JP2011520331A - 分散トラフィックスケジューリング決定をサポートする負荷情報を通信および/または使用するための方法および装置 - Google Patents

分散トラフィックスケジューリング決定をサポートする負荷情報を通信および/または使用するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

分散トラフィックスケジューリング決定をサポートする負荷情報を通信および/または使用することに関係する方法および装置について説明する。トラフィック信号を通信することを望むピアツーピア接続に対応する個々のワイヤレス端末が、トラフィックスロットごとに送信機譲歩決定および/または受信機譲歩決定を行う。システムにおける状態および/または必要に応答して送信機譲歩決定を意図的にスキューするために、負荷情報を使用する。意図された送信機負荷関連情報および/または意図された受信機負荷関連情報に基づいて、リンク負荷重み値が生成される。要求シグナリングおよび/または要求応答シグナリングにおいてトラフィック要求パラメータおよび/またはリンク負荷重み値がワイヤレス通信デバイス間で通信される。送信機譲歩決定の一部として、1つまたは複数のリンク負荷重み値とチャネル状態測定情報とに基づいて、流出値、重み付けSINR、および干渉コスト推定値のうちの1つまたは複数を計算する。

Description

関連出願
本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明白に組み込まれる、2008年4月15日に出願された「NOTES ON LOAD-SPILLAGE BASED LINK SCHEDULING MECHANISM」と題する仮出願第61/045,030号の優先権を主張する。
様々な実施形態は、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、ピアツーピア通信に関係する方法および装置に関する。
集中制御のないワイヤレス通信ネットワークでは、トラフィックエアリンクリソースの効率的なスケジューリングが困難な作業となることがある。各接続にエアリンクトラフィックリソースの同じ重み付けまたは同じ量を割り振る手法は、設計は単純であるが、不経済である傾向がある。たとえば、通信されるデータのタイプ、通信されるデータの重要性、待ち時間考慮事項、バックログ、キューステータス、現在のチャネル状態、輻輳、実行されているアプリケーションなどにより、時間によって、ある接続に対応する特定の通信デバイスまたはデバイスのペアが様々なニーズを有することがある。また、デバイスはタイプによって、様々なデバイス機能、たとえば、様々なトラフィックキュー(skew)バッファサイズ、様々な表示機能などを有することがある。また、同じデバイスが、時間によって、現在の接続を共有する他のデバイスの機能に基づいて様々なニーズを有することがある。したがって、トラフィックセグメントを使用することが可能な特定のデバイスの重要性は、時間によって変動することが予想される。
トラフィックスケジューリングのために分散スケジューリング技法を採用した場合、スケジューリング決定を行う個々のデバイスが、同じリソースを使用しようと競合している他のデバイスの現在のニーズを状況に応じて認識することが有益であることがある。上記に鑑みて、同じエアリンクトラフィックリソースを使用しようと競合している、近傍にある通信デバイス間での負荷関連情報の交換をサポートする新規の方法および装置が必要である。エアリンクリソースを制御シグナリングのために利用すると、それらのエアリンクリソースがトラフィックシグナリングのために利用できなくなる傾向があるので、そのような方法および装置が、オーバーヘッドを最小限に抑える傾向をもつように制御シグナリングを効率的に構成すれば有利であろう。
ワイヤレス通信システム中のエアリンクリソース、たとえば、トラフィックセグメントのスケジューリングに関係する方法および装置について説明する。説明する様々な方法および装置は、トラフィックスケジューリングが分散しているワイヤレスピアツーピアネットワーク、たとえば、アドホックピアツーピアネットワークに好適である。いくつかの実施形態では、トラフィック信号を通信することを望むピアツーピア接続に対応する個々のワイヤレス端末が、トラフィックスロットごとに送信機譲歩決定(transmitter yielding decisions)および/または受信機譲歩決定(receiver yielding decisions)を行う。システムにおける状態および/または必要に応答して送信機譲歩決定を意図的にスキューするために、負荷情報が使用される。
意図された送信機負荷関連情報および/または意図された受信機負荷関連情報に基づいて、リンク負荷重み値が生成される。様々な実施形態の1つの特徴は、スケジューリングシグナリングの一部としての、ワイヤレス通信デバイス間でのトラフィック要求パラメータおよび/またはリンク負荷重み値の通信を含む。いくつかの実施形態では、トラフィック送信要求信号が、リンク負荷重み値、またはリンク負荷重み値を導出するために使用される1つまたは複数のトラフィック要求パラメータを搬送する。いくつかの実施形態では、トラフィック送信要求応答信号がリンク負荷重み値を含む。リンク負荷重み値をトラフィック送信要求応答信号中に含めることにより、要求応答信号の送信機に対する様々なチャネル状態を有することがある複数の異なるデバイスによるリンク負荷重み値の復元が可能になる。それらの異なるデバイスは、トラフィックセグメントにおけるトラフィックシグナリングに関する送信機譲歩決定を行う際に、復元されたリンク負荷重み値を利用し、送信機譲歩決定において負荷情報を考慮に入れることから利益を得ることができる。
いくつかの実施形態では、送信機譲歩決定の一部として、1つまたは複数のリンク負荷重み値とチャネル状態測定情報とに基づいて、流出(spillage)値、重み付けSINR、および干渉コスト推定値のうちの1つまたは複数を計算する。
いくつかの実施形態によれば、第1の通信デバイスを動作させる例示的な方法が、第2の通信デバイスから送信要求を受信することと、リンク負荷重み値を生成することと、第2の通信デバイスからの送信要求に応答して、前記リンク負荷重み値を含む送信要求応答を送信することとを備える。いくつかの実施形態によれば、例示的な第1の通信デバイスが、第2の通信デバイスから送信要求を受信することと、リンク負荷重み値を生成することと、第2の通信デバイスからの送信要求に応答して、前記リンク負荷重み値を含む送信要求応答を送信することとを行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備える。
いくつかの実施形態によれば、第1の通信デバイスを動作させる例示的な方法が、前記第1の通信デバイスからの送信要求に応答する第2の通信デバイスから要求応答を受信することと、第3の通信デバイスから第1のリンク負荷重み値を受信することと、第3の通信デバイスから受信したリンク負荷重み値に基づいて送信機譲歩決定を行うこととを備える。いくつかの実施形態によれば、例示的な第1の通信デバイスが、前記第1の通信デバイスからの送信要求に応答する第2の通信デバイスから要求応答を受信することと、第3の通信デバイスから第1のリンク負荷重み値を受信することと、第3の通信デバイスから受信した第1のリンク負荷重み値に基づいて送信機譲歩決定を行うこととを行うように構成された少なくとも1つのプロセッサを備える。
上記の概要で様々な実施形態について論じたが、必ずしも、すべての実施形態が同じ特徴を含むわけではなく、上述の特徴のいくつかは、いくつかの実施形態では、必要ではないが、望ましいことを諒解されたい。多数の追加の特徴、実施形態および様々な実施形態の利益について、以下の詳細な説明において論じる。
例示的な実施形態による例示的なピアツーピアネットワーク、たとえば、アドホック通信ネットワークの図。 例示的な実施形態による、第1の通信デバイス、たとえば、ピアツーピアモバイルワイヤレス端末を動作させる例示的な方法のフローチャート。 例示的な実施形態による例示的なワイヤレス端末、たとえば、ピアツーピアモバイルノードの図。 図4A,図4Bの結合状態を示す図である。 第1の通信デバイス、たとえば、ピアツーピア通信システム中のピアツーピアモバイルワイヤレス端末を動作させる例示的な方法のフローチャート。 第1の通信デバイス、たとえば、ピアツーピア通信システム中のピアツーピアモバイルワイヤレス端末を動作させる例示的な方法のフローチャート。 例示的な実施形態による例示的なワイヤレス端末、たとえば、ピアツーピアモバイルノードの図。 例示的な実施形態による、ピアツーピア通信デバイスの動作の例示的な方法のフローチャート。 例示的な実施形態による、ピアツーピア通信デバイスを動作させる例示的な方法のフローチャート。 ピアツーピア接続を有する2つの例示的なピアツーピアワイヤレス端末と、ピアツーピアネットワーク中で使用される例示的な循環タイミングおよび周波数構造のトラフィックデータスロットにおいて交換される例示的なシグナリングとを示す図。 例示的な実施形態による、ピアツーピア通信デバイスの動作の例示的な方法のフローチャート。 例示的な実施形態による、ピアツーピア通信デバイスを動作させる例示的な方法のフローチャート。 ピアツーピア接続を有する2つの例示的なピアツーピアワイヤレス端末と、ピアツーピアネットワーク中で使用される例示的な循環タイミングおよび周波数構造のトラフィックデータスロットにおいて交換される例示的なシグナリングとを示す図。 リンク負荷重み値に基づく送信機譲歩判断において使用される例示的な流出計算を含む様々な実施形態の態様を示すために使用される図。 例示的な実施形態による例示的な第1の通信デバイスの図。 図13の通信デバイス中で使用できるモジュールのアセンブリを示す図。 例示的な実施形態による例示的な第1の通信デバイスの図。 図15の通信デバイス中で使用できるモジュールのアセンブリを示す図。
図1は、例示的な実施形態による例示的なピアツーピアネットワーク100、たとえば、アドホック通信ネットワークの図である。例示的なネットワークは、通信デバイス、たとえば、モバイルワイヤレス端末によるピアツーピアトラフィックシグナリングをサポートする。例示的なネットワーク100は、スロットごとにトラフィックエアリンクリソース、たとえば、セグメントの分散スケジューリングをサポートする。いくつかの実施形態では、スケジューリングは、同じトラフィックエアリンクリソースを使用しようと競合している異なる接続に対応する負荷情報に基づく。例示的なピアツーピアネットワーク100は、ピアツーピアトラフィックシグナリングをサポートする複数のワイヤレスデバイス(ピアツーピア通信デバイス1 102、ピアツーピア通信デバイス2 104、ピアツーピア通信デバイス3 106、ピアツーピア通信デバイス4 108、...、ピアツーピア通信デバイスN 110)を含む。いくつかの実施形態では、ネットワーク100は、基準信号送信機116、たとえば、ビーコン送信機を含む。通信ネットワーク100中のワイヤレスデバイス(102、104、106、108、...、110)は、互いに接続、たとえば、ピアツーピア接続を確立し、トラフィック送信要求信号、たとえば、リンク負荷重み値を搬送するトラフィック要求信号、またはリンク負荷重み値を導出するために使用される1つまたは複数のトラフィック要求パラメータを搬送するトラフィック要求信号を生成および送信し、トラフィック送信要求信号を受信および処理し、受信機譲歩決定を行い、トラフィック送信要求応答信号、たとえば、リンク負荷重み値を搬送する要求応答信号を生成および送信し、トラフィック送信要求応答信号を受信および処理し、送信機譲歩決定を行い、ピアツーピアトラフィック信号を受信し、ピアツーピアトラフィック信号を送信することができる。ネットワーク100中で使用される循環タイミング構造がある。いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイスによって、基準信号、たとえば、基準信号送信機116からのOFDMビーコン信号を使用して、タイミング構造に対して同期させる。代替的に、タイミング構造と同期させるために使用される信号を、別のデバイス、たとえば、GPS送信機、基地局、または別のピアツーピアデバイスから入手することができる。ネットワーク中で使用されるタイミング構造は、複数の個別トラフィックスロットを含む。
図2は、例示的な実施形態による、第1の通信デバイス、たとえば、ピアツーピアモバイルワイヤレス端末を動作させる例示的な方法のフローチャート200である。例示的な方法の動作はステップ202において開始し、ステップ202では、第1の通信デバイスが電源投入され、初期化され、1つまたは複数のピアツーピア接続、たとえば、第2の通信デバイスとの接続を確立する。動作はステップ202からステップ204に進む。動作は、ステップ202からステップ206およびステップ208のうちの1つまたは複数に、時々進むことができる。
ステップ204において、第1の通信デバイスは、前記第1の通信デバイスに向けられた第2の通信デバイスからの送信要求を受信する。動作はステップ204からステップ210に進む。ステップ210において、第1の通信デバイスは、ステップ204の受信した送信要求から少なくとも1つのパラメータを復元し、前記少なくとも1つのパラメータは、i)送信キュー長、ii)送信すべきトラフィックデータに対応するサービス品質要件、またはiii)第2の通信デバイスと前記第1のデバイスとの間の通信リンク上での通信の成功の確率についてのあらかじめ計算された指示のうちの少なくとも1つを含む。送信キュー長は、たとえば、送信要求に対応する送信キュー中のデータ量を示す情報である。サービス品質要件情報は、たとえば、データレート、待ち時間情報、および/またはトラフィックタイプを示す情報である。動作はステップ210からステップ214に進む。
ステップ206に戻ると、ステップ206において、第1の通信デバイスは、第2の通信デバイスからの送信要求が受信された送信要求間隔中に、第1の通信デバイスに向けられた1つまたは複数の追加の送信要求を受信する。次いでステップ212において、第1の通信デバイスは、第1の通信デバイスに向けられた、要求間隔中に受信した追加の送信要求の数を判断する。動作はステップ212からステップ214に進む。
ステップ208に戻ると、ステップ208において、第1の通信デバイスは、第2の通信デバイスからの送信要求が受信された要求間隔中に、第1の通信デバイス以外のデバイスに向けられた1つまたは複数の送信要求を受信する。動作はステップ208からステップ214に進む。
ステップ214において、第1の通信デバイスは、送信譲歩決定を行う際に使用すべき重みであるリンク負荷重み値を生成する。いくつかの実施形態では、ステップ214は、サブステップ216、218および220のうちの1つまたは複数を含む。サブステップ216において、第1の通信デバイスは、前記リンク負荷重み値を生成するために、ステップ210において復元された前記少なくとも1つのパラメータを少なくとも一部のローカル情報と組み合わせて使用する。ローカル情報は、たとえば、未使用および/または使用済み受信バッファ容量、デバイス表示容量、ならびに/あるいはデバイスと通信することを要求する他のデバイスに対応するリンクの判断された優先順位を含む。サブステップ218において、第1の通信デバイスは、第1の通信デバイスに向けられた追加の送信要求の判断された数に基づいてリンク負荷重み値を生成する。たとえば、受信した追加の送信要求のより大きい数に対して、より高いリンク負荷重み値が判断される。サブステップ220において、第1の通信デバイスは、第1の通信デバイスに向けられた受信した追加の送信要求において指示された送信キュー長および/またはサービス品質要件に基づいてリンク負荷重み値を生成する。たとえば、追加の送信要求によるより大きいキュー長に対してより高い生成リンク負荷値が生成される。別の例として、追加の送信要求によるより厳しいサービス品質要件からより高い生成リンク負荷値が生成される。そのような状況の下でより高いリンク負荷値を使用することによって、現在の送信要求にサービスする確率を増加させ、後続のデータ送信間隔中にサービスすべき第1の通信デバイスに向けられた追加の送信要求を通すことができる。動作はステップ214からステップ222に進む。
ステップ222において、第1の通信デバイスは、第2の通信デバイスから受信した送信要求に関して受信機(RX)譲歩決定を行う。動作はステップ222からステップ224に進む。ステップ222の決定が譲歩することである場合、動作はステップ224から接続ノードA232に進む。しかしながら、ステップ222の決定がRX譲歩しないことである場合、動作はステップ224からステップ226に進む。
ステップ226において、第1の通信デバイスは、生成されたリンク負荷重み値を含む送信要求応答信号を生成する。次いで、ステップ228において、第1の通信デバイスは、ステップ204の第2の通信デバイスからの送信要求に応答して、生成されたリンク負荷重み値を含む生成された送信要求応答を送信する。動作はステップ228からステップ230に進む。
