JP2014523191A - 周期的にブロードキャストするノードがブロードキャストリソースのより小さいプールへのアクセスに対する競合を解決するための方法および装置 - Google Patents

Abstract

ワイヤレス通信のための方法、コンピュータプログラム製品、および装置を提供する。装置は、ブロードキャストリソースの第１のセットから第１のブロードキャストリソース内でブロードキャスト情報を送信する。加えて、装置は、ブロードキャストリソースの第２のセットからの第２のブロードキャストリソースの必要性を、ブロードキャスト情報に基づいて判断する。さらに、装置は、第１ブロードキャストリソースに関連する優先度に基づいて第２のブロードキャストリソースを選択する。
【選択図】図４

Description

関連出願の相互参照
本出願は、２０１１年６月２９日に出願した「ＭＥＴＨＯＤＳ ＡＮＤ ＡＰＰＡＲＡＴＵＳ ＢＹ ＷＨＩＣＨ ＰＥＲＩＯＤＩＣＡＬＬＹ ＢＲＯＡＤＣＡＳＴＩＮＧ ＮＯＤＥＳ ＣＡＮ ＲＥＳＯＬＶＥ ＣＯＮＴＥＮＴＩＯＮ ＦＯＲ ＡＣＣＥＳＳ ＴＯ Ａ ＳＭＡＬＬＥＲ ＰＯＯＬ ＯＦ ＢＲＯＡＤＣＡＳＴＩＮＧ ＲＥＳＯＵＲＣＥＳ」と題するもので、参照によりその全体が本明細書に明確に組み込まれる、米国仮出願第６１／５０２，７９１号の利益を主張する。

本開示は、一般に、通信システムに関し、より詳細には、ブロードキャストリソースのより小さいプールへのアクセスに対する競合を解決することに関する。

一般的なＩＥＥＥ ８０２．１１システムでは、ブロードキャストの持続時間は、パケットのサイズに比例する。コモンフレームベースの構造を有する同期分散型システムでは、ブロードキャストリソースが、ブロードキャスト情報を送信するために割り振られる。ブロードキャストパケットがブロードキャストリソースのサイズを超える場合、ブロードキャスト情報は、２つ以上の送信にわたって分散され得る。追加の送信にわたってブロードキャスト情報を分散することは、ブロードキャストのレイテンシを増加させる。ブロードキャスト情報を送信することの効率を向上させるための方法および装置が必要である。

本開示の一態様では、方法、コンピュータプログラム製品および装置を提供する。この装置は、ブロードキャストリソースの第１のセットから第１のブロードキャストリソース内でブロードキャスト情報を送信する。加えて、この装置は、ブロードキャストリソースの第２のセットからの第２のブロードキャストリソースの必要性を、ブロードキャスト情報に基づいて判断する。さらに、この装置は、第１のブロードキャストリソースに関連する優先度に基づいて第２のブロードキャストリソースを選択する。

ワイヤレスピアツーピア通信システムを示す図。 ワイヤレスデバイス間のピアツーピア通信に対する例示的な時間構造を示す図。 スーパーフレームの動作タイムラインと、ピア発見／ブロードキャストチャネルの構造とを示す図。 ブロードキャストリソースの第１のセットとブロードキャストリソースの第２のセットとを利用するための例示的な方法を示す図。 図３に示すブロードキャストリソースのコンテキスト内で、ブロードキャストリソースの第１のセットとブロードキャストリソースの第２のセットとを示す図。 ワイヤレスデバイスによるブロードキャストリソースの第１のセットとブロードキャストリソースの第２のセットとの使用を示す図。 例示的な方法を示す図。 別の例示的な方法を示す図。 ワイヤレス通信の方法のフローチャート。 ワイヤレス通信の別の方法のフローチャート。 例示的な装置内の異なるモジュール／手段／構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図。 処理システムを用いる装置のためのハードウェア実装形態の一例を示す図。

詳細な説明
添付の図面とともに以下で説明する、発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本明細書に記載する概念が実践され得る唯一の構成を表すものではない。発明を実施するための形態は、様々な概念を完全に理解するための具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実践され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素がブロック図の形式で示される。

次に、様々な装置および方法に関して電気通信システムのいくつかの態様を提示する。これらの装置および方法について、以下の詳細な説明において説明し、（「要素」と総称される）様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなどによって添付の図面に示す。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装され得る。そのような要素がハードウェアとして実装されるかまたはソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。

例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、１つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実装され得る。プロセッサの例には、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）、プログラマブル論理デバイス（ＰＬＤ）、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実施するように構成された他の好適なハードウェアがある。処理システム内の１つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行できる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味すると広く解釈されたい。

従って、１つまたは複数の例示的な実施形態では、説明する機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装した場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に、１つもしくは複数の命令として記憶され得るかまたはコードとして符号化され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、ＲＡＭ、ＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、ＣＤ−ＲＯＭもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または命令もしくはデータ構造の形で所望のプログラムコードを搬送もしくは記憶するために使用され得、かつコンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を備えることができる。本明細書で使用される場合、ディスク（disk）およびディスク（disc）は、コンパクトディスク（disc）（ＣＤ）、レーザーディスク（登録商標）（disc）、光ディスク（disc）、デジタル多用途ディスク（disc）（ＤＶＤ）、フロッピー（登録商標）ディスク（disk）およびブルーレイ（登録商標）ディスク（disc）を含み、ここで、ディスク（disk）は、通常、データを磁気的に再生し、一方、ディスク（disc）は、レーザでデータを光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。

図１は、例示的なピアツーピア通信システム１００の図である。ピアツーピア通信システム１００は、ワイヤレスデバイス１０６、１０８、１１０、１１２をそれぞれ装備された車両１０６’、１０８’、１１０’、１１２’を含む。ピアツーピア（または車両対車両）通信システム１００は、例えばワイヤレスワイドエリアネットワーク（ＷＷＡＮ）など、セルラー通信システムで重なり合うことができる。ワイヤレスデバイス１０６、１０８、１１０、１１２の一部はピアツーピア通信において一緒に通信し、一部は基地局１０４と通信し、一部は両方と通信できる。例えば、図１に示すように、ワイヤレスデバイス１０６、１０８がピアツーピア通信中であり、ワイヤレスデバイス１１０、１１２がピアツーピア通信中である。ワイヤレスデバイス１１２は基地局１０４とも通信している。

ワイヤレスデバイスは、代替的に、当業者によって、ユーザ機器（ＵＥ）、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、ワイヤレスノード、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な専門用語で呼ばれることがある。基地局は、代替的に、当業者によって、アクセスポイント、送受信基地局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット（ＢＳＳ）、拡張サービスセット（ＥＳＳ）、ノードＢ、発展型ノードＢ、または何らかの他の好適な専門用語で呼ばれることがある。

以下で説明する例示的な方法および装置は、例えば、ＦｌａｓｈＬｉｎＱ、ＶＬｉｎＱ、ＷｉＭｅｄｉａ、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）、ＺｉｇＢｅｅ（登録商標）、またはＩＥＥＥ８０２．１１規格に基づくＷｉ−Ｆｉ、に基づくワイヤレスピアツーピア通信システムなど、様々なワイヤレスピアツーピア通信システムのいずれにも適用可能である。説明を簡略化するために、例示的な方法および装置についてＶＬｉｎＱのコンテキスト内で説明する。ただし、例示的な方法および装置は、より一般的に様々な他のワイヤレスピアツーピア通信システムに適用可能であることを当業者は理解されよう。

