JP2014518354A - タービンエンジンドライブシャフト装置 - Google Patents

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Abstract

半径方向ドライブシャフト(37、49)が横断するベーン付きホイール装置であって、半径方向アーム(112)(1つがシャフトを含む)と、ケーシング(114)およびフェルール(111)と別個に製造されて後で組み立てられた固定羽根とを備える。シャフト(57)を囲撓するスリーブ(34)はケーシング(114)を横断する。スリーブは、シャフトを正確な位置で支持する軸受を支持するために、またシャフトが通る半径方向アーム(112、115)の空洞を一体の空洞にすることにより密閉性を維持するために使用される。

Description

本発明は、タービンエンジンドライブシャフト装置に関する。
ドライブシャフトは、タービンエンジン内を半径方向に伸び、外部から、エンジンを始動させる、または主要機器の別のアイテムを動作させるのに適したシャフトである。ドライブシャフトは、ガス流路内を通るが、半径方向アーム内に収められているので、ガス流の乱れや効率損失が低くなり、さらにガス流への潤滑油の漏出を防ぐように密閉された状態になる。軸受は、シャフトを支持するためにシャフトの中間部の周囲に配置される場合が多い。仏国特許第2824362号明細書および第2921423号明細書を参照すると、上記ドライブシャフトの既存の構造について記載されているが、本発明とは別の構造である。さらに、英国特許第926947号明細書には、別の構造が開示されている。
既存のステータは、円形のいわゆる中間ケーシングと、円形で中間ケーシングと同心であって中間ケーシングを囲撓するいわゆる外側フェルールと、中間ケーシングをフェルールと連結して中間ケーシングおよびフェルールと一体になったフローガイドベーンとを備えた一体構造である場合が多い。半径方向アームは、中間ケーシングとフェルールとの接続を補強するようにベーンの円周内の所定の位置に配置されて、中間ケーシングとフェルールとに強固に接続され、半径方向アームの1つはドライブシャフトを含む。シャフト支持軸受は、通常、中間ケーシングの端フランジにボルト締めされた取り付けフランジを備えた単体の支持部材に取り付けられる。
軸受のようなシャフトに隣接する装置の潤滑は、シャフトの内側から、潤滑用ダクト、バッフル、およびスクープの遠心分離および配置によって行われるか、外部供給によって行われる。シャフトが横断する円形ケーシングに潤滑油が拡散しないように、シャフトの周囲に円筒状シースが設けられてシャフト内の潤滑油の量を保持できるようにする。しかし、これらのシースを設けることで、エンジン構造が複雑になり、シースを半径方向アーム内に収容するためには半径方向アームの幅ひいてはアーム部分の中央部分の幅を大きくする必要があるので、ガスの流れを妨げてしまう。さらに、ケーシングにボルト締めされた支持部材に軸受を取り付けるのは、位置精度不良を招くので、正確なシャフトアライメントに悪影響を及ぼすことになる。最後に、半径方向アームが外側フェルールおよび中間ケーシングと最早一体構造でなく、これら部品と組み立てられる場合は、シャフトを囲撓する潤滑領域とホイールの外側、特に流路との間の密閉性を維持することはより難しくなるが、この構造は、一体構造の場合よりも製造が複雑でなく、必要に応じてベーンを交換することができるので、その点において利点がある。
仏国特許第2824362号明細書 仏国特許第2921423号明細書 英国特許第926947号明細書
本発明は、上述した種々の欠点を防止するのに適したタービンエンジンドライブシャフト装置で、特に、別々に製造された後に、ベーンおよび半径方向アームがフェルールおよびケーシングと組み立てられたタービンエンジン構造に適した装置に関する。
この半径方向アームは、原理上は、ブロワベーンの後ろに位置するガイド形状であり、中間ケーシング内に組み込まれており、通常は、「OGVアーム」と呼ばれ、中間ケーシング内に機械的に組み込まれる。
上記半径方向アームは、上述または上記提案した3つの機能を提供するのに適している。つまり、
−空気力学的案内機能と、
−中間ケーシングひいてはタービンエンジンの構造補強の機能、
−半径方向シャフトの中間軸受用ハウジングを形成するという機械的に一体化する機能である。
この「OGVアーム」は、ドライブシャフトの中間軸受と一体構造になるように密閉される。
