JP2014530145A - アクセスドア組立体および同アクセスドア組立体を作る方法 - Google Patents

アクセスドア組立体および同アクセスドア組立体を作る方法 Download PDF

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Abstract

本開示の別の実施形態では、構造物に接合するためのアクセスドア組立体が提供される。アクセスドア組立体は、少なくとも1つのアクセスドア非線形縁部を備えるアクセスドアを有する。アクセスドア組立体は、少なくとも1つの支持構造物非線形縁部を備える支持構造物をさらに有する。アクセスドア組立体は、支持構造物の内側サイドに取り付けられるダブラ要素をさらに有する。支持構造物非線形縁部は、アクセスドア非線形縁部に交互に組み合わされるように設計されており、構造物に接合するためのアクセスドア組立体を形成し、アクセスドア組立体は交互に組み合わされた非線形縁部接合部分を有する。アクセスドア組立体のダブラ要素の直径は、好適には、線形または円形縁部を有するアクセスドア組立体のダブラ要素の直径と比較して、縮小され、縮小される直径により、好適には、アクセスドア組立体、およびアクセスドア組立体が接合される構造物の全重量が低減される。【選択図】図1

Description

本開示は、一般に、構造物に取り付けるためのパネルおよびアクセスドア組立体に関し、より詳細には、航空機などの車両および別の構造物の構造フレームに取り付けるための独自のエッジハンドを有するパネルおよびアクセスドア組立体に関する。
多くの用途で、パネルおよびアクセスドアは、リベット、ボルト、ねじまたは別の固定具などの一列または複数列の固定具を用いてパネルを一体におよびアクセスドアの一部分を一体に機械的に固定することによるか、接着剤または別の化学的接着要素を用いてパネルを一体におよびアクセスドアの一部分を一体に化学的に結合させることによるか、あるいは当技術分野で既知の別の接合手段または固定手段を用いることにより、組み立てられ得る。このようなパネル組立体および/またはアクセスドア組立体は、航空機、宇宙船、回転翼機、船、自動車、トラック、バスまたは別の輸送車両などの、種々の輸送車両、あるいは建物、橋もしくは別の構造物などの建築構造物の構造フレームまたは別の構造物もしくは一部分に取り付けられ得る。
具体的には、航空機の機体またはボディは、金属リベットなどの列状の固定具を用いて円周方向および長手方向の両方で機械的に一体に固定される複数の外板パネルを用いて製造され得る。このような外板パネルは、抗力を低減するようにおよび航空機の滑らかな外形および外観を提供するような構造物であるフェアリングを形成するのに使用され得る。ウイングトゥボディ(wing−to−body)フェアリングなどのフェアリングが、航空機の外板を形成するために、翼と航空機の機体またはボディとの間に空気力学的シェルを提供する。既知のウイングトゥボディフェアリングパネル組立体は、通常、航空機構造フレームに取り付けられる2つの隣接するパネルの間に線形縁部または直線状縁部を備えるパネルを有する。
既知のウイングトゥボディフェアリングパネル組立体の図が図2A〜図2Cおよび図3〜図4に示される。図2Aは、それぞれ、線形または直線状縁部34a、34b(図2Cも参照)を有するパネル要素32a、32bで形成される航空機の既知のウイングトゥボディフェアリングパネル組立体30の内側サイドの斜視図の例示である。図2A〜図2Cに示されるように、パネル要素32a、32bは、それぞれ、別のパネル要素に取り付けられても取り付けられなくてもよい側部36a、36bと、エッジバンド幅54(図2B参照)を有して各々が一列または複数列のパネル開口部44a、44b(図2B参照)を有するエッジバンド38a、38と、傾斜部分41a、41b(図2A参照)を備えるハニカムコア部分40a、40bと、内部表面50a、50b(図2A参照)と、外部表面52a、52b(図2C参照)とを有することができる。パネル要素32a、32bは通常は複合材料および/または金属材料で作ることができ、エッジバンド38a、38bは、ハニカムコア部分40a、40の幅よりは狭いが、ハニカムコア部分40a、40bに軽量の材料を使用してエッジバンド38a、38bに重い材料を使用することを理由として、ハニカムコア部分40a、40bより通常重い。
図2Bは、図2Aの航空機の既知のウイングトゥボディフェアリングパネル組立体30の内側前方斜視図の例示である。図2Cは、図2Aの航空機の既知のウイングトゥボディフェアリングパネル組立体30の外側斜視図の例示である。図2Bに示されるように、パネル要素32a、32bが、パネル要素32a、32bのパネル開口部44a、44bに対応するフレーム開口部58a、58bを介して、航空機構造フレーム要素46の、J形状48を有する第1のエンドエッジ42a、42bに接合され得る。パネル要素32a、32bは、パネル開口部44a、44bおよび対応するフレーム開口部58a、58bを通して挿入される固定具56(図2C、図3参照)を介して、航空機構造フレーム要素46に接続され、さらには互いに接合される。
図3は、航空機構造フレーム要素46に接合される図2Aの航空機の既知のウイングトゥボディフェアリングパネル組立体30のパネル要素32aの外側部分の拡大斜視図の例示である。図3に示されるように、航空機構造フレーム要素46は、第2のエンドエッジ60、および開口部64を備えるボディ62をさらに有する。
図4は、図2Aの航空機の既知のウイングトゥボディフェアリングパネル組立体30の2つの隣接するパネル要素32a、32bの間の接合部分66の内側斜視図の例示である。接合部分66は線形または直線状縁部34a、34bの間に形成される。エッジバンド幅54が、エッジバンド38aの端部68およびエッジバンド38bの端部70との間に形成される。
図2A〜図2Cおよび図3〜図4に示されるようにこのような既知のパネル組立体のエッジバンド幅内で二重の列の固定具または複数列の固定具を使用することによりエッジバンド幅が拡大される可能性があり、ひいては、エッジバンドで使用され得る、より重い材料の量が増大する可能性がある。これにより、パネル組立体、およびパネル組立体を取り付ける構造物の全重量が増大する可能性もある。また、エッジバンド幅内で二重の列の固定具または複数列の固定具を使用することにより、パネル組立体を組み立てるのに必要となる固定具の数が増加する可能性がある。これにより、パネル組立体、およびパネル組立体を取り付ける構造物の全重量がさらに増大する可能性がある。最後に、多数の固定具を使用すると、固定具を設置するのに必要となる可能性がある時間および労力が増大することから、パネル組立体の製造コストが増大する可能性がある。
非ヒンジ式の取外し可能な既知のアクセスドア組立体の図が図15A〜図15Dに示される。図15Aは、既知のアクセスドア組立体300の外側斜視図の例示である。図15Bは、アクセスドア302が取り外された図15Aの既知のアクセスドア組立体300の外側斜視図の例示である。図15Cは、図15Aの既知のアクセスドア組立体300の内側斜視図の例示である。図15Dは、アクセスドア302が取り外された図15Aの既知のアクセスドア組立体300の内側斜視図の例示である。
図15Aに示されるように、既知のアクセスドア組立体300は、円形縁部303(別法として縁部は線形であってもよい)を備えるアクセスドア302と、外側サイド304と、内側サイド306(図15C参照)と、複数のアクセスドア開口部308とを有する。図15Aにさらに示されるように、既知のアクセスドア組立体300は、外側サイド312と、内側サイド314(図15C参照)と、複数の支持部分開口部316とを有する、アクセスドア302に隣接する支持部分310を有する。
図15Bに示されるように、既知のアクセスドア組立体300は、外側サイド320と、内側サイド322(図15D参照)と、二重の列の複数のダブラ開口部324a、324b(図15D参照)とを有する、支持部分310に取り付けられるダブラ(doubler)318をさらに有する。アクセスドア302は、ダブラ318上で支持部分310の外側サイド312と面一となるように凹型縁部分326に対して嵌合するように設計されている。
図3Aに示されるように、既知のアクセスドア組立体300は、外側サイド332と、内側サイド334(図15D参照)とを有する航空機構造要素330などの構造物328に接合される。図15Bは内側開口部336の直径(d)338を示し、図15Dはダブラ318の直径(d)340を示す。アクセスドア302は、アクセスドア開口部308および対応するダブラ開口部324a(図15B参照)を通して挿入される固定具要素342(図15A参照)を介して、ダブラ318に接合され得、さらには構造物328に接合され得る。構造部分310は、支持部分開口部316および対応するダブラ開口部324b(図15D参照)を通して挿入される固定具要素342(図15A参照)を介してダブラ318に取り付けられ得る。これにより、アクセスドア302(図15A参照)の円形縁部303の接合部分の両サイドに二重の列の固定具要素342が存在することになる。
図15A〜図15Dに示される既知のアクセスドア300などの既知のアクセスドア組立体内で二重の列の固定具要素または複数列の固定具要素を使用することにより、ダブラ318の内側の直径(d)340が増大すること可能があり、さらにそれにより、既知のアクセスドア300で使用されるダブラの材料の量が増大する可能性がある。それにより、このような既知のアクセスドア組立体300、およびアクセスドア組立体300を取り付ける構造物328の全重量が増大する可能性がある。また、アクセスドア302の円形縁部303の接合部分の両サイドに二重の列の固定具要素または複数列の固定具要素を使用することにより、既知のアクセスドア組立体300を組み立てるのに必要となる固定具要素の数が増加する可能性がある。それにより、既知のアクセスドア組立体300、およびアクセスドア組立体300を取り付ける構造物328の全重量がさらに増大する可能性がある。最後に、多数の固定具要素を使用すると、固定具要素を設置するのに必要となる可能性がある時間および労力が増大することから、このような既知のアクセスドア組立体の製造コストが増大する可能性がある。