図２は、ワイヤレス通信デバイス間のピアツーピア通信のための例示的な時間構造を示す図２００である。ウルトラフレームは６４０秒であり、１０個のメガフレームを含む。各メガフレームは６４秒であり、６４個のグランドフレームを含む。各グランドフレームは１秒であり、１０個のスーパーフレームを含む。各スーパーフレームは約１００ミリ秒であり、２個のビッグフレームを含む。各ビッグフレームは５０ミリ秒である。ビッグフレームはまた、フレームと呼ばれることがある。

図３は、スーパーフレームの動作タイムラインと、ピア発見／ブロードキャストチャネルの例示的な構造とを示す図３２０である。スーパーフレームは、帯域内タイミングチャネルと、ピア発見／ブロードキャストチャネルと、ピアページングチャネルと、データトラフィックチャネル（ＴＣＣＨ）とを含む。ピア発見／ブロードキャストチャネルは、ブロードキャスト／ピア発見情報を通信するためのＪブロック（例えば、７５）を含み得る。各ブロックは、Ｉサブブロック（例えば、１１２）を含み得る。各サブブロックは、同じ副搬送波において複数の直交周波数分割多重（ＯＦＤＭ）シンボル（例えば、２２）を含み得る。異なるブロックが、異なるピア発見リソース識別子（ＰＤＲＩＤ）に対応できる。例えば、第１のＰＤＲＩＤがｊ＝１におけるブロックに対応し、第２のＰＤＲＩＤがｊ＝２におけるブロックなどに対応できる。

電源投入に伴い、ワイヤレスデバイスは、ある時間期間の間、ピア発見／ブロードキャストチャネルをリッスンし、ＰＤＲＩＤの各々上で判定されたエネルギーに基づいてＰＤＲＩＤを選択する。例えば、ワイヤレスデバイスは、ｊ＝３においてブロック３２２に対応するＰＤＲＩＤを選択できる。特定のＰＤＲＩＤは、ホッピングによって他のスーパーフレーム内の他のブロックにマッピングできる。選択されたＰＤＲＩＤに関連するブロック内で、ワイヤレスデバイスは、そのピア発見／ブロードキャスト信号を送信する。選択されたＰＤＲＩＤに関連していないブロック内で、ワイヤレスデバイスは、他のワイヤレスデバイスによって送信されたピア発見／ブロードキャスト信号をリッスン(listen)する。

ワイヤレスデバイスはまた、ワイヤレスデバイスがＰＤＲＩＤ衝突を検出した場合、ＰＤＲＩＤを再選択できる。すなわち、ワイヤレスデバイスは、そのＰＤＲＩＤに対応するブロードキャストリソース上のエネルギーを検出するために、その利用可能なブロードキャストリソース（ピア発見リソース）上で、送信するのではなくリッスンできる。ワイヤレスデバイスはまた、他のＰＤＲＩＤに対応する他のブロードキャストリソース上のエネルギーを検出できる。ワイヤレスデバイスは、そのＰＤＲＩＤに対応するブロードキャストリソース上で判定されたエネルギーと、他のＰＤＲＩＤに対応する他のブロードキャストリソース上で検出されたエネルギーとに基づいて、ＰＤＲＩＤを再選択できる。

ブロードキャストパケットが、割り振られたブロードキャストリソースのサイズを超えるとき、ワイヤレスデバイスは、複数の割り振られたブロードキャストリソースにわたって、ブロードキャストパケット内のブロードキャスト情報を分散できる。複数の送信にわたってブロードキャスト情報を分散することは、ブロードキャストのレイテンシを増加させる。代替として、追加の／拡張されたブロードキャストリソースが、一般的な長さを超える時々のブロードキャストパケットに対して割り振られてよい。しかしながら、複数のワイヤレスデバイスが、拡張されたブロードキャストリソースへのアクセスを要求するとき、複数のワイヤレスデバイスが同じ拡張されたブロードキャストリソースを使用する結果となり、ブロードキャストパケット衝突につながることがある。

図４は、一般的なブロードキャストリソースの第１のセット４０２と、拡張されたブロードキャストリソースの第２のセット４０４とを利用するための例示的な方法を示す図４００である。ブロードキャストリソースの第１のセット４０２は一般的なブロードキャストリソースであり、ワイヤレスデバイス（すなわち、ブロードキャストノード）は、周期的に逐次方式でブロードキャストパケットを送信できる。ブロードキャストリソースの第１のセット４０２は、一般的なブロードキャストのために確保された事前定義されたリソースである。ブロードキャストリソースの第２のセット４０４は、拡張されたブロードキャストのために確保された事前定義されたリソースである。ブロードキャストリソースの第２のセット４０４は、より大きいか、より重要であるか、または一般的なブロードキャストパケットより短いレイテンシ要件を有する、時々のブロードキャストパケットのために、拡張されたブロードキャストリソースを提供する。ワイヤレスデバイスは、ブロードキャストリソースの第２のセット４０４に対する競合を黙示的に解決するための例示的な方法を使用できる。

図４に示すように、ブロードキャストリソースの第１のセット４０２の中にＭ個のリソースが存在し、ブロードキャストリソースの第２のセット４０４の中にＫ個のリソースが存在する。値Ｋは、より大きなブロードキャストパケットの拡張された数に比例するように調節され得る。値Ｍは、Ｍ＝Ｊ−Ｋとなるように、値Ｋに基づいて調節され得る。ブロードキャストリソースの第２のセット４０４の中のブロードキャストリソースの数Ｋは、２つ以上のワイヤレスデバイスが、拡張されたブロードキャストリソースの使用を要求するとき、１つの拡張されたリソース（すなわち、Ｋ個のリソースの中の１つ）に対するワイヤレスデバイス間の競合をもたらす。例示的な方法によれば、各ワイヤレスデバイスは、ブロードキャスト情報を送信するために、ブロードキャストリソースの第１のセット４０２の中のＭ個のブロードキャストリソースのうちの１つを割り振られるか、または場合によっては選択する。ブロードキャスト情報（例えば、サイズ、レイテンシ要件、優先度）に基づいて、各ワイヤレスデバイスは、それが、ブロードキャストリソースの第２のセット４０４を利用することを必要とするかどうかを判断できる。ワイヤレスデバイスが、ブロードキャストリソースの第２のセット４０４を利用することを決定した場合、ワイヤレスデバイスは、ブロードキャストリソースの第１のセット４０２の中に割り振られた、または選択されたブロードキャストリソースに関連する優先度に基づいて、ブロードキャストリソースの第２のセット４０４の中の拡張されたブロードキャストリソースを選択する。

