JP2014528782A - 歯科用ハンドピース - Google Patents

歯科用ハンドピース Download PDF

Info

Publication number
JP2014528782A
JP2014528782A JP2014528895A JP2014528895A JP2014528782A JP 2014528782 A JP2014528782 A JP 2014528782A JP 2014528895 A JP2014528895 A JP 2014528895A JP 2014528895 A JP2014528895 A JP 2014528895A JP 2014528782 A JP2014528782 A JP 2014528782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
control unit
dental handpiece
endodontic
electric motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014528895A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6441677B2 (ja
Inventor
ヴォークシュルテ,マルコス
ラーポ,ヴィタリ
Original Assignee
ファーディーヴィー ゲーエムベーハー
ファーディーヴィー ゲーエムベーハー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ファーディーヴィー ゲーエムベーハー, ファーディーヴィー ゲーエムベーハー filed Critical ファーディーヴィー ゲーエムベーハー
Publication of JP2014528782A publication Critical patent/JP2014528782A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6441677B2 publication Critical patent/JP6441677B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/0007Control devices or systems
    • A61C1/0015Electrical systems
    • A61C1/0023Foot control
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/0007Control devices or systems
    • A61C1/0015Electrical systems
    • A61C1/003Control of rotation of instrument
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/02Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design characterised by the drive of the dental tools
    • A61C1/06Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design characterised by the drive of the dental tools with electric drive
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/08Machine parts specially adapted for dentistry
    • A61C1/14Tool-holders, i.e. operating tool holders, e.g. burr holders
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C5/00Filling or capping teeth
    • A61C5/40Implements for surgical treatment of the roots or nerves of the teeth; Nerve needles; Methods or instruments for medication of the roots
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C5/00Filling or capping teeth
    • A61C5/40Implements for surgical treatment of the roots or nerves of the teeth; Nerve needles; Methods or instruments for medication of the roots
    • A61C5/42Files for root canals; Handgrips or guiding means therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C5/00Filling or capping teeth
    • A61C5/40Implements for surgical treatment of the roots or nerves of the teeth; Nerve needles; Methods or instruments for medication of the roots
    • A61C5/44Means for controlling working depth, e.g. supports or boxes with depth-gauging means, stop positioners or files with adjustably-mounted handles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/08Machine parts specially adapted for dentistry
    • A61C1/18Flexible shafts; Clutches or the like; Bearings or lubricating arrangements; Drives or transmissions
    • A61C1/185Drives or transmissions
    • A61C1/186Drives or transmissions with torque adjusting or limiting means

