JP2014517629A - 長距離wlanの物理層フレーム形式 - Google Patents

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Abstract

物理層(PHY)データユニットのプリアンブル部分が、長距離通信プロトコルを介して伝送するために生成される。サービスフィールドが、8ビット以下の長さを有するように生成される。PHYデータユニットのデータ部分は、8ビット以下の長さを有するサービスフィールドを含むように生成される。
【選択図】図1

Description

本開示は、概して、通信ネットワークに関し、より詳細には、長距離低電力無線ローカルエリアネットワークに関する。
[優先権情報]
本開示は、2011年6月7日出願の米国仮出願第61/494,362号"Remove SERVICE Field in 11ah and 11af(11ahおよび11afにおけるサービスフィールドの削除)"の優先権を主張するものであり、上記出願の内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
本発明の理解するための背景を、一般的に説明することを目的として、背景技術を説明する。以下、背景技術の章において説明される範囲および出願時には従来技術として認められていない側面の範囲において、本願発明者の仕事は、本開示に対して明示的にまたは非明示的にも、従来技術であるとは認めていない。
インフラストラクチャモードで動作する無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)は、典型的には、1つのアクセスポイント(AP)と1以上のクライアント局を備える。過去10年間で、WLANは、急速に発展した。電気電子技術者境界(IEEE)802.11a、802.11b、802.11gおよび802.11n規格のようなWLAN規格により、シングルユーザ・ピークデータスループットの改善がなされてきた。例えば、IEEE802.11b規格では、11メガビット/秒(Mbps)のシングルユーザピークスループットが規定されており、IEEE802.11aおよび802.11g規格では、54Mbpsのシングルユーザピークスループットが規定されており、IEEE802.11n規格では、600Mbpsのシングルユーザピークスループットが規定されており、IEEE802.11ac規格では、ギガビット/秒(Gbps)の範囲のシングルユーザピークスループットが規定されている。
サブ1GHz周波数で動作する無線ネットワークを規定する新たな規格であるIEEE802.11ahおよびIEEE802.11afについての検討も進められている。低い周波数の通信チャネルは一般的に、良好な伝播特性を有し、高い周波数での伝送と比較して、広い伝播範囲を有する。これまで、サブ1GHz領域は、別の用途(例えば、テレビの周波数帯域、無線周波数帯域等)に割り当てられており、無線通信ネットワークでは利用されてこなかった。サブ1GHz領域で割り当てられていない未使用の周波数帯が僅かに存在し、異なる地理的領域では未使用の周波数が異なる。IEEE802.11ah規格は、利用可能なサブ1GHz周波数帯での無線オペレーションを規定している。IEEE802.11af規格は、テレビのホワイトスペース(TVWS)、すなわち、サブ1GHz周波数帯で利用されていないTVチャネルでの無線オペレーションを規定している。サブ1GHz周波数帯での通信チャネルは、低いデータレートを有することから、長いプリアンブルを有する物理層(PHY)データユニットを生成すると、クライアント局にデータユニットを送信するのにかかる期間が大幅に長くなる。
一実施形態では、長距離通信プロトコルを介して物理層(PHY)データユニットを生成する方法は、PHYデータユニットのプリアンブル部分を生成する段階を備える。方法はまた、8ビット以下の長さを有するサービスフィールドを生成する段階を備える。方法は、8ビット以下の長さを有するサービスフィールドを含むように、PHYデータユニットのデータ部分を生成する段階を備える。
その他の様々な実施形態において、以下に記載する特徴の任意の組み合わせが含まれる。サービスフィールドの7ビットは、スクランブラシードに対応し、サービスフィールドの1ビットは、リザーブされたフィールドに対応する。サービスフィールドは、スクランブラシードサブフィールドを含み、スクランブラシードサブフィールドの長さは、PHYデータユニットのデータ部分におけるデータを暗号化するのに使用されるスクランブラシードの長さよりも短い。スクランブラシードサブフィールドに含まれないスクランブラシードの1以上のビットは、予め定められた値を有すると仮定される。
別の実施形態では、装置は、長距離通信プロトコルに従って物理層データユニット(PHYデータユニット)を生成するネットワークインターフェースを備える。ネットワークインターフェースは少なくとも、PHYデータユニットのプリアンブル部分を生成し、8ビット以下の長さを有するサービスフィールドを生成するように構成される。ネットワークインターフェースは更に、8ビット以下の長さを有するサービスフィールドを含むように、PHYデータユニットのデータ部分を生成する。
その他の様々な実施形態において、以下に記載する特徴の任意の組み合わせが含まれる。サービスフィールドの7ビットは、スクランブラシードに対応し、サービスフィールドの1ビットは、リザーブされたフィールドに対応する。サービスフィールドは、スクランブラシードサブフィールドを含み、スクランブラシードサブフィールドの長さは、PHYデータユニットのデータ部分におけるデータを暗号化するのに使用されるスクランブラシードの長さよりも短い。スクランブラシードサブフィールドに含まれないスクランブラシードの1以上のビットは、予め定められた値を有すると仮定される。
更なる別の実施形態では、長距離通信プロトコルを介して物理層データユニット(PHYデータユニット)を生成する方法は、スクランブラシードサブフィールドを生成する段階を備える。方法はまた、スクランブラシードサブフィールドを含む信号フィールドを生成する段階を備える。方法は更に、記信号フィールドを含むように、PHYデータユニットのプリアンブル部分を生成する段階を備える。方法は更に、サービスフィールドを含まないように、PHYデータユニットのデータ部分を生成する段階を備える。
その他の様々な実施形態において、以下に記載する特徴の任意の組み合わせが含まれる。スクランブラシードサブフィールドは、7ビットの長さを有する。スクランブラシードサブフィールドの長さは、PHYデータユニットのデータ部分におけるデータを暗号化するのに使用されるスクランブラシードの長さよりも短い。スクランブラシードサブフィールドに含まれないスクランブラシードの1以上のビットは、予め定められた値を有すると仮定される。
別の実施形態では、装置は、長距離通信プロトコルに従って物理層データユニット(PHYデータユニット)を生成するネットワークインターフェースを備える。装置はまた、スクランブラシードサブフィールドを含む信号フィールドを生成するべく、スクランブラシードサブフィールドを生成する。装置は更に、信号フィールドを含むように、PHYデータユニットのプリアンブル部分を生成する。装置は更に、サービスフィールドを含まないように、PHYデータユニットのデータ部分を生成する。
その他の様々な実施形態において、以下に記載する特徴の任意の組み合わせが含まれる。スクランブラシードサブフィールドは、7ビットの長さを有する。スクランブラシードサブフィールドの長さは、PHYデータユニットのデータ部分におけるデータを暗号化するのに使用されるスクランブラシードの長さよりも短い。スクランブラシードサブフィールドに含まれないスクランブラシードの1以上のビットは、予め定められた値を有する。