一例が、方法を最良に実証する。ワイヤレスデバイスが、特定のスーパーフレーム内のブロードキャストリソースの第１のセット４０２のＭ個のブロードキャストリソースの中の４番目の一般的なブロードキャストリソースを割り振られるものと仮定する。他のスーパーフレームにおいて、割り振られた一般的なブロードキャストリソースは、各スーパーフレームの中を転々とできるので、ワイヤレスデバイスは、Ｍ個のブロードキャストリソース内の異なる一般的なブロードキャストリソースを割り振られることがある。また、ワイヤレスデバイスの優先度は、ワイヤレスデバイスがブロードキャストリソースの第１のセット４０２内で送信する順番から導出されるものと仮定する。従って、ワイヤレスデバイスは、ブロードキャストリソースの第２のセット４０４を、１番目、２番目および３番目の一般的なブロードキャストリソースに割り振られたワイヤレスデバイスに与えるので、ワイヤレスデバイスの優先度は、特定のスーパーフレームの中で４番目である。ワイヤレスデバイスがブロードキャストリソースの第２のセット４０４を利用することを決定し、利用可能な拡張されたブロードキャストリソースが存在する場合、ワイヤレスデバイスは、Ｋ個の拡張されたブロードキャストリソースのうちの１つを選択し、選択された拡張されたブロードキャストリソースを、４番目の一般的なブロードキャストリソースの中で送信されるブロードキャスト情報内に示すことができる。

選択された拡張されたブロードキャストリソースは、最先の（例えば、最も低い番号の、知られているリストまたは順列の中で最先の、優先度が最高の、時間的に最先の）「利用可能な」リソースか、または次に利用可能な拡張されたブロードキャストリソースであり得る。例えば、Ｋ≧３でかつ、ワイヤレスデバイスが、１番目の一般的なブロードキャストリソース内で第１のワイヤレスデバイスから、拡張されたブロードキャストリソースが利用されないことを示すブロードキャスト信号を受信し、２番目の一般的なブロードキャストリソース内で第２のワイヤレスデバイスから、１番目の拡張されたブロードキャストリソースが利用されることを示すブロードキャスト信号を受信し、３番目の一般的なブロードキャストリソース内で第３のワイヤレスデバイスから、２番目の拡張されたブロードキャストリソースが利用されることを示すブロードキャスト信号を受信するものと仮定する。次いで、ワイヤレスデバイスは、次に利用可能な拡張されたブロードキャストリソースである３番目の拡張されたブロードキャストリソースを選択できる。別の例では、Ｋ≧３でかつ、ワイヤレスデバイスが、１番目の一般的なブロードキャストリソース内で第１のワイヤレスデバイスから、拡張されたブロードキャストリソースが利用されないことを示すブロードキャスト信号を受信し、（例えば、ワイヤレスデバイスと第２のワイヤレスデバイスとの間の距離のため、ワイヤレスデバイスと第２のワイヤレスデバイスとの間の干渉構造のため、または第２のワイヤレスデバイスによって送信されたブロードキャスト信号がワイヤレスデバイスによって正常に復号されるのを妨げる他の理由のために）２番目の一般的なブロードキャストリソース内で、第２のワイヤレスデバイスによって送信された、１番目の拡張されたブロードキャストリソースが利用されることを示すブロードキャスト信号を受信せず、３番目の一般的なブロードキャストリソース内で第３のワイヤレスデバイスから、２番目の拡張されたブロードキャストリソースが利用されることを示すブロードキャスト信号を受信するものと仮定する。次いで、ワイヤレスデバイスは、最も低い番号の「利用可能な」リソースである１番目の拡張されたブロードキャストリソースを選択できる。第２のワイヤレスデバイスは１番目の拡張されたブロードキャストリソースを利用するが、ワイヤレスデバイスが、第２のワイヤレスデバイスによって送信された、１番目の拡張されたブロードキャストリソースが利用されることを示すブロードキャスト信号を受信しなかったので、ワイヤレスデバイスは、１番目の拡張されたブロードキャストリソースが利用可能であるものと判断する。

図５は、図３に示すブロードキャストリソースのコンテキスト内で、ブロードキャストリソースの第１のセット４０２とブロードキャストリソースの第２のセット４０４とを示すための図である。ブロードキャストリソースの第１のセット４０２は、特定のスーパーフレームのＭ個のブロックにわたって広がる一般的なブロードキャストリソースのセットであり得る。ブロードキャストリソースの第２のセット４０４は、ブロードキャストリソースの第１のセット４０２の後に発生し、特定のスーパーフレームのＫ個のブロックにわたって広がる拡張されたブロードキャストリソースの追加のセットであり得る。代替構成では、拡張されたブロードキャストリソースのサブセットが、データトラフィックチャネルから来ることがある。そのような構成では、拡張されたブロードキャストリソースのサブセットはユニキャスト送信のためにも使用され得る。

図６は、ワイヤレスデバイスによるブロードキャストリソースの第１のセット４０２およびブロードキャストリソースの第２のセット４０４の使用を示す図である。第１のスーパーフレームでは、ワイヤレスデバイスは、一般的なブロードキャストリソース６０２を割り振られる。ワイヤレスデバイスは、拡張されたブロードキャストリソースを使用しないことを決定する。第２のスーパーフレームでは、ワイヤレスデバイスは、一般的なブロードキャストリソース６０４を割り振られる。ワイヤレスデバイスは、拡張されたブロードキャストリソース６０６を利用したいが、拡張されたブロードキャストリソース６０６は（４つのより高い優先度を有するワイヤレスデバイスによって）全て使用されているので、ワイヤレスデバイスは、拡張されたブロードキャストリソース６０６を利用しないことを決定する。第３のスーパーフレームでは、ワイヤレスデバイスは、一般的なブロードキャストリソース６０８を割り振られる。ワイヤレスデバイスは、拡張されたブロードキャストリソースを利用することを決定し、最も高い優先度で、第１の利用可能な拡張されたブロードキャストリソース６１０を選択する。第４のスーパーフレームでは、ワイヤレスデバイスは、一般的なブロードキャストリソース６１２を割り振られる。ワイヤレスデバイスは、拡張されたブロードキャストリソースを利用することを決定し、拡張されたブロードキャストリソース６１４を選択する。

図７は、例示的な方法を示すための図７００である。特定のワイヤレスデバイスが、ブロードキャストリソースの第１のセットの５番目のブロック７０６を割り振られるものと仮定する。５番目のブロック７０６は、ブロードキャストリソースの第１のセットの１番目〜４番目のブロックより低い優先度を有し、ブロードキャストリソースの第１のセットの６番目〜１２番目のブロックより高い優先度を有する。従って、ブロードキャストリソースの第１のセットの１番目〜４番目のブロックに割り振られたワイヤレスデバイスは、ブロードキャストリソースの第２のセットの使用を請求するための第１のアクセスを有することになる。ワイヤレスデバイスは、ブロードキャストリソースの第１のセットの第１のブロック７０２内でブロードキャスト信号を受信する。ブロードキャスト信号は、ブロードキャストリソースの第２のセットの１番目のブロック７０８が利用されることを示す情報を含む。ワイヤレスデバイスは、ブロードキャストリソースの第１のセットの４番目のブロック７０４内でブロードキャスト信号を受信する。ブロードキャスト信号は、ブロードキャストリソースの第２のセットの２番目のブロック７１０が利用されることを示す情報を含む。ワイヤレスデバイスは、ブロードキャストリソースの第２のセットの３番目のブロック７１２を利用し得るものと判断する。ワイヤレスデバイスは、ブロードキャスト情報を生成する。ブロードキャスト情報に基づいて、ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイスがブロードキャストリソースの第２のセットの３番目のブロック７１２を必要とするかどうかを判断する。

