JP2014526935A - 救命ベルト一体型椅子 - Google Patents
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Abstract
【課題】救命ベルト一体型椅子を提供すること。
【解決手段】本発明の救命ベルト一体型椅子は、シートと背もたれを含む椅子において、前記シートまたは前記背もたれの少なくとも一領域に着脱可能に取り付けられ且つ内部に浮力体が充填される救命ベルトを含むことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の救命ベルト一体型椅子は、シートと背もたれを含む椅子において、前記シートまたは前記背もたれの少なくとも一領域に着脱可能に取り付けられ且つ内部に浮力体が充填される救命ベルトを含むことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、救命ベルト一体型椅子に係り、より詳しくは、椅子に着脱可能に救命ベルトが取り付けられている椅子に関する。
救命ベルトは、自動車や飛行機、船舶などに海難事故に備えて必須のものとして設けられる水上安全用品である。このような救命ベルトは、通常、自動車、飛行機または船舶の椅子の下または別の保管場所に保管する。
救命ベルトを椅子の下に保管する場合、椅子間の狭い間隔により乗客が救命ベルトを椅子から取り出すのが厄介であるという不便さがある。また、救命ベルトを別の保管場所に保管する場合、自動車、飛行機または船舶の内部に保管場所を設けなければならないので、空間設計上の制約がある。また、危急状況で各乗客に救命ベルトを配らなければならいので、救命ベルト着用までの時間が遅滞するという問題がある。
本発明は、上述した問題を解決するためのもので、その目的は、救命ベルトを椅子に一体に備えて救命ベルトの保管のための空間を最小化することが可能な救命ベルト一体型椅子を提供することにある。
本発明の他の目的は、救命ベルトが椅子のシートまたは背もたれに着脱可能に取り付けられ、乗客が危急な状況で容易に取り外して着用することが可能な救命ベルト一体型椅子を提供することにある。
本発明の上記目的および様々な利点は、当業者によって本考案の第1実施形態からさらに明確になるであろう。
上記課題を解決するために、本発明の救命ベルト一体型椅子は、シートと背もたれを含む椅子において、前記シートまたは背もたれの少なくとも一領域に着脱可能に取り付けられ且つ内部に浮力体が充填される救命ベルトを含んでなる。
ここで、前記救命ベルトは、開口領域を有する環状または多角形の形状をしており、前記開口領域が設けられた救命ベルトの両側には、前記救命ベルトの両側を互いに接続させて前記開口領域を閉鎖させる接続部材が備えられてもよい。
また、前記救命ベルトは、馬蹄状の縁部領域と、前記縁部領域の内側に設けられ、前記縁部領域に対して折り畳まれて前記縁部領域の内側に収容空間を形成することが可能な複数の折畳領域とを含むことができる。
また、前記開口領域に隣接した前記救命ベルトの上面に設けられ、前記救命ベルトを前記シートまたは前記背もたれから容易に取り外すための把手をさらに含むことができる。
また、前記救命ベルトは、上面が前記背もたれまたは前記シートの上面と同一線上に位置するように取り付けられ、着席感が低下しないように形成されてもよい。
また、前記浮力体は浮力を有する固体からなってもよい。
また、前記浮力体は非常時に充填できる気体からなってもよい。
本発明の一実施形態に係る救命ベルト一体型椅子は、椅子を構成するシートまたは背もたれに救命ベルトが着脱可能に取り付けられ、平常時には一般椅子のように使用者に楽な着席感を提供する。これに対し、危急状況時には救命ベルトをシートまたは背もたれから取り外して胴体に着用することにより危急状況に対処することができる。
すなわち、本発明の救命ベルト一体型椅子は、シートまたは背もたれに着脱可能に取り付けられるので、救命ベルトを保管する別の着脱空間が要求されない。これにより、自動車、航空機または船舶などで空間をもっと広く効率的に使用することができる。