ステップ230において、第1の通信デバイスは、受信した要求と送信した要求応答とに対応するトラフィックセグメントにおいて、第2の通信デバイスからのトラフィック信号を監視する。動作はステップ230から接続ノードA232に進む。動作は、接続ノードA232からステップ204、ステップ206、およびステップ208の入力に進み、そこで、別のデータ送信間隔、たとえば、タイミング構造における別のトラフィックスロットに対応する動作が実行される。
図3は、例示的な実施形態による、例示的なワイヤレス端末300、たとえば、ピアツーピアモバイルノードの図である。ワイヤレス端末300は、たとえば、図1のピアツーピア通信デバイスの1つである。例示的なワイヤレス端末300は、ワイヤレス受信機モジュール302と、ワイヤレス送信機モジュール304と、プロセッサ306と、ユーザ入出力デバイス308と、メモリ310とを含み、これらはバス312を介して互いに結合されており、バス312を介して、様々な要素は、データおよび情報を交換することができる。いくつかの実施形態では、ワイヤレス端末300はまた、同じくバス312に結合されているネットワークインターフェース307を含む。ネットワークインターフェース307は、含まれるとき、たとえば、バックホールネットワークを介して、ワイヤレス端末300をネットワークノードおよび/またはインターネットに結合する。メモリ310は、ルーチン318とデータ/情報320とを含む。
ユーザ入出力デバイス308は、たとえば、キーボード、キーパッド、マウス、スイッチ、マイクロホン、カメラ、ディスプレイ、スピーカなどを含む。ユーザ入出力デバイス308は、ワイヤレス端末300の操作者が、データ/情報を入力すること、出力データ/情報にアクセスすること、およびワイヤレス端末300の少なくともいくつかの機能を制御することを可能にする。プロセッサ306、たとえばCPUは、ルーチン318を実行し、メモリ310中のデータ/情報320を使用して、ワイヤレス端末300の動作を制御し、方法、たとえば、図2のフローチャート200の方法を実施する。
ワイヤレス受信機モジュール302、たとえば、OFDMおよび/またはCDMA受信機は、ワイヤレス端末300が他のワイヤレス通信デバイスから信号を受信するための受信アンテナ314に結合される。受信信号は、たとえば、接続確立信号、接続保守信号、リンク負荷重み値を導出するために使用されるパラメータを搬送する送信要求信号、およびトラフィックセグメント信号を含む。ワイヤレス受信機モジュール302は、ワイヤレス端末300が現在の接続を共有する第2のデバイスから送信要求信号を受信することができ、時々受信する。ワイヤレス受信機モジュール302は、第2のデバイスからの要求信号が受信された同じ要求間隔中に、ワイヤレス端末300がメンバーである他の接続に対応する追加の送信要求を受信することができ、時々受信する。ワイヤレス受信機モジュール302はまた、第2のデバイスからの要求が受信された同じ要求間隔中に、ワイヤレス端末300がメンバーではない接続に対応する送信要求を受信することができ、時々受信する。
ワイヤレス送信機モジュール304、たとえば、OFDMおよび/またはCDMA送信機は、ワイヤレス端末300が信号を他のワイヤレス通信デバイスに送信するための送信アンテナ316に結合される。送信信号は、たとえば、接続確立信号、接続保守信号、およびリンク負荷重み値を搬送する送信要求応答信号を含む。いくつかの実施形態では、受信機と送信機に同じアンテナが使用される。
ルーチン318は通信ルーチン322と制御ルーチン324とを含む。通信ルーチン322は、ワイヤレス端末300によって使用される様々な通信プロトコルを実装する。制御ルーチン324は、第1の送信要求検出モジュール326と、リンク負荷重み値生成モジュール328と、送信要求応答制御モジュール330と、送信要求情報復元モジュール332と、ローカル情報判断モジュール334と、追加の要求カウントモジュール336と、第2の送信要求検出モジュール338と、受信機譲歩モジュール340と、送信要求応答生成モジュール342と、トラフィックモジュール344とを含む。
データ/情報320は、タイミング/周波数構造情報346と、現在の接続情報348と、現在の接続に対応する検出された受信した送信要求350と、現在の接続の検出された要求のうちの1つまたは複数に対応する復元されたパラメータ(要求1から復元された(1つまたは複数の)パラメータ356、...、要求Mから復元された(1つまたは複数の)パラメータ358)と、他の接続に対応する検出された受信した送信要求360と、判断されたローカル情報362と、追加の要求の判断された数368と、受信機譲歩決定366と、生成リンク負荷重み値370と、生成送信要求応答信号372と、復元されたトラフィック信号374とを含む。現在の接続に対応する検出された受信した送信要求350は、ワイヤレス端末300がメンバーである1つまたは複数の接続に対応する同じスロットの検出された受信した送信要求(要求1 352、...、要求M354)を含む。タイミング/周波数構造情報346は、複数のトラフィック送信スロットに対応する情報(トラフィック送信スロット1の情報376、...、トラフィック送信スロットNの情報378)を含む。各トラフィック送信スロット情報は、たとえば、トラフィック送信要求エアリンクリソースおよびトラフィック送信要求応答エアリンクリソースなど、スケジューリングエアリンクリソースを識別する情報、トラフィックデータレート関連エアリンクリソースを識別する情報、ならびにトラフィックセグメントおよびトラフィック確認応答エアリンクリソースを識別する情報を含む。
第1の送信要求検出モジュール326は、ワイヤレス端末300の現在の接続に対応する受信した送信要求を検出する。たとえば、第1の送信要求検出モジュール326は、デバイス300が現在の接続を共有する第2のデバイスから受信した送信要求を検出する。第1の送信要求検出モジュール326は、第2のデバイスからの送信要求が受信された要求間隔中に、ワイヤレス端末300の他の接続に対応する送信要求を検出することができ、時々検出する。現在の接続に対応する検出された受信した送信要求350は、第1の送信要求検出モジュール326の出力である。
リンク負荷重み値生成モジュール328は、たとえば送信要求信号を前に送信したデバイスが、送信譲歩決定を行う際に使用すべきリンク負荷重み値を生成する。生成リンク負荷重み値370は、モジュール328の出力であり、送信要求応答生成モジュール342によって入力として使用され、生成送信要求応答信号372によって搬送される。
送信要求応答制御モジュール330は、デバイス300が現在の接続を共有するデバイス、たとえば、第2のデバイスから受信した送信要求に応答して、生成リンク負荷重み値を含む送信要求応答信号を送信するように、ワイヤレス送信機モジュール304を制御する。たとえば、第2のデバイスから受信した送信要求、たとえば、要求1 352に対応して、受信機譲歩モジュール340は譲歩しないことを決定し、次いで送信要求応答制御モジュール330は、生成送信要求応答信号372、たとえば、受信した要求352に対する肯定応答を意味するRXエコー信号を送信するように、ワイヤレス送信機モジュール304を制御し、生成送信要求応答信号372は生成リンク負荷重み値370を搬送する。いくつかの実施形態では、送信要求応答制御モジュール330は、受信機譲歩モジュール340の決定がその要求に関して譲歩することであったとき、その接続に関連する受信した送信要求に応答して、その接続に関連する要求応答エアリンクリソース上で要求応答信号を送信することを控えるように、ワイヤレス送信機モジュール304を制御する。
送信要求情報復元モジュール332は、受信した送信要求から少なくとも1つのパラメータを復元し、前記少なくとも1つのパラメータは、i)送信キュー長、ii)送信すべきトラフィックデータに対応するサービス品質要件、およびiii)要求を送信したデバイスと、要求が向けられたデバイスとの間の通信リンク上での通信の成功の確率についてのあらかじめ計算された指示のうちの1つである。送信キュー長は、たとえば、送信要求に対応する送信キュー中のデータ量を示すパラメータである。サービス品質パラメータは、たとえば、データレート、待ち時間、およびトラフィックタイプのうちの少なくとも1つを示すパラメータである。要求1から復元された(1つまたは複数の)パラメータ356は、送信要求情報復元モジュール332によって要求1 352から復元された(1つまたは複数の)パラメータを示し、要求Mから復元された(1つまたは複数の)パラメータ358は、モジュール332によって要求M354から復元された(1つまたは複数の)パラメータを示す。復元されたパラメータ356および/または358は、リンク負荷重み値生成モジュール328によって入力として利用される。
ローカル情報判断モジュール334はローカル情報を判断する。ローカル情報は、たとえば、未使用および/または使用済み受信バッファ容量、デバイス表示能力、ならびにワイヤレス端末300と通信することを要求する他のデバイスに対応するリンクの判断された優先順位を含む。判断されたローカル情報は、ローカル情報判断モジュール334の出力であり、リンク負荷重み値生成モジュール328への入力として使用される。いくつかの実施形態では、リンク負荷重み値生成モジュール328は、少なくとも1つの復元されたパラメータを少なくとも一部のローカル情報と組み合わせて、たとえば、要求1からの復元されたパラメータ356と判断されたローカル情報362とを使用して、リンク負荷重み値を生成する。このようにして、生成リンク負荷重み値は、送信デバイス入力と受信デバイス入力の両方に基づく。
追加の要求カウントモジュール336は、ワイヤレス端末300に向けられた同じ要求間隔中に受信した追加の送信要求の数を判断する。たとえば、トラフィックスロットの要求間隔中に、ワイヤレス端末300は、ワイヤレス端末300の第1の接続に対応する第2のデバイスから送信要求を受信し、また、ワイヤレス端末300の1つまたは複数の追加の接続に対応する送信要求を受信し、ここで、第1の接続が最高優先順位を有する。追加の要求カウントモジュール336は、同じ要求間隔の間、ワイヤレス端末300に向けられた追加の受信した要求の数をカウントし、追加の要求の判断された数368を得る。追加の要求の判断された数368は、リンク負荷重み生成モジュール328によって入力として使用される。いくつかの実施形態では、リンク負荷重み値生成モジュール328は、追加の送信要求の判断された数に基づいてリンク負荷重み値を生成する。一実施形態では、他の入力条件が一定のままであると仮定すれば、リンク負荷重み値生成モジュール328は、受信した追加の送信要求のより多い数に対してより高いリンク負荷重み値を生成する。
いくつかの実施形態では、リンク負荷重み値生成モジュール328は、受信した追加の送信要求において指示された送信キュー長およびサービス品質要件に基づいてリンク負荷重み値を生成する。いくつかの実施形態では、他の入力条件が一定であると仮定すれば、追加の送信要求によるより大きいキュー長に対してより高いリンク負荷重み値が生成される。いくつかの実施形態では、他の入力条件が一定であると仮定すれば、追加の送信要求によるより厳しいサービス品質要件に対してより高いリンク負荷重み値が生成される。いくつかの実施形態では、他の入力条件が一定であると仮定すれば、追加の送信要求によるより大きいキュー長およびより厳しいサービス品質要件に対してより高いリンク負荷重み値が生成される。いくつかの実施形態では、ワイヤレス端末300に向けられた同じ要求間隔中に受信した追加の要求は集合として扱われ、受信した追加の要求の各々に対応するキュー長情報とサービス品質要件とがリンク負荷重み値生成モジュール328によって使用される。いくつかの実施形態では、他の入力が一定のままであると仮定すれば、リンク負荷重み値生成モジュール328は、追加の1つまたは複数の送信要求によって通信されたより大きいキュー長およびより厳しいサービス品質に対してより高い生成リンク負荷重み値を生成する。要求応答におけるリンク負荷重み値を増加させることによって、現在の対応する送信要求にサービスする確率を増加させることができ、時々増加させる。したがって、後続のデータ送信間隔中に追加の送信要求を通すことができる。
第2の送信要求検出モジュール338は、ワイヤレス端末300がメンバーではない接続に対応する受信した送信要求を検出する。他の接続に対応する検出された受信した送信要求360は、モジュール338の出力である。
受信機譲歩モジュール340は、現在の接続に対応する受信した送信要求と、ワイヤレス端末300がメンバーではない他の接続に対応する受信したより高い優先順位の送信要求とに基づいて、現在の接続に対して受信機譲歩決定を行う。たとえば、受信機譲歩モジュール340は、受信した要求に対応する優先順位情報と、受信した要求に対応する受信電力レベル情報とに基づいて、受信機譲歩決定を行う。たとえば、受信機譲歩モジュール340は、意図されたトラフィック送信を続行することを許す場合、推定されたSINRに基づいてトラフィック送信セグメントを譲歩すべきか否かの決定を行う。受信機譲歩決定366は、モジュール340の出力であり、送信要求応答制御モジュール330および/または送信要求応答生成モジュール342によって入力として使用される。
ワイヤレス端末300が受信した送信要求に関して譲歩しないことを決定したとき、送信要求応答生成モジュール342は、ワイヤレス端末300に向けられたその要求に対応する要求応答信号、たとえば、信号372を生成する。送信要求応答生成モジュール342は、生成送信要求応答信号中に生成リンク負荷重み値を含める。いくつかの実施形態では、リンク負荷重み値は、OFDM変調シンボル上の位相によって通信される。いくつかの実施形態では、リンク負荷重み値は、OFDM変調シンボル上の位相および振幅によって通信される。
トラフィックモジュール344は、送信された生成送信要求応答信号に対応するトラフィックセグメント上のワイヤレス端末300に向けられた受信したトラフィック信号を処理する。復元されたトラフィック信号374はトラフィックモジュール344の出力である。復元されたトラフィック信号は、たとえば、画像データ、オーディオデータ、および/または他のファイルデータを搬送するピアツーピアトラフィック信号である。
図4Aと図4Bの組合せからなる図4は、第1の通信デバイス、たとえば、ピアツーピア通信システム中のピアツーピアモバイルワイヤレス端末を動作させる例示的な方法のフローチャート400である。例示的な方法の動作はステップ402において開始し、ステップ402では、第1の通信デバイスが電源投入され、第2の通信デバイスとのピアツーピア接続を確立する。動作は開始ステップ402からステップ404に進む。
ステップ404において、通信デバイスは、第2の通信デバイスに送信するデータを有するか否かを判断する。第1の通信デバイスが第2の通信デバイスに送信するデータを有すると判断した場合、特定の実装された実施形態に応じて、動作はステップ404からステップ406またはステップ408に進む。第1の通信デバイスが第2の通信デバイスに送信するトラフィックデータを有しないと判断した場合、動作は、ステップ404の出力から接続ノードB468を介して、後続のデータスロットのために行われる判断のためのステップ404の入力に進む。
ピアツーピア通信システムがステップ406およびステップ410の代替A実装形態を利用していると考える。ステップ406において、第1の通信デバイスは、i)送信キュー長、ii)送信すべきトラフィックデータに対応するQoS要件、またはiii)第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間の通信リンク上での通信の成功の確率についてのあらかじめ計算された指示のうちの少なくとも1つに基づいて、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間の接続に対応するリンク負荷重み値を生成する。送信キュー長は、たとえば、送信要求に対応する送信キュー中のデータ量を示す情報である。QoS要件の例は、データレート、待ち時間、およびトラフィックタイプであり、それらは単独であることも、または組合せであることも考えられる。次いでステップ410において、第1の通信デバイスは、ステップ406からの生成されたリンク負荷重み値を含む送信要求を生成する。動作はステップ410からステップ412に進む。
次に代替的に、ピアツーピア通信システムがステップ408の代替B実装形態を利用していると考える。ステップ408において、第1の通信デバイスは、i)送信キュー長、ii)送信すべきデータに対応するサービス品質(QoS)要件、またはiii)第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間の通信リンク上での通信の成功の確率についてのあらかじめ計算された指示のうちの少なくとも1つを示すパラメータを含む送信要求を生成する。送信キュー長は、たとえば、送信要求に対応する送信キュー中のデータ量を示す情報である。QoS要件の例は、データレート、待ち時間、およびトラフィックタイプであり、それらは単独であることも、または組合せであることも考えられる。動作はステップ408からステップ412に進む。
