JP2014519861A5 - - Google Patents
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Description
本開示の実施形態は一般に医療装置の分野に関し、より具体的には、集学的医療感知システムおよび関連する使用法に関する。
本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、「集学的医療感知システムおよび方法」という名称の2011年4月8日出願の米国仮特許出願第61/473,570号の利益を主張する。
疾病治療の成功度を診断し、検証することにおける技術革新は、外部撮像処理から内部診断処理に移行してきた。具体的には、診断装置および処理は、脈管の閉塞およびその他の脈管の疾病を診断するために開発され、カテーテルまたはカテーテル処置に用いるガイドワイヤなどの可撓性の細長い部材の先端上に配置された超小型センサによって行われてきた。たとえば、既知の医療感知技法には、血管造影、血管内超音波検査(IVUS)、フォワードルッキングIVUS(FL−IVUS)、冠血流予備量値(FFR)判定、冠血流予備能(CFR)判定、光干渉断層撮影(OCT)、経食道心エコー、および画像誘導治療が含まれる。これらの技法は、それぞれ異なる診断状況において、より適していることもある。治療が成功する可能性を高めるために、医療施設は、カテーテル検査室での処置中に、利用可能な複数の撮像および感知手法を有してもよい。ただし、カテーテル検査室の各撮像手法は伝統的に、独自の専用の診断機器を必要とする。たとえば、撮像手法は、カテーテル、患者隔離モジュール(PIM)、ユーザ制御インタフェース、ディスプレイ、専用電源、およびカスタマイズされたパーソナルコンピュータなどの処理装置を必要とすることもある。伝統的に、この機器のすべては、処置中にカテーテル室自体に位置し、接続性および信頼できる電源を得るために大量の配線基盤に依存する。物理的空間は一般に、カテーテル検査室では非常に貴重であり、カテーテル検査室で使用する追加の撮像手法それぞれによって処置前の設定が複雑になり、処置中の医療専門家の移動を制限する。さらに、各撮像手法装置は、特定の装置の独自の制御法を操作するように訓練を受けた臨床医療者によって独立して設定され、管理されなければならない。患者の安全性、処置時間、十分に訓練を受けた人材の配置および利用可能性の限度を考慮すると、これは好都合ではないこともある。さらに、複数の撮像手法を組み合わせる現在の統合ソフトウェアソリューションは、アップグレードすることが困難であり、困難でなかったとしても問題が多い。
既存の装置および方法はその意図する目的に対して一般に適切であったが、すべての面で完全に満足いくものではなかった。本開示の医療感知システムおよび関連する方法は、1または複数の従来技術の欠点を克服する。
1つの代表的な態様では、本開示は医療感知システムを対象とする。医療感知システムは、第1の医療感知装置に通信可能に接続する計算システム(computing system)を含む。計算システムは第1のデータ取得モジュールを含む。第1のデータ取得モジュールは第1の医療感知手法に関連し、第1の医療感知手法に関連する第1の患者データを第1の医療感知装置から受信するように操作可能である。第1のデータ取得モジュールは第1の患者データをパケット化するように操作可能であり、複数のデータ取得モジュールのうちの1つである。本システムはまた、第1の医療感知手法に関連する第1の処理モジュールを含み、パケット化された第1の患者データ処理するように操作可能であり、第1の処理モジュールは複数の処理モジュールのうちの1つである。さらに、本システムは第1のユーザインタフェースモジュールを含む。第1のユーザインタフェースモジュールは、第1の医療感知手法に関連し、処理済みのパケット化された第1の患者データを第1のグラフィカルユーザインタフェース内で提示するように操作可能であり、第1のユーザインタフェースモジュールは複数のユーザインタフェースモジュールのうちの1つである。また、本システムは第1のデータ取得モジュールと、第1の処理モジュールと、第1のユーザインタフェースモジュールと通信するメッセージキューモジュールとを含む。メッセージキューモジュールはパケット化された第1の患者データをモジュールから受信し、パケット化された第1の患者データを一時的に記憶し、パケット化された第1の患者データをモジュールによって検索可能とするように操作可能である。
ある事例では、計算システムは第2のデータ取得モジュールをさらに含む。第2のデータ取得モジュールは第2の医療感知手法に関連し、第2の医療感知手法に関連する第2の患者データを第2の医療感知装置から受信するように操作可能である。第2のデータ取得モジュールは第2の患者データをパケット化するように操作可能であり、複数のデータ取得モジュールのうちの1つである。さらに、ある事例では、本システムは第2の処理モジュールを含む。第2の処理モジュールは、第2の医療感知手法に関連し、パケット化された第2の患者データを処理するように操作可能である。第2の処理モジュールは複数の処理モジュールのうちの1つである。また、ある事例では、本システムは第2のユーザインタフェースモジュールを含む。第2のユーザインタフェースモジュールは第2の医療感知手法に関連し、処理済みのパケット化された第2の患者データを第2のグラフィカルユーザインタフェース内で提示するように操作可能であり、第2のユーザインタフェースモジュールは複数のユーザインタフェースモジュールのうちの1つである。
別の代表的な態様では、本開示は医療感知システムを対象とする。医療感知システムは、第1の医療感知装置に通信可能に接続する計算システムを含む。計算システムは第1のデータ取得モジュールを含む。第1のデータ取得モジュールは第1の医療感知手法に関連し、第1の医療感知手法に関連する第1の患者データを第1の医療感知装置から受信するように操作可能である。第1の取得モジュールはさらに、第1の患者データを含有する第1の複数のメッセージを作成するように操作可能である。本システムはまた、メッセージキューモジュールを含む。メッセージキューモジュールは、第1のデータ取得モジュールから第1の複数のメッセージを受信し、一時的に記録するように操作可能である。さらに、本システムは第1の処理モジュールを含む。第1の処理モジュールは第1の医療感知手法に関連し、第1の複数のメッセージをメッセージキューモジュールから取り出し、第1の複数のメッセージ内の第1の患者データを処理し、処理された第1の患者データを含有する第2の複数のメッセージをメッセージキューモジュールに送信するように操作可能である。また、本システムは第1のユーザインタフェースモジュールを含む。第1のユーザインタフェースモジュールは第1の医療感知手法に関連し、第2の複数のメッセージをメッセージキューモジュールから取り出し、処理された第1の患者データを第1のグラフィカルユーザインタフェース内で提示するように操作可能である。
ある事例では、医療感知システムの第1のデータ取得モジュールは複数の取得モジュールのうちの1つであり、第1の処理モジュールは複数の処理モジュールのうちの1つであり、第1のユーザインタフェースモジュールは複数のユーザインタフェースモジュールのうちの1つである。
別の代表的な態様では、本開示は医療感知データの処理方法を対象とする。医療感知データの処理方法は、第1の患者データを第1の医療感知装置から受信することを含む。第1の患者データは第1の医療感知手法に関連する。前記処理方法は、第1の複数のメッセージを作成する。第1の複数のメッセージの各メッセージは第1の患者データの一部を含有する。本方法はまた、第1の複数のメッセージをメッセージキューのキューに入れ、第1の複数のメッセージをメッセージキューから取り出し、第1の複数のメッセージに含有される第1の患者データを処理することを含む。さらに、本方法は第2の複数のメッセージを作成することを含む。第2の複数のメッセージの各メッセージは処理された第1の患者データの一部を含有する。本方法は第2の複数のメッセージをメッセージキューに入れることを含む。また、本方法は第2の複数のメッセージをメッセージキューから取り出し、第2の複数のメッセージに含有される処理された第1の患者データを、第1のグラフィカルユーザインタフェース内でレンダリングすることを含む。
本開示の原理をより理解しやすくするために、図に例示する実施形態をここで参照し、特定の用語を用いて説明する。しかしながら、本開示の範囲を限定することを意図するものではないことは理解されよう。記載する装置、機器、方法の任意の変更およびさらなる修正、ならびに本明細書に記載する開示の原理の任意の別の適用は、本開示に関係する分野の当業者には通常想案されるであろう。具体的には、一実施形態に関して記載される特徴、構成部品、および/またはステップは、本開示の別の実施形態に関して記載される特徴、構成部品、および/またはステップと組み合わせてもよいことは十分に考えられる。
図1は、本開示の一実施形態による集学的処理システム101を含む医療感知システム100を示す概略図である。一般に、医療感知システム100は、人間の生物学的生理情報および形態学的情報を取得して、解釈するために用いる様々な方法に影響を受けるように設計される、複数の形態の取得要素および処理要素の整理統合した物(coherent integration and consolidation)を提供する。より具体的には、システム100において、集学的処理システム101は、集学的医療感知データを取得し、制御し、解釈し、表示するための統合装置である。一実施形態では、処理システム101はハードウェアおよびソフトウェアを搭載したコンピュータワークステーションであり、集学的医療感知データを取得し、処理し、表示する。しかし、別の実施形態では、処理システム101は、医療感知データを処理するように操作可能な任意の別の種類の計算システムであってもよい。処理システム101がコンピュータワークステーションである実施形態において、本システムは、マイクロコントローラまたは専用中央演算処理装置(CPU)などのプロセッサと、ハードドライブ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、および/またはコンパクトディスク読み出し専用記憶媒体(CD−ROM)などの非一時的コンピュータ可読記録媒体と、グラフィックスプロセッシングユニット(GPU)などの映像コントローラと、イーサネット(登録商標)コントローラなどのネットワーク通信装置とを少なくとも含む。
