JP2014508962A - キャプションを表示するシステム及び方法 - Google Patents

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Abstract

選択的な視聴のため異なるキャプションを表示するシステム及び方法が開示される。異なるカラー及び/又は偏光の組み合わせによりキャプションを表示するディスプレイが利用され、カラー選択的なフィルタ及び/又は偏光子が、各キャプションを別々に視聴するのに利用される。

Description

本出願は、参照することによりその全体がここに援用される、双方とも2010年1月10日に出願された米国仮出願第61/431,314号“Multi−Lingual Closed Captions and Closed Subtitles Display”及び米国仮出願第61/431,393号“Method and Apparatus for Multi−Lingual Closed Captions and Closed Subtitles Display”に対する優先権を主張する。
聴覚障害者は、映画又は他の演劇のプレゼンテーションを享受するためキャプショニングシステムに依拠する。あるプレゼンテーションの主要な音声に利用されるもの以外の言語に堪能な人は、プレゼンテーションを理解及び享受するためサブタイトルを必要とする。米国では、議会は公演シアタが聴覚障害のあるゲストのためのシステムを備えることが要求されることを規定することが期待されている。少ないコストの増加により実現可能である場合、同じモードで複数の言語を提供することによって、シアタの聴衆を拡大するさらなる機会があるかもしれない。
既存の技術は、シアタにおいて無線周波数(RF)又は赤外線伝送によりキャプション又はサブタイトルの現在のストリームを取得可能なパーソナル化されたマルチ言語ディスプレイ装置を提供する。この場合、マルチチャネル音声プログラムにより変調される赤外線伝送信号がホールに提供され、聴衆のヘッドセットがIRを検出し、音声プログラムを復調する。復調手段がチューニング可能である複数のチャネルがありうる。このような装置は、効果であり、盗難や破損しがちであり、バッテリ充電を必要とし、あるいは限定的な運用年数となりうる。さらに、IR伝送信号がプロジェクションブースを介しあるホールから他のホールに漏れたり、又はRFが壁を介しある部屋から隣に漏れることによる多重送信におけるホール間の漏れの可能性がある。従って、各装置が正しいホールチャネルが選択され、正しい言語が選択されることが重要である。
ボストンPBSネットワークアフィリエイトのWGBHにより開発及び販売されているREAR WINDOWTMシステムは、前方方向に対面してホールの後方にLEDディスプレイを提供する。キャプション又はサブタイトルの単一のストリームは、観客が調整可能な反射プレートを有することによって視聴されるLEDパネル上に映し出されたテキストとして表示される。反射プレートとディスプレイとは共に、耐久性があって安価である。
これらのアプローチのそれぞれは、デジタルシネマサーバの導入とSMPTEによる関連するフォーマット及びプロトコルの開発によって、より実現可能になってきた(具体的には、以下のすべてが参照することによりその全体がここに援用される、ST 429−12:2008 D−Cinema Packaging−Caption and Closed Subtitle、ST 430−10:2010 D−Cinema Operations−Auxiliary Content Synchronization Protocol、及びST 430−11:2010 D−Cinema Operations−Auxiliary Resource Presentation List)。
公演シアタでは、オープン(オンスクリーン)なサブタイトルが、プレゼンテーションの主たる音声言語を聴衆の大部分によって読まれる言語に翻訳するのに良好に機能する。1以上の翻訳が必要なとき、クローズドサブタイトルが好ましい。また、聴覚障害のある観客に字幕が提供され、このクローズドキャプションは主たる音声言語と同じ言語である。“キャプション”は、一般に主たる音声プレゼンテーションのものと同じ言語によるテキストを意味するのに利用され、“サブタイトル”は、音声プレゼンテーションの主たる言語以外の言語に対話を変換するテキストを意味するのに利用され、“キャプション”と“サブタイトル”とは、本説明では互換的に利用される。
本発明の教示は、添付した図面に関して以下の詳細な説明を考慮することによって容易に理解できる。
図1は、クローズドキャプションが波長及び/又は偏光符号化を利用して表示される公演ホールの側面図である。 図2Aは、直接視聴されるときに見える同一画像に重畳された2つのキャプションによるクローズドキャプションディスプレイである。 図2Bは、第1キャプションを示すための第1リフレクタを介し視聴される図2Aのクローズドキャプションディスプレイである。 図2Cは、第2キャプションを示すための第2リフレクタを介し視聴される図2Aのクローズドキャプションディスプレイである。 図3Aは、2つのキャプションが表示されるスクリーンの異なる領域を2つの偏光が占有するクローズドキャプションディスプレイの一実施例を示す。 図3Bは、第1キャプションを示すための第1偏光リフレクタを介し視聴される図3Aの実施例を示す。 図3Cは、第2キャプションを示すための第2偏光リフレクタを介し視聴される図3Aの実施例を示す。 図4Aは、2つのキャプションが表示されるスクリーン全体で2つの偏光が利用されるクローズドキャプションディスプレイの他の実施例を示す。 図4Bは、第1キャプションを示すための第1偏光リフレクタを介し視聴される図4Aの実施例を示す。 図4Cは、第2キャプションを示すための第2偏光リフレクタを介し視聴される図4Aの実施例を示す。 図5は、クローズドキャプションディスプレイの主要な要素とデジタルシネマサーバとの接続を示すシステムブロック図である。 図6は、クローズドキャプションディスプレイによりリアルタイムにクローズドキャプション画像を生成及び表示する方法のフローチャートである。 図7は、公演シアタにおいて利用される異なるクローズドキャプションセットを提供する方法のフローチャートである。 図8は、クローズドキャプションディスプレイを視聴するのに適したリフレクタの一実施例である。 図9は、クローズドキャプションディスプレイを視聴するのに適したリフレクタの他の実施例である。 図10は、2つの偏光がスクリーンの異なる領域を占有し、それぞれが2つのカラーの1つと2つの偏光の1つとの異なる組み合わせによる4つのキャプションが表示されるクローズドキャプションディスプレイの他の実施例を示す。 図11は、偏光子及びカラーフィルタの異なる組み合わせを介し別々に視聴される図10の4つのキャプションを示す。 理解を容易にするため、可能である場合には、図面に共通する同一の要素を示すために同一の参照番号が利用されている。図面はスケーリングされず、1以上の特徴が簡単化のため拡大又は縮小される。
本原理の実施例は、選択的な視聴のため異なるキャプションを表示するシステム及び方法を提供する。
一実施例は、視聴用のキャプションを表示するシステムであって、異なるスペクトル範囲と実質的に相補的な偏光とによって、異なるカラーの少なくとも1つにより少なくとも2つのキャプションを表示するディスプレイを有するシステムを提供する。
他の実施例は、複数のキャプションが異なるカラーと偏光との少なくとも1つによりディスプレイ上に表示されるキャプションの選択的な視聴のためのリフレクタを提供する。リフレクタは、反射モードによりディスプレイ上にキャプションを表示するよう構成されるフィルタを有し、当該フィルタは、他のキャプションからの干渉なく視聴用のキャプションを選択するためのカラーフィルタと偏光子との少なくとも1つである。
他の実施例は、視聴用のキャプションを表示する方法であって、ディスプレイ上に少なくとも第1キャプションと第2キャプションとを表示するステップを有し、第1キャプションは、第1カラーと第1偏光との少なくとも1つにより表示され、第2キャプションは、第1カラーと異なるスペクトル範囲を有する第2カラーと、第1偏光に相補的な第2偏光との少なくとも1つにより表示される方法を提供する。
本発明の実施例は、フィルタ群のそれぞれを介しディスプレイが視聴されるとき、それぞれが別々に表示可能な異なるキャプション又はサブタイトルのセットを表示するディスプレイ(例えば、大型のフォーマットのHDTVモニタなど)を有するシステムを提供する。設定に依存して、フィルタは、反射型カラーフィルタ及び/又は偏光子とすることが可能であり、キャプションは、時間多重方式により又は同時に表示可能である。異なる言語によるキャプション又はサブタイトルのセットが以下の説明において具体例として利用されるが、本原理は、一般にモニタ又はスクリーン上に表示される異なる情報、解説、テキスト又はグラフィックスの選択的な視聴のため利用可能である。具体的には、このような情報は、例えば、プレゼンテーションに関する監督又は批評家からの解説、メインプログラムを視聴する異なる視聴者に対するキャプション若しくはサブタイトルなど(異なる言語のキャプション、同一言語によるキャプションの異なるバージョンなど)、メインフィーチャに関連するか、又は補完的なものでありうる。
一実施例では、異なる言語によるキャプションの異なるバージョンが、異なるカラーによりディスプレイ上に示され、これにより、各キャプションは対応するカラーフィルタを介し選択的に視聴可能である。フィルタはマルチサイド(multi−sided)リフレクタ又はマルチファセット(multi−faceted)リフレクタに備えられ、視聴者が異なるカラーバンド(又は、それぞれが異なる波長範囲に対応するバンド)を反射する各ファセットを備えたリフレクタの異なるファセットを利用することによって、キャプション又は言語を選択することを可能にする。
他の実施例では、異なる2つのキャプションが、直交偏光を利用してディスプレイ全体に表示され、これにより、異なるキャプションが適切な偏光子を介し選択的に視聴可能である。さらなる他の実施例では、ディスプレイは、ピクセルの第1の1/2が第1偏光を有し、第2の1/2が第1偏光に直交する第2偏光により構成される。第1言語のキャプションはピクセルの第1の1/2に表示され、第2言語のキャプションは第2の1/2に表示される。対応する偏光リフレクタを介し視聴すると、言語の一方のキャプションが表示される。
さらに、複数の言語のキャプションが、それぞれが異なるカラー及び偏光の組み合わせによる異なるピクセルサブセットにより提供可能である。例えば、ピクセルの第1の1/2は、第1偏光によって、第1キャプションが赤色で第2キャプションが青色の異なる2つのキャプションを表示するのに利用可能である。ピクセルの第2の1/2は、第2偏光によって、第3キャプションが赤色で第4キャプションが青色の他の2つのキャプションを表示するのに利用可能である。このようなカラー偏光の組み合わせは、カラーのみにより表示される利用可能な言語数を容易に2倍にすることが可能であり(2つの偏光のため)、又は限定的な言語がモニタの主たるカラー又はコンポーネントにより表示されるのでなく、別々の言語又はキャプションが任意のカラーにより表示されることを可能にする。ディスプレイがより多数のカラーバンドをサポートする場合、さらに多くの言語が適切な赤色、緑色及び青色フィルタ又はさらなるフィルタを利用して、同一のディスプレイ上に可能である。
図1を参照して、公演シアタ100は、例えば、デジタルシネマサーバ102を含むデジタルシネマプロジェクションシステムなどのプロジェクションシステム101を有する。公演シアタ100は、本例では急傾斜の“スタジアム”スタイルの座席となっているフロア112に付属したシート111を有する聴衆座席エリアを有するホール110を有する。
プロジェクションシステム101は、スクリーン106に画像を提供するため、後方の壁105にポータル104を介し示されるプロジェクションフィールド103を有する。通常、シングル又はダブルポートグラス(図示せず)が、ブースハウジングプロジェクションシステム101とホール110との間に音響隔離を提供するため、ポータル104を密閉する。スクリーン106の後方及びホール110の他の何れかに配置されるスピーカを有するプロジェクションシステム101の音声部分は図示されない。
観客113〜117は、プレゼンテーション又はプログラムを視聴するためスクリーン106に対面して着席する。ポータル104の上方で観客の後方には、クローズドキャプションディスプレイシステム120が、ブラケット121により後方壁105に装着されている。いくつかの設置では、クローズドキャプションディスプレイシステム120は、天井に設置されるか、又はポータル102の下方若しくは側面に設置されてもよい。クローズドキャプションディスプレイシステム120の表示部は、後述される条件下で観客に見えるよう設定されたフロント面122を有する。クローズドキャプションディスプレイシステム120は、通信リンク123を介しプロジェクションシステム101と通信し(典型的には、図示されるように、より具体的にはデジタルシネマサーバ102と)、これにより、キャプションテキスト及びタイミング情報が表示用に提供される。“オープン”キャプション又はサブタイトルは、スクリーン106上に又は近くに出現し、すべての聴衆に見えるようにされ、“クローズド”キャプションは、クローズドキャプションを視聴するための適切な装置を有した聴衆のみに見えるようにされることに留意されたい。
113,114,116,117などの観客又は聴衆の一部は、適切に調整されると、対応する観客がクローズドキャプションディスプレイシステム120を視聴することを可能にする反射パネル133,134,136,137をそれぞれ有するリフレクタアーム130を搭載したシートに着席する。反射パネルがスクリーン106の何れの部分も不明りょうにしないように、反射パネル133,134,136,137は、対応する観客113,114,116,117とスクリーン106のボトムとの間に各自の直接的な視線143,144,146,147の下方に配置されてもよい。
適切に揃えられると、各反射パネル(133,134,136,137など)は、観客がクローズドキャプションディスプレイシステム120のディスプレイのミラー画像を視聴できるように、反射された視線(153,154,156,157など)を対応する観客に提供する。説明の簡単化のため、1つの反射された視線(例えば、キャプションディスプレイの中心から反射パネルの中心及び観客などへの)がまた、一般に反射パネルから見えるように、クローズドキャプションディスプレイ(すなわち、クローズドキャプションディスプレイ120のフロント面122)上のピクセルの観客による視界を表すのに利用される。“h”の値は、クローズドキャプションディスプレイのフロント面122に表示されるようなキャプション全体の最大高さである。
図2A及び3Aは、システムのフロント面122に対するホール内部から視聴されるクローズドキャプションディスプレイシステム120からの2つの実施例を示す(例えば、聴衆が振り返り、後方壁105を見たときなど)。図2Aは、2以上のサブタイトルが異なるカラーにより表示されるマルチカラーディスプレイ220(ディスプレイシステム120のフロント面122のビューなど)を示し、図3Aは、2つのサブタイトルが異なる偏光により表示されるデュアル偏光ディスプレイ320を示す。
図2Aの実施例では、マルチカラーディスプレイ220は、HDTVモニタとすることができ、例えば、赤色ディスプレイチャネルを用いて第1キャプション221(図2Aのはっきりした輪郭により示される文字を有する)と、キャプション222を視覚的にシアンに見えるようにする緑色及び青色チャネルを用いて第2キャプション222(薄い垂直線により示される文字を有する)など、2つのキャプションを同時に示すことができる。例えば、重複領域223など、キャプション221、222の一部が重複するエリアでは、白色を構成するよう合成される。マルチカラーディスプレイに関する当該及び以降の図面では、別々のキャプション221,222のカラーが、領域223のケースでは、明確で再生可能な図を作成するため、ディスプレイ220上の画像はネガティブとして示され、すなわち、マーク付けされない白色(すなわち、サブタイトル又はキャプションテキストの外側の領域)として示される背景領域が実際には黒色となり、キャプション又はテキスト領域は、実際には放射的なものとなる(例えば、赤色、シアン又は白色など)ことに留意されたい。第1キャプション221と第2キャプション222とは、使用中は反射モードにより聴衆により視聴されるため、左右反転されることに留意されたい。
