JP2014522037A - 即座にonになるゼロ電力のハイバーネイトモード - Google Patents

即座にonになるゼロ電力のハイバーネイトモード Download PDF

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Abstract

プロセッサが電力を消費しないゼロ電力のハイバーネイト/スリープモードをもつプロセッサに関するシステム、方法、およびその他の実施形態を記載する。一実施形態では、プロセッサが電力管理論理を含む。電力管理論理は、プロセッサに対して、プロセッサの現在の状態を維持しつつ、プロセッサへの電力を減らす節電モードに遷移するよう要求する制御信号を受信する。電力管理論理は、制御信号に呼応して、プロセッサのコンポーネントの現在の状態を、不揮発性メモリに格納する。電力管理論理は、プロセッサを節電モードにするために、プロセッサへの電力をゼロ電力モードに調節し、ゼロ電力モードの間、プロセッサは電力を受信しない。
【選択図】図2

Description

本特許開示は、2011年7月26日提出の米国仮出願第61/511,844号明細書の恩恵を請求しており、本文献の全体を参照として組み込む。
本明細書に記載される背景的な説明は、開示の前後関係を概略的に提示することを目的としている。現在示されている発明者の研究は、この背景の項、および、その他出願の時点で先行技術として認定されない可能性のある説明の態様で説明されている範囲において、本開示に対する先行技術として明示的にも暗示的にも認められるものではない。
コンピューティングデバイスは、ユーザによりよいパフォーマンスを提供するべく進化を続けている。スマートフォン、ラップトップ、およびタブレットコンピュータ等のモバイルコンピューティングデバイスにおいてこれらの技術的変化が顕著である。しかしモバイルデバイスは、電力を得るために電池を利用しているので、パフォーマンスは、電力消費と均衡がとれる必要がある。これは、電池の寿命の延長と、軽量化された設計およびプロファイルとの間の相殺関係を考えると、特に難しい。
したがって、電力消費は、電池を使用するモバイルデバイスでは重要な考慮材料である。電力消費問題を解決するためには、アイドル時に電池寿命を延ばすために、モバイルデバイスの一定のコンポーネントを低電力モードにするとよい。しかし、デバイスは、低電力モードにあっても、作動モードへと電力を迅速に戻すことができるよう、準備の整った状態に情報を維持するために依然として電力を消費し続ける。したがって、デバイスは、低電力モードでも電池からの電力を使用し、電池寿命が短くなる。
一実施形態では、プロセッサは電力管理論理を含む。電力管理論理は、プロセッサに対して、プロセッサの現在の状態(current state)を維持しつつ、プロセッサへの電力を減らす節電モードに遷移するよう要求する制御信号を受信するよう構成されている。電力管理論理は、制御信号に呼応して、プロセッサのコンポーネントの現在の状態を、不揮発性メモリに格納する。電力管理論理は、プロセッサを節電モードにするために、プロセッサへの電力をゼロ電力モードに調節し、ゼロ電力モードの間、プロセッサは電力を受信しない。
別の実施形態では、電力管理論理は、プロセッサのレジスタからの値をキャプチャして、値を不揮発性メモリに格納することにより、プロセッサのリアルタイムクロック(RTC)およびオペレーティングシステムタイマ(OST)のそれぞれの現在の状態を格納する。
別の実施形態では、電力管理論理は、電力を調節する前に自己リフレッシュモードを開始するよう揮発性メモリを制御して、プロセッサが節電モードにある間は、揮発性メモリに格納されたデータを維持する。
別の実施形態では、プロセッサは、コア電圧により電力供給される。電力管理論理は、ゼロ電力モード中にプロセッサのコア電圧をゼロボルトに低減させることにより、プロセッサの電力を調節する。プロセッサは、ゼロ電力モードではゼロの電力を消費する。電力管理論理は、プロセッサを、10ミリ秒未満のうちにゼロ電力モードからonモードに遷移させる。電力管理論理は、プロセッサを、10ミリ秒未満のうちにonモードからゼロ電力モードに遷移させる。
別の実施形態では、電力管理論理はさらに、プロセッサの電力モードをonモードに変更するための起動信号を受信して、起動信号に呼応して、プロセッサが節電モードまたはoffモードにあるかを判断して、節電モードにある場合には、不揮発性メモリに格納されているコンポーネントの現在の状態を調節して、更新状態を生成することでプロセッサをonモードに復帰させ、プロセッサ内の1以上のレジスタを更新状態に更新する。
別の実施形態では、電力管理論理は、プロセッサに対する電力を復旧することにより、プロセッサをonモードに復帰させる。格納されている現在の状態を調節することは、電源管理集積回路(PMIC)のリアルタイムクロックの値を利用して、格納されている現在の状態を更新状態に更新することを含む。
別の実施形態では、電力管理論理は、起動信号に呼応して、自己リフレッシュモードから作動モードに遷移するよう揮発性メモリを制御して、揮発性メモリ内の位置へのポインタを利用して、プロセッサに対してオペレーティングシステム情報を復帰させる。
