JP2014513012A - 高温飲料用容器組立体、挿入片及び飲料熱処理法 - Google Patents

高温飲料用容器組立体、挿入片及び飲料熱処理法 Download PDF

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Abstract

使用者は、蓋付き飲料容器に挿入片を装着して、挿入片内に収容される比較的高温の飲料から熱を飲用前に挿入片に移動させて、使用者の熱傷を防止する。堰止構造と外縁止片を挿入片に設けることが好ましい。堰止構造は、容器構造体の円周上縁内に装着できる寸法と形状の半剛性材料により形成される。可撓性材料により形成される外縁止片は、堰止内片から外側に延伸する。容器上縁と蓋との間に挟持される外縁止片は、飲料収容室と飲料冷却室を形成する。第1及び第2の開口を有する挿入片は、飲料収容室と飲料冷却室との間で飲料を排出し空気を導入する。蓋の飲料出口を通じて飲料を排出する前に、飲料冷却室は、飲料冷却室内に収容される飲料から熱を受け取り、飲料を冷却する。
【選択図】図1

Description

従来の経緯
本国際特許出願は、(1)2011年2月16日付で米国特許商標庁に出願した係属中の非仮特許出願第12/932,010号の利益、及び(2)2011年3月28日付で米国特許商標庁に出願した仮特許出願第61/516,023号の利益を主張する。
発明の技術分野
本発明は、広義には高温飲料用容器に装着される挿入片に関する。詳細には、本発明は、高温飲料収容用蓋付容器の蓋部と容器部との間に装着される挿入片に関連し、飲用者は、容器部から蓋部に排出される高温飲料の流量を減速して、飲用前に飲料からの熱を移動又は伝達することができる。
従来技術の簡単な説明
高温飲料用容器の蓋と、蓋を含む高温飲料用容器組立体は、広範囲の分野で極めて良好に開発されてきた。しかしながら、飲用前に高温の飲料を冷却する手段の技術開発は、極めて少ない。何れにせよ、飲料容器の構造と発展により既に集積された広範囲の技術の中で本発明に直近の技術を正確に指摘することは極めて困難である。それでも、複数の従来の関連技術を簡潔に説明すれば、下記の通りである。
ロビンソン名義の下記特許文献1は、例えば一体型測定供給装置を開示する。特許文献1は、第1及び第2の末端部と、内周面と、外周縁とを有する側壁を設ける閉鎖部材を記載する。円錐形の仕切は、側壁の下縁部から内側上方に突出し、仕切を貫通する帰還口を備える。また、円錐形の仕切は、開口を有する頂部を備える。更に、閉鎖部材に設けられる蓋は、側壁の第1の末端の外周縁部に同一の外径で一体の蝶番により回転可能に軸着される。蓋は、側壁周縁部に実質的に整合して形成される。
ケンプ名義の下記特許文献2は、冷却室を有する容器用蓋を開示する。特許文献2は、高温の飲料を含む使い捨てカップを着脱可能に覆う冷却室を有する容器用蓋を示す。少量の高温の飲料を冷却室内に通過させる小開口部が冷却室の側壁に形成され、飲用者は、飲料を十分に冷却して飲料を呑むことができる。
パブロポウラス名義の下記特許文献3は、冷却室を有するカップ組立体を示す。特許文献3は、蓋とカップとの間に第1及び第2の通路が形成されるカップ組立体を示し、第1の通路が開放され、第2の通路が閉鎖されると、蓋とカップとの間の液体冷却室は、カップ内の液体で充填され、逆に、第2の通路が開放され、第1の通路が閉鎖されると、液体冷却室の液体は、液体冷却室に連絡する出口から流出することができる。
ボズワース卿名義の下記特許文献4は、円盤形部材が蓋内に設けられ、飲料容器に着脱自在に取付けられる飲料容器用カップ型蓋を示し、蓋は、容器内の飲料から保護され、蓋から取り外される円盤形部材を娯楽目的に利用できる。
レオン他名義の下記特許文献5は、カップの縁と使用者の手中に通常保持される握持部との間に突出部を備える使い捨て飲料カップを示す。縁、水平面及び1又は2以上の窪みを備える突出部は、使用者の手と他の物体との間でカップの縁に圧入される蓋の脱落を阻止する障害物となる。使用者は、1本の指及び/又は親指を窪みに挿入して上方に蓋を押し上げて、蓋を除去しなければならない。カップの取扱時に、使用者の快適性を増加する人間工学的特徴が生ずる輪郭がカップの突出部と握持部との間に形成される。
ハッシー他名義の下記特許文献6は、コーヒーカップ等の飲物容器用の樹脂製の蓋を示す。開口部を形成して容易に除去可能な蓋の一部分又は開口部形態の補助接近装置が樹脂製の蓋に設けられる。補助接近装置により、蓋を除去せずに容器から飲料を飲むことができる。補助接近装置の洗浄後又は除染後に、保護カバーが補助接近装置に被着される。保護カバーは、蓋の全て若しくは選択された蓋の一部のみを覆い又は補助接近装置を含む蓋の領域のみを覆う等、種々の形状を有する。手で蓋を押し下げて容器上部を蓋で密閉するとき、保護カバーは、飲料配給者の飲料領域への細菌の不注意移植から補助接近装置を保護することができる。保護カバーは、指の圧力加圧のみで蓋から容易に除去できるように配置される。
このように、従来技術を検討すれば、既存の構造に装着でき、迅速かつ容易に飲料の流量を減速させて、高温の飲料から熱を移動させて、飲用前に使用者の熱傷を回避できる、安価で使い捨て可能な高温飲料用容器の組立体挿入構造が必要である。この点で、下記に詳細に要約するように、高温飲料用容器の組み合わせ挿入片及び挿入片を使用する確実な方法の必要性が従来技術から明らかである。
米国特許第5,873,493号公報 米国特許第6,176,390号公報 米国特許第7,448,510号公報 米国特許出願公開第2007/0062943号公報 米国特許出願公開第2010/0264150号公報 米国特許出願公開第2010/0320220号公報
前記目的及び他の自明の目的を達成するため、本発明は、使用者/飲用者が比較的熱い収容飲料から熱を効果的に除去して、口に入れる前に飲料を冷却できる高温飲料用容器の挿入片を本質的に開示する。このように、本発明は、比較的熱い液体飲料の熱エネルギを比較的冷却された環境に移動させて、飲用前に熱傷を防止できかつ確実に低価格で使い捨て可能な手段の提供を企図する。
高温飲料用容器組立体と組み合わせて検討すると、本発明は、容器構造体と、蓋構造体と、多くの変形可能な挿入片の何れかとの組み合わせを備える高温飲料用容器組立体に関連する。容器底部と、容器壁と、容器上縁とを必須の容器構造体に設けることが好ましい。縁面に延伸する周縁部を容器上縁に設けることが好ましい。
蓋上部と、蓋壁と、容器縁収容溝を有する蓋縁とを蓋構造体に設けることが好ましい。このように、協動して閉鎖可能に蓋下縁に容器上縁を嵌合することができる。蓋上部は、種々の寸法と形状とを有する第1の飲料出口を備える。第1の飲料出口の寸法と形状は、本発明の実施に極めて重要ではないが、第1の飲料出口が大きい程、より高速で飲料を排出できる傾向があるので、組立体に収容される飲料が熱くて危険なとき、使用者/飲用者が直ちに熱傷を負う可能性があることに留意すべきである。また、大きな複数の出口は、飲料がこぼれ易いので、本発明は、第1の飲料出口に隣接して確実な飲料堰止手段を提供して、火傷及び/又は漏出の防止を図ることを企図する。
本発明の実施の中心は、多数の挿入片、挿入組立体又は挿入構造体である。第1の又は好適な各挿入片は、堰止内片(飲料内側堰止片)と外縁止片とを備える。堰止内片と外縁止片の形態は、第1の又は好適な複数の実施の形態では相違するが、飲料堰止に剛性を付与する半剛性材料で堰止内片を形成することが好ましい。
高分子材料等の柔軟な不透水性の薄層材料で外縁止片を形成し、堰止内片の周囲に外縁止片を積層し又は堰止内片上に被覆して、堰止内片の材料内への水性液体の吸収を防止し又は堰止内片の一方に外縁止片を固定して取り付けて、重要な裾状構造を形成することが好ましい。後者の構造では、不透水性の食用等級材料により堰止内片及び外縁止片を形成すべきである。
前段で紹介したように、容器上縁、蓋下縁及び堰止内片に全体的に通常の円形状を付与するとき、外縁止片は、堰止内片構造から径方向外側に広がり又は延伸して、堰止内片に裾形状を形成することが好ましい。容器上縁と蓋下縁との間に裾状外縁止片を挟持・収容していくつかの作用を生ずることが好ましい。
この点では、外縁止片は、本質的に複数の作用:即ち(1)容器上縁と蓋下縁との間の空間を密閉し、(2)容器上縁と蓋下縁との間により強固な密閉構造を形成して、容器構造体と蓋構造体とに挿入片を接触させ、かつ(3)堰止内片と外縁止片の対向二層とを実質的に堰止面内に配置して、(a)下部飲料収容室及び(b)上部飲料冷却室を形成することを企図する。
挿入片は、第1の開口と、切欠き又は第1の堰止出口と、第2の開口、切欠き又は第2の堰止出口とを備える。第1の堰止出口は、飲料収容室から飲料冷却室内に飲料を排出する作用があり、第2の堰止出口は、飲料冷却室から飲料収容室内に空気を導入する作用がある。飲料冷却室は、飲料から熱を受け取り、第1の飲料出口を通じて更に排出される前に飲料を冷却することができる。
本発明の好適な構造の変形実施の形態では、堰止内片を収容するように特に設計された蓋構造体を備える。前記実施の形態では、本質的に外縁止片を除去し、堰止内片を保持する確実な構造保持手段が蓋構造体に形成される。この点では、本発明は、使用者が比較的熱い飲料から熱を移動できる飲料容器を備える飲料容器蓋組立体を企図する。
変形実施の形態の蓋組立体は、蓋構造体と堰止内片との組み合わせを備える。変形実施の形態の蓋構造体は、蓋上部と、蓋壁と、縁収容溝が形成される蓋下縁とを備えることが好ましい。好適な蓋構造体と変形実施の形態の蓋構造との主相違点は、種々例示するように、変形実施の形態の蓋構造体の蓋壁に確実な内側堰止保持手段を設けることにある。
また、前記構造の考察に加えて、本発明は、確実で新規な方法、原理及び/又は過程を開示することを企図する。この点では、前記構造の考察は、組立体内に収容さる比較的高温の飲料の熱を選択的に移動する熱処理法を開示することを企図する。
熱処理法は、飲料容器上縁に平行な面に、孔を有する堰止内片を延伸させ、その後、堰止内片と飲料容器の上縁上に蓋を配置する過程を含むことができる。
その後、下部飲料収容室と上部飲料冷却室との間に堰止内片による密閉構造を形成してもよい。孔を有する堰止内片を通じて、飲料収容室から飲料冷却室内に飲料を排出して、飲料の熱を移動させる。
本発明の他の特徴は、下記図面の簡単な説明から明らかになろう。
図の上から下に向かって、(小さい飲料出口が形成された)蓋構造体と、好適な挿入片と、容器構造体とを示す本発明による飲料容器組立体の第1の分解上面斜視図 図の上から下に向かって、(大きい飲料出口を形成した)蓋構造体と、蓋構造体に対し角度180度回転して好適な挿入片とを示すことを除き、図1の飲料容器組立体を示す第2の分解上面斜視図 図の上から下に向かって、(180度角度回転させた第1の飲料出口を有し回転前の第1の飲料出口を点線で示す)蓋構造と、第1の飲料出口の下方に隣接する第1の堰止出口を有する好適な挿入片と、好適な挿入片を装着した容器構造体とを示す本発明による飲料容器組立体の部分分解斜視図 容器構造体に装着した蓋構造及び裾状挿入片を有する本発明による飲料容器組立体の上面斜視図 堰止内片及び外側縁係合裾構造を示す本発明の好適な挿入片の平面図 堰止内片を被覆する張り合わせた2枚の層状材料を貫通してかつ直線的に配列して形成され一連の複数の孔を有する堰止内片の第1の堰止出口の詳細な図5の部分拡大断面図 堰止内片を被覆する張り合わせた2枚の層状材料に形成された開口を有する堰止内片の第2の堰止出口の詳細な図5の部分拡大断面図 堰止内片を被覆する張り合わせた2枚の層状材料の二層構造に形成された一連の複数の孔の詳細な図5(a)の部分拡大断面図 堰止内片及び外側縁係合裾構造を示す本発明の第1の変形実施の形態の挿入片を示す平面図 堰止内片と堰止内片を被覆する張り合わせた2枚の層状材料とを貫通して形成された一連の複数の孔を有する堰止内片の第1の堰止出口の詳細な図6の部分拡大断面図 堰止内片を被覆する張り合わせた2枚の層状材料に開口する細長孔を有する堰止内片の第2の堰止出口の詳細な図6の部分拡大断面図 堰止内片と堰止内片を被覆する張り合わせた2枚の層状材料とを有する三層構造に形成された一連の複数の孔の詳細な図6(a)の部分拡大断面図 堰止内片及び外側縁係合裾構造を示す本発明の第2の変形実施の形態の挿入片を示す平面図 堰止内片の端部に堰止内片を被覆する張り合わせた2枚の層状材料を貫通して形成された楔状開口を有する堰止内片の第1の堰止出口の詳細な図7の部分拡大断面図 堰止内片を被覆する張り合わせた2枚の層状材料に開口する細長孔を有する堰止内片の第2の堰止出口の詳細な図7の部分拡大断面図 堰止内片及び外側縁係合裾構造を示す本発明の第3の変形実施の形態の挿入片を示す平面図 堰止内片の端部に堰止内片を被覆する張り合わせた2枚の層状材料を貫通して形成された半円状開口を有する堰止内片の第1の堰止出口の詳細な図8の部分拡大断面図 堰止内片を被覆する張り合わせた2枚の層状材料に開口する細長孔を有する堰止内片の第2の堰止出口の詳細な図8の部分拡大断面図 堰止内片及び外側縁係合裾構造を示す本発明の第4の変形実施の形態の挿入片の平面図 堰止内片の端部に堰止内片を被覆する張り合わせた2枚の層状材料を貫通して形成された楔状開口を有する堰止内片の第1の堰止出口の詳細な図9の部分拡大断面図 堰止内片を被覆する張り合わせた2枚の層状材料に開口する細長孔を有する堰止内片の第2の堰止出口の詳細な図9の部分拡大断面図 堰止内片及び外側縁係合裾構造を示す本発明の第5の変形実施の形態の挿入片の平面図 