JP2014521468A - 取り外し可能歯科インプラント用ブリッジシステム - Google Patents

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Abstract

取り外し可能歯科インプラント用ブリッジシステムであって、小型支持棒に対して頑丈かつ固着係合を得るが、しかしながら、容易な除去に好適であるように、迅速および容易な搭載を促進するが、インプラント用取り外し可能ブリッジを固定して支持する方式において、小型支持棒を覆うインプラント用取り外し可能ブリッジの剛性着脱可能台座のために構成され、ひいては、個人の顎骨に固定して固着するように構成され、小型支持棒は、実質的に、インプラント用取り外し可能ブリッジの歯を模倣する部分する部分とともに受容され、小型支持棒は、少なくともその唇側面および底部面に、波状彎入を伴って構成される、システム。
【選択図】 図2A

Description

本開示の主題は、着脱可能に取付可能な歯科インプラント用ブリッジシステムに関する。
年齢、事故、病気または他の理由に起因して、上顎および下顎のいずれかまたは両方にある個人の本来の歯が部分的または完全に損失されると、機能的にも社会的にも個人に深刻な影響を与える。歯の損失により、個人の顔がゆがみ、咀嚼不能、話し辛い等、いくつもの深刻な機能的な問題が生じる。生えそろった白い歯で笑えることはさらに望ましいものであり、すなわち、審美的に重要な役割を果たす。こうした問題は、失われた歯の数により、一層深刻になる。
義歯の歯列矯正器具を使用すると、普通に咬合したり話している間、定位置に保持することに関し、一般的な問題が生じ、歯列矯正器具が定位置からずり上がりやすくなる場合があったため、話し辛くなったり、咬合することが困難になったり、口から吐き出してしまったり、他にも社会的に不快な状況が生じ、大体は不満足な結果に陥っていた。加えて、器具は、刺激を防止または最小限に低減させるように、個人の歯肉に最小限に接触することが望ましい。
本分野における課題は、個人の特定のニーズおよび解剖学的パラメータに対して、その完全な嵌合を達成するように、ブリッジを設計および製造することである。但し、ブリッジは、固定位置(すなわち、いったん設置されると、実質的に、移動しない)において、個人の口腔内に簡単かつ容易に取り付けられるが、個人によって容易に取り外し可能であることが要求される。
例えば、複数の歯科インプラントによって粘膜より上方の個人の歯茎に固定して取り付けられた支持梁と、個人の歯科パラメータに概ね一致し、上層構造と一体化される義歯とを備える、取り外し可能義歯システムを開示する、米国特許第7,806,691号等の個人化された義歯が知られている。上層構造は、少なくとも支持梁と一致する形状の部分と、義歯を支持梁に取り外し可能だが固定して統合することにより義歯が意図せず外れてしまうことを防止する義歯係止配列とを含む。
歯科ブリッジは、「アバットメント」と呼ばれる要素を連結させることにより、またはインプラントに直接固定することによりインプラントに固定されるものとして知られている。通常、アバットメントは、その一端がインプラントに締結され、他端がブリッジまたは別の要素に締結される。据え付けられた状態では、通常、アバットメントは目で確認できないか、または患者の口腔内である程度まで見える。
米国特許第4,767,328号は、複数の歯を歯槽骨内に埋め込まれた少なくとも2つの取付要素に固着するためのデバイスを開示している。該デバイスは、好ましくは、チタンまたはチタン合金の本質的に剛性のスプリントと、歯列を該スプリントに取り外し可能に締結するためのアセンブリ手段とを備え、該スプリントは、少なくとも該取付要素間に配列され、使用の際に生じる負荷を吸収および分散させる。
本開示の主題によると、取り外し可能歯科インプラント用ブリッジシステムであって、迅速かつ容易な搭載を促進するが、小型支持棒への頑丈かつ固着係合を取得するように、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)を固定して支持する方式において、小型支持棒(MSB)を覆うインプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)を固定するが、着脱可能な係留のために構成され、ひいては、顎骨を覆って固着されるが、しかしながら、その容易かつ簡単な除去のために構成される、システムが、提供される。
用語「インプラント用取り外し可能ブリッジ」(IRB)(多くの場合、単に「ブリッジ」と称される)は、本明細書および請求項で使用されるように、個人の歯を模倣し、実質的に、スカート部分、すなわち、歯肉を模倣する部分(「アクリル製フランジ」または「頬側フランジ」と称される場合もある)を伴わずに、個人の顎骨(下顎または上顎)に固定された小型支持棒を覆って係留するために設計される、人工歯の統合されたアレイを指す。
しかしながら、実質的狭小遷移域が、美観を改善し、発話/音声の歪みを防止するために、延在し得ることを理解されたい。そのような帯状部は、本明細書では、波状彎入歯肉帯(SGS)として定義され、外観および形状、すなわち、その波状彎入形状、色、および斑点に関して、個人の頬側歯肉部を模倣し、それと融合する。
用語「模倣」は、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)および波状彎入歯肉帯(SGS)が、関連する場合、形状、質感、サイズ、色等の個人の解剖学的パラメータに追従することを示唆する。
取り外し可能歯科インプラント用ブリッジシステムは、小型支持棒に着脱可能に取り付けられ、ひいては、顎骨に固定される複数の固定具に固着される(直接またはアバットメントを通して間接的に)。
用語「固定具」は、本明細書で使用されるように、明細書および請求項全体を通して、個別の顎骨内に固定して固着される、スタッドおよびインプラント(同じ意味で使用される)を指す。骨膜下インプラント、刃固定具、および同等物等、任意の形態の固定具が使用されることができることを理解されたい。「頭部部分」は、歯肉を通して突出し、直接(すなわち、1片のインプラントを使用し、固定具は、歯肉の上方に突出するアバットメント部分と統合される)または間接的に(すなわち、該頭部部分は、固定具の頭部を覆って固着されるアバットメントである)小型支持棒を支承する。
