を、前記供給RF電力の最大ピーク間電圧の2分の1の電圧の符号をマイナスにした電圧に実質的に等しいように制御することと、
    前記センタタップ電圧を、前記供給RF電力の平均ピーク間電圧の2分の1の電圧の符号をマイナスにした電圧に実質的に等しいように制御することと、
    を備え、前記ベース板電圧及び前記センタタップ電圧は、互いに独立に生成される方法。
JP2014539960A 2011-11-04 2012-09-28 基板クランプシステム及び該システムを動作させるための方法 Active JP6133882B2 (ja)

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