一実施形態では、方法が、プロセッサに対して、プロセッサの現在の状態を維持しつつ、プロセッサへの電力を減らす節電モードに遷移するよう要求する制御信号を、プロセッサで受信する段階を含む。方法は、制御信号に呼応して、プロセッサのコンポーネントの現在の状態を、不揮発性メモリに格納する段階を含む。方法は、プロセッサを節電モードにするために、プロセッサへの電力をゼロ電力モードに調節し、ゼロ電力モードの間、プロセッサは電力を受信しない、段階を含む。
一実施形態では、集積回路が、プロセッサの現在の状態を維持しつつ、プロセッサへの電力を減らす節電モードに遷移するようプロセッサを制御する電力管理論理を含む。電力管理論理は、プロセッサの現在の状態を、不揮発性メモリに保存することで、プロセッサを制御する。電力管理論理は、プロセッサを節電モードにするために、プロセッサへの電力を低減させることにより、プロセッサを制御する。節電モードの間、プロセッサは電力を消費しない
明細書に組み込まれその一部をなす添付図面は、本開示の様々なシステム、方法、およびその他の実施形態を示す。図面に示されているエレメントの境界(たとえばボックス、ボックス群、その他の形状)は、境界の一例を表している。一部の例では、1つのエレメントが複数のエレメントとして設計されてもよいし、複数のエレメントが1つのエレメントとして設計されてもよい。一部の例では、別のエレメントの内部コンポーネントとして示されているエレメントは、外部のコンポーネントに実装されてもよいし、これと逆であってもよい。さらに、エレメントは実際の縮尺では描かれていない場合がある。
ゼロ電力のハイバーネイトモードに関するプロセッサの一実施形態を示す。
プロセッサを、ゼロ電力のハイバーネイトモードに遷移することに関する方法の一実施形態を示す。
ハイバーネイトモードからプロセッサを復帰させることに関する方法の一実施形態を示す。
ゼロ電力のハイバーネイトモードに関する集積回路の一実施形態を示す。
本明細書では、プロセッサが電力を消費しないゼロ電力のハイバーネイト/スリープモードをもつプロセッサに関するシステム、方法、およびその他の実施形態の例を説明する。一実施形態では、通常は低電力モードにおいて電力を消費するプロセッサのコンポーネントの電力供給を停止する。したがって、ハイバーネイトモードおよびスリープモード中に、減らされた電圧をプロセッサに供給するのではなく、プロセッサのコア電圧をゼロに低減することができる。通常はハイバーネイトモードおよびスリープモード中に電力を受けるプロセッサのコンポーネントの現在の状態は、電力供給が停止される前にメモリに保存される。このようにすることで、プロセッサへの電圧をゼロに低減しつつ、プロセッサの現在の状態を保存して、onモードに迅速に戻ることができる機能を維持することができる。
図1を参照すると、ゼロ電力のハイバーネイト/スリープモードに関するプロセッサ100の一実施形態が示されている。プロセッサ100は、第2のプロセッサ160(たとえばセルラープロセッサ)およびディスプレイ170(たとえば液晶ディスプレイLCD170)を含む電子デバイス105で動作するよう実装されている。電子デバイス105は、たとえば、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、セルラー電話器、携帯情報端末、可搬型音楽プレーヤ等である。
一実施形態では、電子デバイス105が、リアルタイムクロック(不図示)を含む電源管理集積回路(PMIC)150を含む。PMIC150は、プロセッサ100、不揮発性メモリ130、および揮発性メモリ140等の、電子デバイス105の様々なコンポーネントに対する電力を管理する。PMIC150は、たとえば、コンポーネントへの電圧を調整して、要求を受けてからコンポーネントに給電して、電力onまたはoff要求を受けて電力レベルを変更すること等によって、電子デバイス105内のコンポーネントへの電力を管理する。たとえばPMIC150は、常に電力を供給される1以上のコンポーネントを含む。PMIC150の、常にonのコンポーネントには、PMICのリアルタイムクロック(RTC)、割り込み等が含まれる。このようにすることで、PMIC150は、電子デバイス105の他のコンポーネントが電力供給をoffにされていようと、常にonであるRTCを利用することで、更新された時間を維持することができる。
プロセッサ100は、複数のコンポーネント120を含む。たとえばコンポーネント120は、リアルタイムクロック(RTC)122、オペレーティングシステム(OS)タイマ124、および、汎用入出力(GPIO)126を含む。コンポーネント120は、通常はプロセッサの常にonのドメインの一部であるコンポーネントの一例である。常にonのコンポーネントは、プロセッサ100の電力供給がoffにされても、情報を維持するために電力が供給されるコンポーネントのことである。しかしプロセッサ100のコンポーネント120は、後述するように、プロセッサ100がハイバーネイトモードまたはスリープモードのときには、電力をoffされる。