ステップ412において、第1の通信デバイスは、生成された送信要求を第2の通信デバイスに送信する。次いでステップ414において、第1の通信デバイスは、デバイスからの、リンク負荷重み値を含む送信要求応答信号を監視する。ステップ414は、サブステップ416とサブステップ418とを含み、サブステップ420を含むことがある。サブステップ416において、第1の通信デバイスは、ステップ412の第1の通信デバイスから送信された送信要求に応答する第2の通信デバイスから要求応答を受信する。サブステップ416は、第1の通信デバイスが第2の通信デバイスからリンク負荷重み値を受信するサブステップ417を含む。ステップ418において、第1の通信デバイスは、第3のデバイスから要求応答を受信する。サブステップ418は、第1の通信デバイスが第3の通信デバイスからリンク負荷重み値を受信するサブステップ419を含む。ステップ420において、第1の通信デバイスは、第Nの通信デバイスから要求応答を受信する。サブステップ420は、第1の通信デバイスが第Nの通信デバイスからリンク負荷重み値を受信するサブステップ421を含む。動作はステップ414からステップ422に進む。
ステップ422において、第1の通信デバイスはリンク負荷重み値を復元する。ステップ422は、サブステップ426を含み、サブステップ424およびサブステップ428のうちの1つまたは複数を含むことができる。サブステップ426において、第1の通信デバイスは、第3の通信デバイスから受信した要求応答からリンク負荷重み値を復元する。いくつかの実施形態では、実装は、ステップ416の受信した要求中で通信されたリンク負荷重み値が、対応する送信要求中で通信されたステップ406の生成されたリンク負荷重み値のエコーとなるような実装形態である。いくつかのそのような実施形態では、第1の通信デバイスはステップ406においてリンク負荷重み値を生成し、生成されたリンク負荷重み値を記憶し、その記憶された値が利用可能であるので、サブステップ404を実行する必要はない。第1の通信デバイスがステップ406においてリンク負荷値を生成し、送信要求中で生成されたリンク負荷重み値を送信するいくつかの他の実施形態では、送信要求の対象の受信機は、たとえば、ローカル情報に基づいてリンク負荷重み値を変更することができ、時々変更する。そのような実施形態では、サブステップ424は実行される。ステップ408が実行される実施形態では、リンク負荷重み値が対象の受信機デバイスによって生成されるので、サブステップ424は実行される。
ステップ414のサブステップ420が実行されるとき、ステップ422のサブステップ428は実行される。サブステップ428において、第1の通信デバイスは、第Nの通信デバイスから受信した要求応答からリンク負荷重み値を復元する。動作は、ステップ422から接続ノードA430を介してステップ432に進む。
ステップ432において、第1の通信デバイスは、第3の通信デバイスから受信したリンク負荷重み値に基づいて送信機譲歩決定を行う。2つの代替送信機譲歩手法を示す。ブロック434は、複数の接続に対応する情報の合計に基づいて干渉コスト推定値を生成し、単一の推定値をしきい値と比較する第1の代替送信機譲歩手法を表す。ブロック436は、1つまたは複数の個別干渉コスト推定値を判断し、個別コスト推定値をしきい値と比較する第2の代替送信機譲歩手法を表す。
ブロック434は、ステップ438、442、444、446および448を含む。ステップ438において、第1の通信デバイスは、第3の通信デバイスからのリンク負荷重み値と、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間の接続に対応するリンク負荷重み値とに基づいて干渉コスト推定値を生成する。いくつかの実施形態では、干渉コスト推定値を生成することは、第3の通信デバイスから受信したリンク負荷重み値と、第3の通信デバイスと第1の通信デバイスとの間のチャネルの測定値から生成されたチャネル測定値とに基づいて流出値を計算することを含む。いくつかの実施形態では、ステップ438は、第1の通信デバイスが、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間のリンク以外の他のリンク、たとえば、他のより高い優先順位のリンクに基づいて、干渉コスト推定値を生成するサブステップ440を含む。いくつかのそのような実施形態では、干渉コスト推定値を生成することは、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間のリンクよりも高い優先順位のリンクに対応する流出合計を生成することを含む。いくつかの実施形態では、干渉コスト推定値を生成することは、要求応答が検出された、第1のデバイスが参加しない接続を含む、他のリンクのセットに対応する流出合計を生成することを含む。たとえば、他のリンクのセットは、最小レベルを上回る要求応答信号が検出された、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間のリンク以外のリンクのセットである。動作はステップ434からステップ442に進む。ステップ442において、第1の通信デバイスは、ステップ438の生成された干渉コスト推定値を送信機譲歩しきい値と比較する。しきい値に対する様々な手法が可能であり、異なる代替実施形態において異なる手法が使用される。いくつかの実施形態では、しきい値に対して固定値が使用される。いくつかの実施形態では、経験された平均データレートの履歴データに基づいてしきい値が設定される。様々な実施形態では、遅延情報に基づいてしきい値が設定され、たとえば、平均スケジューリング遅延に基づいてしきい値が設定される。いくつかの実施形態では、しきい値は、複数の代替固定値の間で変化し、たとえば、2つの固定値の間で巡回的に変化する。
次いでステップ444において、ステップ442の比較により、ステップ438の生成された干渉コスト推定値がしきい値を下回ると判断された場合、動作はステップ444からステップ446に進み、ステップ446では、第1の通信デバイスが送信機譲歩しないことを決定する。しかしながら、ステップ442の比較により、生成された干渉推定値がしきい値を下回らないと判断された場合、動作はステップ444からステップ448に進み、ステップ448では、第1の通信デバイスは送信機譲歩することを決定する。
ブロック436に戻ると、ブロック436は、ステップ450、454、456、458および460を含む。ステップ450において、第1の通信デバイスは、第3の通信デバイスから受信したリンク負荷重み値と、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間の接続に対応するリンク負荷重み値とに基づいて干渉コスト推定値を生成する。ブロック436は、ステップ452を含むことができ、時々含む。ステップ452において、第1の通信デバイスは、各々、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間のリンクよりも高い優先順位のリンクに対応する受信したリンク負荷重み値と、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間のリンクに対応するリンク負荷重み値とに基づく、1つまたは複数の追加の干渉コスト推定値を生成する。ブロック436のこの代替TX譲歩手法では、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間のリンクよりも高い優先順位の各リンクに対応する個別干渉コスト推定値が判断される。いくつかのそのような実施形態では、個別干渉コスト推定値を生成することは、検討中の他のより高い優先順位のリンクの通信デバイスから受信したリンク負荷重み値と、リンク負荷重み値を送信した他のより高い優先順位のリンクのデバイスと第1の通信デバイスとの間のチャネルの測定値から生成されたチャネル測定値とを使用して個別流出値を計算することを含む。
動作はステップ450およびステップ452からステップ454に進む。ステップ454において、第1の通信デバイスは、生成された干渉コスト推定値の各々を送信機譲歩しきい値と比較する。しきい値に対する様々な手法が可能であり、異なる代替実施形態において異なる手法が使用される。いくつかの実施形態では、しきい値に対して固定値が使用される。いくつかの実施形態では、経験された平均データレートの履歴データに基づいてしきい値が設定される。様々な実施形態では、遅延情報に基づいてしきい値が設定され、たとえば、平均スケジューリング遅延に基づいてしきい値が設定される。いくつかの実施形態では、しきい値は、複数の代替固定値の間で変化し、たとえば、2つの固定値の間で巡回的に変化する。いくつかの実施形態では、異なるリンクに対して異なるしきい値が使用される。
次いでステップ456において、推定値のいずれかが譲歩しきい値を上回る場合、動作はステップ456からステップ458に進み、ステップ458では、第1の通信デバイスは送信機譲歩することを決定する。しかしながら、干渉コスト推定値のいずれもしきい値を上回らない場合、動作はステップ456からステップ460に進み、ステップ460では、第1の通信デバイスは送信機譲歩しないことを決定する。
動作はステップ432からステップ462に進む。ステップ462において、第1の通信デバイスは、ステップ432の送信機譲歩決定に基づいて進む。決定がTX譲歩しないことである場合、動作はステップ462からステップ464に進み、第1の通信デバイスは、ステップ412の送信した要求およびサブステップ416の受信した要求応答に関連するトラフィック間隔中にトラフィックデータを第2の通信デバイスに送信する。しかしながら、ステップ432の決定がTX譲歩することである場合、動作はステップ462からステップ466に進み、ステップ466では、第1の通信デバイスは、ステップ412の送信した要求に関連するトラフィック間隔中にトラフィックデータを第2の通信デバイスに送信することを控える。動作はステップ464またはステップ466から接続ノードB468を介してステップ404に進み、ステップ404では、第1の通信デバイスは、別のトラフィックスロットにおいて第2の通信デバイスに送信するデータを有するかどうかを判断する。
図5は、例示的な実施形態による、例示的なワイヤレス端末500、たとえば、ピアツーピアモバイルノードの図である。例示的なWT500は、たとえば、図1のピアツーピア通信デバイスの1つである。例示的なワイヤレス端末500は、ワイヤレス受信機モジュール502と、ワイヤレス送信機モジュール504と、プロセッサ506と、ユーザ入出力デバイス508と、メモリ510とを含み、これらはバス512を介して互いに結合されており、バス512を介して、様々な要素は、データおよび情報を交換することができる。いくつかの実施形態では、ワイヤレス端末500はまた、同じくバス512に結合されたネットワークインターフェース507を含み、ワイヤレス端末500は、ネットワークノードおよび/またはインターネットとの通信を容易にすることができるネットワークインターフェース507を介してバックホールに結合できる。ユーザ入出力デバイス508は、たとえば、キーボード、キーパッド、マウス、マイクロホン、カメラ、スイッチ、ディスプレイ、スピーカなどを含む。ユーザ入出力デバイス508は、ワイヤレス端末500の操作部が、データ/情報を入力すること、出力データ/情報にアクセスすること、およびワイヤレス端末500の少なくともいくつかの機能を制御することを可能にする。
メモリ510は、ルーチン518とデータ/情報520とを含む。プロセッサ506、たとえばCPUは、ルーチン518を実行し、メモリ510中のデータ/情報520を使用して、ワイヤレス端末500の動作を制御し、方法、たとえば、図4のフローチャート400の方法を実施する。
ワイヤレス受信機モジュール502、たとえば、OFDMおよび/またはCDMA受信機は、ワイヤレス端末500が他のワイヤレスデバイスから信号を受信するための受信アンテナ514に結合される。受信信号は、たとえば、タイミング同期信号、接続確立信号、接続保守信号、および送信要求応答信号を含む。送信要求応答信号はリンク負荷重み値を搬送する。いくつかの他の実施形態では、送信要求応答がリンク負荷重み値と異なる信号において通信されるが、受信機モジュール502は両方の信号を受信する。したがって、ワイヤレス受信機モジュール502は、要求応答とリンク負荷重み値とを搬送する信号を受信する。
ワイヤレス送信機モジュール504、たとえば、OFDMおよび/またはCDMA送信機は、ワイヤレス端末500が信号を他のワイヤレスデバイスに送信するための送信アンテナ516に結合される。送信信号は、たとえば、接続確立信号、接続保守信号、送信要求信号、およびピアツーピアトラフィック信号を含む。いくつかの実施形態では、受信機と送信機に同じアンテナが使用される。
ルーチン518は通信ルーチン522と制御ルーチン524とを含む。通信ルーチン522は、ワイヤレス端末500によって使用される様々な通信プロトコルを実装する。制御ルーチン524は、要求応答検出モジュール528と、リンク負荷重み値復元モジュール530と、送信機譲歩モジュール532と、送信要求生成モジュール544と、優先順位モジュール546と、送信要求制御モジュール548と、トラフィックモジュール550とを含む。いくつかの実施形態では、制御ルーチン524はまたリンク負荷重み値生成モジュール526を含む。送信機譲歩モジュール532は、干渉コスト推定モジュール534と、しきい値比較サブモジュール542とを含む。干渉コスト推定モジュール534はチャネル測定サブモジュール536を含む。いくつかの実施形態、たとえば、図4のフローチャート400のブロック434の第1の代替TX譲歩手法を実施する一実施形態では、干渉コスト推定モジュール534は、合計ベース流出判断サブモジュール538を含む。いくつかの実施形態、たとえば、図4のフローチャート400のブロック436の第2の代替TX譲歩手法を実施する一実施形態では、干渉コスト推定モジュール534は、個別ベース流出判断サブモジュール540を含む。
データ/情報520は、タイミング/周波数構造情報520と、送信キュー長情報558と、サービス品質(QoS)情報560と、通信確率情報562と、接続情報564と、生成送信要求568と、検出された受信した送信要求応答570と、復元されたリンク負荷重み値572と、チャネル測定情報574と、しきい値情報582と、比較結果情報584と、送信機(TX)譲歩決定586と、生成トラフィック信号588とを含む。いくつかの実施形態では、ワイヤレス端末500は、たとえば、送信要求信号生成の一部として、メンバーであるリンクに対応するリンク負荷重み値を生成する。そのような実施形態では、データ/情報520は、生成リンク負荷重み値566を含む。いくつかの実施形態、たとえば、図4のフローチャート400のブロック434の第1の代替TX譲歩手法を実施する一実施形態では、データ/情報520は、判断合計流出値576を含む。いくつかの実施形態、たとえば、図4のフローチャート400のブロック436の第2の代替TX譲歩手法を実施する一実施形態では、データ/情報520は、個別リンク判断流出値(第1の他のリンクのための判断流出値578、...、第Nの他のリンクのための判断流出値580)の1つまたは複数を含む。
タイミング周波数構造情報552は、循環ピアツーピアタイミング構造における複数のトラフィック送信スロットに対応する情報(トラフィックスロット1の情報554、...、トラフィックスロットNの情報556)を含む。トラフィック送信スロット1の情報554は、たとえば、送信要求を搬送するためのエアリンクリソースおよび要求応答信号を搬送するためのエアリンクリソースを含む、ピアツーピアトラフィックスケジューリングのために使用されるエアリンクリソースを識別する情報と、トラフィックセグメントのエアリンクリソースを識別する情報とを含む。接続情報564は、ワイヤレス端末500の現在の接続を識別する情報と、接続識別子に関連するタイミング/周波数構造におけるエアリンクリソース、たとえば、セグメント、たとえば、特定のトラフィック送信要求エアリンクリソース、およびワイヤレス端末500によって現在保持される接続識別子に関連する特定の送信要求応答エアリンクリソースを識別する情報とを含む。いくつかの実施形態では、特定の接続識別子に関連するリソースは、たとえば、ホッピングシーケンスに従って、タイミング/周波数構造におけるトラフィック送信スロットごとに変わる。
要求応答検出モジュール528は、ワイヤレス端末500からの送信要求に応答する第2のデバイスから受信した要求応答を含む、受信した要求応答信号を検出する。