したがって、当技術分野では、既知の組立体および方法に対して利点を有する、改善されるパネル組立体およびそのパネル組立体を作る方法が必要とされる。また、当技術分野では、既知の組立体および方法に対して利点を有する、改善されるアクセスドア組立体およびそのアクセスドア組立体を作る方法が必要とされる。
改善されるパネル組立体およびそのパネル組立体を作る方法に対するこのような要求が満たされる。さらに、改善されるアクセスドア組立体およびそのアクセスドア組立体を作る方法に対するこのような要求が満たされる。以下のより詳細な記述で考察されるように、改善されるパネル組立体および方法ならびに改善されるアクセスドア組立体および方法の実施形態は既知の組立体および方法に対して大きい利点を有し得る。
本開示の一実施形態では、構造物に接合するためのパネル組立体が提供される。組立体は、少なくとも1つの第1のパネル非線形縁部を有する第1のパネル要素を備える。組立体は、少なくとも1つの第2のパネル非線形縁部を有する第2のパネル要素をさらに備える。第2のパネル非線形縁部は、第1のパネル非線形縁部に交互に組み合わされる(interlace)ように設計されており、構造物に接合するための交互に組み合わされたエッジバンドを備えるパネル組立体を形成する。交互に組み合わされたパネルエッジバンドの幅は、線形縁部を有する隣接するパネル要素によって形成される隣接するパネルエッジバンドの幅よりも縮小され、縮小された幅により、パネル組立体、およびパネル組立体が接合される構造物の全重量が低減される。
本開示の別の実施形態では、構造物に接合するためのパネル組立体を作る方法が提供される。本方法は、少なくとも1つの第1のパネル非線形縁部を有する第1のパネル要素を製作することを含む。本方法は、少なくとも1つの第2のパネル非線形縁部を有する第2のパネル要素を製作することをさらに含み、第2のパネル非線形縁部は第1のパネル非線形縁部に交互に組み合わさるように設計されている。本方法は、第1のパネル非線形縁部を第2のパネル非線形縁部に交互に組み合わせて、交互に組み合わされたパネルエッジバンドを備えるパネル組立体を形成することをさらに含む。本方法は、パネル組立体の交互に組み合わされたパネルエッジバンドを構造物に接合することをさらに含む。交互に組み合わされたパネルエッジバンドの幅は、線形縁部を有する隣接するパネル要素によって形成される隣接するパネルエッジバンドの幅よりも縮小される。縮小された幅により、パネル組立体、およびパネル組立体が接合される構造物の全重量が低減される。
本開示の別の実施形態では、航空機に接合するためのスカラップ型パネル組立体を作る方法が提供される。本方法は、複数の円形スカラップ型突出部を備える少なくとも1つのスカラップ型縁部を各々有する複数のパネル要素を製作することを含み、各円形スカラップ型突出部はパネル開口部を有する。本方法は、各パネル要素の少なくとも1つのスカラップ型縁部が1つまたは複数の隣接パネル要素の少なくとも1つに交互に組み合わさり、対応するように、パネル要素を交互に組み合わせ、交互に組み合わされたスカラップ型エッジバンドを有するスカラップ型パネル組立体を形成することを、さらに含む。本方法は、スカラップ型パネル組立体の1つまたは複数の交互に組み合わされたスカラップ型エッジバンドを1つまたは複数の航空機構造フレーム要素に接合することをさらに含む。本方法は、1つまたは複数の交互に組み合わされたスカラップ型エッジバンドを1つまたは複数の航空機構造フレーム要素に固定するために、各パネル開口部と、航空機構造フレーム要素内に設けられる対応するフレーム開口部とを通して固定具を挿入することをさらに含む。交互に組み合わされたスカラップ型エッジバンドの幅は、線形縁部を有する隣接するパネル要素によって形成される隣接するパネルエッジバンドの幅よりも縮小される。縮小された幅により、スカラップ型パネル組立体、およびパネル組立体が接合される1つまたは複数の航空機構造フレーム要素の全重量が低減される。
本開示の別の実施形態では、構造物に接合するためのアクセスドア組立体が提供される。アクセスドア組立体は、少なくとも1つのアクセスドア非線形縁部を備えるアクセスドアを備える。アクセスドア組立体は、少なくとも1つの支持構造物非線形縁部を備える支持構造物をさらに備える。アクセスドア組立体は、支持構造物の内側サイドに取り付けられるダブラ要素をさらに備える。支持構造物非線形縁部は、アクセスドア非線形縁部に交互に組み合わせるように設計されており、構造物に接合するためのアクセスドア組立体を形成し、アクセスドア組立体は交互に組み合わされた非線形縁部接合部分を有する。アクセスドア組立体のダブラ要素の直径は、好適には、線形または円形縁部を有するアクセスドア組立体のダブラ要素の直径よりも縮小され、縮小された直径により、好適には、アクセスドア組立体、およびアクセスドア組立体が接合される構造物の全重量が低減される。
本開示の別の実施形態によると、航空機に接合するための航空機アクセスドア組立体が提供される。航空機アクセスドア組立体は、スカラップ型縁部構造および複数のアクセスドア開口部を備えるアクセスドアを備える。航空機アクセスドア組立体は、スカラップ型縁部構造および複数の支持構造物開口部を備える支持構造物をさらに備える。航空機アクセスドア組立体は支持構造物の内側サイドに取り付けられるダブラ要素をさらに備え、ダブラ要素は複数のダブラ要素開口部を有する。アクセスドアのスカラップ型縁部構造は、支持構造物のスカラップ型縁部構造に交互に組み合わせるように設計されており、航空機構造物に接合するための航空機アクセスドア組立体を形成し、航空機アクセスドア組立体は交互に組み合わされたスカラップ型接合部分を有する。航空機アクセスドア組立体は、アクセスドアをダブラ要素および航空機構造物に接合することを目的としてアクセスドア開口部を通してさらにはアクセスドア開口部に対応するダブラ要素開口部を通して挿入されるための複数の固定具をさらに備える。航空機アクセスドア組立体のダブラ要素の直径は、好適には、線形または円形縁部を有する既知のアクセスドア組立体のダブラ要素の直径よりも縮小され、縮小された直径により、好適には、航空機アクセスドア組立体、および航空機アクセスドア組立体が接合される航空機構造物の全重量が低減される。
本開示の別の実施形態では、構造物に接合するためのアクセスドア組立体を作る方法が提供される。本方法は、少なくとも1つのアクセスドア非線形縁部を有するアクセスドアを製作することを含む。本方法は、少なくとも1つの支持構造物非線形縁部を有する支持構造物を製作することをさらに含み、支持構造物非線形縁部はアクセスドア非線形縁部に交互に組み合わせるように設計されている。本方法は、ダブラ要素を支持構造物の内側サイドに取り付けることをさらに含む。本方法は、アクセスドア非線形縁部を支持構造物非線形縁部に交互に組み合わせて、交互に組み合わされた非線形縁部接合部分を備えるアクセスドア組立体を形成することをさらに含む。本方法はアクセスドア組立体を構造物に接合することをさらに含む。アクセスドア組立体のダブラ要素の直径は、好適には、線形または円形縁部を有するアクセスドア組立体のダブラ要素の直径よりも縮小され、縮小された直径により、好適には、アクセスドア組立体、およびアクセスドア組立体が接合される構造物の全重量が低減される。
論じた特徴、機能および利点は本開示の種々の実施形態で独立して達成することができ、または以下の説明および図面を参照しながら理解され得る別の実施形態のさらなる細部で組み合わせられてもよい。
好適な例示の実施形態を示すが必ずしも正確な縮尺ではない添付図面と併せた以下の詳細な説明を参照することにより本開示をより良く理解することができる。
本開示のパネル組立体の1つまたは複数の有利な実施形態を組み込むことができる例示の航空機を示す斜視図である。 航空機の既知のウイングトゥボディフェアリングパネル組立体を示す内側サイドの斜視図である。 図2Aの航空機の既知のウイングトゥボディフェアリングパネル組立体を示す内側前方斜視図である。 図2Aの航空機の既知のウイングトゥボディフェアリングパネル組立体を示す外側斜視図である。 航空機構造フレーム要素に取り付けられる図2Aの既知のパネル要素のうちの1つのパネル要素の外側部分を示す拡大斜視図である。 図2Aの航空機の既知のウイングトゥボディフェアリングパネル組立体のパネル要素の接合部分を示す内側斜視図である。 本開示のパネル組立体の実施形態のうちの1つの実施形態のパネル要素の接合部分を示す内側斜視図である。 本開示のパネル組立体の実施形態のうちの1つの実施形態を示す外側の図である。 構造フレーム要素に取り付けられる本開示のパネル組立体の実施形態のうちの1つの実施形態を示す分解斜視図である。 構造フレーム要素に取り付けられる本開示のパネル組立体の実施形態のうちの1つの実施形態を示す断面図である。 本開示のパネル組立体の実施形態のうちの1つの実施形態を示す内側サイドの斜視図である。 図9Aのパネル組立体を示す内側前方斜視図である。 図9Aのパネル組立体を示す外側斜視図である。 構造フレーム要素に取り付けられる図9Aのパネル要素のうちの1つのパネル要素の外側部分を示す拡大斜視図である。 4つの交互に組み合わされたパネル要素を示している、本開示のパネル組立体の別の実施形態の外側斜視図である。 1つのパネル要素が取り外された、図11Aのパネル組立体を示す外側斜視図である。 図11Aのパネル組立体を示す内側斜視図である。 本開示の方法の例示の実施形態を示す流れ図である。 本開示の方法の別の例示の実施形態を示す流れ図である。 本開示のアクセスドア組立体の1つまたは複数の有利な実施形態を組み込むことができる例示の航空機を示す斜視図である。 既知のアクセスドア組立体を示す外側斜視図である。 アクセスドアが取り外された、図15Aの既知のアクセスドア組立体を示す外側斜視図である。 図15Aの既知のアクセスドア組立体を示す内側斜視図である。 アクセスドアが取り外された、図15Aの既知のアクセスドア組立体を示す内側斜視図である。 本開示のアクセスドア組立体の実施形態のうちの1つの実施形態を示す外側斜視図である。 アクセスドアが取り外された、図16Aのアクセスドア組立体を示す外側斜視図である。 図16Aのアクセスドア組立体を示す内側斜視図である。 アクセスドアが取り外された、図16Aのアクセスドア組立体を示す内側斜視図である。 アクセスドアが位置決めタブ部分を有する、本開示のアクセスドア組立体の実施形態のうちの別の1つの実施形態を示す外側上面図である。 図17Aの線17B−17Bに沿った断面図である。 図17Aの線17C−17Cに沿った断面図である。 アクセスドアが位置決めタブ部分を有する、本開示のアクセスドア組立体の実施形態のうちの別の1つの実施形態を示す外側斜視図である。 本開示のアクセスドア組立体の実施形態のうちの1つの実施形態を作る方法の例示の実施形態を示す流れ図である。