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Abstract

歯根管の歯内治療に用いる歯科用ハンドピースは、(i)歯内治療用ファイルを取着及び保持するチャックと、(ii)前記歯内治療用ファイルを駆動する、シャフトを有する電気モーターと、(iii)前記モーターを制御する制御ユニットであって、入力データストリームを受け取る、制御ユニットとを備え、前記制御ユニットは、前記入力データストリームを監視している間、前記電気モーターによって吸収された電流を判定し、第1の方向と前記第1の方向とは逆の第2の方向との間で前記ファイルが1Hz〜20Hzの周波数で回転方向を交互に繰り返すように、前記モーターを制御し、それによって、前記制御ユニットは、前記監視されたデータが前記第1の方向への回転時に所定のトルク閾値条件を満たすと、前記ファイルが前記第2の方向に連続回転するように、前記電気モーターを制御することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、歯根管の歯内治療に用いる歯科用ハンドピースに関する。本発明はまた、歯科用ハンドピースと歯内治療用ファイルとを含む部品キットに関する。最後に、本発明は、歯科用ハンドピースの電気モーターを制御する方法に関する。
歯根管の歯内治療は、歯の任意の軟組織を取り除き、歯根管を整形し、その後、歯根管を適した充填材で塞ぐことによる、歯根管の形成を含む。通常、処置は、一連のバー及びダイヤモンド切削工具によって歯冠に穴をあけることからなる。歯冠にアクセスしたら、歯内治療器具によって歯髄を除去し、歯根管スペースを空にする。次に、このスペースを消毒する。その後、歯根管スペースをガッタパーチャ等の不活性材で充填し、次に、歯冠を修復する。修復は、本来の歯冠を金属又は陶材から作製されたクラウンに置き換えることを伴い得る。
歯根管の小さな寸法に起因して、ファイル及びリーマー等の歯内治療器具は一般に、サイズが小さい必要があり、また、象牙質を切削するために硬材から作製される必要がある。これらの制約、及び歯内治療器具の材料の弾性限界の観点から、治療中における歯内治療器具の不具合の危険性がある。
歯科用ハンドピースによって駆動される回転式歯内治療用ファイルを使用することによる、歯根管の形成が知られている。歯科用ハンドピースは、歯内治療用ファイルを歯根冠内で破損させるほど高いトルクを歯内治療用ファイルに加えることが可能である。このような壊滅的な場合では、歯内治療用ファイルの一部が歯根管内に残留する。その結果、時間消費的な更なる治療ステップが必要とされ、これらの治療ステップは患者にとって不快であるか、又は、治療される歯を抜く必要さえある場合がある。
従来技術から、処置中に回転式歯内治療用ファイルが歯根管内で破損することを回避する数多くの措置が知られている。
一般に、そのような措置により歯根管の形成が複雑化し、それゆえ、そのような措置は歯内治療に関して望ましいものとみなすことができない。
具体的には、一組のファイルを含む歯内治療用ファイルシステムが、例えば「クラウンダウン」技法又は「ステップバック」技法において連続して使用される。「クラウンダウン」技法では、歯根管の内面の全長にもファイル面の長さにも沿わずに、歯冠から根尖まで象牙質を切削するために、より大きいテーパーを有する器具の後に、より小さいテーパーを有する器具を使用する。
したがって、回転式歯内治療用ファイルを使用することでは、処置中にファイルが歯根管内で破損するという高い危険性を甘受することなく単一の回転式歯内治療用ファイルにより歯根管全体を形成することは不可能である。
回転式歯内治療用ファイルを使用することによる、歯根管の歯内治療の代替として、第1の方向と第1の方向とは反対の第2の方向との間で(往復する)1Hz〜20Hzの周波数で回転式歯内治療用ファイルの回転方向を交互に繰り返す歯科用ハンドピースが提案された。第1の方向は、歯内治療用ファイルの切削方向とすることができ、その場合、回転弧は、第1の方向とは反対の第2の方向の回転弧よりも大きい。
歯内治療用ファイルが周期的に回転方向を変更するものとすると、歯内治療用ファイルが歯根管内で動かなくなっている間、歯科用ハンドピースが歯内治療用ファイルの弾性限界ほどのトルクをかけなければ、ファイルが歯根管内で破損する危険性が減る。
一方、歯内治療用ファイルが、通常は切削方向である第1の方向への回転中に歯根管内で動かなくなる場合であっても、逆方向へのその後の回転により、歯内治療における歯根管の形成を中断しないようにファイルを解放させることは可能である。
本出願人の特許文献1は、単一ファイルを往復運動モードで使用することによって、歯根管の形成を可能にする歯科用ハンドピースを開示している。
しかしながら、往復運動モードで動作する歯根管器具は、その全長を切削するか、又は、少なくとも、連続回転モード又は歯内治療「クラウンダウン」技法又は「ステップバック」技法で動作する場合よりも多くのブレード又は大きな表面積を切削するため、往復式歯内治療用ファイルを使用したときに、特に長く幅狭の歯根管内でより高いトルク負荷が加えられねばならない。
したがって、歯内治療用ファイルが往復回転する場合、以下の理由から歯内治療用ファイルが歯根管内で動かなくなる可能性がある。
実際、歯科用ハンドピースは、許容可能なサイズ及び重量に関して歯科用ハンドピースにかかる制約に起因して、所与の大きさの最大トルクを提供する。切削方向である第1の方向への最大トルクが歯内治療用ファイルに加えられる場合、歯内治療用ファイルは、最大トルクにより歯根管の壁に入り込んで作業し、その後、停止する。摺動摩擦係数μが運動摩擦係数μよりも小さい場合、ハンドピースの最大トルクは、回転方向が変わるときに歯内治療用ファイルを解放するのに十分ではないであろう。したがって、歯内治療用ファイルは、その往復回転にもかかわらず、歯根管内で動かなくなる可能性がある。
この課題に対処するために、歯内治療器具に加えられるトルクを制限することが提案された。このために、歯内治療器具に加えられるトルクを制限するトルク閾値を導入すべきであることが提案された。しかしながら、往復式歯内治療用ファイルを有するトルク制御は、複雑な課題である。連続回転モードで駆動される回転式歯内治療用ファイルを用いる状況とは異なり、往復運動モードで動作する歯内治療用ファイルに加えられるトルクは、回転の全シーケンスを通して電気モーターによって吸収される電流に比例しない。回転方向の時間依存的な交互の繰り返しは、電気モーターによって吸収される電流への時間依存的な影響を引き起こす。例えば、歯内治療用ファイルの加速及び減速に起因する影響、時間間隔に対する平均化の可能性の制限、測定中の反応時間、又は磁化の反転に起因する影響により、歯内治療用ファイルの状態を示す実際のトルクを引き出すのに用いることができない誤データが提供される。