一般的な実施形態では、本発明は、シャフトの他に、円形ケーシングと、ケーシングを囲撓する円形フェルールと、ケーシングをフェルールに接続し、シャフトが横断する中空半径方向アームであって、ケーシングまで伸びる半径方向アームと、ケーシングに固定された支持部材に取り付けられるシャフト支持軸受とを備え、半径方向アームはケーシングと一体構造ではなくケーシングと組み立てられ、半径方向アームは立て孔を有するボスを備えるタービンエンジンドライブシャフト装置であって、装置はアームをケーシングと結合させるスリーブを備え、ボスとスリーブとは互いに係合させることで組み立てられ、シャフトはボスとスリーブとを貫通し、シール部がスリーブとボスとを密閉し、軸受はスリーブ内に取り付けられることを特徴とする装置に関する。
ドライブシャフトを囲撓するスリーブは、周知の構造のシースに似ているが、半径方向アームまで伸びておらず、アームとケーシングとを結合する結合部の働きをして、確実に外部から密閉するものであるが、従来の構造の結合部は材料連続性を有するものであった。シール部を備えたスリーブによって密閉することにより、半径方向アームとケーシングとの間の連続性は必要でなくなり、半径方向アーム内にスリーブまたはシースがないことで半径方向アームの幅が低減され、アーム周囲のガスの流れを促進することになり、最終的には、軸受を取り付けるためのスリーブを使用することは、スリーブが十分な精度で、一般に軸受取り付け位置に隣接した位置で軸受の軸に沿って、ケーシングに取り付けられるので有意な利点となる。
有利には、半径方向アームの反対側も、同様の構造、つまり、半径方向アームがフェルールと一体構造ではなくフェルールと組み立てられ、装置は、密閉することによってフェルールをアームに接続するさらに別の結合スリーブを備え、他方が前記他のスリーブを貫通する構造にしてもよい。
一般にガイドベーンが存在する場合、半径方向アームは、フェルールとは独立して形成されて、密閉性が損なわれることなくフェルールと組み立てられてもよい。第2のスリーブはさらに、フェルールとOGVアームとの結合部を短くすることで、ケーシングの外側フェルールとOGVアームとの間の位置の自由度を確保すると同時に、ドライブシャフトが横断して形成された空洞を確実に密閉することができる。
スリーブ(または存在する場合には両方のスリーブ)は、有利には、それぞれアームの穴付きボスおよびケーシングまたはフェルールのいずれかにある穴付きボスに挿入される2つの円筒状軸受を備え、当該軸受は軸受の周囲に広がるシール部から続いている。したがって、組み立ては特に簡単である。
しかし、他の構造では、スリーブをケーシングと一体構造としてもよい。
スリーブは、有利には、ケーシングの外半径から内半径までケーシングに広がるので、スリーブのみでケーシング内部の潤滑油の拡散を防ぐことができる。このような効果を得るのに適した単純な構造は、ケーシングがスリーブの2つの円筒状軸受がそれぞれ挿入される連続した2つの穴付きボスを備え、ボスと軸受との間にシール部が配置される場合に実現される。
本発明は、2つの同心流路を備えた複流タービンエンジンに適用される場合が多く、ケーシングは前記流路を分離させる中間ケーシングである。したがって、スリーブは、上記半径方向アーム(外側の二次流路を横断する)および内側の一次流路を横断する追加の半径方向アーム内をドライブシャフトが横断する空洞を密閉接続する働きをする。
有利には、潤滑は、シャフト内を通る導管と、シャフトを横断して導管から軸受まで伸びるドリル穴とを介して、潤滑油の一部を軸受に流すようにして行われる。
さらに、改善された点としては、シャフトは、潤滑が正常に行われるように、つまり、シャフトを横断して導管から溝部が案内する円形チャンバまで伸びるドリル穴を介して潤滑が行われるように、溝部で接合される2つの部分で形成されてもよい。
本発明の別の態様は、上述の特徴について説明した装置を備えた航空機タービンエンジンおよび当該タービンエンジンを備えた航空機である。
図面を参照しながら本発明について説明する。
先行技術の構造を示した図である。 ベーン付きホイールの図である。 本発明の可能な実施形態の全体図である。 本実施形態の詳細図である。 本実施形態の詳細図である。 本実施形態の詳細図である。 本実施形態の詳細図である。 本実施形態の詳細図である。 さらに別の実施形態である代替形態を示した図である。 さらに別の実施形態を示した図である。