開示される実施形態のすべてを示すわけではないが、以下で、添付図面を参照しながら開示される実施形態をより完全に説明する。実際には、複数の異なる実施形態が提供され得、これらは、本明細書に記載される実施形態のみに限定されるものして解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、この開示が一貫して完全となり、当業者に本開示の範囲を十分に理解させるために、提供される。
次に図を参照すると、図1は、本開示のパネル組立体100(図9A〜図9C参照)またはスカラップ型パネル組立体150(図11A〜図11B参照)の1つまたは複数の有利な実施形態を組み込むことができる例示の航空機10の斜視図の例示である。図1に示されるように、航空機10が、機体またはボディ12と、ノーズ14と、コックピット16と、機体またはボディ12に動作可能に結合される翼18と、1つまたは複数の推進ユニット20と、テール垂直安定板(tail vertical stabilizer)22と、1つまたは複数のテール水平安定板(tail horizontal stabilizer)24と、固定具28を備えるウイングトゥボディフェアリング26とを備える。図1は、ウイングトゥボディフェアリング26に組み込まれるパネル組立体100を示す。図1に示される航空機10は、一般に、商用の旅客機を示すが、パネル組立体100さらにはパネル組立体150は、別のタイプの航空機でも採用され得る。より具体的には、開示される実施形態の教示は、別の旅客機、貨物輸送機、軍用機、回転翼機、および別のタイプの航空機または輸送手段、さらには、航空宇宙飛行体、衛星、打上げロケット、ロケット、および別の航空宇宙飛行体にも適用され得る。また、本開示による組立体、方法およびシステムが、ボートおよび別の船、列車、自動車、トラック、バスまたは別の適切な輸送車両などの、別の輸送車両でも利用され得ることを認識されたい。さらに、本開示による組立体、方法およびシステムの実施形態が、建物、橋または別の適切な構造物などの構造要素に対してパネルを取り付けることができるような種々の構造物で使用され得ることを認識されたい。
図9A〜図9Cに示されるように、実施形態のうちの1つの実施形態で、構造フレーム要素116などの構造物115に接合するためのパネル組立体100が提供される。構造フレーム要素116は、航空機構造フレーム要素46(図2A参照)を含むことができる。構造物115は、好適には、少なくとも1つのパネル型構成部分101(図1参照)を有する。構造物115は、航空機10(図1参照)、宇宙船、衛星、回転翼機、船、ボート、列車、自動車、トラック、バス、トラクタトレーラ、建物または別の建築構造物、あるいは別の適切な構造物を含むことができる。
図9Aは、パネル組立体100の内側サイドの斜視図の例示である。図9Bは、図9Aのパネル組立体100の内側前方斜視図の例示である。図9Cは、図9Aのパネル組立体100の外側斜視図の例示である。図9Aに示されるように、パネル組立体100が、少なくとも1つの第1のパネル非線形縁部122a(図9C参照)を有する第1のパネル要素102aを備える。パネル組立体100が、少なくとも1つの第2のパネル非線形縁部122b(図9C参照)を有する第2のパネル要素102bをさらに備える。図9Cに示されるように、第1のパネル非線形縁部122aおよび第2のパネル非線形縁部122bの各々が、好適には、複数の円形スカラップ型突出部125a、125bを備えるスカラップ型またはジッパ型縁部構造123a、123bをそれぞれ有する。各円形スカラップ型突出部125a、125bはそれぞれパネル開口部114a、114bを有することができる。
図9Aに示されるように、第1のパネル要素102aおよび第2のパネル要素102bは、各々が、サイド106a、106bをそれぞれ備え、これらは非線形縁部を有する追加のパネル要素に取り付けられても、取り付けられなくてもよい。第1のパネル要素102aおよび第2のパネル要素102bは、各々が、エッジバンド108a、108b(図9A参照)をさらに備える。第1のパネル非線形縁部122aおよび第2のパネル非線形縁部122bが交互に組み合わされて第1のパネル要素102aおよび第2のパネル要素102bが互いに隣接すると、エッジバンド108a、108bがエッジバンド幅124(図9B、図5参照)を形成する。図9Aに示されるように、第1のパネル要素102a、第2のパネル要素102bは、各々が、傾斜部分104a、104bを有するコア部分110a、110bをさらに備える。第1のパネル要素102a、第2のパネル要素102bは、各々が、それぞれの内側表面118a、118b(図9A参照)と、それぞれの外側表面120a、120b(図9C参照)とをさらに備える。
第1のパネル要素102aおよび第2のパネル要素102bは、好適には、複合材料および/または金属材料で作ることができる。エッジバンド108a、108bは、各々が、好適には、厚い幅すなわち大きい幅を各々が有するコア部分110a、110bよりも薄い幅すなわち小さい幅を有する。さらに、エッジバンド108a、108bは、各々が、好適には、各々軽量であるコア部分110a、110bより重い。好適には、コア部分110a、110bはエッジバンド108a、108bよりも軽量材料で構成される。好適には、エッジバンド108a、108bはコア部分110a、110bよりも重い材料で構成される。
図9Cに示されるように、好適には、第1のパネル要素102aのエッジバンド108aは、第1のパネル非線形縁部122aに沿って複数の離間されるパネル開口部114aを有する。好適には、第2のパネル要素102bのエッジバンド108bは、第2のパネル非線形縁部122bに沿って複数の離間されるパネル開口部114bを有する。第1のパネル非線形縁部122aが第2のパネル非線形縁部122bに交互に組み合わされ接合されると、パネル開口部114a、114bが好適には略インラインパターン117(図6参照)で位置合わせされる。
図9A〜図9Bおよび図10に示されるように、第1のパネル要素102aおよび第2のパネル要素102bが構造フレーム要素116などの構造物115に接合され得る。構造フレーム要素116などの構造物115は、C形状112(図9A参照)を有しさらには複数のフレーム開口部128を有する第1のエンドエッジ126(図10参照)を備えることができる。構造フレーム要素116などの構造物115は、第2のエンドエッジ130、および開口部132を有するボディ134をさらに備えることができる。好適には、フレーム開口部128はパネル要素102a、102bのパネル開口部114a、114bに対応する。
パネル組立体100は、複数の固定具要素138(図9C、図10参照)をさらに備えることができる。固定具要素138は、リベット、ナットおよびボルト、ねじまたは別の適切な固定要素などの、既知の固定具要素を含むことができる。各固定具要素138は、第1のパネル要素102aおよび第2のパネル要素102bのそれぞれのパネル開口部114a、114b(図9C、図10参照)を通して挿入するように構成されている。各固定具要素138は、構造フレーム要素116などの構造物115の第1のエンドエッジ126内に設けられる対応するフレーム開口部128(図10参照)を通してさらに挿入するように構成されている。図10は、取付け接合部分136aのところで構造フレーム要素116などの構造物115の第1のエンドエッジ126に取り付けられる図9Aの第1のパネル要素102aの外側部分の拡大斜視図の例示である。第1のパネル要素102aおよび第2のパネル要素102bは、パネル開口部114a、114bおよび対応するフレーム開口部128を通して挿入される固定具要素138(図9C、図10参照)を介して、構造フレーム要素116などの構造物115に接合される。図9Cに示されるように、第1のパネル要素102aおよび第2のパネル要素102bのエッジバンド108a、108bがそれぞれ交互に組み合わされると、固定具要素138がパネル開口部114a、114bおよびフレーム開口部128を通して挿入され得、それにより、第1のパネル要素102aおよび第2のパネル要素102bが構造フレーム要素116などの構造物115に接合されるかまたは取り付けられ、さらには第1のパネル要素102aおよび第2のパネル要素102bが互いに接合されるかまたは取り付けられる。別法として、固定具要素138の代わりに、パネル組立体100は、接着剤または別の化学的接着要素あるいは別の適切な固定機構を介して構造物115に接合されてもよい。