さらに、使用者の接近性が良い背もたれとシートに救命ベルトが取り付けられているので、危急状況発生の際に使用者が迅速に救命ベルトを着用して応急状況に対処することができる。
本発明の利点および特徴、そしてそれらを達成する方法は、添付図面と共に詳細に後述されている実施形態を参照すると、明確になるであろう。ところが、本発明は、以下に開示する実施形態に限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態に具現されるものである。但し、本実施形態は単に本発明の開示を完全たるものにするため、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は請求の範囲によってのみ定義される。明細書全体において、同一の参照符号は同一の構成要素を示す。以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る救命ベルト一体型椅子100の構成を示す斜視図、図2は本発明の第1実施形態に係る救命ベルト一体型椅子100の救命ベルト140の分離構造を示す分解斜視図である。
図1および図2を参照すると、本発明の第1実施形態に係る救命ベルト一体型椅子100は、フレーム110と、フレーム110に取り付けられ、使用者が着席するシート120と、フレーム110に取り付けられ、使用者の背を支持する背もたれ130と、背もたれ130に着脱可能に取り付けられる救命ベルト140とを含んでなる。
フレーム110はシート120と背もたれ130を支持する。フレーム110は金属のように耐久性が強い材質で出来ている。フレーム110は、自動車、船舶または航空機内に固定されてもよく、移動可能に備えられてもよい。
シート120は、使用者が着席できるようにフレーム110に取り付けられる。シート120は使用者の着席の際に着用感を向上させるためにクッション感を持つように備えられる。このために、シート120は天然皮革、人造皮革または繊維材質の外皮内部に綿などのクッション材質が充填されて形成できる。
背もたれ130は、フレーム110に取り付けられ、好ましくはシート120に対して垂直に取り付けられ、シート120に着席した使用者の背を支持する。本発明の第1実施形態に係る救命ベルト一体型椅子100は背もたれ130の表面に救命ベルト140が取り付けられる。背もたれ130は、中央領域に配置されて使用者の背を支持する支持クッション部133と、支持クッション部133の縁部領域に配置されて救命ベルト140に結合する結合部131とから構成される。
支持クッション部133は、シート120と同様に、天然皮革、人造皮革または繊維材質の外皮内部に綿などのクッション材質が充填されて形成できる。結合部131は支持クッション部133の縁部領域に救命ベルト140の形状に対応して形成される。結合部131は、支持クッション部133に比べて陥没して設けられ、救命ベルト140の結合する空間を形成する。すなわち、結合部131に救命ベルト140が結合したとき、救命ベルト140の上面と支持クッション部133の上面とが略同一の高さに位置するように、結合部131は救命ベルト140の高さだけ陥没して設けられる。これは、結合部131と支持クッション部133の隣接領域に段差が発生する場合、着席された使用者が不便さを感じるおそれがあるので、これを防止するためである。
一方、結合部131の板面には、救命ベルト140を結合部131に固定させる固定部材が備えられる。固定部材は、結合部131の板面と救命ベルト140の背面にそれぞれ備えられる。固定部材はマジックテープ部材132、またはスナップボタン134である。この他にも、固定部材は2つの部材を互いに着脱可能に結合させることが可能な多様な形態であってもよい。
一方、本発明の第1実施形態に係る結合部131は、背もたれ130の縁部領域に形成されるが、場合によっては背もたれ130の内部領域に形成されてもよい。また、本発明の第1実施形態に係る救命ベルト一体型椅子100は、シート120と背もたれ130がフレーム110上に支持される形態であるが、場合によってはフレーム110なしにシート120と背もたれ130のみから構成されてもよい。例えば、ソファ(sofa)のような形態であってもよく、ソファの背もたれ130に救命ベルト140が結合するように構成されてもよい。