堰止内片(細長孔に近接する弧状切欠きを有する)の端部に堰止内片を被覆する張り合わせた2枚の層状材料を貫通して形成された弧状細長孔を有する堰止内片の第1の堰止出口の詳細な図10の部分拡大断面図 堰止内片に楕円状の切欠きを形成し、堰止内片を被覆する張り合わせた2枚の層状材料に開口して楕円状の切欠きの位置に形成された細長孔を有する堰止内片の第2の堰止出口の詳細な図10の部分拡大断面図 比較的大きい第1の飲料出口を点線で示す本発明による包括的な蓋構造体の側面図 比較的小さい第1の飲料出口を点線で示す本発明による包括的な蓋構造体の側面図 比較的大きい第1の飲料出口を示す図11の本発明による包括的な蓋構造体の平面図 比較的小さい第1の飲料出口を示す図12の本発明による包括的な蓋構造体の平面図 堰止内片に固定(例えば粘着)して取り付けられる外側上縁係合裾構造と下部堰止内片とを示す本発明による包括的な挿入片の断面図 内部堰止内片と外側縁係合裾構造(堰止内片を被覆する)とを示す本発明による包括的な挿入片の縦断面図 内部堰止内片及び外側縁係合裾構造を詳細に示す図15(b)の部分拡大断面図 上部堰止内片及び下縁係合裾構造を詳細に示す図15(a)の部分拡大断面図 蓋壁に形成された堰止構造収容溝を介して、蓋構造体に装着された堰止内片を有する第1の変形実施の形態の蓋構造体を示す本発明による包括的な蓋組立体の断面図 堰止内片と堰止収容溝との蓋壁の嵌合位置を詳細に示す図16の部分拡大断面図 蓋壁に形成されたフランジの堰止支持ビード縁を介して、蓋構造体に装着された堰止内片を有する第2の変形実施の形態の蓋構造体を示す本発明による包括的な蓋組立体の断面図 堰止内片と堰止支持ビード縁又はフランジとの蓋壁の嵌合位置を詳細に示す図17の部分拡大断面図 円周方向に離間して蓋壁に形成される一連の堰止支持ビード縁を示す第3の変形実施の形態の蓋構造を示す底面図 水平液面又は飲料液面に対し種々の角度で傾斜させた蓋構造体の第1の飲料出口に対する複数の飲料液面を示す包括的な飲料容器組立体を示す一連の側面図 第1の飲料出口に対する飲料液面を詳細に示す図19の右端の飲料容器組立体を示す部分拡大断面図 第1の飲料出口に近接して堰止内片を配置して、水平液面又は飲料液面に対し種々の角度で飲料容器を傾斜させたときの堰止内片に対する複数の飲料液面位置を示す本発明の好適な挿入片を装着した包括的な飲料容器組立体の一連の側面図 第1の飲料出口付近の飲料流量を詳細に示す図21の右端の飲料容器組立体の部分拡大断面図 図の上から下に向かって、本発明に使用する蓋構造体と、包括的な挿入片と、容器構造体(飲料を収容する)との組立前の相対的位置を示す拡大分解側面図 図の上から下に向かって、本発明に使用する蓋構造体と、包括的な挿入片と、容器構造体との組立後の相対的位置を示す図23の拡大組立側面図 組立後の構成要素の相対的な位置を詳細に(誇張して)示す図24の部分拡大断面図 単一の孔を通じて飲料を排出する第1の角度で傾斜した本発明による確実な飲料堰止手段に対する第1の飲料液面位置を示す部分断面図 2つの孔を通じて飲料を排出する第2の角度で傾斜した本発明による確実な飲料堰止手段に対する第2の飲料液面位置を示す部分断面図 3つの孔を通じて飲料を排出する第3の角度で傾斜した本発明による確実な飲料堰止手段に対する第3の飲料液面位置を示す部分断面図 4つの孔を通じて飲料を排出する第4の角度で傾斜した本発明による確実な飲料堰止手段に対する第4の飲料液面位置を示す部分断面図 堰止内片及び外側縁係合裾構造を示す本発明の第6の変形実施の形態による挿入片の平面図 堰止内片及び外側縁係合裾構造を示す本発明の第6の変形実施の形態による挿入片の上面斜視図 堰止内片及び外側縁係合裾構造を示す本発明の第6の変形実施の形態による挿入片の端面図 堰止内片及び外側縁係合裾構造を示す本発明の第7の変形実施の形態による挿入片の平面図 堰止内片及び外側縁係合裾構造を示す本発明の第7の変形実施の形態による挿入片の上面斜視図 堰止内片及び外側縁係合裾構造を示す本発明の第7の変形実施の形態による挿入片の端面図 堰止内片及び外側縁係合裾構造を示す本発明の第8の変形実施の形態による挿入片の平面図 堰止内片及び外側縁係合裾構造を示す本発明の第8の変形実施の形態による挿入片の上面斜視図 堰止内片及び外側縁係合裾構造を示す本発明の第8の変形実施の形態による挿入片の端面図 堰止内片及び外側縁係合裾構造を示す本発明の第9の変形実施の形態による挿入片の平面図 堰止内片及び外側縁係合裾構造を示す本発明の第9の変形実施の形態による挿入片の上面斜視図 堰止内片及び外側縁係合裾構造を示す本発明の図38の第9の変形実施の形態による挿入片の断面図 堰止内片を示す本発明による第10の変形実施の形態の挿入片の平面図 堰止内片を示す本発明の第10の変形実施の形態による挿入片の上面斜視図 2つの放射熱反射片に挟持された堰止内片を示す本発明の図41の第10の変形実施の形態による挿入片の断面図 堰止内片及び外側縁係合裾構造を示す本発明の第11の変形実施の形態による挿入片の平面図 堰止内片及び外側縁係合裾構造を示す本発明の第11の変形実施の形態による挿入片の上面斜視図 堰止内片及び外側縁係合裾構造を示す本発明の図44の第11の変形実施の形態による挿入片の断面図 堰止内片及び外側縁係合裾構造を示す本発明の第12の変形実施の形態による挿入片の平面図 堰止内片及び外側縁係合裾構造を示す本発明の第12の変形実施の形態による挿入片の上面斜視図 堰止内片及び外側縁係合裾構造を示す本発明の図47の第12の変形実施の形態による挿入片の断面図
図面に特徴を示すように、本発明の好適な実施の形態は、使用者/飲用者が組立体内に収容される比較的高温の飲料101から効果的に熱(全体を100で示す)を移動させて、口に含む前に飲料101を冷却できる包括的な(高温の)飲料収容容器用挿入片に関する。このように、本発明は、比較的高温の液体飲料101の熱エネルギを比較的冷却された環境に移動させて、確実に第1に熱傷(火傷)を防止しかつ/又は第2に飲料の零落を防止できる安価で使い捨て可能な手段を提供することを企図する。
本発明による高温の飲料容器用組立体の組み合わせ構造は、容器構造体10と、蓋構造体11と、変形可能な何れか挿入片12,13,14,15,16,17(挿入片13〜17を図6〜図10に示す)とを備える。必須の容器構造体10は、容器底部18と、容器壁19と、容器上縁20とを備えることが好ましい。縁面102(図24)上に延伸する周縁部を容器上縁20に設けることが好ましい。
蓋上部21と、蓋壁22と、容器縁嵌合溝24(図24)を有する蓋下縁23とを蓋構造体11に設けることが好ましい。図4、図19、図21及び図24に略示するように、蓋下縁23は、容器上縁20を嵌合し又は配置することができる。種々の大きさ及び形態の第1の飲料出口25が蓋上部21に形成される。図11と図12とを比較すると、図13及び図14は、異なる直径で形成されるほぼ円形の出口25(a)及び25(b)を示す。例えば、円形出口25(a)の直径は、円形出口25(b)の直径より大きい。
例えば楕円形又はほぼ矩形状等他の出口形状を使用することができる。第1の飲料出口25の寸法と形状は、本発明の実施に基本的に重要ではない。第1の飲料出口25が大きいほど、より大流量で飲料が流出(103)しがちなので、組立体内に収容される飲料が危険な程熱いとき、使用者/飲用者が直ちに熱傷を蒙ることがある点に留意すべきである。図13は、比較的大きい第1の飲料出口25を有する蓋構造体11に特に本発明を設計する例である。
本発明の重要な実施の形態は、挿入片(挿入組立体、挿入構造体)12-17(図1及び図6〜図10)である。各挿入片12-17は、堰止内片(飲料内側堰止片)26と、外縁止片27とを備えることが好ましい。堰止内片26と外縁止片27との各形態は、複数の実施の形態12-17により異なるが、半剛性、断熱性、食用等級及び耐熱性の材料により全堰止内片26を形成することが好ましい。この点では、熱100を伝達する材料は、構造/大きさの変化が最小化又は最小限にできる材料を選択すべきである。
従って、ボール紙、カード用紙又は発泡性若しくは発砲型の材料により堰止内片26の材料構造を形成して、通常比較的低価格で更に所望の特性又は特徴を生ずることが好ましい。堰止内片26は、容器上縁20の周縁部内に収容される大きさ及び形状が好ましく、図23及び図24に略示するように、収容された堰止内片26は、縁面102に対し同一面上で又は平行な堰止面104上に延伸することが好ましい。
図24に略示するように、高温の飲料101から放射する熱100を反射して、逆に飲料101方向に戻す100好適な材料構造の断熱特性が堰止内片26に付与される。この点で、放射熱遮断部30となる熱反射被覆物又は材料(例えば、高度に研磨された重合体製薄膜又は金属製薄膜)が挿入片12-17の飲料対向表面に被着される。
重合材料又は発泡状材料等、柔軟な非透水性の食用等級材料の薄層により外縁止片27を形成することが好ましく、図15(b)及び図15(c)に略示するように、堰止内片26の周囲に外縁止片27を積層又は被覆して、堰止内片26の材料内への水性液体の吸収を防止し又は図15(a)及び図15(d)に略示するように、堰止内片26の一方の表面に外縁止片27を貼り付けて、外縁止片27を必要な裾構造に形成することができる。
この点では、コーヒーカップ又は他の類似の飲料容器の上縁は、通常のほぼ円形形状である点に留意されたい。容器上縁20、蓋下縁23及び堰止内片26をほぼ円形に形成すると、堰止内片26から外側に放射状に外縁止片27が好適に放射状に広がり又は延伸するので、堰止内片26を裾構造にすることができる。
図23及び図24に示すように、容器上縁20と蓋下縁23との間に形成される溝24内に外縁止片27を挟持することにより、(1)容器上縁20と蓋下縁23との間の空間を密閉(ガスケット類似作用)し、(2)同時に、容器構造体10と蓋構造体11との間に緊密な密閉構造を形成して、容器構造体10と蓋構造体11に挿入片を接続し、かつ(3)堰止内片26と外縁止片27の重複層とをほぼ堰止面102内に配置することにより、(a)飲料収容室105と(b)上部飲料冷却室106とを形成できることが理解されよう。
第1の開口又は切欠き28と、第2の開口又は切欠き29とを蓋構造体12の堰止内片26に形成することが好ましい。第1の開口28(飲料透過手段が設けられる)は、主に飲料収容室106から飲料冷却室105内に飲料101を排出する作用があり、第2の開口29は、主に飲料冷却室105から飲料収容室106内に空気を導入する作用がある。第1の飲料出口25から更に飲料101を排出する前に、飲料冷却室105は、飲料101から熱100を受けとり、飲料101を冷却することができる。
しかしながら、第1の開口(飲料透過手段が設けられる)28は、補助的に飲料冷却室105から飲料収容室106内に空気を導入し、第2の開口29は、補助的に飲料収容室106から飲料冷却室105内に飲料101を排出する作用がある。この点では、図2及び図3に示すように、蓋構造体11又は挿入片12(同様に蓋構造体13-17)を互いに相対的に回転して、第1及の開口(切欠部)28及び/又は第2の開口(切欠部)29を第1の飲料出口25の下方に近接させて配置することができる。
第1の開口28又は第2の開口29を通じて飲料流103が流出する否かに無関係に、第1の飲料出口25から飲料が更に流出する前に、飲料冷却室105は、飲料101から熱100を受け取り又は吸収して飲料100を冷却することができる。堰止内片26及び外縁止片27は、飲料の流速又は流量103を減少して、飲料流103から熱100を移動させ又は吸収することを意図する。使用者は、回転軸110の周りに蓋構造体11又は挿入片12(又は13-17)の何れかを回転させて(構造12-17で例示するように)、選択された挿入片に対して蓋構造体11の回転位置を非常に容易に調整し、選択された冷却温度又は最適化された飲料温度に飲料流103を最適に制御することができる。
前記の通り、外縁止片27により被覆される堰止内片26内への水分の吸収を防止することができる。このように、第1及び第2の切欠き/開口28及び29により例示する外縁止片27の位置に任意数の飲料排出構造又は飲料浸透手段(例えば開口又は細長孔)を形成して、例示する切欠き/開口28又は29を飲料101が通過し、飲料流103を生成できる点に留意すべきである。下記に詳記するように、開口又は細長孔等の飲料排出構造は、構造13-17の堰止内片26に形成される。
本発明の好適な実施の形態は、図1〜3、図5〜図5(b)、図21及び図22に略示する蓋挿入片12を企図する。対向する楔形の第1の開口28と第2の開口29を形成した堰止内片26を蓋挿入片12に設けることが好ましい。第2の開口29に相似し又は類似する第1の切欠き28は、第2の開口29に比べて大きい。液体非透過性材料を張り合わせた二層で堰止内片26を被覆して外縁止片27を形成してもよい。外縁止片27の材料により二層構造31(図25〜図27)が切欠き28に形成される。
第1の開口28が第1の堰止出口を形成しかつ第2の開口29(即ち開いた楔形開口)が第2の堰止出口を形成するとき、第1の飲料出口25の下方に近接させて選択的に第1及び第2の堰止出口を配置できることは理解できよう。第1の開口28又は第1の堰止出口の対向する2つの縁33から外側に等距離にかつ直線的に配列された一連の外側孔32(図5)を挿入片12に形成して第1の堰止出口とすることが好ましいこともある。
一連の図25〜図28に比較して略示するように、蓋構造体11、容器構造体10及び挿入片12を組み立てるとき、複数の外側孔32は、容器上縁20及び蓋下縁23から内側に延伸し、水平面又は飲料面109に対して飲料容器組立体を傾斜させることにより、使用者が一連の外側孔32を通じて、飲料流103の速度又は流量を制御することができる。
図25〜図28に比較して例示するように、堰止内片26、外縁止片27及び(外側孔32により例示する)飲料透過手段は、共に、飲料流103の速度又は流量を減少して、飲料101から冷却室106内に熱100を移動させることができる。
図25に示す第1の最小傾斜角度では、水平の飲料面109は、最外部の外側孔32より上方に上昇するので、飲料流103は、外側孔32を通過する。図26は、図25に示す二層構造31の傾斜角度より大きい第2の傾斜角度を示す。図26の水平の飲料面109は、2つの外側孔32を超えて上昇するので、図25の飲料流103より、外側孔32を通過する飲料流103の量を増大できる。
図27は、図25及び図26の各角度より大きい角度で傾斜する第3の二層構造31を示す。図25及び図26に示す飲料流103と比較して、水平の飲料液面109が3つの外側孔32を通り、飲料流103の量を増大できることは、図27から理解されよう。
図28は、図25〜図27の角度より更に大きい角度で傾斜する第4の二層構造31を示す。水平の飲料液面109は、4つの外側孔32を通過して冷却室106内で上昇するので、図25〜図27に示す飲料流103に対し飲料流103の量を増大できることは図28から理解されよう。
このように、第1の開口28に配置される第1の堰止出口内に直線的に整合し又は同軸上に一連の外側孔32を配置して、水平液面又は飲料液面109に対する二層構造31の傾斜角度に依存して、飲料収容室105から第2の飲料出口(又は飲料透過手段)を通過する飲料量を増加することができる。
図6に示すように、蓋構造体13は、孔46(外側孔32と同種)を除き、基本的に蓋構造体12と同様の構造を有し、孔46は、外縁止片27の複数の外側層と堰止内片26の単一の内側層とを含む三層材料を貫通して延伸する。孔46は、第1の堰止出口となり得、第2の開口(即ち前記三層材料を通る径方向の細長孔47)は、第2の堰止出口となり得る。孔46及び細長孔47がそれぞれ形成する第1の堰止出口及び第2の堰止出口を第1の飲料出口25の下方に近接して選択的に配置できよう。
堰止内片26の一縁部に隣接して一連の孔46を第1の堰止出口として挿入片13に設けることが好ましい。蓋構造体11、容器構造体10及び挿入片13の組立時に、容器上縁20及び蓋下縁23に近接して孔46は、内側及び外側に延伸するので、使用者は、水平液面又は飲料液面109に対して飲料容器組立体を傾斜させて、一連の孔46を通じて飲料流103の速度又は流量を制御することができる。
図7に示すように、外縁止片27の複数の外側層と堰止内片26の単一の内側層とを含む三層材料を貫通して延伸する第1の堰止出口として比較的広い楔形の開口48が蓋構造体14に形成される。楔形の開口48は、第1の堰止出口となり得、第2の開口(即ち前記三層材料を貫通して径方向に延伸する楔形の細長孔49)は、第2の堰止出口となり得る。開口48と細長孔49とによりそれぞれ第1の堰止出口と第2の堰止出口を形成し、第1の飲料出口25の下方に隣接して選択的に第1の堰止出口と第2の堰止出口とを配置できる。
堰止内片26の縁部に近接して単一の楔形の開口48を第1の堰止出口として挿入片14に設けることが好ましい。蓋構造体11、容器構造体10及び挿入構造体14の組立時に、開口48は、容器上縁20及び蓋下縁23に近接して下方及び上方に延伸するので、使用者は、水平液面又は飲料液面109に対し飲料容器組立体を傾斜させて、開口48を通る飲料流103の速度又は流量を制御することができる。
図8に示すように、外縁止片27の複数の外側層と、堰止内片26の単一の内側層とを備える三層材料を貫通して延伸する第1の堰止出口として比較的広い半円形の開口50が蓋構造体15に形成される。半円形の開口50は、第1の堰止出口となり得、第2の開口(即ち前記三層材料を通る径方向に延伸する楔形の細長孔51)は、第2の堰止出口となり得る。半円形の開口50と細長孔51は、それぞれ第1の堰止出口と第2の堰止出口とを形成し、第1の飲料出口25の下方に近接して選択的に第1の堰止出口と第2の堰止出口を配置することができる。
従って、堰止内片26の一縁部に近接して挿入構造体15の単一の半円形の開口50を第1の堰止出口として設けることが好ましい。蓋構造体11、容器構造体10及び挿入構造体15の組立時に、容器上縁20及び蓋下縁23に近接して半円形の開口50は、内側及び外側に延伸するので、使用者は、水平液面又は飲料液面109に対し飲料容器組立体を傾斜することにより、半円形開口50を通る飲料流103の量を制御することができる。
図9に示すように、蓋構造体16は、外縁止片27の複数の外側層と、堰止内片26の単一の内側層とを有する三層材料を備え、開口48に類似する比較的広い楔形の開口となる第1の堰止出口は、三層材料を貫通して延伸する。楔形の開口48は、第1の堰止出口を形成し、第2の開口(即ち前記三層材料を通る径方向の細長孔47)は、第2の堰止出口を形成する。楔形の開口48と細長孔47とによりそれぞれ形成される第1の堰止出口と第2の堰止出口を、第1の飲料出口25の下方に近接して選択的に配置することができる。
従って、堰止内片26の一縁部に近接して配置される挿入構造体16の第1の堰止出口に単一の楔形の開口48を設けることが好ましい。蓋構造体11、容器構造体10及び挿入構造体15の組立時に、容器上縁20及び蓋下縁23に近接して楔形開口48は、内側及び外側に延伸するので、使用者は、水平液面又は飲料液面109に対し飲料容器組立体を傾斜させて、開口48を通じて飲料流103の流量を制御することができる。
図10に示すように、蓋構造体17の堰止内片26には第1の円弧状の切欠き53が形成され、第1の円弧状の切欠き53に近接してかつ二層構造31を貫通して円弧状の細長孔52が形成され、第1の円弧状の切欠き53と円弧状の細長孔52とは、共に第1の堰止出口を形成する。細長孔52及び第2の開口(即ち堰止内片26に形成される楕円型構造体55の中央に径方向に延伸して形成される細長孔54)は、第1の堰止出口を形成できる。このように、堰止内片26を被覆する二層材料を貫通して細長孔54が楕円型構造体55の部位に形成される。細長孔52は、第2の堰止出口を形成する。細長孔52と細長孔54とによりそれぞれ形成される第1の堰止出口と第2の堰止出口を第1の飲料出口25の下方に近接して選択的に配置することが好ましい。
従って、堰止内片26の一縁部に近接して配置される挿入構造体17の第1の堰止出口に単一の円弧状の細長孔52を設けることが好ましい。蓋構造体11、容器構造体10及び挿入構造体17の組立時に、容器上縁20及び蓋下縁23に近接して細長孔52は、内側及び外側に延伸するので、使用者は、水平液面又は飲料液面109に対し飲料容器組立体を傾斜させて、細長孔52を通じて飲料流103の流量を制御することができる。
好適な構造を有する本発明による他の実施の形態は、堰止内片の収容に特に適する蓋構造を備える。本実施の形態では、外縁止片27を本質的に省略して、堰止内片を保持する特定の構造保持手段を蓋構造体に形成することができる。また、この点では、本発明は、使用者が比較的高温の飲料101からの熱100を移動できる飲料容器に装着する飲料容器蓋組立体を企図する。
変形蓋組立体は、図16〜図18に示す堰止内片41と組み合わせて使用する種々の蓋構造体40(a),40(b),40(c)を備える。蓋構造体11と共に、蓋上部21と、蓋壁22と、縁嵌合溝24が装備される蓋下縁23とを各蓋構造体40(a),40(b),40(c)に設けることが好ましい。このように、第1の飲料出口25を有する飲料容器上縁20は、蓋下縁23に嵌合・収容される。蓋構造体11に対する蓋構造体40(a),40(b),40(c)の主相違点は、種々例示するように、蓋構造体40(a),40(b),40(c)の蓋壁22が特定の内側堰止保持手段を備えることにある。
例えば、堰止構造収容溝42は、蓋構造体40(a)の堰止保持手段を例示する。例えば、図16及び図16(a)に略示するように、特定の直径を有する円形状に堰止内片41を形成し、堰止内片41の直径より僅かに大きい直径の環状溝42を蓋壁22の断面に設けて、環状溝42内に堰止内片41を収容することを企図する。図16(a)に示すように、堰止内片41に特定の構造上の厚さ43を与えれば、厚さ43より僅かに大きい縁嵌合厚さを有する蓋壁22の環状溝42内に堰止内片41の厚さ43を収容し嵌合することができる。
また、蓋構造体40(b)の堰止保持手段を堰止収容フランジ又は堰止保持フランジ44により構成することができる。例えば、特定直径の円形に堰止内片41を形成すれば、図17及び図17(a)に略示するように、堰止内片41の直径より僅かに小さい直径の環状の堰止保持フランジ又はビード縁44を蓋壁22の断面に形成すれば、ビード縁44と蓋壁22の傾斜角部との間に堰止内片41を保持することができる。
また、不連続なビード縁44又はビード縁状構造体を企図する。即ち、ビード縁状構造体は、内壁22の全周囲に延伸しない。この点で、図18に略示するように、一連の円周上に離間して形成される堰止構造保持ビード縁又は突起45は、蓋壁22から径方向内側に突出し、蓋構造体40(c)との組立構造により堰止内片41を保持できる。
図16〜図18に略示する変形蓋組立体は、種々の蓋構造体40(a),40(b),40(c)と、例示する堰止保持手段を有する堰止内片41とを組み合わせた構造を備え、この蓋構造は、比較的大きな第1の飲料出口25を有する蓋構造に最適であろう。この点では、第1の飲料出口25(a)が大きい程、流量(図20の103)が比較的増大して、流出量が増大する傾向があるので、堰止保持手段を通じて蓋構造体40(a),40(b)及び/又は40(c)(比較的大きい第1の飲料出口25(a)を有する)に直接取り付けられる堰止内片41は、飲料流103の流量を十分に減速しかつ/又は流出を阻止するであろう。
また、容器上縁面102に実質的に平行な堰止面104上に堰止内片26を配置することが好ましいが、図16及び図17に例示するように、下縁面108に実質的に平行な堰止面107上に堰止内片41を配置することは必ずしも必要ない。例えば、下縁面に対し蓋上部21を傾斜させ又は斜めに配置すれば、堰止保持手段を通じて、蓋上部21に対して実質的に平行に堰止内片41を保持できることが好ましく、本発明の本質的な作用効果を依然発揮できよう。前記事項は、例示に過ぎず、本発明への限定事項とみなすべきではない。
追加の非透水性特性を除き、堰止内片41は、堰止内片26と実質的に同一であり、蝋(又は他の類似の疎水性材料)で被覆したカード用紙、ボール紙又は発泡状型式材料等の半剛性、耐熱性、食用等級及び非透水性の材料で堰止内片41を形成することが好ましい。選択的な堰止保持手段と協動する寸法と形状で堰止内片41を形成することが好ましい。堰止保持手段に選択的に係合する堰止内片41は、蓋下縁23の蓋下縁面108に平行な堰止面107上に延伸するが、前記の通り、本形態は、必ずしも変形実施の形態の実施に必須ではない。
このように、組み立てた堰止内片41と蓋構造体40(a-c)は、下部飲料収容室112と上部飲料冷却室111とを形成する。飲料容器上縁20に堰止内片41を装着すると、飲料収容室112は、飲料収容室105内に延伸し又は飲料収容室105を構成する。堰止内片41は、種々のかつ何れかの開口又は細長孔(例えば、開口28,29,46,48及び50及び/又は細長孔47,49,51,52及び54)から選択される第1及び第2の開口を有し、別法では、堰止内片41は、堰止内片26を形成し又は堰止内片26に関する説明でもある。
蓋構造体12-17の第1の堰止出口と同様に、堰止内片41の第1の開口は、飲料収容室105から飲料冷却室111に飲料101を排出する主作用がある。堰止内片41の第2の開口は、飲料冷却室111から飲料収容室105に空気を導入する主作用がある。飲料冷却室111は、第1の飲料出口25から排出される前の吐出飲料101から熱100を受け取り又は放熱する飲料冷却室106と類似の作用を有する。
図29〜図49は、本発明による挿入片の第6〜第12の変形実施の形態を示す。図29〜図31は、第6の変形実施の形態、図32〜図34は、第7の変形実施の形態、図35〜図37は、第8の変形実施の形態、図38〜図40は、第9の変形実施の形態、図41〜図43は、第10の変形実施の形態、図44〜図46は、第11の変形実施の形態、図47〜図49は、第12の変形実施の形態をそれぞれ示す。
図29乃至図31に示すように、第6の変形実施の形態91は、堰止内片26と、外縁止片(外側縁係合裾片)27と、放射エネルギの反射片30と、通気(排気)用の対向する一対の円筒状のスリーブ60(堰止内片26面に直角)とを備える。堰止内片26は、切欠き28に類似する開口又は切欠きを備える。また、第6の他の実施の形態は、突出するV形の堰止内片61と、放射エネルギの反射片30に形成される表示62(a)及び62(b)とを備え、表示62(a)及び62(b)は、反射片30を堰止内片26から取り外す(穿孔)位置を示す。
図32〜図34に示すように、第7の他の実施の形態92は、堰止内片26と、外縁止片(外側縁係合裾片)27と、放射エネルギの反射片30と、通気(排気)用の対向する一対の円筒状のスリーブ60とを備える。堰止内片26は、円形弦切欠き63を備える。反射片30を堰止内片26から取り外す(穿孔)位置を示す表示62(a)及び62(b)は、反射片30上に形成される。
