JP2014529476A - 高層建築物向けの緊急避難口 - Google Patents

高層建築物向けの緊急避難口 Download PDF

Info

Publication number
JP2014529476A
JP2014529476A JP2014528838A JP2014528838A JP2014529476A JP 2014529476 A JP2014529476 A JP 2014529476A JP 2014528838 A JP2014528838 A JP 2014528838A JP 2014528838 A JP2014528838 A JP 2014528838A JP 2014529476 A JP2014529476 A JP 2014529476A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exit
evacuation
emergency
spiral sliding
sliding passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014528838A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5826939B2 (ja
Inventor
マーディ ビー アルドサリ アシュワン
マーディ ビー アルドサリ アシュワン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASHWAN MURDHI B ALDOSARI
Original Assignee
ASHWAN MURDHI B ALDOSARI
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ASHWAN MURDHI B ALDOSARI filed Critical ASHWAN MURDHI B ALDOSARI
Publication of JP2014529476A publication Critical patent/JP2014529476A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5826939B2 publication Critical patent/JP5826939B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62BDEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
    • A62B1/00Devices for lowering persons from buildings or the like
    • A62B1/20Devices for lowering persons from buildings or the like by making use of sliding-ropes, sliding-poles or chutes, e.g. hoses, pipes, sliding-grooves, sliding-sheets

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)

Abstract

本発明は、高層建築物用の緊急避難口を開示するものである。この緊急避難口は、避難プロセスに適用される。アシュワンの避難規則の等式:A=B+Mに従う正確な計算により、各フロアに中継ポイントが設置される。ここで、Aは下りてくる前の階層であり、Bは到達した階層であり、Mは、建築物における滑り通路についてのグループ数であり、M1、M2、...Mnのように示される。人々は、避難口から出た後、直ちに別の避難口へ入る。従って、本緊急避難口、すなわち、アシュワン出口の第5形態によれば、建築物の側面上で滑り通路の設置に使用する範囲を削減し、更に、高層建築物からの下降中に蓄積される、めまいや平衡失調を低減することが可能となる。