図7は、構造フレーム要素116などの構造物115に取り付けられる本開示のパネル要素100の実施形態のうちの1つの実施形態の分解斜視図の例示である。図7に示されるように、第2のパネル要素102bは、構造フレーム要素116などの構造物115に取り付けられて示される第1のパネル要素102aから離間されて示される。図8は、第1のパネル要素102aおよび第2のパネル要素102bのそれぞれのエッジバンド108a、108bに対してそれぞれ取付け接合部分136a、136bのところで取り付けられる構造フレーム要素116の断面図の例示である。図8に示されるように、第1のパネル要素102aのエッジバンド108aが、取付け接合部分136aのところで、構造フレーム要素116などの構造物115の第1のエンドエッジ126に取り付けられ、第2のパネル要素102bのエッジバンド108bが、取付け接合部分136bのところで、構造フレーム要素116などの構造物115の第1のエンドエッジ126に取り付けられる。
本明細書で開示されるパネル組立体100は、好適には、線形縁部34a、34b(図4参照)を有する隣接するパネル要素32a、32bによって形成される隣接するパネルエッジバンド38a、38b(図4参照)を固定するのに使用され得る固定具要素の全体数と比較して、第1のパネル要素102aおよび第2のパネル要素102bの交互に組み合わされたパネルエッジバンド108a、108bを構造物115に固定するのに使用され得る固定具要素138の固定具要素の全体数が減少する。パネル組立体100の固定具要素の数が減少することにより、好適には、パネル組立体100、およびパネル組立体100が接合する構造物115の全重量がさらに減少する。
図5は、第1のパネル要素102aおよび第2のパネル要素102bのそれぞれの第1のパネル非線形縁部122aと第2のパネル非線形縁部122bとの間に形成される接合部分140の内側斜視図の例示である。第2のパネル非線形縁部122bは、第1のパネル非線形縁部122aに交互に組み合わされるように設計されており、構造物115(図9A参照)に接合するために交互に組み合わされたエッジバンド108a、108bを備えるパネル組立体100を形成する。図5は、第1のパネル要素102aおよび第2のパネル要素102bが複合材料で構成される場合に、固体ラミネート接合部分領域を備えることができるエッジバンド幅124を形成するように交互に組み合わされたエッジバンド108a、108bを示す。エッジバンド幅124は、エッジバンド108aの端部142とエッジバンド108bの端部144との間に形成される。交互に組み合わされたパネルエッジバンド108a、108bのエッジバンド幅124は、好適には、線形縁部34a、34b(図4参照)を有する既知の隣接するパネル要素32a、32b(図4参照)によって形成される既知の隣接するエッジバンド38a、38b(図4参照)のエッジバンド幅54(図4参照)と比較して、縮小される。エッジバンド幅124が縮小されることにより、好適には、パネル組立体100の全重量が低減され、構造物115(図9A参照)に接合されるかまたは取り付けられる場合、好適には、接合されるかまたは取り付けられるパネル組立体100および構造物115の全重量が低減される。
図6は、第1のパネル要素102aおよび第2のパネル要素102bのそれぞれの第1のパネル非線形縁部122aと第2のパネル非線形縁部122bとの間に形成される交互に組み合わされたパネルエッジバンド形状119を示している、本開示のパネル組立体100の実施形態のうちの1つの実施形態の外側の図である。図6はさらに、第1のパネル非線形縁部122aが第2のパネル非線形縁部122bに交互に組み合わされ接合される場合のパネル開口部114a、114bの略インラインパターン117を示す。
図11A〜図11Cに示されるように、本開示の別の実施形態では、各々少なくとも1つの非線形縁部154a〜154hを有する4つのパネル要素152a、152b、152c、152dを備えるスカラップ型パネル組立体150が提供される。図11Aに示されるように、パネル要素152aは非線形縁部154aおよび非線形縁部154bを備える。パネル要素152bは非線形縁部154cおよび非線形縁部154dを備える。パネル要素152cは非線形縁部154eおよび非線形縁部154fを備える。パネル要素152dは非線形縁部154gおよび非線形縁部154hを備える。好適には、非線形縁部154a〜154hは、各々、スカラップ型またはジッパ型縁部構造155a、155b、155c、155d、155e、155f、155g、155hをそれぞれ有する。
図11Aは、交互に組み合わされた4つのパネル要素152a、152b、152c、152dを示している、スカラップ型パネル組立体150の外側斜視図の例示である。図11Aに示されるように、非線形縁部154aは非線形縁部154hと交互に組み合わされ、非線形縁部154bは非線形縁部154cと交互に組み合わされ、非線形縁部154dは非線形縁部154eと交互に組み合わされ、非線形縁部154fは非線形縁部154gと交互に組み合わされる。4つのパネル要素152a〜152dは接合部分170(図11A参照)のところで交互に組み合わされる。非線形縁部154a〜154hが交互に組み合わされてパネル要素152a〜152dが互いに隣接すると、隣接するパネル要素152a〜152dのエッジバンド160がエッジバンド幅172(図11C参照)を形成する。
各パネル要素152a〜152dは、固定具要素138(図11A参照)を受けるように構成されている複数のパネル開口部156a、156b、156c、156dをそれぞれさらに備える。上で考察したように、固定具要素138は、リベット、ナットおよびボルト、ねじ、または別の適切な固定具要素などの、既知の固定具要素を含むことができる。別法として、固定具要素138の代わりに、パネル組立体100は、接着剤または別の化学的接着要素あるいは別の適切な固定機構を介して構造物115に接合されてもよい。各パネル要素152a〜152dは、傾斜部分159(図11B参照)を有するコア部分158、およびエッジバンド160をさらに備える。各パネル要素152a〜152dは、外側表面162a、162b、162cおよび162d(図11A〜図11B参照)ならびに内側表面163a、163b、163cおよび163d(図11C参照)をさらに備える。
図11Aに示されるように、スカラップ型パネル組立体150は、好適には、取付け接合部分136のところで構造物115に接合されるかまたは取り付けられる。図11A〜図11Bに示されるように、構造物115は1つまたは複数の構造フレーム要素116を備えることができ、これらは各々が、第1のエンドエッジ126と、第2のエンドエッジ130と、開口部132を有するボディ134とを備える。
図11Bは、1つのパネル要素152dが別のパネル要素152a、152b、152cから取り外された状態の、図11Aのスカラップ型パネル組立体150の外側表面162a〜162dの外側斜視図の例示である。構造フレーム要素116を備える構造物115が示される。各構造フレーム要素116は、第1のエンドエッジ126と、第2のエンドエッジ130と、開口部132を有するボディ134とを備える。
図11Cは、図11Aのスカラップ型パネル組立体150の内側表面163a〜163dの内側斜視図の例示である。図11Cに示されるように、スカラップ型パネル組立体150は、好適には、取付け接合部分136のところで構造物115に接合されるかまたは取り付けられる。図11Cに示されるように、構造物115は複数の構造フレーム要素116を備える。構造フレーム要素116は、複数の固定具要素138(図11A参照)を介してパネル要素152a〜152dのエッジバンド160に取り付けられ得る。固定具要素138が取付け要素164を用いて位置を固定され得る。好適には、取付け要素164は、構造フレーム要素116の第1のエンドエッジ126に対して固定具要素138を定位置に定着させて保持するように構成される接続具166を備える。図11Cにさらに示されるように、1つまたは複数の構造フレーム要素116はパネル要素のエッジバンド160に沿って連続していてもよく、または分割されていなくてもよい。別法として、図11Cに示されるように、1つまたは複数の構造フレーム要素116は、連続する構造フレーム要素116の両サイドに取り付けられ得る2つ以上のフレーム要素部片168へと分割または分離され得る。
別の実施形態では、パネル組立体は4つ以上のパネル要素を備えることができ、各パネル要素は、隣接するパネル要素の非線形縁部に交互に組み合わされ接合するように構成されている1つまたは複数の非線形縁部を有することができる。
本開示の別の実施形態では、構造フレーム要素116(図9A参照)などの構造物115(図9A参照)に接合するためのパネル組立体100(図9A参照)を作る方法200が提供される。構造フレーム要素116は航空機構造フレーム要素46(図2A参照)を含むことができる。図12は本開示の方法200の例示の実施形態の流れ図の例示である。構造物115は好適には少なくとも1つのパネル型構成部分101(図1参照)を有し、航空機10(図1参照)、宇宙船、衛星、回転翼機、船、ボート、列車、自動車、トラック、バス、トラクタトレーラ、建物、建築構造物、または別の適切な構造物を含むことができる。
図12に示されるように、方法200は、少なくとも1つの第1のパネル非線形縁部122a(図9C参照)を有する第1のパネル要素102a(図9A参照)を製作するステップ202を含む。方法200は、少なくとも1つの第2のパネル非線形縁部122bを有する第2のパネル要素102bを製作するステップ204をさらに含む。第2のパネル非線形縁部122bは、好適には、第1のパネル非線形縁部122aに交互に組み合わされるように設計されている。第1のパネル要素102aおよび第2のパネル要素102bは当技術分野で既知のパネル製作プロセスを使用して製作される。
