JP2014533052A - リンク内の送信優先度決定のための方法および装置 - Google Patents

リンク内の送信優先度決定のための方法および装置 Download PDF

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Abstract

送信優先度分配バックオフのための方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。装置は、第2の装置とのピアツーピア通信リンクを形成する。加えて、装置は、サービス品質推定に基づいて、第2の装置へのデータの転送の送信優先度を保証するために、割り当てられたリソースで送信すべきかどうかを判定する。さらに、装置は、判定に基づいて第2の装置に送信する。送信優先度トークンパッシングのための方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。装置は、第2の装置とのピアツーピア通信リンクを形成する。加えて、装置は、サービス品質推定に基づいてリンク内の送信優先度を決定する。送信優先度は、リンクにおける装置と第2の装置との間の送信の優先度である。

Description

本開示は、一般に通信システムに関し、より詳細にはリンク内の送信優先度決定に関する。
媒体アクセス競合用の指定された位相を有する時間スロット付きアドホックネットワークでは、リンクはリンク優先度に基づいて媒体をめぐって同時に競合し得る。リンク内では、リンクにおけるデバイス間の送信優先度は、デバイス間で配分され得る。たとえば、リンクにおける第1のデバイスは、あらゆる他のスロットにおいて、リンクにおける第2のデバイスに勝る送信優先度を有し得る。送信優先度のそのような配分は、デバイスのうちの1つが送信優先度の配分に基づいてそのQoS要件を満たしていない場合、サービス品質(QoS)の観点からリソースの最良の使用をもたらさない可能性がある。したがって、QoSを改善するためにリンク内の送信優先度を決定するための方法および装置が必要である。
本開示の一態様では、送信優先度分配バックオフ(distributive backoff)のための方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。装置は、第2の装置とのピアツーピア通信リンクを形成する。装置は、サービス品質推定に基づいて、第2の装置へのデータの転送の送信優先度を保証するために、割り当てられたリソースで送信すべきかどうかを判定する。装置は、判定に基づいて第2の装置に送信する。
本開示の一態様では、送信優先度トークンパッシングのための方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。装置は、第2の装置とのピアツーピア通信リンクを形成する。装置は、サービス品質推定に基づいて、リンク内の送信優先度を決定する。送信優先度は、リンクにおける装置と第2の装置との間の送信の優先度である。
処理システムを使用する装置のためのハードウェア実装の一例を示す図である。 ワイヤレスピアツーピア通信システムの図である。 ワイヤレスデバイス間のピアツーピア通信のための例示的な時間構造を示す図である。 1つのグランドフレームにおけるスーパーフレームの各フレームにおけるチャネルを示す図である。 トラフィックチャネルスロットの動作タイムライン、および接続スケジューリングの構造を示す図である。 データセグメントの構造を示す図である。 ワイヤレスデバイスの接続スケジューリングシグナリング方式を示すための第1の図である。 ワイヤレスデバイスの接続スケジューリングシグナリング方式を示すための第2の図である。 分配バックオフ方法を示すための図である。 トークンパッシング方法を示すための図である。 遅延QoSの決定を示すための図である。 分配バックオフ方法のフローチャートである。 分配バックオフ方法の第1の構成のフローチャートである。 分配バックオフ方法の第2の構成のフローチャートである。 分配バックオフ方法の第3の構成のフローチャートである。 分配バックオフ方法の第4の構成のフローチャートである。 トークンパッシング方法のフローチャートである。 トークンパッシング方法の第1の構成のフローチャートである。 トークンパッシング方法の第2の構成のフローチャートである。 トークンパッシング方法の第3の構成のフローチャートである。 例示的な装置の機能を示す概念ブロック図である。
添付の図面に関して以下に示す詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明される概念が実行され得る唯一の構成を表すように意図されているわけではない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解をもたらす目的で、具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実行され得ることが、当業者には明らかであろう。場合によっては、そのような概念を曖昧にするのを回避する目的で、周知の構造および構成要素がブロック図の形式で示されている。
次に、様々な装置および方法を参照して、通信システムのいくつかの態様について提示する。これらの装置および方法は、以下の発明を実施するための形態で説明され、様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなど(集合的に「要素」と呼ばれる)によって添付の図面に示される。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装することができる。そのような要素をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の用途およびシステム全体に課される設計制約に依存する。
例として、要素または要素の任意の部分または要素の任意の組合せを、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」で実装することができる。プロセッサの例として、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明される様々な機能を実行するように構成された他の適切なハードウェアがある。処理システム内の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行することができる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。ソフトウェアはコンピュータ可読媒体上に存在し得る。コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体であってよい。非一時的コンピュータ可読媒体は、例として、磁気記憶デバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、リムーバブルディスク、ならびに、コンピュータがアクセスし読み取ることができるソフトウェアおよび/または命令を記憶するための任意の他の適切な媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、処理システムの中に存在してもよく、処理システムの外に存在してもよく、または処理システムを含む複数のエンティティに分散してもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラム製品で具現化され得る。例として、コンピュータプ
ログラム製品は、パッケージング材料内のコンピュータ可読媒体を含み得る。
したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいは符号化され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または、命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送もしくは記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる、任意の他の媒体を含み得る。本明細書で使用する場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は、通常、磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は、レーザーで光学的にデータを再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。当業者は、特定の用途およびシステム全体に課される全体的な設計制約に応じて、本開示全体にわたって提示される説明される機能を最善の形で実装する方法を認識するであろう。
図1は、処理システム114を使用する装置100のハードウェア実装の一例を示す概念図である。処理システム114は、バス102によって概略的に表されるバスアーキテクチャで実装され得る。バス102は、処理システム114の特定の用途および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続するバスおよびブリッジを含み得る。バス102は、プロセッサ104によって概略的に表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュール、ならびにコンピュータ可読媒体106によって概略的に表されるコンピュータ可読媒体を含む様々な回路を互いにリンクさせる。バス102は、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクさせることもでき、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがって、これ以上は説明しない。バスインターフェース108は、バス102とトランシーバ110との間にインターフェースを提供する。トランシーバ110は、送信媒体上の様々な他の装置と通信するための手段を提供する。