例示実施形態では、医療感知システム100は、制御室104を有するカテーテル検査室102に配備され、処理システム101は制御室に位置する。別の実施形態では、図5および図6に関連して記載するように、処理システム101はカテーテル検査室102自体などの他の場所に位置してもよい。カテーテル検査室102は滅菌野を含むが、その関連する制御室104は、処置および/または医療施設の要件によって、滅菌であっても、滅菌でなくてもよい。カテーテル検査室および制御室を使用して、血管造影、血管内超音波(IVUS)、仮想組織診断(VH)、フォワードルッキングIVUS(FL−IVUS)、血管内光音響(IVPA)撮像、冠血流予備量値(FFR)判定、冠血流予備能(CFR)判定、光干渉断層撮影(OCT)、コンピュータ断層撮影、心腔内心エコー(ICE)、フォワードルッキングICE(FLICE)、血管内パルポグラフィ、経食道超音波、または従来技術で既知の任意の別の医療感知手法などの任意の数の医療感知処置を患者に実施してもよい。たとえば、カテーテル検査室102において、患者106は単一の処置として、または1もしくは複数の感知処置を組み合わせて集学的処置を受けてもよい。この処置中、IVUSデータはIVUSカテーテル108を用いて収集され、OCTデータはOCTカテーテル110を用いて収集される。IVUSカテーテル108は、フェーズドアレイ変換器などの1または複数のセンサを含んでいてもよい。一部の実施形態では、IVUSカテーテル108はIVUSおよびIVPA感知などの集学的感知が可能であってもよい。OCTカテーテル110は1または複数の光学センサを含んでいてもよい。
図1に例示する実施形態では、医療感知システム100は、カテーテル検査室102および制御室104に、この集学的ワークフロー処置を促進するために、複数の相互接続する医療感知に関するツールを含む。このツールには、IVUS患者隔離モジュール(PIM)112、OCT PIM114、心電図(ECG)装置116、血管造影システム117、ベッドサイド制御面118、制御室制御面120、およびブームディスプレイ122が含まれる。カテーテル検査室102内のベッドサイドユーティリティボックス(BUB)124はPIM112および114、ECG装置116、およびベッドサイド制御面(control surface)118に対するハブとして機能し、これらを処理システム101に通信可能に接続する。例示実施形態では、血管造影システム117、制御室制御面120、およびブームディスプレイ122は処理システム101に通信可能に直接的に接続する。ただし、代替的な実施形態では、これらのツールはBUB124を介して処理システム101に接続されてもよい。一実施形態では、BUB124は受動的なケーブル通過装置であり、配線を整理して、床下のケーブル配線溝まで送る。また、代替的に、別の実施形態では、BUB124はロジックおよび通信回路を含有して、医療感知ツールと処理システム101との間の通信を積極的に調整してもよい。「医療感知通信システムおよび方法」という名称の2011年4月8日出願の米国仮特許出願第61/473,625号は、医療感知に関するツールを統合して接続するベッドサイドユーティリティボックスを開示しており、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。さらに、集学的処理システム101はデータネットワーク125に通信可能に接続する。例示実施形態では、データネットワーク125はTCP/IPベースのローカルエリアネットワーク(LAN)であるが、別の実施形態では、同期型光ネットワーク(SONET)などの異なるプロトコルを利用してもよく、またはワイドエリアネットワーク(WAN)であってもよい。処理システム101は、ネットワーク125を介して様々なリソースに接続してもよい。たとえば、処理システム101は、ネットワーク125を通じて、医用デジタル撮像および通信(DICOM)システム126、画像保存通信システム(PACS)127、および病院情報システム128と通信してもよい。
また、例示実施形態では、システム100の医療感知ツールは、規格銅線リンクまたは光ファイバリンクなどの有線接続を介して、処理システム101に通信可能に接続するが、代替の実施形態では、ツールは、米国電気電子学会(IEEE)802.11ワイファイ(Wi−Fi、登録商標)規格、超広帯域無線(UWB)規格、無線ファイヤワイヤ(FireWire、登録商標)、無線USB、または別の高速無線ネットワーク規格を用いる無線接続を介して、処理システム101に接続されてもよい。
医療感知システム100では、IVUS PIM112およびOCT PIM114は、それぞれ患者106からIVUSカテーテル108およびOCTカテーテル110によって収集した医療感知データを受信するように操作可能であり、受信したデータを制御室104の処理システム101に送信するように操作可能である。一実施形態では、IVUS PIM112およびOCT PIM114は医療感知データを周辺機器相互接続エクスプレス(PCIe)データバス接続で送信するが、別の実施形態では、データをUSB接続、サンダーボルト(登録商標)接続、ファイヤワイヤ接続、または別の高速データバス接続で送信してもよい。一実施形態では、PIM112および114はアナログ/デジタル(A/D)変換器を含み、デジタルデータを処理システム101に送信する。ただし、別の実施形態では、PIMはアナログデータを処理システムに送信する。また、ECG装置116は、患者106からの心電図信号または別の血行動態データを処理システム101に送信するように操作可能である。一部の実施形態では、処理システム101は、ECG116からのEGG信号を用いてカテーテル108および110から収集したデータを同期するように操作可能であってもよい。さらに、血管造影システム117は患者106のX線、コンピュータ断層撮影(CT)、または磁気共鳴画像(MRI)を収集し、処理システム101に送信するように操作可能である。一実施形態では、血管造影システム117は、処理システム101にネットワーク125を通じて通信可能に接続してもよいが、別の実施形態では、血管造影システムは、より直接的に、たとえばアダプタ装置を通じて処理システム101と接続してもよい。このようなアダプタ装置は第三者(サードパーティ)独自仕様のフォーマットからのデータを、処理システム101が使用可能なフォーマットに変換してもよい。一部の実施形態では、処理システム101は、血管造影システム117(たとえばX線データ、MRIデータ、CTデータなど)からの画像データをIVUSカテーテル108およびOCTカテーテル110からの感知データと相互に位置合わせしてもよい。この1つの態様として、相互の位置合わせ(co−registration)を実施して、感知データを有する三次元画像を生成してもよい。
ベッドサイド制御面118はまた、処理システム101にBUB124を介して通信可能に接続し、患者106を診察するために用いる特定の(1または複数の)医療感知手法のユーザ制御を提供する。該実施形態では、ベッドサイド制御面118はタッチ画面であり、ユーザ制御および診断画像を単一の表面(surface)上に提供する。ただし、代替的な実施形態では、ベッドサイド制御面118は、非双方向型ディスプレイと、物理的ボタンおよび/またはジョイスティックなどの個別の制御の両方を含んでいてもよい。統合医療感知システム100では、ベッドサイド制御面118は、ワークフロー制御オプションおよび患者画像データをグラフィカルユーザインタフェース(GUI)内で提示するように操作可能である。ベッドサイド制御面118は複数の手法に対するGUIを表示することが可能であるため、臨床医療者は感知手法を切り替えるときに、物理的にユーザインタフェース装置間を移動する必要はない。
制御室104内の制御室制御面120はまた、処理システム101に通信可能に接続し、図1に示すように、カテーテル検査室102に隣接する。該実施形態では、制御室制御面120は、タッチ画面を含み、異なる医療感知手法に対応する複数のGUIベースのワークフローを表示するように操作可能であるという点で、ベッドサイド制御面118に類似する。一部の実施形態では、制御室制御面120を用いて、ベッドサイド制御面118とは異なる態様の処置のワークフローを同時に実行してもよい。代替的な実施形態では、制御室制御面120は、非双方向型ディスプレイと、マウスおよびキーボードなどのスタンドアローン制御とを含んでいてもよい。
本システム100は、処理システム101に通信可能に接続するブームディスプレイ122をさらに含む。ブームディスプレイ122は複数のモニタを配列した物を含んでいてもよい。各モニタは医療感知処置に関連する異なる情報を表示可能である。たとえば、IVUS処置中に、ブームディスプレイ122の1つのモニタは断層画像を表示してもよく、別のモニタは矢状面を表示してもよい。
図2を参照すると、医療感知システム100の集学的処理システム101の実施形態で実行するソフトウェアフレームワークの機能ブロック図が例示されている。一般に、処理システム101のソフトウェアフレームワークはモジュール式かつ拡張可能である。つまり、ソフトウェアフレームワークは、それぞれ特定の医療感知手法に関連する独立したソフトウェアモジュールによって駆動される。このモジュール式設計によって、フレームワークは、既存の機能性に影響を与えずに追加の医療感知手法に対応するように拡張可能となる。さらに、内部メッセージシステムによって、フレームワークのソフトウェアモジュール間の独立したデータ通信が促進される。
さらに詳細には、図2に示す実施形態において、処理システム101は複数の医療感知装置から医療感知データを受信するように通信可能に接続し、操作可能である。たとえば、IVUS PIM112、OCT PIM114、ECGシステム116、および冠血流予備量値(FFR)PIM130は、PCIe接続を介して本システム101に通信可能に接続する。また、FLIVUS PIM132はUSB接続を介して本システム101に通信可能に接続し、およびICE PIM134はファイヤワイヤ接続を介して本システム101に通信可能に接続する。別の実施形態では、追加のおよび/または異なる医療感知装置は、従来技術で既知の追加のおよび/または異なるデータ通信接続を介して処理システム101に接続されてもよい。前述したように、一部のPIMはアナログ医療感知データを処理システム101に送信してもよい。このような事例では、たとえば、本システム101に搭載するPCIeハードウェアによって、医療感知データを届き次第デジタル化してもよい。
処理システム101とそこに接続する医療感知装置との間の通信を促進するために、ソフトウェアフレームワークは、それぞれの手法(つまり医療感知装置)に関連する複数のデータ取得モジュールを含む。たとえば、IVUS取得モジュール136はIVUSデータをIVUS PIM112からPCIeバスを介して受信するように操作可能である。同様に、FFR取得モジュール138はFFRデータをFFR PIM130からPCIeバスを介して受信するように操作可能であり、FLIVUS取得モジュール140はFLIVUSデータをFLIVUS PIM132からUSBバスを介して受信するように操作可能であり、ICE取得モジュール142はICEデータをICE PIM134からファイヤワイヤバスを介して受信するように操作可能であり、OCT取得モジュール144はOCTデータをOCT PIM114からPCIeバスを介して受信するように操作可能である。取得モジュール136、138、140、142、および144がデータを接続した医療感知装置から受信すると、モジュールはデータをパケット化して、システム間通信を促進する。具体的には、モジュールは、着信したデジタルデータストリームから複数のメッセージを作成するように操作可能であり、各メッセージはデジタル化された医療感知データの一部およびヘッダを含有する。メッセージヘッダは、メッセージ内に含有される医療感知データに関連する情報を含有する。これらのメッセージのフォーマットを図3に関連して詳細に記載する。さらに、一部の実施形態では、取得モジュール136、138、140、142、および144は、データをパケット化する前に、何らかの方法でデジタル化された医療感知データを操作するように操作可能であってもよい。たとえば、取得モジュールは感知データを圧縮して、システム間通信をより効率的にしてもよく、またはデータを正規化、基準化またはその他の方法でフィルタリングして、後のデータ処理を補助してもよい。一部の実施形態では、この操作は手法に固有のものであってもよい。たとえば、OCT取得モジュール144は、データをパケット化する前に、重複するOCTデータを識別して廃棄し、後の処理時間を短くしてもよい。取得モジュール136、138、140、142、および144は、データ取得に関する複数のタスクを更に実行してもよい。複数のタスクには、データバス(たとえばPCIe、USB)が生成する割り込みに応答すること、どの医療感知装置が処理システム101に接続しているかを検出すること、接続した医療感知装置に関する情報を取り出すこと、感知装置特有のデータを記憶すること、リソースをデータバスに割り当てることが含まれる。ソフトウェアフレームワークのモジュール式構造(アーキテクチャ)にしたがって、データ取得モジュールはお互いに独立し、別のモジュールによるデータ取得を妨害せずにインストールまたは削除されてもよい。また、取得モジュールは、下位のデータバスソフトウェア層とは(たとえばアプリケーションプログラミングインタフェース(API)の使用によって)独立しており、そのため、第三者医療感知装置からのデータを取得するために第三者によって書き込まれてもよい。
ソフトウェアフレームワークはメッセージキュー146をさらに含み、処理システム101内の異なる構成部品間のシステム間通信を促進する。メッセージキュー146はメッセージをシステム101のフレームワーク内のソフトウェアモジュールから受信し、一時的にメッセージを記憶し、メッセージをフレームワーク内のソフトウェアモジュールによって検索可能とするように操作可能である。たとえば、取得モジュール136、138、140、142、および144が、着信した医療感知データをメッセージにパケット化した後に、メッセージをメッセージキュー146に送り、メッセージはメッセージキュー146で次の処理を待つ。一実施形態では、メッセージキュー146は、各感知手法に関連するメッセージに対する手法特有のキューを含む。たとえば、このような事例では、メッセージキュー146の一部には、IVUSデータ取得モジュール136から受信したIVUSデータを含有するメッセージを割り当ててもよい。さらに、一部の実施形態では、メッセージキュー146は、受信したメッセージを先入れ先出し(FIFO)の様式で利用可能とするように操作可能であり、最初にバスに到着するメッセージは、最初にバスから削除される。代替的な実施形態では、メッセージキュー146は、メッセージを異なる様式で、たとえばメッセージヘッダに記憶される優先順位の値によって、利用可能としてもよい。一実施形態では、メッセージキュー146は処理システム101のランダムアクセスメモリ(RAM)内に実装されるが、別の実施形態では、メッセージキューは、不揮発性RAM(NVRAM)、二次記憶装置(たとえば磁気ハードドライブ、フラッシュメモリなど)、またはネットワークベースの記憶装置に実装されてもよい。さらに、一実施形態では、メッセージキュー146に記憶されるメッセージに、処理システム101内のソフトウェアおよびハードウェアモジュールが、ダイレクトメモリアクセス(DMA)を用いてアクセスしてもよい。
処理システム101のソフトウェアフレームワークは、処理プラグイン(またはモジュール)の層150をサポートする処理ソフトウェアスタック148をさらに含む。一般に、層150の各処理プラグインは医療感知手法に対応し、その特定の感知手法に関連するデータを処理する。たとえば、層150のIVUS処理プラグインはIVUS PIM112から受信したIVUSデータを解釈して、そのデータを表示可能なIVUS画像に変換してもよい。一実施形態では、ソフトウェアスタック148は、一式のアプリケーションプログラミングインタフェース(API)を露出してもよい。このAPIを用いて、層150のプラグインは、メッセージキュー146、計算リソース、および通信リソースなどのシステムリソースにアクセスするためにコールしてもよい。さらに、一部の実施形態では、プラグイン層150は、相互の位置合わせプラグインを含んでいてもよい。この相互の位置合わせプラグインでは、複数の医療感知装置からの医療感知データが解釈され、相互に位置を合わせられる。このような相互の位置合わせアプリケーションをサポートするために、一実施形態では、ソフトウェアスタック148は、プラグインが使用するための時刻同期APIを露出してもよい。また、ソフトウェアスタック148が露出するAPIは、それを通じて、専用の相互の位置合わせモジュール、相互の位置合わせデータを含有するデータベース、または血管造影システム117またはMRIシステムなどの、相互の位置合わせに用いるためのリアルタイムなデータを作成する感知システムに、処理モジュールがアクセスしてもよいAPIであってもよい。
層150の処理プラグインは、未処理の医療感知データを含有する、メッセージキュー146上のメッセージを取り出すように操作可能である。たとえば、1または複数のAPIを用いて、感知手法に関連するプラグインはメッセージキュー146にクエリーを実行して、感知手法に対応するメッセージがバス上で処理を待っているかを判断してもよい。感知手法に対応するメッセージがバス上で処理を待っている場合は、プラグインは(FIFOを用いる実施形態では)1または複数の最も古いメッセージを取り出して、メッセージ内の未加工データを処理してもよい。データを処理した後に、プラグインはデータを再パケット化して、処理されたデータを含有するメッセージをメッセージキュー146に戻してもよい。一部の実施形態では、メッセージをバスに送信する前に、プラグインは、処理されたデータをメッセージが含有することを示すフラグをヘッダに挿入してもよい。ただし、別の実施形態では、フラグを挿入するのではなく、プラグインはその代わりに、処理されたデータを含有するメッセージ用に割り当てられるメッセージキュー146のキューに、メッセージを配置してもよい。または、プラグインはメッセージ内の医療感知データが処理済みであることを示す何らかの別の操作を実行してもよい。また、一部の実施形態では、医療感知データを処理した後に、プラグインは処理されたデータを、ローカルに取り付けられた大容量記憶装置またはネットワークベースのPACSサーバ127などのアーカイブシステムに送信してもよい。
ソフトウェアフレームワークのモジュール式構造によると、層150の処理プラグインはお互いに独立し、かつソフトウェアスタック148とも独立している。層150の処理プラグインは、別のプラグインを妨害せずにインストールまたは削除されてもよく、第三者によって書き込まれてもよい。さらに、複数の医療感知装置からの信号および撮像データを同時に処理するように操作可能である。この点から、一部の実施形態では、処理ソフトウェアスタック148は、同時に実施する処理プラグインに共通な包括的な計算(コンピューティング)タスクを特定することによって、集中的に計算リソースを利用してもよい。たとえば、処理ソフトウェアスタック148は、(異なる手法に関連する)2つの処理プラグインそれぞれが、着信した感知データのフィルタリング、画像処理、および走査変換処理を実行する必要があることを判断してもよい。これらの共通タスクが特定されると、ソフトウェアスタック148は、並列アルゴリズムのライブラリを使用して、これらのタスクを同時に処理してもよい。