図12に示されるように、方法200は、第1のパネル非線形縁部122aを第2のパネル非線形縁部122bに交互に組み合わされ、交互に組み合わされたパネルエッジバンド108a、108b(図6参照)を備えるパネル組立体100(図9C参照)を形成するステップ206をさらに含む。
図12に示されるように、方法200は、パネル組立体100の交互に組み合わされたパネルエッジバンド108a、108bを構造フレーム要素116(図9B参照)などの構造物115に接合するステップ208をさらに含む。交互に組み合わされたパネルエッジバンド108a、108bのエッジバンド幅124(図5参照)は、好適には、線形縁部34a、34bを有する隣接するパネル要素32a、32bによって形成される隣接するパネルエッジバンド38a、38b(図4参照)の幅54(図4参照)よりも縮小される。エッジバンド幅124が縮小されることにより、好適には、パネル組立体100の全重量が低減され、パネル組立体110が構造物115に取り付けられる場合、好適には、パネル組立体100および構造物115の全重量が低減される。
方法200は、複数の固定具要素138を用いて、交互に組み合わされたパネルエッジバンド108a、108bを構造物115に固定することをさらに含むことができる。本明細書で開示されるパネル組立体100は、好適には、線形縁部34a、34b(図4参照)を有する隣接するパネル要素32a、32bによって形成される隣接するパネルエッジバンド38a、38b(図4参照)を固定するのに使用され得る固定具要素の総数と比較して、第1のパネル要素102aおよび第2のパネル要素102bの交互に組み合わされたパネルエッジバンド108a、108bを構造フレーム要素116などの構造物115に固定するのに使用され得る固定具要素138の固定具要素の総数が減少する。パネル組立体100の固定具要素の数が減少することにより、好適には、パネル組立体100および構造物115の全重量がさらに低減される。別法として、固定具要素138の代わりに、パネル組立体100は、接着剤または別の化学的接着要素あるいは別の適切な固定機構を介して構造物115に接合されてもよい。
本開示の別の実施形態では、航空機10(図1参照)に接合するためのスカラップ型パネル組立体150(図11A〜図11B参照)を作る方法250が提供される。図13は、本開示の方法300の例示の実施形態の流れ図の例示である。本方法250は複数のパネル要素152a〜152b(図11A参照)を製作するステップ252を含み、各パネル要素152a〜152dが少なくとも1つの非線形縁部154a〜154h(図11A参照)を有する。好適には、非線形縁部154a〜154hは、各々が、スカラップ型またはジッパ型縁部155a〜155h(図11A参照)を備え、これらは各々がそれぞれの複数の円形スカラップ型突出部157を備える。各円形スカラップ型突出部157は、好適には、複数の固定具開口部156a〜156d(図11B参照)を有する。パネル要素152a〜152dは当技術分野で既知のパネル製作プロセスを使用して製作される。
方法250は、パネル要素152a〜152dの少なくとも1つのスカラップ型またはジッパ型縁部155a〜155hが、1つまたは複数の隣接するパネル要素152a〜152dの少なくとも1つの隣接するスカラップ型またはジッパ型縁部155a〜155hに交互に組み合わせ対応するように、パネル要素152a〜152dを交互に組み合わせて、交互に組み合わされたスカラップ型エッジバンド160(図11B参照)を備えるスカラップ型パネル組立体150を形成するステップ254をさらに含む。
方法250は、スカラップ型パネル組立体150の1つまたは複数の交互に組み合わされたスカラップ型エッジバンド160を構造フレーム要素116(図11B参照)などの1つまたは複数の構造物115に接合するステップ256をさらに含み、構造フレーム要素116が好適には航空機構造フレーム要素46(図2B参照)を含む。
方法250は、1つまたは複数の交互に組み合わされたスカラップ型エッジバンド160を航空機構造フレーム要素46などの1つまたは複数の構造フレーム要素116に固定することを目的として、各パネル開口部156a〜156d(図11A参照)を通し、さらに、航空機構造フレーム要素46(図2B参照)などの構造フレーム要素116内に設けられる例えば航空機フレーム開口部などの対応するフレーム開口部128を通して、固定具要素138(図11A参照)を挿入するステップ258をさらに含む。別法として、固定具要素138の代わりに、スカラップ型パネル組立体100は、接着剤または別の化学的接着要素あるいは別の適切な固定機構を介して構造物115に接合されてもよい。
交互に組み合わされたスカラップ型エッジバンド160のエッジバンド幅172(図11B参照)は、好適には線形縁部34a、34b(図4参照)を有する隣接するパネル要素32a、32b(図4参照)によって形成される隣接するパネルエッジバンド38a、38b(図4参照)のエッジバンド幅54(図4参照)よりも縮小される。エッジバンド幅172が縮小されることにより、好適には、パネル組立体100、および1つまたは複数の航空機構造フレーム要素46を好適には含む構造フレーム要素116などの構造物115の全重量が低減される。
パネルのスカラップ型縁部が、1つまたは複数の航空機構造フレーム要素46を好適には含む構造フレーム要素116に交互に組み合わされ接合されると、円形スカラップ型突出部157内のパネル開口部156a〜156dが好適には略インラインパターン117(図6参照)で位置合わせされる。スカラップ型パネル組立体150は、好適には、線形縁部34a、34b(図4参照)を有する隣接するパネル要素32a、32b(図4参照)によって形成される隣接するパネルエッジバンド38a、38b(図4参照)を固定するための固定具要素の数と比較して、1つまたは複数の交互に組み合わされたスカラップ型エッジバンド160を航空機構造フレーム要素46などの1つまたは複数の構造フレーム要素116に固定するための固定具要素の数が減少する。固定具要素の数が減少することにより、好適には、スカラップ型パネル組立体150、および1つまたは複数の航空機構造フレーム要素46を好適には含む構造フレーム要素116などの構造物115の総重量がさらに低減される。
パネル組立体100、150および方法200、300の開示される実施形態は、スカラップ型またはジッパ型縁部構造123a、123b(図9C参照)または155a〜155h(図11A参照)をそれぞれ有するエッジバンド108a、108b(図9B参照)またはエッジバンド160(図11B参照)をそれぞれ有する第1のパネル要素102aおよび第2のパネル要素102b(図9A参照)またはパネル要素152a〜152d(図11A参照)を提供する。好適には、パネル組立体100、150は、少なくとも1つのパネル型構成部分101(図1参照)を有する構造物内で使用され得る。より好適には、パネル組立体100、150は、航空機10(図1参照)上のウイングトゥボディフェアリング26(図1参照)のために使用され得る。第1のパネル要素102aおよび第2のパネル要素102b(図9A参照)またはパネル要素152a〜152d(図11A参照)のそれぞれのエッジバンド108a、108b(図9B参照)またはエッジバンド160(図11B参照)をスカラップ型にして交互に組み合わせることにより、線形または直線状縁部を備えるパネル要素を有する既知のウイングトゥボディフェアリングパネル構造よりも、パネル組立体および接合されるかまたは取り付けられる構造物の両方の重量の節約を達成することができる。また、スカラップ型またはジッパ型縁部構造123a、123b(図9C参照)または155a〜155h(図11A参照)を使用することにより、エッジバンド108a、108b(図9B参照)またはエッジバンド160(図11B参照)のサイズさらにはパネル要素間に形成される接合部の厚さが縮小され得、さらにそれにより、固定ラミネートエッジバンド領域全体が縮小され得、パネル組立体および取り付けられる構造物の全重量も低減され得る。スカラップ型またはジッパ型縁部構造123a、123b(図9C参照)または155a〜155h(図11A)をそれぞれ有するエッジバンド108a、108b(図9B参照)またはエッジバンド160(図11B参照)をそれぞれ有する第1のパネル要素102aおよび第2のパネル要素102b(図9A参照)またはパネル要素152a〜152d(図11A参照)を使用することにより、パネル組立体および接合されるかまたは取り付けられる構造物を軽量にすることができ、例えば、ウイングトゥボディフェアリングを軽量にすることができ、航空機を軽量にすることができる。固体ラミネートエッジバンド領域が全体として縮小され、それに伴ってコア部分領域またはサンドイッチ領域あるいはハニカムコアを備えるパネル要素の部分が拡大されることで、重量を節約することが実現され得る。その理由は、コア部分領域またはサンドイッチ領域あるいはハニカムコアを備えるパネル要素の部分は固定ラミネートエッジバンド領域より軽量であるからである。
図14は、航空機アクセスドア組立体401(図18参照)の形態であってよい本開示のアクセスドア組立体400(図16A〜図16D)の1つまたは複数の有利な実施形態を組み込むことができる例示の航空機80の斜視図の例示である。図14に示されるように、航空機10が、機体またはボディ12と、ノーズ14と、コックピット16と、機体またはボディ12に動作可能に結合される翼18と、1つまたは複数の推進ユニット20と、テール垂直安定板22と、1つまたは複数のテール水平安定板24と、固定具28を備えるウイングトゥボディフェアリング26とを備える。図14は、推進ユニット20に組み込まれる航空機アクセスドア組立体401などのアクセスドア組立体400を示す。図14に示される航空機10は概して商用の旅客機を例示するものであるが、航空機アクセスドア組立体401などのアクセスドア組立体400は別のタイプの航空機でも採用され得る。より具体的には、開示される実施形態の教示は、別の旅客機、貨物輸送機、軍用機、回転翼機、および別のタイプの航空機または輸送手段、さらには、航空宇宙飛行体、衛星、打上げロケット、ロケット、および別の航空宇宙飛行体にも適用され得る。また、本開示による組立体、方法およびシステムの実施形態が、ボートおよび別の船、列車、自動車、トラック、バスまたは別の適切な輸送車両などの、別の輸送車両でも利用され得ることを認識されたい。さらに、本開示による組立体、方法およびシステムの実施形態が、建物、橋または別の適切な構造物などの、構造物または構造要素に対してアクセスドアを取り付けることができるような種々の構造物で使用され得ることを認識されたい。