プロセッサ104は、バス102の管理、およびコンピュータ可読媒体106上に記憶されたソフトウェアの実行を含む全般的な処理を受け持つ。ソフトウェアは、プロセッサ104によって実行されると、任意の特定の装置の以下で説明する様々な機能を処理システム114に実行させる。コンピュータ可読媒体106は、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ104によって操作されるデータを記憶するために使用されてもよい。
図2は、例示的なピアツーピア通信システム200の図である。ピアツーピア通信システム200は、複数のワイヤレスデバイス206、208、210、212を含む。ピアツーピア通信システム200は、たとえば、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)など、セルラー通信システムと重なり得る。ワイヤレスデバイス206、208、210、212の中には、ピアツーピア通信で互いに通信することができるものもあり、基地局204と通信することができるものもあり、両方とも行えるものもある。たとえば、図2に示すように、ワイヤレスデバイス206、208はピアツーピア通信であり、ワイヤレスデバイス210、212はピアツーピア通信である。ワイヤレスデバイス212は、基地局204とも通信している。
ワイヤレスデバイスは、代わりに、当業者によって、ユーザ機器、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、ワイヤレスノード、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることもある。基地局は、代わりに、当業者によって、アクセスポイント、送受信基地局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、ノードB、発展型ノードB、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることもある。
以下で説明する例示的な方法および装置は、たとえばFlashLinQ(登録商標)、WiMedia(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、またはIEEE802.11標準に基づくWi-Fi(登録商標)に基づくワイヤレスピアツーピア通信システムなど、様々なワイヤレスピアツーピア通信システムのうちの任意のものに適用可能である。説明を簡略化するために、例示的な方法および装置について、FlashLinQ(登録商標)のコンテキスト内で説明する。しかしながら、例示的な方法および装置は、より一般的には、様々な他のワイヤレスピアツーピア通信システムに適用可能であることを、当業者であれば理解されよう。
図3は、ワイヤレスデバイス100間のピアツーピア通信のための例示的な時間構造を示す図300である。ウルトラフレームは、512秒で、64のメガフレームを含む。各メガフレームは、8秒で、8のグランドフレームを含む。各グランドフレームは、1秒で、15のスーパーフレームを含む。各スーパーフレームは、約66.67msで、32のフレームを含む。各フレームは、2.0833msである。
図4は、1つのグランドフレームにおけるスーパーフレームの各フレームにおけるチャネルを示す図310である。第1のスーパーフレーム(インデックス0)において、フレーム0は、予約チャネル(RCH)であり、フレーム1〜10は各々、種々のチャネル(MCCH)であり、フレーム11〜31は各々、トラフィックチャネル(TCCH)である。第2〜第7のスーパーフレーム(インデックス1:6)において、フレーム0はRCHであり、フレーム1〜31は各々TCCHである。第8のスーパーフレーム(インデックス7)において、フレーム0はRCHであり、フレーム1〜10は各々MCCHであり、フレーム11〜31は各々TCCHである。第9〜第15のスーパーフレーム(インデックス8:14)において、フレーム0はRCHであり、フレーム1〜31は各々TCCHである。スーパーフレームインデックス0のMCCHは、2次タイミング同期チャネル、ピア発見チャネル、ピアページチャネル、および予約スロットを含む。スーパーフレームインデックス7のMCCHは、ピアページチャネルおよび予約スロットを含む。TCCHは、接続スケジューリング、パイロット、チャネル品質インジケータ(CQI)フィードバック、データセグメント、および肯定応答(ACK)を含む。
図5は、TCCHスロットの動作タイムライン、および接続スケジューリングの構造を示す図340である。図5に示すように、TCCHスロットは、4つのサブチャネル、すなわち、接続スケジューリング、レートスケジューリング、データセグメント、およびACKを含む。レートスケジューリングサブチャネルは、パイロットセグメントおよびCQIセグメントを含む。ACKサブチャネルは、データセグメントサブチャネルにおいて受信されたデータに応答して、ACKまたは否定ACK(NACK)を送信するためにある。接続スケジューリングサブチャネルは、2つのブロック、より優先度の高いブロックHおよびより優先度の低いブロックLを含む。ブロックHおよびブロックLの各々は、周波数領域に複数のリソース要素、すなわち、複数のサブキャリア、時間領域にOFDMシンボルを含む。ブロックHおよびブロックLの各々は、複数のサブキャリアにわたり、Txpブロックに4つのOFDMシンボル、Txブロックに4つのOFDMシンボル、およびRxブロックに4つのOFDMシンボルを含む。1つのリソース要素(またはトーン)は、1つのサブキャリアおよび1つのOFDMシンボルに対応する。
各リンクは、CIDを有する。CIDに基づいて、特定のTCCHスロットについて、リンクにおけるワイヤレスデバイスには、特定のサブキャリアでの、ブロックHまたはブロックL内のTxpブロック、Txブロック、およびRxブロックの各々における同じそれぞれのOFDMシンボル位置にあるリソース要素が割り振られる。たとえば、特定のTCCHスロットでは、CID=4を有するリンクには、スケジューリング制御信号を送信/受信するために、ブロックHのTxpブロックにおけるリソース要素342、ブロックHのTxブロックにおけるリソース要素344、およびブロックHのRxブロックにおけるリソース要素346が割り振られ得る。Txブロックにおける送信要求信号は、データセグメントを送信するための電力に等しい電力で送信される。Rxブロックにおける送信要求応答信号は、受信された送信要求信号の電力の逆数に比例する電力で送信される。Txpブロック、Txブロック、およびRxブロックについての割り振られたリソース要素の三つ組は、サブキャリア(たとえば、k個の異なるサブキャリア)、および各TCCHスロットにおけるそれぞれのOFDMシンボルに関して変化する(たとえば、8つの異なるOFDMシンボル、すなわち、ブロックHに4つ、ブロックLに4つ)。
リンクに割り振られたリソース要素の三つ組は、リンクの媒体アクセス優先度を決定付ける。たとえば、リソース要素342、344、346の三つ組は、i=2およびj=1に対応する。媒体アクセス優先度は、ki+j+1に等しく、iはTxpサブブロック、Txサブブロック、およびRxサブブロックの各々におけるそれぞれのOFDMシンボルであり、jはサブキャリアであり、kはサブキャリアの数である。したがって、k=28と仮定すると、リソース要素342、344、346は、58個の媒体アクセス優先度に対応する。
図6は、データセグメントの構造を示す図350である。データセグメントは、周波数領域における複数のサブキャリア、および時間領域におけるOFDMシンボルにわたる複数のリソース要素を含む。リソース要素354など、データセグメントにおけるリソース要素のいくつかは、データセグメントに使用される符号化および/または変調に関するレートインジケータ情報を運ぶことができる。リソース要素352など、データセグメントにおける他のリソース要素は、復調および復号のためにチャネルを推定することを可能にするためのパイロットを運ぶことができる。
図7は、ワイヤレスデバイス100の例示的な接続スケジューリングシグナリング方式を示すための第1の図360である。図7に示すように、ワイヤレスデバイスAはワイヤレスデバイスBと通信しており、ワイヤレスデバイスCはワイヤレスデバイスDと通信しており、ワイヤレスデバイスEはワイヤレスデバイスFと通信している。ワイヤレスデバイスAはワイヤレスデバイスBに勝る送信優先度を有すると仮定され、ワイヤレスデバイスCはワイヤレスデバイスDに勝る送信優先度を有すると仮定され、ワイヤレスデバイスEはワイヤレスデバイスFに勝る送信優先度を有すると仮定される。リンクの各々は、通信のための特定のスロットに応じて、異なる媒体アクセス優先度を有する。通信のための特定のスロットについて、リンク1(A、B)は、2位の媒体アクセス優先度を有すると仮定され、リンク2(C、D)は、1位の媒体アクセス優先度を有すると仮定され、リンク3(E、F)は、7位の媒体アクセス優先度を有すると仮定される。
図8は、ワイヤレスデバイス100の例示的な接続スケジューリングシグナリング方式を示す第2の図370である。図8は、接続スケジューリングサブチャネルにおける(1〜kまでの媒体アクセス優先度に対応する)ブロックHのTxpサブブロック、Txサブブロック、およびRxサブブロックの第1のそれぞれのOFDMシンボル(i=0、図5を参照)の接続スケジューリングリソースを示す。接続スケジューリングリソースは、複数のサブキャリアを含み、サブキャリアの各々は、k個の周波数帯域のうちの1つに対応する。周波数帯域の各々は、特定の媒体アクセス優先度に対応する。接続スケジューリングリソースにおける1つのブロックは、3つのサブブロック/フェーズ、すなわちTxp、Tx、およびRxに分割される。Txpブロックは、送信優先度を有するノードが送信機または受信機として動作するかどうかを示すために、リンクの送信優先度を有するノードによって使用される。送信優先度を有するノードがTxpブロックにおける割り振られたOFDMシンボルで送信する場合、送信優先度を有するノードは、送信優先度のないノードに送信機として動作する意図を示す。送信優先度を有するノードがTxpブロックにおける割り振られたOFDMシンボルで送信しない場合、送信優先度を有するノードは、送信優先度のないノードに受信機として動作する意図を示す。Txブロックは、スケジュールされるように要求するために、潜在的な送信機によって使用される。送信機は、トラフィックチャネルのために使用される電力(すなわち、データセグメントを送信するための電力)に等しい電力で、Txブロックにおける割り振られたOFDMシンボル上で直接的な電力信号を送信する。各潜在的な受信機は、Txブロックにおけるトーンをリッスンし、Txブロックの各々の受信電力を、それ自体のリンクの送信機に割り振られたTxブロックの受信電力と比較し、他のリンク媒体アクセス優先度に対するそれ自体のリンク媒体アクセス優先度および比較に基づいて、Rx譲歩(Rx-yield)すべきかどうかを判定する。
