JP2014530290A - 粒子 - Google Patents

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Abstract

コアシェル粒子であって、該コアがアミノカルボン酸系ビルダーを含み、該シェルが水溶性無機塩を含む粒子。

Description

本発明は、生分解性ビルダーの分野におけるものである。具体的には、本発明は、アミノカルボン酸系ビルダー(aminocarboxylic builder)、特に、メチルグリシン二酢酸(MGDA)又はその塩を含む粒子に関する。粒子は、コアシェル構造を有し、アミノカルボン酸系ビルダーは、大部分がコアに存在し、シェルは、主に無機塩で形成される。粒子は、高い流動性を示し、たとえ洗剤がリン酸塩を含まなくても、移送中、保管中、取り扱い中、更には洗剤組成物中に存在する場合でさえも高周囲湿度に対して安定である。更に、シェルは、他の洗剤成分との望ましくない相互作用を防ぐのに役立つ。
従来のリン酸塩ビルダーは、洗剤処方中で使用されてきた。環境への配慮によって、リン酸塩をより環境に優しいビルダーに代えることが望まれるようになった。洗浄に対する影響は別として、リン酸塩を代えることは洗剤の安定性を損なう恐れがある。リン酸塩は、洗剤の水分管理及び安定性に寄与する優れた水分シンクである。リン酸塩の代替として使用され得るビルダーの大多数は、水分シンクとして作用することが不可能であり、更には、通常は吸湿性であり、洗剤の不安定性及び分解の原因となる。これは、漂白剤及び酵素などの水分感受性成分を含む洗剤においては、多大な影響を有する。
その結果、アミノカルボン酸系ビルダー、特にMGDA及びその塩などの多くのリン酸塩の代替では、製造工場又は移送中及び保管中にみられ得る高周囲温度及び湿度条件下において不安定であり且つ取り扱いが困難であるという問題がみられる。この問題は、高温多湿の夏季又は雨季の間は特に深刻であり得る。粒子状物質は、その粒子状物質の吸湿性が高い場合に流動性を失って、べたっとしたり、硬くなったり、液体に戻ったりすることがあるので、洗剤処方に使用するには適していない。
メチルグリシン二酢酸及びその塩などのアミノカルボン酸化合物は、洗剤組成物においてリン酸塩の代替として好適な化合物である。しかしながら、これらの使用は、ほとんどの場合において、液体用途においての使用に制限される。これは、固体形状のこれら物質は吸湿性が高くなりやすいという事実によるものである。したがって、典型的な製造条件、保管及び/又は移送において、それらは安定性を失い、液体形状に戻ってしまうことさえある。周囲空気の除湿などの保護工学手段を使用することによって、これらの多くの問題を避けることができる。しかし、これらは、特に大規模製造工場において、製造プロセス全体を通しての実施コストが非常に高くなる場合がある。
メチルグリシン二酢酸及びその塩を固体粒子に変換するために、いくつかの試みがなされてきた。そのプロセスのうちのいくつかは、非常に煩わしく、時には、得られた粒子が、取り扱い、移送、保管、及び製品の安定性の観点から、全体的に満足のいくものではないこともある。文献に開示されている粒子のいくつかに見られる他の欠点は、粒子が、洗浄に関して不活性となることがある追加物質を含み、それによっていかなる利益をももたらすことなく製品のコストの一因となり、場合によっては洗浄された物品に残留物が残るなど洗浄に悪影響を及ぼすことすらあることである。更なる欠点は、一部の粒子が黄変して製品の外観に悪影響を与えることである。
既存の技術を参照すると、米国特許出願公開第2008/0045430号は、(a)5〜95重量%の、一般式MOOC−CHR−N(CH2COOM)2(式中、RはC1〜12のアルキルであって、Mはアルキル金属である)の少なくとも1つのグリシン−N,N−二酢酸誘導体と、(b)5〜95重量%の少なくとも1つのポリエチレングリコール若しくは少なくとも1つの非イオン性界面活性剤又はこれらの混合物、あるいはポリビニルアルコール、ポリビニルピロリジン(PVP)、ポリアルキレングリコール及びこれらの誘導体からなる群から選択されるポリマーと、の混合物を少なくとも80重量%含有する混合粉末又は混合顆粒を開示している。米国特許出願公開第2008/0045430号特許の粒子は、洗浄に寄与せず、洗浄した物品に残留物が残ることがある物質を含む。更には、粒子の溶解は、構成成分b)の融解又は溶解に依存すると思われる。洗濯及び食器洗浄などの自動化洗浄プロセスにおける最近の傾向は、低温を使用することである。低温では、粒子が十分に急速に溶解しないという危険性がある。粒子は、取り扱い性が向上しているが、特に高周囲湿度条件におけるそれらの物理特性には改善の余地がある。
国際公開第2009/103822号には、従来の噴霧乾燥プロセスを介して製造されたMGDAの粒子が微細で埃っぽくなる傾向があり、また、周囲条件で水を吸収し、自由流動性(free-flowiness)を失う傾向が高いことが記載されている。得られる製品は、吸湿性であり、粘着性の粉末、更には塊が生じる。これら欠点を克服しようと試みるために、グリシンーN,N−二酢酸誘導体の溶液から固体を調製するための様々な経路が開発されている。
欧州特許第845456号には、10〜30%の水分を含有するグリシンーN,N−二酢酸誘導体の非常に高濃度の組成物の結晶化について記載されている。このプロセスによって、吸湿性が低く且つ流動性に優れた大きな粒子を得ることができる。結晶質物質は、ほとんどの場合、結晶構造への水分浸透がより困難であるので、非晶質物質よりも吸湿性が低い。しかし、このプロセスは、専用の設備を必要とし、また、低水分組成物は、加工が非常に困難であることが見出されている。結果として、このようなプロセスは、コストがかなり高くなる。
国際公開2009/092699号は、恐らくMGDAの結晶化に起因する吸湿性の低い自由流動MGDA顆粒を調製するプロセスを提案している。このプロセスは、MGDAを含む濃縮スラリーを加熱する工程と、前記スラリーを噴霧造粒する工程とを含む。このプロセスは、更に加工する前に濃縮スラリーを調製する必要があり、これは、使用する固体の濃度によっては難しいことがある。また、このプロセスは、噴霧造粒で使用する乾燥空気は120℃未満でなければならないという要件によっても制限を受ける。これは、より高い乾燥空気温度を使用するプロセスと比べて、乾燥速度が制限されることを意味する。国際公開2009/092699号特許に従って調製された粒子は、結晶質である。結晶質形態のMGDAは、吸湿性が低く且つ洗剤において用いるためのより好ましい特徴を呈することが広く認められているが、結晶質物質を製造するためにはより長い滞留時間とより制御された条件が必要であり、これにはコストの問題がある。
国際公開第20100133617号には、1以上のグリシンーN,N−二酢酸誘導体を含有する水溶液から出発し、空気を添加することによって噴霧乾燥される、グリシンーN,N−二酢酸誘導体を含有する噴霧粉末を製造する方法であって、以下を特徴とする方法が開示されている:水溶液が、乾固物の総重量に対して>84重量%の割合で1以上のグリシンーN,N−二酢酸誘導体を含有し、噴霧乾燥が、水溶液と空気とが平行流で供給され、水溶液と空気との間の温度勾配が70〜350℃の範囲である乾燥装置内で行われ、乾燥装置内では、100m/sの周速で回転する1以上のディスク上に導くことによって、又はポンプを用いて2MPa(20バール)の絶対圧力に圧縮し、1以上のノズルを用いてこの圧力の乾燥装置に導入することによって、水溶液を微細な液滴に霧化する。この形態のMGDAは、消費者が使用するのに適しておらず、更に加工する必要がある。MGDA液体を噴霧するのに必要な設備は、他の代替設備よりも複雑であり、例えば、高圧ポンプが必要になる。
米国特許出願公開第2008/0045430号 国際公開第2009/103822号 欧州特許第845456号 国際公開2009/092699号 国際公開第20100133617号
本発明の目的は、保管中、移送中、製造中にその物理的構造を維持し且つ安定させると同時に、無リン酸塩洗剤中でさえも洗剤組成物内で安定であり且つその外観を維持する粒子を提供することである。
本発明の第1の態様によれば、粒子が提供される。粒子は、コアシェル構造を有する。粒子は、アミノカルボン酸系ビルダー及び水溶性無機塩を含む。特に、ビルダーは、コア中にみられ、塩は、ビルダーを本質的にコーティングしている。塩は、ビルダーを取り囲むバリア層を形成し、このシェルコア構造によって、ビルダーは良好に保護される。