用語「歯冠部分」は、本明細書および請求項で使用されるように、歯の本体部分(歯を模倣する部分)、すなわち、歯肉線の上方に延在する歯の可視部分を指し、通常可視の歯の天然エナメル部分を模倣し、個人の歯肉線の上方に延在する。
本開示の主題によるブリッジシステムは、以下を備える。
−歯肉から突出する頭部部分を伴う、顎骨に固着するための複数の固定具。
−頭部部分を覆って固定して固着するための小型支持棒(MSB)であって、該小型支持棒は、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)の歯冠部分内に嵌合するために定寸される。
−インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)であって、個人の歯科パラメータと概ね適合し、IRBの歯冠部分内に完全に延在する上層構造とともに、その底部表面に構成され、該上層構造は、小型支持棒(MSB)の少なくとも一部を追って、高公差でぴったりと嵌合するように成形および構成される。
本開示の主題の別の側面によると、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)であって、個人の歯科パラメータと概ね適合し、IRB内に完全に延在する上層構造を伴って構成される底部表面を有する歯冠部分を伴い、該上層構造は、顎骨に固定して固着される小型支持棒(MSB)の少なくとも一部を覆って高公差でぴったりと嵌合するように成形および構成されるが、しかしながら、容易かつ簡単な除去のために構成される、ブリッジが、提供される。
本開示の主題のさらに別の側面によると、直接固定具を覆って、または間接的にアバットメントを覆って、個人の顎骨に固定して固着するための小型支持棒(MSB)であって、上層構造内のその少なくとも一部を覆って、高公差でぴったりと嵌合し、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)の歯冠部分内に完全に延在するように成形および構成される、小型支持棒が、提供される。
本構造は、ブリッジシステムを、特に、制限ではないが、小型構造、すなわち、小さい顔、小さい口、小さい歯を伴う個人、および骨量の減少を被っていない個人に好適なものにする。
本開示の主題はさらに、簡単に取り外し可能であるが、固着された方式において、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)を適用するための方法をもたらし、本方法は、以下のステップを含む。
−それぞれ、顎骨内に固定して受容されるインプラント用本体と、歯肉から突出する頭部部分とを有する、いくつかの固定具を個人の顎骨内に固定すること。
−インプラント用取り外し可能ブリッジの歯冠部分(IRB)内に嵌合するために定寸された小型支持棒(MSB)を取得すること。
−固定具の頭部部分を覆って、または固定具に固着されたアバットメントを覆って、小型支持棒を固定すること。
−インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)であって、個人の歯科パラメータと概ね適合し、インプラント用取り外し可能ブリッジIRBの歯冠部分内に完全に延在する上層構造を伴って構成される受容開口を伴う、底部表面を有し、該上層構造は、小型支持棒(MSB)を覆って、高公差でぴったりと嵌合するように成形および構成される、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)を取得すること。
−上層構造が、小型支持棒の少なくとも一部を覆って、高公差でぴったりと支承するように、小型支持棒を覆って、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)を設置すること。
本方法はさらに、1つ以上の係止配列を用いて、定位置において、小型支持棒を覆って、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)を係止/非係止することを含んでもよい。
上層構造は、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)内に完全に延在する、すなわち、歯冠部分内に完全に延在し、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)内に固定して埋め込まれる、すなわち、インプラント用取り外し可能ブリッジ内に適用される材料の要素であって、固定方式でその中に統合されることができることに留意されたい。代替として、上層構造は、インプラント用取り外し可能ブリッジから成る、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)の底部面に延在し、その中に形成される、受容開口である。
以下の特徴および設計のうちの任意の1つ以上が、独立して、または組み合わせて、ブリッジシステムまたは本願の他の側面主題のいずれか1つに適用されることができる。
・係止配列が、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)を該小型支持棒(MSB)に取り外し可能に係止するために提供され、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)を小型支持棒(MSB)に着脱可能係止するための1つ以上の係止部を備える。係止部は、任意の1つ以上のタイプであることができる。
・インプラント用取り外し可能ブリッジの上層構造(IRB)と小型支持棒との間の公差は、その間のいかなる公差および個別の運動/移動も低減または実質的に排除するように、少なくともいくつかの位置付け場所では、厳密である。しかしながら、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)の除去は、実質的に、挿入の経路に沿って、いかなるツールも必要とせずに、かつ実質的に、いかなる過剰な力の印加を必要とせずに、促進される。他の実施例によると、上層構造と小型支持棒との間の公差は、実質的に、その全長に沿って、厳密である。
・位置付け場所が、固定具拘束部位と対応する場所において、小型支持棒に沿って配置される。
・小型支持棒(MSB)は、位置付け場所に、拡大した部分を有する。
・小型支持棒は、少なくともその一部に沿って、歯肉から隆起され、歯肉と小型支持棒の底部表面との間に間隙を生じさせる。
・位置付け場所は、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)の対応する歯冠部分に延在するように構成される(歯の間の部分にではなく)。
・小型支持棒(MSB)は、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)のある縮尺で成形される。
・小型支持棒(MSB)は、少なくともその唇側に、少なくとも波状彎入唇側表面および波状彎入底部表面を伴って構成される。
・インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)の歯冠部分の上層構造は、小型支持棒の位置付け場所と対応する場所に、拡大した場所を伴って構成され、該位置付け場所は、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)の歯部分に延在する(歯間の部分にではなく)。
・小型支持棒は、複数の位置付け場所を伴って構成されることができ、近隣位置付け場所は、一体型梁によって接続され、該梁は、縮小サイズであって、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)は、小型支持棒の少なくとも位置付け場所との厳密な公差のために構成される。
・小型支持棒(MSB)は、任意の剛性金属または非金属材料(例えば、金属−金、チタン、クロム・コバルト、異なる形態のジルコニウム、磁器、プラスチック/アクリル/ポリマー材料、複合材材料、およびそれらの組み合わせ、ガラスおよび炭素、および/またはガラスあるいは炭素繊維、天然石、ケイ酸塩等で強化された材料等)から作製される。
・インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)は、任意の剛性金属または非金属材料(例えば、金属−金、チタン、クロム・コバルト、異なる形態のジルコニウム、磁器、プラスチック/アクリル/ポリマー材料、複合材材料、ガラスおよび炭素、および/またはガラスまたは炭素繊維、天然石、ケイ酸塩等で強化された材料、ならびにそれらの組み合わせ等)から作製される。インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)の材料が、構造材料であるとき、天然歯の形状、サイズ、色、および質感を模倣する仕上層をそこに適用する必要がある。
・上層構造は、任意の剛性金属または非金属材料(例えば、金属−金、チタン、クロム・コバルト、異なる形態のジルコニウム、磁器、プラスチック/アクリル/ポリマー材料、複合材材料、およびそれらの組み合わせ、ガラスおよび炭素、および/またはガラスあるいは炭素繊維、天然石、ケイ酸塩等で強化された材料等)から作製される。本明細書に記載のように、上層構造は、固体の1片のインプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)から成る、すなわち、取り外し可能ブリッジから機械加工される、またはその成形の間に構成されることができる。
・インプラント用取り外し可能ブリッジは、歯科ブリッジであって、すなわち、個人の解剖学的パラメータに追従し、形状、質感、色等の個人の常在天然歯または人工歯と適合し、実質的に、個人の天然歯と同一のサイズである(しかしながら、実質的に、その間に実際の間隙は伴わない、または微細間隙が、近隣歯間の上側部分にのみ延在する)。
・インプラント用取り外し可能ブリッジは、スカート部分、すなわち、歯肉を模倣する部分(「アクリルフランジ」と称される場合もある)を欠いており、個人の天然歯肉を覆って乗設する、またはそれに近接して延在するために構成される。
・狭小(すなわち、短い)遷移帯(「波状彎入帯」と称される場合もある)が、少なくともインプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)の唇側底部面、すなわち、歯肉を覆って、またはそれに近接して延在するように構成される領域に構成され、該帯状部は、個人の歯肉に適合するように、色彩配合がされ、および/または異なるように成形/質感加工/着色されることができる。そのような帯状部は、本明細書では、波状彎入歯肉帯(SGS)として定義され、外観および形状、すなわち、その波状彎入形状、色、および斑点に関して、個人の頬側歯肉部を模倣し、それと融合する。
・小型支持棒(MSB)の底部部分、すなわち、個人の歯肉に近接して延在する部分は、波状彎入パターンを有し、すなわち、インプラント用取り外し可能ブリッジに形成される個人の歯肉および歯の解剖学的形状と適合するように成形され、インプラント用取り外し可能ブリッジの底部の下方には見えない。
・上層構造は、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)内に完全に延在し、上部表面と、そこから延在する側壁を伴って構成され、上層構造の該上部表面および側壁は、少なくともその一部が、小型支持棒(MSB)の対応する上部表面および側壁を覆うように接触して支承するように構成される。しかしながら、本開示のさらなる構成によると、上層構造の側壁の部分のみ、小型支持棒(MSB)の個別の側壁を覆うように接触して支承するが、しかし、インプラント用取り外し可能ブリッジと小型支持棒との間の接触は、高公差で実質的に不動係合を提供することを理解されたい。
・波状彎入歯肉帯の波状彎入パターンは、インプラント用取り外し可能ブリッジの波状彎入パターンと同じ広さに延在し、ともに、該波状彎入パターンは、個人の歯肉の解剖学的形状に整合し、それと融合する。
・インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)の上層構造および小型支持棒は、その個別の側壁が、挿入経路(POI)に平行であるか、またはそれと角度(「後退角」)を成すかのいずれかであるように構成され、該角度は、約0°〜30°に延在する。個別の唇側側壁および舌側側壁は、異なるように配向されることができることに留意されたい(例えば、一方は、POIに平行であって、他方は、それに対して傾斜される)。
・小型支持棒および上層構造は、任意の断面を伴って構成されることができ、すなわち、挿入経路に対して対応する直線またはテーパ側壁を伴って構成されることができ、かつ平坦(平面)上部面を伴って構成されることができる、または該上部面は、曲げられることができる(凹状、凸状)。
・小型支持棒および上層構造は、小型支持棒を覆うインプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)の支持を改善するために、異なる側方突起対応溝を伴って構成されることができる。
・係止配列は、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)および小型支持棒の一方または両方に、解放可能係止係合のために構成される、1つ以上の係止部を備え、該係止部は、任意の設計、例えば、後退加工ピン係止部、ボール継手係止部、磁石ベースの係止部、旋回型係止部、ロケータ、または任意の他のタイプの係止機構等であることができる。
・1つ以上の係止機構は、ブリッジシステムの後端および/またはその任意の中間部分に構成されることができる。
・1つ以上の係止機構は、小型支持棒の舌側および/または唇側面(側壁)、あるいはその上部面に構成されることができる。
・咬合の間、インプラント用取り外し可能ブリッジを通して印加される負荷は、小型支持棒によって完全に担われ、固定具(および、さらに骨組織)に伝えられる。後退/抜去ピン型係止部が使用されるとき、実質的に、いかなる負荷も受けない(すなわち、剪断力または圧縮力は、実質的に、排除される)。しかしながら、小型支持棒の上部表面上に構成されるボールおよびソケット型係止部等の他のタイプの係止部は、圧縮力を受けるように構成されることができる。小型支持棒の唇側または舌側表面上に形成されるボール型係止部の場合、力が常在することに留意されたい。
・小型支持棒は、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)と係止係合するための係止部分を伴って構成されることができ、該少なくとも1つの係止部分のうちの少なくとも1つは、小型支持棒を支持する固定具と位置合わせされて構成され、それによって、負荷は、直接、個別の固定具に印加される。
・一実施例によると、1つ以上の係止部は、ピン型係止部であって、各係止部は、小型支持棒の係止部分に構成される係止穴を拘束する(インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)は、その挿入経路を中心として変位しないように防止される)係止位置と、該係止部分から係脱される(それによって、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)は、その挿入経路に沿って除去され得る)非係止位置との間において、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)の背面(舌側面)または正面(唇側面)のいずれかを通して変位可能な係止ピンを伴って構成される。
・係止部分は、小型支持棒の位置付け場所および/または梁に構成されることができる。
・取り出し穴は、小型支持棒およびインプラント用取り外し可能ブリッジにわたって(および、統合された上層構造を通して)延在し、軸方向に変位可能係止ピンと同軸であって、ピンをその非係止位置に変位させるのを補助し得る。
・上層構造の表面および小型支持棒の対応する表面は、該個別の表面が相互に暴露されると、実質的に不動でぴったりと嵌合して、上層構造と小型支持棒との間の厳密な嵌合を確実にする一方、しかしながら、小型支持棒からのインプラント用取り外し可能ブリッジの容易かつツールを使用しない除去を確実にするように、その間の圧着を防止するように、高公差で機械加工される(例えば、フライス加工プロセスの間または別様に)。
以下、本発明を理解し、本発明が実際に実行され得る方法を確かめるために、添付の図面を参照して、限定的ではない単なる例として実施形態を記載する。
本開示の主題による組み立てられた歯科ブリッジシステムの斜視唇側および舌側図である。 本開示の主題による組み立てられた歯科ブリッジシステムの斜視唇側および舌側図である。 図1Bの線C−Cに沿った断面図である。 図1の歯科ブリッジシステムの分解等角唇側図である。 図2Aの線B−Bに沿った断面図である。 個人の顎に固定された、本開示の主題による歯科ブリッジシステムに使用される小型支持棒(MSB)の上面図である。 図3Aの舌側斜視図である。 図3Aの唇側斜視図である。 図3Aの唇側図である。 本開示の主題によるインプラント用取り外し可能ブリッジシステムと併用されるインプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)の斜視唇側図である。 図4Aの歯科ブリッジの斜視舌側図である。 図4Aの歯科ブリッジの舌側底面図である。 非係止および係止位置に、ある実施例による係止機構を通る局所断面図である。 非係止および係止位置に、ある実施例による係止機構を通る局所断面図である。
本開示の主題によるインプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)システムであって、概して、10として指定され、小型支持棒(MSB)18を覆って搭載するために構成される、個人化されたインプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)14を備える、システムを図示する、添付の図面を参照する。
小型支持棒18は、概して、インプラント用取り外し可能ブリッジ14に対応するが、しかしながら、ある縮尺で成形され、本明細書で以下に論じられるように、インプラント用取り外し可能ブリッジを実質的に無公差方式で支承するために構成される。小型支持棒18は、例えば、金属(金、チタン、クロム・コバルト、任意の形態のジルコニウム、磁器等)または任意のプラスチック、アクリル、またはポリマー材料、複合材材料、ならびにそれらの組み合わせ、あるいはガラスならびに炭素、および/またはガラスもしくは炭素繊維、天然石、ケイ酸塩等で強化された材料等の任意の剛性材料、例えば、金属または非金属材料から作製される。
小型支持棒18は、24として指定される、いくつか(本実施例では、4つ)の固定具によって、個人の顎骨に固定して固着するために構成され(下顎は、図では、参照番号20によって表される)、各固定具は、実際、下顎骨20内に固定様式で螺入嵌合されたスタッド(インプラント)26を備え、その頭部部分28は、歯肉30から突出する。典型的には、必須ではないが、固定具の頭部部分28のうちの1つ以上は、適切な着座固定具を小型支持棒(MSB)18に適応するために提供される、アバットメント34(図2)と嵌合される。
小型支持棒18は、小型支持棒18の上部表面35に、開口部43を通して延在する複数の固定ネジ38によって、固定具24(または、必要に応じて、アバットメント34)を覆って固定して固着され、それによって、小型支持棒は、定常不動方式において、固定具24を覆って固定して固着される。
図面の図2および3A−3Dから最も良く分かるように、小型支持棒18は、図3A−3Dでは、A、B、C、およびDとして識別される拡大した場所を伴って構成され、該場所は、小型支持棒の位置付け場所に対応して延在する、すなわち、固定具24を覆って延在する。さらに、特定の実施例では、近隣位置付け場所A、B、C、およびDは、それぞれ、一体型梁部分a、b、およびcによって接続され、該梁部分a、b、およびcは、縮小サイズであるが、一体型かつ剛性の小型支持棒18を構成することに留意されたい。
以下に図示されるように、位置付け場所A、B、C、およびDは、インプラント用取り外し可能ブリッジ14の対応する歯冠部分47に、すなわち、近隣歯間の部分48にではなく、インプラント用取り外し可能ブリッジ14の人工歯内に延在するように構成され、それによって、個人の天然歯のサイズおよび形状から逸脱せずに、縮小かつ一定の割合の構造を維持する。
さらに、図2、3C、および3Dから最も良く分かるように、小型支持棒(MSB)18の底部部分17、すなわち、個人の歯肉に近接して延在する部分は、インプラント用取り外し可能ブリッジの底部の起伏パターン間に見えないように、インプラント用取り外し可能ブリッジに形成される個人の歯肉および歯の解剖学的形状と適合するように成形される。したがって、底部部分17は、起伏/波状彎入パターンを有する、すなわち、個人の歯肉の解剖学的形状と適合し、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)14の正面底部縁19と一致するように構成されることが分かる(図1A、1C、2および4A)。
図2Aおよび2Bに最もよく記載されるように、小型支持棒(MSB)18は、少なくともその唇側に、少なくとも波状彎入唇側表面61および波状彎入底部表面17を伴って構成され、図2Bから最も良く分かるように、小型支持棒に弾丸状断面形状をもたらす。本配列は、機械的に安定した構造をもたらすが、しかしながら、わずかな専有面積を有し、軽量であって、また、歯肉と小型支持棒18の底部表面17との間に確立された間隙内への容易なアクセスを提供する。
次に、特に、図4Aから4Cを参照すると、インプラント用取り外し可能ブリッジ14が、より詳細に図示され、そこに見られるように、個人の歯科パラメータと適合する、すなわち、形状、サイズ色等に関して個人化されるために構成される。インプラント用取り外し可能ブリッジ14は、弓形形状の受容開口44ととともに固定して形成され、インプラント用取り外し可能ブリッジ14の歯冠部分内に全体的に埋め込まれた上層構造45と統合される、底部表面40を有する。
上層構造45は、(例えば、金属−金、チタン、クロム・コバルト、異なる形態のジルコニウム、磁器、プラスチック/アクリル/ポリマー材料、複合材材料、ならびにそれらの組み合わせ、ガラスおよび炭素、および/またはガラスあるいは炭素繊維、天然石、ケイ酸塩等で強化された材料等)任意の剛性金属または非金属材料から作製される。
図示される実施例では、上層構造45は、インプラント用取り外し可能ブリッジ14内に完全に延在し、その中に固定して埋め込まれる、すなわち、インプラント用取り外し可能ブリッジ14内に適用される材料の要素であって、固定方式でその中に統合されるが(例えば、インプラント用取り外し可能ブリッジの被覆成形、インプラント用取り外し可能ブリッジ内への接着等によって)、上層構造は、インプラント用取り外し可能ブリッジ14の底部面40に延在し、その中に形成される、すなわち、インプラント用取り外し可能ブリッジから成る(例えば、インプラント用取り外し可能ブリッジのフライス加工によって、またはその成形プロセスの間)、受容開口として構成されることができることを理解されたい。
インプラント用取り外し可能ブリッジ14内に埋め込まれる材料片であるとき、上層構造45は、任意の剛性金属または非金属材料(例えば、金属−金、チタン、クロム・コバルト、異なる形態のジルコニウム、磁器、プラスチック/アクリル/ポリマー材料、複合材材料、ならびにそれらの組み合わせ、ガラスおよび炭素、および/またはガラスあるいは炭素繊維、天然石、ケイ酸塩等で強化された材料等)から作製されることができる。
しかしながら、上層構造45は、インプラント用取り外し可能ブリッジ14の歯冠部分内に完全に延在することを理解されたい。
上層構造45は、それを覆って適用されると、その間に実質的に運動/移動を伴わずに位置付けられるように、かつインプラント用取り外し可能ブリッジ14に印加されるいかなる負荷も(例えば、咬合の間)、小型支持棒18によって耐えられ、固定具24を介して顎骨20に伝達されるように、ぴったりと嵌合するように成形および定寸され、高公差で、小型支持棒(MSB)18を覆って、少なくともその一部を覆って支承する。
インプラント用取り外し可能ブリッジ14は、任意の剛性材料、例えば、金属または非金属材料(例えば、金属−金、チタン、クロム・コバルト、任意の形態のジルコニウム、磁器、プラスチック、アクリルまたはポリマー材料、複合材材料、ならびにそれらの組み合わせ、ガラスおよび炭素、および/またはガラスあるいは炭素繊維等で強化された材料等)から作製される。インプラント用取り外し可能ブリッジ14の材料が、構造材料であるとき、天然歯の形状、サイズ、色、および質感を模倣する仕上層をそこに適用する必要があることを理解されたい。
さらに、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)14は、個人の解剖学的パラメータに追従し、形状、質感、色等の個人の常在天然歯または人工歯と適合し、個人の天然歯と実質的に同一のサイズであるが、しかしながら、近隣歯間に実際の間隙を実質的に伴わない、あるいは間隙は、微細なものであって、近隣歯47の上側部分、例えば、48として指定される間隙にのみ延在することに留意されたい。小型支持棒(MSB)18の成形は、個人の歯肉とインプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)14の近隣縁との間に常在する間隙において見えないことを確実にするように行われる。
さらにそこに見られるように、ブリッジは、実質的に、スカート部分、すなわち、歯肉を模倣する部分が欠けており、実際、個人の天然歯肉30を覆って常設する、またはそれに近接して延在するために構成される。しかしながら、狭小(すなわち、短い)遷移帯19が、個人の天然歯肉30を覆って、またはそれに近接して延在し、個人の歯肉と適合するように色彩配合されるために構成される、その唇側面(図1Cの矢印線41によって指示される)における歯科インプラント用取り外し可能ブリッジ14の底部に提供される。そのような帯状部は、波状彎入歯肉帯(SGS)として定義され、外観および形状、すなわち、その波状彎入形状、色および斑点に関して、個人の頬側歯肉部を模倣し、それと融合する。
さらに理解されるように、インプラント用取り外し可能ブリッジ(IRB)14の波状彎入歯肉帯の波状彎入パターン(SGS)19は、小型支持棒18の波状彎入パターン17(図3Cおよび3D)と同じ広さに延在し、ともに、該波状彎入パターンは、個人の歯肉の解剖学的形状に整合し、それと融合する。
そのような遷移帯は、個人の解剖学的パラメータに応じて、回避されてもよく、審美的理由のために提供され、及び個人の顔の歪み、咀嚼不能、発話/音声歪み、会話中の吐唾、ブリッジシステム下の食べ物のかすの蓄積等の機能的問題を防止することを理解されたい。
インプラント用取り外し可能ブリッジ14の受容開口44内の上層構造45は、底部表面56および側壁、すなわち、底部表面56から延在する、唇側側壁58および舌側側壁60を伴って構成される。底部表面56ならびに側壁58および60は、小型支持棒18の対応する表面を覆って、少なくともその実質的部分に沿って、またはその全体表面に沿って、支承するために構成される。
特に、本配列は、インプラント用取り外し可能ブリッジ14、すなわち、上層構造45(固定して統合されるか、またはその中に形成されるかのいずれか)が、位置付け場所A、B、C、およびDにおいて、小型支持棒18の少なくとも一部を覆ってぴったりと支承するが、特定の実施例によると、インプラント用取り外し可能ブリッジ14は、実質的に、また、小型支持棒18の梁部分a、b、およびcも覆って、支承するようなものとなる。
したがって、インプラント用取り外し可能ブリッジ14の上層構造45は、小型支持棒18の拡大した位置付け部分A、B、C、およびDと場所が対応するA’、B’、C’、およびD’として識別された離散場所に拡大した部分を伴って構成され、該部分は、小型支持棒18を覆って、実質的に高公差でぴったりと嵌合するために構成されることに留意されたい。したがって、典型的には、拡大した場所A’、B’、C’、およびD’は、インプラント用取り外し可能ブリッジ14の模倣歯間の場所(間隙48)ではなく、模倣歯47の場所(歯冠部分)において、インプラント用取り外し可能ブリッジ14内の上層構造45に延在する。
小型支持棒18および噛合するインプラント用取り外し可能ブリッジ14、特に、上層構造45(小型支持棒18と統合または一体型のいずれか)の設計は、小型支持棒18を覆うインプラント用取り外し可能ブリッジ14のいかなる公差および個別の運動/移動も低減または実質的に排除するように、その間の公差が、少なくともいくつかの位置付け場所において厳密であるようなものとなり、それによって、インプラント用取り外し可能ブリッジ14に印加される力は、小型支持棒18によって完全に担われ、次いで、固定具24を通して、顎骨に伝達される。しかしながら、小型支持棒18を覆うインプラント用取り外し可能ブリッジ14の嵌合公差およびぴったりとした嵌合にかかわらず、ブリッジの除去は、挿入経路(POI)に沿って、実質的に、いかなるツールも伴わずに促進される。
インプラント用取り外し可能ブリッジ14の上層構造45および小型支持棒18は、その個別の側壁(舌側および唇側壁)が、挿入経路(POI)に平行であるか、またはそれと角度(「後退角」と称される)を成すかのいずれかであるように構成され、該後退角は、約0°〜30°の範囲に延在し、好ましい範囲は、約0°〜20°であって、さらに好ましくは、約0°〜12°の範囲内である。
さらに、小型支持棒18の上層構造45と、それに対応して、インプラント用取り外し可能ブリッジ14は、その間の表面接触の増加を促進するための異なる断面を伴って構成されることができ、その目的のために、小型支持棒およびブリッジは、小型支持棒18を覆うインプラント用取り外し可能ブリッジ14の支持の改善のために、異なる側方突起および対応する溝を伴って構成されてもよい。
小型支持棒18および上層構造45は、任意の断面を伴って構成されることができ、すなわち、挿入経路に対して、対応する直線またはテーパ側壁を伴って構成されることができ、平坦(平面)上部面を伴って構成されることができる、または該上部面は、曲げられることができる(凹状、凸状)。底部表面56および側壁、すなわち、上層構造の唇側側壁58および舌側側壁60は、組み立てられた位置少なくともその一部が、小型支持棒18(MSB)の対応する上部表面35ならびに舌側側壁59および唇側側壁61を覆うように接触して支承するように構成される。
しかしながら、本開示のさらなる構成によると、上層構造の側壁の部分のみ、小型支持棒(MSB)の側壁の個別の部分を覆うように表面接触して支承するが、しかし、インプラント用取り外し可能ブリッジと小型支持棒との間の接触は、高公差で、すなわち、上層構造45の底部表面56と小型支持棒18の上部表面35との間に延在する小間隙を伴って、実質的不動係合を提供することを理解されたい。小型支持棒18および上層構造45の個別の接触表面間の接触は、断続または継続であることができることを理解されたい。
上層構造45および小型支持棒18の対応する表面の個別の表面は、該個別の表面が、実質的に不動でぴったりと嵌合して、相互に暴露されると、上層構造と小型支持棒との間の厳密な嵌合を確実にするが、しかしながら、小型支持棒からのインプラント用取り外し可能ブリッジの容易かつツールを伴わない除去を確実にするように、その間の圧着を防止するように、高公差で機械加工される(例えば、フライス加工プロセスの間または別様に)。
係止配列は、小型支持棒18へのインプラント用取り外し可能ブリッジ14の解放可能係止のために提供される。特定の実施例では、係止配列は、図5Aおよび5Bを参照してさらに詳細に本明細書で以下に論じられる、ピン型係止機構60である。係止部60は、個人化されたインプラント用取り外し可能ブリッジ14内に剛性に埋め込まれた筐体62を備え、該筐体は、エラストマーまたはセラミック材料から作製される、外筒64を備え、さらに、係止部60は、環状変位制限リング72とともに形成され、外筒64の肩部によるスナップ拘束のために構成される、係止ピン68を備える。ピン68は、係止位置(図5B)と非係止位置(図5A)との間で変位可能である。係止ピン68は、係止位置では、個人化されたインプラント用取り外し可能ブリッジ14の舌側表面80と近接して延在し、したがって、刺激を個人に生じさせるが、しかしながら、例えば、個人の指の爪によって、その後退を促進する、実質的に、平坦頭部部分74と嵌合される。所望に応じて、係止部は、頭部部分74が、インプラント用取り外し可能ブリッジ14の唇側面に延在するように、反転されることができる
その目的のために、小さな隙間81(図5B)が、典型的には、頭部74の内側表面と舌側表面80との間に構成される。本配列は、係止ピン68が、個別の小型支持棒18内に構成される対応する穴84内にぴったりと嵌合するが、しかしながら、係止位置にある間、例えば、咬合の間、ブリッジによって印加される圧力の場合でも、実質的に負荷がピンによって被られない方式において嵌合されるようなものとなる。
ある場合には、ブリッジは、同様に唇側面83に延在する、貫通穴90と嵌合され、対応する貫通係止する穴が、小型支持棒18内に形成され、92として指定され、係止ピン74を遠位に抜去する場合、鋭利な物品が、開口部を通して挿入され(例えば、紙製ステープルおよび同等物)、舌側方向に、その抜去された開放位置へと係止ピン74を押動するよう促進してもよい。しかしながら、インプラント用取り外し可能ブリッジ14の唇側表面83上のそのような開口部は、最小であって、観察者によってほとんど気付かれない。
特定の係止配列、すなわち、ピン型係止部が、図5Aおよび5Bに関連して開示されたが、例えば、ボール継手係止部、磁石ベースの係止部、旋回型係止部、ロケータ、摩擦型係止部、ボールおよびソケット係止部等、異なるタイプの係止部が、代わりに、または組み合わせて、使用されてもよいことを理解されたい。
さらに、1つ以上の係止部は、インプラント用取り外し可能ブリッジ14の後端またはその近傍に構成されるが、任意の好適な場所が、個人のパラメータに応じて使用されてもよいことに留意されたい。しかしながら、咬合の間、インプラント用取り外し可能ブリッジ14を通して印加されるいかなる負荷も、小型支持棒18によって完全に担われ、固定具24を通して、骨組織20に伝えられる一方、1つ以上の係止部60は、実質的に、いかなる負荷も受けないことに留意することは重要である(剪断力または圧縮力を受けず、それによって、係止部は、単に、小型支持棒18からのインプラント用取り外し可能ブリッジ14の非意図的脱離を防止する役割を果たす)。
前述のように、係止部は、ブリッジシステムの拡大した部分に立設される、すなわち、小型支持棒を支持する固定具と位置合わせされて延在する。しかしながら、係止部分は、位置付け場所(A、B、C、およびDとして指定される)または梁部分a、bおよびcに沿った任意の他の場所のいずれかに構成されてもよいことを理解されたい。

Claims (22)

  1. 小型支持棒に対して頑丈かつ固着係合を得るが、しかしながら、容易な除去に好適であるように、迅速および容易な搭載を促進するが、前記インプラント用取り外し可能ブリッジを固定して支持する方式において、小型支持棒を覆うインプラント用取り外し可能ブリッジの剛性着脱可能台座のために構成され、ひいては、個人の顎骨に固定して固着するように構成される、取り外し可能歯科インプラント用ブリッジシステムであって、前記小型支持棒は、前記インプラント用取り外し可能ブリッジの歯を模倣する部分する部分とともに実質的に受容され、前記小型支持棒は、少なくともその唇側面および底部面に、波状彎入を伴って構成される、システム。
  2. 前記インプラント用取り外し可能ブリッジは、前記個人の頬側歯肉部を模倣し、それと融合する、波状彎入歯肉帯を伴って構成される、請求項1に記載の取り外し可能歯科インプラント用ブリッジシステム。
  3. 係止配列が、前記インプラント用取り外し可能ブリッジを前記小型支持棒に取り外し可能に係止するために提供され、任意の1つ以上のタイプの1つ以上の係止部を備える、請求項1に記載の取り外し可能歯科インプラント用ブリッジシステム。
  4. 前記小型支持棒は、前記インプラント用取り外し可能ブリッジのある縮尺で成形される、請求項1に記載の取り外し可能歯科インプラント用ブリッジシステム。
  5. 拡大した位置付け場所が、前記小型支持棒に沿って、固定具拘束部位と対応する場所に延在し、前記位置付け場所は、前記インプラント用取り外し可能ブリッジの対応する歯冠部分に延在する、請求項1に記載の取り外し可能歯科インプラント用ブリッジシステム。
  6. 前記小型支持棒は、複数の位置付け場所を伴って構成され、近隣の位置付け場所は、一体型梁によって接続され、前記梁は、縮小サイズであって、前記インプラント用取り外し可能ブリッジは、前記小型支持棒の少なくとも位置付け場所を覆う厳密な公差の取り付けのために構成される、請求項5に記載の取り外し可能歯科インプラント用ブリッジシステム。
  7. 前記インプラント用取り外し可能ブリッジは、フランジ付きスカート部分を欠いており、さらに、組み立てられた位置では、前記インプラント用取り外し可能ブリッジは、前記個人の天然歯肉を覆って乗設またはそれと近接して延在するために構成される、請求項1に記載の取り外し可能歯科インプラント用ブリッジシステム。
  8. 狭小遷移波状彎入歯肉帯が、前記インプラント用取り外し可能ブリッジの唇側底部縁に構成される、請求項1に記載の取り外し可能歯科インプラント用ブリッジシステム。
  9. 前記小型支持棒の前記波状彎入パターンの底部部分は、前記インプラント用取り外し可能ブリッジに形成される前記個人の歯肉および歯の解剖学的形状と適合するように成形され、前記インプラント用取り外し可能ブリッジの底部の起伏パターン間に見えない、請求項1に記載の取り外し可能歯科インプラント用ブリッジシステム。
  10. 上層構造が、前記インプラント用取り外し可能ブリッジ内に完全に延在し、底部表面と、そこから延在する側壁を伴って構成され、搭載位置では、前記上層構造の側壁の少なくとも一部は、前記小型支持棒の個別の側壁を覆うように表面接触して支承する、請求項1に記載の取り外し可能歯科インプラント用ブリッジシステム。
  11. 前記搭載位置において、少なくとも、前記インプラント用取り外し可能ブリッジの前記底部表面の一部および前記側壁の一部は、前記小型支持棒の対応する上部表面および側壁を覆うように表面接触して支承する、請求項10に記載の取り外し可能歯科インプラント用ブリッジシステム。
  12. 前記波状彎入歯肉帯の波状彎入パターンは、前記インプラント用取り外し可能ブリッジの波状彎入パターンと同じ広さに延在し、ともに、前記波状彎入パターンは、前記個人の歯肉の解剖学的形状に整合し、それと融合する、請求項8に記載の取り外し可能歯科インプラント用ブリッジシステム。
  13. 前記インプラント用取り外し可能ブリッジの上層構造および前記小型支持棒は、その個別の側壁が、挿入経路に平行であるか、または約0°〜30°の角度で延在するかのいずれかであるように構成される、請求項1に記載の取り外し可能歯科インプラント用ブリッジシステム。
  14. 後退/抜去ピン型係止部が、咬合の間、前記インプラント用取り外し可能ブリッジを通して印加される負荷が、前記小型支持棒によって完全に担われ、前記固定具に伝えられるように使用され、前記係止部は、実質的に、いかなる剪断力も受けない、請求項3に記載の取り外し可能歯科インプラント用ブリッジシステム。
  15. 前記小型支持棒は、前記インプラント用取り外し可能ブリッジと係止係合するために、係止部分を伴って構成され、前記少なくとも1つの係止部分のうちの少なくとも1つは、前記小型支持棒を支持する固定具と位置合わせされて構成され、それによって、負荷は、直接、前記個別の固定具に印加される、請求項3に記載の取り外し可能歯科インプラント用ブリッジシステム。
  16. 前記係止部分は、前記小型支持棒の前記位置付け場所および/または前記梁に構成されることができる、請求項3に記載の取り外し可能歯科インプラント用ブリッジシステム。
  17. 取り出し穴が、前記小型支持棒およびインプラント用取り外し可能ブリッジにわたって延在し、前記統合された上層構造を通して位置合わせされ、前記軸方向に変位可能係止ピンと同軸であって、前記ピンをその非係止位置に変位させる補助をする、請求項3に記載の取り外し可能歯科インプラント用ブリッジシステム。
  18. 狭小間隙が、前記小型支持棒の前記波状彎入底部表面と前記歯肉との間に延在する、請求項1に記載の取り外し可能歯科インプラント用ブリッジシステム。
  19. 取り外し可能歯科インプラント用ブリッジシステムであって、個人の顎骨に固着された固定具の頭部部分を覆って固定して固着するための小型支持棒であって、前記小型支持棒は、インプラント用取り外し可能ブリッジの歯冠部分内に嵌合するように定寸され、少なくともその唇側面および底部面に、波状彎入を伴って構成される、小型支持棒と、個人の歯科パラメータと概ね適合する、インプラント用取り外し可能ブリッジであって、前記インプラント用取り外し可能ブリッジ内に完全に延在する上層構造を伴って構成され、前記上層構造は、前記小型支持棒の少なくとも一部を覆って、高公差でぴったりと嵌合するように成形および構成される、インプラント用取り外し可能ブリッジと、前記インプラント用取り外し可能ブリッジを前記小型支持棒に取り外し可能に係止するための係止配列であって、前記インプラント用取り外し可能ブリッジを前記小型支持棒に着脱可能に係止するための1つ以上の係止部を備える、係止配列とを備える、システム。
  20. 個人の歯科パラメータと概ね適合する、インプラント用取り外し可能ブリッジであって、受容開口とともに形成され、前記インプラント用取り外し可能ブリッジの歯冠部分内に完全に延在する上層構造を伴って構成される、前記ブリッジで、、前記上層構造は、前記個人の顎骨に固定して固着される小型支持棒を覆って、高公差でぴったりと嵌合するように成形および構成されるが、しかしながら、容易かつ簡単な除去のために構成され、前記上層構造は、少なくともその唇側面に、波状彎入パターンを伴って構成され、前記小型支持棒の少なくとも個別の部分に適合する、ブリッジ。
  21. 直接固定具を覆って、または間接的にアバットメントを覆って、個人の顎骨に固定して固着するための小型支持棒であって、前記小型支持棒は、インプラント用取り外し可能ブリッジの歯冠部分内に完全に延在する上層構造内に高公差でぴったりと嵌合するために成形および構成され、少なくともその唇側面および底部面に、波状彎入を伴って構成される、小型支持棒。
  22. 簡単に取り外し可能であるが、固着された方式において、個人にインプラント用取り外し可能ブリッジを適用するための方法であって、それぞれ、前記顎骨内に固定して受容されるインプラント本体と、前記歯肉から突出する頭部部分とを有する、いくつかの固定具を前記個人の顎骨内に固定することと、前記インプラント用取り外し可能ブリッジの歯冠部分内に嵌合するために定寸された小型支持棒を取得することであって、前記小型支持棒は、少なくともその唇側面および底部面に、波状彎入を伴って構成されることと、前記固定具の頭部部分を覆って、または前記固定具に固着されたアバットメントを覆って、前記小型支持棒を固定することと、前記個人の歯科パラメータと概ね適合する、インプラント用取り外し可能ブリッジであって、前記インプラント用取り外し可能ブリッジの歯冠部分内に完全に延在する上層構造を伴って構成される受容開口を伴う、底部表面を有し、前記上層構造は、前記小型支持棒を覆って、高公差でぴったりと嵌合するように成形および構成される、インプラント用取り外し可能ブリッジを取得することと、前記上層構造が、前記小型支持棒の少なくとも一部を覆って、高公差でぴったりと支承するように、前記小型支持棒を覆って、前記インプラント用取り外し可能ブリッジを設置することであって、前記小型支持棒は、インプラント用取り外し可能ブリッジの歯を模倣する部分内に完全に受容されることとを含む、方法。
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