ワイヤレスデバイスは、レイテンシ要件、優先度、サイズ、および／または生成されたブロードキャスト情報の他の要因に基づいて、３番目のブロック７１２を利用するかどうかを判断できる。例えば、ワイヤレスデバイスは、ブロードキャストリソースの第１のセット内に割り振られたブロックの中で１００ミリ秒（スーパーフレームの周期）ごとにブロードキャスト信号を送信することが可能である。しかしながら、生成されたブロードキャスト情報は、１００ミリ秒後にはあまり新しくない（すなわち、古すぎる）ことがある。別の例では、生成されたブロードキャスト情報は、ブロードキャストリソースの第１のセット内に割り振られたブロックの１つの中で送信されるには大きすぎることがある。従って、ワイヤレスデバイスは、ブロードキャストリソースの第１のセット内に複数割り振られたブロック（例えば、ｎ個のブロック）にわたって、生成されたブロードキャスト情報の送信を分配することを決定できる。しかしながら、ワイヤレスデバイスは、複数のｎ個の割り振られたブロックにわたって、生成されたブロードキャスト情報の送信を分配することで、生成されたブロードキャスト情報がｎ×１００ミリ秒後には古すぎる結果をもたらすものと判断できる。別の例では、生成されたブロードキャスト情報が高い優先度を有することがあり、従って、可能な限り速やかに、好ましくは１００ミリ秒より早く送信される必要があることがある。

ワイヤレスデバイスは、３番目のブロック７１２を利用することを決定し、ワイヤレスデバイスは、５番目のブロック７０６内でブロードキャスト情報を送信するものと仮定する。ブロードキャスト情報は、３番目のブロック７１２が利用されることを示す。ブロードキャスト情報は、ピア発見に関する情報をさらに含み得る。その後、ワイヤレスデバイスは、３番目のブロック７１２内で追加のブロードキャスト／ピア発見情報を送信する。

ブロックがブロードキャストリソースの第２のセット内で請求される順番は、上記で説明したように逐次的であってよく、または全てのワイヤレスデバイスに知られている順列に基づいてよい。例えば、ブロックは、１、２、３、４の順番に逐次的に請求されてよい。別の例では、ブロックは、２、４、３、１の順番のように、非逐次的に請求されてもよい。

図８は、別の例示的な方法を示すための図８００である。特定のワイヤレスデバイスが、ブロードキャストリソースの第１のセットの５番目のブロック８０６を割り振られるものと仮定する。ワイヤレスデバイスは、ブロードキャストリソースの第１のセットの１番目のブロック８０２内でブロードキャスト信号を受信する。ブロードキャスト信号は、ブロードキャストリソースの第２のセットの１番目のブロック８０８が利用されることを示す情報を含む。ワイヤレスデバイスは、ブロードキャストリソースの第１のセットの４番目のブロック８０４内でブロードキャスト信号を受信する。ブロードキャスト信号は、ブロードキャストリソースの第２のセットの３番目のブロック８１０が利用されることを示す情報を含む。３番目のブロック８１０が利用されているので、ワイヤレスデバイスは、別のワイヤレスデバイスが、ブロードキャストリソースの第２のセットの２番目のブロック８１２の使用を請求したに違いないと判断する。というのは、そうでなければ、４番目のブロック８０４に割り振られたワイヤレスデバイスが、３番目のブロック８１０の代わりに２番目のブロック８１２を請求したはずであるからである。ワイヤレスデバイスが、ブロードキャストリソースの第２のセットを使用したい場合、ワイヤレスデバイスは、２番目のブロック８１２を使用するか、または４番目のブロック８１４を使用するかを判断できる。

一構成では、ワイヤレスデバイスは、常に、ワイヤレスデバイスが、２番目のブロック８１２など、ブロックの使用を示すブロードキャスト信号を受信していない、最先の（例えば、最も低い番号の、知られているリストまたは順列の中で最先の、優先度が最高の、時間的に最先の）「利用可能な」ブロックを、選択できる。別の構成では、ワイヤレスデバイスは、常に、４番目のブロック８１４など、次に利用可能なブロックを選択できる。さらに別の構成では、ワイヤレスデバイスは、ブロードキャストリソースの第２のセット内で利用可能なブロックの数と、割り振られた５番目のブロック８０６に関連するそれ自体の優先度とに基づいて、２番目のブロック８１２を選択するか、または４番目のブロック８１４を選択するかを判断できる。例えば、ワイヤレスデバイスが比較的高い優先度を有し、ワイヤレスデバイスがブロードキャストリソースの第１のセット内のその割り振られたブロック内で送信しなければならなくなる時点までに、ブロードキャストリソースの第２のセットがほとんど完全に利用される場合、ワイヤレスデバイスは、２番目のブロック８１２を選択できる。しかしながら、ワイヤレスデバイスが比較的低い優先度を有する場合、またはワイヤレスデバイスが比較的高い優先度を有しかつブロードキャストリソースの第２のセットの多くのブロックが請求されているままである場合、ワイヤレスデバイスは、４番目のブロック８１４を選択できる。本質的には、ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイスが、（例えば、距離のため、干渉構造のため、またはブロードキャスト信号が正常に復号されるのを妨げる他の理由のために）ブロードキャスト情報を受信していない、別のワイヤレスデバイスによって使用されているブロックを選択するか、またはブロードキャストリソースの第２のセットがスーパーフレーム内で完全に使用されるかどうかの判断に基づいて、使用されるブロックを選択するかを判断できる。

図９は、例示的な方法のフローチャート９００である。本方法は、ワイヤレスデバイスによって実施され得る。図９に示すように、ステップ９０２で、ワイヤレスデバイスは、ブロードキャストリソースの第２のセットからの第２のブロードキャストリソースが必要とされるかどうかを、ブロードキャスト情報に基づいて判断する。第２のブロードキャストリソースが必要とされない場合、ステップ９１０で、ワイヤレスデバイスは、ブロードキャストリソースの第１のセットからの第１のブロードキャストリソース内でブロードキャスト情報を送信する。ブロードキャストリソースの第２のセットが必要とされる場合、ステップ９０４で、ワイヤレスデバイスは、第１のブロードキャストリソースに関連する優先度に基づいて第２のブロードキャストリソースを選択する。ステップ９０６／９０８で、ワイヤレスデバイスはブロードキャスト情報を送信し、選択された第２のブロードキャストリソースをブロードキャスト情報内に示す。

例えば、図７を参照すると、５番目のブロック７０６（第１のブロードキャストリソース）に割り当てられたワイヤレスデバイスは、ブロードキャストリソースの第２のセット内の第２のブロードキャストリソースの必要性を、生成されたブロードキャスト情報に基づいて判断する。ワイヤレスデバイスは、第１のブロードキャストリソースに関連する優先度に基づいて、その第２のブロードキャストリソースとして３番目のブロック７１２を選択する。すなわち、５番目のブロック７０６は５番目の優先度を有し、従って、ワイヤレスデバイスは、ブロードキャストリソースの第２のセット内のブロックを請求するために５番目の優先度を有する。従って、全てのブロックが割り振られたものと仮定すると、ワイヤレスデバイスは、ブロードキャストリソースの第２のセット内のブロックを選択するのは５番目である。ワイヤレスデバイスは、５番目のブロック７０６内でブロードキャスト情報を送信する。ブロードキャスト情報は、３番目のブロック７１２がブロードキャストリソースの第２のセット内で選択されたことを示すことができる。