更なる別の実施形態では、長距離通信プロトコルを介して物理層データユニット(PHYデータユニット)を生成する方法であって、PHYデータユニットを、オペレーションの第1モードに従って生成するか、または、オペレーションの第2モードに従って生成するかを判断する段階を備える。方法は、PHYデータユニットを、オペレーションの第1モードに従って生成すると判断された場合には、(i)スクランブラシードサブフィールドが、PHYデータユニットの第1ロケーションに位置するように、および、(ii)スクランブラシードサブフィールドが、第1長さを有するように、PHYデータユニットを生成する段階を備える。方法は更に、PHYデータユニットを、オペレーションの第2モードに従って生成すると判断された場合には、(i)スクランブラシードサブフィールドが、PHYデータユニットにおける第1ロケーションとは異なる第2ロケーションに位置するように、および、(ii)スクランブラシードサブフィールドが、第1長さとは異なる第2長さを有するように、の少なくとも一方の形態で、PHYデータユニットを生成する段階を備える。
その他の様々な実施形態において、以下に記載する特徴の任意の組み合わせが含まれる。
PHYデータユニットを、オペレーションの第1モードに従って生成すると判断された場合には、スクランブラシードサブフィールドが、PHYデータユニットのデータ部分のサービスフィールドに位置するように、PHYデータユニットを生成し、PHYデータユニットを、オペレーションの第2モードに従って生成すると判断された場合には、スクランブラシードサブフィールドが、PHYデータユニットのプリアンブル部分の信号フィールドに位置するように、PHYデータユニットを生成する。
PHYデータユニットを、オペレーションの第1モードに従って生成すると判断された場合には、スクランブラシードサブフィールドが、第1の長さを有するように、PHYデータユニットを生成し、PHYデータユニットを、オペレーションの第2モードに従って生成すると判断された場合には、スクランブラシードサブフィールドが、第1の長さより短い第2の長さを有するように、PHYデータユニットを生成する。
別の実施形態では、装置は、長距離通信プロトコルに従って物理層データユニット(PHYデータユニット)を生成するネットワークインターフェースを備える。ネットワークインターフェースは少なくとも、PHYデータユニットを、オペレーションの第1モードに従って生成するか、または、オペレーションの第2モードに従って生成するかを判断する。ネットワークインターフェースは、PHYデータユニットを、オペレーションの第1モードに従って生成すると判断された場合には、(i)スクランブラシードサブフィールドが、PHYデータユニットの第1ロケーションに位置するように、および、(ii)スクランブラシードサブフィールドが、第1長さを有するように、PHYデータユニットを生成する。ネットワークインターフェースは更に、PHYデータユニットを、オペレーションの第2モードに従って生成すると判断された場合には、(i)スクランブラシードサブフィールドが、PHYデータユニットにおける第1ロケーションとは異なる第2ロケーションに位置するように、および、(ii)スクランブラシードサブフィールドが、第1長さとは異なる第2長さを有するように、の少なくとも一方の形態で、PHYデータユニットを生成する。
その他の様々な実施形態において、以下に記載する特徴の任意の組み合わせが含まれる。
ネットワークインターフェースは更に、 PHYデータユニットを、オペレーションの第1モードに従って生成すると判断された場合には、スクランブラシードサブフィールドが、PHYデータユニットのデータ部分のサービスフィールドに位置するように、PHYデータユニットを生成し、PHYデータユニットを、オペレーションの第2モードに従って生成すると判断された場合には、スクランブラシードサブフィールドが、PHYデータユニットのプリアンブル部分の信号フィールドに位置するように、PHYデータユニットを生成する。
ネットワークインターフェースは、PHYデータユニットを、オペレーションの第1モードに従って生成すると判断された場合には、スクランブラシードサブフィールドが、第1の長さを有するように、PHYデータユニットを生成し、PHYデータユニットを、オペレーションの第2モードに従って生成すると判断された場合には、スクランブラシードサブフィールドが、第1の長さより短い第2の長さを有するように、前記PHYデータユニットを生成する。
一実施形態に係る無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)10を示したブロック図である。
一実施形態に係る、短距離直交周波数分割多重(OFDM)データユニットを示した図である。 一実施形態に係る、短距離直交周波数分割多重(OFDM)データユニットを示した図である。
IEEE802.11a/802.11g規格で規定されるデータユニット形式を示した図である。
IEEE802.11n規格で規定されるデータユニット形式を示した図である。
IEEE802.11ac規格で規定されるデータユニット形式を示した図である。
一実施形態に係る、長距離物理層(PHY)データユニットの一例を示した図である。
別の実施形態に係る、長距離PHYデータユニットの一例を示した図である。
別の実施形態に係る、長距離PHYデータユニットの一例を示した図である。
別の実施形態に係る、長距離PHYデータユニットの一例を示した図である。
一実施形態に係る、PHYデータユニットを生成する方法の一例を示したフローチャートである。
別の実施形態に係る、PHYデータユニットを生成する方法の一例を示したフローチャートである。
別の実施形態に係る、PHYデータユニットを生成する方法の一例を示したフローチャートである。
別の実施形態に係る、PHYデータユニットを生成する方法の一例を示したフローチャートである。
以下に記載される実施形態では、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)のアクセスポイント(AP)のような無線ネットワークデバイスが、1以上のクライアント局にデータストリームを送信する。APは、少なくとも第1通信プロトコルに従って、クライアント局とのオペレーションを行うように構成されている。第1通信プロトコルは、サブ1GHz周波数帯におけるオペレーションを規定し、典型的には、相対的に低いデータレートで長距離(long range)無線通信を行うことを必要とするアプリケーションで使用される。以下、第1通信プロトコル(例えば、IEEE802.11afまたはIEEE802.11ah)を"長距離"通信プロトコルと称する。ある実施形態では、APは、第1通信プロトコと比較して、相対的に高いデータレートで近距離で通信を行うのに使用され一般的に高い周波数帯でオペレーションを規定する1以上の別の通信プロトコルに従って、クライアント局との動作を行うように構成される。以下、近距離通信プロトコルを、"短距離"通信プロトコルと総称する。
ある実施形態では、長距離通信プロトコルは、近距離通信プロトコルの1以上によって規定される物理層データユニット形式と同様なまたは同一の1以上の物理層データユニット形式を規定する。一実施形態では、長距離通信をサポートし、典型的には低い周波数(サブ1GHz)で利用可能な小さな帯域幅のチャネルに適用させるべく、長距離通信プロトコルは、長距離通信プロトコルによって規定される物理層(PHY)データユニット形式とほぼ同様である形式を有するが低いクロックレートで生成されるデータユニットを規定する。一実施形態では、APは、短距離(および高スループット)オペレーションに適したクロックレートで動作し、ダウンクロックを利用して、サブ1GHzオペレーションで利用可能なクロック信号を新たに生成する。この実施形態では、長距離通信プロトコルに準拠するPHYデータユニット("長距離データユニット")は、短距離通信プロトコルに準拠するデータユニット("短距離データユニット")の物理層形式を維持するが、より長い期間にわたって送信される。また、ある実施形態では、長距離通信プロトコルでは、より低いデータレートを有し、拡張範囲でのオペレーションを意図した、1以上の更なる通信モードが規定される。