たとえば、ノードA、D、およびEが、Txブロックにおいて、それぞれ、PA、PD、およびPEに等しい電力で送信要求信号を送信すると仮定する。ノードBは、PA|hAB|2に等しい電力でノードAから送信要求信号を受信し、hABは、ノードAとノードBとの間の経路損失である。ノードBは、PD|hDB|2に等しい電力でノードDから送信要求信号を受信し、hDBは、ノードDとノードBとの間の経路損失である。ノードBは、PE|hEB|2に等しい電力でノードEから送信要求信号を受信し、hEBは、ノードEとノードBとの間の経路損失である。ノードBは、Rx譲歩すべきかどうかを判定するために、より高い優先度を有する他のノードから受信した送信要求信号の電力の合計で除算した、ノードAから受信した送信要求信号の電力を、しきい値と比較する。ノードBは、スケジュールされる場合、ノードBが妥当なSIRを予期するときは、Rx譲歩しない。すなわち、ノードBは、PA|hAB|2/PD|hDB|2RXでない限り、Rx譲歩し、γRXはしきい値(たとえば、9dB)である。
Rxブロックは、潜在的な受信機によって使用される。受信機がRx譲歩を選択した場合、受信機は、Rxブロックにおける割り振られたOFDMシンボルで送信せず、そうでない場合、受信機は、それ自体のリンクの送信機から受信された直接的な電力信号の電力の逆数に比例した電力で、Rxブロックにおける割り振られたOFDMシンボルで逆エコー電力信号を送信する。送信機のすべては、データセグメントの送信をTx譲歩すべきかどうかを判定するために、Rxブロックにおけるトーンをリッスンする。
たとえば、PD|hDC|2に等しい電力でノードDから送信要求信号を受信したノードCは、K/PD|hDC|2に等しい電力でRxブロックにおいて送信要求応答信号を送信し、hDCはノードDとノードCとの間の経路損失であり、Kはすべてのノードに知られている定数である。ノードAは、K|hCA|2/PD|hDC|2に等しい電力でノードCから送信要求応答信号を受信し、hCAは、ノードCとノードAとの間の経路損失である。ノードAがノードCに対してあまりに多くの干渉を引き起こす場合、ノードAはTx譲歩する。すなわち、ノードAは、PD|hDC|2/PA|hCA|2TXでない限り、Tx譲歩し、γTXはしきい値(たとえば、9dB)である。
接続スケジューリングシグナリング方式について、例に関して最良に説明する。ノードCは、送信すべきデータを有しておらず、媒体アクセス優先度1位のTxpブロックで送信せず、ノードAは、送信すべきデータを有しており、媒体アクセス優先度2位のTxpブロックで送信し、ノードEは、送信すべきデータを有しており、媒体アクセス優先度7位のTxpブロックで送信する。ノードDは、送信すべきデータを有しており、媒体アクセス優先度1位のTxブロックにおいて送信し、ノードAは、媒体アクセス優先度2位のTxブロックで送信し、ノードEは、媒体アクセス優先度7位のTxブロックで送信する。ノードCが最も高い優先度を有するので、ノードCは、Txブロックにおけるトーンをリッスンし、媒体アクセス優先度1位のRxブロックで送信することを決定する。ノードBは、Txブロックにおけるトーンをリッスンし、そのリンクが、より高い媒体アクセス優先度を有するリンク2に干渉しないであろうと判定し、媒体アクセス優先度2位のRxブロックで送信する。ノードFは、Txブロックにおけるトーンをリッスンし、そのリンクが、より高い媒体アクセス優先度を有するリンク1および/またはリンク2に干渉するであろうと判定し、媒体アクセス優先度7位のRxブロックで送信することなく、Rx譲歩する。その後、DとAの両方は、データを送信すべきかどうかを判定するために、Rxブロックにおけるトーンをリッスンする。Dは、Aよりも高いリンク媒体アクセス優先度を有するので、そのデータを送信する。Aは、その送信がDからの送信に干渉するであろうと判定した場合、データの送信をTx譲歩する。
上記で説明したように、リンクにおけるワイヤレスデバイスは、それらのワイヤレスデバイスが送信優先度を有する所定の期間を有し得るか、または交替で送信優先度を有し得る。第1のワイヤレスデバイスが特定のTCCHで第2のワイヤレスデバイスに送信すべきデータを有する場合、第1のワイヤレスデバイスはそのTCCHで送信しようと試みる。第1のワイヤレスデバイスが送信すべきデータを有さない場合のみ、第1のワイヤレスデバイスは特定のTCCHを利用するのを控え、したがって、第2のワイヤレスデバイスがそのTCCHを使用することができる。結果として生じる送信優先度の配分は、第1のデバイスおよび第2のデバイスのうちの1つが送信優先度の配分に基づいてそのQoS要件を満たしていない場合、QoSの観点からリソースの最良の使用をもたらさない可能性がある。QoSの改善に基づいてリンク内でより効果的な送信優先度決定を行うための2つの別個の方法、分配バックオフ方法およびトークンパッシング方法が、以下で提示される。
図9は、分配バックオフ方法を示す図400である。図9に示すように、ワイヤレスデバイスAはワイヤレスデバイスBとのリンクを形成しており、ワイヤレスデバイスA、Bはピアツーピア通信リンクを形成する。ワイヤレスデバイスA、Bは交替で送信優先度を有する。ワイヤレスデバイスAは、TCCH402、406、410、414、および418で送信優先度を有する。ワイヤレスデバイスBは、TCCH404、408、412、および416で送信優先度を有する。簡単にするために、各TCCHについて、Txpセグメントおよびデータセグメントのみが示されている。さらに、簡単にするために、ワイヤレスデバイスA、Bの両方は、ワイヤレスデバイスA、BがTCCHの各々で送信することができるデータを有すると仮定される。ワイヤレスデバイスA、Bの各々はQoS要件を有する。分配バックオフ方法によれば、ワイヤレスデバイスAは、ワイヤレスデバイスBとのピアツーピア通信リンクを形成する。ワイヤレスデバイスAは、関連する各QoS要件が満たされているか満たされていないかというQoS推定に基づいて、ワイヤレスデバイスBへのデータの転送の送信優先度を保証するために、その割り振られた割り当てられたリソースで送信すべきかどうかを判定する。次いで、ワイヤレスデバイスAは、判定に基づいてワイヤレスデバイスBに送信する。
図9に示すように、TCCH402の初めに、ワイヤレスデバイスAは、ワイヤレスデバイスAのQoS要件(ここでは「QoSA」とする)が満たされ、ワイヤレスデバイスBのQoS要件(ここでは「QoSB」とする)が満たされていると判定する。QoSBが満たされているので、ワイヤレスデバイスAはTxp位相で送信して、ワイヤレスデバイスAがワイヤレスデバイスBに送信すべきデータを有することをワイヤレスデバイスBに知らせる。ワイヤレスデバイスAは、データセグメントでデータをワイヤレスデバイスBに送信する。TCCH404の初めに、QoSAが満たされ、QoSBが満たされている。ワイヤレスデバイスBはTxp位相で送信して、ワイヤレスデバイスBがワイヤレスデバイスAに送信すべきデータを有することをワイヤレスデバイスAに知らせる。しかしながら、譲歩(Rx譲歩またはTx譲歩)により、ワイヤレスデバイスBはデータセグメントでデータをワイヤレスデバイスAに送信しない。
TCCH406の初めに、ワイヤレスデバイスAは、QoSAが満たされ、QoSBが満たされていないと判定する。QoSAが満たされ、QoSBが満たされていないので、ワイヤレスデバイスAは、ワイヤレスデバイスBがTCCH406を利用するのを可能にするために、Txp位相で送信するのを控える(すなわち、バックオフする)。ワイヤレスデバイスBはTCCH406を利用し、データセグメントでデータをワイヤレスデバイスAに送信する。TCCH408の初めに、QoSAが満たされ、QoSBが満たされている。ワイヤレスデバイスBはTxp位相で送信して、ワイヤレスデバイスBがワイヤレスデバイスAに送信すべきデータを有することをワイヤレスデバイスAに知らせる。ワイヤレスデバイスBはデータセグメントでデータをワイヤレスデバイスAに送信する。
TCCH410の初めに、ワイヤレスデバイスAは、QoSAが満たされ、QoSBが満たされていると判定する。QoSBが満たされているので、ワイヤレスデバイスAはTxp位相で送信して、ワイヤレスデバイスAがワイヤレスデバイスBに送信すべきデータを有することをワイヤレスデバイスBに知らせる。しかしながら、譲歩(Rx譲歩またはTx譲歩)により、ワイヤレスデバイスAはデータセグメントでデータをワイヤレスデバイスBに送信しない。TCCH412の初めに、QoSAが満たされず、QoSBが満たされている。ワイヤレスデバイスBはTxp位相で送信して、ワイヤレスデバイスBがワイヤレスデバイスAに送信すべきデータを有することをワイヤレスデバイスAに知らせる。しかしながら、譲歩(Rx譲歩またはTx譲歩)により、ワイヤレスデバイスBはデータセグメントでデータをワイヤレスデバイスAに送信しない。ワイヤレスデバイスBも分配バックオフ方法に従っている場合、QoSAが満たされず、QoSBが満たされているので、ワイヤレスデバイスBはTCCH412のTxpで送信するのを控えることになるであろう。しかしながら、この例では、ワイヤレスデバイスBが分配バックオフ方法に従っていないと仮定される。