Description

本発明は、安全設備に関連し、特に、高層建築物向けの緊急避難口に関連するものである。この緊急避難口は、多くの人間が集まると共に、人々が、別の場所から非常口へ到達する助けを必要とし、又、別の場所から非常口を通る介護を必要とする(さもなければ、彼らは、既存の非常口を通ることが困難であるかもしれない)、任意の場所における避難手段として、特に適用可能なものである。
病院、学校、ホテル、空港といった、多くの人々を収容する高層建築物では、非常口を設ける必要がある。体の不自由な人が、1階とは別のフロアに居住している場合がある。例えば、体の不自由な人が車椅子を使用している場所もある。体が不自由になったことにより、彼らにとって非常口を通過するのは困難であり、更に、その出口に到達することすら、彼らには容易ではない。学校、特に保育園、小学校、中学校では、生徒が若すぎるため、その重要性を理解することができない。加えて、彼らは、教師が世話をするには人数が多過ぎるため、各教師にとって、一度に二人以上の生徒を避難させることは難しい。
又、病院には、移動やバランスをとるには体調が悪過ぎる患者がおり、患者の数は、病院の職員の数よりずっと多い。更に、病院の職員の大半が女性であるため、そのような状況では彼女達にできることは限られるかもしれない。結論として、既存の建築物のそのような出口は、群衆を迅速に避難させるという点において、十分とは言えない。これは、そのような惨事を回避するための代わりの解決法を見出さなければならないことを示唆している。従来技術では、人々は階段(防火扉)から避難する。階段には人々の流れが急速に押し寄せる。この状況は、大量の負傷者や精神的ストレスをもたらす虞があり、又、人々が窓から飛び降り、亡くなる又は少なくとも障害が残る虞がある。
本発明(緊急避難口)の技術的な解決法の第1類型(generation)によれば、この技術的な解決法の利用は、迅速で淀みのない避難を十分に実現可能であるため、上記の課題が根本的に解決されることとなる。技術的な解決法(緊急避難口)の第1類型では、人々が年齢に関係なく出口を通過することができる。本発明は、アブドゥルアジズ王立科学技術都市(King Abdul-Aziz City for Science and Technology)(KACST)から、2007年12月11日に、産業モデル証明書559番に基づく証明認証を得ている。更に、本発明は、湾岸協力会議特許庁にOP/B/2005/5211の下で登録されている。
本発明は、およそ10階以下の建築物に適用可能である。しかしながら、技術的な解決法(緊急避難口)の第1類型が、10階以上の高層建築物や200階以上の超高層建築物に適用される場合には、滑り通路が、建築物の内部に設置されると共に、別々のグループに分けられ、各グループが3つの滑り通路で構成されていると仮定すると、建築物は、200メートル以上の長さの外周面を有すると共に、建築物の周囲に600mの領域に及ぶ必要がある。一般的に、滑り通路が少ないとよく滑り、その逆も同様である。
従って、設計者は、巨大な建築物についての避難プロセスを単純化することが急務であることを見出し、そして、第2類型の緊急避難口を適用する必要がある。しかしながら、このような建築物では、別な方法で適用する必要がある。すなわち、等式A=B+Mに従って正確に計算することにより、各階に中継ポイントを設置するものであり、ここで、Aは下りてくる前の階層、Bは到達した階層、Mは建築物内の滑り通路のグループ数(「第1の」、「第2の」等という)である。本願発明についての詳細な考察は、後述する「発明を実施するための形態」に示されることとなる。
本発明は、従来の技術では高層建築物に緊急避難口を適用することができないという事実に起因する、高層建築物における避難プロセス時の課題を解決することが目的である。これは、従来技術の欠点を克服するような技術的解決法が必要であることを意味している。
(発明の態様)
上記の目的を達成するための、本発明の技術的解決法は、高層建築物用の緊急避難口を作ることであり、この避難口は、高層建築物の内部かつ/又は外部に、任意のフロアと別のフロアとの間、及び、フロアと地上との間に設置され、前記高層建築物における前記避難口は、複数のグループに分割され、避難口の各グループは、少なくとも1つの螺旋状滑り通路を備えており、この螺旋状滑り通路の一端が、避難を開始するフロアの避難口に設けられると共に、この螺旋状滑り通路の他端が、避難時の中継フロアの避難口に設けられ、前記螺旋状滑り通路は、高層建築物の複数のフロアを縦断し、前記複数のグループの複数の螺旋状滑り通路は、高層建築物内の全ての人々が、リレー式の避難方法で避難することを可能にし、このリレー式の避難方法は、避難する人々が、最終的に地上に到達するまで、螺旋状滑り通路の避難口から出た後、別の螺旋状滑り通路の避難入口に入る避難方法である、という特徴を有する。
前記螺旋状滑り通路の内部表面は、滑らかな表面であり、前記螺旋状滑り通路の断面は、円形又は楕円形である。
前記螺旋状滑り通路の出口端は、地上と平行な区間を有している。
高層建築物の外側に設置される前記避難口は、梯子により補完され、この梯子は、各螺旋状滑り通路の出口及び入口に、踊り場(platform)と柵とを備えている。
各螺旋状滑り通路の出口及び入口には、スイッチ制御の避難扉が設置されており、この避難扉は、制御部に接続されている。
前記制御部は、油圧駆動装置により前記避難扉を駆動し、前記避難扉は、磁気制御のロックを備えている。
非常ランプと警報装置とが、前記螺旋状滑り通路の内部と出口及び入口とに設置されている。