特許文献2は、モーターと、このモーターによって駆動される切削工具と、一方の方向及び逆方向のそれぞれへの器具の予め設定された回転周期に従ってモーターを自動的かつ周期的に反転させる制御手段とを備える、歯根管を形成する歯科用ハンドピースを開示している。器具に加えられた負荷トルクを検出する手段もまた、連続回転時に作動することができ、そのため、負荷トルク検出手段によって検出されるトルクが連続回転時に予め設定された基準値に達すると、制御手段はモーターを反転させる。
特許文献2によれば、工具に加えられた負荷トルクが予め設定された基準トルクに達したときにモーターの反転を行うことの他に、ハンドピースは、工具に加えられた負荷トルクの検出を利用せずに、異なる制御処置を用いることができる。そのような処置では、トルク検出手段を停止させた後、モーター、したがって工具が、2つの方向のそれぞれへの予め設定された回転周期TF及びTRにより往復式に動作する。したがって、特許文献2は、トルク制御が工具の往復運動中に行われる方法を開示していない。特許文献2は、F+R制御中に負荷トルクも速度も検出されないことを明記している。特許文献2は、速度に関して、モーターが非常に速いペースで反転されることを認める。それによって、モーターが常に過渡状態にあり、その際の動作構成は、標準構成をはるかに超え、そのため有意とはみなされないことを認めている。その上、F+R動作では、工具はいかなるトーションも受けないものとみなされている。その理由は、動きの反転が十分に行われた後で、同じ工具が歯根管内で動かなくなることがあると想定されるからである。
しかしながら、特許文献2によりなされた想定は、特許文献2によれば、往復運動にもかかわらず工具の不具合が生じることから、正しくない。
欧州特許出願公開第100133644号 米国特許出願公開第2002/0064756号
したがって、本発明の課題は、単一の往復式歯内治療用ファイルを使用することによって歯根管を形成するのに用いることができると同時に、コンパクトかつ軽量にすることができ、また、歯内治療用ファイルが歯根管内で動かなくなるか又は破損する危険性を最小限に抑える、歯根管の歯内治療のための歯科用ハンドピースを提供することである。
さらに、本発明の更なる課題は、歯科用ハンドピースと、適した往復式歯内治療用ファイルとを含む部品キットを提供することである。
最後に、本発明の一課題は、往復式歯内治療用ファイルが歯根管内で動かなくなる危険性を最小限に抑えると同時に、歯科用ハンドピースを軽量かつコンパクトにすることができるように、歯科用ハンドピースを制御する方法を提供することである。
この課題は、特許請求の範囲に従った本発明により解決される。本発明は、歯根管の歯内治療に用いる歯科用ハンドピースを提供する。本歯科用ハンドピースは、
(i)歯内治療用ファイルを取着及び保持するチャックと、
(ii)前記歯内治療用ファイルを駆動する、シャフトを有する電気モーターと、
(iii)前記モーターを制御する制御ユニットであって、入力データストリームを受け取る、制御ユニットとを備え、
前記制御ユニットは、前記入力データストリームを監視している間、前記電気モーターによって吸収された前記電流を判定し、第1の方向と該第1の方向とは逆の第2の方向との間で前記ファイルが1Hz〜20Hzの周波数で回転方向を交互に繰り返すように、前記モーターを制御し、それによって、前記制御ユニットは、前記監視されたデータが前記第1の方向への回転時に所定のトルク閾値条件を満たすと、前記ファイルが前記第2の方向に連続回転するように、前記電気モーターを制御することを特徴とする。
さらに、本発明は、歯根管の歯内治療に用いる歯科用ハンドピースと、歯内治療用ファイルとを含む部品キットを提供する。
最後に、本発明は、歯科用ハンドピースの前記電気モーターを制御する方法を提供する。本方法は、
(i)本発明による歯科用ハンドピースを準備することと、
(ii)前記入力データを制御ユニットによって監視することと、
(iii)第1の方向と第2の方向との間で前記ファイルが1Hz〜20Hzの周波数で回転方向を交互に繰り返すように、前記モーターを制御することと、
(iv)前記監視されたデータが前記第1の方向への回転時に所定のトルク閾値条件を満たすと、前記ファイルが前記第2の方向に連続回転するように、前記モーターを制御することとを特徴とする。
本発明は、第1の方向とは逆の回転方向のトルク制御が必要ではなく、歯内治療の成功に不利になることさえあるという認識に基づいている。むしろ、摺動摩擦と運動摩擦との差の観点から、最大でも、摺動摩擦係数μと運動摩擦係数μとの比によって修正される、歯科用ハンドピースにより提供される最大トルクほどであるとともに歯内治療用ファイルの弾性限界よりも小さいものとするべき特定のトルク閾値によって、第1の方向への回転時に往復式歯内治療用ファイルに加えられるトルクが制限されるのであれば、第1の方向とは逆の回転の第2の方向にハンドピースの最大トルクを加えることが許容される。
したがって、本発明は、第1の方向にトルク閾値を選択的に加え、第1の方向への回転時にこのトルク閾値を達成するために歯根管の形成を監視し、その後、トルク閾値を加えることなく第2の方向への歯内工具の回転を行うか、又は、清掃のために歯内治療用ファイルを歯根管から動かすようにトルク閾値を増加させる場合に、歯内治療用ファイルの壊滅的な不具合を回避することができるという概念に基づいている。
本発明によれば、トルク制御は、コンパクトかつ軽量である歯科用ハンドピースの限定リソースを往復式歯内治療に適合させ、その場合、特定の往復回転運動に起因して、歯内治療用ファイルの壊滅的な不具合が回避され、トルク制御が切削方向とは逆の回転の方向に更なるトルクを常に提供するため、歯根管内で一時的に動かなくなったときに歯内治療用ファイルを効率的に解放することができる。
本発明はまた、以下の更なる利益を提供する:
ファイルの溝が破片で詰まった場合にもトルクが増加するため、溝が詰まった場合にトルク閾値条件に達する可能性が増大する。
したがって、溝内に残留する破片が少なくなり、そのため、象牙質細管内に破片が押し込まれることによる感染の可能性が減る。フィードバックが、本発明の歯科用ハンドピースにかかる応力の増加を示すとともに、より多くのスペースを形成するために歯根管壁をブラシがけする必要性を示すことで、歯科用ハンドピースにかかる応力が減る。
開業医は、ファイルの誤適用に関するフィードバック、ファイルの溝を清掃すべきこと、及び歯根管をブラシがけすべきこと、を受け取る。このことは、臨床医がファイルを正しく使用する/ファイルの誤使用を回避するのに役立つ。