このような背もたれ130における結合部131と支持クッション133の形状および配置は、救命ベルト140のサイズおよび形状に応じて適切に設計できる。
一方、本発明の第1実施形態に係る救命ベルト一体型椅子100は、救命ベルト140が背もたれ130に取り付けられているが、シート120に取り付けられてもよい。すなわち、シート120が背もたれ130と同様の構成を有し、シート120の縁部領域に救命ベルト140が取り付けられてもよい。
救命ベルト140は、背もたれ130の結合部131に着脱可能に取り付けられる。救命ベルト140は、平常時には結合部131に取り付けられて背もたれ130と共に使用者の背を支持し、危急時には結合部131から取り外されて救命ベルト140の役割を果たす。
本発明の第1実施形態に係る救命ベルト140は、一領域に開口142を有する環状または多角形の形状に形成される。すなわち、図示の如く、「コ」字状にしてもよく、「口」字状の多角形の形状にしてもよく、円形または楕円形の形状にしてもよい。また、開口142は、必要であれば、端部が凹状に成形されて使用者が救命ベルトを便利に握持し得るようにする。このような救命ベルト140の形状は、救命ベルト140が取り付けられるシート120または背もたれ130のデザインに従って設計され、結合部131の形状に対応する。
救命ベルト140は、開口142を有するように形成された救命ベルト本体141と、救命ベルト本体141の内部に備えられ、浮力を形成する浮力体144と、開口142が設けられた救命ベルト140の両側に設けられ、前記救命ベルトの両側を互いに接続させて開口142を閉鎖させる接続部材145、147とを含む。
図3および図4は図1のA−A線に沿った断面構成を示す断面図である。図示の如く、救命ベルト140は防水材質の救命ベルト本体141の内部に浮力体144が収容されて形成される。ここで、浮力体144は、図3に示すように浮力を有する固体からなってもよく、図4に示すように気体からなってもよい。固体タイプの浮力体144はポリエチレン(PE)やPVC、NVR、EVAなどの合成樹脂を発泡成形させて形成されたフォームなどの発泡性樹脂を板状に加工して備えられ、救命ベルト本体141の内部に収容される。
気体タイプの浮力体Aは、図4に示すように、救命ベルト本体141の内部に充填される。気体タイプの浮力体Aは、製造時から救命ベルト本体141の内部に充填されてもよく、或いは非常時に救命ベルト本体141が背もたれ130から取り外された後、引張部材148を引っ張って充填されてもよい。
救命ベルト本体141に設けられた開口142は、使用者が救命ベルト140を着用することが可能な着用空間を形成し、救命ベルト本体141の内部には使用者の胴体が収められる収容空間413を形成する。すなわち、開口142を介して使用者が救命ベルトを着用することにより収容空間143に胴体が挟まれる。
接続部材145、147は、開口142の両内側に取り付けられ、使用者が救命ベルト本体141を着用した後に開口142を閉鎖する。これにより、救命ベルト140が使用者から分離されることを防止し、使用者が救命ベルト140を着用した状態が長時間安定的に保持できる。
接続部材145、147は、互いに雄雌係合されるバックルであってもよく、図8に示すように同一形状の係合輪154であってもよい。その他にも、接続部材145、147としては長時間安定的に結合状態が保持できる公知の構成、例えばジッパーやボタンなどを用いてもよい。一方、接続部材145、147は、長さ調節部材を備えて使用者の胴体に救命ベルト140が密着するようにすることができる。
次に、このような構成を持つ本発明の第1実施形態に係る救命ベルト一体型椅子100の使用過程を図1〜図6に基づいて説明する。
救命ベルト一体型椅子100は、自動車、船舶または航空機などを含む、海難事故の発生が予想可能な輸送手段のいずれにも設置できる。また、救命ベルト一体型椅子100は、台風、津波、洪水などの災難が頻繁に発生する或いは予想される地域で、椅子の設置が可能な家庭や事務室などに設置できる。