一実施形態では、GPIO126(汎用入出力)は、プロセッサ100と通信するための、PMIC150のための割り込み、または、電子デバイス105のその他のコンポーネントとして構成される。したがい、PMIC150は、制御信号をGPIO126に提供してよく、制御信号が、プロセッサ100を、ハイバーネイトモード、スリープモード、onモード、または、offモードに移行させる。ハイバーネイトモードおよびスリープモードは、プロセッサ100の節電モードである。ハイバーネイトモードおよびスリープモードでは、プロセッサ100の電力がoffにされる。したがって、ハイバーネイトモードおよびスリープモードは両方とも、プロセッサ100が電力を受けない、ゼロ電力モードである。しかし、ハイバーネイトモードは、さらに、スリープモードにおいては電力をoffにされない電子デバイス105のさらなるコンポーネントの電力offも含んでよい。一例として、ハイバーネイトモードが、揮発性メモリ140の電力offを含み、スリープモードは、揮発性メモリ140の電力offを含まない。ハイバーネイトモードはさらに、第2のプロセッサ160および不揮発性メモリ130の電力offも含んでよい。したがって、スリープモードにおいては、揮発性メモリ140は、電力onモードまたは自己リフレッシュモードに維持される。さらにプロセッサ100は、onモードおよびoffモードも含む。onモードは、プロセッサ100および全ての関連するコンポーネントが作動レベルの電力を受けているときの、電子デバイス105の作動モードである。offモードでは、プロセッサ100および電子デバイス105は、電力を受けず、プロセッサ100の状態情報が保存されない。したがって、offモードからonモードに遷移するとき、電子デバイス105は、たとえば、オペレーティングシステムをプロセッサ100および揮発性メモリ140にロードして、LCD170を初期化する等の処理によって、初期化される。
一実施形態では、ハイバーネイトまたはスリープモードに切り替わると、プロセッサ100は、電力を消費しない。たとえば、ハイバーネイトモードに入る前に、プロセッサ100は、コンポーネント120の現在の状態情報を保存する。起動せよとの制御信号を受信すると、プロセッサ100は、状態情報をメモリから復帰した後で、前に保存された状態情報を利用することで、電力offにされなかったかのように、処理を再開する。このようにして、プロセッサ100の動作を一時的に停止して、電力を保全しつつ、プロセッサ100の完全な電力offおよび起動を行うことなく、迅速な再起動を行うことができる。
RTC122およびOSタイマ124は、ハイバーネイトモードおよびスリープモード中に電力offされるコンポーネントの一例である。一例では、電力管理論理110は、RTC122およびOST124に対応しているプロセッサ100のレジスタの値を保存する。電力管理論理110は、プロセッサ100がハイバーネイトモードに入る準備をしているときに、RTCおよびOST値135として不揮発性メモリ130にレジスタからの値を保存する。RTC122は、プロセッサ100のために現在の時刻(たとえば時間、分、秒)をトラッキングする。したがい、RTC122の現在の値を保存せずにRTC122を電力offにすると、プロセッサ100の現在の時刻の情報を失うことになる。一実施形態では、RTC122は、現在の時刻をトラッキングするために、プロセッサ100のレジスタを継続的に更新する振動子(oscillator)である。
OST124は、プロセッサ100における実行のためのプロセスをスケジュールするオペレーティングシステムスケジューラによって作動するオペレーティングシステムのタイマである。したがって、関連するレジスタの値を保存することなく、OST124の電力をoffにすると、プロセッサ100がハイバーネイトモードから復帰した後に、オペレーティングシステムのプロセスのスケジューリングが妨げられる場合がある。したがって、ハイバーネイトモードおよびスリープモードにおいてOST124およびRTC122の電力をoffするために、OST124およびRTC122の値が保存される。
たとえば、電子デバイス105のユーザが、プロセッサ100で実行されているそれぞれ別のアプリケーションを有していると想定する。さらに、このユーザは、電子デバイス105の利用を一時的に停止する必要があるが、後で、現在の利用時点からアプリケーションの利用を再開したいと望んでいると想定する。この例では、アプリケーションおよびプロセッサ100の現在の状態を維持するために、ユーザは、プロセッサ100を、通常の作動レベルの電力を供給させつづけて、貴重な電池寿命を消費するonモードとし続ける場合がある。これに対して、電子デバイス105を停止してしまうと、プロセッサ100がoffモードとなり、かなりの電力を節約することができる。しかし、デバイス105の停止は時間のかかることであり、ユーザは、電力停止する前に全てのデータを保存して、時間が長くかかる再起動の後にアプリケーションを再開する必要があり、これは不便であろう。この代わりに、プロセッサ100は、ハイバーネイトモードまたはスリープモードに切り替えられてよく、これらモードからは、望まれたときに迅速な再開が可能であり、電池寿命が保護される。
一実施形態では、ハイバーネイトモードは、ユーザが電子デバイス105のボタンを押下して、これによってプロセッサ100をハイバーネイトモードに切り替えるよう要求する制御信号をプロセッサ100に送信することにより、開始される。制御信号に呼応して、プロセッサ100は、ハイバーネイトモードに入るプロセスを開始する。制御信号は、プロセッサ100に対して、ゼロ電力のハイバーネイトモードに入るよう要求する通信である。他の実施形態では、制御信号は、電子デバイス105の動いていない期間を検知するソフトウェアルーチンによって開始されてよい。他の実施形態では、PMIC150が、プロセスまたはユーザからの制御信号の受信を仲介して、関連部分をプロセッサ100に中継する。制御信号はさらに、スリープモードに入らせるための要求であってよく、これは、デバイスによっては、プロセッサ100に関連するこれより多いコンポーネントまたは少ないコンポーネント(たとえば揮発性メモリ140、第2のプロセッサ160、LCD170)を低電力モードまたはoffモードにしてよい。