前記制御部、非常ランプ、警報装置は、蓄電池や無停電電源装置により動力が供給される。
本発明は、緊急避難口の第2類型、すなわち、アシュワン出口の第5形態(the fifth mode of Ashwan exit)に関するものである。第5形態の緊急避難口では、中継ポイントを正確に計算した規則が適用され、高層建築物における避難を統制的に機能させる補助をする。この規則は、アシュワン避難規則(Ashwan evacuation rule)と呼ばれ、B=A−Mと規定されており、ここで、Aは滑り通路を通って下りてくる前の階層(すなわち、避難の開始位置)、Bは相対的に上の階から到達した階層(すなわち、到着ポイント)である。避難プロセスの各段階の間に、次の規則A>Bが適用される。高層建築物では、これが複数回繰り返される。第1段階においてポイントAから到達した後に、到着ポイントBを、第2段階の間の到達後のポイントAから算出することができる。Mは、滑り通路のグループ数であり、M={m+m+m+...+m}であり、mは滑り通路の1つ目のグループ、mは滑り通路の2つ目のグループ、mは滑り通路の3つ目のグループ、以下同様に続く、である。
各グループでは、滑り通路の数が、長尺の滑り通路の(又は単に「滑り通路」の)直径に関連しており、例えば、滑り通路の数は、滑り通路の直径に反比例する。又、滑り通路の数は、指標フロア(signal floor)の高さに関連しており、例えば、滑り通路の数は、階数に反比例する。発明者らが見出したように、第5形態の緊急避難口、すなわち、アシュワン出口は、高層建築物内の全ての人々を避難させるという課題を遂行することを目的としたものである。それは、煙探知器による煙の検知によって自動的に作動した後、制御部へ信号を送信する。制御部は、本システムの全ての部位を制御室へ接続するものであり、人々へ警報を伝えるために警報装置へ複数の信号を送信し、内外から集まる人々を緊急避難口へ案内するために、不規則な赤い光を発するように信号ランプを制御する信号を送信し、電源停止に対応可能なバックアップバッテリーを提供する非常ランプへ信号を送信し、避難扉が開くように磁気式ロックへ信号を送信する。ロックが解除されると、扉に油圧開放システムが作用し、開放状態が維持される。
その後、人々は、建築物内で滑り通路へ直接移動し、或いは、踊り場によって安全な防火区域へ移動する(それを出発ポイントAという)。いくつかの階は、滑り通路により飛ばされ、ポイントAを通過しない。この場合、到着ポイントは相対的に低い階層Bにある。そして、人々は、ポイントAとみなされる同じ階層の新たな出発ポイントへ移動し、続いて、ポイントBとみなされる別のポイントへ移動する。このプロセスが、階数と滑り通路のグループ数とに依存して、数回繰り返されることとなる。
内部の滑り通路は、建築物と共に設計される。本発明の設計に従えば、滑り通路は梯子を有していないであろう。しかしながら、中継プロセス中には、滑り通路が建物の内部でAからBまで向かう。外部形式を除けば、本発明の避難口は、コンクリートやステンレス鋼により形成された梯子が配置され、この梯子は、コンクリートやステンレス鋼で形成された頑丈な柵と頑丈な踊り場とをベースにしている。梯子は、崩壊を防ぐように、外側の頂部から強化されるべきである。避難プロセスは、建築物に合わせて取り決める必要はない。梯子を利用して、人々がポイントAからポイントBまで移動し、そして、避難口が出火区域から分離されることとなる。同時に、外部形式と内部形式との双方で、梯子には、安全性、防護性、美観を備えるように、梯子と外部方向の滑り通路とを囲うようにして外殻が付与される。梯子は、円形又は楕円形の、1つ以上の滑り通路に接続される。
螺旋状滑り通路には、湾曲形状を備える底部が利用される。同時に、滑り通路の内部表面は、滑らかであり、熱耐性及び環境耐性を有するステンレス材料で形成される。内部表面は、円状、楕円状、螺旋状、或いは、これらに類する形状である。更に、滑り通路には、滑り通路の内部表面を形成する材料に種類があり、滑り通路を通って避難する人々の重さにより下方への曲げ角度が規定される。滑り通路は、円形、楕円形、或いは、ばねのような螺旋状であってもよく、フロアの高さに応じて下方へ曲がっていてもよい。滑り通路の各終端は、地上から20〜30cmの高さで曲がっているため、滑り通路の出口が地上と平行になっており、下降プロセスが安全に制御される。1つの梯子の上方に、1つ以上の滑り通路を配置してもよい。
本発明は、手動で操作されるという特徴を有しており、この際、警報装置のケースが押し破られ、煙探知器が作動されて、煙探知器が制御部や制御室に信号を送信するため、制御部や制御室が、非常ランプへの信号、警報装置への信号、磁気式ロックへの信号、及び、警報ランプへの信号を含む、多数の信号を送信する。本発明の緊急避難口、すなわち、アシュワン出口の第5形態は、システムが、その動作により電源の供給停止(power outrage)を防止するバックアップバッテリーを備えているという特徴を有している。又、本発明は、警報システムへ簡単及び容易に接続可能という特徴を有している。本発明の緊急避難口、すなわち、アシュワン出口の第5形態は、全ての人々が、単純で迅速な方法により短時間で避難することを企図するものであり、この結果、生命が危険にさらされなくなる。
本発明に係る緊急避難口の各避難口を示す構造図である。 本発明に係る緊急避難口の避難経路の1つを例示した概略図である。 本発明に係る緊急避難口の、2つのグループを含む形態を示す構造図である。 本発明に係る緊急避難口の、2つより多いグループを含む形態を示す構造図である。
