JP2014515366A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 有効量の活性成分と、式
   ＲＦＲＨ
   または
   ＲＦＲＨＲＦ
   に係る部分フッ素化アルカンと、を含む爪を侵す疾患または状態の予防または処置に使用される局所医薬組成物であって、
   式中、ＲＦは、２０個以下の炭素原子を有する過フッ素化炭化水素セグメントであり、ＲＨは、３〜２０個の炭素原子を有する非フッ素化炭化水素セグメントであり、
   爪に投与される、局所医薬組成物。
2. 部分フッ素化アルカンが、式
   ＲＦＲＨ
   で示される化合物であり、
   式中、ＲＦは、４〜１２個の炭素原子を有する直鎖状過フッ素化セグメントであり、ＲＨは、４〜８個の炭素原子を有する直鎖状アルキル基である、請求項１に記載の組成物。
3. 部分フッ素化アルカンが、Ｆ４Ｈ５、Ｆ４Ｈ６、Ｆ４Ｈ８、Ｆ６Ｈ６およびＦ６Ｈ８から選択される、請求項２に記載の組成物。
4. 液体もしくは半固形溶液、ゲル、スプレー、エマルジョン、懸濁液、マイクロエマルジョン、ネイルラッカー、または貼付薬の形態である、請求項１〜３のいずれか１項に記載の組成物。
5. エタノール、アセトン、酢酸エチル、イソプロピルアルコール、グリセロール、プロピレングリコール、ペンチレングリコール、ポリエチレングリコール、液状パラフィン、トリグリセリド油、ヒドロフルオロカーボン、例えばＨＦＡ １３４ａおよび／またはＨＦＡ ２２７、ならびに液体モノまたはジグリセリドから選択される、生理学的に許容し得る共溶媒を含む、請求項１〜４のいずれか１項に記載の組成物。
6. 前記爪を侵す疾患が爪乾癬である、請求項１〜５のいずれか１項に記載の組成物。
7. 活性成分が、タクロリムス、シロリムス、エベロリムス、ピメクロリムス、リダフォロリムス、テムシロリムス、ゾタロリウムス、およびシクロスポリンＡなどのマクロライド系免疫抑制剤から選択される、請求項６に記載の組成物。
8. 活性成分が、レチノール、レチナール、トレチノイン、イソトレチノイン、アリトレチノイン、エトレチナート、アシトレチン、タザロテン、ベキサロテンおよびアダパレンなどのレチノイドから選択される、請求項６に記載の組成物。
9. 活性成分が、カルシポトリオール、カルシトリオール、またはタカルシトールなどのビタミンＤ類似体から選択される、請求項６に記載の組成物。
10. 前記爪を侵す疾患が爪真菌症である、請求項１〜５に記載の組成物。
11. 活性成分が、クロトリマゾール、ケトコナゾール、またはミコナゾールなどのアゾール系；あるいはテルビナフィン、ナフチフィン、またはブテナフィンなどのアリルアミン系；あるいはシクロピロキソラミン、またはアモロルフィンなどの他の抗真菌薬から選択される、請求項１０に記載の組成物。
12. 活性成分が、抗生物質、コルチコステロイド、非ステロイド系抗炎症薬、局所麻酔薬、または５−フルオロウラシルから選択される、請求項１〜５に記載の組成物。