図35〜図37に示すように、第8の他の実施の形態93は、堰止内片26と、外縁止片(外側縁係合裾片)27と、放射エネルギの反射片30と、通気(排気)用の対向する一連の円筒状のスリーブ60(堰止内片26面に直角)とを備え、スリーブ60の1つは、反射片30の中央に配置され、スリーブ60の3つは、堰止内片26の一端に近接して弦線に沿って配列される。反射片30上に形成される表示62(a)及び62(b)は、反射片30を堰止内片26から取り外す(開口)位置を示す。
図38〜図40に示すように、第9の変形実施の形態94は、内凹状又は半球状の堰止内片126と、外側かつ横方向に延伸する外縁止片(外縁係合横細片)64と、放射エネルギの反射片30(b)とを備える。中心線に対してほぼ対称にかつ対向して配置される一連の通気孔65と共に、開口50に類似する開口又は切欠きは、堰止内片126の端部に隣接して堰止内片126に開口50として形成される。
図41〜図43に示すように、第10の変形実施の形態95は、内凹状又は半球状の堰止内片126と、堰止内片126を挟む放射エネルギの反射凹片30(a)及び反射凸片30(b)とを備える。開口50に類似する開口又は切欠きと、堰止内片126の端部に隣接してかつ開口50の横に堰止内片126の中心線に対し対称に配置される一連の通気開口65とを堰止内片126に設けることが好ましい。
図44〜図46に示す第11の変形実施の形態96は、内凹状又は半球状の堰止内片126と、外側かつ横方向に延伸する外縁止片(外縁係合細片)64と、放射エネルギの反射片30(b)とを備える。堰止内片126は、半円形の切欠部66(a)と、切欠部66(a)のほぼ中心に形成されるV形の切欠部66(b)とを有する複合型開口又は切欠き66を備える。堰止内片126の中心線に対して対称に、開口66の横にかつ堰止内片126の縁部に隣接して一連の通気孔65が形成される。
図47〜図49に示す第12の変形実施の形態97は、内凹状又は半球状の堰止内片126と、外側かつ横方向に延伸する外縁止片(外側縁係合裾片)27と、放射エネルギの反射片30(b)とを備える。半円形の開口又は切欠き50を堰止内片126に設けることが好ましい。堰止内片126の中心線に対して対称に、開口55の横にかつ堰止内片126の縁部に隣接して一連の通気孔65が形成される。
本明細書に記載する本発明の多くの特異性は、本発明に対する制限又は限界を記載するものと解釈すべきでなく、特定の好適な実施の形態及び特徴の説明と解釈すべきである。例えば、前記のように、本発明は、飲料容器内に収容される比較的高温の飲料から使用者が放熱できる蓋付き飲料容器に装着される飲料容器挿入片を基本的に提供するものである。
本発明による挿入片は、本質的に、堰止内片(符号26)と、外縁止片(符号27)とを備えることができる。飲料容器の上縁円周部内に収容される大きさで堰止内片に剛性を付与する半硬質材料により堰止内片を形成することが好ましい。飲料容器上縁円周部に平行な堰止面で堰止内片を延伸できることが好ましい。一面上に広がる外端又は外縁をいずれも有する内凹状又は半球形の堰止内片126を使用するとき、外端又は外縁は、容器縁に平行な面上に延伸するであろう。
堰止内片に取り付けられ又は被覆される外縁止片は、堰止内片から外側に延伸する可撓性材料により形成される。容器上縁と蓋下縁との間に挟持できる外縁止片は、(1)容器上縁と蓋下縁との間の空間を密閉し、(2)容器上縁と蓋下縁とに挿入片を接触させ、かつ(3)蓋付き飲料容器に装着すると、下部飲料収容室と上部飲料冷却室とを形成する。
堰止内片は、少なくとも1つの第1の開口と、少なくとも1つの第2の開口とを備える。第1の開口は、飲料収容室から飲料を飲料冷却室内に排出する主作用を有する。第2の開口は、飲料冷却室から空気を飲料収容室内に導入する主作用を有し、飲料収容室にスリーブ60を設けることは任意である。第1の飲料出口を蓋付飲料容器に形成し、第1の飲料出口を通る飲料が使用者の口内に流入する前に、飲料冷却室に流出する飲料の流速を堰止内片により減速して、飲料冷却室に流出する飲料から熱を吸収し又は放出して飲料を冷却することができる。
別法として、本発明は、飲料容器内に収容される比較的高温の飲料の熱を飲用者が放出できかつ飲料容器に装着する飲料容器蓋組立体を企図する。蓋構造体40(a-c)と、堰止内片41とを変形蓋組立体に設けることができる。蓋上部、蓋壁及び蓋下縁を変形実施の形態の蓋構造体に設けることができる。蓋下縁は、飲料容器上端を収容し、蓋上部は、第1の飲料出口を有し、蓋壁に内側堰止保持手段が設けられる。
剛性を付与する半硬質材料により形成される堰止内片は、堰止保持手段に協動し係合可能な大きさに形成される。このように、堰止保持手段に協動し係合可能な堰止内片は、堰止保持手段との係合時に、蓋下縁に平行な堰止面上に延伸する。このように、堰止内片と蓋構造体を上部飲料容器縁に装着すると、下部飲料収容室及び上部飲料冷却室が形成される。
堰止内片は、第1の開口と第2の開口とを備える。第1の開口は、飲料収容室から飲料冷却室に飲料を排出する主作用を有し、第2の開口は、飲料冷却室から飲料収容室内に空気を導入する主作用を有する。飲料冷却室は、第1の飲料出口から排出される前の放出飲料から熱を受け取る。
構造上の前記説明に加えて、本明細書に開示する発明の思想は、確実かつ新規な方法及び/又は製法を立証するものである。この点について、構造上の前記説明は、飲料容器に収容する比較的高温の飲料から選択的に熱を放出す熱処理法を立証するものである。
本発明に使用する熱処理法は、飲料容器上縁に平行な面に堰止内片を延伸させる過程と、その後、堰止内片及び飲料容器上縁を蓋で覆う過程とを含む。更に、下部飲料収容室と上部飲料冷却室との間に堰止内片を配置して密閉構造を形成してもよい。孔を有する堰止内片を通じて飲料収容室から飲料冷却室内に飲料を排出し、飲料冷却室の飲料から熱を除去してもよい。
以上、確実な好適な実施の形態と確実な方法について本発明を説明したが、実施の形態は、それにより新規な装置及び方法を限定することを意図するものではなく、明細書の開示及び添付図面の本発明の範囲及び精神の範囲内で、本発明は、更に多数の変更実施の態様を含むべきである。
(10)・・飲料容器、 (11,40)・・蓋構造体、 (12)・・挿入片、 (18)・・容器底部、 (19)・・容器壁、 (20)・・容器上縁、 (21)・・蓋上部、 (22)・・蓋壁、 (23)・・蓋下縁、 (25)・・第1の飲料出口、 (26,41,126)・・堰止内片、 (27)・・外縁止片、 (28)・・第1の開口、 (29)・・第2の開口、 (101)・・飲料、 (102,108)・・縁面、 (104,107)・・堰止面、 (105)・・下部飲料収容室、 (106)・・飲料冷却室、

Claims (22)

  1. 飲料容器内に収容される比較的高温の飲料から熱を移動させる飲料容器組立体において、
    容器底部、容器壁及び縁面上に延伸する周縁部が形成される容器上縁を有する容器構造体と、
    第1の飲料出口が形成される蓋上部、蓋壁及び容器上縁に接触する蓋下縁を有する蓋構造体と、
    堰止内片及び外縁止片を有する挿入片との組み合わせを備え、
    半剛性材料により形成される堰止内片は、容器上縁の周縁部内に収容されて、縁面に平行な堰止面上に延伸する形状を有し、
    外縁止片は、可撓性材料により形成され、堰止内片から外側に延伸し、
    外縁止片は、容器上縁と蓋下縁との間に挟持されて、(1)容器上縁と蓋下縁との間の空間を密閉し、(2)容器構造体と蓋構造体とに堰止内片を接触させ、かつ(3)(a)下部飲料収容室と(b)上部飲料冷却室とを形成し、
    挿入片は、飲料収容室から飲料冷却室内に飲料を排出する第1の開口と、飲料冷却室から飲料収容室内に空気を導入する第2の開口とを備え、
    飲料冷却室は、収容する飲料から熱を受け取って、第1の飲料出口から排出される前の飲料を冷却できることを特徴とする飲料容器組立体。
  2. 堰止内片は、飲料収容室内に収容される飲料からの熱伝達を制限する断熱材料を備える請求項1に記載の飲料容器組立体。
  3. 堰止内片は、外縁止片により被覆され、第1及び第2の開口は、外縁止片を貫通して延伸する請求項1に記載の飲料容器組立体。
  4. 第1の開口は、第1の堰止出口を形成し、第2の開口は、第2の堰止出口を形成し、第1及び第2の堰止出口は、第1の飲料出口の下方に近接して選択的に配置される請求項1に記載の飲料容器組立体。
  5. 第1の堰止出口は、容器上縁及び蓋下縁から内側に延伸する一連の開口を備え、使用者が水平液面に対し飲料容器組立体を傾斜することにより、一連の開口を通過する飲料の流量を制御できる請求項4に記載の飲料容器組立体。
  6. 一連の開口は、第1の堰止出口内に直線的に配列され、水平液面に対する角度に依存して、飲料収容室からの第2の飲料の吐出増加量が変化する請求項5に記載の飲料容器組立体。
  7. 蓋付き飲料容器に装着されかつ飲料容器内に収容される比較的高温の飲料からの熱を使用者が移動できる飲料容器挿入片において、
    飲料容器の円周上縁内に収容され、飲料容器の円周上縁に平行な堰止面上に一部が延伸する半硬質材料により形成される堰止内片と、
    堰止内片に取り付けられかつ堰止内片から外側に延伸する可撓性材料により形成される外縁止片とを備え、
    容器上縁と蓋下縁との間に外縁止片を挟持でき、容器上縁と蓋下縁とに堰止内片を接触させて、下部飲料収容室と上部飲料冷却室とを形成し、
    蓋付き飲料容器に装着される堰止内片は、飲料収容室から飲料冷却室内に飲料を排出する第1の開口と、飲料冷却室から飲料収容室内に空気を導入する第2の開口とを備え、
    飲料冷却室は、収容する飲料から熱を受け取ることを特徴とする飲料容器挿入片。
  8. 堰止内片は、飲料収容室内に収容される飲料からの熱伝達を制限する断熱材料を備える請求項7に記載の飲料容器挿入片。
  9. 堰止内片は、外縁止片により被覆され、第1及び第2の開口は、外縁止片を貫通して延伸する請求項7に記載の飲料容器挿入片。
  10. 第1の開口は、第1の堰止出口を形成し、第2の開口は、第2の堰止出口を形成し、第1及び第2の堰止出口は、蓋付き飲料容器の飲料出口の下方に近接して選択的に配置される請求項7に記載の飲料容器挿入片。
  11. 第1の堰止出口は、容器上縁及び蓋下縁から内側に延伸する一連の開口を備え、使用者が飲料液面に対し蓋付き飲料容器を傾斜することにより、一連の開口を通過する飲料の流量を制御できる請求項10に記載の飲料容器挿入片。
  12. 一連の開口は、第1の堰止出口内に直線状に配列され、飲料液面に対する蓋付き飲料容器の傾斜角度に依存して、飲料収容室からの第2の飲料出口の吐出増加量が変化するように形成される請求項11に記載の飲料容器挿入片。
  13. 飲料容器に収容される比較的高温の飲料からの熱を使用者が移動できる飲料容器に装着される飲料容器蓋組立体において、
    飲料出口を有する蓋上部、堰止保持手段を有する蓋壁及び容器上縁を嵌合する蓋下縁を有する蓋構造体と、
    半剛性材料により形成される堰止内片との組み合わせを備え、
    堰止保持手段と協動可能に堰止内片を係合して、下部飲料収容室及び上部飲料冷却室を共に形成し、
    堰止内片は、飲料を飲料収容室から飲料冷却室内に排出する第1の開口と、空気を飲料冷却室から飲料収容室内に導入する第2の開口とを備え、
    飲料冷却室は、収容する飲料が飲料出口から排出される前に、収容する飲料から熱を受けることを特徴とする飲料容器蓋組立体。
  14. 堰止内片は、飲料収容室内に収容される飲料からの熱伝達を制限する断熱材料を備える請求項13に記載の飲料容器挿入片。
  15. 第1の開口は、第1の堰止出口を形成し、第2の開口は、第2の堰止出口を形成し、第1及び第2の堰止出口は、飲料出口の下方に近接して選択的に配置される請求項13に記載の飲料容器挿入片。
  16. 第1の堰止出口は、容器上縁及び蓋下縁から内側に延伸する一連の開口を備え、使用者は、蓋組立体を装着した飲料容器を飲料液面に対し傾斜させて、一連の開口を通過する飲料(101)の流量を制御する請求項15に記載の飲料容器挿入片。
  17. 一連の開口は、第1の堰止出口内に直線的に配列され、飲料液面に対する飲料容器の傾斜角度に依存して、飲料収容室からの第2の飲料出口の吐出増加量が変化するように形成される請求項16に記載の飲料容器挿入片。
  18. 比較的高温の収容飲料から選択的に熱を移動させる飲料熱処理法において、
    開口を有する堰止内片の一部を飲料容器上縁に平行な面に延伸させる過程と、
    堰止内片と飲料容器上縁を蓋で覆う過程と、
    密閉された下部飲料収容室と上部飲料冷却室とを堰止内片を介して形成する過程と、
    孔が形成された堰止内片を通じて飲料を飲料収容室から飲料冷却室内に排出する過程と、
    収容する飲料から熱を飲料冷却室内に伝達する過程とを含むことを特徴とする飲料熱処理法。
  19. 蓋に形成された飲料出口を通じて飲料冷却室から飲料を排出する過程を含む請求項18に記載の飲料熱処理法。
  20. 飲料収容室から飲料を排出する前に、孔が形成された堰止内片を介して飲料収容室を断熱する過程を含む請求項18に記載の飲料熱処理法。
  21. 飲料容器上縁を蓋で覆う前に、飲料容器軸周りに蓋を選択的に回転する過程を含む請求項18に記載の飲料熱処理法。
  22. 飲料液面に対し堰止内片を選択的に傾斜させて、飲料冷却室内への飲料の流量を選択的に制御する請求項18に記載の飲料熱処理法。
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