機械的な部分、例えば、コントラアングル及びそのギヤが保護され、結果として耐用年数がより長くなる。
ハンドピースは重量がより軽くなる。
電源がより小型になり、その費用及び重量が減る。
歯内処置を行うシステムを示す。 コードレスハンドピースの立面図である。 歯内治療用ファイルに加えられたトルクに関する情報を引き出すことができる、往復式歯内治療中に測定された生データを示す。 本発明のハンドピースを用いる例示的な歯内処置のブロック図である。 往復運動時の、時間の関数としての、電気モーターによって消費された電流に関する、制御ユニットが受け取った入力データストリームの曲線と、ソフトウェアによって設定されたトルク閾値の曲線とを示す。 往復運動時の、器具の速度の曲線及び器具に加えられるトルクの曲線、並びに、ソフトウェアによって設定されたトルク閾値の曲線を示す。 往復運動時の、器具の速度の更なる曲線及び器具に加えられるトルクの更なる曲線、並びに、ソフトウェアによって設定されたトルク閾値の更なる曲線を示す。
本開示の目的から、第1の回転方向は、往復式歯内治療用ファイルの切削方向とすることができ、この方向において、回転は、逆方向における回転よりも長く続き、すなわちより大きい角度を動く。第2の方向は、歯内治療用ファイルが解放される、及び/又は歯根管から外れる方向である。
本発明による、歯根管の歯内治療に用いる歯科用ハンドピースが、
(i)歯内治療用ファイルを取着及び保持するチャックと、
(ii)歯内治療用ファイルを駆動する、シャフトを有する電気モーターと、
(iii)モーターを制御する制御ユニットであって、入力データストリームを受け取る制御ユニットとを備える。
図1に示されているように、歯科用ハンドピース10が制御ユニット20を備える。歯内治療工具すなわちファイル16が、自身の長手方向軸回りの回転のために、ハンドピースヘッド18のチャック17内にしっかりと保持される。ファイル16は、有用な設計の任意の歯内治療工具とすることができる。ヘッド18は、ファイル16を回転させるのに必要なドライブトレイン及びギヤを提供する、従来のコントラアングル19の一体部材である。電気モーター12は、通常、相補的なねじ体部品によってコントラアングル19に締結され、コントラアングル19のドライブトレインと係合してファイル16を回転させる。電気モーター12は、マイクロプロセッサユニットを有することが一般的である制御ユニット20に制御ケーブル15によって接続される。制御ユニット20は、選択された歯内治療タイプのファイルの回転速度、回転トルク及び回転方向等のモーターパラメーターを電子制御及びプログラムすることが可能である。
制御ユニット20は、歯内治療用ファイル16の回転レジームすなわち回転方法を設定する手段を提供するソフトウェアを有する。設定は、ディスプレイ上に表示することができることが好ましい。さらに、マイクロプロセッサが、前進運動及び後退運動の間の時間の設定を可能にするキー(22a、22b)を提供することができることが好ましい。さらに、マイクロプロセッサは、設定の変更、無効化及び有効化を可能にするキーを提供するユーザーインターフェースに接続することができる。
好ましい実施形態によれば、制御ユニットは、連続回転を停止する及び/又は歯内治療用ファイルの回転を交代させる(alternating)フットペダル(図示せず)又は手動スイッチ(図2)に接続される。
歯内治療用ファイル16は、近位端と、遠位端と、間に螺旋状ランドを有する少なくとも3つの離間したねじれ溝とを有する細長いテーパー状金属ファイル部分を含むように構成されていることが好ましい。遠位端部は、選択された仕上げ歯根管根尖に合うように寸法決め及び構成されており、テーパー状部分は、所望の仕上げ歯根管形態を提供するように構成されている。
本発明はまた、本発明による歯科用ハンドピースと、歯内治療用ファイルとを含む部品キットを提供する。
図2に示されているように、歯科用ハンドピースはコードレスとすることができる。これに応じて、制御ユニットは、歯科用ハンドピースの内部に組み込むことができる。代替的には、制御ユニットは、無線接続によって歯科用ハンドピースに接続してもよい。制御ユニットが無線接続によって歯科用ハンドピースに接続される場合、制御ユニットには、図1に示されている歯科用ハンドピースの場合におけるようにフットペダルを設けることができる。
好ましい実施形態によれば、電気モーターはブラシレス電気モーターである。電気モーターは、直流(DC)電気によって給電されるとともに電子通信システムを有することが好ましい。好ましい実施形態によれば、連続回転動作中、電流対トルクの関係及び周波数対速度の関係は線形である。特に、電気モーターはステッパーモーターとすることができる。本発明の好ましい実施形態によるブラシレス電気モーターは、重量あたりのトルクがより大きいこと、ワットあたりのトルクがより大きいこと(効率の増大)、確実性が高まっていること、雑音が低減していること、耐用年数がより長いこと(ブラシ及び整流器の腐食がない)、整流器からの電離スパークが排除されること、及び、電磁干渉(EMI)が全体的に減少することを含む、ブラシ付きDCモーターに勝る利点を提供する。
好ましい実施形態によれば、第1の方向及び第2の方向への回転は、複数のホールセンサーによって決定される。ホールセンサーは、シャフトの位置、回転方向、及び/又は第1の方向及び第2の方向への回転速度に関する入力データストリームを制御ユニットに提供することが好ましい。
更なる好ましい実施形態によれば、トルクは、モーターによって吸収された電流を抵抗器に通すとともに降下電圧を判定することによって決定される。さらに、制御ユニットは、所定のトルク閾値条件を判定するために、電気モーターによって吸収された電流、及び歯内治療用ファイルの1つ又は複数のパラメーターを使用することができる。歯内治療用ファイルのパラメーターは、ユーザーが入力若しくは変更することができるか、又は、記憶媒体から読み出すことができる。
図3は、往復式歯根管形成中に歯内治療用ファイルに加えられたトルクに関するデータを示す。負のトルク値は、第1の方向に回転中のトルクを示す。正のトルク値は、第2の方向に回転中のトルクを示す。トルクは、この例では約−4Ncm〜約+1Ncmまで様々である。
本発明による、歯根管の歯内処置に用いる歯科用ハンドピースは、入力データストリームを監視している間、制御ユニットが、電気モーターによって吸収された電流を判定し、第1の方向と第1の方向とは逆の第2の方向との間でファイルが1Hz〜20Hzの周波数で回転方向を交互に繰り返すように、モーターを制御することを特徴とする。
交互回転時の動作の好ましいレジームは、第1の方向への回転が第1の方向とは逆の第2の方向への回転を上回り、そのため、ファイル16が第1の方向及び第2の方向の一連の動きにより回転し、また、歯根管の清掃が一連のサイクルによって行われるように一サイクルの回転を完了させる。第1の方向への回転は、好ましくは45度〜360度、より好ましくは60度〜270度の範囲の回転である。第2の方向への回転は、第1の方向への回転よりも小さい角度の回転であることが好ましく、30度〜270度、好ましくは45度〜180度の範囲にあるように制御される。
本発明による、歯根管の歯内治療に用いる歯科用ハンドピースは、第1の方向への回転時に、監視されたデータが所定のトルク閾値条件を満たすとファイルが第2の方向に連続回転するように、制御ユニットが電気モーターを制御することを更に特徴とする。
図4は、制御ユニットが電気モーターを制御するソフトウェアのブロック図を示す。これに従って、ソフトウェアは、起動すると、歯内治療用ファイルが往復運動で駆動されているか否かに関して判定する。肯定されると、ソフトウェアは、回転弧が第2の方向にあるか否かに関して判定する。肯定されると、ソフトウェアは、トルク制御を停止し、サイクルを終了させる。しかしながら、ソフトウェアが、回転が第1の方向にあると判定した場合、トルク閾値が加えられる。ソフトウェアは、ソフトェアにプログラムされた一定値に基づいてトルク閾値を判定することができる。代替的には、ソフトウェアは、メモリロケーションからトルク閾値の値を読み出してもよく、このメモリロケーションは、ユーザーの入力によって変更されるか、又は、データベースの一部を形成するか、又は、歯根管内における歯内治療用ファイルの位置によって確定される。任意選択的には、ソフトウェアは、更なるパラメーターを考慮に入れることによってトルク閾値の値を適合させてもよい。トルク閾値が設定されると、トルク制御が作動し、ソフトウェアがサイクルを終了させる。サイクルの終了後、ソフトウェアは、ファイルの動きが往復運動であるか否かに関して確認することからやり直すことができる。
ソフトウェアは、テーブルからトルク閾値の値を引き出し、歯内治療用ファイルのタイプ、特定の歯内治療用ファイルの耐用年数、及び任意選択的に、ユーザーが行う更なる入力等の更なるパラメーターに基づいてトルク閾値を適合させることが好ましい。
図5によって示されているように、電気モーターによって消費された電流の読取り値は、反転を行うのに必要とされる電流によりモーターが方向状態を反転させるごとに、ピークを示す。そのようなピークは、有効なトルク読取り値とみなすことができない。ピークは、第2の方向への回転時にトルク閾値を最大限に設定することによって無視される。第1の方向への回転時に、閾値が所望レベルで加えられる。制御ユニットが受け取り、第1の方向への歯内治療用ファイルに加えられるトルクに相当する入力データストリームの読取り値が、所定の値に達すると、制御ユニットは、ファイルが第2の方向に連続回転するように電気モーターを制御する。
図6及び図7によって示されているように、第1の方向への回転時に入力データストリームから引き出された実測トルク最大値は、第2の方向への回転時に入力データストリームから引き出された実測トルク最大値よりも著しく小さい。また、第1の方向への回転時に入力データストリームから引き出された実測最大回転速度は、第2の方向への回転時に入力データストリームから引き出された実測最大回転速度よりも著しく低い。この違いは、測定アーチファクトに部分的に起因する。そのような測定アーチファクトが往復運動の制御に基づいて生じる場合、第2の方向への回転時に受け取った入力データストリームに基づいてトルク閾値が往復運動を早まって終了させるため、歯内治療の効率を最適化することができない。したがって、本発明によれば、工具の、回転方向に関する状態を、確実に判定できることが非常に重要である。これは、特許文献2によって開示されているように、モーターの往復動作のPWM信号によって制御される上側レッグと、負荷トルク検出手段のフィードバック信号が得られる低値抵抗器を介して接地される下側レッグとを備えるMOSFETブリッジを使用することでは不可能である。
本発明によれば、往復運動モードにおいて加えられるトルクは、加えられるトルクが以下の式:
T=Tmaxμ/μ
によって定義される第1の閾値(T)を超えないように測定及び制御される。この場合、Tmaxは、より低いものであろうと、ハンドピースの考えられ得る最大トルクレベルであるか又は臨床的なトルク最大値であり、μ/μは、摺動トルク係数と運動トルク係数との比である。具体的には、所定のトルク閾値条件は、0.5Ncm〜15Ncmの範囲の最大トルクを有する。所定のトルク閾値条件は、2Ncm〜10Ncmの範囲の最大トルクを有することがより好ましく、3Ncm〜6Ncmの範囲の最大トルクを有することが更により好ましい。したがって、電気モーターは、摺動摩擦係数μが運動摩擦係数μよりも小さいにもかかわらず、歯根管内で一時的に動かなくなるファイルを解放するのに十分なトルクを有する。
第1の方向への回転時に、監視されたデータが所定のトルク閾値警報条件を満たすと、回転変更によって、制御ユニットは視覚的及び/又は聴覚的な警報、及び/又はハンドピースの振動としてユーザーフィードバックを出すことが好ましい。代替的又は付加的には、ユーザーは、制御ユニットが第1の方向への回転時に所定のトルク閾値条件に基づいて電気モーターを制御することを中止させることができる。代替的又は付加的には、制御ユニットは、歯根管内におけるファイル先端の位置を監視することができる。さらに、ユーザーによって、いかなる機能も停止させるか又はトルク閾値を増減させることができる。
制御ユニットは、ファイルが歯根管から解放され、破片が歯根管から除去されるように、ファイルを第2の方向に連続回転するように電気モーターを制御した後、以下の異なる代替方法:
a.規定されたトルク閾値を超える場合、
i.(フットペダルを解放及び押圧することによる再始動を)停止し、
ii.及び/又は、往復運動モードで自動的に再始動すること
b.規定された回転角度又は回転時間を超える場合、
i.(フットペダルを解放及び押圧することによる再始動を)停止し、
ii.及び/又は、往復運動モードで自動的に再始動すること
に従って、続行することができる。
本発明はまた、本発明の前記歯科用ハンドピースの前記電気モーターを制御する方法を提供する。本方法は、
(i)歯科用ハンドピースを準備することと、
(ii)前記入力データを制御ユニットによって監視することと、
(iii)第1の方向と第2の方向との間で前記ファイルが1Hz〜20Hzの周波数で回転方向を交互に繰り返すように、前記モーターを制御することと、
(iv)前記監視されたデータが前記第1の方向への回転時に所定のトルク閾値条件を満たすと、前記ファイルが前記第2の方向に連続回転するように、前記モーターを制御することとを特徴とする。

Claims (15)

  1. 歯根管の歯内治療に用いる歯科用ハンドピースであって、
    (i)歯内治療用ファイルを取着及び保持するチャックと、
    (ii)前記歯内治療用ファイルを駆動する、シャフトを有する電気モーターと、
    (iii)前記モーターを制御する制御ユニットであって、入力データストリームを受け取る、制御ユニットとを備え、
    前記制御ユニットは、前記入力データストリームを監視している間、前記電気モーターによって吸収された前記電流を判定し、第1の方向と前記第1の方向とは逆の第2の方向との間で前記ファイルが1Hz〜20Hzの周波数で回転方向を交互に繰り返すように、前記モーターを制御し、それによって、前記制御ユニットは、前記監視されたデータが前記第1の方向への回転時に所定のトルク閾値条件を満たすと、前記ファイルが前記第2の方向に連続回転するように、前記電気モーターを制御することを特徴とする、歯科用ハンドピース。
  2. 前記制御ユニットは、前記連続回転を停止させる及び/又は前記歯内治療用ファイルの回転を交代させるフットペダルに接続される、請求項1に記載の歯科用ハンドピース。
  3. 前記電気モーターは、ブラシレス電気モーターである、請求項1又は2に記載の歯科用ハンドピース。
  4. 前記第1の方向の前記回転は、複数のホールセンサーによって判定される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の歯科用ハンドピース。
  5. 前記ホールセンサーは、前記シャフトの位置、回転方向、及び/又は、前記第1の方向及び前記第2の方向の回転速度に関する入力データストリームを前記制御ユニットに提供する、請求項4に記載の歯科用ハンドピース。
  6. 前記モーターによって吸収された前記電流を抵抗器に通すとともに、前記降下電圧を判定することによって、トルクが判定される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の歯科用ハンドピース。
  7. 前記制御ユニットは、前記所定のトルク閾値条件を判定するために、前記電気モーターによって吸収された前記電流、及び、前記歯内治療用ファイルの1つ又は複数のパラメーターを用いる、請求項1〜6のいずれか1項に記載の歯科用ハンドピース。
  8. 前記歯内治療用ファイルの前記パラメーターは、前記ユーザーによって入力若しくは変更されるか、又は記憶媒体から読み出される、請求項7に記載の歯科用ハンドピース。
  9. 前記制御ユニットは、前記監視されたデータが、前記第1の方向への回転時に所定のトルク閾値警報状態を満たすと聴覚的な警報音を出す、請求項1〜8のいずれか1項に記載の歯科用ハンドピース。
  10. 前記制御ユニットは、前記歯根管内における前記ファイル先端の位置を監視する、請求項1〜9のいずれか1項に記載の歯科用ハンドピース。
  11. 前記ユーザーは、前記第1の方向への回転時の所定のトルク閾値条件に基づいて、前記制御ユニットが前記電気モーターを制御することを中止させることができる、請求項1〜10のいずれか1項に記載の歯科用ハンドピース。
  12. 前記所定のトルク閾値条件は、0.5Ncm〜15Ncmの範囲の最大トルクを有する、請求項1〜11のいずれか1項に記載の歯科用ハンドピース。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の歯科用ハンドピースと、歯内治療用ファイルとを含む、部品キット。
  14. 前記第1の方向は、前記歯内治療用ファイルの切削方向である、請求項13に記載の部品キット。
  15. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の歯科用ハンドピースの前記電気モーターを制御する方法であって、
    (i)請求項1〜12のいずれか1項に記載の歯科用ハンドピースを準備することと、
    (ii)前記入力データを制御ユニットによって監視することと、
    (iii)第1の方向と第2の方向との間で前記ファイルが1Hz〜20Hzの周波数で回転方向を交互に繰り返すように、前記モーターを制御することと、
    (ii)前記監視されたデータが前記第1の方向への回転時に所定のトルク閾値条件を満たすと、前記ファイルが前記第2の方向に連続回転するように、前記電気モーターを制御することとを特徴とする、方法。
JP2014528895A 2011-09-09 2012-09-05 歯科用ハンドピース Active JP6441677B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP11007352A EP2567671A1 (en) 2011-09-09 2011-09-09 Dental handpiece
EP11007352.5 2011-09-09
PCT/EP2012/003725 WO2013034291A1 (en) 2011-09-09 2012-09-05 Dental handpiece

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014528782A true JP2014528782A (ja) 2014-10-30
JP6441677B2 JP6441677B2 (ja) 2018-12-19

Family

ID=46801439

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014528895A Active JP6441677B2 (ja) 2011-09-09 2012-09-05 歯科用ハンドピース

Country Status (7)

Country Link
US (1) US10085818B2 (ja)
EP (2) EP2567671A1 (ja)
JP (1) JP6441677B2 (ja)
CA (1) CA2847441C (ja)
ES (1) ES2639488T3 (ja)
RU (1) RU2610544C2 (ja)
WO (1) WO2013034291A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180020955A (ko) 2015-04-29 2018-02-28 덴츠플라이 시로나 인코포레이티드 치과의사에게 신경 치료 기술을 훈련시키는 시스템 및 방법

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5802149B2 (ja) * 2012-02-24 2015-10-28 株式会社モリタ製作所 歯科用治療装置
US9041323B2 (en) 2012-03-09 2015-05-26 Ormco Corporation Apparatus and method for asymmetrical coast control of an endodontic motor
JP6193697B2 (ja) * 2013-09-20 2017-09-06 株式会社モリタ製作所 歯科用治療装置
ITRM20130638A1 (it) * 2013-11-19 2015-05-20 By Dental S R L Metodo di controllo di uno strumento endodontico per cure canalari
JP7016616B2 (ja) * 2017-03-14 2022-02-07 株式会社モリタ製作所 根管治療装置
IT201700032045A1 (it) * 2017-03-23 2018-09-23 Pedulla Eugenio Dispositivo e metodo di controllo di un motore endodontico
US11633259B2 (en) * 2019-08-15 2023-04-25 MDT Micro Diamond Technologies Ltd. Handpiece adapter for an endodontic file
EP3854556B1 (de) * 2020-01-22 2024-03-06 Andreas Stihl AG & Co. KG Verfahren zum betreiben eines handgeführten bearbeitungsgeräts und handgeführtes bearbeitungsgerät
CN112168384B (zh) * 2020-10-30 2022-03-15 深圳市速航科技发展有限公司 一种复合运动模式的根管治疗装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0938108A (ja) * 1995-07-28 1997-02-10 Morita Mfg Co Ltd 歯科用ハンドピースのモータ制御装置
US20020064756A1 (en) * 2000-11-30 2002-05-30 Advanced Technology Research (A.T.R.) Dental handpiece for forming root canals
JP2003504113A (ja) * 1999-07-13 2003-02-04 デンツプライ インターナショナル インコーポレーテッド 歯内治療器具類用の回転ハンドピース
WO2011067723A2 (en) * 2009-12-04 2011-06-09 By Dental S.R.L. Endodontic device

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2012322C1 (ru) * 1990-07-31 1994-05-15 Давид Яковлевич Гофман Устройство для лечения предстательной железы
DE19520765B4 (de) * 1994-06-09 2004-07-08 Kabushiki Kaisha Morita Seisakusho Dental-Behandlungseinrichtung mit Wurzelkanallängen-Meßfunktion
SE9604717L (sv) * 1996-12-20 1998-06-21 Nobel Biocare Ab Kirurgiinstrument och arrangemang med sådant kirurgiinstrument
US6405189B1 (en) 1998-10-30 2002-06-11 Lucent Technologies Inc. Method and apparatus for amplifying design information into software products
RU2266076C2 (ru) * 2001-04-02 2005-12-20 Франко ФЬЮМАНА Устройство, набор инструментов и способ для удаления зуба
ITBO20030165A1 (it) * 2003-03-25 2004-09-26 Castellini Spa Riunito dentale.
AT500211A1 (de) * 2004-01-29 2005-11-15 W & H Dentalwerk Buermoos Gmbh Verfahren und vorrichtung zur bestimmung des zum aufbringen eines drehmoments benötigten werts des motorstroms für medizinische handstücke
RU2281718C2 (ru) * 2004-11-02 2006-08-20 Юрий Семенович Кривошеин Набор стоматологических инструментов (варианты), стоматологический зонд, стоматологическое зеркало, стоматологический пинцет
WO2010066337A1 (de) * 2008-12-09 2010-06-17 Vdw Gmbh Endodontische vorrichtung und verfahren zum betreiben einer solchen

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0938108A (ja) * 1995-07-28 1997-02-10 Morita Mfg Co Ltd 歯科用ハンドピースのモータ制御装置
JP2003504113A (ja) * 1999-07-13 2003-02-04 デンツプライ インターナショナル インコーポレーテッド 歯内治療器具類用の回転ハンドピース
US20020064756A1 (en) * 2000-11-30 2002-05-30 Advanced Technology Research (A.T.R.) Dental handpiece for forming root canals
WO2011067723A2 (en) * 2009-12-04 2011-06-09 By Dental S.R.L. Endodontic device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180020955A (ko) 2015-04-29 2018-02-28 덴츠플라이 시로나 인코포레이티드 치과의사에게 신경 치료 기술을 훈련시키는 시스템 및 방법
KR102517934B1 (ko) * 2015-04-29 2023-04-04 덴츠플라이 시로나 인코포레이티드 치과의사에게 신경 치료 기술을 훈련시키는 시스템 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
CA2847441C (en) 2019-03-19
CA2847441A1 (en) 2013-03-14
WO2013034291A1 (en) 2013-03-14
JP6441677B2 (ja) 2018-12-19
US20150342702A1 (en) 2015-12-03
RU2014113623A (ru) 2015-10-20
EP2753263A1 (en) 2014-07-16
US10085818B2 (en) 2018-10-02
EP2753263B1 (en) 2017-08-30
RU2610544C2 (ru) 2017-02-13
EP2567671A1 (en) 2013-03-13
ES2639488T3 (es) 2017-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6441677B2 (ja) 歯科用ハンドピース
EP3028663B1 (en) System for cutting/abrading with a tool
JP5905012B2 (ja) 歯内システム及び方法
JP5611549B2 (ja) 逆転可能な歯内ファイル
US20110039229A1 (en) Computer aided canal instrumentation system and a unique endodontic instrument design
JP5665242B2 (ja) 歯科用ハンドピースの制御装置
KR20080093406A (ko) 치근관 성형 및 세척을 위한 치과용 장치
EP3338727B1 (en) Endodontic handpiece
US20120225406A1 (en) Endodontic tool and method
JP7170029B2 (ja) 歯内治療モータを制御するための装置および方法
JP5875666B1 (ja) 報知装置、報知装置を備えたハンドピース、報知装置を備えた医療用装置及び報知方法
EP1839620B1 (en) Auxiliary apparatus for dental treatments
KR200345612Y1 (ko) 치석제거기
CA2728008A1 (en) Endodontic tool and method
WO2018194909A1 (en) Dynamic motion calibration system for dental devices
JP2022162163A (ja) 歯内治療ハンドピース
KR20180019673A (ko) 뼈의 품질을 결정하기 위한 의료용, 특히 치과용 장치
Tutt Equipping a Veterinary Dental Operatory
Arias Paniagua et al. Influence of clinical usage of GT and GTX files on cyclic fatigue resistance

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160526

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160818

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161013

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170213

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20170302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170323

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20170707

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180710

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180810

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6441677

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250