一実施例では、反射パネル133,134は共にカラー選択的であり、マルチカラーディスプレイ220と共に利用されるよう設計される。例えば、反射パネル133は、より長い波長(赤色など)によるスペクトルの少なくとも一部を反射するよう構成されるが、視線153に沿って可視的なスペクトル(緑色、青色など)のより短い波長のほとんど又はすべて反射しない。この結果、反射パネル133を見ると、観客113は、図2Bに示されるように、クローズドキャプションディスプレイ220の反射を見ることになる。この反射された画像において、キャプション221は、左から右に正しく読まれる(すなわち、テキストはもはや図2Aのように反転されない)。パネル133は緑色及び青色を反射しないため、第2キャプション(青色及び緑色)は実質的になくなっており、第1キャプション221の領域223(図2Aの第2キャプション222の一部と重複する)が、第2キャプション222により妨げられない。同一のパネル133が異なるシート及び/又は他の観客により利用される場合、パネルの相対的な位置/向きは、異なるシート又は観客に関連する視線に沿った観客の適切な視聴のため調整可能である。
図2Cは、第2キャプション222を示すため、第2反射パネル134を介し視聴されるような図2Aのクローズドキャプションディスプレイを示す。第2反射パネル134は、より短い波長のスペクトル(緑色、青色など)の少なくとも一部を反射するが、視線154に沿ったより長い波長(赤色など)のほとんど又はすべてを反射しない。この結果、反射パネル134を見ると、観客114は、左から右に正しく読まれるクローズドキャプション222の反射を見ることになる(すなわち、テキストはもはや図2Aに示されるように反転されていない)。第1キャプション221は、それの赤色がパネル134により反射されないため、実質的になくなる。
従って、クローズドキャプションディスプレイ220が複数の重複するクローズドキャプション221,222を同時に表示しているが、リフレクタパネル133,134を利用する各観客113,114は、複数のクローズドキャプションの1つのみを見ることになり、すなわち、英語のキャプション又はフランス語のキャプションを見ることになる。
図3Aは、デュアル偏光ディスプレイ320の異なる領域の異なる2つの偏光が、例えば、異なる言語により異なる2つのキャプションを表示するのに利用されるクローズドキャプションシステムの他の実施例を示す。
ディスプレイ320の上部(1/2とすることができる)は第1偏光子330によりカバーされ、ディスプレイ320の下部(1/2とすることができる)は第2偏光子340によりカバーされる。図3Aは偏光子330又は340によりカバーされないディスプレイのブランクの中間部分320Aを示すが、2つの偏光子が互いに接している(一実施例では、ディスプレイの近く又は中心線)、又は偏光子を保持するためフレーム又はホルダが中間部分に備えられるなど、他の構成もまた利用可能であることが理解される。
偏光子330,340は、それぞれ互いに直交するリニア偏光子であってもよい。例えば、偏光子330が垂直偏光される場合、偏光子340は、相補的又は直交する偏光、すなわち、水平偏光を有することになる。他の実施例では、偏光子330,340は左側及び右側円偏光子とすることができる。
本実施例では、ディスプレイ320は、HDTVモニタを有し、図3Aに示されるように、2つのキャプションを同時に表示し、第1キャプション321は偏光子330の下方の領域に表示され、第2キャプション322は偏光子340の下方の領域に表示される。キャプション321,322は重複しない。本実施例では、各キャプションは、限定することなく任意のカラーにより表示可能である。これは、スクリーン106上のプレゼンテーションと芸術的に互換的となるよう選択されたカラーによりキャプションが表示されることを可能にするという効果を有する。当該及び以降の図面では、明確で再生可能な説明を行うため、ディスプレイ320上の画像などはネガティブとして示され、すなわち、マーク付けされていない白色として示される背景領域(キャプション又はテキストの外側)は実際には黒色となり、黒い線である領域は実際には放射的となる(白色や何れか特定のカラー)。第1キャプション321と第2キャプション322とは、使用中に反射して視聴されるため、左右反転されることに留意されたい。
図3Bは、第1キャプションを示すための第1偏光リフレクタを介し視聴される図3Aの実施例を示す。例えば、反射パネル136は、第1偏光(垂直など)を反射するが、視線156に沿って第2偏光(水平など)のほとんど又はすべてを反射しない。この結果、反射パネル136を介しデュアル偏光キャプションディスプレイ320を見るとき、観客116は、左から右に正しく読めるクローズドキャプション321の反射を見ることになり(すなわち、テキストはもはや図3Aに示されるように反転されない)、第2キャプション322は実質的になくなる。
同様に、反射パネル137は、第2偏光(水平など)を反射するが、視線157に沿って第1偏光(垂直など)のほとんど又はすべてを反射しない。この結果、反射パネル137を見るとき、観客117は、左から右に正しく読める図3Cに示されるようなクローズドキャプション322の反射をみることになり(すなわち、テキストはもはや図3Aのように反転されない)、第1キャプション321は実質的になくなる。
従って、ディスプレイ320は複数のクローズドキャプション321,322を同時に示しているが、リフレクタパネル136,137を用いてクローズドキャプションを視聴する観客116,117はそれぞれ、複数のクローズドキャプションの一方のみを見ることになり、すなわち、英語又はフランス語を見ることになる。
図4Aは、2つの直交偏光が、具体的には、システムのフロント面122に対してホール内から視聴されるシステム120のキャプションディスプレイ420である(例えば、聴衆が振り返り、後方壁105に向かって見るときなど)、2つの異なるキャプションを表示するためのスクリーンのエリア全体に対して利用されるクローズドキャプションディスプレイシステム120の他の実施例を示す。ディススプレイ420の全体は、互いに直交する第1及び第2偏光のそれぞれにおける別々の画像を選択的に表示することが可能である(例えば、垂直方向と水平方向、又は右円及び左円など)。いくつかの実現形態では、ディスプレイ420は、交互の偏光を有するディスプレイピクセルの空間多重化されたアレイから構成される(例えば、ピクセルの交互のカラム又は交互のローが反対の偏光を有するなど)。適切な交互に偏光されるピクセルを有するHDTVモニタの具体例は、カリフォルニア州アーバインのVIZIO,Inc.によるモデルXVT3D650SVと、韓国ソウルのLG ElectronicsによるInfinia 55LW5600であり、その双方が円偏光を利用する。
他の実施例では、ディスプレイのすべてのピクセルは、例えば、カリフォルニア州ビバリーヒルズのReal−D,Inc.により製造及び販売されてるMonitor ZScreen 2000 Dualなどのリニア偏光子及び液晶セルを有する電子制御された円偏光子によりスクリーン全体をカバーするなどによって、第1偏光により第1画像を表示し、その後に第2偏光により第2画像を表示するよう時間領域多重化されてもよい。2つの偏光の一方における各キャプションは、適切な偏光によるリフレクタを利用することによって、依然として選択的に視聴可能である。メインプレゼンテーションが3次元(3D)である場合、時間変調された偏光キャプションは、パッシブ3D眼鏡が利用される場合に3Dプログラムの視聴に影響を与えることなく利用可能である。しかしながら、シャッタ眼鏡が3Dプログラムのために利用される場合、異なるキャプションの時間多重が、3Dシャッタ眼鏡と適切に同期されるべきである。キャプションの時間多重化はまた、異なるカラーにより示されるキャプションに関して利用可能であることに留意されたい。
図4Aの実施例では、ディスプレイ420は、上述したようなHDTVモニタを有し、第1キャプション421が第1偏光により表示され、第2キャプション422が第2偏光により表示される、2つのキャプションを同時に表示している。キャプション421,422は、例えば、領域223において重複している。本実施例では、各キャプションは、限定することなく何れかのカラーにより表示可能である。
図4Bは、第1キャプションを示すため第1偏光リフレクタを介し視聴されるように図4Aのキャプションディスプレイを示す。例えば、反射型パネル136は、第1偏光を反射するが(例えば、右円など)、視線156に沿って第2偏光のほとんど又はまったく反射しない(左円など)。この結果、反射型パネル136を介しキャプションディスプレイ420を見るとき、観客116は、左から右に正しく読めるクローズドキャプション421の反射を見ることになり(すなわち、テキストは図4Aのようにもはや反転されない)、第2キャプション422は実質的になくなる。円偏光のため構成される反射型パネル136の一実施例の詳細が、以降のセクションにおいて提供される。