ある実施形態では、長距離データユニットは、短距離データユニットよりも遅いレートで送信され、また、PHYデータユニット全体の長さが制限される場合があることから、PHYプリアンブル情報および距離データユニットにおけるその他のPHYオーバーヘッド情報によって生じるオーバーヘッドの程度は、短距離データユニットにおける同様な情報によって生じるオーバーヘッドの程度と比較して、非常に大きい。例えば、IEEE802.11a、IEEE802.11gおよびIEEE802.11nに準拠するPHYデータユニットには、サービスフィールドが含まれる。IEEE802.11a、IEEE802.11gおよびIEEE802.11n規格に規定されるように、サービスフィールドは、2バイトの長さを有する。長距離通信プロトコルを使用することが予測されるシナリオでは、PHYデータユニットのペイロードは、2バイト程度である。したがって、IEEE802.11a、IEEE802.11gおよびIEEE802.11n規格に規定されるサービスフィールドは、少なくとも一部のシナリにおいて、長距離通信プロトコルにおけるオーバーヘッドに大きく影響する。
以下に記載する実施形態では、IEEE802.11a、IEEE802.11gおよびIEEE802.11n規格に規定されるようなサービスフィールドは、長距離プロトコルが使用される場合には、オーバーヘッドを低減するべく、小さなサイズとなっているまたは全て取り除かれているような、PHYデータユニット形式が記載される。
図1は、一実施形態に係る、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)10の一例を示したブロック図である。AP14は、ネットワークインターフェース16に接続されたホストプロセッサ15を備える。ネットワークインターフェース16は、媒体アクセス制御(MAC)ユニット18および物理層(PHY)処理ユニット20を有する。PHYユニット20は、複数の送受信機21を含み、複数の送受信機21は、複数のアンテナ24に接続されている。図1には、3つの送受信機21および3つのアンテナ24が示されているが、別の実施形態では、AP14は、異なる数(例えば、1、2、4、5等)の送受信機21およびアンテナ24を備えてもよい。
WLAN10は、複数のクライアント局25を備える。図1には、4つのクライアント局25が示されているが、他のシナリオおよび/または実施形態では、WLAN10は、異なる数(例えば、1、2、3、5、6等)のクライアント局25を含んでもよい。複数のクライアント局25のうちの少なくとも1つ(例えば、クライアント局25−1)は、少なくとも長距離通信プロトコルに従って動作するよう構成されている。ある実施形態では、複数のクライアント局25のうちの少なくとも1つ(例えば、クライアント局25−4)は、少なくとも短距離通信プロトコルの1以上に従って動作するよう構成されている短距離クライアント局である。
クライアント局25−1は、ネットワークインターフェース27に接続されたホストプロセッサ26を備える。ネットワークインターフェース27は、MACユニット28およびPHYユニット29を有する。PHYユニット29は、複数の送受信機30を含み、複数の送受信機30は、複数のアンテナ34に接続されている。図1には、3つの送受信機30および3つのアンテナ34が示されているが、別の実施形態では、クライアント局25−1は、異なる数(例えば、1、2、4、5等)の送受信機30およびアンテナ34を備えてもよい。
一実施形態では、クライアント局25−2および25−3のうちの一つまたは両方が、クライアント局25−1と同一のまたは同様な構造を有する。一実施形態において、クライアント局25−4は、クライアント局25−1と同一のまたは同様な構造を有する。これらの実施形態では、クライアント局25−1と同一のまたは同様な構造を有する複数のクライアント局25は、同じ数または異なる数の送受信機およびアンテナを有する。例えば、一実施形態において、クライアント局25−2は、送受信機およびアンテナをそれぞれ2つのみ有する。
様々な実施形態において、AP14のPHYユニット20は、長距離通信プロトコルに準拠し、以下に説明するような形式を有するデータユニットを生成するように構成される。送受信機21は、アンテナ24を介して、生成されたデータユニットを送信する。同様に、送受信機24は、アンテナ21を介してデータユニットを受信する。様々な実施形態において、AP14のPHY処理ユニット20は、長距離通信プロトコルに準拠し、以下に説明する形式を有する受信データユニットを処理するように構成される。
様々な実施形態において、クライアントデバイス25−1のPHYユニット29は、長距離通信プロトコルに準拠し、以下に説明する形式を有するデータユニットを生成するように構成される。送受信機30は、アンテナ34を介して、生成されたデータユニットを送信する。同様に、送受信機30は、アンテナ34を介してデータユニットを受信する。様々な実施形態において、クライアントデバイス25−1のPHY処理ユニット29は、長距離通信プロトコルに準拠して以下に記載する形式を有する受信データユニットを処理する。
従来技術のPHYデータユニット形式について、背景として以下に簡単に説明する。
図2Aには、IEEE802.11a規格で規定される、従来技術の短距離PHYデータユニット200が示されている。PHYデータユニット200は、一般的にパケット検出、初期同期および自動ゲイン制御等に使用されるレガシーショートトレーニングフィールド(L−STF)202、および、一般的にチャネル推定および精度の高い同期に使用されるレガシーロングトレーニングフィールド(L−LTF)204を有するプリアンブルを含む。PHYデータユニット200はまた、例えば、変調の種類およびPHYデータユニット200の送信に使用される符合化レートのような、データユニット200に関する特定の物理層(PHY)パラメータを搬送するのに使用されるレガシー信号フィールド(L−SIG)206を含む。PHYデータユニット200はまた、データ部分208を含む。図2Bは、必要に応じて、サービスフィールド、暗号化された物理層サービスデータユニット(PSDU)、テールビットおよびパディングビットを含むデータ部分208(低密度パリティ検査符号で符合化されていない)の一例を示している。PHYデータユニット200は、単入力単出力(SISO)チャネル構成で、1つの空間または空間時間ストリーム上で送信されるように設計されている。
図3には、IEEE802.11aおよびIEEE802.11g規格で規定される、従来技術の短距離PHYデータユニット300が示されている。データユニット300は、プリアンブル302およびデータ部分304を含む。データ部分304は、サービスフィールド306を含む。サービスフィールド306は、16ビット(2バイト)の長さを有する。7つの最上位ビット(MSB)を、スクランブラシードビット308として規定し、9つの最下位ビットを、リザーブされたサービスビット310として規定する。サービスフィールド306は通常、データ部分304の受信を改善する目的で、データ部分304の情報ビットを暗号化するのに使用されるスクランブラの初期状態を規定するのに使用される。PHYデータユニット300は、単入力単出力(SISO)チャネル構成で、1つの空間または空間時間ストリーム上で送信されるように設計されている。