一実施形態では、電力管理論理110は、ハイバーネイトモードまたはスリープモードを要求する制御信号を受信する。制御信号に呼応して、電力管理論理110は、プロセッサ100に、プロセッサ100の現在のコンテキストおよびたとえばRTC122、OST124、およびGPIO126のレジスタの値をキャプチャさせる。プロセッサ100は、次に、これら値およびコンテキストを不揮発性メモリ130に格納する。
一実施形態では、電力管理論理110は、プロセッサ100上で実行されているデバイスドライバの呼び戻しを実行する。呼び戻しは、デバイスドライバに対して、たとえば、プロセッサ100をハイバーネイトモードに切り替えることができるようなアクションを実行することを要求する。呼び戻しに呼応して、デバイスドライバは、揮発性メモリ140または不揮発性メモリ130に、全ての現在のコンテキスト情報を保存する。一例では、制御信号で要求されているモードによって(たとえばハイバーネイトまたはスリープ)、デバイスドライバが、現在のコンテキスト情報を不揮発性メモリ130に保存する、というのも、スリープモードにおいては、揮発性メモリ140が電力offとされる可能性があるので、情報を保持できないからである。不揮発性メモリ130は、たとえば、電力offにされた場合であってもデータを維持できる、フラッシュメモリまたはその他のメモリである。不揮発性メモリ130も、プロセッサ100がハイバーネイトモードまたはスリープモードにあるときには電力offにされてもよい。
不揮発性メモリ130は、電力offにされたときであってもデータを維持するので、不揮発性メモリ130に格納される値は失われない。したがってプロセッサ100は、ハイバーネイトモードに入るよう要求する制御信号を受けると、RTC122のためのレジスタの値を不揮発性メモリ130に保存して、RTC122の現在の状態を保存する。不揮発性メモリ130とは対照的に、揮発性メモリ140は、電力off時にデータを維持しない。しかし、要求されているモードによっては、揮発性メモリ140の電力をoffにしなくてよい。揮発性メモリ140は、プロセッサ100が作動時に利用するオペレーティングシステム(OS)データ145を格納する。したがって、プロセッサ100が、ハイバーネイトモードから復帰した後で迅速に再開することができる機能を維持するためには、OSデータ145を保存する必要がある。したがって一実施形態では、電力管理論理110が、プロセッサ100を、揮発性メモリ140を自己リフレッシュモードにするよう構成する。自己リフレッシュモードは、揮発性メモリ140が電力供給を受けるが、プロセッサ100の制御は受けずに、自足して、リフレッシュを行って格納されているデータを維持するモードである。自己リフレッシュモードにおいては、プロセッサの揮発性メモリ140のためのコントローラに対する電力を落として、節電を行う。
プロセッサ100の現在の状態を保存すると、プロセッサ100への電力をゼロに低減して、プロセッサ100をハイバーネイトモードにする。電力をゼロに減らすために、たとえば、プロセッサ100は、PMIC150にプロセッサ100への電圧をなくすように要求する信号をPMIC150に送信する。信号に呼応して、PMIC150は、プロセッサへのコア電圧をゼロに低減し、これによりプロセッサ100がハイバーネイトモードになる。プロセッサ100がハイバーネイトモードになると、プロセッサ100のすべてのコンポーネントに電力がなくなる。一部のプロセッサでは、ハイバーネイトモードは、特定の機能を保存しているたとえばコンポーネント120またはプロセッサのその他の部分に給電することも含む。しかしこの例では、プロセッサ100もプロセッサのいずれのコンポーネント120も、電力を受けない。ハイバーネイトモードおよびスリープモードでは、プロセッサ100の全ての部分が、完全に電力offにされて、電力を受け取らない。
加えて、一実施形態では、電力管理論理110は、10ミリ秒未満のうちに、ゼロ電力モードからonモードにプロセッサ100を遷移させる。加えて、電力管理論理110は、10ミリ秒未満のうちに、onモードからゼロ電力モードに、プロセッサ100を遷移させる。このようにして、電力管理論理110は、プロセッサ100のモードを切り替えるとき、低レイテンシーの遷移を提供する。したがって、電力を保存して、迅速に処理を再開することができる。
ゼロ電力のハイバーネイトモード/スリープモードおよびプロセッサ100のさらなる詳細を、図2および図3を参照して説明する。図2は、プロセッサを、ゼロ電力のハイバーネイトモードに遷移することに関する方法200の一実施形態を示す。図2は、方法200を図1の電子デバイス105によって実装して実行して、プロセッサ100をハイバーネイトモードにすることに関する説明である。