本発明の特定の実施形態について、図面及び実施例を参照して以下に説明している。以下の実施例は、本発明の技術的な解決法をより明確に説明することを目的としたものであり、本発明の保護範囲の制限を意図したものではない。
図1〜図4に示しているように、本発明は、建築物用の緊急避難口、すなわち、アシュワン出口の第5形態に関するものである。本発明の緊急避難口(つまりアシュワン出口の第5形態)の主要な概念について、以下で詳細に検討している。
例えば、図1の符号(point)1は構成部位(partial portion)1であり、図2の符号4は構成部位4である。他のいくつかの特徴、例えば、上述した運用中(running)の特徴、利用が簡単で建築物の美的価値を高める特徴を開示している。これは、B=A−Mで規定するアシュワンの避難規則に依存するものである。第5の形態の実設計を、実施例(例えば、図2に示されている2つのグループm、mで構成された緊急出口)として例示している。図4を除く各図では、各グループが3つの滑り通路で構成されている。図4では、4つのグループで構成されるように設計されており、各グループが3つの滑り通路で構成されている。グループの数と、出口を構成する滑り通路の数とは、使用中に可能な要求に応じて調整することができる。
図1は、40階の建築物に対する実施例を側面から示している。本発明の緊急避難口、すなわち、アシュワン出口の第5形態は、何百階もの建築物に適用することができる。図1の符号8は構成部位8であり、符号Aは全て避難プロセスの出発ポイントであり、或いは、避難段階の1つについての出発ポイントである。この出発ポイントは、危険なフロアにおける出口であり、環状や螺旋状に形成された、図3、4の規則的なグループを利用した螺旋方式で、滑り通路内を滑り降りるものである。滑りの各出発ポイントは扉を有しており、別の扉で終了している。この出口は、上述したように、自動又は手動で作動する。更に、中継段階を補完するように、建築物の外側に梯子を設置することも可能である。
これらの滑り通路は、避難プロセスの実用経路を決定及び提供する。重複している同種の経路及び規則的な経路を、第1の経路、第2の経路、第3の経路等と示している。経路の数は、1グループ内の滑り通路の数、すなわちMである。各経路は、図2に示されている経路により規則的な構造をしている。図1の符号7は構成部位7、図1の符号5は構成部位5であり、更に、図1の符号5は、規則で定められた中継ポイントである。避難プロセスは、多くの段階で実行することができる。符号Aとして図1の符号8(構成部位8)から始まると、このプロセスは、符号Bで示されるように、図1の36階の符号7で終了する。36階の符号Aは、避難の新たな段階の出発ポイントである。図1の符号7は、多くの階が通過されている、構成部位7を示している。M=A−B=36−30=6であり、これは、規則的な経路の数や、全グループの滑り通路の数である。到着ポイントはBである。規則に従うと、到着ポイントB=A−M、すなわち、B=36−6=30であることが分かる。
これにより、到着ポイントは、図1の符号6であって30階であり、30階での符号Aは、新たな段階の始まりとなる。B=30−6=24という規則から、到着ポイントは、図1の符号5であり、24階ということが分かる。全経路の各段階の最後のポイントは、符号Bである。例えば、図1でのポイントは、ゼロに等しい1階の終了ポイントである。従って、避難プロセスでは、第1の段階がAから始まってBで終了し、再度、前の段階のBに対応するAから始まる。このプロセスは、所定のシステムにより実行されるものであり、移動プロセスが体系化され、又、そのシステムは、既存の消火システムの制御パネルに加えられる。
ここで、本プロセスは、出発ポイントAを有効化又は無効化して、危険なフロアへ下ることを防止することにより、安全な方法で実行される。それは電子的に制御され、又、それは煙探知器へ接続されたシステムへ利用される。従って、周知なように、避難は、煙や危険の検知の後に、或いは、扉を開くこととなる警報スイッチを砕くことにより実行される。同時に、光信号と警報装置が作動する。そして、人々が出口ポイントAを通過して滑り通路へ入り、避難プロセスが実行されることとなる。これらの滑り通路は、ポイントBにある、滑り通路の出口ポイントへ到達するよう円滑に滑るように、滑らかな表面を有する材料から作成される。又、これらの滑り通路は、発光素子と換気装置とがこれらの滑り通路に体系的に統合され、更に、電源停止(power outrage)の後でも運転が維持されるように、バックアップバッテリー或いは別の電力源が与えられているという特徴を有している。
この滑り通路は、人々が避難する建築物の外部の地上に人々が到達するまで、滑りのプロセスを統制的に機能させる。滑り通路の曲がりの角度は、人々が速く滑って衝突するほど急な角度ではなく、停滞や混雑を引き起こすほど鈍い角度にはならないように、注意して設計すべきである。上側の開口部は、側面に向かって上向きに曲がっていた方がよく、又、内部での停滞への対処が容易になるように、適切に調整される。避難プロセスが完了すると、次の緊急事態に備えるように、制御部が停止される。
緊急避難口(つまりアシュワン出口の第5形態)の運転方法、本発明の内容は、図や上記の説明から明らかになると考えられる。大きさ、形成材料、形状、構成要素、取付方法、運転方法、或いは、利用方法の、任意の変更は、当業者には明白であろう。
、m、m、m:滑り通路(避難口)のグループ、A:出発ポイント、B:到着ポイント

Claims (8)

  1. 高層建築物用の緊急避難口であって、
    該避難口は、前記高層建築物の内部かつ/又は外部に、任意のフロアと別のフロアとの間、及び、フロアと地上との間に設置され、前記高層建築物における前記避難口は、複数のグループに分割され、
    前記避難口の各グループは、少なくとも1つの螺旋状滑り通路を備えており、該螺旋状滑り通路の一端が、避難を開始する階の避難口に設けられると共に、前記螺旋状滑り通路の他端が、避難時の中継フロアの避難口に設けられ、
    前記螺旋状滑り通路は、前記高層建築物の複数のフロアを縦断し、前記複数のグループの複数の螺旋状滑り通路は、前記高層建築物内の全ての人々が、リレー式の避難方法で避難することを可能にし、
    該リレー式の避難方法は、避難する人々が、最終的に地上に到達するまで、螺旋状滑り通路の避難口から出た後、別の螺旋状滑り通路の避難入口に入る避難方法であることを特徴とする高層建築物用の緊急避難口。
  2. 前記螺旋状滑り通路の内部表面は、滑らかな表面であり、前記螺旋状滑り通路の断面形状は、円形又は楕円形であることを特徴とする請求項1記載の高層建築物用の緊急避難口。
  3. 前記螺旋状滑り通路の出口端が、地上と平行な区間を有していることを特徴とする請求項2記載の高層建築物用の緊急避難口。
  4. 前記高層建築物の外側に設置される前記避難口は、梯子により補完され、該梯子が、各螺旋状滑り通路の出口及び入口に、踊り場と柵とを備えていることを特徴とする請求項1記載の高層建築物用の緊急避難口。
  5. 各螺旋状滑り通路の出口及び入口には、スイッチ制御の避難扉が設置されており、該避難扉が、制御部に接続されていることを特徴とする請求項4記載の高層建築物用の緊急避難口。
  6. 前記制御部は、油圧駆動装置により前記避難扉を駆動し、該避難扉が、更に磁気制御のロックを備えていることを特徴とする請求項5記載の高層建築物用の緊急避難口。
  7. 更に、前記螺旋状滑り通路の内部と出口及び入口とに、非常ランプと警報装置とが設置されていることを特徴とする請求項6記載の高層建築物用の緊急避難口。
  8. 前記制御部、前記非常ランプ、前記警報装置は、蓄電池或いは無停電電源装置により動力が供給されることを特徴とする請求項7記載の高層建築物用の緊急避難口。
JP2014528838A 2011-09-06 2012-08-15 高層建築物向けの緊急避難口 Expired - Fee Related JP5826939B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GCP201119222 2011-09-06
GCGC-2011-19222 2011-09-06
PCT/CN2012/080175 WO2013034045A1 (en) 2011-09-06 2012-08-15 Rapid escape exit for high building