図1を参照すると、周知の構造のドライブシャフト1は、エンジン装置2とエンジン軸上に位置する中心軸5のギアリング4の減速ギア駆動ピニオン3との間でタービンエンジンの中を半径方向に伸びる。この場合、複流式のタービンエンジン1は、小さい半径の一次流路6および大きい半径の二次流路7まで延び、合流口まで一次流路6と二次流路7とを分離する中間ケーシング8を通る。二次流路7の外側は、外側フェルール9によって制限され、エンジン装置2は外側フェルール9の外側に延在する。
図2を参照すると、タービンエンジンステータは、外側から、外側フェルール9の一部11、半径方向アーム12、および二次流路7を通る円上に分布したガイドベーン13と、中間ケーシング8の一部14と、別の半径方向アーム15と、一次流路6を通る円上に分布した別のガイドベーン16と、一次流路6の内半径を画定する内側スキン17とを備えたベーン付きホイール10を備えることがわかる。ベーン付きホイール10は、低圧圧縮機18と高圧圧縮機19との間に延在する。ベーン付きホイール10は一体構造であり、その要素の全ては鋳造によって一体部品に製造される。シャフト1は、部分11、14および内側スキン17を通り、さらに一端から他端に横断する半径方向アーム12の1つおよび半径方向アーム15の1つに伸びる。シャフト1は、軸受20によって支持され、軸受20は、中間ケーシング8の一部14内に配置され、フランジ23を部分14の背面に取り付けるためのフランジ22を備えた支持部材21によって支持された軸受20によって支持される。シャフト1は、外側フェルール9の一部11から支持部材21まで伸びる外側シース24によって、また支持部材21から内側スキン17まで伸びる内側スリーブ25によって囲撓される、つまり外側シース24および内側スリーブ25はそれぞれ半径方向アーム12または半径方向アーム15へと伸びる。シース24および25は、支持部材21と共に、特に軸受20を含む閉鎖容積を形成するので、軸受20は潤滑油が拡散することなく潤滑される。
この構造は、半径方向アーム内にシースがあるために、また軸受に使用される支持部材の種類により、上述したような不利点がある。
次の図面、最初に、図3および図4を使用して、本発明の一実施形態について説明する。
一体型ベーン付きホイール10は、同じ形状のベーン付きホイールに置き換えられるが、ガイドベーンおよび半径方向アームは接続される要素にボルト締めされ、この場合、中間ケーシング部(この場合、114)およびフェルール部(この場合、111)は別個に製造される。
中間ケーシング部114は、外周面にボス30を備え、ボス30は外側半径方向アーム112の前に位置決めされる。ボス30は、円筒状立て孔31を備える。さらに別のボス32が、上述の立て孔30から伸びた立て孔33を備える内側半径方向アーム115(一次流路6を通る)の前に配置される。スリーブ34が、立て孔31および33に挿入され、スリーブ34の両端は立て孔31および33を押圧する円筒状軸受となり、前記立て孔31および33を密閉するOリング35が取り付けられる。スリーブ34は、ボス30に挿入されたボルト36によって保持される。ボス30および32は、リブ28および29によって支持されている中間ケーシング部14の両端に配置される。内側ボス32は、中間ケーシング部114および内側スキン117と一体構造の内側半径方向アーム115へと直接開口している。
図9に示されている代替形態の構造によれば、中間ケーシング部(この場合、214)は、立て孔31および33から伸びる第1のスリーブ234と一体構造である。しかし、第2のスリーブ235は、別個に作られて外側立て孔31に挿入され、軸受38を受承するという点、ボルト36を使用してボス30を取り付けるという点、また円筒状軸受と立て孔31との間にシール部35を備えるという点では、スリーブ34と同じ形状である。
したがって、スリーブ234および235は一緒になって、スリーブ34に代わるものであり、短く、かつ1つの立て孔31で固定される第2のスリーブ235は取り付けが簡単であり、内側立て孔33用の封止具がないという利点がある。
ドライブシャフトは、2つの部品を備える。その1つは、スリーブ34へと伸び、その後、内側に伸びて、駆動ピニオン(この場合、103)で終端する第1のシャフト37である。軸受38(図5)は、第1のシャフト37と第1のシャフト37を支持するためのスリーブ34との間に配置され、その内側リングは、第1のシャフト37およびスリーブ34にねじ留めされた2つのナット39、40によって軸方向に保持され、ナット39、40は向かい合う肩部に当接する。外側半径方向アーム、および別個に作られた外側流路ガイドベーンは、ボルト41(1つのみ図示されている)を使用して中間ケーシング要素114に取り付けられる。第1のシャフト37の一端は、スリーブ34の外側に伸びて、外側半径方向アーム112の空洞42へと突出している。半径方向アーム112の内側面は、スリーブ34の外側端に係合される穴付き内側ボス43を備え、密閉するために内側ボス43にも同様にシール部35が取り付けられる(図6)。
半径方向アーム112は、上述したボス43の反対側にあり、立て孔45を有する外側ボス44を備える(図7)。フェルール要素111がボルト113によって半径方向アーム112に取り付けられて接合される場合、内側に含まれるボス46は外側ボス44まで伸び、ボス46の立て孔47は立て孔45まで伸びる。第2のスリーブ48は、立て孔45および47に挿入され、これらの立て孔間を密閉するためにOリング35が取り付けられた2つの円筒状軸受を有する。この2つのスリーブを配置することで、密閉性を損なわずに、特に、ガス流路と連通させることなく、半径方向アーム112の空洞42をエンジンユニット2に対応するエンジンユニットを含むフェルールの外側に接続し、駆動ピニオン103を含むエンジン軸に近い容積部分に接続することができ、スリーブ34は外側半径方向アーム112の空洞42を内側半径方向アーム115の空洞に接続する。第1のシャフト37と共にドライブシャフトを形成し、外側のユニット102から伸びる第2のシャフト49は、空洞42を通ってスリーブ34まで伸び、この位置で溝部50によって第1のシャフト37に接合される。
第1のシャフト37および第2のシャフト49はエンジン軸に向かって、この場合、エンジンの外面に向かって後方に傾斜しており、半径方向アーム112は、有利には、第2のシャフトが常に空洞42のより広い後端部に隣接した同じ領域に位置するように同じ角度で傾斜しているので、他の場所へ半径方向アーム112を広げる必要がないことに留意されたい。
先行技術の構造では、エンジン装置2に取り付けられる(図示せず)周知の構造の円錐筒状である第2のシャフト49のセンタリングボール54(図3)は、完全にエンジン装置内に含まれるが、その下方部は半径方向アーム(12)に含まれる。半径方向アーム(12)とエンジン装置102との間の封止機能を有するセンタリングボール54を省くことができる封止スリーブ48を追加することにより、エンジン装置102のみによって第2のシャフト49に伝達される負荷を吸収することができ、ひいては半径方向アーム112を補強する必要もなく半径方向アーム112の負担を軽減することができる。
装置の潤滑は、以下のようにして行われてもよい。エンジンユニット102から送られる潤滑油は、第1のシャフト37と同様に中空である第2のシャフト49の導管に注入される。潤滑油は、第2のシャフト49の端部に到達すると、軸受38の前に第1のシャフト37を通って形成されたドリル穴51に入り、軸受を潤滑する。潤滑油の別の部分は、第2のシャフト49の端部のドリル穴52に到達し、ドリル穴52の前に位置する円形チャンバ53に伸びる溝部50の潤滑を助ける。このようにして消費された潤滑油は、ドライブシャフトを囲撓する密閉空洞に到達し、この空洞内では消費潤滑油はエンジン内の潤滑油の流れと合流することはできず、または過剰に拡散されることはなく、この空洞内で消費潤滑油を回収することができる。
特に、単流式タービンエンジンで使用できるような本発明を具現化したさらに別の解決策も可能である。
これらの解決策の1つについて、図10を使用して説明する。結合スリーブ(これまでは、別個の部品としていた)は、アセンブリのさらに別の要素に強固に接続されてもよい。このようにして、ケーシング(この場合、314)は、ケーシングに組み込まれ、すなわち、ケーシングと一体構造であり、例えば、図4の実施形態のスリーブ34と同じように2つの流路間に伸びるスリーブ334を備えてもよい。
この構造の利点の1つは、スリーブ34とケーシング114との間に必要であったシール部を、この場合は、省略することができるという点である。それ以外は、この実施形態は最初の実施形態と同じ構造にしてもよい。しかし、さらに別の代替形態も可能である。つまり、上述した実施形態の軸受38と同じ位置に収容される軸受(この場合、338)は、上述したような転がり軸受でなく、滑り軸受にしてもよい。また、本発明の全ての実施形態において、軸受の種類を自由に選択することができる。

Claims (12)