図4Cは、第2キャプションを示すため他の偏光リフレクタを介し視聴される図4Aのキャプションディスプレイを示す。例えば、反射型パネル137は、第2偏光(左円など)を反射するが、視線157に沿って第1偏光(右円など)のほとんど又はまったく反射しなくてもよい。この結果、観客117は、左から右に正しく読めるクローズドキャプション422の反射を見ることになり(すなわち、テキストはもはや図4Aに示されるように反転されない)、第1キャプション421は実質的になくなる。円偏光のために構成される反射型パネル137の一実施例の詳細は、以降のセクションにおいて提供される。
従って、ディスプレイ420が複数の重複したクローズドキャプション421,422を同時に示しているが、リフレクタパネル136,137を用いてクローズドキャプションを視聴する観客116,117はそれぞれ、複数のクローズドキャプションの一方のみ、すなわち、英語又はフランス語により見ることになる。
図5は、クローズドキャプションディスプレイの主要な要素とデジタルシネマサーバとの接続を示すシステムブロック図である。本発明のクローズドキャプションディスプレイがデジタルシネマプレゼンテーションにおいてどのように適用可能であるかより良好に理解するため、以下の背景が有用であるかもしれない。2010年に、ニューヨーク州ホワイトプレインのthe Society of Motion Picture and Television Engineers(SMPTE)は、クローズドキャプション装置などの1以上の“Auxiliary Content Servers”(ACS)がデジタルシネマサーバから“Auxiliary Resource Presentation List”(RPL)を取得することを可能にするため、2つの規格(ST430−10:2010 D−Cinema Operations−Auxiliary Content Synchronization Protocolと、ST430−11:2010 D−Cinema Operations−Auxiliary Resource Presentation List)を公開した。RPLは、プレゼンテーションに利用可能な各種補助リソース(クローズドキャプション及び/又はクローズドサブタイトルなど)のそれぞれを列挙し、それぞれについて言語の特定を含み、リソースファイルが利用可能な場所を特定する。従来技術では、ACSは、抽出及び解析すべきタイプ(“キャプション”など)と言語によりリソースファイルの1つを選択する。プレゼンテーションの送受信が始まると、デジタルシネマサーバは、当該プロトコルを用いてプレゼンテーションによる現在のポジションに関してACSに通知し、これにより、ACSは、デジタルシネマプレゼンテーションと同期してキャプションを表示するようにしてもよい。
クローズドキャプション又はクローズドサブタイトルを表す補助リソースファイルは、2008 SMTPE規格(ST0429012−2008 D−Cinema Packaging−Caption and Closed Subtitle)により規定されるフォーマットによるものであってもよく、各キャプションは、それを表示すべき期間の指定と共に提供される。あるいは、他のファイルフォーマットが利用されてもよい。
図5を再び参照して、デジタルシネマサーバ102には、通信チャネル又はリンク123を介しクローズドキャプションディスプレイシステム120と通信されるクローズドキャプション(SMPTE規格0429−12に従ってファイルに表現されるなど)を含むプレゼンテーションのためのデジタルシネマパッケージ(DCP)510がロードされる。
一実施例では、クローズドキャプションシステム120は、イーサネット(登録商標)リンクであってもよい通信チャネル123を介しデジタルシネマサーバ102と通信するプロトコルユニット又はモジュール521を有する。
プロトコルモジュール521は、何れのキャプション言語が表示されるべきか決定するため、キャプション設定522(データファイルとして示されるが、図示しない物理的ボタン又はダイアルにより記憶装置又はライブラリから選択されてもよい)から複数の言語選択を取得する。
選択された言語により利用可能なこれらのキャプションは、少なくともプロトコルモジュール521によりフェッチされ、キャプションキャッシュ523に格納される。
最後に、プロトコルモジュール521は、デジタルシネマサーバ102からタイミングモジュール524に同期信号を通信する。タイミングモジュール524は、パッケージ510により表されるプレゼンテーションの送受信におけるデジタルシネマサーバ102の現在ポジションを通知するため、レンダモジュール525にクロック信号を提供する。
設定522はまた、所与の言語が再生すべき何れのカラー又は偏光に関してレンダモジュール525に指示してもよい。あるいは、ある言語により何れのキャプションがレンダリングされるかのカラー又は偏光は、アルゴリズム的に又は固定的な関連付けにより選択されてもよく、例えば、設定522は、第1キャプションが第1カラーによりレンダリングされ、異なるカラーにより代言後の他のキャプションが第1偏光によりレンダリングされ、さらなる他のキャプションが第1偏光に直交した又は反対の第2偏光によるものであることを指定してもよい。
プレゼンテーションが再生されるとき、レンダモジュール525は、キャプションキャッシュを読み、リストされたキャプションが出現すべき時又は消えるべき時を予想する。各キャプションは、対応するカラー及び/又は偏光によりミラー画像としてレンダリングされ(すなわち、右から左へのバックワードリーディング)、レンダリングされたキャプションは、マルチカラー及び/又はデュアル偏光ディスプレイ220により加法的に重畳され、表示される。各キャプションは、キャプションキャッシュに指定された表示期間に従って、又はいくつかの実施例では時間が経過したキャプションがクリアされるデフォルトタイムアウトに従って、ディスプレイから削除される。
図6は、クローズドキャプションディスプレイシステム120により利用可能なマルチ言語キャプションディスプレイ処理600の一実施例を示す。ステップ601において、DCP510は、デジタルシネマサーバ102に提供されており、サーバ102はクローズドキャプションシステム120と通信する。
ステップ602において、プロトコルモジュール521は、キャプション設定522から所望の言語を取得する。通信チャネル123を介し、プロトコルモジュール521は、何れの言語かを含む(例えば、SMTPE ST0430−10 2010に指定されたフォームの補助リソースプレゼンテーションリストをフェッチするなどによって)、プレゼンテーションのため利用可能なキャプションリソースのリストを取得する。
ステップ603において利用可能とされるキャプション言語のリストから、プロトコルモジュール521は、選択された言語によりキャプションをプリフェッチし、604において、キャプションキャッシュ523にそれらを格納する。
ステップ605において、レンダモジュール525が、例えば、設定522などによって、対応する位置的なカラーにより利用可能な選択された各言語を表示するよう設定される。マルチカラーディスプレイの上記具体例では、英語のキャプションは赤色により、フランス語のキャプションはシアンによるものである。デュアル偏光ディスプレイのため、英語のキャプションは第1偏光(垂直方向など)により、フランス語のキャプションは直交する第2偏光(水平方向など)によるものである。この設定は、プレゼンテーションが開始されると、各自のカラーリフレクタを介しキャプションディスプレイ220を視聴する観客は、関連するカラーにより対応するキャプションを見ることになり、各自の偏光リフレクタを介しキャプションディスプレイ220を視聴する他の観客は、関連する偏光により対応するキャプションを見ることになる。
プレゼンテーションの開始後、デジタルシネマサーバ102は、スタートポイントを送信し、ステップ606において、プロトコルモジュールとの通信チャネル123を介した信号を有効にし、プロトコルモジュール521は、これらをタイミングモジュール524に提供する。従って、タイミングモジュール524は、スクリーン106に投影されるプレゼンテーションと同期して動作するよう初期化及びリリースされる(イネーブルされることによって)。このタイミングは、各キャプションが表示されるキャプションキャッシュ523にリストされた期間に関する。
ステップ607において、タイミングモジュール524は、レンダモジュール525に更新されたフレームカウンタを提供する。
いくつかの実施例では、タイミングモジュールは、プロトコルモジュール521を介しDCS102により送信されるタイミング更新を取得してもよい(図6に図示せず)。このような更新は、タイミングモジュール524がオンスクリーンプレゼンテーションと実質的に同期外れするようにするためドリフトできないことを保証する。
ステップ608において、レンダモジュール525は、選択された言語について新たに追加又は削除されるキャプションに対してキャプションキャッシュ523を調べる。ステップ605において、キャプションは、特定の言語と以前に関連付けされた各カラー及び/又は偏光により追加される。従って、従来の一例では、新たなフランス語のキャプションは、同一ピクセルの赤色コンポーネントを変更しないまま、オンするキャプションの文字又はテキストの内部(すなわち、各文字の輪郭の内部のピクセル)に対応するピクセルの緑色及び青色コンポーネントを設定することによって、シアンにより表示可能である。キャプションがアンチエイリアス処理されている場合、いくつかのピクセルの緑色及び青色コンポーネントが部分的にオンされてもよい。フランス語のキャプションが新たに削除される場合、すべてのピクセルの緑色及び青色コンポーネントがオフされてもよく(すなわち、ゼロに設定)、再びピクセルの赤色コンポーネントは変更されないままとされる。
同一フレーム内の複数のキャプションが出現及び/又は消える場合、それぞれは当該時点に処理される。
最後に、更新されたキャプション(1以上のキャプションが新たに追加及び/又は削除される)は、マルチカラー又はデュアル偏光ディスプレイ220に出力され、異なるキャプションの合成又は重畳である、図2A、図3A又は図4Aに示されるものなどの画像を生成する。
ステップ609において、複数のキャプションが表示されるべきか決定するためのテストが行われる。表示されるべきである場合、処理600は、ステップ607にループバックし、タイミングモジュールからの次の更新を待機する。ステップ609において、レンダリングされるべき複数のキャプションがないと判断された場合、処理600はステップ610において終了される。
いくつかの実施例では、処理600における1以上のステップが、上述された特徴又はステップの1以上を省略及び/又は合成することを含み、修正されてもよい。
他の実施例では、ステップ609における修正されたテストは、キャプションキャッシュ523において先を見て、キャプションディスプレイ220への次の変更が行われることが予定されているフレームカウントを示すことによって、レンダモジュール525により行うことが可能である。本実現形態では、修正されたテストは、タイミングモジュールが次の変更に関連するカウントに対して更新を通知したか判断する。更新が通知された場合、キャプションディスプレイに対して適切な変更を行うためのループバックがステップ608に行われる。
図7は、シアタや他の視聴又は公演において利用するのに適したクローズドキャプションプレゼンテーション処理700を示す。ステップ701において、当該処理は、キャプションディスプレイシステムにすでに提供された各キャプションに対応するカラーと共に、クローズドキャプションの異なるセット(例えば、異なる言語、同一言語による異なるバージョンなど)からスタートする。
ステップ702において、所定の言語又はバージョンのそれぞれに対するクローズドキャプションは、クローズドキャプションディスプレイシステム120の共通ディスプレイ(220など)上に対応する所定のカラー及び/又は偏光により表示される。
ステップ703において、各観客(113,114など)には、ディスプレイシステム120のキャプションディスプレイを視聴するため、所定のカラー(赤色、真など)及び/又は補完的な偏光(すなわち、垂直方向及び水平方向のリニア偏光、右円及び左円偏光などの直交又は反対の偏光)の1つを反映するよう設計される各リフレクタ(133,134など)が提供される。本説明のため、直交及び反対の偏光は、直交リアに偏光を用いて実現される実施例がまた反対の円偏光と共に利用するため修正可能であるため、直交及び反対の偏光が互換的としてみなすことができる。従って、各観客は、異なるバージョン又は言語の他のキャプションからの干渉又は重複なく、所定のバージョン又は言語の対応する1つのクローズドキャプションを選択的に視聴してもよい。クローズドキャプションプレゼンテーション処理700は、ステップ704において終了する。
図8は、マルチカラーディスプレイ上でキャプションを視聴するのに適したリフレクタの一実施例である。イスに装着されたリフレクタ800は、ベースアセンブリ800Bとトップアセンブリ800Tとを有する。一実施例では、調整可能なアーム130は、シート111に付属可能なフレキシブルなセグメント802,803,804のチェーンを有する。ベースアセンブリ800Bは、シート111の調整可能なアーム130の実施例では、ベース801と、複数のアームセグメント802,803とを有する。ベース801は、例えば、シアタのシートカップホルダ(図示せず)などのシート111の容器にベース801がしっかりと挿入されることを可能にするよう選択された最小及び最大直径を有する切り詰められたコーン形状とすることができる。ベース801は第1アームセグメント802にしっかりと付属され、第1アームセグメント802はさらに、フレキシブルに付属される追加的なアームセグメント803のチェーンにフレキシブルに付属される。これらのセグメントのフレキシブルな付属構造は、各セグメントが異なる方向に調整可能となることを可能にする。
アームセグメント802,803のフレキシブルなチェーンの一実現形態では、各セグメント802/803は、次のセグメント803のソケット(図示せず)に係合するためのボール(図示せず)を提供し、アーム130が調整されるが、一旦配置されると剛性を提供するようにしてもよい。他の実施例では、第1アームセグメント802は、シート111の一部に直接付属させることが可能である。
図8の具体例では、トップアセンブリ800Tは、反射型パネル(図1の133,134,136又は137など)に対応し、容器805を備えた最終アームセグメント804、装着プレート807、互いに異なるスペクトル範囲で動作する反射面808,809を備えた強度のあるパネル又はプレート806を有する。反射面808,809は、例えば、ラミネート、サンドイッチ又は沈着レイヤなどとすることが可能な異なる方法によりパネル806に物理的に付属される。
一実施例では、反射面808,809は、各部分が所定のキャプション言語のカラーの1つに対応する可視スペクトルの少なくとも一部を反射し、その他の所定のキャプション言語カラーに対応する可視スペクトルの他の部分をほとんど又は実質的にまったく反射しないなど、スペクトルの異なる選択された部分を反射する干渉フィルタであってもよい。
装着プレート807は、剛性のあるプレート806を最終セグメント804に付属させる。装着プレートは、セグメント804の拡張として成型されてもよく、又は固着若しくはボルト付けされてもよく、剛性のあるプレート806にボルトで貫通され、セメント化され、又はクリップされてもよい。図示された実施例では、トップアセンブリ800Tは、例えば、セグメント804の両エンドに備えられた容器805などを介し、アームセグメント803の最後に最終セグメント804の他方のエンド(図8に示されるトップエンド)を係合させることによって、180度だけフリップ又は回転されてもよい。従って、視聴者は、対応するキャプションを視聴するため面807A又は807Bの何れかを選択できる。
他の実施例では、剛性のあるプレート806は、プレート806がそれの長軸又は縦軸LL’の周りに又はセグメント804の軸の周りに回転することを可能にするため、最終セグメント804に回転可能に接続できる(例えば、図8のように装着プレート807を利用しなくてもよい)。
赤色の英語のキャプションとシアンのフランス語のキャプションとの上記具体例で実行するため、反射面808は、スペクトルのより長い波長(赤色)の部分において有意に反射し、緑色及び青色を含むより短い波長領域ではほとんど若しくは有意に反射しないよう構成可能である。また、反射面808は、観客に対面し、マルチカラーディスプレイ220を視聴するのに利用されるとき、英語のキャプションを視聴するためのリフレクタ133として機能する。反射面809がより短い波長を反射し、より長いものを反射しないように構成される場合、それが観客に対面するよう方向付けされるとき、それは、フランス語のキャプションを視聴するためのリフレクタ134として機能する。従って、単一のアセンブリ800は、同時に提供される2つのクローズドキャプションの言語の一方に適した視聴リフレクタを提供するのに利用可能である。
このような実施例では、剛性のあるプレート806は、実質的に黒色であるか(すなわち、光を返さず、又は伝送する光が面808又は809の何れかを通過する)、つや消しか(すなわち、何れかの面を介し伝送される光を拡散的に散乱)、又は透過的であってもよい(すなわち、伝送光が何れかの面を通過する)。しかしながら、プレート806がある程度透過的である場合、それは、視聴者により選択された面によって適切に反射されるキャプションに加えてキャプションの誤ったセットを可視的にするため、面808又は809を通過する光の何れかの有意なスペクトルのリターンを可能にする面又はインタフェースを提供しない。
本実施例では、反射面808は、ハイパス干渉フィルタモデル#35590(シアン)とすることが可能であり、面809はローパス干渉フィルタモデル#35900(オレンジ)とすることができ、双方ともカリフォルニア州のWalnutのViewsonic Corporationにより製造されるモデルN3000Wなどの典型的なHDTVモニタと共に動作するコネチカット州のStamfordのRosco Laboratories,Inc.により製造及び販売されている。
トップアセンブリ800Tの他の実施例では、剛性のあるプレート806は両側ミラーであってもよく、面808,809は、他方のキャプション言語の所定のカラーに対応するスペクトルの吸収部分をフィルタリングする。すなわち、面808が反射プレート133を実現するのに利用される場合、面808は、フランス語のキャプションを表示するのに利用される可視スペクトルの波長の少なくとも実質的にすべてを吸収するため選択される。本実施例では、英語のキャプション321の赤色の光は、面808を通過し、剛性のあるプレート806から反射され(波長選択的でなく、すなわち、実質的に可視スペクトル全体に対して相対的にフラットな反射率を有する)、面808を介し観客113の目に返る。しかしながら、フランス語のキャプション422の緑色及び青色の光は、面809を通過して減衰され、剛性のあるプレート806により反射され続けるものはまた、面808を介し復路で減衰されることになる。上述したモニタに関して利用されるときにこれに適したフィルタは、上述されたRosco Laboratoriesによるジェルモデル#E135(オレンジ)である。本実施例では、面809について、緑色及び青色の光の実質的な部分を伝送し、赤色を減衰させるフィルタジェルは、Roscoによるモデル#E118である。
このタイプの実施例で利用されるフィルタは、広いスペクトルの第1面反射を生成し、他方の言語のキャプションの大きな部分が返されることになる。このような状況では、面808,809は、剛性のあるプレート806の上方又は下方の長いエッジに関して張られ、これにより、面808,809はプレート806の反射面にパラレルにならない。このような構成は、面808,809からの第1面反射が806の対応する面からの反射と実質的に異なる角度にさせることにより、これにより、第1面反射は所望のキャプションの視聴と干渉しなくなる。
一実施例では、各反射パネル又はフィルタは、それが、異なるキャプションに利用されるカラーと比較し、20:1より大きいなおの高い輝度レシオにより関連するキャプションのカラーを反射するよう構成され、これにより、選択されたキャプション言語を有利にする。例えば、20:1のレシオでは、散漫ファントム反射(distracting phantom reflection)の約5%が依然としてあるが、その効果は耐えうるものである。より低いレシオは、誤ったキャプション言語の散漫ファントム反射をより多く生成するが、より高いレシオは、所望のキャプション言語をより区別できものにする。
図9は、デュアル偏光ディスプレイ320上でキャプションを視聴するのに適したリフレクタ900の実施例を示す。リフレクタ900は、図8について説明されたアセンブリ800Bと同じベースアセンブリ900Bを有する。トップアセンブリ900Tは、反射パネル(図1の133,134,136又は137など)に対応し、ベースアセンブリのセグメント803に接続するための最終セグメント804、最終セグメント904に付属される反射パネル910(反射パネル910から延伸され、最終セグメント904のスロットにキャプチャされるフィン911などを用いて)、並びに第1及び第2偏光フィルタ912,914を有する。
第1偏光フィルタ912は、トップエッジに沿って反射パネル910に付属されるが、ボトムエッジに沿ってギャップ913を維持するため、パネル190に関して非ゼロの角度“θ”で保持される。この角度の構成は、スペーサ、フレーム又は当業者に知られる他の適切な機構を用いて実現可能である。同様に、第2偏光フィルタ914は、ボトムエッジに沿って反射パネル810に付属されるが、反対のエッジに沿ってギャップ915を維持するため、パネル190に関して非ゼロの角度“θ”に保持される。以下でより詳細に説明されるように、異なる反射931,923が異なる(又は意図しない)キャプション(光線931に沿って)の反射部分を視聴することなく、所望のキャプション(光線923に沿って)が観客により選択的に視聴されることを可能にするよう角度により分離されるように、角度“θ”は十分大きなものである必要がある。最小では、この角度“θ”は対応する反射された視線に沿って視聴者の位置から視聴されるように(3ラインキャプションについて3つのラインの高さなど)、キャプションの高さ“h”(図1を参照)により範囲が画定された角度の1/2に対応する。この角度は視聴者の位置(シアタの後方の列などのクローズドキャプションディスプレイに近くなると、角度がより大きくなる)及び/又は観客の高さに従って変化するため、実際に、各リフレクタの角度は所望されるようなシアタの多数の列で利用されるよう構成され、典型的なキャプションについて予想される最大高さに十分な角度の分離を提供するよう構成可能である。
例えば、最小角度“θ”は、式1により計算されてもよい。
Figure 2014508962
ここで、Lは、フロント面122の中心からリフレクタ136の中心まで(すなわち、図1における距離又はセグメントCC’)と、リフレクタ136から観客116の目までのトータル距離であり、“e”は、それの中心のスクリーンの法線とスクリーン122をに分割する垂直プレーン上のラインCC’の投影との間に形成される仰角である。“h”が1フィートであり、長さ“L”が12フィートであり、角度“e”が10度である実施例では、最小角度“θ”は、式1により約2.35度になるよう計算される。
一般に、キャプションディスプレイシステム120が、反射された視線に沿って聴衆により良好に対面するようにブラケット121上で、それらの平均角度“e”が約ゼロになるようにある角度により装着されるとき、コサイン項は無視されてもよく(すなわち、1に等しい)、当該式は、与えられた具体例について、2.39度の角度θの値を生じさせる式2に簡単化される。
Figure 2014508962
式2により計算されたθの最小値は、距離Lに対応する列又はホールのさらに前方で利用可能である。角度θには厳密な上限はないが(反射した視線が反射キャプションが視聴されるように偏光子を透過する必要があることを除き)、それは、キャプションディスプレイの位置などの実際上の考慮点により大きく制限される(例えば、天井の近くにディスプレイを装着することは、便利でなく望まれないかもしれない)。従って、実際上の制約は、約45度の角度θについて上限を示すものであってもよい。それより大きな角度はキャプションディスプレイが観客の前方で天井に配置されることを求めることになり、ディスプレイの装着の複雑さを増大させると共に、聴衆を散漫させる可能性がある。
一実施例では、偏光フィルタ912,914は共に、リニア偏光フィルタとすることが可能であるか、あるいは、円偏光フィルタとすることが可能である。他の実施例では、円偏光子は1/4波遅延手段とリニア偏光子とのラミネーションを有するため、円偏光子912,914は、反射プレート910に対面するリニア偏光面に向き付けされる必要がある。
反射プレート910の最終セグメント804への付属は固定的であってもよく(フィン911に示されるように)、単一部分又は他の構成として固着、ボルト付け、セメント化、クリップ、成型されてもよい。図示された実施例では、トップアセンブリ900Tは、例えば、最後のセグメント803を容器805に係合するなどによって、最終セグメント804の他方のエンドをアームセグメント803の最後に係合することによって反転されてもよい。イスに装着されたリフレクタ900は、第1偏光フィルタ912を観客に対面させるか、又は第2偏光フィルタ914が観客に対面できるように、トップアセンブリ900Tを反転し(例えば、アセンブリ900Tを逆さまにするなど)、最後のセグメント803により最後のセグメント804の他方のエンドを係合することによって構成されてもよい。
他の実施例では、フィン911又は他の剛性のあるアタッチメントの代わりに、観客が反射プレート910を反転させ、調整可能なアーム136から取り外すことなく、他方の偏光子(914など)によりサイドを利用することを可能にするため、反射プレート910が、最後のセグメント804に回転可能に付属されてもよい(図示せず)。
英語のキャプションについて垂直方向の偏光を利用し、フランス語のキャプションについて水平方向の偏光を利用する上記の具体例で動作させるため、偏光フィルタ912は、垂直方向の偏光を有しに伝送し、水平方向の偏光を吸収又は拒絶するよう構成可能であり、偏光フィルタ914は、水平方向の偏光を伝送し、垂直方向の偏光を吸収又は拒絶することが可能である。また、観客が偏光フィルタ912を利用して、デュアル偏光キャプションディスプレイを視聴するとき、トップアセンブリ900Tは、英語のキャプションを視聴するためのリフレクタ136として機能する。偏光フィルタ914が観客に対面している場合、トップアセンブリ900Tは、フランス語のキャプションを視聴するためのリフレクタ137として機能する。従って、単一のアセンブリ900は、同時に提供される2つのクローズドキャプション言語の何れか一方に適した視聴リフレクタを提供するため利用可能である。
フィルタ912が観客116に対面し、反射パネル910がクローズドキャプションディスプレイの反射された視聴のため適切に配置されるとき、キャプションディスプレイ上のピクセルからの光線920,930は、偏光フィルタ912のフロント面にぶつかることになる。本例では、光線920は、第1偏光(垂直方向)を有するピクセルから到来し、英語のキャプションを表示する。光線930は、第2偏光(水平方向)を有するピクセルから到来し、フランス語のキャプションを表示する。光線920が変更フィルタ912に衝突するため、垂直方向に偏光した光線920の一部を表す反射された光線921は、鏡面反射される。反射した光線921は、元の光線920の約3%に達するが、反射防止コーティングがフィルタ920上に利用される場合、より小さくなる可能性がある。
伝送された光線922は、反射面910に進行し、依然として光線920と実質的に同じ偏光を有し、観客116により視聴されるようフィルタ912を介し返される光線923として反射される。フィルタ912とトップ部分900Tの構成により維持される反射プレート910との間の角度によって、反射された光線921,923は互いに平行しない。キャプションの視聴を最適化するためトップアセンブリ900Tを調整する際に、観客は、典型的には、反射された光線923の輝度を最適化又は最大化するため、キャプションディスプレイに関して反射パネル910の角度を調整する(しなしながら、通常は偏光子912とパネル910との間の角度“θ”でない)。この場合、反射された光線は、反射されたキャプションディスプレイの観客の視界の外側に入ることになる。
水平方向に偏光された光線930はまた、反射された光線921と同様に、パネル910に関してフィルタ912の角度から生じる空間的又は角度的な分離のため観客により視聴されないフィルタ912の第1面から鏡面反射した光線931を生成する。さらに、光線930の偏光はフィルタ912のもとに一致しないため、光線931として反射されない光線930の何れかの部分が、変更フィルタ910により実質的に吸収される。
この結果、第1キャプションと第2キャプションとの双方からの光を有する鏡面反射された光線921,931は、反射された光線923のみが観客116に到達することによって、観客には見られない。反射した光線923は第1偏光のピクセルからのものであり、英語のキャプションを表示しているため、英語のキャプションのみが観客116により見られる。対応する行動は、適切に向き付けされた水平方向に偏光されたフィルタ914に対面する観客117について観察され、フランス語のキャプションのみが見えることになる。
円偏光フィルタを利用する実施例では、観客に対面するフィルタ(912など)の面は、円偏光フィルタの1/4遅延コンポーネントである必要があり、円偏光フィルタの面をリニア偏光コンポーネントになるように反射プレート910に対面させる。この結果、伝送される光線922は、円偏光の実施例において、実質的にリニアに偏光され、プレート910により最初に反射される対応する光線923は、同様にリアに偏光され、フィルタ912から生じた反射された光線が実質的に円偏光されるように(光線920と比較して反対の掌性を有するが)、円偏光子912に再び入ることになる。反射された光線923の偏光の性質は、観客116が偏光眼鏡を装着していない限り、観客116により対応するキャプションの視聴に影響を与えない。
観客116が、例えば、スクリーン106上で立体視3Dプレゼンテーションを視聴しているときなど、偏光眼鏡を装着している場合、その偏光に依存して、反射された光線923は、偏光眼鏡の一方のレンズのみを通過し、観客の一方の目のみにより見られる。この場合、キャプションは、視差コンポーネントを有しないため、3Dには見えない。これは、観客が3Dプレゼンテーションの現在の明らかな深さからキャプションディスプレイの(一般に)異なる深さまで自分の目を連続的に再収束させる負担なく、キャプションを読むことができるため、効果的であり得る。
一実施例では、各反射偏光子は、異なるキャプションに利用される他方の偏光と比較して、例えば、20:1より大きな高い輝度レシオにより関連するキャプションの偏光を反射するように構成され、これにより、選択されたキャプション言語を有利にする。より低いレシオは、誤った言語の散漫ファントム反射を生成し、より高いレシオは所望の言語をより明確にする。このようなレシオは、ペンシルバニア州のReadingのAmerican Polarizer,Inc.により製造及び販売されているものなど、一般に入手可能な偏光物質を有する偏光フィルタ912,914により容易に取得される。
他の実施例では、リフレクタ133,134,136又は137はさらに、上述された2つの偏光フィルタの1つに関して、4つの別々に符号化されたキャプション間で区別可能なカラーフィルタを有することが可能である。
図10は、2つの偏光がスクリーンの異なる領域を占有するが、それぞれが2つのカラーの一方と2つの偏光の一方との異なる組み合わせにより4つのキャプションが表示されるクローズドキャプションディスプレイの他の実施例を示す。本例では、クローズドキャプションディスプレイ1020は、偏光フィルタ330により垂直方向に偏光される上方ピクセルと、フィルタ340により水平方向に偏光される下方ピクセルとを有する。しかしながら、ディスプレイ1020は、英語のキャプション1021が赤色により示されて垂直方向に偏光され、フランス語のキャプション1022が赤色により示されて水平方向に偏光され、スペイン語のキャプション1024が青色に示されて垂直方向に偏光され、ドイツ語のキャプション1025が青色に示されて水平方向に偏光される4つのキャプションを示している。
このようなディスプレイ1020は、各言語がレンダリングされる偏光されたピクセルを追跡することに加えて、各キャプション言語がレンダリングされるべきカラーをさらに追跡するため、設定522とレンダモジュール525とを修正することによって生成される。従って、ステップ605において、レンダモジュール525は、ステップ608において、レンダモジュール525が各言語のキャプションを所定の偏光及びカラーのピクセルに表示させるように構成される。
これに対応して、リフレクタ133,134,136,137の構成は、フィルタと反射プレートとを有し、当該フィルタは、フィルタが特定の偏光を有する光だけでなく、同一の偏光を有するが、同一の偏光を有する他のキャプションのカラーに対応する視覚的スペクトルの部分を伝送しない1つのキャプションのカラーに対応する視覚的スペクトルの一部もまた伝送する。
図11は、偏光子とカラーフィルタとの異なる組み合わせを介し別々に視聴される4つのキャプションを示す。リフレクタ133,134,136,137のフィルタがそれぞれ、垂直方向に偏光された赤色の光、水平方向に偏光された赤色の光、垂直方向に偏光された青色の光及び水平方向に偏光された青色の光を伝送するよう構成される場合、観客113,114,116,117は、それぞれがキャプション1021,1022,1024,1025の1つのみを実質的に表示する対応する反射されたクローズドキャプション1111,1112,1114,1115を見ることになり、これらのキャプションは、クローズドキャプションディスプレイシステムにより4つの言語で同時に表示される。