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014529476A true JP2014529476A (ja) 2014-11-13
JP5826939B2 JP5826939B2 (ja) 2015-12-02

Family

ID=47058521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014528838A Expired - Fee Related JP5826939B2 (ja) 2011-09-06 2012-08-15 高層建築物向けの緊急避難口

Country Status (10)

Country Link
US (2) US20140202791A1 (ja)
EP (1) EP2753401A4 (ja)
JP (1) JP5826939B2 (ja)
KR (1) KR101552803B1 (ja)
CN (2) CN202506009U (ja)
BR (1) BR112014007870A2 (ja)
GB (1) GB2507927A (ja)
IL (1) IL231395A0 (ja)
RU (1) RU2564616C1 (ja)
WO (1) WO2013034045A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN202506009U (zh) * 2011-09-06 2012-10-31 阿什万·莫德海B·艾尔杜沙瑞 一种高层建筑物快速逃生出口
CN103071251A (zh) * 2013-01-14 2013-05-01 潘元章 高楼逃生装置
TWI625145B (zh) * 2013-09-30 2018-06-01 國立成功大學 逃生裝置
WO2016051309A1 (en) 2014-09-30 2016-04-07 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Light-emitting element, display device, electronic device, and lighting device
CN105133870A (zh) * 2014-10-13 2015-12-09 刘广 高层建筑火灾避险逃生系统的布置方法
EP3031727B1 (en) * 2014-12-10 2019-07-17 Airbus Operations GmbH Evacuation slide comprising a lighting system
CN104548396A (zh) * 2015-01-08 2015-04-29 安阳师范学院 一种管状逃生滑道结构
CN107929964A (zh) * 2017-12-22 2018-04-20 深圳市鹏城建筑集团有限公司 一种应急逃生滑梯
CN107982808A (zh) * 2017-12-27 2018-05-04 樊延兵 一种楼层建筑的快速逃生通道
CN109663232A (zh) * 2019-01-15 2019-04-23 傅俊祥 高层建筑安全快速逃生系统
IT201900023268A1 (it) * 2019-12-06 2021-06-06 Progetech S R L Sistema di evacuazione di emergenza, una unità di evacuazione di emergenza e metodo di funzionamento di tale sistema.
CN111589007A (zh) * 2020-04-17 2020-08-28 湖南工程学院 一种智能化场所火灾报警用弱电装置
CN114818360B (zh) * 2022-05-10 2022-11-01 煤炭科学研究总院有限公司 人群应急疏散场景下的疏散出口设置方法及装置