処理システム101のソフトウェアフレームワークは、ユーザインタフェースソフトウェアスタック152をさらに含む。ユーザインタフェースソフトウェアスタック152は、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)プラグイン(またはモジュール)の層154をサポートする。一般に、層154の各GUIプラグインは医療感知手法に対応する。そして、該プラグインは、関連する取得ワークフローを制御するため、及び処理された感知データを表示するためのユーザインタフェースをレンダリングするように操作可能である。一実施形態では、ユーザインタフェースソフトウェアスタック152は、APIを露出してもよい。このAPIを通じて、プラグイン層154のプラグインは、メッセージキュー146、ルックアンドフィールツールボックス、およびエラー処理リソースなどのシステムリソースにアクセスするためにコールしてもよい。ルックアンドフィールツールボックスAPIによって、GUIプラグインは共通ボタンを備える規格ユーザインタフェース、並行ワークフローフォーマット、データプレゼンテーションスキームを提示可能となる。このようにして、臨床医療者は、追加のユーザインタフェースの訓練を受けることなく、複数の取得手法間での移行を更に容易にすることができる。さらに、層154の相互の位置合わせGUIプラグインは、複数の手法からの処理された画像または信号データを提示および/または組み合わせてもよい。たとえば、GUIプラグインは、心電図(ECG)波形をIVUS撮像データに隣接して表示してもよく、またはOCT画像上に前もって書かれていた輪郭上に重ねてIVUS画像を表示してもよい。さらに、一部の実施形態では、UIソフトウェアスタック152はマルチタスクフレームワークを含み、複数のGUIプラグインを同時に実行するための調整を行ってもよい。たとえば、処理システム101が同時に2つ以上の手法に関連するデータを取得する場合には、UIソフトウェアスタックは所望のGUIを選択することができる手法選択画面をユーザに提示してもよい。
層154のGUIプラグインは、処理された医療感知データを含有するメッセージをメッセージキュー146から取り出すように操作可能である。たとえば、1または複数のAPIを用いて、感知手法に関連するプラグインはメッセージキュー146にクエリーを行い、感知手法に関連するメッセージがバス上で待ち状態にあるかを判断してもよい。感知手法に関連するメッセージがバス上で処理を待っている場合は、プラグインは(FIFOを用いる実施形態では)1または複数の最も古いメッセージを取り出して、ルックアンドフィールツールボックスAPIを用いてその中の処理されたデータをレンダリングしてもよい。レンダリングされたGUIを次に、ベッドサイド制御面118、制御室制御面120、およびブームディスプレイ122などの1または複数の制御/ディスプレイ装置上に表示してもよい。さらに、一部の実施形態では、追加の制御装置155(たとえばボタンコンソール、マウス、キーボード、タッチパッド)を処理システム101に通信可能に接続し、GUIとのユーザインタラクションを促進してもよい。一部の実施形態では、処理システム101は、遠隔ネットワークに接続する装置が、レンダリングされたGUIに、データネットワーク125を介してアクセスできるようにしてもよい。このようにして、カテーテル検査室102の外側にいる臨床医療者は、データ取得ワークフローを制御してもよく、または受動的に医療感知画像を監視してもよい。さらに、一部の実施形態では、処理システム101は、独立したGUIを異なる制御装置に出力するように操作可能であってもよく、それによって臨床医療者は、同一の感知データを同時に用いて、複数のワークフローを実行してもよい。また、ソフトウェアフレームワークのモジュール式構造によれば、層154のGUIプラグインはお互いに独立し、かつソフトウェアスタック152とも独立している。層154のGUIプラグインは、別のプラグインを妨害せずにインストールまたは削除されてもよく、第三者によって書き込まれてもよい。
ソフトウェアフレームワークは追加のソフトウェアモジュールをさらに含み、集学的データの取得および処理を促進する。たとえば、処理システムはワークフローモジュール156を含む。一般に、ワークフローモジュール156は、処理システム101のデータ取得ワークフローを設定および調整するように操作可能である。一部の実施形態では、ワークフローモジュール156は、ネットワーク125を介してDICOMサーバ126またはHIS128と通信するように操作可能であってもよく、それによって、スケジューリング情報などの患者処置情報を取り出す。また、ワークフローモジュール156は、処理システム101の感知能力をDICOMサーバ126またはHIS128に報告してもよく、それによって適切なワークフローが処理システム101に割り当てられる。さらに、一部の実施形態では、ワークフローモジュール156は、患者情報および処置をメッセージキュー146に記憶されるメッセージに関連づけるように操作可能であってもよい。たとえば、モジュール156は、患者情報をDICOMサーバ126から取り出して、メッセージをアーカイブ化する前に、患者から取得したデータを含有するメッセージのヘッダに情報を挿入してもよい。
さらに、処理システム101上のソフトウェアフレームワークは相互の位置合わせモジュール158を含む。一般に、相互の位置合わせモジュール158は、異なる感知手法に関連する医療感知データの相互の位置合わせを促進する。たとえば、モジュール158は、血管造影システム117からの取得データとIVUS PIM112からの取得データとを調整してもよい。一部の実施形態では、血管造影システム117はX線撮像データを含有するメッセージをメッセージキュー146に送信してもよく、相互の位置合わせモジュール158はこれらのメッセージを取り出し、データを抽出し、データをデータ取得モジュール136、138、140、142、および144のうちの1つによってメッセージキューに配置されたメッセージから抽出したデータと相互に位置合わせする。さらに別の実施形態では、相互の位置合わせモジュール158は、カテーテルで収集したデータを、従前に収集した2D画像または3Dモデルを用いて二次元または三次元空間で空間的に相互に位置を合わせるように操作可能であってもよい。たとえば、カテーテルベースの感知ツールは、基準点を含んでいてもよく、該基準点を追跡して、感知処置中の位置データを生成してもよい。また、相互の位置合わせモジュール158はこの位置データを従前に取得したMRIデータに対して位置合わせしてもよい。
また、別の実施形態では、相互の位置合わせモジュール158は、相互の位置合わせを目的として処理システム101に接続する医療感知装置間で時刻同期を促進するように操作可能であってもよい。たとえば、一実施形態では、相互の位置合わせモジュール158は、高精度タイムプロトコル(PTP)またはネットワークタイムプロトコル(NTP)などのネットワークベースの時刻同期プロトコルを用いて、PIM112、130、132、134、および114のマスタタイムサーバとして機能するように操作可能であってもよい。別の実施形態では、相互の位置合わせモジュール158は、複数の医療感知装置からメッセージキュー146に到着したデータに共通タイムスタンプを割り当てるように操作可能であってもよい。さらに別の実施形態では、処理システム101は、接続した医療感知装置によるサンプリングを同期する専用のリアルタイムクロックを含んでいてもよい。このような実施形態では、相互の位置合わせモジュール158は、リアルタイムクロックを利用して、接続した感知装置に同期信号を配布してもよい。一部の実施形態では、リアルタイムクロックは相互の位置合わせモジュール158に内蔵されてもよい。「分散医療感知システムおよび方法」という名称の2011年4月8日出願の米国仮特許出願第61/473,591号は、一時的な同期医療感知データ収集をより詳細に開示し、その全体は参照により本明細書に組み込まれる。
処理システム101上のソフトウェアフレームワークはまた、第三者コントローラ162との通信を促進するための外部コントローラモジュール160を含む。一実施形態では、コントローラモジュール160は、処理システム101の制御機能性を第三者コントローラ162にエクスポートするように操作可能である。それによって、コントローラ162はそのユーザインタフェースの制御機能を提示してもよい。さらに、処理システム101のDICOMクライアントモジュール164はDICOMサーバ126との通信を促進してもよい。
ここで図3を参照すると、本開示の一実施形態における集学的処理システム101が利用するメッセージフォーマットが例示される。前述したように、データ取得モジュール136、138、140、142、および144は、着信した医療感知データを、デジタル化された感知データおよび関連する識別情報を含有する複数のメッセージに変換してもよい。図3は例としてメッセージ180を例示する。メッセージ180はヘッダ182と、ペイロード184とを含む。ペイロード184は、処理システム101に接続する医療感知装置で収集したデジタル化された医療感知データを含む。ヘッダ182は、ペイロード184の感知データに関連する情報を含む。例示実施形態では、ヘッダ182は、データに関連する手法情報およびタイムスタンプをそれぞれ含有するブロック186および188を含む。ブロック186の手法情報はペイロード184のデータの手法(たとえばIVUS、OCTなど)を含んでいてもよい。一部の実施形態では、ブロック186の手法情報はまた、データを取得する際に用いた特定の医療感知装置(たとえばカテーテル、PIMなど)に関する情報を含んでいてもよい。さらに、ブロック188のタイムスタンプは、ペイロード184内のデータが収集された時点に対応してもよい。一部の実施形態では、タイムスタンプ値は起点となるPIMによって提示されてもよいが、別の実施形態では、タイムスタンプは相互の位置合わせモジュール158、またはメッセージの作成を担当するデータ取得モジュールによって提示されてもよい。ブロック188のタイムスタンプ(または連続番号)を用いて、ペイロード184の感知データと異なる手法のデータとを時間的に相互に位置合わせすることを促進してもよい。別の実施形態では、ヘッダ182は、ペイロード184のデータに関連する追加の情報を含んでいてもよい。追加の情報とは、処置日および時間、処置の場所(たとえば医療施設、カテーテル検査室など)、患者識別情報(たとえば氏名、社会保障番号、出生日など)、および医師識別情報(たとえば氏名、登録番号など)、アナログ/デジタル変換情報、圧縮情報、データの処理状態を示すフラグ、およびワークフロー識別情報などである。
図4は集学的処理システム101の医療感知データを処理する方法200を例示するハイレベルフローチャートである。より具体的には、方法200はデータメッセージが処理システム101のモジュール式構造内を移動する様式を記載する。明確にするために、以下の例ではIVUSデータの取得に焦点を当てるが、処理システム101がサポートする別の感知手法にも同様に適用してもよい。方法200はブロック202で開始する。ブロック202では、IVUS PIM112からの未処理のIVUSデータのストリームがIVUSデータ取得モジュール136によって受信される。本例では、IVUSデータはIVUS PIM112によってデジタル化されているため、デジタル方式で到着する。方法200はブロック204に進む。ブロック204では、IVUSデータ取得モジュール136はデータストリームをパケット化する。具体的には、データ取得モジュール136は、データの一部、データの手法を識別する情報、およびタイムスタンプを含有する複数のメッセージを作成する。次に、方法200はブロック206に続く。ブロック206では、IVUSデータ取得モジュール136はIVUSメッセージをメッセージキュー146に配置する。次に、ブロック208において、ソフトウェア層150のIVUS処理プラグインはIVUSメッセージがバス上に配置された順番にしたがって(つまりFIFO)、IVUSメッセージをメッセージキュー150から取り出す。方法200は次に、ブロック210に進む。ブロック210では、IVUS処理プラグインはIVUSデータをメッセージから抽出し、データを解釈し、処理ソフトウェアスタック148によって露出されるAPIを用いてIVUS画像をレンダリングする。次に、ブロック212において、IVUS処理プラグインは処理されたIVUSデータを再パケット化し、メッセージキュー146上に再び配置する。一部の実施形態では、IVUSプラグインはまた、PACSサーバ127などの記憶装置でアーカイブ化されるように、処理されたIVUS画像を送信する。方法200は次に、ブロック214に進む。ブロック214では、ソフトウェア層154のIVUS GUIプラグインは、処理されたIVUSデータを含有するメッセージを、IVUS処理プラグインによってIVUSメッセージがバス上に配置された順番にしたがって、メッセージキュー146から取り出す。最後に、方法200はブロック216に進む。ブロック216では、IVUS GUIプラグインはIVUS画像データを抽出し、IVUSワークフローGUIの一部として、ベッドサイド制御面118または別のコントローラ上に表示する。繰り返すが、前述のIVUSメッセージフローは例に過ぎない。しかし、該フローは、処理システム101の別の感知手法に関連するデータのメッセージフローの代表するものと言える。
ここで図5および図6を参照すると、図5は、本開示の別の実施形態による集学的処理システム252を含む医療感知システム250を示す概略図である。図6は、図5の集学的処理システム252の斜視図である。
システム100の処理システム101と同様に、医療感知システム250の集学的処理システム252は、集学的医療感知データを取得し、制御し、解釈し、表示するための統合装置である。この点から、処理システム250は、(図2に示す)処理システム101と同様のソフトウェアフレームワークを含有する。ただし、処理システム252は移動式であり、カテーテル検査室間を移動してもよい。例示実施形態では、処理システム250は図示の時点でカテーテル検査室102に位置し、IVUSおよびOCTワークフローを患者106に実施している。医療感知システム250では、IVUS PIM112、OCT PIM114、ECGシステム116、血管造影システム117、ブームディスプレイ122、およびデータネットワーク125は、処理システム250に通信可能に接続する。システム250の医療感知ツールはお互いに、かつ処理システム252に有線接続(たとえば規格銅線リンク、光ファイバリンク)を介して通信可能に接続するように図示されるものの、別の実施形態では、ツールは処理システム252に無線接続(たとえばIEEE802.11ワイファイ、UWB、無線ファイヤワイヤ、無線USB)を介して接続されてもよい。
さらに、図6に示すように、処理システム252は車輪付カート254上に載っており、本システムの移動性を高める。一部の実施形態では、カート254は、配線管理システムを含んでいてもよく、本システム252に取り付けられる様々な配線を制御する。また、コントローラ256はカート254上に載っており、処理システム252に通信可能に接続する。コントローラ256はワークフローを実施する臨床医療者にGUIを提示するように操作可能である。例示実施形態では、コントローラ256はタッチ画面であり、単一の表面上でユーザ制御および診断画像を提供する。ただし、代替的な実施形態では、コントローラ256は、非双方向型ディスプレイと、物理的ボタンおよび/またはジョイスティックなどの個別の制御との両方を含んでいてもよい。
例示実施形態を図示し、説明してきたが、広範な修正、変更および代替を前述の開示において企図している。ある事例では、本開示の一部の特徴を、該特徴に対応する別の特徴を使用することなく、使用してもよい。たとえば、一部の実施形態では、集学的処理システム101および252を用いて、頭部動脈または抹消動脈からのデータなどの心臓血管ではない診断データ、ならびに脈管ではない身体部分からのデータを処理してもよい。さらに、システム101および252を用いて、MRIデータを収集および処理してもよく、または、コンピュータ支援手術(CAS)での応用に用いてもよい。さらに、集学的処理システムに関して前述したモジュールは、ハードウェア、ソフトウェア、またはその両方の組み合わせにおいて実装されてもよい。処理システムは、任意の特定の構造上で機能するように設計されてもよい。たとえば、本システムは、単一のコンピュータ、ローカルエリアネットワーク、クライアントサーバネットワーク、ワイドエリアネットワーク、インターネット、携帯および別のポータブルおよび無線装置およびネットワーク上で実施されてもよい。このような変形は、本開示の範囲から逸脱することなく、前述のように行うことができることを理解されたい。したがって、添付の請求項が広範に、かつ本開示の範囲と一致する様式で解釈されることが適切である。
一側面において本発明は以下の発明を包含する。
(発明1)
第1の医療感知装置に通信可能に接続する計算システムを備える医療感知システムであって、前記計算システムは、
第1の医療感知手法に関連し、前記第1の医療感知手法に関連する第1の患者データを前記第1の医療感知装置から受信するように操作可能である第1のデータ取得モジュールであって、前記第1のデータ取得モジュールは、前記第1の患者データをパケット化するように操作可能であり、複数のデータ取得モジュールのうちの1つである第1のデータ取得モジュールと、
前記第1の医療感知手法に関連し、前記パケット化された第1の患者データを処理するように操作可能である第1の処理モジュールであって、前記第1の処理モジュールは複数の処理モジュールのうちの1つである第1の処理モジュールと、
前記第1の医療感知手法に関連し、前記処理済みのパケット化された第1の患者データを第1のグラフィカルユーザインタフェース内で提示するように操作可能である第1のユーザインタフェースモジュールであって、前記第1のユーザインタフェースモジュールは複数のユーザインタフェースモジュールのうちの1つである第1のユーザインタフェースモジュールと、
前記第1のデータ取得モジュール、第1の処理モジュール、および第1のユーザインタフェースモジュールと通信するメッセージキューモジュールであって、前記メッセージキューモジュールは、前記パケット化された第1の患者データを前記モジュールから受信し、前記パケット化された第1の患者データを一時的に記憶し、前記パケット化された第1の患者データを前記モジュールによって検索可能とするように操作可能である、メッセージキューモジュールと、
を含む、医療感知システム。
(発明2)
発明1に記載の医療感知システムであって、前記計算システムはさらに、
第2の医療感知手法に関連し、前記第2の医療感知手法に関連する第2の患者データを第2の医療感知装置から受信するように操作可能である第2のデータ取得モジュールであって、前記第2のデータ取得モジュールは、前記第2の患者データをパケット化するように操作可能であり、前記複数のデータ取得モジュールのうちの1つである第2のデータ取得モジュールと、
前記第2の医療感知手法に関連し、前記パケット化された第2の患者データを処理するように操作可能である第2の処理モジュールであって、前記第2の処理モジュールは前記複数の処理モジュールのうちの1つである第2の処理モジュールと、
前記第2の医療感知手法に関連し、前記処理済みのパケット化された第2の患者データを第2のグラフィカルユーザインタフェースで提示するように操作可能である第2のユーザインタフェースモジュールであって、前記第2のユーザインタフェースモジュールは前記複数のユーザインタフェースモジュールのうちの1つである第2のユーザインタフェースモジュールと、
を含み、
前記第2の医療感知手法は前記第1の医療感知手法とは異なる、医療感知システム。
(発明3)
前記第1および第2の処理モジュールは、それぞれ前記第1および第2の患者データを同時に処理するように操作可能である、発明2に記載の医療感知システム。
(発明4)
前記第1のデータ取得モジュール、第1の処理モジュール、および第1のユーザインタフェースモジュールはそれぞれ、アプリケーションプログラミングインタフェースを介してメッセージキューモジュールと通信する、発明1に記載の医療感知システム。
(発明5)
前記第1の医療感知手法は、血管内超音波(IVUS)撮像、血管内光音響(IVPA)撮像、光干渉断層撮影(OCT)、フォワードルッキングIVUS(FL−IVUS)、冠血流予備量値(FFR)、冠血流予備能(CFR)、および血管造影のうちの1つである、発明1に記載の医療感知システム。
(発明6)
前記第1のデータ取得モジュールは識別情報を前記パケット化された第1の患者データに関連づけるように操作可能である、発明1に記載の医療感知システム。
(発明7)
前記識別情報は、前記第1の医療感知手法を識別する情報を含む、発明6に記載の医療感知システム。
(発明8)
処理スタックを含む前記計算システムは、アプリケーションプログラミングインタフェースを前記複数の処理モジュールに露出するように操作可能である、発明1に記載の医療
感知システム。
(発明9)
前記複数の処理モジュールの既存の処理モジュールを変えずに、追加の処理モジュールが前記複数の処理モジュールに追加されてもよいという点で、前記複数の処理モジュールはお互いに独立している、発明1に記載の医療感知システム。
(発明10)
ユーザインタフェーススタックを含む前記計算システムは、アプリケーションプログラミングインタフェースを前記複数のユーザインタフェースモジュールに露出するように操作可能である、発明1に記載の医療感知システム。
(発明11)
前記複数のユーザインタフェースモジュールの既存のユーザインタフェースモジュールを変えずに、追加のユーザインタフェースモジュールが前記複数のユーザインタフェースモジュールに追加されてもよいという点で、前記複数のユーザインタフェースモジュールはお互いに独立している、発明1に記載の医療感知システム。
(発明12)
第1の医療感知装置に通信可能に接続する計算システムを備える医療感知システムであって、
前記計算システムは、
第1の医療感知手法に関連し、前記第1の医療感知手法に関連する第1の患者データを前記第1の医療感知装置から受信するように操作可能である第1のデータ取得モジュールであって、前記第1の取得モジュールは、前記第1の患者データを含有する第1の複数のメッセージを作成するようにさらに操作可能である第1のデータ取得モジュールと、
前記第1の複数のメッセージを前記第1のデータ取得モジュールから受信し、一時的に記憶するように操作可能であるメッセージキューモジュールと、
前記第1の医療感知手法に関連し、前記第1の複数のメッセージを前記メッセージキューモジュールから取り出し、前記第1の複数のメッセージ内の前記第1の患者データを処理し、前記処理された第1の患者データを含有する第2の複数のメッセージを前記メッセージキューモジュールに送信するように操作可能である第1の処理モジュールと、
前記第1の医療感知手法に関連し、前記第2の複数のメッセージを前記メッセージキューモジュールから取り出し、前記処理された第1の患者データを第1のグラフィカルユーザインタフェース内で提示するように操作可能である第1のユーザインタフェースモジュールと、
を含む、医療感知システム。
(発明13)
発明12に記載の医療感知システムであって、
前記第1のデータ取得モジュールは複数の取得モジュールのうちの1つであり、
前記第1の処理モジュールは複数の処理モジュールのうちの1つであり、
前記第1のユーザインタフェースモジュールは複数のユーザインタフェースモジュールのうちの1つである、医療感知システム。
(発明14)
前記計算システムは、アプリケーションプログラミングインタフェースを前記複数の処理モジュールに露出するように操作可能である処理スタックを含む、発明13に記載の医療感知システム。
(発明15)
前記処理スタックは、前記複数の処理モジュールまたは前記処理スタックの既存の処理モジュールを変えずに、追加の処理モジュールが前記複数の処理モジュールに追加されてもよいという点で、前記複数の処理モジュールがお互いに独立するように構成される、発明14に記載の医療感知システム。
(発明16)
前記複数のユーザインタフェースモジュールまたは前記処理スタックの既存のユーザインタフェースモジュールを変えずに、追加のユーザインタフェースモジュールが前記複数のユーザインタフェースモジュールに追加されてもよいという点で、前記複数のユーザインタフェースモジュールはお互いに独立している、発明13に記載の医療感知システム。
(発明17)
前記第1の複数のメッセージのそれぞれは、前記第1の患者データの一部と、前記第1の患者データの前記一部に関連する情報とを含有する、発明12に記載の医療感知システム。
(発明18)
前記情報は前記第1の医療感知手法を識別する情報を含む、発明17に記載の医療感知システム。
(発明19)
発明12に記載の医療感知システムであって、前記計算システムはさらに、
第2の医療感知手法に関連し、前記第2の医療感知手法に関連する第2の患者データを第2の医療感知装置から受信するように操作可能である第2のデータ取得モジュールであって、前記第2の取得モジュールはさらに、前記第2の患者データを含有する第3の複数のメッセージを作成するように操作可能である第2のデータ取得モジュールと、
前記第2の医療感知手法に関連し、前記第3の複数のメッセージを前記メッセージキューモジュールから取り出し、前記第3の複数のメッセージ内の前記第2の患者データを処理し、前記処理された第2の患者データを含有する第4の複数のメッセージを前記メッセージキューモジュールに送信するように操作可能である第2の処理モジュールと、
前記第2の医療感知手法に関連し、前記第4の複数のメッセージを前記メッセージキューモジュールから取り出し、前記処理された第2の患者データを第2のグラフィカルユーザインタフェース内で提示するように操作可能である第2のユーザインタフェースモジュールと、
を含み、
前記第2の医療感知手法は前記第1の医療感知手法とは異なる、医療感知システム。
(発明20)
前記第1および第2の処理モジュールは、それぞれ前記第1および第2の患者データを同時に処理するように操作可能である、発明19に記載の医療感知システム。
(発明21)
医療感知データの処理方法であって、
第1の患者データを第1の医療感知装置から受信することとであって、前記第1の患者データは第1の医療感知手法に関連することと、
第1の複数のメッセージを作成することであって、前記第1の複数のメッセージの各メッセージは前記第1の患者データの一部を含有することと、
前記第1の複数のメッセージをメッセージキューのキューに入れることと、
前記第1の複数のメッセージを前記メッセージキューから取り出すことと、
前記第1の複数のメッセージに含有される前記第1の患者データを処理することと、
第2の複数のメッセージを作成することであって、前記第2の複数のメッセージの各メッセージは前記処理された第1の患者データの一部を含有することと、
前記第2の複数のメッセージを前記メッセージキューのキューに入れることと、
前記第2の複数のメッセージを前記メッセージキューから取り出すことと、
前記第2の複数のメッセージに含有される前記処理された第1の患者データを第1のグラフィカルユーザインタフェース内でレンダリングすることと、
を備える、方法。
(発明22)
発明21に記載の医療感知データを処理する方法であって、第2の医療感知手法に関連する第2の患者データの処理と、前記第1の患者データの処理とを同時に行うことを含み、前記第2の医療感知手法は前記第1の医療感知手法とは異なる、方法。
(発明23)
発明21に記載の医療感知データを処理する方法であって、
前記受信すること、第1の複数のメッセージを作成すること、および前記第1の複数のメッセージをキューに入れることを、前記第1の医療感知手法に関する第1のデータ取得モジュールによって実行し、
前記第1の複数のメッセージを取り出し、処理し、前記第2の複数のメッセージを作成し、前記第2の複数のメッセージをキューに入れることを、前記第1の医療感知手法に関連する第1の処理モジュールによって実行し、
前記第2の複数のメッセージを取り出し、レンダリングすることを、前記第1の医療感知手法に関連する第1のユーザインタフェースモジュールによって実行する、方法。
(発明24)
発明23に記載の医療感知データを処理する方法であって、
前記第1のデータ取得モジュールは複数の取得モジュールのうちの1つであり、
前記第1の処理モジュールは複数の処理モジュールのうちの1つであり、
前記第1のユーザインタフェースモジュールは複数のユーザインタフェースモジュールのうちの1つである、方法。
(発明25)
前記第1の複数のメッセージを作成することは、識別情報を前記第1の複数のメッセージそれぞれの前記第1の患者データの前記一部に関連づけることを含む、発明21に記載の医療感知データを処理する方法。
(発明26)
前記識別情報は前記第1の医療感知手法を識別する情報を含む、発明25に記載の医療感知データを処理する方法。
(発明27)
前記第1の患者データは、血管内超音波(IVUS)撮像データ、光干渉断層撮影(OCT)データ、および冠血流予備量値(FFR)データのうちの1つを含む、発明21に記載の医療感知データを処理する方法。
(発明28)
発明21に記載の医療感知データを処理する方法であって、さらに、
第2の患者データを第2の医療感知装置から受信することであって、前記第2の患者データは、前記第1の医療感知手法とは異なる第2の医療感知手法に関連することと、
第3の複数のメッセージを作成することであって、前記第3の複数のメッセージの各メッセージは、前記第2の患者データの一部を含有することと、
前記第2の複数のメッセージを前記メッセージキューに入れることと、
前記第2の複数のメッセージを前記メッセージキューから取り出すことと、
前記第3の複数のメッセージに含有される前記第2の患者データを処理することと、
第4の複数のメッセージを作成することであって、前記第4の複数のメッセージの各メッセージは、前記処理された第2の患者データの一部を含有することと、
前記第4の複数のメッセージを前記メッセージキューのキューに入れることと、
前記第4の複数のメッセージを前記メッセージキューから取り出すことと、
前記第4の複数のメッセージに含有される前記処理された第2の患者データを、第2のグラフィカルユーザインタフェース内でレンダリングすることと、
を含む、方法。
(発明29)
前記第1の複数のメッセージに含有される前記第1の患者データを処理することと、前記第3の複数のメッセージに含有される前記第2の患者データを処理することを同時に実行する、発明28に記載の医療感知データを処理する方法。
一側面において本発明は以下の発明を包含する。
(発明1)
第1の医療感知装置に通信可能に接続する計算システムを備える医療感知システムであって、前記計算システムは、
第1の医療感知手法に関連し、前記第1の医療感知手法に関連する第1の患者データを前記第1の医療感知装置から受信するように操作可能である第1のデータ取得モジュールであって、前記第1のデータ取得モジュールは、前記第1の患者データをパケット化するように操作可能であり、複数のデータ取得モジュールのうちの1つである第1のデータ取得モジュールと、
前記第1の医療感知手法に関連し、前記パケット化された第1の患者データを処理するように操作可能である第1の処理モジュールであって、前記第1の処理モジュールは複数の処理モジュールのうちの1つである第1の処理モジュールと、
前記第1の医療感知手法に関連し、前記処理済みのパケット化された第1の患者データを第1のグラフィカルユーザインタフェース内で提示するように操作可能である第1のユーザインタフェースモジュールであって、前記第1のユーザインタフェースモジュールは複数のユーザインタフェースモジュールのうちの1つである第1のユーザインタフェースモジュールと、
前記第1のデータ取得モジュール、第1の処理モジュール、および第1のユーザインタフェースモジュールと通信するメッセージキューモジュールであって、前記メッセージキューモジュールは、前記パケット化された第1の患者データを前記モジュールから受信し、前記パケット化された第1の患者データを一時的に記憶し、前記パケット化された第1の患者データを前記モジュールによって検索可能とするように操作可能である、メッセージキューモジュールと、
を含む、医療感知システム。
(発明2)
発明1に記載の医療感知システムであって、前記計算システムはさらに、
第2の医療感知手法に関連し、前記第2の医療感知手法に関連する第2の患者データを第2の医療感知装置から受信するように操作可能である第2のデータ取得モジュールであって、前記第2のデータ取得モジュールは、前記第2の患者データをパケット化するように操作可能であり、前記複数のデータ取得モジュールのうちの1つである第2のデータ取得モジュールと、
前記第2の医療感知手法に関連し、前記パケット化された第2の患者データを処理するように操作可能である第2の処理モジュールであって、前記第2の処理モジュールは前記複数の処理モジュールのうちの1つである第2の処理モジュールと、
前記第2の医療感知手法に関連し、前記処理済みのパケット化された第2の患者データを第2のグラフィカルユーザインタフェースで提示するように操作可能である第2のユーザインタフェースモジュールであって、前記第2のユーザインタフェースモジュールは前記複数のユーザインタフェースモジュールのうちの1つである第2のユーザインタフェースモジュールと、
を含み、
前記第2の医療感知手法は前記第1の医療感知手法とは異なる、医療感知システム。
(発明3)
前記第1および第2の処理モジュールは、それぞれ前記第1および第2の患者データを同時に処理するように操作可能である、発明2に記載の医療感知システム。
(発明4)
前記第1のデータ取得モジュール、第1の処理モジュール、および第1のユーザインタフェースモジュールはそれぞれ、アプリケーションプログラミングインタフェースを介してメッセージキューモジュールと通信する、発明1に記載の医療感知システム。
(発明5)
前記第1の医療感知手法は、血管内超音波(IVUS)撮像、血管内光音響(IVPA)撮像、光干渉断層撮影(OCT)、フォワードルッキングIVUS(FL−IVUS)、冠血流予備量値(FFR)、冠血流予備能(CFR)、および血管造影のうちの1つである、発明1に記載の医療感知システム。
(発明6)
前記第1のデータ取得モジュールは識別情報を前記パケット化された第1の患者データに関連づけるように操作可能である、発明1に記載の医療感知システム。
(発明7)
前記識別情報は、前記第1の医療感知手法を識別する情報を含む、発明6に記載の医療感知システム。
(発明8)
処理スタックを含む前記計算システムは、アプリケーションプログラミングインタフェースを前記複数の処理モジュールに露出するように操作可能である、発明1に記載の医療
感知システム。
(発明9)
前記複数の処理モジュールの既存の処理モジュールを変えずに、追加の処理モジュールが前記複数の処理モジュールに追加されてもよいという点で、前記複数の処理モジュールはお互いに独立している、発明1に記載の医療感知システム。
(発明10)
ユーザインタフェーススタックを含む前記計算システムは、アプリケーションプログラミングインタフェースを前記複数のユーザインタフェースモジュールに露出するように操作可能である、発明1に記載の医療感知システム。
(発明11)
前記複数のユーザインタフェースモジュールの既存のユーザインタフェースモジュールを変えずに、追加のユーザインタフェースモジュールが前記複数のユーザインタフェースモジュールに追加されてもよいという点で、前記複数のユーザインタフェースモジュールはお互いに独立している、発明1に記載の医療感知システム。
(発明12)
第1の医療感知装置に通信可能に接続する計算システムを備える医療感知システムであって、
前記計算システムは、
第1の医療感知手法に関連し、前記第1の医療感知手法に関連する第1の患者データを前記第1の医療感知装置から受信するように操作可能である第1のデータ取得モジュールであって、前記第1の取得モジュールは、前記第1の患者データを含有する第1の複数のメッセージを作成するようにさらに操作可能である第1のデータ取得モジュールと、
前記第1の複数のメッセージを前記第1のデータ取得モジュールから受信し、一時的に記憶するように操作可能であるメッセージキューモジュールと、
前記第1の医療感知手法に関連し、前記第1の複数のメッセージを前記メッセージキューモジュールから取り出し、前記第1の複数のメッセージ内の前記第1の患者データを処理し、前記処理された第1の患者データを含有する第2の複数のメッセージを前記メッセージキューモジュールに送信するように操作可能である第1の処理モジュールと、
前記第1の医療感知手法に関連し、前記第2の複数のメッセージを前記メッセージキューモジュールから取り出し、前記処理された第1の患者データを第1のグラフィカルユーザインタフェース内で提示するように操作可能である第1のユーザインタフェースモジュールと、
を含む、医療感知システム。
(発明13)
発明12に記載の医療感知システムであって、
前記第1のデータ取得モジュールは複数の取得モジュールのうちの1つであり、
前記第1の処理モジュールは複数の処理モジュールのうちの1つであり、
前記第1のユーザインタフェースモジュールは複数のユーザインタフェースモジュールのうちの1つである、医療感知システム。
(発明14)
前記計算システムは、アプリケーションプログラミングインタフェースを前記複数の処理モジュールに露出するように操作可能である処理スタックを含む、発明13に記載の医療感知システム。
(発明15)
前記処理スタックは、前記複数の処理モジュールまたは前記処理スタックの既存の処理モジュールを変えずに、追加の処理モジュールが前記複数の処理モジュールに追加されてもよいという点で、前記複数の処理モジュールがお互いに独立するように構成される、発明14に記載の医療感知システム。
(発明16)
前記複数のユーザインタフェースモジュールまたは前記処理スタックの既存のユーザインタフェースモジュールを変えずに、追加のユーザインタフェースモジュールが前記複数のユーザインタフェースモジュールに追加されてもよいという点で、前記複数のユーザインタフェースモジュールはお互いに独立している、発明13に記載の医療感知システム。
(発明17)
前記第1の複数のメッセージのそれぞれは、前記第1の患者データの一部と、前記第1の患者データの前記一部に関連する情報とを含有する、発明12に記載の医療感知システム。
(発明18)
前記情報は前記第1の医療感知手法を識別する情報を含む、発明17に記載の医療感知システム。
(発明19)
発明12に記載の医療感知システムであって、前記計算システムはさらに、
第2の医療感知手法に関連し、前記第2の医療感知手法に関連する第2の患者データを第2の医療感知装置から受信するように操作可能である第2のデータ取得モジュールであって、前記第2の取得モジュールはさらに、前記第2の患者データを含有する第3の複数のメッセージを作成するように操作可能である第2のデータ取得モジュールと、
前記第2の医療感知手法に関連し、前記第3の複数のメッセージを前記メッセージキューモジュールから取り出し、前記第3の複数のメッセージ内の前記第2の患者データを処理し、前記処理された第2の患者データを含有する第4の複数のメッセージを前記メッセージキューモジュールに送信するように操作可能である第2の処理モジュールと、
前記第2の医療感知手法に関連し、前記第4の複数のメッセージを前記メッセージキューモジュールから取り出し、前記処理された第2の患者データを第2のグラフィカルユーザインタフェース内で提示するように操作可能である第2のユーザインタフェースモジュールと、
を含み、
前記第2の医療感知手法は前記第1の医療感知手法とは異なる、医療感知システム。
(発明20)
前記第1および第2の処理モジュールは、それぞれ前記第1および第2の患者データを同時に処理するように操作可能である、発明19に記載の医療感知システム。
(発明21)
医療感知データの処理方法であって、
第1の患者データを第1の医療感知装置から受信することとであって、前記第1の患者データは第1の医療感知手法に関連することと、
第1の複数のメッセージを作成することであって、前記第1の複数のメッセージの各メッセージは前記第1の患者データの一部を含有することと、
前記第1の複数のメッセージをメッセージキューのキューに入れることと、
前記第1の複数のメッセージを前記メッセージキューから取り出すことと、