ワイヤレスデバイスは、ブロードキャスト情報を生成する。生成されたブロードキャスト情報は、第１の情報のサブセットと第２の情報のサブセットとを含み得る。ワイヤレスデバイスは、５番目のブロック７０６内で第１の情報のサブセットを送信できる。一構成では、ワイヤレスデバイスは、第２の情報のサブセットが、ブロードキャストリソースの第１のセット内の次に割り振られるブロードキャストリソースより早く発生するブロードキャストリソース内で送信されるべきであると判断できる。従って、第２の情報のサブセットが速やかに送信されるべきであると判断すると、ワイヤレスデバイスは、ブロードキャストリソースの第２のセットを使用することと、３番目のブロック７１２を選択することと、３番目のブロック７１２内で第２の情報のサブセットを送信することとを決定できる。別の構成では、ワイヤレスデバイスは、第２の情報のサブセットのレイテンシ要件を満たすためには、第２の情報のサブセットが、第１のブロードキャストリソース内で第１の情報のサブセットとともに送信されるには大きすぎるか、またはブロードキャストリソースの第１のセット内で引き続き割り振られるブロードキャストリソース内で送信されるには大きすぎるものと判断することがある。従って、第２の情報のサブセットは、追加のブロードキャストリソースの中で送信されるべきであると判断すると、ワイヤレスデバイスは、ブロードキャストリソースの第２のセットを使用することと、３番目のブロック７１２を選択することと、３番目のブロック７１２内で第２の情報のサブセットを送信することとを決定できる。

図１０は、例示的な方法のフローチャート１０００である。本方法は、ワイヤレスデバイスによって実施され得る。図１０に示すように、ステップ１００２で、ワイヤレスデバイスは、ブロードキャストリソースの第１のセットのうちの第３のブロードキャストリソース内でブロードキャスト信号を受信できる。第３のブロードキャストリソースは、第１のブロードキャストリソースより高い優先度を有する。ステップ１００４で、ワイヤレスデバイスは、第３のブロードキャストリソース内のブロードキャスト信号に基づいて、ブロードキャストリソースの第２のセット内の第４のブロードキャストリソースを決定する。例えば、図８を参照すると、第１のブロードキャストリソースは５番目のブロック８０６であり、ワイヤレスデバイスはブロードキャストリソースの第２のセット内で第２のブロードキャストリソースを利用したいものと仮定する。ワイヤレスデバイスは、４番目のブロック８０４など、第３のブロードキャストリソース内でブロードキャスト信号を受信できる。４番目のブロック８０４は、５番目のブロック８０６より高い優先度を有する。ワイヤレスデバイスは、４番目のブロック８０４内で受信されたブロードキャスト信号に基づいて、３番目のブロック８１０など、ブロードキャストリソースの第２のセットの第４のブロードキャストリソースを決定できる。というのは、４番目のブロック８０４内で受信されブロードキャスト信号が、３番目のブロック８１０の計画的な使用を示すことができるからである。

ステップ１００６で、ワイヤレスデバイスは、第４のブロードキャストリソースが最後の（または最後に利用可能な）ブロードキャストリソースであるかどうかを判断する。第４のブロードキャストリソースが最後の（または最後に利用可能な）ブロードキャストリソースである場合、ステップ１００８で、ワイヤレスデバイスは、第２のブロードキャストリソースを選択することを控える。第４のブロードキャストリソースが最後の（または最後に利用可能な）ブロードキャストリソースでない場合、ステップ１０１０で、ワイヤレスデバイスは、第４のブロードキャストリソースに基づいて、第２のブロードキャストリソースを選択する。例えば、図８を参照すると、３番目のブロック８１０は最後のまたは最後に利用可能なブロードキャストリソースではなく、従って、ワイヤレスデバイスは、その第２のブロードキャストリソースを、２番目のブロック８１２または４番目のブロック８１４となるように選択できる。

一構成では、ワイヤレスデバイスは、経路１１１１ａを通ってステップ１０１０からステップ１０１４に移動し、その第２のブロードキャストリソースを、（例えば、知られているリストまたは順列からの）第４のブロードキャストリソースの後に続く、または第４のブロードキャストリソースの次になるように選択する。例えば、ワイヤレスデバイスは、その第２のブロードキャストリソースを、３番目のブロック８１０の後に続く４番目のブロック８１４となるように選択できる。別の構成では、ワイヤレスデバイスは、経路１１１１ｂを通ってステップ１０１０からステップ１０１２に移動し、対応するブロードキャスト信号が受信されなかった第４のブロードキャストリソースより早く利用される（またはより高い優先度を有する、より低い番号の、順列リスト内でより早い、など）第５のブロードキャストリソースが存在するかどうかを判断する。例えば、ワイヤレスデバイスが、２番目のブロック８１２が利用されることを示す、対応するブロードキャスト信号を受信しなかったとしても、ワイヤレスデバイスは、第５のブロードキャストリソース、２番目のブロック８１２、が利用されているものと判断できる。

対応するブロードキャスト信号が受信されていない、より早く利用されるブロードキャストリソースは存在しないものと、ワイヤレスデバイスが判断する場合、ワイヤレスデバイスはステップ１０１４を実施する。対応するブロードキャスト信号が受信されていない、より早く使用されるブロードキャストリソース（第５のブロードキャストリソース）が存在するものと、ワイヤレスデバイスが判断する場合、経路１０１７ａを通ってステップ１０１６で、ワイヤレスデバイスは、その第２のブロードキャストリソースを、第５のブロードキャストリソースとなるように選択できる。別の構成では、経路１０１７ｂを通ってステップ１０１８で、対応するブロードキャスト信号が受信されなかった第４のブロードキャストリソースより早く利用される第５のブロードキャストリソースが存在する場合、ワイヤレスデバイスは、その第２のブロードキャストリソースを第５のブロードキャストリソースとして選択するか、またはその第２のブロードキャストリソースを、第４のブロードキャストリソースの後に続く、もしくは第４のブロードキャストリソースの次のブロードキャストリソースとして選択するかを決定する。上記で説明したように、ワイヤレスデバイスは、ブロードキャストリソースの第２のセットがスーパーフレーム内で完全に利用されるかどうかの判断に基づいて、ステップ１０１８で決定できる。

図１１は、例示的な装置１０２内の異なるモジュール／手段／構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図１１００である。装置１０２は、ブロードキャスト受信モジュール１１０２と、ブロードキャストリソース決定および選択モジュール１１０４と、ブロードキャスト送信モジュール１１０６と、ブロードキャスト情報生成モジュール１１０８とを含む。ブロードキャスト受信モジュール１１０２は、他のワイヤレスデバイスからブロードキャスト情報を受信するように構成され得る。ブロードキャスト情報生成モジュール１１０８は、ブロードキャスト情報を生成するように構成され得る。生成されたブロードキャスト情報は、ブロードキャストリソースの第１のセットからの第１のブロードキャストリソース内で生成されたブロードキャスト情報の第１の情報のサブセットを送信するように構成され得る、ブロードキャスト送信モジュール１１０６に供給され得る。生成されたブロードキャスト情報はまた、ブロードキャストリソースの第２のセットからの第２のブロードキャストリソースの必要性を、生成されたブロードキャスト情報に基づいて判断するように構成され得る、ブロードキャストリソース決定および選択モジュール１１０４に供給され得る。ブロードキャストリソース決定および選択モジュール１１０４は、第１のブロードキャストリソースに関連する優先度に基づいて第２のブロードキャストリソースを選択するように構成され得る。ブロードキャストリソース決定および選択モジュール１１０４は、ブロードキャスト送信モジュール１１０６に選択された第２のブロードキャストリソースを知らせるように構成され得る。ブロードキャスト送信モジュール１１０６は、第２のブロードキャストリソース内で生成されたブロードキャスト情報の第２の情報のサブセットを送信するように構成され得る。