図16A〜図16Dに示されるように、実施形態のうちの1つの実施形態で、航空機構造要素446などの構造物44に接合するためのアクセスドア組立体400が提供される。構造物444は、好適には、外側サイド448(図16A参照)および内側サイド450(図16C参照)を有する。構造物444は、航空機80(図14参照)、宇宙船、衛星、回転翼機、船、ボート、列車、自動車、トラック、バス、トラクタトレーラ、建物または別の建築構造物、あるいは別の適切な構造物を含むことができる。好適には、アクセスドア組立体400は航空機アクセスドア組立体401(図14および図18参照)を含む。
図16Aは、本開示のアクセスドア組立体400の実施形態のうちの1つの実施形態の外側斜視図の例示である。図16Bは、アクセスドア402が取り外された、図16Aのアクセスドア組立体400の外側斜視図の例示である。図16Cは、図16Aのアクセスドア組立体400の内側斜視図の例示である。図16Dは、アクセスドア402が取り外された、図16Aのアクセスドア組立体400の内側斜視図の例示である。
図16Aに示されるように、アクセスドア組立体400が、少なくとも1つのアクセスドア非線形縁部404を有するアクセスドア402を備える。好適には、アクセスドア非線形縁部404は、アクセスドア開口部410を各々有する複数の円形スカラップ型突出部408を備えるスカラップ型縁部構造406を有する。アクセスドア402は、好適には、複数のアクセスドア開口部410(図16A参照)と、幅412(図18参照)と、外側サイド414(図16A参照)と、内側サイド416(図16C参照)と、単一の中央開口部418(図16A参照)とを備える。単一の中央開口部418は、アクセスドア402または構造物444の裏側の部品または要素へアクセスするのに使用され得、例えば、バルブ(図示せず)、電気部品(図示せず)、頻繁に交換される品目、液面の視覚的インジケータ(図示せず)、あるいは別の部品または要素へアクセスするのに使用され得る。好適には、アクセスドア開口部410はアクセスドア非線形縁部404の内側に沿って離間される。アクセスドア402は非ヒンジ式で取外し可能であってよい。別法として、アクセスドア402はヒンジ式であってもよく、ヒンジ側または縁部を有することができ、この場合、もう一方の側が非線形縁部404またはスカラップ型縁部構造406を有する。図16Bに示されるように、アクセスドア402は、構造物444内の内側開口部452を見るために取り外され、この内側開口部452は直径(d)454を有する。
図16Aに示されるように、アクセスドア組立体400は、少なくとも1つの支持構造物非線形縁部422を備える支持構造物420をさらに備える。好適には、支持構造物非線形縁部422は、支持構造物開口部428を各々有する複数の円形スカラップ型突出部426を備えるスカラップ型縁部構造424(図16B参照)を有する。支持構造物420は、好適には、複数の支持構造物開口部428(図16A参照)と、凹型縁部分430(図16B参照)と、外側サイド432(図16A参照)と、内側サイド434(図16C参照)とを備える。好適には、支持構造物開口部428は支持構造物非線形縁部422の内側に沿って離間される。
図16Bおよび図16Dに示されるように、アクセスドア組立体400は、支持構造物420の内側サイド434に恒久的に取り付けられ得るダブラ要素436をさらに備える。ダブラ要素436は、好適には、外側サイド438(図16B)と、内側サイド440(図16D参照)と、複数のダブラ開口部442(図16D参照)とを備える。図16Dに示されるように、ダブラ要素436は直径(d)456を有する。アクセスドア組立体400のダブラ要素436の直径(d)456は、好適には、円形縁部303(図15A参照)を有する既知のアクセスドア組立体300(図15D参照)の既知のダブラ318(図15D参照)の直径(d)340と比較して縮小される。ダブラ要素436の直径(d)456が縮小されることにより、好適には、アクセスドア組立体400、およびアクセスドア組立体400が接合される構造物444の全重量が低減される。
支持構造物非線形縁部422は、アクセスドア非線形縁部404に交互に組み合わせるように設計されており、航空機構造要素446(図16B参照)などの構造物444(図16A参照)に接合するためのアクセスドア組立体400を形成する。アクセスドア組立体400は、好適には、交互に組み合わされた非線形縁部478(図17A参照)を有する。アクセスドア非線形縁部404が支持構造物非線形縁部422に交互に組み合わされ接合されると、離間されるアクセスドア開口部410および離間される支持構造物開口部428が好適には略連続円形パターン476(図17A参照)で位置合わせされる。アクセスドア非線形縁部404および支持構造物非線形縁部422は、好適には、各々が、C形形状479(図17A参照)を有する。アクセスドア非線形縁部404および支持構造物非線形縁部422が交互に組み合わされると、アクセスドア非線形縁部404および支持構造物非線形縁部422は好適には互いに平行な位置480(図17A参照)にある。
図16Aに示されるように、アクセスドア組立体400は、アクセスドア402をダブラ要素436さらには構造物444に取り付けることを目的として、アクセスドア開口部410を通し、さらには、ダブラ要素436内に設けられる対応するダブラ要素開口部442(図16B参照)を通して挿入されるように構成される複数の固定具要素458をさらに備えることができる。好適には、アクセスドア組立体400は、円形縁部303(図15A参照)(または別法として線形縁部)を有する既知のアクセスドア組立体300(図15A参照)を固定するための固定具要素342の数と比較して、アクセスドア402をダブラ要素436および構造物444に固定するための固定具要素458の数が減少する。好適には、固定具要素458の数が減少することにより、アクセスドア組立体400、およびアクセスドア組立体400が接合される構造物444の総重量が減少する。
図17Aは、本開示のアクセスドア組立体400の実施形態のうちの別の1つの実施形態の外側上面図の例示であり、アクセスドア402が位置決めタブ部分462を有する。回転配向が行われることが所望される場合またはアクセスドア402の位置の位置決めを行うことが所望される場合、位置決めタブ部分462が使用され得る。位置決めタブ部分462は、特定の設置アライメントを実現するために円形スカラップ型突出部408、426とは構造および形状が異なる。図17Aに示されるように、位置決めタブ部分462は、頂部の実質的に平坦な部分464およびサイド466を備えることができる。アクセスドア非線形縁部404は位置決めタブ部分462aを有することができる。支持構造物非線形縁部422が対応する位置決めタブ部分462bを有することができる。アクセスドア非線形縁部404の位置決めタブ部分462aは、好適には、支持構造物非線形縁部422の対応する位置決めタブ部分462bに交互に組み合わせるように設計されている。
図17Bは、図17Aの線17B−17Bに沿う断面図の例示である。図17Cは、図17Aの線17C−17Cに沿う断面図の例示である。図17Bは、アクセスドア開口部410(図17A参照)およびダブラ要素開口部422(図16B参照)を通して挿入される固定具要素458を備えるダブラ要素436に取り付けられるかまたは接合されるアクセスドア402を示す。固定具要素458は、ボルト459、ねじ、リベット、ナットおよびボルト、または別の適切な固定具要素を含むことができる。ナットプレート468は、アクセスドア開口部410(図17A参照)およびダブラ要素開口部442(図16B参照)を介して固定具要素458を定位置に保持するために固定具要素458に隣接するように配置される。図17Bに示されるように、ダブラ要素436も支持構造物420に取り付けられ、コア部分470および傾斜部分472を備える支持構造物が示される。別法として、固定具要素458の代わりに、アクセスドア402は、接着剤または別の化学的接着要素あるいは別の適切な固定機構を介してダブラ要素436に取り付けられるかまたは接合され得る。
図17Cは、固定具要素458を用いて支持構造物開口部428(図17A参照)およびダブラ要素開口部442(図16B参照)を通して挿入されるダブラ要素436に取り付けられるかまたは接合される支持構造物420のコア部分470を示す。固定具要素458は、ボルト459、ねじ、リベット、ナットおよびボルト、または別の適切な固定具要素を含むことができる。ナット469が、支持構造物開口部428(図17A参照)およびダブラ要素開口部442(図16B参照)を介して固定具要素458を定位置で恒久的に保持するために固定具要素458に隣接するように配置される。図17Cに示されるように、アクセスドア402もダブラ要素436に取り付けられる。別法として、固定具要素458の代わりに、支持構造物420は、接着剤または別の化学的接着要素あるいは別の適切な固定機構を介してダブラ要素436に取り付けられるかまたは接合され得る。