他の実施例では(図示せず)、クローズドキャプションディスプレイシステム120はまた、第1及び第2カラーと異なる第3カラー(緑色など)によりキャプションを表示可能であり、実質的に水平方向と垂直方向に偏光された緑色の光のみを反射するためリフレクタが設けられ、これにより、6つの言語によりクローズドキャプションのディスプレイを同時に提供する。ディスプレイのための異なるキャプションの個数はさらに、追加的なキャプションを表すため異なるカラーを利用することによって、これらのカラーのスペクトル範囲(不連続であり得る)が対応するフィルタにより効果的に分離可能である限り、増加可能である。一実施例では、異なるキャプションのカラーが、ディスプレイの1以上の互いに排他的な原色によりレンダリングされるよう選択され、例えば、“赤色”(赤色の原色から構成される)と“シアン”(緑色と青色の原色から構成される)とが利用可能である。しかしながら、他の実施例では、適切なフィルタが個々の視聴についてキャプションを分離するのに利用可能となるように、各カラーが異なるキャプションについて他のカラーと無視できる重複を有するあるスペクトル範囲にキャプションが表示されるのに十分な強度を有する限り、ディスプレイ又はモニタ上に異なるキャプションを表示するためのカラーは、可視スペクトル内に重複を有することが可能である(すなわち、重複したスペクトル範囲を有することが可能である)。すなわち、各キャプションは、他のキャプションのカラーのスペクトル範囲と有意に重複しないスペクトルの少なくとも一部において表示されるべきである。
さらに、リフレクタの各トップアセンブリ上にデュアルフィルタを装着させる代わりに(図8又は9に示されるように)、リフレクタの他の実施例は、異なるキャプションの選択的な視聴のため利用可能なカラーフィルタと偏光子とのさらなる組み合わせを収容するためのマルチサイド又はマルチファセットな構成を有することが可能である。
同様に、デュアルフィルタを装着させる代わりに、各リフレクタアセンブリは、特定のキャプションのセット(例えば、赤色のキャプションのみ)に専用とされてもよく、従って、1つのみのリフレクタしか有さない。シングルリフレクタアセンブリによると、公演シアタは、一部は第1カラー/偏光と一部は他のものの専用のリフレクタの混合された在庫を維持する。マルチファセット構成によると、公演シアタは、利用可能なすべてのキャプションディスプレイカラー/偏光の組み合わせを提供する単一の在庫を維持してもよい。
さらなる他の実施例では、異なる偏光を有するクローズドキャプションディスプレイシステムのピクセルをスクリーンの上方部分と下方部分とに分離させるのでなく、異なる偏光を有するピクセルが空間的に交互であり(ロー単位又はカラム単位など)、又は図4Aのキャプションディスプレイ420に関連して上述されたように時間領域多重化されてもよい。このようにして、2より多くのキャプションの何れかが、スクリーンの一部に制限されるのでなく、ディスプレイのフル範囲を占有することが可能である(ディスプレイ220Cと同様に)。
上述された特徴の1以上はまた、他の組み合わせにより修正又は利用可能であり、例えば、単一のクローズドキャプションモニタ上に異なるキャプションを表示する代わりに、異なる観客により選択的に視聴可能な異なるキャプションを異なるモニタに投影するための1以上のプロジェクタなどを利用して、さらなるモニタを提供することができる。
上記は本発明の各種実施例に関するものであるが、本発明の他の及びさらなる実施例は、その基本的範囲から逸脱することなく創出されてもよい。また、本発明の適切な範囲は、以下の請求項に従って決定されるべきである。

Claims (22)

  1. 視聴用のキャプションを表示するシステムであって、
    異なるスペクトル範囲と実質的に相補的な偏光とによって、異なるカラーの少なくとも1つにより少なくとも2つのキャプションを表示するディスプレイを有するシステム。
  2. 前記ディスプレイは、第1カラーと第1偏光との少なくとも1つにより第1キャプションと、第2カラーと第2偏光との少なくとも1つにより第2キャプションとを表示するよう構成され、
    前記第1カラーは、前記第2カラーの第2スペクトル範囲と異なる第1スペクトル範囲を有し、
    前記第1偏光は、リニア又は円偏光の一方である、請求項1記載のシステム。
  3. 前記第1スペクトル範囲は、前記第2スペクトル範囲と実質的に重複しない、請求項2記載のシステム。
  4. 第1キャプションを視聴するため実質的に第1カラーのみを反射する第1リフレクタをさらに有する、請求項1記載のシステム。
  5. 第2キャプションを視聴するため実質的に第2カラーのみを反射する第2リフレクタをさらに有する、請求項4記載のシステム。
  6. 前記第1リフレクタは、第1偏光を反射し、
    前記第2リフレクタは、前記第1偏光に直交する第2偏光を反射する、請求項5記載のシステム。
  7. 前記第1及び第2リフレクタは、前記第1及び第2リフレクタのそれぞれと前記ディスプレイとの間の角度を変更するため構成される調整可能な装着部に備えられる、請求項4記載のシステム。
  8. 第1キャプションを視聴するための第1リフレクタと、第2キャプションを視聴するための第2リフレクタとをさらに有し、
    前記第1及び第2リフレクタは、前記第1及び第2リフレクタのそれぞれと前記ディスプレイとの間の角度を変更するため構成される調整可能な装着部に備えられる、請求項1記載のシステム。
  9. 前記第1リフレクタは、反射パネルに関してある角度で向き付けされたフィルタを有し、
    前記フィルタは、カラーフィルタと偏光子との一方である、請求項4又は8記載のシステム。
  10. 前記ディスプレイは、同時に又は時間多重されて前記少なくとも2つのキャプションを表示するよう構成される、請求項1又は4記載のシステム。
  11. 前記ディスプレイは、前記少なくとも2つのキャプションを少なくとも1つのモニタに投影するための少なくとも1つのプロジェクタを有する、請求項1又は4記載のシステム。
  12. 複数のキャプションが異なるカラーと偏光との少なくとも1つによりディスプレイに表示される前記キャプションの選択的な視聴のためのリフレクタであって、
    反射モードにより前記ディスプレイ上にキャプションを視聴するよう構成されるフィルタを有し、
    前記フィルタは、他のキャプションから干渉なしに視聴用の前記キャプションを選択するためカラーフィルタと偏光子との少なくとも1つであるリフレクタ。
  13. 前記キャプションの視聴を最適化するため、前記フィルタと前記ディスプレイとの間の角度を変更するよう構成される、請求項12記載のリフレクタ。
  14. 視聴用のキャプションを表示する方法であって、
    ディスプレイ上に少なくとも第1キャプションと第2キャプションとを表示するステップを有し、
    前記第1キャプションは、第1カラーと第1偏光との少なくとも1つにより表示され、
    前記第2キャプションは、前記第1カラーと異なるスペクトル範囲を有する第2カラーと、前記第1偏光に相補的な第2偏光との少なくとも1つにより表示される方法。
  15. 第1スペクトル範囲で前記第1カラーと、前記第1スペクトル範囲と実質的に重複することなく第2スペクトル範囲で前記第2カラーとを提供するステップをさらに有する、請求項14記載の方法。
  16. 前記第1偏光は、リニア又は円偏光の一方である、請求項14記載の方法。
  17. 前記第1キャプションを視聴するため実質的に前記第1カラーのみを反射する第1リフレクタを提供するステップをさらに有する、請求項14記載の方法。
  18. 前記第2キャプションを視聴するため実質的に前記第2カラーのみを反射する第2リフレクタを提供するステップをさらに有する、請求項17記載の方法。
  19. 前記第1キャプションを視聴するため前記第1偏光を選択する第1偏光子を提供するステップをさらに有する、請求項14又は17記載の方法。
  20. 前記第2キャプションを視聴するため前記第2偏光を反射する第2偏光子を提供するステップをさらに有する、請求項14又は18記載の方法。
  21. 前記第1及び第2リフレクタのそれぞれと前記ディスプレイとの間の角度を変更するため調整可能な装着部に前記第1及び第2リフレクタを提供するステップをさらに有する、請求項18記載の方法。
  22. 同時に又は時間多重されて前記第1及び第2キャプションを少なくとも表示するステップをさらに有する、請求項14記載の方法。
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