JP3181145U - 座椅子 - Google Patents

座椅子 Download PDF

Info

Publication number
JP3181145U
JP3181145U JP2012005306U JP2012005306U JP3181145U JP 3181145 U JP3181145 U JP 3181145U JP 2012005306 U JP2012005306 U JP 2012005306U JP 2012005306 U JP2012005306 U JP 2012005306U JP 3181145 U JP3181145 U JP 3181145U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backrest
seat
seating surface
chair
seating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012005306U
Other languages
English (en)
Inventor
淳造 赤澤
Original Assignee
有限会社アリイズ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社アリイズ filed Critical 有限会社アリイズ
Priority to JP2012005306U priority Critical patent/JP3181145U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3181145U publication Critical patent/JP3181145U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract


【課題】容易に持ち運びができ、水中では浮きとして利用できる座椅子を提供する。
【解決手段】座椅子1には、使用者が着座する着座面11と、前記着座面11に対向する背負い面とを有する座部10と、使用者がもたれる背もたれ面21を有し、前記座部10に連結された背もたれ部20とを備える。前記座部内10には、浮力材を配置する。前記背負い面には、使用者が背負うための背負い紐14を配置する。前記背もたれ面21と前記着座面11とを離間させた座椅子形態と、前記背もたれ面21と前記着座面11とを近接させた運搬形態とに変形可能とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、座椅子に関する。
従来、バックパックにクッション材が設けられた椅子を組み合わせることにより、持ち運びができる椅子が知られている(特許文献1参照)。
また、近年、津波や洪水の災害から身を守るものが求められている。
特表平11−502438号公報
しかしながら、このような持ち運びができる椅子は、津波や洪水などの災害時において、浮きとして利用することが想定されていなかった。
本考案は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、容易に持ち運びができ、水中では浮きとして利用できる座椅子を提供することにある。
[1]使用者が着座する着座面と、前記着座面に対向する背負い面とを有する座部と、
使用者がもたれる背もたれ面を有し、前記座部に連結された背もたれ部とを備え、
前記座部内には、浮力材が配置され、
前記背負い面には、使用者が背負うための背負い紐が配置され、
前記背もたれ面と前記着座面とを離間させた座椅子形態と、前記背もたれ面と前記着座面とを近接させた運搬形態とに変形可能であることを特徴とする座椅子。
[2]前記浮力材は、発泡ポリエチレンである前項1に記載の座椅子。
[3]前記背もたれ部には、小物などを収納する袋部が設けられた前項1または2に記載の座椅子。
[4]前記座部の前記着座面と、前記背もたれ部の背もたれ面とが近接位置にあるときに、着座面と背もたれ面とが離間するのを防止する固定手段を備えた前項1〜3のいずれかに記載の座椅子。
前項[1]の考案によると、背もたれ面と着座面とを離隔させて座椅子形態に変形させることにより、座椅子として使用でき、背もたれ面と着座面とを近接させて運搬形態に変形させることにより、コンパクトに折り畳んだ状態で運搬できる。
さらに、このような座椅子において、座部内に浮力材が配置されているため、津波や洪水の災害時に、浮力材は、浮きとして作用するとともに、座椅子の形態に変化させたときには、浮力材が配置された座部の上に使用者が着座できるため、緩衝材としても作用することで座り心地を良くできる。
前項[2]の考案によると、浮力材に発泡ポリエチレンを採用したため、高い浮力を付与できる。
前項[3]の考案によると、背もたれ部には小物などを収納する袋部が設けられているため、上記考案において、避難グッズなどを収納できる。
前項[4]の考案によると、前記背もたれ部の背もたれ面とが近接位置にあるときに、着座面と背もたれ面とが離間するのを防止する固定手段を備えたため、意図しないときに運搬形態から座椅子形態に変形するのを防止できる。
図1は、本考案の一実施形態にかかる座椅子の座椅子形態を示す概略斜視図である。 図2は、本考案の一実施形態にかかる座椅子の運搬形態を示す概略斜視図である。
次に、本考案の一実施形態にかかる座椅子1について、図1および図2を参照して説明する。
図1および図2に示すように、一実施形態にかかる座椅子1は、座部10と、背もたれ部20とを備えている。
座部10は、使用者が着座する着座面11と、この着座面11に対向する背負い面12とを有している。この座部10内には、座部の形を形成するように、フレームと浮力材とが配置されており、その上から張地で被覆されているものである。
この浮力材は、例えば発泡ポリエチレンを採用している。浮力材は、大人の男性が水中でつかまっても沈まないようなもの、例えば、浮力が、10kg以上のものを採用している。
背もたれ部20は、使用者がもたれる側(着座面11と接する側)に背もたれ面21を有している。背もたれ部20は、座部10に連結されている。詳述すると、背もたれ部20内には、背もたれ部の形を形成するように、フレームと浮力材が配置され、その上から張地で被覆されている。この背もたれ部のフレームは、座部のフレームと連結されている。