本明細書で使用されるとき、用語「粒子」は、単一の粒子及び複数の粒子を含む。本発明の目的において、用語「アミノカルボン酸系ビルダー」は、アミノカルボン酸、その塩及びその誘導体を含む。アミノカルボン酸系ビルダーは、好ましくは、アミノポリカルボン酸系ビルダーであり、より好ましくは、一般式MOOC−CHR−N(CH2COOM)2(式中、RはC1〜C12アルキルであって、Mはアルカリ金属である)のグリシン−N,N−二酢酸又は誘導体である。本明細書で用いるのに特に好ましいアミノカルボン酸系ビルダーは、メチルグリシン二酢酸(MGDA)であり、より好ましくはアルキル金属塩であり、更により好ましくはナトリウム、カリウム及びナトリウム/カリウム混合塩である。本明細書で使用するのに特に好ましいのは、三ナトリウム塩であり、より好ましくはMGDAの三ナトリウム塩である。
本発明の粒子の無機塩は、水溶性である。本明細書において「水溶性」とは、20℃で、溶液の1重量%超、好ましくは5重量%超、更により好ましくは10重量%超、特に15重量%超の、蒸留水に対する溶解度を有する塩を意味する。
好ましい実施形態では、アミノカルボン酸系ビルダーは、非晶質形態で粒子中に存在し、好ましくは、アミノカルボン酸系ビルダーは、メチルグリシン二酢酸及びその塩から選択される。物質は、刊行物Ruland,W.(1961).Acta Cryst.14,1180〜1185,表題:X−ray Determination of Crystallinity and diffuse Disorder Scatteringに詳細に記載されている通りのRuland法を用いて、10〜40°の範囲の2θにおけるX線回折スペクトルから相対結晶化度%を計算することによって求めたとき、物質の少なくとも40重量%、より好ましくは少なくとも60重量%、更により好ましくは少なくとも80重量%、特に少なくとも90重量%が非晶質である場合、「非晶質」であるとみなされる。非晶質物質では、原子は、無作為に配置されている。結晶質物質では、原子は、規則的なパターンで配置されている。非晶質物質は、凝集性の長期構造を有さない。室温でX線回折に供したとき、非晶質物質は、多くの場合ハロとして知られている非常に広い回折ピークを呈し、一方、結晶質物質は、1以上のシャープな狭い回折ピークを呈する。
非晶質有機物質は、一般的に、結晶質物質よりも吸湿性が高く、安定性の点であまり好ましくない特性を有する。しかし、非晶質物質は、通常、結晶質物質よりも安く生産される。物質を非晶質形態で製造すると、洗剤組成物中における相溶性及び安定性を確保するために注意する必要がある。本発明の粒子は、洗剤製造プロセス中に及び洗剤組成物の一部であるときに、安定且つ堅牢であることが見出されている。コアシェル構造は、粒子の安定性及び堅牢性を提供するために重要であると思われる。
水溶性塩は、好ましくは、硫酸塩、クエン酸塩、炭酸塩、重炭酸塩、ケイ酸塩、及びこれらの混合物からなる群より選択される。本明細書で用いるのに特に好ましいのは、硫酸ナトリウムである。シェルの大部分が硫酸ナトリウムである粒子は、非常に優れた安定性プロファイルを呈し、また、優れた溶解度プロファイルも呈する。更に、硫酸ナトリウムは、洗剤成分に対して優れた相溶性を有する粒子を提供する。バーカイトは、本明細書で用いるのに好ましい別の水溶性塩である。
粒子は、高度に活動的である場合があり、これにより洗剤で使用するための空間効率がよくなる。好ましい実施形態では、コアは、粒子の約50重量%、好ましくは約60重量%、より好ましくは70〜約98重量%を表す。場合によっては、コアが洗剤活性成分を含むことが有用である。本発明の粒子中に炭酸塩が存在することが、特に有用であることが見出されている。炭酸塩の存在により、自動食器洗浄洗剤で用いるのに非常に適した粒子になる。別の好ましい実施形態では、シェルは、粒子の約2重量%、好ましくは約5重量%、より好ましくは約10重量%〜約50重量%を表す。
好ましい実施形態では、本発明の粒子は、20℃の1重量%蒸留水中で少なくとも7、より好ましくは少なくとも9、更により好ましくは少なくとも10のpHを有する。このpHを有する粒子は、通常アルカリ性である洗剤組成物、特に自動食器洗浄洗剤組成物で用いるのにより適している。
好ましい実施形態において、本発明の粒子は、少なくとも650g/Lのバルク密度を有し、これによって粒子の空間効率が良くなり、洗剤組成物中の分離を避けるのに役立つ。
本発明の粒子は、好ましくは約400μm〜1200μm、より好ましくは約500μm〜約1000μm、特に約700μm〜約900μmの重量幾何平均粒径を有する。好ましくは、粒子は低濃度の微粒子及び粗粒子を含み、特に粒子の10重量%未満は約1400μmよりも大きく、より好ましくは約1200μmよりも大きく、及び/又は約400μmよりも小さく、より好ましくは約200μmよりも小さい。これらの平均粒径及び粒径分布は、粒子の安定性に更に寄与する。特に好ましい実施形態において、安定性の観点から、粒子は、約700〜約1000μmの重量幾何平均粒径を有し、粒子の約3重量%未満は約1180μmより大きく、漂白剤の約5重量%未満は約200μmより小さい。重量幾何平均粒径は、レーザー回折に基づくMalvern粒径分析計を使用して測定することができる。
本発明の第2の態様によれば、本発明のシェルコア粒子を製造するプロセスが提供される。そのプロセスは、
a)アミノカルボン酸系ビルダーを含有する溶液を提供する工程と、
b)溶液を乾燥させて中間粒子を製造する工程と、
c)好ましくは、中間粒子を乾燥させる工程と、
d)中間粒子を無機塩でコーティングする工程と、を含む。
好ましい実施形態では、中間粒子は、圧縮され、粉砕され、分級され(sized)、より好ましくは、粉砕及び分級された後に乾燥される。
工程c)から得られる中間粒子は、好ましくは粒子の約0.1〜約30重量%、より好ましくは約0.2〜約10重量%、約0.5〜約5重量%の水分レベルを有し、この水分レベルは、無機塩の水溶液によって粒子がコーティングされる能力に寄与する。
本発明の最後の態様によれば、洗剤組成物、好ましくは自動食器洗浄洗剤組成物、より好ましくは無リン酸塩自動食器洗浄洗剤組成物が提供される。本発明の粒子は、洗剤の製造中及び洗剤中において優れた安定性を呈する。洗剤は、優れた洗浄を提供する。
本発明は、コアシェル構造を有する粒子であって、コアがアミノカルボン酸系ビルダーを含有し、シェルが、無機塩、好ましくは水溶性無機塩を含有する、粒子に関する。粒子は、保管中、移送中、製造中、更には無リン酸塩洗剤のような応力がかかった洗剤マトリクス中であっても良好な安定性を有する。粒子を製造するプロセスも提供される。このプロセスは、物理的安定性及び化学的安定性の観点から非常に堅牢な粒子を作製するだけでなく、その粒子は加工性の観点からも非常に堅牢である。最後に、洗浄洗剤組成物、好ましくは自動食器洗浄洗剤組成物、より好ましくは本発明のコアシェル粒子を含む洗剤組成物無リン酸塩自動食器洗浄洗剤組成物が提供される。
アミノカルボン酸系ビルダー
本発明の粒子のコアを形成するアミノカルボン酸系ビルダーは、好ましくは、アミノポリカルボン酸系ビルダーであり、より好ましくは、一般式MOOC−CHR−N(CH2COOM)2(式中、RはC1〜C12アルキルであり、Mはアルカリ金属である)のグリシン−N,N−二酢酸又は誘導体である。本明細書で用いるのに特に好ましいアミノカルボン酸系ビルダーは、メチルグリシン二酢酸であり、より好ましくはそのアルキル金属塩であり、更により好ましくはナトリウム、カリウム、及びナトリウム/カリウム混合塩である。本明細書で用いるのに特に好ましいのは、三ナトリウム塩である。
好ましいアミノカルボン酸系ビルダーとしては、MGDA(メチル−グリシン−二酢酸)、GLDA(グルタミン−N,N−二酢酸)、イミノジコハク酸(IDS)、カルボキシメチルイヌリン、並びにこれらの塩及び誘導体が挙げられる。本発明によると、MGDA(これらの塩及び誘導体)が特に好ましく、得られた粒子の好ましい吸湿性及び迅速な溶解特性のために、その三ナトリウム塩が好ましく、ナトリウム/カリウム塩が特に好ましい。
他の好適なアミノカルボン酸系ビルダーとしては、例えば、アスパラギン酸−N−一酢酸(ASMA)、アスパラギン酸−N,N−二酢酸(ASDA)、アスパラギン酸−N−モノプロピオン酸(ASMP)、イミノジコハク酸(IDA)、N−(2−スルホメチル)アスパラギン酸(SMAS)、N−(2−スルホエチル)アスパラギン酸(SEAS)、N−(2−スルホメチル)グルタミン酸(SMGL)、N−(2−スルホエチル)グルタミン酸(SEGL)、N−メチルイミノ二酢酸(MIDA)などのIDS(イミノ二酢酸)並びにその塩及び誘導体、α−アラニン−N,N−二酢酸(α−ALDA)、セリン−N,N−二酢酸(SEDA)、イソセリン−N,N−二酢酸(ISDA)、フェニルアラニン−N,N−二酢酸(PHDA)、アントラニル酸−N,N−二酢酸(ANDA)、スルファニル酸−N,N−二酢酸(SLDA)、タウリン−N,N−二酢酸(TUDA)及びスルホメチル−N,N−二酢酸(SMDA)及びこれらのアルキル金属及び誘導体、が挙げられる。
好ましくは、本発明の粒子は、水溶液、好ましくはアミノカルボン酸系ビルダーを含有する溶液、を乾燥させ、次いで、得られた粒子を無機塩でコーティングする工程を含むプロセスによって製造される。
本明細書で用いるのに好ましい無機塩は、硫酸塩、特に硫酸ナトリウムである。25℃の飽和硫酸塩溶液(つまり、溶液のおよそ25重量%の硫酸ナトリウムを含む溶液)を使用することが有用であることが分かっている。粒子の製造を簡素化することができるため、これは粒子形成の観点から最適である。
酸性化剤
有機酸及び鉱酸を含む酸性化剤を、所望のpHを得るためにアミノカルボン酸系ビルダー溶液に添加してもよい。有機酸は、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、カプリン酸、シュウ酸、コハク酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸、セバシン酸、リンゴ酸、乳酸、グリコール酸、酒石酸、グリオキシル酸のように、カルボキシルを1つ又は2つ有してよく、好ましくは最大15個の炭素、特に好ましくは最大10個の炭素を有してよい。鉱酸としては、塩酸及び硫酸が挙げられる。中和時に硫酸ナトリウムを形成するので、硫酸は、本明細書で用いるのに特に好ましい。硫酸は、濃縮形態で加えることも可能であるため、蒸発させる必要がある追加水量を最小限に抑えることができる。
本発明の粒子を製造するプロセス
本発明の粒子は、以下の工程を含むプロセスから得ることが可能であり、好ましくは得られる:
a)アミノカルボン酸系ビルダーを含む溶液を提供する工程。この溶液は好ましくは水性であって、溶液の少なくとも5重量%のビルダー、好ましくは20〜42重量%、より好ましくは25〜40重量%のビルダーを含む。好ましくは、ビルダーは、メチルグリシン二酢酸(MGDA)である。アミノカルボン酸系ビルダーは、酸形態又はその塩若しくは誘導体であってよい。酸形態のアミノカルボン酸系ビルダーは、非常に良好な湿度安定性を有する粒子をもたらす。塩形態のアミノカルボン酸系ビルダーは、アルカリ性の洗剤で使用するのに好適な粒子をもたらす。本明細書で用いるのに特に好ましいのは、三ナトリウム塩である。アミノカルボン酸系ビルダーが、水酸化ナトリウムなどのアルカリ性物質と混合された塩の形態である場合、その溶液に酸性化剤を加えることが好ましい。酸性化剤は、好ましくは鉱酸であって、より好ましくは硫酸である。硫酸は、中和反応から硫酸塩を形成することによって、最終的な粒子の安定性に寄与することが分かっている。この効果を用いて、最終的なアミノカルボン酸粒子の堅牢性を向上させることができる。20℃の温度の蒸留水中で測定したとき、溶液の最終pHは、好ましくは少なくとも7、より好ましくは少なくとも9、特に少なくとも10である。
b)溶液を乾燥させて中間粒子を製造する工程。
c)任意追加的に、中間粒子を乾燥させる工程。及び
d)中間粒子を無機塩、好ましくは水溶液無機塩でコーティングする工程。
上述のプロセスによって得ることが可能であり、好ましくは得られる粒子は、取り扱い中、製造中、保管中、移送中、及び洗剤組成物の一部分を形成する場合において、更には無リン酸塩製品で見られるような応力がかかった洗剤マトリクス中においてさえも、非常に良好な安定特性及び堅牢性を示す。
本発明の粒子を調製する第1工程(工程a))は、好ましくはMGDAであるアミノカルボン酸系ビルダーを含む溶液を提供する必要がある。アミノカルボン酸系ビルダーは、酸形態又はその塩若しくは誘導体であってよい。アミノカルボン酸系ビルダーが11を超えるpHを有する塩形態である場合、好ましくは硫酸である酸性化剤を加えてpHが11未満である混合物を形成する。あるいは、重炭酸ナトリウムを用いてもよい。これは、洗剤中の活性成分である炭酸塩を形成するので、望ましい。
次いで、好ましくは少なくとも1つのポンプを通して溶液を乾燥装置に移してよい。例えば、流動床、噴霧乾燥塔等、混合物を乾燥させることができる任意の装置を用いてよい。本明細書で用いるのに好ましい乾燥方法は、空気霧化である。混合物を空気霧化し、次いで溶液をノズルに汲み上げる場合、溶液はノズルからジェットの形態で出て行く。このジェットは、圧縮空気によって破壊され、スプレーが生じる。このスプレーは、通常、微細であり、従来の噴霧乾燥法で得られるものよりも狭い粒度分布を有する場合がある。より均質な粒径はより優れた水分管理をもたらし、つまり、吸湿性材料の場合非常に重要である。
あるいは、ビルダーの水溶液を硫酸及び水酸化ナトリウムと共に乾燥装置に汲み上げてもよく、得られる混合物は空気霧化されて中間粒子が生じる。
いったん中間粒子を得ると、それを更に加工して粒度分布及び密度を変化させ、次いで乾燥し得る。より密度の高い粒子は、より堅牢且つ安定であることが分かっている。中間粒子を任意の圧縮操作に供してもよい。本明細書で用いるのに好ましいのは、ローラー圧縮である。特定の粒度分布を得るために、圧縮工程の次に粉砕工程を再循環しながら行うことができる。
次いで、中間粒子を無機塩でコーティングする。好ましくは、コーティングは、材料が高度に流動化するように流動床、より好ましくは加熱気流を用いて行う。
自動食器洗浄洗剤組成物
洗剤組成物は、本発明の粒子に加えて、界面活性剤、酵素、漂白剤、漂白活性剤、漂白剤触媒、ポリマー、乾燥助剤及び金属処理剤から選択され得る1つ以上の洗剤活性成分を含むことができる。
界面活性剤
本明細書で用いるのに好適な界面活性剤としては、非イオン性界面活性剤が挙げられる。従来、非イオン性界面活性剤は、自動食器洗浄において表面改質目的、特に被膜及び斑点形成防止並びに光沢改善のためのシーティングを目的として、使用されてきた。非イオン性界面活性剤はまた、汚れの再付着の防止にも貢献することが判明している。
好ましくは、本発明の組成物は、非イオン性界面活性剤又は非イオン性界面活性剤系を含み、より好ましくは、非イオン性界面活性剤又は非イオン性界面活性剤系は、蒸留水中で1%濃度の時に、40〜70℃、好ましくは45〜65℃で測定されるような転相温度を有する。「非イオン性界面活性剤系」により、本明細書では、2つ以上の非イオン性界面活性剤の混合物を意味する。本明細書に使用するのに好ましいのは、非イオン性界面活性系である。これらは、単一の非イオン性界面活性剤よりも、製品中で洗浄及び仕上がり特性の改善並びに良好な安定性を有すると考えられる。
転相温度は、界面活性剤又はその混合物が、その温度より下のときに油を含んだミセルとして優先的に水相内で小区分を形成し、その温度より上のときに水を含んだ逆転ミセルとして油相内で優先的に小区分を形成する温度である。転相温度は、曇りが生じる温度を識別することにより、視覚的に測定することができる。
非イオン性界面活性剤又は界面活性システムの転相温度は、次のようにして測定することができる:対応する界面活性剤又は混合物を溶液の1重量%を含む、蒸留水中水溶液を調製する。転相温度分析の前に、この溶液を静かに攪拌し、このプロセスが確実に化学的平衡状態で起こるようにする。転相温度は、75mm密封試験管に入れたこの溶液を、温度安定な水浴に浸漬して、測定する。漏れがないことを確認するため、試験管は、転相温度測定の前後で計量を行う。温度があらかじめ予測した転相温度の数度下に達するまで、毎分1℃未満の速度で温度を徐々に上げる。視覚的に濁りが最初に見られたときの、転相温度を測定する。
好適な非イオン性活性剤には、次のものが挙げられる:i)エトキシル化非イオン性界面活性剤(炭素原子6〜20個のモノヒドロキシアルカノール又はアルキルフェノールと、アルコール又はアルキルフェノール1モル当たり好ましくは12モル以上、特に好ましくは16モル以上、更により好ましくは20モル以上のエチレンオキシドとの反応により調製される)、ii)炭素原子6〜20個と、少なくとも1つのエトキシ基及びプロポキシ基を有する、アルコールアルコキシル化界面活性剤。本明細書で使用するのに好ましいのは、界面活性剤i)及びii)の混合物である。