TCCH414の初めに、ワイヤレスデバイスAはQoSAとQoSBの両方が満たされていないと判定する。一構成では、QoSAが満たされていないとき、QoSBが満たされているか満たされていないかにかかわらず、ワイヤレスデバイスAはその割り振られたTCCHを利用する。別の構成では、QoSAとQoSBの両方が満たされていないとき、ワイヤレスデバイスAはQoSAとQoSBを比較して、その割り振られたTCCHを利用すべきかどうかを判定する。たとえば、QoSAとQoSBの両方が満たされていないと仮定すると、QoSA≧QoSBの場合、ワイヤレスデバイスAはその割り振られたTCCHを利用すると判定することができ、QoSB>QoSAの場合、ワイヤレスデバイスAはその割り振られたTCCHを利用するのを控えると判定することができる。さらに別の構成では、ワイヤレスデバイスAはQoSAおよびQoSBがどの程度満たされていないかを判定し、判定に基づいて、その割り振られたTCCHを利用すべきかどうかを判定する。判定は、第1の差量DAと第2の差量DBの比較とすることができ、DAはワイヤレスデバイスAの現在のQoSとQoSAとの間の差であり、DBはワイヤレスデバイスBの現在のQoSとQoSBとの間の差である。より一般的には、判定は重み付けされた値wA*DAとwB*DBの比較とすることができ、wAおよびwBはそれぞれ、第1の差量および第2の差量に対する重みである。
QoSは、遅延要件、スループット(もしくはレート)要件、遅延およびスループット要件の何らかの組合せ、または何らかの他のQoS要件とすることができる。QoSがスループット要件であると仮定すると、ワイヤレスデバイスAは、6つのTCCHにおいて、ワイヤレスデバイスAはそれらのうちの1つのみ(TCCH402)で送信しているが、ワイヤレスデバイスBはそれらのうちの2つ(TCCH406、408)で送信していると判定する。QoSAおよびQoSBが等しい場合(たとえば、4/9スループット要件)、ワイヤレスデバイスAは、ワイヤレスデバイスBがそれ自体のQoSBを満たすよりも、ワイヤレスデバイスAがそれ自体のQoSAを満たすことからかけ離れていると判定することができる。したがって、ワイヤレスデバイスAは、Txp位相で送信して、ワイヤレスデバイスAがワイヤレスデバイスBに送信すべきデータを有することをワイヤレスデバイスBに知らせると決定する。ワイヤレスデバイスAは、データセグメントでデータをワイヤレスデバイスBに送信する。TCCH416の初めに、QoSAが満たされず、QoSBが満たされていない。ワイヤレスデバイスBはTxp位相で送信して、ワイヤレスデバイスBがワイヤレスデバイスAに送信すべきデータを有することをワイヤレスデバイスAに知らせる。しかしながら、譲歩(Rx譲歩またはTx譲歩)により、ワイヤレスデバイスBはデータセグメントでデータをワイヤレスデバイスAに送信しない。TCCH418の初めに、ワイヤレスデバイスAは、QoSAとQoSBの両方が満たされていないと判定する。この場合、ワイヤレスデバイスAは、ワイヤレスデバイスBがTCCH418を利用するのを可能にするために、Txp位相で送信するのを控えると決定する。ワイヤレスデバイスBはTCCH418を利用し、データセグメントでデータをワイヤレスデバイスAに送信する。
図10は、トークンパッシング方法を示すための図500である。図10に示すように、ワイヤレスデバイスAはワイヤレスデバイスBとのリンクを形成しており、ワイヤレスデバイスA、Bはピアツーピア通信リンクを形成する。ワイヤレスデバイスA、Bは交替で送信優先度を有さず、むしろ、ワイヤレスデバイスA、Bが送信優先度の「トークン」を保持するかどうかに基づいて、送信優先度を維持する。簡単にするために、各TCCHについて、Txpセグメントおよびデータセグメントのみが示されている。ワイヤレスデバイスA、Bの各々はQoS要件を有する。トークンパッシング方法によれば、ワイヤレスデバイスAはワイヤレスデバイスBとのピアツーピア通信リンクを形成する。ワイヤレスデバイスAは、QoS推定に基づいて、リンク内の送信優先度を決定する。送信優先度は、リンクにおけるワイヤレスデバイスA、B間の送信の優先度である。
図10に示すように、TCCH502の前に、ワイヤレスデバイスAは、QoSAとQoSBの両方が満たされていると判定する。TCCH502において、ワイヤレスデバイスAが送信優先度を有する(すなわち、トークンを有する)。ワイヤレスデバイスAが送信優先度を有するので、ワイヤレスデバイスAはTxp位相で送信して、ワイヤレスデバイスAがワイヤレスデバイスBに送信すべきデータを有することをワイヤレスデバイスBに知らせ、データセグメントでデータをワイヤレスデバイスBに送信する。TCCH502の終わりに、ワイヤレスデバイスAは、QoSAとQoSBの両方が満たされていると判定し、したがって、ワイヤレスデバイスAが送信優先度を維持する。TCCH504において、ワイヤレスデバイスAは送信優先度を有するが、送信すべきデータを有さず、したがって、ワイヤレスデバイスBがTCCH504を利用するのを可能にするために、Txp位相で送信するのを控える。ワイヤレスデバイスBはTCCH504を利用し、データセグメントでデータをワイヤレスデバイスAに送信する。
TCCH504の初めに、ワイヤレスデバイスAは、QoSAが満たされ、QoSBが満たされていないと判定する。次いで、ワイヤレスデバイスAは、送信優先度を決定する能力をワイヤレスデバイスBに渡す(すなわち、トークン、およびトークンを維持するか渡すかを決定する能力を渡す)と決定する。TCCH506において、ワイヤレスデバイスBが送信優先度を有し、Txp位相で送信して、ワイヤレスデバイスBがワイヤレスデバイスAに送信すべきデータを有することをワイヤレスデバイスAに知らせ、データセグメントでデータをワイヤレスデバイスAに送信する。TCCH508において、ワイヤレスデバイスBが送信優先度を有し、Txp位相で送信して、ワイヤレスデバイスBがワイヤレスデバイスAに送信すべきデータを有することをワイヤレスデバイスAに知らせるが、Rx譲歩またはTx譲歩により、データセグメントでデータをワイヤレスデバイスAに送信しない。TCCH510において、ワイヤレスデバイスBが送信優先度を有し、Txp位相で送信して、ワイヤレスデバイスBがワイヤレスデバイスAに送信すべきデータを有することをワイヤレスデバイスAに知らせ、データセグメントでデータをワイヤレスデバイスAに送信する。TCCH510の終わりに、ワイヤレスデバイスBは、送信優先度のトークンをワイヤレスデバイスAに渡す。
TCCH510の終わりに、ワイヤレスデバイスAは、QoSAが満たされず、QoSBが満たされていると判定する。TCCH512において、ワイヤレスデバイスAが送信優先度を有する。ワイヤレスデバイスAが送信優先度を有するので、ワイヤレスデバイスAはTxp位相で送信して、ワイヤレスデバイスAがワイヤレスデバイスBに送信すべきデータを有することをワイヤレスデバイスBに知らせ、データセグメントでデータをワイヤレスデバイスBに送信する。TCCH512の終わりに、ワイヤレスデバイスAは、QoSAが満たされず、QoSBが満たされていると判定する。TCCH514において、ワイヤレスデバイスAが送信優先度を有する。ワイヤレスデバイスAが送信優先度を有するので、ワイヤレスデバイスAはTxp位相で送信して、ワイヤレスデバイスAがワイヤレスデバイスBに送信すべきデータを有することをワイヤレスデバイスBに知らせ、データセグメントでデータをワイヤレスデバイスBに送信する。
TCCH514の終わりに、ワイヤレスデバイスAは、QoSAとQoSBの両方が満たされていないと判定する。QoSAとQoSBの両方が満たされていないとき、ワイヤレスデバイスAは、QoSAとQoSBを比較することによって、送信優先度トークンをワイヤレスデバイスBに渡すべきかどうかを判定することができる。たとえば、QoSB>QoSAの場合、QoSBが満たされていないときはいつでも、ワイヤレスデバイスAは送信優先度トークンをワイヤレスデバイスBに渡すことができ、QoSA≧QoSBの場合、QoSAが満たされ、QoSBが満たされていないときのみ、ワイヤレスデバイスAは送信優先度トークンをワイヤレスデバイスBに渡すことができる。代わりに、ワイヤレスデバイスAは、QoSAおよびQoSBがどの程度満たされていないかを比較することによって、送信優先度トークンをワイヤレスデバイスBに渡すべきかどうかを判定することができる。TCCH514の終わりに、ワイヤレスデバイスAは、QoSAおよびQoSBが満たされていないと判定し、QoSAおよびQoSBに関連する比較に基づいて、送信優先度トークンをワイヤレスデバイスBに渡すと決定する。
TCCH516において、ワイヤレスデバイスBが送信優先度を有する。ワイヤレスデバイスBが送信優先度を有するので、ワイヤレスデバイスBはTxp位相で送信して、ワイヤレスデバイスBがワイヤレスデバイスAに送信すべきデータを有することをワイヤレスデバイスAに知らせ、データセグメントでデータをワイヤレスデバイスAに送信する。TCCH516の終わりに、ワイヤレスデバイスBは、QoSAが満たされず、QoSBが満たされていると判定し、したがって、送信優先度トークンをワイヤレスデバイスAに渡す。TCCH518において、ワイヤレスデバイスAが送信優先度を有する。ワイヤレスデバイスAが送信優先度を有するので、ワイヤレスデバイスAはTxp位相で送信して、ワイヤレスデバイスAがワイヤレスデバイスBに送信すべきデータを有することをワイヤレスデバイスBに知らせ、データセグメントでデータをワイヤレスデバイスBに送信する。TCCH518の終わりに、ワイヤレスデバイスAは、QoSAおよびQoSBが満たされていると判定する。
図11は、遅延QoSの決定を示すための図600である。上記で説明したように、QoS要件は、遅延要件、スループット要件、何らかの他のQoS要件、またはQoS要件の任意の組合せもしくは重み付けされた組合せとすることができる。QoS要件が遅延要件であるとき、ワイヤレスデバイスAは、ワイヤレスデバイスAによって送信されたパケットの遅延を求めることによって、ワイヤレスデバイスAがそのQoSAを満たしているかどうかを判定することができる。ワイヤレスデバイスAは、パケットが送信されたとき(TA1)と対応するACKが受信されたとき(TA2)との間の時間差Tdを計算することによって、遅延を求めることができる(すなわち、Td=TA2-TA1)。ワイヤレスデバイスBは、ワイヤレスデバイスBによって送信されたパケットの遅延を求めることによって、ワイヤレスデバイスBがそのQoSBを満たしているかどうかを判定することができる。ワイヤレスデバイスAは、パケットが形成されたとき(TB1)とパケットが受信されたとき(TB2)との間の時間差Tdを計算することによって、ワイヤレスデバイスBによって送信されたパケットの遅延を求めることができる(すなわち、Td=TB2-TB1)。パケットが形成された時間(TB1)を第1のタイムスタンプとすることができ、パケットが受信された時間を第2のタイムスタンプ(TB2)とすることができる。次いで、ワイヤレスデバイスAは、第1のタイムスタンプと第2のタイムスタンプを比較することによって、QoSBが満たされているかどうかを判定する。
図12は、分配バックオフ方法のフローチャート1100である。分配バックオフ方法は、図9のワイヤレスデバイスAなどの装置によって実行され得る。装置は、第2の装置とのピアツーピア通信リンクを形成する(1102)。加えて、装置は、QoS推定に基づいて、第2の装置へのデータの転送の送信優先度を保証するために、割り当てられたリソース(たとえば、Txpリソース)で送信すべきかどうかを判定する(1104)。さらに、装置は、判定に基づいて、割り当てられたリソースで第2の装置に送信する(1106)。一構成では、割り当てられたリソースは、データを第2の装置に送信する意図を示すための送信優先度リソース(たとえば、Txpリソース)である。
図13は、分配バックオフ方法の第1の構成のフローチャート1200である。一構成では、装置は、第2のQoS要件が第2の装置によって満たされているときに、割り当てられたリソースで第2の装置に送信し(1202)、第1のQoS要件が装置によって満たされ、第2のQoS要件が第2の装置によって満たされていないときに、割り当てられたリソースで第2の装置に送信するのを控える(1204)ことによって、判定に基づいて割り当てられたリソースで第2の装置に送信する(1106)。たとえば、再び図9を参照すると、QoSBが満たされているとき、ワイヤレスデバイスAはTCCH402、410においてTxpリソースでワイヤレスデバイスBに送信する。加えて、QoSAが満たされ、QoSBが満たされていないとき、ワイヤレスデバイスAはTCCH406においてTxpリソースでワイヤレスデバイスBに送信するのを控える。
図14は、分配バックオフ方法の第2の構成のフローチャート1300である。一構成では、装置は、装置によって達成された現在のQoSと装置の第1のQoS要件との間の第1の差量を求め(1302)、第2の装置によって達成された現在のQoSと第2の装置の第2のQoS要件との間の第2の差量を求める(1304)ことによって、判定に基づいて、割り当てられたリソースで第2の装置に送信する(1106)。加えて、装置は第1の差量と第2の差量を比較する(1306)。比較を重み付けすることができ、または第1の差量および第2の差量の関数によって求められた何らかの値の計算によるものとすることができる。次いで、装置は、比較に基づいて、割り振られたリソースで第2の装置に送信すべきかどうかを判定する(1308)。たとえば、再び図9を参照すると、TCCH414、416においてQoSAおよびQoSBは満たされていない。TCCH414において、ワイヤレスデバイスAは、どのくらいQoSAが満たされなかったかと、どのくらいQoSBが満たされなかったかを比較し(これは重み付けされる場合がある)、比較に基づいてTxpリソースでワイヤレスデバイスBに送信すると決定した。TCCH416において、ワイヤレスデバイスAは、どのくらいQoSAが満たされなかったかと、どのくらいQoSBが満たされなかったかを比較し(これは重み付けされる場合がある)、比較に基づいてTxpリソースでワイヤレスデバイスBに送信するのを控えると決定した。
図15は、分配バックオフ方法の第3の構成のフローチャート1400である。一構成では、装置は、装置の第1のQoS要件を取得する(1402)。加えて、装置は、ピアツーピア通信リンクを形成している間に、第2の装置から第2のQoS要件を受信する(1404)。第2のQoS要件は、第2の装置に関するものである。加えて、装置は、装置について第1のQoS要件が満たされているかどうかを判定する(1406)。さらに、装置は、第2の装置について第2のQoS要件が満たされているかどうかを推定する(1408)。そのような構成では、(1104における)QoS推定は、装置が第1のQoS要件を満たすことと、第2の装置が第2のQoS要件を満たすこととの比較に基づく。
一構成では、(1104における)QoS推定は、遅延要件またはスループット要件のうちの少なくとも1つに基づく。第1の構成では、QoS推定は、遅延要件に基づく。そのような構成では、装置は、送信されたパケットのパケット遅延に基づいて、装置について第1のQoS要件が満たされているかどうかを判定する。たとえば、装置は、パケットが送信されたときと、そのパケットに対応するACKが受信されたときとの間の時間の差に基づいて、パケット遅延を求めることができる。さらに、装置は、データパケットが第2の装置によって形成されたときを示す第1のタイムスタンプと、データパケットが装置によって受信されたときを示す第2のタイムスタンプの比較に基づいて、第2の装置について第2のQoS要件が満たされているかどうかを推定する。第2の構成では、QoS推定は、スループット要件に基づく。そのような構成では、装置は、特定の継続時間において送信に成功したパケットの数に基づいて、装置について第1のQoS要件が満たされているかどうかを判定する。さらに、装置は、特定の継続時間において受信に成功したパケットの数に基づいて、第2のQoS要件が満たされているかどうかを推定する。
図16は、分配バックオフ方法の第4の構成のフローチャート1500である。一構成では、装置は、装置の第1のQoS要件を取得し(1502)、ピアツーピア通信リンクを形成している間に、第2の装置から第2のQoS要件を受信する(1504)。第2のQoS要件は、第2の装置に関するものである。そのような構成では、(1104における)QoS推定は、第1のQoS要件と第2のQoS要件の比較に基づく。
上記で説明したように、装置はQoSAとQoSBを比較して、Txpリソースで送信すべきかどうかを判定することができる。たとえば、QoSA≧QoSBの場合、QoSAが満たされ、QoSBが満たされていないときにのみ、装置はTxpリソースからバックオフすることができ、QoSA<QoSBの場合、QoSAが満たされているか満たされていないかにかかわらず、QoSBが満たされていないときはいつでも、装置はTxpリソースからバックオフすることができる。
図17は、トークンパッシング方法のフローチャート1600である。この方法は、図10のワイヤレスデバイスAなどの装置によって実行され得る。装置は、第2の装置とのピアツーピア通信リンクを形成する(1602)。加えて、装置は、QoS推定に基づいてリンク内の送信優先度を決定する(1604)。送信優先度は、リンクにおける装置と第2の装置との間の送信の優先度である(1604)。
図18は、トークンパッシング方法の第1の構成のフローチャート1700である。一構成では、装置は、装置の第1のQoS要件を取得する(1702)。加えて、装置は、ピアツーピア通信リンクを形成している間に、第2の装置から第2のQoS要件を受信する(1704)。第2のQoS要件は、第2の装置に関するものである(1704)。そのような構成では、(1604における)QoS推定は、第1のQoS要件と第2のQoS要件の比較に基づく。たとえば、QoSA≧QoSBの場合、QoSBが満たされず、QoSAが満たされているときにのみ、装置は送信優先度トークンを渡すことができ、QoSA<QoSBの場合、QoSAが満たされているか満たされていないかにかかわらず、QoSBが満たされていないときはいつでも、装置は送信優先度トークンを渡すことができる。
図19は、トークンパッシング方法の第2の構成のフローチャート1800である。一構成では、装置は、装置の第1のQoS要件を取得する(1802)。加えて、装置は、ピアツーピア通信リンクを形成している間に、第2の装置から第2のQoS要件を受信する(1804)。第2のQoS要件は、第2の装置に関するものである(1804)。加えて、装置は、装置について第1のQoS要件が満たされているかどうかを判定する(1806)。さらに、装置は、第2の装置について第2のQoS要件が満たされているかどうかを推定する(1808)。そのような構成では、(1604における)QoS推定は、装置が第1のQoS要件を満たすことと、第2の装置が第2のQoS要件を満たすこととの比較に基づく。
たとえば、再び図10を参照すると、TCCH514の後、ワイヤレスデバイスAは、QoSAとQoSBの両方が満たされていないと判定した。ワイヤレスデバイスAは、QoSAおよびQoSBがどの程度満たされていないかを比較し、比較に基づいて、ワイヤレスデバイスA、B間の送信優先度を決定することができる。TCCH514の後、ワイヤレスデバイスAは、QoSBはQoSAよりも満たされていない(これは、何らかの重み付けされた関数に基づき得る)と判定し、したがって、送信優先度トークンをワイヤレスデバイスBに渡すと決定した。
上述のように、QoSは、遅延、スループット、他のQoS係数、またはこれらの任意の重み付けされたもしくは重み付けされていない組合せに基づいてもよい。一構成では、装置は、送信されたパケットのパケット遅延に基づいて、装置について第1のQoS要件が満たされているかどうかを判定し、データパケットが第2の装置によって形成されたときを示す第1のタイムスタンプと、データパケットが装置によって受信されたときを示す第2のタイムスタンプの比較に基づいて、第2の装置について第2のQoS要件が満たされているかどうかを推定する。別の構成では、装置は、特定の継続時間において送信に成功したパケットの数に基づいて、装置について第1のQoS要件が満たされているかどうかを判定し、特定の継続時間において受信に成功したパケットの数に基づいて、第2の装置について第2のQoS要件が満たされているかどうかを推定する。
図20は、トークンパッシング方法の第3の構成のフローチャート1900である。一構成では、装置は、第1のQoS推定に基づいて、装置との送信優先度を維持すると決定する(1902)。加えて、装置は、第2のQoS推定に基づいて、送信優先度を決定する能力を第2の装置に渡すと決定する(1904)。装置が送信優先度トークンを渡すと決定したとき、装置は、送信優先度を決定する能力が第2の装置に渡されることを第2の装置に通知する(1906)。
たとえば、TCCH502、512、518の後、ワイヤレスデバイスAは、第1のQoS推定に基づいて、送信優先度トークンを維持すると判定した。第1の推定は、QoSAおよびQoSBを満たすこと/満たさないことの比較に基づいてもよく、QoSAおよびQoSBを満たすこと/満たさないことが送信優先度トークンの潜在的なパッシングを示すとき、QoSAおよびQoSBの比較ならびに/またはQoSAおよびQoSBが満たされている/満たされていない程度の比較に基づいてもよい。さらに、TCCH504、514の後、装置は、第2のQoS推定に基づいて、送信優先度トークンをワイヤレスデバイスBに渡すと決定した。第2の推定は、QoSAおよびQoSBを満たすこと/満たさないことの比較に基づいてもよく、QoSAおよびQoSBを満たすこと/満たさないことが送信優先度トークンの潜在的なパッシングを示すとき、QoSAおよびQoSBの比較ならびに/またはQoSAおよびQoSBが満たされている/満たされていない程度の比較に基づいてもよい。TCCH504、514の後、ワイヤレスデバイスAは、送信優先度トークンをワイヤレスデバイスBに渡すと決定し、ワイヤレスデバイスAは、ワイヤレスデバイスBが送信優先度トークンを所有することをワイヤレスデバイスBに通知した。
図21は、例示的な装置100'の機能を示す概念ブロック図である。一構成では、装置100'は、第2の装置2050とのピアツーピア通信リンクを形成するように構成されたリンク形成モジュール2002を含む。装置100'は、QoS推定に基づいて、第2の装置2050へのデータの転送の送信優先度を保証するために、割り当てられたリソースで送信すべきかどうかを判定するように構成された送信判定モジュール2006をさらに含み得る。代わりに、装置100'は、QoS推定に基づいて、リンク内の送信優先度を決定するように構成された送信判定モジュール2006をさらに含み得る。送信優先度は、リンクにおける装置と第2の装置との間の送信の優先度である。装置100'は、判定に基づいて割り当てられたリソースで第2の装置2050に送信するように構成されたトランシーバモジュール2008をさらに含み得る。装置100'は、QoS要件および/またはQoS要件が満たされている/満たされていない程度を比較するためのQoS比較モジュール2004をさらに含み得る。装置100'は、上記のフローチャートにおけるステップの各々を実行する追加のモジュールを含み得る。したがって、上記のフローチャートにおける各ステップは、モジュールによって実行することができ、装置100は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含み得る。
図1および図21を参照すると、分配バックオフを渡すための装置100/100'は、第2の装置とのピアツーピア通信リンクを形成するための手段と、QoS推定に基づいて、第2の装置へのデータの転送の送信優先度を保証するために、割り当てられたリソースで送信すべきかどうかを判定するための手段と、判定に基づいて、割り当てられたリソースで第2の装置に送信するための手段とを含む。一構成では、装置は、装置の第1のQoS要件を取得するための手段と、ピアツーピア通信リンクを形成している間に、第2の装置から第2の装置に関する第2のQoS要件を受信するための手段と、装置について第1のQoS要件が満たされているかどうかを判定するための手段と、第2の装置について第2のQoS要件が満たされているかどうかを推定するための手段とを含む。そのような構成では、QoS推定は、装置が第1のQoS要件を満たすことと、第2の装置が第2のQoS要件を満たすこととの比較に基づく。一構成では、装置は、装置の第1のQoS要件を取得するための手段と、ピアツーピア通信リンクを形成している間に、第2の装置から第2の装置に関する第2のQoS要件を受信するための手段とを含む。そのような構成では、QoS推定は、第1のQoS要件と第2のQoS要件の比較に基づく。上記の手段は、装置100の処理システム114および/または上記の手段によって記載された機能を実行するように構成された装置100'の1つもしくは複数のモジュールである。
トークンパッシングを渡すための装置100/100'は、第2の装置とのピアツーピア通信リンクを形成するための手段と、QoS推定に基づいてリンク内の送信優先度を決定するための手段であって、送信優先度が、リンクにおける装置と第2の装置との間の送信の優先度である、手段とを含む。一構成では、装置は、装置の第1のQoS要件を取得するための手段と、ピアツーピア通信リンクを形成している間に、第2の装置から第2の装置に関する第2のQoS要件を受信するための手段とをさらに含む。そのような構成では、QoS推定は、第1のQoS要件と第2のQoS要件の比較に基づく。一構成では、装置は、装置の第1のQoS要件を取得するための手段と、ピアツーピア通信リンクを形成している間に、第2の装置から第2の装置に関する第2のQoS要件を受信するための手段と、装置について第1のQoS要件が満たされているかどうかを判定するための手段と、第2の装置について第2のQoS要件が満たされているかどうかを推定するための手段とをさらに含む。そのような構成では、QoS推定は、装置が第1のQoS要件を満たすことと、第2の装置が第2のQoS要件を満たすこととの比較に基づく。一構成では、装置は、第1のQoS推定に基づいて、装置との送信優先度を維持すると決定するための手段と、第2のQoS推定に基づいて、送信優先度を決定する能力を第2の装置に渡すと決定するための手段と、送信優先度を決定する能力が第2の装置に渡されることを第2の装置に通知するための手段とをさらに含む。上記の手段は、装置100の処理システム114および/または上記の手段によって記載された機能を実行するように構成された装置100'の1つもしくは複数のモジュールである。
開示したプロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層は再構成可能であることを理解されたい。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
上記の説明は、本明細書で説明される様々な態様を当業者が実施できるようにするために与えられる。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は本明細書で示す態様に限定されるよう意図されているわけではなく、文言通りの特許請求の範囲と整合するすべての範囲を許容するように意図されており、単数の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」ではなく、「1つまたは複数の」を意味するよう意図されている。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は「1つまたは複数の」を意味する。当業者に知られている、または後で知られることになる本開示全体にわたって説明する様々な態様の要素に対するすべての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されるものとする。さらに、本明細書で開示する内容は、そのような開示が特許請求の範囲で明示的に記載されているかどうかにかかわらず、公に供することは意図されていない。いかなるクレーム要素も、要素が「ための手段(means for)」という語句を使用して明確に記載されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。
100 装置
100' 装置
102 バス
104 プロセッサ
106 コンピュータ可読媒体
108 バスインターフェース
110 トランシーバ
114 処理システム
200 ピアツーピア通信システム
204 基地局
206 ワイヤレスデバイス
208 ワイヤレスデバイス
210 ワイヤレスデバイス
212 ワイヤレスデバイス
342 リソース要素
344 リソース要素
346 リソース要素
352 リソース要素
354 リソース要素
402 TCCH
404 TCCH
406 TCCH
408 TCCH
410 TCCH
412 TCCH
414 TCCH
416 TCCH
418 TCCH
502 TCCH
504 TCCH
506 TCCH
508 TCCH
510 TCCH
512 TCCH
514 TCCH
516 TCCH
518 TCCH
2002 リンク形成モジュール
2004 QoS比較モジュール
2006 送信判定モジュール
2008 トランシーバモジュール
2050 第2の装置

Claims (47)

  1. ワイヤレス通信のための装置の方法であって、
    第2の装置とのピアツーピア通信リンクを形成するステップと、
    サービス品質推定に基づいて、前記第2の装置へのデータの転送の送信優先度を保証するために、割り当てられたリソースで送信すべきかどうかを判定するステップと、
    前記判定に基づいて、前記割り当てられたリソースで前記第2の装置に送信するステップと
    を含む方法。
  2. 前記判定に基づいて、前記割り当てられたリソースで前記第2の装置に送信する前記ステップが、
    第2のサービス品質要件が前記第2の装置によって満たされているときに、前記割り当てられたリソースで前記第2の装置に送信するステップと、
    第1のサービス品質要件が前記装置によって満たされ、前記第2のサービス品質要件が前記第2の装置によって満たされていないときに、前記割り当てられたリソースで前記第2の装置に送信するのを控えるステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記判定に基づいて、前記割り当てられたリソースで前記第2の装置に送信する前記ステップが、
    前記装置によって達成された現在のサービス品質と、前記装置の第1のサービス品質要件との間の第1の差量を求めるステップと、
    前記第2の装置によって達成された現在のサービス品質と、前記第2の装置の第2のサービス品質要件との間の第2の差量を求めるステップと、
    前記第1の差量と前記第2の差量を比較するステップと、
    前記比較に基づいて、前記第2の装置に送信すべきかどうかを判定するステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記装置の第1のサービス品質要件を取得するステップと、