リンク負荷重み値復元モジュール530は、第3の通信デバイスからの受信信号からのリンク負荷重み値を含む受信信号から、リンク負荷重み値を復元する。いくつかの実施形態では、リンク負荷重み値は要求応答信号中で通信される。いくつかの実施形態では、第3の通信デバイスからのリンク負荷重み値は、たとえば、デバイス500がメンバーではないリンクに対応する送信要求応答において受信される。いくつかの実施形態、たとえば、リンク負荷重み値生成モジュール526を使用しない一実施形態では、リンク負荷重み値復元モジュール530はまた、デバイス500がメンバーである接続に対応する第2のデバイスからのリンク負荷重み値を復元する。リンク負荷重み値生成モジュール526が使用されるいくつかの実施形態では、受信した送信要求への要求応答を生成するデバイスは、たとえば、ローカル情報に基づいて、受信したリンク負荷重み値を変更し、変更されたリンク負荷重み値を要求応答信号中で通信する機会を有する。そのような一実施形態では、リンク負荷重み値復元モジュール530はまた、デバイス500がメンバーである接続に対応する第2のデバイスからのリンク負荷重み値を復元する。復元されたリンク負荷重み値572は、干渉コスト推定モジュール534、合計ベース流出判断サブモジュール538、および/または個別リンクベース流出判断サブモジュール540によって入力として使用される、復元モジュール530によって得られた情報を含む。
送信機譲歩モジュール532は、第3の通信デバイスから受信したリンク負荷重み値に基づいて送信機譲歩決定を行う。送信機譲歩決定586は、送信機譲歩モジュール532の出力であり、トラフィックモジュール550への入力として使用される。送信機譲歩を実行する決定は、そのトラフィックスロットにおいて意図されたトラフィック送信を続行しない決定であり、送信機譲歩を実行しない決定は、そのトラフィックスロットにおいて意図されたトラフィック送信を続行する決定である。
リンク負荷重み値生成モジュール526は、i)送信キュー長、ii)送信要求に対応するサービス品質要件、およびiii)第2のデバイスとワイヤレス端末500との間の通信リンク上での通信の成功の確率についてのあらかじめ計算された指示のうちの少なくとも1つからリンク負荷重み値を生成する。リンク負荷重み値生成モジュール526を使用する実施形態において、送信キュー長情報558、たとえば、送信要求に対応するワイヤレス端末500の送信キュー中のデータ量を示す情報、QoS情報560、たとえば、データレート、待ち時間情報、および/またはトラフィックタイプを示す情報、ならびに通信確率情報562、たとえば、ワイヤレス端末500と第2の通信デバイスとの間の通信リンク上での通信の成功のあらかじめ計算された確率を示す情報は、リンク負荷重み値生成モジュール526への入力である。生成リンク負荷重み値566は、リンク負荷重み値生成モジュール526を使用する実施形態では、リンク負荷重み値生成モジュール526の出力および送信要求生成モジュール544への入力である。リンク負荷重み値生成モジュール526を使用しない代替実施形態では、送信キュー長558、QoS情報560および通信確率情報562は送信要求生成モジュール544への入力である。
送信要求生成モジュール544は、送信要求、たとえば、生成送信要求568を生成する。いくつかの実施形態、たとえば、リンク負荷重み値生成モジュール526を使用する実施形態では、送信要求生成モジュール544は、生成リンク負荷重み値、たとえば、値566を含む送信要求を生成する。いくつかの実施形態、たとえば、リンク負荷重み値生成モジュール526を含まない実施形態では、生成送信要求は、リンク負荷重み値を生成するための、別のデバイス、たとえば送信要求の意図された受信機によって使用されることを意図するパラメータを含む。いくつかのそのような実施形態では、送信要求生成モジュール544は、送信キュー長情報558、QoS情報560、および通信確率情報562の1つまたは複数を示す1つまたは複数のパラメータを含む送信要求を生成する。生成送信要求568はモジュール544の出力および送信要求制御モジュール548への入力である。
送信要求制御モジュール548は、たとえば、ワイヤレス端末500と第2のデバイスとの間の接続に関連するエアリンクリソースを使用して、生成送信要求を第2のデバイスに送信するように、ワイヤレス送信機モジュール504を制御する。
干渉コスト推定モジュール534は、第3の通信デバイスから受信したリンク負荷重み値と、ワイヤレス端末500と第2の通信デバイスとの間の接続に対応するリンク負荷重み値とに基づいて干渉コスト推定値を生成する。いくつかの実施形態では、干渉コスト推定値は1つまたは複数の流出判断に基づく。いくつかの実施形態では、干渉コスト推定値は、測定されたチャネル状態情報、たとえば、(i)ワイヤレス端末500の現在の接続に対応する第2のデバイスとワイヤレス端末500との間の測定されたチャネル、および(ii)ワイヤレス端末500がメンバーではない、2つのデバイス間のより高い優先順位のリンクの受信した検出された送信要求応答に対応する、第3のデバイスとワイヤレス端末500との間の測定されたチャネルに基づく。
しきい値比較サブモジュール542は、干渉コスト推定値534をしきい値情報582中のしきい値限界と比較する。いくつかの実施形態、たとえば、合計ベース流出手法を使用する一実施形態では、しきい値比較サブモジュール542は、送信機譲歩決定を判断するために使用される単一の比較を行う。いくつかの他の実施形態、たとえば、個別リンクベース流出判断手法を使用する一実施形態では、しきい値比較サブモジュール542は、1回または複数回比較を行い、干渉影響が考慮されるリンクごとに、たとえば、所定レベルを上回る要求応答が検出されたより高い優先順位のリンクごとに1回比較を行う。比較結果584は、しきい値比較サブモジュール542の出力であり、送信機譲歩モジュール532によって譲歩決定を行う際に使用される。
しきい値に対する様々な手法が可能であり、異なる代替実施形態において異なる手法が使用される。いくつかの実施形態では、しきい値に対して固定値が使用される。いくつかの実施形態では、経験された平均データレートの履歴データに基づいてしきい値が設定される。様々な実施形態では、遅延情報に基づいてしきい値が設定され、たとえば、平均スケジューリング遅延に基づいてしきい値が設定される。いくつかの実施形態では、しきい値は、複数の代替固定値の間で変化し、たとえば、2つの固定値の間で巡回的に変化する。
優先順位モジュール546は、トラフィック送信スロットのための異なる接続に関連する相対的優先順位を判断する。いくつかの実施形態では、特定の接続識別子に関連する優先順位は、ホッピング情報に基づいてトラフィック送信スロットごとに変わる。いくつかの実施形態では、ワイヤレス端末500のリンクよりも高い優先順位のリンクに対応する送信要求応答が、送信機譲歩決定を実行する際に使用され、それよりも低い優先順位のリンクは考慮されない。
送信機譲歩モジュール532の決定がTX譲歩しないことであるとき、トラフィックモジュール550は、ピアツーピアトラフィック信号を生成し、送信した送信要求および受信した対応する要求応答に関連するトラフィックスロットのトラフィックセグメント中で生成されたピアツーピアトラフィック信号を送信するように、ワイヤレス送信機モジュール504を制御する。生成トラフィック信号588、たとえば、画像データ、ボイスデータおよび/またはファイルデータなどのユーザデータを搬送する信号は、トラフィックモジュール550の出力である。
チャネル測定サブモジュール536は、デバイス500と他のデバイスとの間のチャネルを測定する。チャネル測定サブモジュール536は、ワイヤレス端末500と、ワイヤレス端末が現在の接続を共有し、ワイヤレス端末500が送信要求を送信した第2のデバイスとの間のチャネル利得を測定する。チャネル測定サブモジュール536はまた、ワイヤレス端末500と、ワイヤレス端末500によって検出された要求応答信号、たとえば、別のワイヤレス端末に向けられた要求応答信号を送信したデバイスとの間のチャネル利得を測定する。チャネル測定情報574は、チャネル測定サブモジュール536の出力であり、合計ベース流出判断サブモジュール538と、個別リンクベース流出判断サブモジュール540とによって入力として使用される。
合計ベース流出判断サブモジュール538は、第3のデバイスから受信したリンク負荷重み値と、第3のデバイスとワイヤレス端末500との間のチャネルの測定値から生成されたチャネル測定値とに基づいて流出値を判断する。いくつかの実施形態では、合計ベース流出判断サブモジュール538は、第1のデバイスが参加していない接続を含む、要求応答が検出された他のリンク、たとえば、同じトラフィック送信スロットについて要求応答が検出された他のリンクのセットの各々に対応する流出合計値を生成する。たとえば、合計流出値は、複数のリンク負荷重み値と複数のチャネル測定値とに基づく。いくつかの実施形態では、合計ベース流出判断サブモジュール538は、ワイヤレス端末500と第2の通信デバイスとの間のリンクよりも高い優先順位のリンクに対応する流出合計を生成し、たとえば、それよりも低い優先順位のリンクは流出合計判断において考慮されない。一実施形態では、干渉コスト推定値は、流出合計値を、ワイヤレス端末500と第2の通信デバイスとの間のリンクに対応するリンク負荷重み値で除算した値である。判断合計流出値576は、合計ベース流出判断サブモジュール538の出力であり、しきい値比較サブモジュール542への入力である。
個別リンクベース流出判断サブモジュール540は、ワイヤレス端末500がメンバーではないリンクに対応する1つまたは複数の受信した要求応答信号の各々に対応する個別流出判断を判断する。たとえば、個別リンクベース流出判断サブモジュール538は、第3のデバイスから受信したリンク負荷重み値と、第3のデバイスとワイヤレス端末500との間のチャネルの測定値から生成されたチャネル測定値とに基づいて第1の流出値を判断し、個別リンクベース流出判断サブモジュール538は、第4のデバイスから受信したリンク負荷重み値と、第4のデバイスとワイヤレス端末500との間のチャネルの測定値から生成されたチャネル測定値とに基づいて第2の流出値を判断する。一実施形態では、干渉コスト推定値は、個別リンクベース流出値を、ワイヤレス端末500と第2の通信デバイスとの間のリンクに対応するリンク負荷重み値で除算した値である。第1の他のリンクのための判断流出値578は、個別リンクベース流出判断サブモジュール540の出力であり、しきい値比較サブモジュール542への入力である。同様に、第Nの他のリンクのための判断流出値580は、個別リンクベース流出判断サブモジュール540の出力であり、しきい値比較サブモジュール542への入力である。
図6は、例示的な実施形態による、ピアツーピア通信デバイスの動作の例示的な方法のフローチャート600である。動作はステップ602で開始し、通信デバイスが電源投入され、初期化される。ステップ602において、ピアツーピア通信デバイスは、本方法を実装するピアツーピア通信デバイスと別のピアツーピア通信デバイスとの間にある第1のリンクに対応する前記別のピアツーピア通信デバイスとの接続を確立する。
動作はステップ602からステップ604に進む。ステップ604において、ピアツーピア通信デバイスは、第1のリンクのためのリンク負荷重み値、たとえば、第1のリンク負荷値L[t]630を計算する。様々な実施形態では、リンク負荷重み値は、i)たとえば、送信要求に対応する送信キュー中のデータ量を示す送信キュー長、ii)送信すべきトラフィックデータに対応するサービス品質要件、たとえば、データレート、待ち時間、トラフィック、トラフィックタイプなど、およびiii)ピアツーピア通信デバイスとトラフィック送信要求が向けられたデバイスとの間の通信リンク上での通信の成功の確率についてのあらかじめ計算された指示のうちの少なくとも1つから生成される。次いでステップ606において、ピアツーピア通信デバイスは、計算されたリンク負荷重み値を含むトラフィック送信要求を生成する。動作は、ステップ606からステップ607に進み、通信デバイスが、計算されたリンク負荷重み値を搬送する生成されたトラフィック送信要求を送信する。一実施形態では、計算されたリンク負荷値はビットとして表され、そのビットはトラフィック送信要求信号の位相情報によって搬送される。
代替実施形態では、計算されたリンク負荷重み値とトラフィック送信要求を搬送するために、異なる信号が生成され、それらの生成された信号が送信される。
動作はステップ607からステップ608およびステップ610に進む。ステップ608において、通信デバイスは、第1のリンクに対応する現在のトラフィックスロットにおいてトラフィック信号を送信することを要求する、前に送信したトラフィック送信要求に対応するトラフィック送信要求応答信号を監視する。時々、サブステップ612が実行され、通信デバイスが、第1のリンクのための送信したトラフィック送信要求に対する肯定応答を示す信号を検出し、たとえば、通信デバイスは、トラフィック送信要求に対する肯定応答を示す、要求が送信された先のデバイスからのRXエコー信号を検出および受信する。
ステップ610において、通信デバイスは、異なるリンクに対応するリンク負荷値を通信する信号を監視する。いくつかの実施形態では、リンク負荷値はトラフィック送信要求応答信号中で搬送される。時々、サブステップ614が実行され、通信デバイスが、異なるリンクに対応するリンク負荷重み値を各々が通信する1つまたは複数の信号を検出する。リンク負荷値L[t]632およびリンク負荷値L[t]634はサブステップ614からの例示的な出力である。
動作はステップ608からステップ616に進む。ステップ616において、通信デバイスは、ステップ607の、前に送信した送信要求信号に応答する肯定要求応答信号を検出したか否かに基づいて進む。通信デバイスが肯定応答信号を検出した場合は、動作はステップ616からステップ618に進み、他の場合は、動作はステップ616から接続ノードA628に進む。
ステップ618において、通信デバイスは、異なるリンクから検出された信号とリンク優先順位情報とに基づいて第1のリンクのための流出値を計算する。ある実施形態では、通信デバイスは、第1のリンクのための流出値を計算する際に第1のリンクよりも高い優先順位のリンクに対応する情報を選択的に使用する。たとえば、通信デバイスと、要求応答信号を送信したより高い優先順位のリンクをもつ通信デバイスとの間のチャネル利得は、第1のリンクのための流出値を計算するために、より高い優先順位のリンクに対応する通信されるリンク負荷重み値と組み合わせて使用される。流出値S[t]636はステップ618の出力である。
動作はステップ618からステップ620に進み、通信デバイスが、第1のリンクのためのリンク負荷重み値と、第1のリンクのための流出値と(630、636)に基づいて第1のリンクの重み付け信号対干渉雑音比(SINR)を計算する。一実施形態では、SINR=L[t]/S[t]である。動作はステップ620からステップ622に進む。ステップ622において、通信デバイスは、ステップ620の計算された重み付けSINR値が第1のリンク送信機譲歩しきい値よりも小さいかどうかを判断する。計算された重み付けSINRが譲歩しきい値(β)よりも小さい場合、動作はステップ622からステップ624に進み、通信デバイスが、送信機譲歩を実行し、トラフィックスロットにおいてトラフィック信号を送信することを控える。しかしながら、計算されたSINRが第1の送信機譲歩しきい値以上である場合、動作はステップ622からステップ626に進み、通信デバイスがトラフィックスロットにおいてトラフィック信号を送信する。動作は、ステップ624またはステップ626から接続ノードA628に進み、接続ノードA628からステップ604の入力に進み、通信デバイスが、別のトラフィックスロットのための第1のリンクのためのリンク負荷値を計算する。
いくつかの代替実施形態では、リンクの個別ペアに対応する個別流出値が計算され、あるペアは第1のリンクと別のリンク、たとえば、(第1のリンク、第2のリンク)、(第1のリンク、第Nのリンク)とを含み、ここで、第2のリンクおよび第Nのリンクは、第1のリンクよりも高い優先順位を有するリンクに対応する。1つのそのような実施形態では、個別重み付け信号対干渉ノイズ比は、ペアごとに計算され、譲歩しきい値と個別に比較される。いくつかのそのような実施形態では、いずれか1つの比較テストにより、TX譲歩が行われるべきであると示された場合、TX譲歩が実施される。
いくつかの実施形態では、流出値に基づいて干渉コスト推定値が判断され、たとえば、干渉コスト推定値は、計算された重み付け信号対干渉ノイズ比の逆数である。いくつかのそのような実施形態では、送信機譲歩決定は干渉コスト推定値としきい値との比較に基づいて実行され、たとえば、干渉コスト推定値がしきい値を超えると、送信機譲歩が実行される。