Family Cites Families (43)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US277156A (en) * 1883-05-08 Fifte-escape tower
US916100A (en) * 1908-08-26 1909-03-23 James D Mcafee Fire-escape.
FR429674A (fr) * 1911-05-12 1911-09-28 Jacob Heinrich Siemens Dispositif de sauvetage en cas d'incendie
GB191111638A (en) * 1911-05-13 1911-11-23 Jacob Heinrich Siemens An Improved Fire-escape.
JPS4943494A (ja) * 1972-08-31 1974-04-24
US3968856A (en) * 1974-08-07 1976-07-13 Keen Warren L Spiral slide fire escape
US3915258A (en) * 1974-08-16 1975-10-28 Karl F Nusslein Escape system
GB1498586A (en) * 1975-03-13 1978-01-18 Naka Tech Lab Movable emergency escape
JPS5226796A (en) * 1975-08-26 1977-02-28 Seikei Kogyo Kk Emergency outdoor spiral chute type refuge stair
US4037685A (en) * 1975-09-18 1977-07-26 Anthony Talucci Building evacuation system
DE2811424A1 (de) * 1978-03-16 1979-09-20 Brueck Hans Erwin Notwegeinrichtung zum verlassen eines mehrstoeckigen gebaeudes bei katastrophenfaellen
US5152346A (en) * 1991-04-17 1992-10-06 Wilson Cary L Method and apparatus for extinguishing oil or gas well fires
US5150765A (en) * 1991-08-08 1992-09-29 Chen Yen Huang Fire escape
WO1995003853A1 (en) * 1991-10-10 1995-02-09 Simpson Harold G Oil well fire snuffer
US5238071A (en) * 1991-10-10 1993-08-24 Simpson Harold G Oil well fire snuffer
CN2107515U (zh) * 1991-11-02 1992-06-17 湛江市防盗器械厂 电视监控防盗安全门
US5209323A (en) * 1992-07-23 1993-05-11 Sherlene Hopkins Interior fire escape chute for a building
US5314027A (en) * 1993-02-12 1994-05-24 Wood Donald A Fire suppression system for a double walled storage tank
GB2298573A (en) * 1995-03-02 1996-09-11 Barry Trevor Coward Telescopic fire escape pole
JP2001000564A (ja) * 1999-06-18 2001-01-09 Sanyo Kenko Kk 避難用すべり台
US6150943A (en) * 1999-07-14 2000-11-21 American Xtal Technology, Inc. Laser director for fire evacuation path
BR0000833A (pt) * 2000-01-10 2001-09-11 Jason De Carvalho Gomes Jr Rampa helicoidal salva-vidas
US20030034204A1 (en) * 2000-12-13 2003-02-20 Dotson Daniel E. Fire escape chute for a building
CN2555873Y (zh) * 2001-09-17 2003-06-18 左天德 高楼快速逃生通道
IL145935A0 (en) * 2001-10-15 2002-07-25 Eliyahu Nir Rescue system for high-rise buildings
EP1304141A1 (de) * 2001-10-19 2003-04-23 Mohamed Samir Ahmed Atta Evakuierungsvorrichtung für Personen - Quick Evacuation Tubes (QUET) - zur Verwendung in allen Arten von Gebäuden während Notfällen
US6467575B1 (en) * 2001-12-05 2002-10-22 Lian-Chen Chen Collapsible spiral-tube escape way
US6666278B2 (en) * 2002-01-22 2003-12-23 Frank Cicanese Oil well fire suppression device
CN2601695Y (zh) * 2002-09-09 2004-02-04 湖南大学 高程螺旋阻尼救生管道滑梯
US6851517B1 (en) * 2002-09-16 2005-02-08 Janet S. Distler Emergency tower escape system for a building having multiple floors
US20080142297A1 (en) * 2003-12-08 2008-06-19 Gilles Desrosiers Survival tower
CN100385089C (zh) * 2004-12-11 2008-04-30 张善蛟 液压全自动车库门
US20070137928A1 (en) * 2005-12-19 2007-06-21 Guillermety Manuel I Multistory building fast escape and rescue device using a body that slides through a pressurized tube
HUP0600420A2 (en) * 2006-05-18 2007-11-28 Karoly Kozma Rescue device for evacuating people from a building
RU2346716C2 (ru) * 2007-02-12 2009-02-20 Государственное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Уфимский государственный нефтяной технический университет" Способ эвакуации с многоэтажных сооружений и устройство для его осуществления
ES1066672Y (es) * 2007-11-28 2008-05-16 Oses Jose Ramon Echeverria Dispositivo para evacuacion rapida de edificios
CN201202191Y (zh) * 2007-12-29 2009-03-04 方大集团股份有限公司 单元式幕墙连接结构
CN201189359Y (zh) * 2008-03-13 2009-02-04 张传和 楼房火灾安全通道
CN101783033B (zh) * 2009-12-29 2012-11-28 曙光信息产业(北京)有限公司 一种用于机柜的电子门禁装置
US8016030B1 (en) * 2010-06-22 2011-09-13 triumUSA, Inc. Apparatus and method for containing oil from a deep water oil well
CN201862162U (zh) * 2010-11-20 2011-06-15 朱延红 一种螺旋式高层楼房逃生通道
US9108072B2 (en) * 2011-02-11 2015-08-18 Jiangxi Province Fenghe Yingzao Group Co., Ltd. Building fire escape system and refuge chamber
CN202506009U (zh) * 2011-09-06 2012-10-31 阿什万·莫德海B·艾尔杜沙瑞 一种高层建筑物快速逃生出口