別の好適な非イオン性界面活性剤は、次の式:
R1O[CH2CH(CH3)O]x[CH2CH2O]y[CH2CH(OH)R2] (I)
(式中、R1は、4〜18個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖脂肪族炭化水素基であり、R2は、2〜26個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖脂肪族炭化水素基であり、xは0.5〜1.5、より好ましくは約1の平均値を有する整数であり、yは少なくとも15、より好ましくは少なくとも20の値を有する整数である)で表わされる、エポキシで末端保護されたポリ(オキシアルキル)アルコールである。
好ましくは、式Iの界面活性剤は、末端エポキシド単位[CH2CH(OH)R2]中に少なくとも約10個の炭素原子を有する。本発明によると、好適な式Iの界面活性剤は、例えば、国際公開第94/22800号(Olin Corporation、1994年10月13日発行)に記載されているように、Olin CorporationのPOLY−TERGENT(登録商標)SLF−18B非イオン性界面活性剤である。
本明細書で有用なアミンオキシド界面活性剤には、以下の式:
Figure 2014530290
(式中、R3は、8〜26個の炭素原子、好ましくは8〜18個の炭素原子を含有する、アルキル、ヒドロキシアルキル、アシルアミドプロピル及びアルキルフェニル基又はこれらの混合物から選択され、R4は、2〜3個の炭素原子、好ましくは2個の炭素原子を含有するアルキレン又はヒドロキシアルキレン基又はこれらの混合物であり、xは0〜5、好ましくは0〜3であり、各R5は、1〜3個、好ましくは1〜2個の炭素原子を含有するアルキル若しくはヒドロキシアルキル基、又は1〜3個、好ましくは1個のエチレンオキシド基を含有するポリエチレンオキシド基である)を有する直鎖及び分枝鎖化合物が含まれる。R5基は、例えば、酸素又は窒素原子を通して、互いに結合して、環構造を形成することができる。
これらのアミンオキシド界面活性剤は特に、C10〜C18アルキルジメチルアミンオキシド及びC8〜C18アルコキシエチルジヒドロキシエチルアミンオキシドを含む。このような物質の例としては、ジメチルオクチルアミンオキシド、ジエチルデシルアミンオキシド、ビス−(2−ヒドロキシエチル)ドデシルアミンオキシド、ジメチルドデシルアミンオキシド、ジプロピルテトラデシルアミンオキシド、メチルエチルヘキサデシルアミンオキシド、ドデシルアミドプロピルジメチルアミンオキシド、セチルジメチルアミンオキシド、ステアリルジメチルアミンオキシド、タロージメチルアミンオキシド及びジメチル−2−ヒドロキシオクタデシルアミンオキシドが挙げられる。C10〜C18アルキルジメチルアミンオキシド及びC10〜18アシルアミドアルキルジメチルアミンオキシドが好ましい。
界面活性剤は、組成物全体の0〜10重量%、好ましくは0.1〜10重量%、及び最も好ましくは0.25〜6重量%の量で存在し得る。
ビルダー
本明細書に用いるビルダーには、リン酸塩ビルダー及び非リン酸塩ビルダーが挙げられ、好ましくは、ビルダーは非リン酸塩ビルダーである。存在するのであれば、ビルダーは組成物の5〜60重量%、好ましくは10〜50重量%の濃度で使用される。一部の実施形態では、製品は、リン酸塩ビルダーと非リン酸塩ビルダーの混合物を含む。
リン酸塩ビルダー
好ましいリン酸塩ビルダーとしては、一リン酸塩、二リン酸塩、三リン酸塩又はオリゴマー状ポリリン酸塩が挙げられる。これらの化合物のアルカリ金属塩、特にナトリウム塩は好ましい。特に好ましいビルダーは、トリポリリン酸ナトリウム(STPP)である。
非リン酸塩ビルダー
アミノカルボン酸系ビルダーに加えて、本発明の粒子において、組成物は炭酸塩及び/又はクエン酸塩を含むことができる。
本発明の粒子は、組成物全体の少なくとも1重量%、より好ましくは少なくとも5重量%、更により好ましくは少なくとも10重量%、及び最も特に少なくとも20重量%の量で組成物中に存在する。
好ましくは、ビルダーは、組成物の最大50重量%、より好ましくは最大45重量%、更により好ましくは最大40重量%、特に最大35重量%の量で存在する。好ましい実施形態では、組成物は、組成物の20重量%以下のリン酸塩ビルダー、より好ましくは組成物の10重量%以下のリン酸塩ビルダーを含有し、最も好ましくは、組成物は実質的にはリン酸塩ビルダーを含まない。
他の非リン酸塩ビルダーとしては、ポリカルボン酸及びこれらの部分又は完全中和塩、モノマーポリカルボン酸及びヒドロキシカルボン酸並びにこれらの塩のホモポリマー及びコポリマーが挙げられる。上記化合物の好ましい塩は、アンモニウム及び/又はアルカリ金属塩、すなわち、リチウム、ナトリウム及びカリウム塩であり、特に好ましい塩はナトリウム塩である。
好適なポリカルボン酸は、非環式、脂環式、複素環式及び芳香族カルボン酸であり、これらの場合において少なくとも2つのカルボキシル基が含まれ、これらはそれぞれ、互いに離れた場所に分離され、好ましくはわずか炭素原子2つ分、互いに離れている。2つのカルボキシル基を含むポリカルボキシレートには、例えば、マロン酸、(エチレンジオキシ)二酢酸、マレイン酸、ジグリコール酸、酒石酸、タルトロン酸、及びフマル酸の水溶性塩が挙げられる。ポリカルボキシレートは、例えば水溶性クエン酸塩など、3つのカルボキシル基を含む。これに応じて、好適なヒドロキシカルボン酸は、例えばクエン酸である。別の好適なポリカルボン酸は、アクリル酸のホモポリマーである。他の好適なビルダーは、国際公開第95/01416号に開示されており、その内容は、本明細書において参照される。
ポリマー
このポリマーは、存在する場合、組成物の約0.1重量%〜約50重量%、好ましくは0.5重量%〜約20重量%、より好ましくは1重量%〜10重量%の任意の好適な量で使用される。スルホン化/カルボキシル化ポリマーは、本発明の組成物に特に好適である。
本明細書に記載される好適なスルホン化/カルボキシル化ポリマーは、約100,000Da以下、又は約75,000Da以下、又は約50,000Da以下、又は約3,000Da〜約50,000Da、好ましくは約5,000Da〜約45,000Daの重量平均分子量を有し得る。
本明細書に記載されるように、スルホン化/カルボキシル化ポリマーは、(a)一般式(I):
Figure 2014530290
(式中、R1〜R4は、独立して、水素、メチル、カルボン酸基又はCH2COOHであり、式中、カルボン酸基は中和することができる)を有する少なくとも1つのカルボン酸モノマーから誘導される少なくとも1つの構造ユニット、(b)任意選択的に、式(II):
Figure 2014530290
(式中、R5は水素、C1〜C6アルキル、又はC1〜C6ヒドロキシアルキルであり、Xは芳香族であるか(Xが芳香族であるとき、R5は水素又はメチルである)又はXは一般式(III):
Figure 2014530290
(式中、R6は(R5とは独立して)水素、C1〜C6アルキル、又はC1〜C6ヒドロキシアルキルであり、YはO又はNである)を有するかのいずれかである)ものである、少なくとも1つの非イオン性モノマーから誘導される1つ以上の構造ユニット、及び一般式(IV):
Figure 2014530290
(式中、R7は少なくとも1つのsp2結合を含む基であり、AはO、N、P、S又はアミド若しくはエステル結合であり、Bはモノ−又は多環式芳香族基又は脂肪族基であり、各tは独立して0又は1であり、かつM+はカチオンである)を有する少なくとも1つのスルホン酸モノマーから誘導される少なくとも1つの構造ユニット、を含み得る。1つの態様では、R7は、C2〜C6アルケンである。別の態様では、R7は、エテン、ブテン、又はプロペンである。
好ましいカルボン酸モノマーには、アクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、メタクリル酸、又はアクリル酸のエトキシレートエステルのうちの1つ以上が挙げられ、アクリル酸及びメタクリル酸がより好ましい。好ましいスルホン化モノマーには、(メタ)アリルスルホン酸ナトリウム、ビニルスルホン酸、フェニル(メタ)アリルエーテルスルホン酸ナトリウム、又は2−アクリルアミド−メチルプロパンスルホン酸のうちの1つ以上が挙げられる。好ましい非イオン性モノマーには、以下の1つ以上が挙げられる:(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、メチル(メタ)アクリルアミド、エチル(メタ)アクリルアミド、t−ブチル(メタ)アクリルアミド、スチレン又はα−メチルスチレン。