ブロードキャスト送信モジュール１１０６は、第１のブロードキャストリソース内で、選択された第２のブロードキャストリソースを示す情報を送信するように構成され得る。ブロードキャスト受信モジュール１１０２は、ブロードキャストリソースの第１のセットのうちの第３のブロードキャストリソース内でブロードキャスト信号を受信するように構成され得る。第３のブロードキャストリソースは、第１のブロードキャストリソースより高い優先度を有することができる。ブロードキャストリソース決定および選択モジュール１１０４は、第３のブロードキャストリソース内のブロードキャスト信号に基づいて、ブロードキャストリソースの第２のセット内で第４のブロードキャストリソースを決定するように構成され得る。より早いブロードキャストリソースの優先度は、より遅いブロードキャストリソースの優先度より高い。ブロードキャストリソース決定および選択モジュール１１０４は、第４のブロードキャストリソースに基づいて第２のブロードキャストリソースを選択できる。第２のブロードキャストリソースは、第４のブロードキャストリソースに続く次の、または次に利用可能なリソースであってよい。

ブロードキャストリソース決定および選択モジュール１１０４は、決定された第４のブロードキャストリソースに基づいて、ブロードキャストリソースの第２のセット内の第５のブロードキャストリソースが利用されているものと判断するように構成され得る。第５のブロードキャストリソースは、第４のブロードキャストリソースより早い（例えば、優先度が高い、時間的に早い、リストまたは知られている順列内で早い）。ブロードキャストリソース決定および選択モジュール１１０４は、第５のブロードキャストリソースが利用されることを示すブロードキャスト信号が受信されないとき、第５のブロードキャストリソースを第２のブロードキャストリソースとして選択することを決定するように構成され得る。ブロードキャストリソース決定および選択モジュール１１０４は、第４のブロードキャストリソースがブロードキャストリソースの第２のセット内の最後のまたは最後に利用可能なブロードキャストリソースであるとき、第２のブロードキャストリソースを選択することを控えるように構成され得る。

装置は、上述のフローチャート内のアルゴリズムのステップの各々を実行する追加のモジュールを含み得る。従って、上述のフローチャート内の各ステップは、１つのモジュールによって実行され得、装置は、それらのモジュールのうちの１つまたは複数を含み得る。それらのモジュールは、述べたプロセス／アルゴリズムを行うように特に構成された１つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、述べたプロセス／アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。

図１２は、処理システム１２１４を用いる装置１０２’のためのハードウェア実装形態の例を示す図である。処理システム１２１４は、バス１２２４によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス１２２４は、処理システム１２１４の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス１２２４は、プロセッサ１２０４によって表される１つまたは複数のプロセッサおよび／またはハードウェアモジュールと、モジュール１１０２、１１０４、１１０６、１１０８と、コンピュータ可読媒体１２０６とを含む様々な回路を互いにリンクする。バス１２２４はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、従って、これ以上説明しない。

処理システム１２１４はトランシーバ１２１０に結合され得る。トランシーバ１２１０は、１つまたは複数のアンテナ１２２０に結合される。トランシーバ１２１０は、伝送媒体上で様々な他の装置と通信するための手段を与える。処理システム１２１４は、コンピュータ可読媒体１２０６に結合されたプロセッサ１２０４を含む。プロセッサ１２０４は、コンピュータ可読媒体１２０６上に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ１２０４によって実行されたとき、処理システム１２１４に、任意の特定の装置のための上記で説明した様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体１２０６はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ１２０４によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。処理システムは、モジュール１１０２、１１０４、１１０６、および１１０８のうちの少なくとも１つをさらに含む。それらのモジュールは、プロセッサ１２０４内で動作し、コンピュータ可読媒体１２０６内に常駐／記憶するソフトウェアモジュールか、プロセッサ１２０４に結合された１つまたは複数のハードウェアモジュールか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。

一構成では、ワイヤレス通信のための装置１０２／１０２’は、ブロードキャストリソースの第１のセットからの第１のブロードキャストリソース内でブロードキャスト情報を送信するための手段と、ブロードキャストリソースの第２のセットからの第２のブロードキャストリソースの必要性を、ブロードキャスト情報に基づいて判断するための手段と、第１のブロードキャストリソースに関連する優先度に基づいて第２のブロードキャストリソースを選択するための手段とを含む。装置は、第１のブロードキャストリソース内で、選択された第２のブロードキャストリソースを示す情報を送信するための手段をさらに含み得る。装置は、ブロードキャストリソースの第１のセットのうちの第３のブロードキャストリソース内でブロードキャスト信号を受信するための手段をさらに含み得る。第３のブロードキャストリソースは、第１のブロードキャストリソースより高い優先度を有することができる。装置は、第３のブロードキャストリソース内のブロードキャスト信号に基づいて、ブロードキャストリソースの第２のセット内の第４のブロードキャストリソースを決定するための手段をさらに含み得る。装置は、決定された第４のブロードキャストリソースに基づいて、ブロードキャストリソースの第２のセット内の第５のブロードキャストリソースが利用されていることを判断するための手段をさらに含み得る。第５のブロードキャストリソースは、第４のブロードキャストリソースより早くてよい。装置は、第５のブロードキャストリソースが利用されることを示すブロードキャスト信号が受信されないとき、第５のブロードキャストリソースを第２のブロードキャストリソースとして選択することを決定するための手段をさらに含み得る。装置は、第４のブロードキャストリソースがブロードキャストリソースの第２のセット内の最後に利用可能なブロードキャストリソースであるとき、第２のブロードキャストリソースを選択することを控えるための手段をさらに含み得る。装置は、第４のブロードキャストリソースがブロードキャストリソースの第２のセット内の最後のブロードキャストリソースであるとき、第２のブロードキャストリソースを選択することを控えるための手段をさらに含み得る。上述の手段は、上述の手段によって具陳される機能を実行するように構成された、装置１０２の上述のモジュールおよび／または装置１０２’の処理システム１２１４のうちの１つまたは複数であり得る。

開示したプロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることが理解されよう。設計上の選好に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層は並べ替えできることが理解されよう。さらに、いくつかのステップは組み合わせられるかまたは省略され得る。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。

以上の説明は、当業者が本明細書で説明した様々な態様を実践できるようにするために提供したものである。これらの態様に対する様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用できる。従って、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるものではなく、特許請求の範囲の文言に矛盾しない全範囲を与えられるべきであり、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「１つまたは複数の」を意味するものである。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という語は「１つまたは複数の」を表す。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素の全ての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明白に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。さらに、本明細書に開示したいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に具陳されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「のための手段」という語句を使用して明確に具陳されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。

Claims (48)