図7は、例示的な実施形態による、ピアツーピア通信デバイスを動作させる例示的な方法のフローチャート700である。例示的な方法の動作はステップ702において開始し、通信デバイスが電源投入され、初期化される。ステップ702において、通信デバイスは、第1のリンクに対応する別のピアツーピア通信デバイスとのピアツーピア接続を確立する。動作はステップ702からステップ704に進む。
ステップ704において、通信デバイスはトラフィック送信要求信号を監視する。時々、ステップ706および/または708はステップ704の一部として実行される。サブステップ708において、通信デバイスは、接続を共有する別の通信デバイスから、第1の通信リンクを介してトラフィックを通信デバイスに送信したいというトラフィック送信要求を受信する。サブステップ706において、通信デバイスは、追加のリンクに対応するトラフィック送信要求信号を受信する。
実装形態に応じて、動作はサブステップ706からサブステップ710またはサブステップ712に進む。リンク負荷値がトラフィック送信要求信号中で搬送される場合、代替Aが使用され、動作はサブステップ706からステップ710に進む。しかしながら、リンク負荷値がトラフィック送信要求信号とは無関係の信号中で通信される場合、代替Bが使用され、動作はサブステップ706からステップ712に進む。
ステップ710において、通信デバイスは、サブステップ706において受信したトラフィック送信要求信号中で通信された、第1のリンクのためのリンク負荷値を復元する。動作はステップ710からステップ716に進む。
ステップ712において、通信デバイスは、第1のリンクのためのリンク負荷値を通信するリンク負荷信号を前記別の通信デバイスから受信する。次いで、ステップ714において、通信デバイスは、受信したリンク負荷信号中で通信された、第1のリンクのためのリンク負荷値を復元する。動作はステップ714からステップ716に進む。
ステップ716において、通信デバイスは、受信したトラフィック送信要求信号の電力とリンク優先順位情報とに基づいて受信機譲歩決定を行う。たとえば、通信デバイスは、より高い優先順位のリンクに対応するトラフィック送信要求信号の受信電力と、第1のリンクに対応するトラフィック送信要求信号の受信電力とに基づいて、より高い優先順位のリンクに譲歩すべきか否かを考慮する。本実施形態では、受信機譲歩決定を行う際に、受信機譲歩においてリンク負荷値情報を使用しないことに留意されたい。
動作はステップ716からステップ718に進む。ステップ718において、通信デバイスはステップ716の受信機譲歩決定に基づいて進む。ステップ716の決定が受信機譲歩を実行することである場合、動作はステップ718から接続ノードA728に進む。しかしながら、ステップ718の決定が受信機譲歩を実行しないことである場合、実装形態に応じて、動作はステップ718からステップ720またはステップ722に進む。送信要求応答信号がリンク負荷値を搬送するような実装形態である場合、代替Cが使用され、動作はステップ718からステップ720に進む。リンク負荷値が送信要求応答信号とは無関係に通信されるような実装形態である場合、動作はステップ718からステップ722に進む。
ステップ720に戻ると、ステップ720において、通信デバイスは、サブステップ706の送信要求に対する肯定応答を通信し、受信した第1のリンク負荷値をエコーする、送信要求応答信号を生成する。動作はステップ720からステップ726に進む。
ステップ722に戻ると、ステップ722において、通信デバイスは、送信要求に対する肯定応答を通信する送信要求応答信号を生成する。動作はステップ722からステップ724に進む。ステップ724において、通信デバイスは、受信した第1のリンク負荷信号をエコーする信号を生成する。動作はステップ724からステップ726に進む。
ステップ726において、通信デバイスは、ステップ720の、またはステップ722および724の生成された信号または信号を送信する。動作はステップ726から接続ノードA728に進む。動作は接続ノードA728からステップ704の入力に進み、通信デバイスが、別のトラフィックスロットに対応するトラフィック送信要求信号を監視する。
代替実施形態では、通信デバイスは、受信したリンク負荷重み値を単にエコーするのではなく、ローカル情報に基づいて、第1のリンクに対応する受信したリンク負荷重み値を随意に修正する。ローカル情報は、たとえば、受信機バッファ容量などの受信機情報、使用済みおよび/または未使用バッファ容量の量などの現在の受信機バッファ状態、デバイス表示機能、通信デバイスと通信することを要求する他のリンクの判断された優先順位、ならびに通信デバイスと通信したいという要求が検出された他のリンクの数を含む。したがって、いくつかの実施形態では、第1のリンクのための受信したリンク負荷重み値は、送信されたリンク負荷重み値とは異なることがあり、時々異なる。
図8は、ピアツーピア接続を有する2つの例示的なピアツーピアワイヤレス端末(WT A802、WT B804)と、ピアツーピアネットワーク中で使用される例示的な循環タイミングおよび周波数構造のトラフィックデータスロットにおいて交換される例示的なシグナリングとを示す図である(800)。WT(802、804)は、たとえば、図6および図7のうちの1つまたは複数に記載の方法を実装するワイヤレス端末である。図8の(800)はまた時間軸801を含む。WT A802は、トラフィックスロットにおいてWT B804にトラフィック信号を送信することを要求するトラフィック送信要求信号(TX RQST)806を生成し、WT B804に送信する。いくつかの実施形態では、トラフィック送信要求信号806はまた、WT A802とWT B804との間のリンクに対応するリンク負荷重み値856を搬送する。いくつかの実施形態では、リンク負荷重み値856はトラフィック送信要求信号806の位相情報によって通信される。
ワイヤレス端末B804はトラフィック送信要求信号806を受信する。ワイヤレス端末B804は、たとえば、意図されたWT Aトラフィックシグナリングと同時にトラフィック信号を通信しようとすることがあるワイヤレス端末の様々なペア間の他の接続に対応する、および/またはWT B804との他の接続に対応する、トラフィック送信要求信号をも受信することができる。WT C発信トラフィック送信要求信号858およびWT E発信トラフィック送信要求信号860は、そのような信号を表す。WT B804は、他のリンクに対応するトラフィック送信要求信号を監視し、検出する。WT B804は、ブロック807によって示される受信機譲歩機会を有する。WT B804は、受信したトラフィック送信信号806と、検討中のそれ自体の接続よりも高い優先順位の接続に対応する受信したトラフィック送信信号との電力に基づいて受信機譲歩決定を行う。WT B804は、より高い優先順位の接続からの干渉が、WT A802からのトラフィック信号のWT B804による復元に容認できないほど影響を及ぼすことが予想されると決定した場合、譲歩することを決定し、要求応答信号を送信しない。しかしながら、WT B804は、譲歩しないことを決定した場合、トラフィック送信要求応答信号(RXエコー)808を生成し、WT A804に送信する。いくつかの実施形態では、WT B804は、たとえば、位相情報を使用して、WT A804から受信したリンク負荷重み値856を、受信したトラフィック送信要求応答信号808中に含める。いくつかの他の実施形態では、WT B804は、たとえば、受信機の未使用および/または使用済みバッファ容量、デバイス表示機能、WT Bとの他のリンクに対応する追加の受信した要求の数など、ローカル情報に基づいて、受信したトラフィック送信要求806中のリンク負荷重み値を修正することができ、時々修正し、修正されたリンク負荷重み値は、送信される場合、トラフィック送信要求応答信号808中で搬送される。
WT A802は、WT B804からトラフィック送信要求応答信号808を受信し、場合によっては他の接続からトラフィック送信要求応答信号を受信する。WT Dから供給される要求応答信号862およびWT Fから供給される要求応答信号864は、他の接続に対応する要求応答信号の例である。本実施形態では、各トラフィック送信要求応答信号は、そのリンクに対応するリンク負荷重み値を搬送する。WT A802は、受信信号の電力を測定し、他のリンクに対応するリンク負荷重み値を復元する。WT A802は、WT Bが、送信されたリンク負荷値を修正できる場合、WT BとのWT A802のリンクに対応するリンク負荷値をも復元する。WT A802は、それ自体と検出されたトラフィック送信要求応答信号のソースの各々との間のチャネルを測定する。WT A802は、ブロック809によって示される送信機譲歩機会を有し、WT A802自体のリンクに対応する送信要求応答信号の受信電力と、より高い優先順位のリンクに対応する送信要求応答信号の受信電力と、WT A802自体のリンクに対応するリンク負荷値と、より高い優先順位のリンクに対応するリンク負荷値と、WT A802自体とWT Bとの間のチャネルと、WT A802自体とより高い優先順位のリンクに対応する検出された要求応答信号の他のソースの各々との間のチャネルとに基づいて、送信機譲歩決定を行う。送信機譲歩決定は、WT A802が他のより高い優先順位の接続にもたらすと予想される干渉の量に基づいて行われる。
WT A802は、譲歩することを決定した場合、このトラフィックスロットにおいてパイロット信号を送信することを控え、このトラフィックスロットにおいてトラフィック信号を送信しない。WT A802は、譲歩しないことを決定した場合、WT B804にパイロット信号810を送信する。次いで、WT B804は、パイロット信号を受信し、チャネル状態を推定し、たとえば、このトラフィックスロットにおいてトラフィック信号のために使用すべき最大サポートデータレートまたは命令されたデータレートまたは要求されたデータレートを示すレート情報信号812を生成し、送信する。
WT A802は、レート情報信号812を受信し、トラフィック信号のために使用すべきデータレートを判断し、ピアツーピアトラフィック信号814を生成し、WT B804に送信する。WT B804は、トラフィック信号814を受信し、トラフィック情報復元が成功した場合、トラフィック確認応答信号816を生成し、WT A802に送信する。
本実施形態では、トラフィックスケジューリングがトラフィックスロットごとに分散的に実行されることに留意されたい。本実施形態では、リンク負荷重み値もスロットごとに判断され、通信される。いくつかの実施形態では、送信機譲歩のために使用される基準、たとえば、SINR比較限界値が、時間とともに変化することがあり、時々変化する。
図9は、例示的な実施形態による、ピアツーピア通信デバイスの動作の例示的な方法のフローチャート900である。動作はステップ902で開始し、通信デバイスが電源投入され、初期化される。ステップ902において、ピアツーピア通信デバイスは、本方法を実装するピアツーピア通信デバイスと別のピアツーピア通信デバイスとの間にある第1のリンクに対応する前記別のピアツーピア通信デバイスとの接続を確立する。
動作はステップ902からステップ904に進む。ステップ904において、ピアツーピア通信デバイスは、分類情報、たとえば、送信キュー長情報、サービス品質情報、通信成功確率情報に基づいて、到着トラフィックを分類し、1つまたは複数のトラフィック要求パラメータを設定する。送信キュー長は、たとえば、送信要求に対応する1つまたは複数の送信キュー中のデータ量を示す情報である。送信すべきトラフィックデータに対応するサービス品質要件情報は、たとえば、データレート、待ち時間、および/またはトラフィックタイプ情報を示す情報である。通信成功確率情報は、たとえば、通信デバイスと、トラフィック送信要求を向けるべき通信デバイスとの間の通信リンク上での通信の成功の確率についてのあらかじめ計算された指示である。一実施形態では、あるトラフィック要求パラメータ、または複数のトラフィック要求パラメータを組み合わせて示す情報がビットとして表され、そのビットはトラフィック送信要求信号の位相情報によって搬送される。パラメータP1、P2、P3を含むパラメータセット情報930は、ステップ904の例示的な出力である。
動作はステップ904からステップ906に進み、通信デバイスが、1つまたは複数のトラフィック要求パラメータを含むトラフィック送信要求を生成する。次いで、ステップ907において、通信デバイスは、1つまたは複数のトラフィック要求パラメータを搬送する生成されたトラフィック送信要求を送信する。
動作はステップ907からステップ908およびステップ910に進む。ステップ908において、通信デバイスは、現在のトラフィックスロットにおいてトラフィック信号を送信することを要求する、前に送信したトラフィック送信要求に対応するトラフィック送信要求応答信号を監視する。時々、サブステップ912が実行され、通信デバイスが、第1のリンクのための送信されたトラフィック送信要求に対する肯定応答を示す信号を検出し、たとえば、通信デバイスは、トラフィック送信要求に対する肯定応答を示す、要求が送信された先のデバイスからのRXエコー信号を検出および受信し、受信した信号はまた、第1のリンクに対応するリンク負荷重み値を通信する。したがって、リンク負荷重み値L[t]931が復元される。
ステップ910において、通信デバイスは、異なるリンクに対応するリンク負荷重み値を通信する信号を監視する。いくつかの実施形態では、リンク負荷値はトラフィック送信要求応答信号中で搬送される。時々、サブステップ914が実行され、通信デバイスが、異なるリンクに対応するリンク負荷重み値を各々が通信する1つまたは複数の信号を検出する。リンク負荷値L[t]932およびリンク負荷値L[t]934はサブステップ914からの例示的な出力である。
動作はステップ908からステップ916に進む。ステップ916において、通信デバイスは、ステップ907の、前に送信した送信要求信号に応答する肯定要求応答信号を検出したか否かに基づいて進む。通信デバイスが肯定応答信号を検出した場合は、動作はステップ916からステップ918に進み、他の場合は、動作はステップ916から接続ノードA928に進む。
ステップ918において、通信デバイスは、異なるリンクから検出された信号とリンク優先順位情報とに基づいて第1のリンクのための流出値を計算する。ある実施形態では、通信デバイスは、第1のリンクのための流出値を計算する際に第1のリンクよりも高い優先順位のリンクに対応する情報を選択的に使用する。たとえば、通信デバイスと、要求応答信号を送信したより高い優先順位のリンクをもつ通信デバイスとの間のチャネル利得は、第1のリンクのための流出値を計算するために、より高い優先順位のリンクに対応する通信されるリンク負荷重み値と組み合わせて使用される。流出値S[t]936はステップ918の出力である。
動作はステップ918からステップ920に進み、通信デバイスが、第1のリンクのためのリンク負荷重み値と、第1のリンクのための流出値と(931、936)に基づいて第1のリンクの重み付け信号対干渉比(SINR)を計算する。一実施形態では、SINR=L[t]/S[t]である。動作はステップ920からステップ922に進む。ステップ922において、通信デバイスは、ステップ920の計算された重み付けSINR値が第1のリンク送信機譲歩しきい値よりも小さいかどうかを判断する。計算された重み付けSINRが譲歩しきい値(β)よりも小さい場合、動作はステップ922からステップ924に進み、通信デバイスが、送信機譲歩を実行し、トラフィックスロットにおいてトラフィック信号を送信することを控える。しかしながら、計算された重み付けSINRが第1の送信機譲歩しきい値以上である場合、動作はステップ922からステップ926に進み、通信デバイスがトラフィックスロットにおいてトラフィック信号を送信する。動作は、ステップ924またはステップ926から接続ノードA928に進み、接続ノードA928からステップ904の入力に進み、通信デバイスが、別のトラフィックスロットのための第1のリンクのためのリンク負荷値を計算する。
いくつかの代替実施形態では、リンクの個別ペアに対応する個別流出値が計算され、あるペアは第1のリンクと別のリンク、たとえば、(第1のリンク、第2のリンク)、(第1のリンク、第Nのリンク)とを含み、ここで、第2のリンクおよび第Nのリンクは、第1のリンクよりも高い優先順位を有するリンクに対応する。1つのそのような実施形態では、個別重み付け信号対干渉ノイズ比は、ペアごとに計算され、譲歩しきい値と個別に比較される。いくつかのそのような実施形態では、いずれか1つの比較テストにより、TX譲歩が行われるべきであると示された場合、TX譲歩が実施される。
いくつかの実施形態では、流出値に基づいて干渉コスト推定値が判断され、たとえば、干渉コスト推定値は、計算された重み付け信号対干渉ノイズ比の逆数である。いくつかのそのような実施形態では、送信機譲歩決定は干渉コスト推定値としきい値との比較に基づいて実行され、たとえば、干渉コスト推定値がしきい値を超えると、送信機譲歩が実行される。