210で、方法200は、プロセッサ100が、onモードからハイバーネイトモードに遷移するようプロセッサ100に要求する制御信号を受信することから開始される。ハイバーネイトモードは、プロセッサ100が電力を消費せず、即座にonモードに戻り、ハイバーネイトモードに入るための制御信号を受信する前にプロセッサ100が作動していた時点から処理を再開するモードである。ハイバーネイトモードは、プロセッサ100がoffモードから即座に復帰できないoffモードとは別である。つまり、offモードからonモードに戻るためには、プロセッサ100は、ハイバーネイトモードから復帰するときには必要ではなく、スリープモードから復帰するときにも必要ではない、完全な起動シーケンスを経る。たとえば、offモードからの完全な起動シーケンスは、ハイバーネイトモードからonモードに遷移する以上の時間を実質的に消費する、というのも、完全な起動シーケンスにおいては、電子デバイス105の様々なデバイスおよびオペレーティングシステムに関する情報が新たにロードされるからである。プロセッサ100をoffモードにするときには前の状態が保存されないので、offモードからの復帰時には、デバイスコンポーネントおよびOSのための情報が新たにロードされる。一方で、プロセッサ100をハイバーネイトモードまたはスリープモードにするときには、前の状態が保存される。
220で、210でハイバーネイトモードに遷移するために制御信号を受信した後で、方法200は、プロセッサ100のコンポーネントの現在の状態を不揮発性メモリに格納する。一実施形態では、プロセッサ100の現在の状態を、プロセッサ100のレジスタからキャプチャする。レジスタは、現在実行されているプロセスのためにプロセッサ100が利用する情報を含む。このようにすることで、プロセッサ100に電力供給が戻ったときに、長い起動プロセスによって遅延を生じさせることなく実質的に即座に処理を再開することができるように、プロセッサ100の現在の状態が保存される。さらに、ハイバーネイトモードにおいてはレジスタを不揮発性メモリに保存するので、レジスタおよびレジスタを維持するために利用されるコンポーネントに対する電力をなくすことができる。したがって、電力消費を減らすことができ、プロセッサ100が電池式デバイスで実現される場合、電池寿命が延びる。一実施形態では、たとえばプロセッサのリアルタイムクロック(RTC)およびオペレーティングシステムタイマ(OST)に関連するレジスタのための値を不揮発性メモリに保存する。さらなる実施形態では、これより少ない数の値またはさらなる値(たとえばGPIO値)を不揮発性メモリに保存してもよい。
レジスタの値を保存することに加えて、方法200の230では、プロセッサ100に関する揮発性メモリの内容を、揮発性メモリに自己リフレッシュモードを開始させるよう制御することで保存する。一実施形態では、揮発性メモリが、制御信号が受信されたときにプロセッサ100で実行されているオペレーティングシステムのオペレーティングシステムデータを含む。したがって揮発性メモリを制御して自己リフレッシュモードに入らせることにより、オペレーティングシステムデータが保存され、不揮発性メモリにオフロードする必要がなくなる。加えて、自己リフレッシュモードを利用することで、ハイバーネイトモードから戻りプロセッサ100に電力供給が戻ったとき、不揮発性メモリから揮発性メモリにデータをリロードする必要がない。こうすることで、電子デバイス105は、offモードへと完全に電力を落とす必要性をなくすことで、長い起動シーケンスおよび/またはメモリロードを回避することができ、プロセッサを迅速に起動して、onモードでの作動を再開することができる。加えて、揮発性メモリを自己リフレッシュモードにすることで、揮発性メモリのコントローラの電力をoffにすることができる。
図2を参照して説明を続けると、240で、方法200は、プロセッサ100への電力をゼロに調節する。一実施形態では、方法200は、プロセッサ100へのコア電圧をなくすことによって、電力をゼロに低減させてよい。つまり、ハイバーネイトモードまたはスリープモードにある間には、プロセッサ100に対するすべての電力を停止させて、プロセッサ100または内部コンポーネントが消費する電力がなくなるようにする。プロセッサ100がハイバーネイトモードにある場合には、プロセッサの部分ではない別のコンポーネント(PMIC150)が、プロセッサ100がハイバーネイトモードから起動させられたときに格納している値を更新するためのカウンタまたはタイマを維持する。
図3は、ハイバーネイトモードからプロセッサを復帰させることに関する方法300の一実施形態を示す。310で、プロセッサ100をonモードに起動するための信号を受信する。受信時には、プロセッサ100は、offモード、ハイバーネイトモード、またはスリープモードという、複数のモードのうちの1つにあってよい。一実施形態では、起動信号は、PMIC150で受信される。PMIC150は、プロセッサ100への電力を構築して、次に、プロセッサ100に起動信号を中継するよう構成されている。別の実施形態では、起動信号は、たとえばGPIO126を介して、または、起動信号を受信するよう構成されている別の論理を介して受信された、プロセッサ100における電力onイベントである。
320で、起動信号を受信した後で、方法300は、プロセッサ100がハイバーネイトモードまたはoffモードのいずれから起動しようとしているかを判断する。320で、方法300が、プロセッサ100がoffモードから起動しようとしていると判断すると、方法300は350に進み、プロセッサ100は、プロセッサ100のコンポーネントの情報およびオペレーティングシステムが新たにロードされる完全な起動シーケンスを実行する。