1. ワイヤレス通信の方法であって、
   ブロードキャストリソースの第１セットからの第１のブロードキャストリソース内でブロードキャスト情報を送信することと、
   ブロードキャストリソースの第２のセットからの第２のブロードキャストリソースの必要性を、前記ブロードキャスト情報に基づいて判断することと、
   前記第１のブロードキャストリソースに関連する優先度に基づいて前記第２のブロードキャストリソースを選択することとを備える、方法。
2. 前記第１のブロードキャストリソース内で、前記選択された第２のブロードキャストリソースを示す情報を送信することをさらに備える、請求項１に記載の方法。
3. 前記ブロードキャストリソースの第１のセットの、前記第１のブロードキャストリソースより高い優先度を有する第３のブロードキャストリソース内でブロードキャスト信号を受信することと、
   前記第３のブロードキャストリソース内の前記ブロードキャスト信号に基づいて、前記ブロードキャストリソースの第２のセット内の第４のブロードキャストリソースを決定することとをさらに備える、請求項１に記載の方法。
4. より早いブロードキャストリソースの優先度が、より遅いブロードキャストリソースの優先度より高い、請求項３に記載の方法。
5. 前記第２のブロードキャストリソースが、前記第４のブロードキャストリソースに基づいて選択される、請求項３に記載の方法。
6. 前記第２のブロードキャストリソースが、前記第４のブロードキャストリソースに続く次のリソースである、請求項５に記載の方法。
7. 前記決定された第４のブロードキャストリソースに基づいて、前記ブロードキャストリソースの第２のセット内の、前記第４のブロードキャストリソースより早い第５のブロードキャストリソースが利用されていることを、判断することと、
   前記第５のブロードキャストリソースが利用されることを示すブロードキャスト信号が受信されないとき、前記第５のブロードキャストリソースを前記第２のブロードキャストリソースとして選択することを決定することとをさらに備える、請求項５に記載の方法。
8. 前記第４のブロードキャストリソースが前記ブロードキャストリソースの第２のセット内の最後に利用可能なブロードキャストリソースであるとき、前記第２のブロードキャストリソースを選択することを控えることをさらに備える、請求項３に記載の方法。
9. 前記第４のブロードキャストリソースが前記ブロードキャストリソースの第２のセット内の最後のブロードキャストリソースであるとき、前記第２のブロードキャストリソースを選択することを控えることをさらに備える、請求項３に記載の方法。
10. 前記ブロードキャスト情報が第１の情報のサブセットと第２の情報のサブセットとを備え、前記送信されたブロードキャスト情報が前記第１の情報のサブセットを備え、前記第２のブロードキャストリソースの必要性を前記判断することが、前記ブロードキャストリソースの第１のセット内の次に割り振られるブロードキャストリソースより早く発生するブロードキャストリソース内で前記第２の情報のサブセットを送信する必要性を判断することを備える、請求項１に記載の方法。
11. 前記ブロードキャスト情報が第１の情報のサブセットと第２の情報のサブセットとを備え、前記送信されたブロードキャスト情報が前記第１の情報のサブセットを備え、前記第２のブロードキャストリソースの必要性を前記判断することが、前記第２の情報のサブセットが前記第１のブロードキャストリソース内で前記第１の情報のサブセットとともに送信するには大きすぎるので、追加のブロードキャストリソース内で前記第２の情報のサブセットを送信する必要性を判断することを備える、請求項１に記載の方法。
12. 前記ブロードキャストリソースの第２のセットがユニキャスト送信のためにも使用される、請求項１に記載の方法。
13. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ブロードキャストリソースの第１セットからの第１のブロードキャストリソース内でブロードキャスト情報を送信するための手段と、
    ブロードキャストリソースの第２のセットからの第２のブロードキャストリソースの必要性を、前記ブロードキャスト情報に基づいて判断するための手段と、
    前記第１のブロードキャストリソースに関連する優先度に基づいて前記第２のブロードキャストリソースを選択するための手段とを備える、装置。
14. 前記第１のブロードキャストリソース内で、前記選択された第２のブロードキャストリソースを示す情報を送信するための手段をさらに備える、請求項１３に記載の装置。
15. 前記ブロードキャストリソースの第１のセットの、前記第１のブロードキャストリソースより高い優先度を有する第３のブロードキャストリソース内でブロードキャスト信号を受信するための手段と、
    前記第３のブロードキャストリソース内の前記ブロードキャスト信号に基づいて、前記ブロードキャストリソースの第２のセット内の第４のブロードキャストリソースを決定するための手段とをさらに備える、請求項１３に記載の装置。
16. より早いブロードキャストリソースの優先度が、より遅いブロードキャストリソースの優先度より高い、請求項１５に記載の装置。
17. 前記第２のブロードキャストリソースが、前記第４のブロードキャストリソースに基づいて選択される、請求項１５に記載の装置。
18. 前記第２のブロードキャストリソースが、前記第４のブロードキャストリソースに続く次のリソースである、請求項１７に記載の装置。
19. 前記決定された第４のブロードキャストリソースに基づいて、前記ブロードキャストリソースの第２のセット内の、前記第４のブロードキャストリソースより早い第５のブロードキャストリソースが利用されていることを判断するための手段と、
    前記第５のブロードキャストリソースが利用されることを示すブロードキャスト信号が受信されないとき、前記第５のブロードキャストリソースを前記第２のブロードキャストリソースとして選択することを決定するための手段とをさらに備える、請求項１７に記載の装置。
20. 前記第４のブロードキャストリソースが前記ブロードキャストリソースの第２のセット内の最後に利用可能なブロードキャストリソースであるとき、前記第２のブロードキャストリソースを選択することを控えるための手段をさらに備える、請求項１５に記載の装置。
21. 前記第４のブロードキャストリソースが前記ブロードキャストリソースの第２のセット内の最後のブロードキャストリソースであるとき、前記第２のブロードキャストリソースを選択することを控えるための手段をさらに備える、請求項１５に記載の装置。
22. 前記ブロードキャスト情報が第１の情報のサブセットと第２の情報のサブセットとを備え、前記送信されたブロードキャスト情報が前記第１の情報のサブセットを備え、前記第２のブロードキャストリソースの必要性を前記判断することが、前記ブロードキャストリソースの第１のセット内の次に割り振られるブロードキャストリソースより早く発生するブロードキャストリソース内で前記第２の情報のサブセットを送信する必要性を判断することを備える、請求項１３に記載の装置。
23. 前記ブロードキャスト情報が第１の情報のサブセットと第２の情報のサブセットとを備え、前記送信されたブロードキャスト情報が前記第１の情報のサブセットを備え、前記第２のブロードキャストリソースの必要性を前記判断することが、前記第２の情報のサブセットが前記第１のブロードキャストリソース内で前記第１の情報のサブセットとともに送信するには大きすぎるので、追加のブロードキャストリソース内で前記第２の情報のサブセットを送信する必要性を判断することを備える、請求項１３に記載の装置。
24. 前記ブロードキャストリソースの第２のセットがユニキャスト送信のためにも使用される、請求項１３に記載の装置。
25. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ブロードキャストリソースの第１セットから第１のブロードキャストリソース内でブロードキャスト情報を送信し、
    ブロードキャストリソースの第２のセットからの第２のブロードキャストリソースの必要性を、前記ブロードキャスト情報に基づいて判断し、