背負い面12には、使用者が背負うための背負い紐14が2本配置されている。2本の背負い紐14は、その上端が背負い面12の上部に縫合され、その下端が座椅子1の底面に縫合されている。
また、この2本の背負い紐14には、胸ベルト15が1個取り付けられている。背負い面12の対向側には、小物などを収納する袋部が1個設けられている。この袋部は、スライドファスナーによって開閉できるようになっている。また、背もたれ部20の上部には、取っ手24が縫合されている。また、スライドファスナーや張地には撥水加工が施されている。
座椅子1は、座部10の着座面11と背もたれ部20の背もたれ面21とが近接位置にあるときに、着座面11と背もたれ面21とが離間するのを防止する固定手段30を備えている。この固定手段30は、スライドファスナーを採用している。このスライドファスナーは、座部10の着座面11の周縁11aと、背もたれ部20の背もたれ面21の周縁21aとに取り付けられている。
着座面11と背もたれ面21とが近接する状態において、このスライドファスナーを閉めたときには、着座面11と背もたれ面21とが密着した運搬形態で固定できる。
一方、スライドファスナーを開けた時には、着座面11と背もたれ面21とが離間させることができ、座椅子形態に変形できる。
次に、一実施形態の使用方法について説明する。
本考案の座椅子1を座椅子形態にするためには、使用者は、固定手段30であるスライドファスナーを開いて、背もたれ面21と着座面11とを離間させる。これにより、使用者は、座椅子として使用できる。
本考案の座椅子1を運搬形態にするためには、使用者は、背もたれ面21と着座面11とが密着するように近接させて、固定手段30であるスライドファスナーを閉める。これにより、背もたれ面21と着座面11とを固定できる。この状態において、使用者は、背負い紐14を用いて運搬する。
本考案の座椅子1を水中で使用する方法について説明すると、座椅子形態または運搬形態のいずれの形態において、座椅子1は、その浮力材により水面に浮くため、使用者は、その形態を問わず座椅子1を水面に浮かべ、この浮いている座椅子1の上からしがみついて使用する。
本実施形態の座椅子は、次の利点がある。
すなわち、上記実施形態によると、この座部10内には、座部の形を形成するように、フレームと浮力材とが配置されており、その上から張地で被覆され、さらに、背もたれ部20内には、背もたれ部の形を形成するように、フレームと浮力材が配置され、その上から張地で被覆され、この背もたれ部のフレームは、座部のフレームと連結されている。
このため、スライドファイスナーを開いて、背もたれ面21と着座面11とを離間させて座椅子形態に変形させることにより、座椅子として使用でき、背もたれ面21と着座面11とを近接させて、スライドファスナーを閉めて、背もたれ面21と着座面11とを固定して、運搬形態に変形させることにより、コンパクトに折り畳んだ状態で運搬できる。
さらに、上記実施形態によると、このような座椅子1において、座部10に浮力材が配置されているため、津波や洪水の災害時に、浮力材は、浮きとして作用するとともに、座椅子形態に変化させたときには、浮力材が配置された座部10の上に使用者が着座できるため、緩衝材としても作用することで座り心地を良くできる。
さらに、上記実施形態によると、浮力材に発泡ポリエチレンを採用したため、高い浮力を付与できる。
さらに、上記実施形態によると、固定手段30としてスライドファスナーを採用したため、確実に、着座面11と背もたれ面21とが離間するのを防止できる。
以上、本考案を一実施形態に基づいて説明してきたが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、その考案の範囲内で適宜変更することができ、例えば、以下のように構成して良い。
(1)上記一実施形態では、浮力材として発泡ポリエチレンを採用したが、本考案はこの実施形態に限定されるものではなく、大人の男性が水中でつかまっても沈まないようなものであれば良く、例えば、発砲ポリプロピレン、発砲ポリスチレン等を採用できる。
(2)上記一実施形態では、座部10内には、座部の形を形成するように、フレームと浮力材とが配置されており、その上から張地で被覆されているとしたが、本考案はこの実施形態に限定されるものではなく、例えば、浮力材を複数層にしてもよく、浮力材の上から、さらに緩衝材を敷いても良い。また、緩衝材として、例えば、ウレタンフォームを採用できる。
(3)上記一実施形態では、浮力材を座部10および背もたれ部20にそれぞれ配置したが、本考案はこの実施形態に限定されるものではなく、少なくとも座部10内に浮力材を配置すればよい。
(4)上記一実施形態では、固定手段30は、スライドファスナーを採用しているが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、座椅子1は、座部10の着座面11と背もたれ部20の背もたれ面21とが近接位置にあるときに、着座面11と背もたれ面21とが離間するのを防止できるものであれば良く、例えば、ボタン、面ファスナー等を固定手段30として採用できる。
1 座椅子
10 座部
11 着座面
11a 周縁
12 背負い面
14 背負い紐
15 胸ベルト
20 背もたれ部
21 背もたれ面
21a 周縁
23 スライドファスナー
24 取っ手
30 固定手段
[1]使用者が着座する着座面と、前記着座面に対向する背負い面とを有する座部と、
使用者がもたれる背もたれ面を有する背もたれ部とを備え、
前記座部内には、座部の形を形成するようにフレームと浮力材が配置され、
前記背もたれ部内には、背もたれ部の形を形成するようにフレームが配置され、
前記背もたれ部のフレームは、座椅子として使用できる状態又は着座面と背もたれ面とが密着する状態に変形可能に、前記座部のフレームと連結され、
前記背負い面には、使用者が背負うための背負い紐が配置されたことを特徴とする座椅子。
[2]前記浮力材は、発泡ポリエチレンである前項1に記載の座椅子。
[3]前記背もたれ部には、小物などを収納する袋部が設けられた前項1または2に記載の座椅子。
[4]前記座部の前記着座面と、前記背もたれ部の背もたれ面とが近接位置にあるときに、着座面と背もたれ面とが離間するのを防止する固定手段を備えた前項1〜3のいずれかに記載の座椅子。