本開示の別の実施形態では、航空機80(図14参照)に接合するための航空機アクセスドア組立体401(図14および図18参照)が提供される。図18は航空機アクセスドア組立体401の外側斜視図の例示であり、アクセスドア402は、頂部の平坦部分464と、サイド466とを備える位置決めタブ部分462を有する。航空機アクセスドア組立体401は、スカラップ型縁部構造406および複数のアクセスドア開口部410を好適には有するアクセスドア402を備える。図18は、アクセスドア開口部410を各々有する複数の円形スカラップ型突出部408を備えるスカラップ型縁部構造406を備える少なくとも1つのアクセスドア非線形縁部404を有するアクセスドア402を示す。アクセスドア402は非ヒンジ式で取外し可能であってよい。別法として、アクセスドア402はヒンジ式であってもよく、ヒンジ側または縁部を有することができ、この場合、もう一方の側が非線形縁部404またはスカラップ型縁部構造406を有する。図18に示されるように、アクセスドア402は、支持構造物420内の内側開口部452を見るために取り外される。
航空機アクセスドア組立体401は、支持構造物パネル460の形態の支持構造物420をさらに備える。支持構造物パネル460は、支持構造物開口部428を各々有する複数の円形スカラップ型突出部426を備えるスカラップ型縁部構造424を備える少なくとも1つの支持構造物非線形縁部422を備える。支持構造物パネル460は外側サイド432および内側サイド434を有する。支持構造物パネル460は、支持構造物パネル460の外側縁部に沿って配置される複数の縁部開口部461をさらに備えることができる。
航空機アクセスドア組立体401は支持構造物420の内側サイド434に取り付けられるダブラ要素436をさらに備え、ダブラ要素が複数のダブラ要素開口部442を有する。図18は、支持構造物パネル460の形態の支持構造物420の内側サイド434に恒久的に取り付けられ得るダブラ要素436をさらに示す。アクセスドア402が支持構造物パネル460およびダブラ要素436に接合される場合、アクセスドア402が図18に示されるように方向Dに接合される。
アクセスドア402のスカラップ型縁部構造406は、支持構造物420のスカラップ型縁部構造424に交互に組み合わせるように設計されており、航空機80(図14参照)に接合するための航空機アクセスドア組立体401を形成する。航空機アクセスドア組立体401は、好適には、交互に組み合わされたスカラップ型接合部分を有する。航空機アクセスドア組立体401は、アクセスドア402をダブラ要素436および航空機80に接合するために、アクセスドア開口部410と、アクセスドア開口部410に対応するダブラ要素開口部422とを通して挿入されるための複数の固定具要素458をさらに備える。航空機アクセスドア組立体401のダブラ要素436の直径(d)456(図16D参照)は、好適には、円形縁部303(または別法として線形縁部)を有する既知のアクセスドア組立体300のダブラ318の直径(d)340(図15D参照)と比較して、縮小され、直径(d)456が縮小されることにより、好適には、航空機アクセスドア組立体401、および航空機アクセスドア組立体401が接合される航空機80の全重量が低減される。
本開示の別の実施形態では、航空機80(図14参照)などの構造物44に接合するための本開示のアクセスドア組立体400または航空機アクセスドア組立体401を作る方法500が提供される。図19は方法500の例示の実施形態の流れ図の例示である。方法500は、少なくとも1つのアクセスドア非線形縁部404(図16A参照)を有するアクセスドア402(図16A参照)を製作するステップ502を含む。アクセスドア非線形縁部404は、好適には、アクセスドア開口部410を各々有する複数の円形スカラップ突出部408を備えるスカラップ型縁部構造406を有する。アクセスドア402は、当技術分野で既知の製作プロセスを使用して製作され得る。
方法500は、少なくとも1つの支持構造物非線形縁部422(図16B参照)を有する支持構造物420(図16A参照)を製作するステップ504をさらに含み、ここでは、支持構造物非線形縁部422はアクセスドア非線形縁部404に交互に組み合わせるように設計されている。支持構造物非線形縁部422は、好適には、支持構造物開口部428を各々有する複数の円形スカラップ型突出部426を備えるスカラップ型縁部構造424を有する。支持構造物420は当技術分野で既知の製作プロセスを使用して製作され得る。
方法500は、ダブラ要素436(図16D参照)を支持構造物420の内側サイド434(図16D参照)に取り付けるステップ506をさらに含む。ダブラ要素436は、好適には、ボルト459(図17C参照)または別の適切な固定具要素などの固定具要素458(図16A参照)およびナット469(図17C参照)を用いて恒久的に取り付けられる。別法として、固定具要素458の代わりに、支持構造物420は、接着剤または別の化学的接着要素あるいは別の適切な固定機構を介してダブラ要素436に取り付けられるかまたは接合され得る。
方法500は、アクセスドア非線形縁部404を支持構造物非線形縁部422に交互に組み合わせ、交互に組み合わされた非線形縁部接合部分478(図17A参照)を備える航空機アクセスドア組立体401などのアクセスドア組立体400を形成するステップ508をさらに含む。
方法500は、アクセスドア組立体400を航空機構造要素446(図16B参照)などの構造物444に接合するステップ510をさらに含む。接合ステップ510は、ボルト459(図17B参照)または別の適切な固定具要素などの複数の固定具要素458(図16A参照)を用いてアクセスドア402をダブラ要素436に着脱自在に固定することをさらに含むことができる。アクセスドア組立体400のダブラ要素436の直径(d)456(図16D参照)は、好適には、円形縁部303(図15A)または別法として線形縁部を有する既知のアクセスドア組立体300(図15A参照)のダブラ318の直径(d)340(図15D参照)と比較して、縮小され、ダブラ要素436の直径(d)456がこのように縮小されることにより、好適には、航空機アクセスドア組立体401などのアクセスドア組立体400、および航空機アクセスドア組立体401などのアクセスドア組立体400が接合される構造物444の全重量が低減される。
アクセスドア組立体400は、好適には、円形縁部303(図15A参照)または別法として線形縁部を有する既知のアクセスドア組立体300(図15A参照)を固定するための固定具要素の数と比較して、アクセスドア402をダブラ要素436さらには構造物444に固定するための固定具要素の数が減少する。さらに、固定具要素の数がこのように減少することにより、好適には、アクセスドア組立体400、およびアクセスドア400が接合される構造物444の全重量が低減される。好適には、構造物444は、航空機80(図14参照)、宇宙船、衛星、回転翼機、船、ボート、列車、自動車、トラック、バス、トラクタトレーラ、建物、および建築構造物を含む。
アクセスドア組立体400、航空機アクセスドア組立体401および方法500の開示される実施形態は、固定具要素458を一列にするのを可能にして航空機アクセスドア組立体401などのアクセスドア組立体400を軽量にするのを可能にするような、非ヒンジ式(ナットプレート468が取り付けられる)またはヒンジ式の取外し可能であるかまたは取り付けられるアクセスドア上にある独自の縁部接合部分を提供する。交互に組み合わされた非線形縁部接合部分478またはトリムパターンは、図17Aに示されるように、アクセスドア402およびその周りの支持構造物420の両方の最小の縁部マージンに適合するのに使用され得る。交互に組み合わされた非線形縁部接合部分478またはトリムパターンは使用される固定具要素458を一列にするのを可能にし、さらにそれによりダブラ要素436の幅を縮小するのを可能にし、また、その周りの支持構造物420が複合サンドイッチ構成である場合では、コア部分470(図17B参照)などの幅を縮小するのを可能にする。回転配向が行われることが所望される場合、位置決めタブ部分462(図17A参照)の形態または別の構造の1つの交互に組み合わされた部分が、特定の設置アライメントを実現するために円形スカラップ型突出部408、426とは異なってよい。交互に組み合わされた非線形縁部接合部分478またはアクセスドア402および支持構造物420の接合部分のトリムパターンではなく、ダブラ要素436の内側縁部によって決定されることを理由として、保守アクセス空間のサイズが妥協されることはない。
アクセスドア組立体400、航空機アクセスドア組立体401および方法500の開示される実施形態は、必要となる可能性がある固定具要素458の量を低減することによりコストを節約することを可能にすることができ、また、固定具要素458を設置するための労働時間および製造時間全体を低減することを可能にすることができる。アクセスドア組立体400、航空機アクセスドア組立体401および方法500の開示される実施形態は、ダブラ要素436の直径(d)456(図16D参照)および幅を縮小させ、使用される固定具要素458の量を低減することにより重量を節約することを可能にすることができる。周りにある支持構造物420がコア部分470(図17A参照)などの複合サンドイッチ構造である場合、取り付けられるダブラ要素436のための固体ラミネート領域の幅も縮小され得る。このようなラミネート領域の幅は、コア部分470(図17B参照)よりも多く積み重ねられることに起因して、典型的には、より重い。したがって、アクセスドア組立体400、航空機アクセスドア組立体401および方法500の開示される実施形態は、コスト、重量、および固定具要素の数が低減される。