Also Published As

Publication number Publication date
IL231395A0 (en) 2014-04-30
KR20140064882A (ko) 2014-05-28
US20140202791A1 (en) 2014-07-24
CN202506009U (zh) 2012-10-31
US20140224584A1 (en) 2014-08-14
BR112014007870A2 (pt) 2017-06-13
GB2507927A (en) 2014-05-14
KR101552803B1 (ko) 2015-09-11
EP2753401A4 (en) 2015-09-16
WO2013034045A1 (en) 2013-03-14
CN103143128A (zh) 2013-06-12
GB201403867D0 (en) 2014-04-16
CN103143128B (zh) 2016-06-29
JP5826939B2 (ja) 2015-12-02
RU2564616C1 (ru) 2015-10-10
EP2753401A1 (en) 2014-07-16
GB2507927A8 (en) 2014-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5826939B2 (ja) 高層建築物向けの緊急避難口
Bukowski et al. Egress concepts and design approaches
CN110787381B (zh) 一种高层建筑无障碍逃生系统
JP2007206803A (ja) 避難行動予測システムおよび避難行動予測方法
CN107419878A (zh) 逃生通道及楼房
Akıncıtürk An evaluation of hospital evacuation strategies with an example
CN203169856U (zh) 楼房防震防火螺旋状逃生通道
Williamson et al. Use of lifts and refuge floors for fire evacuation in high rise apartment buildings
Ursetta et al. Egress from a hospital ward: a case study
Tubbs et al. Evacuation Design Strategies and Considerations for Tall Buildings: Suggested Best Practices.
RU2769861C1 (ru) Лестнично-лифтовой узел многоэтажного здания
CN104107511A (zh) 多楼层防震防火回行专用逃生通道
JP6117130B2 (ja) 入退室管理装置
JP6314792B2 (ja) エレベータシステム
Van Bogaert Evacuating schools on fire
Rini Applying Indonesia Regulation on Fire Protection System at WTC 1 Building in Jakarta through Fire Risk Assessment (FRA)
Pichler et al. Architectural considerations for egress in nursing and long-term care homes
Mallett Two-Storey Office Building
Koffel Designing with NFPA 101-2015: NFPA 101: life safety Code dictates a great deal for all building types, including egress, features of fire protection, sprinkler systems, alarms, emergency lighting, smoke barriers, and special hazard protection
RU2546422C1 (ru) Способ эвакуации маломобильных категорий граждан из маловысотных зданий социальной защиты населения
International Code Council aguerrazzi@ sfpe. org et al. Emergency Egress
JP3883870B2 (ja) 区画形成装置
Bacha et al. Recommendation in Government Hospital Buildings in Context of Means of Escape based on Other Countries Cases
Chandonait Fire and Life Safety Evaluation of an Assisted Living and Memory Care Center
JP2016030034A (ja) 入退室管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150507

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151007

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151014

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5826939

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees