JP2014508579A - 飲食物容器の過酢酸蒸気滅菌 - Google Patents

飲食物容器の過酢酸蒸気滅菌 Download PDF

Info

Publication number
JP2014508579A
JP2014508579A JP2013550563A JP2013550563A JP2014508579A JP 2014508579 A JP2014508579 A JP 2014508579A JP 2013550563 A JP2013550563 A JP 2013550563A JP 2013550563 A JP2013550563 A JP 2013550563A JP 2014508579 A JP2014508579 A JP 2014508579A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peracetic acid
paa
bottles
bottle
ppm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013550563A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6005662B2 (ja
Inventor
エム ジュニア ロビソン、ジョン
ジェイ リムバーナー、チャールズ
アブラハム、シブ
トンプソン、アンジェラ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FMC Corp
Original Assignee
FMC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FMC Corp filed Critical FMC Corp
Publication of JP2014508579A publication Critical patent/JP2014508579A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6005662B2 publication Critical patent/JP6005662B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/16Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using chemical substances
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/16Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using chemical substances
    • A61L2/20Gaseous substances, e.g. vapours
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2202/00Aspects relating to methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects
    • A61L2202/20Targets to be treated
    • A61L2202/23Containers, e.g. vials, bottles, syringes, mail

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

本発明は、約57〜約75℃において少なくとも約3500ppmの濃度で過酢酸を含有する蒸気により表面を処理する工程を含む、表面滅菌方法に関する。この方法は、過酸化水素開始剤の非存在下で実施されるのが好ましく、特にポリエチレンテレフタレートボトルの滅菌に適している。
【選択図】なし

Description

本発明は、約57〜約75℃において少なくとも約3500ppmの濃度で過酢酸を含有する蒸気により表面を処理する工程を含む、表面滅菌方法に関する。
ポリエチレンテレフタレート(PET)等の成形用プラスチックで構成されているプラスチックボトルの使用は、過去数十年の間に大きく拡大してきた。このようなプラスチックボトルは、ほとんど壊れることがなく、重さはガラスのわずか10分の1程度であり、透明性に優れ、ボトルの内容物に味を付与することがないため、今日の社会に定着している。無菌充填されるあらゆる容器と同様、プラスチックボトルは、無菌充填および貯蔵寿命要件を実現するため、機能的に滅菌され、バクテリア(例えば、ボツリヌス菌(C.botulinum))またはカビ等の微量の汚染物質を充填前に除去しなければならない。一般に、容器は、予め製造されて使用される直前までまとめて保管されるため、通常の保管条件下では汚染され易い。プラスチック容器の中には、プラスチック・チューブまたはプラグとして保管され、充填機に入れられる前に熱風でブロー成形されるものもあるが、プラスチックボトルは融解温度が低いため、このブロー成形工程の間に必ずしも内面が滅菌される訳ではなく、追加処理が必要となる。プラスチックボトルは、充填前に無菌状態となるようにガラスまたは金属の容器に対して施すことができるようなより厳しい処理(時間および温度)には耐えられないという、固有の難題がある。したがって、プラスチックボトルは、消耗品を充填される前に、病原微生物に汚染されるリスクが最小限に抑えられていることを保証するために、滅菌されることが不可欠である。消費者の需要を満たすために莫大な数のこのようなプラスチックボトルが必要とされるため、こうした滅菌が、効果を損なわずに迅速に成されることが望ましい。
過酢酸(ペルオキシ酢酸ともいう)「PAA」は、滅菌剤として知られる一方、先行技術によれば、PAAの水性製剤はPET製の容器の急速滅菌には適さないことが示されている。そのため、米国特許第6,790,380号明細書の開示によれば、有害なバクテリアの形成を防ぐため、滅菌剤の温度もしくは濃度を上げるか、または処理時間を延ばすことが必要となる。しかしながら、この公報によれば、それらの選択肢は、PAA水溶液を用いたPETの滅菌にはどれも望ましくない。PAA溶液を加熱すると、PETボトルを変形させる傾向があり、一方、濃度を上げると、過酸化水素および/または酢酸の残留物が望ましくないほどに増加する。処理時間の延長は、処理過程の進行を大幅に遅らせるため望ましくない。
米国特許第6,536,188号明細書および同第6,945,013号明細書には、霧状の過酸化水素を用いてPETボトルの内部を殺菌することが開示されている。さらにこれらの公報によれば、オキソニア(15〜40重量%の過酸化水素、7〜13重量%の酢酸、および5〜10重量%のPAAを含有する混合物)を使用することもできる。しかしながら、さらにこれらの公報によれば、この殺菌剤をまず活性化した後、複数の乾燥ステーションを用いて除去することが必要となる。
米国特許出願公開第2010/0196197号明細書には、希釈PAA溶液の真の蒸気(浮遊液体粒子を含む霧とは対照的なものとして)を用いて表面を滅菌することが開示されている。しかしながら、この公報によれば、この蒸気は、約80〜約120℃の温度で接触時間を約15〜40分間として使用するものである。PETのガラス転移温度は約75℃であるため、これより高温ではPETボトルが変形する可能性があることに注意しなければならない。さらに、このような長い接触時間では、多数のボトルを急速滅菌することはできない。
したがって、滅菌剤としてPAAを用いてPETボトルを急速滅菌する方法が開発されれば望ましい。
本発明は、約57〜約75℃において少なくとも約3500ppmの濃度で過酢酸を含有する蒸気により表面を処理する工程を含む、表面滅菌方法に関する。
この方法は、過酸化水素開始剤の非存在下で実施されるのが好ましく、特にポリエチレンテレフタレートボトルの滅菌に適している。
本発明は、約57〜約75℃において少なくとも約3500ppmの濃度である過酢酸を含有する蒸気により表面を処理する工程を含む、表面滅菌方法に関する。
蒸気という用語は、本明細書で使用する際、過酢酸が実質的に完全に気体である状態を意味するものとする。これは霧(mist)や濃霧(fog)とは対照を成し、霧や濃霧は空気中に浮遊している液滴をかなりの割合で含む
過酢酸は、典型的には、酢酸、過酸化水素、および過酢酸の含水平衡混合物の形で使用され、これらの成分の重量比はおよそ35:10:15である。この組成物は、鉱酸触媒(硫酸、硝酸、またはリン酸)、界面活性剤(アニオン性ラウリレート、ソルビタン、およびこれらそれぞれのエステル、即ちポリエチレンソルビタンモノラウリレート等)、および混合過酸溶液を形成する短鎖(C−C12)脂肪酸エステル等の他の成分と同様に、典型的には、ホスホン酸またはホスホン酸塩等の安定剤、即ちデイクエスト(Dequest、登録商標)2010、またはジピコリン酸等の金属イオン封鎖剤をさらに含有していてもよい。
本発明の方法は、過酸化水素活性剤(紫外線等)の非存在下で実施されるのが好ましい。このような活性剤が使用された場合、蒸気相のPAAの活性が低下することが偶然判明しためである。
ペルオキシ酢酸は、加熱ガス流に導入される前に、少なくとも約3,500百万分率(ppm)の濃度まで水を加えて希釈されることが好ましい。PAAの濃度は、より高い濃度であってもよいが、処理表面上に残る可能性がある過酸化物または酢酸の残留物の量を減らすため、好ましくは約10,000ppm未満、より好ましくは約8,000ppm未満である。最も好ましいのは、PAAが約3,750〜4,250ppmの濃度まで希釈されることである。
加熱ガス流は、典型的には無菌の空気であるが、窒素、CO、または不活性希ガスキャリア等の他のガスを使用してもよい。このガス流は、典型的には少なくとも約300℃の温度まで、好ましくは最低温度が約250℃となるまで加熱され、使用に際して十分に冷却できるのであれば350℃を超えていてもよい。熱風は、周囲温度の滅菌溶液を添加して急速気化させることにより、所望の温度まで冷却される。確実に過酢酸を蒸気の状態で使用するために、PAA溶液は、加熱ガス流に対して、加熱ガス流の飽和度が確実に100%未満となるような割合で添加されるのが好ましい。好ましくは、PAAは、加熱ガス流の飽和度が約75〜約85%となるような割合で添加される。飽和度を約80%にするには、気流流量が約30リットル/分の加熱ガス流に対して、PAA溶液をおよそ5ml/分(約1滴/秒に相当)の割合で添加すればよい。
蒸気相のPAA気流の温度は、約57〜約75℃まで低下し、その後ガス流は、懸念される汚染物質を殺菌するのに十分な時間の間、被滅菌物に接触する。この時間は、使用する過酢酸蒸気の濃度、被滅菌物の表面の性質、滅菌される特定の汚染物質、滅菌される汚染物質の濃度等の変数によって異なる。しかしながら、接触時間が5秒程度と少なくても、試験表面を効果的に滅菌するのに十分であることが判明している。
本発明の方法は、PET製のボトルやその他の容器の滅菌に特に適している。しかしながら、金属、ガラス、プラスチック、ポリマー、およびエラストマーをはじめとする多種多様なその他の物質を、本発明の方法を用いて滅菌してもよい。
本願の方法は、典型的には液体の過酢酸で防除されるバクテリアで汚染された物質を滅菌するのに用いることができる。これらに含まれるものとして、バクテリア、真菌、およびウイルスのより典型的な種属、ならびに多くの場合PAAで防除される原生動物、例えば(但し、これらに限定されるものではないが)、スタフィロコッカス(Staphylococcus)、エンテロコッカス(Enterococcus)、サルモネラ(Salmonella)、キャンピロバクター(Campylobacter)、シュードモナス(Pseudomonas)、カンジダ(Candida)、リゾプス(Rhizopus)、ムコール(Mucor)、インフルエンザ(Influenza)等だけではなく、バチルス(Bacillus)属のバクテリアおよび芽胞(ボツリヌス菌(C.botulinum)等のより病原性が高い種(型)の代用として、バチルス・チューリンゲンシス(B.thuringiensis)およびバチルス・アトロフェーアス(B.atrophaeus)を用いる)がある。
以下の実施例を提示して本発明の方法をさらに詳しく説明するが、いかなる形であっても本発明の範囲を限定することを意図するものではない。
実施例1
蒸発装置の作製
様々な温度および濃度における蒸気滅菌剤を調製するために、以下の蒸発装置が作製された。直径1/2インチのステンレス鋼管は、100psigの圧縮空気供給機に接続された。管は、(気流を調整するための)ステンレス鋼製ニードル弁に接続され、この弁は、キング・モデル7910シリーズ ガラス管ロータメータ(0−40標準リットル/分)風量計に接続された。風量計は、(過酢酸溶液の沸点を優に上回る)300°Fまで空気を加熱する機能を備えた電熱器に接続され、この電熱器は、蒸発ボックスに接続された。これは、ステンレス鋼製容器であり、過酢酸溶液の導入および蒸発を観察するためのガラス窓を上部に有する。蒸発ボックスは、熱損失を最小限にするために5つの面で断熱された。蒸発ボックスの底部は、バイオメガ・リサーチ・プロダクツ社の実験用加熱板の上に設置された。この加熱板は、PAA溶液の沸点を優に上回る温度まで蒸発ボックスの底部を加熱することが可能である。
ステンレス鋼製1/2インチ空気管の別の分岐管は、装置内で試験される様々なPAA水溶液またはその他の滅菌溶液を入れた目盛り付きシリンダーを加圧するのに使用された。目盛り付きシリンダーは、管を通る溶液の流れを調整するニードル弁を有するステンレス鋼製1/4インチ管に接続された。この管は、蒸発ボックスの上部に接続され、それにより管から流れ出る滅菌溶液の液滴が蒸発ボックスの加熱された底部に直接落ちるようになり、十分な熱が加えられるため、溶液はフラッシュ蒸発して熱気流になる。プラチナ製熱電対線(熱蒸気流の温度を測定し調整するのに使用される)が挿入された断熱ステンレス鋼製1/2インチ管は、滅菌蒸気流を試験装置へ送る吹き出し口として機能した。
以下に記載する試験の間、熱風の気流流量は、キング・ロータメータを調節することで30リットル/分に設定され、ニードル弁は、試験溶液が5mL/分(およそ1滴/秒)の流量で供給されるように調節され、飽和度が約80%の熱蒸気流が生成された。電熱器の温度は、空気を300°Fまで熱するように設定され、加熱板の温度は、放出される蒸気流が指定された所望の温度に達するまで調整された。
使用されたPAAと水の希釈混合物の濃度は、pH変曲点の電位差滴定評価を採用しているメトローム814USBサンプルプロセッサーを用いて測定され、構成液中のPAA含有量の測定に使用された。
容器の滅菌における蒸気相PAAの試験
飲料用ボトル中のバチルス・アトロフェーアスATCC9372に対する過酢酸蒸気(約60℃、約5および10秒間)の有効性評価
上記の蒸発装置は、B.アトロフェーアスATCC9372(飲料加工の検認試験において滅菌試験生物として通常用いられる芽胞形成バクテリア)の芽胞に対する過酢酸(PAA)蒸気の有効性評価に使用された。PET水ボトルの底面は、調製バチルス・アトロフェーアス芽胞懸濁液を10芽胞/ボトルとなるように接種された。接種して乾燥したボトルは、クラリティー(Clarity、登録商標)過酢酸(FMC社製)を適当に希釈して製造された様々な濃度のPAA溶液の蒸気に、約60℃で5および10秒間曝され、蒸気の放出時に5秒間の紫外線(過酸化水素活性剤)による処理が有りの場合と無しの場合が行われた。ボトルが計数され、好気性プレートカウント(「APC」)培地上に接種された。残りの培養液は、増殖確認のために以下に詳述するように培養された。
接種材料の調整
調製B.アトロフェーアス芽胞懸濁液は、プレスク・アイル・カルチャーズより購入した。溶液は、40%エタノールを含有し、試験時まで実験用冷蔵庫に保管された。懸濁液は、1.3x1010コロニー形成単位(CFU)/mLの芽胞を含有していた。希釈液が40%エタノールにより各試験用に調整され、PAAが4,300ppmの試験では約1x10芽胞/mL(目標値1x10芽胞/ボトル)の芽胞を含有し、2014ppmおよび7947ppmの試験では約1x10芽胞/mL(目標値1x10芽胞/ボトル)の芽胞を含有し、試験における接種材料とされた。
ボトル担体の調整
市販のPET水ボトル(0.5L.)は、内面を殺菌するため、空にされて無水エタノールでリンスされ、生物学的安全キャビネット内で一晩乾かされた。次に、ボトルは、10μLの適切な接種材料を内側の底面上に作業培地とともに接種された。その後、ボトルは生物学的安全キャビネット内で乾燥するまで一晩乾かされた。接種済みのボトルは、調整から1週間以内に試験に用いられた。
試験方法
接種済みのボトルは、蒸発装置に隣接したドラフトチャンバ内にある蒸気輸送管の末端上に設置され、ラボタイマーによる時間測定で約5および10秒間の間、蒸気に曝された。蒸気輸送管から取り外された後すぐに、レセーン+0.5%チオ硫酸ナトリウムを含有する50mLの中和培養液が無菌法にてボトルに注がれた。側面上で液化したすべての蒸気が中和剤と確実に混合するように、ボトルは蓋をされて振られた。続いて、ボトルは5分間ソニケートされ、ボルテックスで30秒間攪拌された後、バターフィールド緩衝液で希釈され、APC培地上に接種された。中和培養液入りのすべての試験ボトル、およびすべてのプレートは、予備測定前に35±2℃で約24時間培養され、最終測定のためにさらに数日〜2週間培養された。試験は1回だけ行われた。接種材料の対照群については、接種済みで未処理のボトルを上記のように計数して、2回実施された。培養が終了次第、ボトルは濁度により増殖を評価された。この試験の結果を以下の表1および2にまとめる。
Figure 2014508579
Figure 2014508579
上記の結果は、紫外線なしの状態で少なくとも4,300ppmの濃度のPAAを用いることで実質的に完全に滅菌されることが観察されたことを示している。紫外線が過酸化水素の活性剤として知られていることを考えると、これらの結果は驚くべきものである。
実施例2
残留試験
実施例1で説明した蒸発装置を用いて試験が行われ、滅菌されたボトルの表面上に残留した過酸化水素の量が測定された。PETボトル(0.5L.)は、空にされ、純水で3回リンスされた後、約4,000および14,000ppmの濃度のPAA蒸気に5秒間曝された。この処理の後、ボトルは純水で満たされ、水は低レベルの過酸化水素についてラモットHP−40滴定キットを用いて試験された。蒸気中に放出されたPAAの量についても試験が行われた。このために、高範囲PAA試験紙は予め純水で湿らされ、接種されていない代表ボトルに設置された。ボトルは蒸気に曝され、試験紙は蒸気中に存在するPAAを示す色の変化について評価された。これらの試験の結果を以下の表3および4にまとめる。
Figure 2014508579
Figure 2014508579
上記の結果は、本発明の処理により、過剰量の過酸化水素を残留させることなく効果的にPETボトルを滅菌できることを示している。
実施例3
蒸気相のPAA濃度が2000、3000、および4000ppmの時のバチルス・サブティリスの防除評価
実施例1で説明した装置および方法を用い、クラリティー(登録商標)過酢酸を純水で下記のように希釈して、PAA濃度が2000ppm、3000ppm、および4000ppmであるPAA溶液の蒸気が調整された。この試験は、接種済みボトルをPAA蒸気に約60℃で5秒間曝し、5秒間の紫外線処理が有る場合と無い場合の処理に関するものだった。
接種材料の調整
調製B.サブティリス19659芽胞懸濁液は、プレスク・アイル・カルチャーズより購入した。溶液は、40%エタノールを含有し、試験時まで冷蔵庫に保管された。懸濁液は、1.6x1010CFU/mLの芽胞を含有していた。希釈液が40%エタノールにより各試験用に調整され、約1x10芽胞/mL(目標値1x10芽胞/ボトル)となるようにして、試験における接種材料とされた。
ボトル担体の調整
市販のPET水ボトル(0.5L)は、空にされ、10μLの適切な接種材料を内側の底面上に作業培地とともに接種された。その後、ボトルは一晩乾かされた。
殺生物剤の調整
クラリティー(登録商標)過酢酸(FMC社製)は、自動滴定装置を用いて滴定され、初期濃度が測定された。この初期濃度は、PAAの純水溶液のための希釈液を決定し、調整するのに用いられた。11.85gのクラリティー(登録商標)過酢酸と1Lの水から2000ppmの溶液を、17.77gのクラリティー(登録商標)過酢酸と1Lの純水から3000ppmの溶液を、そして23.70gのクラリティー(登録商標)過酢酸と1Lの純水から4000ppmの溶液を得ることで、分取した殺生物剤が調整された。各溶液のうち少量は自動滴定装置での滴定用に取り置かれ、残りは蒸発装置のシリンダーに注がれた。この滴定の結果を表5に示す。
Figure 2014508579
試験方法
実施例1で説明した装置および方法を用い、接種済みのボトルはPAA溶液の蒸気で処理された。蒸気輸送管から取り外された後すぐに、ボトルは5秒間保持されるか、または紫外線で5秒間処理された。この工程の後すぐに、レセーン+0.5%チオ硫酸ナトリウムを含有する50mLの中和培養液が無菌法にてボトルに注がれた。側面上で液化した蒸気が中和剤と確実に混合するように、ボトルは蓋をされて振られた。続いて、ボトルは5分間ソニケートされ、ボルテックスで30秒間攪拌された後、バターフィールド緩衝液で希釈され、APC培地上に接種された。中和培養液入りのすべての試験ボトル、およびすべてのプレートは、予備測定前に35±2℃で約24〜72時間培養され、最終測定のためにさらに数日〜2週間培養された。試験は2回行われた。接種材料の対照群についても、接種済みで未処理のボトルを上記のように計数して、2回実施された。培養が終了次第、ボトルは濁度により増殖を評価された。
計算
Log10減少=平均Log10(対照群)−Log10(試験試料)
この試験の結果を以下の表6に示す。
Figure 2014508579
上記の結果は、紫外線なしの状態で濃度4000ppmのPAA蒸気を用いた場合に、完全な防除が観察されたことを示している。低濃度のPAAで処理した場合は、実質的により不十分な防除が観察された。
実施例4
5秒間処理した飲料用ボトルにおけるバチルス・サブティリスATCC19659に対し、約50、55、および60℃において、4000ppmのPAAと比較した35%過酸化水素蒸気の有効性評価
実施例1で説明した装置および方法を使用し(但し、以下の記載を除く)、B.サブティリス19659の芽胞を用いて、50、55、および60℃で5秒間暴露させた飲料用PETボトルにおいて、4000ppmの蒸気相過酢酸(PAA)と比較した濃縮(約35%)蒸気相過酸化水素の有効性を評価した
接種材料の調整
調製B.サブティリス19659芽胞懸濁液は、プレスク・アイル・カルチャーズより購入した。溶液は、40%エタノールを含有し、1.6x1010CFU/mLの芽胞を含んでいた。約1x10芽胞/mLとなるように1:100希釈液が40%エタノールにより調整され、本実施例の作業接種材料とされた。
ボトル担体の調整
この試験では、市販の飲料用PETボトル(0.5L)が使用された。ボトルは、1.6x10芽胞/ボトルとなるように、10μLの芽胞接種材料を内側の底面上に作業培地とともに接種された。その後、ボトルは生物学的安全キャビネット内で一晩乾かされた。ボトルは、試験前に乾燥しているのが観察された。
殺生物剤の調整
ヴィゴロックス(VigorOx、登録商標)SP−15過酢酸(FMC社製)は、自動滴定装置を用いて滴定され、初期濃度は15.2929%であると測定された。この初期濃度は、4000ppmのPAA純水溶液のための希釈液を決定し、調整するのに用いられた。比較として、デュロックス(Durox、登録商標)過酸化水素(過酸化水素35.7%を含有、FMC社製)の試料ボトルが用いられた。
試験方法
実施例1で説明した蒸発装置を用いて、指定温度の製剤が調整された。接種済みのボトルは、蒸気輸送管の末端上に設置され、ラボタイマーによる時間測定で約5秒間の間、蒸気に曝された。蒸気輸送管から取り外された後すぐに、レセーン+0.5%チオ硫酸ナトリウムを含有する50mLの中和培養液が無菌法にてボトルに注がれた。次に、分取した100uLずつのカタラーゼ(ワージントン・バイオケミカル、85.583部/mgPおよび0.48mgP/mL)が、すべての残留過酸化水素を中和するために各ボトルに添加された。側面上で液化したすべての蒸気が中和剤と確実に混合するように、ボトルは蓋をされて振られた。ボトルは5分間ソニケートされ、ボルテックスで30秒間攪拌された後、バターフィールド緩衝液で希釈され、APCペトリフィルム培地上に接種された。中和培養液入りのすべての試験ボトル、およびすべてのプレートは、35±2℃で約72時間培養された後、培養器から取り出され、さらに24時間室温に置かれた後、計数された。試験は2回行われた。接種材料の対照群についても、接種済みで未処理のボトルを上記のように計数して、2回実施された。
計算
Log10減少=平均Log10(対照群)−Log10(試験試料)
この試験の結果を以下の表7にまとめる。
Figure 2014508579
上記の結果は、本発明の方法によりPETボトルが実質的に完全に滅菌され、このような温度では過酸化水素を使用しても比較的効果がないことを示している。

Claims (10)

  1. 約57〜約75℃において少なくとも約3500ppmの濃度で過酢酸を含有する蒸気により表面を処理する工程を含む、
    表面滅菌方法。
  2. 前記表面がプラスチックで構成されている、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記表面がポリエチレンテレフタレートである、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記処理が過酸化水素開始剤の非存在下で実施される、
    請求項1に記載の方法。
  5. 過酢酸の濃度が少なくとも約3750ppmである、
    請求項1に記載の方法。
  6. 過酢酸の濃度が約3750〜約10,000ppmである、
    請求項1に記載の方法。
  7. 過酢酸の濃度が約3750〜約4250ppmである、
    請求項6に記載の方法。
  8. 蒸気の飽和度が100%未満である、
    請求項1に記載の方法。
  9. 蒸気の飽和度が約85%未満である、
    請求項8に記載の方法。
  10. 蒸気の飽和度が約75〜約85%である、
    請求項9に記載の方法。
JP2013550563A 2011-01-20 2012-01-18 飲食物容器の過酢酸蒸気滅菌 Expired - Fee Related JP6005662B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201161434515P 2011-01-20 2011-01-20
US61/434,515 2011-01-20
PCT/US2012/021720 WO2012099959A2 (en) 2011-01-20 2012-01-18 Peracetic acid vapor sterilization of food and beverage containers

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014508579A true JP2014508579A (ja) 2014-04-10
JP6005662B2 JP6005662B2 (ja) 2016-10-12

Family

ID=46516345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013550563A Expired - Fee Related JP6005662B2 (ja) 2011-01-20 2012-01-18 飲食物容器の過酢酸蒸気滅菌

Country Status (14)

Country Link
US (1) US8454890B2 (ja)
EP (1) EP2665496B1 (ja)
JP (1) JP6005662B2 (ja)
KR (1) KR101971743B1 (ja)
CN (2) CN108516154B (ja)
AU (2) AU2012207342A1 (ja)
BR (1) BR112013016896A2 (ja)
CA (1) CA2823217C (ja)
DK (1) DK2665496T3 (ja)
ES (1) ES2762448T3 (ja)
HR (1) HRP20192335T1 (ja)
PL (1) PL2665496T3 (ja)
RU (1) RU2013129819A (ja)
WO (1) WO2012099959A2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020020778A (ja) * 2018-06-05 2020-02-06 クロネス アーゲー 過酢酸および過酸化水素含有殺菌剤中の過酢酸濃度を測定する方法および測定装置
WO2020202920A1 (ja) * 2019-04-04 2020-10-08 ニッタ株式会社 除染装置及びシステム
WO2022071603A1 (ja) * 2020-10-02 2022-04-07 ニッタ株式会社 除染方法

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8889081B2 (en) 2009-10-15 2014-11-18 Medivators Inc. Room fogging disinfection system
JP2013512080A (ja) 2009-12-03 2013-04-11 ミンテック コーポレーション 医療装置を噴霧によって浄化する容器及びシステム
WO2012173756A1 (en) 2011-05-27 2012-12-20 Minntech Corporation Decontamination system including environmental control using a decontaminating substance
US9050384B2 (en) 2013-04-03 2015-06-09 Austin Grant Inc. Means of applying peracetic acid to achieve enhanced microbial effect
US10463754B2 (en) 2014-04-28 2019-11-05 American Sterilizer Company Process for decontaminating or sterilizing an article
US20150305344A1 (en) * 2014-04-28 2015-10-29 American Sterilizer Company Decontamination or sterilization process
US10869479B2 (en) 2014-04-28 2020-12-22 American Sterilizer Company Wipe for killing spores
TN2019000123A1 (en) 2016-10-18 2020-10-05 Peroxychem Llc Soil treatment
WO2018232275A2 (en) 2017-06-15 2018-12-20 Peroxychem Llc Antimicrobial treatment of animal carcasses and food products
WO2019099973A2 (en) 2017-11-20 2019-05-23 Peroxychem Llc Disinfection method for water and wastewater
EP3752089A4 (en) * 2018-02-12 2021-12-01 Medivators Inc. PERACETIC ACID STEAM STERILIZATION SYSTEM
MX2020008501A (es) 2018-02-14 2020-09-25 Evonik Operations Gmbh Tratamiento de agua que contiene cianotoxinas.
BR112020024376A2 (pt) 2018-05-31 2021-03-02 Peroxychem Llc composições e métodos esporicidas
WO2019246512A1 (en) * 2018-06-22 2019-12-26 Peroxychem Llc Sterilization method

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003525643A (ja) * 1997-12-12 2003-09-02 テトラ パック プラスティックス リミティド 殺菌流体の活性化のための連続処理方法
JP2005505359A (ja) * 2001-10-05 2005-02-24 ステリス インコーポレイテッド プリオンに感染した物質で汚染された表面のガス状の酸化剤を用いた除染

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0456134A2 (en) * 1990-05-11 1991-11-13 Abtox, Inc. Sterilizing with peracid and plasma
CN2070629U (zh) * 1990-07-11 1991-02-06 王宝城 筷子消毒器
US5645796A (en) * 1990-08-31 1997-07-08 Abtox, Inc. Process for plasma sterilizing with pulsed antimicrobial agent treatment
US6036918A (en) * 1993-03-17 2000-03-14 Enviro Medical Systems, Inc. Vapor sterilization
US6536188B1 (en) 1999-02-02 2003-03-25 Steuben Foods, Inc. Method and apparatus for aseptic packaging
CN2375308Y (zh) * 1999-05-14 2000-04-26 山东正大福瑞达制药有限公司 一种过氧乙酸灭菌器
US20020085971A1 (en) * 2001-01-03 2002-07-04 Raniwala Subodh K. Bottle sterilizing system and method
US7186374B2 (en) 2001-02-16 2007-03-06 Steris Inc. Vapor phase decontamination of containers
JP4010144B2 (ja) * 2001-12-14 2007-11-21 東洋製罐株式会社 容器の殺菌・洗浄方法及びそれに用いる殺菌・洗浄用噴射ノズル
EP1374679A3 (en) * 2002-06-21 2004-01-21 Nippon Peroxide Co., Ltd. Sterilizing composition and method for sterilizing using the same
JP2004313780A (ja) * 2003-03-31 2004-11-11 Permelec Electrode Ltd 過酢酸の電解合成方法及び殺菌洗浄方法及び装置
US7012154B2 (en) * 2004-07-28 2006-03-14 Peragen Systems, Llc Continuous process for on-site and on-demand production of aqueous peracteic acid
AU2005283478B8 (en) * 2004-09-14 2010-04-08 Toyo Seikan Kaisha, Ltd. Method and apparatus for sterilization and filling of cup type containers
FR2917624B1 (fr) * 2007-06-19 2010-01-01 Serac Group Procede de traitement aseptique de recipients par un produit desinfectant avec traitement thermique prealable et installation correspondante
JP5006265B2 (ja) * 2008-06-06 2012-08-22 アサヒ飲料株式会社 滅菌装置
CA2749855C (en) * 2009-02-02 2017-01-03 Fmc Corporation Sterilization method

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003525643A (ja) * 1997-12-12 2003-09-02 テトラ パック プラスティックス リミティド 殺菌流体の活性化のための連続処理方法
JP2005505359A (ja) * 2001-10-05 2005-02-24 ステリス インコーポレイテッド プリオンに感染した物質で汚染された表面のガス状の酸化剤を用いた除染

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020020778A (ja) * 2018-06-05 2020-02-06 クロネス アーゲー 過酢酸および過酸化水素含有殺菌剤中の過酢酸濃度を測定する方法および測定装置
JP7300311B2 (ja) 2018-06-05 2023-06-29 クロネス アーゲー 過酢酸および過酸化水素含有殺菌剤中の過酢酸濃度を測定する方法および測定装置
WO2020202920A1 (ja) * 2019-04-04 2020-10-08 ニッタ株式会社 除染装置及びシステム
JP6811910B1 (ja) * 2019-04-04 2021-01-13 ニッタ株式会社 除染装置及びシステム
WO2022071603A1 (ja) * 2020-10-02 2022-04-07 ニッタ株式会社 除染方法
JP7087211B1 (ja) * 2020-10-02 2022-06-20 ニッタ株式会社 除染方法

Also Published As

Publication number Publication date
CA2823217A1 (en) 2012-07-26
HRP20192335T1 (hr) 2020-03-20
ES2762448T3 (es) 2020-05-25
CN108516154B (zh) 2021-04-13
KR20140005190A (ko) 2014-01-14
RU2013129819A (ru) 2015-01-10
CN108516154A (zh) 2018-09-11
DK2665496T3 (da) 2020-01-02
AU2016202043B2 (en) 2017-02-16
EP2665496A4 (en) 2014-08-06
AU2012207342A1 (en) 2013-07-18
PL2665496T3 (pl) 2020-05-18
US20120189494A1 (en) 2012-07-26
EP2665496A2 (en) 2013-11-27
WO2012099959A3 (en) 2012-09-27
AU2016202043A1 (en) 2016-04-28
US8454890B2 (en) 2013-06-04
CA2823217C (en) 2019-07-30
JP6005662B2 (ja) 2016-10-12
CN103298491A (zh) 2013-09-11
WO2012099959A2 (en) 2012-07-26
KR101971743B1 (ko) 2019-04-23
BR112013016896A2 (pt) 2016-09-20
EP2665496B1 (en) 2019-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6005662B2 (ja) 飲食物容器の過酢酸蒸気滅菌
US9849203B2 (en) Sterilization method
DK2825212T3 (en) Improved method of sterilization
JP2013537433A (ja) プラズマ生成ガス滅菌法
US7988910B2 (en) Method of disinfecting and wetting the interior of a building
AU2015264881B2 (en) Improved Sterilization Method
WO2017065233A1 (ja) 殺菌方法
CA3224413A1 (en) Methods for preserving plant matter
Sandle Variations in the resistance of biological indicators used to assess sterilization
JP2017074374A (ja) 殺菌装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151222

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160322

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160421

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160520

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160907

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6005662

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees