JP2014524529A - 車両ドアラッチアセンブリおよびそのためのラッチロッド - Google Patents

車両ドアラッチアセンブリおよびそのためのラッチロッド Download PDF

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Abstract

車両ドアラッチアセンブリは、ラッチ機構に接続可能なラッチレバーと、ラッチレバーに結合されたラッチロッドと、ラッチレバーの作動を介してラッチ機構をアンラッチするためにラッチロッドの運動を生じさせるように動作するドアハンドルとを含む。ラッチロッドは、側面衝突事件に関連する十分な力に応答して、ラッチロッドの垂直運動を減衰させるように構成されている。一実施例では、ラッチロッドは、ドアハンドルに動作的に接続された第1の部材と、第1の部材に枢着された第2の部材とを含む。第2の部材はラッチレバーに結合されており、第2の部材は、側面衝突事件に関連する十分な力に応答して、ラッチレバーとともに、第1の部材から離れる方向に横向きに枢動運動可能である。

Description

関連出願との相互参照
本願は、2011年8月5日に出願された米国仮出願連続番号第61/515,385号に関し、その優先権の利益を主張する。当該仮出願の開示は、その全体がここに引用により援用される。
発明の分野
本開示は一般に車両ドアラッチアセンブリに関し、より特定的には、側面衝突事件に関連する十分な力に応答して、ラッチロッドの垂直運動が減衰される、車両ドアラッチアセンブリおよびそのためのラッチロッドに関する。
背景
車両ドアラッチアセンブリは通常、ハンドル1を含み、ハンドル1は車両ドアDに取付けられ、ベルクランク2を介して、ラッチ機構(概して3で示す)のラッチレバーにラッチロッド4によって動作可能に接続されている。ドアハンドルの初期設定状態では、ラッチ機構は、車両ドアをラッチする位置にある。ユーザがハンドル(内部または外部)を作動させると、ラッチロッドはほぼ垂直下方に動いて、ラッチレバーを介してラッチ機構をアンラッチし、このため車両ドアは開けられるようになる。
車両ドアおよびラッチの動作は、たとえば一例として2つの車両間の衝突などの側面衝突事件に関連する衝突事象の際に、すべてのサイドドアおよび後部ドア、ハッチ、ならびにリフトゲートが閉まったままであることを要求する規制によって管理されている。衝突事件の後では、規制は、座席1列につきドアが2つある車両については、座席1列につき1つのサイドドアが工具を使用しなくても開けられることを要求している。
当技術分野では現在、さまざまな車両ドアラッチアセンブリ設計が存在する。図2A〜図2Cに示す1つの従来の設計は、車両ドアへのドアラッチアセンブリの設置を容易にするように構成されている。より特定的には、この設計のドアラッチアセンブリは、ベルクランク20に結合されたユーザ作動可能なドアハンドル10と、ラッチ機構(図示せず)と、ラッチレバー30(図2Aには図示せず)と、第1の端がベルクランク20に結合され、第2の端がラッチレバー30に結合されたラッチロッド40とを含む。ベルクランクとラッチレバーとの間に延在し、それらにその両端が本質的に永続的に接続された剛性要素からなる、図1の先行技術の実施例のラッチロッド4とは異なり、図2A〜図2Cの先行技術のアセンブリに従ったラッチロッド40の下端は、湾曲した側壁42を有する開放スロット41を規定している。図1に関連して概して上述したように、ユーザがハンドル10を作動させると、ベルクランク20は回転され、それによりラッチロッド40を矢印Aの方向に下向きに駆動する。この運動は(スロット41に捉えられている)ラッチレバー30の対応する運動を引起こし、車両ドアをアンラッチするためのラッチ機構の作動をもたらす。
ラッチレバー30を内部で摺動可能に受けて捉えるスロット41により、この先行技術のドアラッチアセンブリは、車両ドアへのドアラッチアセンブリの設置を容易にする。残念ながら、この設計は、開放スロット41の構成に起因して、側面衝突事件の際、車両ドアがアンラッチされる傾向を抱えている。より特定的には、具体的に図2Cを参照すると、側面衝突事件の際、ラッチレバー30は、衝突に関連する力によって、矢印Bに示す方向に横向きに動いてラッチロッド40から離れるように促される。スロット41の湾曲した側壁42に直面すると、ラッチレバー30は代わりに、その形状寸法により(図2Cに示すラッチレバー位置30′、30″の順序で示されるように)垂直下方に押進められて、衝突事件の際のラッチ機構の作動、および結果的に生じる車両ドアのアンラッチをもたらす。
前述の事項に鑑みて、側面衝突事件の際に車両ドアがアンラッチされることを確実に防止する車両ドアラッチアセンブリに対する要望が残っている。
概要
本開示は、ラッチ機構に接続可能なラッチレバーと、ラッチレバーに結合されたラッチロッドと、ラッチレバーの作動を介してラッチ機構をアンラッチするために、ほぼ垂直の軸に沿ったラッチロッドの運動を生じさせるように動作する、ユーザ作動可能なドアハンドルとを含む、車両ドアラッチアセンブリを包含する。ラッチロッドは、側面衝突事件に関連する十分な力に応答して、ラッチロッドの垂直運動を減衰させるように構成されている。
一実施例では、本発明は、車両ドアラッチアセンブリのためのラッチロッドであって、車両ドアラッチアセンブリは、ラッチレバーの作動を介してラッチ機構をアンラッチするために、ほぼ垂直の軸に沿ったラッチロッドの運動を生じさせるように動作するドアハンドルを含むタイプのものであり、ラッチロッドは、間隔をあけた上端および下端を有する第1の部材を含み、第1の部材は、上端の近傍でドアハンドルに動作的に接続されるように適合されており、ラッチロッドはさらに、間隔をあけた上端および下端を有する第2の部材を含み、第1および第2の部材はそれらの下端の近傍で枢着されている、ラッチロッドを包含する。第2の部材はラッチレバーに結合されるように適合されており、第2の部材は、ラッチレバーに結合された状態では、ラッチレバーが第2の部材とともに横向きに運動可能となるように、第1の部材に対して第1の部材から離れる方向に横向きに枢動運動可能である。
本実施例のある特徴によれば、ラッチロッドの第2の部材は、ほぼ垂直に間隔をあけた上端および下端を有し、ラッチレバーを内部に受けて捉えるように寸法決めされたほぼ垂直に延在するスロットを含み、スロットは、下端の近傍でラッチロッドの第2の部材から離れるように開いている。
さらなる特徴によれば、ラッチロッドの第1の部材は、ほぼ垂直に間隔をあけた上端および下端を有し、ラッチロッドの第2の部材は、ほぼ垂直に間隔をあけた上端および下端を有し、第2の部材は、第1および第2の部材の下端の近傍で第1の部材に枢着されている。
さらに別の特徴によれば、ラッチロッドの第1の部材は、ラッチロッドの第2の部材の上端の部材を内部に摺動可能に受けるように寸法決めされたトラックを含む。
さらに別の特徴によれば、ラッチロッドの第1および第2の部材は各々、一体構造である。
さらに別の特徴によれば、ラッチロッドの第2の部材は、第1の部材から離れる方向に横向きに、第1および第2の方向双方において枢動運動可能である。
一実施例では、本発明は、ラッチ機構に接続可能なラッチレバーと、ラッチレバーに結合されたラッチロッドと、ラッチレバーの作動を介してラッチ機構をアンラッチするために、ほぼ垂直の軸に沿ったラッチロッドの運動を生じさせるように動作する、ユーザ作動可能なドアハンドルとを含む、車両ドアラッチアセンブリを包含する。ラッチロッドは、ドアハンドルに動作的に接続された第1の部材と、第1の部材に枢着された第2の部材とを含む。第2の部材はラッチレバーに結合されており、第2の部材は、側面衝突事件に関連する十分な力に応答して、ラッチレバーとともに、第1の部材から離れる方向に横向きに枢動運動可能である。
別の実施例では、ベルクランクに結合されたユーザ作動可能なドアハンドルと、ラッチレバーと、ラッチレバーおよびベルクランクに結合されたラッチロッドとを含み、ラッチロッドは、ラッチレバーの作動を介してラッチ機構をアンラッチするために、ほぼ垂直な軸に沿って動くようにドアハンドルによって動作可能であり、ラッチロッドはベルクランクに取外し可能に接続されている、車両ドアラッチアセンブリが開示される。側面衝突事件に関連する十分な力に応答して、ラッチロッドはベルクランクから外される。
ある特徴によれば、ベルクランクおよびラッチロッドは、ベルクランクおよびラッチロッドの各々に設けられた相互接続要素によって取外し可能に接続されており、相互接続要素は、ベルクランクおよびラッチロッドの互いに対する予め規定された配向でのみ、かつ側面衝突事件に関連する十分な力に応答してのみ、ラッチロッドがベルクランクから自由に外されることを特徴とする。
別の特徴によれば、相互接続要素は、ベルクランクおよびラッチロッドのうちの一方に設けられた少なくとも第1の支持体を含み、少なくとも第1の支持体は開口部を含み、相互接続要素はさらに、ベルクランクおよびラッチロッドのうちの他方に設けられた少なくとも第1の突起を含み、少なくとも第1の突起は少なくとも第1の支持体に受けられ、少なくとも第1の突起は、少なくとも第1の突起が前記開口部に対して予め規定された配向にある場合のみ、少なくとも第1の支持体の開口部を通って取外されるように寸法決めされている。
さらに別の特徴によれば、相互接続要素は、ベルクランクおよびラッチロッドのうちの一方に設けられた、間隔をあけた1対の支持体を含み、各前記支持体は開口部を含み、前記開口部同士は整列されており、相互接続要素はさらに、ベルクランクおよびラッチロッドのうちの他方に設けられた1対のトラニオンを含み、トラニオンは1対の支持体に受けられ、トラニオンは、トラニオンが前記開口部に対して予め規定された配向にある場合のみ、支持体の開口部を通って取外されるように寸法決めされている。
さらに別の実施例では、ハンドル枠組に接続されたユーザ作動可能なドアハンドルと、ラッチレバーと、ラッチレバーに結合され、ラッチレバーの作動を介してラッチ機構をアンラッチするためにドアハンドルによって動作可能であるラッチロッドとを含む、車両ドアラッチアセンブリが開示される。ラッチロッドは、側面衝突事件に関連する十分な力に応答して、ドアハンドル枠組によって変形されるように構成されている。
ある特徴によれば、ラッチロッドは、ラッチレバーを内部に受けて捉えるように寸法決めされたほぼ垂直に延在するスロットを含み、スロットは、ラッチロッドを通る開口部を規定し、開口部は、開口部を通って延在する仮想線がハンドルの方向に延在するように配向されており、ラッチレバーは、スロットを通って延在するように配向された少なくとも終端の部材を含む。側面衝突事件に関連する十分な力に応答して、ラッチレバーの少なくとも終端の部材は、スロット内で、開口部を通って延在する軸に沿って自由に運動可能である。
別の特徴によれば、スロットは、ラッチロッドの下端の近傍でラッチロッドから離れるように開いており、ラッチロッドは、スロットの開放端を横切って延在する可撓性のクリップ部材を含み、可撓性のクリップ部材は、(i)ラッチレバーの終端の部材が開放端を通ってスロットに受けられるように、第1の方向に変形可能となるよう、かつ(ii)ラッチレバーの終端の部材が開放端を通ってスロットから取外されないように、第2の方向における変形に耐えるよう、配向されている。
さらに別の特徴によれば、ラッチロッドはその長さに沿って曲げられる。側面衝突事件に関連する十分な力に応答して、ドアハンドル枠組は曲げ部の近傍でラッチロッドに衝突し、曲げ部によりラッチロッドに沿って規定された角度を減少させることによってラッチロッドを変形させる。
さらに別の実施例によれば、ハンドル枠組に接続されたユーザ作動可能なドアハンドルと、ラッチレバーと、ラッチレバーに結合され、ラッチレバーの作動を介してラッチ機構をアンラッチするためにドアハンドルによって動作可能でありラッチロッドとが開示される。ラッチロッドは、ラッチレバーを内部に受けて捉えるように寸法決めされたほぼ垂直に延在するスロットを含み、スロットは、ラッチロッドを通る開口部を規定し、開口部は、開口部を通って延在する仮想線がハンドルの方向に延在するように配向されている。ラッチレバーは、スロットを通って延在するように配向された少なくとも終端の部材を含む。側面衝突事件に関連する十分な力に応答して、ラッチレバーの少なくとも終端の部材は、スロット内で、開口部を通って延在する軸に沿って自由に運動可能である。
ある特徴によれば、スロットは、ラッチロッドの下端の近傍でラッチロッドから離れるように開いており、ラッチロッドは、スロットの開放端を横切って延在する可撓性のクリップ部材を含み、可撓性のクリップ部材は、(i)ラッチレバーの終端の部材が開放端を通ってスロットに受けられるように、第1の方向に変形可能となるよう、かつ(ii)ラッチレバーの終端の部材が開放端を通ってスロットから取外されないように、第2の方向における変形に耐えるよう、配向されている。
別の特徴によれば、ラッチロッドは、側面衝突事件に関連する十分な力に応答して、ドアハンドル枠組によって変形されるように構成されている。
さらに別の特徴によれば、ラッチロッドはその長さに沿って曲げられ、側面衝突事件に関連する十分な力に応答して、ドアハンドル枠組は曲げ部の近傍でラッチロッドに衝突し、曲げ部によりラッチロッドに沿って規定された角度を減少させることによってラッチロッドを変形させる。
本発明の他の特徴および利点は、添付図面とともに以下の説明を読めばより良好に理解されるため、容易に認識されるであろう。
ある先行技術の車両ラッチアセンブリ構成の静止状態での斜視図である。 第2の先行技術の車両ラッチアセンブリの斜視図である。 第2の先行技術の車両ラッチアセンブリの側面図である。 ラッチレバーが側面衝突事件の際に占めるさまざまな位置で示された、図2Aおよび図2Bの先行技術の車両ラッチアセンブリを示す図である。 本発明のラッチロッドの第1の実施例の分解斜視図である。 ベルクランクと組合されて示された、図3のラッチロッドの斜視図である。 ハンドルシャーシに取付けられたベルクランクと組合されて示された、図3のラッチロッドの斜視図である。 本発明の一実施例に従った車両ドアラッチアセンブリにおける図3のラッチロッドのある動作状態で示す図である。 本発明の一実施例に従った車両ドアラッチアセンブリにおける図3のラッチロッドのある動作状態で示し、図6Aに示す本発明の鏡像を構成する図である。 本発明の一実施例に従った車両ドアラッチアセンブリにおける図3のラッチロッドのある動作状態で示し、図6Aに示す本発明の鏡像を構成する図である。 本発明の一実施例に従った車両ドアラッチアセンブリにおける図3のラッチロッドのある動作状態で示し、図6Aに示す本発明の鏡像を構成する図である。 車両ドアラッチアセンブリの第2の実施例を示す図である。 側面衝突事件の際に占める位置を含む、車両ドアラッチアセンブリの第2の実施例を示す図である。 ドアラッチアセンブリの第3の実施例の代替図である。 ドアラッチアセンブリの第3の実施例の代替図である。
説明
いくつかの図全体を通し、同じ符号は同じまたは対応する部分を表わしている図面をここで参照すると、本発明は、車両ドアラッチアセンブリおよびそのためのラッチロッドを概して包含するよう見られてもよく、ドアラッチアセンブリは、ラッチ機構に接続可能なラッチレバーと、ラッチレバーに結合されたラッチロッドと、ラッチレバーの作動を介してラッチ機構をアンラッチするために、ほぼ垂直の軸に沿ったラッチロッドの運動を生じさせるように動作する、ユーザ作動可能なドアハンドルとを含む。ラッチロッドは、側面衝突事件に関連する十分な力に応答して、ラッチロッドの垂直運動を減衰させるように構成されている。
図3〜図6Cにさまざまに示す、ラッチロッドおよびそれを取入れたドアラッチアセンブリの第1の実施例では、本発明は、ラッチ機構(図示せず)のラッチレバー130(図5〜図6Dに示す)に結合され、ラッチレバー130の作動を介してラッチ機構をアンラッチするためにほぼ垂直の軸Cに沿って動くようにドアハンドル110(図6A〜図6Dに示す)によって動作可能な、ラッチロッド(概して140で示す)を含む。
より特定的には、引続き図3〜図6Dの実施例を参照すると、ラッチロッド140は第1の端がベルクランク120に結合されており、そこから間隔をあけて、ラッチレバー130を捉える開放スロット151を規定している。スロット151は、図示されているように若干湾曲したまたは傾斜した側壁を含み、そのため、スロット開口部155bは内側またはスロットよりも幅が広く、それにより、当該技術分野で公知であるように、車両組立時にラッチロッドの設置を容易にする。
本願のさまざまな実施例を参照して、「ラッチロッド」という用語が慣例としてここに使用されているが、ラッチロッドはロッドの形状ではないこと、およびロッドの形状でなくてもよいことが理解されるであろう。
ラッチ機構(図示せず)は、ラッチロッドに結合されるラッチレバーまたは同等の構成要素を介して動作する、あらゆる従来の設計および構造のものであってもよい。
引続き図3〜図6Dを参照すると、図示された実施例のラッチロッド140は、第1の部材141と第2の部材150とを含む。第1の部材141は、間隔をあけた上端142aと下端142bとを有し、一方、第2の部材150は、間隔をあけた上端152aと下端152bとを有する。第1の部材141および第2の部材150は、それらの下端142b、152bの近傍で枢着されている。より特定的には、第2の部材150は、第1の部材141を通る開口部143に受けられる心棒または柱153を含む。心棒153を開口部143に固定するために、心棒153は終端に径方向突起154を含む。開口部143は、第2の部材150の予め定められた配向で、径方向突起154を、それが通り抜けるように受けるよう形づくられている。図示された実施例によれば、図3に最も良く示されているこの予め定められた配向は、ラッチロッドを含むドアラッチアセンブリの通常動作時には達成されない第2の部材150の回転配向である。柱153が一旦開口部143に完全に受けられると、径方向突起154は完全に、第1の部材141の第2の部材150の残りとは反対側に存在し、そのため、第2の部材150がその挿入配向から回転されると、径方向突起154は第1の部材141と当接して、そこから第2の部材150が引抜かれることを防止する。
図示されたねじりばねなどの付勢部材160が柱153上に配置され、ラッチロッドの第1の部材141と第2の部材150との間で捉えられている。付勢部材160は、第2の部材150を、第1の部材141に対する初期設定の回転位置(図4に最も良く示され、スロット151および第1の部材141の長手方向軸同士のほぼ平行な整列によって特徴付けられる)へと促す役割を果たしている。
第2の部材150は、ハンドルの作動によってラッチロッドの運動が生じた場合にラッチレバー130の運動を生じさせるように、ラッチレバー130に結合されるように適合されている。図示されているように、スロット151は第2の部材150において規定されており、閉鎖端155aと開放端155bとを含む。他の部分で説明するように、スロット141は、ラッチレバー130を内部に摺動可能に受けるように寸法決めされている。
第2の部材150の上端152aの近傍で、アーチ型のトラックまたはチャネル144が第1の部材141上に規定されており、トラック144は、断面が略L字型である外側に突出する壁145によってより特定的に規定されている。第2の部材150の枢動運動の際、第2の部材150の上端152aは、チャネル144に自由に受けられてそこで摺動可能である。
オプションで、第1の部材141に対する第2の部材150の移動の程度を制限するために、1つ以上の止め具146がトラックまたはチャネル144の内面に沿って配置されてもよい。図3を参照して最も良く理解されるように、止め具146は、第2の部材150上に設けられた対応する止め具156に対向して配置された面を含む。また、止め具146は、ラッチロッド140の組立の際、第2の部材150が止め具146を越えてトラックまたはチャネル144内へと促されるように、反対の傾斜面を含む。
上述のように、第1の部材141は、上端142aの近傍でドアハンドル110に動作的に接続されるように適合されている。図示された実施例によれば、そのような相互接続は、ラッチロッド140とベルクランク120との間で生じる(ベルクランク120は次に、公知の態様でのドアハンドルとの相互作用のためにハンドルシャーシまたは枠組170(図5に示す)上に支持される)。この相互接続は、上端142aの近傍に設けられ、第1の部材141の主要長さの長手方向軸にほぼ垂直に延在する柱147によって一部達成される。図3〜図6Aに最も良く示されるように、柱147は、ベルクランク120上に設けられた1つ以上の対応する形状の開口部121に回転可能に受けられる。図示されたねじりばね180などの付勢手段の自由端が、柱147に設けられたスロットまたは開口部148に受けられて、ラッチロッド140をベルクランク120に固定接続する。ばね180または他の付勢手段はまた、ラッチロッド140およびベルクランク120を、互いに対する初期設定の配向へと付勢する役割を果たす。
もちろん、ベルクランクの設計、ベルクランクおよびラッチロッドが配置される物理的空間の制約などの検討事項に依存して、ベルクランク120と第1の部材141との間の他の相互接続構成が可能である。
第1の部材141および第2の部材150は、金属およびプラスチックまたは他のポリマを含むあらゆる好適な材料から作製されてもよい。図示されているように、部材141、150の一方または双方は、慣例により、リブなどの構造強化部材を含むように形成されてもよい。
通常の動作条件下では、ラッチロッド140の第1の部材141および第2の部材150は、図3〜図6Bの構成ではほぼ整列されている。ユーザがドアハンドル110を作動させると、概して上述したように、ベルクランク120は回転され、ラッチロッド140を矢印Cの方向に下向きに駆動する。この運動は(スロット141に捉えられている)ラッチレバー130の対応する運動を引起こし、車両ドアをアンラッチするためのラッチ機構の作動をもたらす。
側面衝突事件に関連する十分な力(矢印Fで示す)に応答して、ラッチレバー130は横向きに促される。
本明細書で使用されるような「十分な力」とは、その他の場合(すなわち、上述のような先行技術のラッチアセンブリ)ではそれ自体が車両ドアの望ましくないアンラッチにつながってしまうような、ラッチレバーを横向きに動かすような力を指すよう意図されている。第1の部材141と第2の部材150との枢着により、第2の部材150は、第1の部材141と第2の部材150との枢着によって規定される軸を中心として、第1の部材141から離れるように回転でき(方向矢印R1およびR2によって示す)、それにより、ラッチレバー130をスロット141内に留める。理解されるように、ラッチレバー130の横向き運動に対処する第2の部材150のそのような回転運動は、図2A〜図2Cを参照して上述された先行技術のラッチアセンブリのように、ラッチレバー130がスロット141の側壁に直面し、それにより垂直下方に促されることを防止する。このため、前述の構造により、本開示のラッチロッドの前述の実施例は、側面衝突事件の力が車両ドアの望ましくないアンラッチを生じさせないようにする。
ここで図7Aおよび図7Bを参照すると、本発明の第2の実施例が示されており、それによれば、車両ドアラッチアセンブリは、ベルクランク220に結合されたユーザ作動可能なドアハンドル210と、ラッチレバー230を含むラッチ機構(図示せず)と、ラッチレバー230およびベルクランク220に結合されたラッチロッド240とを含む。ラッチロッド240は、ラッチレバー230の作動を介してラッチ機構をアンラッチするために、ほぼ垂直な軸(矢印Cで示す)に沿って動くようにドアハンドル210によって動作可能である。
本発明の前述の実施例と同様に、ラッチ機構(図示せず)は従来の設計および構造のものである。
図示された実施例によれば、ラッチロッド240はベルクランク220に取外し可能に接続されており、そのため、側面衝突事件に関連する十分な力に応答して、ラッチロッド240はベルクランクから外される。より特定的には、引続き図7Aおよび図7Bを参照すると、ラッチロッド240はその上端がベルクランク220に従来の態様で結合されているが、ラッチロッド240は、その両側から延在する、断面が略矩形のトラニオンまたはピン248(図7Aおよび図7Bでは片側だけ見える)を有しており、これらのピンまたはトラニオン248はC字型の支持体221に受けられている。図示されているように、C字型の各支持体221は、ベルクランク220から遠い方に配向された開口部222を含む。これらの開口部222は各々、ピンまたはトラニオン248が、互いに対して適切に配向されると、それらを通過できるように寸法決めされている。
通常の動作条件下では、ピンまたはトラニオン248は、ベルクランク220の開口部222に対してずれており、それによりベルクランクとラッチロッド240とが結合されたままであることを確実にする。ユーザがドアハンドル210を作動させると、概して上述したように、ベルクランク220は回転され、ラッチロッド240を矢印Cの方向に下向きに駆動する。この運動は(スロット241に捉えられている)ラッチレバー230の対応する運動を引起こし、車両ドアをアンラッチするためのラッチ機構の作動をもたらす。
側面衝突事件に関連する十分な力(矢印Fで示す)に応答して、ラッチレバー230は矢印Mの方向に横向きに促される。この運動は、ラッチロッド240の、ひいては支持体221内のピンまたはトラニオン248の対応する回転運動をもたらす。ピンまたはトラニオン248が支持体221の開口部222と整列すると、ピンまたはトラニオン248は開口部222を通過して、ベルクランク220とラッチロッド240とは切離される。この状態では、ラッチレバー230のさらなる運動は、車両ドアの望ましくないアンラッチをもたらすであろう下向きの運動に変換されない。このため、前述の構造により、本発明のこの第2の実施例は、側面衝突事件の力が車両ドアの望ましくないアンラッチを生じさせないようにする。
ここで図8Aおよび図8Bを参照すると、本発明の車両ドアラッチアセンブリの第3の実施例は、ハンドル枠組315に接続されたユーザ作動可能なドアハンドル310と、ラッチレバー330(一部のみ図示)を含むラッチ機構(図示せず)と、ラッチ機構のラッチレバー330に結合され、ラッチレバーの作動を介してラッチ機構をアンラッチするためにドアハンドルによって動作可能であるラッチロッド340とを含む。
ラッチ機構(図示せず)は従来の設計および構造のものである。
本実施例によれば、ラッチロッド340は、側面衝突事件に関連する十分な力に応答して、ドアハンドル枠組によって変形されるように構成されており、それによりラッチ機構の望ましくない作動を防止する。より特定的には、ラッチロッド340はその長さに沿って曲げ部349を含むように形成されている。曲げ部の上方では、ラッチロッド340は、その上端のベルクランク320との接続点に向かって傾斜している。曲げ部349の下方では、ラッチロッド340は、ラッチレバー330を受けるためのスロット341を有する自由端へとほぼ垂直下方に延在している。図示されているように、スロット341は、ラッチレバー330がスロット341に受けられて捉えられるようにするために、スロット341の方向に一時的に変形可能になるように一体ヒンジを規定するフランジ350からなるクリップによって閉鎖されている。
図示されているように、スロット341は、ハンドル枠組315の平面に平行な平面に配向されている。また、本実施例によれば、ラッチレバー330の配向は、ラッチレバーがハンドル310に向かって延在するように、慣例から修正されている。
引続き図8Aおよび図8Bを参照すると、ドアハンドル枠組315は、ラッチロッド340の曲げ部349にほぼ対向して配置された、(ハンドル枠組が取付けられた車両ドア(図示せず)の外部に対して)内側に突出する部材316を含む。
通常の動作条件下では、ユーザによるドアハンドル310の作動はベルクランク320の回転を生じさせ、それは次にラッチロッド340を矢印C(図8A)の方向に下向きに駆動する。この運動は(スロット341に捉えられている)ラッチレバー330の対応する運動を引起こし、車両ドアをアンラッチするためのラッチ機構の作動をもたらす。
側面衝突事件に関連する十分な力(矢印Fで示す)に応答して、ラッチロッド340は、ラッチレバー330に沿って、側面衝突事件に関連する力ベクトルの軸に沿ったそれらの相互配向によって動くことができる。したがって、ラッチレバー330は、ラッチロッド340によって下向きに促されない。また、側面衝突事件の力を受けてハンドル枠組315が内側に動くと、突出する部材316は、曲げ部349(ラッチロッドが曲げられるように予め配置された場所であると理解される)でラッチロッド340に接触し、(ラッチロッド340の作製に使用された材料およびラッチロッド340の設計に依存して、永続的にまたは一時的に)ラッチロッド340を変形させる。これはラッチロッド340の全長の効果的な減少をもたらし、それにより、側面衝突事件の際の車両ドアの望ましくないアンラッチを防止する。クリップにより、ラッチレバー330は、側面衝突事件の際にラッチロッド340のスロット341に捉えられたままとなり、上述の曲げるプロセスによる短縮によってラッチロッド340が上向き方向に促されると、車両ドアの確実なラッチが維持される。このため、前述の構造により、本発明のこの第2の実施例は、側面衝突事件の力が車両ドアの望ましくないアンラッチを生じさせないようにする。
本発明の前述の実施例の各々では、それらのさまざまな構成要素が、金属およびプラスチックまたは他のポリマのうちの1つ以上を非限定的な例として含むあらゆる好適な従来の材料から作製されてもよい、ということが考えられる。
本開示の利益を有する当業者にはすべて明らかな、本開示の多くの修正および変更が、上述の教示に鑑みて可能である。したがって、添付された請求項の範囲内で、本開示は、具体的に記載されたもの以外の態様で実践されてもよい。

Claims (25)

  1. ラッチ機構に接続可能なラッチレバーと、
    ラッチレバーに結合されたラッチロッドと、
    ラッチレバーの作動を介してラッチ機構をアンラッチするために、ほぼ垂直の軸に沿ったラッチロッドの運動を生じさせるように動作する、ユーザ作動可能なドアハンドルとを含み、
    ラッチロッドは、側面衝突事件に関連する十分な力に応答して、ラッチロッドの垂直運動を減衰させるように構成されている、車両ドアラッチアセンブリ。
  2. 車両ドアラッチアセンブリのためのラッチロッドであって、車両ドアラッチアセンブリは、ラッチレバーの作動を介してラッチ機構をアンラッチするために、ほぼ垂直の軸に沿ったラッチロッドの運動を生じさせるように動作するドアハンドルを含むタイプのものであり、前記ラッチロッドは、
    間隔をあけた上端および下端を有する第1の部材を含み、第1の部材は、上端の近傍でドアハンドルに動作的に接続されるように適合されており、前記ラッチロッドはさらに、
    間隔をあけた上端および下端を有する第2の部材を含み、第1および第2の部材はそれらの下端の近傍で枢着されており、第2の部材はラッチレバーに結合されるように適合されており、第2の部材は、ラッチレバーに結合された状態では、ラッチレバーが第2の部材とともに横向きに運動可能となるように、第1の部材に対して第1の部材から離れる方向に横向きに枢動運動可能である、ラッチロッド。
  3. ラッチロッドの第2の部材は、ほぼ垂直に間隔をあけた上端および下端を有し、ラッチレバーを内部に受けて捉えるように寸法決めされたほぼ垂直に延在するスロットを含み、スロットは、下端の近傍でラッチロッドの第2の部材から離れるように開いている、請求項2に記載のラッチロッド。
  4. ラッチロッドの第1の部材は、ほぼ垂直に間隔をあけた上端および下端を有し、ラッチロッドの第2の部材は、ほぼ垂直に間隔をあけた上端および下端を有し、第2の部材は、第1および第2の部材の下端の近傍で第1の部材に枢着されている、請求項2に記載のラッチロッド。
  5. ラッチロッドの第1の部材は、ラッチロッドの第2の部材の上端の部材を内部に摺動可能に受けるように寸法決めされたトラックを含む、請求項4に記載のラッチロッド。
  6. ラッチロッドの第1および第2の部材は各々、一体構造である、請求項2に記載のラッチロッド。
  7. ラッチロッドの第2の部材は、第1の部材から離れる方向に横向きに、第1および第2の方向双方において枢動運動可能である、請求項2に記載のラッチロッド。
  8. ラッチ機構に接続可能なラッチレバーと、
    ラッチレバーに結合されたラッチロッドと、
    ラッチレバーの作動を介してラッチ機構をアンラッチするために、ほぼ垂直の軸に沿ったラッチロッドの運動を生じさせるように動作する、ユーザ作動可能なドアハンドルとを含み、
    ラッチロッドは、ドアハンドルに動作的に接続された第1の部材と、第1の部材に枢着された第2の部材とを含み、第2の部材はラッチレバーに結合されており、第2の部材は、側面衝突事件に関連する十分な力に応答して、ラッチレバーとともに、第1の部材から離れる方向に横向きに枢動運動可能である、車両ドアラッチアセンブリ。
  9. ラッチロッドの第2の部材は、ほぼ垂直に間隔をあけた上端および下端を有し、ラッチレバーを内部に受けて捉えるように寸法決めされたほぼ垂直に延在するスロットを含み、スロットは、下端の近傍でラッチロッドの第2の部材から離れるように開いている、請求項8に記載の車両ドアラッチアセンブリ。
  10. ラッチロッドの第1の部材は、ほぼ垂直に間隔をあけた上端および下端を有し、ラッチロッドの第2の部材は、ほぼ垂直に間隔をあけた上端および下端を有し、第2の部材は、第1および第2の部材の下端の近傍で第1の部材に枢着されている、請求項8に記載の車両ドアラッチアセンブリ。
  11. ラッチロッドの第1の部材は、ラッチロッドの第2の部材の上端の部材を内部に摺動可能に受けるように寸法決めされたトラックを含む、請求項10に記載の車両ドアラッチアセンブリ。
  12. ラッチロッドの第1および第2の部材は各々、一体構造である、請求項8に記載の車両ドアラッチアセンブリ。
  13. ラッチロッドの第2の部材は、第1の部材から離れる方向に横向きに、第1および第2の方向双方において枢動運動可能である、請求項8に記載の車両ドアラッチアセンブリ。
  14. ベルクランクに結合されたユーザ作動可能なドアハンドルと、
    ラッチレバーと、
    ラッチレバーおよびベルクランクに結合されたラッチロッドとを含み、ラッチロッドは、ラッチレバーの作動を介してラッチ機構をアンラッチするために、ほぼ垂直な軸に沿って動くようにドアハンドルによって動作可能であり、ラッチロッドはベルクランクに取外し可能に接続されており、
    側面衝突事件に関連する十分な力に応答して、ラッチロッドはベルクランクから外される、車両ドアラッチアセンブリ。
  15. ベルクランクおよびラッチロッドは、ベルクランクおよびラッチロッドの各々に設けられた相互接続要素によって取外し可能に接続されており、相互接続要素は、ベルクランクおよびラッチロッドの互いに対する予め規定された配向でのみ、かつ側面衝突事件に関連する十分な力に応答してのみ、ラッチロッドがベルクランクから自由に外されることを特徴とする、請求項14に記載の車両ドアラッチアセンブリ。
  16. 相互接続要素は、
    ベルクランクおよびラッチロッドのうちの一方に設けられた少なくとも第1の支持体を含み、少なくとも第1の支持体は開口部を含み、前記相互接続要素はさらに、
    ベルクランクおよびラッチロッドのうちの他方に設けられた少なくとも第1の突起を含み、少なくとも第1の突起は少なくとも第1の支持体に受けられ、少なくとも第1の突起は、少なくとも第1の突起が前記開口部に対して予め規定された配向にある場合のみ、少なくとも第1の支持体の開口部を通って取外されるように寸法決めされている、請求項15に記載の車両ドアラッチアセンブリ。
  17. 相互接続要素は、
    ベルクランクおよびラッチロッドのうちの一方に設けられた、間隔をあけた1対の支持体を含み、各前記支持体は開口部を含み、前記開口部同士は整列されており、前記相互接続要素はさらに、
    ベルクランクおよびラッチロッドのうちの他方に設けられた1対のトラニオンを含み、トラニオンは1対の支持体に受けられ、トラニオンは、トラニオンが前記開口部に対して予め規定された配向にある場合のみ、支持体の開口部を通って取外されるように寸法決めされている、請求項16に記載の車両ドアラッチアセンブリ。
  18. ハンドル枠組に接続されたユーザ作動可能なドアハンドルと、
    ラッチレバーと、
    ラッチレバーに結合され、ドアハンドルに動作的に接続されたラッチロッドとを含み、ラッチロッドは、ラッチレバーの作動を介してラッチ機構をアンラッチするために、ドアハンドルによって動作可能であり、ラッチロッドは、側面衝突事件に関連する十分な力に応答して、ドアハンドル枠組によって変形されるように構成されている、車両ドアラッチアセンブリ。
  19. ラッチロッドは、ラッチレバーを内部に受けて捉えるように寸法決めされたほぼ垂直に延在するスロットを含み、スロットは、ラッチロッドを通る開口部を規定し、開口部は、開口部を通って延在する仮想線がハンドルの方向に延在するように配向されており、
    ラッチレバーは、スロットを通って延在するように配向された少なくとも終端の部材を含み、
    側面衝突事件に関連する十分な力に応答して、ラッチレバーの少なくとも終端の部材は、スロット内で、開口部を通って延在する軸に沿って自由に運動可能である、請求項18に記載の車両ドアラッチアセンブリ。
  20. さらにスロットは、ラッチロッドの下端の近傍でラッチロッドから離れるように開いており、ラッチロッドは、スロットの開放端を横切って延在する可撓性のクリップ部材を含み、可撓性のクリップ部材は、(i)ラッチレバーの終端の部材が開放端を通ってスロットに受けられるように、第1の方向に変形可能となるよう、かつ(ii)ラッチレバーの終端の部材が開放端を通ってスロットから取外されないように、第2の方向における変形に耐えるよう、配向されている、請求項19に記載の車両ドアラッチ。
  21. ラッチロッドはその長さに沿って曲げられ、側面衝突事件に関連する十分な力に応答して、ドアハンドル枠組は曲げ部の近傍でラッチロッドに衝突し、曲げ部によりラッチロッドに沿って規定された角度を減少させることによってラッチロッドを変形させる、請求項18に記載の車両ドアラッチ。
  22. ハンドル枠組に接続されたユーザ作動可能なドアハンドルと、
    ラッチレバーと、
    ラッチレバーに結合され、ドアハンドルに動作的に接続されたラッチロッドとを含み、ラッチロッドは、ラッチレバーの作動を介してラッチ機構をアンラッチするために、ドアハンドルによって動作可能であり、
    ラッチロッドは、ラッチレバーを内部に受けて捉えるように寸法決めされたほぼ垂直に延在するスロットを含み、スロットは、ラッチロッドを通る開口部を規定し、開口部は、開口部を通って延在する仮想線がハンドルの方向に延在するように配向されており、
    ラッチレバーは、スロットを通って延在するように配向された少なくとも終端の部材を含み、
    側面衝突事件に関連する十分な力に応答して、ラッチレバーの少なくとも終端の部材は、スロット内で、開口部を通って延在する軸に沿って自由に運動可能である、車両ドアラッチアセンブリ。
  23. さらにスロットは、ラッチロッドの下端の近傍でラッチロッドから離れるように開いており、ラッチロッドは、スロットの開放端を横切って延在する可撓性のクリップ部材を含み、可撓性のクリップ部材は、(i)ラッチレバーの終端の部材が開放端を通ってスロットに受けられるように、第1の方向に変形可能となるよう、かつ(ii)ラッチレバーの終端の部材が開放端を通ってスロットから取外されないように、第2の方向における変形に耐えるよう、配向されている、請求項22に記載の車両ドアラッチ。
  24. さらにラッチロッドは、側面衝突事件に関連する十分な力に応答して、ドアハンドル枠組によって変形されるように構成されている、請求項22に記載の車両ドアラッチアセンブリ。
  25. ラッチロッドはその長さに沿って曲げられ、側面衝突事件に関連する十分な力に応答して、ドアハンドル枠組は曲げ部の近傍でラッチロッドに衝突し、曲げ部によりラッチロッドに沿って規定された角度を減少させることによってラッチロッドを変形させる、請求項24に記載の車両ドアラッチ。
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