    前記ピアツーピア通信リンクを形成している間に、前記第2の装置から前記第2の装置に関する第2のサービス品質要件を受信するステップと、
    前記装置について前記第1のサービス品質要件が満たされているかどうかを判定するステップと、
    前記第2の装置について前記第2のサービス品質要件が満たされているかどうかを推定するステップとをさらに含み、
    前記サービス品質推定が、前記装置が前記第1のサービス品質要件を前記満たすことと、前記第2の装置が前記第2のサービス品質要件を前記満たすこととの比較に基づく、
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記サービス品質推定が、遅延要件またはスループット要件のうちの少なくとも1つに基づく、請求項4に記載の方法。
  6. 前記サービス品質推定が、前記遅延要件に基づき、
    前記装置について前記第1のサービス品質要件が満たされているかどうかを判定する前記ステップが、送信されたパケットのパケット遅延に基づき、
    前記第2の装置について前記第2のサービス品質が満たされているかどうかを推定する前記ステップが、データパケットが前記第2の装置によって形成されたときを示す第1のタイムスタンプと、前記データパケットが前記装置によって受信されたときを示す第2のタイムスタンプの比較に基づく、
    請求項5に記載の方法。
  7. 前記サービス品質推定が、前記スループット要件に基づき、
    前記装置について前記第1のサービス品質要件が満たされているかどうかを判定する前記ステップが、特定の継続期間において送信に成功したパケットの数に基づき、
    前記第2のサービス品質が満たされているかどうかを推定する前記ステップが、前記特定の継続期間において受信に成功したパケットの数に基づく、
    請求項5に記載の方法。
  8. 前記装置の第1のサービス品質要件を取得するステップと、
    前記ピアツーピア通信リンクを形成している間に、前記第2の装置から前記第2の装置に関する第2のサービス品質要件を受信するステップとをさらに含み、
    前記サービス品質推定が、前記第1のサービス品質要件と前記第2のサービス品質要件の比較に基づく、
    請求項1に記載の方法。
  9. 前記割り当てられたリソースが、前記データを前記第2の装置に送信する意図を示すための送信優先度リソースである、請求項1に記載の方法。
  10. ワイヤレス通信のための装置の方法であって、
    第2の装置とのピアツーピア通信リンクを形成するステップと、
    サービス品質推定に基づいて、前記リンクにおける前記装置と前記第2の装置との間の送信の優先度である、前記リンク内の送信優先度を決定するステップと
    を含む方法。
  11. 前記装置の第1のサービス品質要件を取得するステップと、
    前記ピアツーピア通信リンクを形成している間に、前記第2の装置から前記第2の装置に関する第2のサービス品質要件を受信するステップとをさらに含み、
    前記サービス品質推定が、前記第1のサービス品質要件と前記第2のサービス品質要件の比較に基づく、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記装置の第1のサービス品質要件を取得するステップと、
    前記ピアツーピア通信リンクを形成している間に、前記第2の装置から前記第2の装置に関する第2のサービス品質要件を受信するステップと、
    前記装置について前記第1のサービス品質要件が満たされているかどうかを判定するステップと、
    前記第2の装置について前記第2のサービス品質要件が満たされているかどうかを推定するステップとをさらに含み、
    前記サービス品質推定が、前記装置が前記第1のサービス品質要件を前記満たすことと、前記第2の装置が前記第2のサービス品質要件を前記満たすこととの比較に基づく、
    請求項10に記載の方法。
  13. 前記装置について前記第1のサービス品質要件が満たされているかどうかを判定する前記ステップが、送信されたパケットのパケット遅延に基づき、前記第2の装置について前記第2のサービス品質が満たされているかどうかを推定する前記ステップが、データパケットが前記第2の装置によって形成されたときを示す第1のタイムスタンプと、前記データパケットが前記装置によって受信されたときを示す第2のタイムスタンプの比較に基づく、請求項12に記載の方法。
  14. 前記装置について前記第1のサービス品質要件が満たされているかどうかを判定する前記ステップが、特定の継続時間において送信に成功したパケットの数に基づき、前記第2の装置について前記第2のサービス品質が満たされているかどうかを推定する前記ステップが、前記特定の継続時間において受信に成功したパケットの数に基づく、請求項12に記載の方法。
  15. 第1のサービス品質推定に基づいて、前記装置との前記送信優先度を維持すると決定するステップと、
    第2のサービス品質推定に基づいて、前記送信優先度を決定する能力を前記第2の装置に渡すと決定するステップと、
    前記送信優先度を決定する前記能力を前記第2の装置に渡すと前記第2の装置に通知するステップと
    をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  16. ワイヤレス通信のための装置であって、
    第2の装置とのピアツーピア通信リンクを形成するための手段と、
    サービス品質推定に基づいて、前記第2の装置へのデータの転送の送信優先度を保証するために、割り当てられたリソースで送信すべきかどうかを判定するための手段と、
    前記判定に基づいて、前記割り当てられたリソースで前記第2の装置に送信するための手段と
    を備える装置。
  17. 前記判定に基づいて、前記割り当てられたリソースで前記第2の装置に送信するための前記手段が、
    第2のサービス品質要件が前記第2の装置によって満たされているときに、前記割り当てられたリソースで前記第2の装置に送信し、
    第1のサービス品質要件が前記装置によって満たされ、前記第2のサービス品質要件が前記第2の装置によって満たされていないときに、前記割り当てられたリソースで前記第2の装置に送信するのを控える
    ように構成される、請求項16に記載の装置。
  18. 前記判定に基づいて、前記割り当てられたリソースで前記第2の装置に送信するための前記手段が、
    前記装置によって達成された現在のサービス品質と、前記装置の第1のサービス品質要件との間の第1の差量を求め、
    前記第2の装置によって達成された現在のサービス品質と、前記第2の装置の第2のサービス品質要件との間の第2の差量を求め、
    前記第1の差量と前記第2の差量を比較し、
    前記比較に基づいて、前記第2の装置に送信すべきかどうかを判定する
    ように構成される、請求項16に記載の装置。
  19. 前記装置の第1のサービス品質要件を取得するための手段と、
    前記ピアツーピア通信リンクを形成している間に、前記第2の装置から前記第2の装置に関する第2のサービス品質要件を受信するための手段と、
    前記装置について前記第1のサービス品質要件が満たされているかどうかを判定するための手段と、
    前記第2の装置について前記第2のサービス品質要件が満たされているかどうかを推定するための手段とをさらに備え、
    前記サービス品質推定が、前記装置が前記第1のサービス品質要件を前記満たすことと、前記第2の装置が前記第2のサービス品質要件を前記満たすこととの比較に基づく、
    請求項16に記載の装置。
  20. 前記サービス品質推定が、遅延要件またはスループット要件のうちの少なくとも1つに基づく、請求項19に記載の装置。
  21. 前記サービス品質推定が、前記遅延要件に基づき、
    前記装置について前記第1のサービス品質要件が満たされているかどうかを判定するための前記手段が、送信されたパケットのパケット遅延に基づいて前記判定を実行し、
    前記第2の装置について前記第2のサービス品質が満たされているかどうかを推定するための前記手段が、データパケットが前記第2の装置によって形成されたときを示す第1のタイムスタンプと、前記データパケットが前記装置によって受信されたときを示す第2のタイムスタンプの比較に基づいて前記推定を実行する、
    請求項20に記載の装置。
  22. 前記サービス品質推定が、前記スループット要件に基づき、
    前記装置について前記第1のサービス品質要件が満たされているかどうかを判定するための前記手段が、特定の継続期間において送信に成功したパケットの数に基づいて前記判定を実行し、
    前記第2のサービス品質が満たされているかどうかを推定するための前記手段が、前記特定の継続期間において受信に成功したパケットの数に基づいて前記推定を実行する、
    請求項20に記載の装置。
  23. 前記装置の第1のサービス品質要件を取得するための手段と、
    前記ピアツーピア通信リンクを形成している間に、前記第2の装置から前記第2の装置に関する第2のサービス品質要件を受信するための手段とをさらに備え、
    前記サービス品質推定が、前記第1のサービス品質要件と前記第2のサービス品質要件の比較に基づく、
    請求項16に記載の装置。
  24. 前記割り当てられたリソースが、前記データを前記第2の装置に送信する意図を示すための送信優先度リソースである、請求項16に記載の装置。
  25. ワイヤレス通信のための装置であって、
    第2の装置とのピアツーピア通信リンクを形成するための手段と、
    サービス品質推定に基づいて、前記リンクにおける前記装置と前記第2の装置との間の送信の優先度である、前記リンク内の送信優先度を決定するための手段と
    を備える装置。
  26. 前記装置の第1のサービス品質要件を取得するための手段と、
    前記ピアツーピア通信リンクを形成している間に、前記第2の装置から前記第2の装置に関する第2のサービス品質要件を受信するための手段とをさらに備え、
    前記サービス品質推定が、前記第1のサービス品質要件と前記第2のサービス品質要件の比較に基づく、
    請求項25に記載の装置。
  27. 前記装置の第1のサービス品質要件を取得するための手段と、