好ましくは、ポリマーは以下の濃度のモノマーを含む:ポリマー重量の約40%〜約90%の、好ましくは約60%〜約90%の、1つ以上のカルボン酸モノマー;ポリマー重量の約5%〜約50%の、好ましくは約10%〜約40%の、1つ以上のスルホン酸モノマー;及び任意選択的にポリマー重量の約1%〜約30%の、好ましくは約2%〜約20%の、1つ以上の非イオン性モノマー。特に好ましいポリマーは、ポリマー重量の約70%〜約80%の少なくとも1つのカルボン酸モノマーと、ポリマー重量の約20%〜約30%の少なくとも1つのスルホン酸モノマーと、を含む。
カルボン酸は好ましくは(メタ)アクリル酸である。スルホン酸モノマーは、好ましくは以下のうちの1つである:2−アクリルアミドメチル−1−プロパンスルホン酸、2−メタクリルアミド−2−メチル−1−プロパンスルホン酸、3−メタクリルアミド−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸、アリルスルホン酸(allysulfonic acid)、メタリルスルホン酸(methallysulfonic acid)、アリルオキシベンゼンスルホン酸、メタリルオキシベンゼンスルホン酸、2−ヒドロキシ−3−(2−プロペニルオキシ)プロパンスルホン酸、2−メチル−2−プロペン−1−スルホン酸、スチレンスルホン酸、ビニルスルホン酸、3−スルホプロピルアクリレート、3−スルホプロピルメタクリレート、スルホメチルアクリルアミド、スルホメチルメタクリルアミド、及びこれらの水溶性塩。不飽和スルホン酸モノマーは、最も好ましくは2−アクリルアミド−2−プロパンスルホン酸(AMPS)である。
好ましい市販のポリマーには、Alco Chemicalにより供給されるAlcosperse 240、Aquatreat AR 540及びAquatreat MPS;Rohm & Haasにより供給されるAcumer 3100、Acumer 2000、Acusol 587G及びAcusol 588G;BF Goodrichにより供給されるGoodrich K−798、K−775及びK−797;及びISP technologies Inc.により供給されるACP 1042が挙げられる。特に好ましいポリマーは、Rohm & Hassにより供給されるAcusol 587G及びAcusol 588Gである。
ポリマーにおいて、全ての又は一部のカルボン酸基又はスルホン酸基は、中和された形態で存在することができ、すなわち、全ての又は一部の酸性基中のカルボン酸基及び/又はスルホン酸基の酸性水素原子は、金属イオンで、好ましくはアルカリ金属イオンで、特にナトリウムイオンで、置換することができる。
本明細書での使用に好適な他の有機ポリマーとしては、アクリル酸主鎖及びアルコキシル化側鎖を含むポリマーが挙げられ、前記ポリマーは、約2,000〜約20,000の分子量を有し、前記ポリマーは、約20重量%〜約50重量%のアルキレンオキシドを有する。ポリマーは、約2,000〜約20,000、又は約3,000〜約15,000、又は約5,000〜約13,000の分子量を有さなければならない。ポリマーのアルキレンオキシド(AO)構成要素は、通常、プロピレンオキシド(PO)又はエチレンオキシド(EO)であり、通常、ポリマーの約20重量%〜約50重量%、又は約30重量%〜約45重量%、又は約30重量%〜約40重量%を構成する。水溶性ポリマーのアルコキシル化された側鎖は、約10〜約55個のAO単位、又は約20〜約50個のAO単位、又は約25〜50個のAO単位を含んでもよい。好ましくは水溶性である、ポリマーは、ランダム、ブロック、グラフト又は他の任意の構成体として構成され得る。アルコキシル化されたアクリル酸ポリマーの形成方法は、米国特許第3,880,765号に開示されている。
本明細書で用いるのに好適な他の有機ポリマーには、国際公開第2009/095645(A1)号に記載されるようなポリアスパラギン酸(PAS)誘導体が挙げられる。
酵素
酵素関連の用語
アミノ酸修飾に関する命名法
本明細書における酵素変異体について説明する際には、参照しやすくするために、元のアミノ酸:位置:置換済みアミノ酸という命名法を用いる。
この命名法に従うと、例えば、195位でグルタミン酸をグリシンに置換したものはG195Eと表示する。同じ位置でグリシンが欠失したものはG195*と表示し、追加のアミノ酸残基、例えばリジンを挿入したものはG195GKと表示する。特定の酵素が他の酵素と比較して「欠失」を含有し、このような位置で挿入が行われる場合、これは、位置36におけるアスパラギン酸の挿入については*36Dというように、示される。複数の突然変異はプラスにより分離され、すなわち、S99G+V102Nは位置99と102における突然変異が、各々グリシンをセリンに、及びアスパラギンをバリンに置換することを表す。ある位置(例えば、102)のアミノ酸が、ある群のアミノ酸、例えば、N及びIからなる群から選択される別のアミノ酸によって置換され得る場合、これは、V102N/Iと示される。
全ての場合において、一般に認められたIUPACの一文字又は三文字アミノ酸略記を採用する。
プロテアーゼアミノ酸番号
本明細書で使用される番号付与は、当該技術分野において一般に使用され、国際公開第00/37627号に例として示されている、いわゆるBPN’番号付与スキームに対比される番号付与である。
アミノ酸の同一性
2つのアミノ酸配列の間の関連性は、「同一性」パラメータにより説明される。本発明の目的では、2つのアミノ酸配列のアラインメントは、EMBOSSパッケージ(http://emboss.org)バージョン2.8.0.からのNeedleプログラムを使用することにより、決定される。ニードルプログラムは、Needleman,S.B.及びWunsch,C.D.(1970)J.Mol.Biol.,48,443〜453に記載のグローバルアラインメントアルゴリズムを実行する。使用される置換マトリクスは、BLOSUM62であり、ギャップ開始ペナルティは10、ギャップ伸長ペナルティは0.5である。
本明細書で使用される酵素のアミノ酸配列(「本配列(invention sequence)」)と異なるアミノ酸配列(「異質配列(foreign sequence)」)との間の同一性の度合いは、2つの配列のアラインメントにおける完全一致の数を「本配列」の長さ又は「異質配列」の長さのいずれか短い方で除算して、計算される。この結果を同一性(%)として表す。完全一致は、「本配列」と「異質配列」に、同一のアミノ酸残基が重複部分の同じ位置に備わっている場合に発生する。配列の長さは、配列中のアミノ酸残基の数である。
本明細書で使用するのに好ましい酵素としては、プロテアーゼが挙げられる。好適なプロテアーゼとしては、メタロプロテアーゼ及びセリンプロテアーゼが挙げられ、後者にはサブチリシン(EC 3.4.21.62)などの、中性又はアルカリ性微生物セリンプロテアーゼが挙げられる。好適なプロテアーゼとしては、動物、植物又は微生物由来のものが挙げられる。一態様では、そのような好適なプロテアーゼは、微生物起源のものとすることができる。好適なプロテアーゼとしては、前述の好適なプロテアーゼの化学修飾又は遺伝子組み換えの突然変異体が挙げられる。一態様では、好適なプロテアーゼは、アルカリ性微生物プロテアーゼ又は/及びトリプシン型プロテアーゼなどのセリンプロテアーゼであり得る。好適な中性又はアルカリ性プロテアーゼの例としては、以下のものが挙げられる:
(a)サブチリシン(EC 3.4.21.62)(米国特許第6,312,936(B1)号、同第5,679,630号、同第4,760,025号、同第7,262,042号及び国際公開第09/021867号に記載のバシラスレンタス、B.アルカロフィラス、B.サブチリン、B.アミロリケファシエンス、バシラスプミルス及びバシラスギブソニ(gibsonii)などのバシルスから誘導されたものを含む。)
(b)トリプシン(例えばブタ又はウシ由来)などのトリプシン型又はキモトリプシン型プロテアーゼ(国際公開第89/06270号に記述されているフサリウムプロテアーゼ、及び同第05/052161号及び同第05/052146に記述されているCellumonasに由来するキモトリプシンプロテアーゼを含む)。
(c)メタロプロテアーゼ(国際公開第07/044993A2号に記述されているバチルス・アミロリケファシエンスから誘導されたものを含む)。