図4は、IEEE802.11n規格に従う従来技術の2つのPHYデータユニット400が示されている。データユニット400は、プリアンブル402およびデータ部分404を含む。データ部分404は、サービスフィールド406を含む。サービスフィールドは、16ビットの長さを有する。7つの最上位ビット(MSB)は、スクランブラシードビット408として規定され、9つの最下位ビット(LSB)は、リザーブされたサービスビット410として規定される。PHYデータユニット400は、マルチユーザ複数入力複数出力(MIMO)チャネル構成で、1以上の空間ストリームまたは空間時間ストリーム上で送信されるように設計されている。
図5は、規格化が進められているIEEE802.11ac規格に従う従来技術のPHYデータユニット500を示している。PHYデータユニット500は、レガシーショートトレーニングフィールド(L−STF)504、レガシーロングトレーニングフィールド(L−LTF)506、および、レガシー局(例えば、IEEE802.11a、IEEE802.11gまたはIEEE802.11n規格に従うクライアント局)に、少なくともある情報を提供するためのレガシー信号(L−SIG)508を含むプリアンブル502を有する。
データユニット500は、マルチユーザ複数入力複数出力(MIMO)チャネル構成で送信されるように設計されている。プリアンブル502は、PHYデータユニット500に関する情報を規定する超高スループット(VHT)信号フィールドA(VHT−SIG−A)510を含む。プリアンブル502はまた、一般的にパケット検出、初期同期および自動ゲイン制御等に使用されるVHTショートトレーニングフィールド(VHT−STF)512、一般的にチャネル推定および精度の高い同期に使用されるVHTロングトレーニングフィールド(VHT−LTF)514、および、超高スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)516を含む。PHYデータユニット500はまた、サービスフィールド520を伴うデータ部分518を含む。サービスフィールド520は、16ビット(2バイト)の長さを有する。7つの最上位ビット(MSB)は、スクランブラシードビット522として規定される。サービスフィールドのうちの1ビットは、リザーブサービスビット524として規定される。サービスフィールドの8つの最下位ビット(LSB)は、VHT−SIG−B516の巡回冗長検査(CRC)フィールド526として使用される。
図6は、一実施形態に係る、長距離通信プロトコルで使用されるPHYデータユニット形式600の一例が示されている。一実施形態では、AP14は、直交周波数分割多重(OFDM)変調を介して、クライアント局25−4に、PHYデータユニット600を送信する。一実施形態では、クライアント局25−4も、データユニット600をAP14に送信する。
PHYデータユニット600は、一般的にパケット検出、同期および自動ゲイン制御等に使用され、データユニットのデコードで使用されるPHY情報を提供する、プリアンブル602を含む。PHYデータユニット600はまた、サービスフィールド606およびデータ部分608を有するデータフィールド604を含む。サービスフィールド606は、スクランブラシード610を含む。一実施形態では、スクランブラシード610は、7ビット(例えば、X...X)を有する。一実施形態では、スクランブラシード610は、IEEE802.11a、b、g、n規格に従い、この場合、スクランブラシードは、ゼロでない疑似乱数値である。スクランブラシード610は、データ部分608のビットを暗号化するのに使用されるスクランブラの初期状態に対応している。
一実施形態では、サービスフィールド606の7つの最上位ビット(MSB)が、スクランブラシード610に対応し、1つの最下位ビット(LSB)が、リザーブされたビット614に対応する。
別の実施形態では、サービスフィールド606は、1バイトより大きい別の好適な長さを有する。別の実施形態では、サービスフィールド606は、1バイト未満の別の好適な長さを有する。サービスフィールド606の1以上のビットが、スクランブルラシードフィールドとして使用される。ある実施形態では、スクランブラシード608の好適な数のビットが、例えば、1のような論理値に固定される。
8ビットサービスフィールドを有するデータユニットを生成すると、従来技術の物理層(PHY)形式の情報量よりも大幅に少ないPHYプロトコル情報量(ペイロードデータとは対照的に)を有するデータユニットとなる。これは特に、IEEE802.11ah/af規格のプロトコルのような長距離通信プロトコルの少なくとも一部の実施形態において有用である。PHYオーバーヘッドデータの量を低減することにより、少なくとも一部の実施形態および/またはシナリオでは、PHYデータユニットの大部分をペイロード情報に充てることができ、全体的なデータスループットを向上させることができる。上述したように、長距離通信プロトコルを使用する例の一部では、PHYサービスデータユニット(PSDU)のサイズは、通常、10バイト程度であると考えられる。短距離PHYデータユニットと概して同じであるが、データ部分が4回繰り返されている(4X繰り返しモード)長距離通信プロトコルの一例のシナリオでは、16ビットサービスフィールドは、最大で3つのOFDMシンボルを占めることができ、PHYデータユニット全体の大きな部分を占める。
ある実施形態では、長距離通信プロトコルは、少なくとも二つのモードで動作し、1つは、i)通常モードまたは正常モード、もう1つは、ii)拡張範囲モードまたは低レートモード、である。ある実施形態では、低レートモードは、通常モードと比較してクロック速度が遅いモードに対応し、低レートモードにおけるデータレートは通常、通常モードにおけるデータレートよりも低い。一実施形態では、PHYデータユニット形式600は、通常モードおよび低レートモードの両方で利用される。別の実施形態では、PHYデータユニット形式600は、低レートモードで使用され、別の好適なPHYデータユニット形式600は、通常モードで使用される。例えば、一実施形態では、(PHYデータユニット形式600と比較して)長いサービスフィールドを有する、例えば、16ビットサービスフィールドを有するPHYデータユニット形式が、通常モードで使用される。
図7には、一実施形態に係る、長距離通信プロトコルで使用されるPHYデータユニット形式700の別の例が示されている。一実施形態では、AP14は、直交周波数分割多重(OFDM)変調を介して、クライアント局25−4に、PHYデータユニット700を送信する。一実施形態では、クライアント局25−4も、データユニット700をAP14に送信する。
データユニット700は、プリアンブル部分702およびデータ部分704を含む。プリアンブル部分702は、ショートトレーニングフィールド(STF)706およびロングトレーニングフィールド(LTF)708を含む。プリアンブル部分702はまた、データユニット700に関する特定の物理層(PHY)パラメータ、例えば、データユニット700の送信に使用される変調の種類および符号化レート等、を搬送するのに使用される信号フィールド(SIG)710を含む。
データ部分704は、スクランブラシードフィールドを含まない。一実施形態では、例えば、IEEE802.11a、g、n規格とは異なり、データ部分704は、サービスフィールドを含まない。
一実施形態では、スクランブラシードサブフィールド714は、信号フィールド710に含まれる。一実施形態において、スクランブラシードサブフィールド714は、7ビット(例えば、X...X)を有する。
別の実施形態では、スクランブラシードサブフィールド714は、7ビットより短い長さを有する。一実施形態において、スクランブラシードサブフィールド714が、7ビット未満の長さ(すなわち、Nビット、1≦N<7)を有する場合、スクランブラシードサブフィールド714は、長さM(M≧7)を有するスクランブラシードのN個のLSBを表す。一実施形態において、長距離プロトコルに従って動作する局は、スクランブラシードのM−Nの残りのビットは、特定の値、例えば、全てが1または全てが0のような値に設定されていると仮定する。