    前記ピアツーピア通信リンクを形成している間に、前記第2の装置から前記第2の装置に関する第2のサービス品質要件を受信するための手段と、
    前記装置について前記第1のサービス品質要件が満たされているかどうかを判定するための手段と、
    前記第2の装置について前記第2のサービス品質要件が満たされているかどうかを推定するための手段とをさらに備え、
    前記サービス品質推定が、前記装置が前記第1のサービス品質要件を前記満たすことと、前記第2の装置が前記第2のサービス品質要件を前記満たすこととの比較に基づく、
    請求項25に記載の装置。
  28. 前記装置について前記第1のサービス品質要件が満たされているかどうかを判定するための前記手段が、送信されたパケットのパケット遅延に基づいて前記判定を実行し、前記第2の装置について前記第2のサービス品質が満たされているかどうかを推定するための前記手段が、データパケットが前記第2の装置によって形成されたときを示す第1のタイムスタンプと、前記データパケットが前記装置によって受信されたときを示す第2のタイムスタンプの比較に基づいて前記推定を実行する、請求項27に記載の装置。
  29. 前記装置について前記第1のサービス品質要件が満たされているかどうかを判定するための前記手段が、特定の継続時間において送信に成功したパケットの数に基づいて前記判定を実行し、前記第2の装置について前記第2のサービス品質が満たされているかどうかを推定するための前記手段が、前記特定の継続時間において受信に成功したパケットの数に基づいて前記推定を実行する、請求項27に記載の装置。
  30. 第1のサービス品質推定に基づいて、前記装置との前記送信優先度を維持すると決定するための手段と、
    第2のサービス品質推定に基づいて、前記送信優先度を決定する能力を前記第2の装置に渡すと決定するための手段と、
    前記送信優先度を決定する前記能力を前記第2の装置に渡すと前記第2の装置に通知するための手段と
    をさらに備える、請求項25に記載の装置。
  31. ワイヤレス通信のための装置であって、
    処理システムを備え、前記処理システムが、
    第2の装置とのピアツーピア通信リンクを形成し、
    サービス品質推定に基づいて、前記第2の装置へのデータの転送の送信優先度を保証するために、割り当てられたリソースで送信すべきかどうかを判定し、
    前記判定に基づいて、前記割り当てられたリソースで前記第2の装置に送信する
    ように構成される、装置。
  32. 前記処理システムが、
    第2のサービス品質要件が前記第2の装置によって満たされているときに、前記割り当てられたリソースで前記第2の装置に送信し、
    第1のサービス品質要件が前記装置によって満たされ、前記第2のサービス品質要件が前記第2の装置によって満たされていないときに、前記割り当てられたリソースで前記第2の装置に送信するのを控える
    ことによって、前記判定に基づいて、前記割り当てられたリソースで第2の装置に送信するように構成される、請求項31に記載の装置。
  33. 前記処理システムが、
    前記装置によって達成された現在のサービス品質と、前記装置の第1のサービス品質要件との間の第1の差量を求め、
    前記第2の装置によって達成された現在のサービス品質と、前記第2の装置の第2のサービス品質要件との間の第2の差量を求め、
    前記第1の差量と前記第2の差量を比較し、
    前記比較に基づいて、前記第2の装置に送信すべきかどうかを判定する
    ことによって、前記判定に基づいて、前記割り当てられたリソースで第2の装置に送信するように構成される、請求項31に記載の装置。
  34. 前記処理システムが、
    前記装置の第1のサービス品質要件を取得し、
    前記ピアツーピア通信リンクを形成している間に、前記第2の装置から前記第2の装置に関する第2のサービス品質要件を受信し、
    前記装置について前記第1のサービス品質要件が満たされているかどうかを判定し、
    前記第2の装置について前記第2のサービス品質要件が満たされているかどうかを推定するようにさらに構成され、
    前記サービス品質推定が、前記装置が前記第1のサービス品質要件を前記満たすことと、前記第2の装置が前記第2のサービス品質要件を前記満たすこととの比較に基づく、
    請求項31に記載の装置。
  35. 前記サービス品質推定が、遅延要件またはスループット要件のうちの少なくとも1つに基づく、請求項34に記載の装置。
  36. 前記サービス品質推定が、前記遅延要件に基づき、
    前記処理システムが、送信されたパケットのパケット遅延に基づいて、前記装置について前記第1のサービス品質要件が満たされているかどうかを判定するように構成され、
    前記処理システムが、データパケットが前記第2の装置によって形成されたときを示す第1のタイムスタンプと、前記データパケットが前記装置によって受信されたときを示す第2のタイムスタンプの比較に基づいて、前記第2の装置について前記第2のサービス品質が満たされているかどうかを推定するように構成される、
    請求項35に記載の装置。
  37. 前記サービス品質推定が、前記スループット要件に基づき、
    前記処理システムが、特定の継続期間において送信に成功したパケットの数に基づいて、前記装置について前記第1のサービス品質要件が満たされているかどうかを判定するように構成され、
    前記処理システムが、前記特定の継続期間において受信に成功したパケットの数に基づいて、前記第2のサービス品質が満たされているかどうかを推定するように構成される、
    請求項35に記載の装置。
  38. 前記処理システムが、
    前記装置の第1のサービス品質要件を取得し、
    前記ピアツーピア通信リンクを形成している間に、前記第2の装置から前記第2の装置に関する第2のサービス品質要件を受信するようにさらに構成され、
    前記サービス品質推定が、前記第1のサービス品質要件と前記第2のサービス品質要件の比較に基づく、
    請求項31に記載の装置。
  39. 前記割り当てられたリソースが、前記データを前記第2の装置に送信する意図を示すための送信優先度リソースである、請求項31に記載の装置。
  40. ワイヤレス通信のための装置であって、
    処理システムを備え、前記処理システムが、
    第2の装置とのピアツーピア通信リンクを形成し、
    サービス品質推定に基づいて、前記リンクにおける前記装置と前記第2の装置との間の送信の優先度である、前記リンク内の送信優先度を決定する
    ように構成される、装置。
  41. 前記処理システムが、
    前記装置の第1のサービス品質要件を取得し、
    前記ピアツーピア通信リンクを形成している間に、前記第2の装置から前記第2の装置に関する第2のサービス品質要件を受信するようにさらに構成され、
    前記サービス品質推定が、前記第1のサービス品質要件と前記第2のサービス品質要件の比較に基づく、
    請求項40に記載の装置。
  42. 前記処理システムが、
    前記装置の第1のサービス品質要件を取得し、
    前記ピアツーピア通信リンクを形成している間に、前記第2の装置から前記第2の装置に関する第2のサービス品質要件を受信し、
    前記装置について前記第1のサービス品質要件が満たされているかどうかを判定し、
    前記第2の装置について前記第2のサービス品質要件が満たされているかどうかを推定するようにさらに構成され、
    前記サービス品質推定が、前記装置が前記第1のサービス品質要件を前記満たすことと、前記第2の装置が前記第2のサービス品質要件を前記満たすこととの比較に基づく、
    請求項40に記載の装置。
  43. 前記処理システムが、送信されたパケットのパケット遅延に基づいて、前記装置について前記第1のサービス品質要件が満たされているかどうかを判定し、データパケットが前記第2の装置によって形成されたときを示す第1のタイムスタンプと、前記データパケットが前記装置によって受信されたときを示す第2のタイムスタンプの比較に基づいて、前記第2の装置について前記第2のサービス品質が満たされているかどうかを推定するように構成される、請求項42に記載の装置。
  44. 前記処理システムが、特定の継続時間において送信に成功したパケットの数に基づいて、前記装置について前記第1のサービス品質要件が満たされているかどうかを判定し、前記特定の継続時間において受信に成功したパケットの数に基づいて、前記第2の装置について前記第2のサービス品質が満たされているかどうかを推定するように構成される、請求項42に記載の装置。
  45. 前記処理システムが、
    第1のサービス品質推定に基づいて、前記装置との前記送信優先度を維持すると決定し、
    第2のサービス品質推定に基づいて、前記送信優先度を決定する能力を前記第2の装置に渡すと決定し、
    前記送信優先度を決定する前記能力を前記第2の装置に渡すと前記第2の装置に通知する
    ようにさらに構成される、請求項40に記載の装置。
  46. ワイヤレス通信のための装置におけるコンピュータプログラムであって、
    コンピュータ可読記録媒体を備え、前記コンピュータ可読記録媒体が、
    第2の装置とのピアツーピア通信リンクを形成し、
    サービス品質推定に基づいて、前記第2の装置へのデータの転送の送信優先度を保証するために、割り当てられたリソースで送信すべきかどうかを判定し、
    前記判定に基づいて、前記割り当てられたリソースで前記第2の装置に送信する
    ためのコードを備える、コンピュータプログラム。
  47. ワイヤレス通信のための装置におけるコンピュータプログラムであって、
    コンピュータ可読記録媒体を備え、前記コンピュータ可読記録媒体が、
    第2の装置とのピアツーピア通信リンクを形成し、
    サービス品質推定に基づいて、前記リンクにおける前記装置と前記第2の装置との間の送信の優先度である、前記リンク内の送信優先度を決定する
    ためのコードを備える、コンピュータプログラム。
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