好ましいプロテアーゼとしては、バシラスギブソニ又はバシラスレンタスから誘導されるものが挙げられる。
本発明の洗剤に特に好ましいプロテアーゼは、バシラスレンタス由来の野生型酵素と少なくとも90%、好ましくは少なくとも95%、より好ましくは少なくとも98%、更により好ましくは少なくとも99%、特に100%の同一性を示し、参照により本明細書に組み込まれている、国際公開第00/37627号に示すようなBPN’番号付与システム及びアミノ酸略称を用いて、以下の位置の1つ以上、好ましくは2つ以上、より好ましくは3つ以上で変異:
68、87、99、101、103、104、118、128、129、130、167、170、194、205及び222を含み、場合により、アミノ酸95〜103を含む領域での1つ以上の挿入を含むポリペプチドである。
好ましくは、変異は、下記:V68A、N87S、S99D、S99SD、S99A、S101G、S103A、V104N/I、Y167A、R170S、A194P、V205I及び/又はM222Sの、うちの1つ以上、好ましくは2つ以上、より好ましくは3つ以上から選択される。
最も好ましくは、プロテアーゼは、PB92野生型(国際公開第08/010925号の配列番号2)又はサブチリシン309野生型(N87Sの天然変異を含むことを除きPB92主鎖と同じ配列)のいずれかと対比される下記の変異(BPN’番号付与システム)を含む群から選択される:
(i)G118V+S128L+P129Q+S130A
(ii)G118V+S128N+P129S+S130A+S166D
(iii)G118V+S128L+P129Q+S130A+S166D
(iv)G118V+S128V+P129E+S130K
(v)G118V+S128V+P129M+S166D
(vi)G118V+S128F+P129L+S130T
(vii)G118V+S128L+P129N+S130V
(viii)G118V+S128F+P129Q
(ix)G118V+S128V+P129E+S130K+S166D
(x)G118V+S128R+P129S+S130P
(xi)S128R+P129Q+S130D
(xii)S128C+P129R+S130D
(xiii)S128C+P129R+S130G
(xiv)S101G+V104N
(xv)N76D+N87S+S103A+V104I
(xvi)V68A+N87S+S101G+V104N
(xvii)S99SD+S99A
(xviii)N87S+S99SD+S99A
好適な市販のプロテアーゼ酵素としては、Novozymes A/S(Denmark)により商品名Alcalase(登録商標)、Savinase(登録商標)、Primase(登録商標)、Durazym(登録商標)、Polarzyme(登録商標)、Kannase(登録商標)、Liquanase(登録商標)、Ovozyme(登録商標)、Neutrase(登録商標)、Everlase(登録商標)及びEsperase(登録商標)で販売されているもの、Genencor Internationalにより商品名Maxatase(登録商標)、Maxacal(登録商標)、Maxapem(登録商標)、Properase(登録商標)、Purafect(登録商標)、Purafect Prime(登録商標)、Purafect Ox(登録商標)、FN3(登録商標)、FN4(登録商標)、Excellase(登録商標)及びPurafect OXP(登録商標)で販売されているもの、Solvay Enzymesにより商品名Opticlean(登録商標)及びOptimase(登録商標)で販売されているもの、Henkel/Kemiraから入手可能なもの、すなわち、全てHenkel/Kemira製のBLAP(以下の変異:S99D+S101 R+S103A+V104I+G159Sを有する米国特許第5,352,604号の図29に示されている配列、これ以降ではBLAPと呼ばれる)、BLAP R(S3T+V4I+V199M+V205I+L217Dを有するBLAP)、BLAP X(S3T+V4I+V205Iを有するBLAP)及びBLAP F49(S3T+V4I+A194P+V199M+V205I+L217Dを有するBLAP);並びに花王株式会社製のKAP(変異A230V+S256G+S259Nを有するバシラスアルカロフィラスサブチリシン)が挙げられる。性能の点では、本明細書で用いるのに好ましいのは、デュアルプロテアーゼシステムであって、特に、国際公開第2009/021867(A2)号に記載されるような、PB92野生型(国際公開第08/010925号における配列番号2)若しくはサブチリシン309野生型(N87Sの天然変異を含むことを除き、PB92主鎖と同じ配列)に対してS99SD+S99A突然変異(BPN’番号付与システム)を含むプロテアーゼ、及び、DSM14391バシラスギブソニ酵素を含むシステムである。
本発明の製品におけるプロテアーゼの好ましい濃度は、製品1グラム当たり、約0.1〜約10mg、より好ましくは約0.5〜約5mg、及び特に約1〜約4mgの活性プロテアーゼを含む。
本明細書での使用に好ましい酵素としては、細菌又は真菌由来のものなどのα−アミラーゼが挙げられる。化学的又は遺伝子学的に改変された変異型(変異体)が含まれる。好ましいアルカリ性α−アミラーゼはBacillusの菌種から、例えば、バシルスリケニフォルミス、バシルスアミロリケファシエンス、バシルスステアロサーモフィルス、バシルスサブチルス、又は他のバシラス種、例えばバシルス種NCIB 12289、NCIB 12512、NCIB 12513、DSM 9375(米国特許第7,153,818号)、DSM 12368、DSMZ no.12649、KSM AP1378(国際公開第97/00324号)、KSM K36又はKSM K38(欧州特許第1,022,334号)に由来する。好ましいアミラーゼには次のものが挙げられる。
(a)国際公開第94/02597号、同第94/18314号、同第96/23874号、及び同第97/43424号に記載の変異体、特に、国際公開第96/23874号の配列番号2として記載された酵素に対して、以下の位置:15、23、105、106、124、128、133、154、156、181、188、190、197、202、208、209、243、264、304、305、391、408及び444のうちの1つ以上が置換された変異体。
(b)米国特許第5,856,164号及び国際公開第99/23211号、同第96/23873号、同第00/60060号、及び同第06/002643号に記載の変異型、特に国際公開第06/002643号で配列番号12として記載のAA560酵素に対して、以下の位置:
26、30、33、82、37、106、118、128、133、149、150、160、178、182、186、193、203、214、231、256、257、258、269、270、272、283、295、296、298、299、303、304、305、311、314、315、318、319、339、345、361、378、383、419、421、437、441、444、445、446、447、450、461、471、482、484のうちの1つ以上が置換された変異体であって、好ましくはD183*及びG184*の欠損を含有する変異体。
(c)国際公開第06/002643号の配列番号4(バシラスSP722由来の野生型酵素)と少なくとも90%の同一性を呈し、特に位置183及び184で欠損を有する変異体、並びに本明細書に参照により組み込まれる国際公開第00/60060号に記載の変異体。
(d)バシラス種707(米国特許第6,093,562号の配列番号7)由来の野生型酵素と少なくとも95%の同一性を呈する変異体、特に以下の変異M202、M208、S255、R172及び/又はM261を1つ以上含むもの。好ましくは前記アミラーゼは、M202L、M202V、M202S、M202T、M202I、M202Q、M202W、S255N及び/又はR172Qのうちの1つ以上を含む。特に好ましくは、M202L又はM202T突然変異を含むものである。
好ましいα−アミラーゼとして、国際公開第06/002643号の配列番号12における以下の変異体が挙げられる:
(a)9、26、149、182、186、202、257、295、299、323、339及び345の位置において、1つ以上、好ましくは2つ以上、より好ましくは3つ以上の置換;及び
(b)任意選択的に118、183、184、195、320及び458(存在する場合は好ましくはR118K、D183*、G184*、N195F、R320K及び/又はR458Kを含む)の位置において1つ以上、好ましくは4つ以上の置換及び/又は欠失。