このように設置された救命ベルト一体型椅子100には、救命ベルト140が背もたれ130の結合部131に固定部材によって取り付けられている。
使用者がシート120に着席すると、救命ベルト140の内部に収容された浮力体144が支持クッション部133と共にクッション感を提供して使用者に楽な着席感を提供することができる。
一方、危急な状況が感知されると、図5に示すように、使用者は、救命ベルト一体型椅子100に着席した状態で、救命ベルト140の開口142が設けられた末端部のみを背もたれ130から取り外して接続部材145、147を用いて着用することができる。その後、自動車、航空機または船舶などから脱出すべき状況が発生すると、図6に示すように、使用者は救命ベルト140の残り部分を背もたれ130から取り外して脱出することができる。この状態で水中に使用者が入り込む場合、浮力体144の浮力によって使用者が浮き上がる。
上述したように、本発明の第1実施形態に係る救命ベルト一体型椅子は、椅子を構成するシートまたは背もたれに救命ベルトが着脱可能に取り付けられ、平常時には一般椅子のように使用者に楽な着席感を提供する。これに対し、危急状況時には救命ベルトをシートまたは背もたれから取り外して胴体に着用することにより危急状況に対処することができる。
すなわち、本発明の救命ベルト一体型椅子は、救命ベルトがシートまたは背もたれに着脱可能に取り付けられるので、救命ベルトを保管するための別の着脱空間が要求されない。これにより、自動車、航空機または船舶などで空間をもっと広く効率的に使用することができる。
さらに、使用者の接近性が良い背もたれおよびシートに取り付けられているので、危急状況発生の際に使用者が迅速に救命ベルトを着用して応急状況に対処することができる。
一方、図7は本発明の第2実施形態に係る救命ベルト一体型椅子100aの構成を示す斜視図、図8は救命ベルト150を拡大して示す斜視図である。
前述した本発明の第1実施形態に係る救命ベルト一体型椅子100は救命ベルト140が全体的に馬蹄または「コ」字状の形状をしているが、本発明の第2実施形態に係る救命ベルト150は全体的に「口」字状の形状をしている。救命ベルト150の開口領域が幅狭く形成され、開口領域の両側に一対の係合輪154が設けられてもよい。これにより、第1実施形態に係る救命ベルト140と比較して、第2実施形態に係る救命ベルト150は使用者の胴体に対する密着性を一層高めることができる。
一方、図9は本発明の第3実施形態に係る救命ベルト一体型椅子100bの構成を示す斜視図、図10は本発明の第3実施形態に係る救命ベルト160の構成を拡大して示す斜視図である。
前述した本発明の第1実施形態に係る救命ベルト一体型椅子100は、救命ベルト140が背もたれ130の縁部領域に結合するように取り付けられたが、本発明の第3実施形態に係る救命ベルト160は背もたれ130の全領域をカバーする形態である。
救命ベルト160は、使用者の胴体の外側に配置される縁部領域161と、縁部領域161を除く中央領域に縁部領域161に対して内側方向に折畳可能に配置され、縁部領域の内側に収容空間166を形成する複数の折畳領域162、163とから構成される。縁部領域161は本発明の第1実施形態の救命ベルトと同様の馬蹄または「コ」字の形状に形成される。本発明の第3実施形態に係る救命ベルト160は、複数の折畳領域162、163が、平常時には広げられた状態で縁部領域161と共に背もたれの役割を果たし、危急状況時には縁部領域161の内側に折り畳まれ、使用者の胴体が収められる収容空間166を形成する。折畳領域162、163の個数は救命ベルト160のサイズと背もたれのサイズによって調節できる。
救命ベルト160の下部領域には、開口領域を閉鎖する結合バックル164a、165a が設けられる。
このような本発明の第3実施形態に係る救命ベルト一体型椅子100bは、救命ベルト160自体が背もたれの役割を果たすので、第1実施形態に係る救命ベルト一体型椅子100に比べて全体構成が簡単であるという利点がありうる。
一方、図11は本発明の第4実施形態に係る救命ベルト一体型椅子100dの構成を示す斜視図である。本発明の第4実施形態に係る救命ベルト一体型椅子100cは救命ベルト180が背もたれ130とシート120にわたって形成される。
また、救命ベルト180の板面には、救命ベルト180を外部に取り外すための把手185が備えられる。把手185は、救命ベルト180の開口領域に隣接した救命ベルト180の一側面(救命ベルトの上面または側面を含む)に位置することができる。把手185は、固定部材によって結合部131に結合した救命ベルト180を外部に取り外す方向に引っ張り易く設けられる。把手185は、救命ベルト180の板面に突設され、使用者が容易に握ることができるようにする。
本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者は、本発明がその技術的思想または必須的な特徴を変更することなく、他の具体的な形態で実施できることを理解することができるであろう。よって、上述した実施形態はいずれも、例示的なものに過ぎず、限定的なものではないと理解すべきである。本発明の範囲は上述の詳細な説明よりは後述の特許請求の範囲によって定義される。なお、特許請求の範囲の意味および範囲、そしてそれらの均等概念から導出される全ての変更または変形形態も本発明の範囲に含まれると解釈すべきである。
本発明の一実施形態に係る救命ベルト一体型椅子は、椅子を構成するシートまたは背もたれに救命ベルトが着脱可能に取り付けられ、平常時には一般椅子のように使用者に楽な着席感を提供する。これに対し、危急状況時には救命ベルトをシートまたは背もたれから取り外して胴体に着用することにより危急状況に対処することができる。
すなわち、本発明の救命ベルト一体型椅子は、シートまたは背もたれに着脱可能に取り付けられるので、救命ベルトを保管するための別の着脱空間が要求されない。これにより、自動車、航空機または船舶などで空間をもっと広く効率的に使用することができる。
さらに、使用者の接近性が良い背もたれとシートに取り付けられているので、危急状況発生の際に使用者が迅速に救命ベルトを着用して応急状況に対処することができる。
Claims (8)
- シートを含む椅子において、
前記シートの少なくとも一領域に着脱可能に取り付けられ、内部に浮力体が充填される救命ベルトを含んでなり、
前記救命ベルトは、
馬蹄状の縁部領域と、
前記縁部領域の内側に設けられ、前記縁部領域に対して折り畳まれて前記縁部領域の内側に収容空間を形成することが可能な複数の折畳領域とを含むことを特徴とする、救命ベルト一体型椅子。 - シートと背もたれを含む椅子において、
前記シートまたは背もたれの少なくとも一領域に着脱可能に取り付けられ、内部に浮力体が充填される救命ベルトを含んでなり、
前記救命ベルトは、
馬蹄状の縁部領域と、
前記縁部領域の内側に設けられ、前記縁部領域に対して折り畳まれて前記縁部領域の内側に収容空間を形成することが可能な複数の折畳領域とを含むことを特徴とする、救命ベルト一体型椅子。 - 前記救命ベルトは、開口領域を有する環状または多角形の形状をしており、
前記開口領域を有する救命ベルトの両側には、前記救命ベルトの両側を互いに接続させて前記開口領域を閉鎖させる接続部材が備えられることを特徴とする、請求項1または2に記載の救命ベルト一体型椅子。 - 前記開口領域に隣接した前記救命ベルトの一側面に設けられ、前記救命ベルトを結合領域から容易に取り外すための把手をさらに含むことを特徴とする、請求項3に記載の救命ベルト一体型椅子。
- 前記救命ベルトは、上面が前記シートの上面と同一線上に位置するように取り付けられ、着席感が低下しないように形成されることを特徴とする、請求項1に記載の救命ベルト一体型椅子。
- 前記救命ベルトは、上面が前記背もたれまたは前記シートの上面と同一線上に位置するように取り付けられ、着席感が低下しないように形成されることを特徴とする、請求項2に記載の救命ベルト一体型椅子。
- 前記浮力体は浮力を有する固体であることを特徴とする、請求項1または2に記載の救命ベルト一体型椅子。
- 前記浮力体は非常時に充填できる気体であることを特徴とする、請求項1または2に記載の救命ベルト一体型椅子。
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