しかし320で、方法300が、プロセッサ100がハイバーネイトモードから起動しようとしていると判断すると、方法300は330に進む。一実施形態では、プロセッサ100がハイバーネイトモードにあるかoffモードにあるかを判断するために、方法300は、プロセッサ100に関する揮発性メモリの現在の動作状態をチェックする。たとえば、揮発性メモリが停止されており、自己リフレッシュモードにない場合には、プロセッサ100は、offモードであったことになり、方法300は350に進む。しかし、揮発性メモリが自己リフレッシュモードにある場合には、プロセッサ100はハイバーネイトモードにあり、方法300は330に進む。さらなる実施形態では、揮発性メモリがoffモードにある場合、さらなるチェックを行って、揮発性メモリが、たとえばスリープモード中に電力offにされたかを判断する。揮発性メモリがスリープモード中に電力offにされた場合には、揮発性メモリに、格納されているデータをリロードして、方法は330に進み、または、340で、揮発性メモリをリロードするよう制御する。
330で、方法300は、不揮発性メモリに前に格納したプロセッサ100のコンポーネントの値を復帰させる。一実施形態では、値をプロセッサ100のレジスタに復帰させて、値を、ハイバーネイトモードの前と同じ値にする。別の実施形態では、ハイバーネイトモードにある間に経った時間を考慮に入れるように、不揮発性メモリからの値を、プロセッサ100のレジスタに戻して格納させる前に調節する。たとえば、ハイバーネイトモード中に電力offされない回路(たとえばPMIC150)のリアルタイムクロックの値を利用して、不揮発性メモリに格納されている現在の状態の値(たとえばRTCおよびOST値135)を更新することができる。プロセッサ100のリアルタイムクロックのための不揮発性メモリからの値は、たとえば格納されているリアルタイムクロックの値に、リアルタイムクロックが表す時間が正確であることを保証するための値を追加することにより更新される。リアルタイムクロック以外の他の値も、同様に更新してよい。このようにして、ハイバーネイトモードまたはスリープモードから復帰するときにプロセッサ100について更新された値を生成することができる。
340で、方法300は、自己リフレッシュモードから作動モード(たとえばonモード)に遷移するように、揮発性メモリを制御する。一実施形態では、方法300がさらに、揮発性メモリ内の位置へのポインタを利用して、プロセッサ100にオペレーティングシステム情報を復帰させる。このようにすることで、方法300が340を完了した後で、プロセッサ100は、ハイバーネイトモードから復帰して、プロセッサに前に格納されていた情報が、再度、プロセッサ100に戻り、プロセッサ100は、プロセッサがハイバーネイトモードに入る前の動作に、途切れなく遷移して戻ることができる。揮発性メモリも電力を停止される一実施形態では、自己リフレッシュモードを利用する代わりに、340で、揮発性メモリの内容を、不揮発性メモリの格納位置から揮発性メモリにコピーして戻す。加えて、一実施形態では、330および340のアクションが、並列に行われてもよいし、340が330の前に行われてもよい。
図4は、別の集積回路および/またはチップで構成される、図1の電子デバイス105の別の実施形態を示す。この実施形態では、図1のプロセッサ100が、別の集積回路410として実現されている。加えて、電力管理論理110は、1つの集積回路(individual integrated circuit)420に実現される。PMIC150は、1つの集積回路430に実現される。回路は、信号を通信するために、接続経路を介して接続される。集積回路410、420、および、430は、それぞれ別の集積回路として示されているが、共通の回路基板400に集積されてもよい。加えて、集積回路410および420が、組み合わせられて、示されているよりもより少ない数の集積回路にされていたり、または、示されているよりも多い集積回路に分割されていたりしてもよい。
別の実施形態では、集積回路420および430内に示されている電力管理論理110およびPMIC150が、別の特定用途向け集積回路に組み合わせられてもよい。他の実施形態では、電力管理論理110に関する機能が、プロセッサ(たとえばプロセッサ100)が実行可能なファームウェアとして実現されてもよい。
以下に、ここで利用する用語のうち選択したものの定義を示す。定義には、用語の範囲に含まれ、実装に利用されうるコンポーネントの様々な例および/または形態が含まれる。例は、限定を意図していない。用語の単数形および複数形も定義に含まれる。
「一実施形態」「1つの実施形態」「1つの例」「一例」といった用語は、記載する実施形態または例が、特定の特徴、構造、性質、特性、エレメント、または限定を含むことを示しているが、全ての実施形態または例が必ずしもその特徴、構造、性質、特性、エレメント、または限定を含まねばならないというわけではない。さらに、「一実施形態」といった言い回しが繰り返し利用されているからといって、必ずしも同じ実施形態のことを示しているわけではないが、同じ実施形態のことを示している場合もある。
ここで利用される「論理」という用語は、これらに限定はされないがハードウェア、ファームウェア、持続性の媒体に格納されている、または機械で実行可能である、および/または、それぞれの組み合わせであり、別の論理、方法、および/またはシステムから機能またはアクションを実行させたり、該機能またはアクションを生じさせたりする命令を含む。論理は、ソフトウェア制御されたマイクロプロセッサ、離散した論理(たとえばASIC)、アナログ回路、デジタル回路、プログラミングされた論理デバイス、命令を含むメモリデバイス等を含んでよい。論理は、1以上のゲート、ゲートの組み合わせ、または、その他の回路コンポーネントを含んでよい。複数の論理を説明する場合、複数の論理を1つの物理的論理に組み込むことも可能である。同様に、1つの論理を説明している場合であっても、1つの論理を複数の物理論理に分配することも可能である。ここに記載するコンポーネントおよび機能の1以上を、論理エレメントの1以上を利用して実装してもよい。
説明を簡潔にするために、例示されている方法は、一連のブロックとして図示、説明されている。しかし方法は、ブロックの順序に限定はされず、いくつかのブロックを図示、説明されているものと異なる順序で実行したり、および/または、図示、説明されているものと異なるブロックと同時に実行したりすることもできる。さらに、例示されている方法を実装するために、例示されているブロック全てを利用する必要がない場合もある。ブロックは、組み合わせることもできるし、複数のコンポーネントに分割することもできる。さらに、さらなる、および/または、別の方法が、さらなる、例示されていないブロックを利用することもできる。
「含む」という用語が詳細な説明または請求項で利用されている場合、この表現は、請求項の転換語として利用される「備える」という用語と同様の意味で解釈されるべき、包括的な意味を意図している。
例示されているシステム、方法その他は、例を説明ことで例示されており、例は詳しく記載されているが、出願人は、添付されている請求項の範囲をこれらの詳細に限定、または制限する意図は全くない。もちろん、ここで記載するシステム、方法などを説明するために、コンポーネントまたは方法について思いつく全ての組み合わせを説明することは不可能である。したがって本開示は、ここに示し記載する具体的な詳細、代表的な装置、および、例に限定はされない。したがって、本願は、添付請求項に含まれる変更例、変形例、およびバリエーションを含むことを意図している。

Claims (20)

  1. 電力管理論理を備えるプロセッサであって、
    前記電力管理論理は、
    前記プロセッサに対して、前記プロセッサの現在の状態を維持しつつ、前記プロセッサへの電力を減らす節電モードに遷移するよう要求する制御信号を受信し、
    前記制御信号に呼応して、前記プロセッサのコンポーネントの現在の状態を、不揮発性メモリに格納し、
    前記プロセッサを前記節電モードにするために、前記プロセッサへの電力をゼロ電力モードに調節し、前記ゼロ電力モードの間、前記プロセッサは電力を受信しない、プロセッサ。
  2. 前記電力管理論理は、前記プロセッサのレジスタからの値をキャプチャして、前記値を前記不揮発性メモリに格納することにより、前記プロセッサのリアルタイムクロック(RTC)およびオペレーティングシステムタイマ(OST)のそれぞれの現在の状態を格納する、請求項1に記載のプロセッサ。
  3. 前記電力管理論理は、前記電力を調節する前に自己リフレッシュモードを開始するよう揮発性メモリを制御して、前記プロセッサが前記節電モードにある間は、前記揮発性メモリに格納されたデータを維持する、請求項1または2に記載のプロセッサ。
  4. 前記プロセッサはコア電圧により電力供給され、
    前記電力管理論理は、前記ゼロ電力モード中に前記プロセッサの前記コア電圧をゼロボルトに低減させることにより、前記プロセッサの前記電力を調節し、
    前記プロセッサは、前記ゼロ電力モードではゼロの電力を消費し、
    前記電力管理論理は、前記プロセッサを、10ミリ秒未満のうちに前記ゼロ電力モードからonモードに遷移させ、
    前記電力管理論理は、前記プロセッサを、10ミリ秒未満のうちに前記onモードから前記ゼロ電力モードに遷移させる、請求項1から3の何れか1項に記載のプロセッサ。
  5. 前記電力管理論理はさらに、
    前記プロセッサの電力モードをonモードに変更するための起動信号を受信して、
    前記起動信号に呼応して、前記プロセッサが前記節電モードまたはoffモードにあるかを判断して、
    前記節電モードにある場合には、前記不揮発性メモリに格納されている前記コンポーネントの前記現在の状態を調節して更新状態を生成して、前記プロセッサ内の1以上のレジスタを前記更新状態に更新することで、前記プロセッサを前記onモードに復帰させる、請求項1から4の何れか1項に記載のプロセッサ。
  6. 前記電力管理論理は、
    前記プロセッサに対する電力を復旧することにより、前記プロセッサを前記onモードに復帰させ、
    格納されている前記現在の状態を調節することは、
    電源管理集積回路(PMIC)のリアルタイムクロックの値を利用して、格納されている前記現在の状態を前記更新状態に更新することを含む、請求項5に記載のプロセッサ。
  7. 前記電力管理論理は、前記起動信号に呼応して、自己リフレッシュモードから作動モードに遷移するよう揮発性メモリを制御して、前記揮発性メモリ内の位置へのポインタを利用して、前記プロセッサに対してオペレーティングシステム情報を復帰させる、請求項5または6に記載のプロセッサ。
  8. プロセッサに対して、前記プロセッサの現在の状態を維持しつつ、前記プロセッサへの電力を減らす節電モードに遷移するよう要求する制御信号を、前記プロセッサで受信する段階と、
    前記制御信号に呼応して、前記プロセッサのコンポーネントの現在の状態を、不揮発性メモリに格納する段階と、
    前記プロセッサを前記節電モードにするために、前記プロセッサへの電力をゼロ電力モードに調節する段階と
    を備え、
    前記ゼロ電力モードの間、前記プロセッサは電力を受信しない、方法。
  9. 前記コンポーネントの前記現在の状態を格納する段階は、
    前記プロセッサのリアルタイムクロック(RTC)およびオペレーティングシステムタイマ(OST)のそれぞれの現在の状態を格納する段階を含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記電力を調節する前に、自己リフレッシュモードを開始するよう、前記プロセッサに関連付けられている揮発性メモリを制御して、前記プロセッサが前記節電モードにある間は、前記揮発性メモリに格納されたデータを維持する段階をさらに備える、請求項8または9に記載の方法。
  11. 前記プロセッサはコア電圧により電力供給され、
    前記プロセッサの前記電力を調節する段階は、前記ゼロ電力モード中に前記プロセッサの前記コア電圧をゼロボルトに低減させる段階を含む、請求項8から10の何れか1項に記載の方法。
  12. 前記プロセッサのモードをonモードに変更するための起動信号を受信する段階と、
    前記起動信号に呼応して、前記プロセッサが前記節電モードまたはoffモードにあるかを判断する段階と、
    前記節電モードにある場合には、前記不揮発性メモリに格納されている前記コンポーネントの前記現在の状態を調節して更新状態を生成して、前記プロセッサ内の1以上のレジスタを前記更新状態に更新することで、前記プロセッサを前記onモードに復帰させる段階と
    をさらに備える、請求項8から11の何れか1項に記載の方法。
  13. 前記プロセッサを前記onモードに復帰させる段階は、
    前記プロセッサに対する電力を復旧する段階を含み、
    前記コンポーネントの格納されている前記現在の状態を調節することは、
    電源管理集積回路(PMIC)のリアルタイムクロックの値を利用して、格納されている前記現在の状態を前記更新状態に更新することを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記起動信号に呼応して、自己リフレッシュモードから作動モードに遷移し、かつ、前記揮発性メモリ内の位置へのポインタを利用して、前記プロセッサに対してオペレーティングシステム情報を復帰させるよう揮発性メモリを制御する段階をさらに備える、請求項12または13に記載の方法。
  15. プロセッサの現在の状態を、不揮発性メモリに保存し、
    前記プロセッサを、前記プロセッサの現在の状態を維持しつつ、前記プロセッサへの電力を減らす節電モードにするために、前記プロセッサへの電力を低減させることにより、
    前記節電モードに遷移するよう前記プロセッサを制御する電力管理論理を備え、
    前記節電モードの間、前記プロセッサは電力を消費しない、集積回路。
  16. 前記電力管理論理は、前記プロセッサのレジスタからの値をキャプチャして、前記値を前記不揮発性メモリに格納することにより、前記プロセッサのリアルタイムクロック(RTC)およびオペレーティングシステムタイマ(OST)のそれぞれの現在の状態を保存する、請求項15に記載の集積回路。
  17. 前記電力管理論理は、前記電力を低減させる前に自己リフレッシュモードを開始するよう揮発性メモリを制御して、前記プロセッサが前記節電モードにある間は、前記揮発性メモリに格納されたデータを維持する、請求項15または16に記載の集積回路。
  18. 前記プロセッサはコア電圧により電力供給され、
    前記電力管理論理は、前記プロセッサの前記コア電圧をゼロボルトに低減させることにより、前記プロセッサの前記電力を低減させる、請求項15から17の何れか1項に記載の集積回路。
  19. 前記電力管理論理はさらに、
    前記プロセッサの電力モードをonモードに変更するための起動信号を受信して、
    前記起動信号に呼応して、前記プロセッサが前記節電モードまたはoffモードにあるかを判断して、
    前記節電モードにある場合には、前記不揮発性メモリに保存されているコンポーネントの前記現在の状態を調節して更新状態を生成して、前記プロセッサ内の1以上のレジスタを前記更新状態に更新することで、前記プロセッサを前記onモードに復帰させる、請求項15から18の何れか1項に記載の集積回路。
  20. 前記電力管理論理は、
    前記プロセッサに対する電力を復旧することにより、前記プロセッサを前記onモードに復帰させ、
    格納されている前記現在の状態を調節することは、
    電源管理集積回路(PMIC)のリアルタイムクロックの値を利用して、保存されている前記現在の状態を前記更新状態に更新することを含み、
    前記電力管理論理は、前記起動信号に呼応して、自己リフレッシュモードから作動モードに遷移し、かつ、前記揮発性メモリ内の位置へのポインタを利用して、前記プロセッサに対してオペレーティングシステム情報を復帰させるよう揮発性メモリを制御する、請求項19に記載の集積回路。
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