好ましいアミラーゼには、以下のセットの突然変異を含むものが挙げられる:
(i)M9L+M323T;
(ii)M9L+M202L/T/V/I+M323T;
(iii)M9L+N195F+M202L/T/V/I+M323T;
(iv)M9L+R118K+D183*+G184*+R320K+M323T+R458K;
(v)M9L+R118K+D183*+G184*+M202L/T/V/I+R320K+M323T+R458K;
(vi)M9L+G149A+G182T+G186A+M202L+T257I+Y295F+N299Y+M323T+A339S+E345R;
(vii)M9L+G149A+G182T+G186A+M202I+T257I+Y295F+N299Y+M323T+A339S+E345R;
(viii)M9L+R118K+G149A+G182T+D183*+G184*+G186A+M202L+T257I+Y295F+N299Y+R320K+M323T+A339S+E345R+R458K;
(ix)M9L+R118K+G149A+G182T+D183*+G184*+G186A+M202I+T257I+Y295F+N299Y+R320K+M323T+A339S+E345R+R458K;
(x)M9L+R118K+D183*+D184*+N195F+M202L+R320K+M323T+R458K、
(xi)M9L+R118K+D183*+D184*+N195F+M202T+R320K+M323T+R458K、
(xii)M9L+R118K+D183*+D184*+N195F+M202I+R320K+M323T+R458K、
(xiii)M9L+R118K+D183*+D184*+N195F+M202V+R320K+M323T+R458K、
(xiv)M9L+R118K+N150H+D183*+D184*+N195F+M202L+V214T+R320K+M323T+R458K、又は
(xv)M9L+R118K+D183*+D184*+N195F+M202L+V214T+R320K+M323T+E345N+R458K。
(xvi)M9L+R118K+G149A+G182T+D183*+D184*+G186A+N195F+M202L+T257I+Y295F+N299Y+R320K+M323T+A339S+E345R+R458K
好適な市販のα−アミラーゼとしては、DURAMYL(登録商標)、LIQUEZYME(登録商標)、TERMAMYL(登録商標)、TERMAMYL ULTRA(登録商標)、NATALASE(登録商標)、SUPRAMYL(登録商標)、STAINZYME(登録商標)、STAINZYME PLUS(登録商標)、POWERASE(登録商標)、FUNGAMYL(登録商標)及びBAN(登録商標)(Novozymes A/S社(Bagsvaerd,Denmark))、KEMZYM(登録商標)AT 9000(Biozym Biotech Trading GmbH(Wehlistrasse 27b A−1200 Wien Austria))、RAPIDASE(登録商標)、PURASTAR(登録商標)、ENZYSIZE(登録商標)、OPTISIZE HT PLUS(登録商標)及びPURASTAR OXAM(登録商標)(Genencor International Inc.(Palo Alto,California))、並びに、KAM(登録商標)(花王株式会社(日本、103−8210、東京都中央区日本橋茅場町1丁目14−10))が挙げられる。本発明に用いるのに特に好ましいアミラーゼは、NATALASE(登録商標)、STAINZYME(登録商標)、STAINZYME PLUS(登録商標)、POWERASE(登録商標)及びこれらの混合物が挙げられる。
追加酵素
本発明の製品で用いるのに好適な追加酵素は、ヘミセルラーゼ、セルラーゼ、セロビオースデヒドロゲナーゼ、ペルオキシダーゼ、プロテアーゼ、キシラナーゼ、リパーゼ、ホスホリパーゼ、エステラーゼ、クチナーゼ、ペクチナーゼ、マンナナーゼ、ペクチン酸リアーゼ、ケラチナーゼ、レダクターゼ、オキシダーゼ、フェノールオキシダーゼ、リポキシゲナーゼ、リグニナーゼ、プルラナーゼ、タンナーゼ、ペントサナーゼ、マラナーゼ、β−グルカナーゼ、アラビノシダーゼ、ヒアルロニダーゼ、コンドロイチナーゼ、ラッカーゼ、アミラーゼ及びこれらの混合物からなる群から選択される1つ以上の酵素を含むことができる。
セルラーゼ
本発明の製品は、プロテアーゼ及び/又はアミラーゼに加えて他の酵素を含む。セルラーゼ酵素は、好ましい追加酵素であり、特に、米国特許第7,141,403(B2)号におけるアミノ酸配列の配列番号2と少なくとも90%、好ましくは94%、より好ましくは97%、更により好ましくは99%同一である配列を有するバチルス属のメンバー及びこれらの混合物に対して内因性である細菌ポリペプチド内因性を含む、エンド−β−1,4−グルカナーゼ活性(E.C.3.2.1.4)を示す微生物由来のエンドグルカナーゼが好ましい。本明細書で用いるのに好ましい市販のセルラーゼは、Celluzyme(登録商標)、Celluclean(登録商標)、Whitezyme(登録商標)(Novozymes A/S社)及びPuradax HA(登録商標)及びPuradax(登録商標)(Genencor International)である。
好ましくは、本発明の製品は、組成物1グラム当たり少なくとも0.01mgの活性アミラーゼを含み、好ましくは組成物1グラム当たり約0.05mg〜約10mg、より好ましくは約0.1mg〜約6mg、特に好ましくは約0.2mg〜4mgの活性アミラーゼを含む。
好ましくは、本発明の製品のプロテアーゼ及び/又はアミラーゼは、粒子の形態であり、この粒子は粒子の29重量%未満の風化性物質を含むか、又は風化性物質と活性酵素(プロテアーゼ及び/又はアミラーゼ)は、4:1未満の重量比である。
乾燥助剤
本明細書で用いるのに好ましい乾燥助剤としては、ポリエステル、特に、テレフタル酸、5−スルホイソフタル酸、アルキルジオール、又はポリアルキレングリコール、及びポリアルキレングリコールモノアルキルエーテルのモノマーから形成されるアニオン性ポリエステルが挙げられる。乾燥助剤として用いるのに好適なポリエステルは、国際公開第2008/110816号に開示されている。他の好適な乾燥助剤としては、国際公開第2008/119834号に記載されるように、特定のポリカーボネート−、ポリウレタン−及び/若しくはポリ尿素−ポリオルガノシロキサン化合物又は反応性環状炭酸塩及び尿素タイプのこれらの前駆体化合物が挙げられる。
乾燥の改善は、国際公開第2009/033830号に提案されているような界面活性剤及びアニオン性ポリマーの送達を伴うプロセスにより、又は、国際公開第2009/033972号に提案されているような特定の非イオン性界面活性剤をスルホン化ポリマーと組み合わせることにより達成することもできる。
好ましくは、本発明の組成物は、組成物の0.1重量%〜10重量%、より好ましくは0.5〜5重量%、特に1重量%〜4重量%の乾燥助剤を含む。
ケイ酸塩
好ましいケイ酸塩は、二ケイ酸ナトリウムなどのケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、結晶性フィロケイ酸塩である。ケイ酸塩が存在する場合は、典型的には、組成物の約1重量%〜約20重量%、好ましくは約5重量%〜約15重量%の濃度で存在する。
漂白剤
無機及び有機漂白剤は、本明細書において用いるのに好適な洗浄活性物質である。無機漂白剤としては、過ホウ酸塩、過炭酸塩、過リン酸塩、過硫酸塩及び過ケイ酸塩のような過水和物塩が挙げられる。無機過水和物塩は、通常、アルカリ金属塩である。無機過水和物塩は、追加的保護なしで、結晶性固体として含まれてよい。あるいは、塩はコーティングすることができる。
過炭酸のアルカリ金属塩、特に過炭酸ナトリウムは、本明細書で用いるのに好ましい過水和物である。過炭酸塩は、最も好ましくは、製品内(in-product)安定性を提供するコーティングされた形態で製品に配合される。
ペルオキシ一過硫酸カリウムは、本明細書で有用な別の無機過水和物塩である。
典型的な有機漂白剤は、ジアシル及びテトラアシルペルオキシドを含む有機ペルオキシ酸、特に、ジペルオキシドデカン二酸(diperoxydodecanedioc acid)、ジペルオキシテトラデカン二酸(diperoxytetradecanedioc acid)、及びジペルオキシヘキサデカン二酸(diperoxyhexadecanedioc acid)である。過酸化ジベンゾイルは、本明細書において好ましい有機ペルオキシ酸である。モノ−及びジペルアゼライン酸、モノ−及びジペルブラシル酸、並びにN−フタロイルアミノペルオキシカプロン酸(N-phthaloylaminoperoxicaproic acid)も、本明細書での使用に好適である。
更なる典型的な有機漂白剤としてはペルオキシ酸が挙げられ、具体例はアルキルペルオキシ酸及びアリールペルオキシ酸である。好ましい代表例は、(a)過安息香酸及びその環置換誘導体、例えば、アルキル過安息香酸に加えて、ペルオキシ−α−ナフトエ酸及びモノペルフタル酸マグネシウム、(b)脂肪族又は置換脂肪族ペルオキシ酸、例えば、ペルオキシラウリン酸、ペルオキシステアリン酸、ε−フタルイミドペルオキシカプロン酸[フタロイミノペルオキシヘキサン酸(PAP)]、o−カルボキシベンズアミドペルオキシカプロン酸、N−ノネニルアミドペルアジピン酸及びN−ノネニルアミド過コハク酸、並びに(c)脂肪族及び芳香脂肪族ペルオキシジカルボン酸、例えば、1,12−ジペルオキシカルボン酸、1,9−ジペルオキシアゼライン酸、ジペルオキシセバシン酸、ジペルオキシブラシル酸、ジペルオキシフタル酸、2−デシルジペルオキシブタン−1,4−二酸、N,N−テレフタロイルジ(6−アミノペルカプロン酸)である。
漂白活性化剤
漂白活性化剤は、一般的に、60℃以下の温度での洗浄過程において漂白作用を増強する有機過酸前駆体である。本明細書で用いるのに好適な漂白活性化剤としては、過加水分解条件(perhydrolysis condition)下で好ましくは1〜10個の炭素原子、特に2〜4個の炭素原子を有する脂肪族ペルオキシカルボン酸、及び/又は任意選択的に置換された過安息香酸をもたらす化合物が挙げられる。好適な物質は、指定された炭素原子数のO−アシル及び/若しくはN−アシル基並びに/又は任意選択的に置換されたベンゾイル基を有する。好ましいのは、ポリアシル化アルキレンジアミン、特にテトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、アシル化トリアジン誘導体、特に1,5−ジアセチル−2,4−ジオキソヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジン(DADHT)、アシル化グリコールウリル、特にテトラアセチルグリコールウリル(TAGU)、N−アシルイミド、特にN−ノナノイルスクシンイミド(NOSI)、アシル化フェノールスルホネート、特にn−ノナノイル−又はイソノナノイルオキシベンゼンスルホネート(n−又はイソ−NOBS)、無水カルボン酸、特に無水フタル酸、アシル化多価アルコール、特にトリアセチン、二酢酸エチレングリコール及び2,5−ジアセトキシ−2,5−ジヒドロフラン及び更にはトリエチルアセチルクエン酸塩(TEAC)である。漂白活性化剤は、本発明の組成物に含まれる場合、組成物全体の約0.1〜約10重量%、好ましくは約0.5〜約2重量%の濃度であり得る。
漂白触媒
本明細書で使用するのに好ましい漂白触媒としては、マンガントリアザシクロノナン及び関連する錯体(米国特許第4246612号、同第5227084号)、Co、Cu、Mn及びFeビスピリジルアミン及び関連する錯体(米国特許第5114611号)、並びにペンタミンアセテートコバルト(III)及び関連する錯体(米国特許第4810410号)が挙げられる。本明細書で用いるのに好適な漂白触媒の完全な記述は、国際公開第99/06521号、34ページ、26行〜40ページ、16行に見ることができる。漂白触媒は、本発明の組成物に含まれる場合、組成物全体の約0.1〜約10重量%、好ましくは約0.5〜約2重量%の濃度である。
金属処理剤
金属処理剤は、金属(アルミニウム、ステンレス鋼、及び非鉄金属(銀及び銅など)を含む)の錆、腐食又は酸化を防止又は低減し得る。好ましくは、本発明の組成物は、組成物の0.1〜5重量%、より好ましくは0.2〜4重量%、特に0.3〜3重量%の金属処理剤を含み、好ましくは金属処理剤は亜鉛塩である。
本明細書に開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものと理解されるべきではない。むしろ、特に断らないかぎり、そのような寸法のそれぞれは、記載された値及びその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。
本発明による粒子は、以下のプロセスに従って作製する。1000gのTrilon M液(MGDA三ナトリウム塩、およそ40%活性、BASFから供給)を15gの濃硫酸(98%)と混合して、およそ10.7のpHを得た。次に、得られた溶液を撹拌しながら60℃まで加熱し、0.2MPa(2バール)の霧化空気を使用して、2つの流体ノズルを通して7.5L/時の速度でAPB実験室規模の噴霧乾燥装置中で噴霧乾燥した。入口の乾燥空気は、265℃〜300℃の温度である。出口の空気温度は、70℃〜80℃である。
次いで、得られる中間粒子を圧縮して、合計10トンの力を用いて3.18cm(1.25インチ)の円形ダイで10gの錠剤を形成する。得られる錠剤をコーヒー豆挽き器で粉砕し、250μm〜1700μmに篩い、次いで、100℃のオーブンで更に乾燥させる。次いで、空気霧化ノズルを用いて溶液の25重量%の硫酸ナトリウム溶液でコーティングして、150℃の空気入口温度の高流動床(well-fluidized bed)内で粒子に溶液を噴霧して最終粒子を得る。この粒子は、水分に対して高い耐久性を示し、良好な流動性及び溶解度を有する。

Claims (14)

  1. コアシェル粒子であって、前記コアがアミノカルボン酸系ビルダー(aminocarboxylic builder)を含み、前記シェルが水溶性無機塩を含む粒子。
  2. 前記アミノカルボン酸系ビルダーが、非晶質形態である、請求項1に記載の粒子。
  3. 前記アミノカルボン酸系ビルダーが、メチルグリシン二酢酸及びその塩から選択される、請求項1又は2に記載の粒子。
  4. 前記無機塩が、硫酸塩、クエン酸塩、炭酸塩、重炭酸塩、ケイ酸塩、及びこれらの混合物からなる群より選択される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の粒子。
  5. 前記コアが、前記粒子の約50重量%〜約98重量%を表す、請求項1〜4のいずれか一項に記載の粒子。
  6. 前記シェルが、前記粒子の約2重量%〜約50重量%を表す、請求項1〜5のいずれか一項に記載の粒子。
  7. 前記コアが、前記コアの約30重量%〜約100重量%の前記アミノカルボン酸系ビルダーを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の粒子。
  8. 前記シェルが、前記シェルの約50重量%〜約100重量%の無機塩を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の粒子。
  9. 前記粒子が、20℃の1重量%蒸留水中で約9超のpHを有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の粒子。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の粒子を製造する方法であって、
    a)アミノカルボン酸系ビルダーを含有する溶液を提供する工程と、
    b)前記溶液を乾燥させて中間粒子を製造する工程と、
    c)任意に、前記中間粒子を乾燥させる工程と、
    d)前記中間粒子を無機塩でコーティングしてコアシェル粒子を製造する工程と、を含む方法。
  11. 前記工程b)の乾燥が、空気霧化によって行われる、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記中間粒子が、圧縮、並びに好ましくは粉砕及び分級される、請求項10又は11に記載の方法。
  13. 前記中間粒子を、前記中間粒子の約0.1重量%〜約20重量%の水分を含有するように乾燥させる、請求項12に記載の方法。
  14. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の粒子を含む洗剤組成物、好ましくは自動食器洗浄洗剤組成物。
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