一実施形態では、スクランブラシードサブフィールド714は、4ビットの長さを有し、7ビットスクランブラシードの4つのLSBに対応する。一実施形態では、残りの3つの最上位ビット(MSB)は、全て値が1であると仮定される。このようなスクランブラシードは、IEEE802.11a、g、n規格で要求されるランダム化の要件、すなわち、初期スクランブラシード値が、ゼロでない疑似乱数値であるという要件を満たす。
図8は、一実施形態に係る、長距離通信プロトコルで使用されるPHYデータユニット形式800の別の例が示されている。一実施形態では、AP14は、直交周波数分割多重(OFDM)変調を介して、クライアント局25−4に、PHYデータユニット800を送信する。一実施形態では、クライアント局25−4も、データユニット800をAP14に送信する。
データユニット800は、プリアンブル部分802およびデータ部分804を含む。プリアンブル部分802は、ショートトレーニングフィールド(STF)806およびロングトレーニングフィールド(LTF)808を含む。一実施形態において、STF806は、STF706(図7)よりも継続時間が短い。プリアンブル部分802はまた、データユニット800に関する特定の物理層(PHY)パラメータ、例えば、データユニット800の送信に使用される変調の種類および符号化レート等、を搬送するのに使用される信号フィールド(SIG)810を含む。少なくともあるシナリオでは、データユニットは、その他のLTF814を含む。
データ部分804は、スクランブラシードフィールドを含まない。一実施形態では、例えば、IEEE802.11a、g、n規格とは異なり、データ部分804は、サービスフィールドを含まない。
一実施形態では、スクランブラシードサブフィールド818は、信号フィールド810に含まれる。一実施形態において、スクランブラシードサブフィールド818は、7ビット(例えば、X...X)を有する。
別の実施形態では、スクランブラシードサブフィールド818は、7ビットより短い長さを有する。一実施形態において、スクランブラシードサブフィールド818が、7ビット未満の長さ(すなわち、Nビット、1≦N<7)を有する場合、スクランブラシードサブフィールド818は、長さM(M≧7)を有するスクランブラシードのN個のLSBを表す。一実施形態において、長距離プロトコルに従って動作する局は、スクランブラシードのM−Nの残りのビットは、特定の値、例えば、全てが1または全てが0のような値に設定されていると仮定する。
一実施形態では、スクランブラシードサブフィールド818は、4ビットの長さを有し、7ビットスクランブラシードの4つのLSBに対応する。一実施形態では、残りの3つの最上位ビット(MSB)は、全て値が1であると仮定される。このようなスクランブラシードは、IEEE802.11a、g、n規格で要求されるランダム化の要件、すなわち、初期スクランブラシード値が、ゼロでない疑似乱数値であるという要件を満たす。
一実施形態において、PHYデータユニット形式800は、長距離プロトコルの通常モードで使用され、PHYデータユニット形式700(図7)は、低レートモードで使用される。別の実施形態では、PHYデータユニット形式700(図7)は、低レートモードで使用され、別の好適なPHYデータユニット形式600は、通常モードで使用される。例えば、一実施形態では、(PHYデータユニット形式700と比較して)長いサービスフィールドを有する、例えば、16ビットサービスフィールドを有するPHYデータユニット形式が、通常モードで使用される。
図9は、一実施形態に係る、PHYデータユニットに含まれる信号フィールドの一例950が示されている。一実施形態において、信号フィールド950は、PHYデータユニット700(図7)の信号フィールド710として使用される。一実施形態において、信号フィールド950は、PHYデータユニット800(図8)の信号フィールド810として使用される。別の実施形態では、信号フィールド950は、その他の好適なPHYデータユニットで使用される。
信号フィールド950は、長さサブフィールド962、スクランブラシード/Nstsサブフィールド964、リザーブドサブフィールド(Reserved subfield)966、巡回冗長検査(CRC)/パリティ検査サブフィールド968、および、テールサブフィールド970を含む。一実施形態において、スクランブラシード/Nstsサブフィールド964は、4ビットの長さを有する。別の実施形態では、スクランブラシード/Nstsサブフィールド964は、別の好適な長さを有する。
一実施形態において、長さフィールド962における第1の値(例えば、0に等しい値)は、パケットがヌルデータパケット(NDP)サウンディングパケットであることを示す。この場合、暗号化すべきPHYデータユニットのペイロード部分が存在しないことから、スクランブラシード/Nstsサブフィールド964は、スクランブラシードの値をし示す必要がない。一実施形態において、長さフィールド962に第1の値(例えば、ゼロ)が設定されている場合には、スクランブラシード/Nstsサブフィールド964は、NDPサウンディングパケットを送信するのに使用される空間ストリームの数に対応していると解釈される。一方、長さフィールド962が第1の値と等しくない場合には、スクランブラシード/Nstsサブフィールド964は、MビットスクランブラシードのN個のLSBに対応していると解釈される。
例えば、スクランブラシード/Nstsサブフィールド964に4ビットが割り当てられる一実施形態では、長さフィールド962に第1の値(例えば、ゼロ)が設定されている場合には、スクランブラシード/Nstsサブフィールド964の2つのLSBは、空間ストリームの数(Nsts)であると解釈され、2個のMSBはリザーブされる。一方、長さフィールド962が第1の値と等しくない場合には、スクランブラシード/Nstsサブフィールド964の4ビットは、は、スクランブラシードの4つのLSBであると解釈され、スクランブラシードの3つのMSBが、全て1、全て0またはその他の好適な値であると仮定される。
一実施形態において、信号フィールド950は、PHYデータユニットのプリアンブル部分に含まれる。少なくとも信号フィールド950が、二位相偏移変調(BPSK)に従って変調され、レート1/2の2値畳み込み符号(BCC)を使用して符号化され、各ビットが4回繰り返される。長さフィールド962は、8ビットの長さを有し、スクランブラシード/Nstsサブフィールド964は、4ビットの長さを有し、テールフィールド970が、6ビットの長さを有する一実施形態では、長さフィールド962、スクランブラシード/Nstsサブフィールド964およびテールフィールド970の18ビットが、3つのOFDMシンボルを占める。
図10は、一実施形態に係る、長距離通信プロトコルに従ってPHYデータユニットを生成する方法の一例1000のフローチャートである。図1に示すように、方法1000は、AP14のネットワークインターフェース16によって実装される。このような一実施形態では、PHY処理ユニット20は、方法1000を実装するように構成されている。別の実施形態では、MAC処理18は、方法1000の少なくとも一部を実装するように構成される。図1に示すように、別の実施形態では、方法1000は、クライアント局25−1のネットワークインターフェース27(例えば、PHY処理ユニット29および/またはMAC処理ユニット28)によって実装される。別の実施形態では、方法1000は、その他の好適なネットワークインターフェースによって実装される。
ブロック1002では、PHYデータユニットのプリアンブル部分が生成される。例えば、一実施形態では、図6のプリアンブル部分602が生成される。その他の実施形態では、その他の好適なPHYデータユニットプリアンブルが生成される。一実施形態では、長距離通信プロトコルに従ってプリアンブル分602が生成される。
ブロック1008では、8ビット以下の長さを有するサービスフィールドが生成される。一実施形態では、サービスフィールドの7ビットは、スクランブラシードとして規定され、サービスフィールドの1ビットが、リザーブされているとして規定される。その他の実施形態では、(i)サービスフィールドは、8ビット未満(例えば、1,2,3,4,5,6または7ビット)を有し、(ii)サービスフィールドの7ビット未満(例えば、1,2,3,4,5または6ビット)が、スクランブラフィールドとして規定され、および/または、(iii)残りのゼロビットまたはゼロビット以上がリザーブされるとして、規定される。一実施形態では、ブロック1008で生成されるサービスフィールドは、図6のサービスフィールド606である。
ブロック1012において、PHYデータユニットのデータ部分が、ブロック1008で生成されたサービスフィールドを含むように生成される。例えば、一実施形態では、図6のデータ部分604が生成される。その他の実施形態では、別の好適なPHYデータユニットのデータ部分が生成される。一実施形態では、データ部分が、長距離通信プロトコルに従って生成される。一実施形態では、サービスフィールドのスクランブラシード情報を使用して、データ部分が生成される。一実施形態では、サービスフィールドが、スクランブラシード情報の7ビット未満を含む場合、データ部分の生成は、スクランブラシードの1以上の別のビットが、予め規定された値であると仮定することを含む。
図11は、一実施形態に係る、長距離通信プロトコルに従ってPHYデータユニットを生成する方法の別の例1100のフローチャートである。図1に示すように、方法1100は、AP14のネットワークインターフェース16によって実装される。このような一実施形態では、PHY処理ユニット20は、方法1100を実装するように構成されている。別の実施形態では、MAC処理18は、方法1100の少なくとも一部を実装するように構成される。図1に示すように、別の実施形態では、方法1100は、クライアント局25−1のネットワークインターフェース27(例えば、PHY処理ユニット29および/またはMAC処理ユニット28)によって実装される。別の実施形態では、方法1100は、その他の好適なネットワークインターフェースによって実装される。
ブロック1104において、スクランブラシードサブフィールドが生成される。一実施形態において、スクランブラシードサブフィールドは、PHYデータユニットに含めるべき暗号化データに使用される、完全なスクランブラシード値(例えば、スクランブルシード値の全てのビット)を含む。別の実施形態では、スクランブラシードサブフィールドは、PHYデータユニットに含めるべきデータの暗号化に使用される完全なスクランブラシード値の一部分のみを含む。例えば、完全なスクランブラシード値が7ビットの長さを有する実施形態では、スクランブラシードサブフィールドは、完全なスクランブラシード値の7ビットのうちの一部分のみを含む(例えば、6ビット、5ビット、4ビット、3ビット、2ビットまたは1ビット)。スクランブラシードサブフィールドが、完全なスクランブラシード値の一部分のみを含む一実施形態では、スクランブラシードサブフィールドは、完全なスクランブラシード値のLSBに対応し、MSBは、例えば、全て1、全て0またはその他の好適な値のような所定の値であると仮定される。スクランブラシードサブフィールドが、完全なスクランブラシード値の一部分のみを含む別の実施形態では、スクランブラシードサブフィールドは、完全なスクランブラシード値のMSBに対応し、LSBは、例えば、全て1、全て0またはその他の好適な値のような所定の値であると仮定される。
一実施形態では、スクランブラシードサブフィールドは、図7で示したスクランブラシードサブフィールド714の例を参照して説明したように生成される。一実施形態では、スクランブラシードサブフィールドは、図8で示したスクランブラシードサブフィールド818の例を参照して説明したように生成される。一実施形態では、スクランブラシードサブフィールドは、図9で示したスクランブラシードサブフィールド964の例を参照して説明したように生成される。
ブロック1108では、ブロック1104で生成されたスクランブラシードサブフィールドを含むように、PHYデータユニットプリアンブルの信号フィールドが生成される。一実施形態では、信号フィールドは、図7の信号フィールドの例710を参照して説明したように生成される。一実施形態では、信号フィールドは、図8の信号フィールドの例810を参照して説明したように生成される。一実施形態では、信号フィールドは、図9の信号フィールドの例950を参照して説明したように生成される。
ブロック1112では、ブロック1108で生成された信号フィールドを含むように、PHYデータユニットのPHYデータユニットプリアンブルが生成される。一実施形態では、プリアンブルは、図7のプリアンブル部分の例702を参照して説明したように生成される。一実施形態では、プリアンブルは、図8のプリアンブル部分の例802を参照して説明したように生成される。
ブロック1116において、ブロック1112で生成されたプリアンブルを含むように、PHYデータユニットが生成される。一実施形態では、PHYデータユニットは、図7のPHYデータユニットの例700を参照して説明したように生成される。一実施形態では、PHYデータユニットは、図8のPHYデータユニットの例800を参照して説明したように生成される。一実施形態では、ブロック1116で生成されたPHYデータユニットは、データ部分を含み、データ部分におけるビットは、ブロック1104で生成されたスクランブラシードサブフィールドに対応するスクランブラシード値を使用して暗号化される。
図12には、一実施形態に係る、長距離通信プロトコルに従ってPHYデータユニットを生成する方法の一例1200のフローチャートが示されている。図1に示すように、方法1200は、AP14のネットワークインターフェース16によって実装される。このような一実施形態では、PHY処理ユニット20は、方法1200を実装するように構成されている。別の実施形態では、MAC処理18は、方法1200の少なくとも一部を実装するように構成される。図1に示すように、別の実施形態では、方法1200は、クライアント局25−1のネットワークインターフェース27(例えば、PHY処理ユニット29および/またはMAC処理ユニット28)によって実装される。別の実施形態では、方法1200は、その他の好適なネットワークインターフェースによって実装される。
ブロック1202において、PHYデータユニットが、(i)長距離プロトコルの通常モードに従って生成されるか、または、(ii)長距離プロトコルの低レートモードに従って生成されるか、が判断される。ブロック1202において、PHYデータユニットが通常モードに従って生成されると判断された場合には、PHYデータユニットは、ブロック1206において、第1データユニットに従って生成される。一実施形態では、ブロック1206は、(i)スクランブラシードフィールドがPHYデータユニットにおける第1ロケーションに位置するように、および、(ii)スクランブラシードサブフィールドが第1長さを有するように、PHYデータユニットを生成することを含む。
一方、ブロック1202において、PHYデータユニットが低レートモードに従って生成されると判断された場合には、PHYデータユニットは、ブロック1210において、第2データユニット形式に従って生成される。一実施形態では、ブロック1210は、(i)スクランブラシードフィールドが、PHYデータユニットにおける第1ロケーションとは異なる第2ロケーションに位置するように、および、(ii)スクランブラシードサブフィールドが第1長さとは異なる第2長さを有するように、の少なくとも一方の形態で、PHYデータユニットを生成することを含む。
例えば、一実施形態では、PHYデータユニットが通常モードに従って生成される場合には、スクランブラシードサブフィールドは、PHYデータユニットのペイロード部分のサービスフィールドに位置し、PHYデータユニットが低レートモードに従って生成される場合には、PHYデータユニットのペイロード部分はサービスフィールドを有さず、スクランブラシードサブフィールドは、PHYデータユニットのプリアンブル部分の信号フィールドに位置する。別の例として、一実施形態では、PHYデータユニットが通常モードに従って生成される場合には、スクランブラシードサブフィールドは、完全なスクランブラシード値の長さと等しい長さを有し、PHYデータユニットが低レートモードに従って生成される場合には、スクランブラシードサブフィールドは、完全なスクランブラシード値の長さよりも短い。別の例として、一実施形態では、PHYデータユニットが通常モードに従って生成される場合には、(i)スクランブラシードサブフィールドは、PHYデータユニットのペイロード部分のサービスフィールドに位置する、および、(ii)スクランブラシードサブフィールドは、完全なスクランブラシード値の長さと等しい長さを有し、PHYデータユニットが低レートモードに従って生成される場合には、(i)PHYデータユニットのペイロード部分のサービスフィールドは省略され、スクランブラシードサブフィールドは、PHYデータユニットのプリアンブル部分の信号フィールドに位置する、および、(ii)スクランブラシードサブフィールドは、完全なスクランブラシード値の長さよりも短い。
図13は、一実施形態に係る、長距離通信プロトコルに従ってPHYデータユニットを生成する方法の一例1300のフローチャートが示されている。図1に示すように、方法1300は、AP14のネットワークインターフェース16によって実装される。このような一実施形態では、PHY処理ユニット20は、方法1300を実装するように構成されている。別の実施形態では、MAC処理18は、方法1200の少なくとも一部を実装するように構成される。図1に示すように、別の実施形態では、方法1300は、クライアント局25−1のネットワークインターフェース27(例えば、PHY処理ユニット29および/またはMAC処理ユニット28)によって実装される。別の実施形態では、方法1300は、その他の好適なネットワークインターフェースによって実装される。
ブロック1304において、PHYデータユニットが、(i)長距離プロトコルの通常モードに従って生成されるか、または、(ii)長距離プロトコルの低レートモードに従って生成されるか、が判断される。ブロック1304において、PHYデータユニットが通常モードに従って生成されると判断された場合には、PHYデータユニットは、ブロック1308において、第1データユニットに従って生成される。一実施形態では、ブロック1308は、(i)サービスフィールドがPHYデータユニットにおけるペイロード部分に位置するように、および、(ii)サービスフィールドが第1長さを有するように、PHYデータユニットを生成することを含む。
一方、ブロック1304において、PHYデータユニットが低レートモードに従って生成されると判断された場合には、PHYデータユニットは、ブロック1312において、第2データユニット形式に従って生成される。一実施形態では、ブロック1312は、(i)ペイロード部分がサービスフィールドを有さず、または、(ii)サービスフィールドが第1長さとは異なる第2長さを有するように、PHYデータユニットを生成することを含む。
例えば、一実施形態では、PHYデータユニットが通常モードに従って生成される場合には、サービスフィールド(スクランブラシードサブフィールドを含む)は、PHYデータユニットのペイロード部分に含められ、PHYデータユニットが低レートモードに従って生成される場合には、PHYデータユニットのペイロード部分はサービスフィールドを有さず、スクランブラシードサブフィールドは、PHYデータユニットのプリアンブル部分の信号フィールドに位置する。別の例として、一実施形態では、PHYデータユニットが通常モードに従って生成される場合には、サービスフィールドは、第1長さを有し、PHYデータユニットのペイロード部分に含められ、PHYデータユニットが低レートモードに従って生成される場合には、サービスフィールドは、第2長さを有し、PHYデータユニットのペイロード部分に含められる。一実施形態では、第2長さは、第1長さよりも短い。
一実施形態では、装置は、方法1300を実装するネットワークインターフェースを備える。
上記で説明した様々なブロック、オペレーションおよび技術の少なくとも一部は、ハードウェア、ファームウェア命令を実行するプロセッサ、ソフトウェア命令を実行するプロセッサまたはこれらの組み合わせを使用して実装されてもよい。また、上記で説明した様々なブロック、オペレーションおよび技術の一部は、異なる順番(および/または同時に)実行されてもよく、所望の結果を得ることができる。ソフトウェア命令またはファームウェア命令を実行するプロセッサを利用して実装される場合、ソフトウェア命令またはファームウェア命令は、磁気ディスク、光ディスクのようなコンピュータ可読メモリ、または、RAMまたはROMまたはフラッシュメモリ内のその他の記憶媒体、プロセッサ、ハードディスクドライブ、光ディスクドライブ、テープドライブ等に格納されてもよい。同様に、ソフトウェア命令またはファームウェア命令は、周知の任意のまたは所望の供給方法、例えば、コンピュータ可読ディスクまたはその他の可搬コンピュータ記憶メカニズムにより、または、通信媒体を介して、ユーザまたはシステムに供給されてもよい。そして、ソフトウェア命令またはファームウェア命令は、電話回線、DSL回線、ケーブルテレビ回線、光ファイバー回線、無線通信チャネル、インターネット等の通信チャネルを介して、ユーザまたはシステムに提供される。ソフトウェア命令またはファームウェア命令は、プロセッサによって実行されるとプロセッサに様々な動作を行わせる機械可読命令を含んでもよい。
ハードウェアに実装される場合、個別部品、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、等の1以上を含んでもよい。
本発明が、特定の例を参照して説明されたが、これは例示を目的としており、本発明を限定することを目的としていない。本発明の範囲内において、開示された実施形態に様々な変更、付加および削除を行うことができる。

Claims (22)

  1. 長距離通信プロトコルを介して送信される物理層データユニット(PHYデータユニット)を生成する方法であって、
    前記PHYデータユニットのプリアンブル部分を生成する段階と、
    8ビット以下の長さを有するサービスフィールドを生成する段階と、
    前記8ビット以下の長さを有する前記サービスフィールドを含むように、前記PHYデータユニットのデータ部分を生成する段階と、を備える方法。
  2. 前記サービスフィールドの7ビットは、スクランブラシードに対応し、
    前記サービスフィールドの1ビットは、リザーブされたフィールドに対応する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記サービスフィールドは、スクランブラシードサブフィールドを含み、
    前記スクランブラシードサブフィールドの長さは、前記PHYデータユニットの前記データ部分におけるデータを暗号化するのに使用されるスクランブラシードの長さよりも短い、請求項1に記載の方法。
  4. 前記スクランブラシードサブフィールドに含まれない前記スクランブラシードの1以上のビットは、予め定められた値を有すると仮定される、請求項3に記載の方法。
  5. 長距離通信プロトコルに従って物理層データユニット(PHYデータユニット)を生成するネットワークインターフェースを備え、
    前記ネットワークインターフェースは少なくとも、
    前記PHYデータユニットのプリアンブル部分を生成し、
    8ビット以下の長さを有するサービスフィールドを生成し、および、