    前記第１のブロードキャストリソースに関連する優先度に基づいて前記第２のブロードキャストリソースを選択するように構成された処理システムを備える、装置。
26. 前記処理システムが、前記第１のブロードキャストリソース内で、前記選択された第２のブロードキャストリソースを示す情報を送信するようにさらに構成される、請求項２５に記載の装置。
27. 前記処理システムが、
    前記ブロードキャストリソースの第１のセットの、前記第１のブロードキャストリソースより高い優先度を有する第３のブロードキャストリソース内でブロードキャスト信号を受信し、
    前記第３のブロードキャストリソース内の前記ブロードキャスト信号に基づいて、前記ブロードキャストリソースの第２のセット内の第４のブロードキャストリソースを決定するようにさらに構成される、請求項２５に記載の装置。
28. より早いブロードキャストリソースの優先度が、より遅いブロードキャストリソースの優先度より高い、請求項２７に記載の装置。
29. 前記第２のブロードキャストリソースが、前記第４のブロードキャストリソースに基づいて選択される、請求項２７に記載の装置。
30. 前記第２のブロードキャストリソースが、前記第４のブロードキャストリソースに続く次のリソースである、請求項２９に記載の装置。
31. 前記処理システムが、
    前記決定された第４のブロードキャストリソースに基づいて、前記ブロードキャストリソースの第２のセット内の、前記第４のブロードキャストリソースより早い第５のブロードキャストリソースが利用されていることを、判断し、
    前記第５のブロードキャストリソースが使用されることを示すブロードキャスト信号が受信されないとき、前記第５のブロードキャストリソースを前記第２のブロードキャストリソースとして選択することを決定するようにさらに構成される、請求項２９に記載の装置。
32. 前記処理システムが、前記第４のブロードキャストリソースが前記ブロードキャストリソースの第２のセット内の最後に利用可能なブロードキャストリソースであるとき前記第２のブロードキャストリソースを選択することを控えるようにさらに構成される、請求項２７に記載の装置。
33. 前記処理システムが、前記第４のブロードキャストリソースが前記ブロードキャストリソースの第２のセット内の最後のブロードキャストリソースであるとき前記第２のブロードキャストリソースを選択することを控えるようにさらに構成される、請求項２７に記載の装置。
34. 前記ブロードキャスト情報が第１の情報のサブセットと第２の情報のサブセットとを備え、前記送信されたブロードキャスト情報が前記第１の情報のサブセットを備え、前記第２のブロードキャストリソースの必要性を前記判断することが、前記ブロードキャストリソースの第１のセット内の次に割り振られるブロードキャストリソースより早く発生するブロードキャストリソース内で前記第２の情報のサブセットを送信する必要性を判断することを備える、請求項２５に記載の装置。
35. 前記ブロードキャスト情報が第１の情報のサブセットと第２の情報のサブセットとを備え、前記送信されたブロードキャスト情報が前記第１の情報のサブセットを備え、前記第２のブロードキャストリソースの必要性を前記判断することが、前記第２の情報のサブセットが前記第１のブロードキャストリソース内で前記第１の情報のサブセットとともに送信するには大きすぎるので、追加のブロードキャストリソース内で前記第２の情報のサブセットを送信する必要性を判断することを備える、請求項２５に記載の装置。
36. 前記ブロードキャストリソースの第２のセットがユニキャスト送信のためにも使用される、請求項２５に記載の装置。
37. コンピュータ可読媒体を備え、
    前記コンピュータ可読媒体が、
    ブロードキャストリソースの第１セットから第１のブロードキャストリソース内でブロードキャスト情報を送信し、
    ブロードキャストリソースの第２のセットからの第２のブロードキャストリソースの必要性を、前記ブロードキャスト情報に基づいて判断し、
    前記第１のブロードキャストリソースに関連する優先度に基づいて前記第２のブロードキャストリソースを選択するためのコードを備える、コンピュータプログラム製品。
38. 前記コンピュータ可読媒体が、前記第１のブロードキャストリソース内で、前記選択された第２のブロードキャストリソースを示す情報を送信するためのコードをさらに備える、請求項３７に記載のコンピュータプログラム製品。
39. 前記コンピュータ可読媒体が、
    前記ブロードキャストリソースの第１のセットの、前記第１のブロードキャストリソースより高い優先度を有する第３のブロードキャストリソース内でブロードキャスト信号を受信し、
    前記第３のブロードキャストリソース内の前記ブロードキャスト信号に基づいて、前記ブロードキャストリソースの第２のセット内の第４のブロードキャストリソースを決定するためのコードをさらに備える、請求項３７に記載のコンピュータプログラム製品。
40. より早いブロードキャストリソースの優先度が、より遅いブロードキャストリソースの優先度より高い、請求項３９に記載のコンピュータプログラム製品。
41. 前記第２のブロードキャストリソースが、前記第４のブロードキャストリソースに基づいて選択される、請求項３９に記載のコンピュータプログラム製品。
42. 前記第２のブロードキャストリソースが、前記第４のブロードキャストリソースに続く次のリソースである、請求項４１に記載のコンピュータプログラム製品。
43. 前記コンピュータ可読媒体が、
    前記決定された第４のブロードキャストリソースに基づいて、前記ブロードキャストリソースの第２のセット内の、前記第４のブロードキャストリソースより早い第５のブロードキャストリソースが利用されていることを、判断し、
    前記第５のブロードキャストリソースが利用されることを示すブロードキャスト信号が受信されないとき、前記第５のブロードキャストリソースを前記第２のブロードキャストリソースとして選択することを決定するためのコードをさらに備える、請求項４１に記載のコンピュータプログラム製品。
44. 前記コンピュータ可読媒体が、前記第４のブロードキャストリソースが前記ブロードキャストリソースの第２のセット内の最後に利用可能なブロードキャストリソースであるとき前記第２のブロードキャストリソースを選択することを控えるためのコードをさらに備える、請求項３９に記載のコンピュータプログラム製品。
45. 前記コンピュータ可読媒体が、前記第４のブロードキャストリソースが前記ブロードキャストリソースの第２のセット内の最後のブロードキャストリソースであるとき前記第２のブロードキャストリソースを選択することを控えるためのコードをさらに備える、請求項３９に記載のコンピュータプログラム製品。
46. 前記ブロードキャスト情報が第１の情報のサブセットと第２の情報のサブセットとを備え、前記送信されたブロードキャスト情報が前記第１の情報のサブセットを備え、前記第２のブロードキャストリソースの必要性を前記判断することが、前記ブロードキャストリソースの第１のセット内の次に割り振られるブロードキャストリソースより早く発生するブロードキャストリソース内で前記第２の情報のサブセットを送信する必要性を判断することを備える、請求項３７に記載のコンピュータプログラム製品。
47. 前記ブロードキャスト情報が第１の情報のサブセットと第２の情報のサブセットとを備え、前記送信されたブロードキャスト情報が前記第１の情報のサブセットを備え、前記第２のブロードキャストリソースの必要性を前記判断することが、前記第２の情報のサブセットが前記第１のブロードキャストリソース内で前記第１の情報のサブセットとともに送信するには大きすぎるので、追加のブロードキャストリソース内で前記第２の情報のサブセットを送信する必要性を判断することを備える、請求項３７に記載のコンピュータプログラム製品。
48. 前記ブロードキャストリソースの第２のセットがユニキャスト送信のためにも使用される、請求項３７に記載のコンピュータプログラム製品。

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