図10は、例示的な実施形態による、ピアツーピア通信デバイスを動作させる例示的な方法のフローチャート1000である。例示的な方法の動作はステップ1002において開始し、通信デバイスが電源投入され、初期化される。ステップ1002において、通信デバイスは、第1のリンクに対応する別のピアツーピア通信デバイスとのピアツーピア接続を確立する。動作はステップ1002からステップ1004に進む。
ステップ1004において、通信デバイスはトラフィック送信要求信号を監視する。時々、ステップ1006および/または1008はステップ1004の一部として実行される。サブステップ1006において、通信デバイスは、接続を共有する別の通信デバイスから、第1の通信リンクを介してトラフィックを通信デバイスに送信したいというトラフィック送信要求を受信する。サブステップ1006において、通信デバイスは、追加のリンクに対応するトラフィック送信要求信号を受信する。
実装形態に応じて、動作はサブステップ1006からサブステップ1010またはサブステップ1012に進む。トラフィック要求パラメータがトラフィック送信要求信号中で搬送される場合、代替Aが使用され、動作はサブステップ1006からステップ1010に進む。しかしながら、トラフィック要求パラメータがトラフィック送信要求信号とは無関係の信号中で通信される場合、代替Bが使用され、動作はサブステップ1006からステップ1012に進む。
ステップ1010において、通信デバイスは、サブステップ1006において受信したトラフィック送信要求信号中で通信された、第1のリンクのための1つまたは複数のトラフィック要求パラメータを復元する。例示的なトラフィック要求パラメータは、送信要求に対応する送信キュー中のデータ量を示す送信キュー長パラメータと、たとえば、データレート、待ち時間、およびトラフィックタイプのうちの1つまたは複数を示すサービス品質要件パラメータと、リンクの通信の成功の確率についてのあらかじめ計算された指示を示す通信成功確率情報パラメータとを含む。動作はステップ1010からステップ1016に進む。
ステップ1012において、通信デバイスは、前記別の通信デバイスから、第1のリンクのための1つまたは複数のトラフィック要求パラメータ、たとえば、キュー長パラメータ、QoS情報パラメータ、通信成功パラメータなどを通信する信号を受信する。次いで、ステップ1014において、通信デバイスは、ステップ1012の受信したリンク負荷信号中で通信されている1つまたは複数のトラフィック要求パラメータを復元する。動作はステップ1014からステップ1016に進む。
ステップ1016において、通信デバイスは、受信したトラフィック送信要求信号の電力とリンク優先順位情報とに基づいて受信機譲歩決定を行う。たとえば、通信デバイスは、より高い優先順位のリンクに対応するトラフィック送信要求信号の受信電力と、第1のリンクに対応するトラフィック送信要求信号の受信電力とに基づいて、より高い優先順位のリンクに譲歩すべきか否かを考慮する。本実施形態では、受信機譲歩決定を行う際に、受信機譲歩においてリンク負荷重み値を使用しないことに留意されたい。いくつかの他の実施形態では、受信機譲歩決定においてリンク負荷重み値および/または復元されたトラフィック要求パラメータが使用される。
動作はステップ1016からステップ1018に進む。ステップ1018において、通信デバイスはステップ1016の受信機譲歩決定に基づいて進む。ステップ1016の決定が受信機譲歩を実行することである場合、動作はステップ1018から接続ノードA1028に進む。しかしながら、ステップ1018の決定が受信機譲歩を実行しないことである場合、動作はステップ1018からステップ1019に進む。
ステップ1019において、通信デバイスは、復元された1つまたは複数のトラフィック要求パラメータとローカル情報とに基づいてリンク負荷重み値を生成する。ローカル情報は、たとえば、受信機バッファ容量などの受信機情報、使用済みおよび/または未使用バッファ容量の量などの現在の受信機バッファ状態、デバイス表示機能、通信デバイスと通信することを要求する他のリンクの判断された優先順位、ならびに通信デバイスと通信したいという要求が検出された他のリンクの数を含む。
実装形態に応じて、動作はサブステップ1019からステップ1020またはステップ1022に進む。送信要求応答信号がリンク負荷値を搬送するような実装形態である場合、代替Cが使用され、動作はステップ1018からステップ1020に進む。リンク負荷値が送信要求応答信号とは無関係に通信されるような実装形態である場合、動作はステップ1018からステップ1022に進む。
ステップ1020に戻ると、ステップ1020において、通信デバイスは、サブステップ1006の送信要求に対する肯定応答を通信し、生成されたリンク負荷重み値を通信する、送信要求応答信号を生成する。動作はステップ1020からステップ1026に進む。
ステップ1022に戻ると、ステップ1022において、通信デバイスは、送信要求に対する肯定応答を通信する送信要求応答信号を生成する。動作はステップ1022からステップ1024に進む。ステップ1024において、通信デバイスは、生成されたリンク負荷重み値を通信する信号を生成する。動作はステップ1024からステップ1026に進む。
ステップ1026において、通信デバイスは、ステップ1020の生成された信号、またはステップ1022および1024の信号を送信する。動作はステップ1026から接続ノードA1028に進む。動作は接続ノードA1028からステップ1004の入力に進み、通信デバイスが、別のトラフィックスロットに対応するトラフィック送信要求信号を監視する。
図11は、ピアツーピア接続を有する2つの例示的なピアツーピアワイヤレス端末(WT A1102、WT B1104)と、ピアツーピアネットワーク中で使用される例示的な循環タイミングおよび周波数構造のトラフィックデータスロットにおいて交換される例示的なシグナリングとを示す図の1100である。WT1102およびWT1104は、たとえば、図9および図10のうちの1つまたは複数に記載の1つまたは複数の方法を実装する例示的なWTである。図の1100はまた時間軸1101を含む。WT A1102は、トラフィックスロットにおいてWT B1104にトラフィック信号を送信することを要求するトラフィック送信要求信号(TX RQST)1106を生成し、WT B1104に送信する。いくつかの実施形態では、トラフィック送信要求信号1106はまた、トラフィック要求パラメータ、たとえば、送信要求に対応する1つまたは複数の送信キュー中のデータ量を示す送信キュー長パラメータ、たとえば、データレート、待ち時間、およびトラフィックタイプのうちの少なくとも1つを示す、送信すべきトラフィックデータに対応するQoSパラメータ、ならびに/またはWT A1102とWT B1104との間のリンクに対応する、WT A1102とWT B1104との間の通信リンク上での通信の成功の確率についてのあらかじめ計算された指示を示すトラフィック通信成功確率情報パラメータを搬送する。いくつかの実施形態では、(1つまたは複数の)トラフィック要求パラメータ1156は、トラフィック送信要求信号1106の位相情報によって通信される。
ワイヤレス端末B1104はトラフィック送信要求信号1106を受信する。ワイヤレス端末B1104は、たとえば、意図されたWT Aトラフィックシグナリングと同時にトラフィック信号を通信しようとすることがあるワイヤレス端末の様々なペア間の他の接続に対応する、および/またはWT B1104との他の接続に対応する、トラフィック送信要求信号をも受信することができる。WT C発信(C sourced)トラフィック送信要求信号1159およびWT E発信トラフィック送信要求信号1160は、そのような信号を表す。WT B1104は、他のリンクに対応するトラフィック送信要求信号を監視し、検出する。WT B1104は、ブロック1107によって示される受信機譲歩機会を有する。WT B1104は、受信したトラフィック送信信号1106と、検討中のそれ自体の接続よりも高い優先順位の接続に対応する受信したトラフィック送信信号との電力に基づいて受信機譲歩決定を行う。WT B1104は、より高い優先順位の接続からの干渉が、WT A1102からのトラフィック信号のWT B1104による復元に容認できないほど影響を及ぼすことが予想されると決定した場合、譲歩することを決定し、要求応答信号を送信しない。しかしながら、WT B1104は、譲歩しないことを決定した場合、トラフィック送信要求応答信号(RXエコー)1108を生成し、WT A1102に送信する。WT B1104は、受信した(1つまたは複数の)トラフィック要求パラメータ1156と、たとえば、受信機の未使用および/または使用済みバッファ容量、デバイス表示機能、WT Bとの他のリンクに対応する追加の受信した要求の数など、ローカル情報とに基づいて、リンク負荷重み値1158を生成する。生成されたリンク負荷重み値1158はトラフィック送信要求応答信号1108中で搬送される。
WT A1102は、WT B1104からトラフィック送信要求応答信号1108を受信し、場合によっては他の接続からトラフィック送信要求応答信号を受信する。WT Dから供給される要求応答信号1162およびWT Fから供給される要求応答信号1164は、他の接続に対応する要求応答信号の例である。本実施形態では、各トラフィック送信要求応答信号は、そのリンクに対応するリンク負荷重み値を搬送する。WT A1102は、受信信号の電力を測定し、リンクの各々に対応するリンク負荷重み値を復元する。WT A1102は、それ自体と検出されたトラフィック送信要求応答信号のソースの各々との間のチャネルを測定する。WT A1102は、ブロック1109によって示される送信機譲歩機会を有し、WT A1102自体のリンクに対応する送信要求応答信号の受信電力と、より高い優先順位のリンクに対応する送信要求応答信号の受信電力と、WT A1102自体のリンクに対応するリンク負荷値と、より高い優先順位のリンクに対応するリンク負荷値と、WT A1102自体とWT Bとの間のチャネルと、WT A1102自体とより高い優先順位のリンクに対応する検出された要求応答信号の他のソースの各々との間のチャネルとに基づいて、送信機譲歩決定を行う。送信機譲歩決定は、WT A1102が他のより高い優先順位の接続にもたらすと予想される干渉の量に基づいて行われる。
WT A1102は、譲歩することを決定した場合、このトラフィックスロットにおいてパイロット信号を送信することを控え、このトラフィックスロットにおいてトラフィック信号を送信しない。WT A1102は、譲歩しないことを決定した場合、WT B1104にパイロット信号1110を送信する。次いで、WT B1104は、パイロット信号を受信し、チャネル状態を推定し、たとえば、このトラフィックスロットにおいてトラフィック信号のために使用すべき最大サポートデータレートまたは命令されたデータレートまたは要求されたデータレートを示すレート情報信号1112を生成し、送信する。
WT A1102は、レート情報信号1112を受信し、トラフィック信号のために使用すべきデータレートを判断し、ピアツーピアトラフィック信号1114を生成し、WT B1104に送信する。WT B1104は、トラフィック信号1114を受信し、トラフィック情報復元が成功した場合、トラフィック確認応答信号1116を生成し、WT A1102に送信する。
本実施形態では、トラフィックスケジューリングがトラフィックスロットごとに分散的に実行されることに留意されたい。本実施形態では、リンク負荷重み値もスロットごとに判断され、通信される。いくつかの実施形態では、送信機譲歩のために使用される基準、たとえば、SINR比較限界値が、時間とともに変化することがあり、時々変化する。
図12は、リンク負荷重み値に基づく送信機譲歩判断において使用される例示的な流出計算を含む様々な実施形態の態様を示すために使用される図1200である。図12では、ワイヤレス端末A(WT A1202)およびWT B1204が、ピアツーピア接続1と呼ばれる第1の接続を有し、WT C1206およびWT D1208が、ピアツーピア接続2と呼ばれる第2の接続を有し、WT E1210およびWT F1212が、接続3と呼ばれる第3の接続を有する。WT(1202、1204、1206、1208、1210、1212)は、たとえば、図示され、説明され、および/または図1〜図11のうちの1つまたは複数の方法のうちの1つまたは複数を実装する、WTのいずれかである。
この特定のトラフィック送信スロットでは、接続1が、接続2と接続3の両方よりも低い優先順位であると仮定する。さらに、(WT A1202、WT C1206、WT E1210)はそれぞれ、同じエアリンクトラフィックリソース、たとえば、トラフィックセグメントを使用して、トラフィックスロットにおいて、それぞれ(WT B1204、WT D1208、WT F1212)にトラフィック信号を送信することを望んでいると仮定する。
送信要求において、ブロック(WT A1202、WT C1206、WT E1210)は、それぞれ、トラフィック送信要求信号(TX要求1 1214、TX要求2 1222、TX要求3 1228)を、それぞれ(WT B1204、WT D1208、WT F1212)に送信する。ワイヤレス端末(WT B1204、WT D1208、WT F1212)がRX譲歩しないことを決定したと仮定する。したがって、ワイヤレス端末(WT B1204、WT D1208、WT F1212)は、リンク負荷重み値を含むトラフィック送信要求応答信号(リンク負荷重み値L1 1218を含む要求応答1 1216、リンク負荷重み値L2 1226を含む要求応答2 1224、リンク負荷重み値L3 1232を含む要求応答3 1230)を生成し、それぞれ、ワイヤレス端末(WT A1202、WT C1206、WT E1210)に送信する。
この例では、WT A1202のTX譲歩判断を考慮する。WT A1202は、リンク負荷重み値L1 1218を含む要求応答1 1216を監視し、検出する。WT Aは、たとえば、測定によって、WT BとWT A1202との間のチャネルの推定値を判断し、この推定値はh1 1220と称する。WT BからWT Aへのチャネルと、WT AからWT Bへのチャネルは、ほぼ同じであると仮定する。WT A1202は、他のより高い優先順位の接続に対応する要求応答信号(リンク負荷重み値L2 1226を搬送する要求応答2 1224、リンク負荷重み値L3 1232を搬送する要求応答3 1230)をも監視し、検出する。WT Aは、たとえば、測定によって、WT D1208とWT A1202との間のチャネルの推定値を判断し、この推定値はh2 1228と称する。WT DからWT Aへのチャネルと、WT AからWT Dへのチャネルは、ほぼ同じであると仮定する。WT Aは、たとえば、測定によって、WT F1212とWT A1202との間のチャネルの推定値を判断し、この推定値はh3 1234と称する。WT FからWT Aへのチャネルと、WT AからWT Fへのチャネルは、ほぼ同じであると仮定する。
WT A1202は、そのTX譲歩判断において使用すべき流出値を計算する。いくつかの実施形態では、WT A1202は、合計流出値を計算し、たとえば、合計流出=(h2)(L2)/h1+(h3)(L3)/h1となる。次いで、WT A1202は、重み付けSINR=L1/合計流出を計算する。いくつかの実施形態では、WT A1202は、重み付けSINRをしきい値と比較し、それがしきい値よりも低い場合は、TX譲歩することを決定し、他の場合は、TX譲歩しない。いくつかの実施形態では、WT A1202は、重み付けSINRから干渉コスト推定値を判断し、たとえば、干渉コスト推定値=1/重み付けSINRとなる。次いで、WT Aは、干渉コスト推定値をしきい値と比較し、干渉コスト推定値がしきい値を上回る場合は、TX譲歩を実行し、他の場合は、TX譲歩しない。
この例示的な合計流出計算は、第1のリンクよりも高い優先順位のN個のリンクに対して、次のように拡張できる。
Figure 2011520331
いくつかの実施形態では、WT A1202は、たとえば以下のように、より高い優先順位の各リンクに対応する個別流出値を計算する。
Figure 2011520331
次いで、WT A1202は、重み付けSINR12=L1/個別流出12と、重み付けSINR13=L1/個別流出13とを計算する。いくつかの実施形態では、WT A1202は、各重み付けSINRをしきい値と比較し、いずれか1つがしきい値よりも低い場合は、TX譲歩することを決定し、他の場合は、TX譲歩しない。いくつかの実施形態では、WT A1202は、個別重み付けSINRから個別干渉コスト推定値を判断し、たとえば、個別干渉コスト推定値=1/個別重み付けSINRとなる。次いで、WT A1202は、各干渉コスト推定値をしきい値と比較し、個別コスト推定値のいずれか1つがしきい値を上回る場合は、TX譲歩することを決定し、他の場合は、TX譲歩しない。
図13は、例示的な実施形態による例示的な第1の通信デバイス1300の図である。第1の通信デバイス1300は、たとえば、ピアツーピア通信をサポートし、図2のフローチャート200に記載の方法を実装する、モバイルワイヤレス端末である。
第1の通信デバイス1300は、バス1306を介して互いに結合されたプロセッサ1302とメモリ1304とを含み、そのバスを介して、様々な要素(1302、1304)がデータおよび情報を交換することができる。プロセッサ1302は、第2の通信デバイスから送信要求を受信することと、リンク負荷重み値を生成することと、第2の通信デバイスからの送信要求に応答して、リンク負荷重み値を含む送信要求応答を送信することとを行うように構成される。リンク負荷重み値は、いくつかの実施形態では、送信機譲歩決定を行う際に使用すべき重みである。
いくつかの実施形態では、プロセッサ1302は、送信要求から少なくとも1つのパラメータを復元するように構成され、前記少なくとも1つのパラメータは、i)送信キュー長、ii)送信すべきトラフィックデータに対応するサービス品質要件、またはiii)第2の通信デバイスと第1のデバイスとの間の通信リンク上での通信の成功の確率についてのあらかじめ計算された指示のうちの少なくとも1つを含む。いくつかのそのような実施形態では、プロセッサ1302は、前記少なくとも1つのパラメータを少なくとも一部のローカル情報と組み合わせて使用して、リンク負荷重み値を生成するようにさらに構成される。
いくつかの実施形態では、プロセッサ1302は、第2の通信デバイスからの送信要求が受信された要求間隔中に、1つまたは複数の追加の送信要求を受信することと、その要求間隔中に受信した追加の送信要求の数を判断することと、追加の送信要求の判断された数に基づいてリンク負荷重み値を生成することとを行うようにさらに構成される。いくつかのそのような実施形態では、そのプロセッサは、受信した追加の送信要求において指示された送信キュー長およびサービス品質要件に基づいて前記リンク負荷重み値を生成するようにさらに構成される。
図14はモジュールのアセンブリ1400であり、それらのモジュールは、図13に示す第1の通信デバイス1300中で使用でき、いくつかの実施形態では、そのデバイス中で使用される。アセンブリ1400中のモジュールは、たとえば、個別回路として、図13のプロセッサ1302内のハードウェアで実装できる。代替的に、それらのモジュールは、ソフトウェアで実装し、図13に示す通信デバイス1300のメモリ1304に記憶することができる。単一のプロセッサ、たとえば、コンピュータとして図13の実施形態に示しているが、プロセッサ1302は、1つまたは複数のプロセッサ、たとえば、コンピュータとして実装できることを諒解されたい。ソフトウェアで実装されるとき、それらのモジュールはコードを含み、そのコードは、プロセッサによって実行されたとき、プロセッサ1302、たとえば、コンピュータを、そのモジュールに対応する機能を実装するように構成する。モジュールのアセンブリ1400がメモリ1304に記憶される実施形態では、メモリ1304は、コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であり、コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのコンピュータ、たとえば、プロセッサ1302に、モジュールが対応する機能を実装させるためのコード、たとえば、モジュールごとの個別コードを備える。
完全にハードウェアベースのまたは完全にソフトウェアベースのモジュールが使用できる。ただし、その機能を実装するために、ソフトウェアモジュールとハードウェアモジュールの任意の組合せ(たとえば、実装された回路)が使用できることを諒解されたい。図14に示すモジュールは、第1の通信デバイス1300またはプロセッサ1302などのそのデバイス中の要素を、図2のフローチャート200の方法に示す対応するステップの機能を実行するように制御および/または構成することを諒解されたい。
図14に示すように、モジュールのアセンブリ1400は、第2の通信デバイスから送信要求を受信するためのモジュール1402と、リンク負荷重み値を生成するためのモジュール1404と、第2の通信デバイスからの送信要求に応答して、前記リンク負荷重み値を含む送信要求応答を送信するためのモジュール1406とを含む。モジュールのアセンブリ1400は、前記送信要求から少なくとも1つのパラメータを復元するためのモジュール1408をさらに含み、前記少なくとも1つのパラメータは、i)送信キュー長、ii)送信すべきトラフィックデータに対応するサービス品質要件、または3)第2の通信デバイスと前記第1のデバイスとの間の通信リンク上での通信の成功の確率についてのあらかじめ計算された指示のうちの少なくとも1つを含む。リンク負荷重み値を生成するためのモジュール1404は、いくつかの実施例では、前記リンク負荷重み値を生成するときに、前記少なくとも1つのパラメータを少なくとも一部のローカル情報と組み合わせて使用するように構成される。モジュールのアセンブリ1400は、第2の通信デバイスからの前記送信要求が受信された要求間隔中に、1つまたは複数の追加の送信要求を受信するためのモジュール1410と、前記要求間隔中に受信した追加の送信要求の数を判断するためのモジュール1412とをさらに含む。必ずしもすべてではないが、いくつかの実施形態では、前記リンク負荷重み値を生成するためのモジュール1404は、追加の送信要求の判断された数に基づいてリンク負荷重み値を生成する。少なくともいくつかのそのような実施形態では、前記リンク負荷重み値を生成するためのモジュール1404は、受信した追加の送信要求において指示された送信キュー長およびサービス品質要件にも基づいてリンク負荷重み値を生成する。
図15は、例示的な実施形態による例示的な第1の通信デバイス1500の図である。第1の通信デバイス1500は、たとえば、ピアツーピア通信をサポートし、図4のフローチャート400に記載の方法を実装する、モバイルワイヤレス端末である。第1の通信デバイス1500は、バス1506を介して互いに結合されたプロセッサ1502とメモリ1504とを含み、そのバスを介して、様々な要素(1502、1504)がデータおよび情報を交換することができる。プロセッサ1502は、前記第1の通信デバイスからの送信要求に応答する第2の通信デバイスから要求応答を受信することと、第3の通信デバイスから第1のリンク負荷重み値を受信することと、第3の通信デバイスから受信した第1のリンク負荷重み値に基づいて送信機譲歩決定を行うこととを行うように構成される。プロセッサ1502は、いくつかのそのような実施形態では、第3の通信デバイスからの要求応答中で前記第1のリンク負荷重み値を受信するようにさらに構成される。
様々な実施形態では、プロセッサ1502は、第2の通信デバイスから前記要求応答を前記受信することの前に、i)送信キュー長、ii)送信すべきトラフィックデータに対応するサービス品質要件、またはiii)第1のデバイスと前記第2の通信デバイスとの間の通信リンク上での通信の成功の確率についてのあらかじめ計算された指示のうちの少なくとも1つに基づいて、第2のリンク負荷重み値を生成することと、第2の通信デバイスから前記要求応答を前記受信することの前に、前記生成された第2のリンク負荷重み値を含む前記送信要求を前記第2の通信デバイスに送信することとを行うようにさらに構成される。
プロセッサ1502は、いくつかの実施形態では、第2の通信デバイスから受信した要求応答から第2のリンク負荷重み値を復元するように構成される。いくつかの実施形態では、プロセッサ1502は、前記送信機譲歩決定を行うことの一部として、第3の通信デバイスから受信した第1のリンク負荷重み値と、前記第1の通信デバイスと前記第2の通信デバイスとの間の接続に対応する第2のリンク負荷重み値とに基づいて、干渉コスト推定値を生成するように構成される。
図16はモジュールのアセンブリ1600であり、それらのモジュールは、図15に示す第1の通信デバイス1500中で使用でき、いくつかの実施形態では、そのデバイス中で使用される。アセンブリ1600中のモジュールは、たとえば、個別回路として、図15のプロセッサ1502内のハードウェアで実装できる。代替的に、それらのモジュールは、ソフトウェアで実装し、図15に示す第1の通信デバイス1500のメモリ1504に記憶することができる。単一のプロセッサ、たとえば、コンピュータとして図15の実施形態に示しているが、プロセッサ1502は、1つまたは複数のプロセッサ、たとえば、コンピュータとして実装できることを諒解されたい。ソフトウェアで実装されるとき、それらのモジュールはコードを含み、そのコードはプロセッサ1502によって実行されたとき、プロセッサ1502、たとえば、コンピュータを、そのモジュールに対応する機能を実装するように構成する。モジュールのアセンブリ1600がメモリ1504に記憶される実施形態では、メモリ1504は、コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であり、コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのコンピュータ、たとえば、プロセッサ1502に、モジュールが対応する機能を実装させるためのコード、たとえば、モジュールごとの個別コードを備える。
完全にハードウェアベースのまたは完全にソフトウェアベースのモジュールが使用できる。ただし、その機能を実装するために、ソフトウェアモジュールとハードウェアモジュールの任意の組合せ(たとえば、実装された回路)が使用できることを諒解されたい。図16に示すモジュールは、通信デバイス1500またはプロセッサ1502などのそのデバイス中の要素を、図4のフローチャート400の方法に示す対応するステップの機能を実行するように制御および/または構成することを諒解されたい。
図16に示すように、モジュールのアセンブリ1600は、前記第1の通信デバイスからの送信要求に応答する第2の通信デバイスから要求応答を受信するためのモジュール1602と、第3の通信デバイスから第1のリンク負荷重み値を受信するためのモジュール1604と、第3の通信デバイスから受信した第1のリンク負荷重み値に基づいて送信機譲歩決定を行うためのモジュール1606とを含む。いくつかの実施形態では、第1のリンク負荷重み値は、第3の通信デバイスからの要求応答中で受信される。
モジュールのアセンブリ1600は、いくつかの実施形態では、第2の通信デバイスから前記要求応答を前記受信することの前に、i)送信キュー長、ii)送信すべきトラフィックデータに対応するサービス品質要件、またはiii)第1のデバイスと前記第2の通信デバイスとの間の通信リンク上での通信の成功の確率についてのあらかじめ計算された指示のうちの少なくとも1つに基づいて、リンク負荷重み値を生成するためのモジュール1608と、第2の通信デバイスから前記要求応答を前記受信することの前に、前記生成されたリンク負荷重み値を含む前記送信要求を前記第2の通信デバイスに送信するためのモジュールとをさらに含む。
モジュールのアセンブリ1600は、第2の通信デバイスから受信した要求応答からリンク負荷重み値を復元するためのモジュール1612を含むことができ、時々含む。
必ずしもすべてではないが、いくつかの実施形態では、第3の通信デバイスから受信した第1のリンク負荷重み値に基づいて送信機譲歩決定を行うためのモジュール1604は、第3の通信デバイスから受信した第1のリンク負荷重み値と、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間の接続に対応するリンク負荷重み値とに基づいて干渉コスト推定値を生成するためのモジュール1614を含む。
様々な実施形態の技法は、ソフトウェア、ハードウェア、および/またはソフトウェアとハードウェアの組合せを使用して実装することができる。様々な実施形態は、装置、たとえば、モバイルアクセス端末などのモバイルノード、1つまたは複数の接続点を含む基地局、および/あるいは通信システムを対象とする。様々な実施形態はまた、方法、たとえば、モバイルノード、基地局、および/または通信システム、たとえば、ホストを制御および/または動作させる方法を対象とする。様々な実施形態はまた、方法の1つまたは複数のステップを実施するように機械を制御するための機械可読命令を含む、機械、たとえば、コンピュータ、可読媒体、たとえば、ROM、RAM、CD、ハードディスクなどを対象とする。
開示したプロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計の選好に基づいて、プロセス中のステップの特定の順序または階層は本開示の範囲内のまま再構成できることを理解されたい。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
様々な実施形態では、本明細書で説明するノードは、1つまたは複数の方法に対応するステップ、たとえば、送信要求信号を受信すること、リンク負荷重み値を生成すること、リンク負荷重み値を含む送信要求応答を送信すること、要求応答信号を受信すること、リンク負荷重み値を復元すること、受信したリンク負荷重み値に基づいて送信機譲歩決定を行うことなどを実行するための1つまたは複数のモジュールを使用して実装される。したがって、いくつかの実施形態では、様々な機能がモジュールを使用して実装される。そのようなモジュールは、ソフトウェア、ハードウェアまたはソフトウェアとハードウェアの組合せを使用して実装できる。上記の方法または方法ステップの多くは、たとえば1つまたは複数のノードにおいて、上記の方法の全部または一部を実施するために、追加のハードウェアの有無にかかわらず、機械、たとえば汎用コンピュータを制御する、メモリデバイスなど、たとえば、RAM、フロッピー(登録商標)ディスクなどの機械可読媒体中に含まれる、ソフトウェアなどの機械実行可能命令を使用して実施できる。したがって、特に、様々な実施形態は、機械、たとえば、プロセッサおよび関連するハードウェアに、上述の(1つまたは複数の)方法のステップのうちの1つまたは複数を実行させるための機械実行可能命令を含む機械可読媒体を対象とする。いくつかの実施形態は、本発明の1つまたは複数の方法のステップのうちの1つ、複数、またはすべてを実施するように構成されたプロセッサを含むデバイス、たとえば、通信デバイスを対象とする。
いくつかの実施形態は、1つのコンピュータまたは複数のコンピュータに、様々な機能、ステップ、行為、および/または動作、たとえば、上述の1つまたは複数のステップを実施させるためのコードを備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品を対象とする。実施形態に応じて、コンピュータプログラム製品は、実行すべきステップごとに異なるコードを含むことができ、時々含む。したがって、コンピュータプログラム製品は、方法、たとえば、通信デバイスまたはノードを制御する方法の個々のステップごとのコードを含むことができ、時々含む。コードは、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ROM(読取り専用メモリ)、他のタイプの記憶デバイスなどのコンピュータ可読媒体上に記憶される、機械、たとえば、コンピュータ実行可能命令の形態とすることができる。コンピュータプログラム製品を対象とすることに加えて、いくつかの実施形態は、上述の1つまたは複数の方法の様々な機能、ステップ、行為、および/または動作のうちの1つまたは複数を実施するように構成されるプロセッサを対象とする。したがって、いくつかの実施形態は、本明細書で説明する方法のステップの一部または全部を実施するように構成されたプロセッサ、たとえばCPUを対象とする。プロセッサは、たとえば、本出願で説明する通信デバイスまたは他のデバイス中で使用することができる。
いくつかの実施形態では、1つまたは複数のデバイス、たとえば、ワイヤレス端末などの通信デバイスの1つまたは複数のプロセッサ、たとえば、CPUは、通信デバイスによって実行されるものとして説明した方法のステップを実行するように構成される。したがって、すべてではないが、いくつかの実施形態は、プロセッサが含まれるデバイスによって実行される様々な記載の方法のステップの各々に対応するモジュールを含むプロセッサをもつデバイス、たとえば、通信デバイスを対象とする。すべてではないが、いくつかの実施形態では、デバイス、たとえば、通信デバイスは、プロセッサが含まれるデバイスによって実行される様々な記載の方法のステップの各々に対応するモジュールを含む。モジュールは、ソフトウェアおよび/またはハードウェアを使用して実装できる。
OFDMシステムに関して説明したが、様々な実施形態の方法および装置のうちの少なくともいくつかは、多くの非OFDMおよび/または非セルラーシステムを含む広範囲の通信システムに適用可能である。それらの方法および装置のうちの少なくともいくつかは、ハイブリッドシステム、たとえば、OFDMおよびCDMAシグナリング技法を含むシステムに適用可能である。