  1. シャフト(37、49)の他に、円形ケーシング(114,214)と、ケーシングを囲撓する円形フェルール(111)と、ケーシングをフェルールに接続する中空半径方向アーム(112)であって、ケーシングへと伸びるシャフトが横断する中空半径方向アーム(112)と、ケーシングに固定された支持部材に取り付けられるシャフト支持軸受(38)とを備え、半径方向アーム(112)はケーシング(114、214)と一体構造でなく組み立てられ、半径方向アームは立て孔を有するボス(30)を備えるタービンエンジンドライブシャフト装置であって、装置はアームをケーシングと結合させるスリーブ(34、235)を備え、ボスとスリーブとは互いに係合させることで組み立てられ、シャフトはボスとスリーブとを通って伸び、シール部(35)がスリーブとボスとの間を密閉し、軸受はスリーブ内に取り付けられることを特徴とする、装置。
  2. スリーブが、ケーシングと一体構造であることを特徴とする、請求項1に記載のタービンエンジンドライブシャフト装置。
  3. スリーブがケーシングのボスと組み立てられ、ケーシングのボスはシャフトが通る立て孔を有し、ケーシングのボスとスリーブとは互いに係合され、シール部はスリーブとケーシングのボスとの間を密閉することを特徴とする、請求項1に記載のタービンエンジンドライブシャフト装置。
  4. 半径方向アーム(112)がさらに、フェルール(111)と一体構造でなく組み立てられ、半径方向アームおよびフェルールは、伸びた立て孔(45、47)を有する追加のボス(44、46)を備え、装置は、フェルールをアームに接続すると同時に前記追加ボスの立て孔に係合する追加の結合スリーブ(48)と、追加スリーブと前記追加ボスの立て孔の各々との間を密閉する追加シール部(35)とを備え、シャフトは前記追加スリーブを通ることを特徴とする、請求項1、2、または3に記載のタービンエンジンドライブシャフト装置。
  5. 軸受が、シャフトおよびスリーブにそれぞれねじ留めされたナット(39、40)によって、スリーブおよびシャフトの向かい合う肩部に当接して保持されることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のタービンエンジンドライブシャフト装置。
  6. スリーブ(34)が外半径から内半径までケーシング(114)を通って伸び、ケーシングは前記ボス(30)から伸びる第2の穴付きボス(32)を備え、スリーブ(34)は前記ボスに挿入され、シール部(35)は第2のボスとスリーブとの間に配置されることを特徴とする、請求項1に記載のタービンエンジンドライブシャフト装置。
  7. ケーシングが、ケーシングと一体構造であり、かつケーシングのボス(30)の立て孔(31)および第2のボス(32)の立て孔(33)から伸びるケーシングスリーブ(234)を備え、前記ボスおよび前記第2のボスは、ケーシングの外半径および内半径の位置にあり、スリーブ(275)は、ケーシングスリーブ(234)に挿入されることを特徴とする、請求項1に記載のタービンエンジンドライブシャフト装置。
  8. ケーシングが2つの同心のガス流路(6、7)を分離させる中間ケーシングであり、半径方向アーム(112)は外側の二次流路を通り、第2のボス(32)は内側の一次流路を横断する追加の半径方向アーム(115)まで伸びることを特徴とする、請求項6または7に記載のタービンエンジンドライブシャフト装置。
  9. 装置が、シャフト内に形成された潤滑油導管と、導管から軸受(35)までシャフトを横断するドリル穴(51)とを備え、シャフトは、溝部(50)で接合された2つの部分(38、49)から成り、ドリル穴(52)は導管から溝部が案内する円形チャンバ(53)までシャフトを横断することを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載のタービンエンジンドライブシャフト装置。
  10. シャフトがタービンエンジンの軸方向に傾斜し、半径方向アーム(112)も同様に軸方向に傾斜して、シャフトが常に半径方向アームの後端に隣接することを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載のタービンエンジンドライブシャフト装置。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載の装置を備えることを特徴とする、タービンエンジン。
  12. 請求項11に記載のタービンエンジンを備えることを特徴とする、航空機。
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