Claims (4)

  1. 使用者が着座する着座面と、前記着座面に対向する背負い面とを有する座部と、
    使用者がもたれる背もたれ面を有し、前記座部に連結された背もたれ部とを備え、
    前記座部内には、浮力材が配置され、
    前記背負い面には、使用者が背負うための背負い紐が配置され、
    前記背もたれ面と前記着座面とを離間させた座椅子形態と、前記背もたれ面と前記着座面とを近接させた運搬形態とに変形可能であることを特徴とする座椅子。
  2. 前記浮力材は、発泡ポリエチレンである請求項1に記載の座椅子。
  3. 前記背もたれ部には、小物などを収納する袋部が設けられた請求項1または2に記載の座椅子。
  4. 前記座部の前記着座面と、前記背もたれ部の背もたれ面とが近接位置にあるときに、着座面と背もたれ面とが離間するのを防止する固定手段を備えた請求項1〜3のいずれかに記載の座椅子。
JP2012005306U 2012-08-30 2012-08-30 座椅子 Expired - Fee Related JP3181145U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012005306U JP3181145U (ja) 2012-08-30 2012-08-30 座椅子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012005306U JP3181145U (ja) 2012-08-30 2012-08-30 座椅子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3181145U true JP3181145U (ja) 2013-01-31

Family

ID=50425391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012005306U Expired - Fee Related JP3181145U (ja) 2012-08-30 2012-08-30 座椅子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3181145U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5439405A (en) Combined tote bag, semi-submergible floating chair/recliner and beach chair/pad
US9332849B2 (en) Collapsible chair having a removable seat pad
KR200447052Y1 (ko) 개폐식 머리받침이 구비된 빈백 소파
US2782839A (en) Child's chair pad
US10414468B2 (en) Cushions for use in seating for boats and methods of using said cushions
US20110240692A1 (en) Survival backpack that converts to a personal flotation device
US5797143A (en) Vest pack with back and neck supports
US6905169B1 (en) Triangular child's booster seat
US20190016243A1 (en) Self-storing seat covers for modular seats and methods of using the same
JP2015067267A (ja) 防災用クッションマット兼用救命胴囲
JP3181145U (ja) 座椅子
US20140152061A1 (en) Chair having integrated safety belt
US20150158560A1 (en) Bolster cushion and methods of use
JP2007125106A (ja) 椅子および椅子用パッド
JP6383512B2 (ja) 自転車のチャイルドシート用クッション
JP2016198370A (ja) 救命胴衣付き椅子
US10905251B2 (en) Baby seat and carrier system
JP2016005548A (ja) 防災兼用寝具
JP3003744U (ja) ベビーホルダー兼用ウエストバッグ
JP7544426B1 (ja) クッション付き救命胴衣
JP3234328U (ja) ドリンクホルダー付きクッション
JP6656741B1 (ja) ハンモック型脚置き具
GB2500728A (en) Back pack adapted to improve the user's posture
JP2006075371A (ja) 多機能バッグ
JP3215505U (ja) 乳児搬送用バッグ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121122

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160109

Year of fee payment: 3

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees