JP2014520220A - 屋根の管理用システム及び方法 - Google Patents
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Abstract
建物内の非空調空間を覆う第1及び第2のデッキと頂部とを有する屋根の管理を行うためのシステムであって、前記第1のデッキの下端の近くから前記頂部に向かって延びる第1の流路と、前記第2のデッキの下端の近くから前記頂部に向かって延びる第2の流路とを有するシステム。本システムは更に、前記頂部の近くに配置されるルーターであって、前記第1の流路から前記頂部へと流れる空気を、選択的に、複数の方向の中の1つの経路にすることができるルーターを有する。
Description
(関連出願の相互参照)
本出願は、2011年6月7日出願の米国特許仮出願第61/494,266号に基づく利益を請求するものであり、当該出願の全容を本出願に援用するものである。
本出願は、2011年6月7日出願の米国特許仮出願第61/494,266号に基づく利益を請求するものであり、当該出願の全容を本出願に援用するものである。
(発明の分野)
本開示は一般的には建物製品に関する。より詳細には、本開示は、建物内の空気流、熱負荷、及び環境状態などの負荷及び状態を管理するためのシステム、要素、及び方法に関する。
本開示は一般的には建物製品に関する。より詳細には、本開示は、建物内の空気流、熱負荷、及び環境状態などの負荷及び状態を管理するためのシステム、要素、及び方法に関する。
従来より、勾配屋根は、非空調空間すなわち「屋根裏」を覆う野地板すなわち「デッキ」上に置かれたタイル又はシングルなどの保護被覆を有している。屋根裏は、屋根裏の下の空調された生活空間に対する緩衝装置として機能することができる。屋根裏が外部環境の温度又はそれに近い温度となるように換気を利用して屋根裏の温度を維持することが望ましい場合がある。
このような換気は、軒裏の換気口及び屋根又は棟の換気口を用いて行うことができる。しかしながらこうした換気口が設けられていたとしても、家屋の老朽化とともに換気口は不適当なものとなり、かつ/又は劣化する可能性がある。その結果、屋根は、夏季には空調された生活空間内に望ましくない熱負荷(熱利得)を生じ、冬季には空調された生活空間の熱の除去(熱損失)を生じうる。
更に、多くの熱負荷は「放射」熱によって引き起こされうるものであるが、これは、特に大量の太陽放射の入射を受ける温暖な南部の気候では、建物の冷却エネルギーコストを高くしうるものである。屋根による太陽エネルギーの吸収のため、屋根に隣接した、又は屋根の下の空間内の気温が外気の気温を40°F(約22℃)以上上回ることも珍しくない。このため、建物の生活空間を快適な生活温度にまで冷却するためには、大きなエネルギーコストがかかりうる。多くの家屋は、放射熱を管理又は低減するための解決策を有していない。
また、より冷涼な気候では、従来の屋根は、軒裏から頂部の出口への不適切な空気流を有する場合があり、これにより軒の下部領域に氷の蓄積すなわち「アイスダム」が生じうる。アイスダムは、屋根の上に雪があり、空調空間の熱の除去(熱損失)又は屋根の雪に覆われていない部分によって吸収された太陽熱利得からの熱が屋根の上の雪を溶かす場合に形成される。生じた水は、32°F(0℃)よりも低い屋根の下部(通常は軒)へと屋根を伝い落ちて再び凍結する。この氷は徐々に成長する小さなダムを形成し、最終的にダムの背後に水が溜まりうる。この背後に溜まった水はシングルの下に流れ出し、その下の空間内に漏れる可能性がある。冷涼な気候において非空調空間の換気が悪い場合にも屋根の下側に霜及び結露が形成されて蓄積しうる。
本開示は、屋根システムに沿った又はその内部の空気流、屋根システムの熱負荷及び熱損失、建物内の空調及び/又は非空調空間の温度、並びに建物内の空調及び/又は非空調空間の換気を管理するためのシステム、要素、及び方法を提供するものである。本開示の主題は、その様々な組み合わせにおいて、装置又は方法のいずれかの形として、以下の実施形態のリストを含みうる。すなわち、
1.建物内の非空調空間を覆う第1及び第2のデッキと頂部とを有する屋根に対する熱負荷の管理を行うためのシステムであって、
前記第1のデッキの下端の近くから前記頂部に向かって延びる第1の流路と、前記第2のデッキの下端の近くから前記頂部に向かって延びる第2の流路と、
前記頂部の近くに配置されるルーターであって、前記第1の流路から前記頂部へと流れる空気の経路を、複数の方向の中の1つに選択的に定めるルーターと、を有するシステム。
2.前記複数の方向が、
前記頂部に設けられた頂部換気口から大気中に向かう方向、
前記第2の流路に向かう方向、
前記第1の流路に戻る方向、
前記非空調空間内に向かう方向、
熱回収ユニット内に向かう方向、
空気補給ユニット内に向かう方向、及び
これらの任意の組み合わせ、からなる群から選択される、実施形態1に記載のシステム。
3.実施形態1又は2のシステムにおいて使用するための屋根ふき物品であって、本体と、該本体内部に画定された屋根ふき物品流路とを有することにより、該屋根ふき物品が前記第1のデッキ上に配置される際に前記屋根ふき物品流路が前記第1の流路の少なくとも一部を形成する屋根ふき物品。
4.実施形態1又は2のシステムにおいて使用するための屋根材であって、該屋根ふき材被覆が、本体と、該本体内部に画定された屋根ふき物品流路とをそれぞれが有する複数の屋根ふき物品からなることにより、該複数の屋根ふき物品が前記第1のデッキ上に配置される際に第1のデッキ上に配置された前記複数の屋根ふき物品の前記屋根ふき物品流路がともに前記第1の流路の少なくとも一部を形成し、前記複数の屋根ふき物品が前記第2のデッキ上に配置される際に第2のデッキ上に配置された前記複数の屋根ふき物品の前記屋根ふき物品流路がともに前記第2の流路の少なくとも一部を形成する屋根被覆材。
5.前記第1及び第2のデッキ上に置かれる被覆材を更に有し、前記第1の流路が、前記第1のデッキ上に置かれる前記被覆材の内部に画定され、前記第2の流路が、前記第2のデッキ上に置かれる前記被覆材の内部に画定されている、実施形態1又は2に記載のシステム。
6.前記第1及び第2のデッキ上に置かれる被覆材を更に有し、前記第1の流路が、前記第1のデッキと前記第1のデッキ上に置かれる前記被覆材との間に画定され、前記第2の流路が、前記第2のデッキと前記第2のデッキ上に置かれる前記被覆材との中間に画定されている、実施形態1に記載のシステム。
7.被覆材に設けられた1つ又は複数の換気口を更に有し、該換気口が前記第1の流路から被覆材の上面にまで動作可能に延びている、実施形態4〜6のいずれか1つに記載のシステム。
8.前記第1の流路及び前記第2の流路が、それぞれ前記第1のデッキ及び第2のデッキの上に配置されている、実施形態1又は2に記載のシステム。
9.前記第1の流路及び前記第2の流路が、それぞれ前記第1のデッキ及び第2のデッキの下に配置されている、実施形態1又は2に記載のシステム。
10.前記ルーターがリニアアクチュエーターである、実施形態1〜9のいずれか1つに記載のシステム。
11.前記第1のデッキの下端の近くに選択的に開閉可能な換気口を更に有することにより、前記換気口が開かれた場合、空気が前記第1の流路に流入するか又は前記第1の流路から流出することができる、実施形態1〜10のいずれか1つに記載のシステム。
12.前記第2のデッキの下端の近くに選択的に開閉可能な換気口を更に有することにより、前記換気口が開かれた場合、空気が前記第2の流路に流入するか又は前記第2の流路から流出することができる、実施形態1〜11のいずれか1つに記載のシステム。
13.前記第1及び第2の流路の少なくとも一方における空気の運動を生じさせる空気運動要素を更に有する、実施形態1〜12のいずれか1つに記載のシステム。
14.前記空気運動要素がファンである、実施形態13に記載のシステム。
15.前記空気運動要素が空気を押し、かつ引くように構成されている、実施形態13又は14に記載のシステム。
16.前記第1のデッキ又は前記第2のデッキの少なくとも一方に設けられた1つ又は複数のセンサーを更に有する、実施形態1〜15のいずれか1つに記載のシステム。
17.前記1つ又は複数のセンサーが、温度センサー、湿度センサー、熱流センサー、衝撃センサー、火炎センサー、及び一酸化炭素センサーからなる群から選択されるセンサー、又はこれらの組み合わせを含む、実施形態16に記載のシステム。
18.前記熱回収ユニットがドライヤーを含む、実施形態2〜17のいずれか1つに記載のシステム。
19.前記第1の流路から前記頂部に流れる前記空気が、選択的に、前記頂部換気口から大気中への経路にされる、実施形態1〜18のいずれか1つに記載のシステムを使用して熱負荷を放出するための方法。
20.前記第1の流路から前記頂部に流れる前記空気が、選択的に、前記非空調空間内への経路にされる、実施形態1〜19のいずれか1つに記載のシステムを使用して熱負荷を回収するための方法。
21.実施形態1〜20のいずれか一項に記載のシステムを使用して、前記第1のデッキからの熱負荷を前記第2デッキを加熱するために利用する方法であって、前記第1の流路から前記頂部に流れる前記空気が、選択的に、前記第2の流路への経路にされる方法。
22.実施形態7に記載のシステムを使用して屋根材を吹き飛ばすための方法であって、前記第1の流路から前記頂部に流れる前記空気を、選択的に、前記第1の流路に戻し、前記被覆材に設けられた前記1つ又は複数の換気口から外部への経路にする方法。
23.実施形態1〜22のいずれか一項に記載のシステムを使用して、前記第1のデッキからの熱負荷を空調空間を加熱するために利用する方法であって、前記第1の流路から前記頂部に流れる前記空気が、選択的に、熱回収ユニットへの経路にされる方法。
24.建物パネルに対する熱負荷の管理を行うためのシステムであって、
前記パネルの下端の近くから前記パネルの上端に向かって延びる第1の流路と、
前記パネルの前記上端の近くに配置されるルーターであって、前記第1の流路から前記パネルの前記上端に流れる空気を、選択的に、複数の方向の中の1つの経路にするルーターと、を有するシステム。
25.前記パネルがルーフデッキを含む、実施形態24に記載のシステム。
26.前記パネルが壁を含む、実施形態24に記載のシステム。
27.建物内の非空調空間を覆う第1及び第2のデッキと、頂部とを有する屋根に対する熱負荷の管理を行うためのシステムであって、
前記第1のデッキの下端の近くから前記頂部に向かって延びる第1の流路と、前記第2のデッキの下端の近くから前記頂部に向かって延びる第2の流路と、
前記第1のデッキの前記下端の近くに配置されるルーターであって、前記第1の流路から前記第1のデッキの前記下端に流れる空気を、選択的に、
前記第1のデッキの前記下端の近くに設けられた換気口から大気中に向かう方向、
前記第1の流路に戻る方向、
前記非空調空間内に向かう方向、
熱回収ユニット内に向かう方向、
空気補給ユニット内に向かう方向、及び
これらの任意の組み合わせ、からなる群から選択される複数の方向の中の1つの経路にすることができるルーターと、を有するシステム。
1.建物内の非空調空間を覆う第1及び第2のデッキと頂部とを有する屋根に対する熱負荷の管理を行うためのシステムであって、
前記第1のデッキの下端の近くから前記頂部に向かって延びる第1の流路と、前記第2のデッキの下端の近くから前記頂部に向かって延びる第2の流路と、
前記頂部の近くに配置されるルーターであって、前記第1の流路から前記頂部へと流れる空気の経路を、複数の方向の中の1つに選択的に定めるルーターと、を有するシステム。
2.前記複数の方向が、
前記頂部に設けられた頂部換気口から大気中に向かう方向、
前記第2の流路に向かう方向、
前記第1の流路に戻る方向、
前記非空調空間内に向かう方向、
熱回収ユニット内に向かう方向、
空気補給ユニット内に向かう方向、及び
これらの任意の組み合わせ、からなる群から選択される、実施形態1に記載のシステム。
3.実施形態1又は2のシステムにおいて使用するための屋根ふき物品であって、本体と、該本体内部に画定された屋根ふき物品流路とを有することにより、該屋根ふき物品が前記第1のデッキ上に配置される際に前記屋根ふき物品流路が前記第1の流路の少なくとも一部を形成する屋根ふき物品。
4.実施形態1又は2のシステムにおいて使用するための屋根材であって、該屋根ふき材被覆が、本体と、該本体内部に画定された屋根ふき物品流路とをそれぞれが有する複数の屋根ふき物品からなることにより、該複数の屋根ふき物品が前記第1のデッキ上に配置される際に第1のデッキ上に配置された前記複数の屋根ふき物品の前記屋根ふき物品流路がともに前記第1の流路の少なくとも一部を形成し、前記複数の屋根ふき物品が前記第2のデッキ上に配置される際に第2のデッキ上に配置された前記複数の屋根ふき物品の前記屋根ふき物品流路がともに前記第2の流路の少なくとも一部を形成する屋根被覆材。
5.前記第1及び第2のデッキ上に置かれる被覆材を更に有し、前記第1の流路が、前記第1のデッキ上に置かれる前記被覆材の内部に画定され、前記第2の流路が、前記第2のデッキ上に置かれる前記被覆材の内部に画定されている、実施形態1又は2に記載のシステム。
6.前記第1及び第2のデッキ上に置かれる被覆材を更に有し、前記第1の流路が、前記第1のデッキと前記第1のデッキ上に置かれる前記被覆材との間に画定され、前記第2の流路が、前記第2のデッキと前記第2のデッキ上に置かれる前記被覆材との中間に画定されている、実施形態1に記載のシステム。
7.被覆材に設けられた1つ又は複数の換気口を更に有し、該換気口が前記第1の流路から被覆材の上面にまで動作可能に延びている、実施形態4〜6のいずれか1つに記載のシステム。
8.前記第1の流路及び前記第2の流路が、それぞれ前記第1のデッキ及び第2のデッキの上に配置されている、実施形態1又は2に記載のシステム。
9.前記第1の流路及び前記第2の流路が、それぞれ前記第1のデッキ及び第2のデッキの下に配置されている、実施形態1又は2に記載のシステム。
10.前記ルーターがリニアアクチュエーターである、実施形態1〜9のいずれか1つに記載のシステム。
11.前記第1のデッキの下端の近くに選択的に開閉可能な換気口を更に有することにより、前記換気口が開かれた場合、空気が前記第1の流路に流入するか又は前記第1の流路から流出することができる、実施形態1〜10のいずれか1つに記載のシステム。
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13.前記第1及び第2の流路の少なくとも一方における空気の運動を生じさせる空気運動要素を更に有する、実施形態1〜12のいずれか1つに記載のシステム。
14.前記空気運動要素がファンである、実施形態13に記載のシステム。
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16.前記第1のデッキ又は前記第2のデッキの少なくとも一方に設けられた1つ又は複数のセンサーを更に有する、実施形態1〜15のいずれか1つに記載のシステム。
17.前記1つ又は複数のセンサーが、温度センサー、湿度センサー、熱流センサー、衝撃センサー、火炎センサー、及び一酸化炭素センサーからなる群から選択されるセンサー、又はこれらの組み合わせを含む、実施形態16に記載のシステム。
18.前記熱回収ユニットがドライヤーを含む、実施形態2〜17のいずれか1つに記載のシステム。
19.前記第1の流路から前記頂部に流れる前記空気が、選択的に、前記頂部換気口から大気中への経路にされる、実施形態1〜18のいずれか1つに記載のシステムを使用して熱負荷を放出するための方法。
20.前記第1の流路から前記頂部に流れる前記空気が、選択的に、前記非空調空間内への経路にされる、実施形態1〜19のいずれか1つに記載のシステムを使用して熱負荷を回収するための方法。
21.実施形態1〜20のいずれか一項に記載のシステムを使用して、前記第1のデッキからの熱負荷を前記第2デッキを加熱するために利用する方法であって、前記第1の流路から前記頂部に流れる前記空気が、選択的に、前記第2の流路への経路にされる方法。
22.実施形態7に記載のシステムを使用して屋根材を吹き飛ばすための方法であって、前記第1の流路から前記頂部に流れる前記空気を、選択的に、前記第1の流路に戻し、前記被覆材に設けられた前記1つ又は複数の換気口から外部への経路にする方法。
23.実施形態1〜22のいずれか一項に記載のシステムを使用して、前記第1のデッキからの熱負荷を空調空間を加熱するために利用する方法であって、前記第1の流路から前記頂部に流れる前記空気が、選択的に、熱回収ユニットへの経路にされる方法。
24.建物パネルに対する熱負荷の管理を行うためのシステムであって、
前記パネルの下端の近くから前記パネルの上端に向かって延びる第1の流路と、
前記パネルの前記上端の近くに配置されるルーターであって、前記第1の流路から前記パネルの前記上端に流れる空気を、選択的に、複数の方向の中の1つの経路にするルーターと、を有するシステム。
25.前記パネルがルーフデッキを含む、実施形態24に記載のシステム。
26.前記パネルが壁を含む、実施形態24に記載のシステム。
27.建物内の非空調空間を覆う第1及び第2のデッキと、頂部とを有する屋根に対する熱負荷の管理を行うためのシステムであって、
前記第1のデッキの下端の近くから前記頂部に向かって延びる第1の流路と、前記第2のデッキの下端の近くから前記頂部に向かって延びる第2の流路と、
前記第1のデッキの前記下端の近くに配置されるルーターであって、前記第1の流路から前記第1のデッキの前記下端に流れる空気を、選択的に、
前記第1のデッキの前記下端の近くに設けられた換気口から大気中に向かう方向、
前記第1の流路に戻る方向、
前記非空調空間内に向かう方向、
熱回収ユニット内に向かう方向、
空気補給ユニット内に向かう方向、及び
これらの任意の組み合わせ、からなる群から選択される複数の方向の中の1つの経路にすることができるルーターと、を有するシステム。
以下の詳細な説明を添付の図面と併せて考慮することで、本開示のより完全な理解を得ることが可能である。
従来の屋根システムの概略側面図。
本開示の屋根システムの概略側面図。
本開示の一実施形態の屋根システムの概略斜視図。
図3Aの屋根システムの概略側面図。
本開示の更なる一実施形態の屋根システムの概略斜視図。
図4Aの屋根システムの概略側面図。
本開示の更なる一実施形態の屋根システムの概略斜視図。
図5Aの屋根システムの概略側面図。
本開示の更なる一実施形態の屋根システムの概略斜視図。
図6Aの屋根システムの概略側面図。
本開示の更なる一実施形態の屋根システムの概略斜視図。
図7Aの屋根システムの概略側面図。
本開示の更なる一実施形態の屋根システムの概略斜視図。
図8Aの屋根システムの概略側面図。
本開示の更なる一実施形態の屋根システムの概略斜視図。
図9Aの屋根システムの概略側面図。
様々な形態にある本開示の屋根頂部のエアルーターの概略側面図。
様々な形態にある本開示の屋根頂部のエアルーターの概略側面図。
様々な形態にある本開示の屋根頂部のエアルーターの概略側面図。
様々な形態にある本開示の屋根頂部のエアルーターの概略側面図。
様々な形態にある本開示の屋根頂部のエアルーターの概略側面図。
様々な形態にある本開示の屋根頂部のエアルーターの概略側面図。
本開示の更なる一実施形態の屋根システムの概略斜視図。
本開示の実施形態の軒裏換気口(エアルーター)の拡大概略図。
本開示の更なる一実施形態の屋根システムの概略斜視図。
上記の確認された図面は、開示される主題の一実施形態を示したものであるが、本開示の中で述べられるような他の実施形態も想到される。いずれの場合においても、本開示は、開示される主題を、限定的なものとしてではなく代表的なものとして示すものである。図面は概略的なものであり、そのため、異なる構造の形態、及びそれらの相対的な寸法は、あくまで例示を目的としたものにすぎない。当業者であれば、改変及び実施形態が本開示の範囲及び趣旨の範囲内である、多くの改変及び実施例が認識されよう。
本開示は、概して屋根システム及びこうした屋根システムを使用するための方法に関する。次に本開示の様々な例示的実施形態について、具体的に図面を参照しながら説明する。本開示の実施形態は、本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、様々な改変や変更を行うことが可能である。したがって、本開示の実施形態は、以下に述べる代表的な実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載される限定条件及びそのあらゆる均等物によって規定されるものとして理解されるべきである。下記に示す実施例の考察を通じて本発明の様々な態様の理解が得られるであろう。
以下の説明文は、図面を参照しながら読むべきものである。なお、異なる図面において同様の要素には同様の様式の番号付けをしている。図面は必ずしも一定の縮尺を有さず、選択された例示的実施形態を示したものであって、本開示の範囲を限定するものではない。異なる要素について構造、寸法及び材料の例が説明されているが、当業者であれば、示される多くの例には、使用可能な適当な代替物があることが理解されるであろう。
特に断らないかぎり、本明細書及び特許請求の範囲で使用される構造の大きさ、量、物理的特性を表わすすべての数字は、すべての場合において「約」なる語により修飾されているものとして理解されるべきである。したがって、そうでないことが示されないかぎり、上記の明細書及び添付の特許請求の範囲に記載される数値パラメータは、当業者が本明細書に開示される教示を用いて得ようとする所望の特性に応じて異なりうる近似値である。
端点による数値範囲の記載には、その範囲及びその範囲内の任意の範囲に組み込まれるすべての数が含まれるものとする(例えば、1〜5は、1、1.5、2、2.75、3、3.80、4、及び5を含む)。
本明細書及び添付の「特許請求の範囲」において使用するところの単数形「a」、「an」、及び「the」には、その内容によって明らかに示されないかぎりは複数の指示対象物を有する実施形態が含まれる。例えば、「層」には、1つ又は2つ又はそれ以上の層を有する実施形態が含まれる。本明細書及び添付の「特許請求の範囲」において使用されるように、「又は」なる用語は、その内容によって明らかに示されないかぎり、「及び/又は」を含む意味で一般的に用いられる。
「ポリマー」なる用語には、ポリマー、コポリマー(例えば、2種類以上の異なるモノマーを使用して形成されたポリマー)、オリゴマー及びそれらの組み合わせ、並びに混和性ブレンド中で形成されうるポリマー、オリゴマー又はコポリマーが含まれるものと理解される。更に、本明細書では、「屋根裏」及び「非空調空間」なる用語は互換可能に用いられる。
図1を参照すると、従来の屋根10は、軒裏14と屋根の頂部すなわち棟16との間に延びる1つ又は複数の屋根部分12を一般的に有している。屋根10は、非空調空間すなわち屋根裏22を覆う野地板すなわちデッキ20上に、コンクリート若しくはクレイタイル又はアスファルトシングルなどの保護被覆18を有している。屋根裏22は、屋根裏の下の生活空間24に対する緩衝装置として機能しうる。屋根10は、軒裏の換気口26を有し、更に屋根の換気口(図示せず)及び/又は棟の換気口28を有しうる。
図2を参照すると、本開示の実施形態に基づく屋根システム110は、1つ又は複数の屋根部分112を有することができ、それぞれは、野地板すなわちデッキ120、軒裏のダクト又は換気口126(換気口126はエアルーターを有しうる)を有する軒裏114、屋根の頂部すなわち棟116、及びデッキ120上のコンクリート若しくはクレイタイル又はアスファルトシングルなどの保護被覆118を有する。屋根システム110は、1つ又は複数の受動的又は能動的屋根管理要素を更に含む。このような要素としては、例えば、軒裏換気口126の上及び/又は下の換気口開閉要素130、1つ又は複数のブロワー又はファン132(例えば可変速度/高圧ファンなどであり、異なる空気の運動を押す及び/又は引くといった空気の運動を生じさせるために使用することができる)、屋根システム110内の空気流の経路にするための1つ又は複数の棟空気経路決定部材又はエアルーター134(図10A〜10Fを参照)、例えば湿度、温度、熱流、衝撃、火災、及び一酸化炭素センサーなどのセンサー又は感知部材136が含まれる。
各実施形態において、センサー136は、湿度、温度、熱流、衝撃、火災、及び一酸化炭素センサーであってよい。当業者であれば、本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく他のセンサーを使用できることは認識されるであろう。
屋根システム110の実施形態において、保護被覆118では、いずれも本明細書にその全容を援用するものであって、発明の名称が「デッキ上屋根通気物品(ABOVE-DECK ROOF VENTING ARTICLE)」である国際特許出願公開第WO 2012/033816 A1号、及び発明の名称が「デッキ上屋根通気物品(ABOVE-DECK ROOF VENTING ARTICLE)」である米国特許出願第61/579,297号に述べられるような、軒裏の領域から屋根の棟若しくは頂部又はその付近へと部分的又は全体的に延びる1つ又は複数の流路119を有する屋根システムが含まれうる。屋根システム110は1つ又は複数の太陽電池138を更に有してもよく、屋根システム管理要素のそれぞれは必要に応じて太陽電池から電力供給することができる。エアルーター134は、屋根システム110の棟116に沿って(例えば平行に)延びる1つ又は複数のエアダクトであるか、又はこうしたエアダクトを含むものであってよい。ダクトの断面及び/又は形状は、径及び形状に応じて異なりうる。エアルーター134の材料は、例えば軽量の錆びない金属及び/又は各種の低/高温ポリマーなどの多くの材料のいずれであってもよいが、当業者であれば他の材料も使用できることは認識されるであろう。電動式リニアアクチュエーターを組み込むことでエアルーター134の異なるバルブポートを構成することができる。他の機械的ゲート制御の方法をエアルーター134に用いることも考えられる。エアルーター134を通じた自然の又は強制的な空気流が可能となるようにソフトウェアからの出力によってそれぞれのゲートを開閉することができる。気候帯の場所、及び屋根システム110に関係する二次動作に応じて、エアルーター134は複数のポートを有しうる。4個及び6個のポートの例が示されているが、6個よりも多いか又は4個よりも少ないものを含む他のエアルーター134の構成も考えられる。
各実施形態の屋根システム110は、建物の熱エネルギー管理の更なる最適化を可能にするとともに屋根システム管理要素を制御するための制御機能(例えば図に示されないハードウェア/ソフトウェアなど)を有しうる。例えば、非空調屋根裏空間の温度及び相対湿度/露点温度によって、屋根システムを用いて空気流の運動を自動的に生じさせることができる。同様に、構造の換気により、機械的装置への空気流の運動又は熱い/冷たい空気の緩衝を引き起こすことができる。
図3A及び3Bを参照すると、第1の実施形態において、放射エネルギーが屋根システム110の右屋根部分112に入射している状態が示されている。エアルーター134の位置1、2、5及び6を開くことができ(図10Aを参照)、これにより、より温かい空気が、屋根システム110の両方の屋根部分112から棟116へと、例えば組み込まれた1つ又は複数の流路119を通るような経路にされ、温かい空気は棟116から流れ出る。エアルーター134は、概ね棟116の実質的に全長に沿って延びている。
図4A及び4Bを参照すると、第2の実施形態において、放射エネルギーが屋根システム110の右屋根部分112に入射している状態が示されている。右屋根部分112上のブロワー132は、軒裏の空気を押すように設定し、左屋根部分112上のブロワー132は、より温かい空気を引くように設定することができる。エアルーター134の位置2及び5を開くことができる(図10Bを参照)。これにより、より温かい空気は、より暖かい右屋根部分からより冷たい左屋根部分への経路にされる。
図5A及び5Bを参照すると、第3の実施形態において、デッキ下の解決策を用いて屋根のより冷たい空気を移動させるため、右屋根部分112上のブロワー132は、軒裏の空気を押すように設定し、左屋根部分112上のブロワー132は空気を引くように設定することができる。エアルーター134の位置2及び4を開くことができる(図10Cを参照)。これにより、空気は、右屋根部分112から左屋根部分112への経路にされる。これにより、空気は保護被覆118内に又は保護被覆118とともに設けられる流路119を通って押される。
図6A及び6Bを参照すると、第4の実施形態では、エアルーター134のすべての位置を閉じることができ(図10Dを参照)、左右のブロワー132を、例えば可変ブロワー速度によって外部の空気を引くように設定することができる。これにより空気は、保護被覆118内に設けられた換気口(図に示されていない)を通じて屋根システム110上に吹き付けられることになる。この構成は、屋根システム110から水、雪、又は他の破片(落ち葉など)を吹き飛ばすことが望ましい場合に有用となりうる。
図7A及び7Bを参照すると、第5の実施形態において、放射エネルギーが屋根システム110の右屋根部分112に入射している状態が示されている。この実施形態では、エアルーター134の位置2及び3を開くことができ(図10Eを参照)、強制的な空気の対流方向(押す又は引く)、軒裏及び屋根裏領域の自然対流、更にバランスがとれたシステム換気のために、軒裏のダクト(エアルーター)及びブロワー/ファンをソフトウェアによって制御する。左右のブロワー132は、保護被覆内に又は保護被覆とともに設けられる流路119を通ってより温かい空気を再循環させるように設定することができる。非空調空間は、季節によって温かい空気又は冷たい空気を貯める緩衝装置として利用することができる。
図8A及び8Bを参照すると、第6の実施形態において、放射エネルギーが屋根システム110の右屋根部分112に入射している状態が示されている。この実施形態では、エアルーター134の位置2、3、4及び5を開くことができ(図10Fを参照)、強制的な空気の対流方向(押す又は引く)、軒裏及び屋根裏領域の自然対流、更にバランスがとれたシステム換気のために、軒裏のダクト(エアルーター)及びブロワー/ファンをソフトウェアによって制御する。左ブロワー132は場合により軒裏の空気を押すように設定し、右ブロワー132も軒裏の空気を押すように設定することができる。新しい空気が家庭用空気補給ユニット140に流れ込み、かつ古い空気がユニット140から流れ出る経路にされる。
図9A及び9Bを参照すると、第7の実施形態において、放射エネルギーが屋根の右屋根部分に入射している状態が示されている。この実施形態では、エアルーター134の位置2、3、4及び5を開くことができ(図10Fを参照)、強制的な空気の対流方向(押す又は引く)、軒裏及び屋根裏領域の自然対流、更にバランスがとれたシステム換気のために、軒裏のダクト(エアルーター)及びブロワー/ファンをソフトウェアによって制御する。左ブロワー132は場合により軒裏の空気を押すように設定し、右ブロワー132も軒裏の空気を押すように設定することができる。新しい空気がユニット140に流れ込み、かつ古い空気がユニット140から流れ出る経路にされる。
図10A〜10Fを参照すると、図3〜9に関して図示及び説明された実施形態のそれぞれについて、異なるエアルーター134の構成が概略的に示されている。
図11A及び11Bを参照すると、軒裏ダクト(エアルーター)が示されている。第1の構成では、電動式の「エアゲート又はリニアアクチュエーター」のような第1のゲート140を流路119へと空気が流れるように開くことによって軒裏ダクトを開くことができる。軒裏ダクトは、底部における自然対流用にはゲートが開いた状態で、又はそれぞれのブロワーを通る強制対流用にはゲートが閉じた状態で示されている。別の実施形態では、電動式の「サイドゲート」のような第2のゲート142を開いてデッキの下の空気流の管理を行うことができる。
図12を参照すると、複数の実施形態において、ブロワー144が屋根裏122内に配置又は位置決めされ、エアルーター134及びエアゲート140、並びに場合により第2のエアゲート142と、例えば配管146を通じて流体(空気)連通していることにより、例えば図3〜9に関して上記に述べたような、屋根システム10に沿った又はその内部の空気流、屋根システム10の環境熱負荷、建物内の空調及び/又は非空調空間の温度、建物内の空調及び/又は非空調空間の換気を管理することができる。これを行うためには、ブロワー144は、望ましい結果に応じて、エアルーター134及びエアゲート140並びに場合により第2のエアゲート142へ、又はそれらから空気を選択的に押す、及び/又は引くように制御することができる。
図3〜9及び11に示されるもののような実施形態では、デッキの傾斜に沿って上方に延びる、デッキ上の保護被覆内に設けられるもののような流路119が、図10A〜Fに示されるようなエアルーター134の2番ポート(右)又は5番ポート(左)などのエアルーター134上の専用ポートと結合する又は整列する。
本発明の各実施形態は、本明細書に述べられる特定の実施例に限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ添付の「特許請求の範囲」に公正に記載される本発明のすべての態様を網羅するものとして理解されるべきである。本明細書を検討することで、本発明の実施形態を適用することが可能な様々な改変、等価のプロセス、及び多くの構造が、本発明の実施形態が対象とする当業者にとって直ちに明らかとなるであろう。
Claims (27)
- 建物内の非空調空間を覆う第1及び第2のデッキと頂部とを有する屋根の管理を行うためのシステムであって、
前記第1のデッキの下端の近くから前記頂部に向かって延びる第1の流路と、前記第2のデッキの下端の近くから前記頂部に向かって延びる第2の流路と、
前記頂部の近くに配置されるルーターであって、前記第1の流路から前記頂部へと流れる空気の経路を、複数の方向の1つに選択的に定めるルーターと、を有するシステム。 - 前記複数の方向が、
前記頂部に設けられた頂部換気口から大気中に向かう方向、
前記第2の流路に向かう方向、
前記第1の流路に戻る方向、
前記非空調空間内に向かう方向、
熱回収ユニット内に向かう方向、
空気補給ユニット内に向かう方向、及び
これらの任意の組み合わせ、からなる群から選択される、請求項1に記載のシステム。 - 請求項1又は2のシステムにおいて使用するための屋根ふき物品であって、本体と、該本体内部に画定された屋根ふき物品流路とを有することにより、該屋根ふき物品が前記第1のデッキ上に配置される際に前記屋根ふき物品流路が前記第1の流路の少なくとも一部を形成する屋根ふき物品。
- 請求項1又は2のシステムにおいて使用するための屋根材であって、該屋根ふき材被覆が、本体と、該本体内部に画定された屋根ふき物品流路とをそれぞれが有する複数の屋根ふき物品からなることにより、該複数の屋根ふき物品が前記第1のデッキ上に配置される際に第1のデッキ上に配置された前記複数の屋根ふき物品の前記屋根ふき物品流路がともに前記第1の流路の少なくとも一部を形成し、前記複数の屋根ふき物品が前記第2のデッキ上に配置される際に第2のデッキ上に配置された前記複数の屋根ふき物品の前記屋根ふき物品流路がともに前記第2の流路の少なくとも一部を形成する屋根被覆材。
- 前記第1及び第2のデッキ上に置かれる被覆材を更に有し、前記第1の流路が、前記第1のデッキ上に置かれる前記被覆材の内部に画定され、前記第2の流路が、前記第2のデッキ上に置かれる前記被覆材の内部に画定されている、請求項1又は2に記載のシステム。
- 前記第1及び第2のデッキ上に置かれる被覆材を更に有し、前記第1の流路が、前記第1のデッキと前記第1のデッキ上に置かれる前記被覆材との中間に画定され、前記第2の流路が、前記第2のデッキと前記第2のデッキ上に置かれる前記被覆材との中間に画定されている、請求項1に記載のシステム。
- 被覆材に設けられた1つ又は複数の換気口を更に有し、該換気口が前記第1の流路から被覆材の上面にまで動作可能に延びている、請求項4〜6のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記第1の流路及び前記第2の流路が、それぞれ前記第1のデッキ及び第2のデッキの上に配置されている、請求項1又は2に記載のシステム。
- 前記第1の流路及び前記第2の流路が、それぞれ前記第1のデッキ及び第2のデッキの下に配置されている、請求項1又は2に記載のシステム。
- 前記ルーターがリニアアクチュエーターである、請求項1〜9のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記第1のデッキの下端の近くに選択的に開閉可能な換気口を更に有することにより、前記換気口が開かれた場合、空気が前記第1の流路に流入するか又は前記第1の流路から流出することができる、請求項1〜10のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記第2のデッキの下端の近くに選択的に開閉可能な換気口を更に有することにより、前記換気口が開かれた場合、空気が前記第2の流路に流入するか又は前記第2の流路から流出することができる、請求項1〜11のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記第1及び第2の流路の少なくとも一方における空気の運動を生じさせる空気運動要素を更に有する、請求項1〜12のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記空気運動要素がファンである、請求項13に記載のシステム。
- 前記空気運動要素が空気を押し、かつ引くように構成されている、請求項13又は14に記載のシステム。
- 前記第1のデッキ又は前記第2のデッキの少なくとも一方に設けられた1つ又は複数のセンサーを更に有する、請求項1〜15のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記1つ又は複数のセンサーが、温度センサー、湿度センサー、熱流センサー、衝撃センサー、火炎センサー、及び一酸化炭素センサーからなる群から選択されるセンサー、又はこれらの組み合わせを含む、請求項16に記載のシステム。
- 前記熱回収ユニットがドライヤーを含む、請求項2〜17のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記第1の流路から前記頂部に流れる前記空気が、選択的に、前記頂部換気口から前記大気中への経路にされる、請求項1〜18のいずれか一項に記載のシステムを使用して熱負荷を放出するための方法。
- 前記第1の流路から前記頂部に流れる前記空気が、選択的に、前記非空調空間内への経路にされる、請求項1〜19のいずれか一項に記載のシステムを使用して熱負荷を回収するための方法。
- 請求項1〜20のいずれか一項に記載のシステムを使用して、前記第1のデッキからの熱負荷を前記第2のデッキを加熱するために利用する方法であって、前記第1の流路から前記頂部に流れる前記空気が、選択的に、前記第2の流路への経路にされる方法。
- 請求項7に記載のシステムを使用して屋根材を吹き飛ばすための方法であって、前記第1の流路から前記頂部に流れる前記空気を、選択的に、前記第1の流路に戻し、前記被覆材に設けられた前記1つ又は複数の換気口から外部への経路にする方法。
- 請求項1〜22のいずれか一項に記載のシステムを使用して、前記第1のデッキからの熱負荷を空調空間を加熱するために利用する方法であって、前記第1の流路から前記頂部に流れる前記空気が、選択的に、熱回収ユニットへの経路にされる方法。
- 建物パネルを有する建物の管理を行うためのシステムであって、
前記パネルの下端の近くから前記パネルの上端に向かって延びる第1の流路と、
前記パネルの前記上端の近くに配置されるルーターであって、前記第1の流路から前記パネルの前記上端に流れる空気を、選択的に、複数の方向の中の1つの経路にするルーターと、を有するシステム。 - 前記パネルがルーフデッキを備える、請求項24に記載のシステム。
- 前記パネルが壁を備える、請求項24に記載のシステム。
- 建物内の非空調空間を覆う第1及び第2のデッキと、頂部とを有する屋根の管理を行うためのシステムであって、
前記第1のデッキの下端の近くから前記頂部に向かって延びる第1の流路と、前記第2のデッキの下端の近くから前記頂部に向かって延びる第2の流路と、
前記第1のデッキの前記下端の近くに配置されるルーターであって、前記第1の流路から前記第1のデッキの前記下端に流れる空気を、選択的に、
前記第1のデッキの前記下端の近くに設けられた換気口から大気中に向かう方向、
前記第1の流路に戻る方向、
前記非空調空間内に向かう方向、
熱回収ユニット内に向かう方向、
空気補給ユニット内に向かう方向、及び
これらの任意の組み合わせ、からなる群から選択される複数の方向の中の1つの経路にすることができるルーターと、を有するシステム。
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