上記の説明に鑑みて、上述の様々な実施形態の方法および装置に関する多数の追加の変形形態が当業者には明らかであろう。そのような変形形態は範囲内に入ると考えるべきである。本方法および本装置は、CDMA、直交周波数分割多重(OFDM)、および/またはアクセスノードとモバイルノードとの間のワイヤレス通信リンクを与えるために使用される様々な他のタイプの通信技法とともに使用でき、様々な実施形態において使用される。いくつかの実施形態では、アクセスノードは、OFDMおよび/またはCDMAを使用してモバイルノードとの通信リンクを確立する基地局として実装される。様々な実施形態では、モバイルノードは、本方法を実施するための、受信機/送信機回路ならびに論理および/またはルーチンを含む、ノートブックコンピュータ、個人情報端末(PDA)、または他の携帯デバイスとして実装される。

Claims (40)

  1. 第1の通信デバイスを動作させる方法であって、
    第2の通信デバイスから送信要求を受信することと、
    リンク負荷重み値を生成することと、
    前記第2の通信デバイスからの前記送信要求に応答して、前記リンク負荷重み値を含む送信要求応答を送信することと
    を備える方法。
  2. 前記送信要求から少なくとも1つのパラメータを復元することをさらに備え、前記少なくとも1つのパラメータが、i)送信キュー長、ii)送信すべきトラフィックデータに対応するサービス品質要件、またはiii)前記第2の通信デバイスと前記第1のデバイスとの間の通信リンク上での通信の成功の確率についてのあらかじめ計算された指示のうちの少なくとも1つを含む
    請求項1に記載の方法。
  3. リンク負荷重み値を前記生成することが、前記少なくとも1つのパラメータを少なくとも一部のローカル情報と組み合わせて使用することを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第2の通信デバイスからの前記送信要求が受信された要求間隔中に1つまたは複数の追加の送信要求を受信することと、
    前記要求間隔中に受信した追加の送信要求の数を判断することと
    をさらに備え、
    前記リンク負荷重み値が、追加の送信要求の前記判断された数に基づいて生成される、請求項2に記載の方法。
  5. 前記リンク負荷重み値が、前記受信した追加の送信要求において指示された送信キュー長およびサービス品質要件にも基づいて生成される、請求項4に記載の方法。
  6. 第1の通信デバイスであって、
    第2の通信デバイスから送信要求を受信することと、
    リンク負荷重み値を生成することと、
    前記第2の通信デバイスからの前記送信要求に応答して、前記リンク負荷重み値を含む送信要求応答を送信することと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備える第1の通信デバイス。
  7. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記送信要求から少なくとも1つのパラメータを復元するようにさらに構成され、前記少なくとも1つのパラメータが、i)送信キュー長、ii)送信すべきトラフィックデータに対応するサービス品質要件、またはiii)前記第2の通信デバイスと前記第1のデバイスとの間の通信リンク上での通信の成功の確率についてのあらかじめ計算された指示のうちの少なくとも1つを含む、請求項6に記載の第1の通信デバイス。
  8. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記少なくとも1つのパラメータを少なくとも一部のローカル情報と組み合わせて使用してリンク負荷重み値を生成するようにさらに構成された、請求項7に記載の第1の通信デバイス。
  9. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記第2の通信デバイスからの前記送信要求が受信された要求間隔中に1つまたは複数の追加の送信要求を受信することと、
    前記要求間隔中に受信した追加の送信要求の数を判断することと、
    追加の送信要求の前記判断された数に基づいて前記リンク負荷重み値を生成することと
    を行うようにさらに構成された、請求項7に記載の第1の通信デバイス。
  10. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記受信した追加の送信要求において指示された送信キュー長およびサービス品質要件に基づいて前記リンク負荷重み値を生成するようにさらに構成された、請求項9に記載の第1の通信デバイス。
  11. 第1の通信デバイスであって、
    第2の通信デバイスから送信要求を受信するための手段と、
    リンク負荷重み値を生成するための手段と、
    前記第2の通信デバイスからの前記送信要求に応答して、前記リンク負荷重み値を含む送信要求応答を送信するための手段と
    を備える第1の通信デバイス。
  12. 前記送信要求から少なくとも1つのパラメータを復元するための手段をさらに備え、前記少なくとも1つのパラメータが、i)送信キュー長、ii)送信すべきトラフィックデータに対応するサービス品質要件、またはiii)前記第2の通信デバイスと前記第1のデバイスとの間の通信リンク上での通信の成功の確率についてのあらかじめ計算された指示のうちの少なくとも1つを含む
    請求項11に記載の第1の通信デバイス。
  13. リンク負荷重み値を生成するための前記手段が、前記リンク負荷重み値を生成するときに、前記少なくとも1つのパラメータを少なくとも一部のローカル情報と組み合わせて使用するように構成された、請求項12に記載の第1の通信デバイス。
  14. 前記第2の通信デバイスからの前記送信要求が受信された要求間隔中に1つまたは複数の追加の送信要求を受信するための手段と、
    前記要求間隔中に受信した追加の送信要求の数を判断するための手段と
    をさらに備え、
    リンク負荷重み値を生成するための前記手段が、追加の送信要求の前記判断された数に基づいてリンク負荷重み値を生成する、請求項12に記載の第1の通信デバイス。
  15. リンク負荷重み値を生成するための前記手段が、前記受信した追加の送信要求において指示された送信キュー長およびサービス品質要件に基づいてリンク負荷重み値を生成する、請求項14に記載の第1の通信デバイス。
  16. 通信デバイスから送信要求を受信することを少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと、
    リンク負荷重み値を生成することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと、
    前記通信デバイスからの前記送信要求に応答して、前記リンク負荷重み値を含む送信要求応答を送信することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと
    を備えるコンピュータ可読媒体
    を備えるコンピュータプログラム製品。
  17. 前記コンピュータ可読媒体が、
    前記送信要求から少なくとも1つのパラメータを復元することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードをさらに備え、前記少なくとも1つのパラメータが、i)送信キュー長、ii)送信すべきトラフィックデータに対応するサービス品質要件、またはiii)第2の通信デバイスと前記第1のデバイスとの間の通信リンク上での通信の成功の確率についてのあらかじめ計算された指示のうちの少なくとも1つを含む、請求項16に記載のコンピュータプログラム製品。
  18. 前記コンピュータ可読媒体が、
    前記少なくとも1つのパラメータを少なくとも一部のローカル情報と組み合わせて使用してリンク負荷重み値を生成することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードをさらに備える、請求項17に記載のコンピュータプログラム製品。
  19. 第1の通信デバイスを動作させる方法であって、
    前記第1の通信デバイスからの送信要求に応答する第2の通信デバイスから要求応答を受信することと、
    第3の通信デバイスから第1のリンク負荷重み値を受信することと、
    前記第3の通信デバイスから受信した前記第1のリンク負荷重み値に基づいて送信機譲歩決定を行うことと
    を備える方法。
  20. 前記第1のリンク負荷重み値が、前記第3の通信デバイスからの要求応答中で受信される、請求項19に記載の方法。
  21. 前記第2の通信デバイスから前記要求応答を前記受信することの前に、
    i)送信キュー長、ii)送信すべきトラフィックデータに対応するサービス品質要件、またはiii)前記第1の通信デバイスと前記第2のデバイスとの間の通信リンク上での通信の成功の確率についてのあらかじめ計算された指示のうちの少なくとも1つに基づいて、第2のリンク負荷重み値を生成することと、
    前記生成された第2のリンク負荷重み値を含む前記送信要求を前記第2の通信デバイスに送信することと
    をさらに備える、請求項20に記載の方法。
  22. 前記第2の通信デバイスから受信した前記要求応答から第2のリンク負荷重み値を復元することをさらに備える
    請求項20に記載の方法。
  23. 送信機譲歩決定を前記行うことが、
    前記第3の通信デバイスから受信した前記第1のリンク負荷重み値と、前記第1の通信デバイスと前記第2の通信デバイスとの間の接続に対応する第2のリンク負荷重み値とに基づいて、干渉コスト推定値を生成することを備える、請求項20に記載の方法。
  24. 前記生成された干渉コスト推定値を送信機譲歩しきい値と比較することと、
    前記比較により、前記生成された干渉コスト推定値が前記しきい値を下回ることが示されたときに、前記第2の通信デバイスにトラフィックデータを送信することと
    をさらに備える、請求項23に記載の方法。
  25. 送信機譲歩決定を前記行うことが、
    トラフィック間隔の間、複数の干渉コスト推定値を生成することであって、各々が、前記第1の通信デバイスと前記第2の通信デバイスとの間の接続よりも高い優先順位を有する異なる接続に対応する、生成することと、
    前記個々の生成された複数の干渉コスト推定値の各々に関して、前記生成された干渉コスト推定値を送信機譲歩しきい値と比較することと、
    前記比較により、前記様々な生成された干渉コスト推定値の各々が前記しきい値を下回ることが示されたときに、前記トラフィック間隔中に前記第2の通信デバイスにトラフィックデータを送信することと
    を備える、請求項20に記載の方法。
  26. 前記比較により、より高い優先順位の接続に対応する前記様々な生成された干渉コスト推定値のいずれか1つが前記しきい値を上回ることが示されたときに、前記トラフィック間隔中に前記第2の通信デバイスにトラフィックデータを送信することを控えるように前記第1の通信デバイスを制御することをさらに備える
    請求項25に記載の方法。
  27. 干渉コスト推定値を前記生成することが、前記第3の通信デバイスから受信した前記第1のリンク負荷重み値と、前記第3の通信デバイスと前記第1の通信デバイスとの間のチャネルの測定値から生成されたチャネル測定値とに基づいて流出値を計算することを備える、請求項23に記載の方法。
  28. 干渉コスト推定値を前記生成することが、前記第1の通信デバイスと前記第2の通信デバイスとの間の前記リンクよりも高い優先順位のリンクに対応する流出合計を生成することを備える、請求項23に記載の方法。
  29. 干渉コスト推定値を前記生成することは、要求応答が検出された、前記第1のデバイスが参加しない接続を含む、他のリンクのセットに対応する流出合計を生成することを備える、請求項23に記載の方法。
  30. 第1の通信デバイスであって、
    前記第1の通信デバイスからの送信要求に応答する第2の通信デバイスから要求応答を受信することと、
    第3の通信デバイスから第1のリンク負荷重み値を受信することと、
    前記第3の通信デバイスから受信した前記第1のリンク負荷重み値に基づいて送信機譲歩決定を行うことと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備える第1の通信デバイス。
  31. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記第3の通信デバイスからの要求応答中で前記第1のリンク負荷重み値を受信するようにさらに構成された、請求項30に記載の第1の通信デバイス。
  32. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記第2の通信デバイスから前記要求応答を前記受信することの前に、i)送信キュー長、ii)送信すべきトラフィックデータに対応するサービス品質要件、またはiii)前記第1の通信デバイスと前記第2のデバイスとの間の通信リンク上での通信の成功の確率についてのあらかじめ計算された指示のうちの少なくとも1つに基づいて、第2のリンク負荷重み値を生成することと、
    前記第2の通信デバイスから前記要求応答を前記受信することの前に、前記生成された第2のリンク負荷重み値を含む前記送信要求を前記第2の通信デバイスに送信することと
    を行うようにさらに構成された、請求項31に記載の第1の通信デバイス。
  33. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記第2の通信デバイスから受信した前記要求応答から第2のリンク負荷重み値を復元するようにさらに構成された、請求項31に記載の第1の通信デバイス。
  34. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記送信機譲歩決定を行うことの一部として、前記第3の通信デバイスから受信した前記第1のリンク負荷重み値と、前記第1の通信デバイスと前記第2の通信デバイスとの間の接続に対応する第2のリンク負荷重み値とに基づいて、干渉コスト推定値を生成するようにさらに構成された、請求項31に記載の第1の通信デバイス。
  35. 第1の通信デバイスであって、
    前記第1の通信デバイスからの送信要求に応答する第2の通信デバイスから要求応答を受信するための手段と、
    第3の通信デバイスから第1のリンク負荷重み値を受信するための手段と、
    前記第3の通信デバイスから受信した前記第1のリンク負荷重み値に基づいて送信機譲歩決定を行うための手段と
    を備える第1の通信デバイス。
  36. 前記第1のリンク負荷重み値が、前記第3の通信デバイスからの要求応答中で受信される、請求項35に記載の第1の通信デバイス。
  37. 前記第2の通信デバイスから前記要求応答を前記受信することの前に、i)送信キュー長、ii)送信すべきトラフィックデータに対応するサービス品質要件、またはiii)前記第1の通信デバイスと前記第2のデバイスとの間の通信リンク上での通信の成功の確率についてのあらかじめ計算された指示のうちの少なくとも1つに基づいて、第2のリンク負荷重み値を生成するための手段と、
    前記第2の通信デバイスから前記要求応答を前記受信することの前に、前記生成された第2のリンク負荷重み値を含む前記送信要求を前記第2の通信デバイスに送信するための手段と
    をさらに備える、請求項36に記載の第1の通信デバイス。
  38. 前記第2の通信デバイスから受信した前記要求応答から第2のリンク負荷重み値を復元するための手段をさらに備える
    請求項36に記載の第1の通信デバイス。
  39. 送信機譲歩決定を行うための前記手段が、
    前記第3の通信デバイスから受信した前記第1のリンク負荷重み値と、前記第1の通信デバイスと前記第2の通信デバイスとの間の接続に対応する第2のリンク負荷重み値とに基づいて、干渉コスト推定値を生成するための手段を備える、請求項36に記載の第1の通信デバイス。
  40. 前記第1の通信デバイスからの送信要求に応答する第2の通信デバイスから要求応答を受信することを少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと、
    第3の通信デバイスから第1のリンク負荷重み値を受信することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと、
    前記第3の通信デバイスから受信した前記第1のリンク負荷重み値に基づいて送信機譲歩決定を行うことを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと
    を備えるコンピュータ可読媒体
    を備えるコンピュータプログラム製品。
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