    前記8ビット以下の長さを有する前記サービスフィールドを含むように、前記PHYデータユニットのデータ部分を生成する、装置。
  6. 前記サービスフィールドの7ビットは、スクランブラシードに対応し、
    前記サービスフィールドの1ビットは、リザーブされたフィールドに対応する、請求項5に記載の装置。
  7. 前記サービスフィールドは、スクランブラシードサブフィールドを含み、
    前記スクランブラシードサブフィールドの長さは、前記PHYデータユニットの前記データ部分におけるデータを暗号化するのに使用されるスクランブラシードの長さよりも短い、請求項5に記載の装置。
  8. 前記スクランブラシードサブフィールドに含まれない前記スクランブラシードの1以上のビットは、予め定められた値を有すると仮定される、請求項7に記載の装置。
  9. 長距離通信プロトコルを介して送信される物理層データユニット(PHYデータユニット)を生成する方法であって、
    スクランブラシードサブフィールドを生成する段階と、
    前記スクランブラシードサブフィールドを含む信号フィールドを生成する段階と、
    前記信号フィールドを含む前記PHYデータユニットのプリアンブル部分を生成する段階と、
    サービスフィールドを含まない前記PHYデータユニットのデータ部分を生成する段階と、を備える方法。
  10. 前記スクランブラシードサブフィールドは、7ビットの長さを有する、請求項9に記載の方法。
  11. 前記スクランブラシードサブフィールドの長さは、前記PHYデータユニットの前記データ部分におけるデータを暗号化するのに使用されるスクランブラシードの長さよりも短い、請求項9に記載の方法。
  12. 前記スクランブラシードサブフィールドに含まれない前記スクランブラシードの1以上のビットは、予め定められた値を有すると仮定される、請求項11に記載の方法。
  13. 長距離通信プロトコルに従って物理層データユニット(PHYデータユニット)を生成するネットワークインターフェースを備え、
    前記ネットワークインターフェースは少なくとも、
    スクランブラシードサブフィールドを生成し、
    前記スクランブラシードサブフィールドを含む信号フィールドを生成し、
    前記信号フィールドを含む前記PHYデータユニットのプリアンブル部分を生成し、および、
    サービスフィールドを含まない前記PHYデータユニットのデータ部分を生成する、装置。
  14. 前記スクランブラシードサブフィールドは、7ビットの長さを有する、請求項13に記載の装置。
  15. 前記スクランブラシードサブフィールドの長さは、前記PHYデータユニットの前記データ部分におけるデータを暗号化するのに使用されるスクランブラシードの長さよりも短い、請求項13に記載の装置。
  16. 前記スクランブラシードサブフィールドに含まれない前記スクランブラシードの1以上のビットは、予め定められた値を有すると仮定される、請求項15に記載の装置。
  17. 長距離通信プロトコルを介して物理層データユニット(PHYデータユニット)を生成する方法であって、
    前記PHYデータユニットを、オペレーションの第1モードに従って生成するか、または、オペレーションの第2モードに従って生成するかを判断する段階と、
    前記PHYデータユニットを、オペレーションの前記第1モードに従って生成すると判断された場合には、(i)スクランブラシードサブフィールドが、前記PHYデータユニットの第1ロケーションに位置するように、および、(ii)前記スクランブラシードサブフィールドが、第1長さを有するように、前記PHYデータユニットを生成する段階と、
    前記PHYデータユニットを、オペレーションの前記第2モードに従って生成すると判断された場合には、(i)前記スクランブラシードサブフィールドが、前記PHYデータユニットにおける第1ロケーションとは異なる第2ロケーションに位置するように、および、(ii)前記スクランブラシードサブフィールドが、前記第1長さとは異なる第2長さを有するように、の少なくとも一方の形態で、前記PHYデータユニットを生成する段階と、を備える方法。
  18. 前記PHYデータユニットを、オペレーションの前記第1モードに従って生成すると判断された場合には、前記スクランブラシードサブフィールドが、前記PHYデータユニットのデータ部分のサービスフィールドに位置するように、前記PHYデータユニットを生成し、
    前記PHYデータユニットを、オペレーションの前記第2モードに従って生成すると判断された場合には、前記スクランブラシードサブフィールドが、前記PHYデータユニットのプリアンブル部分の信号フィールドに位置するように、前記PHYデータユニットを生成する、請求項17に記載の方法。
  19. 前記PHYデータユニットを、オペレーションの前記第1モードに従って生成すると判断された場合には、前記スクランブラシードサブフィールドが、第1の長さを有するように、前記PHYデータユニットを生成し、
    前記PHYデータユニットを、オペレーションの前記第2モードに従って生成すると判断された場合には、前記スクランブラシードサブフィールドが、前記第1の長さより短い第2の長さを有するように、前記PHYデータユニットを生成する、請求項17に記載の方法。
  20. 長距離通信プロトコルに従って物理層データユニット(PHYデータユニット)を生成するネットワークインターフェースを備え、
    前記ネットワークインターフェースは少なくとも、
    前記PHYデータユニットを、オペレーションの第1モードに従って生成するか、または、オペレーションの第2モードに従って生成するかを判断し、
    前記PHYデータユニットを、オペレーションの前記第1モードに従って生成すると判断された場合には、(i)スクランブラシードサブフィールドが、前記PHYデータユニットの第1ロケーションに位置するように、および、(ii)前記スクランブラシードサブフィールドが、第1長さを有するように、前記PHYデータユニットを生成し、
    前記PHYデータユニットを、オペレーションの前記第2モードに従って生成すると判断された場合には、(i)前記スクランブラシードサブフィールドが、前記PHYデータユニットにおける第1ロケーションとは異なる第2ロケーションに位置するように、および、(ii)前記スクランブラシードサブフィールドが、前記第1長さとは異なる第2長さを有するように、の少なくとも一方の形態で、前記PHYデータユニットを生成する、装置。
  21. 前記ネットワークインターフェースは、
    前記PHYデータユニットを、オペレーションの前記第1モードに従って生成すると判断された場合には、前記スクランブラシードサブフィールドが、前記PHYデータユニットのデータ部分のサービスフィールドに位置するように、前記PHYデータユニットを生成し、
    前記PHYデータユニットを、オペレーションの前記第2モードに従って生成すると判断された場合には、前記スクランブラシードサブフィールドが、前記PHYデータユニットのプリアンブル部分の信号フィールドに位置するように、前記PHYデータユニットを生成する、請求項20に記載の装置。
  22. 前記ネットワークインターフェースは、
    前記PHYデータユニットを、オペレーションの前記第1モードに従って生成すると判断された場合には、前記スクランブラシードサブフィールドが、第1の長さを有するように、前記PHYデータユニットを生成し、
    前記PHYデータユニットを、オペレーションの前記第2モードに従って生成すると判断された場合には、前記スクランブラシードサブフィールドが、前記第1の長さより短い第2の長さを有するように、前記PHYデータユニットを生成する、請求項20に記載の装置。
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