本発明の一態様によると、航空機に接合するための航空機アクセスドア組立体が提供され、この航空機アクセスドア組立体は、スカラップ型縁部構造および複数のアクセスドア開口部を備えるアクセスドアと、スカラップ型縁部構造および複数の支持構造物開口部を備える支持構造物と、支持構造物の内側サイドに取り付けられるダブラ要素とを具備し、ダブラ要素は複数のダブラ要素開口部を有し、ここでは、アクセスドアのスカラップ型縁部構造は、支持構造物のスカラップ型縁部構造に交互に組み合わされるように設計されており、航空機構造物に接合するための航空機アクセスドア組立体を形成し、航空機アクセスドア組立体は交互に組み合わされたスカラップ型接合部分を有し、航空機アクセスドア組立体はさらに、アクセスドアをダブラ要素および航空機構造物に接合するための、アクセスドア開口部、およびアクセスドア開口部に対応するダブラ要素開口部を通して挿入するための複数の固定具を具備し、さらにここでは、航空機アクセスドア組立体のダブラ要素の直径が、線形または円形縁部を有する既知のアクセスドア組立体のダブラ要素の直径と比較して縮小され、直径がこのように縮小されることにより、航空機アクセスドア組立体、および航空機アクセスドア組立体が接合される航空機構造物の全重量が低減される。
有利には、アクセスドア組立体は、線形または円形縁部を有する既知のアクセスドア組立体を固定するための固定具要素と比較して、アクセスドアをダブラ要素および構造物に固定するための固定具要素の数が減少し、さらに、固定具要素の数がこのように減少することにより、アクセスドア組立体および構造物の全重量が低減される。
有利には、アクセスドア開口部はアクセスドアのスカラップ型縁部構造に沿って離間され、ここでは、支持構造物開口部が支持構造物のスカラップ型縁部構造に沿って離間され、したがって、アクセスドアのスカラップ型縁部構造が支持構造物のスカラップ型縁部構造に交互に組み合わされ接合されると、離間されるアクセスドア開口部および離間される支持構造物開口部が略連続円形パターンで位置合わせされる。
有利には、アクセスドアのスカラップ型縁部構造が位置決めタブ部分を有し、また、支持構造物のスカラップ型縁部構造が対応する位置決めタブ部分を有し、ここでは、アクセスドアのスカラップ型縁部構造の位置決めタブ部分が、支持構造物のスカラップ型縁部構造の対応する位置決めタブ部分に交互に組み合わせるように設計されている。
上記の説明および添付の図面で提示される教示の利点を有する本開示の多くの修正形態および別の実施形態が、本開示に関係する当業者には思い付くであろう。本明細書で開示される実施形態は例示であることを意図され、限定的または包括的であることを意図されない。本明細書では特定の用語が採用されるが、これらの特定の用語は単に一般的かつ説明的な意味で使用され、限定することを目的としない。

Claims (14)

  1. 構造物に接合するためのアクセスドア組立体であって、
    少なくとも1つのアクセスドア非線形縁部(404)を含むアクセスドア(402)と、
    少なくとも1つの支持構造物非線形縁部(422)を含む支持構造物(420)と、
    前記支持構造物の内側サイドに取り付けられるダブラ要素(436)と
    を備え、
    前記支持構造非線形縁部(422)が前記アクセスドア非線形縁部(404)に交互に組み合わせるように設計され、
    前記アクセスドア組立体が交互に組み合わされた非線形縁部接合部分(478)を有し、
    さらには、前記アクセスドア組立体の前記ダブラ要素(436)の直径が、線形または円形縁部を有する既知のアクセスドア組立体のダブラ要素の直径と比較して、縮小され、前記縮小された直径により、前記アクセスドア組立体、および前記アクセスドア組立体が接合される前記構造物の全重量が低減される、
    組立体。
  2. 前記アクセスドア非線形縁部(404)が、アクセスドア開口部(410)を各々有する複数の円形スカラップ型突出部(125a、125b)を備えるスカラップ型縁部構造を有し、前記支持構造物非線形縁部(422)が、構造物開口部(428)を各々有する複数の円形スカラップ型突出部(125a、125b)を備えるスカラップ型縁部構造を有する、請求項1に記載の組立体。
  3. 前記アクセスドア開口部(410)を前記ダブラ要素(436)さらには前記構造物に取り付けるために、前記アクセスドア開口部(410)を通して挿入するように、かつ前記ダブラ要素(436)内に設けられる対応するダブラ要素開口部(442)を通して挿入するように構成された複数の固定具要素(458)をさらに備える、請求項2に記載の組立体。
  4. 前記アクセスドア組立体が、前記線形または円形縁部を有する前記既知のアクセスドア組立体を固定するための固定具要素の数と比較して、前記アクセスドアを前記ダブラ要素(436)および前記構造物に固定するためのより少ない数の固定具要素を有し、前記固定具要素の数が減少することにより、前記アクセスドア組立体および前記構造物の全重量が低減される、請求項3に記載の組立体。
  5. 前記アクセスドアが前記アクセスドア非線形縁部(404)に沿って複数の離間されるアクセスドア開口部(410)を有し、前記支持構造物が前記支持構造物非線形縁部(422)に沿って複数の離間される構造物開口部(428)を有し、それにより、前記アクセスドア非線形縁部(404)が前記支持構造物非線形縁部(422)に交互に組み合わされ接合されるとき、前記離間されるアクセスドア開口部および前記離間される構造物開口部(428)が略連続円形パターンで位置合わせされる、請求項1から4のいずれか一項に記載の組立体。
  6. 前記アクセスドア非線形縁部(404)が位置決めタブ部分(462)を有し、前記支持構造物非線形縁部(422)が対応する位置決めタブ部分(462)を有し、それにより、前記アクセスドア非線形縁部(404)の前記位置決めタブ部分(462)が、前記支持構造物非線形縁部(422)の前記対応する位置決めタブ部分(462)に交互に組み合わせるように設計されている、請求項1から5のいずれか一項に記載の組立体。
  7. 前記支持構造物(420)が航空機構造要素を含み、前記アクセスドア組立体が航空機アクセスドア組立体を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の組立体。
  8. 前記アクセスドア非線形縁部(404)が前記支持構造物非線形縁部(422)に交互に組み合わされるとき、前記アクセスドア非線形縁部(404)が前記支持構造物非線形縁部(422)に平行となる、請求項1から7のいずれか一項に記載の組立体。
  9. 前記支持構造物(420)が、航空機、宇宙船、衛星、回転翼機、船、ボート、列車、自動車、トラック、バス、トラクタトレーラ、建物、および建築構造物からなる群から選択される、請求項1から8のいずれか一項に記載の組立体。
  10. 構造物に接合するためのアクセスドア組立体を作る方法であって、
    少なくとも1つのアクセスドア非線形縁部(404)を有するアクセスドア(402)を製作することと、
    少なくとも1つの支持構造物非線形縁部(422)を有する支持構造物(420)を製作することであって、前記支持構造物非線形縁部(422)が前記アクセスドア非線形縁部(404)に交互に組み合わせるように設計されている、製作することと、
    ダブラ要素(436)を前記支持構造物の内側サイドに取り付けることと、
    前記アクセスドア非線形縁部(404)を前記支持構造物非線形縁部(422)に交互に組み合わせて、交互に組み合わされた非線形縁部接合部分(478)を備えるアクセスドア組立体(400)を形成することと、
    前記アクセスドア組立体を構造物に接合することと
    を含み、
    前記アクセスドア組立体の前記ダブラ要素(436)の直径が、線形または円形縁部を有するアクセスドア組立体のダブラ要素(436)の直径と比較して、縮小され、前記縮小される直径により、前記アクセスドア組立体、および前記アクセスドア組立体が接合される前記構造物の全重量が低減される、
    方法。
  11. 前記アクセスドア非線形縁部(404)が、アクセスドア開口部(410)を各々有する複数の円形スカラップ型突出部(125a、125b)を備えるスカラップ型縁部構造を有し、前記支持構造物非線形縁部(422)が、構造物開口部(428)を各々有する複数の円形スカラップ型突出部(125a、125b)を備えるスカラップ型縁部構造を有する、請求項10に記載の方法。
  12. 前記アクセスドア非線形縁部(404)が位置決めタブ部分(462)を有し、前記支持構造物非線形縁部(422)が対応する位置決めタブ部分(462)を有し、それにより、前記アクセスドア非線形縁部(404)の前記位置決めタブ部分(462)が、前記支持構造物非線形縁部(422)の前記対応する位置決めタブ部分(462)に交互に組み合わせるように設計されている、請求項10または11に記載の方法。
  13. 前記アクセスドアが前記アクセスドア非線形縁部(404)に沿って複数の離間されるアクセスドア開口部(410)を有し、前記支持構造物(420)が前記支持構造物非線形縁部(422)に沿って複数の離間される構造物開口部(428)を有し、それにより、前記アクセスドア非線形縁部(404)が前記支持構造物非線形縁部(422)に交互に組み合わされ接合されるとき、前記離間されるアクセスドア開口部および前記離間される構造物開口部(428)が略連続円形パターンで位置合わせされる、請求項10から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記アクセスドア非線形縁部(404)が前記支持構造物非線形縁部(422)に交互に組み合わされるとき、前記アクセスドア非線形縁部(404)が前記支持構造物非線形縁部(422)に平行となる、請求項10から13のいずれか一項に記載の方法。
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