前記第1の複数のメッセージに含有される前記第1の患者データを処理することと、
第2の複数のメッセージを作成することであって、前記第2の複数のメッセージの各メッセージは前記処理された第1の患者データの一部を含有することと、
前記第2の複数のメッセージを前記メッセージキューのキューに入れることと、
前記第2の複数のメッセージを前記メッセージキューから取り出すことと、
前記第2の複数のメッセージに含有される前記処理された第1の患者データを第1のグラフィカルユーザインタフェース内でレンダリングすることと、
を備える、方法。
(発明22)
発明21に記載の医療感知データを処理する方法であって、第2の医療感知手法に関連する第2の患者データの処理と、前記第1の患者データの処理とを同時に行うことを含み、前記第2の医療感知手法は前記第1の医療感知手法とは異なる、方法。
(発明23)
発明21に記載の医療感知データを処理する方法であって、
前記受信すること、第1の複数のメッセージを作成すること、および前記第1の複数のメッセージをキューに入れることを、前記第1の医療感知手法に関する第1のデータ取得モジュールによって実行し、
前記第1の複数のメッセージを取り出し、処理し、前記第2の複数のメッセージを作成し、前記第2の複数のメッセージをキューに入れることを、前記第1の医療感知手法に関連する第1の処理モジュールによって実行し、
前記第2の複数のメッセージを取り出し、レンダリングすることを、前記第1の医療感知手法に関連する第1のユーザインタフェースモジュールによって実行する、方法。
(発明24)
発明23に記載の医療感知データを処理する方法であって、
前記第1のデータ取得モジュールは複数の取得モジュールのうちの1つであり、
前記第1の処理モジュールは複数の処理モジュールのうちの1つであり、
前記第1のユーザインタフェースモジュールは複数のユーザインタフェースモジュールのうちの1つである、方法。
(発明25)
前記第1の複数のメッセージを作成することは、識別情報を前記第1の複数のメッセージそれぞれの前記第1の患者データの前記一部に関連づけることを含む、発明21に記載の医療感知データを処理する方法。
(発明26)
前記識別情報は前記第1の医療感知手法を識別する情報を含む、発明25に記載の医療感知データを処理する方法。
(発明27)
前記第1の患者データは、血管内超音波(IVUS)撮像データ、光干渉断層撮影(OCT)データ、および冠血流予備量値(FFR)データのうちの1つを含む、発明21に記載の医療感知データを処理する方法。
(発明28)
発明21に記載の医療感知データを処理する方法であって、さらに、
第2の患者データを第2の医療感知装置から受信することであって、前記第2の患者データは、前記第1の医療感知手法とは異なる第2の医療感知手法に関連することと、
第3の複数のメッセージを作成することであって、前記第3の複数のメッセージの各メッセージは、前記第2の患者データの一部を含有することと、
前記第2の複数のメッセージを前記メッセージキューに入れることと、
前記第2の複数のメッセージを前記メッセージキューから取り出すことと、
前記第3の複数のメッセージに含有される前記第2の患者データを処理することと、
第4の複数のメッセージを作成することであって、前記第4の複数のメッセージの各メッセージは、前記処理された第2の患者データの一部を含有することと、
前記第4の複数のメッセージを前記メッセージキューのキューに入れることと、
前記第4の複数のメッセージを前記メッセージキューから取り出すことと、
前記第4の複数のメッセージに含有される前記処理された第2の患者データを、第2のグラフィカルユーザインタフェース内でレンダリングすることと、
を含む、方法。
(発明29)
前記第1の複数のメッセージに含有される前記第1の患者データを処理することと、前記第3の複数のメッセージに含有される前記第2の患者データを処理することを同時に実行する、発明28に記載の医療感知データを処理する方法。
Claims (16)
- 第1の医療感知装置に通信可能に接続する計算システムを備える医療感知システムであって、
前記計算システムは、
第1の医療感知手法に関連し、前記第1の医療感知手法に関連する第1の患者データを前記第1の医療感知装置から受信するように操作可能である第1のデータ取得モジュールであって、前記第1の取得モジュールは、前記第1の患者データを含有する第1の複数のメッセージを作成するようにさらに操作可能である第1のデータ取得モジュールと、
前記第1の複数のメッセージを前記第1のデータ取得モジュールから受信し、一時的に記憶するように操作可能であるメッセージキューモジュールと、
前記第1の医療感知手法に関連し、前記第1の複数のメッセージを前記メッセージキューモジュールから取り出し、前記第1の複数のメッセージ内の前記第1の患者データを処理して相互に位置合わせし、前記処理され相互に位置合わせされた第1の患者データを含有する第2の複数のメッセージを前記メッセージキューモジュールに送信するように操作可能である第1の処理モジュールと、
前記第1の医療感知手法に関連し、前記第2の複数のメッセージを前記メッセージキューモジュールから取り出し、前記処理された第1の患者データを第1のグラフィカルユーザインタフェース内で提示するように操作可能である第1のユーザインタフェースモジュールと、
を含む、医療感知システム。 - 請求項1に記載の医療感知システムであって、
前記第1のデータ取得モジュールは複数の取得モジュールのうちの1つであり、
前記第1の処理モジュールは複数の処理モジュールのうちの1つであり、
前記第1のユーザインタフェースモジュールは複数のユーザインタフェースモジュールのうちの1つである、医療感知システム。 - 前記計算システムは、アプリケーションプログラミングインタフェースを前記複数の処理モジュールに露出するように操作可能である処理スタックを含む、請求項2に記載の医療感知システム。
- 前記処理スタックは、前記複数の処理モジュールまたは前記処理スタックの既存の処理モジュールを変えずに、追加の処理モジュールが前記複数の処理モジュールに追加されてもよいという点で、前記複数の処理モジュールがお互いに独立するように構成される、請求項3に記載の医療感知システム。
- 前記複数のユーザインタフェースモジュールまたは処理スタックの既存のユーザインタフェースモジュールを変えずに、追加のユーザインタフェースモジュールが前記複数のユーザインタフェースモジュールに追加されてもよいという点で、前記複数のユーザインタフェースモジュールはお互いに独立している、請求項2に記載の医療感知システム。
- 前記第1の複数のメッセージのそれぞれは、前記第1の患者データの一部と、前記第1の患者データの前記一部に関連する情報とを含有する、請求項1に記載の医療感知システム。
- 前記情報は前記第1の医療感知手法を識別する情報を含む、請求項6に記載の医療感知システム。
- 請求項1に記載の医療感知システムであって、前記計算システムはさらに、
第2の医療感知手法に関連し、前記第2の医療感知手法に関連する第2の患者データを第2の医療感知装置から受信するように操作可能である第2のデータ取得モジュールであって、前記第2の取得モジュールはさらに、前記第2の患者データを含有する第3の複数のメッセージを作成するように操作可能である第2のデータ取得モジュールと、
前記第2の医療感知手法に関連し、前記第3の複数のメッセージを前記メッセージキューモジュールから取り出し、前記第3の複数のメッセージ内の前記第2の患者データを処理し、前記処理された第2の患者データを含有する第4の複数のメッセージを前記メッセージキューモジュールに送信するように操作可能である第2の処理モジュールと、
前記第2の医療感知手法に関連し、前記第4の複数のメッセージを前記メッセージキューモジュールから取り出し、前記処理された第2の患者データを第2のグラフィカルユーザインタフェース内で提示するように操作可能である第2のユーザインタフェースモジュールと、
を含み、
前記第2の医療感知手法は前記第1の医療感知手法とは異なる、医療感知システム。 - 前記第1および第2の処理モジュールは、それぞれ前記第1および第2の患者データを同時に処理するように操作可能である、請求項8に記載の医療感知システム。
- 請求項1に記載の医療感知システムであって、前記第1の患者データを含む第1の複数のメッセージが、パケット化された第1の患者データを含む、該システム。
- 請求項1に記載の医療感知システムであって、前記第1のデータ取得モジュール、第1の処理モジュール、及び第1のユーザインタフェースモジュールは、アプリケーションプログラミングインタフェースを介して、前記メッセージキューモジュールとそれぞれ通信する、該システム。
- 請求項1に記載の医療感知システムであって、前記第1の医療感知手法が、以下のうちの1つである、該システム:血管内超音波(IVUS)撮像、血管内光音響(IVPA)撮像、光干渉断層撮影(OCT)、フォワードルッキングIVUS(FL−IVUS)、冠血流予備量値(FFR)、冠血流予備能(CFR)、および血管造影。
- 請求項6に記載の医療感知システムであって、第1のデータ取得モジュールは、前記第1の患者データの一部に前記情報を関連づけるように操作可能である、該システム。
- 請求項2に記載の医療感知システムであって、前記計算システムは、ユーザインタフェーススタックを含み、該スタックは、アプリケーションプログラミングインタフェースを前記複数のユーザインタフェースモジュールに露出するように操作可能である、該システム。
- 請求項1に記載の医療感知システムであって、前記メッセージキューモジュールは、前記第1の医療感知手法に関連する患者データに割り当てられた部分を含む、該システム。
- 請求項6に記載の医療感知システムであって、前記メッセージキューモジュールは、少なくとも以下のうちの1つに基づいて、前記第1の複数のメッセージを利用可能にするように構成される、該システム:
先入れ先出し(FIFO)法;及び
前記第1の患者データの一部に関連する情報に含まれる優先順位の値。
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